Top 調理家電 比較2022'【1-2人用】小型電子レンジ37機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2022年06月09日

比較2022'【1-2人用】小型電子レンジ37機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2022年 1人暮らし向けの小型電子レンジ・小型オーブンレンジの性能とおすすめ・選び方:単機能電子レンジ:50hz 60hz ヘルツフリーレンジ:人気製品の違いと性能ランキング

【紹介する製品型番】Panasonic エレック NE-T15A4-W アイリスオーヤマ ricopa IMB-RT17 MO-TJ2 BLMO-F1801 IMG-T177-5-W IMG-T177-6-W TMB-T176-5 IMB-T176-5 PMB-T176-6 IMB-T176-6 IMB-F184WPG-5 PMB-F185-5 IMB-F184WPG-6 PMB-F185-6 IMB-RT17 ツインバード DR-D419W5 DR-D419W6 DR-F281W Haier JM-17J-50W JM-17J-60W JM-FH18H JM-V16F シャープ RE-TS171 RE-T171-B RE-TM18 E-TF1-W RE-F161 東芝 ER-SS17A-W ER-WS17 日立 HMR-FT183 ER-T16-W ER-WS17A ER-WM17A BALMUDA The Range K04A 山善 YRM-HF171 MRT-S177

今回のお題
ひとり暮らしに向いた小型電子レンジはどの機種がおすすめ?

 どもAtlasです。

 今回は、2022年6月現在、最新の電子レンジの比較です。

 主に1人暮らしが初めての学生、社会人、単身赴任の方向けに「選び方の基本」を含めて書いています。

 サイズとしては、2-3人家族程度まで対応できるレンジもフォローします。

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1・小型電子レンジの比較 (1)
 1-1:電子レンジ〈ヘルツ専用〉
  容量:17L
  人数:1-2人向け
  予算:5千円〜
 1-2:電子レンジ〈ヘルツフリー〉
  容量:17L or 18L
  人数:1-2人向け
  予算:1万円〜
 1-3:オーブンレンジ〈超小型〉
  容量:15L
  人数:1-2人向け(小さめ)
  予算:1.25万円〜
2・小型電子レンジの比較 (2)
 2-1:オーブンレンジ〈小型〉
  容量:18L
  人数:1-2人向け(標準)
  予算:1.5万円〜
 2-2:小型レンジの選び方【結論】
  =予算別・サイズ別のおすすめの提案

 今回は、あたためるだけの電子レンジと、トースト・オーブン機能が付いたオーブンレンジを紹介します。

対応人数   1-4人程度まで
レンジ性能  ★★★★★
オーブン性能 ★★★★★
トースト性能 ★★★★★
総合評価   ★★★★

 以下では、いつものように、各機種を比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

ーーー

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1・小型電子レンジの比較
 容量:15L〜18L
 人数1-2人向け
 種類: レンジ or オーブンレンジ
 予算5000円〜2万円台   
2・中型電子レンジの比較
 容量:22L〜26L
 人数2-4人向け
 種類: レンジ or オーブンレンジ 
 予算
1万円〜3万円台  
3・小型スチームオーブンの比較
 容量:18L〜26L
 人数1-2人向け
 種類スチームレンジ(庫内1段)
 予算3万円〜8万円台 
4・中型スチームオーブンの比較
 容量:30L〜
 人数4人以上(世帯向け)
 種類スチームレンジ(庫内2段)
 予算3万円〜8万円台  
5・オーブン/レンジ全体の選び方 【まとめ】
 結論:目的別・予算別のおすすめ機種の提案

 なお、今回の記事は、このブログの電子レンジの比較記事全体では、上表の1回目記事にあたります。

0・小型レンジの選び方の基本

0-1:電子レンジ〈ヘルツ専用〉
0-2:電子レンジ〈ヘルツフリー〉
0-3:オーブンレンジ 〈15L〉 
0-4:オーブンレンジ 〈18L〉 

 具体的な製品説明にはいる前に、電子レンジの「選び方の基本」について、あらかじめ書いておきます。

 小型の電子レンジ・小型オーブンレンジは、値段的に、「4つのグレード」に分けることができます。

 割と重要な部分なので、これらの区分をあらかじめ紹介しておきます。

0-1・電子レンジ(ヘルツ専用)

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 第1に、ヘルツ専用の電子レンジです。

 5000円から手に入るもので、格安品はたいていこれに分類されます。

 mafap.gif

 ただ、この価格帯の格安電子レンジは、「ヘルツフリー」ではないことに注意が必要です。

 中学で習うように、明治時代に、東西で別の国の電力技術が導入されたので、東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツと周波数が異なります。

 しかし、ヘルツ専用の単機能レンジは、部品構成を単純化して安くするため、ヘルツフリーではありません

 新大学生などで、就職の際に引っ越す可能性があるならばヘルツフリーの上位機を選ぶと良いでしょう。

 なお、ヘルツの境目は上の地図のように、長野県と静岡県のあたりですね。

0-2・電子レンジ(ヘルツフリー)

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 第2に、ヘルツフリーの電子レンジです。


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 こちらは、東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツどちらでも利用できる仕様となっています。

