【今回レビューする内容】2025年 1人暮らし向け小型冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:2ドア小型冷蔵庫:人気機種の違いと性能ランキング120 135 140 150 162リットル
【比較する製品型番】パナソニック NR-B16C2 NR-B16C1 三菱電機 MR-P15K MR-P15J シャープ SJ-D15P SJ-H13E-S PLAINLY SJ-GD15K SJ-D15P SJ-D15PJ SJ-15E4-W ハイアール JR-12A JR-NF121C JR-NF140P JR-XP2NF148F-XK JR-SY15AR JR-SY15AL アクア AQUA SIMPLE+ AQR-14R-DS AQR-14R-W AQR-14E4(W) AQR-14RBK-S 東芝 GR-W15BS JR-XP2NF148F-XK アイリスオーヤマ 大凍量 IRSN-HF15A-W IRSN-HF15A-B IRSN-BLK15A IRSE-16A-HA IRSE-16A-CW IRSD-14A-W IRSD-14A-B IRSD-14A-S IRSE-16A-B AF162L-W IRSD-13A-W IRSD-13A-B maxzen JR140HM01WH JR142HM01WH JR138ML01WH JR138ML01GM JR117ML01GM JR117ML01SV JR121HM01WH ハイセンス HR-D140KW HR-D140KB HR-D13E4W HR-D13E4WB HR-B12E4W HR-D15FB HR-D15F HR-G16AM HR-B12HW HR-K12HB HR-B12E4W ツインバード HR-F915W HR-G912W ほか
今回のお題
1人暮らしに向く小型冷蔵庫のおすすめはどれ?
ども、Atlaです。
今回は、2025年6月現在、最新の小型2ドア冷蔵庫の比較です。
各機の「光熱費(電気代)」の違いや「設置サイズ」に注目しながら、冷蔵室・冷凍室それぞれの機能性の違いを、比べていきます。
1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:450L〜
ドア数:5ドア〜
用途:料理好きの家庭向け
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
人数: 2-4人家族向け
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
人数: 1-2人家族向け
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-160L
ドア数:2ドア
人数:1人暮らし向け
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100L以下
ドア数:1ドア〜
用途:家庭の2台目向け
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
全製品からのおすすめ機種の提案
今回の記事は、このブログの「冷蔵庫の比較記事」全体としては、4回目記事です。
収納量としては、120L〜160Lの中型2ドア冷蔵庫だけを扱います。
1人暮らし向けに最も売れているサイズですので、デンキヤだと春にとても売れます。
なお、このブログでは、2ドアでも隣接するサイズ(100L以下・170L以上)は別記事にしています。
そう言われても「どの程度のサイズが良いか分からない」方は多いでしょう。
サイズ面の「賢い選び方」は、すぐ下で解説するので今回の記事をそのままお読みください。
よろしくお願いします。
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電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社の冷蔵庫を比較します。
その上で、「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、サイズ別・目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・小型冷蔵庫の選び方の基本!
小型冷蔵庫を選ぶ場合、特に注意するべきポイントは、次の3点です。
1・冷蔵庫の庫内容積
2・冷蔵庫の電気代
3・冷蔵庫のサイズ
重要な部分なので、個別の製品解説にはいる前に、順番に解説しておきます。
1・冷蔵庫の庫内容積
第1に、冷蔵庫の庫内容積です。
皆さんが悩むのは「どの程度の容量が必要か」でしょう。
冷蔵庫の場合、各社とも冷蔵庫全体のサイズ(定格内容積)ほか、冷蔵室と冷凍室の細かい容積を公開します(リットル単位)。
今回の記事でも示しながら紹介しています。
〈やまかっこ〉内の数字は、任意で公開される「実収納量」です。ここを見た方がより正確に収納力を把握できます。
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2ドア冷蔵庫(120L-)
:料理をほぼしない方
2ドア冷蔵庫(135L-)
:1人暮らしの標準
2ドア冷蔵庫(150L-160L)
:1人暮らしの少し大きめ
結論的にいえば、定格内容積の部分での、Atlasの「おすすめの庫内容量」は上表の通りです。
先述のように、今回記事は、上表の120L〜160Lの紹介です。
これらのサイズについて少し詳しく書いておきます。
