【今回レビューする内容】2025年 吸引力が強い!サイクロン式掃除機の性能とおすすめ・選び方:1人暮らし用・世帯用・ペットの毛用:押し歩き型遠心分離キャニスター掃除機 :カーペット対応力の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】東芝 VC-CF33(H) VC-S650X(H) VC-SG940X(R) VC-S640X(S) VC-CF32(R) VC-CF22A(W) VC-CF21A VC-CF31 VC-CF20A-W VC-C7A-W VC-C7-R TORNEO V VC-S620X-S VC-S610X-W VC-SG930X(R) VC-SG930X(N) VC-S630X-S VC-S780J-L パナソニック MC-SR610K-W MC-SR41K-A MC-SR49K MC-SR37G-N MC-SR42K-A MC-SR620K-W MC-SR43K-A MC-SR630K-W 日立 CV-SP900P-V CV-SP300P-C CV-SP900M-V CV-SP300M-N CV-SP900L CV-SV90K-W CV-SP300K-N ダイソン Dyson Ball DC48 TH SB N シャープ EC-U100-N EC-CT12-C EC-VS510-P EC-VS530-N EC-MS330-N 三菱電機 Be-K TC-ED2C-S TC-ED2B-S TCES2CE3D TC-ED2E-H TC-ES2E5-S Z 山善 YAMAZEN ZCB-H200(CG) マクスゼン MAXZEN JC06CSM01-SV
今回のお題
軽量で強力なサイクロン式掃除機のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2025年8月現在、最新の家庭用のサイクロン式掃除機の比較です。
パワー・軽さ・静音性などの要素に注目しながら、一機ずつ良い部分、イマイチな部分について分析していきます。

1・サイクロン式式掃除機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:東芝〈日本〉
1-3:パナソニック〈日本〉
1-4:日立 〈日本〉
2・サイクロン式掃除機の比較 (2)
2-1:シャープ 〈日本〉
2-2:三菱電機〈日本 〉
2-3:ダイソン〈英国〉
2-4:山善 マクスゼン ほか
2-5:おすすめ機種の提案【結論】
記事では、はじめに、サイクロン掃除機の「選び方の基本」を紹介したあと、以上のようなメーカー順に各機をみていくという構成になります。
掃除機の軽さ ★★★★★
操作性の良さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
集塵力の強さ ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の結論では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
ーー

1・サイクロン式の掃除機の比較
:車輪型(キャニスター)
2・紙パック式の掃除機の比較
:車輪型(キャニスター)
3・コードレス掃除機の比較
:スティック型(手持ち)
4・ロボット掃除機の比較
:ロボット型(自動掃除)
5・おすすめ掃除機の選び方
:掃除機全体の選び方の解説【まとめ】
なお、今回の記事は、このブログの掃除機の紹介記事全体としては1回目記事になります。
サイクロン式でも、(車輪付の)キャニスター式掃除機限定です。
コードレス(スティック)の場合は3回目記事、ロボット型の場合は、4回目記事で、(サイクロン方式以外の製品と共に)扱っています。
どの記事から読まれても分かるようにしています。
よろしくお願いします。
1-1・サイクロン掃除機の選び方の基本

1・吸引力の持続性
2・ ゴミ捨て回数
3・吸引力
4・消耗品コスト
5・清潔性
6・軽量性
はじめに、サイクロン式掃除機の「選び方の基本」の説明からです。
キャニスター型掃除機には、伝統的な紙パック式とサイクロン式がありますが、ここでは両者の違いを整理し、サイクロン式を選ぶ際の基本的な視点を示します。

第1に、吸引力の持続性です。
これはサイクロン式が、紙パック式よりも明確に優れている点です。
サイクロン式は、上部のサイクロン室で旋回気流を発生させ、遠心力によって「ゴミを下へ」、「空気を上へ」と分離排出します。この遠心分離構造により、ゴミがたまっても吸引力が持続しやすいという特長があります。
紙パック式では、一方、フィルターにゴミがたまってくると、目詰まりや偏りが生じ、徐々に吸引力が低下していきます。
こうした構造上の違いから言えば、吸引力の持続性の部分では、サイクロン式が優位と言えます。
ーーーー 
第2に、ゴミ捨ての回数です。
この点では、紙パック式がサイクロン式に明確に優れています。
サイクロン式は、容量が大きい機種であっても、一般家庭の使用で2週間に1回程度のゴミ捨てが必要になるのが一般的です。
紙パック式は、一方、およそ2か月ほど交換不要な場合も多く、比較すると、サイクロン式はおおむねゴミ捨て頻度が約4倍となります。
サイクロン式の場合、ダストカップが大容量で、ゴミ圧縮機構付きの高級モデルであっても、紙パック式に比べるとゴミ捨ての手間は依然として多いのが現実です。
ただし、こうした高級機ではゴミ捨ての構造や仕組みも配慮されており、実際の作業は比較的簡単で、日常的なストレスにはなりにくいよう工夫されています。
製品選びでは、このようなゴミ捨てのしやすさも重要な判断基準となるため、今回はそうした点も含めて丁寧に比較していきます。
ーーーー
第3に、吸引力です。
サイクロン式の吸込仕事率は、高級機でも最大で300W程度です。
一方、紙パック式では最大650Wのモデルもあり数値だけで見ればサイクロン式は「弱い」と言えます。
しかし、サイクロン式は遠心分離を活用した構造上、モーターで強制的に気流を引き込む紙パック式と異なり、吸込仕事率の数値が低く出やすいため、単純な比較は適切ではありません。
「吸込力持続率」や「捕集率」などの指標も用いられることがありますが、これらも両方式を公平に比較するには限界があります。
---
結論的にいえば、ホース径やヘッド性能が同等の機種同士であれば、実使用において吸引力に大きな差は出にくいと考えられます。
むしろ、集じん方式の違いよりも、ヘッド構造や気流設計などの工夫が吸引性能に影響するため、サイクロン式が「特別に強い」というわけではありません。この点は選定時の決定的な要素にはなりにくいでしょう。
ーーーー

