【今回レビューする内容】2023年 裁断機の性能とおすすめ・選び方:プラス 断裁機 ダーレ パーソナル断裁機 スタックカッター プラタ マイツ 大型強力裁断機 カール コクヨ ディスクカッター コンパクト断裁機 人気機種の紹介と安全性 消耗品(替刃・受木)の入手方法・メーカー別の違いと性能ランキング:ブレードカッター
【比較する製品型番】PK-513L PK-513LN PK-513LN-A プラタ YG-LN A3 DC-210N DC-300 DC-200 HA-F56Y PK-113 Dale STACK CUTTER Durodex 200DX 200DXW PK-513LN 180DX 内田洋行 180AT-P マイツ MC-300 MC-400A/L MC-380A/L PK-213 A4タテ 26-366 コクヨ DN-G103 DN-G102 DN-G101 ナカバヤシ NSD-OA4W オープン工業 SA-204 SA-203 SA-202
今回のお題
自炊やオフィス用として最もおすすめな裁断機はどれ?
どもAtlasです。
今回は、2023年7月現在、最新の裁断機の比較です。
Atlasが自炊(本のPDF化)のために所有している裁断機のほか、見本市などで試した業務用に細断機を含めてレビューしました。
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キレ味 ★★★★★
作業効率 ★★★★★
消耗品費 ★★★★★
安全性 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各社の裁断機を機種ごと比較します。
そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種」を提案する形で記事を進めていきます。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
1・今回の記事構成
1・裁断機の比較 (1)
切断枚数:最大400枚
サイズ:中型
操作:手動(直刃)
2・裁断機の比較 (2)
切断枚数:最大550枚
サイズ:中-大型
操作:自動/手動(直刃)
3・ディスクカッターの比較
切断枚数:最大50枚
サイズ:小型
操作:手動(丸刃)
裁断機は、原稿で販売中の製品だけでも、60機以上に及びます。
そのため、この記事では、上表のような3回の記事に分けてレビューしています。
1回目記事(今回)は、上から押し切るブレード型裁断機(左図)を扱います。
一般的な自炊用、職場用に最適といえる、最もオーソドックスな製品です。
予算は、2,000円〜4万円が目安となります。
2回目記事も、ブレード型裁断機の比較です。
ただ、細断枚数が400枚(800ページ)超えるもの、A3長辺に対応できる大型機、あるいは自動細断対応で、主に業務用として人気の「中級機」となります。
「自炊上級者」に人気の「日本製」Durodex 200DXも2回目記事(こちら)で主に見ています。
予算は、4万円〜20万円が目安となります。
3回目記事(こちら)は、ローラーで引いて切るタイプの説明です。
文具ジャンルとしては「別カテゴリ」に思いますが「裁断機」とも呼ばれます。
予算は、4万円〜20万円が目安となります。
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一方、「どれにしようか迷っている」方も多いかと思います。
その場合、次に「選び方の基本」を説明しますので、ご覧頂ければ、だいたい目当てがつくかと思います。
2・裁断機の選び方の基本
2-1・必要な文具
2-2・ディスクカッターと裁断機の違い
続いて、裁断機を購入する初めての方のため、「選び方の基本」の解説からです。
1-1では、「自炊(=本の裁断とPDF化)」目的での利用のかたに、(裁断機と同時に)揃えるべき文具について説明します。
1-2では、ディスクカッター型とブレードカッター型の違いを説明します。
こちらは、自炊ほか「事務仕事」用に探している方にも意味のある情報となります。
2-1・必要な文具
はじめに、必要な文具についてです。
書籍の場合、裁断機さえあれば、裁断できるとは言えません。
「カッター」・「定規」「カッターマット」という、3点の文具は、ブレード型裁断機を使うにしても、ディスクカッターを使うにしても、常備する必要がある文具です。
本は、糊付けや製品の不揃いなどでページとページがくっついている場合が多いからです。
カバーのスキャンを考える場合をふくめて、細かい作業用にカッターは、性能の良いカッターの常備は「必須」です。
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・オルファ カッターリミテッドNL LTD-07
¥630 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
カッターは、オルファ社からでている高性能カッターをおすすめします。
ラバーグリップ式で持ちやすく、1本1本をバフ研磨してあり、カッターの外観も質も最上です。
作業効率が上がります。
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タジマ カッターガイド スリム300
¥851 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
カッターを直線に切るには、しっかりした(ずれない)金属定規が必要です。
定規は、タジマのカッターガイドと滑り止め付きの安全定規です。
自炊には定番です。
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・プラス カッティングマット A3
