【今回レビューする内容】2023年 1人暮らし向け小型冷蔵庫の性能とおすすめ・選び方:2ドア小型冷蔵庫:人気機種の違いと性能ランキング120 135 140 150 162リットル
【比較する製品型番】シャープ SJ-H13E-S SJ-D15J PLAINLY SJ-GD15J パナソニック NR-B14HW 三菱電機 MR-P15H 日立 RL-154SA ハイアール JR-N130C-W JR-N130C-K JR-NF140N-W JR-NF121B AQUA AQF-GS15M-W AQF-GS13M-W AQR-14N-S 東芝 GR-S15BS GR-U15BS JR-XP2NF148F-XK アイリスオーヤマ IRSE-16A-HA IRSE-16A-CW IRSD-14A-W IRSD-14A-B IRSD-14A-S IRSE-16A-B AF162L-W maxzen JR140HM01WH JR142HM01WH JR138ML01WH JR138ML01GM JR117ML01GM JR117ML01SV JR160ML01GM JR160ML01WH JR121HM01WH ハイセンス HR-D15FB HR-D15F HR-G13C-W HR-G13C-BR HR-G16AM HR-B12J1B HR-B12HW HR-K12HB ツインバード HR-F915W HR-G912W ほか
今回のお題
1人暮らしに向く小型冷蔵庫のおすすめはどれ?
ども、Atlaです。
今回は、2023年9月現在、最新の2ドア冷蔵庫の比較です。
各機の「光熱費(電気代)」の違いや「設置サイズ」に注目しながら、冷蔵室・冷凍室それぞれの機能性の違いを、比べていきます。
1・大型プレミアム冷蔵庫の比較
サイズ:450L〜
ドア数:5ドア〜
用途:料理好きの家庭向け
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
人数: 2-4人家族向け
3・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
人数: 1-2人家族向け
4・小型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:120L-150L
ドア数:2ドア
人数:1人暮らし向け
5・超小型冷蔵庫の比較
サイズ:100L以下
ドア数:1ドア〜
用途:家庭の2台目向け
6・サイズ別のおすすめ冷蔵庫 【結論】
全製品からのおすすめ機種の提案
今回の記事は、このブログの「冷蔵庫の比較記事」全体としては、4回目記事です。
収納量としては、120L〜150Lの中型2ドア冷蔵庫だけを扱います。
1人暮らし向けに最も売れているサイズですので、デンキヤだと春にとても売れます。
なお、このブログでは、2ドアでも隣接するサイズ(100L以下・170L以上)は別記事にしています。
そう言われても「どの程度のサイズが良いか分からない」方は多いでしょう。
サイズ面の「賢い選び方」は、すぐ下で解説するので今回の記事をそのままお読みください。
よろしくお願いします。
ーー
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、各社の冷蔵庫を比較します。
その上で、「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、サイズ別・目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1-1・小型冷蔵庫の選び方の基本!
小型冷蔵庫を選ぶ場合、特に注意するべきポイントは、次の3点です。
1・冷蔵庫の庫内容積
2・冷蔵庫の電気代
3・冷蔵庫のサイズ
重要な部分なので、個別の製品解説にはいる前に、順番に解説しておきます。
1・冷蔵庫の庫内容積
第1に、冷蔵庫の庫内容積です。
皆さんが悩むのは「どの程度の容量が必要か」でしょう。
冷蔵庫の場合、各社とも冷蔵庫全体のサイズ(定格内容積)ほか、冷蔵室と冷凍室の細かい容積を公開します(リットル単位)。
今回の記事でも示しながら紹介しています。
〈やまかっこ〉内の数字は、任意で公開される「実収納量」です。ここを見た方がより正確に収納力を把握できます。
ーーー
2ドア冷蔵庫(120L-)
:料理をほぼしない方
2ドア冷蔵庫(135L-)
:1人暮らしの標準
2ドア冷蔵庫(150L-)
:1人暮らしの少し大きめ
結論的にいえば、定格内容積の部分での、Atlasの「おすすめの庫内容量」は上表の通りです。
先述のように、今回記事は、上表の120L・150Lの紹介です。
これらのサイズについて少し詳しく書いておきます。
ーーー
第1に、120Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の小さめ」といえるサイズです。
冷凍室・冷蔵室ともに備わりますが、はっきりと狭いです。
1人暮らしでも本当に料理をしないだろう方以外は、おすすめしません。
料理をしない方でも、掃除な苦手な方には向きません。なぜなら、ファンを冷気で循環させない直冷式しかないからです。
そのため、手入れを怠ると冷凍室に固まった氷状の霜が発生します(写真)。定期的に「こそぎおとす」必要があるので、「霜取りヘラ」が付属します。