第4に、消耗品コストです。
サイクロン式は、紙パックなどの消耗品が不要で、ランニングコストがかからない点が、言うまでもなく優れた部分です。
紙パック式は、一方で、たとえば5枚1,000円前後の汎用紙パックを、耐用年数6年のあいだ使うと仮定した場合、一般家庭では合計で約6,000円程度の追加コストが発生します。
ただし、同じメーカー・同等クラスの吸引力や機能性を持つ機種同士で比較した場合、サイクロン式は本体価格や修理費がやや高めになる傾向があります。
そのため、消耗品コストの優位性はあるものの、「サイクロン式だから特別にお得」とは言いきれず、この点を選ぶ決定的な理由とするにはやや弱い部分があります。
ーーーー

第5に、清潔性です。
サイクロン式は、清潔性を重視する場合に注目すべき点がいくつかあります。
まず、ゴミ捨て頻度が多いことは、裏を返せば「ゴミをため込まない」ことにつながります。また、ゴミが見える構造のため、異物混入などの際にも即座に対応できるというメリットがあります。
さらに、上位機種では、ゴミに触れずに捨てられる構造や、ダストカップを丸洗いできる設計も採用されています。
排気に関しても、サイクロン式はフィルター性能が重要ですが、上位機では多層構造などの高度な配慮がなされています。
一方で紙パック式は、紙パックごと捨てるだけでゴミに触れず処理できるため、清潔性という観点では安定した評価があるのも事実です。
そのため、両方式にそれぞれ利点があるものの、決定的な優劣があるとは言い切れません。
ーーーー

第6に、軽量性です。
軽量性をアピールするモデルは、サイクロン式・紙パック式のどちらにもあるため、一見すると大きな差はないように見えます。
しかし、同程度の吸引力(仕事率)を持つ製品同士で比較すると、サイクロン式のほうが小型・軽量である傾向があります。
これは、紙パック式で吸引力を高めるには、ホースやパイプの径を太くする必要があるためです。
実際、仕事率500W以上の紙パック式モデルは、同等出力のサイクロン式よりも、ホースの径が太い傾向があります。

紙パック式で、実際、仕事率500W以上の紙パック式モデルは、同等出力のサイクロン式よりも、ホースの径が太い傾向があります。(左図)。
一方、軽量さを重視した紙パック式モデル(仕事率300W前後)では、サイクロン式と同等の細さで設計されているものもありますが、そのぶん仕事率は抑えめです。

パイプも同じことが言えます。
---
結論的にいえば、サイクロン式は軽量性に一定のメリットがあります。
もちろん、サイクロン式であれば「すべてが軽く、小さく、パワフル」というわけではありませんが、取り回しのしやすさを重視する場合には、優れた製品が多い印象です。
その他の点では、集じん方式の違いによって顕著な差は見られません。
静音性に関しても、サイクロン式はやや高周波傾向があるとはいえ、騒音値そのものは紙パック式と大きくは変わりません。
ーーー

以上、サイクロン式の「選び方の基本」を説明してきました。
改めて言えば、サイクロン式は、比較的、小型・軽量機でも、パワーがキープできる機種が多い点、吸引力が持続しやすく常にパワフルで使える点が、紙パック式に帯するメリットです。
一方、ゴミ捨て頻度が増えるのと解決できない課題だと言えます。
しかし、先述のように、上位機の場合「ゴミ捨て方法の改良」で、実用上のストレスは減っています。
昔と違って、サイクロン式固有の欠点は減ったといえます。
したがって、以下の説明記事をご覧いただき、皆さんにとって「便利そうな機能」があったならば、サイクロン式であることを毛嫌いせず、選んでOKだと言えます。
以下、こうした情報をふまえつつ、冒頭書いたようなメーカー順に、各機を紹介していきます。
1-2・東芝のサイクロン式掃除機の比較

