比較2018' 自炊・事務向けペーパーカッター18機の性能とおすすめ: ディスクカッターの選び方:コクヨ・カール事務器

2018年04月22日

比較2018' 自炊・事務向けペーパーカッター18機の性能とおすすめ: ディスクカッターの選び方:コクヨ・カール事務器

【今回レビューする製品】2018年 最新のペーパーカッター(ディスクカッター)の価格・性能とおすすめ:カール ディスクカッター・コクヨ ペーパーカッター ナカバヤシ ロータリーカッター:A4 A3 B4 A2サイズ対応 消耗品の入手方法や性能の違い・ランキング

【今回紹介する型番】DC-210N,DC-230N, DC-300,DC-200 DN-T63 DN-T62 DN-T61 DN-600E DN-T63 DN-T62 DN-T61DN-63N DN-62N DN-61N, DN-600A DC-250 DC-2A3N DC-212 DC-218 DC-300N DC-330N ナカバヤシ ロータリーカッター A4 NRC-N2A4DNRC-N2A3D イージースライドカッター

今回のお題
最新の自炊用/事務用ペーパーカッターでおすすめの機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は自炊やオフィス事務用に使うペーパーカッターを比較します。

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 ペーパー・カッターは、ディスクカッター・ロータリーカッターという製品名で呼ばれる文具であり、業界最大手のカール事務器のほか、コクヨとナカバヤシからも販売されています。丸形カッターを前後に往復させて切る方式で、性能の良い機種では最大50枚程度の紙が切断可能です。 

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 ブレードタイプのカッター(裁断機は、より本格的なペーパーカッターで、60枚以上の紙の同時裁断が可能です。

 大量切断をお考えならば、このタイプが良いでしょう。ただ、こちらについては、このブログでは別記事です。恐れ入りますが、【裁断機の比較記事】をご覧ください。

ーー

 というわけで、以下では、各メーカーのペーパーカッターを個別に紹介し、最後にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。しかし、さしあたっては、「ペーパーカッターの選び方」の基本に関する話からはじめましょう!

ペーパーカッターの選び方の基本

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 ペーパーカッターは、刃の付いた円状のローラー・ディスクを前後に押しながら、台座とローラーの間に挟んだ紙を切っていくというものです。

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 簡単に言えば、「ピザカッター」のような構造であり、ローラーで切断するタイプの裁断機といえます。

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 細断枚数がさほど多くない場合は、カッターなどの「文具」だけで裁断できます。しかし、裁断する書類や本が厚かったり、量が多い場合、処理に相当時間がかかります。また、カッターでは裁断面がそろわないため、スキャナなどにかけるときに斜行してしまうことが多いです。これは、「文具」限界でしょう。

 そうした場合に活躍するものこそ、「文具」の域を超えた「事務機器」であるペーパーカッターです。 


 

 1・カール ディスクカッター DC-200N
  ¥1,600 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

  ペーパーカッターの価格は、格安のものなら1000円台からあります。

 しかし、この価格帯の製品だと裁断枚数が10枚ほどと少なく、使い勝手もやや悪いです。

 そのため、例えば、本の自炊などを考えている方は、40枚以上の切断に対応する製品を優先して選ぶとよいでしょう。

 事務用として備える場合も、少なくとも20枚は切れるモデルを選びたいところです。

1・少量切断用モデル
2・A4「大量切断」用モデル
3・B4
「大量切断」用モデル
4・A3
「大量切断」用モデル

 なお、今回の記事では、切断サイズ別に4つのカテゴリに分けて紹介します。

 このうち、40枚以上同時に切断できるモデルは、2-4番の「大量切断」用モデルとしてまとめています。

 そのため本の自炊目的で考えている方は、2番からお読みいただいても構わないと思います。

1・少量切断用ペーパーカッターの比較

 はじめに、あまり枚数が切断できないタイプのペーパーカッターを紹介しましょう。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。 



 1・カール ディスクカッター DC-200N【A4】
  ¥1,600 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W265×L388×H70mm

