Top スキャナー 比較2020'【自炊/仕事用】最新スキャナー26機のおすすめ・選び方:ドキュメントスキャナー (2)

2020年01月23日

比較2020'【自炊/仕事用】最新スキャナー26機のおすすめ・選び方:ドキュメントスキャナー (2)

 前編からの続きです。前編記事は→こちら


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 【2019年】

 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15

 【下位機種】

 19・EPSON スキャナー DS-870
  ¥100,798 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【上位機種】

 20・EPSON スキャナー DS-970
  ¥131,300 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【春のお得祭り2020キャンペーン価格】

 【下位機種】

 21・EPSON スキャナー DS-870R1
  ¥131,098 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【上位機種】

 22・EPSON スキャナー DS-970R1
  ¥110,283 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 DS-870DS-970は、エプソンが2019年に出した上位機です。

 「業務用の入門機」扱いですが、家庭用の「ちょっと速い機種」として、人気が出そうです。

 なお、エプソンは、発売と同時にMac用のドライバーを用意しており、「Macフレンドリー」な機種とも言えます。

 【下位機種】

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 13枚/分 26面/分 4位
グレー 300dpi 65枚/分 130面/分 3位
カラー 300dpi 65枚/分 130面/分 3位

 【上位機種】

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 19枚/分 38面/分 3位
グレー 300dpi 85枚/分 170面/分 1位
カラー 300dpi 85枚/分 170面/分 1位

 スキャン速度は、下位機種と上位機種の唯一の違いです。

 10万円を超える機種は、300dpiで取り込む場合は、色を問わず、速度的に「最強」で、さすがの「業務用グレード」です。

 ただし、クオリティを重視して600dpiで取り込む場合、白黒だと38面/分と「そこそこ」な水準に落ちます。

 とはいえ、「600dpi」の高解像度で取り込む場合、カラーでも、グレーでも38面/分なので、総合的にみて「キャノン機よりやや速い」と言って良いでしょう。

 原稿分離の性能重送検知機能は、もちろん搭載です。

 その上で、面白い独自機能が2つあります。

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 第1に、ホチキス止めの原稿を検知する「原稿保護機能」です。

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 第2に、ガラス面の汚れを検知する「ガラス汚れ検知」です。

 いずれも、作業効率を高めるためには、相当便利と思われる機能です。

 新しいセンシングと言うよりソフト的な検知でしょうが、高度な技術です。

 給紙可能枚数は、100枚(80g/m2紙)まで給紙可能です。

 かなり多めですから、利用は便利でしょう。

 原稿自動判別機能は、一方、引き続きエプソン系の欠点です。

 こちらも、カラー・モノクロのみの自動判別機能です。

 搭載されるセンサーは、CISセンサーです。

 201904281751.jpg

 画像処理技術は、エプソンの家庭用下位機種と同じ水準です。

 とはいえ、先述のように、「文字くっきり機能」など、使い勝手は、キャノンと共に業界トップ水準であり、問題を感じません。

 ドライバーは、この機種もTwainとiSISに対応になります。

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 ネットワーク機能は、この機種の弱い部分で、Wi-Fi機能が省略されています。

 液晶画面が付きますが、これは、設定用に利用するだけのものです。

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  EPSON DSBXNW1
  ¥26,910 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 正確には、エプソンの場合、別売のネットワークユニットで、社内LANにつなげることは可能です。

 なお、この機種も長尺原稿が取り扱えます

---

 以上、エプソンのDS-870DS-970の紹介でした。

 ある程度「速度のある上位機に買い替えたい!」と思っている、自炊上級者には、上位機種は良い選択肢でしょう。

 問題は価格ですが、予算程度の効果は期待できるので、買って損はないと思います。


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 Windows 7〜10対応 

 【上位機種】

 23・富士通 A4両面カラースキャナ fi-7180
  ¥133,919 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【下位機種】

 24・富士通 A4両面カラースキャナ fi-7160B
  ¥94,000 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 これらは、今回紹介する機種では最も高額な、富士通fi-7180です。

 ロングセラーな製品ですが、現状では10万円前後で、唯一カラー原稿の読み取りに強いCCDタイプのセンサーを搭載する機種です。

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 22枚/分 44面/分
2位
グレー 300dpi 80枚/分 160面/分
2位
カラー 300dpi 80枚/分 160面/分
2位

