比較2019’【花粉に強い!】空気清浄機57機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(Aircleaner-3)

2019年09月02日

比較2019’【花粉に強い!】空気清浄機57機の性能とおすすめ:PM2.5・花粉対応(Aircleaner-3)

【今回レビューする内容】2019年:花粉に強い!空気清浄機最新40機の性能とおすすめ(加湿機能なし):1人暮らし 赤ちゃん向け小型・中型・強力空気清浄機:花粉 タバコ ハウスダスト ペット PM2.5 PM1.0:蚊取 空気清浄機 ダイキン バルミューダデザイン ブルーエアー 日立 アイリスオーヤマ カドー パナソニック・ シャープ 無印良品 ダイソン

【比較する製品型番】EP-PZ30 FU-J30 FU-H30 FU-J50 FU-H50 FU-JK50 FP-AT3 FP-140EX F-PDR30 F-PXS55 F-PXR55 MC55U ACM55U MC55W ACM55W The Pure A01A-WH Blue Pure 231 411 Sense+ PK120PAC Classic 280i 205 480i 405 680i 605 103682 MJ-AP1 AP-C200 XQH-C030 PMAC-100-S PMMS-AC100 PMAC-100 PMMS-DC100

今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年9月現在、最新の空気清浄機の比較です。

 201807081702.jpg

 執筆時現在、最新モデルとなる空気清浄機を50機以上紹介する予定です。

 201807081652.jpg

 今回の場合、特に「花粉対策」という観点を重要視した記事となります。

 しかし、「タバコ臭」「生活臭」などに関わる情報もしっかりフォローしています。

ーーー

1・フィルター性能 ★★★★★
2・集塵スピード  ★★★★★
3・センサー運転  ★★★★★
4・加湿力     ★★★★★
5・消耗品コスト  ★★★★★
6・お手入れ    ★★★★★
7・コンパクトさ  ★★★★★

8・総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、各製品の良い部分イマイチな部分について丁寧に比較していきます。

 その上で、最後の「結論編」では、上表のような観点から、目的別・予算別に「Atlasのおすすめ機種」を提案していきます。

1・空気清浄機の種類

  具体的な製品紹介に入る前に、加湿空気清浄機空気清浄機との違いと選び方について、解説しておきます。

1・加湿空気清浄機

  201807081142.jpg

 第1に、加湿空気清浄機です。

 加湿機能が付属し湿度が保てるため、インフルエンザ対策になる点で人気です。

 201909021820.jpg

 良い部分は、PM2.5対策力です。

 空気中に漂う汚染物質を水分に吸着させて床に落とせるので、花粉・タバコ臭だけでなく、PM2.5対策になるという点で人気です。

 201807081148.jpg

 イマイチな部分は、加湿部分のメンテが必要な点です。

 とくに加湿部分は(利用する時期は)数週間に1度洗わないと、ニオイの元になります。

 ただし、最近は、水洗いを容易にしたり、ニオイを抑える工夫をする機種も多くあります。

201909021824.jpg

 主要メーカーは、パナソニック・シャープ・ダイキンという国内大手家電メーカーです。

 各社とも、空気清浄フィルターが10年保つなど、耐久性(ランニングコスト)が高い機種を多く販売しています。

 一方、3社とも、空気清浄機の「上位機」は、全機種を「加湿空気清浄機」として販売しています。

 そのため、加湿機能が不要でも、風量や気流制御技術の高い高性能機を選びたい場合は、「加湿空気清浄機」を選ぶ必要があります。

2・空気清浄機

  201807081144.jpg

 第2に、空気清浄機です。

 ここでは、加湿機能がないタイプの機種を示します。

 良い部分は、小型の高性能機が多い点です。

 小型でも風量が強いため、設置性を確保したまま、花粉やタバコ臭が吸塵できます。

 イマイチな部分は、加湿機能を利用してのPM2.5対策ができない点です。

 主要メーカーは、ブルーエアバルミューダなど、国内外の新興企業が高性能機を出しています。

 高級機は、最高水準の高性能フィルターを搭載しますので、フィルターは1年以内の交換が原則ですが、その分花粉対策にはより効果的と言えます。

ーーーー

 以上、 加湿空気清浄機と空気清浄機の簡単な違いを説明しました。

1・空気清浄機の比較(1)
2・空気清浄機の比較(2)
3・加湿空気清浄機の比較(1)
4・加湿空気清浄機の比較(2)

 空気清浄機は、全機種合わせると、新機種だけで、50機以上あるため、このブログでは、記事を複数に分けています。

 今回は、1回目の記事で、(加湿機能のない)空気清浄機を扱います。

 ただ、どちらから読んでも「問題ない」ように書いてありますの。

 「加湿空気清浄機」のほうが、自分に合っていそうだと感じた方は、3番の記事からご覧ください。

  201802051411.jpg

5・加湿・空気清浄機の選び方【結論】

 一方、「お時間がない方」で、「おすすめ」機種だけ知りたい方は、「結論編」となる、最終回記事だけご覧ください。

 選りすぐった製品について、選び方のポイントおすすめ機種について「結論」的に解説しています。

 よろしくお願いします。

2・空気清浄機の選び方の基本

 以下では、各社の空気清浄機を一機ずつ比較していきます。

 しかし、その前に、比較にあたって重要視するポイントを、「4点」示しておます。

1・ホコリの除去性能

 201802211048.jpg

 第1に、ほこり用フィルター性能です。

 ほこりフィルターとは、花粉やPM2.5、またそれらが組み合わさった大気汚染物質(アジュバント)を吸着するためのフィルターです。

 201807081705.jpg

 ほこりフィルターの性能は、メーカーごとに集じん率「99%」から「99.97%」の範囲の数値で示されます。

 100%に近い方が優秀な空気清浄機です。

 これらはミクロンの差で殆ど差がないようにも思えます。しかし、集める花粉や煙草の煙もミクロなものですから、その性能の差は大きいです。

 201807081706.jpg

 なお、除去率が99.97%のフィルターは、JIS規格の認定を受けた「HEPA規格フィルター」と呼ばれるもので高機能です。

--

  201807081707.jpg

 一方、「プラズマクラスター」や「ナノイー」といったマイナスイオン(除菌イオン)は、花粉やウイルスなどには無力です。

 現実的な部屋サイズでの効果は期待できません。(ただし除臭と静電気除去には一定の効果が見られます)