はじめに、東芝ライフスタイルのサイクロン式の掃除機です。
キャニスター型のサイクロン式掃除機をとくに「得意」とするメーカーで、過去には、名作を幾つも出しています。---
以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2024年8月発売】
1・東芝 トルネオ ミニ VC-CF33(H)
¥24,280 楽天市場 (8/5執筆時)
【2023年8月発売】VC-CF30-R VC-CF31-R後継機
2・東芝 トルネオ ミニ VC-CF32(R)
¥34,400 楽天市場 (8/5執筆時)
【2019年発売】
3・東芝 トルネオ ミニ VC-C7-R
¥20,019 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 290 W
騒音値:63dB〜約58dB
フィルター:高集塵プリーツフィルタ
ヘッド:自走式
本体重量:2.2kg
スティック重量:1.4kg
センサー:風圧
本体サイズ:220x295x255 mm
東芝のトルネオミニは、小型のサイクロン掃除機です。
サイズ的に言って、一戸建てなど広い面積に対応できないものですが、軽量・小型機としては、性能面で優れる機種であり人気です。
旧機種が残ります。

2023年機は、本体色が赤になる以外は同じです。
2019年機は、Amazonほかネットで「アウトレット」的に売られている、3世代前の仕様のアウトレット製品です。
その間に、22年機(VC-CF31-R)と21年機( VC-CF31-R)もありましたが、そちらは既に終売です。
23年以前の機種は、ブラシの編み方が旧式でした。23年機からは、毛からみしにくい「からみレスブラシ」になりました。ペットなどの毛に対する対策は、すこし高度化しました。
ほか、カタログ的には、新機種にある機能名がいくつかない(スイング連動・スムーズタイヤ)のですが、旧機でも(名前が付いてないだけで)それらの機能性はみられます。フィルターの水洗いも旧機種だとカタログ記載がないのですが、説明書を見る限り仕様は同じ(洗える)です。つまり、全体としてはマイナーチェンジでしょう。

その上で、2019年機までは、新型にも付属しない隙間ノズル(右図)が付いていました。ただ、新旧機種含めて、左図のような「2WAYブラシ」仕様なので、2021年以降の世代は「あまり使わないから減らした」という部分はありそうです。
あとは、2019年機だとブラシの抗菌処理がない部分が違いと言えます。
---
結論的にいえば、新機種を含めて、どれもマイナーチェンジです。
とくに、毛を長いペットなどを飼われていないようなご家庭で、これまでこの部分を気にせずに済んでいるご家庭の場合、格安な2019年機を含めて考えて良いでしょう。

本体の重さは、2.2kgです。
キャニスター式は車輪で押し歩くため、重要なのはスティックとヘッドの重さです。
グラスファイバー製のヘッドなどを採用するため、1.4kgと相当軽量です。
ホースと本体を合わせた総重量としても3.5kgであり、サイクロン式として最軽量です。
掃除機のパワーは、「吸込仕事率」として290Wです。
小型サイクロン掃除機としては、十分なスペックです。
ホースなどの口径がやや細い割には、優秀な値です。
掃除機のヘッドは、モーターが搭載される自走式です。
「自走式ヘッド」は、モーターで推進をアシストしてくれるので、格安のエアタービン式より動きが軽いです。
この部分の差は、キャニスター式のサイクロン場合、掃除機の操作性を「決定的に左右」するので、とても重要です。

ダストボックスは、0.25Lと小さめです。
ただし、この機種はゴミ圧縮機能が搭載されます。
そのため、その小ささをある程度補えています。
また、圧縮機能がある場合、吸引力の持続性や・ゴミ捨ての容易さにおいても優れます。
一方、家庭用のような1/5圧縮などは無理ですから、一戸建てのような広い面積には対応しません。

お手入れも、簡単です。
ゴミ圧縮機能がついている機種は、ゴミが固まっているため未搭載の機種よりゴミ捨てが楽です。
ダストボックスの開閉も容易で、水洗いも可能で清潔です。

掃除機のグリップも高レベルです。
持ちやすい「新楽わざグリップ」が搭載されるほか、2WAYブラシも装備です。
掃除機のヘッドが90度まで曲がるため、隙間や壁際の掃除に便利です。

センサーは、風圧センサーが搭載です。
これは、ゴミ箱に溜まったゴミ量を量るもので、お手入れが必要と判断された場合、ランプの点滅で教えるというものです。

なお、本機は、エコモードをもちますが、風圧の程度から床面の種類を読み取って、強弱を自動調整するような機能性は(同社の上位機と違って)ないです。
ただ、風圧から、掃除機の持ち上げたことは測れるので、持ち上げて1秒で、弱運転にはなります。
---
以上、東芝のトルネオ ミニ の紹介でした。
上位機種には自走式ヘッドとゴミの圧縮機能が搭載されている点で、2万円以下のモデルとしてはかなり優秀です。
本体の軽量性も最高水準のため、軽量な掃除機を探している人には、おすすめです。
小型ですが、圧縮機能があるため、ワンルームから2DKほどのマンションならば対応できそうです。
ーーーーーーー