¥890 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
床や机を間違って傷つけないためにはA3サイズのカッターマットが必要になります。
(地味ですが)Atlasも利用している頑丈なPLUS社のものをオススメします。
A4でも使えますが、ミスしたとき、机を傷つけたくない方は、大きめのA3が良いでしょう。
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ちなみに、上の3点があれば、「快適ではないにせよ」本の裁断もできます。
しかし、恐ろしく時間がかかるほか、切断面が揃いにくいです。
大量に処理したい場合は、やはり、ディスクカッターか、(ブレード型の)裁断機が必須となります。
次に見ていきます。
2-2・裁断機とディスクカッターの違い
続いて、ディスクカッターとブレード型の裁断機との違いの解説です。
順番に、良い部分とイマイチな部分をみていきます。
第1に、ディスクカッターです。
図のようにローラーで回しきるタイプの裁断機を、ディスクカッター型と言います。
1・カール事務器 ディスクカッター DC-210
¥11,755 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
サイズ:W360×L490×H80mm
重さ:2.6kg
Atlasがこのタイプでおすすめしているのが、カール事務機のDC-210Nです。
一般的なドキュメントスキャナーで取り込む人はA4サイズでしょうから、これで十分です。
DC-210Nの場合、50枚(100ページ)くらいの小冊子(例えば上記の本など)なら、1回で切れます。
新書(文庫本)の場合、あらかじめカッターで3分割しておき、3回ほどに分けてディスクカッターに挿入することになります。1日2-3冊ならば、苦もなく作業ができるでしょう。
本体サイズも、軽量/コンパクトなので、家庭に置いても邪魔になりにくいです。
ディスクカッターの場合、丸刃とマットは消耗品です。
300~500カット前後で切れ味がにぶくなるものの、刃が安く、ランニングコストは悪くないです。
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結論的にいえば、事務仕事にせよ、自炊にせよ、枚数的に50枚(100ページ)くらいで収まるならば、スペース的な部分を含めて、ディスクカッター型がおすすめです。
第2に、ブレード型の裁断機です。
このタイプは、家庭に置く場合、大きくて、重いです。
刃の耐久性は、2000カット程度です。
ただ、替え刃や、研ぎ賃が結構高いため、ランニングコストは、ディスクカッターより悪いです。
ただし、抜群の利点があります。
一度に切れる枚数と仕上がりの良さです。
ブレード型裁断機は、150枚(300ページ)は、一回で切れます。
性能の良い業務用ならば、550枚(1100ページ)一度に切れるものや、モーターによる自動細断対応のものもあります。
この方式は、ブレード(刃)で「ざっくり」押し切るので(コツ要らずに)切断断面が垂直にしやすく、仕上がりが抜群に良いです。
自炊の場合(本を捨てるので)仕上がりを気にせず良い気がします。しかし、断面の仕上がりが悪いと、スキャニングする際に、斜行が起こりやすく、取込クオリティが悪化します。
斜行するとスキャンをやり直す必要が出るため、スキャン時作業効率が悪化します。
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結論的にいえば、(1日に1−2冊ではなく)本格的に本の処理する場合、ブレード型裁断機をおすすめします。
事務仕事の場合も、資料の細断などで150枚(300ページ)以上一度に処理するならば、確実にこちらが便利です。
大きくて重いですが、いずれの場合も、効率面が段違いです。自炊での個人利用の場合は、ある程度処理が済んだら、売ってしまえば良いかと思います。
逆にそれ程処理しないならば、いずれの場合もディスクカッター型をおすすめしています。裁断量の少ない格安のブレード型裁断もありますが、ディスクカッターのが安全ですし、コスパも良いからです。
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1・裁断機の比較 (1)
切断枚数:最大400枚
サイズ:中型
操作:手動(直刃)
2・裁断機の比較 (2)
切断枚数:最大550枚
サイズ:中-大型
操作:自動/手動(直刃)
3・ディスクカッターの比較
切断枚数:最大50枚
サイズ:小型
操作:手動(丸刃)
以上、「選び方の基本」の紹介でした。
どうやら、ディスクカッターのが自分に合いそうだ!、という方は、先述のように、今回は記事を分けています。
3回目記事となる【ディスクカッターの比較とおすすめ】の記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
3・裁断機の比較
というわけで、(ブレード型)裁断機の比較にはいります。
3-1:小型の裁断機
3-2:大型の裁断機
ディスクカッター型と「競合」する小型タイプ(〜20枚切断)をみてから、本格的な自炊や事務仕事にむく、大型の裁断機を見ていきます。
3-1・小型裁断機
はじめに、比較的小さな裁断機からです。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【ノーブランド扱い】
2・ビューティーライフ 裁断機【A4】
¥3,190 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 10-15枚(20-30頁)
対応用紙: A4
サイズ:A4 310×305×350m
重さ:1.9kg
3・ILife_mart ペーパーカッター【A3】
¥3,880 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 10-15枚(20-30頁)
対応用紙: A4
サイズ;A3 642×38m×46mm
重さ:3.6kg
ビューティーライフは、ノーブランドの時計ケースなどを売っている上海の会社です。
同じ形状の製品はネットでは多く、life_mart YZSほか、いろいろな名前で出ています。
とくに、A3対応の機種は、各社に較べても値頃であり、格安機として存在感があると言えます。
裁断できる枚数は、最大15枚(約30頁)です。
言うまでもなく、自炊には向かないでしょう。
また、小型機種は総じて同じですが、刃は使い捨てで、耐用枚数の明記はありません。また、このタイプの刃の場合、切る際、裁断機のブレードの卸方に多少コツが必要です。
安全面では、ガードがなく、刃が完全に露出するタイプになります。
ただ、値段面で言えば、仕方のない部分です。
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以上、ビューティーライフの裁断機の紹介でした。
自炊作業に使わない方向けの格安裁断機という市場の製品はなかったので、貴重と言える製品です。
格安である回転刃タイプの「ライバル」と言えますが、安全性・耐久性の面で多少注意も必要です。
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【A4】
4・オープン工業 スチール製裁断機 SA-204
¥7,564 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 15枚(30頁)
対応用紙: A4
サイズ:A4 W300×D520×H85mm
重さ:2.9kg
【B4】
5・オープン工業 スチール製裁断機 SA-203
¥10,818 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 15枚(30頁)
対応用紙: B4
サイズ;B4 W350×D598×H90mm
重さ:4.6kg
【A3】
6・オープン工業 スチール製裁断機 SA-202
¥10,760 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 15枚(30頁)
対応用紙: A3
サイズ;A3 W380×D655×H90mm
重さ:5.5kg
なお、京都の文具メーカーのオープン工業も「直刃」タイプの製品を出しています。
少し値段は高めになりますが、刃の形状に工夫が施されるほか、スチール製でしっかりとした重量感があります。
直刃モデルについては「安全面」が特に重要になるため、しっかりした重量感は重要です。国内メーカーの国産機としては安いですし、このタイプを探している場合は選択肢になるでしょう。
【2018年発売】
【A4】
7・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G103
¥12,600 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
【B4】
8・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G102
¥14,473 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
【A3】
9・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G101
¥16,756 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 10枚(20頁)
対応用紙: A4/B4/A4
サイズ: W281×D528×H185mm (A4)
重さ:3.1kg (A4)
DN-G103は、文具大手のコクヨが販売する押し切り式の裁断機です。
「直刃」で裁断するタイプの製品で「大手文具メーカー製」を選ぶ場合、これほどの価格になってきます。
重さは、A4モデルでも3.1kgと結構あります。
ただ、これくらいあった方が、安定するため一長一短です。
また、直刃タイプは、写真のように切断面がしっかり見えるため、枚数はないが、正確さが求められる作業には向きます。
裁断できるサイズは、製品によって異なりますが、A4-A3までです。
裁断できる枚数は、この製品も、最大10枚(約20頁)です。
オフィス用・工作用の文具であり、自炊には不向きです 。
裁断機の刃の耐用枚数は、非開示です。
切れ味で枚数を切る製品ではないですが、2000カット程度でしょう。研ぎ直しに対応せず、部品も売られないため、ヘビーに利用する場合は注意が必要そうです。
安全面では、刃が手に触れないような安全ガードと安心ロックがが付属します。
その上で、持ち運ぶシアに上刃ロックが利用できるため、安全性の面では高い品質があります。
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以上、コクヨのDN-G103の紹介でした。
しっかりした文具屋さんが、ライトユーザーのために新開発してくれたモデルです。切断面を視認しながら正確に切りたい方にオススメできます。
3-2・大型裁断機
続いて、やや大型の裁断機を比較していきます。
100ページを越える本など、さらに本格的にやろうと思う場合、業務用断裁機を視野に入れないといけません。
ここでもいくつかおすすめの機種を紹介していきます。
10・PLUS かんたん替刃交換断裁機 PK-513LN
¥41,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 160枚(320頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W405×D402×H440mm
重さ:12kg
PK-513LNは、日本の事務機メーカーのプラスが販売する裁断機です。
大型の裁断機ででは代表的な裁断機であり、オフィスのほか、自炊用にも人気です。
裁断できる枚数は、最大160枚(約320頁)です。
これは業務用裁断機としては多い方です。多少厚みのある本でも切断できます。
裁断できるサイズは、A4長辺サイズ(299mm)までです。
A3サイズでも横辺ならば切れるサイズであり、こちらも業務用としては一般的なサイズです。
自炊の場合、ある程度のサイズの本(400ページくらい)までならば、カッターであらかじめ「バラさ」なくても、裁断は可能です。
写真のように、本の真ん中ほどのページを挿入すれば、予備的に本を半分に切断することができます。
裁断前の下処理として利用できます。
使用されている刃は、通称「簡単替え刃交換」裁断機です。
多くの業務用裁断機の場合、ブレード(刃)を交換する際、分解には、ドライバー・スパナが必要です。
この際、ブレード(刃)に手を触れないといけないのでたいへん危険な作業でした。
しかし、この機種は、専用カバー付きの替刃であり、特別な道具なしで、また直接ブレード(刃)に触れずに刃の交換ができます。
その点で、初心者に優しい機種です。
替刃 26-301 PK-513LNH 【消耗品】
¥10,027 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
裁断機の刃の耐用枚数は、一度に100枚切断したとする場合、2000カット程度です。
処理しようと思っている本が多い方は、この機種を選ぶメリット性は高いです。ただし、刃は消耗品であり、近所の刃物屋さんなどでの研ぎ直しには非対応です。
受木 26-302 PK-513LNU 【消耗品】
¥797 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木の耐用枚数は、300枚ごとに受木の面を替えた場合、寿命が1200カットです。
独自機能として面白いのは、カットラインを光で表示する機能です。この機能を利用すれば、未経験者でも容易にカットポジションが決められるでしょう。
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以上、プラスのPK-513LNの紹介でした。
「自炊用」「業務用」として、オーソドックスですが、最も売れている機種です。
利用時における刃の安全性は高いですし、光のカットラインガイドも便利なので、初心者の最初の1台として最もおすすめできる機種です。
11・プラス コンパクト断裁機 PK-213
¥26,327 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 60枚(120頁)
対応用紙: A4
サイズ: W450×D190×H190mm
重さ:7kg
この裁断機の大きな特長は「コンパクトさ」と「軽量性」です。
原稿台を省スペース化することで、従来的な裁断機の大きな欠点だった設置性と収納性を良くしています。
それに伴い、重さも5キロほど軽量化されて、持ち運びやすくなっています。
さらに、パワーアシスト機構と新採用の鋭角刃により、従来の25%の力で紙を切断できます。
パワーアシスト機構は、プラス社の2穴パンチでも採用されている特許技術で、反発力を利用した装置です。とくに力のない女性には嬉しい機構です。
なお、上部に見えるのはあくまで「レバー」です。刃は常に内部にあり、安全性は極めて高いです。
裁断できる枚数は、最大60枚(約120頁)です。
先ほどの機種に比べると小型機種であるため、ハードカバーや専門書など、大きな本には向きません。ただ、薄めのコミックや新書中心に切断するならば、カッター併用で対応可能でしょう。場所も取らずオススメです。
裁断できるサイズは、A4長辺(299mm)です。
つまり、A3サイズの短辺をA4サイズにカットできる性能で、業務用としても問題ないでしょう。
替刃 PK-213H 26-367【消耗品】
¥3,275 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
使用されている刃は、こちらも「簡単替え刃交換」です。特別な道具も不要で、初心者向けに優しい機種ですね。
裁断機の刃の耐用枚数は、一度に100枚切断したとする場合、1000カット程度です。
耐久枚数の点では、多少大型機種に劣っていますが、この製品は替刃の価格がかなり安いため、交換の手間を考えなければ、コスパは良いです。
受木 PK-113U 26-312【消耗品】
¥909 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木の耐用枚数は、下位機種と同じであり、300枚ごとに受木の面を替えた場合、寿命が1200カットです。
独自機能として、こちらも、カットラインを光で表示する機能が搭載です。
斜めに切ってしまうと、スキャニング時の斜行の源院になるため、この機能の付属は、自炊ユーザーにも有用です。
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以上、プラスのPK-213の紹介でした。
軽く切断ができる点で、革新的な新製品です。しかし、最大切断枚数が、PPC用紙60枚、120ページ程度に止まるために、自炊にはやや不向きかと思います。
ただ、オフィス用に備えるならば、従来の裁断機の難点がいくつもクリアされた商品であるため、ニーズがありそうな野心作です。
今後かなり売れていくのではないでしょうか。
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【裁断機のみ】
12・プラス コンパクト断裁機 PK-113
¥(19,000) Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 60枚(120頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W450×D190×H190mm
重さ:7kg
なお、PK-113は、本機の旧機種です。
すでに中古市場ですが、上で紹介したPK-113との差を簡単にみておきます。
第1に、カットラインの光の長さが10cmから21cmに伸びた点、第2に、カットガイドの入り口カバーの形状を見直し、カットラインの視認性を向上させた点が、主な改良点です。
使い勝手は向上しており「進化」と言えます。
13・ダイシン商事 大型裁断機 DS-858A4
¥13,300 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 400枚(800頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W480×D530×H330mm
重さ:17kg
つづいて、「大型裁断機・大型ペーパーカッター」の紹介です。中国からの輸入製品です。
輸入販路が複数あるため、(時期によって)別の値段・型番が存在します。
また、製品により細かいパーツの違いなどもありますが、利用する刃は同じであり、同じ設計思想の商品です。
裁断できる枚数は、最大400枚(約800頁)です。
日本で入手可能な裁断機では、最大量といえる給紙量であり、下準備無しにハードカバーが切れるスペックです。
なお、本機のスペックは、最大500枚(約1000頁)とあります。おそらく、コピー用紙の薄さの違いで、他社基準では、400枚(800頁)というスペック値でしょう。
裁断できるサイズも、A4長辺・A3短辺(310mm)までです。
替刃 BA58A4-14【消耗品】
¥4,180 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
使用されている刃は、ボトル固定式の旧式タイプです。交換には手間が必要で、安全性の点もイマイチだと言えます。
刃の耐用枚数は、厚みのあるものを切って500カット〜1000カット程度です。
ただ、100枚から200枚程度で切れ味が鈍る傾向です。ただし、このタイプの刃は研ぎ直しが効くため、近所の刃物屋さんに持ち込むのもありでしょう。
受木 BA58A4-14【消耗品】
¥3,280 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木の耐用枚数は、500枚ごとに受木の面を替えて寿命が2000カットとなります。
固定方式は、やや特殊です。
こちらの機種の場合、レバーを押し下げて切断に入る前に、奥側の固定ハンドルと、手前のハンドル(安全ハンドル)と、2カ所で本を固定する必要があります。
多く枚数を一度に切るため仕方ないですが、プラスに比べて、切断に要する動作が1つ多くなります。
また、しばらくの間「油くさい」「切断面が水平にならない」など難点も報告されています。プラスに備わっている切断面の光ガイドもこちらには付きません。
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以上、「大型裁断機」の紹介でした。
厚みのある本などを切る場合で、設置スペースが十分にあれば、選んでも良いと思います。
ただ、安全性や利便性の点で必ずしも初心者向きではありません。また、プラスと違って大きなメーカーで作っている商品ではないです。
そういった点で、コミックや新書程度の厚さがメインの人は、上で紹介したプラスの機種で良いでしょう。たまに厚い本があったら、カッターで一カ所切断すれば対応可能です。
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【2018年発売】
14・BAOSHISHAN ペーパーカッター
¥27,888 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
15・NEWTRY A4裁断機 ペーパーカッター
¥33,210 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
16・HFS(R) A4裁断機
¥19,888 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
17・seathestars 大型裁断機
¥13,400 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
18・PC工房 大型裁断機 ペーパーカッター
¥15,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 400枚(800頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W440×D640×H280mm
重さ:17kg
なお、先述のように、同じ刃・同じ受け木を使う製品が複数あります。
基本的に輸入製品ですが、色やボルト部分のパーツなどが異なりますが、切断枚数はどれも同じで、仕組みも同じです。
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【2019年発売】
19・NEWTRY 裁断機 868A4
¥54,599 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数:400枚(800頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W380×D630×H320mm
重さ:24kg
なお、参考までにあげておくと、「亜種」として、安全ハンドルを安全レバーに換装した製品(YG-LN 強力改良型裁断機 )が「過去に」ありました。
割と人気のあった機種ですが、近年、生産完了で手に入らなくなっていました。
しかし、2019年にそれと割と良く似た、レバー固定式の製品がでています。
代理店を通さない、中国直送品で、価格も高いですが、愛用者の買換には良いでしょう。
20・ナカバヤシ 大型裁断機 A4 NSD-OA4W
¥20,120 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数:400枚(800頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W535×D400×H190mm
重さ:14kg
NSD-OA4W は、日本の文具・什器メーカー「ナカバヤシ」が販売する大型裁断機です。
日本企業では、唯一「400枚切れる」手動の大型裁断機を販売します。
裁断できる枚数は、通常と変わらず、最大400枚(約800頁)です。
裁断できるサイズも、A3短辺(A4長辺)サイズです。
替刃 NSD-OA4-H 【消耗品】
¥4,769 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木 NSD-OA4-U【消耗品】
¥2,012 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
使用されている刃は、スチール製のこちらです。
他製品と孔の位置が異なるため、これらを購入する必要があります。
刃の耐用枚数は、交換(研ぎ直し)の目安は1000回切断とされます。
メーカーを通しての販売なので、ノンブランド品よりは高いです。ただ、ホームセンターなどの包丁コーナーでの研ぎ直し前提ならば、十分に安いでしょう。
固定方式は、ダイヤル上の安全ハンドルを回して、紙を支える「ひと手間必要」な方式です。
本体の重さは、14キロです。
先ほどの裁断機より、すこし「軽量」ですが、それでも、しっかりとした重さがあります。
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以上、ナカバヤシのNSD-OA4W の紹介でした。
生産はこちらも中国ですが、日本の事務機メーカーのサポートが受けられる強みはあるでしょう。
大容量切断タイプは、限られているので、貴重な機種です。
21・マイツ 強力裁断機 MC-300
¥50,919 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数:150枚(300頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W450×D405×H510mm
重さ:15kg
MC-300はマイツの裁断機です。
同社は、日本の裁断機専門メーカーです。
今回紹介する中で「日本製」として自社工場で細断機を作れるのは、このマイツとDurodex(高崎精器)くらいです。
他社はいずれも中国などの工場に発注したものが多いですから。
このモデルは同社の「強力裁断機」シリーズの中位モデルです。
他機と違う縦方向のハンドルですが、比較的軽く裁断ができる機種です。
裁断できる枚数は、最大150枚(約300頁)です。オフィス用として考えれば「十分な枚数」です。一方、自炊用としては、ややスペック面で心配です。
裁断できるサイズは、一方で、A3サイズ(310mm)までと、プラスより優れます。
この点でも「オフィス用」の什器としてオススメできます。
使用されている刃は、ボトル固定式の旧式タイプです。
そのため「かんたん裁断機」に比べると交換に手間が要ります。
ただし、利用時の安全性については、後方にガードカバーがある点、安全ロックがそれと連動する点で、「値段なりに性能が高い」です。
MC-300用替刃セット 刃1本受木5本付き
¥24,322 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
刃の耐用枚数は、100枚の原稿を切り続けたとして、2000-2500カット程度です。
耐久性はこの刃の「良い部分」で、長持ちです。交換は手間で消耗品費も高いですが、研ぎ直しも効きますし、この面では「什器向け」でしょう。
受木の耐用枚数は、500枚ごとに受木の面を替えて寿命は2000カットほどでしょう。
固定方式は、プラスと同様です。
ただし、作りはよりしっかりしており、スライドゲージがボルトで固定できる機種です。
他社のマグネット式に比べて裁断時に原稿がずれにくいため、とても綺麗に裁断できます。カットラインを示すLEDランプは、もちろん装備です。
本体の重さは、15キロとこのクラスでは軽めです。
ただ、逆に事務用としては堅実です。
安定して切断できるハイス鋼を使用したブレードの切れ味も良いですし、研ぎ直しも効きます。事務用で切断品質重視ならば選んで良いモデルですね。
マイツ 裁断機専用台 CT-01B
¥44,500 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
なお、同社が「法人用の什器」を販売している利点ですが、専用台の販売があります。合わせて導入しても良いでしょう。
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以上、マイツのMC-300の紹介でした。
先述のように、安全性と刃の耐久性の面で「業務用の什器としてはオススメできる」製品です。ただし、刃の交換は面倒ですので、「総務の方のスキルは必要」ではあります。
この点さえクリアするならば、作りの堅牢性・合理性を含めて最も良い選択肢の1つです。
22・マイツ 強力裁断機 MC-400A/L
¥69,132 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 150枚(300頁)
対応用紙: B4長辺
サイズ: W460×D578×H168mm
重さ:22kg
MC-400Aは、マイツの裁断機の上位機です。
裁断できる枚数は、最大150枚(約300頁)です。この点では下位機種と同じです。
裁断できるサイズは、一方で、B4サイズ(400mm)までと伸びます。
八切り画用紙もこの幅で切れるので、学校用としても需要がありそうです。
MC-400A/L用替刃セット 刃1本受木5本付き
¥36,407 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
使用されている刃は、型番は異なりますが、安全性・堅牢性などなどは同じです。
詳しくは下位機種の説明をご覧ください。
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以上、MC-400Aの紹介でした。
引き続き安全性と刃の耐久性の面で「業務用の什器としてはオススメできる」製品です。
一方、会社では、B4サイズに対応する必要があるシーンは少ないでしょうから、基本的には、「学校用」なのかもしれません。
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23・マイツ 強力裁断機 MC-380A/L
¥87,110 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 120枚(240頁)
対応用紙: B4長辺
サイズ: W450×D460×H168mm
重さ:20kg
なお、マイツからはB4対応機の下位機もでています。
ただし、こちらは、最大切断幅が380mmで八切り画用紙は対応できないほか、切断可能枚数も120枚と少なめです。
価格差もさほどないので、2機から選ぶならば、上位機で良いかと思います。
今回の結論
自炊用裁断機として最もおすすめできるのはこの機種!
というわけで、今日は自炊に使う裁断機を比較してしました。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種!について書いてみます。
第1に、自炊用として、500ページ以内の本の取り込みを考えている方におすすめなのは、
10・PLUS かんたん替刃交換断裁機 PK-513LN
¥41,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 160枚(320頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W405×D402×H440mm
重さ:12kg
キレ味 ★★★★★
作業効率 ★★★★★
消耗品費 ★★★★☆
安全性 ★★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★
プラスの改良型のPK-513LN がよいでしょう。
320頁まで切断できるスペックは自炊用としては十分ですし、なにより、ブレードの交換が簡単です。
通常時の安全性能も高いことも最大のメリット性です。
垂直切断性についても、この枚数程度なら、納得のいく水準です。
自炊で、原稿の斜行を「高度に」避けたい方は、(一度に処理できる機種ではなく)この程度の裁断枚数の機種が良いと思います。
ある程度のサイズの本(400ページ強くらい)ならば、ハードカバーでも表紙をカッターで切るなどして「バラさ」なくても、写真のように本を挿入し切断することで、表紙ごと切ることは可能です。
光のガイドも付いているし、スキャナで取り込むには十分な精度で切ることができます。
初心者にはこれが良いでしょう。初心者に優しい機種です。
替刃 26-301 PK-513LNH 【消耗品】
¥10,027 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木 26-302 PK-513LNU 【消耗品】
¥797 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
消耗品はこちらです。
替刃は、高いですが、耐用は一度に100枚切断したとする場合、2000カット程度ですから、一般的な2倍の耐用水準ですから、問題ないでしょう。
ただし、刃は消耗品であり、近所の刃物屋さんなどでの研ぎ直しには非対応です。
第2に、自炊用として、500ページ以上のハードカバーの取り込みを考えている方、
¥20,120 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数:400枚(800頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W535×D400×H190mm
重さ:14kg
キレ味 ★★★★☆
作業効率 ★★★★★★
消耗品費 ★★★★★
安全性 ★★★★☆
軽量性 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★
400枚切れるタイプの裁断機は結構な数があります。
そのなかから選ぶとすると、 NSD-OA4Wでしょう。
切断具だけに、日本の事務機メーカーを通す点で、保証・サービス面の安心感があります。
安全レバーを回す手間はありますが、一度に800枚切れるため、作業効率は高いです。
替刃 NSD-OA4-H 【消耗品】
¥4,769 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
受木 NSD-OA4-U【消耗品】
¥2,012 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
消耗品は、「簡単交換」のプラスの製品より安いですが耐用枚数は1000枚程度です。
ただ、包丁の研ぎ直しをやっている(ホームセンターなどの)コーナーで対応して貰う場合、こちらのほうがかなり割安になるでしょう。
そのような利用法前提ならば、この機種は「おすすめ」です。
第3に、オフィス用として、性能の良い裁断機を探している方は、
11・プラス コンパクト断裁機 PK-213
¥26,327 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 60枚(120頁)
対応用紙: A4
サイズ: W450×D190×H190mm
重さ:7kg
キレ味 ★★★★★
作業効率 ★★★☆☆
消耗品費 ★★★★☆
安全性 ★★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
プラス社の「コンパクト断裁機」が良いでしょう。
「コンパクト」で「軽量」なために、オフィスでも取り回しやすいですし、パワーアシスト機構採用で女性でも力をかけずに切断できます。
なお、使用時や買えば交換時の安全性や、軽量性の点で、子どもでも使いやすいので、学校での導入も増えているそうです。
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¥50,919 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数:150枚(300頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W450×D405×H510mm
重さ:15kg
キレ味 ★★★★★★
作業効率 ★★★★★
消耗品費 ★★★☆☆
安全性 ★★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
一方、「オフィス用」として、本格的に運用するならば、専門メーカーのマイツの裁断機が良いでしょう。
サイズとしては、A4横(A3縦)幅まで対応できるこちらの機種が「一般的」でしょう。厚みも150枚まで対応と十分です。
マイツの裁断機は、他社に比べると、安全性が高く、刃の耐久性の面でも優れます。
刃の交換は手間なので、取り扱う方の知識は必要ですが、研ぎ直しに対応できるなど、コスト面ではメリット性があるでしょう。
逆に、「交換するほど大量に切断しない」場合も、逆にこちらが良いと思います。
第4に、さほどの枚数は切断しないが、切断面の正確さにこだわる方は、
【2018年】
【A4】
7・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G103
¥12,600 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
【B4】
8・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G102
¥14,473 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
【A3】
9・コクヨ 裁断機 PPC用紙10枚 DN-G101
¥16,756 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 10枚(20頁)
対応用紙: A4/B4/A4
サイズ: W281×D528×H185mm (A4)
重さ:3.1kg (A4)
キレ味 ★★★★★
作業効率 ★★☆☆☆
消耗品費 ☆☆☆☆☆
安全性 ★★★☆☆
軽量性 ★★★★★★
総合評価 ★★★★★
文具大手のコクヨが販売するDN-G103でしょう。
枚数は全く期待できないですが、直刃タイプは、写真のように切断面がしっかり見えるため、正確さは期待できます。
その上で、格安タイプとしては、安全面に一定の配慮があるため、この用途には向くと思います。
第5に、自炊の上級者の方などで、厚い原稿に素早く対応できる高性能機をお探しのかたは、
24・Durodex パーソナル裁断機 200DX
25・Durodex パーソナル裁断機 200DXW 】
¥43,450 Amazon.co.jp (7/5執筆時)
切断可能枚数: 最大200枚(400頁)
対応用紙: A4長辺
サイズ: W405×D402×H145mm
重さ:9.8kg
キレ味 ★★★★★
作業効率 ★★★★★★
消耗品費 ★★★★★
安全性 ★★★★☆
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
今回紹介しなかった「中級者以上向け」の裁断機がDurodexから出ています。
昔からドイツのダーレ(DAHLE)の文具を輸入している日本の企業ですが、日本の自社工場で裁断機を作っています。
今回見たレバーやハンドルで固定する方式を除けば、裁断枚数は最も多いです。
1000冊以上の大量に本を切る中級者以上の方で、処理速度や、垂直切断性能を追い求める自炊に慣れた方は、こちらの機種もおすすめです。
少々高額ですが、縦置きできる部分で、収納性も良いです。
2・裁断機の比較 (2)
切断枚数:最大550枚
サイズ:中-大型
操作:自動/手動(直刃)
なお、本機ほか、より高級な電動裁断機など、本格的な裁断機については、2回目記事でより詳しく紹介しています。
よろしければ、【こちら】のリンクからご覧ください。
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というわけで、今日は、裁断機の話でした。
また、このブログ「モノマニア」では、最新の自炊に関係する機材について、以下のような記事をこれまで書いてきました。
1・ドキュメントスキャナの比較
2・ブックスキャナーの比較
3・自炊に必要な機材の総まとめ 【結論】
これらの記事もよろしくお願いいたします。