 結論的にいえば、空気清浄機を選ぶ場合、フィルターの性能になによりも注意を払うべきです。

 とくにPM2.5は、花粉より小さな微粒子です。「99.97%」のHEPA規格フィルターでも、初回補足率は90%を下回ります。HEPAフィルターを搭載する機種などできるだけ高性能なものが良いでしょう。

 なお、PM2.5対策ができる空気清浄機は、(より細かい)PM1.0にも対応できます。

2・ニオイの除去性能

 201802211050.jpg

 第2に、ニオイ用フィルター性能です。

 この部分は良く誤解されていますが、ニオイを取り除く脱臭フィルターは、ホコリ用の集塵フィルターとは別です。

 また、ブルーエアなどの高性能機の一部では、脱臭フィルターが非搭載の機種もあります。

 日本の住宅事情を考えると、ニオイフィルタも不可欠だと思います。今回は、この部分にも注目して比較しました。

3・風量の強さ

 201802211054.jpg

 第3に、本体の風量と気流制御です。

 空気清浄機に吸引できる風量が少なければ、花粉や煙草の煙が効果的に吸い込めません

 201807081709.jpg

 そのため、メーカーはこれについて、1分間に何立方メートル吸い込めるかの数値を出しています。

 今回はこの数値にも注目します。

 また、どのように気流を作り、ゴミを巻き込むかという点で、「気流制御」技術も重要です。風量と合わせて、今回重要な比較ポイントとします。

4・センサーの性能

 201802211058.jpg

 第4に、センサーの性能です。

 空気清浄機を自動運転させる際に、花粉やタバコ臭を感知できなければ意味がありません

201807081710.jpg

 とくに花粉などの微粒子を感知する「ホコリセンサー」とタバコや料理の臭いを検知する「ニオイセンサー」有無が重要なポイントになります。

 今回の記事では、その部分にも注目します。

ーーー

 以上、今回は上記4点を重要な比較基準としながら、比較したいと思います。

3・日立の空気清浄機の比較

 では、具体的な説明をはじめます。はじめに日立の空気清浄機の比較からです。

 なお、以下では、高評価できる部分を赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


 201905241301.jpg

 【2018年11月】

 24・日立 空気清浄機 クリエア EP-PZ30
  ¥9,000
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 15畳まで
最大風量:最大3.2m3/分
サイズ:高さ424×幅400×奥行133mm
センサー :-----
フィルタ寿命:2年間

  EP-PZ30 は、日立クリエアシリーズの空気清浄機です。

 1万円前後の小型の空気清浄機としては、売れている機種の1つです。

 適応面積は、最大15畳までです。

 ただ、これは密閉性の高い洋間の数値なので、木造の場合は12畳程度までが限界でしょう。いずれにしても、小さな部屋用の「小型機種」になります。

  201807081713.jpg

 本体サイズは、高さ424×幅400×奥行133mmです。

 奥行が13cmほどで、設置性は素晴らしく良いといえるモデルです。

 ただ、幅と高さはそれなりにあるので、体積としてみると、他機種とさほど変わりないとも言えます。

 本体の風量は、最大3.2m3/分です。

 空気清浄機は風量が強いほど、花粉などの吸引に要する時間が短くてすみます。

 こちらは、小型機種としては、強めの風量をもち、8畳間を18分ほどで清浄できます。

 201807081714.jpg

 「ほこり」用フィルターは、しかし、この機種の弱点です。

 冒頭で説明した、JISのHEPA規格をみたさない能力の低いフィルターの搭載です。

 また、フィルターは2年で寿命です。「10年交換不要」というのが、業界標準です。ランニングコストも悪い製品です。

 201807081717.jpg

 「ニオイ」用フィルターも、イマイチです。

 日立の場合、ホコリ用と一体型だからです。一体型では、高い脱臭力は期待できません

 特にタバコは、ニオイを取るだけで、煙自体の成分は対応できません。フィルター寿命も2年と短いです。

 センサーは、未搭載です。

 そのため、空気の汚れにかかわらず、常に一定速度で運転します。電気代の点で、この部分も不利です。

---

 以上、日立クリエアシリーズの紹介でした。

 地方のビジネスホテルでよく見かける機種です。

 しかし、家庭用としてはセンサー・フィルターという重要な部分が貧弱なので、おすすめしかねる機種です。

4・シャープの空気清浄機

 続いて、シャープの空気清浄機の比較です。


 201810231841.jpg

 【2018年】

  25・シャープ FU-J30-A【ホワイト】
   ¥13,985 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【2017年】

  26・シャープ FU-H30-A【ブルー】
  26・シャープ FU-H30-P【ピンク】
   ¥7,980 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 13畳まで
最大風量:最大3.0m3/分
サイズ:幅400×奥行182×高さ463mm
センサー :
フィルタ寿命:2年間

