【今回レビューする内容】 2023年 最新のMicrosoft Office 2021や互換オフィスソフト・統合オフィススイートの選び方の解説:学生アカデミック版・無料版オフィス・ライセンス数・認証方法・インストール可能台数制限対応:アクティベーション・オンライン認証の情報;Office 2021と一太郎2021やWPS Office2との違い
【評価する製品型番】 Microsoft Office 2021 Home and Business 2021, Personal 2021 Professional 2021 Microsoft Office Professional Academic for Windows 2021 Open Office Microsoft Office 365 Personal Word Excel PowerPoint Outlook Access 2021 キングソフト WPS Office 2 PDF Plus Standard Edition Personal Plus Deluxe Personal Plus イーフロンティア EIOffice 一太郎2023 プラチナ MobiSystems OfficeSuite Personal ほか
今回のお題
Microsoft Officeはどのように買うのがおすすめ?
ども、Atlasです。
今日は、2023年9月現在、最新のMicrosoft Office 2021の紹介です。
(現状で)どのように購入するのがお買得なのかか、まとめてみました。
初心者に向けては、できるだけ分かりやすく、選び方の基本を紹介しました。
中級者に向けては、ライセンス台数・セット割引に関する情報を紹介します。
学生や大学関係者向きに、アカデミック版の情報も書いています。
そのほか、純正のオフィスと互換オフィスで迷っている方にも「選び方の基本」も解説してみました。
いつものように、各製品を詳しく紹介したあと、最後に、Atlasのおすすめ製品!を提案する形式で書いています。
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1・Windows版 Office2021の比較
2・MacOS版 Office2021の比較
なお、Macユーザーの方は、専用の記事があります。
上記2番のリンク記事をご覧ください。
1・Officeソフトの選び方の基本
はじめに、「初めてOfficeソフトを買う」新社会人や大学生に向けて、「オフィスソフト」の選び方の基本!について書きます。
1・純正のオフィスを選ぶ意味!
1・Microsoft Word 2021
2・Microsoft Excel 2021
3・Microsoft PowerPoint 2021
4・Microsoft Outlook 2021
5・Microsoft Publisher 2021
6・Microsoft Access 2021
¥16,678〜 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
7・Microsoft Visio Professional 2021
¥98,685〜 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
Office 2021は、( Visio Professionalを除く)マイクロソフトが単品で販売する7本のソフトと、単品では販売しない高性能メモ帳のOneNoteを組み合わせて、割引セット販売している「総合オフィスソフト」です。
このうち、ワード(ワープロ)とエクセル(表計算)は、「ビジネス界の標準ソフト」です。
どの大学のリテラシー講義でも必ず使い方を教えています。Atlasも、過去には大学でも教えたことがあります。
ビジネスでは「他人とファイルのやり取り」をするため、この2つのソフトを使いこなせることが「社会人としてのマスト」です。
一方、純正のオフィスソフトが高額ということもあり、一太郎やWPS Officeなど、他社製の互換ソフトは多くあります。また、後ほど紹介するように、無料ソフトすらあります。
互換ソフトは、ただし、完全に互換する性能はどの機種もないです。
レイアウトが崩れるなどして、(特に初心者は)相手に迷惑をかけることがあります。また、Excelのマクロなど、互換ソフトが搭載しない機能も多いです。
インターフェースも共通化されていません。
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結論的にいえば、(PCにあまり詳しくない人は)互換ソフトは選ばず、マイクロソフトの純正品を「最も安い組み合わせ」でお得に選んで購入することをおすすめします。
たしかに、例えば、一太郎は、一芸がありとても良いワープロソフトです。
しかし、これは、ワード・エクセルの「基本」が分かった上で、その足りない部分を知った「中級者以上」に向く製品です。他のソフトも同じで、「何ができないのか」しっかり分かった中級者以上が使うものです。
2・必要なオフィスソフトの種類の見分け方
・ワード(ワープロ)
・エクセル(表計算)
・アウトルック(スケジュール管理)
・パワーポイント(プレゼン)
・ワンノート(高機能メモ)
・パブリッシャー(出版・DTP)
・アクセス(データベース作成)
初心者の方に「オススメ」なのは、純正のオフィスソフトです。
「純正のオフィス(office 2021)」は、上表の7本のソフトがフル構成ですが、(OneNoteを除き)単品での販売、部分的なセット販売がなされています。
【1ユーザー・最大2台のPC】
