Top プリンター 比較2023’ モノクロレーザープリンタ26機の性能とおすすめ・選び方(1)

2023年01月22日

比較2023’ モノクロレーザープリンタ26機の性能とおすすめ・選び方(1)

【今回レビューする内容】2023年 低コスト小型A4モノクロレーザープリンターの性能とおすすめ・選び方:両面印刷対応: 機種の違いや性能ランキングWindows 11 MacOSX対応情 モノクロLEDプリンター

【今回紹介する製品】 Brother HL-L2330D HL-L2375DW EPSON LP-S2290 LP-S3290 LP-S3590 LP-S4290LP-S180D LP-S180DN LP-S280DN LP-S380DN CANON Satera LBP6030 LBP6040 LBP6330 LBP6340 LBP161 LBP162L LBP162 LBP221 LBP224 LBP321 LBP322i LBP351i LBP352i Satera LBP361i LBP362i OKI COREFIDO B432dnw RICOH SP 2300L SP 3700 京セラ ECOSYS P2040dw 京セラ PA2000w

今回のお題
印刷コストが安いモノクロレーザープリンタはどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2023年1月現在、最新のA4モノクロレーザープリンターを比較します。

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1・モノクロレーザープリンタの比較 (1)
 1-1:エプソン
 1-2:ブラザー
 1-3:キヤノン 〈入門機〉
2・モノクロレーザープリンタの比較 (2)
 2-1:キヤノン 〈上位機〉
 2-2:沖電気
 2-3:リコー
 2-4:京セラ  
 2-5:最終的なおすすめ機種の提案

 上表のようなメーカー順で各社の製品スペックを比較します。

印刷コスト(純正トナー) ¥3,249
印刷コスト(再生トナー) ¥900
初期付属トナー:700ページ相当

 また、記事では、購入後のランニングコストにも注目していきます。

 Amazonの最近のトナーの売価から「1000ページあたりの印刷コスト」も計算し、比較していきます。

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 なお、プリンター機能だけではなく、スキャナ・コピー機能が付属する「モノクロレーザー複合機」は、記事が別になります。

 このブログの【モノクロレーザー複合機の比較記事】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

コスト(純正品) ★★★★☆
コスト(再生品) ★★★★★
画質の良さ    ★★★★☆ 
印刷速度     ★★★★☆ 
給紙量      ★★★★☆
耐久性・保証   ★★★★☆
総合評価     ★★★★☆

 というわけで、以下では、いつものように各機種を比較します。

 その上で、最後の結論では、上表のような観点から、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

1・A4インクジェット複合機 (4色)
2・A4インクジェット複合機 (6色)
3・A3インクジェット複合機 
4・ビジネスインクジェット  
5・A4モノクロレーザーの比較
6・A4モノクロレーザー複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの選び方【まとめ】

 なお、今回の記事は、プリンター比較記事5回目記事として書きました。

0・モノクロプリンタの選び方の基本!

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 具体的な製品の紹介にはいる前に、モノクロレーザープリンターを選ぶ場合の「選び方の基本」を4点紹介しておきます。


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 第1に、トナー・ドラムの実売価格です。

 各社共に、普通紙1枚あたりの「印刷コスト」を公開しています。

 ただ、定価から計算している数値なので、実売価格とはがあり、実際、定価ベースで較べた場合と、コスト差が逆転する機種もあります。

 冒頭述べたように、今回は、Amazonの販売価格から、純正トナーとリサイクルトナー・互換トナーの市場価格も含めて比較します。

 そのため、ある程度までは実際に近いランニングコストが分かるかと思います。


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 第2に、互換トナー・リサイクルトナーと純正品の違いです。

 リサイクルトナーとは、本体を再利用し、中に(同質に近い粒状の)トナーを充填したものです。

 互換トナーとは、中身だけでなく、本体も純正とは異なるものです。

 (是非はともかく)メーカー側が挿入するICチップが複製できた段階で、登場する場合が多いです。いずれも信頼性は「無難なレベル」に止まります。

 印字品質も、純正トナーは、重合トナーをはじめ品質を向上させている場合がありますが、これらについては、中身の同質性は担保されません。

 とくに、利用した時点でメーカー保証がなくなる場合もあります。一部のレーザーでは、カウントや利用状況を識別できるチップを搭載するメーカーも出はじめました。

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 結論的にいえば、リスクを避ける意味では、(できる限り)純正品を買うべきです。ネットでは、純正でもわりと安く買える場合も多いです。