【2023年6月発売】
4・東芝 トルネオ ミニ VC-CF22A(W)
¥ 19,234 楽天市場 (8/5執筆時)
【2022年発売】
5・東芝 トルネオ ミニ VC-CF21A-W
¥ 25,530 楽天市場 (8/5執筆時)
【2020年発売】
6・東芝 トルネオ ミニ VC-CF20A-W
¥ 19,638 楽天市場 (8/5執筆時)
【2019年発売】【Amazon直販】
7・東芝 トルネオ ミニ VC-C7A-W
¥16,640 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 290 W
騒音値: 63dB〜約58dB
フィルター:高集塵プリーツフィルタ
ヘッド:エアタービン式
本体重量:2.2kg
スティック重量:1.3kg
センサー:風圧
本体サイズ:220x295x255 mm
なお、本機は、以上の下位機種の展開もあります。
新旧機種がありますが、このグレードだと2019年機だけブラシの抗菌化がなされない部分だけが違いで、後は同じといって良いです。

1つ上でみた上位機と比べると、本機については、ヘッドがエアタービン式で、モーターによるアシストを伴いません(フローリングターボヘッド)。
そのほか、先述のように2WAYブラシが未搭載で、代わりに、セットが必要な「隙間ノズル」が付く仕様です。
先述のエコモードも未付属で、毛がラミしにくいブラシ構造も新機種を含めて未装備です。
--
結論的にいえば、値段差を考えた場合でも性能差が大きすぎるため、選ぶならば、先ほどみた上位機と言えます。

【2023年6月発売】
8・東芝 TORNEO V VC-SG940X(R)
¥39,800 楽天市場 (8/5執筆時)
【2022年発売】VC-SG920X後継機
9・東芝 TORNEO V VC-SG930X(R)
10・東芝 TORNEO V VC-SG930X(N)
¥47,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.2リットル
吸込仕事率: 180 W
騒音値:64dB〜約58dB
フィルター:(マイナスイオン)
ヘッド:自走式
本体重量:2.3kg
スティック重量:1.4kg
センサー:ゴミ量・床面検知
本体サイズ: 180×300×276mm
こちらは東芝の「トルネオ ヴイ」のVC-SG940Xです。
同じ「トルネオ」という名前でも、先ほどの小型機種と違って、本機は軽量機ながら、2DK程度までのメイン機にできる性能がある機種です。一戸建てでも対応できます。

なお、新旧機種あります。
旧機種の場合、後述するふとんブラシが「電動」でした。2023年機からおなじような形ですが、モーターによる補助がないので「ふとん叩きの動作」ができなくなりました。
旧機のがスペックは良いでしょう。
一方、ブラシ加工が新機種は変わり、毛絡みがしにくい新仕様になりました。この部分の改良は近年における各社のトレンドで、東芝も採用した形です。ペットなどを飼っている方は、とくに良いでしょう。
これに伴い、ブラシの抗菌方法は変わりましたが、作用は同じです。
---
結論的にいえば、一長一短がありますので、どちらが良いかは、皆さんのニーズによります。ただ、今の値段からすれば、旧機種でしょう。

本体の重さは、2.3kgです。
一軒家に対応できる機種としては軽量です。
キャニスター式は車輪で押し歩くため、より重要なのはスティックとヘッドの重さです。その部分もこちらは1.4kgとかなり配慮があります。

スティックの握りやすさも、ひねりが楽なラクわざグリップです。
一方、下位機と形状が違っていて自由な位置で握りやすいので、機能名も「ラクわざフリークリップ」としています。
東芝はアイロンの場合もそうですが、「握り」には独自のこだわりがあります。

掃除機のパワーは、吸い込み仕事率は180Wです。
この機種は10気筒です。先ほども書きましたが、サイクロンに多気筒を利用している場合、実際の能力より吸込仕事率は低く出てしまいます。
それを勘案すると、実際は500W以上クラスの強力機と同等以上の性能を持ちます。電気代も2割くらい安くすみますので、その点でもお買い得かと思います。

掃除機のヘッドは、こちらも自走式ヘッドです。
「ラクトルパワーヘッド」というブランド名で、ヘッドの吸引部が広いほか、回転ブレードを着脱させ洗える点を「売り」にしてます。
ブラシは、抗菌加工がなされます。その上で、新機種は、毛が絡みにくい「からみレス ラクトルパワーヘッド」仕様になりました。

ダストボックスは、ゴミの圧縮率は1/7と、相当強力です。
先述のように2.0Lサイズの集塵容量ですが、東芝は気筒が多く圧縮率が高いので、一軒家でも無理なく使えます。

お手入れも、その手軽さが、この機種の売りです。
フィルターレスサイクロンを採用し、目詰まりの心配がありません。
さらに、分離してサイクロン気筒の中まで水で洗えバーティカルトルネードシステムCLEARも内蔵です。
そのほか、ダストカップに親水性コーティングを施すことで、水洗いでゴミが簡単に洗える仕様にしました。

センサーは、2つのセンサーを搭載します。
第1に、ゴミ量センサーです(ゴミ残しまセンサー)。
これは、ゴミの集塵量を量るセンサーです。
カーペットの置くなどに見えないゴミが残っていた場合、ハンドル部分のLEDランプの点灯で、教えてくれます。感度は3段階で調整できます。
パナソニックも採用します。

