比較2019' 最新A4カラーレーザープリンタ30機の性能とおすすめ :複合機対応 (2)

2019年08月17日

比較2019' 最新A4カラーレーザープリンタ30機の性能とおすすめ :複合機対応 (2)

今回のお題
高画質なカラーレーザープリンターのおすすめはどれ?

 ども!Atlasです。

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 今日は、A4カラーレーザープリンターの比較記事の2回目です。

 前回記事1回目)では、ブラザー・NEC・富士ゼロックス・キヤノンのカラーレーザープリンタを紹介してきました。

 今回は、キヤノンの上位機を紹介し、OKI・リソー・EPSONの製品を紹介していきます。続き記事なので、1回目からお読みの方が分かりやすいと思います。よろしくお願いします→こちら

5・キヤノンのカラーレーザー(続き)

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 前半記事を引き継いで、はじめに、キヤノンの上位機の紹介から入ります。 


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 【2019年】

 Windows 7〜10 Mac 10.7〜10.14

 【LIPS LX非対応】

 16・CANON Satera LBP661C
  ¥59,750 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【LIPS LX対応】

 17・CANON Satera LBP662C
  ¥78,850 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【LIPS LX対応】【カラー液晶】

 18・CANON Satera LBP664C
  ¥94,994 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:27枚/分
カラー 印刷速度:27枚/分
給紙トレイ:250枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:1GB
大きさ:437×469×313mm
保証年数:1年(訪問修理)

 LBP661CLBP662Cは、キャノンカラーレーザープリンタの上位機種です。

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 本体のサイズは、437×469×313mmです。

 カラープリンタは大型ですが、高さは低くできるため、ラックやカウンターにも入れやすいです。

 高さは、ブラザーのHL-L8360CDWと合わせており、「ライバル視」しています。

 なお、LBP664C に限っては、写真のような5インチのタッチパネル液晶とNFCが付属します。

 印刷速度は、カラー・モノクロ毎分27枚です。

 決して遅いスピードではないですが、やはりブラザーと比べると「数字は控えめ」です。

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 印字品質は、下位機種と同等です。「写真が得意」と言えます。

 印刷解像度は、600dpiです。速度を落とし、またソフト的な処理を加える場合、9600dpi「相当」の高解像度印刷にも対応します。

 メモリーは、こちらも1GBで、増設を考えなくて良いほどの量です。

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 その上で「上位機」については、LIPS LX対応です。これは、キヤノンの業務用機に搭載される記憶言語で、プリンタとPC双方に、印字情報を処理させ、大容量ファイルの印刷速度を向上させる技術です。オフィス向けです。

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 【純正黒トナー】

  CRG-055HBLK (7600枚)
   ¥18,730 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正カラートナー】(3色必要)

   CRG-055HCYN (5900枚)
   ¥19,748 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【互換トナー】

   CRG-055H (4本組)
   ¥-------- Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥260
 カラー ¥1,250
互換トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥90
 
カラー ¥450

初期付属トナー
  1200枚分

 印刷コストは、Amazonの実売価格をふまえると、100枚あたりの印刷費は上表の通りです。

 純正トナーは、本体の発売時期の関係でまだ出回っていません。

 ただ、同型の旧型機の事例を参考にすると、最終的には上表の水準に落ち着くでしょう。

 いずれにしても、大容量トナーが利用できるため下位機種よりもコスパは良いです。

 ブラザーの HL-L8360CDWと比べるとやや高めですが、ブラザーは3万枚でのドラム交換が必要な点を考えれば、「同等程度」です。

 互換トナーは、相応に安いですが、リスクについては前述の通りです。

 初期付属トナーは、1200枚分です。

 あまり多くないため、この点では「最初に買うトナー代が本体価格に転嫁」されている面もあります。5万円を超える機種としては残念でしょう。

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 キヤノン 640枚 1段カセットユニット AF1
  ¥24,289 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイは、250枚まで給紙対応できる標準仕様です。ただし、上記のような、オプションの増設トレイも用意されます。1段のみ増設でき、最大で940枚の給紙です。

