2016年03月21日

比較2016’ おすすめ加湿空気清浄機29機の性能と選び方:花粉・PM2.5対策【2015 シャープ・ダイキン・パナソニック・ブルーエア・日立・象印・バルミューダ・デザイン】(Aircleaner-1)

今回レビューする製品:2016年3月 加湿空気清浄機のおすすめ29機種の性能と選び方(タバコ臭・花粉・PM2.5対策最強モデル) PM2.5 タバコ臭 花粉対策:電気代・静音性・掃除のしやすさの比較:シャープ KC-F40 KC-F50 KC-F70 KI-FX55 KI-FX75 KI-FX100 ダイキンTCK55R-W TCK55R-R MCK70S-W MCK40S-W MCK55S-W Panasonic F-VXL40F-VXL55 F-VXK70-W F-VXL90 機種の違いとランキング

今回のお題
花粉・PM2.5の除去力が高く、手入れもしやすい加湿空気清浄機おすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2016年の花粉シーズン最新モデル(2015年秋冬モデル)となる加湿空気清浄機比較をしたいと思います。

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 さて、空気清浄機ですが、大きく区分して、加湿空気清浄機空気清浄機との2つにわけられます。

 加湿空気清浄機は、加湿できるタイプの機種です。湿度が保てるため、インフルエンザ対策になる点や、汚染物質を水分に吸着させて落とせるので、花粉・タバコ臭だけでなくPM2.5対策になるという点で人気です。また、空気清浄フィルターが10年保つなど、耐久性(ランニングコスト)が高い機種が多いです。

 空気清浄機は、加湿機能がないタイプの機種です。その分、小型でコンパクトな機種が多いです。また、総じて風量が強いため、短時間で花粉やタバコ臭が吸塵できるという特長があります。とくに、ブルーエア社バルミューダ社の「エアエンジン」シリーズなどは、最高水準の高性能フィルターを搭載します。その点で花粉対策にはより効果的と言えます。

 この区分をふまえて、この「モノマニア」ブログでは、空気清浄機・加湿空気清浄機・加湿機を分けて記事を書いていきます。

1・加湿空気清浄機の比較→この記事!
2・空気清浄機の比較
3・加湿機の比較

 今回の記事は上記1番の記事です。シャープダイキンパナソニックという主要3社加湿空気清浄機をレビューします。

 次回の記事では、主要3社のほか、ブルーエアバルミューダ日立・象印単機能空気清浄機をレビューします。

 加湿機を持っている方などもおられるでしょうから、どの記事から読み始めても分かるように書きました。

 なお、「モノマニア」では、計29機種の製品を紹介します。そのため、お時間のない方は、【こちら】だけお読みください。5機種に絞って、価格別・目的別のAtlasのおすすめ機種!を結論的に提案しています。

今回の比較基準について

 さて、今回の加湿空気清浄機を紹介するにあたって、比較基準にしたいのと考えているのは、次の5点です。

 第1に、花粉・PM2.5など「ほこり」の除去性能です。

 空気清浄機として最も重要なのは、フィルターの性能と、取り込むためのファンの風量です。そこで今回は、PM2.5などの集塵と脱臭に高度に対応しているかどうかを重要な比較基準にします。

 第2に、タバコや料理などの「ニオイ」の除去性能です。

 ニオイの原因になる微粒子は、花粉などよりも細かい場合が多いです。そのため、効果的に除去するためには専用のフィルターが必要です。こうした点で性能の良いものが採用されているか?を比較基準にします。

 第3に、センサーの性能です。

 空気清浄機は、常時運転していると電気代もかかるし、騒音もします。そのため、ニオイやホコリを感知したときだけ自動運転するようなセンサー性能が重要です。この点で、高度なセンサーを搭載しているかどうかに注目します。

 第4に、静音性です。

 空気清浄機は、ファンで空気を吸い込み送風するという構造上、動作音があります。エアコンや暖房が付いているような動作音がある環境では気にならない一方、睡眠時に気になるひとがいるようです。そのため、騒音の大きな機種については、特別な注意を払います。

 第5に、掃除のしやすさです。

 「加湿空気清浄機」の加湿器の部分は、(加湿機として使わない場合を除き)1ヶ月に1回は丸洗いが必要です。しかし、水の汚れを減らす仕組みがある機種がある一方、お手入れが面倒な機種があります。こうした点をふまえて、水の汚れを防止し、掃除の頻度を少なくさせる工夫のある機種を高評価したいと思います。