 オーブン機能はないですが、一部機種では、タッチパネルを採用して見栄えが良いほか、蒸気センサーを利用した「自動あたため」機能も付属します。

 価格は、1万円前後からあります。

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 ただ、このグレードは「注意点」も多いです。

 安めの機種は、パワーが弱くインバーター非対応な機種が多いからです。

 パワーが弱いと、短時間でべたつかずに温めたいもの(コンビニの唐揚げなど)がカラッとしあがらないです。

 インバーター非対応だと、写真のように、冷凍食品の袋に(絶対に)書いてある500W出力が出せないモデルもあります。その場合、目安時間にそった加熱ができず、仕上がりに差が生じます。

 このあたりのことは、本編で詳しく説明しています。

0-3・小型オーブンレンジ【15L】

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 第3に、ヘルツフリーの超小型オーブンレンジ(15Lクラス)です。

 この場合、下火でのオーブン加熱機能と、トースト機能が付属します。

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 レンジ機能自体も「上位のセンサー」が付属するので、ボタンを押すだけの「自動あたため」に精度が出てきます。

 一方、(単機能のレンジに比べて)オーブンの熱を逃さない構造にする必要があるので、このタイプのレンジは、庫内はやや狭めである点に注意してください。

 2-3人家族の場合は、とくに注意が必要です。

 価格は、1万円台前半からありますが、性能を重視する場合、2万円弱ほどです。

0-4・小型オーブンレンジ【18L】

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 第4に、ヘルツフリーの小型オーブンレンジ(18Lクラス)です。

 一般的な格安レンジと同じくらいの庫内の広さがあるレギュラーモデルです。

 このサイズでも「1〜2人家族用」には変わりませんが、調理容量に少し余裕があるため、大きめの皿料理のあたためほか、オーブン調理もするならば、このグレードが良いでしょう。

 価格は、機能を絞り込めば、1.5万くらいで収まる機種もあります。

 ただ、機能性を重視すると、2.5万ほどは必要です。

ーーー

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1・小型電子レンジの比較 (1)
 1-1:電子レンジ〈ヘルツ専用〉
  容量:17L
  人数:1-2人向け
  予算:5千円〜
 1-2:電子レンジ〈ヘルツフリー〉
  容量:17L or 18L
  人数:1-2人向け
  予算:1万円〜
 1-3:オーブンレンジ〈超小型〉
  容量:15L
  人数:1-2人向け(小さめ)
  予算:1.25万円〜
2・小型電子レンジの比較 (2)
 2-1:オーブンレンジ〈小型〉
  容量:18L
  人数:1-2人向け(標準)
  予算:1.5万円〜
 2-2:小型レンジの選び方【結論】
  =予算別・サイズ別のおすすめの提案

 というわけで、「小型電子レンジの選び方の基本」の紹介でした。

 以下では、ここまで話した「4つのグレード区分」に従いつつ、各社の製品を順番にみていきます。

1-1・ヘルツ専用レンジの比較

 はじめに、最も安い価格帯の製品となる「ヘルツ専用の単機能レンジ」からです。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。 


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 【2020年2月発売】

 【東日本用50Hz地域】

 1・アイリスオーヤマ IMG-T177-5-W
  ¥6,981 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【西日本用60Hz地域】

 1・アイリスオーヤマ IMG-T177-6-W
  ¥6,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:700W
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
オーブン:
サイズ:幅45.5×奥行31.3×高さ26.5cm

 IMG-T177は、日本の家電メーカーであるアイリスオーヤマの単機能レンジです。

 ホームセンターでよく見かける製品です。

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 本体サイズは、幅45.5×奥行き31.5×高さ26.5cmです。

 ワンルームに最適な標準サイズです。

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 なお、冷蔵庫上などの開放空間に置く場合は問題ないですが、写真のようにボックス収納する場合は、廃熱のために、空きスペースが必要です。

 本機については、前方以外、上下左右全ての方向も10cmで、うち1面は完全開放が必要です(前方を除く)。

 特に他社上位機に比べて、条件がシビアですので、念のため留意してください。  

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 庫内容量は、17Lです。

 庫内に回転式のターンテーブルがある仕様です。

 そのサイズは、平均よりかなり小さめの24.5cmなので、大きい弁当の加熱は無理です。

 電子レンジ機能は、とくに新機軸はなく、40年前の電子レンジと同じです。

 ダイヤル式タイマーで調理時間を指定して、加熱時のパワーを手動で調整する仕様です。

 このグレードでは、温度と時間をマイコンで制御する「自動あたため機能」は付属しません。 

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 出力調節は、「700W・600W・500W・200W・120W」の6段階構成です。

 (セブンイレブンなどの)コンビニ弁当や冷凍食品は、一般的に「500Wか600W」で標準あたため時間の指示があります。

 その点で言えば、本機については、(自炊をしない方には)用途的に合っていると言えます。

 120Wは格安機には珍しいですが、煮込み用としての利用を提案しています。

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 以上、アイリスオーヤマの電子レンジの紹介でした。

 国内メーカーが販売する製品としては、5000円台という最安級です。

 つまみの部分など外観に値段が現れている部分はありますが、予算が限られる場合は選択肢にできるでしょう。

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 【2019年4月発売】

 【東日本用50Hz地域】

 2・アイリスオーヤマ TMB-T176-5【黒】
 2・アイリスオーヤマ IMB-T176-5 【白】
  ¥7,979 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【西日本用60Hz地域】

 3・アイリスオーヤマ PMB-T176-6【黒】
 3・アイリスオーヤマ IMB-T176-6 【白】
  ¥7,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:700W
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
サイズ:幅44×奥行32.5×高さ25.5cm

