比較2019' A3対応スキャナー12機の性能とおすすめ:A3フラッドベッドスキャナ・A3ドキュメントスキャナー

2019年11月15日

比較2019' A3対応スキャナー12機の性能とおすすめ:A3フラッドベッドスキャナ・A3ドキュメントスキャナー

【今回レビューする製品】2019-2020年 A3対応スキャナーの性能とおすすめ・選び方:エプソン・キヤノン・PFU・コクヨ・サンワダイレクト業務用A3スキャナー:機種の違いと製品ランキング

【レビューする製品型番】fi-7460 fi-7480 DR-M1060DR-6030C EPSON DS-50000C DS-60000 DS-70000 DS-G20000 400-SCN025

今回のお題
A3対応のスキャナーのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年11月現在、最新のA3サイズ対応のスキャナーの比較をします。

 201810151908.jpg

 さほど数がなかったので、フラッドベッド・ドキュメント両タイプを同時に紹介することにしました

1・画質の良さ  ★★★★★
2・作業速度   ★★★★★
3・価格の安さ  ★★★★★
4・耐久性と保証 ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のブックスキャナーを比較していきます。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種!」を提案していきます。

 よろしくお願いします。

1・フラットベッドスキャナー
2・高級フィルムスキャナー
3・ドキュメントスキャナー
4・ハンディスキャナー
5・ブックスキャナー
6・A3対応スキャナー
7・Wi-Fi対応スキャナー

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のスキャナー関連記事の6回目記事として書きました。

1・A3フラッドベッドスキャナの比較

  はじめに紹介するのは、一般的なフラッドベッドタイプのA3スキャナーです。

 なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 

 1・サンワダイレクト 400-SCN025
   ¥49,980 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CIS
解像度:2400dpi
サイズ:約576x72x406 mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約9.8秒
 ・カラー:約9.8秒
読取速度(A3:1200dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約95秒
  ・カラー:約118秒

 はじめに紹介するのはサンワダイレクトから販売されているA3対応スキャナーです。

 現行製品で、唯一10万円を切っている製品です。

 対応するOSは、WindowsとMacです。

 ただし、Macについては10.12以降の稼働保証がないので、実質的にWindows機でしょう。

 読取解像度は、最大2400dpiとなります。

 あまり低くない上、A3フルカラーでの実際の取込解像度は1200dpi以下が上限です。 


 201603161833.jpg

 ただ、フタを外して本全体をスキャンできるのは、研究者や図書館関係の業務にはかなり便利そうです。

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201810151759.jpg

 以上、サンワダイレクトの400-SCN025の紹介でした。

 5万円以下で手に入るA3フラッドベッドスキャナとしては、現在唯一の製品です。

 国内メーカー製ではなく、外国企業のOEMではありますが、ニーズはあるでしょう。

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 201807181818.jpg

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 なお、A3スキャナー搭載の複合機というジャンルは「ニーズがある」ようで、国内大手も多くの機種を出します。

 この場合、4万円以下でも1200dpi程度のA3スキャナーを搭載する機種ならば購入できます。

 そのため、スペースの問題さえなければ、プリンター自体の買い換えも選択肢に入れてください。

 これについては、主に2番の記事で紹介していますが、1番から読んだ方が分かりやすいかと思います。


  

 2・EPSON DS-50000C
   ¥112,404 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:4800dpi
サイズ:約576x72x406 mm
OS:Windows Mac

 DS-50000C は、エプソンのA3対応スキャナです。

 スキャナとその光学部品が自社生産できるメーカー製としては、最も安いA3対応スキャナです。

 対応するOSは、Windowsは10まで、Macは10.14までがオンラインアップデートにより対応です。

 読取解像度は、4800dpiです。

 サンワサプライのほぼ倍です。なお、リアル表記の光学解像度は600dpiです。

 値段なりの十分のクオリティが得られそうです。

 ただし、前回紹介したフィルム用のA4タイプのスキャナー に比べた場合、読み取り品質はこちらが落ちます。 

 201603161839.jpg

 ただ、業務用の図面などのスキャニングには十分すぎるクオリティです。

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約1.7秒
 ・カラー:約1.7秒
読取速度(A3:600dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約3.5秒
  ・カラー:約6.9秒