 というわけで、今回は、こうした基準に合致する空気清浄機を探してみたいと思います。

 なお、以下ではいつものように、オススメできるポイントは赤字で、イマイチな部分は青字で書いていきます。

シャープの空気清浄機

 はじめにシャープの空気清浄機を紹介します。

 シャープは大きく分けて2種類の加湿空気清浄機を発売しています。はじめに全モデルに共通する機能を紹介しておきます。

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 はじめに空気清浄のフィルターです。こちらは最も重要な部分でしょう。

 ホコリについては、シャープの場合、静電HEPAフィルターをいうものを採用します。

 「HEPA」というのは、除去率が99.97%以上のフィルターの製品が名乗れるJIS(日本標準)規格のことです。中国大陸からのPM2.5は、花粉より小さな微粒子です。HEPAフィルターはこういった微粒子の多くを捕捉できる性能を表す基準の1つです。ハウスダストや花粉など多くの「ほこり」が集塵できます。

 HEPAフィルターを装備する点で、この点で、シャープの空気清浄機の基本性能は高いです。しかし、HEPAフィルターは高性能なのですが、目が詰まりやすいという欠点があります。シャープは10年間交換不要のフィルターですが、長期間使うごとに集塵力は落ちていきます。

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 ニオイについては、HEPAフィルターでは対処ができないため、「ガスもとーる脱臭フィルター」が付属します。こちらは、活性炭のほか、無機吸着剤人工酵素科学吸着剤を使って吸着させる四段の方式をとります。そのため、ニオイの吸塵についても、シャープは優秀と言えます。

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 風量については、シャープは他社に比べると全体的に風量が弱いです。図のように、2つの気流を使って部屋の隅々までホコリを集塵できます。しかし、集塵にかかる時間はやや長めです。とくに加湿運転時の風量は弱いです。

 シャープの場合、プラズマクラスターイオン放出装置がこの欠点を補っています。

 プラズマクラスターというのは、いわゆる「マイナスイオン」です。マイナスイオン自体には、脱臭効果やウイルス殺菌効果はありません。しかし、部屋の壁などの静電気を除去することが可能なため、空気清浄機本体のホコリの吸塵効果を高めることができます。

 つづいて、本体のお手入れ(掃除)についてです。

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 シャープの場合、フィルター部分については掃除機で軽くほこりを取るだけになります。他社に較べても非常に簡単と言えます。

 ただし、加湿機部分についてはこまめの手入れが必要です。頻度としては1ヶ月に1度は、加湿フィルターとトレーを取り出して、水道でゆすがないといけません。これを怠ると吹き出し口からカビ臭してきます。 

 シャープの加湿器の構造は、トレーの水受けからプラスチック繊維の「じゃばら」でできている回転フィルターに水を吸い上げ、空気中に水分を放出させるという仕組みです。

 「じゃばら」は汚れるので、フィルターわくを外して、洗面器などで浸し、定期的に水洗いする必要があります。シャープのジャバラは他社製と違って押し洗いできず、すすぎ洗いしかできませ。そのため、カビのニオイがどうしても残ることが他社に較べて多いです。これはシャープの加湿空気清浄機のマイナスポイントです。

 Ag+イオンカートリッジ FZ-AG01K1
  ¥775 Amazon.co.jp 在庫あり (12/19日執筆時)

 一方、水のニオイを抑制するために、銀イオン(Ag+)で、水のヌメリを抑制する機能を付けています。ただこの部分は消耗品であり、1年で交換になります。


 さて、ここからは、シャープの空気清浄機6種類について、個別の特長を見ていきます。

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 1・シャープ 加湿空気清浄機 ホワイト KC-D40-W  【2014年】
  ¥14,000 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)
 1・シャープ 加湿空気清浄機 ホワイト KC-E40-W  【2015年】
  ¥15,720 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)
 1・シャープ 加湿空気清浄機 ホワイト KC-F40-W 【2016年】
  ¥28,000 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 〜7畳/洋室 〜11畳
 加湿量: 最大400mL/h
 最大風量:最大2.7m3/分
 静音性:強:36dB 静音:19dB
 サイズ:幅399×奥行230×高さ613

 除菌性能:プラズマクラスター7000
 センサー :ニオイセンサー・
温湿度センサー
 フィルタ寿命:5年間

 こちらは、最も安い価格で売っている小型機種のKC-E40です。対応する面積は、洋室で11畳、木造で7畳ほどです。小さな部屋用と言える機種ですね。なお、過去3年分の機種が併売中ですが、どのモデルも基本性能は同じです。そのため旧機種がお買得です。

 なお、この機種は「入門機」のため、上で紹介した機能の一部が省略されます。

 第1に、フィルターです。格安モデルのこの機種に限っては、HEPA規格の高性能フィルターを搭載していませんまたフィルター寿命も5年と半分です。これらは、かなりのマイナスポイントです。

 第2に、加湿機能です。上位機種と異なり、湿度の表示がデジタル表示ではなく、3段階の数字しか出ません

 第3に、センサーです。この機種は、「ほこりセンサー」を搭載しないため、自動運転の時、花粉などの粒状物質(ほこり)には反応しません。一方、「ニオイセンサー」は搭載します。ニオイセンサーは、「タバコ・線香・料理のニオイ・化粧品・アルコール・スプレー類などのニオイ」などに反応し、空気清浄機を自動運転させる機能になります。

 以上3点で、ここから紹介していく上位機種と異なり点は、選ぶ際に注意が必要です。


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 2・シャープ 加湿空気清浄機 KC-D50-W【2014年】
 2・シャープ 加湿空気清浄機 KC-D50-B【2014年】
  ¥16,980 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 2・シャープ 加湿空気清浄機 ホワイト KC-E50-W 【2015年】
 2・シャープ 加湿空気清浄機
ブラック KC-E50-B【2015年】
  ¥16,800 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 3・ャープ 加湿空気清浄機 ホワイト KC-F50-W 【2016年】
 3・シャープ 加湿空気清浄機 ベージュ KC-F50-C 【2016年】
  ¥34,000 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 7畳 洋室 11畳
 加湿量: 最大450mL/h
 最大風量:最大3.0m3/分
 静音性:強:43dB 静音:24dB
 サイズ:
幅399×奥230×高さ615

 除菌性能:プラズマクラスター7000
 センサー :ニオイ・ほこり・温湿度・明るさセンサー
 フィルタ寿命
10年間

 KC-F50は、シャープの中型機です。旧製品を含めて3機種ありますが主な機能的な違いはフィルターです。旧機種KC-D50はの場合、NOXなどの有害ガスについては未対応です。工業地帯や道路の近くにお住まいの場合はKC-E50/F50のほうが、良いかもしれません。

 このグレードの機種からは、10年保つHEPAフィルターガスもとーる脱臭フィルターが搭載になります。その点で、シャープの空気清浄機を購入するならば、この機種以上のグレードが良いです。

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 センサーについても、温湿度センサニオイセンサーのほかに、「ほこりセンサー」を搭載します。ほこりセンサーは、花粉や、ハウスダストを検知して、自動運転できます。その他、部屋が暗くなると運転音を押さえられる明るさセンサーが搭載される点も、省エネ対策のためには魅力です。

 ほこりセンサーですが、高感度ほこりセンサーを採用しており、0.5μmの微小な粒子まで検知できるようになっています。PM2.5のモニタリングもできるため、室内のPM2.5の濃度が視覚的に分かります。

 こうしたセンサーを生かして、シャープの機種は、部屋の湿度や温度をモニタリングして、熱中症やウイルスの発生しやすい状況になった場合、デジタルモニタや音で注意してくれる「乾燥・低温みはり」「高温・高湿みはり」機能が装備されています。

 以上、シャープの、KC-F50の紹介でした高性能フィルターを採用しているにもかかわらず価格がとても値頃のため人気の高い機種です。1万円台の予算で考えれば、この機種が最も高機能です。

 ただ、今後紹介する他社の同サイズ機と比べた場合、風量が弱く空気清浄に時間がかかる点と、水周りのお手入れがややたいへんな点、HEPAフィルターのため、年々目詰まりする点が弱点です。


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 3・シャープ 加湿空気清浄機 KC-D70-W【2014年】
  
¥23,200  Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)
 3・シャープ 加湿空気清浄機 KC-E70-W【2015年】
  ¥22,480  Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)
 3・シャープ 加湿空気清浄機 KC-F70-W【2016年】
  ¥29,960  Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 10畳 洋室 17畳
 加湿量: 最大600mL/h
 最大風量:最大4.9m3/分
 静音性:強:47dB 静音:21dB
 サイズ:
幅420×奥242×高さ637

 除菌性能:プラズマクラスター7000
 センサー :ニオイ・ほこり・温湿度・明るさセンサー
 フィルタ寿命
10年間

  KC-F70-は、洋室なら17畳まで対応できる大型の空気清浄機です。こちらも3機種ありますが、KC-D70-WのみがNOXなどの有害ガスについては未対応になります。その他は同じです。

  大型機種ですが、本体はさほど大きくなっていません。加湿量も多くなっていますが、水タンクの量が下位機種と同じ2.5Lのため、加湿できる時間は強運転で5時間を切ってしまう機種です。このあたりが難点でしょう。

 風量は、この機種は4.9m3/分と強いため、下位機種に比べて広範囲を短時間で吸塵可能です。風量が強いと短時間で空気清浄できるので、花粉症が酷い方には、8畳間程度の部屋でも、このくらいのパワーが最低欲しいところです。

 一方、パワーが上がったため、最大騒音値は高くなっていますが、夜間に最適な静音モードの際は21デシベルと静かですので問題ないでしょう。その他の点では、下位機種と性能は同じです。


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 4・シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX55-W【2015年】
  ¥32,800 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)
 4・シャープ 加湿空気清浄機 KI-FX55-W【2016年】
  ¥39,396 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 9畳 洋室 15畳
 加湿量: 最大550mL/h
 最大風量:最大3.9m3/分
 静音性:強:44dB 静音:21dB
 サイズ:幅394×奥行270×高さ609

 除菌性能:プラズマクラスター25000
 センサー :ニオイ・ほこり・温湿度・明るさセンサー
 フィルタ寿命
10年間

 KI-EX55-Wはシャープの中型機のハイグレード版になります。洋室15畳までの対応なので、「2番」で紹介した機種と適用面積が同じ中型のモデルです。

 ここまで紹介した標準機と、こちらのハイグレード機の違いは3点です。

 第1に、風量です。サイズがコンパクトの割に風量が最大3.9m3/分と上がっており、空気清浄にかかる時間がより短くなっています。

 第2に、除菌イオンです。下位機種はプラズマクラスター7000の採用でしたが、こちらは、高濃度プラズマクラスター25000が採用されます。濃度が高いため、壁などの静電気の耐電除去だけでなく、壁やクローゼットの服に付いた付着臭の除去効果も期待できます。ただし、直接クローゼットなどに風を向けてパワフルショット運転した場合に限ります

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 第3に、清浄時間です。パワフル気流とプラズマクラスターの相乗効果で、部屋の清浄にかかる時間はより短くなっています。

 そのほか、シャープの「ココロボ」エンジンが搭載されるため、空気清浄機が「喋るのも特長です。

 以上、 KI-FX55の紹介でした。下位機種に比べて、風量が強く、プラズマクラスター25000が採用されている点が特長の機種です。ただ、価格が高い割には、機能差は標準機とさほど変わりません。価格面では、あまり魅力は無いですね。

 なお、新製品の KI-FX55-Wは、標準機にも搭載される「乾燥・低温みはり」「高温・高湿みはり」機能に加えて、雑菌の繁殖しやすい湿度・温度になった際に警告する「雑菌予測モニター」が新搭載されました。ただ、販売価格が高いため、価格が下落している従来機の方が良いと思います。


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 7・シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX75-W ホワイト【2015年】
  
¥36,800 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 7'・シャープ 加湿空気清浄機 KI-FX75-W ホワイト【2016年】
  ¥39,396 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 12.5畳 洋室 20畳
 加湿量: 最大730mL/h
 最大風量:最大6.0m3/分
 静音性:強:46dB 静音:24dB
 サイズ:幅410×奥行306×高さ643

 除菌性能:プラズマクラスター25000
 センサー :ニオイ・ほこり・温湿度・明るさセンサー
 フィルタ寿命
10年間

 KI-FX75-W は、洋室 20畳まで対応できるハイグレード版の大型機です。こちらも新製品が発売されていますが、「雑菌予測モニター」の有無のみが異なります。

 適応面積は洋室で20畳と、ここまで紹介してきた機種のなかでは最も強力で、リビング向きの機種です。基本性能は、フィルターやセンサーを含めて1つ上で紹介した機種と同一です。違いは次の2点です。

 第1に、風量です。最大6.0m3/分と、かなり強力といえる風量を持ちます。集塵スピードが速いため、花粉症対策に特に向いています。

 第2に、加湿量です。最大730mL/hとリビングでも安定して使えるサイズで、水タンクも4リットルと多いので、リビング用で予算が許せば、選択肢として考えても良い機種です。

 一方で、やはり、風量が弱い点と、水周りのお手入れに時間がかかる点HEPAフィルターがしだいに目詰まりする点など、下位機種と共通する弱点を抱える点については、注意するべきです。


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 7・シャープ 加湿空気清浄機 KI-EX100-N ゴールド【2015年】
 
 
¥52,800 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)
 7・シャープ 加湿空気清浄機 KI-FX100-N ゴールド 【2016年】
 
 
¥65,369 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 14.5畳 洋室 24畳
 加湿量: 最大850mL/h
 最大風量:最大7.8m3/分
 静音性:強:50dB 静音:24dB
 サイズ:幅410×奥行306×高さ643

 除菌性能:プラズマクラスター25000
 センサー :ニオイ・ほこり・温湿度・明るさセンサー
 フィルタ寿命
10年間

 こちらは、シャープの最上位機です。本体の形状は他の上位機と変わりません。

 風量が、最大7.8m3/分と、業界最高クラスまで高まっているのが特長です。洋室24畳まで使える仕様ですが、12畳以下のリビングでも有用です。とくに、花粉症の方は帰宅後、どれだけ短時間で花粉が落とせるかが重要なので、風量は大きければ大きいに越したことはありません

 静音性も、静音運転時の運転音も24デシベルと大型機としては優秀です。、夜間も十分に静かでしょう。

 ただ、他社の上位モデルと比べた場合も、価格が相当高い点がネックです。1度買えば10年使えるHEPAフィルター搭載の機種ですが、フィルターの目がしだいに詰まっていく性質があるため、(フィルタ交換無しでは)それほど長くは吸引力を維持できません。その点では、もう少し安い機種で良いようにも思えます。

ダイキンの空気清浄機各種

 続いて、ダイキンの加湿空気清浄機を紹介していきます。こちらも、全モデルに共通する機能をあらかじめ紹介しておきます。


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 はじめに、空気清浄機のフィルターについてです。

 ダイキンの「売り」は、空気清浄機のフィルターの枚数です。洗えるプレフィルター静電集塵フィルターで「ほこり」を吸収し、光触媒チタンアパタイトフィルター光触媒脱臭触媒で「におい」を吸着させる方式を採用します。

 シャープがHEPAフィルターガスもとーる脱臭フィルターの2段構えなのに対して、枚数の点でダイキンは充実していると言えます。フィルター寿命もシャープと同様に10年で、上位機種はHEPA規格に対応します。

 また、ダイキンの場合、フィルターにかける前に、光速ストリーマユニットにゴミを通します。これは、本体に取り込んだ空気に直接放電してアレル物質を分解させるメカニズムです。取り込んで分解するのはダイキンの専売特許で、その効果は、プラズマクラスターなど大気に放出するタイプよりも効果的と言われます。花粉やアレル物質を効果的に分解してくれます。

 さら上位機種については、電気集塵機能が付属します。これは、花粉などのアレル物質をフィルター手前で帯電させることで、フィルター繊維ににこれらを吸着しやすくさせる効果があります。これにはもう一つメリット性があって、帯電させた上で吸塵するため、アレル物質が繊維に密着し、フィルターの目が詰まりにくくなるという特性です。

 シャープに採用されるHEPAフィルターはこの点が弱点でしたが、ダイキンは電気集塵方式により集塵力の持続性を高めているわけです。

 このように、1枚の高性能フィルターに頼らず、5層のフィルタ類の総合力で吸塵する仕組みです。スペック上吸塵力は99.6%とシャープのHEPA規格フィルターとほぼ同様のスペックで、吸引力の持続性はより高まっていると言えます。

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 風量については、シャープは他社に比べると全体的に風量が強いです。また、気流についても、タワー型形状の機種は、下面全体で吸引しますが、排気は吸引部から離れた上部で行うために、両者が干渉しにくく、ほこりの捕捉率が高いです。


 除菌イオンについては、シャープのプラズマクラスターと同等のアクティブプラズマイオン(除菌イオン)放出機能が搭載されます。こちらは、付着臭の除去や、静電気の除去効果がやはり期待できます。


 お手入れについては、たくさんフィルターがありますが、日常的な掃除が必要なのは、プレフィルターです。数ヶ月に一度、水で洗うか、掃除機で吸い取るかすればよいだけなので時間はかからないでしょう。ストリーマユニットについても掃除機だけで基本OKです。洗浄ランプが転倒したら掃除になりますが、Atlasの仕事場のストリーマユニットは、2年間点灯していません。 

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 加湿機部分には、シャープシ社と同様に汚れ防止のための銀イオンカードリッジがつきます。これで水のヌメリを抑制できます。ちなみに銀イオンカードリッジは、シャープと違い消耗品扱いではないので1年ごとの交換は不要です。

 加えて、ダイキンの場合、上図のような光速ストリーマを直接水に放出する機能が全機種に付いています。これで、水中の雑菌が除菌できるため、加湿機能を使う際の悩みである水のヌメリについて、最も悩まされない機種と言えます。

 加湿フィルターについては、1ヶ月の1度枠に付けたまま「付けおき洗い」でOKです。シャープと異なりこちらは中性洗剤やクエン酸を混ぜてつけ置き洗いしてよいので、掃除は簡単でしやすい部類でしょう。


 さて、ここからは、ダイキンの空気清浄機を機種ごとに紹介していきたいと思います。

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 8・ダイキン空気清浄機 バニラホワイト TCK55P-W【2014年】
  ¥27
,786 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 8・ダイキン空気清浄機 ホワイト MCK55R-W 【2015年】
  ¥24,800 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 8・ダイキン空気清浄機 ホワイト TCK55R-W 【2016年】
 8・ダイキン空気清浄機 ディープブラウン TCK55R-R 【2016年】
  ¥26
,480 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 8.5畳 洋室 14畳
 加湿量: 最大500mL/h
 最大風量:最大5.5m3/分
 静音性:強:53dB 静音:24dB
 サイズ:幅374×奥行270×高さ590

 除菌性能:アクティブプラズマ※
 センサー :ニオイ・ホコリ・温湿度センサー
 フィルタ寿命
10年間

 TCK55R は、ダイキンの入門機です。今年度から入門機は家電量販店で販売されず、通販ルートでだけ販売されるように変わりまた。Amazonで購入できます。

 入門機ですが、上で紹介したような、ダイキンの空気清浄機としての基本機能を保ちます。ただ1点、電気集塵機能が付属しません。そのため、フィルターは10年寿命ながら、マメに手入れをしないと吸引力は年々減少します。

 この機種は、小型モデルで洋室で11畳までの適応ということでシャープのKC-F50がライバルでしょう。フィルター部分は互角ですが、センサーや風量などの能力はダイキンの方が高いです。

 センサーについては、こちらの機種の場合、湿度センサーのほか、ニオイセンサーホコリセンサーが搭載されます。その上、ほこりセンサーは、W(ダブル)のホコリセンサーです。2.5μm以下の小さなホコリ用のセンサーと、より大きなホコリ用のセンサーを別にすることで、微小粒子の検知速度を高めています。PM2.5対策に効果的でしょう。 

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 風量は、加湿時最大5.5m3/分と入門機としては相当に高いです。シャープは同サイズの高級機種でも3.9m3/分に止まることを考えれば、相当のハイパワーと言えます。風量が強いと、花粉をより短時間で吸引できます。気流制御については、シャープと同様に、下と左右から巻き込んで上から吹き出すことで部屋全体に風を循環させる方式です。

 加湿機能については、シャープに比べる加湿器部分のタンク3Lと0.5L多いのが特長です。その分、長時間加湿できます。加湿量についても、500mL/hと、同様にシャープをやや上回る性能をもっています。

 運転音の静かさは、シャープの小型機よりも劣ります。風量が強い分、これは仕方ない部分もありますが、静音モードで比べても、運転音の静かさは、シャープの方が高いです。

 なお、 2014年モデルのTCK55Pに限っては、通常のホコリセンサーの搭載であり、除菌イオンであるアクティブプラズマが未搭載です。価格も今年度モデルの方が既に安くなっている状況なのであえて選ぶ必要はないでしょう。

 以上、ダイキンのTCK55R の紹介でした。、価格面で言えば、2番目に紹介したシャープのKC-E50/F50に比べてかなり高いです。フィルター性能は同等ですが、風量が強く、センサー運転が強化されているのが魅力であり、加湿機能のお手入れもダイキンの方が簡単です。効果的に花粉症対策をしたい場合は、こちらの機種がよりオススメです。



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 9・ダイキン加湿空気清浄機 TCK70R-W【2015年】
  ¥27,700 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)
 9・ダイキン加湿空気清浄機 MCK70R-W【2015年】
  ¥28,300 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 9・ダイキン加湿空気清浄機 MCK70S-W 【2016年】
  ¥55,000 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 11畳 洋室 18畳
 加湿量: 最大630mL/h
 最大風量:最大7.0m3/分
 静音性:強:54dB 静音:27dB
 サイズ:幅395×奥行287×高さ620

 除菌性能:アクティブプラズマ※
 センサー :ニオイ・ホコリ・
温湿度センサー
 フィルタ寿命
10年間

 MCK70Sは、ダイキンの上位機種(プレミアムタイプ)です。適応サイズは洋室18畳までとリビング向きの機種です。発売開始年度の違いで4機種機種あります。 

 下位機種との違いはいくつがあります。

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 第1に、電気集塵機能の搭載です。先ほど解説したように、ゴミや花粉などのアレル物質を吸い込む際に帯電させることで、プレフィルターにこれらを吸着しやすくさせる効果があります。そのため、長期間経ってもフィルターの目が詰まりにくいという特長があります。この機能に、光速ストリーマが加わるわけで、空気清浄機の部分については、ダイキンの機種の中でも最上位の性能を持っているといえます。

 第2に、風量です。こちらは7.0立方メートル/分とかなり力強いです。短時間で、効果的に花粉対策ができるでしょう。型落モデルについては2万円〜3万円台で買えますが、この値段で購入できるのは、他機種にはないため大きな魅力です。

 第3に、加湿器機能です。最大最大630mL/hと加湿空気清浄機では最も強力な部類です。下位機種には未搭載のデジタル式の湿度表示計もつきます。

 このほかは、下位機種と同じです。特に、センサーは、湿度センサー・ニオイセンサー・Wのホコリセンサーが網羅しますので、自動運転についても高レベルでまとまっていると言えます。 

 2015年モデルは、2つの型番があります。しかし、流通ルートが違うためで性能はどちらも同じです。

 2016年モデルは、2015年モデルと比較した場合、メインフィルターが「静電HEPAフィルター」になりました。こちらも10年交換不要ですが、電気集塵機能があるため、他社に比べて経年変化に強いといえますが、本体価格はまだまだ割高なレベルです。

 以上、ダイキンの上位機種(プレミアムタイプ)の紹介でした、風量が最も強くパワーがある機種です。しかし、最も魅力なのは、電気集塵機能の搭載で、吸塵力が10年間落ちにくい点でしょう。とくに、2015年モデルは、フィルターの種類だけの違いの割に、かなり安くなっているため、お買得です。


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 10・ダイキン 加湿空気清浄機 MCK40S-W
  ¥32,980 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 7畳 洋室 11畳
 加湿量: 最大400mL/h
 最大風量:最大4.0m3/分
 静音性:強:49dB 静音:24dB
 サイズ:幅700×奥行270×高さ270

 除菌性能:アクティブプラズマ
 センサー :ニオイ・温湿度センサー
 フィルタ寿命
10年間

 MCK40Sは、ダイキンの新しいスリムタイプの空気清浄機です。今年度から新発売されたもので、発売当初価格はやや高めです。

 小型モデルで洋室で11畳までの適応ということでシャープのKC-F50がライバルでしょう。

 スリムなデザインですが、加湿器部分のタンクはダイキンの他機種よりは小さく、シャープと同じ2.5Lです。

 センサーについては、こちらの機種の場合、湿度センサーとニオイセンサーが搭載されます。しかし、ほこりセンサーが付属しないため、花粉はうまく検知できません

 加湿機能についても、湿度は3段階で調整できるだけの簡易的なタイプで、さほど高性能ではありません。

 運転音も、やや音が大きな部類ですね。省スペース化と両立できないので、この辺は仕方ない部分でしょう。

 風量は、加湿時最大4.0m3/分と、ダイキンの通常機には及びませんが、シャープより優れます。排気を吸引部から離れた上部で行う構造のために、両者が干渉しにくく、ほこりの捕捉率は従来よりも20%高いようです。そのため、短時間でほこりや花粉を吸いこむことが可能でしょう。コンパクトサイズでこの風量を維持できた点は評価するべきですね。

 フィルターは、高速ストリーマアクティブプラズマイオンを搭載し、10年持続の高性能フィルターを装備します。ただ、1つ上で紹介したプレミアムタイプの新形と違って「静電式HEPAフィルター」ではなく、捕捉率が0.01%と僅かですが低いです。また、電気集塵機能は付属しません。

 以上、ダイキンのMCK40Sの紹介でした。新形のスリム形状はインテリア性も高く魅力的です。ただ、ほこりセンサーが付属せず花粉が感知できないのはやや物足りないです。この機種に限らず、各社とも最も安い機種、大事な機能がいくつか抜けているので、手を出さない方が良いと思っています。


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 11・ダイキン 加湿空気清浄機 MCK55S-W
 11・ダイキン 加湿空気清浄機 MCK55S-D 【各色】
  ¥41,800 Amazon.co.jp
在庫あり (3/12日執筆時)

 対応面積:木造 8.5畳 洋室 14畳
 加湿量: 最大400mL/h
 最大風量:最大5.5m3/分
 静音性:強:53dB 静音:25dB
 サイズ:幅700×奥行270×高さ270

 除菌性能:アクティブプラズマ
 センサー :
ニオイ・ホコリ・温湿度センサー
 フィルタ寿命
10年間

 MCK55Sは、溶質14畳まで対応するスリムタイプの中型機です。

 本体の形は、小型機種と同じで、水タンクの容量も同じ2.5Lです。

 センサーについては、ニオイセンサーホコリセンサーが搭載されます。ほこりセンサーは、プレミアムタイプと同じでW(ダブル)のホコリセンサーです。2.5μm以下の小さなホコリ用のセンサーと、より大きなホコリ用のセンサーを別にすることで、微小粒子の検知速度を高めています。PM2.5対策に効果的です。

 風量は、加湿時最大5.5m3/分と、こちらもダイキンのプレミアム機には及びませが、下位機種よりもパワーアップしています。こちらも排気を吸引部から離れた上部で行う構造のためにほこりの捕捉率は高いです。ただ、その分、運転音は大きく、静音運転時に25デシベルという数値はメーカー通してもワーストクラスです。

 フィルターは、下位機種同様で、電気集塵機能は付属しません。

 以上、ダイキンのMCK55Sの紹介でした。スリム形状のうえ、風力が強いタイプなので、インテリア性だけでなく、花粉除去性能も期待できる機種です。一方、難点は、静音性と電気集塵機能の未搭載でしょう。スペースに余裕があるならば、スリムなデザインでないモデルのが良さそうです。

次回記事の予告!
加湿性能や省エネ効率がよく、かつ掃除のしやすい加湿空気清浄機はどの機種がおすすめ?

 というわけで、今回は、花粉やPM2.5対策として有効な加湿機能付き空気清浄機の話でした。

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  Panasonic 加湿空気清浄機 F-VXK90-SZ
   ¥55,000 Amazon.co.jp 在庫あり (3/12日執筆時)

 つづく「第2回目記事」【こちら】では、人気のF-VXK70F-VXK40F-VXK90など、前編で紹介しきれなかったパナソニックの加湿空気清浄機を5機種紹介します。

 そして、その上で、ここまで紹介してきた加湿空気清浄機全機種のうちから、機能や、使用する部屋の広さ、値段などの点から「Atlasのオススメ機種を数機種選定したいと思います!!!

  第2回記事は→こちら

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