Top 調理家電 比較2022’【仕上がり抜群】ホームベーカリー27機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2022年01月06日

比較2022’【仕上がり抜群】ホームベーカリー27機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2021-2022年 仕上がり抜群!人気ホームベーカリーの性能とおすすめ・選び方:1斤用 2斤用 :機種の違いや口コミランキング:パナソニック 「おうち乃が美」対応 グルテンフリー米粉パン対応

【紹介する製品型番】パナソニック SD-SB4-W SD-MT4-W SD-MDX4-K SD-SB1 SD-MT3 SD-MDX102 シロカ SB-1D151 SHB-712 SHB-722 SHB-122 SB-111 アイリスオーヤマ IBM-020 ツインバード Take bran BM-EF36W PY-5636W PY-E635W 象印 BB-ST10 BB-HE10 MK HBK-101P HBS-100W CCP BY-B68 Hi-Rose HR-B120P HR-B120W ベルソス VS-KE31 ロズモズ ROZMOZ RROZZ BM502

今回のお題
美味しく焼ける!最新ホームベーカリーのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2022年1月現在、最新の家庭用ホームベーカリーの比較です。

 「使用歴8年目」にはいる、Atlas家の利用経験を交えつつ、初心者向けホームベーカリーから上級者向きホームベーカリーまで、人気機種を紹介します。

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1・ホームベーカリーの比較 (1)
 1-1:シロカ〈直たね法〉
 1-2:アイリスオーヤマ〈直たね法〉
 1-3:ツインバード〈直たね法〉
 1-4:パナソニック〈中麺法〉
 1-5:象印〈中麺法〉
2・ホームベーカリーの比較 (2)
 2-1:エムケー精工〈直たね法〉
 2-2:他社の製品〈直たね法〉
 2-3:最終的なおすすめ機種の提案

 今回は、以上のようなメーカー順で、各社の製品をみていきます。

 「直たね法」の格安機と「中麵法」の高級機双方をみていくつもりです。

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 もちろん「おうち乃が美」で話題のPanasonicの最新ホームベーカリーSD-SB4 SD-MT4 SD-MDX4もしっかりフォローしました。

食パンの味  ★★★★★
具入りパン  ★★★★★
天然酵母パン ★★★★★
リッチパン  ★★★★★
上級者機能  ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別に、Atlasのおすすめホームベーカリー!を提案する形式で書いていきます。

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1・ホームベーカリーの比較
2・ライスブレッドクッカーの比較
3・ホームベーカリー用材料の比較
4・パン切り包丁の比較

 なお、今回の記事は、このブログのホームベーカリー関連記事の1回目記事として書きました。

0・ホームベーカリーの選び方の基本!

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 はじめに、 ホームベーカリーを購入する場合、最も注意するべきポイントを2点説明しておきたいと思います。

0-1・対応できる食パンの種類を知る!

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 第1に、対応できる食パンの種類に注目することです。

 「パンミックス」や「小麦粉」を使った普通のパンは、どの機種でも作れます。

 しかし、「パン屋さんの食パン」の味に迫る、リッチな「パンドミ」や、吟醸酒のような香りがする「天然酵母パン」を作る場合は、「対応する機種」を、「しっかり確認」して選ぶ必要があります。

 ホームベーカリー初心者の方も、「相当長い間壊れない家電」なので、使い慣れた際に「色々な食パンが作れる」機種を選ぶのは「重要」でしょう。

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 なお、すこし前までは、生米を100%使った「もちもち感覚の食パン」が作れる製品がありました。

 【ライスブレッドクッカーの比較記事】で紹介した、PanasonicのGOPANです。

 しかし、2018年をもって、残念ながら生産終了です。

 とはいえ、「もちもち食感」の米パンが好きな方は、米粉や、炊いたご飯から作る機能を持った良い製品は、まだ市場に多くあります。

 そういった製品も、今回の記事で紹介します。

0-2・製パンの独自技術に注目する!

 第2に、味の向上につながる独自技術に注目することです。

 特に注目するべきポイントは、直だね法(直種法)と中麺法の違いです。

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 直だね法は、比較的安いホームベーカリーに多いです。

 「ドライイースト」を食材とともに、最初にに投入する方式です。

 多くのパン屋さんが用いる形式で、小麦本来の味が出やすく、製パン時間も短めです。

 しかし、日本のような多湿な気候の場合、直だね法だと、過発酵してイースト臭がでやすく、膨らみ不足が起こりやすいです。

 しかも、分量にシビアなので、ホームベーカリーでは、上級者向きです。

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 中麺法は、象印パナソニックに見られる方式です。

 この場合、「イースト菌自動投入機」をもつため、生地を捏ねたあと、休ませてからイースト菌を入れることが可能です。

 そのため、パンが膨らみやすく、「できあがりの質が安定」します。

 中身がふっくらで皮がカリカリな「パンドミ」も簡単にできますし、分量でパンのアレンジもしやすい(=失敗しにくい)ので、初心者向きです。

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 そのほかにも、各社独自の技術を競っています。

 例えば、インバーターモーターを採用し「練りの速度」が可変できる機種や、IHヒーター採用で「高火力で焼き上げあれる機種、などがあります。

 また、上級者用には、「練り時間」「ねかし時間」「発酵時間」など、細かく「マニュアル設定」できる独立モード搭載機もあります。

 いずれも「パンの味」に関わる部分なので、今回注目して比較します。

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第1の基本!
 =作れるパンの種類に注目すること!
第2の基本!
 =独自技術に注目すること!

 というわけで、ホームベーカリーを選ぶ際の「基本中の基本!」は、これらの2点です。

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 このほか「1度に作れる食パンの量」や、アレンジパンを作る際に便利な「具材の自動投入機の有無」に気をつければ、間違いない製品が選択できると言えます。

 いずれも、対応の有無を「詳しく説明していく」つもりです。

 以下では、パンの製法や、加熱方法、できるパンの種類などに注目しながら、各社のホームベーカリーを比較していきます。

1-1・シロカのホームベーカリーの比較

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 では、各製品の紹介をはじめます。はじめに日本の「シロカ」のホームベーカリー比較です。

 比較的最近登場した日本のファブレス企業ですが、白物家電を多く展開し、デンキヤの売り場でもお馴染みになってきました。

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 以下では、高評価できるポイントについては赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。


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 【2020年発売】

 1・シロカ ホームベーカリー SB-1D151
  ¥10,690 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:
独立モード:搭載
お餅:250gまで
寸法:幅232×高さ253×奥行295mm

 SB-1D151は、調理家電メーカーのシロカの新製品です。

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 製パン方式は、直たね法の製品です。

 イースト投入機がないので、最初からイースト菌を入れておくことになります。

 作れるパンのサイズは、1斤のみです。

 ちなみに1斤は、スーパーの袋入りパンのサイズで、5-8枚のパンが取れます。

 作れるパンの種類は、基本の食パンほか、上図のように独特です。

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 siroca 食パンミックス(1斤×10袋)
  ¥1,980 Amazon.co.jp (1/6執筆時)
 

 なお、シロカは、自社でパンミックスとドライイーストのセットを売っています。

 基本の食パンをミックス粉を利用せずに作る場合、強力粉・スキムミルク・ドライイースト・砂糖・塩・バターが材料となります。

 これは、他社機も同じですが、「ぶち込む」だけなのでコツは全く不要で、仕上がりもミックス粉より良いです。

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 加えて、茶色系の「糖質オフパン」ができるのが、他社に比べた本機の独自性です。

 強力粉・バターなど一般的な材料以外に、小麦ふすまと小麦グルテンを利用した「ブランパン」になります。

 ただ、茶色系は、後ほど紹介するツインバード社が先行していて、手軽さやレシピ数の部分では、そちらが上です。

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 リッチ系食パンは、各メーカーの上位機に搭載されることが多いです。

 本機も、生クリームリッチな濃い味の「生食パン」対応を明記します。

 ただ、専用のオートメニューはないので、他社上位機にくらべると「アレンジパン」の域はでません。

 具材入りパンは、本機も、自動投入機が付属しない機種です。

 レーズン食パンなどは、「ブザー」が鳴ったあと、自分で入れる必要があります。

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 【主原料(米粉)+グアガム】

 こめの香 米粉パン用ミックス粉グルテンフリー
  ¥2,586 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

 お米系のパンは、米粉パンモードが付属です。

 小麦粉にはない「モチモチ」な独特な食感が楽しめるため、最近は、各社ともこの機能を持ちます。本機は、グリコの米粉となる「こめの香」のグルテンフリータイプが利用できます。

 なお、 商品名に「ミックス」とありますが、グアガム(豆の増粘成分)のことで、バターや砂糖は、これとは別に入れます。

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 【ミックス粉(小麦グルテン入)】

 こめの香 福盛シトギミックス20A
  ¥1,273 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

 一方、グルテン入りの米粉は、本機については、専用モードがないので利用できません。

 味や仕上がり(膨らみ)は、こちらの方が良いので、マイナスポイントではあります。

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 【冷蔵便】

 ・ホシノ天然酵母パン種 50g×5個入り
  ¥1,635 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 天然酵母パンは、本機は、生種おこしが可能なので、対応です。

 天然酵母は、独特の風味(発酵臭)があり美味しいですが、準備に1日以上かかるため、上級者向きのパンです。

 必要な材料など、詳しくは、このブログの【ホームベーカリーの食材の紹介ページ】に書きました。

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 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 また、シロカ機は、耳の「かたさ」についても、「かため」「ふつう」「やわらかめ」で選択可能です。

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 パン以外の調理は、甘酒など、発酵系のメニューが充実します。

