比較2018' 頑強なMac用ウイルス対策ソフト16種の性能とおすすめ;軽量で動くMac用インターネットセキュリティソフト

2018年05月19日

比較2018' 頑強なMac用ウイルス対策ソフト16種の性能とおすすめ;軽量で動くMac用インターネットセキュリティソフト

【今回レビューする製品】2018年 軽量で頑強なMac OSX向けのセキュリティソフトの価格・性能とおすすめ:更新料の安さ・値段・台数:動作の軽さや違いや評判・人気ランキング

【評価する製品型番】カスペルスキー シマンテック ノートン セキュリティ デラックス プレミアム マカフィー リブセーフ インターネットセキュリティー スモールビジネスセキュリティ ESET パーソナル セキュリティ ウイルスバスター クラウド Intego VirusBarrier X8 Intego Mac Internet Security X8 スーパーセキュリティZERO Webroot SecureAnywhere コンプリート プラス F-Secure ソースネクストインターネット セキュリティ

今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめ製品はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日はMac向けのウィルス対策ソフトの比較です。

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 現在、Mac向けウィルス対策ソフトを販売しているのは、老舗のノートンを初めとして、ウィルスバスター、マカフィー、カスペルスキー、キヤノンがメジャーの「5本指」です。

 以下では、「更新料無料製品」として一定の人気のあるソースネクストのZERO スーパーセロ」 などを他機をふくめて、値段・軽量性・動作の安定性をふまえて各商品を紹介します。

 そして、最後に「結論」として、目的別・価格別にAtlasのおすすめソフト!を提案していきたいと思います。比較的長い記事なので「おすすめソフト」だけ知りたい場合は、最後だけでもある程度分かるように書きました。

1・Mac OSXにセキュリティソフトは必要か?

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 Mac OSXには、「安全神話」があるため、Mac単体でウイルス対策をする人は余りいないかもしれません。実際、Windowsと比較した場合、その安全性は格段に高い設計です。

 しかし、Macに感染するウイルスも増えています。また、対策において即効性が重要なフィッシングなどの問題もあります。

 また、Parallelsなどを使い、MacOS上で、仮想的にWindowsOSを動かしている方も、少なからずいるでしょう。その場合、安全性は保証されません。

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 最近のウイルス対策ソフトは、WindowsとMacにどちらでもOKのクロスライセンスの場合がほとんどです。

 そのため、Windowsマシンも併用していて、そちらにソフトを導入するついでに、Macにも万全を期そうという考えで選ぶのも「あり」だと思います。

ーー

 一方、Mac用にウイルス対策ソフトを選ぶ場合、注意するべき点があります。 

 「Mac対応」製品でも、「Windows版と大きな機能差」を設けている場合があるからです。Macユーザーはしっかりと「チェック」してから購入するべきでしょう。

1・Mac向けウイルス対策ソフト
2・Windows向けウイルス対策ソフト

 なお、今回の記事は、このブログのウイルス対策ソフトの比較記事の1回目記事として書きました。

1・Mac対応ウイルス対策ソフトの種類

 というわけで、具体的な製品の比較をはじめます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  

 1・カスペルスキー セキュリティ 1年1台版
  ¥3,356 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:1台まで
 ライセンス更新 =4,700円

 1・カスペルスキー セキュリティ 1年5台版
  ¥5,242 Amazon.co.jp   (5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:5台まで
 ライセンス更新 =4,700円

 1・カスペルスキー セキュリティ 3年1台版
  ¥7,666 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:1台まで
 ライセンス更新=11,000円/3年

 1・カスペルスキー セキュリティ 3年5台版
  ¥9,993 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 ライセンス更新=11,000円/3年

 こちらは、ロシアカスペルスキー社の総合インターネットセキュリティソフトです。

 ライセンス年数は、3年契約1年契約があります。

 ライセンス台数は、契約1台のみの契約と、5台の契約が選べます。いずれも、登録台数が管理されているため、不正は許されない仕様です。

 ライセンス料は、ヘビーユーザーに向く、3年5台版については割安な傾向で、長期契約なほど有利という仕組みですね。

 契約更新料は、新規契約に比べて「割高」です。これは他社でもそうですが、割引キャンペーン」がなかったら、契約が切れたら、新しく買い直すのが「お得」です。

 利用できるPCは、Macのほか、WindowsやAndroid系スマホが選べます。ご家族が多ければ、フルライセンスも活かせるでょう。 

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 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルスの検索率は高い定評があるのですが、、Macについては「後発」であり、新OS移行時のトラブルは多めの印象です。

