【今回レビューする内容】2023年 最新ネットワーク体重計・体組織計の性能とおすすめ・選び方:iOS ヘルスケアアプリ Google Fit 転送対応:Wi-Fi Bluetooth搭載 スマート体重計:スマホ体重計機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】 タニタ RD-930L RD-930LBK RD-931L- RD-931L-WH RD-931L-BK RD-930LWH RD-804L RD-803L RD-914L RD-916L RD-915L RD-917L BC-332L BC-333L Withings NOKIA Body Cardio WBS04 Body+ WBS05 オムロン HBF-255T HBF-256T HBF-228T HBF-227T HBF-230T-SW HN-300T2 HUAWEI Scale 3 Pro Bluetooth Edition DBY-B19 Fitbit Aria2 ガーミン Index S2 エレコム HCS-WFS01BK HCS-WFS01WH A&D UC-352BLE UC-352BLC-JC UC-421BLE Xiaomi Mi XMTZC05HM 山善 HCF-60 ANKER Eufy Smart Scale P2 Pro T9149N22 C1 T9146N23 issin SBM22U01LJ ほか
今回のお題
スマホに連動する体重計のおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今回は、2023年3月現在、最新のネットワーク体重計・体組織計の比較です。
主に「データ重視」で、科学的に管理をしたい方に向けて、記事を書きました。
今回は、iPhoneユーザー(iOS系)とAndroid系スマホユーザーの両方に対応するほか、パソコンで体重を管理したい方にも対応しています。
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1・ネットワーク体重計の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:タニタ〈日本〉
1-3:ノキア〈北欧〉
1-4:オムロン〈日本〉
2・ネットワーク体重計の比較 (2)
2-1:フィットビット〈米国〉
2-2:ガーミン〈米国〉
2-3:エレコム 〈日本〉
2-4:A&D〈日本〉
2-5:パナソニック〈日本〉
2-6:ファーウェイ& Xiaomi 〈中国〉
3・ネットワーク体重計の比較 (3)
3-1:ANKER〈米国〉
3-2:その他の企業
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
全3回の続き記事です。
1回目記事(今回)から、メーカーごと 順番に各社のスマホ対応の体重計を比較していきます。
体重計の正確性 ★★★★★
計測できる項目 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
アプリの利便性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、3回目記事となる「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
長い記事ですが、どうかよろしくお願いします。
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1・スマホと連動する体重計の比較
2・リストバンド型活動量計の比較
3・スマートウォッチの比較
4・ランニングウォッチの比較
5・Apple Watchの比較
6・スマホ対応血圧計の比較
7・スマホ対応基礎体温計の比較
なお、今回の記事は、このブログの健康家電比較シリーズの初回記事として書きました。
1-1・ネットワーク体重計の選び方の基本
「スマホと連動できる体重計」は、体重・体脂肪率などのデータをスマホで管理できる点で、人気です。
「普通の体重計」に較べて高額ですが、スマホアプリやその通知機能で「自分の健康状態」を把握できるメリット性は、計り知れません。
「20kg減量」したAtlasの経験から言えば、投資する価値は「十分にある」と言えます。
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ただし、「スマホと連動できる体重計」なら、どれも同じというわけではありません。
なんとなく選んでしまうと、後で後悔することなります。
1・計器としての正確性
2・測れる健康データの数
3・他社スマホアプリとの連携性
結論的にいえば、選ぶ場合に気をつけるべきは、以上の3点です。
重要な部分ですし、順番に解説しておきます。
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第1に、計器としての正確性です。
性能の高い製品は、高精度の計測システムを持っており、数値が通常より正確です。
この場合、50g単位が測れる計器が「優秀な機種を見分ける目安」となります。
一方、格安輸入品については、特別な注意が必要です。
なぜなら、経済産業省の「家庭用特定計量器の規制」で技術基準に適合した製品に与えられる「正マーク」を得ていないものがあるからです。
今回は、このような、計器の正確性も重視して比較していきます。
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第2に、測れる健康データ項目の数です。
最近は、「体重・体脂肪率」などオーソドックスなデータだけでなく、心拍数や筋肉量の表示に対応できる機種も登場しています。
言うまでもなく、科学的な健康管理には、計測可能なデータ数が多いに越したことはありません。
この部分も重要視するべきですから、今回注目していきます。