 2・カール ディスクカッター DC-2A3N【A3】
  ¥3,182 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A3長辺
 サイズ:W265×L540×H70mm

 DC-200NDC-2A3Nは、カール事務器が販売する比較的価格の安いペーパーカッターです。ホームセンターなどでも見かけるものですね。

 裁断サイズは、A4長辺・A3長辺のもので2種類あります。

 切断可能枚数は、1度に10枚(20ページ)までです。さほど枚数が切れませんので、職場や自炊などには向かないでしょう。

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 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-210 5枚 【A4】
   ¥670 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 ・カッターマットM-218 5枚 【A3】
   ¥830 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、丸刃とカッターマットです。丸刃は、非常に切れ味が鋭い日本製です。消耗品は安いため、維持コストの面でもメリット性があります。耐用枚数などの明記はありませんので、切れ味が悪くなったときに交換してください。

 カール事務器の場合、特別な刃が2種類あります。

 第1に、フッ素加工された特別版の丸刃(K-18)があります。価格は倍以上高いですが、のりやテープでべたつきにくい特性があります。自炊をする場合、本の接着剤が付着している場合も多いですし、別にこの交換刃を買うのも良いでしょう。

 第2に、ミシン目(K-29)です。こちらは、開封用のミシン目などを入れる際に便利な刃です。

 なお、丸刃はA3・A4を問わずに利用できますが、カッターマットは、サイズ別となる点、注意してください。

 以上、DC-200NDC-2A3Nの紹介でした。比較的価格が安いモデルで、導入しやすいのがメリットです。普段あまり使うわけではないならば、このレベルでも良いでしょう。ただし、会社などに備えるには、裁断枚数を含めて貧弱です。


 

 3・カール ディスクカッター DC-212 【A4】
  ¥4,362 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W264×L382×H68mm

 4・カール ディスクカッター DC-218 【A3】
  ¥4,645 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A3長辺
 サイズ:W264×L534×H68mm

  DC-212DC-218 は、カール事務器が販売する少し特殊なディスクカッターです。

 裁断サイズは、A4長辺・A3長辺のもので2種類あります。

 切断可能枚数は、1度に10枚(20ページ)までです。ここまでの点は、先ほどの機種と同じです。

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 クラフトブレイド用 B-01 【各種】
  ¥295 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、この機種の最も特徴的な部分で、特殊な波刃などが総計6種類用意されます。

 なお、標準添付されるのは直線刃だけですが、予備の刃は、裏面のケースに3つ収納できるため、収納性は良いです。

 以上、DC-212DC-218 の紹介でした。かなりの種類があるので、凝ったクラフトワーク用途に最適でしょう。一方特殊な製品となるので、一般向けにはおすすめできません。


 

 5・カール ディスクカッター DC-300N  【A4】
  ¥4,700 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:20枚/40ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W264×L382×H68mm

 6・カール ディスクカッター DC-330N  【A3】
  ¥7,850 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:20枚/40ページ程度
 最大切断幅:A3長辺
 サイズ:W284×L522×H81mm

 DC-300NDC-330Nは、カール事務器が販売する中型のディスクカッターです。

 裁断サイズは、この場合も、A4長辺・A3長辺のもので2種類あります。

 切断可能枚数は、1度に20枚(40ページ)までです。先ほどのモデルよりも裁断枚数は増えており、事務用としての使い勝手は向上しています。

 201801192223.jpg

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-210 5枚 【A4】
   ¥670 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 ・カッターマットM-230 5枚 【A3】
   ¥829 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、丸刃とカッターマットです。カッターマットを除けば、消耗品は、DC-200NDC-2A3Nの系列と同じものを用いています。

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 その他、この機種では、押さえ板が集光板になっており、切断位置の視認性が下位機種より向上しています。

 以上、DDC-300NDC-330Nの紹介でした。下位機種と同じ刃を使うため、切れ味については同水準です。ただ、裁断枚数が多く、ズレを防止する集光板などの工夫は一定の魅力があります。サイズも差して変わらないので、予算がある場合は、こちらを選ぶとよいでしょう。


