1回目記事からの続きです→こちら
3-1・スワンのデスクライト(続き)

3回目記事のトップバッターは、日本のスワン電器のデスクライトです。
日本の中堅照明器具メーカーです。こちらは、ヒーリングライト研究(自然光デスクライト)にOEMも出しているので、同時に紹介します。
1・LEDデスクライトの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:パナソニック〈日本〉
1-3:NEC(HotaluX)〈日本〉
1-4:コイズミ〈日本〉
1-5:BenQ 〈台湾〉
1-6:山田照明 1〈日本〉
2・LEDデスクライトの比較 (2)
2-1:山田照明 2〈日本〉
2-2:フィリップス〈オランダ〉
3・LEDデスクライトの比較 (3)
3-1:スワン電器(自然光デスクライト)〈日本〉
3-2:ヤマギワ・バイオライト〈日本〉
3-3:ダイソン〈英国〉
3-4:バルミューダ〈日本〉
4・LEDデスクライトの比較 (4)
4-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
4-2:ツインバード〈日本〉
4-3:ジェントス〈日本〉
4-4:エコリカ〈日本〉
5・LEDデスクライトの比較 (5)
5-1:他の企業
5-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)でみた選び方の基本の説明に沿って解説していきます。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

【2019年発売】LEX-980BK
38・スワン電器 LEDIC EXARM 980 PRO
¥16,280 楽天市場 (8/28執筆時)
39・高演色LEDデスクライト LEX-980
¥16,280 Amazon.co.jp (8/28執筆時)
照度:JIS AA水準(720Lx)
演色値:Ra97
多重影:対策あり
調光:3段階
調色:5000K(昼白色)
LEDIC EXARM 980 PROは、日本の中堅照明メーカーであるスワン電器が製造するLEDデスクライトです。

同じ製品を、コスモテクノグループのドリームチーム(ヒーリングライト研究所/バランスボディ研究所)も「 高演色LEDデスクライト DD0126 DD0127」として売っています。
コスモテクノは、「演色値」に注目した蛍光管の「ジェントライト」を販売しており、演色値にこだわりのあるメーカーです。

LEDの照度は、スワン電気のEXARM LEX-980 Proについて開示があります。
配光分布を参考にした場合、30cm離れた部分が720ルクスですので、JIS AA水準はクリアしています。
ただ、シェードが短いので、照射範囲は狭めです。同じ、高演色モデルの山田照明のZ-80PROIIBより狭いです。

演色値は、この機種の場合も、Ra97となります。
スワン電気は高演色白色LED、ヒーリングライト研究所は、高演色ウルトラバイオレットLEDとの表記です。
どちらも、多色のLEDを混ぜて白を出す点では同じなので、同じものでしょう。
色温度は、5000K(昼白色)で固定で、調色は対応しません。
「文字をくっきり」させるというよりも、疲れにくさを優先した設計で、好感が持てます。

アームの使い勝手や品質は、照明専業のスワン電気の製作なので、問題ないでしょう。
そのほか、電源が、本体のシェードをタッチするだけでON/OFFとなる仕組みなどが見所です。
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以上、LEDIC EXARM 980 PROの紹介でした。
山田照明のZ-80 Proより多少安く、Ra97を実現できている経済性の高い製品です。
アームを含めた使い勝手も、スワン電気の製造なので問題ないので、これを選んでも良いでしょう。
比較した場合、照射範囲がやや狭いですが、新聞程度のサイズを照らすならば問題ないです。
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40・スワン電気 LEDICEXARM LEX-970
¥10,890 Amazon.co.jp (8/28執筆時)
照度:
演色値:Ra83
多重影:対策あり
調光: 3段階
調色:6500K(昼光色)
なお、スワン電器は、下位機種としてLEX-970という製品の販売もあります。
どちらかというと、こちらのが「売れている」といえます。

本体色は、白(LEX-970WH)と黒( LEX-970BK)の他に、青(LEX-970BL)・赤(LEX-970RE)・黄(LEX-970YE)から選べます。
この部分が人気の理由でしょう。
ただ、本機については、照度が非開示で、Ra値も83と低いです。
色温度は、一方、調光はできませんが、パナソニックなどと同じく6500Kの昼光色です。
文字がくっきり見える明るさですが、その部分で照度を稼いでいる部分はあるでしょう。
デザイン性はわりと良いかと思いますが、「照明自体のスペック」で言えば、やや割高でしょう。
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41・自然光デスクライト テレワーク D0130-1
¥14,480 Amazon.co.jp (8/28執筆時)
照度:JIS AA水準
演色値:Ra95
多重影:
調光:無段階
調色:2700-4200K(電球色-昼白色)
一方、コスモテクノは、「自然光デスクライト テレワーク」という製品を出します。
こちらについては、日本のスワン電器ではなく、海外OEM製品です。
中国のTaoTronicsとデザインが似ているので、中国深圳あたりに原型機があるかもしれません。

色温度は、調整可能です。
これは「Zoom映え機能」とキャッチーな名前が付いています。
ただ、ワークモード(昼光色 6500K)・リーディングモード(昼白色 4700K)・リラックスモード(昼白色4300K)・ナイトモード(電球色 2799K)と、調色できるという話です。
特段新しくはないですが、1ボタンで調整できるのは、わりと良い仕様でしょう。
LEDの照度は 細かい照度分布は示されませんが、JIS AA水準をクリアします。
おそらく、昼光色に調色して、光量を最大にした際のデータだと思います。
演色値もRa95ですので、読書灯としてそこそこ優秀です。
本機もUSB-A端子があり、スマホを充電できます。12W給電なので、実用的だと思います。
サイズ的にも十分な高さもあります。
ただ、同社の上位機(スワン電器製)に比べると、外観に高級感がないのがネックです。また、一部の海外製について、多重影対策がない機種があるのですが、それについての言及がないのは少し心配です。
ただ、真面目な作りなライトだと思いますし、値段面で選択肢にはできそうです。

【2019年発売】
42・スワン電器 EXARM OLED LEX-3100BK
43・スワン電器 EXARM OLED LEX-3100WH
¥35,344 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:
演色値:Ra92
多重影:対策あり
調光:無段階
調色:4000K(昼白色)
EXARM OLED は、スワン電器が製造するデスクライトです。

本機については、LEDではなく、OLED(有機EL)パネルを利用した、OLEDデスクライトです。
テレビでもお馴染みの素材ですが、RGBカラーそれぞれの発光体の色を混ぜて、白色を出す仕組みです。

LEDは、ランプ単位の点発光ですが、OLEDは面発光なので、照度ムラが少ない・影が少ない部分で、ある意味「目に優しい」と言えます。
演色値は、Ra92となります。
色温度は、4000K(昼白色)で固定で、調色は対応しません。
なお、利用するパネルは、カネカの高演色タイプの有機ELパネルです。

照度は、一方、未開示です。
器具光束として200ルーメンという数字はでます。
照射角を180度として考えれば、JISのAA形基準はもちろん、A形基準(50cm/150ルクス)以下で、おそらく130ルクス前後です。
おだやかな明るさですが、さほど明るくはない部分に、注意してください。
アームの使い勝手や品質は、3軸ありますし、問題ありません。

耐用時間は、カネカのパネル情報だと50000時間です(スワンだと4万表記)。
有機ELは寿命が短いイメージでしたがこの部分は、優秀です。
その上で、低消費電力で、発熱対策も少ない部分も有機ELの特長です。
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以上、EXARM OLEDの紹介でした。
個人的に購入を少し検討した製品です。
仕組み的に、ものや本を広げた際に影が入りにくいので、読書ほか、(ちょっとした)写真撮影の際の補助には割と良いかと考えています。
一方、普通の読書灯とするとかなり暗い部分と、面発光でパネル部分が広いので、パネル表面がすこしデリケートで、子供用などには向かない部分は、注意点です。
デンキヤで実物展示はみましたが、少し暗い場所でどうなのかは、もう少し検討してみるつもりです。
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【2019年発売】
44・スワン電器 EXARM OLED LEX-3102BK
44・スワン電器 EXARM OLED LEX-3102WH
¥35,343 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:
演色値:Ra92
多重影:対策あり
調光:無段階
調色:3000K(電球色)
なお、本機は、電球色のモデルもあります。
同じく調色はできません。演色値や外観は先ほどみた機種と同じです。
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【2023年発売】AS-752 BK
45・スワン電器 AS SERIES AS-752WH
¥7,083 Amazon.co.jp (8/28執筆時)
照度:850lm(器具光束)
演色値:Ra82
多重影:
調光:
調色:5000K(昼白色)
一方、こちらは、LEDですが、拡散カバーで「面発光」にしたものです。
このタイプは、LEDのまぶしさがやや軽減されます。

照度は、販売店側のデータだと1700lx(白熱灯60W相当)とあったので明るいとは思います。器具光束(850lm)というデータからしても、OLEDよりはだいぶ明るいでしょう。
演色値は、一方、R82ですので、一般的なシーリングライトと同じほどに止まります。
なお、NEC(ホタルクス)ですでに説明しましたが、本機もブルーライトカット(380〜495nm)で47%ですので、NEC(70%)よりは軽減幅は若干落ちます。
そのかわり、演色値が少しだけ上ともいえます。
一方、、本機は、説明を見る限り調光はできないようです。そのほか、手元に、コンセントがある珍しい仕様で、400Wまでの機器ならば使えます。
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結論的にいえば、ブルーライトの部分の意見はNECで書いたので繰り返しませんが、デスクライトだと、さほど意味がないかなと思います。
わりと眩しくなくて、明るそうではあるので、(しっかりスペックを示した上で)その部分を高めたような機種だったらよいのにと思いました。

【2023年発売】
【昼白色】
46・スワン電器 EXARM OLED Petit LEX-3140
¥29,527 楽天市場 (8/28執筆時)
【電球色】
47・スワン電器 EXARM OLED Petit LEX-3141
¥29,527 楽天市場 (8/28執筆時)
昼白色
黒:LEX-3140BK
青:LEX-3140BL
桃:LEX-3140PI
白:LEX-3140WH
電球色
黒:LEX-3141BK
青:LEX-3141BL
桃:LEX-3141PI
白:LEX-3140H
照度:150lm(器具光束)
演色値:Ra92
多重影:対策あり
調光:無段階
調色:4000K(昼白色)
EXARM OLED Petitは、スワン電器が製造するデスクライトです。
LEDではなく、OLED(有機EL)パネルを利用したOLEDデスクライトです。
テレビでもお馴染みの素材ですが、RGBカラーそれぞれの発光体の色を混ぜて、白系の色色を出す仕組みです。

LEDは、ランプ単位の点発光ですが、OLEDは面発光なので、照度ムラが少ない・影が少ない部分で、ある意味「目に優しい」と言えます。

本体色は、4色から選択できます。

照度は、一方、未開示です。
宣伝写真では、デスクライトとして利用できるような感じはあります。
ただ、器具光束として出される150lm(ルーメン)という値を含めても、十分に明るいと言えるかは、微妙です。
演色値は、Ra92です。
OLEDは演色性はよいです。

色温度は、固定です。
4000K(昼白色)と、3000K(電球色)からの選択です。
耐用時間は、15000時間との表記です。
有機ELは、LEDに比べると、通常寿命が短めです。
ただ、本機は、そこまでは短くないスペックです。
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以上、スワン電気のEXARM OLED Petitの紹介でした。
デスクライト分野では、有機EL(OLED)は、液晶に比べてイマイチ主流になれない感じがあります。価格面ほか、照度が高めにくい性質ゆえです。
ただ、演色性が良い上で、面発光で影が入りにくいなどメリットはあるので、写真撮影など、なにかしら用途に合えば「意外と使える」方はいるでしょう。
とはいえ、価格は高いですし、費用対効果はイマイチです。

【2024年発売】
(ワイヤレス充電あり:台座式)
48・スワン電器 DS SERIES AS-520BK
¥11,610 楽天市場 (8/28執筆時)
(ワイヤレス充電なし:クランプ式)
49・スワン電器 AS SERIES AS-755BK
¥7,590 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:450lm(器具光束)
演色値:Ra95
多重影:
調光:3段階
調色:3000-6500K(電球色-昼光色)
AS-520BKは、スワン電器の少しユニークなLEDデスクライトです。
AS-755BKは、台座がクランプ式になる製品です。
こちらだけ、後述するUSBのワイヤレス給電機能が省略になります。

面白い形状ですが、PCモニターやノートPCの後ろに回して利用するタイプです。
この手のものだと、ベンキューなどが、モニターに直付けする照明はありますが、スタンド型はわりと珍しいかと思います。

照度は、直下照度など配光は非開示です。
ただ、写真を見た感じでは、それなりにワイド配光です。完全に直上に配置できるという点をふまえると、手元の書類をちょっと照らしたい感じならば、用としては十分な光量とは言えそうです。
演色値は、Ra95です。
高演色です。

色温度は、3000-6500K(電球色-昼光色)です。
ただし、調光を含めて3段階なので、細かく調整できるわけではないです。

アームは、クランプ式と、スタンド式が選べます。
スタンド式は、台座にUSB-A給電機能と、スマホのワイヤレス給電機能があります。
ただ、USBの出力は5Wと「激遅い」です。ワイヤレス給電については、Qi規格対応の明示がなく、さらに、給電力も非開示です。
また、形状的に、ノートPCで利用するにしても、本体の真後ろの下に充電ポートがあることになるので、正直、使い勝手はかなり悪い(なくてもよい)と思います。

クランプ式は、USB-Aポートのみあります。
一方、PCディスプレイの台座を壁によせる場合、PCモニターのスタンドによっては、5cm強はモニターを前に出さざるを得ないので、壁によせて使う必要がある場合、注意です。
さらに、リモコンなどが付属しない上で、ON・OFFのスイッチが下部なので、やはり使い勝手に配慮がないです。
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以上、スワン電器のAS-520BKなどの紹介でした。
照明専門メーカーですが、照明自体の使い勝手に相当に課題を感じた製品です。電源配置や、USB充電部分の給電力も、配置も良くないので、おすすめできる要素があまりありません。
企画意図が分からない、かなり「謎」な製品でした。PC用ならば、少し高くてもベンキューの製品や、次に見るフィリップス、あるいは、最後に見るオーム電機の製品が良さそうです。
せめて、赤外線リモコン仕様にしてくれれば、サードパーティのスマート家電リモコンを利用して、音声でON/OFFなどができたでしょう。
3-2・バイオライトの比較
![]()
つづいて、ヤマギワのバイオライトです。

バイオライトは、ヤマギワが1990年代に販売していた名機といえるデスクライトです。
「E17ミニクリプトンランプ」に通常より電圧をかけることで、太陽と同等の「演色値Ra100」を疑似的に実現していました。Atlasも、学生時代に、師匠から譲り受けたものを数年使っていました。
その後、ヤマギワの経営危機などで、バイオライトは(突如)消え去りましたが、LED版のバイオライトを販売しはじめました。
ただ、現状では、「ヤマギワブランド」での販売です。

【クランプ式】
50・ヤマギワ レビオ Rebio 555REBIO/WH
51・ヤマギワ レビオ Rebio 555REBIO/BK
¥44,000 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:JIS A水準
演色値:Ra97
多重影:
調光: 3段階
調色:3000K(電球色)
555REBIOは、ヤマギワのバイオライト・レビオの基本セットです。
かつても安売りしない機種でしたが、良かれ悪しかれ、その伝統は守られています。
高級な製品ですが、あくまで、手元灯・読書灯ですから「高級だから広範囲に照らせる」というわけではありません。
あくまで、同社が表明するように、これは「タスクライト」です。

LEDの照度は、直下照度は1600ルクス、読書として普段使う30cmほどの距離でも500ルクスです。
したがって、山田照明の1万円以下のZ-8Wと比べても、あまり変わらない明るさです。
JIS規格照度でも、A型相当です。
60Wの白熱灯をやや下回るといえる明るさです。
ただ、30cm圏内の「実作業域」はJIS AA水準と同社は説明します。
色温度は、しかし、この機種は面白く、3000Kの色温度です。