 ネットワークは、USBのほか、無線・有線LANを装備します。有線LANはギガビット対応です。

 本体の耐久枚数は、高級機を含めて非開示です。

 保証は、1年です。

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 以上、キヤノンのLBP661C などの紹介でした。

 トナーのコストはブラザーのライバル機と同等水準です。一方、印刷速度は明らかに劣るため、基本的にビジネス文書中心の場合は、ブラザーのが良さそうです。

 一方、カラーの発色と大容量データ処理は、キヤノンは長けますので、写真印刷を主要用途とするならば、こちらの機種か、または、後ほど紹介するOKIのプリンタが候補となるでしょう。

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 【2019年】

 Windows 7〜10 Mac 10.7〜10.14

 【レーザー複合機】

 【FAXなし】

 19・CANON Satera MF741Cdw
  ¥67,327 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【FAX付属】

 20・CANON Satera MF743Cdw
  ¥67,892 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【FAX付属】【LIPS LX対応】

 21・CANON Satera MF745Cdw
  ¥84,269 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:27枚/分
カラー 印刷速度:27枚/分
給紙トレイ:250枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:1GB
大きさ:451×469×460mm
保証年数:1年(訪問修理)

 なお、こちらの機種にも、プリンター機能に、スキャナ・コピー機能を加えたレーザー複合機が準備されます。

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 本体の大きさは、451×469×460mmです。机の上に置けないこともないですが、基本的には専用スペースが必要です。

 スキャナーは、いずれも両面対応のADF(原稿自動送り装置)を装備します。キヤノンの下位機種と解像度などの水準は同じです。

 ADF転送速度は、最速で、A4カラー両面で約10.9枚/分という水準です。実用水準ですが、競合となるブラザーの上位機よりは速度が遅いです。

 ファックスは、上位機のみに付属です。こちらも、スーパーG3高速通信と、PCでの送受信(閲覧・起稿)が可能です。

 また、先ほども紹介した、PCの介在なしに、Eメールや供給フォルダにデータを送れるSEND Lite機能も付属し、この点でブラザーに優位します。

 なお、使用するトナー印刷速度などについては、上で紹介した「単機能プリンター」と同じです。なお、大容量データのやり取りに有利なLIPS LXは、複合機の場合、最上位機のみ搭載です。

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 以上、MF741Cdwなどの紹介でした。実売6万円の「高級機」です。

 ただ、キヤノンの下位シリーズの複合機との違いは、主に印刷速度の部分だけですので、この部分に妥協できるならば、下位機種でも良いと思います。

6・沖電気のカラーレーザー

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 続いて、OKIのプリンターを紹介します。

 家庭用としてはあまり知られていませんが、業務用レーザーについては、長期の技術蓄積があるメーカーです。


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【2016年】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.14

 22・ OKI COREFIDO2 C332DNW
  ¥30,480 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:30枚/分
カラー 印刷速度:26枚/分
給紙トレイ:280枚
両面印刷:対応
無線LAN:対応
内蔵メモリー:1GB
大きさ:410×504×242mm
保証年数:5年

 続いて、沖電気のC332dnwの紹介です。

 同社のプリンターとしては、最も安価な製品です。

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 保証は、沖電気の場合、最初に言及するべき美点です。

 他社のカラープリンターは「出張修理」です。故障時にかかる人件費は、技術料と出張料でどのメーカーも1万円は必ず超えます。

 しかし、沖電気のプリンタは、メンテしやすいシンプルな搬送機構なので、ユーザーがアクセスできない部分での紙詰まりトラブルなどがほぼなくなっています。そのため、長期保証が可能です。

 ただ、保証は「純正のトナー」と「純正のドラム」を使った場合にかぎり「5年保証」ということになります。再生トナーを使った場合はその限りでないことは注意が必要です。

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 また、基本的にメンテ部品が送られてきて、ユーザー自身が交換する方式なので、ある程度、そうした作業ができる中級者以上に向きます。