  

 7・ナカバヤシ ロータリーカッター A4 NRC-N2A4D
  ¥2,136 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W264×D411×H77mm

 8・ナカバヤシ ロータリーカッター A3 NRC-N2A3D
  ¥3,927 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:10枚/20ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W348×D540×H77mm

  NRC-N2A4DNRC-N2A3D は、ナカバヤシロータリーカッターです。同社は、ペーパーカッターをこのように呼んでいます。なお、コクヨは、小型機から撤退したため、キングジムのライバルはナカバヤシのみの状況です。

 裁断サイズは、この場合も、A4長辺・A3長辺のもので2種類あります。

 切断可能枚数は、1度に10枚(20ページ)までです。したがって、キングジムの入門機の「ライバル」となります。事務用としては、裁断枚数が少なめでしょう。

 ・丸刃 2枚 NRC-H1
   ¥376 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 2枚 NRC-H2 ミシン目
   ¥370 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットNRC-M5A4D 【A4】
   ¥823 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
 ・カッターマットNRC-M5A3D 【A3】
   ¥2,090 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、こちらも丸刃とカッターマットです。丸刃については、価格はキングジムとそう変わりません。ただ、カッターマットはやや割高です。ナカバヤシの場合、事務用ルートの販売がメインのようで、ネットではあまり見かけないからでしょう。

 以上、NRC-N2A4DNRC-N2A3Dの紹介でした。やや「コモディティ化」が進んだ分野ということもあり、こちらのカッターについて、機能面で比較優位の部分はあまり見られません。本体価格を考えても積極的に選ぶ理由には乏しそうです。


  

 9・ナカバヤシ スライドカッターA4 NSC-NA4B
 9・ナカバヤシ スライドカッターA4 NSC-NA4P

  ¥800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:2枚/4ページ程度
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W400×D59×H20mm

  NSC-NA4BNSC-NA4P は、ナカバヤシが「イージースライドカッター」と呼ぶ製品です。

 裁断サイズは、この製品は、A4長辺のみです。

 切断可能枚数は、1度に2枚(4ページ)までです。

 消耗品は、ありません。基本的に「使い捨て」というモデルですね。

 以上、 NSC-NA4BNSC-NA4Pの紹介でした。スペック的にはあまり優れないモデルです。ただ、重さが116gと軽く、サイズも小さい点で、封筒などの切断作業のために引き出しに備えるには良いものでしょう。ニーズはありそうです。


  

 10・カール ディスクカッター DC-250【A2】
  ¥14,667 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:15枚/30ページ程度
 最大切断幅:A2長辺
 サイズ:W425×L905×H120mm

  DC-250は、カール事務器の大型のディスクカッターです。

 裁断サイズは、A2長辺となります。市販されている中では最も大きなモデルです。

 切断可能枚数は、1度に15枚(30ページ)までとなっています。

 ・カッターマットM-250 5枚 【A2】
   ¥1,106 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、カッターマットのサイズを除いて、下位機種と同じです。

 以上、 NSC-NA4BNSC-NA4Pの紹介でした。スペック的にはあまり優れないモデルです。ただ、重さが116gと軽く、サイズも小さい点で、封筒などの切断作業のために引き出しに備えるには良いものでしょう。ニーズはありそうです。

2・A4ディスクカッターの比較

 ここからは、40枚/80ページ以上の切断ができる機種を紹介します。

 こうした高性能機は、カール事務器コクヨからそれぞれ発売されています。

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 メーカーごと、形状とデザインは異なります

 しかし、ブレードの形状、押さえ部分のギミックを含めて、性能に共通する部分が多く、差がほとんどありません。 おそらくですが、両者の部品の入手先の共通化が図られているだと考えられます。


 

 11・カール ディスクカッター DC-210N
  ¥8,187 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W360×L490×H80mm