 FU-H30-Aは、シャープの空気清浄機では最も小型の製品です。

 新旧機種があります。

 しかし、色のみの変更で、機能差はありません。シャープを含めて各社とも、デンキヤの値引き対策などのために、毎年型番を替えています。

 結論的にいえば、年度にかかわらず、値段の最も安い機種を選んで問題ありません。

 201807081722.jpg

 適応面積は、最大13畳までです。

 リビングには集塵スピードの点でやや余裕に欠けると言えるでしょう。8畳程度の小部屋用の小型機と言えます。

 本体サイズは、幅400×奥行182×高さ463mmです。

 コンパクト性を重視した設計です。

 実際、こちらは「寝室用」をコンセプトとした製品で、デスクトップにも置けそうな設置性の良さがあります。

 本体の風量は、最大3.0m3/分です。

 決して、強くはないものの、小型機の標準風量はクリアしています。

 気流制御は、背面吸気・上面排出ですので、壁際に設置するのは向かない機種です。

 201807081724.jpg

 「ほこり」用フィルターは、HEPA規格の明示が無いものです。

 さらに、2年間の寿命しかありません

 「ニオイ」用フィルターは、ほこり用と一体型の製品です。

 単独でないフィルターの場合、性能はあまり期待できません。

 センサーも、未搭載です。

 そのため、自動運転機能を持たず、常にファンが回り続ける仕様です。

 この点で、例えば、寝室用として年中使うには向きません。

 201807081325.jpg

 マイナスイオン発生機能は、プラズマクラスター7000です。

 静電気の抑制効果は期待できますが、放出されるイオン数は、同社で最も少ない仕様です。

---

 以上、FU-J30の紹介でした。

 花粉対策用としてみると、風量はそれなりに期待できます。

 しかし、フィルターとセンサーは「値段なり」の作りです。この点であまりおすすめできません。


  201810231850.jpg

 【2018年】

  27・シャープ 空気清浄機 FU-J50-W
   ¥16,799 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【2017年】

  28・シャープ 空気清浄機 FU-H50-W
   ¥14,800 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 23畳まで
最大風量:最大5.1m3/分
サイズ:幅383×奥行209×高さ540mm
センサー :ニオイセンサー
フィルタ寿命:10年間

 FU-J50は、シャープのFU-J30の中級機です。

 こちらも新旧機種があります。

 しかし、型番のみの変更なのです。ネットでは在庫がまだあるので、旧機種がオススメです。

 適応面積は、最大23畳までです。

 下位機種より、適応範囲が上昇しています。

 201709171810.jpg

 本体サイズは、幅383×奥行209×高さ540mmです。

 やや高さはあります。

 しかし、設置に最も邪魔な「幅」がスリム化したのは良い部分です。デザイン性を重視して、「一目惚れの衝動買い」を狙ってもいそうです。

 201709171805.jpg

 風量は、最大5.1m3/分です。

 12畳程度のリビングでも、寄託直の花粉の除去スピードは期待できます。

 気流制御は、この機種については工夫があります。

 ルーパーと吸気口の形状を最適化して、空力的にコアンダ効果を得やすくしており、室内で空気を効果的に循環させることができます。

 シャープは、スピード循環気流と呼びます。より高度な制御をする上位機もありますが、このグレードの製品としては優秀です。

 201807081735.jpg

 「ほこり」用フィルターは、高性能です。

 なぜなら、捕捉率が、99.97%を誇るHEPA規格に準拠した上で、10年交換不要の長寿命だからです。

 なお、HEPA規格のフィルターは目が細かいため、実際には、経年変化で捕捉率が低下していきます。

 しかし、シャープは、静電HEPAフィルター技術を採用し、繊維にしっかり吸着させることで、減衰率を下げる工夫があり、弱点は緩和されています。

 「ニオイ」用フィルターは、活性炭フィルターです。

 独立した単独フィルターを採用していますが、こちらも10年交換不要です。

 201807081736.jpg

 センサーは、一方、注意が必要です。

 タバコなどのニオイを検知する「ニオイセンサー」は付属するものの、花粉やハウスダストを検知する「ほこりセンサー」が未搭載でだからです。

 花粉に連動した自動運転ができないため、花粉の時期は、「常に稼働し続けるしかない」製品です。

 マイナスイオン発生機能は、この機種も、高濃度プラズマクラスター7000が採用されます。

---

 以上、FU-J50の紹介でした。

 サイズに比べて強力と言える風量と、ニオイセンサーを持つため、タバコや生活臭対策には良いでしょう。フィルターも、HEPA規格のホコリフィルターと脱臭フィルターが別搭載であり、性能は良いです。

 ただし、ほこりセンサーがない点はたいへん残念です。花粉対策や、ペットなどが巻き上げたホコリに連動した運転はできません。この点ではイマイチです。


  201807081758.jpg

 【2018年】

  29・シャープ 蚊取 空気清浄機 FU-JK50-B
   ¥19,701 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【2016年】

  30・シャープ 蚊取 空気清浄機 FU-GK50-B
   ¥21,800 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 23畳まで
最大風量:最大5.1m3/分
サイズ:幅391×奥行281×高さ540
センサー :ほこりセンサー
フィルタ寿命:10年間

 FU-GK50-B は、通称「蚊取空清」と呼ばれる空気清浄機です。

 201807081940.jpg

 名前の通り「蚊を取る機能」を持った特殊な空気清浄機です。

 もともと、東南アジア諸国限定で売られていたモデルですが、2016年から日本市場にも投入されました。

 なお、2018年の新機種は、パワフル蚊取りモードを搭載した点が相違点です。

 利用時「1.4倍の収集力」を謳います。価格も逆転しているので選ぶならこちらでしょう。

 適応面積は、最大20畳です。

 本体サイズは、幅391×奥行281×高さ540mmです。

 他社にも見られる「中型サイズ」の空気清浄機です。リビング用としては常識的なサイズでしょう。

 201807081759.jpg

 蚊取空気清浄機用蚊取シート FZ-GK50KS 
  ¥1,058 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 蚊を獲る仕組みは、シート式です。ただ、薬剤を使用するタイプではなく、その点で安全です。