 なお、本製品については、旧機種(事実上の下位機種)として、以上の製品があります。

 こちらについては、温度調整が3段階で、600Wがないです。

 外観のデザイン性は、つまみ部分を含めてこちらの方がわずかに良いですが、実用性からは選択肢にできないでしょう。

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 【2019年1月発売】

 【東日本用50Hz地域】

 4・アイリスオーヤマ IMB-F184WPG-5  【白】
 4・アイリスオーヤマ PMB-F185-5 【黒】
  ¥9,064 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【西日本用60Hz地域】

 5・アイリスオーヤマ IMB-F184WPG-6  【白】
 5・アイリスオーヤマ PMB-F185-6 【黒】
  ¥9,543 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:700W
庫内容量: 18L(フラット庫内)
サイズ:幅456×奥行き35.2×高さ27.7cm

 さらに、アイリスオーヤマからは、多少グレードの高い入門機も売られます。

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 こちらについては、庫内にターンテーブルがないフラット庫内で、掃除しやすい仕様です。

 大きめのお弁当も引っかからずに入れられますが、ヘルツフリーでない単機能レンジとしては、少し割高でしょう。


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 【東日本用50Hz地域】

 6・ツインバード 電子レンジ DR-D419W5
  ¥9,993 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【西日本用60Hz地域】

 6・ツインバード 電子レンジ DR-D419W6
  ¥7,678 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:700W
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
オーブン:
本体サイズ: 幅45.5×奥行33×高さ26.5cm

 こちらは日本のツインバード工業の電子レンジです。白を基調にした清潔感のあるデザインです。

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 庫内容量は、17Lです。

 こちらも、ガラス製のターンテーブルが回る仕様です。しかし、直径24.5cmなので、使い勝手は期待できません。

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 本体サイズは、幅45.5×奥行33×高さ26.5cmです。

 アイリスオーヤマとほぼ同じです。

 本機もボックス収納する場合は、廃熱のために、空きスペースが必要です。

 上下左右側面全て10cmなので、やはり高級機に比べると条件がシビアです。


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 電子レンジ機能は、古典的な方式です。

 要するに、ダイヤルタイマーで調理時間を指定して、加熱時のパワーを手動で調整する方式です。

 したがって、「自動あたため機能」は付属しません

 出力調節は、5段階です。

 強・中 ・ 弱・ 解凍 ・ 煮込みの5段階になります。冷凍した材料などの温めを多用する場合など、便利そうです。

 また、強・中・弱の出力の刻みが「700W・600W・500W」なので、冷凍食品パッケージに記載のある「あたため時間」に合わせやすいです。

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 以上、ツインバードの電子レンジの紹介でした。

 シンプルな製品ですが庫内は十分広く、設定温度の刻みも冷凍食品に使いやすい点で、格安機の中ではおすすめできる機種です。

 また、家電としてのデザイン性もある程度あり、「安っぽくない」点も良い部分です。


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 【2021年発売】

 【東日本用50Hz地域】

 7・Haier JM-17J-50-W
  ¥7,780 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【西日本用60Hz地域】

 7・Haier JM-17J-60-W
  ¥6,980 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:700W
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
オーブン:
サイズ:幅44×奥行32×高さ25.8cm

 JM-17F-50Wは、ハイアールの電子レンジです。

 ハイアールは家電の世界シェアが大きい中国の大企業です。日本では、格安モデルに特化して一定の市場を得ています。

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 庫内容量は、この機種も17Lです。

 内部にターンテーブルがある仕様で、丸皿は25.5cmです。

 やはり、後ほど紹介していくターンテーブル式の上位機に較べると小さめです。

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 本体サイズは、幅44×奥行き32×高さ25.8cmです。

 他社機とほぼ同じです。

 一方、ボックス収納時に必要な余白スペースは、側面と後ろに10cmと上方に15cmです。

 とくに、上方面に空間が必要なのは注意してください。

 電子レンジ機能は、古典的な方式です。

 したがって「自動あたため機能」は付属しません

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 出力調節は、3段階です。

 温度の刻みは「700W・500W・200W」です。

 ハイアールの場合も、600Wがない点は、セブンイレブンなどのコンビニ冷凍食品との相性を考えると残念でしょう。なお、200Wは冷凍食品の解凍に使います。

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 以上、ハイアールの電子レンジの紹介でした。

 とにかく価格が安いので、値段を重視で考えるならば、選択肢に入る機種です。ただ、デザイン・機能面で秀でた部分はあまりないですね。

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 7'・山善 MRT-S177シリーズ
  ¥6,980 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

60Hz黒:MRT-S177(B)6
60Hz白:MRT-S177(W)6
50Hz黒:MRT-S177(B)5
50Hz白:MRT-S177(W)5

レンジ出力:700W
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
サイズ:幅44×奥行34×高さ25.8cm

 なお、輸入商社の山善が販売する上記製品は、外観以外は、ハイアールの製品とほぼ同じ構成です。

 出所は同じかと思います。

1-2・ヘルツフリーレンジの比較

 さて、ここからはヘルツフリーの電子レンジを紹介していきます。

 先述のように、全国何処に引っ越しても使えるレンジです。

 高級感もより出てきて、多くの場合、液晶モニターとタッチ式ボタンが搭載されます。


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 【2021年発売】

 8・ハイアール 電子レンジ JM-FH18H-W
 8・ハイアール 電子レンジ JM-FH18H-K
  ¥12,590 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:600W【ヘルツフリー】
庫内容量: 18L(フラット庫内)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
サイズ: 幅45.8×奥行35.4×高さ28.6cm

 JM-FH18Gは、ハイアールの電子レンジです。ヘルツフリー対応の機種としては、最も安く買える機種です。

 大学生などで、4年後にどこに引っ越すか分からない方は、このような機種が選択肢になります。

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 庫内容量は、18Lです。

 標準的なサイズです。

 ただ、この機種は、庫内に回転するターンテーブルがないフラット庫内です。

 加熱室の寸法も、31.5×31.8cmと、ターンテーブル式の上位機よりも広いため、大盛弁当の暖めには向いていると言える機種です。

 ターンテーブル付きの機種は、大きなお弁当だと、テーブルがつっかえて加熱ムラが生じます。

 しかし、フラット庫内は、そのようなことがないため、一般的にお弁当のあたために向く機種です。

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 本体サイズは、 幅45.8×奥行35.4×高さ28.6cmです。

 ヘルツフリーでない同社の製品よりわずかにスペースが必要です。

 ボックス収納時に必要な余白スペースは、側面と後ろに10cmと上方に15cmです。

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 電子レンジ機能は、一方で、センサーが未搭載です。

 そのため、自動あたためは非対応です。

 この機種には「コンビニ」「のみもの」「かんたんメニュー」という自動調理ボタンがありますが、センサーが介在するわけではないです。

 第1に、「コンビニ」は、「お弁当400g」に調整されていて、細かいグラム調整は、手動で行う点で「レトロ」です。 

 第2「のみもの」は、一方で、牛乳・コーヒー・お酒のかんで、1−3杯を選ぶだけのため、ある程度使えるでしょう。

 第3「かんたんメニュー」は、インスタントラーメンや、中華料理(回鍋肉・麻婆豆腐)など、簡単な「レンジだけ調理」の提案があります。

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 出力調節は、冒頭でも少しふれましたが、本機を含む格安機の場合、少し注意です。

 というのも、ヘルツフリーでも格安機だと、レンジ出力の刻みが変則的だからです。

 本機の場合、60Hz帯(西日本)だと、650W・500W・解凍(120W)という刻みです。50Hz帯(東日本)だと、650Wの出力が対応できず、500W・400W・解凍(120W)という刻みになります。

 一方、西日本ならパワフルで良いかといえば、650Wを利用する場合に必要な電力が1300Wで、かなり多めに電気を使っています。ブレーカーなどに注意が必要となります。

 この部分の解決が必要な場合、インバーターに対応できる上位機を選ぶ必要が出てきます。後ほどそうした機種も紹介します。

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 以上、ハイアールのJM-FH18Gの紹介でした。

 特に弁当については、ターンテーブルがないフラット庫内の製品の方が、美味くあたためられるので、ひとり暮らしの方にこの機種は向きます。

 出力については、コンビニの冷食に必ず加熱時間が書いてある、500Wは全国どこでもでるので、最低限の必要性はまかなっていますし、この値段ならば及第点でしょう。

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 【2021年発売】

 9・アイリスオーヤマ ricopa IMB-RT17-WC
 9・アイリスオーヤマ ricopa IMB-RT17-R
 9・アイリスオーヤマ ricopa IMB-RT17-H
  ¥10,090 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:600W/500W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
サイズ: 幅44×奥行32.5×高さ25.7cm

 なお、日本における「格安市場」のライバルといえるアイリスオーヤマも、格安のヘルツフリー機となるIMB-RT17を出しています。

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 本体色は、グレーほか、レッド( IMB-RT17-R)とホワイトアイボリー( IMB-RT17-WC)です。

 これらの製品は、アイリスオーヤマが最近展開する「 ricopaシリーズ」に属していて、同社の他の家電と、トータルコーディネートできるのが「売り」です。

 ハイアールと比べると、本機は、庫内が有効に使いにくいターンテーブル式です。

 出力も、使い勝手が悪いです。

 東日本50Hzだと500W・400W・200Wの構成ですが、西日本60Hzだと、650W・400W・200Wの刻みで、冷凍食品で重要案500Wが出せないです。

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 結論的にいえば、機能面で魅力を感じない機種です。


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 【2020年】

 10・シャープ PLAINLY RE-TS171-B
 10・シャープ PLAINLY RE-TS171-W
  ¥16,875 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:550W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(フラット庫内)
自動あたため:搭載
オーブン機能:
トースト:
センサー:蒸気センサー
サイズ 幅46x奥行36x高さ28.5cm

 RE-TS171は、シャープの電子レンジです。

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 庫内容量は、17Lと小さめです。

 こちらも、庫内にターンテーブルがないフラット庫内です。

 庫内サイズは29.5×31.5cmです。

 とはいえ、これほどあれば、大きめのコンビニ弁当でも使えます。


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 本体サイズは、幅46x奥行36x高さ28.5cmです。

