【今回レビューする内容】 2024-2025年 A4モノクロレーザー複合機の性能とおすすめ・選び方 :Windows 11 Mac対応 純正・互換・リサイクルトナーのランニングコストの比較・印刷速度や画質の比較など
【比較する製品型番】Brother JUSTIO MFC-L2880DW MFC-L2860DW DCP-L2660DW DCP-L2600DW FAX-L2800DW FAX-L2840 MFC-L5710DW MFC-L6820DW キヤノン Satera MF286dn MF288dw MF289dw MF272dw MF273dw MF457dw MF467dw MF551dw MF265dw IIMF266dn II MF269dw II RICOH SP 2300SFL SP 3700SF 京セラ MA2000w HP LaserJet Pro MFP 4103fdw 富士フイルム ApeosPort 3410SD ApeosPort 4020SD ほか
今回のお題
低コストなモノクロレーザー複合機のおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今回は、2024年12月現在、最新のA4モノクロレーザー複合機を比較します。
本画質や印刷速度が優れ、ランニングコストが優秀な機種を探します。
1・モノクロレーザー複合機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ブラザー
1-3:キヤノン〈下位機〉
2・モノクロレーザー複合機の比較 (2)
2-1:キヤノン〈上位機〉
2-2:京セラ
3・モノクロレーザー複合機の比較 (3)
3-1:富士フイルム
3-2:リコー
3-3:最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、「選び方の基本」をはじめに示します。
その上で、このタイプの複合機を生産する上表各社の製品を順番に見ていくつもりです。
印刷コスト(純正)¥1,891
印刷コスト(リサイクル)¥429
初期付属トナー:8000ページ相当
なお、今回の記事では、とくに「ランニングコスト」の部分は重視します。
Amazonの今年の実売価格をふまえながら、純正トナーほか、リサイクル(互換)トナーについても、「1000ページあたりの印刷コスト」をAtlasが再計算しています。
ある程度、実際に近い数字で比べられたかと思います。
コスト(純正品) ★★★★
コスト(再生品) ★★★★★
画質の良さ ★★★★★
印刷速度 ★★★★★
給紙量 ★★★★★
スキャナ性能 ★★★★★
耐久性・保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、いつものように、機種ごとに比較していきます。
その上で、最後の結論では、上表のような観点から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・A4インクジェット複合機 (4色)
2・A4インクジェット複合機 (6色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネスインクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの選び方【まとめ】
なお、今回の記事は、プリンター比較記事の6回目記事として書きました。
1-1・レーザー複合機の選び方の基本
はじめに、A4モノクロレーザー複合機の「選び方の基本」の解説からです。
他方式のプリンタに比べて優れる部分を確認したあと、画質やトナー価格など、選ぶ際に注意するべき部分について、説明していきます。
1・モノクロレーザー複合機の良い部分
はじめに、A4モノクロレーザー複合機を選ぶメリット性です。
改めて考えましたが、次の3点は、依然優れると言えます。
第1に、画質の確かさです。
トナーは定着が早いので、インク式より文字がにじみにくいです。
顧客に渡すビジネス文書の印刷や、単位のかかったレポート・論文の印刷などで、「出版物のような印字品質」が欲しい場合は、レーザーでの印刷が一番です。
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第2に、複合機であることの利便性です。
テレワークを含めて、スキャナ・コピーに対応できるほうが便利です。
FAXも、仕事で「使わざるを得ない」人もいるでしょう。
これらの部分が一気に賄えるのはやはり便利であり、個人事業をやっている方に向く汎用性があると言えます。
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第3に、設置性が良い点です。
レーザーの複合機の場合、カラー対応だったり、A3対応だったりすると、相当に場所を取って邪魔です。
このブログでも【A3カラーレーザープリンタの比較】で、複合機も一部紹介はしていますが、20万円の予算では皆無であり、しかも大きいです。
結論的にいえば、レーザー複合機のなかでは、A4モノクロが複合機が設置面で「邪魔になりにくい」最大サイズと言えます。
2・モノクロレーザー複合機の注意点
つづいて、選ぶ際に注意するべき点について確認しておきます。
第1に、トナーのランニングコストです。
モノクロレーザー複合機の場合、全てのメーカーが「印刷コスト」を公開しています。
ただ、「定価ベース」であり、実際トナー・ドラムの販売価格をふまえません。
実際、本体が安い機種の、トナー(インク)がかなり割高な場合も多いです。
そのため、今回の記事では、Amazonの販売価格を調査し、純正トナーとリサイクルトナーの市場価格も含めて比較しました。
ある程度、実際に近いランニングコストが分かると思います。
ーーー
第2に、互換トナー・リサイクルトナーの違いです。
印字品質に関わる部分です。
リサイクルトナーは、本体を再利用し、中に(同質に近い粒状の)トナーを充填したものです。
互換トナーは、中身だけでなく本体部分も純正とは異なる互換品です。
(是非はともかく)メーカー側が挿入するICチップが「複製」できた段階で、たいていの機種で登場します。 利用した時点で、メーカー保証もなくなります。