 実際、Macユーザーの間では、カスペルスキー社のこの製品は評判がさほど高くはないです。動作が不安定でアクティベーションがうまくいかない、重いという情報がかなりネット上で出ています。

 メーカーの方もそれに対して対策を打っているようなので、あながちブラフという訳でもなさそうです。ただし、年年、その手の話は減っています。

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 一方、カスペルスキーは、フィッシングに関わるブロック機能(多重防護)が評判ですが、Mac版でこの機能はフルに利用できない点はネックです。その他、ソフトの脆弱性を狙った攻撃や、外出先での公衆Wi-Fのセキュリティ対策、ペアレンタルコントロールも、Mac版は利用できません

 動作の軽快さは、Windowsソフトについては問題ありません。ただ、Macについては、デフォルトでインストールしたままの設定で使う場合、スペックの低いパソコンの場合は駆動が多少遅いです。

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 ユーザーサポートは、あまり、比較対象とはされないですが、よく考えると、緊急時に初心者には最も重要な部分でしょう。

 調査時現在、技術的な問題については、WEBフォーム電話に対応です。「テンパっ」た時、最も即効性のある電話サポートは、昼間のみですが、土日も18時まで対応してくれるのは良い部分です。電話料金は、「ナビダイヤル」か「東京の市外局番」で、いずれもユーザー負担です。

 以上、ロシアカスペルスキー社のソフトの紹介でした。Windowsユーザーには、相当評判でコアファンの多いソフトです。ただ、Macについて考える今回の「お題」にそくして言えば、もう少し進化が欲しい部分もあります。


 2・ノートン セキュリティ プレミアム 1年3台版
  ¥6,312 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台/10台まで
 ライセンス更新 非公開/1年

 2・ノートン セキュリティ プレミアム 1年10台版
  ¥13,026 Amazon.co.jp  
(5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台/10台まで
 ライセンス更新 非公開/1年

 2ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
  ¥10,984 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 非公開/1年

 ノートンは、1990年代からPC関係に携わっていた方なら「誰でも知っている」米国の老舗メーカーの製品です。

 2016年から「ノートンインターネットセキュリティ」から「ノートンセキュリティ」に改名しました。昔は超高級ソフトでしたが、年々ライセンス料が安くなり、とうとうカスペルスキーと同じほどになりました。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。なお、契約年数は、他社の動向を見ながら毎年替えています。

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 ライセンス台数3台契約と、10台の契約です。10台は、多くの個人ユーザーにとっては、事実上の「無制限契約」と言えるでしょう。

 ライセンス料は、やはり複数台の長期契約がお得です。3台・3年とカスペルスキーより登録可能台数は少ないのが、ヘビーユーザーには多少ネックです。「ブランド力」と「伝統」は「5本指」では屈指ですから、安売りはしない、ということでしょう。ただ、昔に比べたら、だいぶ安いです。このあたりも「コモディティ化」が進んでいるとAtlasが思う理由です。

 1年間のライセンス更新料は非公開で、ユーザーごとに通知されます。以前はかなり高かったのですが、現在は5000円弱です。ただ、更新月に割り引きキャンペーンなどがなければ、新しくパッケージを買い直すというやり方が良いでしょう。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

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 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルス検出やファイアウォールに関わる部分で、Windows版からの省略はありません。

 ただ、お子さんのためのペアレンタルコントロール機能のうち、SNS監視や個人情報保護の機能がないほか、Windows版でつかえる25GBのオンラインストレージに非対応となります【こちら】。

 ただ、カスペルスキーなど他社に比べると、一般的なセキュリティに関する機能差は少ない状況です。

 動作の軽快さは、他社のクラウドに依拠する部分の多いソフトに比べて、Macでの動作はスペックの低い旧型だと多少重たい印象です。ただ、年年発売の最新の製品、とくにiMacやMBPなら問題なく動くでしょう。

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 ユーザーサポートは、ノートンの場合、24時間対応のチャットでのサポートが年中無休で受けれます。また、駆除不能担った場合の返金保証も付属です。