 一方、ボックス収納する場合に必要な空間は、側面の片側が4.5cmで、後は10cmです。

 また、前方以外にもう一面が、全面的に開放されている必要があります。

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 電子レンジ機能は、本機も蒸気センサーが付属しま。

 「らくチン!(絶対湿度)センサー」という名前ですが、蒸気を利用する物です。

 自動あたためは、「レンジ・解凍・お弁当・牛乳・酒」が選べます。

 面白いのは、単独ボタンとして「冷凍食品あたため」ボタンがある点です。

 ひとり暮らしの型の使用頻度を考えるとおもしろい仕組みでしょう。

 出力調節は、本機もインバーターに対応せず変則的です。

 西日本60Hzで強700W、東日本50Hzで強550Wですから。

 ただ、その枠内で言えば、200Wほか、冷食で重要な500Wは、どちらの地域でも出せますし、不便ではないです。

 西日本の700W出力も、1200Wの消費電力で賄いますし、ブレーカーやコンセント容量問題も生じにくいでしょう。

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 以上、RE-TF17Sの紹介でした。

 パナソニックと比較する場合、 「冷凍食品あたためボタン」は、訴求力がある独自機能でしょう

 一方、性能に注目する場合、フラット庫内の弱点である「加熱ムラ」を改善する工夫を持つ分、パナソニックには、仕上がりの部分でやや不利でしょう。

 最大出力も少し弱めなので、性能差はあります。

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 【2019年】(フラット庫内)

 11・シャープ 電子レンジ RE-T171-B
  ¥13,997 楽天市場 (6/9執筆時)

 【2019年】(ターンテーブル)

 12・シャープ 電子レンジ RE-TM18-W
 12・シャープ 電子レンジ RE-TM18-B
  ¥11,660 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:520W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L
自動あたため:
サイズ 幅46x奥行37x高さ26.5/27.3cm

 なお、シャープは、ヘルツフリー機の下位機種として、 RE-TM18という製品も出しています。

 ただ、こちらについては、湿度センサーが未搭載です。また、いずれも、インバーター非対応です。

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 結論的にいえば、このグレードでは、あまりおすすめできる製品とは言えないでしょう。

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 【2022年発売】

 13・山善 YRM-HF171(B)
 13・山善 YRM-HF171(W)
  ¥8,780 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:500W/600W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(ターンテーブル)
自動あたため:
サイズ:幅44×奥行32.5×高さ25.6cm

 一方、同じくセンサーが付属しない、ターンテーブル仕様の格安機として、山善が以上の機種も販売します。

 オートメニューは、ご飯(150g)と飲みものというシンプルな構成です。

 ただ、値段は安いので、ヘルツフリーではないレンジを選ぶならば、本機を選んだ方が良いとは言えます。


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 【2021年発売】

 【縦開き】

 14・東芝 電子レンジ ER-WS17-W
  ¥15,840 楽天市場 (6/9執筆時)

 【横開き】(旧機種)

 14・東芝 電子レンジ ER-SS17B-W
  ¥15,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:900W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(フラット庫内)
自動あたため:搭載
オーブン機能:
トースト:
センサー:蒸気センサー
サイズ:幅45.8x奥行35.4x高さ28.1cm

 ER-WS17Aは、東芝の単機能レンジです。

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 2機種ありますが、横開きは生産終了機でAmazon本体だけで在庫流通があります。

 東芝は、横開きの場合、「冷蔵庫上から出し入れしやすい」と強調していましたが、見映え的に最近は縦開きが流行で、冷蔵庫上に置いても、さほど邪魔には感じません。

 ただ、背の低い方で、高所に置く場合は横開きのが良いのかもしれません。

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 庫内容量は、17Lです。

 室内は間口が広めですが、実際の食品が置ける領域は、幅27cm×奥行31.5pほどです。

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 本体サイズは、幅45.8x奥行35.4x高さ28.1cmです。

 このクラスでは背が低い方ですが、ボックス収納する場合、上方向は15cmと多めの空間が必要です。

 そのほか、上図の様なスペースが必要です。

 202111151439.jpg

 電子レンジ機能は、パナソニックと同じで蒸気センサー(絶対湿度センサー)が搭載です。

 このセンサーは、蒸気がでないのでラップした食品のあたためが不得意で、緩くラップするなど気をつける必要はあります。ただ、自動あたためができるのは大きいでしょう。

 自動メニューは、センサー搭載機なので「冷凍ごはん・冷凍おかず・のみもの・お弁当」と充実します。

 出力調節は、本機の注目点です。

 やや価格が高いですが、本機については、地域にかかわらず、900W、600W・500W・200Wでの加熱ができます。

 1.5分間限定で、900Wでの運転もできますが、このような「時短」加熱ができるレンジは、インバーター制御ですので加熱ムラが少なく、仕上がりも1ランク高いと言えます。

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 以上、東芝のER-WS17Aの紹介でした。

 蒸気センサー付きの他社機と比較すると、ヘルツ帯によらず安定的に運転できる部分で上位です。

 ただ、価格的にはもう少し出せば、(小型ならば)オーブンに手が届く、という部分は悩ましいでしょう。

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 【2019年11月】

 15・日立 HMR-FT183
  ¥12,000 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

 【2018年11月】

 15・日立 HMR-FS182
  ¥18,286 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:800W【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(フラット庫内)
自動あたため:搭載
オーブン機能:
トースト:
センサー:蒸気センサー
サイズ :幅45.8x奥行34.9x高さ28.1cm

 なお、日立からはHMR-FS183という機種があります。

 また、旧機種もありますが、多少の配色の変更以外は、型番のみの変更です。

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 本機は、、東芝機とほぼ同サイズです。

 ボックス収納する場合の必要空間なども同じですので、OEM関係があるかもしれません。

 蒸気センサーの採用など、機能も似通っています。

 しかし、最大出力が800w(90秒)である点で、東芝に多少負けています。

 出力調節は、600W 500W 200Wと東芝にない100Wです。

 ゆっくりとした解凍や煮込みはやや「得意」と言えますが、あまり違いもない機種です。

 ただ、(セール時など)値段によっては、選んでも良い機種だとは思います。

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 【2021年発売】

 16・東芝 電子レンジ ER-WM17A-W
  ¥10,400 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:500W相当【ヘルツフリー】
庫内容量: 17L(フラット庫内)
自動あたため:
オーブン機能:
トースト:
センサー:
サイズ:幅45.8x奥行34,.9x高さ28.1cm