 DC-210Nは、ディスクカッターとしては最も売れているカール事務器の製品です。

 切断可能枚数は、1度に40枚(80ページ)までです。価格も1万円を切りますので、自炊用、一般事務用の手頃な製品として、最も売れています。

 サイズは、A4長辺の切断まで対応します。

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-210 5枚
   ¥670 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、こちらの場合も、丸刃とカッターマットです。丸刃は、非常に切れ味が鋭い日本製です。消耗品は安いため、維持コストの面でもメリット性があります。耐用枚数などの明記はありませんので、切れ味が悪くなったときに交換してください。

 カール事務器の場合、丸刃にはフッ素加工された特別版の丸刃(K-18)があります。価格は倍以上高いですが、のりやテープでべたつきにくい特性があります。自炊をする場合、本の接着剤が付着している場合も多いですし、別にこの交換刃を買うのも良いでしょう。

 DC-210-N_1.jpeg  

 その他の工夫としては、ハンドル部分に光を放つ特性を持つ集光性アクリル板を採用している点があげられます。裁断位置(カットライン)が光って、分かりやすいです。

 以上、DC-210Nの紹介でした。実用的な切断枚数を持ち、事務用・自炊用として標準的なモデルと言えるでしょう。消耗品も入手しやすいため、これを選んでおけば「とりあえず問題ないだろう」といえるオーソドックスな製品ですね。


 

 12・カール ペーパーカッタースリム DC-F5100
  ¥10,208 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:50枚/100ページ
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W364×L517×H82mm

 DC-F5100は、カール事務器の新型形状のディスクカッターです。

 サイズは、先ほどの機種と同じで、A4長辺の切断まで対応します。

 切断可能枚数は、先ほどの機種より強化されます。こちらは、100ページ/50枚まで切断できるように改善されています。ただし、これは本体設計の改良であり、利用する刃の種類は、先ほどの機種と同じです。

 消耗品は、利用する消耗品はDC-210Nと同じです。

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 その他の工夫としては、この機種は、収納時に折りたためる点が特筆されます。それほど頻繁に使わない方は、収納性の向上は嬉しいところでしょう。折りたたみ部分が段差になっているわけですが、裁断するときにその段差は、裁断品質にほとんど影響がないと言えます。

 以上、DC-F5100の紹介でした。折りたたんで収納できる点と、切断枚数が向上している点で、自宅の自炊には最も向いた機種の1つです。一方、会社用としても、普段置きっぱなしにせずに、引き出しなどに収納して置くならば、こちらが良いでしょう。


 

 13・コクヨ ペーパーカッター DN-T63
  ¥10,990 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W354×L501×H96mm

 DN-T63は、コクヨのペーパーカッターです。手前の形状が流線型である点など、コクヨらしいデザインです。ただ、実用面では、カール事務器のと仕様がほぼ同じです。

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 例えば、ハンドルを操作し、紙をロック固定して引くという方式も、カール事務器との製品と同じです。また、交換用の備品入れが付属する点も同じです。

 切断可能枚数は、コクヨの DC-210Nと同じで、1度に40枚(80ページ)まで切断できる仕様です。

 サイズも、A4長辺の切断まで対応と同じです。

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 消耗品は、交換用の丸羽とホルダーの形状もほぼ一緒です。ただし、丸刃については、コクヨの場合「チタン加工」と銘打っています。そのため耐久性が従来品よりも2倍、刃先の硬度が2.5倍、切れ味が1.1倍に上がっています。

  丸刃2枚 DN-T600A
   ¥638 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
  カッターマットDN-600E 5枚
   ¥713 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 ただし、消耗品自体の価格は多少上がっています。

 その他の工夫としては、コクヨには、カットラインが分かる集光性アクリル板が採用されていない点や、シールやテープに強い丸刃が用意されていない点が、カール事務器に及ばないと言える部分です。

 以上、DN-T63の紹介でした。カール事務器の製品に比べると、デザイン的に「事務機」の色合いが強いです。

 実際、多くの人が共用するならば、刃の堅牢性はメリットです。チタン刃の切れ味を重視したい場合は、この機種を選ぶのが良いでしょう。ただし、切断枚数を重要視したい場合は、カール事務器のDC-F5100が良さそうです。