 読取速度は、データの転送速度を考慮しない理論値で上表のデータとなります。

 値段なりのスペックで、この点に問題を感じる方は少ないでしょう。

201603161841.jpg

 ドライバーTWAINです。

 A4サイズのエプソンのスキャナと同じDocument Capture Proを用います。

 傾き補正や、写真のような見開き補正、文字クッキリ印刷機能など、補整面での能力は優秀で、作り込まれています。この点で、他社に後れを取っている部分はありません。

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 以上、DS-50000Cの紹介でした。

 業務用として耐えられる単独のA3スキャナーとなると、このグレードからです。

 それなりに重くサイズ感もあるため、家庭用としてはオススメできません。しかし、図面のスキャニングなど、事務所用としては優れる製品です。


 

 3・EPSON DS-G20000
   ¥289,900 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:6400dpi
サイズ:約640×468×156mm
OS:Windows Mac

  DS-G20000も、エプソンから発売されているスキャナです。

 ドライバーは下位機種と同じですが、後述するように高解像度対応機です。

 対応するOSは、WindowsとMacです。

 読取解像度は、こちらの場合、最大6400dpiです。

 特に注目するべきは、光学解像度が600dpiからリアル2400dpiにアップしています。

 専用機ではないですが、フィルムや写真などの高画質な取り込みに対応できるといえるグレードの機種です。

  

 透過原稿ユニット DSA3FLU1
  ¥44,800 Amazon.co.jp
(11/15執筆時)

 透過原稿用フィルムホルダ ESFLUHLD
  ¥6,941 Amazon.co.jp
(11/15執筆時)

 さらに結構な追加投資は必要ですが、透過原稿ユニットフォルダを買えば、フィルムスキャナとしても利用可能です。

 この場合も2400dpiで取り込めるので、需要はあるでしょう。
201603161850.jpg

 また、オートフォーカス機能が搭載されるので、マウンターに入ったフィルムでもぼやけずにスキャンできる機種です。

 そのほか、自動でほこりを除去する「ホコリ除去機能」、フィルムの「粒状低減」機能、古いフィルムに有効な「退色復元」機能など、A4のフィルム専用機にも搭載されない「写真向きの機能」が多く搭載されているのが目立ちます。

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約13.3秒
 ・カラー:約13.3秒
読取速度(A3:2400dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約210秒
  ・カラー:約634秒

 読取速度は、データの転送速度を考慮しない理論値で上表のデータとなります。

 高解像度対応になるため、速度自体は下位機よりも下回ります。

 とくに、2400dpi取り込み時は相当遅いですが、面積比を考えるとL判写真ならば、1/10程度の時間でできると思います。

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 以上、 DS-G20000の紹介でした。

 かなり「ニッチな」製品と言えるでしょう。ある程度の画質を要求される仕事で、A4では対応できない原稿を利用する方が利用するべき製品ですね。


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 4・サンワダイレクト 400-SCN038
  ¥169,800 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 なお、サンワダイレクトから発売される書籍専用のブックスキャナー にもA3対応モデルがあります。

 上図のように利用することで、書籍のような厚みのある本を綺麗に取り込めるタイプです

 ただ、どちらかと言えば図書館用品なので【ブックスキャナーの比較記事】で別に紹介しています。

2・ADF付きのA3スキャナの比較

201810151837.jpg

 つづいても、フラッドベッド型ですが、原稿の大量処理に向くADF(原稿自動送り装置)が付属するモデルを紹介します。

 かなり高額であり、どちらかといえば、会社で揃えるタイプです。


 
 5・EPSON DS-60000
   ¥260,000 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:4800dpi
サイズ:約640×522×289mm
OS:Windows Mac

 DS-60000C は、エプソンのA3対応スキャナの中位機です。

 201810151844.jpg

 本体サイズは、約640×522×289mmです。存在感はかなりあります。

 対応するOSは、WindowsとMacです。

 読取解像度は、最大4800dpiです。

 光学解像度も開示されており600dpiなので、画質の部分では下位機と同等です。

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約1.7秒
 ・カラー:約1.7秒
読取速度(A3:600dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約3.5秒
  ・カラー:約6.9秒

