Top 映像機器 比較2024'【高画質】32v型テレビ49機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2024年01月02日

比較2024'【高画質】32v型テレビ49機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2023-2024年 32インチ液晶テレビの性能とおすすめ・選び方:32v型のフルHD 2Kテレビ:1人暮らし向け Google TV対応:ゲーム向けなど人気機種の違いや性能ランキング 

【比較する製品型番】SHARP AQUOS 2T-C32EF1 2T-C32AC2 2T-C32DE パナソニック VIERA TH-32J300 東芝 REGZA 32S24 2V34 SONY BRAVIA KJ-32W730E KJ-32W500E ハイセンス 32E30K 32A30H 32A40H 32E40H TCL 32S5400 32S5401 32S5402 32S5200A 32S518K 32LX7000PJB 三菱電機 LCD-32LB8 オリオン OMW32D10A OMW32D10  OL32WD100 OL32WD200 OSW32G10 SAFH321 アイリスオーヤマ 32WEA20 LT-32E320B 32WB10PB FUNAI FL-32HF160 山善 QRT-32W2K FUNAI FL-32HF160 FL-32H2040 FL-32H2040W FL-32H1040 maxzen JV32DS06 CHiQ JL32G7E JL32G7EG グリーンハウス GH-GTV32A-BK GH-GTV32AC-BK Xiaomi TV A Pro R23Z011A FFF IRIE FFF-TV32WBK2-SB FFF-TV32WG ほか

今回のお題
画質が良い!中型液晶テレビのおすすめはどの製品?

 ども、Atlasです。

 今日は、2024年1月現在、最新の、32インチの液晶テレビの比較です。

 基本となるパネルの質画像エンジンなど画質面の性能を重視して比べます。

 そのほか、番組表などの利便性や、ニーズのあるGoogle TVなどへの対応状況を含めて、このサイズで「最も性能が良いテレビ」を探していきます。

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1・32型液晶テレビの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:シャープ
 1-3:パナソニック
 1-4:東芝
 1-5:ソニー
 1-6:ハイセンス
 1-7:TCL
2・32型液晶テレビの比較 (2)
 2-1:三菱電機
 2-2:アイリスオーヤマ
 2-3:オリオン
 2-4:マクスゼン フナイほか
3・32型液晶テレビの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 記事では、はじめに、このサイズのテレビの「選び方の基本」を説明します。

 その後で、以上のようなメーカー順に各機を説明していくという構成にしました。

液晶パネルの品質 ★★★★★
バックライト   ★★★★★
画像エンジン   ★★★★★
番組表の視認性  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 また、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

ーー

1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型FHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較 
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・テレビの選び方まとめ 【結論】

 なお、今回の記事は、TVを紹介した「家電批評モノマニア」のテレビ記事全体としては、4回目の記事として書きました。

1-1・32型テレビの選び方の基本

 はじめに、32v型テレビの「選び方の基本」の説明からです。

 総合的なテレビの選び方は、既に【テレビの選び方のまとめ記事】でかなり詳しく書きました。

 そのため、ここでは、32型テレビを選ぶ場合の注意点を抜き出して、詳しく説明します。


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 画面サイズは、32インチ機は、リビング用の大画面機を除けば、大きいほうです。

最も大きい小型」あるいは「中型」というのが適当です。

 実際、設置性は良いと言えます。

 例えば、TVラックやTVボードに80cmの横幅があれば無理なく設置できます。

 寝室用としては少し大きすぎる感じですが、ワンルーム用として、「すこし大きな」画面が欲しい場合、選択肢として良いです。

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32v型=120cm
24v型=80cm
19v型=70cm

 視聴距離は、しかし、選ぶ前に、すこしだけ考えてください。

 32v型の場合、業界で推奨される最低距離は、120cmです。

 適切な視聴距離が取れない場合、画面も粗く見え「目も疲れる」と言えます。

 この視聴距離だと難しいと感じる場合は、1サイズ小さい24v型をおすすめします。

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 解像度も、このサイズの場合、注意点です。

 なぜなら、32型だと最大でも(地デジと同じ)フルHDまでしか選べないからです。

 4K機は、40インチクラスでないと選べません。

 あえて言えば、【4K対応PCモニターの比較記事】で書いたようなものに、レコーダーなどをつなげる方法はあり得ます。あまりおすすめしませんが。

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 液晶パネルも、32型の場合、注意が必要です。

 テレビ向きのIPSVAパネルの利用を表明するモデルが決定的に少ないからです。

 パネル性能は、画質を得たい場合「決定的に重要」です。そのため、バックライト部分を含めて、今回は、各機の性能を詳しく書くつもりです。

 小型の場合、視野角はさほど問題にならないにせよ、質が悪いと、色ムラなどが生じて映像美を得にくいほか、目が疲れやすいなどの問題も抱えますので。

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 画像エンジンも、同じです。

 大画面では「常識」といえるノイズ系軽減・広色域化などの機能がないものもあります。

ーーー

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 というわけで、32インチのTVの「選び方の基本」の説明でした。

 このほか、番組表の作りほか、最近では、Google TVなどのネット動画の対応も重要なので、その部分の使い勝手を含めて見ていくつもりです。

1・32型液晶テレビの比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:シャープ
 1-3:パナソニック
 1-4:東芝
 1-5:ソニー
 1-6:ハイセンス
 1-7:TCL
2・32型液晶テレビの比較 (2)
 2-1:三菱電機
 2-2:アイリスオーヤマ
 2-3:オリオン
 2-4:マクスゼン フナイほか
3・32型液晶テレビの比較 (3)
 =最終的なおすすめの提案【結論】

 先述のように、32インチのTVは結構な数があるので、上表のような順番でメーカーごとに紹介します。

1-2・シャープの32型液晶TV

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 はじめにシャープの「32型液晶テレビ」の紹介からです。

 デンキヤのテレビコーナーでは、このサイズの同社のテレビは必ず1台ある、と言って良い大手です。

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 なお、以下では、いつものように、Atlasのおすすめできるポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で書きます。


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 【2018年発売】

 1・シャープ AQUOS 2T-C32EF1
  ¥46,500 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Android TV
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)

  2T-C32EF1   は、EF1ラインに属する、シャープの32型液晶テレビです。

 このサイズでは久しぶりの同社の新型です。

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 液晶パネルは、VAです。

 サイト未記載ですが、販売サイトで記載がありました。

 このタイプはコントラスト性能が良く、黒の引き締まりもよいので「TV向き」です。  

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 なお、本機を含めて、32インチTVのパネル解像度の平均はHD(1366×768)です。そのため、地デジなどは、そのまま表現できません

 32v型程度の画面サイズなら、TV番組を見るぶんにはHDでも良いです。

 ただ、画質を重視する場合、とくに、ゲーム機やPCにもつなげる方は、フルHD(1920×1,080)解像度のパネルであることを意識すると良いでしょう。

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 バックライトは、全面直下型LEDバックライトが採用されます。

 液晶は自発光しないのでライトの性能も画質には重要です。

 直下型は、明るさが均一で、輝度やコントラストが出しやすいです。

 この部分は優秀です。

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 HDR(ハイダイナミックレンジ)は対応です。

 4Kではいテレビでは珍しいです。

 例えば、次世代ゲーム機やネット動画サービスなど、HDR情報を付与したコンテンツの場合、輝度表現が高まります。

 従来放送の視聴時は関係ないですが、後述するように本機は「スマートテレビ」なので、搭載に意味はあります。

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 画像エンジンは、特段の名前はないです。

 ここの処理能力が高いと、ソフト的な再計算、画質の底上げができます。

 例えば、同社の上位機だと、発色を良くする「広色域化技術」(リッチカラーテクノロジー)があります。

 しかし、本機は不採用ですので、画像補正部分はイマイチです。

 入力端子は、HDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 ゲームをつなげるにも十分な数です。

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 【Amazon限定】

 バッファロー 2TB HD-AD2U3
  ¥8,740 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 録画機能は、搭載です。

 HDDを別に買う必要はありますが、2TB約174時間の録画ができます。

 この種のテレビの場合、長時間録画は非対応です。

 ダブルチューナーなので、裏番組録画はできます。

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 番組表は、見やすく、便利に作られています。

 ジャンル別・キーワードで番組を検索することもできます。

 検索結果に基づいて、番組表を色分け表示にすることも可能です。オススメ番組を自動でお知らせする機能も付きます。 

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 ネット動画サービスは、対応です。

 本機はいわゆる「スマートテレビ」であり、この部分が充実します。

 動画関係のサブスクは、日本ローカルのものを含めて、ほぼ対応できます。

 OSは、最新のGoogle TVではなく、昔のAndrod TVです。

 そのためコンテンツ間の「串刺し検索」は、横断的な「おすすめ」提案はされません。実用上、問題ないですが、他社には対応テレビがあります。

 スピーカーは、総合10Wのスピーカーが付属します。

 32インチのTVの、業界における平均値で、可も不可もないでしょう。

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 以上、シャープの 2T-C32EF1などの紹介でした。

 大手家電メーカー製のスマートテレビという部分でプレゼンスがあります。HDR対応もこの部分で活きるでしょう。

 一方、パネルや画像補正の部分を含めて、画質面での個性はさほどないので、その用途で使わない場合は、無個性な製品とはいえます。

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 【2018年発売】

 2・SHARP AQUOS 2T-C32AC2
  ¥34,000 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 3・SHARP AQUOS 2T-C32AC1
  ¥34,000 楽天市場 (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)

 なお、このグレードの旧機となるのが、AC2ラインです。

 パネルやエンジンの部分では、新機種と能力は変わりません。

 しかし、Wi-Fi非搭載ですのでネット動画視聴に非対応です。

 HDRにも対応しません。

 本機の場合、シニア向けに「音声くっきりボタン」、節電用に「明るさセンサー」、1人暮らし用に「タイマー設定」などを充実させたラインだったと言えます。

 場合によっては便利でしょうが、テレビを画質で選びたい方向けではないとは言えます。

ーーー

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 【2021年発売】

 4・シャープ AQUOS 2T-C32DE-B
 4・シャープ AQUOS 2T-C32DE-W
  ¥30,691 Amazon.co.jp (1/2執筆時) 

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:TN液晶?
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)

 さらに、台座形状を変更したDEラインも出しています。

 こちらは、液晶の種類が確認できません。

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 直下型バックライトは採用ですが、TNパネルの可能性は捨てきれません。

 他の方式より視野角が狭く、表示品質もやや劣ります。

 この部分で、他機以上に、おすすめしにくいと言えます。

1-3・パナソニックの32型液晶TV

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 続いて、パナソニックの製品を見ていきましょう。

 言わずと知れた日本の総合家電メーカーです。


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 【2021年発売】H-32H300後継機

 5・パナソニック VIERA TH-32J300
   ¥42,300 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)

  TH-32J300 は、パナソニックVIERA J300シリーズの入門機です。

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 液晶パネルは、VA液晶です。

 繰り返せば、コントラスト比が高く「黒が引き締まって見える」特性があります。

 バックライトも、シャープと同じ直下型です。

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 画質エンジンは、名前はありません。

 ただ、画質アップ機能として、あざやか色再現回路を搭載します。

 同社では伝統的に使われてきた、独自の回路を使った6軸色補正を中心とする技術です。

 パネルに応じた調整がなされるため、こうした「広色域化技術」を持たない格安品に比べれば、色再現性は高いでしょう。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子が2つと、AV端子が1つです。

 録画性能は、外付けハードディスクを使った録画に対応します。

 2TBで約242時間の録画ができる計算です。

 チューナーは2つ搭載されるために裏番組録画には対応です。

 いわゆる「長時間録画」は、どのテレビの場合もないです。

 画像エンジン(CPU)をその方面に振り分ける余力がないからでしょう。

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 番組表は、やTVメーカーだけあって、見やすく、便利に作られています。 

 番組がジャンルごとに色分けされているので、視認性も良いです。

 ネット動画サービスは、非対応です。

 入力端子は、HDMI端子が2つ付属します。

 RCAもあるので、古いゲーム機などについても対応可能でしょう

 スピーカーは、総計10Wの普通のスピーカーが付属します。

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 ネットワーク機能は、本機は、有線LANは搭載です。

 そして、パナソニックがブルーレイなどで採用する「外からどこでもスマホで視聴」に対応しま

 番組表から検索して、放送中番組や、HDDに録画した番組を外出先でもインターネット経由で観ることができます

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 以上、パナソニックのJ300シリーズの紹介でした。

 あざやか色再現回路を搭載が目を引きます。

 ただ、次に紹介する機種と比べると液晶の品質が1ランク劣るため、画質で選ぶならば、上位機が良いと思います。

1-4・東芝の32型液晶TV

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 つづいて、東芝の32インチのテレビを紹介します。

 同社は、画像補正などに特長のみられる画質重視のTVが多いです。


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 【2020年発売】

 6・東芝 REGZA 液晶テレビ 32S24
  ¥27,931 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル;
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー: 12W
HDMI端子:2 (ARC)

 東芝RegzaS24シリーズは、同社のこのサイズのテレビの入門機です。

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 液晶パネルは、本機は種類が不明です。

 おそらくTNではないとは思いますが、遠い過去にREGZAがTNだった時代はあります。

 実際、「現品をみて、自分で確かめてください」というのが、以前、東芝への問い合わせた際の回答でした。保証はしませんが、おそらく、VAか、ADSを含めた「IPS系ジェネリック」かなと思います。

 ロット単位で違う可能性もあります。

 バックライトは、しっかり、直下型です。

 液晶テレビは、液晶パネルバックライトの「総合力」が重要です。

 東芝は、独自のグローバルディミング技術の評価も高いため、色ムラも少なくこの部分の能力は高いです。

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 結論的にいえば、(仮に視野角の狭いTN液晶であっても)バックライト部分の底力で、画質の総合力はさほどマイナスにはならないと言えます。

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 画像エンジンは、かなり優れたものを搭載します。

 本機は「レグザファインエンジン」と言う固有名を持ちます。

 パワフルなエンジンなので、大型テレビのように「高精細化」「ノイズ除去」「広色域化技術」に関する技術を持ちます。

 表示画質の底上げに「エンジン」はかなり重要です。残像低減や階調と質感の調整、色彩表現の復元などの点でメリット性があります。

 他社の場合、「広色域化技術」は見られますが、それ以外の部分については、40インチ以下のテレビだと、あまり力を入れませんので。

 特に、質感リアライザーは、見所です。

 受信までに失われた映像信号の色、画像エンジンが解析し、コントラストを明瞭にする効果があります。

 そのほか、輝度の再現性を高める技術や、地デジの精細感復元など、以前上位機に搭載されていた機能の一部が下りてきています。

 したがって、画質面では、東芝の新機種は極めて優秀です。 

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 画面モードも多彩です。

 明るさセンサーを利用しつつ映像を最適化する映画プロモードや、低遅延化処理をするゲームモードなどが選択できます。

 この部分でも性能は良いです。

 入力端子は、HDMI端子が2つ装備します。

 録画機能も、搭載です。

 2TBのハードディスクに標準画質で約250時間の録画が可能です。

 また、USBハブを使って全部で8台(同時に4台)までつなげることもできます。

 容量が一杯になってしまったことを考えると、追加でハードディスクを導入しやすいというメリットがあります。

 ダビング10には未対応ですが、これは他社機もそうです。

 2チュナーなので、裏番組録画は対応します。

 そのほか、外出先からメールを使って録画予約ができる機能が付属します。

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 録画した番組のチャプターを飛ばせる「マジックチャプター」機能も優れた機能です。

 そのほか、録画している途中の番組を最初から再生して苦、追っかけ再生機能、早送りしながら音も画像も視聴できる早見早聞モードなど、快適性能も高いです。

 ネット動画サービスは、残念ながら対応しません。

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 番組表は、東芝は見やすく、便利に作られています。

 番組表からすぐに録画に入ることもできます。

 ジャンル検索のほか、フリーワード検索機能は付属します。

 また、連続するドラマなどの自動録画機能が搭載されています。野球のナイターの延長中継による番組の移動や、最終回の拡大放送にも対応するので便利です。

 スピーカーは、クリアダイレクトスピーカーを搭載です。

 32v型の平均値となる10Wより、多少強めで、12Wの出力です。

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 以上、東芝レグザS12シリーズの紹介でした。

 直下型パネルの採用とともに、画像エンジンを使った補正機能が強力なのは、大いに「見所」でしょう。

 一方、コストを削減するため、TN液晶(推定)という部分がありますが、直下型パネルの採用である程度補えている部分に加えて、画像エンジンの性能は圧倒的ですから、総合力としては抜きんでています。

 再生に関する機能も良いため、ゲーム・アニメ・映画などの視聴には向いている機種の一つでしょう。


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 【2020年発売】

 7・東芝 REGZA 液晶テレビ 32V34
  ¥33,198 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:
バックライト:直下型
ネット動画視聴:対応
スピーカー: 12W
HDMI端子:2 (ARC)

 32V34は、REGZAの上位シリーズの液晶テレビです。

 液晶パネルは、カタログに液晶の種別の表記がないです。

 最近の調達価格からすると、大手の中級機でTNはないような気はします。

 開示のあるハイセンスからすると、ADSVAかと想像します。ただ、ロット単位で柔軟に変えているかもしれません。

 バックライトは、直下型配置です。

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 画像エンジンは、本機は、レグザエンジン Power Driveを搭載します。

 東芝によると4Kモデルも駆動できる性能です。

 大画面テレビでなくても、性能が良いものは、優れた画質向上機能を載せられますし、リモコンなどの反応も良くなります。

 パソコンのCPUのような感じです。

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 画像処理は、下位機種の「質感リアライザー」を美肌リアライザーへとパワーアップさせています。

 こちらのコントラスト向上技術ですが、特に明るい部分の処理を高度化しています。人間の肌の質感を(色飽和を起こさず)適切に表現しようという意図です。

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 そのほか、「地デジ精細感復元」が「地デジビューティHD」にパワーアップするほか、ブロックノイズを除去する「地デジノイズクリア」も搭載になります。

 とくに、ノイズ除去については、字幕などの文字の表示向上につながるため、有用に思えます

 画面モードも、映画・ゲーム・PC・写真・シアター・アニメ・スポーツなど、十分な数です。

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 録画機能は、チューナー数は2つで、下位機種と同じです。

 しかし、機能面では大幅なパワーアップがあります。

 同社の【東芝のブルーレイレコーダーの比較記事】で書いたような専門的な機能が多く搭載です。

 例えば、テーマ登録で、AIがおすすめ番組を自動で選び録画してくれる「見るコレ」連ドラを一度予約すると最終回まで録ってくれる「簡単連ドラ予約」などです。

 使い勝手の部分も、CMとの境などを自動でチャプター分けする「マジックチャプター」、音質を維持しつつ早送りで聴ける「早見早聞」など多様です。

 他社より充実するのは、先述の高性能なエンジンのパワーがこちらにも使えるからです。

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 ネット動画サービスも、充実します。

 同社の場合、自社で開発したOSに基づくため、Google TVとは対応コンテンツなどの部分で

 AmazonプライムビデオNetflix・YouTubeをはじめ、主要なコンテンツは全て網羅します。DAZNを除けば、だいたい網羅します。

 画質も、「ネット動画ビューティHD」という機能が、地デジ同様に有効です。

 接続端子は、HDMI端子が1つ、音声専用のHDMI端子が1つと、アナログ端子です。

 なお、ネット接続は、有線・無線LAN双方とも対応しています。

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 番組表は、UIを含めて本機も、見やすく、便利に作られています

 とくに、先述の「みるコレ」は、ネット動画サービスのコンテンツにも対応して「おすすめ」してくるので、利用の幅は広いです。

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 以上、レグザのV34シリーズの紹介でした。

 ネット動画とテレビ録画を楽しむ人には、このサイズではかなりオススメです。

 難点は、やはり、液晶パネルの種類が非開示な部分です

 ただ、高性能なエンジン直下型バックライトで、テレビとして利用する分には、十分な画質であり、選んで良い製品だと思います。

1-5・SONYの32型液晶TV

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 つづいてSONYの32インチテレビの紹介です。

 以前は、上位機がありましたが、同社は2Kテレビについては撤退傾向で、入門機だけ残りました。


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 【2017年発売】

 8・SONY BRAVIA KJ-32W500E
   ¥42,800 楽天市場 (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:VA
バックライト:エッジ型
ネット動画視聴:対応(少なめ)
スピーカー: 10W
HDMI端子:2 (ARC)

  KJ-32W500Eは、SONYのブラビア500Wシリーズ入門機です。

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 液晶パネルは、VAです。

 正面視聴の際のコントラストが良く、「黒が引き締まる」ので、高級テレビでも使われるものです。

 解像度は、ただ、普通のHDです。

 以前は、フルHDの上位機がありましたが、撤退です。

 バックライトは、ただし、エッジ型です。

 他社の直下型に比べると、隅っこ光源が置かれるので、明暗差の表現力が劣ります。

 ただVAパネルはこの部分の表現力が高いので、この仕様にしていると言えます。

 エッジ型は、TVを薄く作れるので、設置は割とスマートなのが良い点です。

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 画像エンジンは、ソニーも無印です。

 以前は、4Kと同じX-Reality Proを搭載した機種も合ったのですが、先述のように「生産終了」です。

 ただ、処理面で「クリアレゾリューションエンハンサー」の言及は残ります。

 超解像処理は伴わないものの、「高精細化」「ノイズ除去」は、一定程度配慮があると言えます。

 東芝を除けば、画像補正の部分はそこそこ上位とはいえそうです。

 入力端子は、ゲームなどに使うHDMI端子は2つです。

 ほか、AV端子が1つです。

 録画機能は、1TBのハードディスクに標準画質で124時間の録画が可能です。

 1チューナーなので、裏番組録画は不可です。

 ネット動画サービスは、未装備です。

 番組表は、国内他社同様に見やすい水準はあります。

 スピーカーは、総計10Wのスピーカーと普通です。

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 以上、ソニーブラビアの紹介でした。

 先述のように、最後に残ったソニーの2K機です。

 ただ、だいぶ前に出た入門機なので、機能面で語るべきところは少ないです。

 あえて言えば「クリアレゾリューションエンハンサー」でしょうが、画像補正を含めて、次からみていくような海外勢と比べると、いまいち見どころに欠けます。

 ワンルーム用ほかに需要のあるサイズでしょうし、若いユーザー層のために、上位機は復活させて欲しいところです。

1-6・ハイセンスの32型液晶TV

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 続いて、中国のハイセンスの32インチの液晶の紹介です。

 東芝映像ソリューションとの統合して以来、黒物家電において、日本市場でのプレゼンスがかなり高くなっている企業ですね。


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 【2022年発売】

 【通常型番】32A30G後継機

 9・ハイセンス 32A30H
  ¥26,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 【ネット用型番】32A35G後継機

 10・ハイセンス 32E30K
  ¥29,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:ADS
バックライト:直下型
ネット動画視聴:
スピーカー:12W
HDMI端子:2 (ARC)

 32A30Hは、ハイセンスの32インチの液晶です。

 後から32R30Kという型番の製品もでましたが、流通ルートの違いで同じ製品です。

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 液晶パネルは、ADS液晶です。

 ADSパネルは目が疲れにくい液晶であるIPS液晶パネルとほぼ同じ特性を持ちます。

 商標の関係でIPSを名乗れないメーカーが出しているので「安い」という理屈です。

 TV用として大手が使うのは珍しいのですが、同社での使用歴も長く、信頼性を含めて問題ないです。

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 バックパネルは、直下型です。

 一方、画面の隅に注目して欲しいのですが、本機については下部以外、ベゼル(額縁)がない「3辺ベゼルレス」です。

 ゲームなどをする際、映像への没入感が高めです。

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 画像エンジンは、NEOエンジン2Kです。

 以前の「レグザエンジンNEO」を2K仕様にした後継機です。

 東芝系の技術をベースにした改良型と言えます。

 能力としては、「高精細化」「ノイズ除去」に関連して、エリア別クリア復元・テクスチャー復元を持ちます。

 東芝系と同じで、画質の最適化の部分で強みがあります。

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 画面の自動調整も、映画・ゲーム・ダイナミックと各種モードがあります。

 倍速液晶はないですが、画像処理のスルーなどで低遅延にする仕組みを装備します。

 ゲームには良いでしょう。

 録画機能は、ハードディスク録画に対応です。

 また、裏番組録画にも対応します。

 ネット動画サービスは、特に対応しません。

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 番組表は、昔の海外製に比べるとだいぶ改善しました。

 2K機の場合、日本企業もそうUIに力を入れるわけでもないので、今だと、そう大きな差ではないと言えます。

 視認性が特別良いわけではないですが、操作性は良いです。

 入力端子は、ARC対応のHDMI端子が2つです。

 スピーカーは、総計12Wのステレオです。

 機能面で個性はないですが、出力は平均値より少し高めです。

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 以上、ハイセンス32A30Gの紹介でした。

 TVの部分のスペックだけでは、広視野角のADS・直下型LED・優れた画像エンジンと三拍子揃います。

 価格を考えると相当程度、魅力です。

 また、ベゼルや液晶パネルなど、PCモニターの仕様に近いので、兼用機としてもわりと良い感じがします。

 解像度の部分で、フルHDに対応していれば、例えばゲーム用機などとしてよりおすすめできたのですが、この部分が課題でしょう。

 そのほか、番組表の使い勝手などは課題ですが、優れたエンジンを搭載したものは、UIの反応も良いはずなので、費用対効果は間違いなく高いです。

 3年保証ですし、予算重視ならば、選択肢として良い機種です。


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 【2022年7月発売】

 【通常型番】32A40G後継機

 11・ハイセンス 32A40H
  ¥29,478 楽天市場 (1/2執筆時)

 【ネット型番】32A45G後継機

 12・ハイセンス 32E40H
  ¥30,301 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型 (HD)
モニターパネル:ADS
バックライト:直下型
ネット動画視聴:VIDAA
スピーカー:12W
HDMI端子:2 (ARC)

 32A40Hは、ハイセンスの32インチの液晶です。

 型番が2つありますが、流通ルートの違いであり、性能は同じです。

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 パネル性能・バックライト部分は、1つ上でみた32A30Gと同じです。

 繰り返せば、ADS液晶の直下型ですので、質は良いです。

 一方、下位機種と比べた場合の大きな違いは、以下の2点です。

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 第1に、ネット動画サービスへの対応です。

 Google TVなどではなく、ハイセンス独自のOS(VIDAA)ですが、日本独自のサービスを含めて、わりと充実度が高いです。

 DAZNがない以外は、主要なサブスクは網羅的かと思います。

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 画像エンジンは、NEOエンジン2K Smartにパワーアップします。

 負荷がかかるネット動画処理に対応するためでしょう。

 その恩恵で、AIネット映像高画質処理として、ネット動画専用の高画質化処理もなされます。

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 第2に、自動音声モードの搭載です。

 本機は番組表(EPG)から見ているコンテンツの種類を把握できるため、それに応じて、音質を自動調整します。

 高級テレビにはみられる機能ですが、このグレードにも降りてきました。

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 第3に、スピーカー部分の能力向上です。

 やはりCPUパワーを利用してか、音声のソフト的補正の部分が向上します。

 ただ、総合出力は12Wと同じですので、音質自体に、そう大きな違いではないでしょう。 

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 そのほかは、Wi-Fi搭載機となるため、別売スピーカーの導入で、音声操作に対応する点が異なります。

 興味のある方は、詳しくは【スマートスピーカーの比較記事】をご覧ください。

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 以上、ハイセンス32A40Hの紹介でした。

 諸機能が増えますが、基本的には動画サービスを利用したい方向けの製品です。その部分で言えば、Android TV対応で、HDRにも対応するシャープの方が汎用性はあるでしょう。