3・B4ディスクカッターの比較

 さて、続いてB4までに対応するモデルを紹介します。


  

 14・カール B4 ディスクカッター DC-220N
  ¥11,691 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ
 最大切断幅:B4
 サイズ:W360×L555×H80mm

 DC-220Nは、カール事務器のディスクカッターです。

 サイズは、B4長辺の切断まで対応する製品です。

 その代わりに、本体サイズは長さが55cmと設置場所の確保が必要です。この点で言えば、家庭用というより「オフィス用の事務器具」といえます。なお、B4以上は、折りたたみモデルが発売されていないために、このタイプが唯一の選択肢です。

 切断可能枚数は、1度に40枚(80ページ)まで切断できる仕様です。大型化しても、切断枚数は変わりません。

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-220 5枚  
   ¥800 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、丸刃はA4モデルと同じであり、こちらも接着剤に強いフッ素加工の刃が利用可能です。一方、カッターマットは、B4サイズ用が必要です。

 以上、DC-220Nの紹介でした。会社の備品などで、多少大きめのサイズで探している方は、こちらが良いでしょう。

 ただ、「用紙を半分にする用途」ならば、A4長辺サイズの製品でも対応できる(A4長辺=A3短辺だから)ので、B2用紙など、A3サイズ以上の図面などを利用する方に特化した事務用機器とも言えそうです。


 

 15・コクヨ ペーパーカッターB4 DN-T62
  ¥12,499 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ
 最大切断幅:B4
 サイズ:W354×L568×H96mm

 DN-T62は、コクヨのB4対応機です。カール事務器のB4対応機との機能差については、A4の場合と同じです。つまり、こちらの場合も、切断面の視認性が良い集光性アクリル板が採用されていない点がマイナスポイントです。

 切断可能枚数は、1度に40枚(80ページ)まで切断できる仕様です。

  丸刃2枚 DN-T600A
   ¥692 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
  カッターマットDN-600D 5枚
   ¥805 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、一方、通常の丸刃にチタンが配合され、切れ味が高い点が、A4の場合と同じく、カール事務器に比べた場合のこの機種のメリット性と言えるでしょう。

 以上、コクヨのDN-T62の紹介でした。B4モデル同士で比べる場合、コクヨもカール事務器、も切断枚数が40枚/80ページ程度と同様であり、どちらを選ぶか難しいところです。あえて言えば、チタン加工され、耐久性の持続力が良いコクヨはオフィス向けと言えるかもしれません。

4・A3ディスクカッターの比較

 続いて、A3まで対応できるモデルについて紹介します。


 

 16・カール A3ディスクカッター DC-220N
  ¥12,308 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数 40枚/80ページ程度
 最大切断幅 A3
 サイズ W360×L610×H80mm

 DC-230Nは、カール事務器から発売されているA3サイズ対応モデルです。基本的にはB4サイズのDC-220Nを大きくして、A3用紙の長辺が切断できるようにしたものです。サイズから考えて完全にオフィス用でしょう。

 切断可能枚数は、こちらも、1度に40枚(80ページ)まで切断できる仕様です。 

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-230 5枚
   ¥829 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、丸刃はA4モデルと同じで、こちらもテープやのりに強いフッ素加工の刃も利用可能です。一方、カッターマットは、A3サイズ専用です。

 以上、DC-230Nの紹介でした。「上位機」とはなりますが、切断枚数はA4サイズの製品と変わらない製品です。A3の長辺を切断する可能性がある方は限られるでしょうが、A3用紙を四つ切りにしてA5の用紙を4つ作る場面は想定できますね。そのような場合、会社に常備するなどには向くと思います。


 

 17・コクヨ ペーパーカッターA3 DN-T61
  ¥12,980 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ程度
 最大切断幅:A3
 サイズ:W354×L568×H96mm

 DN-T61は、コクヨのA3サイズ対応機です。やはりこちらの場合も、同型のA4・B4モデルをサイズだけ大型化したモデルです。

 切断可能枚数は、やはりこちらも、1度に40枚(80ページ)まで切断できる仕様です。 

  丸刃2枚 DN-T600A
   ¥638 Amazon.co.jp (4/22執筆時)
  カッターマットDN-600C 5枚
   ¥895 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、下位機種と同じです。コクヨの場合、通常の丸刃にチタンが配合され、切れ味が高い点が、カールジムに比べた場合の優位性です。

 以上、DN-T61の紹介でした。使い勝手の部分ではカール事務器がやはり譲位だと思いますが、刃の剛性はこちらが高いため、オフィスで多人数で共用する場合はA3についてもコクヨはおすすめです。共用機は、適切な時期に刃を交換しない場合が圧倒的に多いですから。


 

 18・カール A3ディスクカッタースリム DC-F5300
  ¥13,636 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数 50枚/100ページ程度
 最大切断幅 A3
 サイズ W365×L640×H82mm

 DC-F5300は、カール事務器の折りたたみモデルです。A4サイズの同型を大型にしたA3対応モデルとなります。こちらの場合も、標準モデルとことなり、折りたたんで収納できる点と、点とがメリットです。普段は収納しておくという方にも向くでしょう。

 切断可能枚数は、50枚/100ページ程度まで切断できます。A3サイズの機種としては、もっとも枚数が切れる機種です。

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-230 5枚
   ¥829 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 消耗品は、折りたたみのできない、 DC-220Nと同じです。接着剤に強いフッ素加工刃も利用可能です。

 以上、DC-F5300の紹介でした。一般的な「自炊」用には大きすぎるので、雑誌等の取り込みを考えていないならばA4のペーパーカッターで良いでしょう。ただ、大判の雑誌の取り込み用としては家庭でもニーズがあるのかもしれません。

5・ディスクカッターのキレ味

 さて、以上の記事からは、コクヨとカール事務器のディスクカッター(ペーパーカッター)を紹介してきました。

 それらをふまえて、ここからは、これらの機種が基本性能としてどの程度の切れ味を発揮するかについて、Atlasの意見を書いておきます。

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 はじめに、40枚/80ページ切断できるディスクカッターについてです。

 実際は、90ページくらいの小冊子(例えば上記の本など)などなら、2・3回往復させれば切れます  カール事務器の上位モデル(コンパクトモデル)は、50枚/100ページまで対応します。多少の違いですが、自炊など一度に何冊も処理する場合は、結構な能率の差になるでしょう。

 なお、これ以上のサイズの冊子や本は、

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 オルファ リミテッドNL LTD-07
  ¥743 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)
 タジマ カッターガイド スリム300
  ¥841 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)
 プラス カッティングマット A3 48-583
  ¥867 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 このような大きいカッターで、一度40ページくらいごとに切断してから、ディスクカッターに挿入することになります。その点で言えば、大きめのカッターも備品として用意するべきでしょう。  

 今回は、日本でも有数のカッターメーカーのオルファ社からでている高性能カッターを紹介します。ラバーグリップ式で持ちやすく、1本1本をバフ研磨してあり、カッターの外観も質も最上です。作業効率が上がります。

 タジマは金属製の物差しで、カッターガイドと滑り止めが付き、カッティングの補助に最適です。カッターマットはA3サイズは最低必要でしょう。机などに傷が付かないためにも。カッターマットは頑丈なPLUS社のものをオススメします。 

今回の結論
自炊用のペーパーカッターのおすすめの機種は結論的にこれ!