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第3に、スマホの健康アプリとの連携面です。
最近のスマホは、モーションセンサー(3Dセンサー)搭載で、走行歩数や階段段数などの運動データを自動で記録しています。
そのため、運動データと連動して体重を管理することで、より科学的な健康管理が可能です。
しかし、各社の体重計には、AppleやGoogleの「純正の健康管理アプリ」とも、データのやり取りができない製品もあります。
この場合、科学的な健康管理ができないほか、各社のアプリが廃止された場合、「それまで蓄積した健康データが全て無駄」になる可能性もあります。
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以上、「スマホと連動できる体重計」を選ぶ場合に、大事なポイントを3点紹介しました。
このうち3点目の部分、つまり、「純正の健康管理アプリ」との連携の部分は、最も重要です。
そのため、以下で、iOSとAndroid OSに分けて、この部分を、もう少し詳しく解説しておきます。
1・iOS系の場合
第1に、iPhone(iOS)の場合です。
現在のiPhoneは、MobileTrackという簡易的な活動量計(歩数計)が搭載されています。
そのため、皆さんの活動量(歩数・階段段数など)は、知らず知らず、スマホ内に自動で記録されています。
Apple Watch利用者ならば、心拍数も記録されているでしょう。
こうしたデータ は、iOSに最初から入っている「ヘルスケア」という純正アプリで確認できます。
「ヘルスケア」は、移動歩数・睡眠量・心拍数のほか、体重・体脂肪率などもデータが管理できます。
しかし、体重計はさすがにスマホに内蔵されていませんので、他社の「スマホと連動できる体重計」が必要です。
体重計さえがあれば、体重と活動量(歩行数)とを関連づけて管理できます。
ようするに、日々の運動量(歩行数)・消費カロリーと体重の増減を関連付けて把握できます。
もちろん、純正アプリのデータは、各社のアプリでも利用可能です。
また、Appleが潰れない限り、蓄積した健康データが利用できなくなることもありません。
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しかし、先述のように、一部の体重計は「ヘルスケアとデータのやり取りができない」ので、せっかくの機能を活かせません。
今回の記事では、対応の有無については、特に詳しく言及していくつもりです。
2・Android系の場合
第2に、Android(Google)の場合です。
Google Fit
¥0
Androidの場合、純正の健康管理アプリは、Google Fitという名前です。
Android系端末も、3Dセンサーを搭載している機種がほとんどで、歩数などを記録しています。
こちらも、知らず知らずに、歩数や歩行距離などのアクティビティの記録がなされています。
そのため、体重計とデータを付け合わせて、総合的な健康管理が可能です。
【ベータ版】
ヘルスコネクト(ベータ版)
¥0 Google Play
一方、各社独自の健康アプリとGoogle Fitアプリととは、データ連携できないモデルが近年まで多くありました。
しかし、2022年にGoogle純正の「ヘルスコネクト」アプリが登場し、改善していく見込みです。
FitBitも既に連携しましたし。Googleによる対応アプリの表明】は今後増えていきます。
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今回は、現状の対応状況を分かるようにしながら、比較します。
1−2・タニタの体重計の比較
はじめに、タニタの体重体組織計です。
同社は、日本の計器メーカーであり、「タニタ」食堂でも有名な、タニタの製品からです。
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以下では、いつものように、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。
【2020年発売】(4C計測)
【通常型番】
1・タニタ RD-914L-BK
1・タニタ RD-914L-BL
1・タニタ RD-914L-WH
¥20,997 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【特定量販店限定型番】(性能は同じ)
2・タニタ RD-916L-BK
2・タニタ RD-916L-BL
2・タニタ RD-916L-WH
¥19,827 楽天市場 (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:100g
通信方式:Bluetooth LE
パソコン利用:
子のせ計測:
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
RD-914Lは、タニタの「インナースキャンデュアル」シリーズのネットワーク体重計です。
こちらは、特定量販店限定型番がありますが、性能は同じです。
タニタ ヘルスプラネット
¥0 Apple App Store
タニタ ヘルスプラネット
¥0 Google Play
スマホアプリは、これらが、各OSの純正アプリとなります。
利用は簡単です。アプリをダウンロードしてから、連携ボタンを押すだけです。
視認性もよく、実用的です。
iOSのヘルスケアアプリとは、本機の場合、データの連係に対応します。
Google Fitとは、しかしながら、現状でデータリンクができません。
タニタ カロリズム AM-161
¥4,850 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
したがって、Android系については、他の健康データとのデータの共有は難しいです。
相互分析には、タニタの純正の活動量計などが必要になってきます。
スマホとの連携は、Bluetooth接続です。
