【今回レビューする内容】2026年 花粉に強い!空気清浄機の性能とおすすめ:1人暮らし 赤ちゃん向け小型・中型・強力空気清浄機:花粉 タバコ ハウスダスト ペット PM2.5 PM1.0 人気機種の違いと性能ランキング
【比較する製品型番】シャープ FU-U40 FU-TC01 FU-SC01 FU-RC01 FU-S50 FU-R50 FU-P50 FU-T40 FU-T40-W FU-T40-H FP-T120 FU-M1200 パナソニック F-PX70C F-PX60C F-PXY60 ダイキン MC556A ACM556A MC555A MCA555AE4 MC554A-W ACEF12X-W ACM55A-W UVストリーマ ACB50Z-S ACB50X-S ACBF15Z-S ほか
今回のお題
花粉やPM2.5に強い空気清浄機のおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今回は、2026年1月現在、最新の空気清浄機の比較です。
基本となるフィルタ性能や清浄スピードのほか、気になる消耗品コストや、メンテの容易さにも注目しながら、各機を分析します。
特に注目するのが、オンシーズンの花粉対策です。
しかし、タバコ臭・生活臭・ペット臭など、1年間の生活に関わる部分もしっかりフォローしています。

1・空気清浄機の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:シャープ(日本)
1-3:パナソニック(日本)
1-4:ダイキン(日本)
2・空気清浄機の比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(日本)
2-2:バルミューダ(日本)
2-3:無印良品(日本)
2-4:象印(日本)
4-4:カドー(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:iRobot(米国)
3-3:フィリップス(オランダ)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:シャオミ(中国)
4-4:Levoit(香港)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:LGエレクトロニクス(韓国)
5-2:Coway(韓国)
6・空気清浄機の比較 (6)
6-1:ドウシシャ(日本)
6-2:他の企業
7・空気清浄機の選び方(まとめ)
=最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに、空気清浄機の「選び方の基本」を説明します。
その上で、上表のような企業順で、各社の製品をみていくという構成です。
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の結論編(こちら)では、いつものように、目的別、価格別に、Atlasのおすすめを提案していくつもりです。
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1・加湿空気清浄機の比較
2・空気清浄機の比較
3・除湿器の比較(除加湿空清機)
4・加湿器の比較
なお、今回の記事は、このブログの空気清浄機関連の比較記事全体だと2回目記事になります。
空気清浄機でも、加湿機能付、除湿機能付は、完全に記事を分けています。
そうしたタイプをお探しだった場合、恐れ入りますが、以上のリンクから関連記事へのジャンプをお願いします。。
よろしくお願いします。
1-1・空気清浄機の選び方の基本
1・ホコリ(花粉)の除去力
2・センサーの性能
3・風量と適用床面積
はじめに、(単機能)空気清浄機の「選び方の基本」を書いておきます。
ただ、細かい部分までわけいった詳しい話は、一連の記事の最終回となる【空気清浄機のまとめ記事】でしつこいくらい書いてます。
そのため、ここでは、お読みいただくにあたっての「基本中の基本の3点」だけを書いていくことにします。

第1に、フィルター性能です。
花粉にせよ、タバコ臭、ペット臭にせよ、ニオイ除去において最も基本となる部分です。
フィルタは、円筒タイプの形状の製品など、形状面での差異はありますが、多くの場合「3層」構造です。
つまり、大きめのゴミを漉すために存在し、掃除機など簡単な掃除で再生できる「プレフィルター」、ほこりを漉すための「ほこりフィルタ」、ニオイを取るための「ニオイフィルタ」です。
このうち、ニオイフィルタ(活性炭)は、各社とも仕組みはほぼ同じで、性能差と呼べるものはないです。あえて言えば、漉しとりにくいVOCガス(ホルムアルデヒドほか)に対応するかどうか、あるいは、ダイキンのように、活性炭の機能再生の部分で特色がみられる程度です。詳細は本編で書きます。

プレフィルターは、やや注意点です。
小型で、デザイン性優先のモデルはほこりフィルタ一体型で、掃除機で吸い込めるものの、洗ってリセットができない機種は割と多いです(特に円筒形タイプ)
また、象印やダイソンほか、メンテフリーを謳うものの、掃除自体できない仕様のものも見られます。
あまり感心しない仕様で、不必要な高フィルタ交換費の消費を誘うビジネスモデルとの「誤解」を生みかねない気がします。最近の社会状況からしても、少なくとも、はっきりした、エコ面での理由の表明、あるいは、改善は求められると言えます。
いずれにしても、Atlasは、無駄遣いが大嫌いなので、理由もなしにそのような仕様にしていると感じるモデルは記事ではおすすめしないので、安心してください。

ほこり除去フィルタは、一方、選ぶにあたってはとても重要です。
一昔前の家電好きは(Atlasも含め)HEPA選んどきゃ「間違いない」などと言っていました。しかし、今どきだと、少数の例外を除けばHEPAフィルタであるのは「当たり前」です。
なお、HEPAとは「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集率を持つフィルタ」に与えられるJIS規格(日本政府のお墨付き)と考えてください。ここは選ぶ基準になりません。
残念ながら、「HEPA選んでおけばOK」という時代は終わっています。
今どきだと、そこに「プラスα」の要素が重要です。特に、日本企業の場合「耐用年数を増す」ユーザーフレンドリーな仕組みのあるなしで、性能が分かれます。
HEPA規格の除去水準(99.97%)は、紙フィルタ(不織布)の性能だけで達成しようとすると目を細かくしないとできないため、耐用年数は長くても約2年です。長くするには追加の工夫が必要です。

そのため、パナソニックやシャープは「静電HEPA」の工夫、ダイキンは、その上で、コーティングの工夫を加えた「TAFUフィルタ」で、いずれも10年寿命を達成しています。
詳しくは本編で書きますが、この面の工夫のない(紙性能だけの)HEPAフィルタ機(True HEPA)に比べて、本体価格とフィルタ消耗品コストの合計を10年で考えると、5〜10万円のコスト削減になる場合が多いです。