ーーー
第2に、135Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の中くらい」といえるサイズです。
パナソニックやハイセンスなどがこのサイズを出します。
1人暮らしでも、こまめに買い物する方ならばこのサイズで良いです。
ただ、しっかり料理を毎日作る方は、物足りないでしょう。
このサイズならば、霜の付かないファン式(間接冷却)で、冷凍庫が下にある、ボトムフリーザーが選べます。
ーーーー
第3に、150Lサイズです。
2ドア冷蔵庫の「小型の大きめ」といえるサイズです。
1人暮らしの方で、収納量をあまり気にせず、快適に使えるサイズです。
三菱・日立・東芝・シャープ・ハイセンスなど各社がラインナップします。
ただ、冷凍庫・冷蔵庫のサイズ比率がメーカーで異なります。
とくに冷凍庫がボックス型(左図)ではなく、「開き戸」(右図)なるタイプもあるので、「150Lならなんでも同じ」というわけではないです。
本編でしっかり説明します。
ーーー
2ドア冷蔵庫(170L-)
:1人暮らしの料理好き
2ドア冷蔵庫(200L-)
:カップル向け
3ドア冷蔵庫(270L-)
:カップル向け
一方、2ドアでもこれ以上のサイズは存在します。
2ドア冷蔵庫(170L 200L)は2ドアだと「中型」といえるサイズです。
とくに、冷蔵室の収納量が増加するので、日配品や野菜がより多く収納できます。
この部分で、ある程度「料理」をする方ならば、このクラス以上が良いです。
設置面積は、150Lと170Lならば、ほぼ変わらず、背が多少高くなるだけです。
電子レンジも無理なく置けます。
3ドア冷蔵庫(270L-)は、基本的には「2人暮らし以上の世帯用」です。
ただ、野菜の鮮度維持、生鮮食品の長期保存(チルド)、急速冷凍(ホームフリージング)や自動製氷など、大きな冷蔵庫では「普通」の機能をムラ無く装備するのは、このクラスからの装備です。
そのため、1人暮らしでも「高機能冷蔵庫」が欲しい場合、このサイズが適当です。
最近小型冷蔵庫が(そこそこ)値上がりしてきたので、3ドアとの価格差は「ビックリするほど」はないですので、検討してみてください。
---
1・中型2ドア冷蔵庫の比較
サイズ:170L-300L
ドア数:2ドア
2・中型3ドア冷蔵庫の比較
サイズ:270L-400L
ドア数:3ドア
なお、少し「大きめ」で考えてみたい方は、冒頭書いたように「別記事」です。
以上のリンクをご利用ください。
2・冷蔵庫の電気代
第2に、冷蔵庫の電気代についてです。
小型冷蔵庫の場合、(大きな冷蔵庫と違って)サイズが小型なほど電気代は、基本的に安いです。
ただ、断熱材や構造の違いで、メーカーによって年間電気代が1000円前後変わっていきます。
そのため、今回の記事は「家電公取協」が上表の計算式で、各機の年間の消費電力量から、各機の1年間の電気代を算出し、比べることにします。
なお、2022年7月に、電気代の高騰で単価が変わっています。カタログ、ネットを含む電器店の表示だと、旧水準の計算(×0.027円)の場合があるため、比較する場合は注意してください。
できるだけ「光熱費の安い小型冷蔵庫」を探していきます。
3・冷蔵庫のサイズ
第3に、冷蔵庫のサイズ(外形寸法)についてです。
とくに2ドアの小型冷蔵庫について、「市販の冷蔵庫ラック」を利用したい方は、注意するべき部分です。
冷蔵庫の幅は、特に重要で、50cm以内に留めないと市販のラックの多くが利用できません。
冷蔵庫の奥行も、60cmに収まるような製品を選ばないと、ラックを利用したい場合、設置性が悪くなります。
冷蔵庫の高さは、一方、可動棚を利用できるタイプならば、設置において邪魔になりにくい部分です。
--
結論的にいえば、そのため、庫内容量の多いモデルが欲しい方は、「背の高い」モデルを選ぶと良いでしょう。
ーーー
以上、冷蔵庫を選ぶ際に重要なポイントを3点紹介しました。
そのほか、冷蔵庫のデザイン性、静音性など、重視するべき点は無数にあります。
しかし、これらについては、製品比較の中で説明していくこととします。
よろしくお願いします。
1・小型2ドア冷蔵庫の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ
1-2:パナソニック
1-3:三菱電機
1-4:ハイアール
1-5:アクア
1-6:日立
1-7:東芝
2・小型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:ハイセンス
2-2:アイリスオーヤマ
2-3:MAXZEN
2-4:ツインバード工業
3・サイズ別おすすめ冷蔵庫
= 最終的なおすすめ機種の提案【結論】
以下では、上表のような順番で、各社の製品を順番にみていきます。
1-2・シャープの冷蔵庫
はじめの、シャープの小型2ドア冷蔵庫です。
日本企業の中では、わりと小型製品の展開数が多めです。
また、小型機としては珍しく、外観がガラストップで、デザイン性の高い機種も出します。
----
なお、以下の本文では、Atlasのおすすめできるポイントを赤字系の文字色で、イマイチな部分を青字で記していきます。
【2019年7月発売】
1・シャープ SJ-H13E-S