 ネットに親しんだ初心者には嬉しいでしょう。一方電話の場合は、平日の19時までとなります。また、電話サポートの前に、ネットフォームによる事前情報の提出が必要なので、あまり詳しくないお年寄りなどのサポートには向きません

 以上、米国のノートンの紹介でした。Mac・WindowsだけでなくAndroidにもライセンスが有効であるマルチプラットフォーム仕様ですので、Mac以外のメイン機がある方におすすめできます。

 一方、Mac用として考えた場合、セキュリティの強固さは「折り紙付き」で、ペアレンタルコントロール機能の部分以外の機能面でのWindowsに比べての省略が少ないのも嬉しいですね。


  

 3・ESET パーソナル セキュリティ 1年1台版  
  ¥2,975 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:1台まで

 ライセンス更新 3900円

 3・ESET パーソナル セキュリティ 1年3台版  
  ¥7,600 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台まで

 ライセンス更新 3900円

 4・ESET ファミリー セキュリティ 1年5台版
  ¥4,770 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:5台まで
 ライセンス更新 8300円

 4・ESET ファミリー セキュリティ 3年5台版
  ¥4,980 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 ライセンス更新 8300円

 ESET は、キヤノンの販売するセキュリティソフトです。キャノンは国内総代理店で、開発元は東欧のスロヴァキアのESET社です。日本では、主に企業用として展開していましたが、安さと性能の両立から、むしろ個人ユーザーに人気となり「5本指」に入っています。

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 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。1年契約は「3種類」と充実します。

 ライセンス台数は、1台契約と、3台・5台の契約です。やはり、契約台数は、ライセンス登録時に「監視」されます。

 ライセンス料は、、とくに「1年1台」は相当割安で、コスパを重視するライトユーザーに人気です。逆に、長期契約になると、あまり割安感がないのがネックですね。なお、調査時、1年間のライセンス更新料は3900円でした。新規契約した方が安いです。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

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 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルス検出については、Windows版と同じで、ウイルス検索率が高いことで評判があります。

 とりわけ未知のウイルスの検索率はノートンを上回るという評価もあります。もちろん、ウイルス駆除・ファイヤーウォール・フィッシング対策機能というセキュリティ対策に必須な機能は網羅されていますし、定義の更新も頻繁にあります。

 ただ、Windows版に比べると、インターネットバンキング保護、ランサムウェアの保護、Webカメラアクセス制御、Javaスクリプト攻撃の保護など、未対応のセキュリティ機能もあります【こちら】。MacOSで標準的にカバーしている部分もあるので一概に「手抜き」とは言えないものの、他社と同じく、省略点があるのは認識しておくべきですね。

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 動作の軽快さは、Mac版についてもこのソフトは軽快です。その重さを意識することはまずないでしょう。

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 ユーザーサポートは、キヤノンが窓口となっていますが、電話とウェブフォームで対応します。電話は、土日祝ふくめて日中17時まで対応です。ただし、まれに「定休日」があります。電話料金も、050電話で割安にかけれるので、「五本指」メーカーでもかなり良心的な部類でしょう。

 以上、キャノンのESET ファミリー セキュリティの紹介でした。Macについても、ソフトの出来が良いと言って良いソフトです。重さで不満に感じる方は少ないでしょう。

 電話サポート時間が比較的長く、チャット馴れしてない初心者にはノートン以上に「慌てているときに役立つ」と言えそうです。実際、1年1台契約は最安の部類で、ソフトも軽快なので、初心者にもおすすめできるソフトです。

 こちらは、キヤノンのセキュリティソフトのESETです。契約の形態は、3年契約5台までと、1年契約1台までなどです。とくに1台限定で保守したい場合は、かなり格安です。一方、ライセンス更新料は高めですので、更新年には買い直すのが良いです。


 

 【サポートなし】
 5・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
  ¥4,981 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)
 【サポート付】
 6・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
  ¥7,254 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 =11880円

 【サポートなし】
 5・ウイルスバスター クラウド 2年3台版
  ¥8,963 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)
 【サポート付】
 6・ウイルスバスター クラウド 2年3台版
  ¥12,544 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:2年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 =11880円