第2に、床面検知センサーです。
風圧(風量)を測るセンサーです。吸込状況で床面が、カーペットか、フローリングかなどを検知するためのものです。
これにより、自動運転(Ecoモード)時、適切に運転の強弱を調整できます。
下位機も、ecoモード時、掃除機の持ち上げ状況は検知できましたが、運転強度が観れるのは、このグレードからです。日立機も採用します。
このほか、ダストカップのゴミ捨て時期を教える機能も、下位機同様にあります。
--
結論的にいえば、掃除機にとって有用なセンサーをダブルで搭載するのは、東芝機の魅力と言えます。他社に、この2つを備える企業はないので。

付属品は、充実します。
第1に、通常のモーターヘッドのほか、ふとんブラシが付属です。
先述のように、新機種から、電動ではなくなり(ふとん)叩き動作がなくなりました。なお、叩くことの意味性については、このブログだと【布団掃除機の比較記事】で説明しています。

第2に、エアコンの上部などが掃除できるロングアタッチメントがついている点です。
つまり、付属品の相違のみです。価格が高いため、高度なふとん掃除機能が不要ならば、VC-SG700Xでも十分です。
そのほか「隙間用ノズル」がつきます。
---
以上、「トルネオ ヴイ」のVC-SG940Xの紹介でした。
世帯用としては多少小さめですが、2DKまでなら十分に利用可能です。
その上で、高度なゴミ圧縮機能や、Wセンサー構成など、機能の充実度では群を抜いています。小型化でもパワフルなメイン機を探している方に特にオススメできます。
ーーーー

【2023年8月発売】VC-S650X-H
11・東芝 TORNEO V VC-S650X(H)
¥34,664 楽天市場 (8/5執筆時)
【2023年発売】VC-S640X-S
12・東芝 TORNEO V VC-S640X(S)
¥33,400 楽天市場 (8/5執筆時)
【2022年発売】VC-S630X-S
13・東芝 TORNEO V VC-S630X(S)
¥36,300 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【2019年発売】
14・東芝 TORNEO V VC-S610X-W
¥25,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
(特定店向け型番)VC-S620X改良機
15・東芝 TORNEO V VC-S780J-L
¥ 39,800 楽天市場 (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.2リットル
吸込仕事率: 180 W
騒音値:64dB〜約58dB
フィルター:(マイナスイオン)
ヘッド:自走式
本体重量:2.3kg
スティック重量:1.4kg
センサー:床面検知
本体サイズ: 180×300×276mm
なお、下位機種として、VC-S650Xという製品も発売されています。
かなりの年数の旧機種が残ります。
しかし、1つ上で見た上位機同様、本機も毛がラミしにくいブラシと隙間ノズルの有無に止まります。
「特定店向け」は、特定のデンキヤに卸される限定品です。
2021年モデルをベースにしますが、ふとん用ブラシがオマケで付きます。ただ、モータのない簡易的なものなので、さほどの魅力はないです。

一方、1つ上でみた上位機と較べる場合、全機種ともゴミ量センサーがないです。
ラクわざグリップも「フリー」の文字がない「新ラクわざグリップ」になります(上図)。
このタイプは、「ラクわざグリップ」と「ラクわざフリーグリップ」の中間の時期(2014年)に開発されたもので、若干グリップ部分のカーブが弱く、持ち方にやや制限がかかるといえます。
家具の隙間を照らす、ワイドピカッとブラシも省略です。それ以外は、上で書いた2点の(豪華)付属品がない以外は同じです。
ただ、(発売年度単位でみれば)さほどない価格差を考えると、基本的に上位機が良いでしょう。
1-3・パナソニックのサイクロン式の比較

続いて、パナソニックのキャニスター型のサイクロン式掃除機を比較します。
同社は、「お年寄りより向け」の掃除機を新しく展開するほか、ペットを飼っている方にも人気のある機種が多い点に特徴があります。

【2025年5月発売】
16・パナソニック MC-SR630K-W
¥49,800 楽天市場 (8/5執筆時)
【2024年8月発売】
17・パナソニック MC-SR620K-W
¥45,000 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【2023年発売】
18・パナソニック MC-SR610K-W
¥59,500 楽天市場 (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 60W
騒音値:62〜約59dB
フィルター:抗菌消臭フィルター
ヘッド:自走式
本体重量:2.6kg
スティック重量:1.5kg
センサー:ゴミ量(高感度)
本体サイズ:238×327×290mm
MC-SR620Kは、パナソニックの軽量タイプのサイクロン掃除機です。
通称「ダブルメタル プチサイクロン」です。
小型タイプではないので、一戸建てのメイン機にもできる対応できるタイプです。
新旧両機種あります。
2025年モデルは、収納時にホースをハンドルの先端に固定するための「ホース掛け(通常別売)」が標準添付になりましたが、そこまで便利なものではなく、実際宣伝もされません。
---
結論的にいえば、基本的には、23年モデルも含めて値段で決めてOKです。

本体の重さは、2.6kgです。
そえなりに、パワフルな機種のなかでは、軽量なモデルです。
スティック部分とヘッド部分の重さを合わせても、4.1kgですので、持ちはこびはに有利でしょう。
吸引力が落ちるホースの細径化などではなく、中空ガラス配合軽量プラスチック採用など素材の工夫で軽量化を図っている点は、好感が持てます。

掃除機のパワーは、仕事率としては60Wです。
先述のように多気筒のサイクロンの場合、仕事率は低くでるため「あてにならない」です。
ステンレスガードを使った一次遠心分離ユニットと、メタルコートがされた8気筒の2次遠心分離ユニットをダブル搭載する「ダブルメタル」ですから、吸引力は期待できます。
とくにこの構造の場合、ゴミの遠心分離の精度が高く、ゴミが溜まっても吸引力が持続します。
パワー面で不満に感じることはまずないでしょう。

掃除機のヘッドは、自走式(パワーノズル)です。
さらに、ヘッドは、2020年新開発の「からまないブラシ」です。
中心部でローラーを2つに分けて、配置も円錐型にしてあります。これにより、髪の毛やペットの毛が劇的に絡みにくくなっています。
掃除機は、完成された家電であまり進化がないですが「毛がらみ」という誰もが不快になる部分にメスを入れたことは、高く評価できます。
新機構の搭載により、重さは200gほど増えたのですが、もともと軽いですし、問題ないでしょう。

機能性の部分では、フローリングの「ふき掃除」を再現できる機能が搭載されます。

その上で、ヘッドを取り外した部分の子ノズルに、LEDナビライトが付きます。
他社はヘッド自体にLEDを搭載する場合が多いですが、パナソニックはすき間掃除の利便性を考えて、子ノズルに搭載です。
簡単に外せますし、パナソニックは機構的に隙間は外してノズルの方がやりやすいため、この仕様で良いかと思います。

ダストボックスは、 0.25リットルです。
小さめですが、こちらもゴミ圧縮機能が付属しますから、2LDKあたりまでならメイン機になるでしょう。
また、パナソニックは、ブリーツフィルタがなく、フィルターレス構造です。
サイクロン式の吸引力を維持するためには、フィルターの手入れが欠かせません。しかし、こうした機種は、2年間手入れが不要です。
お手入れは、フィルターレス構造で、手入れする点数が少なくて済む上、ダストボックスの丸洗いも可能です。

センサーは、ゴミ量センサーです。
パナソニックは、クリーンセンサーと呼んでいます。
東芝の最上位機にも搭載がありました。
絨毯など「目に見えない」部分にゴミが残っていた場合、手元のランプでゴミがあることをお知らせしてくれます。
なお、パナソニックの場合、25年機から、反応時、自動運転と弱運転の際、自動でブースト運転になる「スゴ取れセンサー」という上位機能がでましたが、それは省略です。

ゴミ量センサーは、一方、感度の違いで、把握できるダストの細かさがで差があります。
パナソニックの場合、高感度(20㎛)であり、目に見えない微細な花粉やダニのフンなども検知できる性能です。同社の空気清浄機(0.5μm)ほどの精度ではないですが、掃除機としては、高度です。
なお、パナソニックの場合は旧名のハウスダスト発見センサー時代(2006)年からこの水準です。東芝は、センサー精度の詳しい説明がないので、高感度かは不明です。
いずれにしても、この部分は、パナソニックの「売り」です。
センサーをつかって、ゴミがある場合/ない場合で運転の強弱を付ける自動運転もできます。
静音性は、後述する日立機ほど徹底はしませんが、最大でも62dBと標準レベルです。

付属品は、本機は、ふとん清潔ノズルとすき間用ノズルです。
ふとん用は、モーターは付属しませんが、モーター式は吸いつきすぎるので、この仕様でも良いかと思います。
---
以上、パナソニックのMC-SR620Kの紹介でした。
小型機では「パワー」と「軽量性」の両立度する機種です。
自走式構造かつ、軽量スティックで操作性が良い上、8気筒サイクロンで吸引力も期待できます。メンテの部分も、「丸洗い対応」「フィルターレス」と能力が高いです。
ハウスダストセンサーも、絨緞の奥に潜んだハウスダストを全て吸い尽くすには効果的な装備です。
その上で、新たに「からまないブラシ」を採用することで、掃除効率も上がり、隙の無い機種になった印象です。マンションなどでのアレルゲン対策やペットのダニ対策にはきわめて良い機種です。
ーーー

【2025年8月発売】
19・パナソニック MC-SR43K-A
¥42,790 楽天市場 (8/5執筆時)
【2024年8月発売】
20・パナソニック MC-SR42K-A
¥40,097 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【2023年発売】
21・パナソニック MC-SR41K-A
¥31,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 60W
騒音値:62〜約59dB
フィルター:抗菌消臭フィルター
ヘッド:自走式
本体重量:2.6kg
スティック重量:1.6kg
センサー:ゴミ量(高感度)
本体サイズ:238×327×290mm
なお、本機の下位機にあたる製品がMC-SR40Kです。
旧機種が残ります。
やはり基本性能は同じで、新機種のみ「ホース掛け」が付く程度です。
一方、さきほどの上位機との機能差は、スティック部分です。
形状が異なり、ロングハンドル不採用で、重さも100g重いです。
上位機は中空ガラスを採用するなど、軽量化もなされますが、本機についてはありません。抗菌も同じくです。

付属品も、2WAYノズルのみです。また、子ノズルにLED照明がありません。
値段差をふまえても、上位機種が良いでしょう。
1-4・日立のサイクロン式掃除機の比較

続いてに日立のキャニスター型のサイクロン式掃除機です。
多気筒式を採用するパナソニックと方向性が違って、モーター出力を重視します。サイクロン式でも、「モーターの日立」らしいラインナップと言えます。

【2025年7月発売】
【上位機種】CV-SP900P-H
22・日立 CV-SP900P(H)
¥69,039 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【下位機種】CV-SP300P-C
23・日立 CV-SP300P(C)
¥54,970 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【2024年7月発売】
【上位機種】CV-SP900M-V
24・日立 CV-SP900M(V)
¥39,800 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【下位機種】CV-SP300M-N
25・日立 CV-SP300M(N)
¥35,605 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【2023年発売】
【上位機種】CV-SP900L-V
26・日立 CV-SP900L(V)
¥38,000 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
【下位機種】CV-SP300L-N
27・日立 CV-SP300L(N)
¥32,740 Amazon.co.jp (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.25リットル
吸込仕事率: 290W
騒音値:59〜約54dB
ヘッド:自走式
本体重量:2.5kg
スティック重量:1.3kg
センサー:床面検知
本体サイズ: 300×224×287mm
CV-SP900シリーズは、日立の中型の「パワかるサイクロン」シリーズの掃除機です。

旧機種が残ります。
2025年機は、ヘッドが「4方向吸引機構」に進化しました。
同社のスティック型が先行していましたが、主に壁ぎわのゴミの吸引力を強化する工夫です。
後ほど詳しく書きます。
2024年機は、操作性の軽い新型ブラシ(2アングル形状)の採用が新機軸でした(上図)。
自走する際の、操作感を軽くしつつ、ゴミをかき出せるための改良とされます。旧機とブラシの見た目に変化はないのですが、部品番号も変わっていますし、改良があったと言えます。
2023年機は、こうした工夫がないということになります。
そのかわり、仕事率が10Wだけ高いです。ただ、サイクロンであり、かつ、理由があってのことなので、ここは気にしなくて良いです。
--
結論的にいえば、いずれにしても、マイナーな改良ですので、値段を見比べて、その際に安い用ならば旧機でOKです。
一方、各年度とも下位機があります。
ただ、後ほど紹介するように、アクセサリーとフィルタの違いだけです。
そのため、同時に見ていきます。

本体の重さは、2.5kgです。
抜群に軽いわけではないですが、パナソニックと同等水準です。
一方、パナソニック同様、日立はスティックに「カーボンライト」素材を採用するなど、スティックとヘッドの軽量化に力を入れています。
この機種の場合も、1.5kgの重さを実現しています。
ただ、パナソニックの方が、ほぼ同じ仕事率(吸引力)で、スティックは軽いです。

掃除機のパワーは、最大290Wです。
多気筒のパナソニックと分離方式が違うので、パワー差が性能差ではないです。
ただ、「モーターの日立」としてこの部分は負けていないことは、実際操作を試すと分かります。
正確には、2019年以前(410W)より数字が落ちたのですが、ホースの小径化(軽量化)は、高齢化社会では重要ですし、現在でも他社平均よりも「パワフル」です。
先述のように、紙パック式よりこの部分は影響が少なめなので、そのように評価しました。

掃除機のヘッドは、自走式です。その上でヘッドが小型です。
なお、ヘッドには、LEDナビライトが付属です。
緑色の場合、フローリングでゴミがくっきり見える特性があるので、同社は採用します。
ダイソンのスティック型などにも採用例があります。

ヘッドは、前後にフラップを配置して、押し/挽きで圧力を調整できるシンクロフラップを採用しています。引く動作でもゴミを吸いやすくする工夫です。
加えて、吸引力が強すぎる場合の張り付きも防げるのでカーペット掃除には向きます。
そのほか、毛絡みの少ないからまんブラシを採用するほか、フローリングなどの(簡易的な)「ふき掃除」機能も、ブラシに搭載です。
しっかり、この部分の新旧のトレンドを抑えています。

駆動面では、2025年機から左右からもゴミを吸引できる新構造(4方向吸引)になりました。壁ぎわのゴミを取りやすくするための工夫です。
また、これは2024年機からですが、ブラシ形状を若干変更(2アングル形状)しています。形状変更に伴う「吸い付きすぎ」を防ぎ、軽い操作性を担保するための工夫でしょう。

なお、日立は「ヘッドの利便性」は改めて強調に値します。
日立機は、首の部分が90度曲がるような仕様(クルっとヘッド)になっており、部屋の隅のまで掃除機のヘッドを付けたまま掃除をすることが可能です。
また、右図のように完全に180度水平にできる「ペタリンコ構造」で、すき間掃除が巧みです。
他社(パナソニックなど)は完全に水平にできないため、日立の利点といえます。

