比較2017' 最新のA4カラーレーザープリンタ23機の性能とおすすめ(laser printer-1):OKI・エプソン・キヤノン・ブラザー・リコー・日本電気・富士ゼロックス

2017年04月25日

比較2017' 最新のA4カラーレーザープリンタ23機の性能とおすすめ(laser printer-1):OKI・エプソン・キヤノン・ブラザー・リコー・日本電気・富士ゼロックス

今回レビューする製品 2017年 低コストなA4カラーレーザープリンターの価格や性能おすすめと選び方:(1万円台〜5万円代の機種):NEC MultiWriter 5600C PR-L5600C PR-L5650C PR-L8050C PR-L5850C Brother JUSTIO 22PPM HL-3170CDW HL-L8250CDN HL-L8350CDW OKI COREFIDO2 A4カラーLEDプリンタ C332DNW C542dnw C612dnw C712dnw CANON Satera LBP7010C LBP7100C LBP7110C LBP7200CN LBP7200CN リコー IPSiO SP C250L 富士ゼロックス DocuPrint CP210 CP310 dw EPSON Offirio LP-S950 コニカミノルタ bizhub C3100P 機種の違いとランキング

今回のお題
純正トナーが安く、印刷クオリティも高い高性能カラーレーザープリンターはどの機種か?

 ども、Atlasです。今回は、カラーレーザープリンターの比較です。

 1万円代で購入できる家庭用の激安の機種から、10万円前後のビジネスむけ高級機まで紹介しようと考えています。

 なお、このブログ「モノマニア」では、各種プリンターの価格と性能の比較記事をこれまで8つ書いています。

1・A4インクジェット複合機(4色)
2・A4インクジェット複合機(6色)

3・A3インクジェット複合機   
4・ビジネスインクジェット  
5・A4モノクロレーザー

6・A4モノクロレーザー 複合機
  
7・A4カラーレーザープリンタ
→この記事!
8・A3カラーレーザープリンタ

 今回は、7番の記事になります。なお、A3サイズまで印刷可能なカラーレーザープリンター については別に記事があります。お手数ですが、上記、8番のリンク記事をご覧ください。

A4カラーレーザープリンタの選び方

 A4サイズのカラーレーザープリンタを選ぶ場合、次の4つの指標が重要です。

1・十分な印刷スピード
2・両面印刷への対応
3・消耗品(トナーインク・ドラム)の価格
4・保証年数

 第1に、印刷速度です。カラープリンターは、機種ごと印刷速度にバラツキがあります。快適に使いたい場合、1分間に20枚ほど印刷できるものが良いと思います。

 第2に、自動両面印刷への対応です。対応する場合、トナーコストだけではなく、紙のコストも節約可能です。 

 第3に、ランニングコストです。プリンターのカタログをみると、「カラー1枚あたり○○円」と書いてあります。しかし、トナーの実勢価格(値引率)は違います。本体価格が安くても、トナーやドラムが高ければ意味がありません。そこで、今回は、アマゾンの実売価格から、推定印刷コストを算出してみました。また、一部については、再生トナーの価格も調べてあります。

 第4に、保証年数です。カラーレーザープリンターは、どのメーカーも「出張修理」扱いで、派遣料が高い(部品含めず約3万円)ので、保証年数はわりと重要です。

  今回は、以上4点を指標としながら、メーカーごと人気機種を比較していきたいと思います。そして、記事の最後で、目的別・予算別の「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 では、比較をはじめましょう。

NECのカラーレーザープリンタ

 はじめに、NECのカラーレーザープリンタを紹介します。本体価格が抜群に安いので、家庭用としても人気のメーカーですね。

 なお、以下の本文では、Atlasがおすすめできるポイントを「赤字」で、イマイチと思う部分を「青字」で記すこととします。


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.11対応 

 【在庫限り】

 1・日本電気 MultiWriter 5600C PR-L5600C 【無線LANなし】
  ¥12,798 Amazon.co.jp (4/25執筆時)
 2・日本電気 MultiWriter 5650C PR-L5650C 【無線LANあり】
  ¥18,968 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:12
 カラー 印刷速度:10
 トレイの 給紙枚数:150枚
 両面印刷:非対応
 無線LAN:対応/非対応あり
 PostScript 3:非対応
 内蔵メモリー:64MB
 大きさ:394×304×234mm
 保証年数:1年(引き取り修理)

 はじめに紹介するのは、NECの小型カラーレーザープリンタです。2機種あります。下位機種のPR-L5600C は有線LANとUSB接続のみの対応で、上位機種のPR-L5650Cは、それらに加えて無線LAN接続も対応します。この点のみの違いになります。

 これらの2機種は、レーザープリンタとして本体価格があり得ないほど安いため長年人気機種でした。ただ、供給元の生産終了で現在の所【在庫限り】の販売という状況です。

 純正大容量トナー価格(価格は執筆日現在)

 黒:PR-L5600C-19 (2000枚) ¥5,314
 カラー(シアン):PR-L5600C-18 (1400枚)¥5557
 カラー(マゼンダ):PR-L5600C-17 (1400枚)
 カラー(イエロー):PR-L5600C-16 (1400枚)

 リサイクルトナー価格(価格は執筆日現在)

 黒:PR-L5600C-19 (2000枚) ¥1,250
 カラー(シアン):PR-L5600C-18 (1400枚)¥1,200
 カラー(マゼンダ):PR-L5600C-17 (1400枚)
 カラー(イエロー):PR-L5600C-16 (1400枚)

 初期付属トナー:700枚分

 印刷コストは、純正トナーを使う場合は、黒で1枚あたり、3.1円、カラーで1枚あたり、16.9円です。リサイクルトナーを使う場合は、黒で1枚あたり、0.6円、カラーで1枚あたり、3.2円です。純正品を使った場合のコストパフォーマンスは悪いですが、逆にリサイクルトナーを使った場合は、かなりの低コストです。クオリティや安定性の点である程度割り切って利用するならば、良い機種です。

 初期付属トナーは700枚分あり、なくなるまでは利用可能です。

 201501091645.jpg

 特にリサイクルトナーを使う場合、2万円以上の高性能カラーレーザープリンタを含めても最安と言える印刷価格です。

 ドラムは本体一体型(交換不可)のため、プリンタの本体寿命(印刷可能枚数)は3万枚までとなります。しかし、家庭ユースでで3万枚も印刷するのは、考えられない(その頃には新しい機種を買うだろう)ことからも、普及価格帯の場合、ドラムを内蔵にしたのは悪くない判断だと思います。それで費用面が押さえられるのだから、評価して良いでしょう。メンテナンスも楽です。

 印刷速度は、カラーで1分10枚、モノクロで1分12枚レーザープリンターとしては遅くややストレスです。

 メモリーは、64MBのメモリーを搭載します。今回紹介する低価格モデルとして標準的な量です。極端に重かったり、枚数が多いファイルの印刷で無い限り、印刷の遅れは無いと思います。

 両面印刷は、未対応です。両面印刷は紙のコストの節約にも効果的なので搭載されないのはやや残念ですね。

 以上、NECの小型レーザープリンターの紹介でした。リサイクルトナーを利用した際のコストがかなり安価で済む点が最大の魅力です。この点で人気のある機種なので、このモデルを基準として他のモデルを比較すると選びやすいかと思います。


 

Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.11対応

3・日本電気 MultiWriter 5800C PR-L5800C 【下位機種】
 ¥25,390
Amazon.co.jp (4/25執筆時)
4・日本電気 MultiWriter 5850C PR-L5850C   【上位機種】
 ¥56,780 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:23/28
 カラー 印刷速度: 23/28
 トレイの 給紙枚数:250枚
 両面印刷:非対応(オプションあり)
 無線LAN:非対応
 PostScript 3:非対応
 内蔵メモリー:128MB
 大きさ:幅420×奥行481×高さ347mm
 保証年数:1年(引き取り修理)

 NECPR-L8050CPR-L5850C は、NECの新型カラーレーザープリンタです。以前販売されていた人気機種MultiWriter 5750CMultiWriter 5700Cの後継機として2016年に登場しました。

 先ほど紹介したNECのPR-L5600Cに較べるとかなり大型で、サイズは420×481×347mmになっています。高さがあるので、専用の設置場所が必要な機種ですね。

 印刷速度は、2機種で唯一異なる部分で、下位機種は、モノクロ・カラー23枚、上位機種が、モノクロ・カラー28枚高速です。

 内蔵メモリーも、512MBと相当多く、能力は高いと言えます。

 201611091536.jpg

 印字品質については、新開発のSuper EA-Ecoトナーを採用します。ことらは従来モデルに較べて粒子が細かく、高画質です。ただ、トナーの工夫なので、リサイクルトナー・互換トナーなどを使った場合は従来と同じです。また、解像度自体も、1,200×2,400dpiと高解像出力に対応します。

 両面印刷搭載です。価格的に高価なプリンターなので、このあたりの妥協もありません。給紙も300枚まで対応とビジネス用としても余裕です。

 純正大容量トナー価格(価格は執筆日現在)

 黒PR-L5850C-19 (6000枚) 13,975
 カラー(シアン):PR-L5850C-18 (6000枚)¥17,163
 カラー(マゼンダ):PR-L5850C-17 (6000枚)
 カラー(イエロー):PR-L5850C-16 (6000枚)

 純正トナー価格→L5800は大容量トナー不可

 黒PR-L5850C-14 (3000枚) 7,974
 カラー(シアン):PR-L5850C-13 (3000枚)¥10,664
 カラー(マゼンダ):PR-L5850C-12 (3000枚)
 カラー(イエロー):PR-L5850C-11 (3000枚)

 ドラム価格(4種必要) (価格は執筆日現在)

 PR-L5800C-31K (黒)(50000枚)¥7,437

 リサイクルトナー価格 

 4色セット(通常容量)PR-L5850C-19 (6000枚) ¥21,887 

 初期付属トナー:800枚分

 印刷コストは、注意が必要です。上位機種のPR-L8050Cのみが大容量トナー対応だからです。また、こちらはドラムが色ごとに分かれており交換には4本必要です。ちなみに、純正トナーを使う場合は、上位機種で黒で1枚あたり、2.3円、カラーで1枚あたり10.9円で、下位機種の場合、黒で1枚あたり、2.7円、カラーで1枚あたり、13.3円というコストです。

 また、上位機種・下位機種共に利用可能な、4色入りの通常容量リサイクルトナーを使う場合は、黒で1枚あたり、1.8円、カラーで1枚あたり7.3円です。

 なお、こちらは、トナーの他50000枚ごとに交換が必要なドラムカートリッジも消耗品です。ドラム分のコストは、黒で1枚あたり、1.1円、カラーで1枚あたり4.4円です。したがって、トナーとドラムの費用を合計すると、コストパフォーマンスは良くないです。

 無線LAN搭載で、そのほか有線LANとUSBケーブルも付属します。

 以上、NECの大型カラープリンタの紹介でした。性能は十分ですがインク代の面でのメリット性は低いです。現在的には「お買得」ではありませんね。ただ、NECや次に紹介する富士ゼロックスは、おもに、ビジネスオフィス向けに売られる法人用製品ですので、将来的にはリサイクルトナーが出やすいので、将来的なコスト面での評価は、かなり提言される可能性は高いです。

富士ゼロックスのレーザープリンター

201704251746.jpg

Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.11対応

5・ゼロックス DocuPrint CP210 dw【2016】
 ¥40,900 楽天市場 (4/25執筆時)
6・ゼロックス DocuPrint CP310 dw 【2016】
 ¥63,000 楽天市場 (4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:23/23
 カラー 印刷速度: 28/28
 トレイの 給紙枚数:250枚
 両面印刷:対応
 無線LAN:対応
 PostScript 3:非対応
 内蔵メモリー:512MB
 大きさ:幅420×奥行481×高さ347mm
 保証年数:1年

 富士ゼロックスDocuPrint CP100 bDocuPrint CP200 w は、最近発売されたレーザープリンターです。

 こちらについてはNECのPR-L5800CPR-L5850Cと基本仕様が同一なので、OEM提供をうけた製品となります。本体の色以外、サイズ、印刷速度、内蔵メモリー、印字品質、両面印刷など、仕様は、1つ上で紹介したNECの機種と同一です。