 読み込み速度は、ADFを利用しない場合のスペックは上表の通りです。

 エプソンのDS-50000Cと全く同じですから、同じ搬送ユニットを利用していると見なせます。

読取速度(A3:300dpi)
 ・モノクロ:約40枚/分
 ・カラー:約40枚/分

 また、ADFを利用して送る場合は、上表の通りです。

 速度的には、10万円以上のドキュメントスキャナと比較しても十分であり、作業速度は期待できます。

 もちろん、上下にスキャンユニットがある両面対応ADFです。

 

 給紙ローラーキット DSA3RKIT1
   ¥5,540 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 給紙構造は、ADFタイプの場合、しっかり見ておかないといけません。

 こちらは上図のようなフィードローラーとリタードローラーを2つ組み合わせる堅実な方式です。10万枚で交換が必要ですが、紙の重送が起こりにくいという点で高品質でしょう。

 illusafsltrasonic.gif

 また、重送が起こった場合でも、紙の重送を防ぐための超音波重送検知センサーが搭載されます。

 給紙量200枚できるため、作業従事者の効率も良い製品です。

 ドライバーは、TWAINです。

 A4サイズのエプソンのスキャナと同じDocument Capture Proを用います。他社と比べても高度なので、一般的には不満はないでしょう。

  

 ネットワークス インターフェイス DSPNNW1
   ¥24,057 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 なお、接続はUSB方式ですが、上記のキットを付属させると、ネットワークスキャナとしてLANとつなげることが可能です。

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 以上、DS-60000C の紹介でした。

 小規模オフィスで、耐用度の高いコピー機兼用のスキャナが欲しいが、できるだけ費用を抑えたい、という場合選択肢になるでしょう。

 スキャナ部分はメンテパーツが交換式で割安なので、レンタルに頼るよりも買った方が経費は安いでしょう。


 
 6・EPSON DS-70000
   ¥287,101 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:4800dpi
サイズ:約640×522×289mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約1.7秒
 ・カラー:約1.7秒
読取速度(A3:600dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約3.5秒
  ・カラー:約6.9秒

読取速度(A3:300dpi)
 ・モノクロ・グレー:約70枚/分
 ・カラー:約70枚/分

 DS-70000 は、エプソンのA3対応スキャナの上級機です。

 性能面は、下位機種とほとんど同じです。しかし、ADFを利用する際の読取速度が、カラー・白黒300dpiで70枚/分と速いです。

 例えば、企業の方で、資料室のファイルの電子化事業などを行う場合は、速度重視のこちらが良いでしょう。

 なお、ネットワークパーツを含め、オプションは下位機種と同じです。また、画質の部分も同じです。

3・A3ドキュメントスキャナーの比較

 201810151745.jpg

 【中古】

 コクヨ CaminacsW NS-CA2
   ¥56,800 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 続いて、A3対応のドキュメントスキャナです。

 廉価製品では、コクヨのキャミナックスWが有名でした。ただ、2017年で残念ながら「生産終了」です。A3タイプとしては、10万円を切る格安機種でしたので残念です。

 今回は、これを除く機種を紹介します。


  

 7・富士通 A3対応スキャナー fi-7460
   ¥247,712 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:600dpi
サイズ:約380x168x209 mm
OS:Windows

  fi-7460 は、ScanSnapを出している富士通(PFU)の業務用ラインのA3対応機です。

 価格は高いですが、A3に対応させる場合は、20万円強が「最低ライン」です。

 Atlasは、現在はキヤノンのA3機ユーザーですが、(これと同系統の配給紙システムを取る)富士通のA3機も、割と長い利用経験があります。

 対応するOSは、Windowsは10までです。Macは非対応です。

読取速度(A4:300dpi
 ・モノクロ・グレー:約60枚/分
 ・カラー:約60枚/分

 読み込み速度は、A3書類の取り込みに関する実用速度での開示はありません。

 ただし、A4縦の場合、グレースケール300dpiで60枚/分、カラー300dpiでも60枚/分です。

 A4の長辺(長さ)は、A3の長辺70%程度ですから、(単純に)42枚/分かその程度でしょう。十分な速度です。

 201603071747.jpg

 給紙構造も、万全です。

 フィードローラーとリタードローラーを使うシステムですので、重送が起こりにくい機種です。重送検知機能も搭載されます。

 また、左右のローラーが独立して駆動することで、斜行補整機能も付属します。この機能については、低価格機には搭載しないもので、この機種の魅力の1つです。

 201706231812.jpg

 さらにこの機種は、左右のガイドがそれぞれ稼働する構造を採用します。

 その上、音検知機能と原稿移動量監視機能で、紙詰まりの発生を検知する機能もあります。

 いずれの機能も、一般的には不要です。

 ただ、斜行補正機能を含めて、業務の上で、複数のサイズの用紙を混在させて取り込む場合は、これらの仕組みは作業の効率化とミス防止の点で有用でしょう。

 ドライバーは、「Twain対応」です。

 同社のScanSnap系とは異なるPaperStream IPという系列のドライバーです。

 OCRをかけようと思う場合に、自動的に最適化する処理や、カラー原稿の自動トーン調整などの機能を装備します。マニュアル設定もかなりの程度できるため、苦労して使いこなすのが好きな人に向くでしょう。

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 以上、PFU fi-5530C2の紹介でした。

 性能面ではこれと言った欠点はない機種です。Macで使えれば個人的には「完璧」ですが。

 個人買われる場合、このグレードの製品は、本体価格を元に修理代を換算するため、部品交換修理になると相当高い点は、注意しましょう。

 201805181517.jpg

 なお、高速なスキャナについては、(速度が速いほど)定期的な保守が重要です。

 しっかりやらないと、重送や光線問題が起こります。一般的な【スキャンスナップのメンテ法】については、別に記事を書いていますので、よろしければお目通し下さい。


  

 8・富士通 A3対応スキャナー fi-7480
   ¥441,773 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:600dpi
サイズ:約380x168x209 mm
OS:Windows

読取速度(A4:300dpi)
 ・モノクロ・グレー:約80枚/分
 ・カラー:約80枚/分

  PFU FI-7480 は、上述のfi-7460の上位機です。

 性能は下位機種に準じますが、搬送性能がアップしており、A4縦の場合、グレースケール300dpiで80枚/分、カラー300dpiでも80枚/分です。

 ただ、性能差は他にはなく、基本的には割高感が強い製品です。


  

 9・CANON imageFORMULA DR-M1060
   ¥234,677 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CIS
解像度:600dpi
サイズ:約424x120x245 mm
OS:Windows

 DR-M1060は、キヤノンのA3対応機としては、最も格安なモデルです。

 201810151912.jpg

 本体サイズは、約424x120x245 です。出っ張りのない構造なので、家庭の個人用としても設置できないサイズではないでしょう。

 対応するOSは、OSはWindows系のみで、Windowsは10まで対応しています。

読取速度(A4:300dpi)
 ・モノクロ・グレー:約30枚/分
 ・カラー:約30枚/分

 読み込み速度は、A3縦原稿での取り込み速度は非開示です。

 しかし、A4縦の場合、グレースケール600dpiで30枚/分、カラー300dpiで30枚/分です。

 A3の場合はこの数値の7割程度となると思います。いずれにしても、値段相応のスピードは期待できるでしょう。

 一方、カラー原稿を中心に取り込む場合は、富士通がセンサーにカラーに強いCCDを使っているのに対して、こちらは、CISセンサーです。カラー取り込み時のクオリティを重視するならば、富士通のほうが良いでしょう。

 201810151909.jpg

 給紙構造は、こちらも重送検知機能が付属します。

 また、フィードローラーとリタードローラーを使うシステムですので、重送は起こりにくいと思います。ただし、富士通に見られるような、サイズ混在の文書を取り込む際の工夫は見られません

 ドライバーは、Twain対応です。

 201810151911.jpg

 また、キヤノンの場合、A4の普及機と同じドライバーを使うため、斜行補正や、原稿のサイズやカラーの自動検知、古い本など状態の悪い文字に強いテキストエンハンストメント機能など、便利で高性能な機能が一通り使えます。

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 以上、DR-M1060の紹介でした。

 この機種と富士通fi-7460 とどちらを選ぶかの選択は非常に難しい部分です。ただ、発売の新しい富士通の方が、構造的に重送などが起こりにくく快適に使えるでしょう。