 201807081801.jpg

 本体に、蚊がよってくる習性のある「紫外線ライト」「黒色のボディ」「蚊が隠れられる小窓」があり、そこに引き寄せられた蚊をこのシートで絡め取る仕組みです。

 同社の測定によると、6畳相当の実験室で約1日で88%から93%の蚊が捕捉できたようです。

 殺虫剤のような即効性は期待できませんが、空気を汚さない点でメリットがあるでしょう。

 シートは2ヶ月で寿命なので、1シーズンに2回ほど交換が必要です。ただ、シートはよく考えられており、セットは簡単です。使用後に触ること無く捨てられるのも良い部分です。

 201807081804.jpg

 本体の風量は、最大5.1m3/分です。

 中型の空気清浄機として、合格といえる数値で、「真面目に」作られています。

 「ほこり」用フィルターは、こちらも、10年交換不要のHEPAフィルターを採用します。

 「ニオイ」用フィルターも、単独の脱臭フィルターが搭載で、同じく10年交換不要です。

 センサーは、しかし、「ほこりセンサー」の搭載に止まります。

 花粉には反応しますが、ニオイセンサーを搭載していないのは残念です。

 なお、タバコの煙は「ほこり」でもあるため検知できます。

 しかし、ニオイ全般の検知度は、総合的には弱いです。

 マイナスイオン発生機能は、付着臭の除去に力を発揮するプラズマクラスター7000が採用されます。

---

 以上、シャープのFU-GK50-B の紹介でした。

 独特な発想で作られたシャープらしい機種です。夏場に買い換える空気清浄機としては売れ筋になるでしょう。

 なお、消耗品としての蚊取りシートは空気清浄機に内蔵されるため、清潔に使うためには、定期的な入れ替えを忘れないようにしてください。


  201909021228.jpg

 【2019年】

  31・シャープ FP-AT3-W
   ¥42,799 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 14畳まで
最大風量:最大3.1m3/分
サイズ:幅625×奥行626×高さ172mm
センサー:ニオイセンサー
フィルタ寿命:2年間

 FP-AT3-W は、通称「天井空清」と呼ばれる空気清浄機です。

 201909021234.jpg

 LEDシーリングライト一体型空気清浄機です。

 そのため、このブログの【LEDシーリングライトの比較記事】で取りあげるべきか迷いました。

 ただ、用途として「空気清浄機」の部分の方にスポットライトがあたった製品ですので、今回紹介します。

 201909021233.jpg

 適応面積は、最大14畳までです。

 一方、照明器具としては12畳用までです。

 ただ、一般的な12畳用と比較すると、器具光束(明るさの単位)が5000ルーメンで暗めです。

 そのため、実際的には、12畳用としてはやや暗く、10畳程度までに向きます。

 201909021239.jpg

 照明器具としては、調光と調色(昼光色・電球色)に対応する上で、「さくら色」系の2種の明かりを出せるのが、「売り」です。

 シャープが昔からこだわっていた部分で、「リラックス系」効果があるとされます。

 本体サイズは、直径62cm×高さ17cmです。

 8畳程度の世帯用のシーリングライトと同型です。

 201909021242.jpg

 本体の風量は、最大3.1m3/です。

 気流制御は、天井設置なので、仕組みが異なります。

 通常の床置き型と違って、舞い上がったホコリの一部しか吸引できないため、格安機と比較しても、総合的な清浄力は「期待できない」と言えます。

 ただ、エアコンの花粉フィルターと同程度には、空気清浄機の「補助的」な役割ならば十分にこなせるでしょう。

 補助的な用途としてならば、評価することは可能です。

 「ほこり」用フィルターは、小型化の弊害で、2年間で交換です。

 性能面では、HEPA規格ですから、問題ないでしょう。

 「ニオイ」用フィルターは、一方、一体型となるため、あまり高性能ではありません。

 センサーは、ニオイセンサーのみ付属です。

 マイナスイオン発生機能は、放出量の多いプラズマクラスター25000が採用されます。

 201909021257.jpg

 お手入れは、1ヶ月に一度、プレフィルターの掃除が必要です。

 この部分は、別売の「使い捨てプレフィルター」を利用してもよいですが、コスパは悪いです。

---

 以上、シャープのFP-AT3-Wの紹介でした。

 照明としては10畳程度ならば便利に使える製品です。

 一方、空気清浄機としては、天井設置の点で、吸引力に疑問があるほか、花粉が検知できないニオイセンサーのみ付属で、フィルター寿命が短いため、使いどころは選びそうです。

 また、1ヶ月に1度の天井部分の掃除が必要になるため、背の低い方には不便です。

 機能面として言えば、床置き空気清浄機の補助的な役割としてならば効果が期待できるでしょうが、このような「ハイブリッド」が効果的なのかは、Atlasには疑問です。


 201909021304.jpg

 【2015年】

  32・シャープ 空気清浄機 FP-140EX-W
   ¥114,000 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 65畳まで
最大風量:最大14m3/分
サイズ:幅549×奥行327×高さ818mm
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命2年

 FP-140EX-Wは、シャープの空気清浄機の最上位機です。

 加湿機能を持たない製品としては、最も高性能な機種です。

 大型ですが、後ほど紹介する、ブルーエアの680iに匹敵する製品で、国内大手家電メーカーが販売している市販モデルでは、最も強力な製品です。

 201909021312.jpg

 適応面積は、最大65畳までです。

 本体サイズは、幅549×奥行327×高さ818mmです。

 適応畳数に応じて、相当程度大きいと言えます。

 本体の風量は、14m3/分です。

 家庭用として認められる基準では、最大に近いですが、残念ながら、ブルーエアーの大型機にわずかに及びません

 201909021618.jpg

 気流制御は、他機種に較べても「ユニーク」です。

 大型機ゆえでしょうが、ファンとモーターを2つ装備して、左右から風を放出する形式です。

 ただし、後方吸気なので、壁際の設置は効果を大きく減じるでしょう。

 201909021312.jpg

 「ほこり」用フィルターは、静電HEPAフィルターです。

 大型なので、2年寿命です。

 ブルーエアなどは6ヶ月で交換なので、フィルターコストを考えても、業務向けでは安上がりと言えます

 「ニオイ」用フィルターは、高性能脱臭フィルターですが、寿命は同じです。

 センサーは、ニオイ・ホコリセンサーをダブルで搭載します。

 また、ほこりセンサーは、高感度センサーなので、PM2.5も検知できる制度です。

 静音性も、最大運転時で55dBですから、風量差を勘案しても、悪くないスペックです。

 201909021316.jpg

 メンテナンス性についても、エアコンのような、可動式のプレフィルター自動掃除機能があるため、仕様面でも優れます。

 マイナスイオン発生機能(プラズマクラスター25000)が付属します。

---

 以上、FP-140EX-Wの紹介でした。

 相当広い病院の待合室や、飲食店に一台おくならば、この機種は候補です。

 ただし、本体は相当大きいので、家庭用のリビングには大きすぎる機種でしょう。

5・パナソニックの空気清浄機の比較

 続いて、パナソニックの空気清浄機の比較です。


 201807081811.jpg

【2018】【在庫限り】

 33・ パナソニック 空気清浄機 F-PDR30
   ¥13,730 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 12畳まで
最大風量:最大2.7m3/分
サイズ:幅311×奥行210×高さ540mm
センサー :ニオイセンサー
フィルタ寿命:2年間

 F-PDR30 は、パナソニックのコンパクトタイプの空気清浄機です。

 パナソニックは、このサイズの小型機は2018年で製造を終えたため、在庫限りとなります。

 201807081814.jpg

 適応面積は、最大12畳までで。

 リビング用にも使えそうですが、風量の関係で、6−8畳の小部屋用といえます。

 リビングにはやや非力でしょう。実際、子ども部屋向きに採用されたデザインです。

 本体サイズは、幅311×奥行210×高さ540となります。

 省スペース設計と言えます。

 本体の風量は、最大2.7m3/分です。

 コンパクト機の水準としても弱めです。

 その点で言えば、ドアで仕切ってある部屋で使うのが基本の空気清浄機です。また、花粉対策用としては、帰宅して直後の花粉の高速除去には向きません。

 気流制御は、特段の工夫はされません

 ただ、前方吸引なので、部屋の隅に空気清浄機を置いても効果的だと思います。

 「ほこり」用フィルターは、HEPAフィルターが未採用です。

 また2年の寿命と短い点も注意が必要です。ただ、子ども部屋で使う前提なら、タバコなどもないでしょうし、実際は2年以上持つかもしれません。

 201807081941.jpg

 「ニオイ」用フィルターは、スーパーナノテク脱臭フィルターが採用です。

 単独の活性炭フィルターを採用しているため、ニオイにはある程度効果がありそうです。ただし、2年で交換となります。

 201807081816.jpg

 センサーは、ニオイセンサーのみです。

 花粉に反応するほこりセンサーは非採用です。

 そのため、花粉対策用として使う場合は、常に「ファンを回し続ける」必要があります。小型機で、寝室にも向きそうですが、やはりこの点は難点です。

 マイナスイオン発生機能は、パナソニックの製品ながら、ナノイーは、未搭載です。

---

 以上、パナソニックのF-PDR30 の紹介でした。

 取っ手がついて持ちはこびがしやすいデザインで、子供部屋などにも向く製品です。

 ただ、ほこりセンサーがない点と、HEPAフィルターが不採用な点で言えば、花粉対策用としては非力ですね。風力も弱いです。


 201909021339.jpg

【2019】

  34・パナソニック 空気清浄機 F-PXS55-K
  34・パナソニック 空気清浄機 F-PXS55-W  
   ¥39,468 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

【2018】【各色】

  35・パナソニック 空気清浄機 F-PXR55
   ¥37,700 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 25畳まで
最大風量:最大5.5m3/分
サイズ:幅300×奥行195×高さ580
センサー :ニオイ/ほこり/照度
フィルタ寿命:10年間