この部分にも、注意が必要です。
なぜなら、Bluetooth接続の場合、測定時にスマホアプリを起動して測定するか、(10回まで記録されている)体重データを、後でリンクさせる必要があるからです。
この部分は、実用部分で、大きな欠点です。
体重に「向き合いたくない」人は、そのうち、測定結果を計測しなくなるでしょうし、10回以前のデータは上書きされていきますので。
パソコンとの連携は、この機種は、できません。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・筋肉量
5・筋質点数
6・推定骨量
7・内臓脂肪レベル
8・脈拍
測定できるデータは、多彩です。
液晶パネルでは、上表のように、多くのデータが計測可能です。
スマホアプリでは、これらに加えて、基礎代謝量、体内年齢、体水分率の計算もなされます。
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結論的にいえば、「体重を減らそう」と頑張る場合、欠かせないのはBMIと体脂肪率のデータです。
それに加えて様々な数値の測定が付加されるのが、タニタのよい部分です。
特に30代以上の方で、体重を健康的に管理するため基礎代謝量などをきちんと測定したい場合は、この機種は、良い選択肢と言えます。
そのほか、筋肉量だけではなく、筋肉質がわかる機能も注目点です。
タニタによれば、加齢と共に筋肉の質が変化し、脂肪や水分が増えていくそうです。そのため、30代以後も運動し続け、筋肉量が一定程度ある人でも「体の衰え」を感じます。
同社は、この点に注目し、筋肉の質(筋繊維が密か)を測ることができるようにしました。
また、図のように、年代別に、点数で比較できるようにしてくれます。ただ、点数は、公的なものではなく、タニタ独自の数値です。
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結論的にいえば、これは若いアスリート向けの機能ではありません。
しかし、30代以上で、ジョギングなどの運動中心で身体作りを考えている人は、この機種の導入を検討してもしても良いでしょう。
測定データの正確性は、他社に比べても高性能です。
なぜなら、研究分野でしか従来使われてこなかった2つの周波数(デュアル周波数)で体組織を測定するからです。
「正確に測る」という基本の部分では、最も優れた体重計だと言えます。
加えて、本機の旧モデルとなるRD-910と比較する場合、体組成を推定するアルゴリズムの変更がは言及に値します。
本機のような(高性能な)体重・体組織計は微弱な電流を体に通すことで、電気抵抗値から体脂肪率など様々な健康データを推計しています。
従来機の場合、「骨・筋肉(水分)・脂肪」という3C法に基づくアルゴリズムでした。新機種からは「脂肪・ミネラル・タンパク質・水分」という4C法を基にしたアルゴリズムに変更になりました。
この場合、体格差による誤差がより減少することになり、測定精度が向上します。
タニタは医療・研究用体重計も手がけるので、精度の部分で家庭用でも相当のこだわりを持っています。
家族共有の部分では、タニタは従来から「乗るピタ」という機能があります。
体重や体組織データから誰が体重計に乗っているのかを体重計が判断する機能です。そのため、体重計を家族と共用していても、自分のiPhoneには自分の体重その他のデータのみが転送されます。
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以上、タニタの最新機種のインナースキャン RD-914Lの紹介でした。
計器としての体重計の性能は、タニタは他社を含めても最も優秀です。
「デュアル周波数」を利用しつつ、10種類にも及ぶ健康データが取得できるからです。
そのため、アスリートなどで「科学的に身体を鍛えたい」方や、ダイエット目的でも「データ重視のほうがモチベーションがわく」方ならば、この機種は最適と言えます。
一方、スマホとの連携については、自動転送がされないBluetooth方式です。
そのため、いちいちスマホとのリンクが必要です。「起床」や風呂上がりにちょっと測る」という感じに使えない点は、ネックです。
おそらく、「意志の弱い」方は、面倒なので、スマホと連動させて測らなくなるでしょう。
【2020年発売】(4C計測)
【通常型番】
3・タニタ RD-915L-BK
3・タニタ RD-915L-GD
3・タニタ RD-915L-WH
¥27,900 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【特定量販店限定型番】(性能は同じ)
4・タニタ RD-917L-BK
4・タニタ RD-917L-GD
4・タニタ RD-917L-WH
¥25,355 楽天市場 (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:50g
通信方式:Bluetooth LE
パソコン利用:
子のせ計測:
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
RD-915Lは、タニタの体重計の中級機です。
本機も、新旧の違いは、上で説明したように、計測に使うアルゴリズムの違いです。
一方、1つ上で見たRD-914Lと比較した場合、次の2点で 本機が優れます。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・筋肉量
5・筋肉点数
6・推定骨量
7・内臓脂肪レベル
8・脈拍
9・基礎代謝量
10・体内年齢
11・体水分率
第1に、基礎代謝量、体内年齢、体水分率について、本体の液晶パネルでも確認できる点です。
下位機種は、このデータの確認は、アプリだけでした。
第2に、体重の最小軽量単位が、50g単位となる点です。
他社を含めて50g単位で計測できるのは珍しく、計器としての正確性が上昇しています。
ただし、これら2点以外の部分は、下位機種と同じです。
