比較2018' 自炊やオフィス用の裁断機18製品の性能とおすすめ (2): 【中級者・上級者編】A3対応の強力裁断機・ ダーレ Duprodex 200DXとプラス裁断機 PK-513Lとの比較

2018年06月16日

比較2018' 自炊やオフィス用の裁断機18製品の性能とおすすめ (2): 【中級者・上級者編】A3対応の強力裁断機・ ダーレ Duprodex 200DXとプラス裁断機 PK-513Lとの比較

【今回レビューする内容】2018年 中級者用の高性能裁断機・電動裁断機の比較:ダーレ Dale パーソナル断裁機 STACK CUTTER Durodex 200DX, 200DXW PK-513LN 180DX 内田洋行 180AT-P プラス裁断機 PK-513L マイツ 電動裁断機 A4長辺対応 CE-31DS CE-43DS 違いや比較ランキング

DXW PK-513LN 180DX 内田洋行 180AT-P マイツ 強力裁断機 MC-300 MC-400A/L  MC-380A/L PK-213 A4タテ 26-366

今回のお題
自炊を本格的に行う中級者以上におすすめな裁断機はどの機種?

 どもAtlasです。

 今回は、裁断機の比較の2回目記事です。

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 1回目記事こちら】では、プラスの裁断機PK-513LNや、同社の小型機種、また、プラタの改良型裁断機などを、主に初心者向けに紹介しました。

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 今回は、ドイツのダーレ・Duprodex 200DXDuprodex 180DXや、マイツ電動裁断機など、業務用にも利用できる本格的な裁断機を紹介していきます。

 おもに「自炊上級者向け」に書きました。

5・ダーレの裁断機の比較

   

 16・ダーレ 自炊裁断機 Durodex 200DX
  ¥38,257 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

  

 16・ダーレ 自炊裁断機 Durodex 200DXW
  ¥38,800 Amazon.co.jp (6/16執筆時)

切断可能枚数: 最大200枚(400頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W405×D402×H145mm
重さ:9.8kg

 消耗品の値段 (6/16執筆時

 Durodex 200DXは、ドイツの刃物メーカーのダーレが出している裁断機(スタックカッター)です。

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 今回の紹介記事では、主目的となる商品です。

 ダーレは、ドイツの刃物の町ゾーリンゲンの会社です。、1930年創業の老舗ブランドです。刃物では信頼のドイツブランド!とはいえ、この製品は日本製で、ダーレ社がOEMで作って貰っている製品のようです。

   

 ・PLUS かんたん替刃交換断裁機 PK-513LN 
 
¥27,515 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

切断可能枚数: 最大160枚(320頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W405×D402×H440mm
重さ:12kg

  消耗品の値段 (6/16執筆時) 

  受木 26-302 PK-513LNU ¥854
  替刃 26-301 PK-513LNH  ¥8,254

 前回紹介した初心者向けには最もおすすめといえるプラスのPK-513LNのスペックは、以上の通りです。 

 プラスPK-513LNDurodex 200DXとを比較する場合、Durodex 200DXは、切断可能枚数が最大200枚(400ページ)とわずかに多いです。

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 裁断できる枚数の差は、小さいようで大きな違いです。

 というのも、日本で販売されている本は、400ページ前後のサイズが結構多いからです。PK-513LNを使っていると、「あと少しでカッターで切らずに入るのに」と思ったことは、Atlasは何回もありました。

 その点で言えば、Durodex 200DXは、事務用に紙を切る道具ではなく、本を切るための自炊専用裁断機として便利です。裁断できるサイズも、A4長辺サイズ(302mm)と多少広いです。

  201602221718.jpg

 使用されている刃は、Durodex 200DXの機種の最大の特長です。  

 こちらは、「日本刀の切れ味」というキャッチフレーズです。しかし実のところは、OEM製品であり、昔はプラス社の裁断機でも使われていたものです。

 ただ、プラスの「現行製品」であるPK-513LNは、「簡単替え刃」に代わりました。  

 これに較べると、Durodex 200DXの切れ味はかなり鋭いです。切れ味が鈍りにくく、切断面の品質もDurodex 200DXのほうが高いです。

 刃の耐用枚数は、一度に100枚切断したとする場合、2000カット程度です。

 受木の耐用枚数は、300枚ごとに受木の面を替えた場合、寿命が1200カットです。

 これらの点では、プラスのPK-513LNと差はありません。  

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 刃の交換は、ややコツが要ります

 なぜんら、Durodex 200DX、「簡単替え刃交換タイプ」ではないため、取り外しに、ドライバーや特殊レンチが必要だからです。難易度はプラスのPK-513LNと比べると高いと言えます。

 しかし、この困難さは、実は回避可能です。

 201806161148.jpg

 というのも、Durodex 200DXの場合、同社が斡旋する「メンテナンスパック」が利用できるからです。

 これは、研ぎ直しをメーカーが有料でやってくれるサービスです。元箱に裁断機ごといれて業者に送ると、刃を研ぎ直してくれます。

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 価格は、上記の通り(こちら)です。依頼については、申込用紙(こちら)を記入の上、群馬県にある工場に宅急便で発送します。送る際の運賃は自己負担です。

 返送料は無料(込み)で、総計で7,980円で済みます。刃の交換についても15,120円でやってもらえます。

 研ぎ直しの期間は1週間かかります。ただ、研ぎに出せることを考えると、刃が使い捨てであるPK-513Lよりも維持コストが安いです。

 なお、この裁断機は、アマゾンなどの店舗で買えます。メーカーに直接問い合わせたところ、「どこで購入した場合でもメンテナンスパックのサービスは受けられる」そうです。

 ちなみに、その際に、以前販売されていたPLUSのPK-513Lの刃とは、使っているブレードの種類・材質・形状とも同じ(互換)という回答を貰いました。

 他にも、個人の自炊には嬉しい独自機能があります。

  201602221734.jpg

 第1に、横置き保管に対応していることです。

 受木を一旦外す必要こそがありますが、収納スペースが節約できる点は、スペースの節約ができるため個人ユーザーにはとても便利です。

 さらに、作業中机が傷つかないように、机と接する面に保護パッドを採用していたり、細かいところにも自炊ユーザーへの配慮があります。

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 第2に、カットラインを赤色LEDランプで表示する機能の搭載です。同等の機能はブラスにも付属しますが、こちらも便利な機能です。

 1点だけ気になるところは重さです。ダーレは、9.8キロと軽量化し、「女性でも楽に持てる」と売り出しています。これはその通りです。

 しかし、軽量化することによって切断時の安定性がそがれるのではないかという心配があります。特に表紙などの厚い本を押切りするときにより、多少「浮きやすい」のではないかという懸念があります。

 ただ、その他の機能が優秀なので、大きなマイナス材料ではないです。 


 

 15・パーソナル断裁機 Durodex 180DX
  ¥29,931 Amazon.co.jp (6/16執筆時)

  消耗品の値段 (6/16執筆時  

 ・スタックカッター替刃 ¥10,080
 ・スタックカッター刃受け¥802

切断可能枚数: 最大180枚(360頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W400×D340×H145mm
重さ:9kg

 なお、ダーレからは、Durodex 180DXという機種も発売されています。違いは切断枚数であり、こちらはDurodex 200DX よりも少ない180枚です。  

 それ以外は、 ハイス鋼を使ったブレードを利用できる点、安価な替刃が入手できる点、メンテナンスパックが利用できる点など、性能としては、Durodex 200DXとほぼ同様と考えられます。

 異なる点は、先ほど書いた切断枚数のほか、縦置きの時に受け木を保管するホルダーがつかない点と、机と接する面に保護パッドがない点のみです。

 Durodex 200DXに比べて本体価格は安いためあまり、厚い本を切断しない中級者にはおすすめできる機種でしょう。

6・マイツの裁断機の比較

 続いて、今回の記事の「もうひとつの目玉」としている、マイツの裁断機を紹介します。

 マイツの場合、「手動裁断機」のほか、「電動裁断機」もラインナップしています。


  201602221748.jpg

 16・マイツ 強力裁断機 MC-4300
   ¥22,800 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

切断可能枚数: 最大240枚(480頁)
切断可能サイス A3長辺サイズ
サイズ: W720×D57.4×H47mm
重さ:30.5kg

 消耗品の値段 (6/16執筆時

 ・替刃   ¥34,893
 ・刃受け ¥1,000

 MC-4300は、国内の裁断機専門メーカーのマイツ社の製品です。同社は国内に製造工場がありますが、こちらはドイツ製です。

 重さは、30.5kgと大型で重量があるモデルです。取り回しの点では「自炊では上級者向け」でしょう。

 裁断できる枚数は、20mm厚まで切れますので、最大240枚(480ページ)です。Durodex 200DXよりも強力と言えます。

 裁断できるサイズは、430mmですから、A3長辺も切断できるスペックです。

 使用されている刃は、こちらも、Durodex と同じく、通常ブレード採用のため、取り外せば複数回研磨に出すことが可能です。ただし、レンチなどの工具は必要で、どちらかと言えば、業務用の製品です。

 裁断機の刃の耐用枚数は、メーカー公式には示されませんが、構造上、一度に100枚切断したとして、2000-2500カット相当はあると思います。

 以上、マイツのMC-4300の紹介でした。どちらかと言えば、業務用とはいえ、A3長辺対応の機種としては、設置スペースがさほど必要ない機種です。(無理をすれば)個人宅で扱うことも可能でしょう。

 A3横サイズの大判書籍や図面などの裁断を考えている方は、このグレードの機種が必要ですね。


  

 17・マイツ 電動裁断機 A4長辺対応 CE-31DS
   ¥249,700 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

 消耗品の値段 (6/16執筆時

  ・替刃セット  ¥28,975

切断可能枚数: 最大230枚(460頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W471×D708×H341mm
重さ:42kg

 CE-31DSは、マイツ電動裁断機です。

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 こちらは、紙をセットした後は、ボタン操作で裁断ができる電動裁断機です。

 サイズは、大きそうなイメージですが、マイツの強力裁断機に比べても大きくかわらず、幅47cm×奥行き70.8cm×高さ34cmあまりの設置スペースです。

 
 マイツ 裁断機専用台 CT-01B
  ¥34,549 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