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第1に、120Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の小さめ」といえるサイズです。
冷凍室・冷蔵室ともに備わりますが、はっきりと狭いです。
1人暮らしでも本当に料理をしないだろう方以外は、おすすめしません。
料理をしない方でも、掃除な苦手な方には向きません。なぜなら、ファンを冷気で循環させない直冷式しかないからです。
そのため、手入れを怠ると冷凍室に固まった氷状の霜が発生します(写真)。定期的に「こそぎおとす」必要があるので、「霜取りヘラ」が付属します。
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第2に、135Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の中くらい」といえるサイズです。
パナソニックやハイセンスなどがこのサイズを出します。
1人暮らしでも、こまめに買い物する方ならばこのサイズで良いです。
ただ、しっかり料理を毎日作る方は、物足りないでしょう。
このサイズならば、霜の付かないファン式(間接冷却)で、冷凍庫が下にある、ボトムフリーザーが選べます。
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第3に、150L-160Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の大きめ」といえるサイズです。
1人暮らしの方で、収納量をあまり気にせず、快適に使えるサイズです。
三菱・日立・東芝・シャープ・ハイセンスなど各社がラインナップします。
ただ、冷凍庫・冷蔵庫のサイズ比率がメーカーで異なります。
とくに冷凍庫がボックス型(左図)ではなく、「開き戸」(右図)なるタイプもあるので、「150Lならなんでも同じ」というわけではないです。
本編でしっかり説明します。
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2ドア冷蔵庫(170L-)
:1人暮らしの料理好き
2ドア冷蔵庫(200L-)
:カップル向け
3ドア冷蔵庫(270L-)
:カップル向け
一方、2ドアでもこれ以上のサイズは存在します。
2ドア冷蔵庫(170L 200L)は2ドアだと「中型」といえるサイズです。
とくに、冷蔵室の収納量が増加するので、日配品や野菜がより多く収納できます。
この部分で、ある程度「料理」をする方ならば、このクラス以上が良いです。
設置面積は、150Lと170Lならば、ほぼ変わらず、背が多少高くなるだけです。
電子レンジも無理なく置けます。
3ドア冷蔵庫(270L-)は、基本的には「2人暮らし以上の世帯用」です。
ただ、野菜の鮮度維持、生鮮食品の長期保存(チルド)、急速冷凍(ホームフリージング)や自動製氷など、大きな冷蔵庫では「普通」の機能をムラ無く装備するのは、このクラスからの装備です。
そのため、1人暮らしでも「高機能冷蔵庫」が欲しい場合、このサイズが適当です。
最近小型冷蔵庫が(そこそこ)値上がりしてきたので、3ドアとの価格差は「ビックリするほど」はないですので、検討してみてください。
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1・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
なお、少し「大きめ」で考えてみたい方は、冒頭書いたように「別記事」です。
以上のリンクをご利用ください。
2・冷蔵庫の電気代
第2に、冷蔵庫の電気代についてです。
小型冷蔵庫の場合、(大きな冷蔵庫と違って)サイズが小型なほど電気代は、基本的に安いです。
ただ、断熱材や構造の違いで、メーカーによって年間電気代が1000円前後変わっていきます。
一方、年間電気代は、1時間あたりの電気代の単価をふまえて、各社が「年間電気代」の情報を提供しています。
これは、冷蔵庫以外の家電も同じです。
多くの白物家電(エアコン・洗濯機など)は、近年の電気料金の高騰をふまえ、1kWhあたりの計算単価を、2円から31円変更し、実態に近い電気代の額を広告掲示しています。
しかし、冷蔵庫に限っては、実態にそぐわないJIS規格(C:2015)旧水準(1kWh=27円)での計算が続いています
言いかえれば、2022年以前の安い電気料金をベースに、各社とも「広告」を続けています。価格コムなどで表記されている価格も、旧水準の電気代ベースです。
これは実態にそぐわないので、今回の記事では、ほかの家電ジャンル同様に「31円」で計算し直し、各機の電気代を計算しました。
3・冷蔵庫のサイズ
第3に、冷蔵庫のサイズ(外形寸法)についてです。
とくに2ドアの小型冷蔵庫について、「市販の冷蔵庫ラック」を利用したい方は、注意するべき部分です。
冷蔵庫の幅は、特に重要で、50cm以内に留めないと市販のラックの多くが利用できません。
冷蔵庫の奥行も、60cmに収まるような製品を選ばないと、ラックを利用したい場合、設置性が悪くなります。
冷蔵庫の高さは、一方、可動棚を利用できるタイプならば、設置において邪魔になりにくい部分です。
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結論的にいえば、そのため、庫内容量の多いモデルが欲しい方は、「背の高い」モデルを選ぶと良いでしょう。
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以上、冷蔵庫を選ぶ際に重要なポイントを3点紹介しました。