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 第3に、自動両面印刷機能の有無です。

 モノクロレーザーの場合、小型化を突き詰めた機種は搭載されないこともある機能です。

 ただ、紙コスト削減効果と持ち運ぶ紙の軽量化にも貢献しますし、重要です。

 小型でも両面印刷ができる機種もあるので、今回注目してみるつもりです。


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 第4に、画質面での基本性能です。

 解像度は600dpiが標準で、基本的に全機対応します。

 ただ一部機種は、高画質化(True1200・HQ1200)に対応できる場合があります。

 例えば、行政や金融機関に求められることもある(数字の読みにくい)マイナンバーカードや免許証の写真印刷などの場合、「使える」場合があります。

 この部分も(多少)注目して、比較するつもりです。


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 第4に、ネットワーク機能の有無です。

 レーザーは、業務用需要も多いのでUSBほか、有線LANは装備される場合が多いです。

 ただ、特に家庭や小規模オフィスでは無線LAN(Wi-Fi)があると、設置場所の自由が効くので相当便利です。

 レーザープリンタの場合、必ずしもWi-Fiを装備しないので、この部分も重要と言えます。

ーーー

1・モノクロレーザープリンタの比較 (1)
 1-1:エプソン
 1-2:ブラザー
 1-3:キヤノン 〈入門機〉
2・モノクロレーザープリンタの比較 (2)
 2-1:キヤノン 〈上位機〉
 2-2:沖電気
 2-3:リコー
 2-4:京セラ  
 2-5:最終的なおすすめ機種の提案

 以上、今回の比較記事でも「基本」とした「選び方の基本」を紹介しました。

 これらの観点を重要視しながら、各社のプリンターを比較していきます。 

1-1・エプソンのレーザープリンター

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 はじめ、にエプソンからです。

 仕事用をふくめインク式強い企業ですが、レーザー式も展開します。

 エプソンはWindowsにせよ、Macにせよ、かなりレトロなOSのドライバを用意するので、その部分でニッチなニーズもあります。

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 なお、以下の文章では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2017年発売】

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜13.0 

 【USBのみ】

 1・EPSON オフィリオ LP-S180D
  ¥20,200 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷解像度 600dpi
接続方法:USB (有線LAN)

 【USB+有線LAN】

 2・EPSON オフィリオ LP-S180DN
  ¥29,600 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷解像度 :1200dpi
接続方法:USB ・有線LAN

印刷スピード:毎分30枚
印刷解像度 :1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:300枚
大きさ:幅375×高さ265×奥行393mm

 エプソンLP-S180シリーズは、同社の入門機といえるモノクロレーザーです。

 およそ標準的な機能が網羅された機種のため、選ぶ場合に「基準」とすると良い製品です。

 2機種ありますが、違いは接続方法と解像度の部分です。

 上位機種は、USBほか有線LANを装備します。

 下位機種は、USB接続のみです。

 いずれのモデルもWi-Fiは非搭載であるぶぶんは残念です。

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 大きさは、幅375×高さ265×奥行393mmです。

 かなり小型で、デスクの上に置くことも可能です。

 印刷速度は、毎分30枚です。

 個人用・仕事用としても、十分に高速です。

 他社機と比較する場合、この速度は、快適性を測る一つの基準となります。

 自動両面印刷は、対応です。

 利便性の面でも優秀です。

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 印字品質は、高いです。

 同社のモノクロレーザーは伝統的にクオリティで定評があります。とくに、重要なのは、次の3つの高画質化技術です。

 第1に、RITです。

 つぶれがちな小さな文字や、ギザギザが出やすい拡大文字や、地図などの細かい曲線も、鮮明に表現できます。

 なめらかで美しい文字印刷ができるのは、人に渡す書類を印刷する人には嬉しいです。

 第2に、PIGです。

 これは、写真に有効な機能です。

 階調表現力を高め、微妙な陰影やグラデーションのある写真やイラストもくっきりと鮮明に再現できます。

 第3に、AAMです。

 これは、文字の再現性や画像の部分のなめらかさに特に効果がある技術です。

 モノクロの再現性だけではなく、カラー写真をモノクロでプリントしたときの再現性にも効果があります。

 レーザーの場合、文字と写真に関わる3つの基礎技術をしっかり告知する企業は少ないので、詳しめに書きました。

 印刷解像度は、 LP-S180DNについては、最大1200dpi(true1200)です。

 ただ、LP-S180Dは、600dpiですので、最大の画質は落ちます。

 いずれの機種も、走査線方向の解像度を2400dpi、紙送り方向を600dpiの高精度でコントロール」して、速度の低下なしに「2400dpi相当の高精細印刷を実現」する機能(HQ1200)には対応です。

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 内蔵メモリーは、512MBです。

 モノクロのページプリンタとしては十分な量です。

 重いPDFファイルなどでもサクサク印刷できるでしょう。

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 純正トナー価格
 LPB4T24V (2700枚)
  ¥9,200 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格
 LPB4T24 (2700枚)
  ¥3,880 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥3,407
印刷コスト(再生トナー)¥1,437
初期付属トナー:1000ページ相当