 【サポートなし】
 5・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
  ¥11,000 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 【サポート付】
  6・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
  ¥16,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 =5080円

 ウイルスバスタークラウドは、日本に本社を置くトレンドマイクロの発売するウイルス対策ソフトです。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります

 ライセンス台数は、いずれの契約年数の場合も「3台」です。多くの個人が、デスクトップ+ラップトップ+タブレットを所有することを想定しているでしょう。

 ライセンス料は、3年の長期契約まで1年ごとあります。なお、掲示したのは「オンラインコード版」の価格です。パッケージ版はかなり割高ですが、これはデンキヤなどで買う方の、サポート電話率が高いからコストに転嫁したためでしょう。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやAndroid系スマホが選べます。

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 Macのセキュリティに関わる能力は、ウイルスなどの脅威の検出数をふくめて優秀です。時に、誤った検出をしてしまう場合も多少あります。ただ、このあたりは「石橋を叩いて渡る」堅実性を表しており、一概に悪いとは言えないです。。

 一方で、ランサムウェア対策やフィッシングメール対策など、Windowsに搭載され、Macに搭載されない機能はこの製品もあります【こちら】。これはMac自体のシェア率の低さと、OS自体がある程度「堅牢」であるからと言えます。ただ、セキュリティ対策の「コア」と言える部分は、こちらも「保護」されます。

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 動作の軽快さは、以前は動作が軽いことで有名でした。他社も軒並み追いついて吐きましたが、それでも現在も軽快さはこの機種の「売り」です

 同社のソフトは、80%をクラウド処理するという「外注」方式ですので、通信環境が安定しているご家庭の場合は、とくに最適な製品です。

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 ユーザーサポートは、契約時に「電話サポート付きプラン」がある点がおもしろいです。

 これは、ウイルス対策ソフトに関わらない部分(OSのアップデート通知)などもサポートしてもらえるものです。システム的に、オペレーターと画面を共有しつつ、問題解決にあたるものです。ただ、他社でもそうですが、オペレーター側のスキルの限界はあるので、例えば「実家の超初心者の両親のサポート用」などと割り切ってください。

 なお、サポートプランに入っていない場合でも、ウイルスやセキュリティ上の質問は応答可能です。電話は、年中無休の17時30分までと割と長めです。チャットの場合は21時まで対応してもらえます。その他、LINEやメールでも可能です。また、サポート「加入・未加入」をとわず、電話相談の場合は、シリアル番号とパスワードをネットで入力しないとと「そもそも連絡できない」ので、「慌てたときには不利」です。

 以上、「ウイルスバスタークラウド」の紹介でした。Macユーザーで軽快さのほか、フィッシングや個人情報の流出対策を考えたい場合良い選択肢です。

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 また、ユーザーサポートはMacでも得られるため、「初心者」や、「初心者の両親」のための契約には良いでしょう。Wordを初めとするOfficeソフトやSafari、その他、ハードウェアについても一定の相談に乗っていくれますので、やや高い価格の「安心料」と考えれば、納得できますね。


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 9・マカフィー スモール ビジネスセキュリティ1年版
   ¥5,700 マカフィーダイレクト
(5/19執筆時)
 10・マカフィー インターネット セキュリティ1年版
   ¥7,180 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)
 11・マカフィー リブセーフ 1年版
   ¥5,700 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)

 年数:1年契約(下位機種のみ5台)
 台数:無制限

 ライセンス更新 =5397円~

 10・マカフィー インターネット セキュリティ3年版
   ¥12,137 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)
 11・マカフィー リブセーフ 3年版
   ¥9,300 マカフィーダイレクト
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:無制限
(下位機種のみ5台)
 ライセンス更新 =5397円~

 マカフィー は、米国に本社を置く企業のセキュリティ対策ソフトです。。

 ノートンと並ぶ老舗メーカーで総合力には定評があります。ウイルス検索力などは、競合メーカーに優るとも劣りません。マイクロソフトが正式採用したのがこのメーカーですので。

 マカフィーは、昔からラインナップが複雑で分かりにくい製品です。しかし、現在の所「スモール ビジネス セキュリティ 」リブセーフ」「 インターネットセキュリティ」が「三本柱」です。

ーー

 基本的な違いは、以下の通りです。

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 第1に、「スモール ビジネス セキュリティは、ウイルス対策ファイアウォール機能フィッシングなどWEB対策に対応する、「廉価版」という扱いです。


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 第2に、「インターネット セキュリティ」は、これらに加えて、迷惑メール保護機能と子供の有害サイト対策であるペアレンタルコントロール機能が追加された「中級版」です。ただし、これら2つの追加機能は、Windowsのみ利用可能であるため、Macだけの場合は無意味です。

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 第3に、「リブセーフ」は、これら全ての機能に加えて、パーソナル ロッカーというクラウド上の「1GBのクラウド上のデータ金庫」の利用権が付属します。利用には、PINコードのほか、カメラ(顔認証)とマイク(声紋認証)が使われるという堅牢さです。

ーー

 結論から言えば「スモール ビジネス セキュリティと「インターネット セキュリティ」が他社の、一般的なソフトと「互角の品質」を持つと言えます。

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 10・マカフィー インターネット セキュリティ3年版
   ¥12,137 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)

 ただし、3年の長期契約製品があるのは、中位の「インターネット セキュリティ」からなので、一般的にはこちらを選ぶことになるでしょう。また、上位の「リブセーフが特割」でこちらのが安い時期もあるので「要注意」です。

ーーー

 というわけで、「前置き」が長くなりましたが、先ほどと同じように、他社製品との比較をはじめましょう。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。

 ライセンス台数は、個人利用ならば、この機種の特徴でインストール台数が無制限です。煩わしい台数認証がないのが、「売り」です。ただし、最も安い「スモール ビジネス セキュリティだけは5台までとなります。

 ライセンス料は、長期契約はお得で、「インターネット セキュリティ」と「リブセーフ」は、3年契約の特売が多く、1万円程の場合があるので注意しましょう。

 利用できるPCは、Windowsのほか、Macの他、iOS, WIndows, Android台数無制限で利用できます。

 Macのセキュリティに関わる能力は、Windowsに比べても問題のない水準です。また、他社と較べた場合、flashやjavaなどのソフトのセキュリティホールを警告してくれる点です。セキュリティ・アップデート忘れをチェックできるため、不正侵入のリスクを軽減できます。

 一方、Mac版のみ省略される機能は、迷惑メール対策機能・ペアレンタルコントロール機能など、Macなら他の機能でも代替できる部分が多いです【こちら】。機能面での省略の少なさは、ノートンと同レベルで高いでしょう。

 動作の軽快さは、マシンスペックさえ問題なければ、Macの場合も十分快適です。

 ユーザーサポートは、テクニカルサポートについては年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれます。電話相談の水準としては、相当良いと言えます。チャットも、同じ時間対応してくれます。ただ、電話は、ナビダイヤルですので、料金はユーザー側負担です。いずれにしても「慌てているときに、IDなどを要求しない」のは良心的です。

 以上、マカフィーの紹介でした。台数制限に縛られないのが一番の魅力です。3年の長期契約が割安な時期も多いので、1万円ほどに割引されているようならばこの製品に「決め打ち」でも良いでしょう。

 台数無制限の場合、PC買い換えや、OSのアップグレード際に、ライセンスの移行時の登録制限数のトラブルで煩わされないのが良い部分です。また、ユーザーサポートも、受付時間が長く、その仕組みも「単純明快」なので、初心者の方でも安心できるでしょう。

 また、「インストール台数無制限」は、WindowsなどのOSにも有効で、このソフトはそちらの評価も高いため、BootCampやParallelsなどを運用している方にもおすすめできます。Parallels環境の運用も試しましたが不具合はありませんでした。


 

 [ダウンロード版]

 12・Intego VirusBarrier X9
  ¥4,890 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 13・Intego Mac Internet Security X9
  ¥5,545 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:1台まで

 ライセンス更新 =5500円~

 こちらは、IntegoウイルスバリアーX8です。1997年からMac専用のセキュリティ対策ソフトを出してきたMacソフト専業メーカーです。

 ライセンス年数は、1年契約のみです。

 ライセンス台数も、1台までとなります。

 ライセンス料は、1年契約としては多少割高でしょう。なお、Mac Internet Security X8は、ウイルスバリアーX8のほか、ネットバリアX8というソフトが同梱される上位版です。こちらには、ファイアウォール機能が搭載され、外出先の公衆無線LANなどを使う際のセキュリティレベルの向上が見込めます。