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以上、タニタのRD-915Lの紹介でした。
下位機種より計器としては優れる機種ですが、一般人が家庭で利用する場合は、下位機種でも支障はないでしょう。
ただ、食事のカロリー制限のため、基礎代謝量をきちんと毎回視認したい方は、多少の意味はあるかもしれません。
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【2020年】
5・タニタ 体組織計 RD-504
6・タニタ 体組織計 RD-505
¥16,800 楽天市場 (3/24執筆時)
なお、4C法を基にする下位機種として、以上の2シリーズもあります。
ただ、スマホ未対応の機種なので、その部分には注意してください。
【2022年発売】(4C計測)
【通常型番】
7・タニタ RD-931L-WH
7・タニタ RD-931L-BK
¥25,500 楽天市場 (3/24執筆時)
【特定量販店型番】(性能は同じ)
8・タニタ RD-930LWH
8・タニタ RD-930LBK
¥37,190 楽天市場 (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:50g
通信方式:Wi-Fi Bluetooth LE
パソコン利用:対応
子のせ計測:
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
RD-931L は、タニタの体重計の上位機です。
RD-930Lは、特定量販店限定の型番ですが、これと性能は同じです。
2022年登場で、タニタのデンキヤルートでの販売としては初めてとなる「Wi-Fi搭載」の上位機です(直販モデルはBC-508 が初)。
スマホとの連携は、下位機種同様に、Bluetoothでも可能です。
しかし、言及すべきはWi-Fi(無線LAN)対応の部分です。
この場合、タニタの用意するサーバーに直接データが転送されるため、いちいちスマホを持ち出して同期をせずとも、データの蓄積・確認が可能です。
先述の同社のアプリ(ヘルスプラネット)を開けば、(勝手に)最新のデータに更新されていることになります。
スマホとの連携設定も、このアプリを利用します。
単につなげるネットワーク名を選ぶだけなので、とても簡単と言えます。
先述のように、サーバーにデータが蓄積される仕組みですが、アプリログイン時に、パスワード管理があるので、セキュリティ面は(ほぼ)問題ありません。
Bluetoothの仕様は、先ほどの機種と同じです。
パソコンとの連携も、「可能」です。
タニタのヘルスプラネットサービス(こちら)を利用する形です。
先述のように、Wi-Fi搭載で、サーバーにデータを保存する形式なので、スマホに依存せずとも使えます。
電源は、タニタの他機はアルカリ電池です。
ただ、Wi-Fiは電気を食うので、本機については、内蔵バッテリー(リチウムイオン電池)への充電式となります。
一方、電源部分は本機の「課題」です。
1日4回の測定として約1ヶ月です。1日1-2回としても(放電を考えると)2ヶ月強でしょうし、他社のWi-Fi搭載機より短めです。
タニタの場合、測定できるデータ数が多い部分があるので、一概に言えませんが、バッテリー量(500mA)は機能に比して少し少なめとは言えるでしょう。
充電は、マイクロUSB端子から満量充電まで約5時間です。2.5W(5V 0.5A)での充電なので、結構時間がかかります。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・筋肉量
5・筋肉点数
6・推定骨量
7・内臓脂肪レベル
8・脈拍
9・基礎代謝量
10・体内年齢
11・体水分率
測定できるデータは、下位機種と同じで、11種類です。
正確性の部分でもしっかり、4C法を基にしたアルゴリズムを利用する最新方式です。
日時については、タニタの他機種や、他社機同様に時計機能を内蔵します。
ただ、他機と比べると、本機は、時計を利用し、測定を促すアラーム機能(音・光)を利用できます(1日4回まで)。
アラームは、脱衣所などに体重計があると、意味がない機能です。
その点で言えば、本機の居場所はリビングです。
オシャレなバックライトの採用など、リビングで違和感ないデザインにしています。
下位機同様、データから最大4人を自動判別できる上で、あらかじめ着衣量の設定もできるので、「普段着のまま」リビングで測定できます。
ただ、アラームより「アプリからのスマホへの通知」のような方法が、スマートかなとは思います。
ちなみに、タニタは1日3時間帯の測定を推奨しています。
リビングに置いて、そうした使い方をしたいデータロガーな方には、とくに良い機種でしょう。
あとの部分は、下位機種と同じです。
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以上、タニタのRD-930Lの紹介でした。
データ数とその正確性が担保される計器メーカーの、Wi-Fi対応機ということで、Atlasの「購買欲」をかき立てる製品です。
計器メーカーは、オムロンがWi-Fi搭載機を止めてしまっただけに、貴重な製品です。
自分でも「欲しい」ので、やや厳しめに見ました。しかし、バッテリーの保ちの部分に改善の余地があるとは言え、他社機と比べても、優秀な製品だと感じました。
あとは、少し高めなので、予算との相談です。
【2021年発売】
9・タニタ 体重計 RD-804L-BK
¥37,999 楽天市場 (3/24執筆時)
【2016年発売】
10・タニタ 体重計 RD-803L-BK
¥39,800 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:50g
通信方式:Bluetooth
パソコン利用:
子のせ計測:
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