 とくに、カラー現行が多いならば、CCDセンサーを搭載する富士通の機種が良いと思います。


 

 10・CANON imageFORMULA DR-6030C
   ¥465,000 Amazon.co.jp
(11/15執筆時)

センサー方式:CIS
解像度:600dpi
サイズ:約398.4x191.4x312mm
OS:Windows

 DR-6030Cは、キヤノンのA3対応の上位機です。

 この機種は、現在的に、Atlasが自宅で長いこと自炊用に使っているモデルです。

 201810151915.jpg

 サイズは、約398.4x191.4x312mmです。プリンター程度の大きさで、家庭でも邪魔にならないサイズです。

 対応するOSは、Windows系のみです。Windowsは10まで対応しています。

読取速度(A4:300dpi)
 ・モノクロ・グレー:約80枚/分
 ・カラー:約80枚/分
読取速度(A4:600dpi)
 ・モノクロ・グレー:約45枚/分
 ・カラー:約23枚/分

 読み込み速度は、A3縦原稿での取り込み速度は非開示です。

 しかし、A4縦の場合、グレースケール600dpiで45枚/分、カラー300dpiで80枚/分と高速です。

 A3の場合は、7割程度の枚数となるでしょう。ただ、普段の読み取りで、遅いと感じたことはあまりありません。

 201810151918.jpg

 給紙構造は、こちらについても重送検知機能とリタードローラーなどを搭載し、重送が起こりにくい仕様です。加えて、排紙ブレーキが搭載され、排紙の乱れによる詰まりが少ない構造です。

---

 以上、DR-6030Cの紹介でした。

 ユーザとして言えば、性能面で問題に感じるケースは少ない機種です。長年使っていますが、堅牢性も維持しています。

 ただ、業務用の機種なので、メンテナンス料がかなり高いです。過去、光学部品の交換で12万ほどかかりました。そういった面では、個人向けの機種ではないですね。

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  201806271632.jpg

 11・ScanSnap SV600 FI-SV600A
   ¥49,200
Amazon.co.jp
(11/15執筆時)

 12・サンワダイレクト 400-CMS013
  ¥19,800
Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 なお、スタンドタイプのスキャナー も、A3原稿対応機があります。

 ただ、どちらかと言えば、スキャニング品質を問わない場合に使う製品ですので、分けて紹介しています。

 このタイプのスキャナをお探しならば、【こちら】をご覧ください。価格は5万円前後です。

今回の結論
A3対応のスキャナーのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今日は、最新のA3サイズのスキャナーの比較をしました。

 最後に、いつものように、Atlasのおすすめ機種!の提案をしておきたいと思います。


 第1に、主に、企業で業務用として利用する、A3スキャナを導入しようと思っている方には、

  

 2・EPSON DS-50000C
   ¥112,402 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 2・EPSON DS-50000C
   ¥119,610 楽天市場 (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:4800dpi
サイズ:約576x72x406 mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約1.7秒
 ・カラー:約1.7秒
読取速度(A3:600dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約3.5秒
  ・カラー:約6.9秒

1・画質の良さ  ★★★★★
2・作業速度   ★★★★☆
3・価格の安さ  ★★★☆☆
4・耐久性と保証 ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 DS-50000C7が最も良いと思います。

 業務用に定期的に使うならば、後々の保守まで考えると、こちらを選んでしまった方が良さそうです。

  201603161839.jpg

 ADFは付属しませんが、画質の部分は20万円以上の上位機と同等ですから、割安感があります。

 速度面・耐久性の面でも不満を感じる方は、あまりいない高性能機だと思います。

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 5・EPSON DS-60000
   ¥258,860 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:4800dpi
サイズ:約640×522×289mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約1.7秒
 ・カラー:約1.7秒
読取速度(A3:600dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約3.5秒
  ・カラー:約6.9秒

読取速度(A3:300dpi)
 ・モノクロ:約40枚/分
 ・カラー:約40枚/分

1・画質の良さ  ★★★★★
2・作業速度   ★★★★★
3・価格の安さ  ★★☆☆☆
4・耐久性と保証 ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 ただし、大量の書類や図面も取り込むという方は、利便性を考えてADFモデルを導入するのも手です。

