比較2017' 吸引力で選ぶ掃除機28機の性能とおすすめ・選び方(Cyclone-1)サイクロン式掃除機: 東芝・ダイソン・パナソニック・シャープ・日立

2017年02月28日

比較2017' 吸引力で選ぶ掃除機28機の性能とおすすめ・選び方(Cyclone-1)サイクロン式掃除機: 東芝・ダイソン・パナソニック・シャープ・日立

今回レビューする製品:2016年-2017年人気の小型軽量掃除機28機種の性能の違いとおすすめ(1人暮らし〜世帯用まで):シャープ・パナソニック・東芝・日立・ダイソンSHARP POWER CYCLONE EC-CT12-C EC-P8X EC-G8X 東芝 トルネオ ミニ VC-C6A-P VC-C6-R TORNEO ヴイ VC-MG710-P VC-MG910-R レッド 日立 ブーストサイクロン CV-SD90 CV-SD100 CV-SD900-R CV-SD700 CV-SD300-N CV-SD200-P パナソニック プチサイクロン MC-SR530G-P MC-SR540G MC-SR34Gダイソン DC48 タービンヘッド コンプリート Dyson Ball Animal+Fluffy Animalpro Turbinehead+ CY25THCOM Dyson Ball Motorhead+ DC63 Fluffy+ CY24 FluffyPRO CY24    吸引力の強さ・ペットの毛対策に向く機種・違いや口コミランキング

今回のお題
最新モデルのサイクロン式掃除機で、軽量で強力なおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。今回は、2017年最新モデルとなる家庭用の掃除機の比較です。

 このブログ「モノマニア」では、掃除機については、以下のような比較記事があります。

1・サイクロン式掃除機の比較
2・紙パック式掃除機の比較
3・スティック式掃除機の比較
4・ロボット掃除機の比較
5・目的・予算別の掃除機の選び方
【まとめ】

 今回は1番の記事です。いつものように、メーカーごとの最新機種を紹介し、最後にAtlasのおすすめ商品を選ぶという形式で書いていきます。

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 一般的なキャニスタータイプのサイクロン掃除機について比較します。それ以外のタイプの掃除機をお探しの方は、上記2番〜4番の記事をご覧ください。

 また、掃除機のタイプについてどれを選べば良いか迷っている方は、掃除機の一般的な選び方についてまとめたは、5番のまとめ記事をご覧ください。

サイクロン掃除機の選び方

 というわけで、今回は、吸引力の持続性と軽量性に定評があるサイクロン式の掃除機について、最新モデルを1を紹介していきたい思います。

 具体的な機種の比較に入る前に、紙パック式と比べた場合のサイクロン式の特長と利点についての説明からはじめます。

 大きな相違点は、次の2点です。

1・ゴミ捨ての頻度
2・消耗品のコスト
3・吸引力の持続性

 第1に、ゴミ捨ての頻度です。

 サイクロン式掃除機の場合、ゴミ箱は小型です。そのため、2〜3週間に一度ゴミ捨てが必要です。ただし、最近の機種は、ワンタッチでゴミが捨てられるなどゴミ捨てが簡単になっていますし、ゴミに直接触らなくても良い構造になっています。

 第2に、消耗品コストです。

 紙フィルター式掃除機の場合、紙パックという消耗品コストがかかります。それほど高いものではないですが、サイクロン掃除機は消耗品が不要なので、ランニングコスト面で優位です。

 第3に、吸引力の持続性です。

 紙フィルター式掃除機のもダストボックスが「カラ」の状況ならば、やはりサイクロンも紙フィルター式もほとんど変わりなく性能は同じです。ただし、紙フィルタ式の場合は、空気の経路とゴミの経路が同じ構造なので、ゴミが溜まると吸引力が落ちる傾向があります(緩和している機種もあります)。

 実用面の違いは、以上の3点です。それ以外は、実はさほど変わりません。


 以上をまとめれば、次のようになります。

 第1に、2週間前後でのゴミ捨てが面倒と感じる方は、紙パック式が良いでしょう。

 第2に、掃除が好きで、アレルゲン対策・清潔性を重要視する場合はサイクロン式が良いでしょう。

 なお、このブログでは、紙フィルター式の掃除機については、こちらで別に紹介しています。

ーー

 というわけで、以下では、サイクロン式の掃除機の性能を機種ごと紹介していきます。いつものように、おすすめの点については赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。