加えて、すぐ取り出して使える「パッとブラシ」(左図)や、持ち手にあるトリガーを引きつつ、ヘッドを踏んで押し上げるだけでヘッドの伸縮ができる「サッとズームパイプ」など、使い勝手の工夫は、同社は研ぎ澄まされたものがあります。

ダストボックスは、0.25Lです。
小さいですが、ゴミ圧縮機能が装備されます。
ただ、東芝やパナソニックのようなフィルターレス構造ではありません。

センサーは、床面検知センサーです。
東芝でも説明しましたが、風圧(風量)を見ることで、カーペットかフローリングかなどを判定するものです。これにより、「エコモード」の際は、自動で強弱の調整が可能です。
ちなみに、日立は、マニュアル運転時の強弱調整が3段階(強・中・弱)です。2段階の他社より細かいです。自走利用の有無も切替できます。
伝統的に「パワー自慢」な掃除機をだす企業なので、この仕様にしています。手動運転したい場合、「切替が面倒」と感じることはあまりないので、良い仕様かと思います。
静音性は、最小運転時で54デシベルです。
最大運転時でも59デシベルで、割と静かです。
少しでも、騒音を押さえたいと考えている方は、この機種はオススメです。

・2025年・2034年(上位機)
・パッとブラシ
・ワイドふとんブラシ
・すき間用吸口
・2023年(上位機)
・パッとブラシ
・ワイドふとんブラシ
・ほうきブラシ
・各年(下位機)
・パッとブラシ
・すき間用吸口
付属品は、収納式のパッとブラシ、吸い付きにくいワイドふとんブラシと、よくある隙間ノズルです。
22年機は、小物を掃除しやすいほうきブラシでしたが、大きな違いはないです。
下位機種は、各年度とも、ふとんブラシが未付属です。

フィルターは、上位機だと、4種のフィルターを備えます。
ただ、下位機は、高集じんフィルターが未装備になります。
----
以上、日立のCV-SP900シリーズの紹介でした。
キャニスター式のサイクロン機の高級機の中ではパワーが上級である上で、「取り回し」もこなれていて、使いやすいです。
とくに、スティックの操作性がかなり良く、独特のシンクロフラップの工夫も評価できます。
緑色のLEDヘッドライト搭載の部分を含めて、隙間や壁の近くのゴミの取り残しは「少ない」と言えます。
上位機は、付属ツールも充実します。天井など高い部分を除けば、先述の操作性の良さを含めて、「だいたい家中きれいにできる」のが(パワーと共に)日立の新しい特長に思えます。
一方、パナソニックなど他社に比べると、ゴミセンサーが付かない部分や、フィルタレスではない点など、全方位的に上回るわけではないです。
そのため、最終的な「おすすめ」は、記事の最後に改めて考えるつもりです。
ーーーー

【2022年6月発売】
28・日立 CV-SV90K-W
¥20,380 楽天市場 (8/5執筆時)
(特定店向け)ワイドふとんブラシ付
29・日立 CV-S920 C
¥27,800 楽天市場 (8/5執筆時)
集塵方法:サイクロン式
集塵容量: 0.4リットル
吸込仕事率: 300W
騒音値:59〜約54dB
ヘッド:エアタービン式
本体重量:3.5kg
スティック重量:1.3kg
センサー:
本体サイズ: 336×40×290mm
なお、日立機で(数字の上で)パワーが最も強いのはCV-SV90Kです。

本機は(軽さと操作性にシフトする前の)2019年までの日立の上位機と似た仕様で、他社よりも幅広といえる25cmヘッドを採用します。
昔の機種をお持ちの方ならば「なじみ」の形状かと思います。
ただ、普通のエアタービン式(パワフルエアーヘッド)で、LEDなどの工夫もない製品です。また、床面検知センサーも非搭載で、強弱も2段階です。
ホース径の部分で、同じ仕事率でも上位機より「吸う」部分はありそうです。しかし、ヘッド性能が低いですし、小回りも効きません。
今選ぶならば、ヘッド性能がよい上位機が断然良いです。
次回につづく!
サイクロン掃除機のおすうsめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、サイクロン式の掃除機の比較の1回目記事でした。。
しかし記事は、もう少しだけ「続き」ます。

2・サイクロン式掃除機の比較 (2)
2-1:シャープ 〈日本〉
2-2:三菱電機〈日本 〉
2-3:ダイソン〈英国〉
2-4:山善 マクスゼン ほか
2-5:おすすめ機種の提案【結論】
続く2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった、シャープなどのサイクロン式掃除機を追加で紹介していきます。
掃除機の軽さ ★★★★★
操作性の良さ ★★★★★
静音性 ★★★★★
集塵力の強さ ★★★★★
センサー性能 ★★★★★
ゴミ箱のサイズ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、今回紹介した全機種から、予算別・目的別にAtlasのオススメ機種を選んでみたいと思います。
ひきつづき、よろしくお願いします。
第2回目の記事は→こちら
---
記事がお役に立ったようならば、Twitter・Facebook・はてなブックマークから話題を共有していただければ嬉しいです。