 201810151844.jpg  

 こちらについては、より上位の機種もありますが、費用対効果を考えると、この機種がベターでしょう。


 第2に、カラー原稿をできるだけ品質良く取り込みたいと考えている方は、

  

 3・EPSON DS-G20000
   ¥255,174 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

 3・EPSON DS-G20000
   ¥277,997 楽天市場 (11/15執筆時)

 3・透過原稿ユニット DSA3FLU1
  ¥61,748 Amazon.co.jp
(11/15執筆時)

 3・透過原稿用フィルムホルダ ESFLUHLD
  ¥6,822 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:6400dpi
サイズ:約640×468×156mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約13.3秒
 ・カラー:約13.3秒
読取速度(A3:2400dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約210秒
  ・カラー:約634秒

1・画質の良さ  ★★★★★★
2・作業速度   ★★★★☆
3・価格の安さ  ★★★☆☆
4・耐久性と保証 ★★★★★★
5・総合評価   ★★★★★★

 DS-G20000でしょう。

 デザイン系の事務所などで、昔のカラーチラシなどを保存用のため取り込むなど、クオリティを確保したい場合は、この機種の取り込み解像度が有用です。

 相当程度高い製品を除けば、これ以上のクオリティを出せるスキャナはないといえます。


 第3に、比較的低予算で、A3対応のスキャナを選ぶ場合は、

  

 1・サンワダイレクト 400-SCN025
   ¥49,800 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CIS
解像度:2400dpi
サイズ:約576x72x406 mm
OS:Windows Mac

読取速度(A3:300dpi)
 ・グレー・モノクロ:約9.8秒
 ・カラー:約9.8秒
読取速度(A3:1200dpi)  
 ・グレー・モノクロ:約95秒
  ・カラー:約118秒

1・画質の良さ  ★★★★☆
2・作業速度   ★★★★☆
3・価格の安さ  ★★★★★
4・耐久性と保証 ★★★★☆
5・総合評価   ★★★★☆

 一方、予算的に5万円以内で考えている方は、400-SCN025で良いでしょう。格安ですが、Windows10にも、Mac対応しますので、利用上問題ありません。

 201810151759.jpg

 10万円を超える機種は、故障時のメンテナンス料がかなり高いたこともあります。

   201807181818.jpg

1・A4ビジネスインクジェット
2・A3ビジネスインクジェット
3・エコタンク搭載プリンタ

 また、代替案として提示した複合機も、場所をとるのは確かです。そのような意味では、サンワサプライのA3スキャナーは確実にニーズがありそうです。


 第5に、大量の紙書類のスキャニングに適した製品としておすすめできるのは、

  

 7・富士通 A3対応スキャナー fi-7460
   ¥247,712 Amazon.co.jp (11/15執筆時)

センサー方式:CCD
解像度:600dpi
サイズ:約380x168x209 mm
OS:Windows

読取速度(A4:300dpi)
 ・モノクロ・グレー:約60枚/分
 ・カラー:約60枚/分

1・画質の良さ  ★★★★☆
2・作業速度   ★★★★★★
3・価格の安さ  ★★★☆☆
4・耐久性と保証 ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 富士通の fi-7460が良いと思います。

  201706231812.jpg

 発売時期が比較的新しいことで、紙送りの部分で他機種より高度な工夫があります。

 クオリティ面でも、とりわけカラー取り込みに安定感があるCCDセンサーを搭載するため、期待できます。

 サイズも、常識的な範囲に収まっているので、家庭でも利用できるでしょう。A3に対応する必要のある、自炊の上級者は導入を考えても良いでしょう。

2・スキャナー関連記事の紹介

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1・低価格のA4スキャナー
2・写真向けA4スキャナー
3・自炊用A4ドキュメントスキャナー
4・書籍用ブックスキャナー
5・モバイル用のスキャナー

 以上、今回は、A3対応のスキャナーを紹介しました。

 今回紹介したA3対応機種は価格が高く、画質面も、格安なA4機に比べて「性能がより高い」とも言えません

 そのため、業務に利用する場合を除いて、Atlasは、「A4モデル」をおすすめします。しっかりした目的がないと、スペースの無駄になってしまうので。

 なお、A4モデルについては、上記リンク記事をご覧頂ければと思います。

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posted by Atlas at 13:58 | スキャナー

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