比較2017' 解説!最新ホームベーカリー18製品の特長とおすすめ:パナソニック ・象印・ツインバード・エムケー精工 ・ティファール・タイガー

2017年10月06日

比較2017' 解説!最新ホームベーカリー18製品の特長とおすすめ:パナソニック ・象印・ツインバード・エムケー精工 ・ティファール・タイガー

今回レビューする製品:2017年10月 最新ホームベーカリー人気18製品の性能とおすすめ・選び方:1斤用2斤用 機種の違いと口コミランキング

今回のお題
2017年最新モデルでおすすめのホームベーカリーはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、家庭用のホームベーカリーを比較します。初心者向けの機種から、機能多彩な上級者向きの機種まで、人気機種を16機種ほど厳選して紹介しようと思っています。

 いつものように、各機種を紹介し、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

ホームベーカリーの選び方の基本

 さて、ホームベーカリーは、ざっくり言えば、「(普通の)ホームベーカリー」と「ライスブレットクッカー」とに分けることができます。

  

 第1に、(普通の)ホームベーカリーです。言うまでもなく、小麦粉から作るパン焼き機です。ただし、「小麦粉専用」ではなく、最近では、残りご飯や米粉からパンが作れる機種も登場しています。また、お餅やうどんなど、多彩な調理が可能な機種もあります。

  

 第2に、ライスブレッドクッカーです。こちらは、生のお米」からパンが作れるホームベーカリーです。例えば、パナソニック社の「GOPAN(ゴパン)」です。米から作る食パンは、小麦パンに較べると「もちもち」した食感ですが、パンの味がします。

ーー

 今回は、1番の(普通の)ホームベーカリーを比較します。もし、生米パンに興味のある方がいれば、別に専用の記事があります。このブログの【ライスブレッドクッカーの比較記事】をご覧ください。

 というわけで、以下では、パンの製法や、加熱方法、できるパンの種類などに注目しながら、各製品を比較していきます。

オークセールの製品比較

 では、各製品の紹介をはじめます。はじめにオークセールのホームベーカリーの比較です。

 以下では、高評価できるポイントについては赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。


  

 【2斤まで】

 1・オークセール・siroca SHB-712
  ¥13,704 Amazon.co.jp
(7/5執筆時) 

 SHB-712 は、オークセール「シロカ」のホームベーカリーです。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤・2斤です。必要に応じて増減して焼くことができます。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、フランスパン風・ライ麦パン、ソフトパン・スウィートパン・ 全粒粉パン ・ 米粉パンです。

   

 siroca お手軽食パンミックス(1斤×10袋)
  ¥1,509 Amazon.co.jp (7/5執筆時) 

 また、シロカは、自社でパンミックスとドライイーストのセットを売っており、初心者でもコツ要らずでクオリティの高いパンが焼けます。

 なお、各社ほぼ共通の仕様ですが、ミックスを使わずに材料からパンを作る場合、強力粉・スキムミルク・ドライイースト・砂糖・塩・バターが材料として必要です。ただし、実際は「ぶち込む」だけなのでコツは全く不要です!

 具材入りパンは、材料を調理中に自動投入する自動投入機が付属しないので、他社製品に較べると、作成が多少面倒です。レーズン食パンなどは、途中で時間を見計らい、自分で入れる必要があります。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。Atlasは、焼き目が普通より濃い(固い)方が好きなので、嬉しい機能ですね。

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 パン以外の調理は、フレッシュチーズ・ヨーグルトをつくる機能を搭載します。麺も対応し、うどんのほか、そば生地を打つこともできます。また、4合までのお餅を「蒸して、つく」こともできます。角餅として20個ほどになる計算ですね。   

 タイマーは、最大13時間まで設定が可能です。時計機能はなく、「何時間後に完成」だけ設定するタイプですね。

 以上、オークセール社の「シロカ」ホームベーカリーの紹介でした。1万円前後で購入できること専用のミックスが売られていることなどから、初心者むきといえる機種です。

 また、付属のレシピ集が豊富で、チーズやヨーグルト、蕎麦など他機種で見たことのない面白い調理アイデアもあり、魅力的な機種です。

ツインバード工業の製品の比較

 つづいて、ツインバード工業の製品です。

 同社は、ホームベーカリーに力を入れており、複数の製品がラインナップされます。


 


 2・ツインバード PY-E631W 【2斤】
  ¥6,000 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 PY-E631W は、日本のツインバード工業の製品です。同社は、昔からホームベーカリーを作っている会社で、固定ファンも多いといえる会社ですね。大量生産効果で本体価格が安いのが魅力です。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤・2斤です。ちなみに1斤は、スーパーの袋入りパンのサイズで、5-8枚のパンが取れます。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、ソフトパン・米粉パン・全粒粉パン・フランスパン風パンなどです。食パンミックスは直販していません。簡単に使いたいならば、他社のミックスを利用する必要があります。もちろん、材料から作る方が面白いですね。

 また、先オークセール社のホームベーカリーで可能なメニューに加えて、こちらは、ごはん(炊いた米の残り)パンと、グルテンフリーの米粉パンを焼く機能があります。残りご飯の有効活用がはかれて良い機能だと思います。ご飯パンの材料は、お米以外は、強力粉・スキムミルク・ドライイースト・砂糖・バターと普通のパンと同じです。

 具材入りパンは、こちらも、材料を調理中に自動投入する自動投入機が付属しないので、手で後から入れるという「一手間」が必要な機種です。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。最近はこの機能は標準装備されつつありますね。

 パン以外の調理は、ピザクラフトを作る機能もあります。お餅も4合まで対応します。ホームベーカリーは、構造的に羽根を替えれば餅つき機として使える構造のようですね。

 タイマーは、こちらも、時計機能はなく、「何時間後に完成」だけ設定するタイプです。

 以上、ツインバード工業PY-E631Wの紹介でした。価格は安価ですが、のこりのお米が使えるなど、面白い部分も多い機種です。


  

 【2017年】

 3・ツインバード PY-E635W  【1.5斤】
  ¥7,030 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 PY-E635W も、日本のツインバード工業の製品です。こちらは、先ほどの製品に比べると本体がスリムサイズです。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤です。小型化されているため、2斤は同時に作れない仕様です。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、ソフトパン・ごはんパン・全粒粉パン・フランスパン風パンと同様です。ただし、先ほどの製品で作れた、米粉パンとグルテンフリーの米粉パンを焼く機能は省略されます。

 具材入りパンは、こちらも材料を調理中に自動投入する自動投入機が付属しないですね。価格面では仕方ないでしょう。

 パンの耳の焼き目は、こちらは、「薄い」「普通」からしか選べません。焼き目の濃いパンに対応しない点は残念です。

 パン以外の調理は、先ほどと同様で、ピザクラフトを作る機能が目立ちます。お餅は、小型ですが4合まで対応します。

 タイマーは、こちらも、時計機能はなく、「何時間後に完成」だけ設定するタイプです。

 以上、ツインバード工業PY-E635Wの紹介でした。価格は先ほどの製品と同等でスリムですが、機能面で省略される部分が多いのが残念ですね。1.5斤用は他社にもライバルが多いので、それに比べると魅力に欠けるでしょう。


 

 4・ツインバード PY-E731W 【1斤】
  ¥10,395 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 PY-E731Wは、ツインバード工業の製品の上位モデルです。

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  大きな特長は、こちらには「独立モード」が搭載されていて、こね時間、発酵時間、焼き時間がマニュアル動作で自由に設定できる点です。例えば、製パンのレシピ集を見ながら、自分流のアレンジパンを作りたい場合にメリット性があります。ここまで細かい設定が自由にできる機種は他にはないので、この機種は固定ファンが多い機種です。

 作れるパンのサイズは、1斤です。焼きたてのパンを楽しむにはほどよい大きさです。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、ソフトパン・米粉パン・全粒粉パン・フランスパン風パンです。また、ごはん(炊いた米の残り)パンと、グルテンフリーの米粉パンを焼く機能もあり、バラエティにも富んでいます。

 具材入りパンは、こちらは、「熟練者仕様」と言うことで自動投入機が付属です。手間なく具入りパンを作りたい方には便利ですね。独立型を活かし、あんパン、クロワッサン、バターロール、メロンパンなどのレシピも提案されています。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。上位機だけに「抜かりはない」仕様です。

 パン以外の調理は、ピザクラフトを作る機能が目立ちます。お餅は、小型ですが4合まで対応します。

 タイマーは、この機種は搭載です。時計機能はありませんが、朝にできたてのパンを食べることができます。

 以上、ツインバード工業のY-E731Wの紹介でした。時間などのアレンジ機能が「売り」の上位機種ですね。基本上級者向けですが、市販のレシピ集を買って色々試したい方は、良い選択肢でしょう。


 

 【2017年】【1.5斤】

 5・ツインバード Take bran PY-EF34W  
  ¥11,800 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 PY-EF34W は、2017年に発売されたツインバード工業の最新の最上位モデルです。

ブランパンメーカー」という名前で、ホームベーカリーの新製品は同社では久しぶりです。

 

 低糖質ブランパンミックス PY-PM10BR3
  ¥1,730 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

  大きな特長は、自社専用のドライイースト付き低糖質ブランパンミックスを用意し、ブランパンに焦点を当てた点です。ブランとは「小麦のふすま」の部分で、低糖質(小麦の20%ほど)・低GI食品として注目を浴びています。また、食物繊維も多めです。鳥越製粉の生産している製品ですので、オーツ麦のふすまでしょう。

ただ、ブランパンは通常のパンよりクセがあり、堅めです。基本健康目的にたべるもので、パンミックスを使うことが前提になります。


 鳥越製粉 低糖質オーツブランミックス 1kg
  ¥2,219 Amazon.co.jp (7/5執筆時)

 また、鳥越製粉で直売するブランミックスは、通常のホームベーカリーでも利用できますので、あえてこの機種を選ぶこともないでしょう。

 ただ、こちらの機種も、「独立モード」が搭載されていて、こね時間、発酵時間、焼き時間がマニュアル動作で自由に設定できる機種です。この機能はツインバードオリジナルで、同社の上位機だけに搭載されます。この点で、実力は「侮れない」機種です。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤です。独立モードを搭載した機種としては大きいので、ある程度まとめて作りたい方には向きます。

 作れるパンの種類は、先ほど説明したブランパンと食パンのほか、ソフトパン・米粉パン・全粒粉パン・フランスパン風パンです。こちらも、ごはん(炊いた米の残り)パンと、グルテンフリーの米粉パンを焼く機能があります。

 具材入りパンは、こちらも、自動投入機が付属です。先ほどの機種と同じで、あんパン、クロワッサン、バターロール、メロンパンなどのレシピも提案されています。

 それ以外の点は、パンの耳の焼き目パン以外の調理、タイマーなど、先ほどの機種に準じた性能です。

 以上、ツインバード工業のPY-EF34W の紹介でした。メーカーによれば、ブランパン専門のメニューが「目玉」なのでしょう。ただ、むしろ、1.5斤まで対応できる「独立モード」搭載機として、こだわったパンが作りたい方に向く、上級機ですね

エムケーの製品の比較

 続いて、エムケー精工の製品の比較です。

 独自の商品構成で、特に上級者で愛用者の多い製品を多く発売しているメーカーです。


  

 【1斤用モデル】

 6・MK ふっくらパン屋さん HBK-101P  
  ¥13,038 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時) 

 つづいて、エムケー精工のホームベーカリーです。エムケー精工も古くからホームベーカリーを作っている会社です。やはり同社の製品には根強いファンがいます。

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 大きな特長、アレンジメニューの多彩さです。ツインバード工業のホームベーカリーと同じく、ねり・発酵・焼きの時間が調整できます。さらに、この機種は、速度や温度も設定できる仕様です。

 例えば、「中速」で練って、「低温」で発酵し、「高温」で焼くと、フランスパンのようなハードパンが美味く焼けます。なお、エムケー精工は、とくに「ねり」の力は定評があり、ふっくらと、次の日まで美味しいパンをしっかりと作ってくれます。 

 さらにこちらの機種は、天然酵母パンの対応能力が高いです。生種おこしから、焼き上げまでの自動炊きあげ機能があります。天然酵母を使ったパンは、イースト臭がせず、パン作りを趣味にする方に人気です。種から起こさないといけないので手間と時間がかかりますが、その過程を含めて楽しめる方には、最高のベーカリーです

 そのほか、イースト臭を減らしたい場合の、低温長時間発酵コースも完備します。

 作れるパンのサイズは、1斤・1.5斤になります。

 パンの種類は、食パン・ソフトパン・米粉パン・フランスパン風・塩麹パンです。また、雑穀を使うパンとして、全粒粉、ライ麦粉による製パンが可能です。その他、ごはん(炊いた米の残り)パンからの製パンにも対応します。

 パンの耳の焼き目は、「薄め」「普通」「濃い」から選べます。一方、具材入りパンは、自動投入機が付属しないので、多少面倒な機種です。(具入れブザーが鳴った際に)自分の手で投入することになります。

 パン以外の調理は、説明書をみると、うどんパスタの生地を作ることが可能ですね。餅も対応で、4合までのお餅が作れます。そのほか、変わり種な部分では、焼き芋、ヨーグルトなども作れます。

 タイマーは、この機種も付属です。

 以上、エムケー精工のホームベーカリーの紹介でした。モーターが優秀で、しっかりと練られたパンが作成できる点が人気です。また、天然酵母が気軽に扱える点も大きなメリット性です。いずれにしても、ホームベーカリーにしっかり取り組みたい方に、オススメしたい機種です。


   

 【白・1.5斤用】

 7・MK ふっくらパン屋さん HBK-152W
  ¥16,500 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

  

 【ピンク・1.5斤用】
 7・MK ふっくらパン屋さん HBK-152P
  ¥14,400 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 こちらもエムケー精工のホームベーカリーです。先ほどの機種よりも大きな食パンが焼ける1.5斤用のモデルになります。

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 機能面では、1斤モデルとほぼ同様ですが、作れる自動メニューは増加しています。例えば、パン類ならば、ドイツのシュトーレン、麺類ならば、うどんやパスタの生地に対応します。

 また、天然酵母を使う場合にも、全粒粉パン・スイートパンに対応します。

 その他の点は、1斤タイプと同じですので、詳しくは1つ上の製品説明をご参照ください。

象印の製品の比較

 続いて象印のホームベーカリーです。

 家電大手として、「パンくらぶ」というシリーズをラインナップしています。


 

 8・象印 パンくらぶ BB-HE10 【1斤】
  ¥13,376 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時) 

 BB-HE10 は、象印のホームベーカリーです。

 作れるパンのサイズは、1斤で、小型の機種ですね。

 作れるパンの種類は、食パンのほか、全粒粉パン・フランスパン風などです。また、象印の場合、ご飯入りパンも対応します。また、こちらもエムケー精工と同様に、天然酵母パンに対応しますので、上級者にもおすすめです。

 具材入りパンは、こちらも、自動投入機が付属しない機種です。ただ、レシピ集に、具材入りパンのレシピが20種類以上あり、手間を惜しまなければかなり楽しめる機種です。野菜パンが豊富で、ほうれん草パンや、南瓜パンごまおさつパンなど、色々あります。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。最近はこの機能は標準装備されつつありますね。 

 くわえて、食パンについて、「もちもと」と「ふんわり」と食感を炊き分けることができます!これは、象印のホームベーカリーの他社に対する大きな利点だと思います。炊飯器メーカーだからできる発想ですね。

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 パン以外の調理は、ジャムやケーキなどが対応可能です。いずれも十種類程度のレシピが掲載され、スイーツに強いマシンになっています。一方、珍しく、お餅が未対応の機種です。ピザクラフトを作る機能もあります。お餅も4合まで対応します。ホームベーカリーは、構造的に羽根を替えれば餅つき機として使える構造のようですね。

 タイマーは、この機種も付属です。

 以上、象印のBB-HE10の紹介でした。食パンの食感が選択できるのは面白いアイデアだと思います。ただ、具材の自動投入機がない1斤モデルとしては多少高いかなとも思います。


 

 【1斤】【2013年発売】

 9・象印 パンくらぶ BB-SS10  
  ¥16,797 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 【1斤】【2016年発売】

 10・象印 パンくらぶ BB-ST10
  ¥23,225 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 BB-SS10は、象印の上位機です。新旧両機種がありますが、2016年モデルBB-ST10からは、堅めのミミにパンを仕上げるハードコースも搭載されました。それ以外は同じです。

 作れるパンのサイズは、1斤のみになります。

 作れるパンの種類は、この機種は、「プレミアムリッチコース」という新しい自動焼きモードが付属します。神戸の地蔵屋のレシピを参考にしたもので、生クリームを使うことで口当たりを良くしたパンです。その他、イースト臭を押さえるイースト少なめコースと、3合の餅が炊ける餅コースが付属しています。

 また、このモデルでは、家庭にある薄力粉だけでパンを作れるコースが加わりました。グルテンが少ない薄力粉でもパンができるのは珍しい機能です。

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 一方、下位機種と比較すると、こちらは、側面ヒーターだけでなく、底面にもヒーターが付いています。包み込むような加熱で、パンの生地の膨らみが素早くなり、パンの耳も柔らかい仕上がりにできます。

 具材入りパンは、この機種は、具材の自動投入機が付属するモデルです。レーズンなどを、あらかじめセットしておけば自動投入してくれるので、手間の節約になります。

 また、練りや発酵などについて細かく手動で時間が設定できます。そのため、アレンジパンを作ろうと考えている人にも特に向いた機種です。ただし、MKと異なり、速度や温度の調整は不可能です。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 タイマーは、この機種は「時計機能」がつきます。そのため、他モデルのように「何時間後」という指定ではなく、「何時に」パンを完成させるのかを設定できます

 以上、象印のホームベーカリーの上位機種紹介でした自動投入機と、全面加熱という、下位機種にない新機能を搭載していることがかなり魅力です。前者は使い勝手の上で、後者は味の上で一つ上を行く要素です。下位モデルより高いですが、買って損はなさそうな機種ですね。

パナソニックの製品の比較

 続いてパナソニックの製品です。

 総合家電メーカーですが、後ほど紹介する「中麺法」という技法にこだわるホームベーカリーで人気です。


【1斤】【2017年発売】

 11・パナソニック SD-MB1-W
  ¥24,602 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

   

【1斤】【2015年発売】 

 11’・パナソニック SD-BH1001-R
  ¥9,700 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

 続いて、パナソニックホームベーカリーの紹介です。こちらは新旧両機種ありますが、機能面では、新機種と旧機種では焼けるパンの種類に変更がありました。ただ、新機種にのみ搭載されるのは「クイックスイート食パン」だけです。価格の安い旧機種を選んでよいでしょう。

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 大きな特長は、パナソニックには、食材の自動投入機のほか、イースト容器(自動投入機)が別に付属する点です。パナソニックのホームベーカリーは市場のシェアが非常に高いですが、人気の理由がここです。

 イーストの投入は、最初からパンケースに入れてお直だね法が一般的です。しかし、結構レアな方式として、製パン中にイーストを投入する、中麺法という特殊な方式があります。

 これにより、イースト臭が少なく、またよく膨らんだパンを作りやすいという効果が期待できます。パンの臭いが苦手な人には特にオススメできます。

 作れるパンのサイズは、こちらは1斤になります。

 作れるパンの種類は、食パンソフト食パン パンドミ・フランスパンなどが焼けます。

 また、ご飯パンも焼けます。またパナソニックの場合は、米粉・上新粉とオリーブオイルを利用し、小麦なし米粉パンも焼けます。

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 また、リッチ系食パンについては、スキムミルクを使った、パンドミが焼けます。こういったパンは、他機種でも焼けますが、パナソニックは味に自信があるらしくかなり力を入れて宣伝しています。

 実際、イースト臭が少なく小麦の味が強い美味しい食パンです。なお、天然酵母の生種おこしにも対応します。

 具材入りパンは、先ほどの画像にあるよう、この機種も食材の自動投入機があるため対応できます。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。

 パン以外の調理は、簡単なケーキ、生チョコ、ジャムなどが面白い部分ですが、餅は未対応ですね。

 タイマーは、計機能付きのタイマー機能が付きます。

 以上、パナソニックのSD-BH1001-R の紹介でした。イースト臭の少ない中麺法を採用する点が一番の魅力という機種です。この価格で、この技術が採用されている点は他社にはない技術上の魅力です。


  

 【1斤】【2015年発売】
 12・パナソニック SD-BM1001-G
  ¥18,605 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 SD-BM1001-G は、1つ上の機種の上位モデルです。

 作れるパンの種類は、下位機種よりも増えています。チーズなどを形を残したまま混ぜ込める「粗混ぜ機能」が搭載されるためです。

 パン以外の調理は、こちらの場合は、下位機種にはない特別な羽根が付属しており、餅やうどんを作れるコースが付属します。餅は3合まで対応です。

 それ以外の点では差はありません。なお、パナソニックのホームベーカリーは、マニュアル操作にはさほど対応しておらず、こちらも生地こねなどの行程の時間調節は不可能です。基本、自動メニューに沿った作り方をする方に選ばれているメーカーです。


    

 【1斤タイプ】【2017年発売】

 13・パナソニック SD-MT1-T
  ¥39,200 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 【1斤タイプ】【2015年発売】

 14・パナソニック SD-BMT1001-T
  ¥22,500 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 【2斤タイプ】【2015年発売】

 15・パナソニック SD-BMT2000-W
  ¥21,434 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 これら2機はパナソニックの上位機シリーズになります。なお、こちらも、2017年新モデルが11月に登場しますが、クイックスイート食パンなどマイナーなパンメニューが増えただけですので、基本的に価格が大幅に値下がりした旧モデルがお得です。

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 大きな特長は、インバーターモーターが搭載される点です。下位機種と異なり「ねり」の工程で回転数が自動で最適に調整されるため、「ふっくら」・「もちもち」など食感を調整できるようになります。  

  作れるパンのサイズは、1斤と2斤です。なお、2斤モデルは、2斤か1.5斤です。1斤だけは焼けないので注意が必要です。

 こちらは、通常の食パンだけでなく、白パン風食パン雑穀パン天然酵母食パンなどについても食感調整が可能です。

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 パンの種類も、機械を止めての成形作業なしでマーブルパンができるなど、メニュー数も増加しています。これも、インバーターモーターを採用した恩恵ですね。こちらも粗混ぜ機能も搭載されるために、チーズパンやベーコンパンなど柔らかい具材のパンにも対応します。

 パン以外の調理も下位機種と同じく可能です。特に、2斤モデルは、餅が一升(角餅40個)まで「つく」ことができます。かがみもちなどもできるため、お正月にも活躍してくれます。

 以上、パナソニックの上位機の紹介でした。「パンの食感」という観点は新しく魅力的に感じます。普段の普通の食パンに「味の差」を付けられる点は、「飽きない炊パンが可能」という点で、パン食派には良いでしょう。


  

 【1斤タイプ】【2017年発売】【黒】

 16・パナソニック SD-MDX100-W【白】
 16・パナソニック SD-MDX100-K 【黒】
  ¥48,4800 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 SD-MDX100は、2017年に新登場となるパナソニックの最上位機です。

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 大きな特長は、マニュアル操作の強化です。エムケー精工のホームベーカリーのように、「練り」「発酵」「焼成」について各行程で4段階でレベル調整(速度・発酵度・焼き加減の調整が可能です。また、時間設定も自由にできます。これらは、パン作りの途中でも変更できるため、生地の練り具合などを見ての調整ができます。

 また、「焼くのはオーブン」という方のために、食パンのほか、ハード系パン生地・リッチ系パン生地・天然酵母パン生地などの自動プログラムも加わっています。

 これ以外の点は、下位機種とほぼ同じ仕様です。

 以上、SD-MDX100の紹介でした。かなり本格的にパン作りに取り組みたい人向けの機種です。中麺法を試して見たかったが、マニュアル操作が弱くて導入できなかった中・上級者向けでしょう。一方、入門用としてはオーバースペックですね。

タイガーの製品の比較

 最後に、タイガーです。

 近年では最もホームベーカリーに力を入れているメーカーです。他メーカーにない特長で差を付けています。


 

【1斤】

 17・TIGER やきたて KBY-A100-W  
  ¥25,480 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

 KBY-A100-W は、タイガーのホームベーカリーです。

 作れるパンのサイズは、この機種も1斤です。食べたいときに焼くという機種ですね。

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 パンの種類は、多様です。面白いのは、山型食パンのほか、角食パンも焼ける点です。山型食パンに比べると気泡が入りにくいので、しっとりとした味わいの食パンができます。形状的にサンドイッチにも向きますね。

 その他、熟成食パン・ブリオッシュ風・リッチ食パン・全粒粉パン・フランスパン・ライ麦パン・リッチ食パンなど全部で27種類のメニューがあります。象印同様、生クリーム系の味の濃いレシピもあります。

 一方、ご飯食パンにも対応する機種ですが、天然酵母パンには未対応です。これは、タイガーの旧機種からの大きな変更点です。

 具材入りパンは、食材の自動投入機も付属し、やはり高級機としてのトレンドを押さえます。また、タイガーもパナソニックと同じ中麺法を採用しており、イースト自動投入機も付属します。イースト臭が少なく、よく膨らんだパンを作りやすいという効果が期待できます。

 パンの耳の焼き目は、「薄い」「普通」「濃い」から選ぶことが可能です。特に釜に施された「耐熱褐色コート」は、耳を「カリッと」仕上げることを可能にしています。

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 一方、こちらの機種の最大の特長は、IH式ヒーターをダブルで搭載することです。

 IHヒーターは、炊飯器でお馴染みの技術です。通常のホームベーカリーは、加熱に電熱性を使う方式です。それに比べてIH方式は、温度のムラが少ないという利点があります。つまり、焼きムラの防止に効果的ということです。

 IH方式は、温度管理もしっかりできるので、味・食感・パンの膨らみにおいても高い能力を発揮します。さらに、トリプル室温センサーと冷却ファンを搭載し、イーストの過発酵を抑え、きめの細かい、肌触りの良い焼き上げを実現しています。この方式を、タイガーでは「温感仕込み」と呼んでいます。

 いずれの機能も、タイガー独自の手法で、従来機にない斬新な発想だと思います。味の面では、「外はかりっと、中はふわっと」した、独特の食感のパンができるでしょう。

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 このほか、「こね上げ」の行程において、モーターによる生地の温度上昇を防ぐため、DCモーターを採用するのも特色です。

 パン以外の調理は、うどんやパスタ生地のほか、にも対応します。ケーキ・ジャム・甘酒などのスイーツも若干ありますね。クックブック(説明書)も視覚的で分かりやすいものでした。

 タイマーは、象印の上位機種と同じように、時計つきです。

 以上、タイガーのホームベーカリーの紹介でした。IHヒーター採用というハッキリとした「違い」を持っている機種です。また、作れるパンの種類の面でも「角パン」が作れるという独自性もあります。

 生種おこしに対応しない点は、天然酵母ファンにはイマイチかもしれませんが、最近は、乾燥タイプの天然酵母もあるため、明確な欠点ともいえなそうです。いずれにしても、従来のホームベーカリーユーザーで、今までとは異なる味を楽しみたいと思っている方にも良いでしょう。


 

【1斤】

 18・TIGER やきたて KBD-X100-WF  
  ¥35,900 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

 KBX-X100-WF も、タイガー社の製品で、1つ上で紹介した機種の上位機種です。こちらはタイガーの「高級家電」シリーズのGrandXブランドとしても売られている製品です。 

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 下位機種との相違点は、作れるパンの種類の点で、こちらは、米粉100%のグルテンフリー食パンに対応します。そのほか、下位機種では不可能だった生種おこしができるため、ホシノの天然酵母に対応できます。

 機能面での相違はその点だけです。魅力はやはり、天然酵母に対応する点ですね。不要ならば下位機種で良いでしょう。

今回の結論
2017年のおすすめホームベーカリーはこれ!

 というわけで、今回はホームベーカリーについて全18機種を紹介しました。

 最後に、いつものように、予算別、購入目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案しておきます。


 第1に、1万円台で購入できる基本性能がよい初心者向きの機種を選ぶとするならば、

   

【1斤】【2015年発売】 

 11’・パナソニック SD-BH1001-R
  ¥9,700 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

  総合評価    ★★★★★★ 

 パナソニックのこちらのホームベーカリーでしょう。新機種が登場するため、価格はかなりお買得です。

 その上で、イーストと具材の中間投入が可能な機種という、「他メーカーにはない」独自性もあります。中麺法は、味の面で失敗が少ない方式なので、初心者には特に向くでしょう。

 細かいマニュアル設定こそ非対応ですが、レシピはかなり豊富なので飽きずに使えます。

 

 パナソニック 食パンミックス
  ¥964 Amazon.co.jp (7/5執筆時) 

 また、パナソニックは純正の食パンミックスの種類が豊富で、フランスパンミックス、プレミアム食パンミックスなど相当数のラインナップがあります。

 この点で、「初心者が慣れるまで習熟するのにもってこい」です。最も売れているメーカーだけあって、サードパーティのミックスも、パナソニックを前提に説明が書いてあることもあるほどです。

 パンミックスを使うにしても、具材の自動投入ケースを使えば、「プチアレンジパン」は簡単にできます。もちろん、習熟したら、強力粉などの材料で作り始めれば良いと思います。

ーーー

    

 【1斤タイプ】【2015年発売】

 14・パナソニック SD-BMT1001-T
  ¥22,500 Amazon.co.jp
  (7/5執筆時)