 利用できるPCは、先ほど書いたようにMacのみです。一方、スマホ用のサービスは提供していませんが、本体に接続したiPhoneについてもウイルススキャンする機能が付属します。

 Macのセキュリティに関わる能力は、Mac用としては老舗であり、信頼感の裏打ちは十分にあります。また、Macの場合、添付ファイルよりも、マルウェアやアドウェアに対するセキュリティが最も重要になりますが、この点を重要視してるソフトです。

 動作の軽快さは、Windowsで使えない代わりに、Macに不要な機能を根こそぎ削っているので、軽量性・安定性では定評があります。

 ユーザーサポートは、サイト記載の方法は、メールのみです。即効性がないため、この部分は大きな欠点でしょう。

 以上、IntegoウイルスバリアーX8の紹介でした。価格は高いですが、老舗の安心感があるソフトです。大手のソフトもMac用の改良を進めた結果機能面で差はないですが、それでも十分渡り合える実力と軽量性があります。ただ、販売代理店ページに、電話でのサポートの記載のないのは大きなマイナスです。


 

 (3PC1年版)

 14・F-Secure インターネットセキュリティ2014
  ¥5,144 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:1年契約
 台数:3台
 ライセンス更新 =3639円~

 (3PC3年版)

 14・F-Secure インターネットセキュリティ2014
  ¥9,709 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台
 ライセンス更新 =3639円~

 F-Secureは、北欧フィンランドの会社です。10年ほど前から日本でもセキュリティソフトを販売しています。プロバイダ向けの一括セキュリティサービスなどの展開しています。欧米では、よく見かける対策ソフトの1つですね。

 ライセンス年数は、1年契約3年契約があります。

 ライセンス台数は、1台と3台から選べます

 ライセンス料は、シェアのあまり高くないメーカーにしては、長期契約もやや割高でしょうか。

 利用できるPCは、Windowsのほか、MacやiOSに対応する製品になります。なお、名前に2014とありますが、定期的にアップデートがあるため、こちらも最新機種です。

 Macのセキュリティに関わる能力は、さほど悪評はありません。ただ、近年、情報漏洩にかかわる事件があり、そのためネットでのこの商品の評価が全般的に下がっています。ただ、ソフト自体の安定性や、セキュリティ強度の面の問題ではないようです。

 動作の軽快さは、も同様に問題ありません

 ユーザーサポートは、電話対応かチャットです。電話の場合、平日の17時30分までと短いながら対応します。一方、チャットは、英語ページに飛ばされるなど、調査時の品質はイマイチでした。ただ、ウェブページの日本語表記は、翻訳ソフトを使ったような感じですし、微妙な部分も多いです。


 

 15・スーパーセキュリティZERO 1台用(最新版)
  ¥3,659 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 16・スーパーセキュリティZERO 5台用(最新版)
  ¥6,872 Amazon.co.jp (5/19執筆時)


 年数:無期限
 台数:1台/5台(Windowsも可能)
 スーパーセキュリティZEROは、ソースネクスト社のセキュリティソフトです。
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 ライセンス年数は、無期限であり、「ウイルス定義ファイルの更新が無期限で受けられる」という点です。ただし、注意するべきは、「Macが壊れるまで」「メーカーのOSの公式サポート終了時まで」「AppleによるOSのサポートが切れる場で」という条件付きです。

 ライセンス台数は、1台契約のほか5台契約も選べます。

 利用できるPCは、WindowsとMacとAndroid用のセキュリティが用意されており、どの端末でも制限台数までインストールできます。 

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 Macのセキュリティに関わる能力は、性能面では、ウイルス定義については、東欧のルーマニアのビットディフェンダー社のものを使っています。

 ヨーロッパではシェアが高いソフトで、定義ファイルの更新の点では不安はありません。ファイアウォール機能やペアレンタルコントロール機能も付属します。ただ、パスワード保護や、ファイル暗号化など一部の機能はMacでは使えません

 動作の軽快さは、マシン性能に依存する部分がありますが、軽量性はさほど強調できません。

 ユーザーサポートは、注意が必要です。電話対応はできますが、事前のユーザー登録が必須です。また、メーカー製PC以外は非対応という条件も見逃せないでしょう。

 以上、スーパーセキュリティZEROの紹介でした。3年以上1台のPCを使用し続ける場合に、年数無制限で使える点は、価格面で嬉しいと思います。ただ、インストール端末が厳格に管理される点で、それにまつわる認証トラブルのリスクはあります。

今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめはこれ!