  F-PXS55 は、パナソニックの空気清浄機の上位機種です。

 新旧機種ありますが、型番のみの変更ですので、値段で決めて良いです。

 201909021341.jpg

 適応面積は、最大25畳までとなります。

 花粉対策用としても15畳前後までの部屋で強力に使えます。

 本体サイズは、幅300×奥行195×高さ580mmです。

 サイズ的にはスリムで高さがあるタイプですが、省スペース設計と言えます。

 パナソニックは、前面吸気のため、部屋の隅に設置することも問題ないため、壁際でも「どこでも置ける機種」です。

 本体の風量は、風量は最大5.5m3/分です。

 8畳程度ならば11分で清浄できます。

 個人的には、風量が5.0m3/分以上というのが、「ワンルーム」で花粉症対策に使う場合の1つの目安になると思っています。

 201709171835.jpg

 気流制御は、同社メーカーとして、最もこだわる部分であり、「高度」です。

 この機種の場合、エアコンのように、ルーパー(羽根)がモーターで自動で動く構造で、用途に合わせて、風向きを自動で調整しています。

 例えば、「花粉などホコリが多い場合」は、「床を掃くような気流」を作ります。

 また、「タバコ臭などニオイが多い場合」は「上方から巻き込むような気流」を作ります。

 いずれも、センサーと連蔵して、上下のルーパーの角度を自動調整し、効果的に気流を制御します。

 これ以外にもPM2.5を感知した場合の専用気流など、気流制御はパナソニックの「独壇場」です。

 201807081825.jpg

 なお、吸引部は床上30センチの場所にファンが付いています。

 これは、大きなハウスダストが舞っているのがこの高さだからです。

 201807081827.jpg  

 「ほこり」用フィルターは、HEPAフィルターを採用しています。

 10年交換不要ですから、性能面やランニングコストの面で問題ないでしょう。

 一方、シャープやダイキンは、経年変化で目詰まりしにくい「静電HEPAフィルター」ですが、パナソニックの場合は、そのような記載はありません

 「ニオイ」用フィルターも、「スーパーナノテク脱臭フィルター」を採用します。

 10年交換不要ですし、性能面で問題ないでしょう。

 201807081829.jpg

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサーをダブルで装備します。

 加湿機能がない機種で、センサーを両方とも搭載する機種は最近少なくなってきており、貴重です。

 正確を期して言えば、同社の「加湿機能付き上位機」は、微小粒子を感知できる高感度センサーを採用するため、それにはは「及ばない」仕様です。

 ただ、値段と実用性を考えれば、ニオイと花粉対策にはこれでも十分です。

 その上で、照度センサーも付属します。

 部屋が暗い場合、表示パネルが消え、また、風量を抑えた運転に自動的に切り替わります

 これにより、消費電力は60%節電できます。

 201807081831.jpg

 マイナスイオン発生機能は、シャープのプラズマクラスターに相当するナノイー発生機能が付属します。

 パナソニックの場合は、水イオンを利用する「ペルチェ素子方式」を用います

 ただ、静電気の抑制効果など、効果の部分で大きな差は無いでしょう。

 一方、花粉の抑制効果も謳われますが、実空間の実験結果ではないため、本質的には、フィルター性能を重視するべきです。

---

 以上、パナソニックのF-PXS55 の紹介でした。

 同程度の面積をカバーするシャープFU-J50のライバルでしょう。

 ただ、エアコンのような気流制御技術を採用する上、ダブルセンサー搭載し、センサーに連動した気流制御を行う点で、実際の効果は価格差ほどはあるでしょう。

 価格差はありますが、性能で考えれば、こちらを選んでも後悔はしないと思います。

6・ダイキンの空気清浄機

201902081255.jpg

 続いて、ダイキンの空気清浄機の紹介です。

 ダイキンは、日本の空調メーカーで、エアコンのシェア率も高いです。空気清浄機も国内三大メーカー」の一角で、独自色の強く、実用的な機種を出しています。

 ただ、最近は、(加湿機能のない)空気清浄機については、シャープやパナソニックと同じく、高機能な機種の販売をやめています。


  201810232019.jpg

 【2017年】

 【通常型番】

 36・ダイキン 光クリエール MC55U-W  
  ¥30,800 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【量販店用型番】

 37・ダイキン 光クリエール ACM55U-W
  ¥30,000 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 【2019年9月発売予定】

 【通常型番】(近日登場)

 38・ダイキン 光クリエール MC55W-W   
  ¥42,984 楽天市場 (9/2執筆時)

 【量販店用型番】(近日登場)

 39・ダイキン 光クリエール ACM55W-W
  ¥----- Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積: 25畳まで
最大風量:最大5.5m3/分
サイズ:幅270×奥行270×高さ500
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命:10年間

 MC55U-Wは、ダイキンの発売する、空気清浄機です。

 先述のように、(加湿機能のない)空気清浄機は、パナソニック同様あまり力を入れないため、現在は、こちらの入門機のみの展開です。

 2019年9月に、2年ぶりに新機種が出ますが、性能面は旧機種と同等です。

 201807081927.jpg

 適応面積は、最大25畳までです。

 スリムですが、パワフルな機種と言えます。

 本体サイズは、幅270×奥行270×高さ500mmです。

 小さいので、設置については問題ないでしょう。

 本体の風量は、最大5.5m3/分です。

 割と小型の設計ながら、パナソニックの上位機との風量で「優秀」です。

 201807081929.jpg

 気流制御は、ファンやフィルターの配置がユニークです。

 とはいえ、下方の左右から吸引して上部に放出するという、論に適った構造であり、問題はなさそうです。

 一方、気流をルーパーで制御するパナソニックと比較する場合、機能面では負けるでしょう。

 201909021449.jpg

 「ほこり」用フィルターは、静電HEPAフィルターを採用します。

 捕捉率の高さは他社と同じで99.7%で、10年間交換不要です。

 加湿機能が付属する、同社の上位機はTAFUフィルターという、さらに目詰まりしにくいフィルターを採用します。

 こちらは、一般的なものですが、シャープ同様に、静電HEPAフィルターなので、経年変化による減衰には、ある程度まで対策があると評価できます。

 201712111358.jpg

 「ニオイ」用フィルターは、脱臭触媒を用いる方式です。

 なお、ダイキンの場合、脱臭フィルターの性能の持続性も配慮されています。

 というのも、ダイキンは、プラズマ放電(光速ストリーマユニット)を用いて、フィルターの付着したニオイ粒子を酸化分解させているからです。

 この方式だと、ニオイフィルターは脱臭フィルタの目詰まりが生じにくく、脱臭機能が長持ちします。

 センサーは、パナソニック同様に、ニオイ・ほこりセンサーをダブルで搭載します。

 ほこりセンサーは、高感度ホコリセンサーではないです。しかし、花粉の検知ならば、このほこりセンサーでも十分にこなせるでしょ

 201807081919.jpg

 マイナスイオン発生機能は、アクティブプラズマイオン(除菌イオン)放出機能を搭載です。

 単純な能力(放出数)としては、プラズマクラスター25000と同等水準です。付着臭の除去や、静電気の除去効果面では期待できるでしょう。

----

 以上、ダイキンの空気清浄機MC55U-Wの紹介でした。

 風両面で「互角」である、パナソニックのF-PXS55-Kがライバルでしょう。

 比較する場合、気流制御技術はパナソニックが上位なので、「花粉などを取りきる力」は、パナソニックの方が期待できます。

 一方、10年間のフィルターの持続性の面では、静電フィルターの採用と、プラズマ放電(ストリーマ)の力で、ダイキンが上回ります。

 どちらを選ぶかは、難しい部分です。ただ、フィルターを10年間の途中で交換しない前提ならば、ダイキンがわずかに有利だと思います。

7・バルミューダの空気清浄機

 つづいて、バルミューダデザインの空気清浄機を紹介します。

 同社は、空調家電に限らず、さまざまな「デザイン家電」「ユニークな家電」を販売している日本企業です。比較的高価な製品で、付加価値のある製品を得意ジャンルにしています。


   201902251133.jpg

 【2019年】

 40・バルミューダ The Pure A01A-WH
   ¥56,160 Amazon.co.jp
(9/2執筆時)

対応面積:洋室 36畳
最大風量:最大7.3m3/分
サイズ:幅260×奥行260×高さ700
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命1年

  BALMUDA The Pureは、バルミューダデザインから2019年発表した新しい空気清浄機です。

 「Jet Clean」「AirEngine」と続いた旧機につづく3代目の機種です。2013年から更新がなかったので、実に5年ぶりの新機種となります。

 過去の例をふまえると、発売後品薄になりそうですので、オンシーズン中に欲しい場合は、予約するのも良いでしょう。

 201902251140.jpg

 適応面積は、最大36畳まで対応です。

 スペック的にいって、広めのリビングにも対応できるハイパワー機です。

 本体サイズは、幅260×奥行260×高さ700mmになります。

 背は高いですが、設置面積はコンパクト設計です。床の専有面積が26cmの正方形というのはかなり優秀です。

 201902251147.jpg

 本体の風量は、最大7.3m3/分 です。

 設置面積はダイキンの小型機と同等ですが、風力はこちらが優秀です。

 したがって、縦長のスリムサイズ機としては、風力が強い機種と言えます。

 201807081949.jpg

 気流制御は、ユニークです。

 ホコリの溜まる下部から空気を吸引した上で、上向きに最大7.3m3/分 の強烈な風を起こし、天井に当てることで、室内の空気循環を促します。

 マンションや一軒家など、一般的な形状の家庭の場合、高い効果が期待できます。

 この部分は、今回の新機種の大きな改良点で、設置しやすい小型機種では最も風量が強く、パワーがある機種となりました。

  201902251155.jpg

 集じん・脱臭フィルターセット A01A-P100
   ¥10,260 楽天市場 (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、角形のフィルターを採用します。

 HEPA規格準拠ですが、同社は「TrueHEPAフィルター」呼んでいます。ただ、TrueHEPAは、いわゆる「業界の宣伝用語」です。実際は、他社のHEPAフィルターと基本的に同じ意味です。

 一方、注意点は、寿命が1年である点です。10年間のランニングコストを考えると、「割高感」は感じます。

 「ニオイ」用フィルターは、セットで付属します。ただし、脱臭面では、さほどの機能性を謳ってはいないです。

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。

 基本はしっかり押さえられています。ただ、ほこりセンサーは、高感度センサーではないので、他社の未搭載機同様に、微小粒子を感知することはできません。

 201902251209.jpg

 加えて、この機種は照度センサーも付属します。

 この機種は、下部のホコリの取り込み口をライトアップして、デザイン性を高めるとともに、ホコリを見えやすくして効果を実感しやすくするという工夫があります。

 部屋の照明の明るさに応じて、明るさを調整するために、照度センサーが付属するわけです。

 上部も光るため、空気の流入・流出が可視しやすいです。消灯させることも可能ですが、オシャレな「間接」照明的に使えます。実用性はともかくとして、デザイン家電メーカーらしい、良い工夫でしょう。

---

 以上、BALMUDA The Pureの紹介でした。

 フィルター寿命が短い高級・高性能機としては、風量・フィルタ性能などの性能が期待できる機です。

 とくに、デザイン性は「とびきり」ですので、インテリア性も重視して選ぶならば、次に紹介するブルーエアの製品と並び、良い機種でしょう。

 おもに、花粉対策用として揃えるならば、良い選択肢ですね。

ーーー

   201807081942.jpg

 【在庫限り】

 40’・バルミューダ AirEngine EJT-1100SD-WK
   ¥29,800 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 36畳
最大風量:最大6.6m3/分
サイズ:幅250×奥行250×高さ700
センサー :ニオイ・ほこりセンサー
フィルタ寿命1年

