比較2019'【iOS/Mac対応】USB-C PDバッテリー20機のおすすめ: iPhone Macbook Android Windows PC対応 (1)

2019年10月26日

比較2019'【iOS/Mac対応】USB-C PDバッテリー20機のおすすめ: iPhone Macbook Android Windows PC対応 (1)

【今回レビューする内容】2019年 USB-PD対応!高速USBモバイルバッテリーの性能とおすすめ・選び方:USB-C Power Delivery:Macbook air pro Surface Book 2対応:DC端子 MagSafe2対応:製品の違いや性能ランキング

【比較する製品型番】Anker PowerCore Speed 20000 PD PowerCore+ 19000 PD PowerCore 10000 PD Redux Slim 10000 PD 26800 PD RAVPower RP-PB059 RP-PB058 BLUEDOT BMB-PDH202 BMB-PD201K BMB-PD201W BMB-PD101K BMB-PD101W BMB-Qi10K BMB-Qi10W HI-DISC HD-MBPD10000HABK AUKEY PB-Y14

今回のお題
USB-C PD対応バッテリーのおすすめはどの製品?

 どもAtlasです。 

 今日は、2019年10月現在、最新のUSB-C PD対応モバイルバッテリーを比較します。

 201910261206.jpg

 高速なUSB Power Delivery(USB-PD)に対応するバッテリーが欲しい方向けの記事です。

 iPhone 11などのスマホや、iPadのようなタブレット、そして、新しいMacbookのほか、Win系ならば、MicrosoftのSurface Book2にも対応するように書きました。

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 その上で、USB-C未対応の古いWindowsPCMacBookの対応のさせ方も、後編記事の最後(こちら)で、簡単に紹介します。

ーー

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ ★★★★★
4・総合評価  ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を比較していきます。

 その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasの「おすすめ機種」を提案していきます。

ーーー

1・スマホ向け小型モバイル電源
2・タブレット向けモバイル電源
3・ノートPC対応モバイル電源

 なお、今回の記事は、このブログのバッテリー比較シリーズの3回目記事として書きました。

1・USB-C PDバッテリーの選び方の基本

  201808181717.jpg

 USB-C PD規格に対応する、容量の大きなバッテリーは、各社からそこそこの数が出ています。

 それらを比較して、「自分に合った製品」を選びたい場合、次の2つのスペックに気をつける必要があります。

1・バッテリーの電力
2・バッテリーの蓄電容量

 重要なポイントなので、具体的な製品の紹介にはいる前に説明しておきます。

1・バッテリーの対応出力

 201811281418.jpg

 USB Power Deliveryは、最大で100Wまで給電可能な新規格です。

 ただ、市販されているモバイルバッテリーで100W出力まで対応できるモデルがない点に、まず注意が必要です。


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iPhone 8-11
 =最大18W(9V 2A)
iPad
 =最大18W(9V 2A)
Android系スマホ
 =最大18W(9V 2A)

 第1に、スマホの場合です。

 iPhoneの場合、iPhone8以降は、USB PDによる高速充電に対応します。

 iPadの場合も、iPad mini4を含めて、近年発売の機種は全て対応します。

 Android系は、メーカーに寄りますが、XperiaやGalaxyなど、最新機はほぼ対応します。

---

 一方、これらを利用する場合、スマホ・タブレット側が最大18Wまでしか受け付けないため、あまり出力の高い製品を選んでも、さほど効果はありません。

 結論的にいえば、スマホ専用にUSB-PD導入を考える場合、どの製品もほぼ出力の部分は問題ないので、軽量性を重視して選んで良いでしょう。


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MacBook Air
 =30W充電器
MacBook Pro 13インチ
 =61W充電器

MacBook Pro 15インチ
 
=87W充電器

 第2に、MacBookの場合です。

 MacBookを購入された時に同梱されるUSB-C電源アダプターのワット数は上表の通りとなります。

  201811281154.jpg

 ・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g    
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

 人気のアンカーのUSB PD対応バッテリーの場合、30W (15V 2A) の出力です。

 そのため、MacBookとMacBook Air(30W定格)については、ほぼ同じ速度で給電可能です。

  201807130748.jpg

 しかし、個人的な経験や、RAVPower社などの30W出力機についての情報をふまえると、MacBook Pro 13インチ(61W定格)でも(速度は半減するが)充電は可能です。

 一方、15インチ(87W定格)だと難しいです。おそらく、MacBookの電源を落とさないと給電できない水準です。

 いずれにしても30W出力以上の場合は、ケーブルの相性や能力の問題もあるため、一定程度、「自己責任」を許容できる方がお試しください。

 なお、後述するように、60W出力に対応する製品が2019年末から販売の予定です。


 201807141621.jpg

Surface Book2 13.5(GPU統合型)
 =39W充電器
Surface Book2 13.5(GPU独立型)
 =95W充電器

Surface Book2 15
 =95W充電器

 第2に、Windows系の場合です。

 こちらは、対応ノートPCが無数にあるので、【Surface全機種の比較記事】で紹介した、マイクロソフトのSurface Book2を例にします。

 上表のように、GPU統合型のSurface Book2 13.5のみ、39Wです。おそらく30W出力のモバイルバッテリーでも(速度低下はあるにせよ)対応するでしょう。

 他社モデルもだいたい同じ指標で読み取れます。ただし、差はあると思うので、この部分は「自己責任」です。

−−

 結論的にいえば、一般的に、13インチまでのPC/MacBookならば、極度に「ハイスペック」でなければ、USB PD対応バッテリーで給電できると言えます。

 なお、このスペックに該当しない場合は、多少難しいですが、対応させる方法はあるので、おいおい説明していこうと思います。

2・バッテリーの蓄電容量

 201411221236.jpg

 第2に、バッテリーの蓄電容量です。

一般的なスマホ
 4回ほどのフル充電
タブレット・小型ノートPC

 2回ほどのフル充電(約10時間駆動)
13インチ前後の中型ノート
 1.5回ほどのフル充電(約9時間駆動)
15インチ前後の中型ノート
 1回ほどのフル充電(約8時間駆動)

 例えば、蓄電容量が20000mAhのモバイルバッテリーを選んだ場合、最近のノートパソコンの充電容量の目安は、上図のようになります。

 本体のパーツ構成(特にGPU)によって、前後はあると思います。しかし、購入されるサイズの「目安」になるでしょう。

  201808132026.jpg

 バッテリー自体の重さから判断すれば、日常的にバッグに入れて携帯するには、24000mAh前後のモデルがギリギリだと思います。

 これ以上のサイズのバッテリーは、重量が重く、携帯性がかなり悪いです。

ーーー

 というわけで、USB-PD対応バッテリーの選び方の基本を2点紹介しました。

 これ以外にも、バッテリー自体への充電時間など、説明したいことは多いですが、具体的な機種説明のなかでおいおい書いていくこととします。

1・AnkerのUSB-PDバッテリーの比較

 201808181325.jpg

 では、比較をはじめます。

 はじめにアメリカのアンカーのモバイルバッテリーです。同社は、日本登場から数年で、国内バッテリーメーカーを席巻し、デンキヤまで進出している「黒船企業」です。

 なお、以下の記事では、Atlasのオススメポイントを赤字系で、イマイチと思う分を青字系で記していきます。


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 1・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g
USB-PD充電器:付属      
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

 PowerCore Speed 20000 PD は、米国のアンカーが2017年に出したUSB-C対応バッテリーです。

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 本体重量は、360gです。

 PC対応の充電器としては軽量です。Ankerはバッテリーの軽量化は割と得意です。

 サイズは、約168 x 62 x 22mmなので、バッグに入れてもさほど邪魔にならないでしょう。

 バッテリー容量は、20100mAhです。

 PC用として、13インチクラスのノートまでならば1回フル充電できる容量です。

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 入力は、30W (15V 2A)です。出力端子をかねるUSB-Cからの充電です。

 付属のUSB急速充電器、ないし、USB-PD対応のパソコンのUSB-C端子を使うことで、約4時間で給電ができるため、かなり高速と言えるでしょう。

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 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートも1つあります。

 なお、USB-C端子はANKERの場合、充電と給電双方に利用する仕様で、ボタンで切り替えて利用します。

 出力は、最大24Wです。

 規格としては、5V/3A, 9V/3A, 15V/2A,20V/1.5Aに対応できます。

 なお、先述のように、MacBookなどは30W定格ですが、アンカーが公式に「充電対応」と表明しています。

 フルスピードではないでしょうが、Atlasの試験結果をふまえても蓋然性はあると言えます。

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 USB-PD規格は、この機種は対応です。

 なお、この規格に対応しない場合、Macbookなどに充電時はできますが、低電圧充電になります。

 また、充電時バッテリー側の電源を入れてからMac/PCに差さないと、Macからバッテリー側が給電されてしまうこともあります。

 最近は、iPhone X / 8 / 8 Plusもこの規格に対応しましたので、こちらの場合も急速充電ができます。

 保証期間は、18ヶ月で、長期保証が得られます。

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 以上、ANKERPowerCore+ 26800 PDの紹介でした。

 12インチのMacbookの急速充電に対応する点が魅力です。多少重いですが、例えば、海外出張時や、充電環境がない場所では有用でしょう。

ーーーー

 201904201513.jpg

 2・Anker PowerCore+ 19000 PD
   ¥10,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:19000mAh  
ポート数:2+1
入力 :27W (9V 3A)
出力 :27W (9V 3A) 
本体重量:約426g
USB-PD充電器:付属  
サイズ:約169 x 77 x 22mm

 なお、蓄電容量はやや少ないながら、やや軽量のAnker PowerCore+ 19000 PDが最近発売されました。

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 こちらは、USB-Cポートは同じく1つですが、USB2.0ポートが2つあります。

 その上で、電源ボタンを2秒押すことで「USBハブモード」となり、ノートPC用の高速ハブとして利用できる仕様です。MacbookなどUSB-A形状の端子がない場合、かなり便利だと思います。


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 3・Anker PowerCore 10000 PD Redux
   ¥4,299 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh  
ポート数:1+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約192g
USB-PD充電器:   
サイズ:約169 x 77 x 22mm

  201910261154.jpg

 4・Anker PowerCore Slim 10000 PD
   ¥3,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh  
ポート数:1+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約212g
USB-PD充電器:
サイズ:約159 x 68 x 14mm

 PowerCore 10000 PD ReduxPowerCore Slim 10000 PDもAnkerの製品です。

 バッテリー容量は、10000mAhです。

 本体重量は、一方、重さが200gを切るモデルとなります。

 いずれの製品も容量をかなりセーブする代わりに、持ちはこびの利便性を高めた仕様です。

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 端子の数は、上位機と同様です。

 ただし、入力・出力とも18Wとさらに落ちるので、この製品は、タブレットやスマホを狙った製品です。

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 USB-PD規格は、この機種も対応です。

---

 以上、PowerCore 10000 PD Reduxの紹介でした。

 ターゲット層は間違いなく、iPhoneを含むスマホiPadを含むタブレットユーザーです。

 パソコン用には弱いですが、その分軽量のため、最大18Wの高速充電を得たいこれらのユーザーにオススメします。

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 201910261149.jpg

 【2018年】

 5・Anker PowerCore 10000 PD
   (¥4,599) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 6・Anker PowerCore 10000 PD+
   (¥7,538) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh  
ポート数:1+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約192g
USB-PD充電器:
サイズ:約169 x 77 x 22mm

 なお、同じく10000mAh で仕様がほぼ同等の製品が、ほかに2機種あります。

 2018年発売と比較的新しいのですが、現状「売り切れ」です。上述の2機種が出たため、廃盤の可能性があります。

 なお、10000 PD+については、90cmのUSB-Cケーブルとトラベルポーチが付属しますが、その他の部分の違いは見られません。


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 7・Anker PowerCore+ 26800 PD
   (¥9,999) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:26800mAh  
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A) 
本体重量:約580g
USB-PD充電器:付属  
サイズ:約180 x 80 x 24mm

 PowerCore+ 26800 PD は、アンカーのUSB-PD対応製品の大容量モデルです。

 執筆時現在「在庫切れ」ですが、生産終了ではないため、在庫は復活するでしょう。

 バッテリー容量は、26800mAhと下位機種よりも多いです。

 11インチ程度のノートPCならば2回はフル充電できるでしょう。

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 本体重量は、580gです。

 まずまずの重さですが、飛行機の制限のかからない容量です。出張時などにはパワフルに利用できるでしょう。サイズは、約180 x 80 x 24 mmです。 

 201811281138.jpg

 入力は、30W (15V 2A)です。

 容量が多いため、満充電にかかる時間は、約5.5時間です。ただ、十分に高速と言えます。


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 出力は、最大30Wです。

 下位機種のスペックより高く、MacBookならば速度低下ほぼなしに充電できそうです。

 接続端子は、下位機種同様に、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSB2.0ポートが2つあります。

 ただし、「USBハブモード」はありません。

 対応する出力は、こちらも、5V/3A, 9V/3A, 15V/2A,20V/5Aです。

 SB-PD規格対応です。

 ただ、MacBook Proについては、出力不足であり、給電速度は低速でしょう。

 保証期間は、18ヶ月で、長期保証が得られます。

---

 以上、ANKERPowerCore+ 26800 PDの紹介でした。

 12インチのMacbookの急速充電に対応する点が魅力です。多少重いですが、例えば、海外出張時や、充電環境が得られない現場などで利用する目的には適った製品でしょう。

3・RAVPowerのUSB-PDバッテリー

  続いても、アメリカの企業で、RAVPowerのモバイルバッテリーです。


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 8・RAVPower 20100mAh RP-PB059
   ¥6,209 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20100WAh
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A) 
本体重量:372グラム
USB-PD充電器:未付属
サイズ:約172 x 80 x 20mm

 RAVPowerRP-PB059 は、同社のUSB-C PD対応機です。

 バッテリー容量は、20100mAhとなります。

 ライバルだろうアンカーの下位機より、微妙に多いです。

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 本体重量は、一方372gです。

 こちらは、アンカーの下位機より多少重いので、一長一短と言えます。

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 入力は、30W (15V 2A)です。

 アンカーと同じ水準です。したがって、バッテリー充電時間も同程度で、付属のUSB急速充電器を使うことで、約4-5時間です。

 RAVPower USB-C 充電器 45W 1ポート
   ¥4,299 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)  

 アンカーと同様ですね。ただし、この機種は、対応充電器が別売です。

 アンカーは下位機種も「同梱」なので、価格面を比較する場合、この点は注意しましょう。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートが2つあります。

 201811281517.jpg

 出力は、最大30Wです。

 対応する出力は、5V/3A、9V/3A、12.0V/2.4A、15V/2A、20V/1.5Aです。

 アンカーは、軽量な下位機については、24Wでした。それをふまえると、軽量機ではRAVPowerが優勢です。

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 なお、RAVPowerは、スペック表にて、87W USB-C電源アダプタを採用していたMBP15インチ(2016年発売機)に言及がありました。

 これをふまえると、最新の15インチMBPでも(低速でしょうが)30W出力でも給電できそうです。規格上のことなので、30W対応機なら他社でも同じことが言えるでしょう。

 SB-PD規格も、対応です。

 保証期間は、こちらも、18ヶ月で、長期保証が得られます。

---

 以上、RAVPowerRP-PB059 の紹介でした。

 20000mAhの小型機という点でアンカーに比べると30W出力に対応する点が優位でしょう。安全性の面でも、バッテリーの多重保護にAnker同様に対応するため、こちらを選んでも良さそうです。


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 9・RAVPower 26800mAh RP-PB058
   ¥6,999 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)  

USB-PD:対応
蓄電容量:26800WAh
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A)
本体重量:470グラム
USB-PD充電器:未付属
最大電力:30W

 RAVPowerRP-PB058は、このサイズではとても人気のあるモバイルバッテリーです。

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 バッテリー容量は、26800mAhとANKERの上位機と同じです。

 本体重量は、こちらは、Atlas軽量時で470gでした。ANKERに比べると多少軽い水準です。

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 入力は、30W (15V 2A)です。

 バッテリー充電時間は、付属のUSB急速充電器を使うことで、約5.5時間です。

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 RAVPower USB-C 充電器 45W 1ポート
   ¥4,299 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)  

 アンカーと同様ですね。ただし、この機種も、対応充電器が別売です。

 アンカーは同梱なので、価格面を比較する場合、上位機の場合も注意です。

 201804201829.jpg

 出力は、この機種も最大30Wです。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートが2つあります。

 対応する出力は、5V/3A,9V/2A,12V/2.4A,15V/2A,20V/1.5Aです。下位機種と同じです。

 SB-PD規格も、対応し、急速充電ができます。

 保証期間は、こちらも、18ヶ月で、長期保証が得られます。多重保護チップも同様に付属します。

---

 以上、RAVPowerRP-PB058の紹介でした。

 上位機については、アンカーとあまり差がない状況です。どちらを選ぶべきかは、最後の結論で改めて考えたいと思います。

4・BLUEDOTのUSB-PD対応機

 続いて、最近、格安家電で存在感のある、日本のファブレス企業であるBLUEDOTのモバイルバッテリーの紹介です。


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 【2019年冬発売予定】

 10・BLUEDOT BMB-PDH202
   (¥4,980) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+1
入力 :60W (20V 3A) 
出力 :60W (20V 3A) 
本体重量;約535g
USB-PD充電器:未付属
サイズ:幅175×高さ80×奥行23mm

 BMB-PDH202 は、日本のファブレス企業であるBLUEDOTの製品です。

 モバイルバッテリーには、2019年からの参入です。

 工場を持たない企業で、実際の製造は中国の協力企業となります。ただ、同社は、部品情報まで公開するため、それなりの信頼性が担保されます。

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 本体重量は、535gです。

 軽量化は意識しない作りですが、後述するようにこの部分は理由があってのことです。

 バッテリー容量は、20000mAhです。

 他社にもラインアップが多いサイズで、13インチクラスのノートまでならば1回フル充電できる容量です。

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 出力は、この製品の最大の特長です。

 USB-PD方式の充電時に、60W (20V 3A)をだせます。

 そのため、13インチのMacBook Proでも、フルスピードで充電できる可能性があります。

 なお、スペック的にこの製品は、最大78W表記ですが、これは、上図の様に、Quick Charge3対応USB-A端子(12V 1.5A)を同時使用した場合のスペックです。

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 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートも1つあります。

 なお、USB-C端子は充電兼用です。

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 Anker USB-C 充電器 60W
   ¥4,299 Amazon.co.jp (10/25執筆時)  

 入力は、最大60Wです。

 ただし、充電器は別売です。純正がないため、他社製品を利用します。

 USB-PD規格は、この機種は、もちろん対応です。

 保証期間は、付属しますが、期間は調査中です。

 なお、過充電、過放電、過電圧、過電流、短絡、温度保護など、多重保護については、対応します。

 中身の電池の製造は、中国のROOFER ENERGY TECHNOLOGY製です。

 日本ではやや聞き慣れないブランドですが、開示しているのは良いと思います。ただし、ロットの変更で同等品になる場合があるとの註記です。

---

 以上、BLUEDOTBMB-PDH202 の紹介でした。

 本体が非常に重いですが、60W機は他社にないため、一点突破型ですが魅力があります。

 一方、新規参入メーカーなので、他社に比べて一定のリスクがある点、また、充電器が別売である点は注意点でしょう。


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 11・BLUEDOT BMB-PD201K [黒]
 12・BLUEDOT BMB-PD201W [白]
   ¥2,980 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A)
本体重量;約405g
USB-PD充電器:未付属
サイズ:幅147×高さ68×奥行25mm

 13・BLUEDOT BMB-PD101K [黒]
 14・BLUEDOT BMB-PD101W [白]
   ¥1,980 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh  
ポート数:1+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A)
本体重量;約230g
USB-PD充電器:未付属
サイズ:幅175×高さ80×奥行23mm

 なお、同社からは、18Wまで対応のUSB-PD充電器がほかに2機種出ています。

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 BMB-PD201Kは、USB-A端子も2つ付属しますが、405gと重い点が注意点です。

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 BMB-PD101Kは、さほど重くなく、軽量なので、スマホ用に人気があります。

 ただ、ファブレス企業の新規参入メーカーである点、他社のように長期保証が付属せず、一定のリスクがある点は、自己責任となります。

 モバイルバッテリーは発熱機器です。そのため、特に大容量モデルは、メーカによる保証期間の長さをベースにした信頼性の表明は、ある程度重要です。


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 【2019年冬発売予定】

 15・BLUEDOT BMB-Qi10K [黒]
 16・BLUEDOT BMB-Qi10W [白]
   (¥1,780) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh  
ポート数:1+1+Qi
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A)
本体重量;約210g
USB-PD充電器:未付属
サイズ:幅144×高さ69×奥行16.5mm

 BMB-Qi10Kも、日本のファブレス企業であるBLUEDOTの製品です。

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 バッテリー容量は、10000mAhです。

 この点だけでは、普通の製品ですが、こちらは、ワイヤレス充電企画のQiにも対応する点が特長です。

 本体重量は、210gです。

 出力は、USB-PD方式の充電時に、18Wです。基本的に、スマホ・タブレット用です。

 一方、ワイヤレス充電(Qi規格)時は、9.9Wですが、スマホ自体の許容入力が、iOS系は7.5W、Android系は10Wですので、仕様として問題はないでしょう。

 接続端子は、USB-C端子が1ポート・USB-C端子が1ポートとQiとなります。

 なお、この機種の場合も、全部で18Wの出力ですので、複数同時の充電の場合は、出力は弱まります。

 入力は、最大18Wです。

 USB-PD規格は、この機種は、もちろん対応です。

 保証期間は、長期保証には未対応です。

---

 以上、BLUEDOTBMB-Qi10Kの紹介でした。

 USB-PD機は、主要メーカーがあまり面白い製品を出さない中、すき間を付く形で、Qiにも対応する製品を出してきました。

 やはり、保証期間に由来する信頼性の問題があるので、一般向けには「おすすめ」しませんが、リスクが許容できる場合は、十分に面白い製品です。

5・他社のUSB-PD対応機

 最後に、他メーカーの製品で、注目するべきUSB-C PD対応バッテリーを見ていきます。


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 【2018】

 17・HI-DISC HD-MBPD10000HABK
  ¥2,977 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:10000mAh
ポート数:2+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約230g    
サイズ:150 x 83 x 21mm

 HD-MBPD10000HABKは、日本の磁気研究所が「 HI-DISC」ブランドで輸入販売する製品です。

 デンキヤスマホ関連機器売り場などで見かけるシリーズですが、PD対応製品としては「最安」の部類です。

 バッテリー容量は、10000mAhで、本体重量は、230gです。

 201904201545.jpg

 入力は、一方、18W (9V 2A)です。

 TYPE-C PDで入力に対応と、(値段からすると)意外と能力はあります。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートが左右に2つあります。

 出力は、18W (9V 2A)です。ただし、あくまで「緊急事態に使える」レベルです。

 SB-PD規格は、対応です。

 保証期間は、一方注意するべき部分です。スマホの周辺機器には多いですが、6ヶ月保証に止まります。

---

 以上、HD-MBPD10000HABKの紹介でした。重さが軽いため、スマホメインで予備的に、USB-PDが欲しいだけの場合は、選択肢になり得ます。

 その場合、QC3.0対応ですので、Android系についてはとくに給電速度にメリット性があるでしょう。

ーーー

 201904201555.jpg

 【2018】

 18・HI-DISC HD-MBPD20000HABK
  ¥4,130 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh
ポート数:2+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約430g    
サイズ:135.5 x 70 x 24.5mm

 19・HI-DISC HD-MBPD15000HABK
  ¥3,590 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:15000mAh
ポート数:2+1
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約330g    
サイズ:135.5 x 70 x 18mm

 なお、同じ入出力で、容量を強化した製品もあります。

 ただ、重さが、それに応じて増えているため、下位機種に見られたメリット性の1つは失われています。


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 【2018】

 20・AUKEY モバイルバッテリー PB-Y14
   ¥4,599 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh
ポート数:1+3
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A) 
本体重量:約435g
サイズ:197 x 96 x 14mm

 PB-Y20 は、香港のオーキーが販売するモバイルバッテリーです。

 201907261648.jpg

 バッテリー容量は、20000mAhで、本体重量は、435gです。

 とびら写真では結構薄型に見えるのですが、実際は薄いが「かなり大きく重い」製品です。

 入力は、18W (9V 2A)です。

 充電時間は、非開示ですが、容量から判断すると10時間弱は必要でしょう。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートのほか、通常のUSBポートが3つあります。

 そのうち1ポートがQuick Charge 3.0に対応するため、Android系スマホの充電は速いです。

 出力は、18W (5V3A 9V 2A 12V 1.5A)です。

 USB-PDは、対応ですが、水準としては既存技術でも対応できているパワーで、やや物足りないでしょう。

 保証期間は、充実しており、24ヶ月です。

---

 以上、オーキーPB-Y20の紹介でした。アンカーなどと比べると価格は安いです。ただ、出力的に言って、PCでの利用はさほど想定しない機種です。

今回の結論
USB-C PD対応バッテリーのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、USB-C PD出力対応バッテリーを紹介しました。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

 201910261206.jpg

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ ★★★★★
4・総合評価  ★★★★★

 続く、後編記事(こちら)では、いつものように、今回紹介した全製品から、目的別に、Atlasのおすすめ機種について提案します。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら!

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posted by Atlas at 14:27 | PC周辺機器

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