【今回レビューする製品】2025年 軽量で頑強なMac向けのインターネットセキュリティソフトの性能とおすすめ・選び方: Mac 0OS 15 14 13 対応 :更新料の安さ・値段・台数:動作の軽さや違いや評判・人気ランキング
【比較する製品型番】カスペルスキー スタンダード プラス プレミアム ノートン 360 デラックス プレミアム スタンダード アンチウィルスプラス トレンドマイクロ ウイルスバスター クラウド CANON ESET HOME セキュリティ プレミアム エッセンシャル マカフィー リブセーフ トータルプロテクション プラス ウルティメイト マカフィー アンチウイルス ソースネクスト ZERO スーパーセキュリティZERO ウイルスセキュリティ F-Secure TOTAL ntego VirusBarrier X9 Mac Internet Security X9 ほか
今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめ製品はどれ?
今日は、2025年6月現在、最新のMac向けのウィルス対策ソフト(総合セキュリティソフト)の比較です。
基本となる、ウイルスなどの検出精度のほか、「フィッシング・マルウェア・個人情報漏洩・保護者機能」などの諸機能の有無に注目しながら、各機をみていきます。
とくに、Macで利用する場合、Windowsでしか利用できない機能もあるので、そのあたりを重視しながら説明します。
1・カスペルスキー〈英国〉
2・ノートン〈米国〉
3・ウイルスバスター〈日本〉
4・マカフィー(米国)
5・ESET〈スロヴァキア〉
6・ソースネクスト〈日本〉
ウィルス対策ソフトは、以上6社の製品が、日本におけるシェア率上位です。
今回は、古豪のノートン・マカフィー・ウイルスバスター(トレンドマイクロ)の製品をはじめとして、「更新料無料」として「ソースネクストのZERO スーパーセロ」」を含めて、各社の製品を比べます。
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後に「結論」として、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめソフト!を提案していきたいと思います。
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1・Windows向けウイルス対策ソフト
2・Mac向けウイルス対策ソフト
なお、今回の記事は、このブログのウイルス対策ソフトの比較記事の2回目記事として書きました。
1・ウイルス対策ソフトの賢い選び方
はじめに、Mac向けのウェブ対策ソフトの「選び方の基本」からです。
Mac OSは、昔から「安全神話」があるので、ウイルス対策重視する方は少ないです。
実際のところ、Windowsと比較した場合、その安全性は格段に高いです。
しかし、フィッシング・マルウェア・情報漏洩対策など、ウイルス以外を十分にセキュアにするのはMacでも重要です。
ウイルスにしても、Macに感染するウイルスはありますし、他人「まき散らさない」ようにするため、初心者の方は、特に対策はした方がよいというのがAtlasの意見です。
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1・ウイルス対策
=メール経由のウイルスの対策
2・マルウェア対策
=ネットをみるだけで感染するウイルスの対策
3・フィッシング対策
=銀行口座などフィッシング詐欺などを未然に防ぐ機能
4・ファイアーウォール
=PCなどへのハッキング対策
上表は、ウイルス対策ソフト(総合セキュリティソフト)の基本機能を4点にまとめたものです。
Mac OSの場合、仕組み上、ファイアウォールはOS純正のものでもよいです。
しかし、それ以外はWindowsと同じくセキュリティ対策は必要なので、今回紹介する瀬ソフトは、これらの機能を基本「網羅」します。
検出精度は、メーカーごと差はあります。
しかし、最近は、未知のウイルスを含めて、大手だと各社とも対応水準を上げたので、昔ほど使用差を感じず、「盛り上がらないネタ」になっている感じがあります。
一昔前は「ノートンが検出率1位!」などの比較記事が雑誌でも頻繁に特集されていたものですが、状況は変わった感じがあります。
ただ、全ての製品は同じというわけではないので、「選び方の基本」といえるものは、あります。
以下、その部分を順番にみておきます。
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1・未知ウイルス対策
=非登録の新しい脅威を即時解析で保護
2・パスワード保護機能
= ID・PWの管理しID忘れや漏洩や防止する機能
3・保護者機能
= 子供の視聴管理や、GPS位置情報を管理する機能
4・ダークウェブ対策
= 身分証などID/PWを超える情報漏洩対策と相談機能
5・ VPN機能
= 専用サーバーで安全・高速な接続を保証する機能
第1に、セキュリティ面の追加機能です。
上表の5つの機能を、一部企業の上級品の場合、搭載します。
とくに、未知のウイルス対策は、OS・ブラウザ単位の無料機能では、対応できないので、注意しても良いかと思います。
そのほかも、管理しやすさと精度の部分でむ意義があります。
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第2に、更新価格です。
各社とも、基本的に解約しないと「自動更新」であるのが普通です。
そして、メールなどのかなり割引提示がある場合を除けば、Amazonなどで新品を買いなおす場合に比べて割高です。
そのため、買い直した方が安い場合が多いのですが、更新せず、パッケージ版を購入する場合、既存契約が期間延長になるのではなく、「再契約」になるのが普通です。つまり、利用期限が切れたあと新たに登録処理が必要です。(数年で製品名も変えます)
付帯サービス(クラウドストレージなど)が付帯し、利用していると、自動更新をやめにくい場合もあるので、初回導入時、必要以上のサービスがある場合は、注意を要します。
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第4に、ライセンスの契約台数です。
各社とも、3台・5台といった「ファミリーライセンス」といえる製品があります。
そういった製品のが却って安い場合があります。
とくに、Officeソフトなどと違って、スマホのセキュリティアプリも「1台」と数える契約なので、そこも含めて考えると良いかと思います。
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第4に、ユーザーサポートです。
困った場合、すぐに電話などのサポートが受けられるかは重要です。調べた感じは、とくにマイナーな企業の製品はここに差があるため注意です。
また、先述の個人情報漏洩(ダークウェブ)対策など、付帯サービスがない製品は、その部分で問題起こった場合、相談対象外という可能性があることも注意点です。
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以上、現状のセキュリティ対策ソフトを選ぶ際の「選び方の基本」の説明でした
これらの部分さえ気をつければ、皆さんの利用状況にあった製品は選べると思います。
ただ、各製品とも「Macでは使えない」Windows専用の機能があるので、Macユーザーはその部分にも気をつけるべきです。
今回は、こうした状況をふまえながら、各社のソフトを個別に比較します。そして、た最後にAtlasのおすすめソフトを提案していきます。
2・Mac対応ウイルス対策ソフトの種類
というわけで、具体的な製品の比較をはじめます。
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【カード版】(他契約もあり)
1・カスペルスキー スタンダード 1年 1台版
¥3,840 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
2・カスペルスキー スタンダード 3年 3台版
¥9,700 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1台/1年): 4,050円
スタンダードは、カスペルスキーの総合インターネットセキュリティソフトです。
従来、緑のパッケージで「カスペルスキー セキュリティ」として売られていたものの後継品です。
老舗ブランドの1つで、法人向けにも強いです。
同社は世界的に知られるロシアの民間セキュリティ企業で、「25年」「4億人」「200以上の国の事業者」が採用していることが強調されます。
同社は持ち株会社制で現在は「英国」拠点と言えます。
最近は、政治的に独立したグローバル企業としてセキュリティ面の透明性を強調する必要がでました。そのため、日本・米国を含めた世界7箇所に、(法人向け)トランスペアレンシーセンターを新設するなど、企業努力が見られます。
本体価格は、主要4社で比べても安めです。
なお、今回はAmazonのパッケージ版(カード版)で比べていますが、オンラインコード版も安いです。
基本的に、長期契約なほど有利という仕組みです。なお、同社は、2017年10月から、年号を付けず、単なる「カスペルスキー」という製品名にしました。
ライセンス年数は、1年と3年契約があります。
ライセンス台数は、1台・3台の契約が選べます。
いずれも、登録台数が管理されているため、不正は許されない仕様です。
契約更新料は、1台/1年で4050円で、自動更新です。
ただ、期近になるとユーザーにメールが届き、割引がある場合があります。
その段階で、買い直すか、更新するかを比べれば良いでしょう。
セール時はAmazonだと安めですので、クーポン表示を注意してください。
利用できる端末は、Windows・Mac・スマホ(iOS Android)です。
ライセンス合計台数は、これら全てをカウントします。
スマホも「ウイルス・フィッシング」などの対策ができます。公衆Wi-Fiをよく使う方は考えても良いかと思います。
セキュリティ能力は、ウイルスの検索率やファイアウォールの強力性において業界でも高い定評があります。
セキュリティ機能は、一方、Macの場合、不正侵入対策(ファイアウォール)がないです。ただ、Macの場合OS標準でこの部分はフォローされるので問題ないです。
ソフトの脆弱性の検知も不可ですが、これもOS側の仕様です。ただ、決定的になくては困る機能はないので、現状でMacでの利用も問題ないと言えます。
あまりWindowsと比べても仕方ないのですが、細かいOSでの機能差を知りたい場合、公式サイトの【Macの機能】と【Windowsの機能】で確認できます。
動作の軽快さは、M1世代のプロセッサならば問題ないです。
Windows版はこの部分で、メモリーなどシステム最適化機能を搭載しますが、Macは、OSレベルでやっていますし、やはり不要でしょう。
未知ウイルス対策は、対応です。
既知のウイルスはアップデートファイルで対応ですが、未知のウイルスもリアルタイムに解析して返すので、ある程度防御できます。
一方、パスワード保護などその他の上位機能は、次に見る同社の上位機からの搭載です。
ユーザーサポートは、あまり、比較対象とはされないですが、よく考えると、緊急時に初心者には最も重要な部分でしょう。
調査時現在、技術的な問題は、WEBフォームと電話・チャットに対応です。
「テンパっ」た時最も即効性のある電話サポートは昼間のみですが、土日も18時まで対応してくれるのは良い部分です。
電話は「ナビダイヤル」か「東京の市外局番」でユーザー負担です。
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以上、カスペルスキーのスタンダードの紹介でした。
基本機能は全て網羅した上で、未知のウイルスへの対応を表明する大手のセキュリティソフトとしては、安いです。
追加の上位機能はあまりないですが、同社の場合、次に見る上位機との価格差があまりないので、どちらかといえば、そちらがおすすめです。
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【カード版】(他契約もあり)
3・カスペルスキー プラス 1年 1台版
¥5,210 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
4・カスペルスキー プラス 3年 5台版
¥11,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1台/1年): 6,100円
なお、同社の場合「プラス」という上位版があります。
主に、2つの機能搭載が価格が高い理由です。
第1に、パスワード保護です。
別売もされる「カスペルスキー パスワードマネージャー」の機能が使える感じです。
スマホのOSや、PC/Macでもブラウザ単位で最近は標準搭載されていますので、高度にセキュアにしたい、中級者以上向けでしょう。
第2に、VPN機能です。
こちらも、別売の「カスペルスキー VPN セキュアコネクション」の機能が使える感じです。
情報漏洩(スパイ対策)用ですが、同社が用意する安全なプライベートネットワークでネットにつなげるので、公衆無線LANなどの利用時に便利でしょう。
ご自宅のIOT家電もセキュアにしたい場合も有利で、実際、WEBカメラ・マイクへをセキュアにできる機能もあります。
そのほか、ゲーミング用で海外サーバーに高速アクセスしたい場合に有利です。
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結論的にいえば、中級者向けにそれなりに便利です。価格差がさほど付いていない状況では、こちらでも良いかと思います。
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【カード版】(他契約もあり)
5・カスペルスキー プレミアム 1年 1台版
¥5,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
6・カスペルスキー プレミアム 3年 5台版
¥12,150 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(1台/1年):7,000円
一方、同社の最上位は「プレミアム」です。
プラスで搭載の諸機能に加え、こちらのみの独自機能は、以下の2つが目立ちます。
第1に、ペアレンタルコントロールです。
単品販売もある「カスペルスキー セーフキッズ」が利用できる感じです。
ネット制限などお馴染みの機能だけでなく、GPSトラッキングで、現在地まで把握できます。
スマホのOSやアプリでできないこともないですが、利用時間を含めて総合的に管理できる部分が便利と言えます。
第2に、個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)です。
下位構成でも、銀行関係を含むID・PWなどの保護はなされますが、(オンラインバンクの証明用などとして)画像として保存しておく身分証を含むIDや、ドキュメントも保護対象になります。
要するに、なにか問題があった時、これらについてもリモートITサポートが受けられる部分が付加価値になります。同社によると、ウイルスについても、アドバイスだけでなく、「チェックおよび除去」対応になります。
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結論的にいえば、主には、子供のいるご家庭にお得感がある契約です。
ただ、専門家によるリモートでの、総合的なITサポートが得られる部分で、安心感を得たい方も良さそうです。
【オンラインコード板】
7・ノートン 360 デラックス 1年3台版
¥6,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
8・ノートン 360 デラックス 3年3台版
¥14,280 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
9・ノートン 360 プレミアム 1年10台版
¥16,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:(対応)
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):10,980円
ノートン 360 デラックスは、シマンテックが販売するセキュリティソフトです。
1990年代からPC関係に携わっていた方なら「誰でも知っている」米国老舗セキュリティ企業の製品です。
カスペルスキーに対して、東西冷戦後に冷戦の「二強」だった国がそれぞれにセキュリティソフトを出した形は興味深いです。情報機関の発展とも不可分ではないでしょう。
なお、より安い製品もあり後ほどみますが。
そちらは1台版のみなので、実際として、家庭用の「スタンダード」はこちらです。
価格は、高めです。
ただ、機能面では、パスワード保護やVPN機能など、カスペルスキーの上位機(プレミアム)に相当する機能性がある上で、25GBのクラウドストレージ(プレミアムは75GB)が付属するので、値段には納得感はあります。10年1台の製品は「プレミアム」という名前ですが、ストレージ量以外は同じです。
ただ、ここは注意点で、ストレージはWindows専用です。仕組み的に、DropBoxなど、他社ストレージでもMac対応はできるはずなので、ここは残念でしょう。
ライセンス台数は3台契約と、10台の契約です。
10台は、多くの個人ユーザーにとっては、事実上の「無制限契約」と言えるでしょう。
契約更新料は、1年/3台で10,980円です。
少し高めですので、更新するか買い直すかは検討してください。
アカウントは同じですが、Adobeなどのライセンスと違って、パッケージ購入だと既存期間に延長できないので、期限切れ後に登録します。
先述のように、無料クラウドが魅力の製品でもあるので、結構、商売上手だなと思います。
利用できる端末は、Win・Macほかスマホ(iOS Android)です。
カスペルスキーで説明したように、スマホをセキュアにできるのは一定の意味があります。
セキュリティ能力は、昔も今も同じで、かくべつの不評は聞きません。
機能は、一方の、ノートンも不正侵入対策(ファイアウォール)は、MacOS側の仕様が許さないようでありません。ソフトの脆弱性関係の検知も、やはりアプリへのアクセスをMacが制限する関係かないです。
このほかの機能差は、同社の【対応表】に詳しいです。
動作の軽快さも、問題ないです。
「ノートンは重い」というステロタイプがありましたが、最近だとあまり感じませんし、不評でもないです。
未知ウイルス対策も、カスペルスキー同様に対応です。
未知のウイルスにも対応できます。
VPN機能は、搭載です。
カスペルスキーの上位機相当です。
大企業の自社ネットワークと同じで、VPNを通す場合、例えば、フリーWiFiスポットでの利用時でも、暗号化された情報通信が可能です。
パスワード保護も、カスペルスキー上位機と同じく対応です。
保護者機能は、注意点です。
ノートンも カスペルスキーの上位版と同じで「ノートン ファミリー」として単品でも売られる、ペアレンタルコントロールのソフトがあります。
ネット制限や、利用状況の確認、A-GPS連動の位置情報の管理など、カスペルスキー同様、機能性は良いのですが、Mac非対応です。
今後は分かりませんが、AppleユーザーはiOSベースで利用するしかないです。ここを重視するならば、他社でしょう。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)もあります。
単品では、ノートン ID アドバイザーとして売られているものです。
カスペルスキーと同じで、銀行のIDやPWの範疇を超える個人情報(ID)問題が起こった場合、相談に載って貰える部分で安心です。
ユーザーサポートは、電話だと平日の10-19時までです。
チャットは24時間(年中無休)ですが。海外対応ですが、通常、待ち時間はさほでもないです。
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以上、米国のノートンの紹介でした。
VPNや保護者機能を含めて、カスペルスキーの上位版に相当する高い機能性です。さらに、クラウドストレージ(ネット上の保存領域)が付く部分もあるので、値段としてはすこし高めです。
先述のように、ストレージはMac非対応で、ペアレンタルコントロールも使えないとなると、Mac要としてはあまりおすすめできないといえます。
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10・ノートン 360 スタンダード 3年1台版
¥11,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
11・ノートン アンチウィルスプラス 1年1台版
¥3,933 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用:7,480円
※ スタンダードのスペック
このほか、ノートンは、これより安めの製品が2種あります。
第1に、ノートン360スタンダードです。
こちらも、総合セキュリティソフトですが、保護者機能・ダークウェブ対策が省略です。クラウドも10GBまでです。
VPNとパスワード保護は、カスペルスキーの格安機とことなり対応です。
第2に、ノートンアンチウィルスプラスです。
こちらは、VPNがない仕様で、クラウドも2GBとなります。
先述のように、いずれも、1台版しかないので、家庭用としては不便です。
【パッケージ版(カード版)】
【サポートなし】
12・ウイルスバスター クラウド 1年6台版
¥7,000 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
13・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥13,600 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
【サポート付】
14・ウイルスバスター クラウド 1年3台版
¥8,500 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥19,700 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):5,500円
ウイルスバスタークラウドは、日本に本社を置くトレンドマイクロの発売するセキュリティソフトです。
本体価格は、カスペルスキーとノートの真ん中ほどの平均値です。
ライセンス年数は、1年〜3年契約が選べます。
ライセンス台数は、同社は「3台」(あるいは6台)です。
多めなのは、多くの個人が、デスクトップ+ラップトップ+タブレットを所有することを想定している感じで良いと思います。
契新料は、新品価格と差をつけていない感じです。
指定価格かもしれませんが、セールはあるかと思います。
利用できる端末は、本機もWin・Mac・iOS・Androidです。
むろん、クロスライセンスです。
セキュリティ能力は、本機も「選び方の基本」で書いた機能は網羅です。
最近は、日本に拠点を置く企業として「日本のトレンド」を活重視したセキュリティ対策をすることも強調します。
機能は、やはり、Macだと非対応な機能があります。
ファイアウォールや、ソフトの脆弱性に関する機能は、他社同様にないです。ここは、Macだと非対応でも問題ないです。
ただ、そのほか、ランサムウェア関係ほか、情報漏えい対策の部分で、カードやマイナンバー情報の通信をブロックする機能もないです。やはり、他社アプリにアクセスするような仕組みが、Macだと難しいためかなと思います。
その他の違いは、同社の説明【こちら】に詳しいです。
動作の軽快さは、昔から評判です。
他社も差を縮めましたが、その点が評価される機種です。
名前どおり、80%をクラウド処理するという外注方式ですので、通信環境が安定しているご家庭の場合は最適な製品です。
未知ウイルス対策は、対応です。
怪しいファイルをサーバーに送り、AIを利用した機械学習型スキャンで処理する仕組みで、他社と同じです。
ただ、Windowsだと使えるファイルの特徴によるふるまい予測が、Macだと不可です。これも、MacのOS側の規制でしかたないかなと思います。
VPN機能・パスワード保護は、非搭載です。
他社上位機との違いです
保護者機能は、非搭載です。
URLフィルタだけは辛うじてある程度です。
Windowsだと時間やアプリケーションフィルタなど少し高度ですが、Windowsでも、GPSトラッキングのような機能はなく、社としてあまり重視していないです。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)は、非搭載です。
Windowsだと、マイナンバーやクレカを送信しようとする場合簡単なチェックはしますが、Macだと皆無になります。
ユーザーサポートは、チャット・電話・LINEに対応します。
その上で、契約時に「電話サポート付きプラン」がある点がおもしろいです。
ウイルス対策ソフトに関わらない部分(OSのアップデート通知)もサポートしてもらえるものです。
システム的に、オペレーターと画面を共有しつつ、問題解決にあたります。
オペレーター側のスキルの限界はあるので、例えば「実家の超初心者の両親のサポート用」などと割り切ってください。
なお、対応するソフトは【こちら】にリストがあります。 チャットの場合は21時まで対応してもらえます。その他、LINEやメールでも可能です。
なお、サポートプランに入っていない場合でも、ウイルスやセキュリティ上の質問は応答可能です。電話は、年中無休の17時30分までと割と長めです。
サポートパック付きの場合、Airサポートが面白く、速いです。
チャットと連動したシステムですが、実際の画面(スクリーンショット)をセンターに送信して、写真+文章での説明で、センターとやり取り(チャット)ができます。
実際に画面の操作権を渡してしまう遠隔サポート(リモートデスクトップ)ではないため、オペレータに(間違って)ファイルにアクセスされる危険もなく、個人情報の防衛の面で有利です。
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以上、ウイルスバスタークラウドの紹介でした。
ふるまい予測はできませんが、これは他社も同じでしょう。セキュリティレベルは、実用水準以上のセキュリティはあるとは言えます。
おすすめは「サポートプラン」付きです。
初心者で「ウイルスが原因なのか分からないが、とにかく誰かと相談したしたい」という場合が想定できるならば、この製品でも良いでしょう。
【オンラインコード版(カード版もあり)】
16・ESET HOME セキュリティ プレミアム 1年1台版
¥6,300 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
17・ESET HOME セキュリティ プレミアム 1年5台版
¥9,600 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
18・ESET HOME セキュリティ プレミアム 3年1台版
¥9,400 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
19・ESET HOME セキュリティ プレミアム 3年5台版
¥14,500 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年): 8,910円
ESET HOME セキュリティ プレミアム は、キヤノンの販売するセキュリティソフトです。
ESETインターネットセキュリティとして売られていた製品の後継版です。
同社の場合も、下位製品がありますが、後述するように、若干問題を感じるので、現行製品としてはこちらが「スタンダード」に思えます。
開発元は、東欧のスロヴァキアのESETです。
日本では企業用として展開していましたが、個人用のシェアも伸ばしています。
価格は、大手では、最安水準です。
ライセンス台数は、3台・5台の契約です。
契約更新料は、1年/3台版で6820円です。
そのまま更新してもわりと安めです。期近になるメールによる割引勧誘もあります。
比較はしても良いでしょう。
利用できる端末は、本機も、Win・Macとスマホ(iOS Android)です。
セキュリティに関わる能力は、大手は一般的にどこも同じほどです。
機能も、冒頭書いた「基本機能」は網羅です。
セキュリティ機能は、本機も、Macで利用できない機能はあります。
ただ、ファイアウォールは、他社と異なり対応としています。ただ、OS標準機能と二重にならないように、OS側の機能は切ったほうが良いかもしれません。
本機も、他社ソフト(アプリ)に関わる機能はOS側の制限で使えません。詳しくは、公式サイトの下の方、【こちら】 に比較表があります。
未知ウイルス対策は、Macだと非対応です。
Windowsだと、未知のウイルスやマルウェアに感染していそうなファイルをクラウドに送信し、AIによる解析で即時的(数分)で分析結果を返す仕組みです(多層防御機能)。
しかし、Macは、この仕組みに非対応で、マルウェアのクラウド解析のみです。
ふるまい予測も、ウイルスバスターと同じで、Windowsのみですので、この部分は少し弱いと言えそうです。
動作の軽快さも、評判です。
先述のように、最近はPCの高性能化でここは目立たないです。
ただ、他社に比べて軽さを重視した開発と言えます。
VPN機能は、非搭載です。
同社の上位品(ESET HOME セキュリティ アルティメット)だと対応ですが、直販のみの展開で、他社対応製品よりすこし高めです。
カスペルスキーの上位機相当です。
大企業の自社ネットワークと同じで、VPNを通す場合、例えば、フリーWiFiスポットでの利用時でも、暗号化された情報通信が可能です。
パスワード保護は、対応です。
最近はブラウザやApple/Googleサービスで対応で対応しますし、マストではないです。
ただ、あって損はないでしょう。
保護者機能も、対応です。
閲覧制限ほか、GPSトラッキングで、位置情報の取得もできます。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)は、非対応です。
このほか、モバイルPCの盗難対策機能(Anti-Theft)が独自性として目立ちます。
Macにはデフォルトで付く機能ですが、IPアドレスなどで特定するほか、端末へのメール送信や、個人情報の緊急ロックなどをオンラインでかけることが可能です。
ユーザーサポートは、キヤノンが窓口となっています。
ナビダイヤル(0570)・ウェブフォームほか、チャットで対応します。
電話は、土日祝を含め日中9-17時まで対応です。まれに「定休日」があります。
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以上、キャノンのESET HOME セキュリティ プレミアムの紹介でした。
他社の上位機に相当する上位機能がある製品で、以前はAtlasもおすすめにしていました。
ただ、現行製品は、未知のウイルスなどの脅威検知の部分でMacの制限が少し多めに感じる部分と、VPN機能がない部分で、今だとあまり割安感を感じない部分があります。
前者については、ファイルベースのセキュリティはMacだとあまり問題になりにくいにしても、使えない機能に割高な価格を払うのには違いないので。
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【オンラインコード版】
20・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル 1年1台版
¥3,780 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
21・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル 3年5台版
¥9,000 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策::
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):6820円
なお、同社の下位機となるのが、ESET HOME セキュリティ エッセンシャルです。
大手製品としては安めですが、こちらは、Windowsでも、即時的な未知のウイルスなどの脅威対策(Eset LiveGuard)ができないとなる仕様です。つまり、クラウドでのマルウェア検知とふるまい予測のみになります。
ただ、Macだけで利用する場合は、いずれの機能も使えないわけなので、ESET社の製品だけで選ぶならば、こちらでも「構わない」とは言えるでしょ宇。
むろん、他社との比較は必要でしょう。
【ダウンロード版】
22・マカフィー リブセーフ 1年 台数無線限
¥5,980 マカフィーダイレクト (6/12執筆時)
23・マカフィー リブセーフ 3年 台数無線限
¥12,000 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
24・マカフィー トータルプロテクション 3年 3台版
¥6,500 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
25・マカフィー +プレミアム 1年 台数無線限
¥6,500 マカフィーダイレクト (6/12執筆時)
25・マカフィー +プレミアム 2年 台数無線限
¥9,500 マカフィーダイレクト (6/12
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):
リブセーフは、マカフィーのセキュリティソフトのスタンダード機です。
ライセンス台数は、リブセーフは無制限です。
煩わしい台数認証がないのが「売り」です。
一方、販売形態の違いで名前が変わります。
第1に、トータルプロテクションです。
流通ルートの違いで実際は同じ製品です。
ただし、インストール台数に制限が付きます。
第2に、マカフィー +ウルティメイトです。
旧名は「カフィー +ウルティメイト」ですが、最近変わりました。
上位版で、 オンラインアカウント クリーンアップがオマケで付きます。
要するに、自分も忘れているようなお店のID・PWを検索し、削除の手順を提案してくれる機能です。面白いですが、Windows専用です。
そのほか、個人情報ほか、(フィジカルな)CCや身分証が盗難された場合、オペレータによるアドバイスを受けられサービスも付帯です。こちらはMacでもOKでしょう。
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結論的にいえば、色々ありますが、家族全員で利用するならば、契約台数無制限の「リブセーフ」がお買得でしょう。
契約更新料は、非公開です。
更新前の時期にユーザーに個別通知されます。
比べて高い場合は、新しく契約しても良いでしょう。
利用できる端末は、こちらも、Win・Mac・Android・iOSです。
セキュリティ能力は、検出基準を含めて問題ありません。
先述のように、既存ウイルスの駆除においては、昔ほど大手では差がないです。
セキュリティ機能は、ウイルスバスターと同じく、ファイアウォール(双方向ファイアウォール)対応です。ソフトの脆弱性は、やはり、OS側の仕様として省略ですが、これは他社もです。
動作の軽快さは、マシンスペックさえ問題なければ、十分快適です。
未知ウイルス対策も、対応です。
機械学習・動作検出により未知の脅威(ゼロデイデジタル脅威)に対応できることが表明されます。この部分で、Macだと制限がかかるという記載は少なくとも、文字としては確認できません。
VPN機能は、非対応です。
同社も単品でVPNが提供されていますが、そちらでMacに対応しないためです。
パスワード保護も、対応です。
保護者機能は、Macだと非対応です。
Windowsだと時間やサイトやメディアの閲覧制限の設定ほか、GPS追跡もできる総合サービス(マカフィー セーフファミリー)ですが、利用したいAppleユーザーは、iOSベースで使う必要があるでしょう。
個人情報漏洩対策(ダークウェブ対策)も対応です。
カスペルスキー同様に、個人情報漏洩が検知された場合、(オペレータによる)アドバイスを受けられます。これはMacでも使えます。
ユーザーサポートは、テクニカルサポートについては、ナビダイヤルですが年中無休で、夜の21時まで電話で受け付けてくれます。
電話相談の水準としては、相当良いと言えます。ずれにしても「慌てているときに、IDなどを要求しない」のは良心的です。
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以上、マカフィーのリブセーフとトータルプロテクションの紹介でした。
一部において、Macだと非対応の機能はありますが、(保護者機能を使わないならば)一般ユーザーにおいて、さほど惜しいものはないように思えます。
「インターネット セキュリティ」か「リブセーフ」の3年の長期契約が割安です。
台数無制限ですので、Mac以外でもいろいろ端末を持っている方に有利でしょう。
いずれにしても、Macの買い換えや、OSのアップグレード際に、ライセンスの移行時の登録制限数のトラブルで煩わされないのが良い部分です。ユーザーサポートも、受付時間が長く、その仕組みも「単純明快」なので、初心者の方でも安心できるでしょう。
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【パッケージ版】
26・マカフィー アンチウイルスプラス 3年版
¥4,800 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
このほか、マカフィの製品では「アンチウイルスプラス」もMacに対応できます。
ライセンス形態は、Windowsやスマホとのクロスライセンスで、10台までです。
機能面では、本機でも、ウイルス対策・ファイアウォール機能・フィッシングなどWEB対策が網羅されます。
一方、スマホ・Windowsにおけるパスワード保護機能の部分で、リブセーフに対して差はあります。ただ、Macの場合、OSとブラウザの基本機能が充実するので、なくても大きな問題ではないかと思います。
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結論的にいえば、値段面でこちらを選んでも良いようにみえます。ただ、グレード的には「リブセーフとトータルプロテクションの下」です。
今後の追加される機能部分では、差が付く可能性はあるでしょう。また、Windowsでも利用する方は、そちら機能差も付くので、基本的には「リブセーフ」かなと思います。
【総合セキュリティ】(無期限)
27・ZERO スーパーセキュリティ 1台用(最新版)
¥4,950 ソースネクスト (6/12執筆時)
28・ZERO スーパーセキュリティ 3台用(最新版)
¥9,900 ソースネクスト (6/12執筆時)
29・ZERO スーパーセキュリティ 5台用(最新版)
¥13,200 ソースネクスト (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
ZERO スーパーセキュリティは、日本のソースネクストの販売するセキュリティソフトです。
ライセンス年数は、(製品が存在する限り)無期限です。
「同じPC・Macが壊れるまで」あるいは「OSのサポート期限まで」という条件付です。
HDD交換など、ハードの交換修理の場合は、問題ないとの記述です。
Macだと1年更新なので、現状だと3バージョン前までと言えます。
Windowsは10以降です。
ライセンス台数は、1〜5台契約で選べます。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ能力は、十分です。
エンジンは、ルーマニアのビットディフェンダーのものですので。
欧州ではシェアがありますし、定義ファイルの更新の点で不安はありません。
セキュリティ機能は、Mac用のファイアウォールは装備しません。アプリの脆弱性の検知もやはり、Macだと対応しません。
動作の軽快さは、近年のスペックのPCだと、問題ないです。
未知ウイルス対策は、Macだと非対応です。
ビットディフェンダーのエンジンは、ふるまい予測による未知の脅威の検出ができますが、Windows向けになります。
それに代替するような機能の記述は見られません。
VPN機能は、非搭載です。
Windows向けには、独自の決済用ブラウザを利用した場合に限り、VPN経由の通信にできますが、これもMacだと利用できません。
保護者機能は、搭載です。
ただ、閲覧サイト・キーワード制・アプリケーションの使用制限ができるかなり簡易的なものです。
個人情報漏洩対策は、非搭載です。
ユーザーサポートは、電話のフォローがあります。
年中無休で10時〜18時です。ただし、事前のユーザー登録が必要です。
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以上、ZERO スーパーセキュリティの紹介でした。
追加コストがかからない部分が嬉しい製品です。エンジンも、ビットディフェンダーならば問題ないと思います。
便利な上位機能はないですし、未知のウイルスなどの脅威対策はないですが、そこを割り引いて考えても、十分に安いように思えます。
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【ウイルス対策のみ】(無期限)
30・ZEROウイルスセキュリティ 1台用(最新版)
¥2,970 ソースネクスト (6/12執筆時)
31・ZEROウイルスセキュリティ 3台用(最新版)
¥5,480 ソースネクスト (6/12執筆時)
32・ZEROウイルスセキュリティ 5台用(最新版)
¥7,980 ソースネクスト (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:未対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
なお、同社からはもう1ランク安い「ウイルスセキュリティ」という製品もあります。
ライセンス年数は、こちらも無線限です。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ機能はただ、こちらのエンジンは、異なります。
1990年創業のインドのK7Computingが開発しているエンジンです。新興のIT大国の製品ですが知名度がやや劣る部分が、値段の安い理由です。
機能的にも、未知のウイルスの機械学習などによる検索に非対応です。
また、先述の決済用ブラウザや、WEBカメラ保護などもないです。
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結論的にいえば、安めですが、やはり検索エンジンの出所は重視するべきでしょうし、同社から選ぶとしても、先ほどの機種でしょう。
【ダウンロード版】
【1台まで 1年間】
33・Intego VirusBarrier X9
¥4,981 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
【1台まで 1年間】
34・Intego Mac Internet Security X9
¥5,589 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:
パスワード保護:
VPN:
保護者機能」
ダークウェブ対策:
更新費用(1年):4877円
VirusBarrier X9は、Integoの販売するセキュリティソフトです。
1997年からMac専用のセキュリティ対策ソフトを出してきた企業です。
Internet Security X9は、ネットバリアX8というソフトが同梱される上位版です。
ファイアウォール機能が搭載され、外出先の公衆無線LANなどを使う際のセキュリティレベルの向上が見込める上位版になります。
ライセンスは、2機種とも、1年1台までです。
利用できる端末は、Mac専用です。
スマホ用のサービスは提供していませんが、本体に接続したiPhoneについてもウイルススキャンする機能が付属します。
Mセキュリティ能力は、Mac用としては老舗であり、信頼感の裏打ちは十分にあります。
Macの場合、添付ファイルよりも、マルウェアやアドウェアに対するセキュリティが最も重要になりますが、この点を重要視しています。
動作の軽快さは、Windowsで使えない代わりに、Macに不要な機能を根こそぎ削っているので定評があります。
上位機能は、一方、特段搭載がないです。
ユーザーサポートは、サイト記載の方法は、メールのみです。即効性がないため、この部分は大きな欠点でしょう。
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以上、IntegoのウイルスバリアーX8の紹介でした。
Mac専用開発というのが「売り」であり、老舗の安心感があるソフトです
ただ、販売代理店ページに、電話でのサポートの記載のないのは、大きなマイナスです。
【ダウンロード版】
35・F-Secure TOTAL 1年1台版
¥8,999 F-Secureダイレクト (6/12執筆時)
36・F-Secure TOTAL 1年 5台版
¥11,699 F-Secureダイレクト(6/12執筆時)
37・F-Secure TOTAL 1年 5台版
¥12,999 F-Secureダイレクト(6/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応(一部)
ダークウェブ対策:対応
更新費用(1年):2,728円
F-Secure TOTALは、北欧フィンランドのF-Secureが販売するセキュリティソフトです。
日本ではプロバイダ向けの一括セキュリティサービスなどの展開しています。欧米では、よく見かける対策ソフトの1つです。
本体価格は、あまり安くないです。
契約更新料は、新規に買うのと同じです。
利用できる端末は、Windows・Mac・Android・iOSに対応する製品になります。
セキュリティ能力は、情報漏洩にかかわる事件があり、そのためネットでのこの商品の評価が全般的に下がっていました。
ただ、その後は問題ないようです。
上位機能は、保護者機能・VPN・パスワード保護・情報漏洩対策は、装備です。
いずれも、Macで利用できます。
ただし、保護者機能は、GPS追跡はなく、コンテンツブロック系のみです。
ユーザーサポートは、電話対応かチャットです。
電話の場合、平日の17時30分までと短いながら対応します。一方、チャットは、平日の日中アクセスしましたが、つながらないようでした。日本語対応なのか、確認を要します。
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以上、F-Secure TOTALの紹介でした。
基本的には法人向けで、価格面の競争力がイマイチな製品です。
一方、Mac向けの機能省略がほぼ見られない部分は好感が持てます。その部分は評価できます。
今回のお題
Macで使えるウイルス対策ソフトのおすすめはこれ!
というわけで、今回はウイルス対策ソフトを紹介してみました。最後にいつも通り、おすすめソフトを書いておきます。
第1に、Mac向けの総合セキュリティソフトとして、機能面で最も充実するといえるのは、
【ダウンロード版】
23・マカフィー リブセーフ 3年 台数無線限
¥5,980 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
23・マカフィー リブセーフ 1年 台数無線限
¥12,000 マカフィーダイレクト (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:対応
更新費用(3台/1年):
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★
サポート体制 ★★★★★
年間維持費 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
マカフィーのリブセーフでしょう。
コスパの良さは、まず評価できます。
3年契約・台数無線限で、価格が相当安いです。
性能面でも、パスワード保護・ダークウェブ対策など、上位機能を装備します。
Macの場合、ファイルベースの保護はOSだけでもわりと堅牢ということをふまえれば、フィッシング対策や、ネット閲覧時の脅威を防止できる本機の仕様は力強いでしょう。
一方、保護者機能は、Macだと非対応です。
しかし、iOSやAndroid・Windowsで利用する限りにおいては対応で、子のGPS追跡まで対応の「マカフィー セーフファミリー」が使えます。
親側も、スマホで利用できればさほど不便ではないでしょうし、どうしてもと言う場合は、M1以降のMacならば、スマホと連携表示させても良いかと思います。
米国の老舗でであり信頼性・安定感もありますし、サポートの水準も良いですし、おすすめできます。
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【カード版】(他契約もあり)
6・カスペルスキー プレミアム 3年 5台版
¥12,150 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策: 対応
パスワード保護:対応
VPN:対応
保護者機能:対応
ダークウェブ対策:対応
更新費用(1台/1年):7,000円
ただ、予算が許す場合で、保護者機能やVPN機能を利用したいと考える方は、カスペルスキーの最上位機の3年契約もおすすめできます。
Macだと機能制限がかかる製品が多いなか、VPN・保護者機能・パスワード保護などの上位機能が、網羅的です。
保護者機能が不要ならば、ノートンでも良いですが、価格は少し安いといえます。
以前と違い軽快性も十分ですし、欠点もないかと思います。
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【総合セキュリティ】(無期限)
27・ZERO スーパーセキュリティ 1台用(最新版)
¥4,950 ソースネクスト (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(1年)::永久無料
この水準より安いものとなると、1台ながら「更新料なし」のZERO スーパーセキュリティほどしかないです。
上位機能はないですが、エンジンの出所はビットディフェンダーですし、しっかりします。究極に経費を減らしたい場合は、こちらでも良いかと思います。
第3に、セキュリティの心配その他について、相談できる相手が欲しい場合には、
【サポート付】
15・ウイルスバスター クラウド 3年3台版
¥19,700 Amazon.co.jp (6/12執筆時)
未知ウイルス対策:対応
パスワード保護:
VPN:
保護者機能:
ダークウェブ対策:
更新費用(3台/1年):5,500円
信頼性 ★★★★★
軽快性 ★★★★★★
サポート体制 ★★★★★★
年間維持費 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
トレンドマイクロのウイルスバスターでしょう。
現状で、サポート付きプランを出すのは同社だけなので。
パソコン関係全般について何らかの相談にのってくれます。
あまりパソコンに詳しくない方や、実家のご両親用のパソコンなどには手厚いサポートが得られる点は安心です。また、「家族と共用」の場合などは、考えても良いプランです。
機能面でも、基本機能が充実する上で、クラウドベースのシステムなので軽いです。
日本拠点の企業で、日本のサポート体制が充実する上、日本向けの対策を公言する安心感もあります。
補足:このブログのMac関連記事
というわけで、今回は、Mac向けのウィルス対策ソフトについて紹介しました。
最後に、このブログのMac関連記事の紹介です。
1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較
5・iPhoneの比較
Apple製品については、いくつか紹介記事があります。
同時購入される方は、ご覧ください。
6・Mac向きディスプレイの比較
7・Mac向きキーボードの比較
8・Mac向きのマウスの紹介
9・Mac向きDVDドライブの比較
10・Mac用テレビチューナー
11・Mac用Office 2024の比較
12・Mac向けプリンタの比較
また、Mac関連製品についても、以上のような記事もあります。これらの記事もよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク ボタンなどから記事を共有していただければ嬉しいです!
ではでは。