 トナー価格は、最近のAmazonの価格から計算しています。

 純正の場合「1000枚」の印刷で、コストは3,407円です。

 コスト的に高めの水準です。

 互換トナー価格も、1000枚印刷あたり1,437円で、一般的な水準よりやや高めです。

 なお、EPSONの交換用のトナーは「2700枚印刷」できると書いてあります。

 他社機の場合もそうですが、あくまで目安です。実際文字書類が中心だと、想定よりはトナーを使わないので、2700枚を越える枚数の印刷が可能です。

 初期付属トナーは、1000ページです。

 他社もそうですが、添付される「スタータートナー」は容量が少ないのが普通です。

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 耐久性は、10万枚の印刷までです。

 メンテナンスユニットの交換ができないので、部品の交換でもこれ以上は耐久性を伸ばせません。

 ただ、一般的にはこれだけあれば十分でしょう。


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 給紙トレイは、用紙トレイに300枚までです。

 小型機種ながら十分な給紙量です。

 なお、カタログに420枚という記載がありますが、これは引き出し式のMPトレイも利用する場合の合計枚数です。

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 以上、エプソンのLP-S180シリーズの紹介でした。

 十分なメモリー量を持ち、印字品質の期待値も高く、印刷速度も速く、両面印刷もできるという点で「小型機の平均点をクリア」する良い機種です。

 ただ、印刷コストはさほど安くなく、初期付属トナーの印刷枚数が少なめなので、単純に他社を出し抜いている、とも言いがたい部分はあります。


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 【2017年発売】

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜13.0 

 3・EPSON オフィリオ LP-S280DN
  ¥40,979 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分35枚
印刷解像度:1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:300枚
大きさ:幅375×高さ285×奥行393mm
接続方法:USB・有線LAN

  LP-S280DNは、エプソンのモノクロレーザーの上位機種です。

 ネットワークは、こUSBと有線LANに対応します。

 しかし、完全な「オフィス向け設計」で、Wi-Fi(無線LAN)は非対応です。

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 大きさは、幅375×高さ285×奥行393mmです。

 下位機種より背は20cm高めですが、家庭にも十分設置できるサイズです。

 印刷速度は、35枚/分です。

 下位機種よりも高速に印刷ができます。

 印字品質は、下位機種と同じ水準です。

 内蔵メモリーも、同じく512MBです。

 十分な量と言えます。

 純正トナー価格

  LPB4T25V (6100枚)
   ¥17,318 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格

  LPB4T25V (6100枚)
   ¥3,680 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥2,839
印刷コスト(再生トナー)¥603
初期付属トナー:2000ページ相当

 トナー価格は、最近のAmazonの売価から1000枚あたりの費用を計算すると上表の通りです。

 プリンタの場合、上位機ほど印刷コストは下がります。

 それをふまえれば、少し高めの水準です。

 互換トナーは、一方、かなり安いです。

 下位機種と違い、大容量トナーを装備できるためです。

 初期付属トナーは、2000ページの印刷が可能とお得感があります。

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 メンテナンスユニット価格

  LPA4MTU5A
   ¥20,110 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  LPA4MTU5B
   ¥16,420 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 耐久性は、本機も10万枚までです。

 正確には、10万枚で上記2つのメンテナンスユニットを交換した場合、20万枚まで利用可能です。

 ただ、ユニット価格が高いため、コスト面であまり意味はなさそうです。

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 増設1段カセットユニットLPA4Z1CU6
  ¥17,375 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 給紙トレイは、用紙カセットに300枚までとなります。

 小型機種ながら標準的な給紙量です。

 加えて、300枚の増設トレイが増設可能です。

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 以上、エプソンのLP-S280DNの紹介でした。

 大きめのトナーが使えるため、下位機種よりも印刷コストが安くなっています。

 他社に比べるとトナーコストはやや高めですが、印字品質や紙の搬送部分の信頼性は高いため、業務用には向くでしょう。


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 【2017年発売】

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜13.0 

 4・EPSON オフィリオ LP-S380DN
  ¥52,558 楽天市場 (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分40枚
印刷解像度:1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:300枚
大きさ:幅375×高さ285×奥行393mm
接続方法:USB・有線LAN

 LP-S380DNは、エプソンのA4レーザープリンタの上位機です。

 ネットワーク構成は、中位機と同じ構成です。

 USBと有線LANに対応しますが、残念ながら無線LANには非対応です。

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 大きさは、幅375×高さ285×奥行393mmです。

 中位機と同じサイズですから、デスクトップにも置けます

 印刷速度は、毎分40とです。

 中位機より高速になります。

 その上で、ファストプリント(1枚目のプリント速度)も6.4秒と立ち上がりも良いです。

 印字品質は、下位機種と同じ技術です。

 先述のように、エプソン機は印字が他社より良いので、クオリティを求める人は、エプソンを「指名買い」でも良いでしょう。

 内蔵メモリーは、512MBです。

 このサイズのモノクロレーザーでは、これ以上は不要というレベルです。

 純正トナー価格

  LPB4T26V (13300枚)
   ¥39,260 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格