RD-800-BK は、タニタの最高級モデルです。
本機については、Wi-Fiは未搭載(Bluetooth式)になりますが、他社を含めて、「計器」としての完成度は最も高い製品です。
他機との相違点は、2点です。
第1に、部位別筋質測定機能です。
これにより、体脂肪率、筋肉量、筋肉質を、左右の腕・左右の脚・体幹部という5カ所の部位別で測れます。
それ以外の部分は、先ほどの機種と同じです。
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以上、タニタのRD-800の紹介でした。
完全にアスリートが肉体改造の結果を知るために利用する特殊なモデルと言えます。
価格が高いので、筋肉質などを正確に測りたいアスリートの方以外は、このグレードは不要です。
また、ハンドセンサー付きのアスリート向けについては、ファーウェイがWi-Fi搭載機(HUAWEI Scale 3 Pro)を出してきたので、それとの比較も必要でしょう。後ほど書くつもりです。
【2021年発売】
11・タニタ BC-332L WH
11・タニタ BC-332L PK
¥6,699 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【特定量販店用型番】(性能は同じ)
12・タニタ BC-333L-WH
¥9,910 楽天市場 (3/24執筆時)
共有可能人数:最大5人まで
最小計測単位:50g
通信方式:Bluetooth
パソコン利用:
子のせ計測:対応
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
BC-332Lも、タニタの体重計の上位機です。
同社のネットワーク体重計は、アスリート向けというか「ゴツい」デザインが多いです。
しかし、本機はスッキリしたデザインで、どちらかというと同社の「タニタ食堂」にシンパシーを感じる層をターゲットにして良そうです。
スマホアプリは、上位機と同じ「ヘルスプラネット」を利用します。
したがって、iOSのヘルスケアアプリとは対応しますが、Google Fitは、未対応です。
スマホとの連携は、本機も、Bluetooth接続です。
そのため、データ転送はスマホアプリを起動しないとできない仕様です。
他社のWi-Fiモデルは、メーカーのサーバーにデータを保存するので、転送作業は不要です。それと比べ得る場合、、この部分は引き続き同社の製品の残念な部分です。
パソコンとの連携は、できません。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・筋肉量
5・推定骨量
6・内臓脂肪レベル
測定できるデータは、以上の6種類です。
(ゴツい)上位機と比べると、「筋肉点数・脈拍」の計測に未対応です。
ただ、BMIなど基本的なもののほか、「痩せやすい体」かになっているか把握できる、筋肉量や骨量は計測できますし、ファミリー向けとして問題ないです。
測定データの正確性は、一方、上位機よりはっきりと劣ります。
本製品は、デュアル周波数や4C計測など、タニタの計器としての優秀性を担保する2つの技術が不採用だからです。
とはいえ、他社と比べると、50g単位の計測に対応する点など、水準として優秀とは言えます。
体重計の家族共有は、本機は5人まで対応です。
「乗るピタ」対応で、誰が乗っているか認識できます。また、「あさぼり番号表示」でしばらく計測がない家族を「密告」する機能は、独自で面白いです。---
以上、タニタのBC-332Lの紹介でした。
計器としての正確性は、アスリート向けの上位機に及びません。ただ、家族用と考えれば、計測できる諸データを含めて水準としては十分でしょう。
一方、やはり、Bluetooth転送なので、いちいちスマホアプリを起動しないとならない部分は手間で、(面倒で)使わなくなる危険性はあります。
【2019年発売】【ネット限定】
13・タニタ 体重 体組織計 BC-768 BK
13・タニタ 体重 体組織計 BC-768 WH
¥8,018 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大5人まで
最小計測単位:100g
通信方式:Bluetooth LE
パソコン利用:対応
子のせ計測:
心拍数計測:
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:
BC-768は、タニタが2019年に売り出した、スマホ対応の下位モデルです。
計器としての正確性は、注意が必要です。
なぜなら、同社の計器としての性能を担保するデュアル周波数に非対応な上、計測単位も100gと制度の部分で粗いからです。
そのため、同社の「インナースキャン」というシリーズ名を名乗れない機種です。
スマホ対応では、Bluetoothを装備し、上位機種と同等の性能を確保します。
なお、本機はWi-Fiは未装備です。
ただ、直販モデルのうち、血圧・歩数計とセット販売の場合のみ、Wi-Fi搭載(PCリンク可能)です。
計測できる項目も、筋肉点数に対応しない程度で、同シリーズの入門機とほとんど同じです。
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以上、タニタのRD-768の紹介でした。
1万円以下のラインナップがタニタには欠如していたので、ラインナップを穴埋める存在として重要だと思います。
ただ、タニタの売りといえる「計器の正確性」の部分で劣るため、魅力に欠ける機種です。
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・タニタ 体組織計 BC-765
¥5,060〜 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
なお、タニタは、上で見た、BC-768と同一型のBC-314や BC-316を含めて、1万円以下のグレードの体重計が無数にあります。