 というわけで、今回はウイルス対策ソフトを紹介してみました。最後にいつも通り、おすすめソフトを書いておきます。


 第1に、安全性・信頼性と価格を重要視した場合に、最もおすすめできるのは、

 2ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
  ¥11,903 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 非公開/1年

 信頼性    ★★★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★ 

 ノートンの3年版をおすすめします。子供の有害サイト対策の部分以外のセキュリティ面で、Windows版からの大幅な機能削除がない点を評価しました。

 価格面でより安い機種や、動作が軽い機種は他にもありますが、「Macを軽視しない企業性」というのは、経験則から言えば、重要視すべきポイントです。Macは1年ごとにOSを更新するため、新しいOSへの対応の速さもこの部分に影響するので、そういった点からはノートンを推したいと思います。

 よりクラウドに依存する軽快な機種もありますが、信頼性を重視する場合は、こちらが良いでしょう。


 第2に、OS付属のセキュリティの「保険」として、動作の軽量性を重視して考えるならば、

  

 4・ESET ファミリー セキュリティ 3年5台版
  ¥4,980 Amazon.co.jp
(5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:5台まで
 ライセンス更新 8300円

 信頼性    ★★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★★★ 

 ESET ファミリー セキュリティが良いでしょう。動作が軽快で、かつウイルスの検索率に定評があり、ノートンほど重くないのもメリット性があります。特に3台5年版は、価格も安いしオススメです。

 MacはOS自体のセキュリティ能力もある程度高いため、Windowsの場合ほど高いセキュリティレベルは不要とも言えます。そういった点では、この機種でも十分です。とくに、あまりスペックが高くないノートPCなどにインストールするならば、不要なトラブルを抱えにくいという点で、こちらが良いと思います。

 なお、こちらのソフトはWindows環境でも評判が良いソフトなので、マルチプラットフォームである方も、こちらをおすすめします!


 第3に、セキュリティの心配その他について、相談できる相手が欲しい場合には、

 

 【サポート付】

  6・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
  ¥16,889 Amazon.co.jp (5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:3台まで
 ライセンス更新 =5080円

 信頼性    ★★★★★
 軽快性    ★★★★★
 年間維持費  ★★★★★  

 ウイルスバスターがおすすめです。「サポート付き」プランの場合、ウイルス関係はもちろん、Mac全般について何らかの相談に載ってくれます。とくに、Apple Careに入っていない方、または、期限が切れた初心者には、心強いサービスでしょう。

 さほど専門的なことまで相談に乗ってくれるわけではないので、初心者の域を既に脱した方は不要でしょう。しかし、「家族と共用」の場合などは、考えても良いプランです。



 第3に、MacのほかにスマホやWindowsなど多数のパソコンで利用する方は、

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 9・マカフィー インターネット セキュリティ3年版
   ¥12,137 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)

 10・マカフィー リブセーフ 3年版
   ¥9,300 マカフィーダイレクト (5/19執筆時)

 年数:3年契約
 台数:無制限
(下位機種のみ5台)
 ライセンス更新 =5397円~

 信頼性    ★★★★★
 軽快性    ★★★★★★
 年間維持費  ★★★★★  

 インストール台数無制限のマカフィーが良いでしょう。ウイルス検索性能も老舗だけに信頼できます。直販限定商品ですが、クレジットカードで買えます。

 上述のように、「インターネットセキュリティ」が中位機で、「リブセーフ」が上位機ですが、特売の関係で、時期によっては価格が逆転しています。これは、マカフィーの場合よくあることなので、素直に安い方を買えば良いでしょう。

 性能面ではいずれのデバイスでも安定していますし、ヘビーユーザー向けの細かい設定もかなりできます。

ーーー

 というわけで、今回は、Mac向けのウィルス対策ソフトについて紹介しました。

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posted by Atlas at 11:56 | 研究上の道具(ソフトウェア)

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