比較2017' 軽量で強力なアイロン最新17製品の性能とおすすめ(iron-1)【ティファール・パナソニック・東芝】コードレススチームアイロン・コード付きアイロンの口コミや値段の違いランキング

2017年06月27日

比較2017' 軽量で強力なアイロン最新17製品の性能とおすすめ(iron-1)【ティファール・パナソニック・東芝】コードレススチームアイロン・コード付きアイロンの口コミや値段の違いランキング

今回レビューする製品: 2017年 コードレススチームアイロンの価格・性能とおすすめ:軽いアイロンの選び方や口コミ情報など Panasonic カルル FV4670J3 FV4671J3 NI-WL703-P NI-WL703-N NI-WL603-R NI-WL603-P NI-WL503-W NI-WL503-V NI-WL403-P NI-WL403-H ティファール アルティメットスチームパワー FV9604J0 フリームーブパワー9980 FV9980J0 9985 (パラジウム)FV9985J0 プリマグライド2530 FV2530J0 FV2531J0 スーパーグライド 3810 FV3810J3 FV3910J0 ウルトラグライド ブルー4670 FV4670J0 4671 FV4671JO アクアスピード5336 FV5336J3 FV5330J3 東芝 ラクーLa・coo TA-FV430 TA-FVX630 TA-FLW700 TA-FLW800 TA-FLW900 違いとランキング

今回のお題
スチーム力が強く軽量なアイロン(コードレス・コード付)でおすすめな機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2017年最新モデル(2016年発売)のコードレススチームアイロンコード付きスチームアイロンを比較します。

 主に軽量性やスチームのパワーに注目しながらの比較になります。

 なお、本ブログ「モノマニア」では、アイロンについては以下のような記事があります。

1・高性能アイロン(T-Fal・パナソニック) →この記事!
2・高性能アイロン(東芝)
3・高性能アイロン全体のおすすめ【まとめ記事】
4
4000円以下の激安アイロン
5・衣類スチーマー(小型アイロン)

 なお、今回は、1番の記事です。

 5000円以上の予算からの高機能なアイロンのうち、T-Falパナソニックのアイロンを比較します。

 より低価格なアイロンを探している方は、もうしわけありませんが、入門用のアイロンを解説した4番の記事をご覧ください。また、スーツなどのスチームショットをメインに考えた小型機種については、5番の記事をご覧ください。

各社のアイロンの特長と選び方

 さて、現在日本の高級アイロン市場は、ティファール(T-Fal)パナソニック・東芝の3社が、市場シェアを分けています。

 各メーカーのアイロン製品は、かなり個性があります。そのため、アイロンのメーカー別のをはっきり理解してから、細かい機種を選択したほうが効率が良いといえます。

 それぞれのメーカーの個性は次の通りです。

ティファール

  ・アイロンの「かけ面」が広く、短時間でアイロンがかけられる
  ・スチームのパワーが強力
  ・アイロン本体が重く、重みを利用しながら滑らせてプレスする

パナソニックと東芝

  ・アイロンの「かけ面」が狭く、エリなど細かい部分がかけやすい
  ・スチームショットが、若干弱い
  ・アイロン本体が軽く、体重をアイロンにのせるようにプレスする

 このことから、次のようにおすすめを定義できます

  

 第1に、短時間で効率よくアイロン掛けを終わらせたい場合は、ティファールのアイロンが良いです。1回で大きな面積をかけてワイシャツなどのアイロン掛けを早く終わらせることができるからです。

 ティファールのアイロンは、スチームがとても強力です。そのため、ジーンズ生地などの厚物のアイロン掛けや、スーツなどへのスチームショットの性能を期待するならば、ティファール社のアイロンがおすすめです。

  

 第2に、重いアイロンが苦手で、軽くて小さく小回りがきくアイロンが欲しいならば、パナソニックか東芝のアイロンをおすすめします。ティファールのアイロンに比べると平均500グラムほど軽量だからです。