 一方、東芝は、「ヘルツフリー」では最安級といえる ER-WM17Aという製品を出します。

 202111152041.jpg

 最大500W相当という表記ですが、50Hz帯だと520W、60Hz帯だと650Wと、本機は変則的な構成です。60Hz帯では500Wに近い出漁は使えません。

 加えて、60Hz帯だと、この周波数出力をえら歌目1300Wとかなり電力使います。いずれの帯域でも、(最も重要な)500Wと言い切れる出力ができない部分が問題です。


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 【2020年】

 17・TWINBIRD DR-F281W
  ¥17,100 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:1000W【ヘルツフリー】
庫内容量: 18L(庫内フラット)
自動あたため:搭載
オーブン機能:
トースト:
センサー:赤外線センサー
サイズ :幅46x奥行35x高さ27.5cm

 DR-F281Wは、日本のツインバード工業が販売する格安電子レンジです。

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 庫内容量は、18Lです。

 やや大きめですので、大盛お弁当も大丈夫です。

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 本体サイズは、幅46x奥行35x高さ27.5cmです。

 18Lサイズの平均よりは小型ですが、ボックス収納する場合の必要スペースは結構必要です。

 ツインバード機は、左右一方の全面開放の指示はないですが、ラックや棚の中は不可なので、結局、完全な密閉空間には入れられないでしょう。

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 電子レンジ機能は、本機は、赤外線センサーが搭載です。

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 ラップした食材でも熱を検知できる点で、レンジのセンサーとしては他社の蒸気センサーより優秀です。

 自動あたための精度は、単機能電子レンジでは最上位と言って良いでしょう。

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 レンジ出力は、本機も全国一定の機種です。

  また、1000Wを90秒、900Wを3分間出せる点で優れます。

 赤外線センサー搭載の部分も含めて、とくに解凍は得意といえます。

 解凍の際は、(蒸気センサー式と違って)グラム設定不要でできるため、料理初心者にも優しいです。

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 自動メニューは、自動あたためのほか、あたため・解凍 ・ 飲みもの ・冷凍食品です。

 単機能電子レンジとして問題ありません。

 出力調節は、手動でする場合、100Wから1000Wまで9段階の出力調整もできます。

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 以上、ツインバードのDR-F281Wの紹介でした。

 小型の単機能電子レンジでは、唯一赤外線センサーを採用するので、レンジとしてはレベルが高いです。

 とくに解凍については、他社の蒸気センサー搭載機に比べて、上手にできるでしょう。この点で言えば、解凍機能を多用する場合は、選択肢にできます。

 ただ、この値段を出すと、次に紹介していく、オーブンレンジも射程に入るのは悩ましい部分ではあります。

1-3・超小型オーブンレンジ(15L)

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 続いて、ここからは、「オーブンレンジ」を紹介します。

 トーストや冷凍ピザを焼いたり、またはオーブンを使って手の込んだ料理を作ることができる点で、すこしだけ本格的なレンジです。

 あまり料理をしない人も、ピザやトーストの暖めや、肉などの簡単な焼き物などに重宝すると思うので、お金に余裕があれば、オーブンレンジを購入した方が良いと思います。

 なお、オーブンレンジについては(値段も高いので)万一の際の修理についての情報も加えます。

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 なお、比較的、製品の数が多いため、1-2人向けの超小型機(15-16Lクラス)と、同じく小型機の部類ですが、庫内が広めの小型機(18Lクラス)を分けて紹介します。


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 【2020年11月発売】(執筆時在庫なし)

 18・Panasonic エレック NE-T15A4-W
  (¥25,480) Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:950W【ヘルツフリー】
庫内容量:15L(ターンテーブル)
自動あたため:搭載
オーブン機能:230度
トースト:2枚まで(両面焼)
センサー:重量センサー
サイズ:幅45×奥行36.5×高さ29cm

 NE-T15Aは、パナソニックオーブンレンジです。

 1万円台のオーブンレンジとしては、高性能で売れている機種です。単身用としてだけではく、世帯向けの小型機種としても人気です。

 現状では、コロナの影響によるロックダウンで、一時的に生産がが止まっていますが、廃盤ではないです。

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 庫内容量は、15Lと小さめです。

 サイズとしては、日本ハムの石窯工房のピザ(23cm)なら問題ないです。

 なお、こちらも丸皿(ターンテーブル)を使う方式で、サイズは27.3cmです。

 相当大きなお弁当以外は、対応できるでしょう。

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 本体サイズは、幅450×奥行365×高さ290mmです。

 その上で、本機も、廃熱のために上図の様な廃熱スペースが必要です。

 オーブンレンジは特に本体が熱くなるため、ボックス収納する場合は気をつけてください。

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 電子レンジ機能は、こちらは、重量センサー搭載が搭載されます。

 先述のように、蒸気センサーは、ラップをしたまま過熱すると蒸気が感知できず、水蒸気の圧力でラップが空くまで加熱し続けます。

 一方、重量センサーは、加熱前重量との重量差を検知して適切な加熱状況を検知できます。

 そのため、ラップをしていてもある程度正確に、判断が可能です。ただ、あまりにも重量があるものを入れると効きません。

 レンジ出力は、本機はインバーターに対応し、全国一どこでも一定です。

 また、950Wの高出力に対応します。持続時間は1.5分ですが、時短になります。

 なお高出力は、の面では、すでに温かい食品を「さっと」べたつかずに、短時間で温めることができると言えます。

 オーブン機能は、温度設定が100〜230度までです。

 本格的なオーブンは「最高250度」がデフォルトです。

 ただ、230度(5分間)という本機のスペックは、庫内が狭いことを考えれば優秀です。

 総菜を「カラッとあたためる」簡単な調理以外も、それなりに手が込んだ料理も対応できそうです。

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 自動メニューは、「コンビニメニュー」「フライの温め直し」「冷凍ご飯」「冷凍素材のさっくり解凍」など多彩です。

 「野菜とセット」メニューがあるなど、健康に配慮も感じられます。

 また、目新しい所では「お弁当セット」というメニューがあります。

 これは、肉・野菜・魚を組み合わせて同時にお弁当調理できる機能です。

 ただ、用意されている組み合わせは「鮭と野菜」「鶏からとピーマン・キノコ」「ポークソテーと焼き野菜」3種類のみです。「何でも自動調理する機能」ではないですが、それなりに便利でしょう。

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 トーストも、こちらの機種では、2枚まで同時に焼くことが可能です。6分ほどです。

 グリルは、ヒーター上火が強くないため、非搭載です。

 トースターレベルに止まります。

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 保証については、1年間です。

 また、パナソニックも訪問修理に対応します。

 電子レンジは10kg以上ある家電で、基本的に棚の上段に置くものなので、こうしたサービスがあるのは、割と重要です。

---

 以上、パナソニック NE-T15Aの紹介でした。

 1人暮らしの方でできるだけ小型で、ある程度信頼できるオーブンが欲しい方に向くと言えます。

 電子レンジの部分も、重量センサーを搭載しますし、小型機ながら950Wインバーターを搭載します。

 トーストも比較的短時間で焼けるので、小さめで高性能な機種を探しているならば、一番良いでしょう。


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 【2020年2月発売】

 20・アイリスオーヤマ MO-TJ2
  ¥12,546 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:500W【ヘルツフリー】
庫内容量: 16L(ターンテーブル)
自動あたため:搭載
オーブン機能:200度
トースト:2枚まで(両面焼)
センサー:重量センサー
サイズ:幅46.2×奥行32.9×高さ29.3cm

  MO-TJ2は、アイリスオーヤマが2018年に発売した新型のオーブンレンジです。

 シャープのRE-S50Aシリーズの事実上の「ライバル」です。

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 庫内容量は、16Lです。

 ターンテーブル式です。

 しかし、同社の下位機種同様にテーブルは、この方式の標準といえる27cmに満たないサイズです。

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 本体サイズは、幅46.2×奥行32.9×高さ29.3cmです。

 パナソニック機とだいたい同じです。

 ただし、ボックス収納する場合の必要スペースについては、上図の様に、他社平均以上に空間が必要です。

 電子レンジ機能は、重量センサー搭載が搭載されます。

 重量センサーだけあれば大抵まかなえるため、大きな問題ではないでしょう。

 ただし、本機は、インバーター非対応で、ヘルツ帯で加熱力が異なります。

 西日本60Hz地域は650W、東日本が500Wが最大出力(最大15分間)です。

 東日本では500Wと200Wしか選択できず弱い機種ですが、西日本を含めて(絶対必要な)500Wは使えるため、まあそれなりとは言えます。

 オーブンは、200度までです。

 やはり、このクラスの場合、高温は非対応です。 

 どちらかといえば、本格的な料理用ではなく、買った総菜を「カラッと温め直す」などの用途に使うべきでしょう。

 なお、オーブンは、40度発酵にも対応します。

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 自動メニューは、「冷凍ものあたため」「お弁当」「お惣菜」、「ゆで野菜」など多彩です。

 こちらも、重量センサーを兼ねた料理皿が庫内で回転するタイプですから、「大盛り弁当」の加熱については対応がやや難しいでしょう。

 トーストも焼けます。途中で裏返す必要なしで、2枚まで同時に焼くことが可能です。

 グリルは、本機も本格的ではないですが、機能としてはあります。

 上火は750Wです。

 保証については、1年間です。

 ただし、修理は(保証期間中でも)電子レンジの訪問修理に対応しない状況です。購入店への持込か、面倒な発送修理になるため、自動車のない方については、注意しましょう。

---

 以上、アイリスオーヤマの MO-TJ2の紹介でした。

 新発売でまだ割高ですが、おそらく、今後値が下がると、シャープのRE-S50Aシリーズの強力なライバルとなるでしょう。

 一方、家電大手の強みである、修理網が整っていないのは、(重量のある白物家電ですし)一定のリスクです。


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 【2020年2月発売】

 21・ハイアール JM-V16F-W
  ¥14,894 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:500W【ヘルツフリー】
庫内容量: 16L(ターンテーブル)
自動あたため:搭載
オーブン機能:200度
トースト:2枚まで(両面焼)
センサー:重量・温度センサー
サイズ:幅46.1×奥行32.8×高さ29.3cm