そのほか、冷蔵庫のデザイン性、静音性など、重視するべき点は無数にあります。
しかし、これらについては、製品比較の中で説明していくこととします。
よろしくお願いします。
1・小型2ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:シャープ
1-5:ハイアール
1-6:東芝
2・小型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:アクア
2-2:ハイセンス
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:MAXZEN
2-5:ツインバード工業
3・サイズ別おすすめ冷蔵庫
= 最終的なおすすめ機種の提案【結論】
以下では、上表のような順番で、各社の製品を順番にみていきます。
1-2・パナソニックの冷蔵庫
はじめに、パナソニックの小型2ドア冷蔵庫です。
総合家電メーカーですが、格安な小型機の展開数は少なめです。ただ、見どころのある機種をだします。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【2024年11月発売】
1・パナソニック NR-B16C2-K
2・パナソニック NR-B16C2-W
¥44,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:156L【右開き】
冷蔵室:96L〈73L〉
冷凍室:60L〈41L〉
霜取り機能:あり
運転音: 19db
年間電気代:8,401円(271kWh)
NR-B16C2は、パナソニックの小型2ドアの現行機だと、最も小さいタイプです。
ただ、他社に比べると「ちょい大きめ」の水準です。
2023年からの展開になった製品の最新後継機で、収納力のほか、「静音性」の向上を1つの売りにして登場したシリーズになります。
デザイン性は、フラットスチールの鋼板ドアです。
値段なりに高級感があります。
内部も、トレイには清潔なガラス板を使用し、内部のLED照明は鮮やかで、食品がよく見え、清潔感もあります。
定格内容積は、156Lです。
先述のように、このクラスの小型冷蔵庫としては、広めです。
特に、冷凍庫はそのように言えます。
冷蔵庫のサイズは、設置幅が49.7cmです。
50cmクラスなので、小型の平均水準です。
ただ、次回記事で見る180Lも(背が高くなるだけで)奥行を含めて同じです。
冷蔵室は、 120L〈98L〉です。
内側は2段トレイで、その下に、ボトムケースが付きます。
フタ側は、2段です。飲みもののストックを優先した構成です。
ボトムケースは、ふたがないフリーケースです。
自由度は高いですが、(乾燥を防げる)野菜ケースでも(低温にできる)低温ケースではないという意味では平凡です。
ただ、小型の2ドアでこの部分に凝った機種はあまりないので、マイナスではないです。
冷凍室は、2段の60Lです。
180L前後の中型2ドアとしてはかなり広めにとっています。
ここは本機のポイントになります。
冷凍室は製氷室と分離された仕様で、もちろん、霜取り機能も付属します。
本体の天板は、耐熱仕様で、電子レンジも置けます。
電気代は、年間8,401円です。
年間電気代は、このクラスの引き出し式のボトムフリーザー搭載機ではかなり優秀です。
今回、新型のインバーターモーターに変更あったようで、そこが活かされます。
静音性は、19デシベルです。
かなり静かです。20dBを切る値を出す機種は、過去に記憶がないです。
やはり、モーターの恩恵です。そのため、寝室にも置けることが強調されます。
清潔性の部分では、交換不要のカテキン抗菌・脱臭フィルターが装備されています。
ただ、脱臭力はそれ程期待できないため、生ものを保存する方は、キムコなどの脱臭剤は必要です。これは他社も同じです。
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以上、パナソニックのNR-B16C1の紹介でした。
多少高めですが、しっかり「ファン式」で霜取り機能がしっかり付く機種です。
特に、モーター部分が優秀で、消費電力と静音性の部分も評価できます。
その上で、冷凍庫が広めである点が魅力です。容量の割に設置性も良いですし、外観もよいと言えます。
小型に分類できる2ドアとしては、高度にまとまった良い機種に思えますので、これを基準に他機を選べば、分かりやすい、という意味で、現在の「基準機」とい言えます。
もちろん、これを買ったら性能面で「後悔しない」という機種といえます。
1-3・三菱電機の冷蔵庫
続いて、三菱電機の小型2ドア冷蔵庫です。
小型機では、サイズ感に比して、収納性を強化した機種が目立ちます。
【2024年11月発売】
3・三菱電機 MR-P15K-H
3・三菱電機 MR-P15K-W
¥42,307 楽天市場 (6/9執筆時)
【2023年11月発売】
【通常型番】
4・三菱電機 MR-P15J-H
4・三菱電機 MR-P15J-W
¥42,300 楽天市場 (6/9執筆時)
【エディオン限定】
5・三菱電機 MR-P15E3J-W
¥41,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:146L【右開き】
冷蔵室:100L〈80L〉
冷凍室:46L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:22db
年間電気代:9,424円(304kWh)
MR-P15Jは、三菱の冷蔵庫です。
旧機種が残ります。