 スキャン速度は、上位機は、自炊に多用するだろうグレースケールや、カラーについては、160面/分とさすがの高スペックです。

 ただ、600dpiの白黒原稿は44面/分と低スペックです。

 カラーやグレースケールも、600dpiの高解像度の場合、この速度まで低下します。富士通の業務用は、スピード重視のため、高解像度の取り込みは「弱い」です。

 おそらく、CCD方式の限界もあるでしょう。

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 11枚/分 22面/分
6位
グレー 300dpi 60枚/分 120面/分
4位
カラー 300dpi 60枚/分 120面/分
4位

 下位機は、一方、白黒の高解像度読み取りがさらに遅く、実用速度に到達していると言いがたいのがネックです。

 原稿分離の性能や、重送検知機能は、超音波重送検知機能を含めて、下位機種と同様です。給紙可能枚数も、50枚(80g/m2紙)までと同じです。

 原稿自動判別機能は、白黒・カラーのみ判別です。

201805181235.jpg

 搭載されるセンサーは、この機種は、現行製品では珍しく、CISではなく、カラー原稿に強いCCDタイプのセンサーを使っています。

 据え置き型の(フラットベッド)スキャナの場合、CCDセンサーは、本などの凹凸のある厚物が得意です。

 そのため、CCDはCISよりも「高級機」という位置づけです。

 しかし、ドキュメントスキャナーの場合は、薄っぺらい原稿を差すだけなので、CCDのメリット性は少ないと言われています。そのため、富士通のScanSnapを含めて最新型のドキュメントスキャナは、全てCISを採用します。

 ただし、カラー原稿の場合はCCDが優位です。

 というのも、CISは読み取り時の反射光の影響を受けることがあるからです。

 昔のScanSnapはCCDタイプだったこともあり、カラーをきれいに取り込みたい古くからのユーザーは、その点でこの機種を選ぶこともあります。

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 画像処理技術は、下位機種同様の構成です。

 ドライバーは、こちらもTwainとISISに対応します。

 ネットワーク機能は、この機種には付属しません

---

 以上、富士通fi-7180の紹介でした。

 自炊用としては「カラーに強いCCD採用」という一点のみでオススメできる機種です。

 その他の部分は値段ほどの機能差がある機種ではないため、例えば、コミックの表紙や挿絵だけカラーの場合などは、あえて、この部分を重要視せずとも良いでしょう。

----

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 【2018年】 【下位機種の改良型】

 25・富士通 A4両面カラースキャナ fi-7300NX
  ¥122,463 楽天市場 (1/23執筆時)

 なお、2018年にfi-7300NXという製品が追加で登場しています。

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 11枚/分 22面/分
6位
グレー 300dpi 60枚/分 120面/分
4位
カラー 300dpi 60枚/分 120面/分
4位

 読み取り性能はfi-7160Bと同等なのでそれの改良機と言えます。

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 性能部分では、かなり大きめの4.7インチのタッチパネルを装備させ、さらに、有線・無線LANを備えることで、ネットワーク機能の部分を強化した点が見どころです。

 そのほかICカードによる、セキュアな認証に対応させた部分、用紙分離をしない手差しモードを備えた点が相違点でアス。

--

 結論的にいえば、本機は、法人向けの相当特殊な仕様の製品です。買われる場合は、しっかり(方針としての)PDFを通して導入するべきものです。


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 【2019年】

 Windows 7〜10対応 

 26・富士通 A4両面カラースキャナ fi-800R
  ¥82,063 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

  fi-800Rも、富士通のビジネス用スキャナーです。

 本機は、高額な製品ですが、結構面白い機能があります。

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 9枚/分
18枚/分
7位
グレー 300dpi 40枚/分 80面/分
7位
カラー 300dpi 40枚/分 80面/分
7位

 スキャン速度は、上表のように、5万円以上の上位機では「どの数値も振るわない」製品です。

 とくに、白黒600dpiについては、速度自体の公開がなく、この部分は全く重視した機種ではないです。

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 というのも、本機は、省スペース設計を最重要視しているからです。

 ホテルや開業医の受付など、設置スペースがほぼない場所で、ある程度高速に使いたい場合を想定した機種です。

 202001232010.jpg

 方式としては、キヤノンの下位機のように、Uターン構造にすることで設置スペースの節約を図っています。

 また、パスポートなどの読み取りに利用するために、1.3mm以下の原稿のUターンスキャンも対応です。これは、使い方によっては、事業者などは便利でしょう。

 202001232013.jpg

 原稿分離の性能の部分もユニークです。

 本機は、資料が傾いていた場合、(物理的に)1枚ずつ勝手に傾きを直す自動スキュー補正とが付属します。

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 さらに、原稿の厚みを判定して原稿に圧力をかけてしっかり分離させる「アクティブプレス構造」を取ります。

