比較2019'【高画質!】小型液晶テレビ60機の性能とおすすめ:32型:ソニー・シャープ・東芝・シャープ・日立・アイリスオーヤマ: (1)

2019年09月05日

比較2019'【高画質!】小型液晶テレビ60機の性能とおすすめ:32型:ソニー・シャープ・東芝・シャープ・日立・アイリスオーヤマ: (1)

【今回レビューする内容】2019年 高画質で安い!小型液晶テレビの性能とおすすめ・選び方:〜32インチ:1人暮らし向け液晶TVの録画対応テレビ: 使い勝手の違いや口コミランキング

【比較する製品型番】シャープ AQUOS 東芝 REGZA パナソニック ソニーBRAVIA アイリスオーヤマ LUCA LED AQUOS ハイセンス 三菱電機 REAL KJ-32W500E KJ-32W730E 32S21 32S2232V31 LC-32E40 2T-C32AC2 2T-C32AE1 LC-32W5 TH-32G300 TH-32ES500 BN-32SH10 RN-32SF10 32N20 32A50 32K30 LT-32A320 LCD-A32BHR11 LCD-32LB8 32E50 オリオン OL32WD100 OL32WD100A

今回のお題
画質が良い!小型液晶テレビのおすすめはどの製品?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年9月現在、最新の小型液晶テレビの比較です。

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 国内メーカーの機種を含めて、新製品のほぼ全機種を比較します。

1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・バックライト   ★★★★★
3・画像エンジン   ★★★★★
4・番組表の視認性  
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を比較していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

1・小型TVの選び方の基本!

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 今回比較する液晶テレビは、32インチ以下の小型機に限っても、新製品が42機種あります。

 選択肢が多いのは消費者には良いことですが、ユーザーにとって「選びやすい状況」とは言えません。

 とはいえ、「画質」「使い勝手」の部分について言えば、以下の4点を「基準」として選べば、「充実した買い物ができる」と言えます。

1・液晶パネルの品質
2・画像エンジンの賢さ
3・番組表の視認性
4・ネット動画サービスへの対応

 実際、今回の記事は、これらの部分に注目しながら比較しました。

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 ただ、皆さんに「もうひとつ考えて欲しいこと」があります。

 それは、画面サイズと「視聴距離」です。

 これらは、「目の疲れ」に関係する部分ですから、慎重に考えるべき点です。

 大事な部分なので、小型液晶テレビにおける「適切な画面サイズの選び方」をについて「2点」だけあらかじめ解説を加えます。

1・適切な視聴距離

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 液晶テレビは、近づきすぎると目に悪いために、適切な視聴距離があります。

32v型=120cm
24v型=80cm
19v型=70cm

 設置に必要な視聴距離は、一般的に業界で推奨される距離として、以上の距離が最低限必要です。

 適切な視聴距離が取れない場合、画面も粗く見え、「目も疲れる」と言えます。

 上表のように、32型のテレビの場合、最低120cmです。

 結論的にいえば、ワンルームやリビングにおく小型機としては、32型のテレビがおすすめです。

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 32型のテレビは、極端に横幅はなく、設置についても、TVラックやTVボードに80cmの横幅があれば無理なく設置できます。

 ただし、机に設置して近接視聴でゲームに利用する場合は、24型のテレビをオススメします。ちなみに、24型のテレビの横幅は60cmほどです。

2・画面サイズと映像の迫力

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32v型=約40×70cm
24v型=約30×50cm
19v型=約23×42cm

 画面のサイズについては、上図・上表のようになります。

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 32型のテレビは、小型液晶TVとしては、最も画面が広く、約40センチ×70センチです。

 1人用でも映像にある程度迫力を持たせたい場合、または、リビング用の小さめ機種として「おすすめ」です。

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 24型のテレビは、近接視聴ならば迫力を感じられるでしょう。ただ、リビング用としては明らかに小さすぎるため、不向きです。 

 19型のテレビは、画面がより小さく、どちらかといえば寝室用として売られているので、迫力は期待できません。

 なお、32型の次のサイズは、40インチと大型です。

ーー

 結論を繰り返していえば、Atlasがおすすめする小型液晶テレビは、やはり32型サイズです。

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 第1に、画質面では、32型サイズは、画質の良い、IPS液晶/フルハイビジョン液晶や、性能の良い画像エンジンを利用した質の良いTVが選びやすいです。

 とくに、24型以下のテレビは、高品質なIPS液晶パネルを利用した機種が「生産終了」になっているため、画質を追い求める場合は、32インチをオススメします。

 第2に、価格面でも、32型サイズは、パネルの流通量が多いこともあり、小さめパネルとほぼ同水準の価格です。

 単純に、大きい方が「お買得」と言えます。

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1・32インチの液晶テレビ
2・24インチの液晶テレビ
3・19-22インチの液晶テレビ

 なお、このブログは、60機種あまりの小型液晶テレビを比較します。

 一度に比較するには、あまりに多すぎるため、画面のサイズから3種類に分けています。

 今回は、32型のテレビを紹介する1回目記事です。

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 寝室用や近接視聴用など、もう少し小型サイズのTVを探している方は、恐れ入りますが、上記1番、2番のリンク記事をご覧ください。

2・シャープの32型液晶TVの比較

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 はじめにシャープの「32型液晶テレビ」の紹介からです。

 同社は、小型テレビのラインアップが他社より多めで、とくに力を入れている企業です。 

 以下では、いつものように、高評価できる点は「赤字」でイマイチな点は「青字」で説明していきます。


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 【2018年11月発売】

 1・SHARP LED AQUOS 2T-C32AC2
  ¥32,600 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

  2T-C32AC2 は、シャープのAC2ラインに属する、シャープの32インチの小型液晶テレビです。

 本体デザインは、周囲の額縁(ベゼル)がうすく、スタイリッシュなモデルです。

 今回紹介する機種はどれもそうですが、BS/CS/地上波全てを受信可能です。

 なお、量販店によっては、「2T-C32AC1」という型番で売られていますが、性能は同じとなります。

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 液晶パネルは、正面のコントラスト性能の高いVA液晶です。

 バックライトは、高品質な全面直下型LEDバックライトが採用されます。

 他社が採用する、隅から明かりを照射するエッジ型に較べて、明るさが均一で、輝度やコントラストが出しやすいと言えます。

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 画質調整は、しかし、この機種の場合、特に目立つ部分はありません

 とくに、シャープは、会社として、画面の発色を良くする「広色域化技術」に力を入れますが、その要と言える「リッチカラーテクノロジー」が不採用です。

 その点で言えば、「AQUOS品質」とは言えない機種です。

 入力端子は、最新ゲームに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

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 【Amazon限定】

 バッファロー 2TB HD-AD2U3
  ¥8,280 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 録画機能は、通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約174時間の録画ができます。

 ただし、この製品は裏番組録画ができない点で、利便性に劣るでしょう。

 また、ダビング10に未対応ですので、録画した番組をブルーレイレコーダーなどに後から移すことはできません。

 

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 番組表は、見やすく、便利に作られています。

 ジャンル別・キーワードで番組を検索することもできます。また、検索結果に基づいて、番組表を色分け表示にすることも可能です。オススメ番組を自動でお知らせする機能も付きます。 

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 ネット動画サービスは、非対応です。

 最新は対応テレビも多いですが、この機種の場合、視聴したい場合は【セットトップボックスの比較記事】で書いたような、別売の装置が必要です。

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 スピーカーは、総計10Wのスピーカーが付属します。

 下部のベゼルを広めにとって、新型のスピーカーなので、音質は多少ですが期待できます。

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 以上、シャープのAQUOSのH40シリーズの紹介でした。

 非常に安い製品です。ただ、裏番組録画ができない点と、リッチカラーテクロノジが未搭載な点で劣ります。利便性を求めるならば、より上位機の機種をオススメします。


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 【2018年8月発売】

 2・SHARP LED AQUOS 2T-C32AE1
  ¥34,480 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【2017年発売】

 3・SHARP LED AQUOS LC-32S5
  ¥33,799 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

  2T-C32AE1は、AE1ラインに属する、シャープでは2番目に安い入門機です。

 新旧両機種ありますが、大きな違いは、後述するホームネットワーク機能の部分です。

 その他は変わりませんが、価格差はすでにないため、(特売時を除き)新機種で良いでしょう。

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 液晶パネルは、正面のコントラスト性能の高いVA液晶です。

 バックライトは、高品質な全面直下型LEDバックライトが採用されます。

 したがって、パネル部分は下位機種と同じです。

 画質調整の、部分も同じグレードです。

 この機種の場合も、広色域技術「リッチカラーテクノロジー」が不採用である点が残念です。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が3つと、AV端子が1つです(S5シリーズは2つ)。

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 録画機能は、その一方で、この製品は、チューナーを2つ搭載します。

 そのため、裏番組録画に対応しています。

 これは大きな改善点と言えるでしょう。2TBで約174時間の録画ができますが、引き続きダビング10に未対応です。

 また、【シャープのAQUOSブルーレイレコーダーの比較記事】で紹介した同社のブルーレイと連動させることができます。

 その場合、見逃した場面の再生のため、試聴中の番組を自動的に録画してくれる「AQUOSタイムシフト機能」も利用できます。

 ネット動画サービスは、残念ながら、非対応です。

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 番組表は、下位機種と同じです。見やすく、便利に作られています。

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 一方、2018年モデルについては、有線LANで他の部屋に置いたシャープ製機器から、録画映像が飛ばせるようになった点(ホームネットワーク機能)で、旧記より連携性が高いです。

 便利機能としては、部屋の明かりに応じて自動的に画面の明るさを調整する「明るさセンサー」機能があげられます。

 夜に部屋の照明を落としてからTVを視聴する際に、自動的に照度を落とすので「目に優しい」といえます。また、チューナーが増えたため、2画面表示にも対応します。

 スピーカーは、総計10Wのスピーカーが付属します。

 また、音声について言えば、「音くっきりボタン」というTVの出演者の声を聞き取りやすくするリモコンボタンが付属します。

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 以上、シャープのAQUOSAE1ラインの紹介でした。

 下位機種と較べた場合の大きな改善点は裏番組録画・2画面表示への対応でしょう。ただ、引き続き画質面でリッチカラーテクロノジが未搭載な点は残念と言えます。


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【2017年9月発売】

 4・SHARP LED AQUOS LC-32W5
  ¥53,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

 こちらは、シャープのW5シリーズの32インチ液晶です。現行モデルでは、同社の32インチの最上位機という位置づけです。

 液晶パネルは、下位機種と同じVA液晶です。

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 画質調整は、このグレードからは、「広色域化技術」として、リッチカラーテクノロジーが搭載されます。

 これは、従来のテレビよりも色域を拡げる技術で、従来上位機のみに搭載されていたものです。ソフト的な再計算により鮮やかな画面を得られます。

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 加えて、高画質アクティブコンディショナーが搭載となります。

 こちらは、画像の自動調整機能で、画像の「高精細化」「ノイズ除去」に寄与するものです。

 具体的に派、画像ソースに合わせてコントラストや色を調整しつつ、各種ノイズを低減する機能です。ブロックノイズなどの軽減につながるため、画質は下位機種より良いでしょう。

 入力端子は、最新ゲームに使うHDMI端子が4つと増量しています。その他AV端子が1つです。

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 録画機能は、通常のハードディスクを使用した場合は、2TBで約174時間の録画ができます。

 裏番組の録画は対応できますが、こちらは、3倍の長時間録画には非対応です。

 番組表は、下位機種と同じグレードのものが搭載です。

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 ネット動画サービスは、このグレードの製品から、Wi-Fiユニットが搭載されます。

 それを利用して、YouTubeHuluのほか、TSUTAYA TV、DMM動画などのインターネット映像配信の直接受信に対応します。一方、大手では、NetflixやDAZNには非対応です。

 スピーカーは、この機種から新開発にフロントサウンドシステムを採用します。

 パワーは10Wと同じですが、スピーカーネットのない新形状で、音のクリアさが増しています。

 便利機能としては、こちらも明るさセンサー機能があげられます。

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 以上、シャープのAQUOSのW5シリーズの紹介でした。

 スタイリッシュなデザインで、若い世代をターゲットに開発された機種です。また、下位機種よりも画質補整が優れているほか、インターネット映像配信サーブスに対応する点も魅力でしょう。

3・パナソニックの32型TVの比較

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 続いて、パナソニックの製品を見ていきましょう。


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 【2019/4】

 5・パナソニック VIERA TH-32G300
   ¥39,000 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

  TH-32F300 は、パナソニックVIERAのG300シリーズの入門機です。パナソニックも、BS/CS/地上波全てを受信可能です。

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 液晶パネルは、VA液晶です。

 コントラスト比が高く「黒が引き締まって見える」特性があります。

 ただ、パナソニックについては、上位機では「広視野角で目に優しい」高品質なIPS液晶を採用するため、「2番目におすすめ」と言えるグレードです。

 バックライトも、シャープと同じ直下型です。

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 画質調整は、2019年モデルから、あざやか色再現回路を搭載します。

 同社の上位機でも伝統的に使われてきた、独自の回路を使った6軸色補正を中心とする技術です。

 パネルに応じた調整がなされるため、こうした「広色域化技術」を持たない格安品に比べると、色再現性は高いでしょう。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

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 録画機能は、外付けハードディスクの増設で、2TBで約241時間録画できます。

 長時間録画には未対応ですが、こちらは、地上波/CS/BSに2つのチューナが内蔵されますので、裏番組の録画(見ながら別の番組を録画)できます。

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 番組表は、見やすく、便利に作られています。

 日本の大手メーカーは、この部分はどこも優れますが、パナソニックも操作性が良いです。ジャンル検索機能とキーワード検索も付属します。 

 ネット動画サービスは、非対応です。

 2018年モデルまでは、パナソニックの「アクトビラ」に対応していましたが、省略となりました。

 入力端子は、HDMI端子が2つ付属します。

 RCAもあるので、古いゲーム機などについても、対応可能でしょう

 スピーカーは、総計10Wのスピーカーが付属します。

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 ネットワークは、他機種と同じく有線LANのみです。

 ただし、パナソニックがブルーレイなどで採用する「外からどこでもスマホで視聴」に対応します。

 番組表から検索して、放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます。

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 以上、パナソニックのG300シリーズの紹介でした。

 あざやか色再現回路を搭載が目を引きます。一方、次に紹介する機種と比べると、液晶の品質が1ランク劣るため、画質で選ぶならば、上位機が良いと思います。


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 【2017年9月発売】

 6・パナソニック VIERA TH-32ES500-S
 7・パナソニック VIERA TH-32ES500-W
   ¥49,380 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:IPS液晶
倍速液晶:なし

 VIERAES500シリーズは、E300シリーズの上位機種にあたります。

 パナソニックの32v型機種では、最も高級な製品です。

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 液晶パネルは、このシリーズの「売り」です。

 なぜなら、VA液晶より上位と言える、「広視野角で目に優しい」高品質なIPS液晶を採用するからです。

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 IPS液晶は、VA液晶に較べて視野角が広く、ぎらつきも少ない高品質パネルです。

 32型以下の小型液晶では、これ以上のグレードの液晶を採用する機種はほかにありません。

 バックライトも、直下型です。

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 画質調整は、「きれいめ画質」という「広色域化技術」が採用されます。

 名前は異なりますが、下位機種の「あざやか色再現回路」と機能としては同等でしょう。

 ただ、パナソニックは、液晶パネルについて、本質的に良いものを採用しますし、画質の総合力はより高いです。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 録画機能は、外付けハードディスクの増設で、2TBで約242時間録画できます。

 長時間録画には未対応ですが、こちらは、地上波/CS/BSに2つのチューナが内蔵されますので、裏番組の録画(見ながら別の番組を録画)できます。

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 ネット動画サービスは、この機種からはWi-Fiが内蔵されます。

 そのため、シャープの上位機と同じく、dTV・YouTube・Netflix・DAZNその他のインターネット映像配信サービスのTV単独での受信も可能です。

 便利機能としては、こうしたネット配信サービスの一部(dTVYouTube)について、専用スマホアプリで番組を選び、切り替えられる機能が搭載される点です。

 そのほか、他の部屋のビエラや、ディーガ(=パナソニック社のブルーレイレコーダー)に録画した番組を視聴する「お部屋ジャンプリンク」が搭載されます。

 ネットワーク機能は、こちらの場合は、Wi-Fiでつなげられる点がメリットです。

 スピーカーは、総計10Wのスピーカーが付属します。

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 以上、VIERAES500シリーズの紹介でした。

 なんと言っても「目に優しい」IPS液晶を使っている点が最大の売りです。液晶テレビの本質はやはり表示性能と見やすさです。もっとも眼が疲れにくいテレビなので、長時間TVを使う方にはおすすめです。

 その上で、インターネット映像配信サービスへの高度な対応がもうひとつの見所です。

 今年の小型TVは、こうした「スマートTV」機能が総じて高度化していますが、なかでもパナソニックは、選べるメディアの数と、スマホをつかった利便性の向上の面で、優れています。

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 【2018年3月発売】

 8・パナソニック VIERA TH-32F300
   ¥34,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:IPS液晶
倍速液晶:なし

 なお、パナソニックには、「在庫限り」ですが、上位機と下位機種の「ちょうど中間グレード」のF300シリーズが存在します。

 上位機と同じくIPS液晶を採用するものの、Wi-Fiがないためネット動画サービスに対応しません。また、「きれいめ画質」などの画質補整機能も不採用です。

 そのかわり、IPS採用の機種としては「価格が安い」ので、ネット動画などが不要で「格安で目が疲れにくい液晶テレビ」を探している場合は、選択肢の1つとなるでしょう。

4・アイリスオーヤマの小型液晶TVの比較

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 続けて紹介するのは、アイリスオーヤマのTVです。2018年から本格的にテレビ事業に参入しました。

 今年は日立がTV事業から撤退するなど、デンキヤ的には寂しい状況がありますが、その中で、同社の参入は明るいニュースです。


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 【2018年11月発売】

 9・アイリスオーヤマ LUCA LT-32A320
   ¥25,600 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

 アイリスオーヤマLT-32A320 は、同社のスタンダードモデルです。

 こちらも、BS/CS/地上波全てを受信可能です。

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 液晶パネルは、他社同様にVA液晶を採用します。 

 バックライトは、一方で、エッジ型でなく直下型を採用しており、豪華と言えます。

 この部分に妥協がないのは良いことです。

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 画質調整は、しかし、目立った高画質化機能はありません

 ただ、テレビメーカーとしては唯一、応答速度のスペックを公開しており、6.6ms(GtoG)と速いです。

 小型テレビながら、動く映像がそれなりに楽しめそうなのが良い部分です。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 録画機能は、他社同様に、外付ハードディスクの増設で、4TBで約480時間録画できます。

 裏番組録画にも対応する機種で、タイマー録画もできます。ただし、シャープのような長時間録画には未対応です。

 ネット動画サービスは、非対応です。

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 番組表も、情報量としては標準的です。番組表からの予約録画も対応できます。

 スピーカーは、特段の工夫はない8Wのスピーカーですね。

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 以上、アイリスオーヤマLT-32A320 の紹介でした。

 後発メーカーですが、性能を削り、過度に「安売りしなかった」点で、テレビ参入への「本気度」を感じます

 他社と比較した場合、直下型配置のLEDの採用と、応答速度のスペック開示が優秀です。おそらく、ゲームやスポーツ観戦に向くでしょう。

 ただ、最近は、「東芝映像ソリューション」を吸収した中国のハイセンスが相当強力な値下げ攻勢をしているため、それらと比較することは必要でしょう。

5・東芝の32型液晶テレビの比較

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 つづいて、東芝の小型機種を紹介します。

 同社は、画像補正などに特長のみられる画質重視のTVが多いです。


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 【2018年発売】【TN液晶】

 10・東芝 REGZA 液晶テレビ 32S22
  ¥29,719 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【2017年発売】【VA液晶】

 10・東芝 REGZA 液晶テレビ 32S21
  ¥33,798 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶/TN液晶
倍速液晶:なし

 東芝RegzaS22シリーズは、東芝の小型機種の入門機となります。

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 液晶パネルは、新機種の32S22は、カタログに液晶の種別表記がないです。

 こういった場合、(VA・IPSより視野角の狭い)格安のTN液晶である蓋然性が高いです。販売店でのメーカーへの問い合わせも「非公表」でした。

 旧機種の24S11 については、視野角の広い「VA液晶」との表記がありました。

 バックライトは、しかし、コントラスト比が高く、色ムラが出にくい直下型LEDライトを採用します。この点は、新機種も同じであり、優秀です。

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 画像エンジンは、32インチ前後の小型機としては例外的に、優れた画像エンジンを搭載します。

 「レグザファインエンジン」と言う名前で、大型テレビのように「高精細化」「ノイズ除去」「広色域化技術」に関する技術を持ちます。

 表示画質の底上げに「エンジン」はかなり重要で、残像低減や階調と質感の調整、色彩表現の復元などの点でメリット性があります。

 他社の場合、「広色域化技術」は見られますが、それ以外の部分については、小型機ではあまり力を入れませんので。

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 こうした機能のうち、質感リアライザーは、見所です。

 受信までに失われた映像信号の色、画像エンジンが解析し、コントラストを明瞭にする効果があります。

 そのほか、輝度の再現性を高める技術や、地デジの精細感復元など、以前上位機に搭載されていた機能が、小型機にも多く下りてきています。

 したがって、画質面では、東芝の新機種は極めて優秀です。 

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 画面モードも多彩です。

 明るさセンサーを利用しつつ映像を最適化する映画プロモードや、低遅延化処理をするゲームモードなどが選択できます。

 このように、画質面では期待できる小型テレビといえます。

 入力端子は、HDMI端子が2つとD4端子が1つ付属します。

 録画機能は、1TBのハードディスクに標準画質で125時間の録画が可能です。

 また、USBハブを通して全部で8台(同時に4台)までUSBハードディスクをつなげることができます。容量が一杯になってしまったことを考えると、追加でハードディスクを導入しやすいというメリットがあります。

 ただし、ダビング10には未対応ですので、取った番組はこのテレビでしか見ることができません

 裏番組録画には、限定的に可能です。つまり、地デジを見ながら、BSやCSを録画することはできます。ただ、地デジを見ながら、地デジを録画、BSを見ながらBSを録画は不可です。

 そのほか、外出先からメールを使って録画予約ができる機能が付属します。

 ネット動画サービスは、残念ながら対応しません。

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 番組表は、東芝の場合も見やすく、便利に作られています。

 番組表からすぐに録画に入ることができます。こちらは、ジャンル検索のほか、

 こちらの機種にもフリーワード検索機能は付属します。また、連続するドラマなどの自動録画機能が搭載されています。野球のナイターの延長中継による番組の移動や、最終回の拡大放送にも対応するので便利です。

 テレビでこの機能が付くのはどうやら東芝のみのようです。

 スピーカーは、クリアダイレクトスピーカーを搭載し、他社よりも大きな、合計20Wの出力を誇ります。

 ネットワーク機能は、この製品はWi-Fiは未搭載で、有線LANは未装備です。

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 以上、東芝RegzaS22シリーズの紹介でした。

 いうまでもなく、画像エンジンを使った補正機能が強力なのは、大いに「見所」でしょう。

 一方、新機種でTN液晶(推定)、旧機種でもVA液晶となり、IPS液晶を利用しない部分は高画質機としては残念です。とはいえ、バックパネルは直下型配置で、画像エンジンは全社合わせても圧倒的に良い機種です。

 他社並みの価格で出すためにパネル価格を削っているとはいえ、総合力では画質面で他社に抜きんでた実力があります。再生に関する機能も良いため、ゲーム・アニメ・映画などの視聴には向いている機種の一つでしょう。

 VA液晶の旧型は、ネットならばまだ在庫があるので、ゲットしてしまうのが「オススメ」ですが、次に紹介する現行機と値段が大きく変わらないので、選ぶならばそちらでしょう。


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 【2017年発売】

 11・東芝 REGZA 液晶テレビ 32V31
   ¥36,963 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

 こちらは、REGZAの上位機種のV31シリーズです。2017年9月に新売された、東芝の小型機種の上位機機となります。

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 S22シリーズと比較すると、このシリーズは、現行機ながら、直下型バックライトとVA液晶を採用する機種です。

 TN液晶と比較して、視野角やコントラストの部分で強く、画質が良いです。

 さらに、上位機として、次の2点でパワーアップしています。

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 第1に、録画機能です。

 V30シリーズは、チューナーが3つ搭載されます。そのため、裏番組が2録画できるW録に対応します。外付けHDDを導入して、録画機能を多用したい方にはオススメです。

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 第2に、ネット動画サービスの対応です。

 Wi-Fiが搭載されますので、それに伴って、東芝は、このグレードから、インターネット映像配信サービスが利用可能です。YouTube・Netflixなど、一般的なサービスは網羅します。

 ただ、現状、DAZNは対応しません

---

 以上、レグザのV31シリーズの紹介でした。

 S22シリーズと異なり、VA液晶を採用している点が見所です。

 その上で、下位機種でも優れていた画質調整機能をそのまままに、インターネット映像配信サービスと録画性能を高度化した製品です。

 とくにインターネット映像配信サービスを多用される方は、他社製品と比べても、こちらを選ぶべきでしょう。

6・SONYの32型液晶テレビの比較

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 つづいてSONYの小型機の紹介です。東芝同様に、液晶の画質補正に力を入れているメーカーです。


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 【2017】

 12・SONY BRAVIA KJ-32W730E
   ¥61,156 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型フルハイビジョン
モニターパネル:VA液晶
倍速液晶:なし

 こちらは、SONYのブラビアW730Cシリーズです。

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 液晶パネルは、正面視聴の際のコントラストが良く、「黒が引き締まる」点でテレビ向きのVA液晶です。

 IPS液晶ではないものの、能力は水準以上です。

 その上で、この機種は、フルハイビジョン(フルHD)解像度対応テレビです。

 フルHDに対応するモデルは現状これだけです。

 地デジのほか、BSプレミアムスカパーの高画質番組、またはブルーレイにつなげる場合、高解像度が楽しめます。

 また、フルHD出力に対応するゲーム機の接続にもメリット性があります。

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 画像補正は、X-Reality Proという画像エンジンを搭載します。

 東芝同様に、「高精細化」「ノイズ除去」などを機能として持ちます。

 さらに、「超解像技術」に対する言及もあり、ネット画像を含めた、低解像度画像の底上げが期待できます。

 フルハイビジョン解像度で送信される地デジについても、この処理で、圧縮時に失われた情報を復元できるため、画質の「底上げ」が可能です。

 高度な「フレーム間解析」は行いませんが、このサイズでは東芝も採用しない「超解像技術」を搭載するのは、言及に値します。

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 そのほか、独自のカラーマネージメント処理も行っており、画面の発色の良さには定評があります。

 ただし、東芝のレグザと較べた場合、静止画やアニメーションなどについては、ソニーよりも東芝のレグザエンジンのほうが補正精度が高いように思います。

 一方、紀行番組や自然描写では、色の再現性(鮮明度)の高いソニーの方がオススメです。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 録画機能は、外付ハードディスクを購入した場合、1TBのハードディスクに、標準画質で124時間の録画が可能です。

 また、裏番組の録画が可能です。こちらも、ダビングは不可能です。USBハードディスクは、全部で8台まで登録できますが、同時に接続可能なのは1台までです。

 ネット動画サービスは、Wi-Fiを搭載しており、対応できます。

 ただ、YouTubeとNetflixのみの対応なので、他社に比べると対応メディアは少なめです。

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 番組表は、使いやすいです。操作もサクサク動きます。

 SONYは番組表の使い勝手については、特に定評があり、リモコンがサクサク動きます。。

 ゲーム機開発のノウハウがフルに活かされているのでしょう。レイアウトもジャンル別に分かれて見やすい番組表といえます。

 ジャンルやキーワードを入れてフリーワード検索することもできます。

 スピーカーは、総計10Wのスピーカーですね。

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 以上、ソニーのブラビアの紹介でした。

 フルHD画質に対応する点は、画質を重視したい場合かなりの魅力でしょう。東芝のV30シリーズのライバル機でしょう。

 両者の比較は難しいです。

 ただ、映像の鮮やかさとコントラスト感を優先すればソニーが優位でしょう。一方、質の悪い地上波などの画質補整や、ゲームなどの動きのある映像の対応力は東芝がやや上です。

 その他の部分は、甲乙つけがたいですが、場合分けで考えると良いと思います。

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 【2017】

 13・SONY BRAVIA KJ-32W500E
   ¥39,835 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 なお、ソニーからは、下位機種としてW500Eシリーズも併売中です。

 しかし、こちらは、フルハイビジョン未対応で、さらにX-Reality Pro未搭載です。

 Wi-Fiも未搭載の廉価版ですが、その割には他社より割高であるため、基本的にソニーから選ぶならば、上位ラインが良いでしょう。

7・三菱電機の32型液晶テレビの比較

 続いて、三菱電機の32型液晶テレビの比較です。


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 【2017】

 14・三菱電機 LCD-32LB8
   ¥27,697 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:情報非開示
倍速液晶:なし

 こちらは、三菱電機のLB8シリーズの液晶テレビです。

 現在、ネットではわりと安い価格で出ており、注目度の高い製品の1つです。

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 液晶パネルは、ただ、三菱はパネル情報を非開示です。

 ただ、「広視野角」という文言が、カタログの(画質の項目ではなく)便利機能の項目にあったので、VA液晶と推測できます。

 バックライトは、直下型配置ですので、この部分の能力も優れます。

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 画像補正は、DIAMOND HDという名前の「超解像技術」が搭載です。

 ただ、三菱の場合、処理可能なのは、DVDやネット画像のみです。

 ソニーは、地デジ画像(フルハイビジョン画質)でも、圧縮時に失われた情報に「超解像技術」を施すことで画質を向上化させています。三菱電機は、しかし、これに非対応です。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 また、D端子が珍しく残っていたり、ビデオ用のSDカードスロットがあったり、構成はユニークですね。

 録画機能は、一方注意点で、外付けHDDでの

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 ネット動画サービスは、一方、ツタヤTVアクトビラには対応します。

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 番組表は、一方、三菱電機はあまり力を入れていない印象です。

 操作法を音声で教える機能、文字を拡大する機能など、お年寄り向け機能はありますが、本質的にはあまり工夫がありません。

 スピーカーは、総計8Wのスピーカーです。

 ブラウン管時代から同社は割とスピーカーに力を入れる会社でした。

 この機種も、DIATONEのテクノロジーで、サラウンド感や重低音に配慮があるほか、圧縮音のアップコンバート技術を搭載するなど、この部分は、一定の見所があります。

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 以上、三菱電機のLB8シリーズの紹介でした。

 他社に比べての見所は、「ダイヤトーン技術(音声)」ということになるでしょう。

 ただ、画像処理面に弱い部分があるほか、番組表や録画などの利便性が国内他社に及ばない状況です。明確にオススメとは言いにくい機種ですね。


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 【2019年5月発売】

 15・三菱電機 REAL LCD-A32BHR11
   ¥101,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【2018】

 15・三菱電機 REAL LCD-A32BHR10
   ¥67,712 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:ダイヤモンドパネル
倍速液晶:なし

 こちらは、三菱電機のREAL BHR11シリーズの液晶テレビです。

 なお、2018年モデルがまだ相当数残っています。ただ、基本性能面の明示的な変更はなかったので、値下がりした旧機種はお買得です。

 また、大手電気店などでは、新機種について「LCD-S32BHR11」「LCD-V32BHR11」という別型番と付けています。これは、主に「店頭値引き対策」で、性能は同じです。

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 価格が高いのは、ブルーレイドライブと、1TBのハードディスクを内蔵した録画一体型テレビだからです。

 三菱電機はこの方式に、現在活路を見いだしているふしがあります。 

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 液晶パネルは、この機種は、DIAMOND Panelを搭載します。

 液晶パネルにメーカー独自の表面処理をした「ブランド液晶」であり、品質は期待できます。元のパネルは非開示ですが、おそらく「黒の締まり」を強調している点からVA液晶で間違いないでしょう。

 バックパネル直下型配置です。

 したがって、画質部分のレベルは高いです。あえて言えば、SONYと違い、フルハイビジョンを採用しなかった点が残念なくらいです。

 画像補正は、DIAMOND Engineという名前の技術が搭載です。

 「ノイズ除去」と明るさ制御を基本とするメーカー独自の処理技術です。ただ、他社に比べて弱い状況は引き続きます。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

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 録画機能は、先述のように、1TBのハードディスクとブルーレイを内蔵するため充実します。

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 12倍録画に対応するので、最大1080時間の録画が可能です。

 3チューナー搭載なので、2番組を同時に録画することも可能です。外出先からのスマホアプリでの予約にも対応(iOS Android)するため、この部分は割と高度と言えます。

 なお、内蔵HDDが付属した場合は、他社同様に、外付けHDDを増設可能です。

 ネット動画サービスは、特に対応しません。

 番組表は、先述のようにあまり力を入れていないメーカーです。

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 スピーカーは、総計10Wのスピーカーです。

 前面配置のスピーカーで、独自の高音質化技術も引き続き採用されるため、内蔵スピーカーを使う前提ならば、この部分も魅力です。

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 一方、面白い部分では、スイーベル機能があげられます。

 三菱電機が昔よりこだわる部分で、スタンドは自在に動きます。他社は固定なので、この部分も、同社の「良い部分」と言えます。

---

 以上、三菱電機のREAL BHR10シリーズの紹介でした。

 レコーダーとテレビを別に買うよりも多少安く上がる点が良い部分です。【ブルーレイレコーダーの比較記事】で紹介したような単品製品と比較しても、下位機並の実力はありますので。

 液晶パネルの品質も良いので、この機種については、割と高評価できそうです。

 一方、映像機器として壊れやすい部分は、HDDとドライブのモーターのある部分(録画機能)です。

 これをふまえると、録画部分が壊れると、TV部分も買い換え、ないし修理となるので、ここをどう評価するかがポイントとなりそうです。

8・ハイセンスの32型TV

 続いて、中国のハイセンスの32インチの液晶の紹介です。

 東芝映像ソリューションとの統合して以来、黒物家電において、日本市場でのプレゼンスがかなり高くなっている企業ですね。


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 【2018/10】【通常型番】

 16・ハイセンス 32A50
  ¥22,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

 【2018/10】【Amazon限定型番】

 17・ハイセンス 32K30
  ¥23,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:IPS液晶
倍速液晶:なし