 説明書も、他社機のように「初心者フレンドリー」ではない「業務向け」なので、個人ユーザーの方は注意しましょう。

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 なお、5年間の無償保証としているのは、プリンタの耐久面で「5年が買換適齢期」とOKIが判断しているからです。

 実際、耐久性が10万枚を超える機種でも、10万枚/5年など期間的な明記があるのが通常ですし、合理的です。

 本体サイズは、410×504×242mmです。

 他社に比べると横長の形状で、高さは低いです。両面印刷に対応するカラーレーザープリンターとしては、2番目に小型・省スペースな機種です。

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 印刷速度は、カラー毎分30枚、モノクロ毎分26枚です。

 同価格帯のブラザーのHL-L8350CDW と較べても十分なスピードです。

 内蔵メモリーは、1GBです。

 かなり充実しています。増設の必要がないという点は美点でしょう。

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 印字品質は、良い印象です。

 マイクロファインHDトナーは、約5.6ミクロンと粒子が細かく、トナーの定着力と、発色が他社モデルよりかなり良いです。

 企画書など文章とカラー画像が混在した印刷物のクオリティがとてもよく、他メーカーにくらべて普通紙でも文字が鮮明に印刷できます。Atlasも職場で長いこと便利に使っていました。

 これは、同社のLEDプリントヘッド技術が優れている部分もあります。

 印刷解像度は、600dpiです。速度を落とす場合、600×1200dpiに対応です。

 自動両面印刷機能は対応です。

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 【純正黒トナー】

 TNR-C4AK2 (5000枚)
  ¥9,519 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正カラートナー】(3色必要)

  TNR-C4AC2 (5000枚)
  ¥11,799 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正ドラム】(4本必要)

 ID-C4SP (4本組/20,000枚)
  ¥14,500 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【互換トナー】

 TNR-C4AK2 (4本組/5000枚)
  ¥22,405 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥190
 カラー ¥1,000
互換トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥100
 
カラー ¥360
初期付属トナー
  2000ページ相当

 印刷コストは、Amazonでの販売価格をふまえると、100枚あたりの印刷コストは上表の通りです。

 純正トナーは、カラー印刷で1000円前後と、3万円前後の機種としてはコスパは抜群に良いです。

 互換トナーも安めですが、先述のように「5年間の無償保証が無駄」となるので、あまりおすすめしません。

 なお、2万枚ごとにドラム交換が必要です。ただ、その場合のコストを転嫁しても、100枚当たり80円ほどの追加コストで収まります。

 初期付属トナーは、2000枚を印刷することが可能です。他社に比べても多く、お買得です。


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 TRY-C4G1増設トレイ(580枚)
  
¥21,863 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイの給紙容量は250枚です。増設トレイは1段まで対応で、580枚です。

 ネットワークは、USB・有線LAN・無線LAN(Wi-Fi)にフル対応です。有線LANはギガビット対応です。

 耐久性も、装置寿命30万ページと十分な値です。

 以上、OKIのC332DNWの紹介でした。

 企業向けに売られている機種で、デンキヤでは「目立たない存在」ですが、保証期間の長さは、却って個人用に「向く」といえます。印刷速度・印字品質・搭載メモリー量もかなり優れるため、クオリティ部分でも評価できます。

 一方、家庭用を主軸とするブラザーなどに比べると、説明書などが「中級者以上向き」です。同社のサポートは親切で、詳しいとはいえ、この部分は留意しましょう。

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 【2016年】

 【レーザープリンター複合機】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.14

 23・OKI COREFIDO3 MC363DNW
  ¥50,500 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:30枚/分 
カラー 印刷速度:26枚/分
給紙トレイ:280枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:1GB
大きさ:427×509×444mm
保証年数:5年

 なお、他メーカー同様に、同じトナーを利用したカラープリンタ複合機も併売されています。

 印刷速度・印字品質は、プリンター部分の機構が同じのため、同品質です

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 本体の大きさは、427×509×444mmです。

 キヤノンほどではないですが、高さが低く設置性は良い機種です。

 スキャナーは、600dpiの解像度という点で、他社と横並びです。

 ADF(原稿自動送り装置)は両面対応で、50枚まで処理できます。

 一方、ADFの速度はA4カラー両面の場合、最速7枚/分です。他社はCISセンサーの数が他社より少ないのは、スキャナ事業も展開するキヤノンとブラザーとの差でしょう。