 ただし、頻繁にパン食をされる方で、普段の食パンの食感を柔軟に変えたい方は、こちらの上位機種が良いでしょう。

 「ふっくら系」など食感の違いを楽しめるため、飽きずに長く使えるでしょう。こちらも、新機種の登場で価格が非常に値下がりしており、安いです。


 第2に、既存のホームベーカリーとひと味異なるランクの高いパンを焼きたい方には、

 

【1斤】

 17・TIGER やきたて KBY-A100-W  
  ¥25,480 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

 総合評価    ★★★★★★★

 タイガーのKBY-A100-W でしょう。IHWヒーターの採用温度制御のためのファンとセンサーの搭載熱の入らないDCモーターという他機種にない優れた特長がありますので。加えて、パナソニック同様に、イーストと具材の中間投入も可能です。

 特にIHヒーターの採用は、ここ10年ほどで最も大きなホームベーカリーの構造変化だと思います。美味しいパン焼きは、大火力が出せる点が重要です。その点で、オーブンで焼くのパン屋さんのパンに味が近づいたといえます。「外はかりっと、中はふわっと」した、窯で焼いたような食パンが焼けるでしょう。

 生地こねなどの行程の時間調節が可能ですので、上級者でも十分満足して使えると思います。また、すでにホームベーカリーを使っていて「もっと良い機種を探している」という方には、オリジナル機能が多彩のこちらがおすすめです。

ーーー

 

【1斤】

 18・TIGER やきたて KBD-X100-WF  
  ¥35,900 Amazon.co.jp  (7/5執筆時) 

 ただし、天然酵母ファンは、この機種ではなく、タイガーの上位機のほうが良いでしょう。


 第3に、低価格で基本性能がよい機種を選ぶとするならば、

 


 2・ツインバード PY-E631W 【2斤】
  ¥6,000 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 総合評価    ★★★★★ 

 オークセール社の商品と迷いましたが、ツインバード工業のをオススメします。圧倒的に価格が安いですが、性能の上で欠落のないバランスの取れた良い製品です。アレンジしない普通の食パンを訳文には、1万円台前半の機種と引けを取らないと思います。


 第5に、上級者で、練りやコネの行程を自由に替えられる機種を探している方は、

   

 【白・1.5斤用】

 7・MK ふっくらパン屋さん HBK-152W
  ¥16,500 Amazon.co.jp  (7/5執筆時)

  

 【ピンク・1.5斤用】
 7・MK ふっくらパン屋さん HBK-152P
  ¥14,400 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 総合評価    ★★★★★ 

 エムケー精工のホームベーカリーが良いでしょう。ねり・発酵・焼きの時間が調整だけではなく、速度や温度も設定できるのは、ホームベーカリー多しといえどもこのメーカーだけです。

ーーーー

 というわけで、今回は、ホームベーカリーの話でした。

 なお、ホームベーカリーでもライスブレッドクッカーでも、パンを作るにあたって最低限必要な機材があります。

 

 TANITA デジタルクッキングスケール
  ¥2,161 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 第1に、デジタルクッキングスケールは必須です。 0.1g単位まで測れる製菓用のモデルが良いです。パン作りは分量が重要ですから。

 貝印 パン切りナイフ&ガイドセット
  ¥1,500 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 第2に、パン切りナイフとガイドです。これらは「絶対必要なもの」ではなくて、「あれば便利なもの」とパナソニックが説明しているものです。ただ、焼きたてあつあつのパンを切る場合は、電動カッターを使った方が絶対に良いです。詳しくは【こちら】の記事をご参考に。

ーーーー

 また、本体を買われると同時にすぐにパンを作りたい方

 

  昭和 パンミックス 290g×15個
  ¥2,244 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)
 
パイオニア ドライイースト徳用 3g×30個
  ¥918 Amazon.co.jp
(7/5執筆時)

 パンミックスドライーストさえあれば、パンができます。

 しかし、「ブランド小麦」や「天然酵母」などもうすこし材料にこだわりたい方もいるでしょう。

 また、ダイエットに向いたミックス粉に興味のある方などは、ホームベーカリーに必要な材料を上記3番の記事【こちら】でまとめました。Amazonから手に入る材料で書いてあります。Panasonic専用のミックス粉なども紹介しているので、よろしければご覧ください。

 また、焼きたてのパンを切る方法については、4番の記事も参考になるかもしれません。こちらも、よろしくお願いします。

 というわけで、今回は、ホームベーカリーを紹介しました。皆さんのお役にたてたならば、幸いです。

posted by Atlas at 16:10 | Comment(0) | 調理家電

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