  LPB4T26V (13300枚)
   ¥4,780 Amazon.co.jp
(1/22執筆時

印刷コスト(純正トナー) ¥2,952
印刷コスト(再生トナー)¥359
初期付属トナー:2000ページ相当

 トナー価格は、最近のAmazonの売価から1000枚あたりの費用を計算すると上表の通りです。

 Lサイズの大容量トナーが使えるので、だいぶコストは安いです。

 こちらならば、他社機と比べても引けを取らないと言えます。

 互換トナーも、同様です。

 中身のトナーの価格はケースや輸送費ほどかからないようで、互換トナーは大容量機に強いとも言えます。

 もちろん、利用は自己責任で、保証もきれます。質の悪いものをひいた場合、大きく高価なプリンタほど壊れた場合のダメージは大きいです。

 なお、大型プリンタは(基本)出張修理になるので、修理費は高いです。

 初期付属トナーは、2000ページの印刷が可能です。

 他社に比べると、スタータートナーの量自体は少なめです。

 耐久性は、10万枚です。

 中位機で説明したように、10万枚使用後にメンテナンスユニットを交換して使えば20万枚です。

 ただ、部品代が高すぎるので、そのあたりで素直に「買い換え」でしょう。

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 増設1段カセットユニットLPA4Z1CU6
  ¥17,375 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 給紙トレイは、用紙カセットに300枚までです。

 上記の300枚のオプショントレイも装着できます。

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 以上、エプソンのLP-S380DNの紹介でした。

 下位機種に比べると、印刷スピードの高速化のほか、大容量トナーが使える点が魅力でしょう。

 ただ、本体価格も総じて値上がりしているため、大量に印刷しないならば、中位機のほうがコスパは良さそうです。


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 【2021年発売】

 Windows XP〜11 Mac 10.6〜13.0 

 5・EPSON LP-S2290
  ¥54,785 楽天市場 (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分30枚
印刷解像度:600dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:550枚
大きさ:幅490×高さ335×奥行410mm
接続方法:USB・Wi-Fi

 6・EPSON LP-S3290
  ¥121,744 楽天市場 (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分35枚
印刷解像度:1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:550枚
大きさ:幅490×高さ335×奥行410mm
接続方法:USB・有線LAN

 LP-S2290・LP-S3290は、エプソンが2021年に展開した新シリーズです。

 どちらかというと「企業向け」の新製品です。

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 ネットワークは、両機種で異なります。

 下位機種のS2290は、USBとWi-Fiです。

 上位機種のS3290は、USBと有線LAN(1000BASE-T)です。

 Wi-Fiは(大規模オフィスで不要との判断で)下位機種のみになります。

 一方、レーザープリンタの場合、たいていWi-Fiを搭載してもシングルバンドなのですが、本機については、デュアルバンド(Wi-Fi5)なので、接続安定性はより高いでしょう。

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 大きさは、幅490×高さ335×奥行410mmです。

 水準として、他機より大きめです。

 ただ、機能面で言えば、2.4型のカラーパネルが付くなど、利便性においてパワーアップした部分もあります。

 印刷速度は、毎分30枚です。

 S3290なら、毎分35枚です。

 印字品質は、注意が必要です。

 S2290は、標準解像度が600dpiで、1200dpi(True1200)非対応だからです。

 冒頭書いたように、実用上問題ないですが、あって欲しい場合は有り得ます。 

 ただ、2400dpi相当(HQ1200)はいずれの機種も対応します。速度は少し遅くなりますが、解像度は上がります。

 内蔵メモリーは、2GBです。

 業務用の多台接続向けにに増やしています。

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 純正トナー価格(環境推進)

  LPB3T31V (6100枚)
   ¥26,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  LPB3T32V (14100枚)
   ¥46,410 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格

  LPB3T31 (6100枚)
   ¥8,980 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  LPB3T32 (14100枚)
   ¥11,380 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

S2290
印刷コスト(純正トナー) ¥4,262
印刷コスト(再生トナー)¥1,472
初期付属トナー:2000ページ相当

S3290
印刷コスト(純正トナー) ¥3,272
印刷コスト(再生トナー)¥807
初期付属トナー:3000ページ相当

 トナー価格は、Amazonの実勢価格から割り出すと、1000枚印刷あたりで、上表の通りです。

 上位機でもあまり安くはないです。

 初期付属トナーは、3000ページです(S2290は2000ページ)。

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 耐久性は、S229040万枚S329060万枚までです。

 注目点は、途中でメンテナンスユニットなどの交換不要で、この耐久枚数である部分でアス。

 ただし、5年以内の保証なので、1日に相当な枚数を印刷し、5年間でこれらの枚数に至らないならば、あまり意味はないです。

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 増設1段カセットユニット LPA3Z1CU6
  ¥41,550 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 給紙トレイは、用紙カセットに550枚までです。