 男性はもちろん、女性でも一般的なアイロンを使う際、重いと感じている場合はパナソニックか東芝の方が満足度が高いです。

 とくに、特殊なアイロン掛け(丸掛けなど)が必要なデザインシャツや、シルクなどのデリケートなアイロン掛けには、小回りの効くパナソニックか東芝の方が使いやすいです。

 ただし、スチームのパワーは、ティファールに比べると4分の1ほどです。強力なスチームで一気に伸ばす用途には向きません。

 なお、パナソニックと東芝のアイロンの違いは、主にハンドルの形状です。東芝はレバー型(写真左)パナソニック(写真右)はアーチ型です。

 東芝は、アイロンベースに戻す際などの取り回しやすさを重視した構造です。

 パナソニックは、衣服を安定的にプレスできるよう、力が均一に衣服に伝わることを重視した構造です。

ーーー

 これらをふまえて今回の記事は、ティファール・パナソニック・東芝のアイロン全機種を比較します。いつものように、全機種の説明の後、Atlasのおすすめ機種を提案する形式で書いていきます。

T-Falのコード付きアイロン

 最初に「スチームが強く、アイロンの面積が広くかけやすい」ティファール社のアイロンを比較していこうと思います。 

 ティファール社は、低価格モデルはコード付きのアイロンを、高価格モデルは、コードレスアイロンを出しています。順番に紹介していきましょう。

 なお、以下では、オススメできるポイントについては赤字で、イマイチな部分については、青字で書いていきます。


 


 1・ティファール コンフォートグライド2690(ブルー) FV2690J0
   ¥5,600 Amazon.co.jp (6/27執筆時)
 1・ティファール コンフォートグライド2601 (ピンク)FV2691J0

   ¥5,680 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

かけ面 :特殊セラミック
コード :電源ケーブル
注水量 :270ミリリットル
ジェットスチーム:50g/分
かけ面サイズ:12.7×29.0
重さ :1.2kg

 ティファールコンフォートグライドは、同社のコード付きアイロンの入門機です。去年まで「プリマグライド」という機種がありましたが、その後継機になります。

 かけ面のサイズは、入門機ながら29×12.7センチと広く、T-fal社の製品らしい製品です。ワイシャツなどがスピーディーにかけられるでしょう。

 本体の重さも、1.2キロですので、「重め」と言われるT-Falのアイロンにしては軽量です。上位機種比べると、さほど重くありません。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、「すべりやすさ」のランキングで、同社2位特殊セラミックかけ面です。最上位機種はパラジウムコートがなされたオートクリーンかけ面ですが、こちらはそれに次ぐ第2位のグレードで、性能面(すべりやすさ)では、パナソニック2位のセラミックコートに匹敵すると言えます。

 なお、一般的に高級な素材を使っているほど、アイロンがすべりやすくかけやすいと言えます。上図では、順位が上なほど、高級なかけ面になります。

 201506270835.jpg

 スチームのパワーは、50g/分というスペックです。

 アイロンは、下部に孔が多く開いており、そこからスチームが噴出する仕組みです。T-Falはその強力さで有名で、下位グレードでも、パナソニックなどの最上位機種の4倍以上の強力さです。

 ただし、同社の上位機種は平均100g/分程度のスペックを持ちますので、強力なスチーム力でのショットに期待する人はこれより上位機種を選んだ方が良いでしょう。


 bjdf6gaf-27.png

 操作部は、ダイヤルとレバーを使う方式です。スチーム量はスイッチで調節します。ドライ・弱・中・高から選択できます。

 その他の点では、水漏れ防止機能などの装備が目立ちますね。

 以上、コンフォートグライドの紹介でした。5000円前後で買えるT-Falの入門機です。最下位機種ですが、スチームは他社の4倍近い量があり、その強力さを体験できるでしょう。重さも1.2kgと控えめなので、「T-Falは初めて」という人にも向きそうな機種だと思います。


  
 2・ティファール スーパーグライド 3910 FV3910J0
  ¥5,930 Amazon.co.jp (6/27執筆時)
かけ面 :特殊セラミック
コード :電源ケーブル
注水量 :270ミリリットル
ジェットスチーム:55g/分
かけ面サイズ:13.6×29.5
重さ :1.25kg