Microsoft Office Professional 2021
¥68,085 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
永久ライセンスをフルセットで買う場合は、6万円近くと高いので、自分にとって「どのソフトが必要か?」をしっかり考える必要があります。
初心者・新社会人・大学生の方にむけて「基本として揃えるべきソフト」を3点挙げておきます。
第1に、Wordです。
基本的なワープロソフトとして、誰も必要でしょう。
逆に言えば、例えば、既に仕事を引退した方でPCを覚えたいような方ならば、Wordの単品購入でも良いと思います。
第2に、Excelは、表計算ソフトとして、ビジネスには必須でしょう。
そのほか、大学生も、PCリテラシーの講義で利用することが多いので、文系でも、理系でも、揃えておくと良いソフトです。
ただ、エクセルとワードを単品で購入するならば、Outlook(ビジネス向けメール・スケジュール管理ソフト)がセットになった「Office2016のセット販売品」とほぼ同価格ので、そちらを選ぶべきでしょう。
セット品については、後ほど詳しく説明します。
第3に、Power Pointlは、営業職などで、PCでのプレゼンをする場合に必要でしょう。
また、大学などでも、授業や学会のプレゼンで使う場合がありますし、リテラシー科目でも習う場合があります。
こちらも揃えるならば、WordとExcelと一緒であるべきなので、後ほど紹介するセット(Office 2021)として一括購入すると良いでしょう。
−
結論的にいえば、大学生や新社会人で「どのソフトを将来使うか分からない」という方は、Word・Excel・PowerPointの3点を押さえておけば、「とりあえずOK」だと言えます。
大学の先生からも、職場の上司からも「文句」を言われることはそうそうないでしょう。
3・セット販売のOffice2021の選び方
セット販売のOfficeは、ここまで書いたように、自分の必要なソフトがしっかり分かっている場合、「お得」と言えます。
現在、大きく分けて4種類の選択肢があるため、その構成を含めて順番に紹介します。
商用利用(法人利用)は、Microsoftの場合、どのライセンスでも現在では「緩和」され、現行機種は、(執筆時現在)禁止されていません。
各国でライセンスのあり方が変わりますが、Microsoftの【日本版の規約】では、「Home」「Family」などの文字が入るOfficeでも、同じになります。
【1ユーザー・最大2台のPC】
8・Microsoft Office Personal 2021
¥33,930 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
第1に、Office Personal for Windows 2021 です。
最も基本的なソフト構成のものが、こちらのパーソナル版です。
構成されるソフトは、 ワード(ワープロ)+エクセル(表計算)+アウトルック(メールソフト)です。
20年前からある「伝統的な組み合わせ」ですので、この組み合わせを「オフィス」と呼ぶ方は多いです。
一方、この構成の場合、プレゼンテーション作成ソフトのパワーポイントが付属しません。企業や大学でほぼ必須と言えるため、後で出費したくない方は、次に紹介する上位製品が良いでしょう。
インストール可能台数は、1ユーザーまで・PC2台までとなります。
この部分は、後ほど詳しくまとめます。
【1ユーザー・最大2台のPC/Mac】
9・Microsoft Office Home and Business 2021¥35,624 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
第2に、上位機種となるのが、 Office Home and Businessです。
こちらは、ワード+エクセル+アウトルックのほか、プレゼンソフトのパワーポイントもしっかり組み入れられた製品です。
また、ライセンス的に言えば、この製品は、Mac版とのクロスライセンスですから、OS横断的に利用できます。永久ライセンス版では、このグレードだけの「特典」です。
結論を先取りすれば、PC初心者であまり詳しくない大学生や新社会人に最もオススメできる構成はこちらです。
インストール可能台数は、本機も、1ユーザー・PC2台です。
【1ユーザー・最大2台のPC】
10・ Microsoft Office Professional 2021
¥68,085 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第3に、Office Professional 2021は、最も高額なソフトです。
今まで紹介した全ソフトに加えて、簡易的な出版(DTP)ソフトであるパブリッシャーと、高度なデータベースソフトのアクセスが付属します。
両ソフトとも、使用頻度は、ビジネス界でも大学でも多くない特殊なソフトです。確実にこれらのソフトが「必要」と言えない方に、このセットは「無意味」です。
インストール可能台数は、同じく1ユーザー・PC2台までです。
また、こちらについては、Macとのクロスライセンスに非対応です。
なお、この機種には、大学生・研究者向けに割安のアカデミック版があります。それついては、後ほど別に項目を立てて解説します。
【1ユーザー・同時5台のPC/Mac】