 オフィス用ですが、家庭でも(それなりに無理をすれば)置けるでしょう。 こちらの製品には専用台が販売されていますので、設置については、この台が置けるか?が1つの基準ですね。

 裁断できる枚数は、23mm厚まで切れますので、最大230枚(460ページ)です。

 裁断できるサイズは、A4までの対応です。なお、この厚みを切れる手動裁断機もありますが、電動は力が均等に入るため、綺麗に切断できます。

 使用されている刃は、こちらも、通常ブレード採用のため、取り外せば複数回研磨に出すことが可能です。

 裁断機の刃の耐用枚数は、メーカー公式には示されませんが、構造上2000カット相当はいけるでしょう。  

 以上、マイツのCE-31DS の紹介でした。

 このグレードまで行くと「商用」といえます。高性能スキャナとセットで揃える「強者」も中にはいるでしょう。いずれにしても、電動の場合この程度が「最低価格」となります。 

 以前、仕事で指定業者に見積もりをとったことがあります。その時はほぼ定価でした。ネットは値引率が高いですね。

ーーー

  

 18・マイツ 電動裁断機 A3対応 CE-43DS
   ¥335,500 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

 なお、同じタイプでA3に対応する機種はこちらです。

今回の結論
本格的な自炊に向く裁断機のオススメはこの機種!

 というわけで、今回は、自炊上級者向けの裁断機について検討しました。

 最後にオススメの機種をあげておきます。


 第1に、厚めの本をかなりの頻度で自炊をする方で、クオリティを重要視したいと考えている方は、

    

 16・ダーレ 自炊裁断機 Durodex 200DX
  ¥38,257 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

  

 16・ダーレ 自炊裁断機 Durodex 200DXW
  ¥38,800 Amazon.co.jp (6/16執筆時)

切断可能枚数: 最大200枚(400頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W405×D402×H145mm
重さ:9.8kg

  消耗品の値段 (6/16執筆時

 ・スタックカッター替刃  ¥10,080
 ・スタックカッター刃受け ¥799

 Durodex 200DXでしょう。

 自炊用としては絶妙な切断可能枚数で、また、大量切断後に、切れ味が悪くなった場合の対処法も手軽かつ、低コストですから。縦置きできて、設置スペースが不要な点も嬉しい部分です。

ーーー

   

 ・PLUS かんたん替刃交換断裁機 PK-513LN 
 
¥27,515 Amazon.co.jp (6/16執筆時) 

切断可能枚数: 最大160枚(320頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W405×D402×H440mm
重さ:12kg

  消耗品の値段 (6/16執筆時) 

  受木 26-302 PK-513LNU ¥854
  替刃 26-301 PK-513LNH  ¥8,254

 ただし、Durodex 200DXは、交換の手順が多少複雑であり、本体価格も(競合製品が少ないこともあり)割高です。前編で書いたように、カッターを併用すれば、PK-513LNでも十分便利に裁断できます。

 安全性の面なども考慮に入れれば、初めての自炊ならばこちらの方が良いと思います。


   第2に、さほど厚い本は切断しないが、クオリティを重視したい中級者におすすめな機種は、

 15・パーソナル断裁機 Durodex 180DX
  ¥29,931 Amazon.co.jp (6/16執筆時)

  消耗品の値段 (6/16執筆時  

 ・スタックカッター替刃 ¥10,080
 ・スタックカッター刃受け¥802

切断可能枚数: 最大180枚(360頁)
切断可能サイス A4長辺サイズ
サイズ: W400×D340×H145mm
重さ:9kg

 Durodex 180DXでしょう。

 切断枚数以外の性能は上位機種と同じで、本体価格も安いですから。  

  また、ある程度使ったら、メーカーに「研ぎ直し」に出すことを前提に使うとすれば、縦置きできる設置性を重視した初心者が選んでも、問題ないでしょう。

ーー  

 というわけで、今回は中級以上向けの自炊用裁断機の話でした。  最後におまけで、裁断機のレンタルの話です。

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 プラス 裁断機 裁断幅A4 PK-513L

 レンタル料金の目安(送料・返送無料)  
  2日: 4,940円
  10日:10,500円
 

 継続的に自炊はするつもりがない方や、一度「お試し」で裁断機を使ってみたい方は、裁断機をレンタルする手もあります。

 【裁断機のレンタルについてはこちら】に、別の紹介記事を書きましたので、よろしければご覧ください。    また、モノマニアには、自炊に関係する以下のような記事もあります。

1・ドキュメントスキャナーの比較記事
2・ブックスキャナーの比較記事

3・初級者用裁断機の性能比較記事

4・ディスクカッターの比較記事

5・日本語OCRソフトの比較記事

6・英語OCRソフトの比較記事

7・自炊に必要な機材の総まとめ記事 【結論】

 よろしければ、これらの記事もよろしくお願いいたします。  

 また、最後になりましたが、この記事がお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどのボタンから話題を共有して頂けると嬉しいです。

posted by Atlas at 12:14 | 研究上の道具(資料の電子化)

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