ただし、HEPA規格は、あくまで「新品状態での試験」という意味で99.97%以上の粒子捕集率があれば認定です。つまり「2年・10年」という寿命設定は、メーカー判断での記載です。
大手は(信頼性もあるので)社内試験をしていますが、汎用フィルタをOEM提供受けているような製品は、実際よく分からないものも多いです。
フィルタ素材も、(樹脂加工した)不織布やガラス系繊維など、各社で全て同じというわけではないです。ジャバラ(ブリーツ)部分の総面積や構造も各機で変わります。
したがって、性能劣化速度は、ユーザー側は完全には読めないと言えます。
あえて言えば、世代を重ねて技術進化させてきた家電大手の10年寿命の「静電HEPA」や、新興企業でも、ある程度素材面の説明がある製品を選ぶのが良いです。
逆に消耗品(フィルタ)の写真を見て、ブリーツの編み方が「適当(あるいはスカスカ)」に見えるなどする上で、消耗品費が(相場より)安いような製品は、やや「疑ってかかる」必要がありそうです。
いずれにしても、この記事では、各社が何らかの形で「フィルター消耗品部分で儲けよう」という意思が、少しでもないかは「目を光らせて」比較するつもりです。
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第2に、センサーの性能です。
良質な製品は、ニオイ(タバコ・線香・料理のニオイなど)を検知するセンサーと、ほこり(花粉・ハウスダストなど)を検知するセンサーの両方を積みます。
ただ、格安機は未搭載で不要な際も常に騒音をまき散らす製品があります。中級機でもニオイセンサーだけで、花粉の時期は「つけっぱなし」前提の製品があります。
ファン音は「ホワイトノイズ」と思える人もいますが、そうでない場合は、センサーの有無も注意してみる必要があります。
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第3に、適用床面積と風量です。
空気清浄機能の場合、どの程度の空間が適切なモデル化は「適用床面積」という表現で、最大●●畳までというスペックで示されます。
業界統一基準による数値なので空調家電を選ぶ際の基準として重視されます。
ただ、注意点があります。
この値は「天井2.4m」で「30分間」で取り切れる最大面積(畳数)を示すものだからです。実際は、花粉症だと30分も待てないでしょう。少なくとも帰宅後15分以内には浄化ができないと、花粉対策としては「残念なレベル」です。
企業によっては「推奨畳数」のようなデータも別に付け加えますが、却って「話をややこしくしている」だけであり、ユーザーフレンドリーではないです。
したがって、選ぶにあたっては別の目安を探さないと言えません。

風量は、適用床面積より信用して良い数字です。
大手ならば、各社とも何らかの基準で風量は出していますので、スペックの比較は可能です。
寝室・部屋(8畳まで)
=5 ㎣/分〜
リビング(8畳-15畳)
= 7㎣/分〜
例えば、帰宅後「15分以内の浄化」という(力強い)花粉対策をしたい場合、上表で示した数値以上の風量があれば、ほぼ対応できます。
これ以上は、酷い花粉症の方が帰宅後「10分以内」を目指すのでないなら、オーバースペックでしょう。本体が大きく動作音もうるさくなりますし、費用対効果も格段に悪くなります。
6畳:0.75倍
8畳:1.0倍
10畳:1.25倍
12畳:1.5倍
15畳;1.9倍
なお、今回の記事では、それでも「わかりにくい」と言うために、「8畳あたりの目安清浄時間」は(原則)出すつもりです。
8畳あたりx分として、お使いの畳数にかけ算(8畳×●●倍)として貰えれば、(正確ではないにせよ)使う予定のお部屋における大まかな正常時間は分かるでしょう。
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以上、空気清浄機の「選び方の基本」の紹介でした。
正直なところ(加湿器的要素のある)「加湿空気清浄機」は、そのハイブリッド性ゆえに、適当な仕様だと「欠点がすぐ露呈する」ので、にわか企業の参入障壁が高い印象です。
一方、単体の空気清浄機は、ある程度優良な「フィルタ(不織布)」を生産できるOEM元さえ確保すれば、あとは「ファンを付ければ」それなりの性能に「まとめやすい」家電です。
そのため、いわゆる「ジレットモデル(使い捨て替え刃商法)」が成立しやすい状況にあるので、消費者側は「高い消耗品で損しない」ように注意を払う必要があるジャンルになっています。
市場としてあまり好ましくないですが、消費者側がどうにもできる問題ではないので仕方ないです。ただ、Atlasは「損はしたくない派」なので、こういったジャンルはいつも以上に「辛口」で各商品をみていくつもりです。
1-2・シャープの空気清浄機の比較
![]()
はじめに、シャープの空気清浄機の比較です。
日本の大手家電企業ですが、空気清浄機を多く出しいます。
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なお、以下では、いつものように、オススメできるポイントは赤系の文字色で、イマイチな部分は青字で書いていきます。

【2024発売】
1・ シャープ FU-TC01-W
¥16,690 楽天市場 (1/5執筆時)
【2023年発売】
1・ シャープ FU-SC01-W
¥10,980 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
【2022年発売】
1・ シャープ FU-RC01-W
¥10,800 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
適用床面積: 6畳まで
清浄時間:30分/6畳
最大風量:最大1.5㎣/分
センサー :
フィルタ規格(寿命):非HEPA(1年間)
静音性:強:48dB 静音:22dB
イオン:プラズマクラスター7000
サイズ:幅190×奥行190×高さ330mm
FU-TC01は、シャープでは最も小型の空気清浄機です。
旧機種が数年分ありますが、性能は同じです。
デンキヤの値引き対策などのために、毎年型番を替えています。
シャープは、同じ形の製品が長期間残る傾向なので旧型番を「ネット限定型番」のような形で、安く出しているようです。
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結論的にいえば値段の最も安い機種を選んで問題ありません。