¥34,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:128L【右開き】
冷蔵室:94L〈70L〉
冷凍室:34L〈28L〉
霜取り機能:
運転音:不明(多分大きい)
年間電気代:7,353円(243kWh)
SJ-H13E は、シャープの2ドアの小型サイズの冷蔵庫です。
定格内容積は、128Lです。
冒頭の区分では、2ドア冷蔵庫の「小型の小さめ」です。
ほぼ料理はしない方に向くサイズです。
冷蔵庫のサイズは、48x116x52cmです。
ワンルームマンションでも、無理なく設置できるサイズです。
冷蔵室は、94L〈70L〉です。
冷蔵室は写真のように下段配置です。
内側は3段トレイです。下にボトムケースが付きます。
最近は各社共ですが、しっかりガラス棚を採用しますし、作りは良いです。
ドアポケット側は、あまり収納性はよくないです。
下段はペットボトルが2本が限界で、1人用と考えても小さめです。
ボトムケースは、野菜ケースという名前です。
他機の場合、お肉やチーズなど、あまり温度を上げたくないものを入れる低温ケース仕様の場合があります。
しかし、本機は、野菜ケースです。野菜は、冷気が直接あたると乾燥してしまうのでこの仕様が適当です。本機は、ファンのない直冷式なので、その部分でもケースに入れておくと、多少ですが保ちが良くなるでしょう。
冷凍室は、34Lです。
上段の冷凍庫(トップフリーザー)ですが少なめです。
フタ側に収納もないので、製氷皿を利用するなら、冷凍食品は数点ほどしか入らないでしょう。
霜取り機能もありません。
このタイプは、固まった氷状の霜を、一度冷蔵庫を止めて定期的に取り除く必要があります。
本体の天板は、耐熱仕様です。
上に電子レンジなどを置くことができます。
電気代は、年間電気代として、7,533円です。
収納量に対して、ちょうど平均値といえ、可もなく不可もなしです。
静音性は、騒音値が非開示です。
直冷式の冷蔵庫なので、かなり冷蔵庫の音がうるさいのではないかと思います。
---
以上、シャープのSJ-H13Eの紹介でした。
省エネ性はそこそこ良い機種ですが、それ以外にはあまり個性はないです。
とくに、冷凍室がかなり狭い点と、霜取りが必要な面がネックです。
【下位モデル】
【2022年10月発売】
2・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15J-H
3・シャープ 冷蔵庫 SJ-D15J-W
¥52,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
【上位モデル】
【2022年10月発売】
4・シャープ PLAINLY SJ-GD15J-B
5・シャープ PLAINLY SJ-GD15J-W
¥59,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:152L【右開き】
冷蔵室容量 :94L〈73L〉
冷凍室容量 :58L〈40L〉
霜取り機能 :あり
運転音:(静音化)
年間電気代:8,990円(290kWh)
SJ-D15Hも、シャープの2ドアの冷蔵庫です。
先ほどの機種より大きめの152Lサイズの製品です。
本機は、下位モデルと上位モデルに分かれます。
違いは2点です。
第1に、上位機は、外装にガラスドアを採用したフラット冷蔵庫である点です。
小型機ではインテリア性が高く、突出して高級感があります。
他社ではこういったモデルがないため、外観重視ならば、上位モデルは選択肢にできます。
第2に、プラズマクラスターによる除菌機能が付属する点です。
マイナスイオンで、庫内の雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。マイナスイオンは、万能ではないですが、冷蔵庫という閉じられた空間内ならば効果が期待しやすいです。
なお、プラズマクラスター(マイナスイオン)は脱臭・消臭効果もみられます。
しかし、この機種の場合、脱臭機能は備わっていません。つまり「キムコは基本必要」ということです。
定格内容積は、152Lです。
冒頭で書いた区分では、150Lクラスですので「小型の大きめ」です。
一人暮らしなら、余裕を持って使えるサイズです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5x高さ120x奥行59.8cmです。
150L前後になると、120Lサイズより、主に高さ方面で大きくなります。
ただ、まだまだワンルームでも無理なく置けるサイズです。
本機は、左開きにも対応です。
常に、両方どちらからでも開くわけではなく、簡単な工具も要らずに、ツメを外すだけで付け替えられるという意味です。
そのため、「つけかえどっちでもドア 」という商品名になっています。
冷蔵室は、94L〈73L〉です。
先ほどの120Lクラスの同社製品と同じです。
トレイが2段とボトムケースなので、150Lサイズの他社機と比較すると狭めです。
とはいえ、1人暮らしで、さほど料理はしないなら、差し支えないでしょう。
庫内はしっかりLED照明ですし、食品を置く棚は、掃除がしやすく清潔なガラス製です。
ボトムケースは、ふたのないタイプです(フリーケース)。