新機種は、カラシ・わさび類の収納用のチューブスタンドが付属になります。
一方、エディオン限定版は、そちらに加えて、冷凍室最上段用のアルミトレイが「オマケ」です。
3ドア以上の製品だと割とある工夫です。2ドアでも強運転にして上にアルミホイルなどで補えば(簡単な)急速冷凍はできるかと思います。オマケとしては上質でしょう。
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結論的にいえば、基本的には値段で決めてOKですが、エディオン限定が同じほどの値段ならば、優先しても良いかと思います。
あとは同じなので、以下、同時にみていきます。
デザイン性は、ガラスドアではないですが、同社も悪くないです。
定格内容積は、146Lです。
冷蔵庫のサイズは、幅50cmクラスです。
パナソニック機と同じで「小型の大きめ」に相当します。
一方、先ほどのパナソニックに比べると、設置幅はさほど変わらず、内容量は控えめです。ここは、(おそらく冷媒や断熱材を含めた)改良があったパナソニックには及ばないと言えます。
冷蔵室は 100L〈80L〉です。
ここはパナソニックと同級で、このクラスだと冷蔵庫は広めです。
内側は、ガラス棚3段とボトムケースという仕様です。
内部照明もLED照明が使われており見やすいです。
ポケットケース側は、一方、三菱は収納量が多めです。
大容量で、500ミリのペットボトルならば上段だけで最大10本はいります。
下段も2Lペットボトルのほか、500ミリ程度ならば、前後に収納することが可能です。
ボトムケースは、小型機としては珍しく個性があります。
機能面で「低温ケース」の明示があるからです。
(肉などを長持ちさせられる)チルド室ではないです。しかし、低温が維持しやすいので、(簡易的な)チルド室としてハム・チーズなどの保存に適します。
ただし、乾燥した冷風を防ぐ工夫はないので、逆に野菜には適しません。
野菜は、その上段に平置きすると良いでしょう。
冷凍室は、46L〈33L〉です。
クラス平均ですが、先述のパナソニック機や、次に見るシャープの150Lクラスに比べて小さめです。
つまり、本機は「冷蔵庫の広さを優先」して広くしているため、フリーザーは少し狭いと言うことになります。
ただ、製氷室と分離された2段収納タイプですので、過度に入らないわけではないです。また、自動霜取り機能も付属します。
本体の天板は、耐熱仕様なので、オーブンレンジなどを載せることも可能です。
なお三菱は、この部分が抗菌加工です。
電気代は、年間電気代として9,424円です。
ちょうど省エネ達成率100%ですので、可もなく不可もなしです。
なお、省エネ面では、「ヨコ取りポケット」という機能もあり、扉を半開きの状態でペットボトルが取り出せるため、電気代を節約可能です。
静音性は、22デシベルです。
パナソニックほどではないですが、静かと言えます。
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以上、三菱電機のMR-P15Jの紹介でした。
23年に改変があったため、パナソニックの同級機と比べる場合、収納量ほか、静音性と電気代で、少し負ける状況になりました。
とはいえ、他社平均よりその部分は良ですし、冷蔵庫部分は独自の工夫もあります。
下段ケースが「低温ケース」で、フタ部分のボトル収納も凝った作りですし、冷蔵室に「全力投球」している製品といえます。
ただ、冷凍庫を重視する場合は、サイズ面で他社機のが良いとは言えます。
1-4・シャープの冷蔵庫
続いて、シャープの小型2ドア冷蔵庫です。
同社の冷蔵庫は、どの製品も冷凍室が大きめなのが特長です。
例外もありますが、小型でもそこを強調した製品が多いです。
【2019年7月発売】
6・シャープ SJ-H13E-S
¥33,000 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
定格内容積:128L【右開き】
冷蔵室:94L〈70L〉
冷凍室:34L〈28L〉
霜取り機能:
運転音:不明(多分大きい)
年間電気代:7,353円(243kWh)
SJ-H13E は、シャープの2ドアの小型サイズの冷蔵庫です。
定格内容積は、128Lです。
冒頭の区分では、2ドア冷蔵庫の「小型の小さめ」です。
ほぼ料理はしない方に向くサイズです。
冷蔵庫のサイズは、48x116x52cmです。
ワンルームマンションでも、無理なく設置できるサイズです。
冷蔵室は、94L〈70L〉です。
冷蔵室は写真のように下段配置です。
内側は3段トレイです。下にボトムケースが付きます。
最近は各社共ですが、しっかりガラス棚を採用しますし、作りは良いです。
ドアポケット側は、あまり収納性はよくないです。
下段はペットボトルが2本が限界で、1人用と考えても小さめです。
ボトムケースは、野菜ケースです。
他機の場合、お肉やチーズなど、あまり温度を上げたくないものを入れる低温ケース仕様の場合があります。
野菜ケースは、冷気が直接あたると乾燥してしまうのでこの仕様が適当です。本機は、ファンのない直冷式なので、その部分でもケースに入れておくと、多少ですが保ちが良くなるでしょう。
冷凍室は、34Lです。
上段の冷凍庫(トップフリーザー)ですが少なめです。
フタ側に収納もないので、製氷皿を利用するなら、冷凍食品は数点ほどしか入らないでしょう。
霜取り機能も、ありません。
このタイプは、固まった氷状の霜を、一度冷蔵庫を止めて定期的に取り除く必要があります。
本体の天板は、耐熱仕様です。
上に電子レンジなどを置くことができます。
電気代は、年間電気代として、7,533円です。