しかし、いずれも、デュアル周波数にもスマホにも非対応です。その点で、同社から選ぶならば、やはり、多少性能の良い高級機が良いでしょう。1-2・ノキアの体重計の比較
続いて、北欧の総合通信企業であるNOKIAが販売する体重計の紹介です。
なお、これらの体重計は2017年にノキアが買収したフランスのWithings社が発売していたものの後継モデルとなります。
【2018年発売】
14・Withings NOKIA Body Cardio WBS04
14・Withings NOKIA Body Cardio WBS04
¥20,209 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大8人まで
最小計測単位:100g
通信方式:Wi-Fi
パソコン利用:対応
子のせ計測:対応
心拍数計測:対応
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:利用可
Body Cardioは、ノキアが販売するネットワーク体重計では、最も高品質な製品です。
ヨーロッパ製らしく、デザイン的にもかなり洗練されていいる「おしゃれな」体重計です。
本体色は、黒(WBS04-BLACK-ALL-ASIA)と白(WBS04-WHITE-ALL-ASIA )が容易されます。
スマホとの連携は、Wi-Fi接続方式をです。
タニタでも見ましたが、体重を測るたびに直接、データがサーバーに転送される仕組みです。
Bluetooth式と比較すると、スマホと毎回リンクさせずとも、最新データがスマホに蓄積されるため、便利です。
「全自動」なので、自分の体重の「現実」を知るのが怖くなり、「体重をスマホ転送するのをやめる」という最悪の事態を防止することが可能でしょう。
スマホとの連携設定は、簡単です。
本体のボタンを押して、専用アプリで初期設定をするだけです。
なお、初期設定(ペアリング)だけは、スマホのBluetooth接続が必要です。そのほか、iPadでもな設定が可能です。
充電は、タニタと同じで、バッテリー内蔵式です。
電池を使用せずmicroUSBケーブルで充電する機種です。
タニタと比べると、最長12か月という長めのスペックです。
使い方にもよるでしょうが、転送データ量やバックライトの違いがあるので、タニタに比して、実際長持ちすると思います。
充電時間は、本機も5時間程度です。
Nokia Helth Mate
¥0 Apple App Store
Nokia Health Mate
¥0 Google Play
スマホアプリは、こちらのアプリを利用します。
同社のサーバーに蓄積したデータはこのアプリで確認します。
体重などのデータがグラフとして確認できるため、視認性がよく、実用的です。
目標体重などを設定して減量計画を綿密に立てることができます。変動率をグラフ表示させることも可能です。
iOSのヘルスケアアプリとは、上記のアプリを介して、データの連係に対応します。
Google Fitとも、ノキアの体重計は、公式にデータ連係に対応します。
いずれも、一度設定すれば、次からは自動転送になります。
このほか、連携できる他社アプリも豊富です。
例えば、「RunKeeper」を利用すると、体重の増減とジョギングやサイクリングのデータと関連づけて管理できます。
設定も簡単で、サイトで連携(データ送信)先にRunKeeperを加えるだけです
他にも様々なトレーニングサイトと連動しており、データに基づいてプランニングすることができます。
Withings Steel HR
¥22,367 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
なお、同社も、完全防水・腕時計タイプなどの活動量計(歩数計)を発売しています。
これらを利用しても良いですが、純正の健康管理アプリとリンクできるので、他社製品とも自由に関連付けられると言えます。
パソコンとの連携は、「可能」です。
タニタ
先述のように、Wi-Fi接続方式を利用するため、ノキアのサーバーにデータが蓄積されています。
そのデータをブラウザでチェックできます。
利用料は無料で、体重データは無期限で蓄積してくれます。
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結論的にいえば、スマホでも、パソコンのブラウザ上でも、目に見える形で体重の変化がわかるために、モチベーション(強迫観念!)が否応なしに高まります。
ほかにも、(希望すれば)TwitterやFacebookに体重データを自動投稿することも可能です。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・除脂肪量
5・体水分量
6・心拍数
7・脈波伝播速度
計測できるデータは、上表の通りです。
タニタと比較した場合、計測できる指標が少ないです。
ただし、ダイエットに重要な、「体脂肪率」「BMI」はフォローするため、一般的に十分です。
その上で、心拍数計(脈拍)を搭載する点は魅力です。
同社の場合、単なる心拍だけでなく、高血圧のリスクがわかる脈派伝播速度も測れます。もちろん、アプリで連動的にデータ管理可能です。
測定データの正確性は、デュアルスキャン対応のタニタに一歩及びません。
上位機種同士で比べると、50gまで測れるに対して、ノキアは100g単位です。
ただし、そこまでの精細さは、アスリート以外は関係ないでしょう。
体重計の家族共有は、タニタの「乗るピタ」機能に相当する、体重データなどでユーザーを自動で認識する機能は付属します。
その上で、抱えた赤ちゃんの体重を計測できる風袋機能もある点も魅力です。
また、この体重計は、Wi-Fi経由で、天気予報の情報も確認できます。朝起きてすぐに体重計に乗る習慣のある人には良い機能と思います。
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以上、NOKIAの体重計、Body Cardioの紹介でした。