野菜なども置けますが、ふたがないので乾燥しやすい部分はあります。
冷凍室は、58L〈40L〉です。
この分が本機のポイントです。
シャープは冷凍室が広めの機種が多いのですが、本機も本体サイズからすると大きめの「メガフリーザー」です。
冷凍室が2段あり、収納力があります。
製氷皿の下に、貯氷ケースが用意されているのも、結構気が利いています。
本体の天板は、耐熱仕様です。
オーブンレンジなどを載せることも可能です。
電気代は、年間8,990円です。
フリーザーが大きめである部分もありそうですが、このクラスだと割安です。省エネ達成率も100%を越えます。
静音性は、「静音化仕様」という文言はみられますが、数値はないです。
---
以上、シャープのSJ-D15Jの紹介でした。
冷凍室が大きめなので、冷凍食品や自作料理を多く冷凍保存したい方、お酒用に氷を常備したい方には、良い選択肢です。
こうした仕様は、現代人の1人暮らしには適していると感じます。
とくに、上位機は「ガラスドア」で、デザイン性もよいため、キッチンの美観の部分でもおすすめできます。
1-3・パナソニックの冷蔵庫
続いて、パナソニックの小型2ドア冷蔵庫です。
総合家電メーカーですが、格安な小型機の展開数は少なめです。
【2022年11月発売】
6・パナソニック NR-B14HW-T
7・パナソニック NR-B14HW-W
¥42,231 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:138L【右開き】
冷蔵室:94L〈73L〉
冷凍室:44L〈34L〉
霜取り機能:あり
運転音:23db
年間電気代:9,238円(298kWh)
NR-B14HWは、パナソニックの2ドアでは、最も小さいタイプです。
デザイン性は、本機はガラストップではないです。
ただ、マットなデザインで、キッチンに調和しやすい配慮があります。
定格内容積は、138Lです。
冒頭で書いた区分だと、135Lクラスにあたりで、2ドア冷蔵庫では「小型の真ん中」サイズです。
一人暮らし初心者向きと言えます。
冷蔵庫のサイズは、48×58.6×111.9cmです。
本機の場合、冷蔵庫は上段です。
幅48cmですので、150Lクラスより、僅かに設置性は良いです。
背も低めですので、狭めのワンルームでも圧迫感はないでしょう。
冷蔵室は 94L〈73L〉です。
内側は、2段トレイで、その下にボトムケースが付きます。
しっかり見栄えの良いガラス棚を採用しますし、庫内も明るいLED照明で、庫内の品質は良いです。
ボトムケースは、ふたがないフリーケースです。
自由度は高いですが、(乾燥を防げる)野菜ケースでも(低温にできる)低温ケースではないという意味では「平凡」です。
ただ、小型の2ドアでこの部分に凝った機種はあまりないので、マイナスではないです。
冷凍室は、44L〈34L〉です。
シャープの150Lのメガフリーザーは「58L〈40L〉」でしたので、比べると小さめです。
先述のように、本機は少し小さめで設置性が良いのですが、冷凍室はその分だけ小さくなります。
ただ、ボックス収納の場合(整理すれば)割と入るため、一般的な1人暮らしで困るようなサイズではないです。
内部は、製氷室と分離された2段収納です。また、小型ですが、しっかりと自動霜取り機能も付属します。
本体の天板は、耐熱仕様で、電子レンジも置けます。
電気代は、年間9,238円です。
極めて優秀ではないです。省エネ達成率をギリギリクリアする程度です。。
静音性は、騒音値が示されていて、23dbです。
冷蔵庫としてかなり静かといえ、ワンルーム向きです
清潔性の部分では、交換不要のカテキン抗菌・脱臭フィルターが装備されています。
ただ、脱臭力はそれ程期待できないため、生ものを保存する方は、キムコなどの脱臭剤は必要です。
---
以上、パナソニックのNR-B14HWの紹介でした。
「ファン式」で霜取り機能がしっかり付く国産機では「最も小型」だと思います。
収納量では150Lに負けますが、幅や高さなどが120Lクラス並にコンパクトなので、たまに料理する位のワンルーム暮らしのかたには、その部分で向くでしょう。
静音性の部分でもそのように言えます。
1-4・三菱電機の冷蔵庫
続いて、三菱電機の小型2ドア冷蔵庫です。
小型機では、サイズ感に比して、収納性を強化した機種が目立ちます。
【2021年11月発売】
8・三菱電機 MR-P15H-H
9・三菱電機 MR-P15H-W
¥39,998 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:146L【右開き】
冷蔵室:100L〈80L〉
冷凍室:46L〈33L〉
霜取り機能:あり
運転音:22db
年間電気代:9,424円(304kWh)
MR-P15は、三菱の冷蔵庫です。
デザイン性は、ガラストップではないですが、同社も悪くないです。
定格内容積は、146Lです。
冒頭書いた150Lクラスに相当し「小型の大きめ」に相当します。
冷蔵庫のサイズは、幅48x高さ121.3x奥行59.5cmです。
このクラスの平均値です。
冷蔵室は 100L〈80L〉です。
定格内容積が同じ150Lクラスのシャープ機に比べると、冷蔵庫は広めです。
内側は、ガラス棚3段とボトムケースという仕様です。
内部照明もLED照明が使われており見やすいです。
ポケットケース側は、三菱は収納量が多めです。
大容量で、500ミリのペットボトルならば上段だけで最大10本はいります。
下段も2Lペットボトルのほか、500ミリ程度ならば、前後に収納することが可能です。
ボトムケースは、小型機としては珍しく個性があります。
機能面で「低温ケース」の明示があるからです。
低温が維持しやすいので、(簡易的な)チルド室としてハム・チーズなどの保存に適します。ただし、乾燥した冷風を防ぐ工夫はないので、逆に野菜には適しません。
野菜は、その上段に平置きすると良いでしょう。
冷凍室は、46L〈33L〉です。
メガフリーザーのシャープの150Lクラスに比べて小さめで、パナソニックの138Lと同じ程度です。
先述のように、本機は「冷蔵庫を優先」して広くしているため、フリーザーは少し狭いと言うことになります。
ただ、製氷室と分離された2段収納タイプですので、過度に入らないわけではないです。また、自動霜取り機能も付属します。
本体の天板は、耐熱仕様なので、オーブンレンジなどを載せることも可能です。
なお三菱は、この部分が抗菌加工です。
電気代は、年間電気代として9,424円です。
ちょうど省エネ達成率100%ですので、可もなく不可もなしです。
なお、省エネ面では、「ヨコ取りポケット」という機能もあり、扉を半開きの状態でペットボトルが取り出せるため、電気代を節約可能です。
静音性は、業界トップの22デシベルと静かです。
---
以上、三菱電機の小型冷蔵庫の紹介でした。
2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」である150Lクラスですが、そのサイズでは「代表的な製品の1つ」でしょう。
先述のように、シャープに比べて、冷凍庫が小さい一方で、冷蔵庫は広めです。
下段ケースも「低温ケース」で、フタ部分のボトル収納も凝った作りですし、冷蔵室に「全力投球」している製品といえます。
どちらのメーカーも、一人暮らしに向く構成ですが、シャープは「冷凍食品をよく食べる」人、三菱電機は「ペットボトルを多く冷やしたい人」に向くでしょう。
1-5・ハイアールの冷蔵庫
続いて、ハイアールの中型2ドア冷蔵庫です。
世界最大規模の中国の冷蔵庫メーカーです。
日本でも長期の販売実績と、訪問修理網があるため、安心して購入できます。
【2021年12月発売】
10・ハイアール 直冷式 JR-N130C-W
11・ハイアール 直冷式 JR-N130C-K
¥30,580 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:130L【右開き】
冷蔵室:101L〈70L〉
冷凍室:29L〈26L〉
霜取り機能:
運転音:25d
年間電気代:7,409円(239kWh)
R-N130Bは、ハイアールの冷蔵庫です。
デザイン性は、特段言及するべき点は無いですが、シンプルです。
定格内容積は、130Lです。
実収納量で言えば、2ドア冷蔵庫では「小型でも小さめ」120Lクラスに相当します。
冷蔵庫のサイズは、幅47.4x高さ112.8x奥行49.5cmです。
本機は、奥行がとくに短くて済むので、狭いキッチンでも設置性が良さそうです。
冷蔵室は、101L〈70L〉です。
冷蔵庫は下段ですが、120Lクラスとしては、収納量は多めです。
3段トレイの下に、ケースという仕様です。
しっかり庫内はガラストレイです。
ボトムケースは、フリーケースです。
特段「野菜ケース」という書き方はしません。しかし、(霜が付く欠点がある)直冷式は、間冷式(ファン式)より乾燥した冷風が当たりにくいため、この部分で「野菜向け」です。
冷凍室は、一方、トップフリーザー式で29L〈26L〉です。
実収納量は26Lですが、平収納なのでそこまでは入りません。
冷凍食品の買いだめは無理でしょう。
また、直冷式なので、自動霜取り機能が未装備です。
小型のトップフリーザータイプは、各社ともこの仕様です。
本体の天板は、耐熱仕様です。
電気代は、7,409円です。
直冷式でこのサイズなので、省エネ達成率100%でもこの程度で収まります。
静音性は、騒音値が25デシベルです。
音は気にならないでしょう。ただし、より低騒音の製品はあります。
---
以上、ハイアールのR-N130Aの紹介でした。
冷蔵庫は大きめで、野菜も下段に入るので、冷凍食品は買わないという一人暮らしには、値段の安さで選択肢になる格安機です。
ただし、冷凍庫は霜取りが必要で小さいです。その点で、今後どのような食生活を送るのか分からない、一人暮らし開始前の段階で選ぶのは、すこし危険かもしれません。
【2022年12月発売】R-NF121A後継品
12・ハイアール ファン式 JR-NF121B
¥30,795 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:121L【右開き】
冷蔵室:73L〈58L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,370円(270kWh)
JR-NF121B(W)も、ハイアールの小型冷蔵庫です。
デザイン性は、かなり良いです。
フルフラットで外観に気を使っています。