  なお、2018年まで最新機だったAirEngineの在庫が多少あります。

 201505181826.jpg

 本体の風量は、最大6.6m3/分 です。新機種と比較すると、わずかに及びませんがこちらも強いです。

 その上で、フィルター上部からも風を吸いこむ構造ですので、(フィルターを経由しない風を含めて)上部に吹き出る風の風量は最大10.0m3/分 と新機種より強いです。

 その点で言えば、空気の循環の部分では実は旧機種のこちらのほうが優れる部分もあります。

  201905241314.jpg

 バルミューダ 360°酵素フィルター
   ¥9,031 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、新機種と異なり、円筒形のフィルターを採用します。

 HEPA規格準拠ですが、同社は「酵素フィルター」呼んでいます。表面に酵素加工がなされており、微生物の増殖を抑える効果があるとされます。

 「ニオイ」用フィルターは、ホコリフィルターと一体成形です。

 そのため「搭載」ということになります。ただし、脱臭面では、さほどの機能性を謳ってはいないです。

 センサーは、ニオイセンサー・ホコリセンサー搭載です。

 基本はしっかり押さえられていますが、新機種と異なり、照明機能は持ちません。

---

 以上、バルミューダのAirEngineの紹介でした。

 「風量」や「インテリア性」の部分で新機種に負けるものの、差はわずかです。また、巻き上げる風量は最大10.0m3/分 とこちらのほうが強いため、空気のかくはん効果の期待値は、こちらのほうが高いとも言えます。

 量産効果で、フィルターも値下がりしています。ネットではまだ在庫もあるので、旧製品があるうちは、こちらを選ぶと「お得」だとおもいます。

8・ブルーエアーの空気清浄機

201807081951.jpg

 続いて、ブルーエアーの製品を紹介します。

 ブルーエアは、スウェーデンの空調メーカーです。

 環境先進国北欧のメーカーということで、それを強調して高級路線で売り出しています。


  201902081309.jpg

 【2019年】

 41・Blue Pure 231 Particle+Carbon 1031984
  ¥23,500 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

対応面積:洋室 39畳
最大風量:最大10.3m3/分
サイズ:幅330×奥行330×高さ522
センサー :なし
フィルタ寿命6ヶ月

 Blue Pure 231 Particle+Carbon は、ブルーエアのデザイン性が高い空気清浄機です。

 201807081952.jpg

 適応面積は、最大39畳までとなります。

 本体サイズは、正方形の機種ですが、幅330×奥行330×高さ522です。

 ダイキンの小型機とだいたい同じですね。

 本体の風量は、最大10.3m3/分 です。

 サイズからすると「問答無用の強力さ」です。

 花粉の除去スピードに最も影響する部分ですし、その点で言えば、この機種はかなりの「高性能」です。

 静音性は、最小でも37dbと静けさには配慮がない機種です。

  201902081312.jpg

 ・ブルー ピュア 220 パーティクル フィルター  
  ¥7,617
Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 「ほこり」用フィルターは、独特の形状です。

 性能面は、HEPA規格ですが、複数の層があり、0.1μmまで吸いこめる高性能フィルターです。

 ただ、すぐ目詰まりするため、6ヶ月に1回フィルターを交換する必要があります。

 10年間で考えれば、15万円以上の消耗品コストです。ので、この点は「熟慮」が必要でしょう。詰まったフィルターを使っていても全くの「電気の無駄」ですから。

 201902081314.jpg

 「ニオイ」用フィルターは、フィルター内部に活性炭(カーボン)フィルターが内蔵されます。

 ただし、メインフィルターに比べると作りは単純です。

 センサーは、未搭載です。

 速度を3段階で選び、付けっぱなしにして使う仕様です。こういった仕様も、定格のフィルター寿命の短さに影響しているのかもしれません。

 マイナスイオン発生機能は、搭載です。

 ブランド名はないですが、帯電したホコリの静電気を除去して吸いこむ仕組みです。

---

 以上、Blue Pure 231 Particle+Carbon の紹介でした。

 ほこりフィルター性能と風量は申し分ありません

 しかし、その消耗品コストとセンサー非搭載である点はやはりネックです。また、センサーもない機種で、静音性も配慮がない点も、注意が必要です。ややクセがある機種ですね。

−−

 201902081316.jpg

 【2017年】

 42・Blue Pure 411 Particle+Carbon 101436
  ¥23,500 Amazon.co.jp (9/2執筆時)

 なお、この製品には、適応畳数13畳までの小型機種があります。

 201902081318.jpg

 サイズは、直径20cm×高さ425cmですから、設置性は良いですが、自慢の風量は最大3.3m3/分 と弱くなります。

 この点で、あまりオススメできません。

次回につづく!
単機能の空気清浄機でおすすめは結論的にどの機種?

 というわけで、今回の前編記事では、最新モデルの空気清浄機について紹介してきました。

 記事は、もう少し続きます。

 201909021325.jpg

43・Blueair Sense+ PK120PAC
44・Blueair Blueair Classic 280i 200138
45・Blueair Classic 205 200403
46・Blueair Blueair Classic 480i 200146
47・Blueair Blueair Classic 405 103681  
48・Blueair Blueair Classic 680i 200154
49・Blueair Blueair Classic 605 103682  

 つづく、第4回目の記事こちら】では、ブルーエアの空気清浄機をもう数台紹介します。

 その上で、比較的価格が安いアイリスオーヤマの空気清浄機のほか、無印良品・ダイソン・CADO・プラスマイナスゼロなど、インテリア性の高い製品を紹介します。

 その上で、全記事の結論として、これまでの記事内容をふまえて、サイズ別のAtlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案していきたいと思います。

--

 次回記事は→こちら

 最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 18:52 | 空気清浄機

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg
          

Googleなどの検索エンジンでは

「モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!

<PR>

約350記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png