サイクロン掃除機の比較

 サイクロン掃除機は種類が多様のため、いくつかのカテゴリーに分類して紹介する必要があります。

 そこで、今回の記事では、ダストボックスの集塵容量が少ない小型機種(ワンルーム〜2DK向け)と、ダストボックスが大きい中型機種に分けて紹介します。


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 1・SHARP POWER CYCLONE EC-CT12-C
  ¥9,980 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.35リットル
 吸込仕事率:450W
 騒音値:57デシベル
 フィルター:サイクロンHEPAフィルター(抗菌)
 ヘッド:エアタービン式
 本体重量:3.8kg
 本体サイズ: 257x248x363mm

 はじめに紹介するのは、シャープのEC-CT12-Cです。2011年以来販売されている人気機種です。家電量販店のサイクロン式掃除機では、この機種が一番売れている商品です。ワンルーム1人暮らしの初心者に最適なサイズと値段だからともいえます。

 掃除機のパワーは、吸い込み仕事率が450Wと強力です。ただ、サイクロン式の場合は、必ずしも吸い込み仕事率が高い方が力強いわけではなく、機構やサイクロン(気筒)の数などが影響します。その点で、この機種は、「価格相応」の吸引力でしょう。ただ、カーペットを含めて十分な力です。

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 掃除機のヘッドは、しかしながらこの機種の「弱点」です。高級機」といわれる掃除機ヘッドには、モーター搭載でかけやすい自走式がほとんどです。しかし、この機種は、風の力だけで回すエアタービン式です。その点で、掃除機の操作性がいくぶん劣るでしょう。

 ダストボックスも、この機種はゴミ圧縮機能が付属しません。そのため、ゴミ捨ての頻度が多く必要です。また、ゴミ捨ての際、ダストカップのカバーを外してから捨てる構造のため、構造的にほこりが手につくことは避けられないでしょう。

 掃除機の重さも、3.8kgであり、ヘッドと合わせると5.0kgあります。特にお年寄りにはあまり向かないと思います。

 フィルターは、その一方で、この機種の「売り」と言えます。空気清浄機などにも採用されている高性能のHEPAフィルターがつきます。

 お手入れは、水洗いに非対応で、「通常のサイクロン」という感じです。

 以上、シャープのEC-CT12-Cの紹介でした。

 価格はかなりお買い得のため、1万円前後の予算ならばオススメできます。ただし、上位機種に比べると機能面に差があります。とはいえ、フローリングなどのワンルームを掃除するならこの機種でも十分でしょうけれども。


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 2・東芝 トルネオ ミニ VC-C6A-P 【下位機種】
  ¥ 19,980 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 3東芝 トルネオ ミニ VC-C6-R 【上位機種】
  ¥ 26,300 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.25リットル
 吸込仕事率: 290 W
 騒音値: 58デシベル
 フィルター:高集塵プリーツフィルター
 ヘッド:自走式/ エアタービン式
 本体重量:2.2kg
 本体サイズ: 220x295x255 mm

 東芝のトルネオミニは、小型掃除機として最近人気の機種の後継機です。現在は、VC-C6Aと、VC-C6と2種類あります。

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 掃除機のヘッドは、2機種で異なります。 

 VC-C6Aは、掃除機のヘッドは、シャープと同じエアタービン式です。

 VC-C6は、掃除機のヘッドは、モーターが搭載される自走式です。

 走式ヘッドは、掃除機を前後に動かす時に、モーターで推進をアシストしてくれるので、エアタービン式よりも軽いです。自走式ヘッドの有無は、掃除機の高級機と入門機を分けるポイントです。

 ヘッド以外の相違点はありません。以下では、両機種の特長を同時に数点紹介していきます。

 掃除機の重さは、「トルネオミニ」シリーズがこだわる部分です。他社の集塵容量0.25リットルのライバル機種と較べても、200グラム近く軽いため、最も軽い機種です。ヘッド素材にカーボンを利用するなどして軽量化しており、ホースを合わせた総重量としても、サイクロン式として最軽量ですね。