機能が多くて色々難しそうだと思った方もいるかもしれません。しかし、重要なのは、ここで紹介したサービスや機能は、必ずしも全て体重管理上必須ではないことです。
いろいろなサービスを利用しなくても、体重計と純正アプリケーションだけで、日々のデータについて簡単に管理できます。
【2017年発売】
15・NOKIA Body+ WBS05-WHITE-ALL-JP
15・NOKIA Body+ WBS05-BLACK-ALL-JP
¥12,487 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大8人まで
最小計測単位:200g
通信方式:Wi-Fi方式
パソコン利用:対応
子のせ計測:対応
心拍数計測:
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:利用可
Body +は、ノキアから発売されている体重計の下位機種です。
先ほど見たBody Cardioと較べると、体脂肪、筋肉量、骨量、体水分率など計測できるデータは同等です。天気予報なども利用できます。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・除脂肪量
しかし、心拍数計が非搭載なので、心拍数と脈波伝播速度の計測には非対応です。
また、体重の計測単位は100gです。ただし、日本は200g刻みです。おそらく計器認証にかかわる仕様変更だと思います。
なお、こちらは、充電式ではなく、単4電池を4本利用する普通の体重計です。
電池は、Wi-Fi搭載機ですが、1年以上保ちます。
そのほかの連携面などは、上位機のBody Cardioと同じです。
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以上、ノキアのBody +の紹介でした。
結論的にいえば、予算を節約したい方で、心拍数のデータ計測が不要ならば、この機種を選んで問題ないと言えます。
とくに、心拍数は【Apple Watchの比較記事】や【リストバンド型活動量計の比較記事】で書いたような他製品で取っているような方は、こちらで良いでしょう。
1-2・オムロンの体重計の比較
続いて、日本の大手健康器具メーカーオムロンの体重計を紹介します。
同社はタニタと同じで、古くから体重計を作っている老舗です。
【2017年発売】
【通常型番】
16・オムロン HBF-255T-R【赤】
16・オムロン HBF-255T-W【白】
16・オムロン HBF-255T-BK【黒】
¥8,000 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【Amazon限定型番】
17・オムロン HBF-256T-W【白】
17・オムロン HBF-256T-BK【黒】
¥9,073 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:50g
通信方式:Bluetooth LE
パソコン利用:
子のせ計測:対応
心拍数計測:
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:利用可
HBF-255Tは、オムロンの上位機です。
オムロンでは唯一のスマート体重計です。
なお、こちらには、Amazon限定型番がありますが、性能は同じです。
スマホとの連携は、Bluetooth LE(Bluetooth Low Energy)を用います。
そのため、スマホと通信する場合は、体重計の通信ボタンを押した上で、スマホ操作で転送する方式で「一手間」必要です。
一方、測定後1時間は(体重計が勝手に通信待ち)になるため、計り終えてから、1時間以内ならば、体重計の操作なしで転送できます。
この点は「便利」です。
本体に保存されるデータ件数は30件と多めです。
Bluetooth LEは、連携時のスマホ、体重計双方の消費電力が少ないのが特長なので、このような対応が可能です。
Wi-Fi接続方式に比べると、(それでも)スマホにデータ転送操作が必要な点で不便さはあります。
オムロン・コネクト
¥0 Apple App Store
オムロン・コネクト
¥0 Google Play
スマホアプリは、上記のアプリを利用します。
iOSのヘルスケアアプリとは、上記のアプリを介して、データの連係に対応します。
Google Fitも、データの連係に対応します。
パソコンとの連携は、非対応です。
1・体重
2・BMI
3・体脂肪率
4・体内年齢
5・推定骨量
6・内臓脂肪レベル
7・基礎代謝量
8・骨格筋率
計測できるデータは、上表の通りです。
タニタに較べると、筋肉量、推定骨量、体水分率が計測できないです。
ただ、その分、本体価格はだいぶ安いです。
このほかに、「骨格筋率」が測定可能です。
骨格筋とは運動して増やせる筋肉のことです。
これが増えると基礎代謝量が増えるため、痩せやすい体になっているかどうかが判定できます。男性で30%台、女性で20%台が平均です。
測定データの正確性は、50g単位で体重を測定できる精度です。
デュアルスキャン対応ではないものの、タニタの体重計の次に優れます。
体重計の家族共有の部分では、タニタの「乗るピタ」同様に自動認識機能があります。
また、ノキアのように、赤ちゃんの体重を正確に量れる機能もあります。
さらに「独自機能」として、6歳から体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝の測定を可能とする「子どもアルゴリズム」を搭載しています。
本機は、子どもへの対応力が強いと言えます。
対応する周辺機器は、オムロン社は独自の特長があります。
同社は、健康器具メーカーなので【おすすめスマホ対応血圧計の比較記事】で書いたような製品と連携できるため、同じアプリで血圧も管理できるからです。
最近はタニタも同じ主旨の製品を出してきましたが、オムロンは古参で、展開点数も多いです。