印字品質は、やはり同じとはいきません。
純正トナーは、定着品質を上げるため特許技術で特殊加工してあるものがあるからです。
同じ種の加工(重合トナーなど)をしたことを示唆する例はなくはないです。しかし、区別がつきませんし、販社側も明言しません。その上で、利用した時点でメーカー保証もなくなります。
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結論的にいえば、リスクを避ける意味では、できれば純正トナーを選びたいところです。
ただ「純正トナーとの価格差が相当ある」のも事実です。保証期間が経過し、耐用年数も間近ならば、(自己責任において)導入するのも検討することも、コスト削減のために必要でしょう。
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第3に、自動両面印刷機能の有無です。
紙代もランニングコストとして無視できないので、この部分も重要です。
また、資料などを持ち運ぶ量が半分で済むため、持ちはこびの負担が半分に減ります。形式の決まった提出書類について裏表印刷指定がある場合もあるでしょう。
ただ、小型機の一部は、自動両面印刷ができない機種があります。
この部分も、今回、詳しめにみていきます。
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第4に、無線LAN(Wi-Fi)の有無です。
対応している場合、配線がスッキリするほか、スマホ・タブレットからの印刷が「格段に便利」になります。
プリンタ全体では搭載が「常識」に思えますが、モノクロレーザーの場合、装備しない機種も多いです。
この部分の仕様も、今回はしっかり見るつもりです。
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第4に、スキャナの性能です。
このブログでは【単品スキャナの比較記事】もあり、かなり詳しく書いています。
複合機の場合も、スキャナ機能を持ち、取り込み解像度の部分では、入門レベルの専門機に追いついているものはあります。
しかし、速度ほか、ADF(原稿自動送り)の信頼性、あるいは、ドライバによる画像処理の部分で、専用機には追いつきません。
ちょっとした仕事用のコピー(スキャン)ならば、今回みる複合機で全く問題ないです。
しかし、例えば「本の取り込み(自炊)」などへの利用は少し難しいと考えてください。
【単品スキャナの比較記事】で書いたような製品を、別に揃えるほうが良いでしょう。
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1・モノクロレーザー複合機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:ブラザー
1-3:キヤノン
1-4:リコー
2・モノクロレーザー複合機の比較 (2)
2-1:京セラ
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、モノクロレーザー複合機の「選び方の基本」とをあらかじめ説明しました。
以下では、上表のような順番で、各社のモノクロレーザー複合機比較していきます。
1-2・ブラザーのレーザー複合機
はじめに、ブラザーのレーザー複合機の紹介からです。
昔からレーザープリンタには強い企業です。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】
Windows 7〜11 MacPS 11〜15
【上位機】
1・Brother JUSTIO MFC-L2880DW
¥32,391 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF: 両面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
ファックス:対応
【中位機】
【2024年発売】
2・Brother JUSTIO MFC-L2860DW
¥29,909 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF:片面
接続方法:USB 有線LAN
ファックス:対応
【下位機】
3・Brother JUSTIO DCP-L2660DW
¥18,090 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF:片面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
ファックス:
印刷スピード:毎分34枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
スキャナ: 1200dpi
保証:1年(持込修理)
寸法:幅410×高さ319×奥行399(421)mm
MFC-L2880DWなどは、ブラザーのA4モノクロレーザー複合機の入門機です。
2024年に約5年ぶりに新機種に更新されました。
現行シリーズは、中位機と下位機が存在します。
上位機との違いは装備面です。
以下で細かく解説しておきます。
第1に、中位機です。
こちらは、スキャナのADF(自動両面読み取り装置)が両面ではなく片面です。
上位機は、両方とも装備なので、ここが差です。
第2に、下位機です。
スキャナのADFは中位機と同じく片面です。その上で、ファックス機能を省略にしています。
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結論的にいえば、両面ADF・無線LANを完備する、各年度の上位機が最も便利であり、自宅での仕事用には実用的と言えます。
本体の大きさは、幅410×高さ319×奥行399mmです。
両面ADFを搭載する上位機のみ奥行が422mmになります。
いずれも、ADFが付属するため背が高いです。
棚に入れて使うのは難しい部分が注意点です。
プリント速度は、毎分34枚です。
下位機種と同じですが、これは同じ搬送ユニットを利用しているためです。
毎分30枚を超えてくると、「そこそこに快適」水準といえます。
プリント品質は、業界標準の600dpiでの印刷をフォローします。
その上で、速度低下なしに2400×600dpiの高解像度で印刷できるHQ1200と、半分程度に速度は落ちるが1200×1200dpi最高解像度が得られるtrue1200に対応です。
この2つに対応している機種は、モノクロレーザーの場合「そこそこ画質が良い」と言って良いです。
加えて、ブラザーは、トナーに「ミクロサイズの均一な球状トナーを作り出す重合法技術」が採用されているため、印刷が鮮明です。
純正大容量トナー価格
ブラザー TN32JXXL(5000枚)
¥14,800 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
純正ドラム価格
ブラザー DR32J(15000枚)
¥9,900 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換大容量トナー価格
ブラザー TN32JXXL(5000枚)
¥8,113 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換ドラム価格
ブラザー DR32J(15000枚)
¥3,781 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正:¥3,620
互換:¥1,875
初期付属トナー:700ページ相当
印刷コストは、1000枚あたりの印刷コストを出す場合、以上の通りです。
ブラザー機は、トナーほかドラム(感光体)も消耗品ですので、総コストはその合計です。
価格としては、純正も、互換も、各社の入門機の平均値あたりです。
初期付属するトナーは、700ページ相当です。
他社もですが、スタータートナーは、後で買う純正品よりトナー量が少なめになっています。本機も、あまり多いとは言えません。
スキャナは、1200dpiの水準で優秀です。
ADF(原稿自動送り装置)は、上位機は両面対応・下位機は片面原稿のみ読み取り対応です。
速度は、A4・300dpiの標準的な取り込みで、カラー8面/分、モノクロ25面/分です。
両面の場合(1枚2面との勘定で)、カラー8面/分、モノクロ26面/分です。つまり、枚数単位の処理で言えば片面の「半減」です。
光学CISセンサーは両面搭載(Dual CIS)の場合、両面でも速度が落ちにくいのですが、処理時の限界かと思います。
結論的にいえば、ADFは、【ドキュメントスキャナの比較記事】でみた専門的な製品には及ばないにせよ、個人用としては最低減の使い勝手はあると言えます。
ネットワーク連携は、ブラザーの特長の1つです。
ユーティリティでの設定で、スキャンデータを、指定したメールやクラウドへの直接転送をフォローします。
クラウドは、Google Drive Evernote DropBoz OneDriveほか、メジャーなサービスは対応します。単純にメール添付までも可能ですが、転送まで自動化できるのはポイントです。定型の取り込み設定(ジョブ登録)も可能ですので、ある程度処理の自動化はできるでしょう。
なお、自社サーバーを用意しないとこの手の高度な仕組みは難しいですが、ブラザー以外は、ここが充実するのは(モノクロレーザーの展開はない)エプソンほどです。
ファックスは、下位機を除いて付属です。
「Super G3ファクス」に対応しますので転送も高速です。
また、PCからのFAX送信と、PCでのファックス閲覧双方に対応するため、印刷コストの大幅な節約が可能です。
自動両面印刷は、どの機種も対応します。
ビジネス用としては最低限あってほしい機能なので、この点は評価できます。
搭載メモリー量は、上位機は256MBです。
どれも十分な分量ですが、上位機種は両面ADFに対応するため、やや多めにしているのかもしれません。
PCとの接続方法は、どの機種もUSBと有線LAN(100Base-T)に対応します。
その上で、無線LAN(Wi-Fi 4)を装備します。
家庭用でWi-Fiがないと設置性がかなり悪いので、この部分も評価できます。
スマホ・タブレットも、Wi-Fi経由で、アプリ(Brother iPrint &Scan)をつかってのダイレクト印刷が可能です。
一方、使い勝手の部分では、タッチパネル式カラー液晶が付属です。
複合機の場合、コピーなど単独でも使うので、この部分は割と重要です。
給紙トレイへの給紙は、250枚までです。
増設は別売でも不可ですが、家庭用ならば十分でしょう。
耐久性は、5万枚です。
また、過度な連続印刷が想定されている機種でもないため、一日中「プリンターが動き通し」の業務環境には向きません。なお、耐久年数としてはブラザーは新機種から7年で、通常(5年)より長めです。
保証は、1年間です。
本機は「持込修理」での無償保証なので、送付・出張修理は期間内でも有償です。
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以上、MFC-L2880DWなどの紹介でした。
上位機だと、十分な印刷速度を持ちつつ、両面ADFと無線LANも装備する機種となります。
サイズもさほど大きくなく設置性も良いので、他社機との比較基準になりそうな製品です。
個人事業主の方などで、大きな業務用の複合機は不要だが、家庭用の水準よりもワンランク上の性能を持つ製品を探しているならば、こちらは良い選択肢の1つです。
ただし、大量に印刷する可能性のある自営業の方やオフィス用としては、このクラスはおすすめできません。
大量に印刷するにはさほどトナーが安くない部分のほか、プリンター本体の耐用印刷枚数も5万枚/5年間だからです。
あくまで、個人用・家庭用として「優れている」機種です。
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なお、このシリーズと同じトナーを使う機種が、他にもいくつかあります。
順番に紹介します。
Windows 7〜11 MacOS 10.10〜15
【2024年発売】
4・Brother JUSTIO DCP-L2600DW
¥14,672 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:上記参照