 なお、アイリスオーヤマ機とほぼ同様の仕様の製品が、中国のハイアールから販売されます。

 発酵温度や消費電力を含めて構成が同じなので、供給元はおそらく同じでしょう。

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 ただ、メニュー構成は独自です。

 パネルの自動メニューに「簡単メニューボタン」があり、中華まん、シュウマイ、ピザ、グラタンなどの自動調理が選択できます。

 また、エコ煮込みとして、カレー・肉じゃがなどを1ボタンで煮込めるメニューがあるなど、ターゲット層は明確です。

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 なお、ボックス収納する場合の必要空間は、ハイアールのが少なくて済みます。

 その上で、ハイアールは、日本に出張修理網があるので、アフターサービスの部分でも上位でしょう。


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 【2021年9月発売】

 22・東芝 ER-W16-W
  ¥21,351 楽天市場 (6/9執筆時)

 【2019年11月発売】

 22・東芝 ER-T16-W
  ¥20,954 Amazon.co.jp (6/9執筆時)

レンジ出力:850W【ヘルツフリー】
庫内容量:16L(フラット庫内)
自動あたため:搭載
オーブン機能:200度
トースト:2枚まで(片面焼)
センサー:蒸気・温度センサー
サイズ:幅46.1×奥行33.7×高さ29.3cm

  ER-T16は、東芝オーブンレンジです。

 新旧両機種ありますが、液晶のバックライトの色以外は同じです。

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 庫内容量は、16Lです。

 パナソニックとほぼ同じサイズですが、こちらは、ターンテーブルのないフラット庫内です。

 ただ、フラット庫内は、掃除がしやすいメリット性があり、汚れ防止コーティングと合わせて、お手入れのしやすさでは「上位」です。

 一方、この程度の価格の製品の場合、ターンテーブルに比べると、加熱ムラが生じやすい部分はあります。

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 本体サイズは、幅46.1×奥行33.7×高さ29.3cmです。

 ただし、ボックス収納する場合の必要空間は広めです。

 電子レンジ機能は、一方、単純な蒸気温度センサーです。

 重量センサーを搭載するパナソニックほどは、「自動あたため」の精度は期待できないでしょう。

 ただ、ワット数の刻みは、全国一定で使いやすくはあります。

 オーブン機能は、温度設定が100〜200度までです。

 この部分は明らかに本機の弱点で、190度以上の持続時間が最大8分です。

 実用的とは言えないでしょう。

 自動メニューは、牛乳・ゆで野菜・お弁当・トーストなどです。

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 トーストも、2枚まで、同時に焼くことが可能です(7分強)。

 ただし、こちらについては、途中で裏返す必要があります。

 フラット庫内を採用したためでしょう。

 グリルは、付属しますが、方式的に、パワーはさほど期待できないでしょう。

 保証は、1年間です。

 東芝も国内に訪問修理網はあります。

---

 以上、東芝オーブンレンジの紹介でした。

 小型でフラット庫内を採用した部分はかなりの魅力です。

 一方で、オーブンの出力や、トースターの利便性が削がれてしまっているため、短所もめだっていると言わざるを得ない製品です。

ーーー

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 【2020年発売】

 23・SHARP オーブンレンジ RE-F161-B
 23・SHARP オーブンレンジ RE-F161-W
  ¥20,841 楽天市場 (6/9執筆時)

レンジ出力:500W【ヘルツフリー】
庫内容量:16L(フラット庫内)
自動あたため:蒸気センサー
オーブン機能:200度
トースト:2枚まで(両面焼)
センサー:蒸気センサー
サイズ:幅45.5×奥行34×高さ28.2cm

 なお、他社機ですが、シャープのRE-F161ラインも本機に仕様が似ています。

 同じくフラット庫内の16Lで、蒸気センサー搭載、オーブンの最大温度も同じです。

 ただ、電子レンジの部分で、最大500W(60Hz地域は650W)と、インバーター非対応で、基本部分が東芝機より弱いです。

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 なお、同社の場合、2019年機(RE-M16A)までは、ターンテーブル仕様ながら、センサーが重量+温度センサーだった点からすると、やや残念感があります。

次回につづく!
小型電子レンジ・オーブンのオススメは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、比較的安い価格の小型の電子レンジ・オーブンレンジを比較しました。

 記事は、もう少しだけ続きます。

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1・小型電子レンジの比較 (1)
 1-1:電子レンジ〈ヘルツ専用〉
  容量:17L
  人数:1-2人向け
  予算:5千円〜
 1-2:電子レンジ〈ヘルツフリー〉
  容量:17L or 18L
  人数:1-2人向け
  予算:1万円〜
 1-3:オーブンレンジ〈超小型〉
  容量:15L
  人数:1-2人向け(小さめ)
  予算:1.25万円〜
2・小型電子レンジの比較 (2)
 2-1:オーブンレンジ〈小型〉
  容量:18L
  人数:1-2人向け(標準)
  予算:1.5万円〜
 2-2:小型レンジの選び方【結論】
  =予算別・サイズ別のおすすめの提案

 次回の2回目記事こちら)では、前半紹介できなかった18Lクラスの機種を追加で紹介します。

対応人数   1-4人程度まで
レンジ性能  ★★★★★
オーブン性能 ★★★★★
トースト性能 ★★★★★
総合評価   ★★★★

 その上で、今回紹介した、電子レンジ・オーブンレンジ全機種から、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は、→こちら

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posted by Atlas at 19:38 | 調理家電

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