収納量に対して、ちょうど平均値といえ、可もなく不可もなしです。
静音性は、騒音値が非開示です。
直冷式の冷蔵庫なので、かなり冷蔵庫の音がうるさいのではないかと思います。
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以上、シャープのSJ-H13Eの紹介でした。
省エネ性はそこそこ良い機種ですが、それ以外にはあまり個性はないです。
とくに、冷凍室がかなり狭い点と、霜取りが必要な面がネックです。
【下位モデル】
【2024年11月発売】
(通常向け型番)
7・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15P-H
7・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15P-W
¥40,432 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
(Joshin向け型番)
8・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15PJ-H
8・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15PJ-W
¥54,370 楽天市場 (6/9執筆時)
(エディオン向け型番)SJ15E4W
9・シャープ 冷蔵庫 SJ-15E4-W
¥49,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:152L【右開き】
冷蔵室容量 :94L〈73L〉
冷凍室容量 :58L〈40L〉
霜取り機能 :あり
運転音:23dB
年間電気代:8,990円(290kWh)
SJ-D15Kも、シャープの2ドアの冷蔵庫です。
先ほどの機種より大きめの152Lサイズの製品です。
本機は、特定電気店向けにメーカー特注品があります。
Joshinは、色が特注(黒)だけで性能は同じです。
エディオン系限定も、色が特注(フレークマットホワイト)です。
通常だと未搭載の「タマゴ仕切り」と、通常、同社の大きめ2ドアのみ搭載の「ナノ低温脱臭触媒」が備わります。
後者は(キムコ不要といえるほど消臭性能は期待できない仕組みですが)割と良質な「おまけ」に思います。
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結論的にいえば、基本的には旧機種を含めて、値段で決めてOKです。
ただ、同じほどの価格なら、エディオン製品を選んでも良いように思います。
あとは同じなので、同時にみていきます。
定格内容積は、152Lです。
冒頭で書いた区分では、150Lクラスですので「小型の大きめ」です。
一人暮らしなら、余裕を持って使えるサイズです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5x高さ120x奥行59.8cmです。
150L前後になると、120Lサイズより、主に高さ方面で大きくなります。
ただ、まだまだワンルームでも無理なく置けるサイズです。
本機は、左開きにも対応です。
常に、両方どちらからでも開くわけではなく、簡単な工具も要らずに、ツメを外すだけで付け替えられるという意味です。
そのため、「つけかえどっちでもドア 」という商品名になっています。
冷蔵室は、94L〈73L〉です。
トレイが2段とボトムケースなので、150L前後のの他社機と比較すると狭めです。
とはいえ、1人暮らしで、さほど料理はしないなら、差し支えないでしょう。
庫内はしっかりLED照明ですし、食品を置く棚は、掃除がしやすく清潔なガラス製です。
ボトムケースは、ふたのないタイプです(フリーケース)。
野菜なども置けますが、ふたがないので乾燥しやすい部分はあります。
冷凍室は、58L〈40L〉です。
冷凍庫については、冒頭のパナソニック機と同等のサイズです。
シャープは冷凍室が広めの機種が多いのですが、本機も本体サイズからすると大きめの「メガフリーザー」です。
冷凍室が2段あり、収納力があります。
製氷皿の下に、貯氷ケースが用意されているのも、結構気が利いています。
本体の天板は、耐熱仕様です。
オーブンレンジなどを載せることも可能です。
電気代は、年間8,990円です。
フリーザーが大きめである部分もありそうですが、このクラスだと割安です。省エネ達成率も100%を越えます。
静音性は、23dBです。
静かですが、パナソニックには負けます。
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以上、シャープのSJ-D15Kの紹介でした。
このクラスだと、パナソニック並に冷凍室が大きめなので、冷凍食品や自作料理を多く冷凍保存したい方、お酒用に氷を常備したい方には、良い選択肢になります。
一方、冷蔵庫が若干狭いので、その部分を重視しなくてよい方に向きます。
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【2024年10月発売】
10・シャープ PLAINLY SJ-GD15P-B
10・シャープ PLAINLY SJ-GD15P-W
¥53,482 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
【2023年10月発売】
11・シャープ PLAINLY SJ-GD15K-B
11・シャープ PLAINLY SJ-GD15K-W
¥57,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
定格内容積:152L【右開き】
冷蔵室容量 :94L〈73L〉
冷凍室容量 :58L〈40L〉
霜取り機能 :あり
運転音:23dB
年間電気代:8,990円(290kWh)
なお、PLAINLY SJ-GD15Pは、先ほどの機種の上位仕様にあたります。
収納量やサイズほか、仕様は先ほどの機種と同じです。
違いは、2点です。
第1に、外装にガラスドアを採用したフラット冷蔵庫である点です。
小型機ではインテリア性が高く、突出して高級感があります。
他社ではこういったモデルがないため、外観重視ならば、上位モデルは選択肢にできます。
第2に、プラズマクラスターによる除菌機能が付属する点です。
冷気の部分にマイナスイオン発生装置があり、庫内の雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
なお、この機種の場合、食品の付着菌の除去や、脱臭機能は備わっていません。つまり「キムコは基本必要」になります。
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結論的にいえば、ガラスドア仕様の2ドアは「レア」です。
湖野タイプは、「キッチン映え」するのでその部分でおすすめできます。この部分では、他社のメタルドアの製品より評価できます。
「メガフリーザー」など、下位機種の持つ個性もそのままありますし、小型の2ドアだと有力な候補になります。
1-5・ハイアールの冷蔵庫
続いて、ハイアールの中型2ドア冷蔵庫です。
世界最大規模の中国の冷蔵庫メーカーです。
日本でも長期の販売実績と、訪問修理網があるため、安心して購入できます。
【2024年8月発売】
12・ハイアール 直冷式 JR-12A-W
¥22,000 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:120L【右開き】
冷蔵室:91L〈76L〉
冷凍室:29L〈26L〉
霜取り機能:なし
運転音:25dB
年間電気代:6,479円(209kWh)
JR-12A は、ハイアールの冷蔵庫です。
デザイン性は、シンプルさ重視です。
幅・奥行ともが狭く、どこでも置けそうな製品です。
定格内容積は、120Lです。
小型の2ドアでだけでみても、収納量小さめなほうです。
1人暮らしでも自炊をある程度やる場合、少し物足りないと言えます。
冷蔵庫のサイズは、 幅45.2×奥行53.4×高さ107.5cmです。
狭いキッチンでも設置性が良さそうです。
冷蔵室は、91L〈76L〉です。
冷蔵庫は下段ですが、120Lクラスとして言えば、収納量は多めです。
3段トレイの下に、ケースという仕様です。
しっかり庫内はガラストレイです。
ボトムケースは、フリーケースです。
特段「野菜ケース」という書き方はしません。しかし、(霜が付く欠点がある)直冷式は、間冷式(ファン式)より乾燥した冷風が当たりにくいため、この部分で「野菜向け」です。
冷凍室は、一方、トップフリーザー式で29L〈26L〉です。
実収納量は26Lですが、平収納なのでそこまでは入りません。
冷凍食品の買いだめは無理でしょう。
また、直冷式なので、自動霜取り機能が未装備です。
小型のトップフリーザータイプは、各社ともこの仕様です。
本体の天板は、耐熱仕様です。
電気代は、6,479円です。
直冷式でこのサイズなので、省エネ達成率は高いです。
静音性は、騒音値が25デシベルです。
爆音ではないですが、他社より数字は悪めです。寝室などには向かないでしょう。
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以上、ハイアールのJR-12A- の紹介でした。
冷蔵室は意外と広めです。野菜も下段に入るので、冷凍食品は買わないという一人暮らしには、値段の安さで選択肢になる格安機です。
ただし、冷凍庫は霜取りが必要で小さいです。その点で、今後どのような食生活を送るのか分からない、一人暮らし開始前の段階で選ぶのは、すこし危険かもしれません。
【2024年9月発売】JR-NF121B後継品
13・ハイアール ファン式 JR-NF121C-W
¥29,366 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:121L【右開き】
冷蔵室:73L〈58L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,370円(270kWh)
JR-NF121C(W)も、ハイアールの小型冷蔵庫です。
デザイン性は、かなり良いです。
フルフラットで外観に気を使っています。
定格内容積は、121Lです。
120Lクラスですので、本機は「小型の小さめ」です。
ほぼ料理をしないだろう一人暮らし向けです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.4x高さ114x奥行55.3cmです。
上で見た、同じほどのハイアール機よりも、わずかに大きいです。
ただ、これは、後述するように、理由あってのことで、問題ないです。
冷蔵室は、上段で73L〈58L〉です。
内側は、2段とトレイとふたのないフリートレイという構造です。
はっきりと狭いので、料理をしない方、というか、あまり冷蔵室は使わない方むけです。ただ、しっかり庫内はガラストレイです。
ボトムケースは、シンプルなフリーケースです。
ふたがないので野菜には向かず、低温ケースでもないので、シンプルに「1段目トレイ」と考えて良いかと思います。
冷凍室は、下段で、48L〈32L〉です。
小型にしては大きいですが、本機は、ユーロ(欧州)式の開き戸です。
開き戸をいったん開けてケースを出すので、慣れるまでは面倒でしょう。
この方式は「収納量が稼げる」点にメリット性がありますが、一瞬で奥まで視認はできないので、この部分で好き嫌いはあります。
製氷皿は付属します。しかし、専用スペースがあるわけでないので、氷を作る場合の実収納力は、写真よりはすこし減ります。
一方、本機は、ファン式で自動霜取りができるので、この部分は高く評価できます。
本体の天板は、レンジを置いても問題ない、耐熱仕様です。
電気代は、年間8,370円です。
ちょうど省エネ達成率100%ですので、可もなく不可もなしです。
静音性は、騒音値が25デシベルです。
本機も、ほとんど音は気にならないでしょうが、最近はより静かな機種が多くあります。
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以上、ハイアールの JR-NF121C(W)の紹介でした。
比較的安めである上で、霜取り不要のファン式の冷凍室で、120L前後のクラスでは実収納量も大めですので、冷凍室を評価する場合、とくに、及第点以上の能力がある機種です。
一方、ユーロタイプの開き戸の冷凍庫なので、その部分の使い勝手に「慣れ」が必要な点は注意するべきです。特に年配者は、屈む必要があるので、取り出しにくさを感じやすいかと思います。
【2024年10月発売】
14・ハイアール JR-NF140P-W
¥32,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:92L〈74L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,742円(282kWh)
JR-NF140P(W)も、ハイアールの冷蔵庫です。
デザイン性は、1つ上の機種と同じです。
そちらから 冷蔵庫の容量を広げた機種です。
定格内容積は、140Lです。
135Lクラスに相当し、2ドア冷蔵庫では「小型の中くらい」です。
1人暮らしに十分対応できるサイズです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5x高さ125x奥行55.3cmです。
設置寸法は、1つ上の製品と同じです。
冷蔵庫が拡がった分、背の高さが増しています。
冷蔵室は、上段にあり、92L〈74L〉です。
内側は、2段トレイにボトムケースです。
2段ですが、高さ方面には余裕があります。 棚は、しっかりガラス棚です。
ボトムケースは、本機もフリーケースという名前です。
ケースにふたがないタイプなので、普通に「1段目トレイ」として上段と同じに使う感じです。
冷凍室は、48L〈32L〉です。
本機も、ユーロスタイルの開き戸タイプです。
冷凍庫のサイズは、先ほどの製品と同じです。
もちろんファン式で、自動霜取にも対応します。
本体の天板は、しっかり耐熱仕様です。
電気代は、年間電気代として8,742円です。
冷凍室の実容量が多くできる開き戸のユーロスタイルの場合、引き戸より少し良くなる傾向があります。
本機の場合もそうで、省エネ達成率は107%ですから、容量に比して電気代は安いです。
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以上、ハイアールのJR-NF140P(W)の紹介でした。
冷蔵庫の収納力が先ほどの機種より多くなるので、1人暮らしでも料理をする方は、これくらいあっても良いでしょう。
冷凍室も十分な広さを持ちますし、霜取り不要のファン式でもあります。欠点があまり見あたらない言える機種ですので、開き戸の冷凍庫である点が問題ないならば、小型機の安めでは「おすすめ」できます。
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なお、140L-150Lクラスの製品が、同社から他にも数点でています。
確認しておきます。
【特定店向け】URBAN CAFE SERIES
15・ハイアール JR-XP2NF148F-XK
¥45,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:148L【右開き】
冷蔵室:94L
冷凍室:54L
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:7,192円(232kWh)
第1に、JR-XP2NF148Fです。
同じようなユーロ型の開き戸ですが、特定店向けで、冷凍室の収納量をやや強化したタイプです。
冷凍室は、3段で、上段の小さなスペースが追加されている分、広いです。
設置性もそう大きくは変わらないです。
一方、やや価格が高いですが、冷凍室が広めな分だけ、年間電気代は少なめで済んでいるため、10年単位で考えれば、こちらのほうが「お得」な部分はあります。
外観も特注パネルで、すこし格好良いように思います。若い1人暮らし向け(特に男子)むけに見えます。
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【2023年11月発売】
【右開き】
16・ハイアール freemee JR-SY15AR-H
16・ハイアール freemee JR-SY15AR-W
¥39,800 楽天市場 (6/9執筆時)
【左開き】
17・ハイアール freemee JR-SY15AL-H
17・ハイアール freemee JR-SY15AL-W
¥39,800 楽天市場 (6/9執筆時)
定格内容積:148L【右開き】
冷蔵室:61L〈44L〉