 ファックスは、高速規格のスーパーG3に対応します。

 一方、PCファックスについては送信のみ対応です。受信はができません。ただし、インターネットファックスには対応し、Eメール形式での送受信は可能です。

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 以上、MC363DNWの紹介でした。

 この機種の場合も、純正トナーの安さ・印刷速度・印字品質の良さ・5年間の無償保証が魅力です。

 一方、複合機として、スキャナ・コピー機能部分の使い勝手は「イマイチ」です。総合性能として考えるならば、他社機に及ばないと言えます。


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【2016年】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.14

 24・OKI COREFIDO2 C542dnw
  ¥84,499 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:30枚/分
カラー 印刷速度26枚/分
給紙トレイ:280枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:1GB
大きさ:427×571×279mm
保証年数:5年

  C542dnwは、やや価格が離れますが、OKIの入門機C332DNWの次のグレードの上位機になります。

 本体の大きさは、427×571×279mmです。引き続き、背の高さが低くて設置は容易です。

 また、大型の7インチのタッチパネルを装備します。他機器との接続などの設定操作がやりやすいため、カラーコピー機の代替などを考えるオフィスにも向いたモデルです。

 印刷速度は、カラー毎分26枚、モノクロ毎分30枚と下位機種とほぼ同速です。

 搭載メモリー量も1GBと十分です。

 印字品質は、今回紹介する機種の中でも「良い」と言えます。

 なぜなら、印刷解像度が、1200dpi×1200dpi(LEDドットピッチ)だからです。業務として、高詳細な印刷が必要な場合、スピードを落とさず高画質が得られるため、有利です。

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 また、幅がA4ならば、長尺印刷にも対応できる点も注目点です。

 自動両面印刷機能は、こちらも対応です。

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 【純正黒トナー】

  TC-C4BK2 (7000枚)
   ¥14,072 Amazon.co.jp (8/17執筆時

 【純正カラートナー】(3色必要)

  TC-C4BC2 (6000枚)
   ¥12,480 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正ドラム】(4本必要)

  DR-C4BK (30,000枚)
   ¥9,799 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【互換トナー】

  TC-C4BK2 (4本組/7000枚)
   
¥32,980 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥200
 カラー ¥860
互換トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥120
 
カラー ¥530
初期付属トナー
  2000ページ相当

 印刷コストは、Amazonでのトナー売価をふまえると上表の通りです。

 純正トナーでは、特にカラー印刷が1000円を大きく下回る水準で利用可能です。コスパは良いでしょう。

 互換トナーは、一方で下位機種と比べても一般的な値段ですね。

 なお、OKIは3万枚でドラム交換です。この枚数を超える印刷を考えると、100枚で130円程度の追加となり、1000円前後のコストと言えます。

 初期付属トナーは、2000枚と多めです。

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 TRY-C4J1増設トレイ  
  
¥21,183 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイは、2段まで対応できます。

 ネットワークは、USB・有線LAN・無線LAN(Wi-Fi)にフル対応です。

 耐久性は、さらに向上し、42万ページとなりました。保証はもちろん5年間です。

 以上、C542dnwの紹介でした。

 どちらかといえば、「コピー機の代替」としてオフィスに備えるための製品です。その場合、職場にある程度詳しい方がいれば、「メンテ費用も5年間削減が見込める」という点で嬉しい機種でしょう。

 その場合、純正トナーを利用することが前提となりますが、トナー価格は安めです。

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【2016年】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.14

 25・OKI COREFIDO3 MC573DNW
  ¥145,848 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:30枚/分
カラー 印刷速度:26枚/分
給紙トレイ:280枚
両面印刷:対応
無線LAN:対応
内蔵メモリー:1GB
大きさ:427×576×472mm
保証年数:5年

 この機種も、同じトナーを利用したカラープリンタ複合機も併売されています。

 印刷速度・印字品質は、プリンター部分の機構が同じのため、同品質です。

 本体の大きさは、427×576×472mmです。決して小さいとは言えないサイズで、業務用機ですね。

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 スキャナーは、下位機種の場合と同じ性能です。50枚までの両面原稿に対応するADFが装備されます。

 他社に比べると、速度面で不利で、この部分は力が入っていません。

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 一方で、キヤノンの上位機のように、PCに依存せずEメールなどとしてスキャンデータを送信できる機能が付属します。ソフト的な側面では、下位機種よりも充実しています。

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 ファックスは、このグレードから、PCでの送受信双方に対応します。

 その上で、ブラザーの上位機のように、PCを介入させずにPDFとしてメール・フォルダ配信ができます。

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 以上、MC363DNWの紹介でした。

 プリンタ部分と保証面での優秀性は繰り返すまでもないでしょう。その上で、ファックスとスキャンデータ双方の「メールでの送信」ができる点が魅力です。

 ブラザーとキャノン双方の良い部分を兼ね備えた機種だと思います。ただし、本体価格の高さはネックです。


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【2016年】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.14

 26・OKI COREFIDO2 C612dnw
  ¥86,799 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:36枚/分
カラー 印刷速度:34枚/分
給紙トレイ:270枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:256MB(増設対応)
大きさ:435×604×340mm
保証年数:5年

 C612dnw は、OKIのもう一つの中級機です。

 こちらは、価格が先ほどのC542dnwとほとんど同じですが、大きな液晶ディスプレイが付属しません。その代わりに、印刷の基本スペックが良い製品です。

 本体のサイズは、435×604×340mmですので、完全に「オフィス用サイズ」です。

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 印刷速度は、カラー毎分34枚、モノクロ毎分36枚と高速になっています。10万円以下のプリンターとしては最速クラスでしょう。

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 OKIプリンタ用増設メモリ MEM512D
  ¥21,465 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

  内蔵メモリーは注意が必要で、この機種は256MBの搭載に止まります。増設には対応するのですが、基本的に高いです。

 印字品質は、一方で、注意が必要です。

 印刷解像度が、600dpiだからです。最大でも600×1200dpiであり、画質の潜在能力は、先ほどの機種を下回る水準です。

 自動両面印刷機能は、こちらも対応です。

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 【純正黒トナー】

 TC-C4DK2 (8000枚)
  ¥15,583 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正カラートナー】(3色必要)

 TC-C4DC2 (6000枚)
  ¥12,670 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正ドラム】(4本必要)

 DR-C4DK (30,000枚)
  ¥11,969 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【互換トナー】

 TC-C4DK2 (8000枚)
  ¥−− Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥200
 カラー ¥830
初期付属トナー
  2000ページ相当

 印刷コストは、Amazonでの販売価格をふまえると、上表の通りです。

 純正トナーを使用する場合、ドラムの価格を考慮に入れても、コストは先ほどの機種とあまり変わらない水準です。

 一方「ニッチな業務用機」なので、互換トナーの類は見あたりません。

 ドラムは3万枚で交換ですが、費用は100枚あたり40円ほどです。

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  TRY-C4F1増設トレイ
  
¥32,628 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイの給紙容量は270枚です。またこちらも増設トレイユニットが用意されます。最大2段までの増設に対応します。

 その他は、他機種とほぼ同じです。保証も5年間で、無線LANも付属します。

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 以上、C612dnw の紹介でした。

 「印刷速度」をさらに高めた製品です。大量印刷には向くでしょう。ただ、画質はC542dnw下回る水準なので、一長一短でしょう。


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 【2016】

 Windows 7〜10 Mac 10.8〜10.13

 27・OKI COREFIDO2 C712dnw  
  ¥102,323 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:34枚/分
カラー 印刷速度:36枚/分
給紙トレイ:270枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:256MB(増設対応)
大きさ:435×604×389mm
保証年数:5年  

 C712dnw は、10万円以下で購入できるOKIのカラーレーザープリンタとしては最上位の製品です。

 印刷速度は、カラー毎分34枚、モノクロ毎分36枚C612dnwと同等です。

 また、メモリー256MBの搭載に止まり、増設対応である点も同じです。

 印字品質は、一方で、印刷解像度が600dpiの機種です。高額機ですが、OKIの「最高水準」ではない機種です。

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【純正黒トナー】

  TC-C4CK2 (11000枚)
   ¥21,933 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

【純正カラートナー】(3色必要)

  TC-C4CC2(11000枚)
   ¥22,830 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

【純正ドラム】(4本必要)

  DR-C4CK (30000枚)
   ¥12,245 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

【互換トナー】

  TC-C4CK2 (11000枚)
   ¥---- Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥200
 カラー ¥820
初期付属トナー
  2000ページ相当

 印刷コストは、執筆時現在のAmazonでの販売価格からすると上表通りです。

 純正トナーを利用する場合、大容量ながら、下位機よりランニングコスト面では変わりません

 容量で交換頻度が少なくて済む利点はありますが、イマイチ残念でしょう。

 ドラムについては3万枚で交換です。それを加味する追加で160円ほどかかるでしょう。

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  TRY-C4F1増設トレイ
  
 ¥32,628 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイの給紙容量は270枚です。増設トレイは、C612dnw と同じで、最大で2段580枚まで対応できます

 耐久性は、「装置寿命は5年または60万ページ」と記載されます。中位機種は「5年または42万ページ」となるため、全体的にこちらは堅牢な作りだと言えます。

 その他は、下位機種機種とほぼ同じです。保証は5年間で、無線LANも付属します。

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 以上、 C712dnw の紹介でした。

 メリットは本体の耐久性ですね。日常的に大量印刷するオフィスの場合、堅牢性は重要視しても良いでしょう。ただ、印刷コストの面で言えば、より下位の機種でも十分だと思います。

 なお、最終的なおすすめ機種は、記事の最後で書こうと思います。

7・リコーのカラーレーザー

 続いて、リコーのカラーレーザープリンターの紹介です。


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 【2017年】

 Windows 7〜10 Mac 10.9〜10.13

 28・リコー IPSiO SP C260L
  ¥17,778 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:20枚/分
カラー 印刷速度:20枚/分
給紙トレイ:250枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:128MB
大きさ:400×450×320mm
保証年数:1年(引き取り修理)

 C260Lは、リコーのプリンターです。

 2017年に発売された新発売機種としては格安です。こちらは、リコーが戦略的に安く売っている機種の後継機です。

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 本体の大きさは、400×450×320mmです。

 さほど小型ではないですが、背の高さは低く圧迫感は少ないです。

 印刷速度は、モノクロ・カラーとも20枚/分です。

 キヤノンの小型機と同じほどで、やや遅めという水準ですね。ただ、格安モデルとしては十分実力があります。

 内蔵メモリーは、128MBです。

 業務用として多人数で共用する場合は少ないですが、個人用と考えると十分でしょう。他社の入門機並のスペックがあります。


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 印字品質は、リコーは、富士ゼロックスやエプソンと同じ、オイルレストナーを採用します。

 OKIやキヤノンと比して光沢感が乏しいですが、滲みにくいという特性があります。つまり、普通紙に対して写真印刷より、図・文字印刷に向くタイプです。

 印刷解像度は600dpiです。速度を落とし、ソフト処理する場合は9,600dpi「相当」までの対応です。キヤノンと同じ方式ですね。

 両面印刷は、こちらも対応します。

ーーー

 【純正黒トナー】

  SP C200 (2000枚)
   ¥6,173 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正カラートナー】(3色必要)

  SP C200 (2000枚)
   ¥7,270 Amazon.co.jp (8/17執筆時)  

 【互換トナー】

  SP C200(4本組/2000枚)
   ¥10,114 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

  廃トナーボトル C220 (20000枚)
   ¥2,519 Amazon.co.jp (8/17執筆時)  

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥310
 カラー ¥1,180
互換トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥130
 