11・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥12,069 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第4に、Microsoft Office 365 Personalは、年間ライセンス版のオフィスです。
Office2021は、1度買えばいつまでも使える永続ライセンス版でした。しかしこちらは1年ごとの契約更新が必要です。
搭載されるソフトは、Professional版と同じ構成で、今回紹介しているソフト7本全てが利用可能です。
その上で、高機能メモ帳のOneNoteが利用できる特典があります。
インストール可能台数は、こちらは、1ユーザーで同時に5台までという規約です。
2018年10月に規約の変更がなされました。それにより、インストール台数が無制限・同時利用可能台数が5台と、利用可能台数が増加しました。
これは、パッケージ版に比べて有利です。
しかし、個人のアカウントとリンクしており、「家族用」ではなく、あくまで「個人用」である点は注意しましょう。
1・Macとのクロスライセンス
2・1TBのオンラインストレージ利用権
3・iOS/Android用Officeの使用権
4・新しいOfficeへの無料更新権
「毎年お金を払うのは損」と思うかもしれませんが、ライセンス数のほか、正規品にはない特典が4つあります。
第1に、Macでもライセンスが利用できること、
第2に、OneDriveというオンラインストレージが無料で使えること、
第3に、スマホ・タブレット版のOfficeのライセンスが貰えること、
第4に、常に新しいOfficeに、無料で更新できること、です。
金銭的な面で言えば、2点目のオンラインストレージ(OneDrive)の無料利用権は、かなりのメリットです。
同種のサービスを買う場合、例えばDropBoxなどは、年間1万円以上の利用料金を課しています。
それを考えれば、Microsoft Office 365 は、「1年間のオンラインストレージ利用権」におまけで「Officeソフトが付いている」とも言えます。
現在、オンラインストレージを利用している方については、Microsoft Office 365 が良いかもしれません。
使い方は簡単です。
基本的に、保存したいファイルをドラックアンドドロップするだけです。フォルダ上のファイルを上書き保存れば、自動更新もできます。
もちろん、設定フォルダーの自動的な同期も可能です。
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
12・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥17,010 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
第5に、Microsoft Office 365 Familyは、年間ライセンス版の「家族版」です。
ここまで見てきた製品は、Office2021を含めて「1ユーザー」用ライセンスでした。
しかし、こちらは、本人とそれ以外の5人の家族というかなり手厚いライセンスです。
1人について「5台までの同時利用」をみとめます。
後ほど改めて書きますが、2人家族以上で、個別にユーザーアカウントで利用したい場合は、Office2021を含めて現在的にこの契約形態が最も費用が安いと言えます。
1人あたり、年額8,000円換算ですので。
3人以上ならば、さらに安いと言えます。
シェアできる場合は、相当安いので、Office2021と比べても、セキュリティ更新期間にとらわれずに使うのでなければ、こちらのが、コスパが良いと言えます。
機能面でも、通常有料となる「Microsoft Family Safety」という同社のサービスが無料で利用できます。
こちらは、家族での予定共有、ペアレンタルコントロール、位置情報の共有(子供の安全管理)など、家族に便利なサービスアプリです。
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なお、定額制Office365 Personalと、年払いのOffice 366の総コストの違いについては、詳しい別記事を書いています。
コスト面で細かく比較して考えたい方は、このブログの、上記のリンク記事をご覧ください。
3・一部の方が買えるオフィスソフト
1・アップグレード版
2・OEM版
3・アカデミック版
過去10年ほどのOfficeソフトの販売形態を振り返ると、上表の3種類の「特別割引」なOfficeソフトがありました。
しかし、アカデミック版を除き、抱き合わせ販売のOEM版や、過去のユーザーのためのアップグレード版も原則廃止されました。
そのため、現在残るのは、アカデミック版だけです。
【1ユーザー・最大2台のPC】
※カッコはAmazon Student加入割引実施時
13・Office Professional Academic 2021
¥68,085(31,973)Amazon.co.jp (9/1執筆時)
13・Office Professional Academic 2021
¥35,170 大学生協 (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Microsoft Office Professional Academic for Windows 2021は、一般的に言う「アカデミックライセンス」です。
大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生と教職員が対象です。
付属ソフトは、構成は基本的にプロフェッショナル版と同じです。