冷凍室:87L〈70L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,649円(279kWh)
第1に、JR-SY15ARです。
こちらもユーロ型の開き戸ですが、珍しく、左右の開き方が選べます。
冷凍室は、一方、本機の特長で、収納量が87Lです。
実際、200Lクラスと比べても多いと言えますし、とても多いです。
冷蔵室は、逆に、3段ですが、 61Lと120Lクラスより狭いので、最低減で良い方に向きます。
とくに、大物野菜を買い置きするような方は、少し難しいでしょう。
設置性は、幅45cmクラスですが、廃熱スペースが若干広めに必要なので、50cmクラスとみたほうが良いでしょう。
ただ、それでも、小型機の標準です。
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結論的にいえば、かなり特殊なモデルです。
冷凍庫がとにかく欲しい方以外は、選ばない方がよいでしょう。ただ、現代生活を考えると、この仕様のほうが良いと感じる人も多そうです。
1-6・東芝の冷蔵庫
続いて、東芝の小型冷蔵庫です。
東芝も、小型機の展開は少なめです。
【2024年11月発売】
18・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W15BS-W
18・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W15BS-K
¥43,700 楽天市場 (6/9執筆時)
年間電気代:8,370円(270kWh)
【2025年1月発売】(23年モデル原型)
【Amazon限定】
19・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W15BZ1(W)
19・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-W15BZ1(K)
¥42,800 Amazon.co.jp (6/9執筆時)
年間電気代:9,328円(298kWh)
定格内容積:153L【右開き】
冷蔵室:110L〈90L〉
冷凍室:43L〈29L〉
霜取り機能:あり
運転音:
GR-W15BSは、東芝の2ドア冷蔵庫です。
なお、Amazonモデルは、2023年機をベースにしたものです。
この世代だと、若干消費電力が高かったので、アウトレット(型番)的な販売かと思いました。
デザイン性は、スタンダードな感じです。
本体色は、黒( GR-V15BS -K)と白( GR-V15BS-W)から選べます。
定格内容積は、153Lです。
2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」で、各社出している150Lクラスです。
冷蔵庫のサイズは、幅479x高さ1269x奥行58.2mmです。
幅50cmクラスですし、標準です。
冷蔵室は、上段で、110L〈90L〉です。
150Lクラスでは「広め」であり、冷蔵庫重視の構成です。
下部のボックスに、3段トレイという構成です。
収納部は、ワサビなどのチューブを縦置きしやすい「仕切れるチューブスタンド」などの工夫もあります。
ボトムケースは、普通のフリーケースです。
東芝は大きな冷蔵庫は「野菜室」が自慢です。
ただ、本機は、出し入れしやすさを重視して半開きなので、そうした機能性はないです。
冷凍室は、43L〈29L〉です。
ボックスタイプで、しっかりファン式で自動霜取りですが、冷凍室は狭いです。
本体の天板は、本機も耐熱仕様です。
オーブンレンジなどを載せることも可能です。
電気代は、8,370円の年間電気代です。
先述の改良でここは良くなっています。
静音性は、一方、説明がないです。
数字的に強調できないからでしょう。実際は25dB前後かと思います。
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以上、東芝のGR-W15BSの紹介でした。
冷蔵室が大きめで、冷凍庫が狭めという機種です。古くからある構成で、オーソドックスです。
ただ、パナソニックだと、両方とも広くて設置サイズはほぼ変わらないため、(値段をみず)性能だけで言えば、そちらには負けるでしょう。
次回につづく!
最新の小型冷蔵庫のおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、小型2ドア冷蔵庫の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
1・小型2ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:シャープ
1-5:ハイアール
1-6:東芝
2・小型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:アクア
2-2:ハイセンス
2-3:アイリスオーヤマ
2-4:MAXZEN
2-5:ツインバード工業
3・サイズ別おすすめ冷蔵庫
= 最終的なおすすめ機種の提案【結論】
続く、2回目記事(こちら)では、アクア・ハイセンス・アイリスオーヤマ・マクスゼンなどの小型冷蔵庫を追加で紹介します。
対応できる人数 1-4人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる3回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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