本体サイズは、幅190×奥行190×高さ330mmです。
コンパクト性を重視した設計です。
「寝室用」をコンセプトとした製品で、デスクトップにも置けそうな設置性です。
適用床面積は、最大6畳までです。
先述のように、この値は(花粉症対策の場合)あまりあてにならないです。
空気清浄機の場合、最大適用床面積の値は、「天井2.4m換算」で、30分間で取り切れる面積を示しているだけだからです。
実際、本機の清浄時間は、6畳で30分です。
ここまでかかると小部屋でも十分花粉対策になるとは言えないです。
このクラスだと、洗面所・玄関・寝室・子供部屋での利用が快適に使える限界サイズでしょう。
本体の風量は、最大1.5㎣/分です。
サイズ感をふまえても弱いです。

気流制御は、本機の場合、背面から吸気し・上面から排出するタイプです。
一般的なのですが、この場合壁際に近すぎると力を発揮しにくいので、設置場所には注意してください。

ほこり用フィルターは、あまり良くないです。
HEPA規格をみたさない能力の低い通常フィルタだからです。
そういった場合でも、捕捉率の明記があるのが普通ですが、本機は明記がないです。
ニオイ用フィルターは、ほこり用フィルタと一体型の製品です。
一般的な活性炭方式です。
プレフィルターは、装備します。
掃除して、繰り返し使えるタイプです。
プレフィルタ付きの場合、まめにしっかり掃除すれば製品寿命を延ばせると言えます。

・ シャープ FZ-N15SF
¥2,640 楽天市場 (1/5執筆時)
フィルター寿命は、本機は10年ではなく、2年間の寿命です。
大手でも格安品だと短めです。
一方、別売フィルタはそこまで高くないですが、10年トータルのコストで考えれば、必ずしも安くはないでしょう。

センサーも、未搭載です。
自動運転機能を持たず、設定した強さで常にファンが回り続ける仕様です。
この点で言えば、ファンの音が気になる方が、寝室用で年中使うには向きません。

マイナスイオン発生機能は、プラズマクラスター7000です。
同社には発生量でランクがあり、謳われる効果にも差があります。
ただ、これでも、静電気の抑制効果は期待できますし、問題ありません。しっかり6畳の効果範囲となるよう、電極は調整されています。

静音性は、強運転で44dBです。
風量がさほどないタイプは、この部分は気にしなくてOKです。ただ、少しのファン音でも気になる方は、センサー運転ができない部分は注意です。
寝室用を想定していて、ボタンを押すとナイトライトが点灯する構造です。
タイマー的な工夫があるとより良いですが、ありません。
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以上、シャープのFU-TC01の紹介でした。
リビング用として能力は評価できない機種です。しかし、個人的には「あってよいタイプ」の製品だと思っています。
玄関などの狭い場所でも邪魔にならずに設置できるので、そのニーズには叶うでしょう。
付けっぱなしで強運転にしても1日13円程度の電気代なので、「プラズマクラスター」部分を含めて、ちょっとした「玄関のなどの見張り」には良いと思います。
一方、小空間用ですが、脱臭専用としてはあまり期待できないのでトイレには不向きです。このブログの【脱臭機の比較記事】で紹介したような専用品が良いでしょう。

【2023年発売】(後継機あり)
2・シャープ 空気清浄機 FU-S50-W
¥21,600 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
【2022年発売】
2・シャープ 空気清浄機 FU-R50-W
¥19,800 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
適用床面積: 23畳まで
清浄時間:12分/8畳
最大風量:最大5.1㎣/分
センサー :ニオイ
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(10年間)
イオン:プラズマクラスター7000
静音性:強:52dB 静音:21dB
サイズ:幅383×奥行209×高さ540mm
FU-S50は、シャープの空気清浄機の中級機です。
新旧機種がありますが、性能は同じです。
本機は、2024年に後継機が出ています。
ただ、形状が大きく変わったので、あとで別に説明します。

本体サイズは、幅383×奥行209×高さ540mmです。
やや背丈はあります。
しかし、設置に最も邪魔な幅がスリムです。
デザイン性を重視して、「一目惚れの衝動買い」を狙ってもいそうです。
適用床面積は、最大23畳までです。
下位機種より、適応範囲が上昇しています。
実際、8畳あたりの清浄時間が12分とそれなりに高速な機種です。
高性能とは言いませんが、リビング用と言えます。

風量は、最大5.1㎣/分です。
12畳程度のリビングでも、寄託直の花粉の除去スピードは期待できます。
気流制御は、工夫があります。
ルーバーと吸気口の形状を最適化して、空力的にコアンダ効果を得やすくしており、室内で空気を効果的に循環させることができます(写真)。
シャープは、コアンダフロー(旧名:スピード循環気流)と呼びます。
より高度な制御をする上位機もありますが、このグレードの製品としては優秀です。

ほこり用フィルターは、10年交換不要の静電HEPAフィルターです。
「選び方の基本」に書いたように、不織布の目は粗めですが、プラズマ帯電により当初の吸着性を高める工夫で、吸着力の水準を10年まで高めたタイプのフィルタです。
油煙や高湿に弱いのでオフシーズン使わない場合でもリビングなどに保管したいところですが、適切に使えば、長く保ちます。
ニオイ用フィルターは、活性炭フィルターです。
独立した単独フィルターを採用しています。この部分はほこりフィルタより他社の差は付きませんが、単独で交換できる仕様のほうが劣化時は単独で交換できる点で優位です。
こちらも10年交換不要です。

センサーは、一方、注意が必要です。
タバコなどのニオイを検知するニオイセンサーは付属します。
しかし、花粉やハウスダストを検知するほこりセンサーが未搭載です。
花粉に連動した自動運転ができないため、花粉の時期は、「常に稼働し続けるしかない」製品です。
マイナスイオン発生機能は、本機もプラズマクラスター7000が採用されます。
電極の数の調整があるので、下位機種より広い14畳までの効果とされます。