定格内容積は、121Lです。
120Lクラスですので、本機は「小型の小さめ」です。
ほぼ料理をしないだろう一人暮らし向けです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.6x高さ114x奥行55.3cmです。
上で見た、同じほどのハイアール機よりも、わずかに大きいです。
ただ、これは、後述するように、理由あってのことで、問題ないです。
冷蔵室は、上段で73L〈58L〉です。
内側は、2段とトレイとふたのないフリートレイという構造です。
はっきりと狭いので、料理をしない方、というか、あまり冷蔵室は使わない方むけです。ただ、しっかり庫内はガラストレイです。
ボトムケースは、シンプルなフリーケースです。
ふたがないので野菜には向かず、低温ケースでもないので、シンプルに「1段目トレイ」と考えて良いかと思います。
冷凍室は、下段で、48L〈32L〉です。
小型にしては大きいですが、本機は、ユーロ(欧州)式の開き戸です。
開き戸をいったん開けてケースを出すので、慣れるまでは面倒でしょう。
この方式は「収納量が稼げる」点にメリット性がありますが、一瞬で奥まで視認はできないので、この部分で好き嫌いはあります。
製氷皿は付属します。しかし、専用スペースがあるわけでないので、氷を作る場合の実収納力は、写真よりはすこし減ります。
一方、本機は、ファン式で自動霜取りができるので、この部分は高く評価できます。
本体の天板は、レンジを置いても問題ない、耐熱仕様です。
電気代は、年間8,370円です。
ちょうど省エネ達成率100%ですので、可もなく不可もなしです。
静音性は、騒音値が25デシベルです。
本機も、ほとんど音は気にならないでしょう。
---
以上、ハイアールのJR-NF121Aの紹介でした。
霜取り不要のファン式の小型機は、先述のパナソニック機もあります。
少し小型な部分もあり、そちらより価格と光熱費が安いです。
一方、もともと小さな120Lクラスですが、その枠内でも冷蔵庫室が狭い点が注意点です。
反面、冷凍庫がユーロ式で、(外形が一定な)市販の冷凍食品を収納力には優れます。この点で言えば、スーパーやコンビニの「冷凍食品の買いだめ」が多い方に向くでしょう。
逆に料理をする方なら、バランス的にあまり向かないでしょう。
【2022年12月発売】JR-NF140M-W後継品
13・ハイアール JR-NF140N-W
¥33,761 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:140L【右開き】
冷蔵室:92L〈74L〉
冷凍室:48L〈32L〉
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:8,742円(282kWh)
JR-NF148Bも、ハイアールの冷蔵庫です。
デザイン性は、1つ上の機種と同じです。
そちらから 冷蔵庫の容量を広げた機種です。
定格内容積は、140Lです。
135Lクラスに相当し、2ドア冷蔵庫では「小型の中くらい」です。
1人暮らしに十分対応できるサイズです。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5x高さ125x奥行55.3cmです。
設置寸法は、1つ上の製品と同じです。
冷蔵庫が拡がった分、背の高さが増しています。
冷蔵室は、上段にあり、92L〈74L〉です。
内側は、2段トレイにボトムケースです。
2段ですが、高さ方面には余裕があります。 棚は、しっかりガラス棚です。
ボトムケースは、本機もフリーケースという名前です。
ケースにふたがないタイプなので、普通に「1段目トレイ」として上段と同じに使う感じです。
冷凍室は、48L〈32L〉です。
本機も、ユーロスタイルの開き戸タイプです。
冷凍庫のサイズは、先ほどの製品と同じです。
もちろんファン式で、自動霜取にも対応します。
本体の天板は、しっかり耐熱仕様です。
電気代は、年間電気代として8,742円です。
冷凍室の実容量が多くできる開き戸のユーロスタイルの場合、引き戸より少し良くなる傾向があります。
本機の場合もそうで、省エネ達成率は107%ですから、容量に比して電気代は安いです。
---
以上、ハイアールのJR-NF140M-Wの紹介でした。
冷蔵庫の収納力が先ほどの機種より多くなるので、1人暮らしでも料理をする方は、これくらいあっても良いでしょう。
冷凍室も十分な広さを持ちますし、霜取り不要のファン式でもあります。
欠点があまり見あたらない言える機種ですので、小型機では「おすすめ」できます。
ーー
【特定店向け】URBAN CAFE SERIES
14・ハイアール JR-XP2NF148F-XK
¥45,800 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:148L【右開き】
冷蔵室:94L
冷凍室:54L
霜取り機能:あり
運転音:25db
年間電気代:7,192円(232kWh)
なお、同じくユーロ型の開き戸ですが、特定店向けで、冷凍室の収納力をやや強化したタイプも出ています。
こちらの場合、冷凍室が3段で、上段の小さなスペースが追加されている分、広いということになります。
設置性もそう大きくは変わらないです。