 連結しての増設は、上位機のS3290のみ対応です。

 増設は3段までです。

 なお、この製品については、LP-S3290PSという型番で、ポストスクリプト対応(日本語2書体)がありますが、基本的に市販はされていません。

 対応が必要な場合パーツ(LPPSROM0)でも買えます。

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 以上、LP-S2290・LP-S3290の紹介でした。

 両者の性能差に注意するべきであるほか、いずれも本体サイズが大きい点が注意点です。

 サイズ面で、基本的に「業務用」で、家庭には向かないと思います。

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 【2021年発売】

 Windows 7〜11 Mac 10.6〜13.0 

 7・EPSON LP-S3590
  ¥127,800 楽天市場 (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分40枚
印刷解像度:1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:550枚
大きさ:幅490×高さ335×奥行410mm
接続方法:USB・有線LAN

 【通常製品】LP-S3290PS

 8・EPSON LP-S4290
  ¥212,080 楽天市場 (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分45枚
印刷解像度:1200dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:550枚
大きさ:幅490×高さ335×奥行410mm
接続方法:USB・有線LAN

 なお、同社の最上位機は、以上の2機です。

 これら2機とも、先ほど見たLP-S3290と本体は同じですが、印刷速度が高速化しています。

 純正トナー価格(環境推進)

  LPB3T34V  (15200枚)
   ¥39,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格

  LPB3T34 (15200枚)
   ¥8,863 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥2,566
印刷コスト(再生トナー)¥583
初期付属トナー:3000ページ相当

 トナー価格は、最近のAmazonの価格だと、1000枚印刷あたりで上表の通りです。

 先述のように、トナーは、本体価格に比例してコストは安くなる法則があるので、かなり安いと言って良い水準です。

 そのほかは、増設トレイが4段までとなったこと、また、耐久性が100万ページ・150万ページ(5年)に上がっている点が違いです。

 互換トナーを使うと、保証がなくなるので、ここまでの価格のモデルは、純正トナー利用を前提に考えた方が良いでしょう。

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 なお、エプソンについては、レーザーの複合機はカラーを含めて「全廃」です。

 言うまでもなく【ビジネス用インクジェットの比較】で書いた、「インク機推し」だからです。

 ただ、レーザーの画質を好む方も多いでしょうし、エプソン機で使い慣れている場合は、【フラッドベッドスキャナの比較】で書いた同社の単品スキャナと別に買うなどの対処はあり得るかと思います。

1-2・ブラザーのレーザープリンター

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 続いてブラザーのレーザープリンタを紹介します。 

 同社については、2021年にラインナップを減らして、家庭向け、個人向けの入門機だけになっています。


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 Windows 7〜11 Mac 10.10〜13.0 

 【USBのみ】

 9・ブラザー ジャスティオ HL-L2330D
  ¥7,960 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 【USB 有線 無線LAN付属】

 10・ブラザー ジャスティオ HL-L2375DW
  ¥11,694 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分34枚(30枚)
印刷解像度 :1200 dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
大きさ:幅356×高さ183×奥行360mm
接続方法:USB・(有線・Wi-Fi

 HL-L2330DHL-L2375DWは、ブラザージャスティオ小型入門機です。

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 ネットワークは、2機種で異なります。

 HL-L2330Dは、USB接続のみですが、HL-L2375DWは、USB・無線LAN・Wi-Fiです。

 利便性の部分でやはり、上位構成をおすすめします。

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 大きさは、いずれも、幅356×高さ183×奥行360mmです。

 エプソンの小型機と比較する場合、18.3cmという背丈は強調できます。

 インクを使う家庭用プリンタに較べても設置スペースが不要な小型モデルと言えます。

 印刷速度は、34枚/分です。

 下位機種だけは30枚/分ですが、誤差の範囲でしょう。

 両面印刷も、対応です。

 それでも、出っ張りのない綺麗な筐体デザインにしているのは優秀です。

 印字品質は、標準的です。

 本機も、1200dpi(True1200)です。

 ただ、画質の拡張ほかの装備は、同社上位機やエプソンと異なり不採用です。

 一般的な「レーザープリンターの水準」はあるので、普段使いには問題ありません。

 Atlasもアメリカ在住時に、同性能の機種を使っていました。

 内蔵メモリーは、下位機種は32MBで、上位機種は64MBです。

 エプソンと比較すると、この部分は見劣りします。

 ワープロや多少の図表のある書類などの印字は問題ないでしょうが、大きなファイルサイズの印刷の場合は遅延する可能性はあります。

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  純正トナー価格

  ブラザー TN-28J(2600枚)
   ¥7,045 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  純正ドラム価格

  ブラザー DR-23J(12000枚)
   ¥7,980 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  リサイクル(互換)トナー価格

  ブラザー TN-28J(2600枚)
   ¥1,680 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  リサイクル(互換)ドラム価格