静音性は、強運転で52dBです。
風力の強さからすると、納得の水準です。
ちなみに、静音運転なら21dB・標準で40dBです。
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以上、シャープのFU-T50の紹介でした。
強力と言える風量と、ニオイセンサーを持つためタバコや生活臭対策には良いでしょう。
フィルターも、HEPA規格のホコリフィルタと脱臭フィルタが別搭載であり、性能は良いです。
ただし、ほこりセンサーがない点は残念です。花粉対策や、ペットなどが巻き上げたホコリに連動した運転はできません。この点ではイマイチです。
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【2024年発売】
3・シャープ 空気清浄機 FU-U40-W
3・シャープ 空気清浄機 FU-U40-H
¥37,620 楽天市場 (1/5執筆時)
【2024年発売】(ニオイのみ)
3・シャープ 空気清浄機 FU-T40-W
3・シャープ 空気清浄機 FU-T40-H
¥23,800 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
適用床面積: 18畳まで
清浄時間:15分/8畳
最大風量:最大4.0㎣/分
センサー :ニオイ・ほこり
イオン:プラズマクラスター7000
静音性:強:44dB 静音:21dB
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(2年間)
サイズ:幅235×奥行235×高さ372mm
なお、FU-U40は1つ上の製品の後継機です。
2024年登場機で、2025年に更新されました。昨年、ほこりセンサー未搭載な部分を記事で愚痴っていたのですが、新モデルは付属になりました。良い進化です。
旧機はニオイセンサーだけな点は、注意してください。

本体サイズは、幅235×奥行235×高さ372mmです。
スリムなスクエアタイプで、寝室などに置きやすい形状です。
適用床面積は、一方、最大18畳までです。
風量は、最大4㎣/分です。
いずれも先ほどの機種より、下回るスペックです。
ただ、この水準でも8畳の浄化時間は、15分です。
ワンルームや寝室では十分なスペックとは言えます。

気流制御は、旧機と違い「コアンダフロー」は非対応です。
横面吸気で、シロッコファンで情報に風を上に出す仕組みです。
一定の風量スペックは示されますが、天井や壁を利用して18畳全体の空気循環させるには至らないでしょう。
ただ、8畳程度の部屋で「パワフル」な機種として使うならば、問題ない気流です。

【2個入り(1回分)】
SHARP 脱臭一体型フィルター FZ-T40SF
¥4,990 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
ほこり用フィルターは、本機も静電HEPAです。
ニオイ用フィルターは、そちらと一体型です。
ただし、フィルタ寿命はこの種では例外的に2年です。
本機は両サイドから吸引するので、フィルターは2枚セット品を1度で交換になります。 国内企業の空気清浄機と比べるとコスト高です。
喫煙者などで(そもそも保たないから)短期間で換得ざるを得ない場合を除けば、コスパは悪いです。
プレフィルターは付属です。
ただ、吸入口は2カ所なので、掃除の手間も2倍です。
センサーは、25年機からニオイ・ほこりセンサーとも装備です。
高感度ではないですが、このクラスならば問題ないでしょう。
イオン発生機能は、本機もプラズマクラスター7000です(14畳まで)。
電極の数の調整があるので、下位機種より広い14畳までの効果とされます。
静音性は、最小21dB、最大44dBです。
適用畳数からするとかなり静かです。シロッコファンの効果でしょう。
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結論的にいえば、形状的に小部屋に使いやすく、かつ、静かなので、寝室向きな設計です。おやすみモード(ボタン消灯+静音)もありますし、センサーが充実する2025年はよさそうです。
課題は、フィルタの交換頻度とそのコストでしょう。同社の「10年静音HEPA」と比べると4回消耗品コストが関わる上ため、実際は「2万円ほど高い」製品とみなすべきです。
花粉のオンシーズンのみ使う場合も、静電HEPAの帯電加工部分は経年劣化しますし、想定年数(2年)以上保つかは微妙です。特に夏に高温多湿な場所に保管するならばそう言えます。あえて言えばオフシーズンはフィルターだけ密閉に近い状況で、ある程度涼しい部屋に置いておけば、長持ちするかもしれません。

【2024年発売】
(通常製品)
4・シャープ 空気清浄機 FP-T120
¥61,199 楽天市場 (1/5執筆時
(法人向け)白:FU-M1200-Wもあり
4・シャープ 空気清浄機 FU-M1200-H
¥138,990 楽天市場 (1/5執筆時
適用床面積: 53畳まで
清浄時間:6分/8畳
最大風量:最大12㎣/分
センサー :ニオイ ほこり 温湿度 照度
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(10年間)
イオン:プラズマクラスター25000
静音性:強:54dB 静音:20dB
サイズ:幅333×奥行330×高さ578mm
FP-T120は、シャープの空気清浄機の最上位機です。
同社の加湿機能を持たない製品としては、最も高性能な機種です。
一方、法人向けも基本的に同じ製品です。ただ、長めのコード(3M)を備え、風量の設定段階が5段階と細かい仕様です。高いですし、個人はあえて選ばなくてOKです。

本体サイズは、幅333×奥行330×高さ578mmです。
小さくはないですが、本機の適用床面積を考えると、かなりコンパクトです。
適用床面積は、最大53畳までです。
8畳間で使う人もいないでしょうが、その場合、6分で除去できます。
本体の風量は、最大12㎣/分です。
家庭用として認められる基準では、最大級に強いです。

気流制御は、同社のコアンダフロー方式です。
大風量を天井に吹き付けることで、コアンダ効果を利用しつつ、素早く吸塵する方向です。
効果はありますが、上位機としての独自性はないです。
この方式の場合、天井が通常の高さで、かつ、ある程度締めきれるような部屋で使うのが前提になります。一般家庭なら問題ないでしょうが、商売をなさっている方など、業務用で考えている場合、やや注意してください。

ほこり用フィルターは、静電HEPAフィルターです。
大型ですが、10年交換不要を明示します。
プレフィルターもあるので、(喫煙室に置くなどではないならば)説明される効果は維持でされると思います。プレフィルターは、掃除機で簡単に掃除できます。
ニオイ用フィルターは、ダブル脱臭フィルターです。
活性炭を利用する一般的な方式で、やはり10年寿命です。VOCガスを含めて対応です。