 しかし、目の疲れにくいADS液晶を装備する上で、優秀な画像補正がある機種ですから、メインは従来放送だが、定額サービスもたまに利用したい感じならば、本機でしょう。

1-7・TCLの32型液晶TV

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 続いて、中国のTCLです。

 2019年から日本に本格参入したメーカーで、グローバルな家電企業です。デンキヤでも多く見かけるようになってきました。


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 【2023年発売】(フルHD画質)

 13・TCL 32S5400
  ¥27,478 楽天市場 (1/2執筆時)

 14・TCL 32S5401
  ¥31,800 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 15・TCL 32S5402
  ¥27,480 楽天市場 (1/2執筆時)

画面:32V型(フルHD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー:10W
HDMI端子:2 (ARC)

 32S5400は、TCLが発売するテレビです。

 流通ルートで型番を替えていますが、性能は同じです。

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 ハイセンスにもありましたが、液晶の3辺がベゼルレスで、格好がいいです。

 没入感も高めでしょう。

 液晶パネルは、VA液晶です。

 明確に言及はないですが、コントラスト比の値と視野角から判断してそう言えます。

 黒の締まり通いTV向きの液晶です。コントラスト比は4000:1、応答速度は6.5msとの値も公開です。

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 解像度は、フルHD解像度です。

 ここは本機のポイントです。

 32型のフルHDは、ソニーが展開を止めたので、TCLとLGだけです。

 従来放送のコンテンツの解像度をそのまま出せますし、稀少性があります。

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 バックライトは、直下型です。

 その上で、マイクロディミング技術搭載です。

 バックライトを1296ゾーンにわけて輝度を補正する技術です。

 明暗差をうまく出せます。

 高級テレビに採用されるエリア制御(ローカルディミング)とは違うのですが、32インチのTVへの搭載は珍しいですし、高評価できます。

 単純な直下型パネルより画質は良いでしょう。

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 画像エンジンは、Algo Engine Liteです。

 補正は「高精細化」「ノイズ除去」かかわる部分ほか、「広色域化」の部分の言及もあります。

 メーカー間で細かい精度差はもちろんあるでしょうが、大事な3点は抑える点で優秀と言えます。

 東芝・ハイセンス系に比べるとエリアごとの処理には言及がないものの、水準以上でしょう。

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 HDRも、しっかり対応します。

 通常映像(SD)のアップコンバートこそしませんが、先述のエンジンで解析で、最適に表示します。

 先述のように、HDRは、最新ゲーム機他、定額動画サービスでも対応する規格なので、スマートテレビである本機の場合、重要です。

 録画機能は、チューナー数は2つなので、裏番組録画にも対応します。

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 ネット動画サービスは、Wi-Fi搭載であり、対応です。

 さらに、本機は、Android TV世代ではなく、新世代のGoogle TVです。

 動画サービスはほぼ対応しますし、串刺し検索もできる点で、良いです。

 4Kには他社の搭載の事例がありますが、このクラスでは珍しいです。

 なお、Wi-Fi部分では、Amazon系の「Work with Alexa」にも対応です(要アップグレード)。

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 番組表は、視認性、操作性はわりとよいです。

 ただ、多機能ではないです。この部分が、日本向けにより「ガラパゴス化」したら、より良いのは確かですが。

 入力端子は、HDMI端子が2つとRCA端子です。

 そのほか、光デジタル音声出力も見られます。

 一方、ゲーム関係について言えば、パネルの基礎的な応答速度が、6.5msと速めです。

 ここも本機のポイントです。

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 以上、TCL32S5400の紹介でした。

 テレビ向きのVA液晶直下型+ソフト制御でしかもフルHD、そしてGoogleTV対応でこの価格ですので、国内勢にはかなりの脅威でしょう。

 新機種になって、エンジンの部分の補正も(東芝系を除くと)言葉で機能をしっかり説明する度合いが増えました。

 既報のように、パナソニックの低価格のテレビは、2022年以後TCLに生産を委託します。この機種を見たとき、、バランス良く総合的に性能を高める部分は2社は似ているので、親和性が高かったような気もしました。

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 【2021/6】(フルHD画質)

 16・TCL 32S5200A
  ¥29,200 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型(フルHD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー:10W
HDMI端子:2 (ARC)

 なお、本機の旧機となるのが32S5200Aです。

 本機も、同じパネルのフルHDで、マイクロディミングも対応で、Google TV搭載機ですから、良い機種です。

 ただ、画像エンジンが異なるので、HDRを含めて、上述の処理の言及がないほか、外観部分で、3辺がベゼルレスではない仕様です。

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 結論的にいえば、値段差分のはあるように感じます。

 ただ、安いのは確かなので、少し予算を節約したい場合、十分に選択肢にできます。

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 【2021年発売】(HD画質)

 17・TCL 32S518K
  ¥26,900 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型(HD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Google TV
スピーカー:10W
HDMI端子:2 (ARC)

 加えて、TCLからは、S518シリーズが出ています。

 ただ、フルHDではなく普通のHD画質です。

 あとは、VA液晶、直下型+ソフト制御、GoogleTV対応と、32S5200Aに対して、変わる部分はないです。

 しっかりした構成ではありますが、この値段差ならば、フルHD機を選んだ方が良いです。

1-8・LGの32型液晶TV

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 続いてLGエレクトロニクスの製品です。

 世界的なパネル生産企業ですが、最近、日本で、中型以下の液晶テレビの販売もはじめました。


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 【2022年発売】

 18・ LGエレクトロニクス 32LX7000PJB
  ¥30,500 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

画面:32V型(フルHD)
モニターパネル:VA
バックライト:直下型
ネット動画視聴:Web-OS
スピーカー:10W
HDMI端子:2 (ARC)

 LG32LX7000PJB は、同社では唯一展開される32インチのテレビです。  

 液晶パネルは、VA液晶です。

 解像度は、フルHDです。

 バックライトは、直下型です。

 これらの3点で言えば、1つ上でみたTCLのライバルといえ、仕様は豪華です。

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 HDRも、対応します。

 ゲームやブルーレイ、ネット配信を含む動画、あるいは一部の衛星放送の番組で、HDR信号を発信しているコンテンツの場合、輝度表現が高まります。

 

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 画像エンジンは、同社のα5 Gen5 AI Processorです。

 4コアCPUで、HDRやネット動画サービスなど、パワーを必要とする処理をさせるために割と良いものを載せます。

 UIを含めた操作性は良いでしょう。

 画質補正はただ、TCLに比べても言及は限定的です。

 低解像度コンテンツをフルHDまでアップスケーリングして表示する機能が強調されるほどで、その際に重要なノイズ処理などの処理技術は説明が略されます。

 録画機能は、チューナー数は2つなので、裏番組録画にも対応します。

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 ネット動画サービスは、対応です。

 LGは自社のOS(Web.OS)を利用した仕組みで、Google TVは載りません。

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 ただ、対応するコンテンツは十分に多いです。

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 また、Miracast対応なので、スマホ画面をWi-Fi経由で「キャスト」することも可能です。Apple系のAirplay2にも対応できます。

 「キャスト」の部分について言えば、Google TVを搭載するTCL機とできることは「互角」でしょう。

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 番組表は、同社の場合も、国内メーカーには及びません。

 ただ、先述のように、CPUは良いので、サクサク動きます。

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 入力端子は、HDMI端子が2つとRCA端子・光オーディオ端子などです。

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 スピーカーは、総合10Wです。

 出力はTCLと同じですが、本機の場合、「AIサウンド Pro」が売りです。

 内蔵エンジンが視聴コンテンツを解析し、それに合致するように、仮想的に4チャンネル、あるいは、5.1サラウンドを再現します。

 また、視聴している映像のジャンルに合わせて音質を自動調整すること(AIサウンド)、中音域を強調して、ニュースなどを聞きやすくすること(Clear Voice Pro)など、内蔵スピーカーについての技術は、32インチにしては充実します。

 そのほか、「目の優しさ」の部分で言えば、照度センサー搭載で、周囲の明るさに応じて、明るさを自動調整する機能も付属です。

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 【2022年モデル用】

 LG マジックリモコン MR22GJ
  ¥4,109 Amazon.co.jp (1/2執筆時)

 また、別売ですが、LGのマジックリモコンを購入する場合、Amazon系の、Google系の音声AIも利用できます。

 このリモコンは、Web.OSを含めて、LGのテレビの操作性をさらに良くする部分があるので、余裕があれば購入しても良いかと思います。

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 以上、LG32LX7000PJB の紹介でした。

 TCLとどちらを選ぶべきか迷う機種です。本機の場合、周りの性能が良い部分が評価できます。外部のスピーカーを用意しないならば、満足度は高いように思えます。

 エンジンが優秀で操作性も高いです。ただ、最終的な「おすすめ」は、記事の最後で改めて考えてみます。

次回につづく!
32型液晶テレビのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、32v型液晶テレビの比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ、続きます。

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2・32型液晶テレビの比較 (2)
 2-1:三菱電機
 2-2:アイリスオーヤマ
 2-3:オリオン
 2-4:マクスゼン フナイほか
3・32型液晶テレビの比較 (3)
 =最終的なおすすめ機種の提案

 2回目記事こちら)では、チューナーレス機を含む、ここまで紹介が済んでいない32インチ機を追加で紹介します。

液晶パネルの品質 ★★★★★
バックライト   ★★★★★
画像エンジン   ★★★★★
番組表の視認性  ★★★★★
総合評価     ★★★★★

 その上で、3回目記事こちら)で、全機種から「予算別、目的別に、Atlasのオススメ機種」を選定していくつもりです。

 引き続き、よろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

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posted by Atlas at 10:20 | 映像機器

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