  ブラザー DR-23J(12000枚)
   ¥2,090 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥3,375
印刷コスト(互換トナー) ¥820
初期付属トナー:700ページ相当

 ブラザー機は、トナーほか、ドラム(感光体)も消耗品です。

 トナーは2,600枚程度、ドラムは12,000枚程度です。コストについては、両方のコストを合わせて算出しました。。

 純正トナーの場合、トナー・ドラム込みで、純正品で1000枚印刷あたり 3,375円です。

 他社入門機とだいたい同じほどです。

 ただ、次のプリンタを買うまでに、ドラム交換するほどの枚数(1.2万枚)を使わないだろう方は、純正でも、2,710円とだいぶ安い計算です。

 互換トナーは、ドラム込みで820円です。

 かなり数が出回っているトナーなので、通年で安いです。

 初期付属トナーは、700枚までと少ないです。

 なお、ドラム部分は、正規の品なので1.2万枚まで使えます。

 耐久性は、5万枚までです。

 給紙トレイは、給紙は250枚で、オプショントレイはありません。

 これらの点からも、この機種は家庭向けに開発されたものでしょう。

---

 以上、ブラザーHL-L2330Dなどの紹介でした。

 印字品質やメモリー量などの「不安要素」もありますが、圧倒的な設置性の良さ本体価格の安さは魅力です。

 その上で、両面印刷・印刷速度なども「及第点」です。

 とくに、無線LANが搭載されるHL-L2365DWは、設置性がよいので、家庭用としておすすめしたい低価格機です。

1-3・キヤノンのレーザープリンター

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 つづいて、キャノンの製品を紹介します。

 同社は、業務用レーザープリンタのメーカーでもあります。



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 【2014年発売】

 Windows 7〜11 Mac 10.6〜13.0 

【USBのみ】

 11・CANON Satera LBP6030
  ¥10,726 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

【USB+無線LAN】

 12・CANON Satera LBP6040  
  ¥12,980 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分18枚
印刷解像度:600dpi
両面印刷:未対応
給紙トレイ:150枚
大きさ:幅364×高さ199×奥行249mm
接続:USB(Wi-Fi

 こちらは、キャノンの入門機です。

 ネットワークは、2機種でことなります。

 下位機種はUSB接続だけですが、上位機は、無線LAN(Wi-Fi)接続が可能です。

 それ以外、2機種は同じです。

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 大きさは、幅364×高さ199×奥行249mmです。

 ブラザーのほうが背が低いですが、体積でいえば、最も小さなモデルです。

 奥行の融通はとくに利くでしょう。

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 印刷速度は、しかし、毎分18枚とさほど速くありません。

 ただ、立ち上りの早さは「売り」で、一枚目が7.8秒で印刷されます。

 印字品質は、キヤノンは基本解像度が600dpiです。

 SSTという技術でアップコンバートする機能はありますが、基本解像度を含めて、エプソンに較べるとイマイチです。

 ただ、ビジネス用で普通に使う場合、600dpiあれば十分ではあります。

 自動両面印刷は、非搭載です。

 機能を最小限に絞って、低価格とコンパクトさを出している機種ですので、このあたりは犠牲になります。

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 内蔵メモリーも、32MBと最低水準です。

 増設もできません。

 ただ、キャノンは、CARPS2という本体のCPUでレンダリングをする独特な方式を採用します。

 そのため、多くのメモリー量は不要とされるのですが、それでも上位機では一定量積みますし、少なめには変わりません。

 純正トナー価格

  CANON CRG-325(1600ページ)
  ¥5,350 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 リサイクルトナー(互換)価格

  CANON CRG-325(1600ページ)
  ¥1,880 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

推定印刷コスト(純正トナー) ¥3,343
推定印刷コスト(再生トナー) ¥1,175
初期付属トナー:700ページ相当

 トナー価格は、上表の通りです。

 1000枚印刷したときのコストは、他社の入門機とだいたい同等です。問題ないでしょう。

 初期付属トナーは、700枚相当と少ないです。

 給紙トレイも、サイズ感を反映し150枚です。

 耐久性は、非公開です。

 ただ、交換ユニットがないこのタイプは、基本的に大量印刷をする環境には不向きです。

----

 以上、キヤノンの小型機種の紹介でした。

 3メーカーの「超小型機」同士でと較べると、印字クオリティではエプソンが、印字スピードではブラザーが、コンパクトさではキヤノンのこちらの機種が優位です。

 ただ、両面印刷ができないのは、結構なマイナスかと思います。

 最終的にどれが「おすすめ」かは難しい部分ですので、記事の最後に改めて書きたいと思います。


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 【2019年発売】(在庫限り)

 Windows 7〜11 Mac 10.9〜13.0 

 【有線LANのみ】

 13・CANON Satera LBP161
  ¥19,452 楽天市場 (1/22執筆時)

 【無線LANのみ】

 14・CANON Satera LBP162L
  ¥30,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 【有線/無線LAN】

 15・CANON Satera LBP162
  ¥23,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分28枚
印刷解像度: 600dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
大きさ:幅371x高さ225x奥行404 mm
接続:USB・(有線・Wi-Fi

 LBP161は、キャノンが販売するモノクロレーザープリンターです。

 本機については、在庫限りで終売のため、価格に注意してください。

 本機も個人向けの入門機と言えますが、先ほどみた機種よりは「上位機」といえます。

 このほか、LBP162LLBP162という製品もありますが、ネットワーク部分の仕様を除く、筐体をふくめて同じモデルなので、同時にみていきます。

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 大きさは、幅371x高さ225x奥行404 mmです。

 家庭向けにも良い入門機ながら、奥行が必要な部分に注意してください。

 印刷速度は、他社入門機と比べると、28枚/分と遅めです。

 両面印刷機能は、搭載です。

 その場合、17.8ページ/分となります。

 引き続きキヤノンは、立ち上りが5.6秒と速く、この点も「売り」です。

 印字品質は、下位機種と差はないです。

 コンパクトモデルで比較した場合、解像度を含め、印刷クオリティはイマイチです。

 内蔵メモリーは、256MBです。

 これだけあれば、多少大きなデータでも問題ないでしょう。

  純正トナー価格

  Canon CRG-051(1700ページ)
   ¥6,520 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

  Canon CRG-051H(4100ページ)
   ¥10,470 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 リサイクルトナー(互換)価格

   Canon CRG-326(4100ページ)
   ¥2,580 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 純正ドラム価格

   Canon CRG-051DRM(23000ページ)
  ¥6,980 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換ドラム価格

   Canon CRG-051DRM(23000ページ)
  ¥2,880 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥2,874
印刷コスト(互換トナー) ¥754
初期付属トナー:1000ページ相当

 本機も、トナーとドラムが別です。

 最近のAmazonの売価から1000枚あたりの費用を計算すると上表の通りです。

 純正でも3000円を下回りますし、他社の上位機と比較しても、安いと言ってよいです。

 互換トナーも、最近は安くなっています。

 初期付属トナーは、1000枚分です。

 耐久性は、非開示です。

 ドラム交換式なので、そこそこは強度が保証されるとは思います。

 給紙トレイは、250枚とコンパクトなモデルでは標準的です。

 手差しトレイもあります。

---

 以上、キヤノンのLBP161などの紹介でした。

下位機に比べて両面印刷対応になる部分が注目点です。

 その点で、Wi-Fiが付属する上位モデルについては、ブラザーの家庭用小型機の「良いライバル」といえます。

 比較する場合、家庭用小型機としてみた場合、少し奥行があるのが難点です。

 しかし、純正トナーの価格水準は、本機の方がかなり安いので、とくに互換トナーを利用するつもりがない方は、トータルコスト面で、本機の方が有利です。

 どちらが良いかについては、記事の結論部分で改めて考えたいと思います。



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 【2019年発売】

 Windows 7〜11 Mac 10.9〜13.0 

【有線LAN】

 16・CANON Satera LBP221
  ¥27,717 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

【有線/無線LAN】

 17・CANON Satera LBP224  
  ¥32,700 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分33枚/38枚
印刷解像度: 600dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
大きさ:幅399x高さ250x奥行373mm
接続:USB・(有線・無線LAN)

 こちらは、キヤノンのモノクロレーザープリンターの中位機です。

 ネットワーク機能は、上位機のみWi-Fi装備です。

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 大きさは、幅399x高さ250x奥行373mmです。

 液晶の確認窓とテンキーが付属するため、多少大きくなっています。

 ただ、高さが低く、設置性はよいです。

 印刷速度は、2機種で異なります。

 LBP221毎分33枚LBP224毎分38枚となります。

 同じほどの大きさのブラザーの機種には速度的に負けますが、十分に実用速度です。

 その上で、立ち上りが6秒と速く、静音性が高いため、総合的には良い機種です。

 印字品質は、下位機種と差はないです。

 両面印刷は、搭載です。

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 内蔵メモリーは、1GBです。

 この点は高く評価できる部分で、遅延が起こる可能性はないです。

 内蔵CPUもデュアルコアですし、この点で言えば、オフィスでの多人数での共有用途に向く機種です。

 純正大容量トナー価格

 Canon 057 CRG-057H (10000ページ)
  ¥28,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換大容量トナー価格

 Canon 057 CRG-057H (10000ページ)
  ¥4,680 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥2,890
印刷コスト(互換トナー) ¥598
初期付属トナー:3100ページ相当

 トナー価格は、純正トナーの場合2,890円、互換トナーで598円です。

 いずれの場合も、本体価格が同程度の他社機と比べて、安いと言ってよい水準です。

 また、初期付属トナーで、3100ページ相当印刷できるため、長期的にもさほど印刷しないだろうかたには、お買得感は高いです。

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 640枚ペーパーフィーダ AH-1 CFU-AH1
  ¥9,420 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 給紙トレイは、この機種も250枚となります。

 また、上記のユニットの購入で、最大890枚までの給紙が可能です。

 耐久性は、こちらも非開示です。

---

 以上、LBP221LBP224の紹介でした。

 キヤノンのモノクロレーザーの中では、速度やメモリー搭載量、液晶パネルの搭載など、見所が多いと言える製品です。

 とくに、メモリーとCPU量が多いので、多人数が利用するオフィス用として、わりと優秀でしょう。

 印刷コストも十分に安いです。

 ただ、業務に共用で使う場合などは、耐久性が非開示なので、その部分はマイナスといえます。


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 【2019年発売】

 Windows 7〜11 Mac 10.9〜13.0 

【有線LAN】

 18・CANON Satera LBP321
  ¥46,500 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

【有線LAN】【LIPS V】

 19・CANON Satera LBP322i  
  ¥58,250 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷スピード:毎分43枚
印刷解像度 :600dpi
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
大きさ:幅409×高さ275×奥行376mm
接続:USB・有線LAN

  LBP321 は、キャノンの上位モデルです。

 201912021233.jpg

 ネットワーク機能は、本機は上位モデルですが、無線LAN(Wi-Fi)が非搭載です。

 カタログには「オプション」とありますが、要するに、市販の無線ルーターまで優先LANでつなげてくれ!ということです。

 一方、LBP322i という、同一の筐体の製品があります。PS互換ではないですが、内蔵プリンタフォントを持つ製品です。

 違いはこの部分と、追加できる増設トレイの段数(上位機は3段)です。

 そのため、基本的には下位機種で良いでしょう。

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 大きさは、幅409×高さ275×奥行376mmです。

 下位機種よりは、一回り大きいです。

 ただし、主に高さ方面なので、スペース的にはあまり変わりません。

 給紙量は、250枚までです。

 印刷速度は、毎分43枚です。

 ブラザーの上位機には敵いませんが、ストレスは感じないでしょう。

 その上で、引き続き、1枚目のプリントは高速です。

 印刷のクオリティは、下位機種と同様です。

 ブラザーやエプソンの上位機種と較べるとあまり工夫はなく、際だったクオリティは期待できないでしょう。

 内蔵メモリーは、1GBのメモリーを搭載しており、十分です。

 純正大容量トナー価格

 Canon 056 CRG-056  (10000ページ)
  ¥26,000 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 互換トナー価格(チップなし)

 Canon 056 CRG-056 L (10000ページ)
  ¥4,980 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

印刷コスト(純正トナー) ¥2,297
印刷コスト(互換トナー)(¥498)
初期付属トナー:5100ページ相当

 トナー価格は、大容量トナーの容量は同じですが、型番が下位機種と異なります。

 コストは、純正の場合、下位機種より安いです。他社と比べても最安水準と言えます。

 互換トナーは、存在します。

 ただ、ICチップ非搭載で残量表示ができない不完全な仕様である部分が注意点です。

 初期付属トナーは、5100ページ相当です。

 かなり多く、お得です。

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 640枚ペーパーフィーダ PF-C1
  ¥23,340 Amazon.co.jp (1/22執筆時)

 給紙トレイは、250枚までの給紙が可能です。

 また、上記の追加トレイも装備可能です。

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 とくに、上位機LBP322i に限っては、3段増設で、最大4段で2660枚まで増設可能です。

 耐久性は、非開示です。

 増設対応ですから、業務用と言えますので、この部分は残念でしょう。

----

 以上、LBP321LBP322iの紹介でした。

 3段増設できる業務用という点では、エプソンの上位機(LP-S3290)がライバルです。

 比較する場合、純正トナーの価格はキヤノンが安く、コスパは良いです。

 機能面でも、余裕のあるメモリー量と優れたドライバで、遅延などの問題も少なそうです。無線LANはないですが、業務用に必ずしもなくて良いでしょう。

 一方、先述の互換トナーの部分はともかくとして、多段増設対応の高級機という部分で言えば、やはり耐久枚数も非開示なのは、大きめの問題点です。

次回に続く
モノクロレーザープリンタのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、ここまではブラザー・エプソン・キヤノンのプリンターを紹介してきました。

 記事は、もう少し続きます。

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2・モノクロレーザープリンタの比較 (2)
 2-1:キヤノン 〈上位機〉
 2-2:沖電気
 2-3:リコー
 2-4:京セラ  
 2-5:最終的なおすすめ機種の提案

・CANON
 :Satera LBP351i LBP352i
 :Satera LBP361i LBP362i
・OKI
 :COREFIDO B432dnw
・RICOH
 :SP 2300L SP 3700
・京セラ
 :ECOSYS P2040dw
 :PA2000w

 続く2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった、以上のプリンターを紹介します。

 その上で、全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 19:04 | プリンター

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