シャープ 集塵フィルター FZ-F70DF
¥3,782 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
シャープ 脱臭フィルター FZ-F70DF
¥3,255 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
フィルター価格も、そこまで高くないです。
10年未満で途中で交換することになったとしても、常識的な価格です。

センサーは、ニオイセンサー、高感度ホコリセンサーを装備します。
ほこりセンサーが、微粒子も検知する高感度なのは、ワンポイントです。
そのほか温湿度センサーと照度センサーと充実します。
加湿機能がないので、温湿度センサーは不要に思えますが、ディスプレイに表示する意図で搭載です。照度は、夜間にモニターを消灯するために付きます。
静音性も、最大運転時でも54dBです。
大風量タイプでこの数字はかなり優秀です。吸引を両側に分けたことでこの数字が実現できたようです。
イオン発生機能は、プラズマクラスター25000が付属します。
同社の場合、電極から発生するイオンの濃度にランクがあり、こちらは中級です。適用畳数の開示もあります。24畳ですしここは(まあ)問題ないでしょう。
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以上、シャープのFP-T120の紹介でした。
業務用機を除けば、パワーの面でこれ以上強力な機種はなかなかないでしょう。
強力なタイプは、新興勢力を含めた海外勢も強いですが、総じて、消耗品が高く、交換頻度も多い傾向です。
コンパクトな設計をなした上で、フィルター・センサー・風量・静音性を堅実に高めた機種と言えるので、大きめでは、これを選べば問題ないように思います。
消耗品も(タバコなどで)10年保たなかったとしてもさほど高くないのも良い部分かなと思います。(このブログで紹介しないようなものを含め)10万円以上の通販番組系の空気清浄機を買うならば、こちらが良いように思います。
1-3・パナソニックの空気清浄機の比較

続いて、パナソニックの空気清浄機の比較です。
パナソニックの場合、高級機は、加湿機能が付く機種だけです。
そういったタイプは、このブログでは【加湿空気清浄機の比較記事】での紹介となります。

【2025年発売】
5・パナソニック F-PX60C-W
¥29,773 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
【2024年発売】
5・パナソニック 空気清浄機 F-PXY60-W
¥33,700 楽天市場 (1/5執筆時)
【2023年発売】F-PXV60-W後継機
5・パナソニック 空気清浄機 F-PXW60-W
¥39,300 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
適用床面積: 27畳まで
清浄時間:11分/8畳
最大風量:最大6.0㎣/分
センサー :ほこり
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(10年間)
イオン:ナノイー
静音性:強:52dB 静音:18dB
サイズ:幅340×奥行208×高さ550mm
F-PXY60は、パナソニックの空気清浄機です。
数世代の旧機種がありますが、パナソニックの場合も、性能は同じですので、値段で決めてOKです。
なお、ほこりフィルタの名前(清潔HEPAフィルター)の名前が新機種で引っ込みましたが、実際のフィルタの型番(F-ZXUP60)は同じで、東レのMAKSPECによる表面の抗菌加工もあります。

適用床面積は、最大27畳までとなります。
本体サイズは、幅300×奥行195×高さ580mmです。
この適用畳数の製品として、妥当なサイズです。
パナソニックは、前面吸気のため、屋の隅に設置することも問題ないので、壁際でも「どこでも置きやすい」と言えます。

本体の風量は、最大6.0㎣/分です。
清浄時間として言えば、8畳程度ならば11分で清浄できます。
一方、パナソニックの吸引部は床上30センチの場所に吸引口が付いています。
これは、大きなハウスダストが舞っているのがこの高さだからという同社の研究成果によります。

気流制御は、パナソニックがこだわる部分です。
エアコンのように、ルーバー(羽根)がモーターで自動で動く構造で、用途に合わせて、風向きを自動で調整しています。
例えば、花粉やハウスダストが多い場合、床を掃くような気流に、たばこなどの煙の場合は、上方から巻き込むような気流を作ります。
いずれも、センサーと連蔵して、上下のルーバーの角度を自動調整し、効果的に気流を制御します。
ほかにも、PM2.5を感知した場合の専用気流など、制御の細かさは、同社の「売り」です。

ほこり用フィルターは、静電HEPAフィルターです。
シャープと同じで、0.3 μmのほこりの捕捉率が99.97%以上のHEPAを達成します。
その上で、プラズマ帯電による静電効果が付与されており、10年寿命を達成しています。具体的な原理は「選び方の基本」で書いた通りです。
その上で制菌加工をなしているので、以前は「清潔HEPAフィルター」と呼ばれていました。
ニオイ用フィルターは、スーパーナノテク脱臭フィルターを採用します。
単独の活性炭フィルターであり、ある程度効果がありそうです。
フィルタ寿命は、いずれのフィルタもしっかり、10年寿命です。
消耗品費は問題にならない機種です。

センサーは、ほこりセンサーのみ搭載です。
ほこりセンサーは、花粉・ハウスダスト・タバコの煙は検知します。
しかし、高感度タイプではないので、PM2.5の検知には非対応です。
また、ニオイセンサーも省略です。
そのため、線香のニオイ・ガス臭・料理や、ペット臭の検知は非対応です。
なお、タバコは、「粒状物質(けむり)」でもあるので、煙成分については「ほこり」センサーで検知できます。ただし、検知力は低水準です。
イオン発生機能は、ナノイーを搭載します。
ナノイーはペルチェ素子方式という水イオンを使う方式です。
マイナスイオンは、各社とも様々な仕組みのものを搭載します。どれも、強力な酸化力を利用し空気中のニオイの分解を促す点は共通します。
服などの付着臭の除去と、静電気の除去効果は、実空間でもその効果は検証できるものであり、風を直接吹きかけることで衣類やソファの脱臭や静電気除去には効果が期待できます。
ただし、ウイルスやアレル物質の除去は紙フィルターほど効果が立証されたものではない点は注意が必要です。
マイナスイオンのみでは花粉症の対策にはなりません。空気清浄機に最も重要なのは、HEPAなど「フィルターの性能」です。
静音性は、強運転で52dBです。
それなりに風力の強い機種ですし、まずまず優秀です。
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以上、パナソニックのF-PXY60の紹介でした。
同程度の面積をカバーするシャープの23畳用がライバルでしょう。
エアコンのような気流制御技術を採用する上、ダブルセンサー搭載し、センサーに連動した気流制御を行う点で、本機は優れます。
フィルターも10年寿命のHEPA規格ですし文句はないです。
一方、ニオイセンサーがない点で、ペット・タバコなどの対策には向かない部分があるので、その点だけ注意しましょう。