 2番目に紹介するのは、T-Falのスーパーグライドです。価格の差は、コンフォートグライドとほぼないですが、こちらの方が、多少ながら能力面で「上位機」と言えます。

 かけ面のサイズは、29.5×13.6センチと、コンフォートグライドよりも大きいです。その分、重さは、50gこちらが重いですが、かけやすさの点では、やはり上位です。

 スチームのパワーは、55g/分と、コンフォートグライドよりも5g増しています。ただし、下位機種と劇的な差はないでしょう。アイロンの孔の数も同じです。

 機能面の相違点では、以上です。かけ面の素材も同じグレードです。

 以上、T-Falのスーパーグライドの紹介でした。コンフォートグライドは、機能差はさほどありません。ただ、価格差もないので、2機種から選ぶならば、能力の多少高いこちらでしょうか。


 

 3・ティファール ウルトラグライド ブルー4670 FV4670J3
   ¥7,620 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 
 3・ティファール ウルトラグライド ピンク 4671 FV4671J3
   ¥6,895 Amazon.co.jp
(6/27執筆時)

かけ面 :特殊セラミック
コード :電源ケーブル
注水量 :300ミリリットル
ジェットスチーム:70g/分
かけ面サイズ:13.6×30.3
重さ :1.3kg

 ウルトラグライドは、T-Falのコード付きアイロンでは、中級グレードに属する機種です。

 かけ面のサイズは、13.6×30.3と、スーパーグライドよりもさらに少し広くなります。その分、重さは1.3kgと多少重いです。ただ、T-Falの場合は、「重みを活かしてかけるアイロン」なので、この点は「マイナスポイント」とは言えないでしょう。

 201506270853.jpg

 スチームのパワーは、70g/分と、20%ほど下位機種より強力です。

 かけ面を下位機種と比べると、やや形状が変わっており、孔の数も多くなっています。そのため、70グラム/分という、強力と言えるスチームが出せるわけです。水タンクも300mlと増量していますので、持続時間の問題もありません。

 通常のアイロン掛けでは、ここまで見てきたような下位機種のパワーでも十分です。ただ、スーツなどのシワを伸ばすためのスチームショット(ハンガーショット)は、これほどのパワーがないと、強力さは実感できないかもしれません。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、下位機種と同じく、同社2位の特殊セラミックかけ面です。素材的に滑りやすく、使いやすいです。

 201506270859.jpg

 操作部は、下位機種と同じくダイヤル式です。スチーム量はレバーにて調節し、ドライ・低・中・高から、マニュアル設定できます。

 以上、ウルトラグライドの紹介でした。7000円前後の中級機で、スチームのパワーが自慢のコード付きアイロンです。一方、こちらはよい機種なのですが、同じくらいの価格のアクアスピードから高級機種に搭載される性能が追加されていますから、そちらを選んだ方が、お得感は高いでしょう。


 

 4・ティファール アクアスピード5336 FV5336J3
  ¥8,131 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 
 4・ティファール アクアスピード5330 FV5330J3
  ¥8,207 Amazon.co.jp
(6/27執筆時)

かけ面 :特殊セラミック
コード :電源ケーブル
注水量 :280ミリリットル
ジェットスチーム:90g/分
かけ面サイズ:13.0×31.1
重さ :1.4kg

 アクアスピードは、T-Falのコード付きの「上位機種」です。この機種から、「ハイグレードタイプ」と言える機能が多く搭載されていきます。一方、「ハイグレード機」のなかでは、費用的に安く高性能が享受できるので、費用対効果では最もおすすめです。

 かけ面のサイズは、13.0×31.1と、面積的にはウルトラグライドと変わりません。ただ、アイロンのパワーは、この機種から1200Wから1400Wにパワーアップされ、基本性能も上がっています。

 201506270908.jpg

 スチームのパワーは、この機種の自慢で、90g/分と相当強力です。最下位機種と較べると倍近い力が出せます。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、下位機種と同じで、同社2位の特殊セラミックです。しかし、スチーム力が上がったために、形状が変わり、孔の数は目に見えて増えていますね。とくに、先端にも孔があり、先端からも強力スチームが出せる構造です。

 安全性能は、このグレードから充実します。センサーを搭載し、アイロンを動かさないでいると8分間で自動停止します。また横置き状態だと30秒で止まります。万一の事態を回避できる点で重要だと思います。