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
スキャナ: 1200dpi
ファックス:対応
ADF: なし
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
保証:1年(持込修理)
寸法:幅410x奥行399x高さ272 mm
第1に、 DCP-L2600DW です。
本機は、写真のように、上にADFがない仕様の廉価版です。
ADFがない分だけ、背の高さがコンパクトという機種です。
印刷速度も、28枚/分で、先ほどの製品よりすこし落としています。
メモリー量も128GBと減っているので、基本的には、ハードに使わない個人用です。あとは、トナーも同じですし、先ほどの機種と変わりません。
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結論的にいえば、値段面で言えば、用途が合えば選べるでしょうが、特段個性があるわけではないので、競合する他社機との丁寧な比較は必要でしょう。
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Windows 7〜11 MacOS 10.10〜14
【2023年発売】
5・Brother JUSTIO FAX-L2800DW
¥30,291 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:上記参照
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
スキャナ: 1200dpi
ファックス:対応
ADF: 片面
接続方法:USB 有線LAN
保証:1年(持込修理)
寸法:幅481x高さ318.5x奥行398.5 mm
第2に、FAX-L2800DW です。
「やや特殊」なモデルで、写真のように「受話子機」が標準で付く仕様です。
プリント速度は、毎分32枚です。
スキャナのADFは付属ですが片面のみです。
あとは、利用するトナーを含めて、先ほどの機種と変わりません。あえて言えば、こちらだけ、Wi-Fiが高速なWi-Fi5(11ac)対応となっています。
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結論的にいえば、「ファックス電話」が必要な方に向けた少々特殊な機種と言えます。この用途に合うならば、選んで良い機種です。
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【2013年発売】
Windows 7〜11 MacOS 10.5〜15
6・Brother JUSTIO FAX-L2840
¥21,117 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:毎分20枚
両面印刷:
給紙トレイ:250枚
スキャナ: 1200dpi
ファックス:対応
ADF: 片面
接続方法:USB
保証:1年(持込修理)
寸法:幅368x高さ311x奥行350 mm
第3に、 FAX-L2840です。
こちらも、ファックス対応のレーザープリンタ複合機です。
本体サイズは、幅368x高さ311x奥行350 mmです。
コンパクトながら、背面に片面ADFを装備し、コピーもスキャンもできる機種です。
ただ、プリンタの自動両面印刷に非対応で、接続もUSBのみになります。
この部分で、本機は基本的に「ファックス自体が欲しい人」に向けた少し特殊な製品になります。
ただ、Super G3ファックスに非対応なので、本機の発売年度(2013年)が表すように、ファックスの仕様面でも「相当に古くさい」です。
とくに、Macについては、OS11以降の対応がない点に注意してください。
【2023年発売】
Windows 10〜11 Mac 11〜14
7・BROTHER JUSTIO MFC-L5710DW
¥49,518 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:毎分48枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚(増設可)
スキャナ: 1200dpi
ファックス:対応
ADF: 両面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
保証:1年(持込修理)
寸法:幅417x奥行461x高さ448mm
MFC-L5710DWは、ブラザーのモノクロ複合機の上位機種です。
本体の大きさは、幅417x奥行461x高さ448mmです。
画像から皆さんが想像するサイズよりは小さいでしょう
ただし、幅と高さがあるため、基本は「小規模オフィス向け」です。
液晶も、3.5型のTFTタッチパネルで、見やすいです。
プリント速度は、毎分46枚です。
本体価格に見合う高速性で、中位機種以下より速いです。
プリント品質は、下位機種同様であり、true1200とHQ1200に対応です。
こちらも、安定性・定着性の高い重合トナーを使用します。
純正トナー価格
ブラザー TN70J (3000枚)
¥7,918 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ブラザー TN70JXL (6000枚)
¥12,698Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ブラザー TN70JXXL (11000枚)
¥18,800 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
純正ドラム価格
ブラザー DR-70J (75000枚)
¥23,300 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換トナー価格
ブラザー TN70JXXL (11000枚)
¥7,866 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換ドラム価格
ブラザー DR-70J (75000枚)
¥6,508 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正:¥2,020
互換:¥802
初期付属トナー:3000ページ相当
印刷コストは、最大量のトナーを利用する場合、以上の数字です。
ドラムの価格も加味した、1000枚あたりのコストです。
純正トナーの場合、大容量トナーを使う場合、本機ほどの本体価格水準の他社機と比べてもトナー・ドラム込みでみても、かなり安いです。
互換トナーも、値ごろ感を感じると言える水準です。
現状で純正の半額程度ですが、発売時期から時間が経過すれば、もう少し下がるかと思います。
ちなみの本機の旧機の場合、最終的には300円以下でした。
初期付属トナーは、3000枚までです。
こちらも多いです。
スキャナは、本機も1200dpiの水準で優秀です。
ADF(原稿自動送り装置)は、両面対応です。
速度は、A4・100dpi相当ですが、片面でカラー24面/分、モノクロ34面/分、両面でカラー40面/分、モノクロ58面/分です。
Dual CISセンサーで両面に読み取り装置があるため、両面時も「速度を落とさず」で処理しています。
ただし100dpiの解像度での速度ですので、実用水準(200dpi以上)だと、これらの半分ほどの速度になるでしょう。
しかし、それでも、下位機種と比べると実用水準にはあります。50枚まで原稿を置けます。
ネットワーク連携は、下位機で説明したように、自社サーバーを用意するブラザーは優秀です。
PC・スマホを介さず、クラウド運用ができます。
ファックスは、受話器はないですが、こちらも付属します。
下位機種と同じく、PCでの送受信に対応できます。「Super G3ファクス」も対応です。
インターネットファクスにも対応し、読み取ったデータをEメールとして送信・転送することも可能です。 図のようなクラウド対応も可能です。
自動両面印刷は、対応します。
内蔵メモリーは、512MBです。
最近はもっと多い機種もありますが、モノクロのデータ処理用ならば必要十分でしょう。
PCとの接続方法は、USB接続のほか、有線LAN・無線LANでの接続に対応します。
先述のように、DropBoxほかのクラウド連携も可能です。
ブラザーは自社の無料サーバーをユーザーに提供するので、他社と違ってこの部分が強く、特色と言えます。Eメールアドレスへの転送設定も楽です。
増設記録紙トレイ LT-6505 (520枚)
¥21,140 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
増設記録紙トレイ LT-5505 (250枚)
¥12,650 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
給紙トレイへの給紙は、250枚までです。
ただ、こちらは、オプショントレイが最大2段利用できます。
給紙量としては、最大で1340枚まで給紙可能です。
耐久性は、30万枚までです。 耐用年数だと7年とします。
職場の備品として考えると、この部分は重要で、堅牢性が期待できます。
保証は、1年間です。
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以上、ブラザーのMFC-L5710DW の紹介でした。
見た目より圧迫感がないため、ご家庭でも広めの書斎ならば置けます。ただ主要なターゲットは、事業者でしょう。
耐久性も30万枚までとなります。
この点で言えば、大量印刷の可能性のある場所の共用機としても向きます。もちろん、職場用として、複数台からのネットワーク印刷を組む場合も、これだけあれば安心です。
【2023年発売】
Windows 10〜11 MacOS 11〜15
8・BROTHER JUSTIO MFC-L6820DW
¥74,918 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:毎分50枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:520枚
スキャナ: 1200dpi
ファックス:対応
ADF: 両面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
保証:1年(持込修理)
寸法:幅495x奥行427x高さ518 mm
MFC-L6820DWは、ブラザーのモノクロ複合機の最上位機です。
本体の大きさは、幅495x奥行427x高さ518 mmです。
カラーレーザー複合機ほどではないにせよ、小さきとはお世辞にも言えないです。
オフィス用と言えます。
液晶パネルも、7型のタッチパネル式ですから、かなり大きいです。
印刷速度は、50枚/分です。
モノクロレーザーの複合機では最速でしょう。
印字品質は、1つ上の機種と変わりません。
重合トナーですし、品質は良いです。
純正トナー価格
ブラザー TN70JXL (11000枚)
¥18,800 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ブラザー TN71JXL (25000枚)
¥33,745 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
純正ドラム価格
ブラザー TN71JXL (25000枚)
¥12,000 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換トナー価格
ブラザー TN70JXXL (11000枚)
¥7,866 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
互換ドラム価格
ブラザー DR-70J (75000枚)
¥6,508 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正:¥1,660
再生:¥567
初期付属トナー:6000ページ相当
印刷コストは、最大量のトナーを利用する場合、以上の数字です。
ドラムは、先ほどみた中位機同様にN70J系列も使えます。
ただ、本機は、「超・大容量トナー」となる、2.5万枚のTN71JXXLが使えます。
純正トナーの場合、それを利用して以上のコストです。
中位機と比べて見違えるほどではないですが、1割強安い水準です。
互換トナーは、しっかり安いといえます。
むろん、この部分は自己責任での導入にはなりますし、保証期間中は少なくともおすすめしません。
初期付属トナーは、6000枚までです。
多めです。
耐久性は、本機も30万枚までです。
スキャナ・ADF・ファックス部分は、下位機種と性能は同じです。
しっかり、DUAL-CISですし、性能は良いです。
自動両面印刷は、むろん対応します。
内蔵メモリーは、1GBです。
余裕を持たせています。
PCとの接続方法は、本機もUSB接続のほか、有線LAN・無線LANでの接続に対応します。
有線LANもしっかりギガビット(1000Base-T)です。
メモリー量もですが、業務用に耐える水準になるように強化されています。
ただ、あえて言えば、無線LANは、Wi-Fi 4の水準なので、発売開始年の影響がなくもないと言えます。
ネットワーク連携は、クラウド面を含めて、本機も優れた仕様です。
・brother LT-5505(250枚)
¥12,160 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
・brother LT-6505(500枚)
¥22,140 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
・brother TT-4000 (2080枚)
¥105,770 楽天市場 (12/8執筆時)
給紙トレイへの給紙は、512枚までです。
ただ、こちらは、オプショントレイが最大2080枚まで増設できます。
なお、個別増設の場合は、追加で最大2段です。
耐久性は、60万枚までです。耐用年数としては7年です。
ブラザーでは最高クラスです。スキャナ部分は5万枚ですが、これは仕方ないでしょう。他社機でもそうです。
保証は、1年間です。
大きいですが、送付・出張は有償で、持込修理のみ無償です。
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以上、ブラザーのMFC-L6820DWの紹介でした。
サイズ面・スペック面で言えば、個人用としてはもちろん「大げさ」です。
ただ、小規模オフィス向けで、印刷枚数も結構多めという場合、ランニングコストや耐用年数の部分を含めて、かなり良いように思えます。
ただ、いかんせん、外観が旧式で、ADFとその下部とのバランスを含めて、もうすこしスマートな新製品がでても良いようには思います。
次に見る、キャノンとデンキヤで並んでいるのをみるとやはり、「そろそろ新機種を!」と感じます。
1-3・キヤノンのレーザー複合機
つづいて、キヤノンがA4モノクロレーザー複合機を紹介します。
同社は、伝統的にモノクロレーザー複合機に力を入れており、ユニークな形の製品を投入しています。
【2024年発売】
Windows 10〜11 Mac 10.14〜15
【ADF片面・Wi-Fiなし】
9・キヤノン Satera複合機 MF286dn
¥24,800 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF:
接続方法:USB 有線LAN
【ADF片面】
10・キヤノン Satera複合機 MF288dw
¥27,800 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF: 片面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
【ADF両面】
11・キヤノン Satera複合機 MF289dw
¥31,824 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
ADF: 両面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
印刷スピード:毎分33枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
スキャナ:600dpi
ファックス:搭載
保証:1年(引取修理)
寸法:幅390x高さ399x奥行390mm
MF286dn などは、キヤノンのSateraシリーズの複合機です。。
3機種あります。
共通の筐体で、Wi-Fiの有無のほか、最上位機のみ、ADFが両面になり、また、後述するSEND Lite機能に対応します。
要不要で良いですが、コピー・スキャナ機能を利用するならば、この値段差なら上位機でも良いかと思います。
本体の大きさは、全機種共通です。
幅390x高さ399x奥行390mmですので、オフィス用の省スペース機といえます。
印刷速度は、毎分33枚印刷です。(両面20枚)
しっかりした速度があります。
また、キャノンは、ヒーターと熱伝導率の良いフィルムを用いて、短時間での余熱する独自のオンデマンド定着方式を採用します。
この仕組みでスリープ状態からの1枚目(ファーストプリント)は、7.3秒と複合機としては速めです。
プリント品質は、標準的な600dpiです。
入門機の水準ですが、やはり普段使いにおいて問題ありません。
なお、Windowsのみ、拡張で1,200dpiの高詳細プリントもできます。
純正トナー価格
Canon CRG-072H (4100ページ)
¥15,106 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
Canon CRG-072(1400ページ)
¥7,248 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
互換トナー価格
Canon CRG-071H (4100ページ)
¥13,580 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正: ¥3,685
互換: ¥3.312
初期付属トナー:1000ページ相当
印刷コストは、1000枚あたりの実印刷コストを算出すると、上表の通りです。
発売時期が最近なので、互換トナーはそこまで安くないです。
純正トナーは、各社の小型機の平均値ほどです。
互換トナーは、キャノンは、類似品登場を防止するICチップを付けます。
ないと残量表示ができないなどの違いがありますが、すでに対応機は出ていました。ただ、その価格は高い印象です。
初期付属トナーは、1,000枚分です。
このグレードでは、やや多めです。
スキャナは、600dpiです。
ブラザーより少し解像度が弱いですが、やはり問題ありません。
ADF(原稿自動送り装置)は、先述のように、中位機までが片面ADF、上位機が、両面ADFです。
ADFは50枚まで紙を置けます。
速度は、標準(300dpi×600dpi)の場合、カラー片面で15面/分、白黒片面20面/分です。
最上位機の、両面時速度は非公開です。
ただ、旧機のデータを参考にすれば光学装置が片面で、リターン給紙で通す仕組みだと思うので、速度は落ちるでしょう(紙換算で4枚/分ほど)
ファックスは、いずれの機種も装備です。
高速伝送規格の「スーパーG3ファクス」に対応します。
自動両面印刷は、搭載です。
内蔵メモリーは、256MBとそこまで多くないです。
ただ、プリントの場合、同社はCARPS2という、レンダリングなどPC側に処理を任せて、圧縮転送する高速通信規格があります。
メモリ量には左右されにくいので、家庭用と考えれば基本的に問題ありません。
PCとの接続方法は、USBほか、有線・無線LANに対応します。
搭載機は、スマホやタブレットも、自社アプリ(Canon PRINT Business)を介して、直接印刷することが可能です。AirPrintにも対応するため、MacやiPhoneでは、面倒な設定なしで無線プリントができます。
ネットワーク連携は、最上位機の場合、PCの介在なしに、Eメールや共有フォルダにデータを送れるSEND Lite機能に対応します。同じような機能はブラザー機にもあります。しかし、自社サーバーを用意しない点でブラザーとは異なります。
一方、クラウド連携は、上位機でも、プリンタ単体では不可です。
キャノンの場合、PC上のドライバソフト(MF Scan Utility)あるいは、スマホアプリ(Canon PRINT)を介在させ、PC経由で自動処理することしかできません。
対応するクラウドサービスの種類からしてもそこまで重視していません。なお、この方法でのクラウド連携は、このグレードの前機種で対応できます。
給紙トレイへの給紙は、標準的な250枚です。
ただし、手差しトレイは未装備です。
また、本機は、手差しトレイもないため、不定型なものの印刷などは、弱さがあります。
耐久性は、キヤノンは非公開です。
交換ユニットがないこのタイプは、基本的に大量印刷をする環境には不向きです。
保証は、1年間です。
キヤノンの場合、地域によって引取修理(送料無料)になります。
無償なので、ブラザーに比べるとワンポイントです。ただ、保証期限後の修理費は、その限りではないです。
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以上、キャノンのMF272dwなどの紹介でした。
高機能ではないですが、価格は安く、小型で、印刷速度もそれなりにある部分で、人気がでそうな製品です。中位機以上は、Wi-Fiもありますし、家庭向きに思えます。
耐久面を含めて「毎日のように印刷する」方に向く製品ではないですが、自宅に置く個人用で「たまに印刷する」感じの使い方ならば、しっかり仕事をこなしてくれると言えます。
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なお、キヤノンは、このグレードの製品の旧機がいくつか残ります。
順番にみておきます。
【2023年発売】
Windows 7〜11 Mac 10.12〜15
【ADFなし】
12・キヤノン Satera複合機 MF272dw
¥16,645 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
【ADF片面】
13・キヤノン Satera複合機 MF273dw
¥20,245 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
印刷スピード:毎分29枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:150枚
スキャナ:600dpi
ファックス:
ADF: 片面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
保証:1年(引取修理)
寸法:幅372x高さ271x奥行320mm
寸法:幅390x高さ368x奥行374mm
第1に、 MF272dwなどです。
なお、本体色は変わりますが、本機の1世代前の「型落ち」となるのが以上の製品です。
上位機のみ、上部に片面ADF(原稿自動送り装置)が付属します。
そのほか、本体パネルがチルト式構造になり見やすいほか、上位機のみ、物理キーがあるため、ネットワーク設定などを(スマホやPCを介さず)単独でできる部分で、利便性が少しだけ上回ります。
あとは、ほぼ同じです。
本体の大きさは、ADFなしの下位機だと幅372x高さ271x奥行320mmです。
上位機は一回り大きいですが、それでも圧迫感はない超小型機といえます。
給紙トレイへの給紙は、そのかわり、150枚です。
小型化の弊害ですこし少なめです。
印刷速度は、毎分29枚印刷です。
先ほどの機種とそこまでの差はないです。
内蔵メモリーは、ただ、32MBと最低水準です。
最近は、もう少し容量があるメモリでも調達コストはかわらないので、ここは発売時期によるものです。
新機種と同じでCARPS2対応ですが、複合機という性質上、やや物足りないといえばそうです。
純正トナー価格
Canon CRG-071H (2500ページ)
¥9,860 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
互換トナー価格(チップなし)
Canon CRG-071H (2500ページ)
¥3,990 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
互換トナー価格(チップあり)
Canon CRG-071H (2500ページ)
¥7,380 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正: ¥3,944
互換: ¥1,596(¥2,952)
初期付属トナー:700ページ相当
印刷コストは、1000枚あたりの実印刷コストを算出すると、上表の通りです。
現段階で、純正の印刷コストは、すでに新機種に優位性がありました。
互換トナーは、先述のように、今後どうなるかは何とも言えません。
本機の場合も、残量表示ができる「互換チップあり」の場合、そこまで安くはないです。
ブラザーの入門機と同じです。
ADF(原稿自動送り装置)は、両面対応できない片面ADFが上位機のみ搭載です。
スキャン速度は、モノクロコピー時にA4・200dpi相当で片面15面/分です。
原稿は、35枚まで置けます。
ファックスは、未搭載です。
PCとの接続方法は、USBほか、有線・無線LANに対応します。
ただ、上位機を含めて、SEND Lite機能は非対応になります。
あとは目に付く違いはないです。
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結論的にいえば、値段はしっかり新機種より「安い」ので型落ちとしては選べます。
ただ、CARPS2による圧縮があるとしても、メモリ量を比べれば、さすがに陳腐化を感じます。
今選ぶならば、新機種が良いかと思います。
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【2022年発売】(在庫限り)
Windows 7〜11 MacOS 10.9〜15
【SEND Liteなし】
14・キヤノン Satera複合機 MF265dw II
¥23,964 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
ADF: 片面
【SEND Liteあり】
15・キヤノン Satera複合機 MF266dn II
¥24,700 Amazon.co.jp (12/8執筆時)
接続方法:USB 有線LAN
ADF: 片面
【SEND Liteあり】
16・キヤノン Satera複合機 MF269dw II
¥26,580 Amazon.co.jp (12/8執筆時
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
ADF: 両面
印刷スピード:毎分28枚
両面印刷:対応
給紙トレイ:250枚
スキャナ:600dpi
ファックス:対応
ADF: 片面/両面
接続方法:USB 有線LAN Wi-Fi
保証:1年(引取/訪問)
寸法:幅390x高さ405x奥行375 mm
第2に、MF265dw IIなどです。
旧機だけに存在したこのグレードの上位機と考えてください。
ただ、冒頭で見た新機種と比べて印刷速度は旧水準ですので、冒頭で見た新機種の方が(基本)グレードは上といえます。
3グレードあります。
下位機は、先述のSEND Lite機能が未装備です。中位機はそれを装備しますが、Wi-Fiが未装備です。
上位機は、それらを持つ上で、ADFが両面になります。
純正トナー価格
Canon CRG-051H(4100ページ)
¥11,600 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
リサイクルトナー(互換)価格
Canon CRG-051H(4100ページ)
¥2,640 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
純正ドラム価格
Canon CRG-051DRM(23000ページ)
¥7,200 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
互換ドラム価格
Canon CRG-051DRM(23000ページ)
¥2,736 Amazon.co.jp (9/17執筆時)
1000枚あたりの印刷コスト
純正:¥3,144
互換:¥763
初期付属トナー:1000ページ相当
印刷コストは、1000枚あたりの実印刷コストを算出すると、上表の通りです。
本機は、トナーとドラムが別です。
純正でも(大容量を使えば)3000円前後ですし、入門機としても安いと言ってよいです。
給紙トレイへの給紙は、新機種同様の250枚です。
あとは、メモリ搭載量が非公開だった部分、新機種で省略となった、EメールでのインターネットFAXにも対応する部分が目立つ違いです。
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結論的にいえば、現状での互換トナー価格を重視すれば、選択肢にできる機種です。
逆に言えば、純正トナーだけ利用していきたい方は、あえて本機を選ぶ必要はないでしょう。印刷速度ほか、メモリー部分の仕様差もありますし。
次回につづく
お得なモノクロレーザー複合機は結論的にこの機種!
というわけで、今回はモノクロレーザー複合機の比較の1回目記事でした。
記事はもう少し「続き」ます。
2・モノクロレーザー複合機の比較 (2)
2-1:キヤノン〈上位機〉
2-2:京セラ
3・モノクロレーザー複合機の比較 (3)
3-1:富士フイルム
3-2:リコー
3-3:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事(こちら)は、残してしまったキヤノン機をなどを見ていきます。
コスト(純正品) ★★★★★
コスト(再生品) ★★★★★
画質の良さ ★★★★★
印刷速度 ★★★★★
給紙量 ★★★★★
スキャナ性能 ★★★★★
耐久性・保証 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その後、 続く3回目記事(こちら)では、結論として、今回紹介した全機種から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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