【2025年発売】
6・ パナソニック F-PX70C-H
6・ パナソニック F-PX70C-W
¥45,000 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
適用床面積: 31畳まで
清浄時間:9分/8畳
最大風量:最大7.0㎣/分
センサー :ほこり
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(3.5年/脱臭なし)
静音性:強:55dB 静音:20dB
イオン:ナノイー 9.6兆
サイズ:幅125×奥行380×高さ552mm
F-PX70C-Hも、パナソニックの空気清浄機です。
2025年からの展開です。
適用床面積は、最大31畳までです。

本体サイズは、:幅125×奥行380×高さ552mmです。
ここが本機の特色です。幅が狭いので隙間設置ができる部分を売りにします。
一方、気流が心配ですが、ここは後で考察します。
本体の風量は、最大7.0㎣/分です。
清浄時間として言えば、8畳程度ならば9分で清浄できます。

気流制御は、ルーパーにはよらない方式です。
中央に大きな薄型ファンがあり、そのパワーで前面と仮面から吸引する仕組みです。
先ほどの写真のような「隙間」に入れても効果を発揮しやすくしています。逆に言えば、それ以外の場合、さほど効果的とも言いにくい、特化型です。
また、提案されるような極度の隙間にいれる場合、特に噴き出したあとの空気が、部屋中に拡がりにくい部分はあるため、適用床面積(あるいは清浄時間)はかなり「割り引いて」考えた方が良いです。
ほこり用フィルターは、静電HEPAフィルターです。
フィルタ寿命は、ただし、3.5年です。
薄型化のためプレフィルターも付けられず、集じんフィルタ表面を掃除する形式です。上と側面に2つの別のフィルタが必要です(2個セット7,480円)
ニオイ用フィルタは、注意点で非搭載です。
不織布フィルターも、タバコや線香などの煙系(粒状物質)は油煙系のニオイは(完全ではないが)取るのですが、アンモニア臭やガス系のニオイとくに苦手です。
センサーは、ほこりセンサーのみ搭載です。
高感度ではないです。

イオン発生機能は、ナノイー 9.6兆を搭載します。
OHラジカル発生量が中位の製品です。
ある程度、消臭をカバーする方向性でやや強めのものを載せます。ただ、先述のように、エアフローの限界で、そこまで効果的かは疑問が残ります。
こちらは、直接風が届く範囲しか効果がないので。
静音性は、強運転で55dB、弱運転で20dBです。
まずまず優秀です。
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以上、パナソニックの F-PX70C-H の紹介でした。
上で書いたように注意点が多い機種です。1つ言えるのは、隙間入れる目的以外には向かない仕様で、それように考えるにしても、欠点が多くみられるという点です。
個人的に、あまりおすすめしかねます。
1-4・ダイキンの空気清浄機

続いて、ダイキンの空気清浄機の紹介です。
同社は、日本の空調メーカーで、エアコンのシェア率も高いです。空気清浄機も国内三大メーカーの一角で、独自色の強く、実用的な機種を出しています。
ダイキンの場合も、高級機は加湿機能が付く機種だけです。
そういったタイプは、このブログだと【加湿空気清浄機の比較記事】での紹介となります。

【2025年発売】
(通常型番)
7・ダイキン 空気清浄機 MC556A-W
¥38,780 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
(住設向け型番)
7・ダイキン 空気清浄機 ACM556A-W
¥52,500 楽天市場 (1/5執筆時)
適用床面積: 25畳まで
清浄時間:11分/8畳
最大風量:最大5.5㎣/分
センサー :ニオイ ほこり
フィルタ規格(寿命):TAFU(10年間)
イオン:アクティブプラズマ
静音性:強:53dB 静音:19dB
サイズ:幅273×奥行273×高さ450mm
MC556Aは、ダイキンの発売する、空気清浄機です。
なお、住設向けは型番が別ですが、性能は同じです。

本体サイズは、幅273×奥行273×高さ450mm です。
小さいので、設置性は問題ないでしょう。
適用床面積は、最大25畳までです。
本体の風量は、最大5.5㎣/分です。
8畳あたり11分と本機も、十分なリビング用です。
強力に花粉対策したい場合も、8畳強のリビングならば十分な水準です。

気流制御は、ファンやフィルターの配置がユニークです。
とはいえ、下方の左右から吸引して上部に放出するという、論に適った構造であり、問題はなさそうです。
一方、気流をルーバーで制御するパナソニックと比較する場合、機能面では負けるでしょう。

ほこり用フィルターは、10年寿命のTAHU(タフ)フィルターを採用します。
ダイキン独自に改良を加えた静電HEPAの改良版です。
先述のように、HEPAは99.97%という脅威の捕捉率をもつフィルタだけに与えられる公的な「称号」です。
しかし、そのままだと繊維の目が詰まりやすいので、10年単位だと効果は当初の50%程度まで減衰します。