 お餅もつけますが、250gですので、分量は少ないです。

 一方、パン作りについては、各行程のマニュアル運転に対応します。

 アレンジしたい上級者向けと言えますが、他社機のように、細かい回転の制御はできないです。

  独立モードは、本機は搭載です(=工程モード)。

 これは、ね時間、発酵時間、焼き時間がマニュアル動作で自由に設定できるモードです。

 食パン以外のアレンジパンを作る方は、この部分を重視する人も多いです。

 タイマーは、最大13時間まで設定が可能です。

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 以上、シロカのSB-1D151の紹介でした。

 普通の食パンのほか、、健康志向(糖質オフ・発酵)と、リッチ(生食パン)の「いいとこ取り」な機種なです。

 総合性能がまとまっているので、1万円前後の予算でホームベーカリーが欲しい場合、他社機との比較基準になるでしょう。

 飛び抜けた個性はないですし、「お値段以上」でもないですが、部材費の制限があるなかで、購買欲をくすぐる機能を「割と良くまとめている」良い機種だと感じます。


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 【2015年発売】

 2・シロカ ホームベーカリー SHB-712-W
 3・シロカ ホームベーカリー SHB-712-T
  ¥14,960 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

 4・シロカ ホームベーカリー SHB-722
  ¥13,800 楽天市場 (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤 1.5斤 2斤
具入りパン:
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:
独立モード:
お餅:4合まで
寸法:幅260×高さ360×奥行310mm

 SHB-712 は、オークセール「シロカ」ブランドのホームベーカリーです。

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 なお、流通経路の違いで、SHB-722という型番で売っている場合もありますが、性能は同じです。

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 製パン方式は、本機も、直たね法の製品です。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤・2斤です。

 なお、量的には「大は小を兼ねる」のですが、2斤対応機は本体が大きめなほか、1斤を焼いた際、ケースから取り出しにくく、仕上がり形状も、少し不格好です。

 ホームベーカリーは「焼き立て」を楽しむものですし、基本的に、1斤専用が良いです。

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 作れるパンの種類は、上表の通りです。

 先ほどの小型機と比較すると、ブランパン・生食パン非対応です。。

 なお、その他の部分は、アラカルトメニューの差こそあれ、1つ上で紹介したSB-1D151と同じです。

 餅は4合まで対応です。

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 以上、SHB-712 の紹介でした。

 そつのない製品ではありますが、2斤用なので一般向きではないです。

 大家族の場合、または、お正月などの餅作りと共用というわけでないならば、他機が良いでしょう。

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 【2015年発売】

 【中位機種】

 5・シロカ ホームベーカリー SHB-122
  ¥8,480 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

 【下位機種】

 6・シロカ ホームベーカリー SB-111
  ¥8,090 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤 1.5斤 2斤
具入りパン:
天然酵母パン:
リッチ系食パン:
独立モード:
お餅:4合まで
寸法:幅280×高さ320×奥行295mm

 なお、シロカからは、SHB-712 の下位機・中位機種として、以上の2機種も販売中です。

 普通のパン焼きの部分の性能は、いずれも上で紹介した上位機種と同等です。

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 中位機種SHB-122は、パン以外のアレンジメニュー(そばやチーズ)が利用できない点、また、標準コースの「パンの皮のかたさ」が選択できない点が、上位機種との違いです。

 また、天然酵母パンと、米粉(グルテンフリー)には対応しません。

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 下位機種SB-111は、さらに、フランスパン風を焼く機能が省略されるほか、レシピ集が付属しません。

 ただ、いずれも、2斤用なので、サイズ面のほか、1斤時の仕上がりは、あまり良くないでしょう。

1-2・アイリスオーヤマのホームベーカリー

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 続いて、アイリスオーヤマの製品です。

 格安家電に強い日本企業ですが、最近、ホームベーカリーも出してきました。


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 【2020年発売】

 【1斤・2斤用】

 7・アイリスオーヤマ IBM-020-B
  ¥7,580 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤 2斤
具入りパン:
天然酵母パン:
リッチ系食パン:
独立モード:搭載
お餅:2合
寸法:幅249×高さ362×奥行294mm  

  IBM-020-B は、日本のアイリスオーヤマが販売するホームベーカリーです。

 近年は白物家電のラインナップを増やしており、ホームベーカリーも2020年に初参入しました。

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 製パン方式は、直たね法の製品です。

 したがって、冒頭で説明したような、イースト自動投入機はありません。

 作れるパンのサイズは、1斤と2斤です。

 サイズは、24.9cm×36.2cm×29.4cmと1斤用より設置幅は必要です。

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 ただ、先述のように、2斤対応機で1斤を焼く場合、パンの形状がすこし不格好です。

 味は問題ないですが「適切に膨らんでいるか」できばえが分かりにくいです。やはり、「1斤しか焼かない」という方には、あまりオススメしません。

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 作れるパンの種類は、食パンのほか、フランスパン風・スウィートパン・ 全粒粉など10種類です。

 特に可不可はありません。

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 お米系のパンは、ごはんパンのほか、米粉パンに対応します。

 やはり、グリコの「こめの香」が推奨されますが。

 本機の場合、グルテンフリー・グルテン入りともに対応できます。

 天然酵母パンは、生種おこしはできないので、非対応です。

 具材入りパンは、本機は、自動投入機が付属しない仕様です。

 他社の未搭載機のように、チャイムをならして、手動投入する仕様です。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 パン以外の調理は。ジャムやパスタ・うどんんどに対応します。

 餅については、2合まで対応ですので、本体のサイズ感からすると物足りないです。

  独立モードは、本機も、搭載です。

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 タイマーは、最大13時間まで、10分単位での設定が可能です。

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 以上、アイリスオーヤマIBM-020-B の紹介でした。

 国内メーカーの製品としては、値段が安く、市場では一定のプレゼンスがあります。

 ただ、1斤しか作らないならば、見映えの面と「うまくできた!という達成感」が得られる1斤用をオススメします。

1-3・ツインバードのホームベーカリー

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 つづいて、ツインバード工業の製品です。

 同社は、ホームベーカリーに力を入れており、複数の製品がラインナップされます。


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 【2020年発売】

 【1.5斤】

 8・ツインバード Take bran BM-EF36W
  ¥8,255 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 【1.5斤】【ブラン粉とイースト付】

 9・ツインバード Take bran PY-5636W
  ¥12,800 楽天市場 (1/6執筆時)

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤・1.5斤
具入りパン:
天然酵母パン:
リッチ系食パン:
独立モード:搭載
お餅:4合まで
寸法:幅240×高さ350×奥行280mm   

 BM-EF36W は、ツインバード工業のホームベーカリーです。

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 「ブランパンメーカー」という名前で、茶色系のパンを得意とするユニークな製品です。

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 製パン方式は、本機も直たね法の製品です。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤です。

 1.5斤の場合、1斤で作っても、2斤用ほどは不格好にはならないです。

 作れるパンの種類は、食パン・ブランパンのほか、ソフトパン・全粒粉パン・フランスパン風パン・スイートパンです。

 その上で、「ブランパン」が作れます。

 シロカにも対応機がありましたが、本機の方が「本格的」です。

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 なお、ブランとは「小麦のふすま」で、低糖質(小麦の20%ほど)・低GI食品として注目を浴びています

 また、食物繊維も多めです。

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 低糖質ブランパンミックス PY-PM10BR3
  ¥1,110 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 ツインバードの場合、ブランパンを作る際、上記の低糖質ブランパンミックスを利用します。

 たぶん、鳥越製粉の生産している製品ですので、オーツ麦のふすまでしょう。

 したがって、シロカの対応機と異なり、準備はで、また、アレンジレシピ数も多いです。

 なお、ブランパンは、素人が普通に作ると通常のパンよりクセがあり、堅めで、基本、(味と言うより)健康という目的から食べるものです。

 ただ、セットアップされたミックスを使う場合、ある程度美味しいものはできます。

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 鳥越製粉 低糖質オーツブランミックス 1kg
  ¥2,580 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 なお、鳥越製粉のブランミックスは汎用製品もあり、他社のホームベーカリーでも利用できます

 とはいえ、専用機ですので、制御的には「より美味しく焼ける」ようにはなっているでしょう。

 お米系のパンは、炊いたごはんから作るパンに対応します。

 ただし、本格的な米粉パンは「省略」です。

 全粒粉パンに10%の米粉を混ぜることはできますが、あまり意味はないでしょう。

 天然酵母パンは、非対応です。

 具材入りパンは、一方、本機は、自動投入機がなく手動です。

 ブランに特化した機種だからでしょうが、あった方が良い気がします。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 パン以外の調理は、ピザクラフトを作る機能が目立ちます。

 お餅は、4合までなら対応します。

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 独立モードは、本機も搭載です。

 これにより、こね・発酵・焼きが独立で運転できる機種です。

 同社は、昔から、割とこの部分にも力を入れてきたメーカーで、あんパン、クロワッサン、バターロール、メロンパンなどのレシピも提案されています。

 タイマーは、時計機能はなく、「何時間後に完成」だけ設定するタイプです。

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 以上、ツインバード工業のBM-EF36Wの紹介でした。

 米粉によるグルテンフリーという方向ではなく、低糖質(低GI)の方向性を向いた「健康志向」のホームベーカリーです。

 ブランパンは、他社にも対応機がありますが、本機は、ほぼそれに専門化している点で優秀です。「茶色い炭水化物」は、健康に良いと言われますし、ブランパンを専門で食べていきたい方は、この機種でしょう。


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 【2016年発売】

 【1.5斤】

 10・ツインバード PY-E635W
  ¥6,909 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤 1.5斤
具入りパン:
天然酵母パン:
リッチ系食パン:
独立モード:搭載
お餅:4合まで
寸法:幅240×高さ350×奥行280mm  

  PY-E635Wは、ツインバード工業の発売する入門用の格安ホームベーカリーです。

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 製パン方式は、本機も、直たね法の製品です。

 作れるパンのサイズは、一方で、1斤 1.5斤です。

 サイズからして、先ほどのアイリスオーヤマ(2斤用)のライバル機でしょうが、少量作るならば、1.5斤のが形は良くできます。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、ソフトパン・全粒粉パン・フランスパン風パン・スイートパンです。

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 具材入りパンは、本機は未対応です。

 以前は、本機の上位機にPY-E731Wという機種があり、搭載機がありましたが、現在は終息しています。

 お米系のパンは、ごはんパンは作れます。

 ただし、米粉パンのメニューはないです。

 天然酵母パンは、本機は、生種おこしができないので非対応です。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 パン以外の調理は、焼き芋・甘酒などを作れます。

 お餅は、4合まで対応します。

 独立モードは、ありません。

 タイマーは、時計機能はなく、「何時間後に完成」だけ設定するタイプです。

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 以上、ツインバード工業のPY-E635Wの紹介でした。

 あまり特徴のない機種ですが、価格が安く、日本の古くからのホームベーカリー企業の製品という部分での安心感はあります。

 この予算で、下手にノンブランドの製品を選ぶならば、本機を選んだ方が良いと思います。

1-4・パナソニックのホームベーカリー

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 続いてパナソニックの製品です。

 「中麺法のホームベーカリー」を世界で初めて開発した企業で、この部分に「こだわり」を持ちます。



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 【2021年9月発売】

 11・パナソニック SD-SB4-W
  ¥27,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 【2019年発売】

 12・パナソニック SD-SB1-W
  ¥24,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

製パン方式:中麺法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:
天然酵母パン:
リッチ系食パン:
独立モード:
お餅:
寸法:幅241×高さ337×奥行304mm   

 SD-SB4 は、パナソニックホームベーカリーの最新の入門機です。

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 旧機種としてSD-SB1が残ります。

 性能の違いは、全粒粉を使った「茶色系」パンに対応したことです。

 これは、強力粉と半量ずつ使って作るレシピです。グラハム粉も使えます。

 ただ、全粒粉を入れると膨らみにくいので、頻繁に作るならば、次に見る上位機のほうが出来映えは良いかもしれません。

 一方、それ以外の部分では、新旧変わりません。

 「3D匠ねり」「Wセンシング発酵」「匠技ブレッド」など「格好良い機能名」がつきましたが、新たに命名されただけで、旧機種と同じ性能です。

 結論的にいえば、基本的に、新旧含めて値段で選んでOKです。

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 製パン方式は、中麺法(ちゅうめんほう)をとります。

 中麺法は、冒頭で述べたように、イースト容器(自動投入機)が付属し、製パン途中でイースト入れる方式です。

 直たね法と比較すると、イースト臭の軽減・膨らみ不足の緩和など、味と仕上がりの部分でメリット性があります。

 同社はこの方式の元祖で、30年近い技術蓄積があります。、パナソニックの味の基本として「こだわる部分」です。

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 なお、中麺法は、温度管理が重要です。

 「センサー」技術は同社の得意とする部分であり、しっかりとした、温度センサーを搭載しています(Wセンシング発酵)。

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 作れるパンのサイズは、1斤です。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、ソフト食パン・フランスパン・全粒粉パンです。

 自動メニューはあまりないです。材料をかえることで「アレンジパン」ができるのは、他社同様です。

 リッチ系食パンは、省略です。

 具材入りパンは、食材の自動投入機が省略されるため、自動ではできません。

 ブザーで投入時期を知らせる方式です。

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 白神こだま酵母ドライ 200g
  ¥2,268 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 天然酵母パンは、非対応です。

 ただ、「ドライ天然酵母食パン」の自動メニューはあり、それを使うと、普通の食パンと同じ時間で、酵母パンができます。

 この「白神こだま酵母」は、他社機でもドライイーストの代わりに利用できますが、専用モードを持つのが本機の特色です。

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 お米系のパンは、「米粉パン」に対応します。

 同社も、グルテンあり、グルテンなしの米粉双方に対応します。

 ただし、「グルテンなし」の場合、エムケー精工と同じで、バターは利用できず、ショートニング(油脂)が必須です。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 パン以外の調理は、簡単なケーキ、生チョコ、ジャムなどが面白い部分です。

 ただ、餅は未対応です。

 独立モードは、本機は未搭載です。

 タイマーは、時計機能付きのタイマー機能が付きます。

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 以上、パナソニックのSD-MB1-Wの紹介でした。

 他社機より価格は高めですが、仕上がりが良く、イースト臭も少ない中麺法を採用する点が魅力です。

 中麺法は、初心者が適当に作っても「膨らみやすい」こともあり、食パンの味の部分では、パナソニックの評判は「ダントツ」です。

 一方、同社のより上位の機種と比較する場合、食材の自動投入機がないほか、リッチ系パンや天然酵母が扱えない点で、同社の製品としては、やや魅力に欠ける機種です。


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 【おうち乃がみ対応機】

 【2021年9月発売】

 13・パナソニック SD-MT4-W
  ¥40,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

 【2019年発売】

 14・パナソニック SD-MT3-W
  ¥32,165 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

製パン方式:中麺法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:自動投入(粗混ぜ対応)
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:対応(パンドミ)
独立モード:
お餅:4合
寸法:幅241×高さ347×奥行304mm   

 SD-MT4は、パナソニックの中位機種になります。

 Atlasも、同系のSD-MT3を「所有」しますので、実機は使い慣れています。 

 本機も、旧機種のSD-MT3が残ります。

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 性能の違いは、後述する「リッチ パン・ド・ミ」「低糖質パン」に新対応した部分です。

 全粒粉は、このグレードはもともと対応していました。あとは、パネル部分の配色が変わった程度です。

 結論的にいえば、これらのプログラムが不要ならば、値段で選んでOKです。

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 製パン方式は、中麺法をとります。

 ただ、下位機種と違って、インバーターモーターが搭載される点が注目点です。

 この場合、「ねり」の工程で回転数が自動で最適に調整されるため、「ふっくら」・「もちもち」など食感を調整できるようになります(3D匠ねり)。

 そのほか、ケースに遠赤加工がなされるので、パンの中心部への熱の通りが良くなっています。

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 本機は、普通の食パンも焼けますが、標準(メニュー1番目)は「パン・ド・ミ」になります。

 火力と中麺法の利点を活かし、皮がサクッと、中はふっくら、イースト臭も少なめの、高品質な食パンです。

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 材料の面で言えば、スキムミルク(牛乳)を利用しない代わりに、バターと砂糖を多めに使う形式です。

 パンドミの特長は「中身のパンのきめの細かさ」・「やわらかさ」・「パリッとした皮」です。

 その上で、最近のトレンドである「パン特有の甘さ」を強く打ち出しています。

 例えるならば、セブンイレブンの「金の食パン」のような、人気トレンドをふまえています。

 スキムミルクを使った「普通の食パン」も焼けますが、実際、カロリーはほぼ同じで、パンドミのが美味しいです。

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 作れるパンのサイズは、1斤です。

 ハーフサイズ(0.5斤)も作れますが、専用メニューなので、できるのは、普通の食パンだけです。

 作れるパンの種類は、多彩です。

 食パンのほか、ソフト食パン・サンドイッチ用・フランスパン・ライ麦・全粒粉・ブリオッシュ・マーブルパン・白パン風食パンなどが焼けます。

 単純にレシピ(食材)だけをかえるのでなく、マイコン制御の専用の自動モードが19種というのは、同社のみで、大きな特長です。

 インバーターモーターを採用した恩恵のひとつでもあります。

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 低糖質パンミックス SD-LCM10
  ¥2,166 楽天市場 (1/6執筆時)

 一方、2021年機から新しく「低糖質パン」に対応しました。

 日清製粉と提携したミックス粉の使用が前提です。

 植物性たんぱく(小麦たんぱくなど)で、ブラン系ではないので、小麦ふすまや大豆粉を使う「茶色系」ではないです。

 糖質は60%カットなので、例えばツインバードのふすま(84%カット)程ではないですが、おそらく、比較すれば、かなり食べやすいでしょう。201908201737.jpg

 リッチ系パンは、本機は、レシピとしてかなり充実します。

 行列のできる「高級「生」食パン」で有名な、「乃が美」監修の「おうち乃がみ」のレシピが公開されています。

 「生クリームリッチ」で、「もっちり重層感」があり、焼かなくても美味しい系のパンです。

 さすがに、(門外不出の)「乃がみのレシピ」ではないとの断りがあります。しかし、レベルの高い材料を利用して、「ごちそうパン」を作る楽しみは、増えました。

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 加えて、2021年機からは「リッチパン・ド・ミ」メニューが増えました。

 専用メニューなので、旧機種では再現不可です。

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 なぜなら、プログラムされている基本工程が「パンドミ(おうち乃がみ)」と違うからです。

 レシピ的に(乳脂肪分の指定なしで)生クリームでOKというのは「楽」なので、(旧機種ユーザーとしては)新機能搭載機にうらやましい部分はあります。

 お米系のパンは、米粉パンのほか、(残り)ご飯パンに対応します。

 下位機種同様に、グルテンフリー米粉は利用できますが、この場合にはバターが使えません。

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 天然酵母パンは、生種おこしができるので、対応となります。

 パナソニックの場合も、天然酵母パン専用の、長時間発酵のパン焼きメニューがあります。

 美味しく焼けるでしょう。

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 具材入りパンは、食材の自動投入機があるため、手間いらずに対応できます。

 また、速度が可変するインバーターモーター搭載の恩恵で「粗混ぜ機能」が利用できる点が見逃せません。

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 従来のホームベーカリーは難しかったオリーブやハムなども自動投入機に入れられます。

 チーズやチョコレートも、自動投入はできないものの「手動では対応できる」ようになりました。

 他社と異なって、チーズパンやベーコンパンなど柔らかい具材のパンにも対応できる点で、「多彩」です。

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 パン以外の調理も、可能です。

 種類も豊富で、甘酒の作成から、4合まで餅の作成、うどんやパスタのこねまで対応します。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 タイマーは、時計機能付きのタイマー機能が付きます。

---

 以上、SD-MT4の紹介でした。

 特に、味の面で「パン・ド・ミ」に対応するのは、大きな売りです。

 普通の材料で作る食パンとして味が良いです。個人的には、牛乳(スキムミルク)が切れても作れるので、利便性の面でも助かっています。

 自動メニューの多さも、本機の魅力でしょう。

 食材の自動投入機・インバーターモーター・粗混ぜ機能の搭載で、オートメニューでできることが格段に増えています。

 生種おこしの対応も、同社では、このグレードからです。

 「おうち乃がみ」「リッチ・パン・ドミ」を含め、最近流行している「プレミアムな」食パンを作りたい方は、この機種を「指名買い」でも良いと思います。


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 【おうち乃がみ対応機】

 【2021年発売】

 15・パナソニック SD-MDX4-K【黒】
  ¥47,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

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 【2019年発売】

 16・パナソニック SD-MDX102-K【黒】
 17・パナソニック SD-MDX102-W【白】
  ¥39,488 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

製パン方式:中麺法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:自動投入(粗混ぜ対応)
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:対応(パンドミ)
独立モード:速度調整可
お餅:4合
寸法:幅263×高さ353×奥行356mm    

 SD-MDX4は、パナソニックの最上位機です。

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 新旧ありますが、本機も「リッチ パン・ド・ミ」「低糖質パン」に新対応した部分の違いです。あとは、色が黒だけになった程度です。

 また、下位機種と比べても、パナソニックでは唯一「独立モード」が搭載される以外は、SD-MT4と同じです。

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 ただ、本機の独立モードは、おそらく「業界一強力」です。

 本機は、他社の上位機のように、練り・発酵・焼成について、独立運転が可能です。

 その上で、パナソニックは、運転強度を4段階でレベル調整可能としています。

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 さらに、「ねり」については、時間・強度を3工程までプログラミングできる「マイねり」対応で、慣れた上級者には便利でしょう。

 また、「焼くのはオーブン」という方のために、食パンのほか、ハード系パン生地・リッチ系パン生地・天然酵母パン生地などの自動プログラムも加わっています。

 これ以外の点は、下位機とほぼ同じ仕様です。

 ただし、本体のサイズは、幅263×高さ353×奥行356mmですので、(1斤タイプとしては)他機より少しだけ大きめです。

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 以上、SD-MDX4の紹介でした。

 同じく、速度調整ができたエムケー精工が上位機から「撤退」の方向のようなので、焼き上げにオーブンを利用するような上級者には、「ほぼ唯一の選択肢」といえるでしょう。

 中麺法を試してみたかったが、マニュアル操作が弱くて導入できなかった方にもおすすめです。

 一方、入門用としてはオーバースペックですので、初めて買う方は、下位機種で良いでしょう。


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 【2017年発売】

  18・パナソニック SD-BMT2000-W
  ¥33,000 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

製パン方式:中麺法
パンのサイズ:1.5斤 2斤
具入りパン:自動投入(粗混ぜ対応)
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:対応(パンドミ)
独立モード:
お餅:一升まで
寸法:幅256×高さ382×奥行389mm

 SD-BMT2000の、パナソニックのホームベーカリーです。

 作れるパンのサイズは、1.5斤と2斤です。

 本機の場合、1斤だけは焼けないので注意が必要です。

 また、本体サイズも幅256×高さ382×奥行389mmと、特に奥行が必要です。

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 一方、独立モード非搭載ですが、インバーターモーター・粗混ぜ機能・具材投入機を装備するので、基本的には、パナソニックの上位ラインに属します。

 天然酵母や米粉パンに対応できる点も、同じです。

 ただ、本機に限っては、2017年からモデルチェンジがないので、「おうち乃がみ」「リッチパン・ドミ」に対応しないのはもちろん、パンドミも旧製法です。

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 ただ、本機は、餅を一升(角餅40個)まで「つく」ことができます。

 「一点突破」的なのですが、「お正月用」として選びたい方で、パンも作ってみたいという方には、選択肢にはなるでしょう。

---

 以上、SD-BMT2000-Wの紹介でした。

 基本的には「大家族」か、お正月の「お餅作り兼用」という方におすすめのモデルです。

 それ以外の方には、1斤では焼けず「大は小をかねない」ので、おすすめできません。

7・象印のホームベーカリー

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 続いて象印のホームベーカリーです。

 家電大手として、「パンくらぶ」というシリーズをラインナップしています。

 象印もパナソニック同様の「中麺法」です。

 2020年までは、タイガーも出していました(KBY-A100 KBD-X100)が撤退したので、この方式は2社の展開です。


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 【2016年発売】

 【1斤】

 19・象印 パンくらぶ BB-ST10-WA
  ¥25,950 Amazon.co.jp (1/6執筆時)

製パン方式:中麺法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:自動投入機あり
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:対応(地蔵屋)
独立モード:対応
お餅:4合まで
寸法:幅225×高さ345×奥行315mm

 BB-ST10は、象印のホームベーカリーの上位機です。

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 製パン方式は、中麺法をとります。

 イースト臭の軽減・膨らみ不足の緩和など、「できるパンの質」の向上が見込めるでしょう。

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 その上で、火力の部分の工夫として、2段の底面加熱ダブルヒーターも搭載です。

 側面ヒーターだけでなく、底面にもヒーターを付けることで包み込むような加熱を実現します。

 これにより、パンの生地の膨らみが素早くなり、パンの耳も柔らかい仕上がりにできます。

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 作れるパンのサイズは、1斤のみです。

 作れるパンの種類は、食パンのほかは、全粒粉パン・フランスパン風・プレミアムリッチパンイースト少なめパン・薄力粉パンの各モードがあります。

 イースト少なめパンは、イーストが通常の1/3で作れるモードです。

 薄力粉パンは、強力粉の添加なしに、それだけで作れます。

 グルテンが少ない薄力粉でもパンができるのは珍しいですが、味は(フランスパン風というより)あっさり、ふんわりで、風変わりです。

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 リッチ系パンは、神戸の地蔵屋のレシピを参考にしたものです。

 乳脂肪分47%の生クリームと加糖練乳を加えて、口当たりを良くしたパンです。

 ただ、生クリームは、(スキムミルクと違い)日持ちしないので、他の料理にも使える人向きです。 

 具材入りパンは、この機種は、具材の自動投入機が付属するモデルです。

 レーズンなどを、あらかじめセットしておけば自動投入してくれるので、手間の節約になります。

 パン以外の調理は、3合の餅が炊ける餅コースが付属しています。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

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 お米系のパンは、米粉パンと(残り)ごはんパンに対応します。

 ただし、他社の異なり、グルテンフリーの米粉は専用モードがないです。グリコのこめの香の「ピンク」(シトギミックス20A)を前提としたモードのみです。

 天然酵母パンは、本機も、生種おこしはできるため、作れます。。

 また、長時間発酵させる専用の焼きモードを持つため、対応力も高度です。

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 独立モードは、本機も搭載です。

 ただし、細かい強度の調整はできません。

 タイマーは、この機種は「時計機能」がつきます。

 そのため、他モデルのように「何時間後」という指定ではなく、「何時に」パンを完成させるのかを設定できます

---

 以上、象印のBB-ST10の紹介でした

 ライバルは、同じ中麺法をとる、パナソニックの上位機でしょう。

 比較する場合、イースト菌自動投入機・具材自動投入機・全面加熱・プレミアム食パン・天然酵母対応という、基本的な部分は押さえており、良い構成です。

 ただ、基本部分で、パナソニックのインバーターモーターに比する独自の工夫があるかと言えば、あまりないです。

 こうした点で、少し選びにくいとは言えます。

ーーーー

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 【2015年発売】

 【1斤】

 20・象印 パンくらぶ BB-HE10
  ¥15,127 Amazon.co.jp (1/6執筆時) 

製パン方式:直たね法
パンのサイズ:1斤
具入りパン:
天然酵母パン:対応
リッチ系食パン:
独立モード:
お餅:
寸法:幅215×高さ310×奥行285mm

 なお、象印については、かなり価格差がありますが、BB-HE10 という下位機種があります。

 製パン方式は、一般的な直たね法の製品です。

 そのため、シロカなど1万円前後の製品のライバル機となります。

 作れるパンのサイズは、1斤で、小型の機種です。

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 作れるパンの種類は、食パンのほか、全粒粉パン・フランスパン風す。

 全粒粉パンは、専用モードがなく、レシピに沿って小麦モードを利用する形式です。

 具材入りパンは、本機は、自動投入機が付属しない機種です。

  202008041301.jpg

 お米系のパンは、米粉パンと(残り)ごはんパンに対応します。

 ただし、他社の異なり、グルテンフリーの米粉は専用モードがないです。グリコのこめの香の「ピンク」(シトギミックス20A)を前提としたモードのみです。

 天然酵母パンは、本機も、生種おこしはできるため、作れます。

 ただ、焼き過程における専用モードは持ちません

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 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 一方、食パンについて、「もちもと」と「ふんわり」と食感を炊き分けることができます。

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 パン以外の調理は、ジャムやケーキなどが対応可能です。

 いずれも十種類程度のレシピが掲載され、スイーツに強いマシンになっています。

 一方、珍しく、お餅が未対応の機種です。ピザクラフトを作る機能もあります。

 独立モードは、非搭載です。

 タイマーは、この機種も付属です。

---

 以上、象印のBB-HE10の紹介でした。

 1万円前後の機器はライバルが多いです。本機も、構成としては無難ですが、食感の炊き分け以外にあまり個性がないため、機能に比して価格は、多少高いかなと思います。

次回に続く!
上手に焼ける!おすすめホームベーカリーはこれ!

 というわけで、今回は、ホームベーカリーを比較しました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

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1・ホームベーカリーの比較 (1)
 1-1:シロカ〈直たね法〉
 1-2:アイリスオーヤマ〈直たね法〉
 1-3:ツインバード〈直たね法〉
 1-4:パナソニック〈中麺法〉
 1-5:象印〈中麺法〉
2・ホームベーカリーの比較 (2)
 2-1:エムケー精工〈直たね法〉
 2-2:他社の製品〈直たね法〉
 2-3:最終的なおすすめ機種の提案

・エムケー精工
 :HBK-101P
・CCP BONABONA
 :BY-B68
・ハイローズ
 :HR-B120P
・ベルソス
 :VS-KE31
・ロズモズ
 :RROZZ BM502

 続く2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった上記のホームベーカリーをさらに紹介します。

食パンの味 ★★★★★
具入りパン ★★★★★
天然酵母パン★★★★★
リッチパン ★★★★★
上級者機能 ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 その上で、ここまでみてきた全てのホームベーカリーから、いつものように、予算別、購入目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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 最後になりましたが、もし、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook・はてなブックマークなどで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは。

posted by Atlas at 17:56 | 調理家電

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