 この点では、これらの機種から選ぶならば「安い方を選んでよい」とも言えますが、利用するトナー(の形状)は異なるので、その部分は注意してください。

 純正大容量トナー価格(価格は執筆日現在)

 黒CT202681 (6000枚) 13,975
 カラー(シアン):CT202682 (6000枚)¥16,490
 カラー(マゼンダ):CT202683  (6000枚)
 カラー(イエロー):CT202684 (6000枚

 純正トナー価格→CP210は大容量トナー不可

 黒CT202677 (3000枚) ¥6,799
 カラー(シアン):
CT202678 (3000枚)¥7799
 カラー(マゼンダ):CT202679 (3000枚)
 カラー(イエロー):CT202680 (3000枚)

 ドラム価格 (4種必要)(価格は執筆日現在)

  CT202677   (50000枚¥21,887

 互換トナー価格 

 4色セット(通常容量)PR-L5850C-19 (6000枚) ¥21,887 

 初期付属トナー:800枚分

 印刷コストは、こちらも上位機種だけが大容量トナー対応です。純正トナーを使う場合は、上位機種で黒で1枚あたり、2.3円、カラーで1枚あたり、10.6円で、下位機種の場合、黒で1枚あたり、2.3円、カラーで1枚あたり、10.6円というコストです。

 また、4色入りの通常容量リサイクルトナーを使う場合は、黒で1枚あたり、1.8円、カラーで1枚あたり7.3円です。

 これに、50000枚ごとに交換が必要なドラムカートリッジのコストが、黒で1枚あたり、1.1円、カラーで1枚あたり4.4円です。NECと規格が共通なのでコスト面の差はさほどないですが、いずれにしても、トナーとドラムの費用を合計すると、コストパフォーマンスは現状ではこちらも良くないです。

 無線LAN搭載で、そのほか有線LANとUSBケーブルも付属します。

 以上、ゼロックスの大型カラープリンタの紹介でした。NECの「兄弟機」でトナーの型番以外は同一です。消耗品コストは、ほぼ同じ水準で下落していくでしょうから、この2メーカーから選ぶならば、購入時の価格が安い方を選ぶとよいでしょうね。

ブラザーのカラーレーザープリンタ


  

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 7・Brother JUSTIO 22PPM HL-3170CDW
 ¥14,832 Amazon.co.jp
(4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:22 カラー 印刷速度:22
 トレイの 給紙枚数:250枚
 大きさ:410×465×240mm
 保証年数:1年
 両面印刷:対応
 
無線LAN:対応
 
PostScript 3::非対応
 内蔵メモリー:128MB

 つづいて、ブラザーのA4カラーレーザープリンタの入門機となるHL-3170CDW の紹介です。

 サイズは、410×465×240mmと沖データに製品に比べると、いくぶん小型で省スペースです。

 印刷速度は、しかしながら、カラーモノクロともに1分間に22枚分と実用面でも十分な高速性を持ちます。

 内蔵メモリー128MBと入門機としては、十分な量を備えていると思います。多少大きめなファイルの印刷でもこなしてくれるでしょう。

 大容量トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒TN-291BK (2500枚) ¥5,878
 カラー(シアン):TN-296C (2200枚)¥6,646
 カラー(マゼンダ):TN-296M (2200枚)
 カラー(イエロー): TN-296Y (2200枚)

 ドラム価格(価格は執筆日現在)
 ドラムセット:DR-291CL (15,000枚)¥6,646

 リサイクル(互換)トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒TN-291BK (2500枚) ¥2,380
 カラー(シアン):TN-296C (2200枚)¥2,300
 カラー(マゼンダ):TN-296M (2200枚)

 カラー(イエロー): TN-296Y (2200枚)

 初期付属トナー:1000枚分

 印刷コストは、実勢販売価格で計算すると、純正品を使って黒印刷をする場合、1枚当たり2.4円、カラー印刷の場合、12.2円です。リサイクルトナーの場合、黒印刷をする場合、1枚当たり1円、カラー印刷の場合、4.1円です。このほかに、2万枚ごとにドラムの交換が必要で、その費用は1枚あたり0.5円です。純正トナーを利用するならば、NECの小型機よりもコストパフォーマンスが良いです。

 ネットワーク機能としては、無線LANに対応していることが魅力です。無線LAN対応だと、USBやLANケーブルを自宅やオフィスに巡らせる必要が無いため、部屋がスッキリします。設定もMacでもWindowsでも簡単で、基本的にソフト任せで細かいネットワークの設定は最小限で済みます。

 201501091601.jpg

 印字品質については、ブラザーは定評があります。数値的に見ても600dpiと10万円以下のカラープリンタの標準をクリアしています。とくに、モノクロのテキスト印字については、シャープです。ただ、普通紙のカラー印刷のクオリティ(定着した色の質感)は、後ほど紹介するOKIのほうが上位でしょう。

 保証は、NEC同様に1年間です。先ほども書きましたが、レーザープリンターは基本的に派遣修理になります。保証期間外の場合、出張修理のため、部品代・技術料の他に、出張費がかかりますので、1万円では済まない場合が大半です。そのため、保証は重要です。

 なお、故障した場合、修理するよりも買い換えた方が価格が安い場合がほとんどですから、(エコではないですが)1年保証である分本体の安いブラザーの場合は、いざとなった場合買い換える心づもりで使うと良いです

 実際、耐久性は10万枚までと、「そこそこ」レベルの寿命です。


 

Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 8・BROTHER JUSTIO HL-L8250CDN 【有線LANのみ】
  ¥26,290 Amazon.co.jp
(4/25執筆時)
 9・BROTHER JUSTIO HL-L8350CDW 【有線/無線LAN対応】
  ¥29,723 Amazon.co.jp
(4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:28 カラー 印刷速度:28
 トレイの 給紙枚数:250枚
 大きさ:W410×D486×H313 mm
 保証年数:1年
 両面印刷:対応 
 無線LAN:(対応)
 PostScript 3:対応
 内蔵メモリー:128MB/384MB

 つづいて、ブラザーの上位機種であるHL-8250CDNHL-8250CDWです。2モデルありますが、違いは、上位機種のHL-8250CDWのみ無線LANを搭載している点です。

 本体の大きさは、横40センチほどと、カラーレーザープリンタにしてはコンパクトです。デザイン性もシンプルな黒とグレイを基本にしたモノなので、オフィスや自宅に容易にマッチするものです。

 印刷スピードは、下位機種より高速です。カラーモノクロともに1分間に28枚分と十分です。3万円以下のクラスでは最速機種の1つですね。

 

 Transcend プリンター用 TS256MHP423A
  ¥4,104 ブラザーダイレクト (4/25執筆時)
 Transcend プリンター用 TS256MHP423A  
  ¥6,622 Amazon.co.jp  (4/25執筆時)

 内蔵メモリーは、128MBと入門機としては、十分な量を備えていると思います。また、増設メモリーを購入すると384MBまで増設でます。ネットワークで複数台でプリンタを共有したり、極度に重いPDF等の印刷にも余裕で対応できるでしょう。なお、このメモリーは、HPなどのプリンターとの共用品です。

201501091609.jpg

 印字品質も、下位機種よりも優秀です。新しい新型トナーが採用されているために、人間が美しいと感じる傾向のある「記憶色」の発色が良くなっています。黒ずまない高クオリティの印字が可能です。ただこれは純正トナーに依存する部分なので、リサイクルトナーを使う場合、話は別です。

 なお、PostScript 3互換であるため、DTPなどにも向いた仕様です。


 

 brother 増設記録紙トレイ LT-320CL(500枚)
 ¥16,109 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 トレイの給紙容量は250枚です。ただ、ブラザーはこの価格帯の製品から500枚の増設トレイを装備できるため、利便性は高いと言えます。

 大容量トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒:TN-396BK   (4000枚) ¥6,044
 カラー(シアン):TN-396C   (3500枚)¥8,530
 カラー(マゼンダ):TN-396M   (3500枚)

 カラー(イエロー): TN-396Y (3500枚)

 ドラム価格:DR-391CL (25,000枚):¥11,888
 

 互換トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒:TN-396BK    (4000枚) ¥1,790
 カラー(4色セット):TN-396    (3500枚)¥5,460
 

 初期付属トナー:1500枚分

 印刷コストは、純正ドラムを使って黒印刷をする場合、1枚当たり1.8円、カラー印刷の場合、7.8円です。先ほど書いたように、ブラザーは高品質トナーを使うため、リサイクルトナーではなく「互換トナー」になりますが、その場合、黒印刷をする場合、1枚当たり1.1円、カラー印刷の場合は5.7円です。互換トナーは安いですが、さきほど書いたように、ブラザーのトナーは特殊なので、クオリティの再現性は低いでしょう。

 ただ、品質の確かな純正トナーを使っても、カラー印刷コストは、十分に高コストパフォーマンスと言えるでしょう。

 こちらも、2.5万枚ごとにドラムの交換が必要で、0.6円ほどの追加コストになります。また、50000枚ごとにトナーボックスベルトユニットの交換が必要です。これも含めて売価を勘案すると、純正品を使った場合のコストは、黒で1枚あたり2.1円、カラーで1枚あたり8.7円です。ただ、ここまでの枚数使用するひとは少ないと思います。なお、初期付属トナーは、1500枚分です。

 額面的に見ると、ここまで紹介した機種の中で最も消耗品のコストパフォーマンスが良い機種です。保証は1年保証で、耐用枚数は20万枚と十分です。

沖電気のカラーレーザープリンタ

 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 10・OKI COREFIDO2 A4カラーLEDプリンタ C332DNW【2016】
  ¥25,234 Amazon.co.jp
(4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:30 カラー 印刷速度:26
 トレイの 給紙枚数:280枚
 大きさ:410×504×242mm
 保証年数:5年
 両面印刷:
対応
 無線LAN:
対応
 PostScript 3:
対応
 内蔵メモリー:1GB(増設未対応)

 続いて、沖電気のC332dnwの紹介です。同社は、レーザープリンターでは老舗で、業務用を中心に高い実績があります。こちらは、低価格帯のOKI(沖電気)のプリンターでは最近最も売れているA4カラーレーザープリンターです。こちらは、2016年にモデルチェンジした新型機です。

 印刷速度は、カラー毎分30枚、モノクロ毎分26枚とブラザーのHL-L8350CDW と較べても十分なスピードです。また、ブラザーの小型機には負けますが、両面印刷に対応するカラーレーザープリンターとしては、2番目に小型・省スペースな機種です。とくに242mmという高さは優秀です。本体の剛性も高いです。

 内蔵メモリーも、1GBとかなり充実しています。増設の必要がないという点は、心理的にもかなり楽です。

 201501091545.jpg

 保証期間は、沖の場合、5年という保証期間が付属する点が魅力です。カラープリンターは「出張修理」です。故障時にかかる人件費は、技術料と出張料でどのメーカーも1万円は必ず超えます。

 しかし、沖電気のプリンタは特に紙送りの機構部が(良い意味で)単純化されているため、ユーザーがアクセスできない部分での紙詰まりトラブルなどがほぼなくなっています。そのため、長期保証が可能なのです。

 ただ、5年間保証は「純正のトナー」と「純正のドラム」を使った場合にかぎり「5年保証」ということになります。再生トナーを使った場合はその限りでないことは注意が必要です。

 個人的経験では、再生トナーは品質にばらつきがあり、粉漏れなどで印字が汚くなることがあります。ですから、長期保証が付属する置きの製品に限っては、リサイクルトナーや互換トナーではなく、アマゾンなどで格安販売している純正品を買うことをオススメします。

 201501091544.jpg

 図のように、この機種は、(写真にあるように)トナーとドラムが一緒に持ち上げられる機構なので、万一紙が詰まったとき取り除くのが非常に楽です。OKはメンテナンスが本当に扱いがプリンターメーカーです。プリンターの耐久性(装置寿命)も30万ページと十分な値です。

 印字品質は、他メーカーよりも良い印象です。トナーの定着力と、発色が他社モデルよりかなり良いです。とくに、企画書など文章とカラー画像が混在した印刷物のクオリティがとてもよく、他メーカーにくらべて普通紙でも文字が鮮明に印刷できます。これは、同社のLEDプリントヘッド技術が優れているからでしょう。

 大容量トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒:TNR-C4AK2 (5000枚) ¥8,232
 カラー(シアン): TNR-C4AC2 (5000枚)¥8,160
 カラー(マゼンダ):TNR-C4AM2 5000枚
 カラー(イエロー): TNR-C4AC2 5000枚

 リサイクルトナー価格(価格は執筆日現在)

 黒:TNR-C4AK2 (5000枚) ¥5,383
 カラー(シアン): TNR-C4AC2 (5000枚)¥5,255
 カラー(マゼンダ):TNR-C4AM2 5000枚
 カラー(イエロー): TNR-C4AC2 5000枚

 ドラム価格(価格は執筆日現在)
 :
ID-C4SP (20,000枚)¥15,917

 初期付属トナー:2000枚分

 印刷コストは、純正ドラムを使って黒印刷をする場合、1枚当たり2.4円、カラー印刷の場合、7.5円です。リサイクルトナーを利用する場合、で黒印刷をする場合、1枚当たり1.9円、カラー印刷の場合、5.1円です。ブラザーと較べると、モノクロの印刷は多少高いですが、カラー印刷費は、純正・互換双方とも多少ながら安いです。 

 

  TRY-C4G1増設トレイ
  
¥20,769 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 トレイの給紙容量は250枚です。ただ、ブラザー同様に増設トレイが用意されます。こちらは580枚と少し多めです。

 また、初期に付属するトナーも2000枚を印刷することが可能です。これは他社に比べて多く、お買得ですね。このほか、無線LANも内蔵される機種です。

 以上、OKIの入門機C332DNWの紹介でした。同じく無線LANを搭載するブラザーのHL-L8350CDWが実質上のライバルでしょう。比較すると、印字スピード、カラー印刷コスト、長期保証、搭載メモリー量など総合的にはこちらが有利そうです。一方、モノクロの印刷コストや、本体価格では、多少不利ですね。どちらが「おすすめ」か、については、記事の最後にまとめます。


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 11・OKI COREFIDO2 A4カラーLEDプリンタ C542dnw 【2016】
  ¥91,666 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:30 カラー 印刷速度:26
 トレイの 給紙枚数:280枚
 大きさ:427×571×279mm
 保証年数:5年
 両面印刷:対応
 
無線LAN:対応
 
PostScript 3:対応
 
内蔵メモリー:1GB(増設未対応)

  C542dnwは、やや価格が離れますが、OKIの入門機C332DNWの次の上位機になります。写真にあるように、大型のタッチパネルを装備しており、他の機器との接続などの設定操作がやりやすい、小規模オフィスに向いたモデルです。

 印刷速度は、カラー毎分26枚、モノクロ毎分30枚と下位機種と同速です。

 大容量トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒:TC-C4BK2 (7000枚) ¥14,717
 カラー(シアン):TC-C4BC2 (6000枚)¥13,840
 カラー(マゼンダ):TC-C4BM2 (6000枚
 カラー(イエロー): TC-C4BY2(6000枚

 リサイクルトナー価格(価格は執筆日現在)

 黒:TC-C4BK2(7000枚)
 カラー(シアン):TC-C4BC2 (6000枚)
 カラー(マゼンダ):TC-C4BM2 (6000枚
 カラー(イエロー): TC-C4BY2(6000枚

 ドラム価格(価格は執筆日現在)

 ドラム黒(30,000枚)DR-C4BK   ¥9,733
 ドラムシアン(30,000枚)DR-C4BC    ¥9,733
 ドラムマゼンダ(30,000枚)DR-C4BM
 ドラムイエロー(30,000枚)DR-C4BY

 初期付属トナー:2000枚分

 印刷コストは、純正トナーとドラムを使った場合、実売価格で黒印刷で1枚あたり1.4円、カラーで1枚あたり5.9円になります。リサイクルトナーは現在のところ利用できません。下位機種に較べて、白黒・カラーともにコストは安いと言えます。そのかわり、大容量トナー・ドラムを採用するので、一度にかかる消耗品費は多いです。

 印刷クオリティは、こちらもLEDプリントヘッドの採用で、下位機種同様に優れます。印字品質は、OKIの場合、機種間の差はありません。

  TRY-C4J1増設トレイ  
  
¥20,184 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 その他は、下位機種とほぼ同じです。 保証も5年間で、無線LANも付属し、搭載メモリー量も1GBと十分です。増設トレイユニットも同様に用意されます。

 以上、C542dnwの紹介でした。下位機種と価格差はありますが、印刷単価は安くなるため、消耗品のコスト削減効果を狙うならば、このクラスが良いです。ただ、基本オフィス向きですね。


 

 Windows XP〜10対応 Mac 10.6〜10.12対応

 12・OKI COREFIDO2 A4カラーLEDプリンタ C612dnw 【2016】
  ¥86,980 Amazon.co.jp
(4/25執筆時)

 モノクロ印刷速度:34 カラー 印刷速度:36
 トレイの 給紙枚数:270枚
 大きさ435×604×340mm
 保証年数:5年
 両面印刷:対応
 
無線LAN:対応
 
PostScript 3:対応
 
内蔵メモリー:256MB(増設対応)

 C612dnw は、OKIのもう一つの中級機です。こちらは、価格が先ほどのC542dnwとほとんど同じですが、大きな液晶ディスプレイが付属しません。その代わりに、印刷の基本スペックが良い製品です。

 印刷速度は、カラー毎分34枚、モノクロ毎分36枚と高速になっています。10万円以下のプリンターとしては最速クラスでしょう。

 大容量トナー価格(価格は執筆日現在)
 黒:TC-C4DK2 (8000枚) ¥16,620
 カラー(シアン):TC-C4DC2 (6000枚)¥13,243
 カラー(マゼンダ):TC-C4DM2 (6000枚
 カラー(イエロー): TC-C4DY2(6000枚


 リサイクルトナー価格(価格は執筆日現在)

 黒:TC-C4DK2(8000枚)
 カラー(シアン):TC-C4DC2 (6000枚)
 カラー(マゼンダ):TC-C4DM2 (6000枚
 カラー(イエロー): TC-C4DY2(6000枚
 ドラム価格(価格は執筆日現在)
 ドラム黒(30,000枚)DR-C4DK    ¥12,087
 ドラムシアン(30,000枚)DR-C4DC    ¥12,087
 ドラムマゼンダ(30,000枚)DR-C4DM
 ドラムイエロー(30,000枚)DR-C4DY

 初期付属トナー:2000枚分

 印刷コストは、純正トナーとドラムを使った場合、実売価格で黒印刷で1枚あたり1.6円、カラーで1枚あたり6.8円になります。リサイクルトナーは、こちらも現在未販売です。C542dnwと比較すると、こちらのほうが多少コスパが悪いですね。

 

 OKIプリンタ用増設メモリ MEM512D
 ¥19,778 Amazon.co.jp 在庫あり (4/25執筆時)

  内蔵メモリーは注意が必要で、この機種は256MBの搭載に止まります。増設には対応するのですが、基本的に高いです。

 印刷クオリティは、先ほど書いたように、どの機種も変わりません。

 

  TRY-C4F1増設トレイ  
   ¥41,096 Amazon.co.jp (4/25執筆時)

 トレイの給紙容量は270枚です。またこちらも増設トレイユニットが用意されます。こちらは2段で580枚までと多いですが、価格もその分2倍です。

 その他は、他機種とほぼ同じです。 保証も5年間で、無線LANも付属します。

 以上、C612dnw の紹介でした。印刷速度が速く、増設トレイユニットの量も大きい機種です。ただ、印刷コストについては、現状でC542dnwに負けるため、速度が不要ならば、こちらを選ぶ必要はないと思います。

2回目記事の予告!
目的別・予算別で最もおすすめできるプリンターは結論的にどの機種?


 さて、今回の前編は、ここまで、OKIとブラザーのレーザープリンターを比較してきました。

 201307161813.jpg


 つづく、第2回目の記事 では、OKIのプリンターをもう1つ紹介した後で、
キヤノン・リコーEPSONコニカミノルタのカラーレーザープリンターを比較していきます。  そして、最後に、全メーカーから、最終的にオススメできる機種を目的別に選定していきたいと思います! 後編もよろしくお願いいたします。

 →第2回目記事 に続きます!!こちら

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posted by Atlas at 18:43 | Comment(0) | プリンター

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