 ダストボックスは、サイクロン掃除機はどの機種も遠心分離機構を持ちます。ただ、高級機の場合、これに加えて、ゴミ圧縮機能が搭載されるのが普通です。

 その点、トルネオミニも圧縮機能を装備します。サイクロン掃除機のダストボックスは小さいので、この機能の搭載は重要なポイントになります。

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 お手入れも、簡単です。ゴミ圧縮機能がついている機種は、ゴミが固まっているため未搭載の機種よりゴミ捨てが楽です。ダストボックスの開閉も容易で、水洗いも可能で清潔です。

 その他、掃除機のグリップも高レベルです。持ちやすい「楽わざグリップ」の他、掃除機のヘッドが90度まで曲がるため、隙間や壁際の掃除に便利です。

 以上、東芝のトルネオ ミニ の紹介でした。上位機種には自走式ヘッドゴミの圧縮機能が搭載されている点で、2万円以下のモデルとしてはかなり優秀です。本体の軽量性も最高水準のため、軽量な掃除機を探している人には、おすすめです。小型ですが、圧縮機能があるため、ワンルームから2DKほどのマンションに対応できそうです。


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 シャープ サイクロン掃除機 EC-P8X【下位機種】
  ¥ 26,500 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 
4・シャープ サイクロン掃除機 EC-G8X【上位機種】
  ¥ 36,899 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 4シャープ サイクロン掃除機 PX-700-P【在庫限り】
  ¥ 18,700 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.25リットル
 吸込仕事率:210W
 騒音値:61デシベル
 フィルター:Ag+アレルディフェンスフィルター
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.9kg
 本体サイズ: 177x239x304 mm

 EC-P8XEC-G8Xは、2016年に発売になる新機種です。

 掃除機の重さは、さほど強調する部分がなく2.9kgです。

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 掃除機のパワーは、この機種の「売り」です。8気筒の小型サイクロンが付属するからです。200Wクラスのパワーですが、この点で吸引力は他機より上です。また、大きなゴミを処理する旋回分離式のサイクロンが付くため、パワーは強力で持続性も高いと言えます。

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 ヘッドは、しかしながら自走式ですので、重さを感じることは少ないでしょう。

 ダストボックスは、その一方で、ゴミの圧縮機能が非搭載であり、残念な部分です。あまり大きな部屋では対応できないでしょう。

 お手入れは、この機種も手軽であり、ダストカップごと丸洗いできる清潔仕様ですね。

 フィルターも、HEPAフィルター搭載で排気にも配慮があります。 

 なお、上位機種のEC-G8Xは、付属するブラシが通常より高品質のから拭きワイド自走ヘッドです。かけ面が広く、また極際繊維を使ったブラシで、細かいゴミまで絡め取ります。

 また、【在庫限り】の2015年モデルであるPX-700-Pは、形状やサイクロンなどの性能など、色以外は、今年度の下位機種と同等製品です。

 以上、シャープのEC-P8XEC-G8Xの紹介でした。軽量タイプとしては、気筒数の多い優秀なサイクロンを使っているといえる機種ですね。特に、価格が下がっている旧製品はお買得でしょう。


 

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 5・日立 ブーストサイクロン CV-SD90 【2016 下位機種】
  ¥ 18,550 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 6・日立 ブーストサイクロン CV-SD100 【2016 上位機種】
  ¥ 29,200 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 5・日立 ブーストサイクロン CV-SC90 【2015 下位機種】
  ¥ 14,800 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 6・日立 ブーストサイクロン CV-SC100【2015 上位機種】
  ¥ 18,750 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.25リットル
 吸込仕事率: 340 W
 騒音値: 55デシベル
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.9kg
 本体サイズ: 358×230×275mm

 こちらは、日立の「2段ブースストサイクロン」シリーズの掃除機です。2機種ありますが、双方とも0.25リットルのダスト容量で、小型タイプのサイクロン式掃除機です。

 本体の重さは、2.9kgと小型機種としては平均値です。

 掃除機のパワーは、「モーターの日立」の評判通り、モーターは強いです。掃除機のパワーを示す仕事率も340 Wであり、小型機種の中では最上位です。小型でとにかく吸い込みの良いモデルを探しているならば、良い選択肢でしょう。ただ、小型サイクロンは未搭載で、シャープの方が「サイクロンらしい」といえばそうですね。

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 ヘッドは、2機種でことなりますCV-SD90は、エアタービン式です、CV-SD100自走式になります。さほど価格差が開いていないので、選ぶならば自走式でしょう。なお、2015年式と2016年式は、性能差がないので、上位機種・下位機種の違いだけに注目し、あとは安い方を買えば問題ありません。