血圧測定を手軽に重視したい場合は、この機種は最適でしょう。
なお、同社の血圧計も、iOSのヘルスケアにデータは転送できるので、「体重計は他社で、血圧計だけオムロン」でもOKです。
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以上、オムロン社のカラダスキャンHBF-255Tの紹介でした。
この機種の最大のメリット性は、赤ちゃんや子どもの利用に強いという点だとAtlasは思います。
その上で周辺機器を購入すれば、年配の方にも強い機種となるため、家族の健康管理に一般的に向く機種と言えます。
【2018年発売】
【通常型番】
18・オムロン 体重体組成計 HBF-228T
18・オムロン 体重体組成計 HBF-227T
¥8,700 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【Amazon限定型番】(性能は同じ)
18・オムロン 体重体組成計 HBF-230T-SW
¥9,790 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
共有可能人数:最大4人まで
最小計測単位:100g
通信方式:Bluetooth LE(常駐)
パソコン利用:
子のせ計測:対応
心拍数計測:
iOSヘルスケア:利用可
Google Fit:利用可
先ほどの機種と比較する場合、50g単位の計測に対応しない点、ガラス天板とブラックパネルの液晶を採用しない点で、先ほどの機種より下位機種です。
ただし、こちらの方が発売が新しい関係で、Bluetoothにかかわる部分がパワーアップしています。
この機種の場合、測定後1時間、アプリを起動させずとも、スマホが10m以内にあれば、データがスマホに自動転送されるよう、仕様変更されたからです。
これで、Bluetooth方式共通の欠点だった「いちいちアプリを起動する不便さ」が解決されています。
Bluetooth LE(LowEnergy)は、ほとんどスマホのバッテリーに影響を与えないため、この方式は理にかなっています。
一方、NOKIAのWi-Fi接続方式と比較する場合、PCで確認できない点と、体重計とスマホを10m以内の通信距離におく必要性があること、または、スマホの故障によりデータが消滅してしまう可能性がある点は、及びません。
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以上、オムロン社のカラダスキャンHBF-228Tの紹介でした。
デザインの良さでは、オムロンのHBF-255Tに負けますが、Bluetooth Smartの使い勝手は、こちらの方が良いです。
引き続き、赤ちゃんや子どもの利用や、血圧関係の機能に強い利点もあるため、この部分に魅力を感じる場合は、この機種が現状では最適だと思います。
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【2021年発売】
【通常型番】HN-300T2-JWと同じ
19・オムロン HN-300T2-JTW
¥4,400 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
【通常型番】HN-300T2-JBKと同じ
19・オムロン HN-300T2-JTBK
¥2,547 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
なお、2021年に追加発売されたHN-300T2は、Bluetooth搭載の下位機種です。
こちらは、体重のみの計測です。1人の測定しかできず、また、常駐もしないので、アプリ起動してからの利用が原則です。
あとから転送したい場合は、通信スイッチを押せば、30回分再送できますが、不便でしょう。
値段も、(計器メーカー製にこだわらないならば)より安く機能が充実した機種が他社から出ている点で、スマート体重計としては、すこし競争力に欠けるでしょう。
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・オムロン カラダスキャン HBF-214
・オムロン カラダスキャン HBF-212
¥3,280 Amazon.co.jp (3/24執筆時)
なお、オムロンの場合も、タニタのように、5000円以下の製品を含めて、上位機と似た形状の体重計が多くラインナップされます。
しかし、100g単位の計測になるほか、 Bluetooth機能も省かれます。計測できる項目として、BMI・体脂肪率などは残るものの、要するに「普通の体重計」である点は注意してください。
次回につづく!
スマホに連動する体重計のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、スマホに連動できる体重計を比較してきました。
しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。
2・ネットワーク体重計の比較 (2)
2-1:フィットビット〈米国〉
2-2:ガーミン〈米国〉
2-3:エレコム 〈日本〉
2-4:A&D〈日本〉
2-5:パナソニック〈日本〉
2-6:ファーウェイ& Xiaomi 〈中国〉
3・ネットワーク体重計の比較 (3)
3-1:ANKER〈米国〉
3-2:その他の企業
3-2:最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事【こちら】では、今回紹介できなかった各社の製品を紹介します。
体重計の正確性 ★★★★★
計測できる項目 ★★★★★
スマホとの連携 ★★★★★
アプリの利便性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、3回目記事【こちら】では、ここまで紹介してきた体重計全機から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら