【今回レビューする製品】2025年 電気代の安い!遠赤ヒーターの性能とおすすめ・選び方:ハロゲンヒーター 遠赤外線 電気ストーブ 遠赤グラファイトヒーター 人気機種の性能ランキング
【比較する製品型番】コロナ コアヒートスリム DH-924R-W CH-90RB-S DH-923R-W DH-923R-W CH-923R-S DH-91RA-W コアヒート DH-1224R-W DH-1223R-W AH-12RA-SS AH-1224R-SS CH-12RB-W AH-1223R-SS スリムカーボン DH-C924-N CH-C90B-H DH-C923-N CH-C923-H DH-C91A3-W DH-CM90B-W ダイキン セラムヒート ERFT11ZS-T ERFT11ZS-W CER11YS-W ERFT11ZSE2 ハイブリッドセラムヒート WRH135AS-H アラジン CAH-2G10F(G) CAH-2G10F(W) AEH-G100D(W) AEH-G100C(W) CAH-1G9D(G) CAH-1G9D(W) GM905N(W) AEH-GF80A(G) AEH-GF80A(W) CAH-G42GE(G) CAH-G42GE(W) EH-G408N-G AEH-G425N(W) シロカ かるポカ SN-M351-W SN-M351-K SN-M371-W SN-M371-K トヨトミ EWH-CS100N-W EH-Q100N-W DBW-SEJ12(AB) 山善 Shareheats DC-ZT12 DC-ZW08 DBC-VK123(W) DBC-W121(MW) DC-W093(W) DC-Y09(W) DCP-J12(G) DCT-J063(W) ほか
今回のお題
パワフルで光熱費の安い遠赤外線ヒーターのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年1月現在、最新の遠赤外線ヒーターの比較です。
この家電は、光を利用する部分で「暖かさ」を得るための仕組みが特殊と言えます。
そのため、今回は各製品の速暖性や、暖気の到達距離などについて詳しく解説し、皆さんのご家庭に最も合う機種を提案しようと思います。
1・遠赤外線ヒーターの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:コロナ〈日本〉
1-3:ダイキン〈日本〉
1-4:アラジン〈日本〉
2・遠赤外線ヒーターの比較 (2)
2-1:シロカ〈日本〉
2-2:トヨトミ・山善〈日本〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに「選び方の基本」を説明します。
その後、この分野で業界トップシェアのダイキン・コロナ、日本エー・アイ・シーが取り扱う英国由来のアラジンの製品んどをみていくことにします。
速暖性 ★★★★★
暖かさ ★★★★★
熱の広がり ★★★★★
省エネ性能 ★★★★★
安全性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
よろしくお願いします。
1-1・遠赤外線ヒーターの選び方の基本!
具体的な製品紹介にはいる前に、遠赤ヒーターの「選び方の基本」からです。
以下、このタイプのヒーターの良い部分とイマイチな部分を説明しながら、採用するヒーターの違いを含めて、基本的な選び方の違いを書いていきます。
1・遠赤外線ヒーターの良い部分
良い部分と言えるのは、次の3点です。
1・速暖性の高さ
2・空気を汚さない
3・風の影響を受けない
第1に、速暖性が高い点です。
遠赤外線ヒーターは、「風」で暖めたり、オイルヒーターのように空気をじわじわ暖めるのではなく、遠赤外線を利用して体に「熱」を含める仕組みです。
ヒーターの熱が届く範囲にいればすぐに暖かさを感じます。洗面所など短時間しかいない場所の暖房として最適です。
第2に、空気を汚さない点です。
遠赤外線ヒーターは「光」を使って暖める仕組みなので、燃焼で空気を汚さないというのも利点です。
そのため、(同じく空気を汚さない)エアコンの補助暖房向きでだと言えます。
第3に、風の影響を受けない点です。
ファンで熱を運ぶ仕組みではなく、光が直進的に人間の肌に暖かさを運びます。
寒風が吹きすさぶ場所で、短時間で暖を取りたい場合にも良いでしょう。
2・遠赤外線ヒーターのイマイチな部分
1・効果範囲が狭い
イマイチな部分は、ハッキリしています。 その「効果範囲」です。
光を利用する仕組みなので、光が届かない範囲しか、すぐに暖かくはなりません。
大型モデルでも、基本的にヒーターの前方1.5畳程度しか効果が及ばない家電です。
つまり、エアコンその他のように、リビングのメイン暖房にはならない点で「補助暖房」です。
3・遠赤ヒーターの選び方
1・メイン暖房の補助暖房
2・脱衣所などの短時間暖房
ここまでみた、「良い部分」と「イマイチな部分」をふまえると、基本的に遠赤ヒーターに向くのは、以上2つの用途です。
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第1に、メイン暖房の補助として、直接的な暖を取りたい場合です。
この場合、「遠赤の量」を重視するのがポイントです。
遠赤ヒーターのうち、人間に吸収しやすく「ポカポカ」しやすい波長の遠赤を出せる、シーズヒーター採用の製品を選ぶと、満足度が高いでしょう。
超寒冷な地域でメイン暖房が弱い場合、補助的に「ぬくぬく暖まりたい」ならばベストです。
なお、グラファイトヒーターは、遠赤の到達距離が長いので、広いリビングでも速暖性をある程度重視したい場合に選択肢になります。
「ポカポカ感」はシーズヒーターに少し負けますが、和風建築ですきま風が悩みのような場合は、(僅差ですが)良いと言えます。
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第2に、比較的狭い場所で、短時間暖を取りたい場合です。
この場合、遠赤ヒーターのうち、「速暖性」を重視して、カーボンヒーターかグラファイトヒーターを採用するヒーターが良いです。
例えば、寒い脱衣所や、キッチンの暖房には向きます。
キッチン内では動き回ると思いますが、たいていの機種は首振り機能が利用できるため、キッチンほどの空間ならば、輻射熱は届くと言えます。
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一方、これ以外の用途の場合は、むしろ、遠赤ヒーターは再考の余地があります。
少し立ち止まって、他の暖房家電を選択肢に加えても良いでしょう。
例えば、部屋のメイン暖房で、可能な限り空気を汚したくないというニーズならば、遠赤ヒーターより、オイルヒーターのほうが適合的です。
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1・セラミックファンヒーター
2・遠赤外線ヒーター
3・オイルヒーター
4・石油ファンヒーター
5・こたつ
6・電気毛布
7・ガスファンヒーター(都市ガス)
8・ガスファンヒーター(LPガス)
9・足元用暖房(カーぺット)
10・冬の暖房記事全体のまとめ記事 【結論】
「どうも別の家電の方が良さそうだ」と感じる場合は、上記のリンクから、このブログのそれぞれの家電の比較記事をご覧ください。
とくに10番のリンク記事では、「暖房家電全体の選び方の基本」を書いています。
1-2・コロナのコアヒートの比較
ここからは、メーカー別に具体的な製品の比較に入ります。
はじめに、業界大手のコロナからです。
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なお、ここからは、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書いていきます。
【2024年発売】
【ホワイト】H-924R(W)
1・コロナ コアヒートスリム DH-924R-W
¥20,757 楽天市場 (1/8執筆時)
【シルバー】CH-90RB(S)
2・コロナ コアヒートスリム CH-90RB-S
¥17,380 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
【ホワイト】
3・コロナ コアヒートスリム DH-923R-W
¥18,800 楽天市場 (1/8執筆時)
【シルバー】
4・コロナ コアヒートスリム CH-923R-S
¥17,400 楽天市場 (1/8執筆時)
【Amazon限定モデル】
5・コロナ コアヒートスリム DH-91RA(W)
¥25,200 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:シーズヒーター(遠赤)
パワー:900W〜340W
温度設定:10段階
タイマー:1・2・3時間
首振り角度:70度
熱の到達距離:1.8m×1.0m
センサー:室温センサー
本体サイズ:幅30.6×奥行30.6×高さ89.7cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
こちらは、コロナの「コアヒートスリム」です。
昨年発売の旧型番の製品があります。また、流通ルートの違いで型番も分けられます。
しかし、どれも性能は同じです。
結論的にいえば、購入する時点で、素直に、最も安いモデルを選んで良いでしょう。
暖房力は、最大900Wのパワーです。
小型ですし、問題ない出力です。
暖まり方は、速暖性はなく、「じわじわ」と、ゆっくり「日だまりの暖かさ」を得られるようになるタイプです。
本機は、ステンレスシーズヒーター式の遠赤ヒーターを採用するからです。
とはいえ、直接体のあたる部分はすぐに暖まるため、洗面所などの瞬間的な利用でも問題ないでしょう。
なお、コロナのコアヒート系は、「高輻射ブラックセラミックコーティング」をなして、人間が吸収しやすいとされる、3〜20ミクロンの波長の遠赤外線を出すように、工夫をしています。
形状は、スリムで、省スペース性を重視したモデルです。
小型で取っ手がついて持ちはこびがしやすく、キッチンなどある程度持ちはこびながら利用するには、最適と言えます。
電源ケーブルは2mなので、可動範囲も広いです。
自動首振り運転は、対応します。
前方140度に角度のうち、任意の70度の角度で首振り運転ができます。
ただし、遠赤外線ヒーターは、肌に「光」を当てることでで暖める仕組みです。
そのため、首振りを使ったとしても、リビングでの多人数での共用は難しいです。
そうした用途の場合、後ほど紹介する大型モデルを買うべきです。
コントロールパネルは、本体の上部に付属します。
設定温度は、10段階で調節できる仕様です。
ただし、マイコン式サーミスタ(温度センサー)を利用しないので、他型式の暖房器具のように、温度を度数単位で設定することはできません。
センサーは、室温センサーが搭載されます。
石油ファンヒーターやエアコンのように、温度は設定できません。
しかし、ECOモードにするとある程度室温に合わせた運転をしてくれます。
ただし、補助暖房ですから室温センサーは必ずしも必要はない気もします。
ただ、「つけっぱなし」前提ならば、削減効果は高いでしょう。
タイマーは、切タイマーが1時間刻みで3時間まで設定できます。
そのほか、6時間で電源が自動的にオフになる仕様です。
安全面、省エネ面では、前面に大きめのパワーモニターがついているのは、メリット性が大きいと言えます。
なぜなら、遠赤外線ヒーターは、ヒーターユニットが赤熱しないので、動いているかどうかが分かりにくいからです。その点、大きめのモニターは、消し忘れ防止になります。
そのほか、チャイルドロック・過熱防止・転倒OFFなどは、他機同様に付属です。
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以上、コロナの「コアヒートスリム」の紹介でした。
スリムで設置性が良いため、部屋の角などに容易に設置できるのが「売り」です。多人数で共用するには向きませんが、1人〜2人用としては、これで十分でしょう。
洗面所やキッチンにとくにオススメします。
【2024年発売】
【家電量販店モデル】DH-1224R(W)
6・コロナ コアヒート DH-1224R-W
¥25,800 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
【家電量販店モデル】DH-1223R(W)
7・コロナ コアヒート DH-1223R-W
¥25,800 楽天市場 (1/8執筆時)
【Amazon型番】
8・コロナ コアヒート AH-12RA(SS)
¥32,500 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:シーズヒーター(遠赤)
パワー:1150W〜330W
温度設定:11段階
タイマー:1・2・3時間
首振り角度:70度
熱の到達距離:1.8m・幅1.0m
センサー:人感センサー
本体サイズ:幅34.3×奥行29.3×高さ71.8cm
保証期間 :3年(製品全体)
コアヒート は、コロナの販売する、やや大きめの遠赤ヒーターです。
こちらも旧モデルとAmazonモデルがありますが、どれも性能は同じです。ネットでは旧モデルが割と残り、安めの場合が多いです。
2モデルありますが、Amazon型番と書いたものは、仕様的にはアウトレットです。
2020年に多少のリニューアルがあったのですが、それ以前のモデルをベースにしているからです。
具体的には、通常版には上部に大きめの運転確認ランプが付いたほか、操作盤のデザインが変わりました。正面の縁もスリム化し、外観もスタイリッシュに見えるようになりました。
ただ、その他の部分は変わらず、マイナーチェンジでしたので、値段優先で選んでも良いでしょう。
暖房力は、最大で1150Wです。
コロナの「コアヒートスリム」に比べて「強力」と言えます。
幅もあるため、例えば、ダイニングや和室などで多人数で共用して使うことも可能です。
暖まり方は、本機も、ステンレスシーズヒーターです。
「じわじわ」と、ゆっくり「日だまりの暖かさ」になっていきます。
熱の到達距離は、最大1.8Mと同じです。
ただし、パネルを横に向けた状態で、首振りが可能なことから、リビングに対応させています。
リビングの補助暖房にはぴったりです。
設定温度は、「パワフルモード」を含めて、11段階の温度設定が可能です。
タイマーは、下位機種と同じ仕様です。
センサーは、人感センサーが搭載されます。
人がいない間にヒーターを微弱運転に制御することで、電気代を抑える仕組みです。
30分以内に人が戻らない場合は、停止します。
ただ、室温センサーは搭載されないため、部屋の温度に応じた運転セーブはなされません。
なお、人感センサーは、2メートル以内の人影を検知できます。
赤外線センサーなので、本体の熱に干渉しないように下部に取り付けています。
なお、首振りを利用している際は、動きながらだと検知されないので、1分ごと15秒間中心で「休んで」いるときに検知します。
省エネ面では、「ゆらぎ運転」機能も見逃せないでしょう。
体感温度をふまえて、温度を自動的に調節して節電機能です。ただ、室温センサーはないので、センサーとマイコン制御するわけではない仕様です。
首振り機能は、左右に3段階の首振り設定が可能です。
その上で、上下角度も30度で調整可能です。
細かな部分ですが、使い勝手の上でメリット性があります。
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以上、コロナのコアヒートの紹介でした。
リビング用に考えている場合、照射範囲の広さと人感センサーの搭載は魅力です。ただ、リビング用と考えた場合、室温センサーがない点は不利でしょう。
エアコンなどのメイン暖房の温度に準じて運転できない点は、この機種の課題だと思います。
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【2024年発売】
【ホームセンターモデル】AH-1224R(SS)
9・コロナ コアヒート AH-1224R-SS
¥29,800 楽天市場 (1/8執筆時)
【一般ルートモデル】CH-12RBR(W)
10・コロナ コアヒート CH-12RB-W
¥23,000 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
【ホームセンターモデル】AH-1223R(SS)
11・コロナ コアヒート AH-1223R-SS
¥------ 楽天市場 (1/8執筆時)
【一般ルートモデル】CH-1223R(SS)
12・コロナ コアヒート CH-1223R-W
¥26,204 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:シーズヒーター(遠赤)
パワー:1150W〜330W
温度設定:11段階
タイマー:1・2・3時間
首振り角度:70度
熱の到達距離:1.8m×幅1.0m
センサー:人感センサー
本体サイズ:幅34.0×奥行30.0×高さ71.7cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
なお、コアヒートについては、下位機種が存在します。
こちらの場合も、流通ルートと発売年で型番が変わりますが、性能は同じです。
「AH」で始まる型番の製品はホームセンター向けです。「CH」は一般ルートです。
いずれも、先ほどの上位機種と基本機能は同じです。しかし、外観をシンプルにして、コストダウンをはかっています。値段差があるのは、そのためです。
暖房性能は、いずれも、1つ上で紹介した「コアヒート」上位機と同じです。
ただ、操作パネルのデザインが旧式で、運転ボタンランプがないなどの点で、相違します。
センサーは、人感センサーを搭載します。
上位機と同じように、10分間不在だと微弱運転をします。ただ、その後に自動停止はしないため、不在時の省エネ性は、上位機が上です。
それ以外は、やや形状が変化している点と、上面が熱くなりにくい新形状を採用しない点、製品全体ではなく、ヒーターのみが3年保証となる点が、上位機とのが主な相違点です。
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結論的にいえば、人感センサーで電源をOFFにしたいならば(少し値段が高くても)上位機が、そうでないならば、本機で良いでしょう。
【2024年発売】
【ゴールド】DH-C924(N)
13・コロナ スリムカーボン DH-C924-N
¥16,109 楽天市場 (1/8執筆時)
【グレー】CH-C90B(H)
14・コロナ スリムカーボン CH-C90B-H
¥16,538 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
【ゴールド】
15・コロナ スリムカーボン DH-C923-N
¥15,800 楽天市場 (1/8執筆時)
【グレー】
16・コロナ スリムカーボン CH-C923-H
¥16,279 楽天市場 (1/8執筆時)
【Amazon型番】(ホワイト)
17・コロナ スリムカーボン DH-C91A3(W)
¥15,400 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:カーボンヒーター
パワー:900W〜350W
温度設定:10段階
タイマー:1・2・3時間
首振り角度:70度幅
熱の到達距離:1.6m・幅1.0m
センサー:
本体サイズ:幅30.6×奥行30.6×高さ89.7cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
コロナのスリムカーボンは、コロナでは格安と言える、遠赤外線ヒーターです。
本機も、2022年旧機ほか、Amazon限定型番を含めて複数あります。しかし、ヒーター部分の性能はどれも同じです。
結論的にいえば、値段で決めてOKです。
暖房力は、最大900Wのパワーです。
暖まり方は、カーボンヒーターを採用する方式なので、コアヒートシリーズとは違います。
シーズヒーターを採用するコアヒートは、近赤外線よりの3-20ミクロンの波長でした。一方、カーボンヒーターの場合、それよりも波長が長くなります。
結果、シーズヒーターと比べて、速暖性が高くなり、体のあたる部分だけでなく、部屋や脱衣所など全体を短時間で暖める能力に長けます。
ただし、人間が感じる遠赤効果はイマイチで、「じわじわ、日だまりの暖かさ」という方向性を求める方には、さほど合わないでしょう。
その他、首振り機能こそありますが、エコモード・パワーモニターなどの機能も省略となります。
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以上、コロナのスリムカーボンの紹介でした。
どちらかというと、速暖性を求めた「メイン暖房」が欲しい場合は合うでしょう。ただ、その用途を、遠赤ヒーターに求めるのが適切かは、やや論争的に思えます。
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【ホームセンターモデル】
【2024年発売】DH-CM90B(W)
18・コロナ スリムカーボン DH-CM90B-W
¥16,280 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:カーボンヒーター
パワー:900W/450W
温度設定:2段階
タイマー:1・2・3時間
首振り角度:70度幅
熱の到達距離:1.6m・幅1.0m
センサー:
本体サイズ:幅30.6×奥行30.6×高さ89.7cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
なお、スリムカーボンは、以上の下位機もあります。
こちらは、ただ、ホームセンター向けの廉価版です。
マイコン式でなく、メカ式です。
持ち手・チャイルドロック・切タイマーなどが省略です。また、マイコン式ではなく、温度調整も2段階となります。
そのほか、メカ式の場合、能力調整のための稼働音(ジー音)がするとの記載です。
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結論的にいえば、値段差もないですし、こちらのタイプだけは除外して考えて良いかなと思います。
1-3・ダイキンのセラムヒートの比較
つづいて、ダイキンの遠赤外線ヒーターを紹介です。
誰でも知る空調家電の大手で、セラムヒートという遠赤ヒーターを展開します。
【2022年9月発売】(2023年モデル)
19・ダイキン セラムヒート ERFT11ZS-T
20・ダイキン セラムヒート ERFT11ZS-W
¥26,721 楽天市場 (1/8執筆時)
21・ダイキン セラムヒート CER11YS-W
¥28,387 楽天市場 (1/8執筆時)
【特定店向け型番】(エディオン系)
22・ダイキン セラムヒート ERFT11ZSE2
¥33,000 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:シーズヒーター(遠赤)
パワー:1100W〜250W
温度設定:10段階
タイマー:0.5-6時間
首振り角度:70度(横)×30度(上)
熱の到達距離:1.8m×1.0m
センサー:温度・人感センサー
本体サイズ:725×320×300cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
ダイキンの「セラムヒート」は、コロナの「コアヒート」のライバルと言える人気の大型機です。
流通ルートで複数の型番があります。
このうち、エディオン系に卸されるERFT11ZSE2は「プチ上位仕様」です。
写真のように縦方向の格子を増やして安全性を高めているほか、操作パネル部分に抗菌加工(練り込み)をしています。
ただ、若干値段が高めになるので、要不要で考えてください。
本体デザインは、写真通りの、「やたら格好良い」モダンな製品です。
暖房力は、最大で1100Wです。
細かく言えば、コアヒートよりも50W弱いですが、到達距離は1.8Mと同じです。
ただ、エコモード時の最小運転出力もコロナのほうが低く設定できるので、温度設定幅は多少不利です。
暖まり方は、本機もシーズヒーターなので、「じわじわあたたまる、日だまりの暖かさ」です。
ただ、遠赤と近赤の中間と言える人に吸収されやすい波長域の遠赤外線を利用する技術を採用しています。。
コロナ のコアヒートと同種の技術で、同じく、3〜20ミクロンという、人間が「暖かさを感じやすい」種の赤外線を放出できます。
首振り運転は、この機種も、横にして多人数対応にできる点で、コロナのコアヒートと同じです。
首振り角度も、上下に移動できる点を含めて、コロナとさほど相違点はありません。
操作パネルは、こちらも上部にある構造です。パワー調節つまみとタイマーつまみがあります。
タイマーは、ダイキンは6時間までの5段階設定が可能です。
センサーは、優秀です。
第1に、温度センサーが搭載されます。
そして「温度モード」ボタンを押すと、サーミスタが「室温22度」を感知した時、自動的にセーブ運転し始めます。
ただ、セーブ運転からの再復帰は、自動ではなく、手動復帰は必要です。
第2に、人感センサーが搭載されます。
約10分で250Wの低音運転に切り替わり、15分後に停止する仕様です。
ダイキン機(上図)は、10分後にセーブ運転で、15分後に電源がきれます。
コロナ機(下図)も、10分後にセーブ運転ですが、30分後に電源がきれます。
この部分は、一長一短ですし、用途に合わせて選んでも良いでしょう。
なお、センサーの検知範囲は、本機は、4.5メートルなので、コロナより2倍広いです。
コロナ機と同じで首振り時は一時的に止まって人影を検知する仕組みです。2.5分ごとに20秒停止なので、スパンは長いですが、停止時間はコロナよりわずかに長めです。
エコ運転機能は、コロナの「ゆらぎモード」に類するリズムモードが採用されます。
これは、横浜国立大学との共同研究で、人間が「快適に感じる範囲」のうちでパワーを落とし、快適温度を持続させる仕組みです。15%の節電効果が期待できるそうです。
ただし、利用時は、「温度モードが」利用できません。
そのほか、立ち上がり時のみ、一定時間最大運転させる速断モードも備えます。
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以上、ダイキンのハイブリッドセラムヒートの紹介でした。
モデルチェンジを経て昔より外観が相当良くなったほか、センサー周りがかなり改善されました。温度センサーの搭載も有効で、リビング用としては、コアヒートとの差は広まった感じがしています。
一方、ライバルのコロナのコアヒート(6.4kg)と比べると、やや本体が重い8kgなので、複数の部屋の件用品として、頻繁に持ち運ぶ場合は適さないでしょう。
【2024年9月発売】(2025年モデル)
23・ダイキン ハイブリッドセラムヒート WRH135AS-H
¥52,800 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:シーズ(遠赤)+リボンヒーター
パワー:1100W〜250W
温度設定:10段階
タイマー:0.5-6時間
首振り角度:70度(横)×30度(上)
熱の到達距離:1.8m×1.0m
センサー:温度・人感センサー
本体サイズ:幅500×奥行226×高さ522cm
保証期間 :1年(ヒーター部のみ3年)
ハイブリッドセラムヒート WRH135AS-Hも、ダイキンの遠赤外線ヒーターです。
本機の場合、温風ヒーターとの「ハイブリッド」です。
そのため、風は生じるという部分でやや特殊です。
コンセプトは、1250Wのフルパワーで素早く温めてから、遠赤で、ぽかぽかにする感じです。
適用畳数は、一方、温風ヒーターという性質上示す必要があります。
本機は、断熱材50mmの住宅として、木造6畳 コンクリ8畳までです。
【セラミックファンヒーターの比較記事】で書いた製品に相当する製品です。
つまり、メイン暖房として利用する場合は、小部屋用という点をふまえて買う必要があります。
基本的には、あまり寒くない地域に向けた製品でしょう。
実際、遠赤部分も、ヒーター部分も前方2メートルあたりまで暖かいことを強調する「直接暖房」です。
なお、温風は、方向の調節可能です。また、温風運転・輻射運転を自動で切り替えるハイブリッド運転も対応です。
本体デザインは、暖炉のような暖房機という案内です。
異論ありません。
本体サイズは、幅500×奥行226×高さ522cmです。
温風ヒーターとしては、小型ではなく、わりと存在感があります。
暖房力は、最大で1100Wです。
先述のように、リボンヒーターによる温風あたためは1250Wです。
暖まり方は、遠赤部分は、1つ上でみた製品と同じです。
「じわじわあたたまる、日だまりの暖かさ」です。
首振り運転は、対応しません。
静音性は、温風ファンがあるため、最大40dBです。
温風を出す場合の値ですが、このタイプはそれなりに音がします。
ただ、ホワイトノイズの類ですので、気にならない方も多そうです。
操作パネルは、こちらも上部にある構造です。
タイマー・センサー・エコ運転は、1つ上で見た機種とほぼ同じです。
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以上、ダイキンのハイブリッドセラムヒートの紹介でした。
先述のように、小部屋を除けばメイン暖房にはなりませんし、断熱材が薄い住宅や、寒冷地にもあまり向かないといえます。
基本的に「遠赤外線ヒーター」が欲しい方が選ぶべき機種で、冬の仕事で(とりあえず)足もとを素早く暖めたいと思う方が選ぶべき高級機と言えます。
大きめですが、外観デザインはかなり良いです。気密性の高い住宅にお住まいの場合、インテリア性を含めて、好まれる製品に思いました。
1-4・アラジンのグラファイトヒーターの比較
続いて、アラジンの遠赤ヒーターです。
英国発祥の企業ですが、今では、日本エー・アイ・シーが、調理家電や暖房家電を展開しています。
【2023年発売】CAH-2G10F(G) CAH-2G10F(W)
24・アラジン 遠赤ヒーター CAH-2G10F-G
25・アラジン 遠赤ヒーター CAH-2G10F-W
¥27,967 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
【2022年発売】
26・アラジン 遠赤ヒーター CAH-2G10E(G)
27・アラジン 遠赤ヒーター CAH-2G10E(W)
¥27,967 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトeヒーター(速暖)
パワー:1000W〜300W
温度設定:9段階
本体サイズ:H703×W320×D350 mm
タイマー:0.5-8時間
首振り角度:60度
熱の到達距離:
センサー:温度センサー
保証期間 :1年
CAH-2G10Fは、 アラジンの遠赤グラファイトヒーターです。
同社の製品のプレミアム機で、コアヒートやセラムヒートの「ライバル」です。
新旧両機種ありますが、性能差はありません。値段で決めてOKです。
暖房力は、最大1000Wです。
アラジンのヒーター(NEWグラファイトeヒーター)は、2018年から登場した自社独自の新型形状の遠赤外線ヒーターになります。
上下に均一に進むような改良で、足もとの暖かさが改善されます。
なお、旧機でも「NEW」なので、先述のように、今年この部分が進化したというわけではないです(写真は旧機の図)。
暖まり方は、本機は、コアヒートやセラムヒートとは特性が異なります。
例えば、最大運転時の到達距離は、ダイキン/コロナより長く2.1mです。
細かく言えば、アラジンは、2.1m先で12度の温度上昇、ダイキンは1.8m先で6度の温度上昇という情報開示なので、単純に到達温度と速暖性の点で言えば、アラジンは「最強」と言えます。
アラジンは、炭素由来のカーボンヒーターの上位互換と言えるグラファイトヒーターです。
コロナとダイキンは、ニクロム線にセラミックコーティングをしたシーズヒーターを採用しています。
グラファイトヒーターは、速暖性・熱の到達距離に優れる一方、遠赤の量は、シーズヒーターには及びません。
そのため、シーズヒーター特有の「ぽかぽかな感じ」では、及ばないと言えるでしょう。
首振り運転は、対応です。
ただし、範囲は60度とやや狭めです。
一方、アラジンの場合、スイッチ1つで縦横をモーターで回転する機構を装備します。
他社は手動なので独自で面白いです。ただ、自動化して便利かは微妙なところでしょう。リモコンなどが付属して沿革的に操作できるわけでもないので。
タイマーは、8時間まで30分刻みで設定可能です。
センサーは、室温センサーが搭載です。
ただ、室温22度しか把握できないバイメタル式です。
設定しておくと22度で、出力が1段階自動で弱まるという仕組みです。また、温度が下回っても元に戻らない仕様です。
遠赤ヒーターは補助暖房なのでこの仕様でも基本的に良いかと思います。ただ、複数の温度が見れれば、より良いかとは思います。
安全性は、一方で、欧州の企業らしく、相当配慮があります。
この機種は「シャットオフセンサー(旧名セーフティサポートセンサー)」を搭載します。
4つの赤外線センサーが、カーテンなどの異物が発光面に近づくと、センサーが検知し、自動的にオフとなります。縦横無尽のクロスセンシングで、相当精度は期待できそうです。
他社の場合、転倒するか、異常加熱してからの停止なので、やはりこちらのほうが「安全」です。
他社に見られるチャイルドロックなどの安全機能も完備します。とくに、転倒時の自動停止は、光センサー式なので、本体が壊れても消灯するタイプです。
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以上、アラジンの遠赤グラファイトヒーターの上位機の紹介でした。
遠赤の到達距離やモーター回転機能に注目が集まるだろう新機種です。ただ、ポイントとなるのは、やはり、「シャットオフセンサー」でしょう。
動物や小さいお子さんがいる場合、この機能はとても有効だと思います。
一方、パワーと実際の暖かさの面では、近赤との中間の光を利用するダイキンの技術に見所があります。
最終的な「オススメ」については、最後に改めて考えたいと思います。
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【2024年発売】AEH-G100D(W)
28・アラジン Aladdin AEH-G100D-W
¥10,080 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】AEH-G100C(W)
29・アラジン Aladdin AEH-G100C-W
¥12,979 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトヒーター
パワー:1000W〜250W
温度設定:4段階
本体サイズ:H610×W300×D300 mm
なお、アラジンは、グラファイトヒーターの下位機を出しています。
新旧両機種ありますが、性能は同じです。
上位機と較べる場合、こちらは、(eヒーターではなく)旧来のグラファイトヒーターです。
また、自動首振り機能も、タイマーもないシンプル設計ですが、その分安いという製品です。
一方、独自の安全機能も省略されてしまっており、二重安全転倒OFFスイッチのみなので、先ほどの上位機とは「大きな差」はあります。
【2023年発売】CAH-1G9D(G) CAH-1G9D(W)
30・アラジン 遠赤ヒーター CAH-1G9D-G
31・アラジン 遠赤ヒーター CAH-1G9D-W
¥16,332 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトeヒーター(速暖)
パワー:900W〜250W
温度設定:8段階
タイマー:1/2/5/8時間
首振り角度:60度
熱の到達距離:不明
センサー:
本体サイズ:高さ884×幅300×奥行300mm
保証期間 :1年
アラジンの1G98シリーズは、同社の製品のスリムタイプとなります。
ライバルは、コロナのコアヒートスリムです。
キッチンなどに向きそうなスリムタイプで、サイズも背格好もほとんど同じです。
暖房力は、最大900Wです。
この部分もコアヒートスリムと同等で、性能差はない状況です。
首振り運転は、この機種も対応です。
ただし、角度の面で言えば10度だけこちらが少ないです。
タイマーは、8時間まで30分刻みで設定可能で、かなり細かく優秀です。8時間の自動オフタイマーは、設定しておけば、毎回8時間で切れるため、消し忘れ対策に有効でしょう。
センサーは、やはり節電に寄与するものは未付属です。
安全性は、こちらも、相当配慮があります。
この機種は「シャットオフセンサー」を搭載します。
周囲の赤外線センサーが、カーテンなどの異物が発光面に近づくと、センサーが検知し、自動的にオフとなります。点灯センサーなど安全部分は上位機を踏襲します。
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以上、アラジンの1G98シリーズの紹介でした。
こちらの場合も「売り」は「セーフティサポートセンサー」です。安全性を最優先しているため、やはり動物などがいる場合は、こちらが良いでしょう。
一方、節電系のセンサーは未装備なので、そうでない場合は、コアヒートスリムが良さそうです。
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【2024年発売】GM905N(W)
32・アラジン 遠赤ヒーター AEH-GM905N-W
¥10,947 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
33・アラジン 遠赤ヒーター AEH-GM904N-W
¥12,100 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトヒーター
パワー:900W/450W
温度設定:2段階
タイマー:
首振り角度:60度
熱の到達距離:不明
センサー:
本体サイズ:高さ810×幅300×奥行300mm
保証期間 :1年
なお、 同じくスリムタイプの下位機として、AEH-GM904Nという製品があります。
ただ、こちらは他社にもあったようなメカ式で、2段階の温度調整ができるだけの機種です。グラファイトヒーターも「eヒーター」ではない、普通のグラファイトです。
安全装備も、先述の「シャットオフセンサー」は不採用で、転倒検知も光センサーではなく、ボール式です。
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結論的にいえば、価格面では値ごろ感はありますが、性能で選べる機種ではないでしょう。
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【2024年発売】CAH-G42GE-G CAH-G42GE-W
34・アラジン 遠赤ヒーター AEH-GF80A(G)
35・アラジン 遠赤ヒーター AEH-GF80A(W)
¥31,736 楽天市場 (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトヒーター
パワー:800W〜250W
温度設定:無段階
タイマー:
首振り角度:70度
熱の到達距離:不明
センサー:
本体サイズ:高さ510×幅320×奥行320mm
保証期間 :1年
さらに、2024年に同社のフレイムヒーター(ストーブ)のような形状の製品もでました。
サイズは、高さ510×幅320×奥行320mmです。
フレイムヒーターより若干小さい感じですが、光の見え方を含めて、その雰囲気がある、格好良い製品です。
ただ、下部が明るい(暖かい)仕様は、デザインと言うより、足もと部分に熱を届けるための実用的な工夫です。
このため、新しいヒーター(新型グラファイトfヒーター)を開発しています。
注意点は、方向性がある点です。
ストーブ形状ですが、あくまで、「光で暖める」ものなので、正面2メートルくらいが暖かいのは、他機と同じです。
首振りは、ただ、対応(70°)です。
ある程度の範囲に暖かさを届けられますが、その場合はムラはあります。
あとは、最大パワーが、上位機より若干弱め(800W)になります。
その代わり、ダイヤルで無段階で出力が調整できる仕様です。
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結論的にいえば、他機同様に近接暖房用ですが、とくに、足もとが暖かいので、ソファ脇などに置いて温まるのに良さそうです。一方、デスクワークには、形状的に邪魔でしょう。
操作部が下部にある仕様など、利便性より、クラシック案デザイン性を大切にした設計ですが、それはそれで「あり」かと思います。
【2024年発売】CAH-G42GE(G) CAH-G42GE(W)
36・アラジン 遠赤ヒーター CAH-G42GE-G
37・アラジン 遠赤ヒーター CAH-G42GE-W
¥9,523 楽天市場 (1/8執筆時)
【2023年発売】
38・アラジン CAH-G42GD-G
39・アラジン CAH-G42GD-W
¥11,318 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトヒーター
パワー:200/400W
温度設定:2段階
タイマー:1/2/5/8時間
首振り角度:自動首振り(70度)
熱の到達距離:
センサー:
本体サイズ:高さ548×幅190×奥行190 mm
保証期間 :1年
アラジンのCAH-G42GDは、遠赤外線ヒーターでもとびきり安い価格の製品です。通称「鳥かご」です。
本機も旧機種が残りますが、性能は同じです。値段で決めてOKです。
本体サイズは、高さ548×幅190×奥行190 mmです。
かなりのスリム型といえます。
設置性が良いため、アラジンは、トイレ・脱衣所などに置くことを提案しています。
その用途では、泡沫防水機能もありますので、水気のある場所に強い仕様です。
暖房力は、最大でも400Wです。
あきらかに弱いため、広い場所では使えません。出力は2段階のみ切替対応です。
安全性は、さすがに、赤外線の「セーフティサポートセンサー」は未付属ですが、転倒防止センサーはあるため、地震などの際も安全でしょう。
また、防滴仕様です。
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以上、アラジンのCAH-G42GDの紹介でした。
トイレ用に遠赤外線ヒーターの導入を考えている場合、邪魔にならないのがこちらでしょう。また、お風呂の脱衣所(洗面所)もこのサイズで足りる気がします。
タオルなどの可燃物もある空間ですが、鳥かご形状で安全性は高いでしょうし、この機種のみ泡沫防水機能があるため、水の近くの利用でも安心できます。電源スイッチも防滴仕様なので、濡れた手での操作も安心できます。
さらに言えば、グラファイトヒーターは、シーズヒーターに比べて速暖性がある点もこの用途に向いているといえます。
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【2023年発売】
40・アラジン AEH-G408N-G
41・アラジン AEH-G408N-W
¥7,082 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
(下位機:400W固定)AEH-G424D(SW)同型
42・アラジン AEH-G425N-W
¥6,734 Amazon.co.jp (1/8執筆時)
ヒーター:グラファイトヒーター
パワー:200/400W
温度設定:2段階
タイマー:1/2/5/8時間
首振り角度:自動首振り(70度)
熱の到達距離:
センサー:
本体サイズ:高さ530×幅180×奥行180 mm
保証期間 :1年
なお、省スペースタイプは他にもあります。
出力などは同じですが、形状的に「鳥かご」ではなく、飛沫防水もない仕様になります。
比べてしまえば、デザイン性を含めて「まあ普通」な感じですが、デザイン性は良いので、キッチンなどには合うでしょう。
一灯で小型で暖かいのは、足もとだけではありますが、キッチンならそれでも良いでしょう。
なお、AEH-G425N(W)は、若干形が変わるほか、温度調整がなく、400W固定の廉価版です。
次回に続く!
この冬最適な遠赤外線ヒーターのおすすめは結論的にこれ!
以上、各社の遠赤外線ヒーターの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ続きます。
2・遠赤外線ヒーターの比較 (2)
2-1:シロカ〈日本〉
2-2:トヨトミ・山善〈日本〉
2-3:最終的なおすすめの提案【結論】
速暖性 ★★★★★
暖かさ ★★★★★
熱の広がり ★★★★★
省エネ性能 ★★★★★
安全性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
次回の2回目記事(こちら)は「結論編」です。
上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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