 というわけで、今日は事務仕事や自炊に使うペーパーカッターを幾つか検討してきました。

 最後にいつものように、用途別・目的別に「Atlasのおすすめ機種!」を提案しておきます。


 第1に、自宅での自炊用として、現状で最もおすすめできるのは、

 

 12・カール ペーパーカッタースリム DC-F5100
  ¥10,208 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:50枚/100ページ
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W364×L517×H82mm

 201801192223.jpg

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-210 5枚
   ¥670 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 カール事務器のA4ディスクカッター・スリム DC-F5100です。

 以前は結構高価な機種でしたが、実売価格が下がってきました。単に設置スペースの点で優位というだけでなく、50枚以上を一気に切断できる点切断位置が分かりやすい点接着剤に強いフッ素加工刃が用意されている点、でA4モデルのなかでは最も使いやすいと思います。

 201307311754.jpg

 オルファ リミテッドNL LTD-07
  ¥743 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)
 タジマ カッターガイド スリム300
  ¥841 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)
 プラス カッティングマット A3 48-583
  ¥867 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 なお、自炊の場合は、本を「ばらす」のに必須な、大きめのカッターや定規を一緒に買うと良いでしょう。


 第2に、オフィスに備えるモデルとして、最もおすすめできるのは、

  

 9・カール A3ディスクカッタースリム DC-F5300
  ¥13,636 Amazon.co.jp (10/21執筆時)

 最大切断枚数 50枚/100ページ程度
 最大切断幅 A3
 サイズ W365×L640×H82mm

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-230 5枚
   ¥829 Amazon.co.jp
(4/22執筆時)

 収納性が良いDC-F5300でしょう。切断枚数も十分ですし、A3まで使えるため、オフィス用として便利に使えると思います。

 持ちはこびに便利な点もそれに向きます。とくに、シールやテープなどのついた状態での利用が想定できる場合は、フッ素コートの丸刃が有効ですので、同時に買われておくと良いでしょう。

 

 17・コクヨ ペーパーカッターA3 DN-T61
  ¥12,980 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ程度
 最大切断幅:A3
 サイズ:W354×L568×H96mm

 なお、収納性を考えないならば、コクヨのA3タイプも良い選択肢です。チタン刃という魅力もありますし。

 ただ、コクヨは、この商品を含めてすべてのモデルを「在庫限り」としています。そのため、ペーパーカッター市場から撤退の可能性があります。今後後継機が出ない場合は、保守部品の丸刃の入手が面倒になる可能性がある点、注意してください。


 第3に、比較的安価に入手できる家庭用ディスクカッターとしておすすめできるのは、

 

 11・カール ディスクカッター DC-210N
  ¥8,187 Amazon.co.jp (4/22執筆時)

 最大切断枚数:40枚/80ページ
 最大切断幅:A4長辺
 サイズ:W360×L490×H80mm

 DC-210Nは、ディスクカッターとしては最も売れているカール事務器の製品です。

 切断可能枚数は、1度に40枚(80ページ)までです。価格も1万円を切りますので、自炊用、一般事務用の手頃な製品として、最も売れています。

 サイズは、A4長辺の切断まで対応します。

 ・丸刃 2枚 K-28
   ¥414 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-18 フッ素コート
   ¥448 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)
 ・丸刃 1枚 K-29 ミシン目
   ¥394 Amazon.co.jp  (4/22執筆時)

 ・カッターマットM-210 5枚
   ¥670 Amazon.co.jp
  (4/22執筆時)

 40枚以上の切断に対応し、価格が1万円を切っているカール事務器のDC-210Nで良いでしょう。省スペース性さえ考慮しなかったら、スリムモデルとさほど性能差はありません。自炊用としても、家庭用としても便利に使えるでしょう。

ーーー

 というわけで、今日は、ペーパーカッター・ディスクカッターのおすすめ機種についての話でした。

1・ドキュメントスキャナの比較
2・ブックスキャナの比較

3・裁断機の比較

4・ディスクカッター比較

5・OCRソフトの比較

6・自炊に必要な機材【まとめ記事】

 なお、自炊をする方で、300ページ以上の本を中心とする取り込みを考えている方は、今回紹介したペーパーカッターではなく、裁断機を購入することをおすすめします。裁断機については、【オススメ裁断機の比較記事】で紹介していますので、よろしければご覧ください。

 また、自炊初心者の方で、全体のノウハウを知りたい方は、6番の記事がお役に立てるかもしれません。こちらもよろしくお願いします。

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posted by Atlas at 17:31 | 研究上の道具(資料の電子化)

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