TAHUフィルターは、しかし、揮発性・撥油性の高い新型複合素材を用いるため、10年後のフィルター減衰率が72%と圧倒します。
10年交換不要を表明する静電HEPA採用の他社と比べても、耐久面での工夫は一歩抜き出ています。実際、この工夫発表以後、他社は「対抗策(バージョンアップ)」を何年も売っていませんので。
加えて、PM2.5やPM1.0という0.3 μm以下の微粒子の捕捉率も優秀で99%です。
微粒子を含めてしっかりとれます。
プレフィルターも、装備します。水洗いもできます。
これらの点で、10年単位で見た場合の性能は、ダイキンは他社のHEPA搭載機種に比べても「上位」とも言えます。

ニオイ用フィルターは、活性炭を用いる方式です。
その上で、一般的な家庭臭以外に、VOCガス(排ガス)も分解できる性能です。
一方、ダイキンの場合、脱臭フィルターの経年変化にも配慮があります。というのも、プラズマ放電(ストリーマ)を用いて、フィルターに付着したニオイ粒子を酸化分解させているからです。
この方式だと、脱臭フィルタの目詰まりが生じにくく効果長持ちします。
そのほか、プラズマ放電は、付着した花粉などのアレル物質も不活性化させる効果も見込めます。

センサーは、本機は、ニオイ・ほこりセンサーをダブルで搭載します。
ほこりセンサーは、PM2.5が検知できる高感度ホコリセンサーではないです。
しかし、花粉の検知ならば、ほこりセンサーでも十分にこなせるでしょう。

マイナスイオンは、アクティブプラズマイオン(除菌イオン)放出機能を搭載です。
単純な能力(放出数)としては、プラズマクラスター25000と同等水準です。付着臭の除去や、静電気の除去効果面では期待できるでしょう。
静音性は、ターボ運転で53dBです。
そのほか、標準39dB・しずか19dBです。
風力の強さからすれば、納得の水準に収まっています。
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以上、ダイキンのMC55Yの紹介でした。
TAFUフィルターの採用と、再生可能な脱臭フィルターの採用、そして、ニオイ、ホコリセンサーを完備する部分で、Atlasが必要と思える機能を網羅します。
国産家電大手の製品だけで言えば、加湿機能が付属しないタイプでは、最も優秀な機種の1つでしょう。
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【2024年発売】
(通常型番)
8・ダイキン 空気清浄機 MC555A-W
¥42,000 Amazon.co.jp (1/5執筆時)
(工務店向け型番)
8・ダイキン 空気清浄機 ACM55A-W
¥37,770 楽天市場 (1/5執筆時)
(エディオン系型番)
8・ダイキン 空気清浄機 MCA555AE4-W
¥42,800 楽天市場 (1/5執筆時)
(ケーズ系型番)
8・ダイキン 空気清浄機 MC555AKS-W
¥50,380 楽天市場 (1/5執筆時)
適用床面積: 25畳まで
清浄時間:11分/8畳
最大風量:最大5.5㎣/分
センサー :ニオイ ほこり
フィルタ規格(寿命):TAFU(10年間)
イオン:アクティブプラズマ
静音性:強:53dB 静音:19dB
サイズ:幅270×奥行270×高さ500mm
なお、先述のように旧シリーズが残ります。

新機種より、本体の背の高さは5cm大きめですが、そこまで設置性は変わりません。
一方、旧機はリモコンが付属でした。吹き出し口のグリルが取り外せたので、メンテ性も多少ですが良かったと言えます。
なお、複数の型番がありますが、通常型番・工務店向け型番は、年度にかかわらず性能は同じです。
ただ、量販店向けは、おまけ要素を加えています。
エディオン系は、フロントパネルの防汚加工です。
こちらはあってよい「おまけ」でしょう。
ケーズ系は、電源コードが長い(1.8m→3m)だけです。
長いとかえって邪魔な気はします。
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結論的にいえば、新機種とサイズ以外変わらないので、こちらでも良いと思います。
リモコンは要不要で良いかと思います。
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【2020年モデル】
9・ダイキン ACEF12X-W
¥68,750 楽天市場 (1/5執筆時)
適用床面積: 53畳まで
清浄時間:30分/53畳
最大風量:最大12㎣/分
センサー :ニオイ ほこり
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(1年間)
静音性:強:50dB 静音:31dB
イオン:
サイズ:幅420×奥行355×高さ1005mm
このほか、超強力な機種としてダイキンから「業務用ストリーマ空気清浄機」として、以上の機種の販売もあります。
適用畳数は、最大53畳までで、風量12㎣/分でカバーする製品です。
シャープの大畳数用に匹敵します。
しかし、本機は、脱臭フィルタは6ヶ月、静電HEPAフィルタは1年の寿命です。
また、ツインモーターとなるので、電気代も約2倍です。

このように、価格・パワーでは、後ほど見るブルーエアの製品に負ける製品です。
しかし、先ほども書きましたが、ダイキンの「ストリーマ放電技術」は、ニオイの分解や、花粉などのアレルギー物質の抑制効果があります。
そのため、この部分をどう評価するかという製品になります。

【2022年10月発売】
10・ダイキン UVストリーマ ACB50Z-S
¥58,940 楽天市場 (1/5執筆時)
【2021年4月発売】
10・ダイキン UVストリーマ ACB50X-S
¥58,000 楽天市場 (1/5執筆時)
適用床面積: 22畳まで
清浄時間:15分/8畳(推定)
最大風量:最大5.0㎣/分
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(10年間)
静音性:強:50dB 静音:21dB
イオン:
サイズ:幅270×奥行270×高さ500mm
ACB50X-Sは、ダイキンの発売する空気清浄機の最上位機です。
2021年から展開となった新シリーズです。

ただ、工務店向けの「ACK型番」のみの展開であることから分かるよう(主に)法人向けです。むろん、個人で使っても問題ありません。
本機は、2022年の新型も発表されました。ただ、プレフィルタに抗菌加工がされた点とコンセントプラグの形状の変更(L字型プラグ)以外は同じです。