 しっかり原稿を揃えて入れればこと足りる自炊には「オーバースペック」気味ですが、 混在する書類を(適当に)スキャンしていくような仕事にはかなり便利でしょう。

 重送検知機能は、超音波重送検知機能を含めて付属します。

 給紙可能枚数は、ただしさほど重視されず、20枚(80g/m2紙)です。

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 原稿自動判別機能は、相当高度です。

 本機のドライバソフトであるPaperStream IPは、色ではなくレイアウトを判断して、自動で、あらかじめ指定した読み取り値を取らせることが可能です。

 また、顔認識機能を使った身分証表裏判別機能など、ニッチな機能も目白押しです。

  202001232034.jpg

 画像処理技術は、PaperStream IPというサポートソフトが利用できます。

 「自炊」ユーザーに興味深い技術としては、高度な白黒二値化に対応する部分です。地色や地紋の除去や、ゴミ取り、文字の太さなどを、OCRにかける前に、自動で最適化できます。

 相当状態の悪い原稿をテキストデータにする際には、高機能です。

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  これらの技術は「アドバンスドクリーンアップテクノロジー」と総称していますが、結構な技術革新だと思います。

 処理ソフトは、有償上位版の「 PaperStream Capture Pro ScanStation(WG)」もありますが、こちらだけでも欠航できることは多いです。

 搭載されるセンサーは、一般的なCISです。

 ドライバーは、こちらもTwainとISISに対応します。

 ネットワーク機能は、この機種には付属しません

---

 以上、富士通のfi-800Rの紹介でした。

 個人で手に入るレベルの製品では、久しぶりの「技術革新」を感じられる製品でした。

 ソフト面の進化と、搬送部分のハードと両面に進化があるため、業務などで、様々な原稿をスキャンする必要がある場合、選択肢になるでしょう。

 個人的には、かなり優れる本機斜行補正性能が、自炊向けといえるドキュメントスキャナにも応用されて欲しいように思いました。 

今回の結論
自炊に向いた性能の良いA4ドキュメントスキャナーはこれ!

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 というわけで、今回は、ドキュメントスキャナーの比較でした。

 最後に「結論」として、いずれの品を買うべきかについて、まとめたいと思います。


 第1に、高速かつ安定的に取り込みができる自炊用スキャナとして最もおすすめできる機種は、

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 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15

 【Wi-Fiなし】

 10・EPSON スキャナー DS-530
  ¥34,779 Amazon.co.jp10/20執筆時)

 【Wi-Fiあり】

 11・EPSON スキャナー DS-570
  ¥39,800 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【春のお得祭り2020キャンペーン価格】

 【Wi-Fiなし】

 10'・EPSON スキャナー DS-530R1
  ¥32,795 Amazon.co.jp10/20執筆時)

 【Wi-Fiあり】

 11'・EPSON スキャナー DS-570WR1
  ¥35,575 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

1・速度(仕事時) ★★★★☆
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★★
5・色の自動判別  ★★★☆☆
6・クラウド対応  ★★★★☆
7・総合評価    ★★★★★

取り込み解像度 片面 両面 順位(10機中)
白黒  600dpi 17枚/分 34面/分 7位
グレー 300dpi 35枚/分 70面/分 3位
カラー 300dpi 35枚/分 70面/分 2位

 現状では、EPSONDS-530か、そのWi-Fi対応機種のDS-570でしょう。

 速度的にはよりすぐれる機種もありますが、入門機として「妥当」と思われる金額の製品の中では、白黒・カラー・グレースケールの各読み込みとも、十分な速度で、総合力があります。

 とくに、600dpiレベルの高解像度の読み取りの場合、カラー・グレースケールでも速度が落ちないため、スピード面でも有利です。

  201608081357.jpg

 また、スキャンの安定面でも、新型ローラーの採用で、信頼性が高まっています。

 また、画像補正性能は、従来から定評があり、この部分でも信頼感があります。

 一方、白黒・カラー・グレースケールの原稿自動判別機能がない点は、自動処理したい方にはネックです。

 この場合は、この機種を避けた方が良いと思います。ScanSnapなどのほうが良いでしょう。

  201809131011.jpg

 2機種ありますが、DS-570のみにWi-Fiが搭載されています。スマホなどと連携したい場合に便利でしょう


 第2に、自炊で、黄ばみのある古い本や古いマンガなどの状態の悪い原稿も取り込もうと考えている方には、

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 Windows 7〜10 Mac 10.11〜10.14

 【上位機種】【2015年発売開始】

 8・Canon imageFORMULA DR-C240
  ¥42,383 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

1・速度(仕事時) ★★★★☆
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★☆☆☆☆
7・総合評価    ★★★★★

取り込み解像度 片面 両面 順位(10機中)
白黒  600dpi 16枚/分 32面/分 5位
グレー 300dpi 45枚/分 90面/分 2位
カラー 300dpi 20枚/分 40面/分 6位

 画像補正の充実したキヤノンのDR-C240が良いと思います。

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 黄ばんでいる漫画」「図書館の本や雑誌をコピー機でコピーした原稿」「裏移りのしそうな新聞などの薄い原稿が主の場合には、この機種の優れた画像補正機能(テキストエンハンスメント)が力を発揮します。

 また、カラー・モノクロ・グレースケールの自動判別機能を搭載し、かつ、一度に60枚の原稿をセットできる点で、大量の原稿の処理にはとくに向くでしょう。

 速度的には、自炊において最も使用頻度が多いだろうグレースケールが特に高速です。

---

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 【2019年】

 Windows 7〜10対応 

 26・富士通 A4両面カラースキャナ fi-800R
  ¥82,063 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

1・速度(仕事時) ★★★★☆
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★☆☆☆☆
7・総合評価    ★★★★★★


取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 9枚/分
18枚/分
7位
グレー 300dpi 40枚/分 80面/分
7位
カラー 300dpi 40枚/分 80面/分
7位

 一方、高額であり、搬送枚数も少なく、速度の部分でも、「自炊向き」とも言えない機種ですが、fi-800Rは、状態の悪い原稿に強いと言えそうです。

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 状態の悪い原稿のソフト的な補正はもちろん、ボロボロの原稿の「斜行問題」についても、自動スキュー補正アクティブプレス構造が付属しますので、期待値が高いです。

 問題は価格と速度評価がさほど高くない部分です。個人的には、じっくり試して見たい機種です。


 第3に、ネットワークでの共有・使用を考えている方ですが、

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 【2018年10月発売】

 Windows 7〜10 Mac 10.12〜10.15

 【1年保証モデル】

 1・富士通 ScanSnap iX1500
  ¥42,929 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 2・富士通 ScanSnap iX1500 BK
  ¥42,840 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

1・速度(仕事時) ★★★★★★
2・速度(自炊時) ★★★★☆
3・画質調整    ★★★★☆
4・重送のしにくさ ★★★★★
5・色の自動判別  ★★★★★
6・クラウド対応  ★★★★★★
7・総合評価    ★★★★★★

 小規模オフィスなどで、ネットワーク共有して使う場合は、この機種が最も良いと思います。

取り込み解像度 片面 両面 順位(10機中)
白黒  600dpi 30枚/分 60面/分 1位
グレー 300dpi 30枚/分 60面/分 5位
カラー 300dpi 30枚/分 60面/分 4位

 スキャン速度は、業務用で最も多用するだろう白黒の速度は最高速です。

201810151125.jpg

 その上で、仕事に便利なクラウドサービス対応が相当充実しています。

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 EvernoteやDropboxなどに対応するのはもちろん、会計・個人情報管理・名刺サービスなど充実したサービスと連携している点も魅力ですから。

 Wi-Fiを搭載する下位機種は多くありますが、業務用という観点から「できること」が最も多そうなのはこの機種だと思います。

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 添付されるソフトも、実売で1万円を超える水準のPDFソフトが付属するなど、魅力度は高いです。

 注意点は、ドライバーがTwainとiSISに非対応である点です。

---

7・Wi-Fi対応スキャナーの比較記事

 なお、オフィスなどで、ネットワーク共有して使う場合「おすすめ」のスキャナについては、別に上記のような記事もあります。よろしければ、そちらをご覧ください。


 第4に、自炊上級者の買い換えなど、クオリティにこだわりたい方にオススメと言える機種は、

 201904281711.jpg

 【2019年】

 Windows XP〜10 Mac 10.6〜10.15

 【下位機種】

 19・EPSON スキャナー DS-870
  ¥100,798 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【上位機種】

 20・EPSON スキャナー DS-970
  ¥131,300 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【春のお得祭り2020キャンペーン価格】

 【下位機種】

 21・EPSON スキャナー DS-870R1
  ¥131,098 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 【上位機種】

 22・EPSON スキャナー DS-970R1
  ¥110,283 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

1・速度(仕事時) ★★★★★★
2・速度(自炊時) ★★★★★★
3・画質調整    ★★★★★★
4・重送のしにくさ ★★★★★★
5・色の自動判別  ★★★☆☆
6・クラウド対応  ★★★★★
7・総合評価    ★★★★★★★

 現状では、エプソンのDS-970が、最も良い候補です。下位機種もありますが、価格を考慮しても、こちらでしょう。

【下位機種】

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 13枚/分 26面/分 4位
グレー 300dpi 65枚/分 130面/分 3位
カラー 300dpi 65枚/分 130面/分 3位

 【上位機種】

取り込み解像度 片面 両面 順位(6機中)
白黒  600dpi 19枚/分 38面/分 3位
グレー 300dpi 85枚/分 170面/分 1位
カラー 300dpi 85枚/分 170面/分 1位

 スキャン速度は、(価格を度外視すれば)上位機のDS-970が現状の中位機では「最速」です。

 白黒600dpiについては、より速い機種が他社にありますが、充分に実用水準です。

 そもそも、白黒300dpiならば、170面/分となるわけで、問題ないと思います。

 その上で、高解像度の600dpiで取り込む場合、カラーでも54面/分なので、総合的にみて「最速なA4ドキュメントスキャナ」は、現状ではこの機種です。

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 走行ユニットはもともと、エプソンは優秀で、重送は起こりにくいです。

 その上で、ホチキス止めの原稿を検知する「原稿保護機能」と「ガラス汚れ検知」は、確実に役に立つ便利機能ですから、総合力は高いです。

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  EPSON DSBXNW1
  ¥26,910 Amazon.co.jp (7/19執筆時)

 弱点は、ネットワークユニットがオプションである点と、カラー・モノクロのみの自動判別機能である点ですが、これらの点を除けば、完全無欠の高性能機だと思います。

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フラッドベッドスキャナの比較記事比較

 ただ、本体価格が高い点はやはりネックです。 

 一般的に、50000円を切るような他機種でも、カラー原稿は普通に読み取れます。

 また、コミックの表紙だけなどならば、その部分だけ、上で紹介しているフラッドベッドスキャナで行った方が効率が良いでしょう。

補足:スキャナのお手入れ用品について

 というわけで、今回はスキャナの選び方について書きました。最後におまけです。

 コミックや本の取り込みをする場合、本の糊がスキャナの読み取り面に「本の糊(のり)」などが付いてしまい、光線や線がPDFに入ってしまうことが多いです。

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 富士通 クリーナF1 FI-C100CF1
  ¥1,634 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 キムワイプ 6箱(200枚入) S-200
  ¥1,501 Amazon.co.jp (1/23執筆時)

 そこで、日々のメンテナンスのために、このの2つのアイテムをスキャナと同時に揃えることをおすすめします。

 F1クリーナーは、富士通のScanSnap用のガラス面やローラーなどの専用の液体クリーナーです。これは、他のスキャナでも使えますので、1本持っておくことをオススメします。

 こちらはスプレー式ですので、キムワイプなどを湿らせて読み取り面やローラーを拭き掃除します。かなり大きいので、1度買えば当分持ちます。

 なお、キムワイプは、本来実験器具の清掃に使うものですが、ローラーやスキャナの掃除にも適しています。ゴミが読み取り面に入るので、水道水で湿らせたティッシュペーパーなどでは掃除しないほうがよいです。

ーーー

 なお、このブログ「家電批評モノマニア」には自炊関連用品として次のような比較記事もあります。

  201810151541.jpg

1・フラットベッドスキャナの比較
2・ドキュメントスキャナの比較
3・ブックスキャナの比較
4・ディスクカッターの比較
5・裁断機の比較
6・自炊に必要な製品【まとめ】

 これらの記事も、よろしければご覧ください。例えば、6番の記事では、「自炊初心者向け」に必要な機材について、詳しく説明しています。

 また、最後になりましたが、今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマーク などで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 20:58 | スキャナー

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