 以上、T-Falアクアスピードの紹介でした。強力なスチーム力を持つ点も魅力ですが、安全性能が高い点も大事なポイントでしょう。重さも1.4kgと増えていますので、重量を活かしたアイロン掛けができるでしょう。


 

 5・T-fal アルティメットスチームパワー FV9604J0
  ¥11,650 Amazon.co.jp
(6/27執筆時)

かけ面 :オートクリーンかけ面
コード :電源ケーブル
注水量 :350ミリリットル
ジェットスチーム:105g/分
かけ面サイズ:16.0×32.0
重さ :1.69kg

 アルティメット スチームパワーは、ティファールのコード付きの機種では最上位機種になります。最新の同社の技術が多く詰め込まれ、お買い得感はかなりあります。

 かけ面のサイズは、16.0×33.0と、さらに大型化し、重さも1.69kgとしっかりで、安定しています。T-Falの愛用者の場合、これほどの重さが丁度よいそうです。

 201506270912.jpg

 かけ面のグレードは、この機種から、パラジウムコーティング処理がなされた「オートクリーンかけ面」が採用されています。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 上表のように、オートクリーンかけ面は、ティファール社のランキング第1位の滑りやすさを誇るコーティングです。

 「オートクリーン(メンテ不要)」とは、かけ面に付着した繊維を、蒸気と二酸化炭素に分解して自動で取り除くという仕組みです。パラジウムは、自己体積の935倍の水素を含有できるため、熱を加えると酸化触媒反応が起こり、繊維を無機化合物に変化させます。そのため、チーム孔に繊維ゴミがたまらず、メンテ不要です。

 実際、アイロンからカルキの固まりがでるのは、不快ですし、良い機能だと思います。アイロンを多用する人には、オススメの技術です。

 201407011726.jpg

 スチームのパワーも、かなり強く、76個の吹き出し孔を持ち、最大105g/分と強力です。厚手の生地のシワでも強力に取り除けます。 

  bjdf6gaf-17.png

 本体の操作性も、良いです。アイロンの温度やスチームの調整はダイヤル(青丸部)で行います。そして、現在の選択状態がパネル部(オレンジ)に表示される仕組みです。

 bjdf6gaf-15.png

 オレンジ色の表示部も、図示が分かりやすいですね。

 安全性能は、付加性能としては、アクアスピード同様の安全装置が搭載されています。

 さらに、孔からの水漏れを防止する機能が搭載されています。安いアイロンだと、かけ面の温度が低いとき、スチーム化しない液体状態の水が孔からこぼれることがありますが、それを未然に防いでくれます。これは便利です。

 以上、アルティメットオートクリーンを紹介しました。基本性能から、デザイン、そして安全設計までフラッグシップ機に相応しい性能をもっており、予算があれば最もおすすめできる機種と言えます。ティファール社の最新技術を体感できます。

T-Falのコードレスアイロン

 さて、ここからは、T-Falの「コードレス」を紹介します。


 

 6・ティファール フリームーブパワー9980 FV9980J0
  ¥11,980 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

かけ面 :特殊セラミック
コード :コードレス
注水量 :250ミリリットル
ジェットスチーム:100g/分
かけ面サイズ:12.5×27.0
重さ :1.35kg

 フリームーブパワー9980は、同社における日本市場向けコードレスモデルになります。

 かけ面のサイズは、12.5×27.0と、コード付きの機種よりも狭いです。ただし、これには、実用上の理由があります。

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 欧米と異なり、日本では、立ったままかける大型のアイロン台ではなく、座ってかけるタイプの背の低いアイロン台が普及しています。背の低いアイロン台は台の大きさが省スペースであるため、大きいアイロンだと取り回しが面倒な場合がありました。

 こういった問題を解決するため、ティファールは、コードレス製品をだすにあたって、アイロンのかけ面を小型化しました。そのため、この機種は、5000円台のアイロンである「プリマグライド」よりも、かけ面積が小さな機種です。