本体サイズは、幅270×奥行270×高さ500mmです。
下位機種と同じサイズです。
適用床面積は、最大22畳までです。
8畳あたりの清浄時間が非公開なのですが、風量と元にした機種のスペックからすると、15分以内でしょう。
このあたりの畳数での利用ならば十分強力です。
本体の風量は、最大5.0㎣/分です。
通常機より「やや落ちる」ため、わずかですが下位機種より空気清浄のパワーが弱いです。

一方、下位機種と比較する場合、本機は、フィルターの手前にUVC(深紫外線) LEDユニットが付く点に独自性があります。
そして、ホコリ用のHEPAフィルターに対して、90分ごと30分間「深紫外線照射」を行います。
ユニットは、旭化成グループのCrystal ISからの提供で、民間用の空気清浄機では「初」です。

搭載の目的は、UV灯なので、上図に見られるような除菌的なものです。
この仕組みは、第三者機関の試験を経ています。
ただし、試験空間(約6畳)での効果なので、カタログには(親切に)注意書きがあります。

また、本機は、HEPAフィルターに抗菌剤を塗布しているので、これとストリーマ放電と、UVCの「合わせ技」としての試験評価です。
ただ、(温泉などにみられるコームの)UV殺菌灯(253.7nm)より強力な、265nmの波長の紫外線です。
近年登場され注目されている方式です。
本機の場合、ある程度密閉性のある空間で、しかも「フィルターに対する照射」なので、搭載する意義はあるでしょう。
なお、紫外線は外に漏れ出さないような多重の工夫も見られます。
気流制御などは、下位機種を流用した設計なので、下位機種にプラスアルファはないです。
センサーも、同様で、ニオイ・ほこりセンサーです。

ダイキン BAFP101A4
¥5,060 楽天市場 (1/5執筆時)
ほこり用フィルターは、先述のように、抗菌HEPAフィルターです。
この部分は、上位機を選ぶ場合の「注意点」で、ダイキン「自慢」のTAFUフィルターではないです。
また、抗菌剤を塗布している関係で、1年で交換です。
毎年の消耗品コストを考えると、かなりの高級機ですので、これは業務用が「主戦場」の製品だと思います。
ニオイ用フィルターは、他機同様に、ストリーマ放電を伴う再生型です。
マイナスイオン発生機能は、一方、本機は「省略」です。
静音性は、強運転で51dBです。
風速の最大値が低い分、すこしだけ静かです。

IOT対応は【Amazon Echoの比較記事】で紹介したAmazonのスマートスピーカーに対応します。
そのうえで、スマホで、空気の汚染状況をみたり、運転操作切替を行うことが可能です。
ダイキン製のエアコンと同じアプリですので、統一して利用できる点もメリットです。
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以上、ダイキンのACB50X-Sの紹介でした。
フィルターが1年交換なので、消耗品コストは高めです。その上で、風量は通常より(わずかですが)弱いので、一般的な「花粉対策」「ニオイ対策」という意味では、割高です。
いくぶん「実験的」にも思えますが、「新しい生活様式」に合わせた時宜を得た新機種とは言えるでしょう。
UVC殺菌ほか抗菌剤とストリーマ放電の「三重の合わせ技」で、試験空間(6畳)に近い畳数の場所での利用ならば、効果に対する期待は持てそうです。
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【2022年6月発売】
【67畳】
11・ダイキン UVストリーマ ACBF15Z-S
¥197,629 楽天市場 (1/5執筆時)
適用床面積: 67畳まで
清浄時間:5分/8畳
最大風量:最大15.0㎣/分
センサー :ニオイ ほこり
フィルタ規格(寿命):静電HEPA(10年間)
静音性:強:52dB 静音:30dB
イオン:
サイズ:幅700×奥行325×高さ610mm
なお、値段やサイズ的に、今回の記事の対象外ですが、ダイキンは、この方式の法人モデルを出しています。

幅が700mmで、(昔のクラシックタイプの)Blueairの空気清浄機よりも大きいです。
完全に業務用ですが、消耗品寿命やUV-Cの部分を含めて、病院の待合室ほか、わりとフィットする場所はあり得ると思えます。

むろん、吸入型ですから、あくまで「吸入できたものが除菌」されるのだとは言えます。
その部分は、例えば【脱臭機の比較記事】で紹介した、塩タブレット(次亜塩素酸)を使うパナソニックのジアイーノや日立のジアクリンなどとは発想は異なります。
ただ、適用畳数の広さと、ホコリを含めて対策できる部分は、ダイキン方式の美点でしょう。
次回につづく!
空気清浄機でおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、空気清浄機の比較の1回目記事でした。
しかし、記事は、まだまだ、続きます。

2・空気清浄機の比較 (2)
2-1:アイリスオーヤマ(日本)
2-2:バルミューダ(日本)
2-3:無印良品(日本)
2-4:象印(日本)
4-4:カドー(日本)
3・空気清浄機の比較 (3)
3-1:ブルーエア(北欧)
3-2:iRobot(米国)
3-3:フィリップス(オランダ)
4・空気清浄機の比較 (4)
4-1:ダイソン(英)
4-2:エアドッグ (シンガポール)
4-3:シャオミ(中国)
4-4:Levoit(香港)
5・空気清浄機の比較 (5)
5-1:LGエレクトロニクス(韓国)
5-2:Coway(韓国)
6・空気清浄機の比較 (6)
6-1:ドウシシャ(日本)
6-2:他の企業
7・空気清浄機の選び方(まとめ)
=最終的なおすすめの提案【結論】
つづく、2回目記事【こちら】では、アイリスオーヤマほか、今回紹介できなかった日本企業の製品を追加で紹介します。
フィルター性能 ★★★★★
集塵スピード ★★★★★
センサー運転 ★★★★★
加湿力 ★★★★★
消耗品コスト ★★★★★
お手入れ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回記事(こちら)では、全記事の結論として、これまでの記事内容をふまえて、サイズ別のAtlasのおすすめ空気清浄機・加湿空気清浄機を選定し、提案していきたいと思います。
長い記事ですが、ひきつづき、よろしくお願いします。
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2回目回記事は→こちら