Mac Microsoft Office Mac Home Business と同じで、やはりOutlook・OneNoteまで付属します。
最も安く買う方法は、学生の場合と、教職員の場合で異なります。
順番にみていきます。
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第1に、大学生・大学院生の場合です。
この場合、Amazonでかなり安く購入できます。
ただし、皆さんがブラウザで見ても、おそらく、ビジネス版と同じ価格になっていると思います。
しかし、時期によりますが、【リンク先】の「プロモーション情報」との表記をクリックすると、割引価格が表示される時期があります。
この割引を受けるためには、「Prime Student会員」になる必要はあるのですが、プロフェッショナルに相当する「全部入り」が割安に購入可能です。
なお、Amazon Student会員 とは、「アマゾンプライム会員 」の「学生版」です。
「お急ぎ便送料無料」や「本の10%ポイント還元」「アマゾンビデオ・ミュージック使い放題」などの特典が付属する有料サービスです。
年会費は2,950円ですが、6ヶ月無料で退会自由です。
大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生ならば、この買い方が最もお得です【Amazon Studentの特典について詳しくは→こちら】
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第2に、教職員の場合です。
この場合、Amazonでは割引が適用になりません。
なお、実店舗でのアカデミック版の購入対象は「学校教育法で定められた幼稚園、小学校、中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校、または各種学校申請を出している外国人学校」の教職員と学生・生徒です。
アドビと異なり、PTAにはライセンスされない点が特に重要です。
ライセンスの数は、こちらも2台までのインストールが可能です。
また、学生は卒業後も使い続けることが認められます。ただし、Macとのクロスライセンスではなく、Windows専用です。
4・ライセンス認証方法や必要スペック
続いて、Office2021を購入する場合、知っておいた方が良いことを解説します。
1・インストール可能台数
2・ライセンス認証の方法
3・必要なPC側の性能
4・必要なOSのバージョン
5・インストール方法
具体的には、上表の5点に関する説明になります。
ーー第1に、インストール可能台数です。
マイクロソフトの規約は単純明快です。
Office2021は、どの製品の場合も、永久ライセンス版については、1ユーザー・2台までです。Office2019までと違って「1ユーザー」との明記されました。
なお、家族でライセンスをシェアしたい場合は、(2つ買うより)時限ライセンスの Office 365 Family(6ユーザー)を選ぶほうが安いです。
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第2に、ライセンス認証の方法です。
マイクロソフトはアクティベーション式でかなり厳格な認証をなしています。
ライセンス番号とネットワークを紐つけて監視しており3台目はインストールできません。
また、別のパソコンに再インストールの場合も電話認証が必要になります。
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第3に、必要なパソコン性能です。
こちらは、分かりにくい表現ですが、「SSE2 対応の 1GHz プロセッサ」となります。
低性能のCeleron/Pentium4/Core 2 DuoなどもSSE2対応ですから、5年以内に購入したPCならば、たいていの場合問題ないでしょう。
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第4に、必要なOSのバージョンです。
インストールできるのは、WIndos10以上のOSとなります。
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第5に、インストール方法です。
現行バージョンのオフィスは、「ダウンロード版」はもちろん、デンキヤなどにある「パッケージ版」も、インストールDVDを添付することを全面的に廃止しています。
「パッケージ版」を買った場合も、パッケージの中身はダウンロードコードの書いた紙だけです。インターネット経由でソフトをダウンロードする必要があります。
また、パッケージ版でも説明書や保証書の類はつきません。
5・互換オフィスソフトの紹介
最後に、主な互換オフィスソフトを紹介しておきます。
先述のように、互換ソフトは、初心者ではなく、「純正のオフィスとの違いをしっかり把握できている」中級者以上に限ってオススメします。
中級者以上ならば、コスト削減意識から、こうした製品を選択するのも「あり」でしょう。
【2023年発売】
【UDフォント付属】
14・キングソフト WPS Office 2 PDF Plus
¥8,067 楽天市場 (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
PDF(編集)
【UDフォントなし】
15・キングソフト WPS Office 2 Standard Edition
¥3,982 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【UDフォント付属】