 32K30は、中国のハイセンスの32インチの液晶です。

 Amazonの限定モデルがありますが、同じ製品です。

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 液晶パネルは、視野角が広く、目が疲れにくい液晶である、IPS液晶パネルです。

 パナソニックでも紹介しましたが、小型テレビに限っては、IPS液晶は視認性において「最強」です。その上で価格を国内勢より相当押さえている点が、中国家電業界の力強さを感じます。

 バックパネルは、もちろん、直下型配置です。

 応答速度は、アイリスオーヤマ同様に公開しており8msとそこそこです。

 画像補正は、一方、特段力を入れていない機種です。

 同社の一部機種の場合、東芝のレグザエンジンを投入して、この部分の改良を図っています。

 この機種はどちらかと言えば「値段重視」の仕様ですね。

 録画機能は、この機種の場合も、ハードディスク録画に対応です。また、裏番組録画にも対応します。

 ネット動画サービスは、特に対応しません。

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 番組表は、昔の海外製に比べるとだいぶ改善しました。

 ただ、日本のTVメーカーの番組表に比べると情報量や視認性が多少劣ります。このあたりは、グローバル仕様なので、仕方ないでしょう。

 入力端子は、HDMI端子が2つです。

 スピーカーは、重低音を強調したスーパーバスという商品名がつきますが、6Wとあまり強力ではないですね。

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 以上、ハイセンスの液晶テレビの紹介でした。

 番組表の使い勝手画像補整機能など、価格相応の部分もあるので、そちらに注意するべきです。とはいえ、IPS液晶で直下型配置のLEDバックライトを採用してこの価格というのは、素晴らしくコスパが良いのは事実でしょう。

 3年保証ですし、予算重視ならば、選択肢として良い機種です。


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 【2018/10】【ビデオオンデマンド搭載機】

 18・ハイセンス 32N20
  ¥30,800 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:IPS液晶
倍速液晶:なし

 32N20は、ハイセンスの上位機です。

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 性能面は、下位機種と同じですが、有線LANのほか、Wi-Fiを搭載しておりい、VOD対応となります。 

 ただ、「YouTube、アクトビラ、ツタヤTV、U-NEXT、クランクインビデオ」と対応幅が狭いのがネックです。

 その他の部分は、下位機種と同じです。


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 【2019/4】

 19・ハイセンス 32E50
  ¥26,617 Amazon.co.jp (9/5執筆時)

モニターサイズ:32V型
モニターパネル:IPS液晶
倍速液晶:なし

 32E50は、中国のハイセンスが発売する32インチ液晶テレビの上位機です。

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 液晶パネルは、引き続き、目が疲れにくい液晶である、IPS液晶パネルです。

 バックパネルは、一方、「プライベートルーム向け」のシンプルデザインを志向しているため、本体が薄くできるエッジ型です。

 応答速度は、下位機種同様に、8msとそこそこです。

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 画像補正は、東芝系の画像エンジン(レグザ)採用の明言こそないですが、かなり充実します。

 東芝レグザの「質感リアライザー」に相当する「質感再現処理」のほか、エリア別高精細復元テクスチャー復元を機能として持ちます。

 したがって、「高精細化」の部分については、東芝機並みに高度に処理します。

 この点で、同社の製品としては、最も画質面で期待できます。

 画質の自動調整についても、ゲームモードと映画モードを持つなど、凝った作りです。

 録画機能は、この機種の場合も、ハードディスク録画に対応です。また、裏番組録画にも対応します。

 ネット動画サービスは、特に対応しません。

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 番組表は、下位機種と同等です。

 その上で、「連続番組予約」などの便利機能が利用できる仕様に進化しています。

 入力端子は、HDMI端子が2つです。アナログ端子も1つ付きます。

 スピーカーは、下位機種と同じで、6Wです。

----

 以上、ハイセンス32E50の紹介でした。

 IPS液晶+高度な画像処理機能を持つ機種です。番組表の視認性などUIの部分と、ネット動画サービスに対応しない点除けば、国内メーカーの諸製品に対して、相当な「価格破壊」といえる機種です。

 LEDがエッジ型で本体が薄いので、設置性も良いです。

 ただ、リアル店舗をふくめて店頭在庫が現状ほぼないので、供給安定性が今後の課題でしょう。

次回につづく!
小型液晶テレビのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、32v型の高性能な小型液晶テレビを紹介しました。

 記事はもう少し続きます。

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1・液晶パネルの品質 ★★★★★
2・バックライト   ★★★★★
3・画像エンジン   ★★★★★
4・番組表の視認性  
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 次回の後編記事こちら)では、紹介が済んでいないオリオン電機の2製品を紹介します。

 そして、全機種から、改めて「予算別、目的別に、Atlasのオススメ機種」を選定していくつもりです。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

 なお、前編はこれで最後となりますが、ここまでの記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどから話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 11:50 | 映像機器

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