 201506270942.jpg

 本体の重さは、その一方で、軽量化をしなかったため重さは1.35キロほどあります。そのため、体重を使わずとも、アイロンの自重でプレスできるというティファール社のアイロンの優れた特長は、そのまま残されています。

 たしかに、重さについては、コードレス本体で充電する際持ち上げることを考えれば、本体の重みは一長一短です。その点で、アイロンを持ち上げずに、一気にアイロン掛けする技術が無い方は、後ほど紹介する他社の本体が軽量なタイプのコードレスの方が良いかもしれません。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、その一方で、同社1位のパラジウムコートかけ面ではなく、2位の特殊セラミックかけ面が採用されます。これは、コードレスモデルを1万円前後で売るためには仕方なかった面だと思います。ただ、オートクリーン機能はないものの、すべりやすくかけ味は良いです。

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 スチームのパワーは、コードレスとしては信じられないくらいに強いです。 100g/分のパワーと、コード付きのアイロンと遜色のないハイパワーです。「コードレスはパワー不足」という固定観念を覆すために、同社はコードレスをハイパワーにしているのだと思います。パワーの点で物足りなく感じる部分はないでしょう。

 その他、かけ面が低温時の水漏れ防止機能も、アイロンのオートオフ機能など、実用面、安全面では、アルティメットオートクリーンと遜色ありません。

 以上、フリームーブ・パワー9980の紹でした。小型ですし、取り回しの面では日本の家庭に向いていると言えるモデルです。

 ただ、コードレスという特性上、かけ面の面積が同社のコード付き機種と比べて狭いことには注意が必要です。従来のティファール社アイロンとは、使い勝手が異なるため、慣れたの愛用者には満足がいかない製品かもしれません。

 ただし、コードレスアイロンを買うことを前提に、パナソニックなどの他社のモデルを比較した場合、ティファールのコードレスに数点のメリット性があることはたしかです。

 例えば、余熱時間が短くて済むこと、相対的にかけ面積が広いこと、ジェットスチームの力が5倍以上強いことなどです。実際、この機種、日本で発売早々に人気機種になりました。やはり日本人は、パワーよりも取り回しが効くコードレスモデルを欲しているのでしょうね。


 

 7・ティファール フリームーブパワー9985 FV9985J0
  ¥13,370 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

かけ面 :オートクリーンかけ面
コード :コードレス
注水量 :250ミリリットル
ジェットスチーム:110g/分
かけ面サイズ:12.5×27.0
重さ :1.35kg
 フリームーブ・パワー9985は、ティファールのコードレスアイロンの最上位モデルです。

 ただし、下位機種のフリームーブ・パワー9980との差は、2点のみです。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 第1に、かけ面のグレードです。こちらは、滑りやすさではランキング1位パラジウムコーティング処理がなされた「オートクリーンかけ面」が採用されています。

201506270912.jpg

 第2に、スチーム量が、同社最高となる110g/分にパワーアップしています。

 相違点は、この2点のみです。それなりに価格が高いですが、オートクリーンの採用で、チーム孔に溜まる繊維ゴミを焼き切る点は、使い勝手の部分でかなりの魅力です。

パナソニックのコードレスアイロン

 続いて、パナソニックコードレスアイロンを紹介していきます。

 同社の製品は、数機種ありますが、機種の紹介に入る前に共通の特長について書いておきます。

  201506271020.jpg

 第1に、その小型・軽量性です。

 ティファールは、コードレスモデルだと重さが1.35キロほどあります。、パナソニックの場合、本体の重さが約1キロです。その分、一度にかけられる面積は狭いものの、圧倒的な軽量性は、力のない女性に人気です。

 なお、本体が軽量なので、アイロンは、体重を上手に乗せながらかけていく方式です。

 bjdf6gaf-42.png

 第2に、どら焼き型のかけ面構造を持つことです。前方のみにかけるのではなく、前後左右に動かしながらかけられる点でメリット性があります。

 下手に動かしても、シワが付きにくいというメリット性があり、初心者向きでもありますね。

 bjdf6gaf-43.png  

 第3に、スチーム噴射の均一性です。パナソニックは、スチーム孔から噴出するスチームの噴霧範囲が広く、均一になっています。

 ティファール社のアイロンに比べると、パナソニックは最大13グラム/分と、最大のスチーム力は、1/5ほどと敵いません。しかし、孔の形状や配置を工夫することで、少ない蒸気を効率的に服に噴霧する構造になっています。

 201509250756.jpg

 第4に、その「スリムヘッド構造」です。アイロンの先端面を丸く加工することで、アイロンが生地に引っかかりにくくなっています。これは小さなことですが、ポケットやエリなどの段差がある服にアイロン掛けする際に格段に快適です。

 なお、どの機種もスーツなどへのスチームショットは可能です。ただし、スチームのパワーについて言えば、ティファール社の方が強力です。


 さて、全機種共通の特長を紹介しました。ここからは機種別に格安モデルからハイエンドモデルまで比較していきたいと思います。

 

 8・Panasonic スチームアイロン クリアグレー NI-WL403-H
   ¥6,358 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 
 8・Panasonic スチームアイロン ピンク NI-WL403-P

   ¥5,900 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

かけ面 :シルバーチタンコート
コード :コードレス
注水量 :120ミリリットル
ジェットスチーム:9.5g/分
かけ面サイズ:10×22.0
重さ :1kg

 最初に紹介するのは、パナソニックの「コードレススチームWヘッドアイロン」NI-WL403シリーズです。以前は、「カルル」という愛称がありましたが、最近は使っていないようです。

 かけ面のサイズは、22×10センチです。T-Falのコードレスタイプよりも一回り小ぶりで、細かい部分で、操作しやすいアイロンです。

 本体の重さも、1キロと軽量です。重いアイロンが苦手な人でも快適にかけられると思います。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、パナソニックでは、同社4位のグレードであるシルバーチタンコートです。ほぼ、同価格帯のティファールは特殊セラミックかけ面を使っているのに比べて、やや弱い感じです。この辺は性能は余り期待できないでしょう。

 スチームのパワーは、9.5g/分というスペックです。パナソニックの機種だけで較べても、この点ではかなり弱い機種です。ハンガーショットによりシワ伸ばしなどはあまり期待できません

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能と標準的です。ただ、、スチームについては、注意が必要です。というのも、この機種は、アイロンが高温・中温のみでスチームが利用でき、低温では使用できないからです。

 また、設定温度を効果的にキープするためのマイコン温度設定機能を持ちません。このあたりが弱点でしょう。

 充電は、台座において行います。一回のフル充電で180秒のアイロン掛けが可能です。この時間は、上位機種でも、この最安モデルでも変わりません。

 以上、パナソニックのNI-WL403の紹介でした。この機種はかけ面の「どら焼き型構造」などの基本的特徴を除けば、上位機種に較べて、能力が高いとは言えない機種です。あまり購買意欲はわきませんね。


 

 9・Panasonic コードレススチームアイロン ホワイト NI-WL503-W
  ¥8,488 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 
 9・Panasonic コードレススチームアイロン バイオレット NI-WL503-V

  ¥7,717 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

かけ面 :ハードチタンコート
コード :コードレス
注水量 :120ミリリットル
ジェットスチーム:13g/分
かけ面サイズ:10×22.0
重さ :1.1kg

 NI-WL503-Wは、パナソニックの中級グレードのコードレスアイロンです。

 かけ面のサイズは、22×10センチで下位機種と同じですが、機能強化で100gだけ重量を増しています。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、パナソニックではランキング第3位ハードチタンコートです。セラミックコートではないものの、下位機種に較べて、滑りやすさが向上しています。

 スチームのパワーも、13.5g/分と、下位機種よりも50%近く強力です。また、この機種から、アイロンの温度が低温でもスチームが利用可能です。

 機能面でも、この機種からは温度センサーが搭載され、設定温度に近くなるように細かくセンサーでマイコン制御する機能を持ちます。

  bjdf6gaf-54.png

 安全性能も、このグレードから、T-Falの上位機のように、消し忘れを防止するための「うっかりストッパー」が付きます。

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 操作部も、下位機種は操作部がアナログのスイッチ式でしたが、NI-WL503からは、ボタンスイッチになっています。実用は変わりませんが、デザイン性はこちらのほうが良いと思います。

 以上、パナソニックのNI-WL503-Wの紹介でした。下位機種に較べて、かけ面のグレードがあがり、すべりが向上している点が魅力です。スチームのパワーも、実用的といえるレベルに向上していますし、安全面も優れます。1万円以下の予算で、小型・軽量機種を選ぶならば、とてもよい選択肢の1つだと思います。


 

 10・Panasonic スチームアイロン ピンク NI-WL603-P
   ¥11,279 Amazon.co.jp (6/27執筆時)

 
 10・Panasonic スチームアイロン レッド NI-WL603-R  
   ¥11,190 Amazon.co.jp
(6/27執筆時)

かけ面 :セラミックコート
コード :コードレス
注水量 :150ミリリットル
ジェットスチーム:13g/分
かけ面サイズ:10×22.0
重さ :1.1kg

 NI-WL603は、パナソニックの「コードレススチームWヘッドアイロン」の上位機です。ただ、かけ面のサイズ重さは、下位機種と同様です。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、しかしながら、同社ランキング2位セラミックコートを採用します。メーカーが異なりますが、ティファールと同じ素材ですね。下位機種に搭載されるチタンコートよりも滑りはより良いでしょう。

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 スチームのパワーも、13.5g/分は、下位機種と同じです。ただ、タンクの容量が多少大きく、また、霧吹き代わりに使える、スプレー機能が付属します。

 機能面では、下位機種の持つ全ての機能に加えて、アイロンの孔のカルキでの目詰まりを防止する加工が施されています。ただし、ティファールの「オートクリーン」のようにかけ面全体に有効な機能ではなく、薬剤によるものです。ただ、カルキ対策に効果的でしょう。

 以上、カルルNI-WL603の紹介でした。注目するべきは、セラミックかけ面の採用と、カルキ対策でしょうね。とくにかけ面は、セラミックが採用されるモデルは、非セラミックモデルに比べて滑りやすさが実感できるます。小型で滑りやすいモデルを探している場合は、このグレード以上のものが良いでしょう。


 

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かけ面 :ミラーマジ軽
コード :コードレス
注水量 :150ミリリットル
ジェットスチーム:13g/分
かけ面サイズ:10×22.0
重さ :1.1kg

 11番目に紹介するのは、パナソニックの最上位機種のNI-WL703です。

 シルバーとピンクの二色展開です。下位機種とデザインは同じですが、使用されているプラスチックの材質などは異なり、このモデルはかなり高級感を感じるデザインです。

 一方、かけ面のサイズ重さスチームのパワーといった部分が、下位機種と同様です。

順位 T-fal Panasonic 東芝
1 オートクリーン ミラーマジ軽 ボロン
2 特殊セラミック セラミック ニッケル
3
ハードチタン

4
シルバーチタン
シルバーTダイヤモンド
5

シルバーセラミック
6
チタン
シルバーチタン
7 フッ素
フッ素
フッ素

 かけ面のグレードは、唯一の機能上の相違点で、同社のランキングで最高性能のかけ面であるミラーマジ軽ベースが採用されます。こちらはステンレス地にニッケルメッキしたかけ面で、通常のセラミックかけ面よりも滑りやすくなっています。汚れ耐性も強く、スプレー糊などの汚れも付きにくく、お手入れ面でもメリット性があります。

 その他、全温度スチームマイコン温度制御水漏れ防止うっかりストッパーなど、下位機種が持つ性能は全て持ちます。

2回目記事の予告!
スチームが強く軽量なアイロンのおすすめは結論的にどれ?

 

 というわけで、第1回目の今日の記事では、パナソニックティファールのスチームアイロンについて全機種を紹介しました。

 それぞれ、小型・軽量化を重視するパナソニックと、スチーム力を重視するティファールとに完全に傾向が分かれるといえます。

 次回の第2回目の記事こちら】では、東芝のアイロンを全機種紹介します。

 その上で、最後に、ティファール・東芝・パナソニックの前機種から、ここまで分析してきたデータに基づいて、価格や性能や使い勝手から、「最もおすすめと言える機種」を選定したいと思います。

 第2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 15:02 | Comment(0) | 生活家電

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