カラー ¥510

初期付属トナー
 
1000枚分

 印刷コストは、Amazonの実売価格から計算すると上表の通りです。

 純正トナーの場合、他社の格安機と比べても同じか、やや高めという水準です。

 互換トナーの場合、相応に安くなるため、この点が売れている理由でしょう。とくに、リコーは、旧機種とトナーを同一としていたので、互換品ではないリサイクルトナーも豊富です。

 なお、ドラムは一体型のため不要です。

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 550枚増設トレイ C340
  ¥32,800 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイは、250枚まで給紙対応できる点で標準的です。

 増設トレイは1段のみ増設できます。

 本体より増設トレイが高いのは、あくまで「(本体を)安売したいのは個人」ということでしょう。

 ネットワークは、USBのほか、無線・有線LANを装備します。

 この点を省略しなかったのは、利便性の上で素晴らしいと思います。

 耐久性は、8万枚となります。

---

 以上、リコーのC260Lの紹介でした。

 レーザーが製造できるメーカーならではの本体価格で人気の製品です。ある程度品質に期待できるリサイクルトナーも割と豊富なので、コスパ重視なら選んでも良さそうです。

 一方、純正トナーは割高で、このあたりは、注意点となります。


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 【2017年】

 Windows 7〜10 Mac 10.9〜10.13

 29・リコー IPSiO SP C261
  ¥31,600 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:20枚/分
カラー 印刷速度:20枚/分
給紙トレイ:250枚
両面印刷:搭載
無線LAN:搭載
内蔵メモリー:128MB
大きさ:400×450×320mm
保証年数:1年(引き取り修理)

 C261は、リコーのプリンターの上位機です。

 201807211538.jpg

 こちらは、上で紹介した下位機種と、本体の大きさ、印刷速度、内蔵メモリ、増設トレイ、印字品質、LAN対応は同じです。

ーーー

【純正黒トナー】

 IPSiOC310H (5000枚)
  ¥11,373 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

【純正カラートナー】(3色必要)

 IPSiO C310H (5000枚)
  ¥11,000 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

【互換トナー】

 SP C310H(5000枚)
  ¥11,310 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 IPSiO SP 廃トナーボトル C220 (20000枚)
  ¥2,532 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥210
 カラー  ¥860

互換トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥50
 
カラー ¥320
初期付属トナー
  1000枚分

 印刷コストは、Amazonでの販売価格をふまえると、100枚あたりの印刷コストは安いです。

 純正トナーの場合は、カラーで1000円を切ってきます。ドラム一体型である点をふまえても安いです。

 互換トナーの場合も、他社標準より安いです。

 こちらも、20000枚ごとに廃トナーボトルの交換が必要ですが、価格は安いです。

 耐用枚数は、18万ページで、下位機種の2倍となります。

---

 以上、リコーのC261の紹介でした。

 C250Lと共通の筐体を採用するため、そちらでも大容量トナーを搭載できる余裕はあるはずですが、リコーはこちらのみの採用です。

 言いかえれば、下位機種は「本体は安くするが、トナーは高め」、上位機種は「本体は高いが、トナーは高め」という機種です。

 どちらが「お得」とは言えないですが、こちらは耐用枚数がそれなりに高いので、「純正トナーを使って、長期間、一定程度の枚数を印刷する」オフィスに向くでしょう。

8・エプソンのカラーレーザー

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 続いて、EPSONのカラーレーザープリンターを紹介します。

 エプソンは、業務用としては、ビジネスインクジェットプリンター に力を入れています。

 そのために、A4のカラーレーザープリンタはこの1機種だけの展開です。


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 Windows 7〜10 Mac 10.6〜10.14

 30・EPSON Offirio LP-S950
  ¥90,711 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

モノクロ印刷速度:31枚/分
カラー 印刷速度:31枚/分
給紙トレイ:250枚
両面印刷:搭載
無線LAN:非対応
内蔵メモリー:1GB(1024MB)
大きさ:幅444x 奥行531x 高さ345mm
保証年数:6ヶ月間(訪問修理)

 LP-S950は、エプソンのカラーレーザープリンタです。どちらかというと小規模オフィス向けの製品で、高耐久性を売りにしている製品です。

 本体の大きさは、幅444.0x 奥行531.0 x 高さ345.0mmです。

 それなりに背は低いですが、あくまでオフィス用の「大きめ機種」と言えます。

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 印刷速度は、カラー毎分31枚・モノクロ毎分31枚と高速です。

 比較的価格の高い製品だけあって、OKIの高級機に勝るとも劣らない速さです。

 内蔵メモリーは、本体価格が高額だけに1GBと十分な量です。 

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 印字品質は高いです。

 エプソンの場合、RITPGIという技術を持ちます。

 これは、解像度と階調を補整する機能です。一般的な600dpiの解像度/最高速度の印刷でも2,400dpi相当の印字を再現する技術です。

 これにより、ビジネス文書の文字の明瞭さはかなり高いと言えます。他方、カラー写真や図面の印刷は、あまり得意とも言えない機種です。

 解像度は、OKI同様に1200dpi×1200dpiに対応です。

 現状では最高性能です。また、ソフト的スクリーン処理で最大9,600×1,200dpi「相当」まで画質が向上します。

 いずれにしても、本体価格から言えば一般向きな機種ではないです。しかし、印字のクオリティを重視したい方は、10万円以内の予算ならばこの機種は最適です。特にビジネス文書の美しさでは定評があります。

ーーー

 【純正黒トナー】

  LPC4T11KV (7300枚)
   ¥13,070 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正カラートナー】(3色必要)

  LPC4T11CV (8800枚)
   ¥15,760 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【純正感光体ユニット】(4本必要)

  LPC4K9K  (30000枚)
   ¥21,228 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【廃トナーBOX】

  LPC4H9 (9,000枚)
   ¥3,014 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 【定着ユニット】

  LPC4TCU11 (10万枚)
   ¥30,261 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

純正トナー印刷費(100枚)
 黒印刷 ¥180
 カラー ¥740
初期付属トナー
 
2000枚分

 印刷コストは、Amazonでの販売価格を考慮すると上表の通りです。

 純正トナーは、かなり安い水準です。

 ただ、「業務用」として考える場合、3万枚で4本交換の「感光体ユニット」と9000枚で交換の「廃トナーボックス」の価格は少なくとも考慮するべきです。

 合計してコストを算出すると、カラー印刷は1400円強です。本体価格が高い割に、コスト削減効果はあまり高くないと言えます。

 ネットワークは、有線LANとUSBに接続対応です。Wi-Fiは非対応ですね。

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 増設トレイLPA4CZ1CU3(500枚)
  ¥32,205 Amazon.co.jp (8/17執筆時)

 トレイは、250枚と標準的なサイズです。ただ、こちらも500枚の増設トレイが付けられます。

 耐久性は、40万枚までとOKIと同様に長いです。

 これは信頼性の表れですから、OKI同様に業務に向いている機種ですね。ただし、保証は6ヶ月と非常に短い点が個人ユーザーにとってはマイナス要素です。

---

 以上、エプソンの LP-S950の紹介でした。

 True1200の高解像度に対応する機種はOKIにもあります。比較するとWi-Fiがない点や、ランニングコスト面で不利です。

 ただ、トナーの品質とRITPGI技術で、文字の品質は最高レベルなので、モノクロビジネス文書の印刷に焦点を合わせるならば、決して悪くない機種だと思います。

次回の予告!
A4カラーレーザーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回はA4サイズのカラーレーザープリンターの紹介でした。

 記事はもう少しだけ続きます。

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1・コスト(純正品) ★★★★★
2・コスト(再生品) ★★★★★
3・画質の良さ    ★★★★★
4・印刷速度     ★★★★★ 
5・給紙量      ★★★★★
6・スキャナ性能   ★★★★★
7・耐久性・保証   ★★★★★
8・総合評価     ★★★★★

 次回の第3回目の記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 第3回目の記事は→こちら!

 引き続き、よろしくお願いします!

posted by Atlas at 15:04 | プリンター

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