 ダストボックスは、高級機ほどは圧縮されませんが、ゴミの圧縮機能が搭載されます。

 お手入れは、独自のフィルターお手入れ機構があり、電源コードを引く際にフィルターを振動させて、チリを落とす機構が装備されます。これによりメンテの頻度は少なくて済みます。

 センサーは、 CV-SD100のみ搭載で、床質やかける力に合わせて力を自動でセーブできる仕様ですね。

 以上、日立のブーストサイクロンの紹介でした。2万円弱の「売れ筋」は各社共に頑張っている製品が多いですが、日立の場合は、サイクロンに依存しないパワーが自慢ですね。吸引力に期待するならば、選んで良い製品です。


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 7・パナソニック プチサイクロン MC-SR540G 【2016 上位機種】
  ¥ 43,366 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 7・パナソニック プチサイクロン MC-SR34G   【2016 下位機種】
  ¥ 30,272 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 7・パナソニック プチサイクロン MC-SR530G-P【2015 上位機種】
  ¥ 40,040 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 7・パナソニック プチサイクロン MC-SR33G    【2015 下位機種】
  ¥ 30,766 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 
集塵容量: 0.25リットル
 吸込仕事率: 300W
 騒音値:57デシベル
 フィルター:抗菌消臭フィルター
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.7kg(2.6kg)
 本体サイズ: 238×327×290 mm

 MC-SR540は、パナソニックの軽量タイプのサイクロン掃除機です。こちらには2015年モデル2016年モデルがありますが、新機種について相違点はホース部分が2mm補足なり柔軟性が多少増した程度のマイナーチェンジです。型落ち品を買っても良いでしょう。

 本体の重さ2.6kgと、小型機種の平均値よりは軽量なモデルです。

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 掃除機のパワーは、期待できます。

 パナソニックは、シャープと同じく、ステンレスガードを使った一次遠心分離ユニットと、メタルコートがされた8気筒の2次遠心分離ユニットをダブル搭載する「ダブルメタル」を採用します。このため、ゴミの遠心分離の精度が高く、ゴミが溜まっても吸引力が持続します。

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 掃除機のヘッドは、自走式になります。また、【上位機種】は、ノズルの先に、先端にLEDナビライトが付いており、暗い場所でもゴミが見えやすいという仕様です。上位機種と下位機種の違いはこの点だけですね。

 ダストボックスは、ゴミ圧縮機能が付属し手軽です。また、パナソニックの場合、ブリーツフィルタがなく、フィルターレス構造です。サイクロン式の吸引力を維持するためには、フィルターの手入れが欠かせません。しかし、この機種はフィルターを採用しない構造のため、2年間手入れが不要です。

 お手入れは、フィルターレス構造で、手入れする点数が少なくて済む上、ダストボックスの丸洗いも可能です。


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 センサーは、ハウスダストセンサーが搭載です。これは、従来からパナソニックの「売り」です。

 絨毯など「目に見えない」部分にゴミが残っていた場合、手元のランプでゴミがあることをお知らせしてくれます。センサーは、ハウスダストや花粉までセンサーが検知可能な高性能センサーです。アレルゲン対策としては非常に有効な機能です。センサーをつかって、ゴミがある場合/ない場合で運転の強弱を付ける自動運転もできます。

 以上、パナソニックのMC-SR540Gの紹介でした。他機種と比べると、フィルターレス構造でメンテナンスが楽な点ハウスダスト発見センサー新型高性能ヘッドの力で、絨毯など目に見えないホコリを完全に綺麗にできるのが「売り」です。

 価格は高いですが、アレルゲン対策やペットのダニ対策に良い機種です。

中型のサイクロン(東芝)

 さて、ここからは、集塵容量が0.4リットル以上あり、一軒家まで対応できる「メイン機」を紹介します。 機種が多いので、メーカーごと見ていきます。

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 8・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG710-P ピンク 【2016】
  ¥ 42,089 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 8・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG600-P ピンク【2015】
 8・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG600-R レッド【2015】
  ¥ 35,850 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.4リットル
 吸込仕事率: 200 W
 騒音値: 58デシベル
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:3.2kg
 本体サイズ: 220x276x322mm

 こちらは東芝の「トルネオ ヴイ」の VC-MG710です。先ほどみた「トルネオミニ」とは違って 0.4リットル大きいダストボックスを搭載する機種です。

 なお、2015年モデルのMG600が併売中です。新機種との違いは、ヘッド部分のファイバー繊維の量で、新機種は20%増量しています。ただ、マイナーチェンジですので、価格の安い方で問題ありません。その他の点は同じです。

 本体の重さ3.2kgで小型軽量とは言えません。ただ、一戸建てのメイン機として使えるダストボックスを搭載する機種としては、3.2kgは相当軽量な機種です。

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 掃除機のパワーは、吸い込み仕事率が200Wです。紙フィルター式の掃除機と違い、サイクロン式は仕事率の数値はあまりあてになりません。高級機は、仕事率が実際よりも低く出てしまうからです。

 こちらの機種も、実際は500W以上クラスの強力機と同等の性能を持ちます。電気代も2割くらい安くすみますので、その点でもお買い得かと思います。遠心分離機能も搭載されます。遠心分離は「トルネオミニ」よりも強力な12気筒です。

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 掃除機のヘッドは、こちらも自走式ヘッドです。さらに、ローラーがイオンファイバーヘッドであり、フローリングのざらつきが取れるよくとれる「ふき掃除」機能を持ちます。その他、床面に合わせたパワーの自動制御も行います。これらの点で、操作性は、かなり良い機種です。掃除機を床から離したときに自動的にオフになるオートオフ機能も搭載です。

 ダストボックスは、ゴミの圧縮率は1/5と、相当強力です。元々ダストカップは0.4Lと大きめですが、圧縮効率が良いため、一軒家でも無理なく使えます。

 お手入れも、その手軽さが、この機種の売りです。サイクロン部分のフィルターを廃止し、分離してサイクロンの中まで水で洗えるフィルターレスサイクロンを採用しました。フィルターレスであることは、高級掃除機の近年の特長ですね。その他、ダストカップに親水性コーティングを施すことで、水洗いでゴミが簡単に洗える仕様にしました。

 センサーは、パナソニックのように、ゴミセンサーが搭載されます。この点で、アレルギー対策の面でメリット性が高いです。

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 そのほか、付属のアタッチメントの豊富さもこの機種の「売り」です。ロングブラシや布団掃除用のブラシまでつきます。

以上、  VC-MG710の紹介でした。世帯用の軽量モデルとしては軽量ですが、高度なゴミ圧縮機能やハウスダスト発見センサーが付属しており、機能の充実度では群を抜いています。一戸建てで使うメイン機を探している方に特にオススメできます。

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 9・東芝 TORNEO ヴイ VC-S500-V ブルー【2016】
  ¥ 27,500 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 なお、こちらにはVC-S500-Vという下位機種があります。

 ただ、自走式でゴミ圧縮機能も持ちますが、フィルターレスサイクロンではなく、従来と同じタイプです。

 その他、マジックダストカップ・ゴミセンサー・イオンファイバーヘッドが未付属であるほか、走行が軽いスムーズタイヤも未採用です。

 核心的な新機能が未搭載ですので、あまりおすすめできません。


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 10・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG910-R レッド 【2016】
 10・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG910-N ブロンズ 【2016】
  ¥ 49,078 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.4リットル
 吸込仕事率: 200 W
 騒音値: 58デシベル
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:3.2kg
 本体サイズ: 220x276x322mm

 VC-MG910 は、2015年新モデルの最上位機種になります。ただ、フィルターレスサイクロンを採用するなど本体のデザインはVC-MG710と同じです。

 また、こちらにもVC-MG900という旧機種がありますが、下位機種の場合と同じで、ファイバー繊維の量が創意だけなので、価格で決めて良いでしょう。

 なお、下位機種VC-MG710との機能的な相違点は、次の点です。

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 第1に、通常のモーターヘッドの他に、電動ふとんブラシが付属する点です。布団ブラシは、布団を叩きながら吸い出す構造になっている点で、「以前紹介したレイコップ」などと同じです。

 第2に、エアコンの上部などが掃除できるロングアタッチメントがついている点です。

 第3に、強力な脱臭・空気清浄フィルターがついている点です。

 つまり、おもに付属品の相違です。価格が高いため、高度なふとん掃除機能が不要ならば、VC-MG710で十分ですね。

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 11・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG800-W ホワイト【2015】
 11・東芝 TORNEO ヴイ VC-MG800-R レッド【2015】
  ¥ 40,795 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 こちらにも「下位機種」にあたるVC-MG800-Wがあります。機能的には、電動ふとんブラシが付属しない点が相違点です。

 ロングアタッチメントや、強力な脱臭・空気清浄フィルターだけ欲しい人はこちらを選ぶのも良いでしょう。

ダイソンのサイクロン掃除機(中型)

 つづいて、ダイソンのサイクロン掃除機を紹介します。


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 12・ダイソン Dyson Ball Turbinehead CY25TH【下位機種】
  ¥ 41,900 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 12・ダイソン Dyson Ball Turbinehead+ CY25THCOM【上位機種】
  ¥ 47,019 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.5リットル
 吸込仕事率: 170 W
 最大騒音値:-----
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.7kg
 本体サイズ: 212 x 698 x 694 mm

 Dyson Ball Turbinehead は、ダイソンのキャニスタータイプの掃除機です。DC46 DC48タービンヘッドの後継機となります。

 サイクロン式では、高級掃除機の代名詞とも言えるダイソンの掃除機ですが、こちらは5万円前後で購入できる唯一のモデルです。

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 2機種ありますが、【上位機種】は、面掃除ができるカーボンファイバーソフトブラシと、隙間用のリーチアンダーツールが付属品として追加されているというだけの違いです。フトンツールは、両機種とも付属します。

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 本体の重さは、性能面で最注目するべきです。0.5リットルと大きなダストボックスを持つにもかかわらず、本体重量2.7kgは、かなり優秀と言えます。

 掃除機のパワーもは東芝同様の12気筒のサイクロンを採用します。また、1500Wのデジタルモーター V4の力で、吸い込み仕事率170Wを達成し、他社にひけをとりません。

 掃除機のヘッドは、しかしながら、この機種はヘッドが自走式ではありません。価格もそれなりに高いため、この点は残念な部分です。

 ダストボックスは、圧縮式ではないですが、集塵容量は0.5Lと多めです。一軒家では流石に容量不足でしょうが、マンションでは問題ないでしょう。

 一方、強みと言えるのは、掃除機の静音性です。ダイソンは騒音値のスペックを出しませんが、音響工学を駆使した本体構造と、同社が開発したデジタルモーターV4の力で、人間が「うるさい」と感じる高周波の低減が図られています。

 フィルターは、空気清浄機と同じグレードの交換不要のHEPAフィルターを採用するなど排気の面でも工夫が見られます。

 センサーは、ゴミセンサーが搭載されません。必須機能ではないですが、こうした点は、やや残念かもしれませんね。

 以上、DC48の紹介でした。およそ掃除機とは思えないキューブなデザインでとてもオシャレな機種です。また、高い静音性など、国内他社の製品にはみられず、この点で魅力の高い機種です。一方、自走式ではないため、操作性を期待するならば、上位機種が良いと思います。


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 14・ダイソン Dyson Ball Motorhead+ DC63コンプリート【上位機種】
  ¥ 48,300 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.5リットル
 吸込仕事率: 170 W
 最大騒音値:-----
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.75kg
 本体サイズ: 211 x 721 x 701 mm

 ダイソン Dyson Ball Motorhead+ は、キャニスタータイプのダイソンの高級掃除機です。

 先ほど紹介した機種 との違いは次の点です。

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 第1に、こちらの機種にはモーターヘッドが搭載されます(自走式)。下位機種に比べて、絨毯などの摩擦の多い素材の掃除機かけが特に快適になっています。

  第2に、サイクロンが24気筒ティアーラジアルサイクロンになっています。他社の高級機の2倍で、風量・遠心力が強化されています。ダイソンでは吸引力で評判ですが、それはこのDC63を選んだ場合になります。

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 第3に、付属品が1つ増えています。こちらには、手に持って、狭いスペースのゴミをかき取れるタングルフリー タービンツールが付属します。

 以上、Dyson Ball Motorhead+ の紹介でした。自走式ヘッドの搭載と、24気筒のサイクロンの採用で、下位機種にあった欠点が解決されている点で良い機種だと思います。また、下位機種同様に、静音性とデザイン性は高いため、総合力は高いです。予算が許せば、この機種はおすすめですね。


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 15・ダイソンDyson Ball Fluffy CY24 【下位機種】
  ¥ 54,400 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 15・ダイソン Dyson Ball Fluffy+ CY24 【中位機種】
  ¥ 63,000 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 15・ダイソン Dyson Ball Fluffy PRO CY24  【上位機種】
  ¥ 66,164 Amazon.co.jp (2/28執筆時) 

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.5リットル
 吸込仕事率: 170 W
 最大騒音値:-----
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.75kg
 本体サイズ: 211 x 721 x 701 mm

 ダイソン Dyson Ball Fluffy は、キャニスタータイプのダイソンの高級掃除機では、最も新しく、最も高級なラインです。

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 先ほど紹介したDyson Ball Motorhead+ との違いは、掃除機のヘッドの部分です。新開発のソフトローラークリーナーが装備されています。このローラーは、フローリングに特に強い仕様で、最近の高級機に見られる「拭き掃除」を応用した方式です。

 一方、主な違いは、この点だけです。カーペット主体の方は、Dyson Ball Motorhead+ でも良いでしょう。

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 【中位機種】Dyson Ball Fluffy+ には、ファブリックに絡まった髪の毛をかき取るタングルフリー タービンツールや、隙間掃除ができるリーチアンダーツール、面の掃除に便利なカーボンファイバーソフトブラシと、ふとん用のフトンツールが付属します。

 【上位機種】Dyson Ball Fluffy PRO も付属品はほぼ同じですが、フトンツールが付属しない代わりに、高いところの掃除に便利なアップトップツールが付属します。

 つまり、3機種の相違点は、付属品の点だけになります。


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 16・ダイソンDyson Ball Animalpro【下位機種】
  ¥ 70,279 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 16・ダイソン Dyson Ball Animal+Fluffy【上位機種】
  ¥ 75,500 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 集塵方法:サイクロン式
 集塵容量: 0.5リットル
 吸込仕事率: 170 W
 最大騒音値:-----
 フィルター:(マイナスイオン)
 ヘッド:自走式
 本体重量:2.75kg
 本体サイズ: 211 x 721 x 701 mm

 Dyson Ball Animalproは、最近発売されたダイソンのサイクロン掃除機です。

 ただ、こちらもDyson Ball Motorhead+Dyson Ball Fluffy同じ能力の本体を装備しており、モーターパワーや機構の面での違いはありません。

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 相違点は、ヘッドです。こちらも自走式ですが、カーペットに適したダイレクトドライブクリーナーヘッドが搭載されます。「アニマル」と名前がついているのは、「絡まった動物の毛まで処理できる」という意味です。ただ、動物がおられないご家庭でも、カーペットを掃除する場合は、Dyson Ball Motorhead+よりも、基本的にこちらが高度です。

 なお、【上位機種】は、フローリングに向いたソフトローラークリーナーも付属しています。その点で、ダイソンの掃除機の最高級機と言えますね。

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 付属品の構成は、 Dyson Ball Fluffy+ と同等です。ファブリックに絡まった髪の毛をかき取るタングルフリー タービンツールや、隙間掃除ができるリーチアンダーツール、面の掃除に便利なカーボンファイバーソフトブラシと、ふとん用のフトンツールが付属します。ただし、【下位機種】は、カーボンファイバーソフトブラシが未付属です。

後編に続く!
新モデルの掃除機のなかで、軽量で強力なおすすめ機種は結論的にどれ?


 というわけで、今回の第1回目の記事では、軽量コンパクトなサイクロン式の掃除機をレビューしました。

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 17・日立 ブーストサイクロン CV-SD900-R 【2016・上位機種】
 17・日立 ブーストサイクロン CV-SD900-N  【2016・上位機種】
  ¥ 49,505 Amazon.co.jp (2/28執筆時)
 17・日立 ブーストサイクロン CV-SD700 【2016・下位機種】
  ¥ 49,403 Amazon.co.jp (2/28執筆時)

 次の第2回目の記事【こちら】では、今回紹介できなかった日立のサイクロン式掃除機を紹介します。

 その上で、今回紹介した全機種から、予算別・目的別にAtlasのオススメ機種を選んでみたいと思います。

 第2回目の記事は→こちら

 前半記事はこれで終わりです。Twitter・Facebook・はてなブックマークから記事を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 15:10 | Comment(0) | 掃除機・掃除用品

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