簡単に言えば、3000KはパナソニックのLED電球でいうところの「オレンジ色の電球色」です。
これは、太陽の色に近づけるという、旧来のバイオライトの思想によるところです。
調色ができない点なども相当のこだわりを感じます。
演色値は、Ra97です。
今回紹介する製品のなかでも、数字として最高です。
電球色ではありますが、(白熱灯時代の感覚として)太陽の光により近いという意味では、こちらはより近いでしょう。

その上で、面白いのは、色温度/演色値が電球色に近い数値なのに、直接光の当たる部分の白色度が高い点です。
これは、同社が利用する、色を複合した高演色LEDの効果で、背景との輝度のコントラストを高められているからです。

アームの使い勝手や品質は、この製品は、2アーム式で、稼働面で問題なさそうです。
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以上、ヤマギワのバイオライト・レビオの紹介でした。
照射範囲の点ではあくまで手元灯のレベルですが、演色値・色温度その他の工夫で、とくに文字の視認性が高められている点は相当考えられた製品だと感じます。
手元用の補助照明としては、相当優秀と言えるため、広範囲の照射が不要だと考える場合は、性能面でイチオシはこちらです。
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【デスクスタンド付属】
52・ヤマギワ レビオ 555REBIOSA-CL-BK
52・ヤマギワ レビオ 555REBIOSA-CL-WH
¥57,200 楽天市場 (8/28執筆時)

【フロアスタンド付属】
53・ヤマギワ レビオ 555REBIO-BKFBBK
53・ヤマギワ レビオ 555REBIO-WHFBWH
¥64,900 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:JIS A水準
演色値:Ra97
多重影:
調光: 3段階
調色:3000K(電球色)
なお、レビオについては、台座セットタイプも見られます。
3-3・ダイソンのデスクライト

続いてに、イギリスのダイソンです。
掃除機などで有名なダイソン博士の会社ですが、息子さんのジェイク・ダイソン氏が照明デザイナーで、氏の監修した製品となります。

【2020年発売】CD05BB後継機
【通常型番】
54・Dyson Solarcycle Morph CD06BB
55・Dyson Solarcycle Morph CD06WS
¥67,150 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:
演色値:Ra90
多重影:対策あり
調光: 6段階
調色:2700K-6200K(電球色-昼光色)
Dyson Solarcycle Morph は、イギリスのダイソンの製品です。
以前は、Dyson Lightcycleでしたが、名称変更がありました。
いずれも、近未来的なデザインで、これまでなかった形状で面白みがあります。
LEDの照度は、直下照度などのデータが未公開です。
ただ、最大照度は、英国のダイソンサイトによると1546ルクスとのことです。
照射範囲はともかくとして、写真のようにタスクライト的に利用するならば十分でしょう。
一方、一般的な読書灯としては、6個のLEDから角度78度での照射ですから、おそらく機構的にさほどの照射範囲は期待できない点は注意してください。
色温度は、2700K-6200K(電球色-昼光色)で調整可能です。

演色値(太陽光をRa100とする数値)は、Ra90です。
正確には、Ra90or aboveという表現なので、色温度によってはもっと高いのでしょう。
なお、本機は、照度センサー及び、スマホアプリと連動させる形式で、輝度と色温度を「現在地の時刻(明るさ)」「年齢」と合わせて自動調整する仕組みがあります。
製品の宣伝として「自然光をトラッキング」とあるのはこのためです。

学習モード・作業モード・リラックスモード・起床モードと4つのシーンに応じて、自動的に光を調整してくれる仕組みは、家電として非常に面白いです。

そのほか、LEDを冷却するヒートパイプテクノロジーで「60年(181,000時間)」という高寿命を謳う点など、技術的にも面白いです。
USB-C端子でスマホの充電に対応するほか、磁石でワンタッチで収納できる構造など、使い勝手の部分も良いです。
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以上、ダイソンのDyson Solarcycle Morph の紹介でした。
デザイン面の革新性ではいうことがないでしょう。スマホと連動させて、自然光を再現させつつ運用できるなど、抜群の面白さもあります。
一方、単一光源からの照射で、面を照らすものではないので、机一杯に書類を並べるような方には向かないでしょう。
3-4・バルミューダのデスクライト
![]()
最後に、日本のバルミューダです。
一芸のあるデザイン家電で有名な日本のブランドです。

【2023年発売】
56・BALMUDA The Light L03A-BK 【黒】
56・BALMUDA The Light L03A-WH 【白】
¥38,445 楽天市場 (8/28執筆時)
【2018年発売】
57・BALMUDA The Light L01A-BK 【黒】
57・BALMUDA The Light L01A-WH 【白】
¥38,200 楽天市場 (8/28執筆時)
照度:
演色値:Ra97
多重影:対策あり
調光: 6段階
調色:3000K(電球色)
BALMUDA The Lightは、バルミューダが最近発売したデスクライトです。
新旧両機種ありますが、仕様は同じです。
同社のプレスリリースによると製造行程の見直しとコスト削減で、同じ品質での製造が担保されたから出したようです。 L03Aと L01Aの違いは仕様上はないと言えます。
子供用としては「高価」だったので、良い変更に思えます。仕様表に見られない部分(プラスチックの質感・肌触り・仕上がりなど)も変わっていようにみえました。

「子どもの目を守る 太陽光LEDデスクライト」というコンセプトのライトです。
下手をすると、学習机より高級で、かなり挑戦的な製品です。

LEDの照度は、直下照度などのデータが未公開です。したがって、JIS規格照度についても分かりません。
しかし、これには理由があります。
なぜなら、この機種は上図の様に、光を斜め方向に照射することで、子供の手元に影が入り込まないようにする仕組みを採用するからです。

したがって、直下照度よりも30cm向こう側の照度のほうが高い機種です。
30センチ離れた場所でも500ルクス以上で照らすため、手元灯のレベルとしては明るいと言えます。
色温度は、この機種は5700Kです。
電球でいうところの、昼光色と昼白色の中間的な色で「文字がくっきり見える」と言われる色です。
学習用には良いでしょう。

演色値(太陽光をRa100とする数値)は、Ra97です。
山田照明やヤマギワのバイオライトと同等で、相当高い数値を出せています。太陽の光に近い数値でしょう。

アームの使い勝手や品質は、この製品は、斜め照射という構造上固定的なので、説明を省略します。
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以上、BALMUDA The Lightの紹介でした。
技術の面で子供用として真面目に設計している点が相当好感が持てる機種です。ただ、公平を期していえば、この値段を出せるのは一部のご家庭に限られるでしょう。
その点さえクリアすれば、最高の子供用照明器具でしょう。

難点はあまりない機種ですが、手元灯、かつ、斜め照射なので、「目に優しい」設置場所については定めがあります。
その点でいえば、子供が意味を理解して、光源を動かさずしっかり使うかによるところが大きいと言えそうです。
しかし、3.2kgという本体の重さと、筆箱兼用という点で、開発者はこの点を考えてはいると思われます。

一方、そもまで予算がない場合ですが、丸形では、子供向きと言えるのがあまりありません。
そのため、面の力で机を広範囲に照射できる長形タイプで、演色値がある程度高いものを選ぶと良さそうです。こうした形状の製品は、このブログの【目に優しいLEDデスクライトの比較記事】で幾つも紹介しています。
次回につづく!
目に優しいLEDデスクライトのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、LEDデスクライトの比較の3回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ「続き」ます。

4・LEDデスクライトの比較 (4)
4-1:アイリスオーヤマ〈日本〉
4-2:ツインバード〈日本〉
4-3:ジェントス〈日本〉
4-4:エコリカ〈日本〉
5・LEDデスクライトの比較 (5)
5-1:他の企業
5-2:最終的なおすすめの提案【結論】
続く4回目記事(こちら)では、アイリスオーヤマやツインバード工業などのデスクライトをみていきます。
明るさ ★★★★★
演色値の高さ ★★★★★
調光の柔軟さ ★★★★★
調色対応 ★★★★★
アームの品質 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、5回目の結論編(こちら)でここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきたいと思います。
ひきつづき、よろしくお願いします。
4回目記事は→こちら