一方、やや価格が高いですが、冷凍室が広めな分だけ、年間電気代は少なめで済んでいるため、10年単位で考えれば、こちらのほうが「お得」な部分はあります。
外観も特注パネルで、すこし格好良いように思います。若い1人暮らし向け(特に男子)むけに見えます。
1-6・アクアの冷蔵庫
続いて、アクアの中型冷蔵庫です。
ハイアールのグループですが、もともとは三洋電機がルーツです。完全に別ブランドとして、日本本社が作って売っています。
【2022年12月発売】AQR-13M-S後継
15・ AQUA AQR-14N-S
¥34,560 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:126L【右開き】
冷蔵室:80L〈65L〉
冷凍室:46L〈31L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:9,083円(292kWh)
AQR-14N(S)は、AQUAの販売する小型冷蔵庫です。
このシリーズは2022年モデルから容量がアップしました。
デザイン性は、本機はガラストップではないです。
ただ、ハンドル形状の改良など、今回の改変で使い勝手により配慮した設計になっています。
定格内容積は、135Lです。
2ドア冷蔵庫では「小型の中くらい」です。
冷蔵庫のサイズは、幅49.5x高さ119.3x奥行57.3cmです。
廃熱部分を合わせて、幅が50cmクラスなので、設置寸法でいえば150Lクラスと同じです。ただ、多くの場合、ワンルームでも問題ありません。
冷蔵室は、85L〈65L〉です。
庫内は棚板は調整できますが、ガラス棚は2段で、庫内も少し狭めです。
なお、本機もガラストレイを採用します。
ボトムケースは、フリーケースです。
用途としては、低温にできる「低温ケース」です。
「キャベツなどにも向く」とありますが、乾燥した冷風を防ぐ構造ではないので、野菜ケースではないと思います。まあ、キャベツは多少環境が厳しくても普通に長持ちする野菜ですが。
冷凍室は、下段にあり、50L〈36L〉です。
収納量は十分で、ボックスタイプの150Lクラスと同等です。
その上で、本機は、ファン式ですから、自動霜取り機能も付属です。
本体の天板は、上部が耐熱仕様ですので、電子レンジを置けます。
電気代は、9,083円です。
少しだけ、平均より省エネです。
静音性は、情報がないです。
---
以上、アクアのAQR-14N(S)の冷蔵庫の紹介でした。
140L前後サイズを展開するパナソニック・ハイセンス機がライバルでしょう。
それらと比べると、ボックス式の冷凍庫がやや大きめなのが良い部分でしょう。
一方、冷蔵庫の棚構成にややクセを感じます。ボトムケースは広めですが「低温ケース」です。
乾燥が気になるので、そこに野菜を置きたくない(実際カタログ写真でもおいていない)ので、メインルームに入れるとすると、棚は2段だけですし実収納量は、スペック以上に少ない感じがします。
ーーー
【2020年5月発売】
【150L】
16・AQUA AQF-GS15M-W
¥51,120 楽天市場 (9/8執筆時)
【134L】
16・AQUA AQF-GS13M-W
¥35,179 楽天市場 (9/8執筆時)
定格内容積:153L【右開き】
冷蔵室容量 :153L〈101L〉
冷凍室容量 :下記参照
霜取り機能 :あり
ガラストレー:
運転音:
年間電気代:11,160円(360kWh)
一方、アクアは、このほかに、ユニークな製品を出しています。
幾分「実験的」ですが、全体を1ドアにして、前面上部にあるタッチパネルで、冷凍・チルド・冷蔵と機能を替えられる製品です。
なお、「全面チルド」対応にするために、「最上段以外は全部バスケット(最下段は深め)」という仕様です。
家庭のメイン機にはならないでしょうが、業務用やサブ機としては、結構ニーズもあると思います。
なお、本機には少し小型の134Lサイズもあります。
1-7・日立の冷蔵庫
続いて、日立の小型冷蔵庫です。
中型以上の冷蔵庫ではプレゼンスがある企業ですが、小型機は比較的最近まで出していませんでした。
【2022年7月発売】
【通常型番】RL-154RA後継
17・日立 RL-154SA-W
18・日立 RL-154SA-S
¥49,491 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:154L【右開き】
冷蔵室:112L〈84L〉
冷凍室:42L〈29L〉
省エネ達成率:99%(2021年度)
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:9,424円(304kWh)
RL-154SAは、日立の小型冷蔵庫です。
デザイン性は、特段ガラストップではないスタンダード機です。。
ただ、シンプルな作りで邪魔にならないでしょう。
定格内容積は、154Lです。
150Lクラスですので2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」です。
相当の「料理好き」を除けば、一人暮らしにしっかり対応できます。
冷蔵庫のサイズは、幅47.9x高さ127.0x奥行58cmです。
150L前後の製品とすれば、多少背が高いですが、問題のない水準です。