15・キングソフト WPS Office 2 Personal Plus
¥5,990 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【UDフォント付属】(フォント多め)
16・キングソフト WPS Office 2 Deluxe
¥8,990 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
【UDフォントなし】
17・キングソフト WPS Office 2 Personal Edition
¥2,933 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【UDフォント付属】
17・キングソフト WPS Office 2 Personal Plus
¥4,490 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
WPS Office 2は、おそらく互換用オフィスソフトでは最も有名なソフトです。
中国発で10年以上前から「お財布に優しい互換オフィス」を日本向けに提供しています。
以前は、KINGSOFT Office 2016という名前でしたが、2017年からキングソフト WPS Officeとブランド名称が変わりました。2020年にでたのが、その「2代目」です。
このシリーズの注目点は「オールインワンモード」です。
ソフトの垣根を越えて、「文書作成・表計算・スライド作成・PDF」を同じタブで開けるため、並行作業の効率が結構良くなりました。
「本家」にはない独自性として評価できます。
基本ソフトは、ワープロ(WPS Writer)・表計算(WPS Spreadsheets)・プレゼン(WPS Presentation)・PDF編集(WPS PDF)です。
このうち、表計算(については、従来あった上位版(WPS Gold・WPS platinum)と違って、VBA(エクセルマクロ)非対応になりました。
従来も曖昧な対応だったので、2023年にフォローを「切った」形です。
値段からして仕方ないと思います。
一方、PDF編集は、今回から際上位版のみ付属です。
KINGSOFT PDF Pro
¥6,107 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
同社の場合、別ラインでPDF編集ソフトがあります。
詳しい説明はないですが、見た感じ、そちらと同等のもののに思います(調査中)。
一方、PDF編集機能がないStandardと、PDFとプレゼンもないPersonalがも、ラインナップされます。
それぞれには「PLUS」と附記されたモデルありますが、オリジナルUDフォントがおまけで付きます。
ユニバーサルデザインで、見やすいとされる2種のフォントになります。フォントは「商品」なので、値段差はしっかり、理由があると言えます。
Deluxeだと、市販のフォントが合計で28書体とさらに多くなります モトヤフォントで、結構珍しいので、おそらく被らないでしょうし、良いかなと思います。
なお、Microsoft Office標準の「日本語 True Typeフォント」は、通常製品を含めて、どの製品も網羅します。
(フォントについて)あまり詳しくない人からのファイルの互換性を保つためには、結構気が利いていると言えます。
ライセンス数は、キングソフトの場合、PC1台の永続ライセンスです。
ただし、スマホタブレット用のライセンス(広告消去)が2台分付属します。
使い勝手は、インターフェースが正規品に最も似通っており、使い勝手は同じという評判です。
結論的にいえば、互換ソフトだけで言えばですが、(マクロの部分を除いて)完成度は高めに思います。市場に長くある理由はあると思いました。
【1年間限定ライセンス PC1台】
18・MobiSystems OfficeSuite Personal
¥4,780 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【1年間限定ライセンス 6ユーザー】
19・MobiSystems OfficeSuite Family
¥7,180 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【永久ライセンス PC1台】
20・MobiSystems Home & Business 2023
¥9,980 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
OfficeSuiteは、米国のMobiSystemsのオフィスソフトです。
どちらかというと、携帯端末のオフィス系アプリとして成長してきたブランドですが、2016年頃にWindowsPC用のオフィススイートを投入しています。
3種類のバージョンがあります。
しかし、時限ライセンスではなく、永久に使用権が得られるのは、Home & Business 2023のみです。
ライセンス数は、その場合、PC1台となります。
本機は、どちらかというと、スマホ・タブレット用の完成度が「売り」ということをふまえると、時限ライセンスを選ぶべきでしょう。
使い勝手は、インターフェースは、やはり、マイクロソフト機に寄せています。
違和感なく使えますが、Excelマクロに非対応ですし、関数の数や、機能の部分では、WPSオフィスのほうが本家に似ているとはいえます。
ワードも書式(字間など)の部分で、日本語への対応に多少課題があります。
一方、良い部分は、メーラーのほか、PDF編集ソフトが付属する点です。
編集・閲覧までできるため割と高度です。
ただ【PDF編集ソフトの比較記事】で紹介した専門ソフトと比較する場合、OCR機能(文字認識)がなかったり、機能として欠ける部分はあります。
【2017年発売】
21・イーフロンティア EIOffice Windows10対応版
¥1,936 楽天市場 (9/1執筆時)
22・イーフロンティア EIOffice スペシャルパック
¥4,294 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
EIOfficeも老舗のオフィススイートです。
製品は、中国のEvermore Softwareが製造していますが、日本では、PC周辺機器メーカーのイーフロンティアが総代理店として販売しています。
2種類のバージョンがあります。
ただ、上位版は、バックアップソフトが付く分の値段差です。その他は、表計算ソフトに、画像・動画などが埋め込める機能を持つ以外は基本同じです。
いずれも、Windows11で動作確認とのことです。
ソフト構成は、Word・Excel・PowerPointの互換ソフトが網羅されています。
有料ソフトで、これらが利用できるソフトとしては「最安水準」です。
ライセンス数は、PC2台となります。
もちろん永続ライセンスです。
使い勝手は、こちらについても、マイクロソフトのOfficeのレイアウトを踏襲しており、互換性も一定程度あります。
ただ、最新Officeというより、数世代前のオフィスのレイアウトに寄せている部分が多く、他社の互換性オフィスに及ばない部分も多いです。
【2023年2月10日発売】
【通常版】
23・一太郎2023 通常版
¥25,559 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【バージョンアップ版】(過去版ユーザー)
24・一太郎2023 VUP版
¥13,530 JUST MY SHOP
【特別優待版】(過去版/Office Wordユーザー)
25・一太郎2023 特別優待版
¥15,510 JUST MY SHOP
【教職員・学生版】
26・一太郎2023 アカデミック版
¥13,530 JUST MY SHOP
【ATOK Passport プレミアムユーザー優待版】
27・一太郎2023 ATOK優待版
¥4,950 JUST MY SHOP
ワード
【通常版】
28・一太郎2023 プラチナ
¥47,300 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
【バージョンアップ版】(過去版ユーザー)
29・一太郎2023 プラチナ VUP版
¥35,530 JUST MY SHOP
【特別優待版】(過去版・Office/Wordユーザー)
30・一太郎2023 プラチナ 優待版
¥38,830 JUST MY SHOP
【教職員・学生版】
31・一太郎2023 プラチナ アカデミック版
¥35,530 JUST MY SHOP
【ATOK Passport ユーザー優待版】
32・一太郎2023 プラチナ ATOK優待版
¥26,950 JUST MY SHOP
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
ノート
一太郎は、日本製の有名なワープロソフトです。
恒例ですが、通常版以外にも、複数のバージョンがあります。
近年はずっとAmazonで複数のバージョンがありましたが、執筆時「通常版」のみ見られます。その他のバージョンは、直販(Jast My Shop)限定になりました。
順番に説明します。
第1に、バージョンアップ版です。
一太郎の過去バージョンのライセンスをお持ちの方用です。
第2に、特別優待版です。
こちらは、ジャストシステムの他製品か、マイクロソフトのOffice/Wordを保有している方限定です。特に、バージョンの指定はないです。
第3に、アカデミック版です。
幼稚園・保育園以上の教職員と、専門学校・大学院を含む、中学生以上の学生が、個人用として買う場合に対象です。ただし、学生証などの確認が必要です。
あとは、ATOK Passportを契約しているユーザー向けの優待版があります。
その上で、「一太郎2021プラチナ」シリーズという上位版があります
ソフト構成は、通常の一太郎については、Word互換のワープロソフト(一太郎)と、 Microsoft IME よりも賢い日本語入力システムとなる、ATOKのみです。
しかし、「一太郎 プラチナ」の場合、JUST Office 5 Personalが付属です。
一太郎(Word)部分を除くオフィス統合ソフトです。
エクセル(Just Calk 5)・パワポ(Just Focus 5)・ノート(Just Note)を装備します。
そのほか、教育機関で人気の画像編集ソフトの「花子Personal」、PDF編集ができる「JUST PDF 5」など、同社のオフィススイートが網羅されています。
加えて、恒例ですが、業務用で、個人向けではレアな有料フォントとその利用権が付属します。
毎年替わりますが、今年はイワタ書体 厳選16書体です。
老舗のフォントメーカーの製品で、オマケとして初登場です。搭載フォントは【こちら】で紹介があります。
個人用としての限定利用権ですが、明朝系も多く、仕事に使えるフォントが多いです。個人で揃えるのはこの手のフォントは値段面でしきいが高いので、毎年上位版を更新する方は、「オマケフォント目当て」の人が多かろうと思います。
そのほか、ATOK用の大辞典となる「三省堂国語辞典 for ATOK」もオマケとして付属です。オマケ辞書も毎年替えてます。
ワープロソフトの「一太郎」本体も、毎年バージョンアップします。
一太郎2020は「35周年記念」ということで、文節の区切りを把握して、適切に読みやすく改行する文節改行の新搭載が見どころでした。
一太郎2021は、テンプレート集や構成など使い勝手部分のマイナーチェンジでした。
一太郎2022は、オンライン共有機能の拡充ほか、とくに、(文字中心の)スライド作成について、スタイルシートや背景などが更新されました。
一太郎2023は、各種変換精度の向上のほかは、70年ぶりに改定された「公用文ルール」への対応が主です。官公庁以外は基本的にマイナーチェンジでしょうが、公正は新ルールに基づきます。
むしろ今年については、表計算やパワポのUIが変更されて見やすくなったのが、最も目に付いた変化です。
一方、一太郎は2022年以降、使用期限のない永続版のATOKではなく、1年版のATOK Passport [プレミアム]の添付になっています。
ATOKはだいぶ昔から、サブスク版(月額/年額版)があるのですが、2022年から従来のベーシック版(月300円)のほか、プレミアム版(月600円)ができました。
やや話がずれるので、違いは(ATOKのサイト)で、確認していただければと思います。
ただ、いずれにしても、(おそらく更新ユーザーがもっとも欲しいだろう)ATOKが1年しか使えなくなったので、注意が必要です。
使い勝手は、ワープロソフトとしての一太郎は、Wordに比べると日本語、とくに縦書きや論文書式への対応力が高いです。
例えば、簡単な出版用の版下ならば、InDesignなどの専門ソフトがなくてもできるほどです。
また、先述のように、マイクロソフト系とは異なる日本語フォントも多く付属するのも特徴です。
中級者以上で、美麗なフォントを増やしたい方などにも、向きます。さらに、日本語の校正能力も専門ソフト並みの高レベルです。
さらに、通常版から、IMEより明らかに賢い、日本語入力システムの「ATOK」の最新版が付属します。
プラチナは、とくに教育現場などに人気なグラフィックス素材集兼ソフトとしての花子も付属します。
表計算ソフトは、互換オフィスソフトとしては、(日本で特に需要が多い)Excelのマクロに真剣に対応している点で評価できます。
もちろん完全互換ではなく、使えない機能もあります。
また、一部関数表記が違っていたりしますが、中級者以上ならば、ある程度まで違和感なく使えるでしょう。
プレゼンテーションソフトは、しかしながら、「おまけ」というレベルです。
素材も少なめです。ただ、一太郎本体が、スライド作成機能を強化している部分はあります。
なお、プラチナ版に付属のPDFソフト(Just PDF 5)は、ビジネスにも「使える」ソフトです。こちらは単品販売があるので、【PDF編集ソフトの比較記事】で紹介しています。
そちらには、(Adobeの製品版のように)かなり高度なPDF編集に対応する「プロ版」もありますが、添付されるのは「通常版」です。
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結論的にいえば、和製の統合オフィスソフトとして、一太郎は、総合的にできがよいと言えます。
ただ、純正のオフィスとのインターフェースの違いなどをふまえると、初心者や学習者がはじめに買うのはおすすめできません。
いったん純正のOfficeソフトを使ったことのある中級者が、「違いを求めて」購入するべきソフトです。逆に、そのほうが「一太郎の良さ」が分かると思います。
繰り返しますが、日本語のために設計された「日本語のワープロソフト」である一太郎は、とても優秀なワープロソフトです。
今回は、ワープロや表計算を「学習する」大学生や新社会人に向けた記事なので、(職場や教室でのシェアの問題から)イチオシにはしません。
しかし、とくに、文字に携わる現場の方には、(相対的にWordの欠点が分かってくるので)一度は使って欲しいソフトと言えます。Atlasは現在はMacがメインで、ATOKのみの利用ですが、「賢くきれいな日本語表記」は(若い頃)一太郎から学びました。
33・Apache Open Office
¥0無料 (9/1執筆時)
ワード互換(ワープロ)
エクセル互換(表計算)
パワーポイント互換(プレゼン)
Apache Open Officeは、無料で手に入るオフィススイートです。
こちらでは、低所得者や途上国向けの国際プロジェクトとして、オフィスの無料互換ソフトを作っています。
ソフト構成は、こちらもWord・Excel・PowerPointの互換ソフトです。
ライセンス数は、無料ですので、無制限です。
使い勝手は (無料ソフトとしてはなかなか優秀ですが)レイアウトやフォントの互換性は低いです。
たまに学生がこのソフトでレポートを作成してもってくることがあります。(使い方が分かっていないこともあり)概して書式がグチャグチャです。
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結論的にいえば、本家のOfficeはもちろん、(キングソフトのWPSオフィなど)他社の安めの互換ソフトと比べても、レイアウトの再現性は、かなり低いです。
実際、初心者が下手に手を出さないほうが無難です。
実際、表計算ソフトなどは、Open Officeを使うとしても、(社会的評判にも影響するリスクがあるので)せめてWordだけも正規品、最低でも有料製品を買うのをおすすめします。
今回の結論
Office2021のおすすめ購入法は結論的にこれ!
というわけで、今日は、Office2021のライセンスや選び方を中心に、互換ソフトウェアも含めて、色々紹介しました。
最後に、いつものように、Atlasのおすすめ製品を提案しておきます。
第1に、家族2人以上でラインセンスを共用できる場合は、
【6ユーザー・Mac/Win5台(計30台)で利用可】
12・Microsoft Office 365 Family (1年版)
¥17,010 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Microsoft Office 365 Familyでしょう。
永久ライセンスのOffice2021を含めて、家族2人以上で共用する場合は、現状ではこれ以上「お得」になる構成はないです。
その上で、とくにお子さんがいる家庭などでは、Office 365 Family Safeが特典利用できるメリット性もあります。
永久ライセンス版のOffice2021と、年間ライセンスのOffice365の詳細な「価格差」については、このブログでは【価格面でのOffice365の比較記事】でもっと詳しく書いています。
結論的にいえば、そちらで書いたように、セキュリティパッチの更新期限(2026年)を考慮しない場合を除けば、Office 365 Familyのほうが安いです。
パワポが付かない Office Personal 2021ならば、多少は安くはなりますが誤差範囲です。先述のように、Office365は「オマケ」が多い点を含めると、あえて選ぶ理由に乏しいでしょう。
「家族2人以上でシェア」できるならば、こちらを「おすすめ」します。
なお、15ヶ月版は、通常ではさほど価格的メリットはないですが、【リンク先】のキャンペーン製品と同時に買う場合、結構お得です。
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なお、「家族の定義」を含めた、この契約形態の詳細は、以上の別記事で書いています。Office2021の契約とも比較しています。
見た感じ、ユーザーが不利になるような要素はない(と思う)のですが、詳しくは、上の記事で書いています。
第2に、新社会人・大学生向きに最もオススメと言える、Officeの個人ライセンスは、
【1ユーザー・最大2台のPC/Mac】
9・Microsoft Office Home and Business 2021
¥35,624 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
Office Home and Businessでしょう。
家族ライセンスが使えない場合は、こちらと言えます。
先述のように、ワード・エクセル・アウトルックは、ビジネスや大学の授業では「マスト」と言えます。
また、今現在、必要としない場合も将来的には必要となる可能性が高いため、揃えておくことをオススメします。
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【1ユーザー・最大2台のPC】
※カッコはAmazon Student加入割引実施時
13・Office Professional Academic 2021
¥68,085(31,973)Amazon.co.jp (9/1執筆時)
13・Office Professional Academic 2021
¥35,170 大学生協 (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
ただし、大学生や教職員の方は、上位のアカデミック版が安いため、基本的にこちらを選ぶべきでしょう。
第3に、フルセットOfficeが必要なビジネスマンや研究者におすすめなのは、
【1ユーザー・同時5台のPC/Mac】
11・Microsoft Office 365 Personal (1年版)
¥12,069 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
ワード(ワープロ)
エクセル(表計算)
アウトルック(スケジュール管理)
パワーポイント(プレゼン)
ワンノート(高性能メモ帳)
パブリッシャー(出版・DTP)
アクセス(データベース作成)
Microsoft Office 365 Personal が良いでしょう。
家族でシェアできるならば、先ほどみたOffice 365 FamilyでOKです。
1年更新のライセンスですが、Macとのクロスライセンスであるほか、タブレット用・スマホ用のOfficeの有料版も利用できます。
その上で、同社のオンラインストレージ(1TB)の利用権が付きます。
同様のストレージサービスをやっているDropboxの場合、1TBで年間1万円以上の利用料が必要です。それを考えると、オンラインストレージに「おまけ」で、Officeソフトが付いているとも言えるでしょう。
ただし「HomeやFamily」ではなく「個人用(Personal)」として売られているので、あくまで「1ユーザー」用だということを理解して選ぶ必要はあります。
クラウドを含めてMicrosoftのサービス全体と紐付いているので、家族で同じPCを「共用」する場合も、面倒になる場合が多いです。
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【1ユーザー・最大2台のPC】
10・ Microsoft Office Professional 2021
¥10,817 Amazon.co.jp (9/1執筆時)
一方、フルセットの永続版については、その値段と、セキュリティ更新期限までの年数を考えると、現状では、「役目を終えた」ように思えます。
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なお、定額制Officeについて、より詳しく知りたい方は、上記の専用記事をご覧ください。
補足:Officeソフト関連記事の紹介
というわけで、今日はOfficeソフトの選び方について書きました。
最後におまけで、ウイルス対策ソフトについての紹介です。
Officeソフトの導入に合わせて、セキュリティ対策ソフト購入も考えている方も多いと思います。
このブログでは、上記の記事で、現行製品を比較しています。興味のある方はぜひご覧ください!
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最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。