冷蔵室は、112L〈84L〉です。
本機は、ここが「ポイント」です。
同じ150Lクラスで、ボックス型の冷凍庫を持つ機種を出す、三菱電機やシャープ機に比べて、冷蔵室が広いです。とくに内側はそのように言えます。
内側は、3段トレイと下部のケースです。
ドア側は、変則的な3段です。
缶ビールを収納できる2段目下部は、割と良いデザインでしょう。ただ、この部分は三菱電機の150Lクラスのほうが、収納性は良いです。
ボトムケースは、フリーケースという名前です。
低温ケースの記述はなく、カタログ写真では野菜が入っています。
調湿面で工夫がある野菜ケースではなく、ふたもないですが、低温ケースではないため(野菜の鮮度が長くなるわけではないですが)野菜を入れると良いでしょう。
庫内は、ガラス棚と白色LEDも装備しており、トレンドをおさえます。
冷凍室は、下段で42L〈29L〉です。
150Lクラスとしては、少し小さいです。
電気代は、9,404円です。
ちょうど、省エネ達成率が100%ですし、このサイズの平均値です。
---
以上、日立のRL-154SA(W)の紹介でした。
本機と同じ2ドア冷蔵庫の「小型の大きめ」である150Lクラスのライバルは多いです。
例えば、シャープ機は冷凍庫の広さ、三菱電機は、冷蔵庫の機能性(ペットボトルの収納性と、肉ほかに向く低温ケース)が「売り」でした。
本機の場合、三菱電機と同じく、冷蔵庫部分の広さが「売り」です。ただ、冷蔵庫の内側の収納量がより多いので、「大物野菜」を下段に入れたいならば、日立が良さそうです。
それならば、野菜の鮮度維持にあと1つ工夫が欲しい部分は感じたものの、野菜中心でヘルシーな食生活を送りたい1人暮らしの方には、向きそうです。
なお、次に見る東芝機と本機は仕様が(ほぼ)同じですので、値段は比べてください。
1-8・東芝の冷蔵庫
続いて、東芝の小型冷蔵庫です。
東芝も、小型機の展開は少なめです。
【2022年11月発売】
19・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-U15BS (W)
20・東芝 2ドア冷蔵庫 GR-U15BS (K)
¥42,800 Amazon.co.jp (9/8執筆時)
定格内容積:153L【右開き】
冷蔵室:110L〈90L〉
冷凍室:43L〈29L〉
霜取り機能:あり
運転音:
年間電気代:9,238円(298kWh)
GR-U15BSは、東芝の2ドア冷蔵庫です。
なお、本機については、1つ上でみた日立と中身の仕様は「ほぼ同じ」です。
レンジもそうですが、低価格の白物家電については、OEM関係にあるからです。な、高級機になると、はっきり「色合い」が異なります。
デザイン性は、スタンダードな感じです。
本体色は、黒( GR-U15BS -K)と白( GR-U15BS-W)から選べます。
定格内容積は、153Lです。
2ドア冷蔵庫では「小型の大きめ」で、各社出している150Lクラスです。
冷蔵庫のサイズは、幅479x高さ1269x奥行58.2mmです。
同じクラスの日立機とほぼ同じです。
冷蔵室は、上段で、110L〈90L〉です。
日立とほぼ同じ大きさで、150Lクラスでは「広め」になります。
下部のボックスに、3段トレイという構成も日立と変わりません。
ボトムケースは、やはり日立と同じ普通のフリーケースです。
東芝は大きな冷蔵庫は「野菜室」が自慢です。
本機は、出し入れしやすさを重視して半開きなので、そうした機能性はないです。
冷凍室は、43L〈29L〉です。
ボックスタイプで、やはり日立とさほど変わらず、冷凍室はに狭いです。
本体の天板は、本機も耐熱仕様です。
オーブンレンジなどを載せることも可能です。
電気代は、9,238円の年間電気代です。
本機も、省エネ達成率100%水準なので、平均値です。
---
以上、東芝のGR-U15BSの紹介でした。
1つ上で見た日立と「実際同じ機種」と考えて良いです。
シンプルに値段を比べて、安い方を選ぶと良いでしょう。
次回につづく!
性能面でおすすめな小型冷蔵庫は結論的にこれ!
というわけで、今回は、小型2ドア冷蔵庫の比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
2・小型2ドア冷蔵庫の比較 (2)
2-1:ハイセンス
2-2:アイリスオーヤマ
2-3:MAXZEN
2-4:ツインバード工業
3・サイズ別おすすめ冷蔵庫【結論】
= 最終的なおすすめ機種の提案
続く、2回目記事(こちら)では、ハイセンス・アイリスオーヤマ・マクスゼンなどの小型冷蔵庫を追加で紹介します。
対応できる人数 1-4人向け
電気代の安さ ★★★★★
冷蔵庫の広さ ★★★★★
冷凍庫の広さ ★★★★★
製氷機の性能 ★★★★★
チルド室の性能 ★★★★★
本体の高級感 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる3回目記事(こちら)では、ここまで紹介してきた全ての冷蔵庫から、予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
−
今回の記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです!