比較2019’【レンズが明るい】高画質デジカメ32機のおすすめ:高級レンズ搭載機 (1) ・画質最強の高級コンデジ

2019年07月01日

比較2019’【レンズが明るい】高画質デジカメ32機のおすすめ:高級レンズ搭載機 (1) ・画質最強の高級コンデジ

【今回レビューする内容】2019年 レンズが明るい!最強デジタルカメラの性能とおすすめ・選び方:名機といえるコンデジ・撮像素子・F値・ぼけ味最強の高級コンデジ名機はどれ?性能の違いと人気ランキング:キヤノン・リコー・パナソニック・ソニー・富士フイルム

【評価する製品型番】CANON PowerShot PSG9X MARKII PSG7X MarkII G5X PSG5X G1 X Mark III G3 X Panasonic LUMIX DC-LX100M2 DMC-LX9 SONY Cyber-shot RX100 RX100M2 DSC-RX100M3 DSC-RX100M4 DSC-RX1R DSC-RX100M5A DSC-RX100M5 DSC-RX100M6 DSC-RX10M3 DSC-RX10M4 DC-TX2 DMC-FZ300 DC-FZ1000M2 RICOH GR3 GRV X100F-B

今回のお題
レンズが明るい!高性能デジタルカメラのおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2019年7月現在、最新のデジカメ(コンデジ)の比較です。

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 明るいレンズ大きなセンサーを搭載した、高性能なコンデジを紹介します。

 ライフスタイル系の雑誌で「最強デジカメ」として特集されるジャンルのカメラです。

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1・画質の良さ    ★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★☆
3・フォーカスと連写 ★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★
6・軽量性      ★★★☆☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を一機ずつ丁寧に比較していきます。

 その上で、最後の結論編では、上表のようなポイントから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

 長い記事ですが、最後までよろしくお願いします。

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1・1万円前後の入門デジカメの比較
2・3万円前後の人気デジカメの比較
3・5万円以上の高級デジカメの比較
4・超高倍率ズームのデジカメの比較
5・水や砂に強い高耐久デジカメの比較
6・自分撮影ができるデジカメの比較

7・単焦点レンズのデジカメの比較
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】

 なお、今回の記事は「モノマニア」のデジカメ特集の3回目の記事として書きました。

1・高画質デジカメの選び方の基本!

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 はじめに、今回の記事における「高画質」という表現について、簡単に説明しておきます。

 「最強デジカメ」などの雑誌特集では、撮影テストを含め、諸要素を複合的に判断しています。

 しかし、このブログ記事では、次の2点を「高画質デジカメ」と判断する主な材料としています。

1・撮像素子のサイズが大きなカメラ

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 第1に、撮像素子の大きさです。

 撮像素子とは、レンズの光を電気信号に変える部品です。

 このパーツが、大きいほど、光が多く集められるため、色彩豊かな写真が撮影できます。カメラで最も重要なパーツです。

 この部分が悪いと、いくら画素数が高くても高画質を得られません

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 一眼レフカメラやミラーレス一眼は、上図にあるように、マイクロフォーサーズAPS-Cという大きなサイズの撮像素子を搭載しています。

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 コンデジと「画素数が同じでも、より綺麗に撮影できる」理由はここにあります。

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 「高画質なコンデジ」の場合、1型以上の撮像素子を搭載するのが基本です。

 最大では、一眼レフと同じAPS-Cを採用する高級デジカメもあります。とはいえ、1型でも、「普通のコンデジ」に多く採用される1/2.3型よりもだいぶ大きく画質も良いです。

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 今回の記事では、「少なくとも1型以上」を「高画質デジカメ」の最低限の基準として、比較するカメラを選びます。

2・レンズの明るいカメラ

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 第2に、レンズの明るさを評価基準とします。

 デジカメの場合、F値が、カメラの明るさを表す数値です。

 簡単に言えば、F値の数値が小さいほど、レンズが明るくて高性能になります。

 例えば、F3.5と、F1.8のカメラを比べると、F1.8のカメラの方が明るく高性能なカメラです。

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  明るいレンズは、夜間撮影や、室内撮影にとりわけ強く画質が良いです。とくに、背景にボケ味を出すのが得意です。

 高画質カメラを狙う方は重要視して良い部分です。そこで、今回の記事では、F値(広角側)が「少なくともF2.9以下」カメラを「高画質デジカメ」として比較しました。

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 なお、レンズは、ズーム倍率が高い機種ほど、レンズが暗くなるのが基本です。

 なぜなら、ズーム力を高めるためには、多くの枚数のレンズを搭載する必要があり、光が通りにくくなるからです。

 例えば、30倍ズームを搭載する高倍率コンデジは、基本的にレンズ(F値)は暗めです。そのため、「高画質デジカメ」は、「ズーム倍率」が控えめな機種に多いです。

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 一方、世の中には、「大きな撮像素子」「高倍率ズーム」「F値の明るいレンズ」という、誰もが欲しい要素を兼ね備える「夢のコンデジ」もあることはあります。

 しかし、この場合、大きなレンズ・大きな撮像素子を搭載する必要があるため、カメラのサイズと重さが相当大きくなり、コンデジとしての利便性が削がれます。

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 以上、カメラを選ぶ上で重要なポイントを2点紹介しました。

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 結論的にいえば、レンズの明るさ」・「ズーム倍率」・「本体の重さ」の3点のバランスが良い機種こそ、Atlasは「高画質機」だと考えています。

 そうした機種こそ「名機」と言えるでしょう。

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1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)

 というわけでここからは、具体的な製品の比較にはいります。

 ただ、紹介するべき機種が相当数あるため、カテゴリーを3つに分けています。

 そのため、10倍を超える高倍率ズーム機や、1倍の単焦点モデルを「限定」でお探しの方は、上記のリンクからお読み頂いても構いません。

 お時間のある方は、今回の記事からご覧ください。

2・キヤノンの低倍率ズームコンデジ

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 最初に、光学ズームが3-10倍程度までの標準ズーム搭載機種を紹介します。

 ズームは弱めですが、その分撮像素子とレンズは良いものを搭載し、かつ、軽量なモデルが多いのが特長です。 

 はじめに、キヤノンのデジカメから紹介していきます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字系で、イマイチと思うポイントを青字系で記していきます。


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 【2017年】

 1・CANON PowerShot PSG9X MARKII
  ¥41,364 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :28mm〜84mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 3.5段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:約8.1枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:182グラム(電池込み206g)

 PSG9X MARKIIは、キヤノン最新機種の軽量高級機です。

 キヤノンのPowerShotシリーズに属する製品です。

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 本体の重さは、電池込みで206グラムです。レンズが明るい」コンデジの中では軽量コンパクトです。

 軽量化を重視する機種なので、ファインダーやサブダイヤルなどは省略されますが、気軽に持ち運べる点は替えがたい魅力です。

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 ズーム倍率は、光学3倍ズームです。

 焦点距離は28mmからですので、広い範囲を撮るのはやや苦手です。逆に、3倍ズームの望遠側は84mmなのでわりと大きく撮れます

 いずれにしても、ズームよりも、画質と本体の軽量化に力をいれた機種ですので、ここは我慢するべき部分です。

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 撮像素子は、1.0型です。

 一眼レフなどに採用されるAPS-C型よりは小さいです。しかし「高級デジカメ」としての平均値はクリアし、「普通のデジカメ」が使う1/2.3型より2倍以上大きな素子です。

 また、「高感度タイプ」の撮像素子なので、夜間や室内など条件の悪い場所の撮影も得意です。

 この点で、この機種は、多くの光を取り込むことができるため、芸術的なボケ味を出した写真がより撮影しやすい機種といえます。

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 レンズの明るさは、広角側でF2.0と明るいレンズです。

 望遠側だとF4.9 となりますが、本体のコンパクト性を考えるとたいへん優秀でしょう。

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 手ぶれ補正は、2軸の光学式手ぶれ補整を利用します。

 ただ、キヤノンの場合、ジャイロセンサーから2軸(角度ブレ)補整を行うと同時に、撮像素子からも画像ブレ情報を取得できるデュアルセンシングISです。

 手ぶれだけでなく、ゆっくりとした体揺れも検知できるため、一般的な光学式手ぶれ補整より強力です。

 3倍ズーム機としてシャッター速度3.5段分ですから、十分な数字です。どのカメラもそうですが、ズーム時は手ぶれしやすいので、この点は安心でしょう。

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 オートフォーカスは、コントラストAFで、測距点は31点です。合焦速度は、広角側で0.14秒です。

 飛び抜けて優秀ではないですが、このグレードの機種としては健闘しています。

 この部分は、特に設定をせずに、動く被写体をオートで撮る方には(極めて)重要ですが、この部分も優秀です。

 連写速度は、8.1コマ/秒です。Jpegで38枚までこの速度で撮影できます。Rawでも21枚まで対応です。

 より優秀な機種はありますが、高解像度機としては、問題ないスペックでしょう。

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 結論的にいえば、オートフォーカス連写速度という「2つの要素」は、ペットや子どもなど、動く被写体の撮影の際に重要です。

 その点で言えば、この機種は、軽量機としては水準が高いため、安心して使えるでしょう。

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 液晶モニターは、液晶画面は3.0型約104万ドットです。

 ファインダーは、付属しません

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 動画撮影機能も、4K動画は非対応で、最大で、フルHD画質(60フレーム秒)です。

 ただし、動画については専用の「5軸手ぶれ補正」が付きます。

 ビデオ撮影は、写真撮影と異なり、常に画像を撮り続けるため専用の手ぶれ補正が必要です。5方向の手ぶれに対応するこの機種はその点で性能が高いです。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能のほか、Bluetoothが搭載です。

 また、キヤノンの場合、BluetoothLEという低消費電力版なので、カメラの電源がオフの状態でも、スマホアプリから画像を読み出し、選択した写真を送信することが可能です。

 なお、Bluetoothは回線が細いので、転送操作する際だけWi-Fiに切り替わります。iPhoneのAirdpopのような仕組みです。

 そのほか、GPS内蔵スマホならば、位置情報をBluetooth経由で自動的に写真に付与できるため、ジオタグ対応のアルバムで整理している方などは便利でしょう。

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 以上、PowerShot G9Xの紹介でした。

 ズーム倍率は標準的です。しかし、とても軽量です。大きな撮影素子を搭載し、F値も明るいレンズを採用します。利便性の面でもBluetooth Smart対応ですし、価格にに見合った性能を期待して良い機種です。


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 【2016】 

 2・CANON PowerShot PSG7X MarkII
  ¥56,694
Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:約6.5枚/秒
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
動画:4K非対応
重さ:294グラム(電池込319グラム)

 Power Shot G7X MarkIIは、PowerShot G9Xの1つ上位のモデルです。

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 本体の重さは、電池込みで319グラムです。

 下位機種より重いのは、可動式のチルト式液晶を採用するからです。

 アングルを変えたり「自分撮影」などができ便利ですが、このようなギミックを搭載する機種は、本体が少し重くなります。

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 ズーム倍率は、光学4.2倍ズームです。

 焦点距離を考えると、広角側も望遠側も数値が伸びています。さほど高倍率機ではないとはいえ、使い勝手は下位機種よりよさそうです。

 とくに、広角側(1倍ズーム側)が広く撮れるので、より、風景などの撮影向きでしょう。旅行に良さそうです。

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 撮像素子は、1.0型です。この部分では下位機種と同じです。

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 レンズの明るさも、広角側でF1.8、望遠側でもF2.8と相当明るいです。

 レンズ設計と、とくに反射を防ぐコーティングの工夫で、光の透過率を高め、この性能を出せています。パワーショットシリーズ「らしい」性能です。美しい「背景のボケ味」も出しやすいでしょう。

 手ぶれ補正も、下位機種同様にデュアルセンシングISを搭載します。

 ただ、精度は下位機種を上回り、4段分の補整です。

 オートフォーカスは、下位機種と同様のコントラスト式AFです。

 測距点は、この方式の場合、多い方が基本的に優秀ですが、最大31点で合わせることができます(31点AF)。

 連写速度も、8コマ/秒と十分なスペックで、30枚までの高速連写に対応します。

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 液晶モニターは、チルト式液晶です。

 さらに、タッチパネルも採用されている点で、上級です。ピント合わせがより直感的にできます。

 ファインダーは、こちらも付属しません

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 動画撮影機能は、4Kは非対応で、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)までです。下位機種同様に、動画専用の「5軸手ぶれ補正」も付属です。

 ネットワーク機能は、一方、Wi-Fiのみとなり、Bluetoothは不採用です。これは、下位機種のほうが発売が新しかったためです。利便性において、とても残念な部分です。

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 以上、 Power Shot G7X MarkIIの紹介でした。

 PowerShot G9Xに比べて性能の良いレンズを搭載し、手ぶれ補正機能なども強力になった機種です。

 ただ、高性能レンズや可動式モニターを採用した結果、重さは319グラムと100グラム以上重くなっています。この点で言えば、チルト式液晶が不要ならば、下位機種で良いと思います。


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 【2015】

 3・CANON PowerShot G5X PSG5X
  ¥59,700 Amazon.co.jp (7/1執筆時)
 

撮像素子1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2020万画素
光学ズーム: 4.2倍
焦点距離 :24mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸 3段)
ファインダー:有機EL(約236万)
AF:31点(コントラスト)
連写:約6.5枚/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:355グラム(電池込377g)

 PowerShot G5 Xは、PowerShot G7X Mark2上位モデルです。

 ただし、発売時期はこちらが古いため、全ての側面で「上位機」と言えない部分があります。

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 本体の重さは、電池込みで377グラムです。

 下位機種よりさらに重いですが、こちらについては、ファインダーとバリアングル液晶が付属するため、仕方ない部分です。

 とはいえ、デジカメは、500g以下なら、ポケットに入れることはできないものの、バッグに入れたり、ネックストラップで持ち運ぶならば、全く問題ないです。

 ズーム倍率は、光学4.2倍ズーム撮像素子は、1.0型レンズの明るさは、広角側F1.8です。つまり、画質に関わるこれらの3要素は、下位機種と同じ構成です。

 手ぶれ補正は、しかし、発売が古いためデュアルセンシングISを搭載しません。

 また、エンジンが旧式のため、補整力は3段分の補整です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式で、測距点が31点です。こちらは下位機種と同じです。

 連写速度は、しかしながら5.8コマ/秒までと、この点でも発売時期が影響を与えています。

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 液晶モニターは、バリアングルな可動式液晶モニターです。

 ただし、180度逆に向けることはできない仕様ですから、「自分撮影」には対応しません。また、タッチパネルでもありません。

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 ファインダーは、搭載されます。

 約236万ドットの有機ELを採用した電子式ファインダーで、EVFとしては抜群の鮮明さです。

 光学式ではないので、実像ではないいわば「ビデオ」ですが、実用性は高いです。

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 動画撮影機能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)、ネットワーク機能は、こちらの機もWi-Fi機能のみと下位機種と同じ水準です。

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 以上、PowerShot G5Xの紹介でした。

 ファインダーとバリアングル液晶モニターという下位機種にない2つの機能は魅力的です。

 ただ、明るいレンズを積んだことなどにより、377グラムと重さが増しているので、この2つの機能が不要ならば下位機種が良いでしょう。

 また、発売が2015年ということもあり、ネットワーク機能や画像エンジンも旧式なので、全体として言えば「新型への更新が待たれる」機種です。


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 【2017年11月】

 5・CANON Power Shot G1 X Mark III
  ¥96,526 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:APS-Cサイズ
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.6
画素数:2420万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :24mm〜172mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 4段)
ファインダ:有機EL(236万)
AF:49点(像面位相差)
連写:約9枚/秒
動画: 4K非対応
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(104万)
重さ:399グラム(バッテリーなし375g)

 PowerShot G1 Mark 3は、キヤノンのコンデジでは最も高級な機種です。

 約3年ぶりの新機種です。

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 本体の重さは、399gです。低倍率ズーム機では軽いとは言えないものの、常識的な重さの範疇で、持ち運びやすくなもあります。

 実際、この重さで、内蔵ファインダーとバリアングル液晶搭載なので、相当優れた機種です。

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 光学ズームは、こちらは3倍です。

 下位機種と比べてやや低いですが、画質を最優先した設計であるため仕方ないでしょう。

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 撮像素子は、1.5型よりさらに大きなAPS-Cサイズの大型の撮像素子です。

 ズーム付きのコンデジでは、おそらく日本初搭載ではないでしょうか。

 最も重要な部分で妥協がない点はかなり好感が持てます。キヤノンは、解像感が高くなるローパスレスではないですが、この部分は、メーカーの「こだわり」となります。

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 レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム側)で、F値2.8です。

 十分な明るさですが、旧機種よりはスペックダウンです。撮像素子のサイズと本体の重さを優先したためでしょう。

 手ぶれ補正は、4段分です。

 CMOSセンサーからも補整データを得られる最新テクノロジーのデュアルセンシングISを採用します。

 そのため、現行水準の高級デジカメとしては「最優秀」の部類です。 201702051651.jpg

 オートフォーカスは、この機種の最大の見所です。

 なぜなら、一般的なデジカメで見られるコントラスト式ではなく、ミラーレスなどの一眼で採用される位相差AFを採用するからです。

 それも、キヤノン独自のデュアルピクセルCMOSAFです。

 この場合、位相差AFだけで高速に合焦できるため、合焦するまで「行ったり来たり」がほぼなくなっています。結果、画面の80%の領域で位相差AFが働くからです。0.09秒という合焦速度は「見事」でしょう。

 測距点は、追尾AF時で49点です。

 連写速度も、9/コマ秒と速いです。

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 液晶モニターは、バリアングル液晶で自由に回転できます。。

 ファインダーは、電子式ファインダーが内蔵されます。約236万ドットと下位機種と同品質のもので、品質は高いです。

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 動画性能は、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)となります。4K動画は対応しませんが、動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載し、画質は期待できます。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能Bluetooth LE対応です。

 スマホの電池を犠牲にせず、Bluetoothでの常時接続も可能です。Bluetoothと1度ペアリングすれば、アプリを起動するだけで、カメラの電源を入れずに操作ができます。

 スマホのA-GPS情報も自動取得できます。

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 以上、PSG1X MARKIIIの紹介でした。

 パワーショットシリーズからは、久しぶりの「最高級機」の最新機種です。「軽量化」「APS-Cサイズの撮像素子」「Bluetooth LE」「4段階の手ぶれ補正」「デュアルピクセルCMOSAF」の採用と、非常に素晴らしい「進化」を遂げたと思います。

 低倍率ズームの高画質機では、現在のところ「総合的に画質が最も期待できる」製品と言えます。それでいて軽量ですし、価格に十分に見合った性能と言えます。

3・パナソニックの低倍率ズームコンデジ

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 続いて、パナソニックの低倍率ズームの高級コンデジの比較です。


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 【2018年】

 6・パナソニック LUMIX DC-LX100M2
  ¥94,293 Amazon.co.jp(7/1執筆時)

撮像素子:3/4型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.7
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2166万画素
光学ズーム: 3.1倍
焦点距離 :24mm〜75mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約276万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:約11枚/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約124万)
重さ:350グラム(電池込392g)

  LUMIX DMC-LX1は、パナソニックの高級コンデジです。

 同社は従来的に10倍ズーム以上に力を入れていましたが、この機種は、ズーム力よりも画質を最重要視する構成です。

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 本体の重さは、392グラムです。

 チルト式液晶を搭載しない機種としては、さほど突き詰めて軽量化はしていません。

 それよりも、コントロールリングやスイッチを重質させ、ハイアマチュア向け仕様にすることに力点を置きます。

 ズーム倍率は、3.1倍です。

 とりあえず、というレベルです。

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 撮像素子は、一方、フォーサーズ(3/4)を採用します。

 パナソニックが昔から力を入れてきたサイズで、ミラーレスなどにも使われるもので、ソニーなど他社の上位機で採用する1型素子より大きく、光をより取り込めます。

 ただし、キヤノンのPower Shot G1 X Mark IIIは、だいたい同じ本体重量でAPS-Cを搭載していることから、メーカー横断的に言えば、「2番目に良い」水準です。

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 レンズの明るさは、しかし、この機種は広角側(1倍ズーム側)でF値1.7です。

 ソニーを超えて広角側が明るいレンズを採用します。

 APS-Cを採用するキヤノンはF2.8でした。

 そのため、レンズと撮像素子の「合わせ技」で考える場合、負けていない機種と言えます。レンズはドイツのライカのものを採用します。

 ある程度の重量感があるのはこのためで、大口径のレンズを搭載するからです。

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 ズーム側(3倍)もF値2.8ですから、相当解像感やボケ味が出しやすいカメラでしょう。

 もちろん、、条件の悪い撮影環境にも強い機種です。

 こちらも、画像エンジンを使った回折補正を行い、風景画の輪郭を向上させる技術を搭載します。

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 画質面での特徴は、「ローパスレス」を採用している点が挙げられます。

 ローパスとは、写真のモアレ(=しま模様)を防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかすため技術です。基本的にどのデジカメでも採用されますが、写真全体がボケるという難点がありました。

 「ローパスレス」は、この機構なしに処理できるので、風景写真などの解像感(クッキリ度)が増します。

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 そのほか、優れた画像エンジンを利用した3次元色コントロール広帯域輪郭強調処理など、ソフト面の事後処理は(テレビメーカーとして)パナソニックが優れる部分です。

 手ぶれ補正は、一般的な光学式補整です。段数は非公開ながら、3-3.5段ほどの補整力でしょう。

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 オートフォーカスは、空間認識AF式で、測距点は49点です。

 空間認識AFとは、デジカメで使われるコントラストAFを独自に進化させ、一眼レフの位相差AFに迫る合焦速度を狙うという、パナソニックの独自技術です。

 ハイブリッド式よりもエンジンへの負担が少ないため効率が良い仕組みです。

 合焦速度0.1秒は、ハイブリッド式のソニーには及ばない(0.05秒)ものの、十分な高速性です。

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 連写速度は、11コマ/秒です。

 決して遅くはないですが、Panasonicの場合、さらに「4Kフォト」モードを搭載し「30コマ/秒」で、長時間撮影が可能です。

 こちらは、要するに、「4K動画」を「切り出して」写真にしているので、画素数的に約850万画素程度に劣化します。ただ、決定的瞬間を逃せない場合、割と実用性はあるでしょう。

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 また、この機能を「応用」して、複数の写真から、フォーカスポイントを「後から」選べるフォーカスセレクトなど、他社にない独自の機能も見られます。

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 ファインダーは、搭載されます。

 液晶モニターは、タッチパネル式液晶です。

 ただし、アングルを変えられるチルトには未対応です。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi機能Bluetooth LEに両方対応します。

 Bluetoothは、消費電力が少ないBluetooth LEです。スマホからA-GPSの取得もできます。

 キャノン同様に、パナソニックの場合は、画像転送は、BluetoothからWi-Fiに自動切り替えて高速転送できます。

 Bluetooth経由で、GPS内蔵スマホのA-GPS位置情報の取得も可能です。

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 動画性能については、4K動画は30フレームで撮れます。

 ただし、パナソニックは、動画専用の5軸手ぶれ補正を搭載しません

 なお、他機で搭載はあるのですが、4Kの場合、いずれにしても手ぶれは使えないので、この機種はむしろ「搭載しない方向」に割り切ったと思えます。

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 以上、パナソニックDC-LX100M2の紹介でした。

 低倍率ズーム機の「超高級製品」としては、間違いなく、キヤノンのPower Shot G1 X Mark IIIのライバルです。

 今回の記事で重要視している「撮像素子」のサイズではキヤノンが、「レンズの明るさ」では、パナソニックが勝ちます。

 どちらを選ぶかは難しいです。屋外でBluetoothを用いて転送、アップロードする場合のアプリの使い勝手は、パナソニックが良いです。

 また、ズーム撮影が多い場合、ズーム側(3倍)もF値2.8です。画角を合わせる際にズームを多用する場合は、パナソニックのほうが良さそうです。

 逆に、広角での風景などの撮影も、ローパスフィルターレスである部分が活きそうで、「旅行用カメラ」としての使い勝手は、Power Shot G1 X Mark IIIを上回りそうです。

 なお、最終的な「オススメ機種」については、全てのカメラを紹介した後、改めて考えたいと思います。

ーーー

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 【2016】

 7・パナソニック LUMIX DMC-LX9
  ¥68,202 Amazon.co.jp(7/1執筆時)

撮像素子:1型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.4
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :24mm〜72mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:
AF:49点(空間認識AF)
連写:約10枚/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:280グラム(電池込310g)

 なお、在庫限りの販売ですが、旧機種にあたるDMC-LX9が(ネットでは)在庫が一定数あります。

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 コンセプトが若干異なるモデルで、こちらについては、チルト式液晶が付属します。

 レンズの明るさも、広角側(1倍ズーム側)でF値1.4と新機種よりも明るく、重さも電池込310gと軽量です。

 その上で、空間認識AF(位相差)を採用しますし、かなり良い構成に思えます。

 動画についても、4K動画撮影機能(30フレーム秒)対応する上で、フルHDまでならば、新型より優秀な5軸手ぶれ補正が有効です。

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 一方、こちらは、撮像素子が1型であり、新型よりも小さいです。さらに、ネットワークがWi-Fiのみで、利便性もイマイチです。

 したがって、一長一短があると言えますが、価格は破格と言えるほど安くもないので、選択肢にしない方がよいでしょう。

4・SONYの低倍率ズームコンデジ

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 つづいて、ソニーの低倍率タイプの高級コンデジを紹介します。


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 【2012年】

 8・SONY Cyber-shot RX100
  ¥38,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2090万画素
光学ズーム: 3.6倍
焦点距離 :28mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型 約122.9万ドット
重さ:約213g(電池込み240g)

 つづいて、ソニーの人気高級コンデジCyber-shot RX100です。

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 本体の重さは、200グラム台の小型軽量です。

 発売開始は2012年ですが、標準ズーム搭載機でこの重さを実現できたのは、設計思想が良いからでしょう。

 ただし、現在的にはキヤノンのG9 X Mark IIというより軽量の機種もあります。

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 ズーム倍率は、3.6倍ズームです。

 カタログスペックだと7.2倍とありますが、こちらは、超解像度技術を併用した電子ズーム利用時です。画質の劣化を伴わない水準だと、焦点距離100mmの3.6倍ズームが最大です。

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 撮像素子は、1.0型です。

 パナソニックやキヤノンの10万円クラスより小さいですが、高級デジカメで軽量なモデルは大抵このサイズです。

 ただ、逆光や室内撮影の対応力の点で言えば、最近のモデルとしては例外的に裏面照射型対応の撮像素子を採用していない点は、マイナスポイントです。

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 レンズの明るさは、広角側のF値がF1.8と相当明るいレンズを使っています。

 また、ソニーの場合、レンズが7枚羽根円形絞り形状で、通常機より「ボケ味」がだせる工夫もあります。

 なお、レンズは、ドイツの世界的に有名な光学機器メーカーであるカールツァイス社の高性能レンズを使用しています。

 手ぶれ補正は、ソニーはどの機種も補整段数を公開していません。

 ただ、ジャイロセンサーを搭載した光学式手ぶれ補正(2軸)は、実用面で問題はありません。

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 画質に関わるその他の部分では、ソニー社が開発したHDR技術の採用が注目に値します。

 HDR技術とは、1回の撮影で同じ写真を高速で連写し、それらを合成することで、見たままに近い階調を実現するものです。

 夜間撮影や室内撮影、逆光時の写真クオリティが高いと言えます。iPhone6にも技術供与されていますが、ソニーのデジカメは5枚合成できる点で高性能です。

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 オートフォーカスは、コントラスト式ですが、測位点は25点で、合焦速度は最速0.13秒です。

 測距点は、キヤノンより少なめですが、広角側の合焦速度は、ほぼ同等です。

 連写速度は、10コマ/秒と速くなっています。

 連写は、同価格帯のキヤノンの最新機に較べても高速です。被写体が動く、子どもや運動会などにもってこいです。

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 液晶モニターは、とくに回転などの機能が付かない普通のモデルです。ただ、ソニーの130万ドットのエクストラファイン液晶搭載で、表示品質は良いです。

 ファインダーは、こちらも付属しません

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 動画性能については、フルハイビジョン画質(60フレーム秒)対応です。

 ただし、手ぶれ補正は、動画専用ではなく、静止画用と同様の方式のため、動画撮影はキヤノンのPowerShotの方が上位です。

 ネットワーク機能は、こちらについては、Wi-Fiを含めて未付属です。この部分は「古くさい」ですね。

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 以上、ソニーのサイバーショット RX100の紹介でした。

 Wi-Fiなどが未搭載である点のほか、裏面照射型の撮像素子を採用していない点など、設計上古い部分もある機種です。小型機種としては、現在も重さも軽量で総合性能が高いといえる機種です。

 2012年発売開始機種ですが、高級カメラは「陳腐化」の間隔が遅いので、まだ素晴らしいと言える点がたくさんあるカメラです。あまり暗い場所や逆光下で撮影しないならば、この機種はおすすめできます。


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 【2013】

 9・SONY Cyber-shot RX100M2
  ¥51,000 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2090万画素
光学ズーム: 3.6倍
焦点距離 :28mm〜100mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:(別売)
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型 / 約122.9万ドット
重さ:約281g

 こちらは、ソニー社のSONY Cyber-shot RX100M2です。

 サイバーショットRX100上位機種にあたります。

 下位機種と比較した場合、撮像素子が、1型CMOSであること、カールツァイス社のF値1.8型のレンズを採用していること、3.6倍ズームを搭載することなど、画質に関わる基本性能は同じです。

 ただ、パワーアップしている点が4点あります。

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 第1に、撮像素子に裏面照射型センサーが使われている点です。

 裏面照射型センサーは、夜間の高感度撮影や室内撮影の際の感度が上昇し、ノイズが生じにくくなります。

 もちろんHDR技術など下位機種に搭載される機能も搭載するため、総合性能は高いです。

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 第2に、ネットワーク機能の対応です。

 こちらの機種には、WiFi(無線LAN)に対応しており、スマホ(iPhone/Android)に撮影した写真をその場で転送することができます。

 ただし、引き続きBluetoothは未搭載です。

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 ソニー FDA-EV1MK
  ¥35,235 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 第3に、マルチインターフェースシューに対応した点です。

 電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」のほか、光量の大きな外部フラッシュや集音マイクなどが 搭載できるようになっています。

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 第4に、チルト撮影に対応した点です。

 液晶モニターが動かせるので「運動会など人ごみの上からの撮影や、ペット目線に合わせた低い姿勢での撮影時など、さまざまなポジションやアングルで快適に」撮影できます。

 ただ、180度は裏返せないので、自分撮影には未対応です。

 この4点が大きな性能差になります。

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  以上、Cyber-shot RX100M2の紹介でした。

 同じくチルト式液晶を装備し、重さも同等水準のキヤノンのPower Shot G7X MarkIIに比べると、発売時期の関係で、ズーム側のレンズの明るさやフォーカス性能は劣ります。

 とはいえ、高度なHDR機能や、高速連写への対応など、優れる部分もあるのもまた事実なので、一概にどちらが優れるとは言えないでしょう。最終的なおすすめ機種については、記事の最後に改めて書きたいと思います。  


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【2014】

 10・SONY Cyber-shot DSC-RX100M3
  ¥56,475 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2090万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約144万)
AF:25点(コントラスト)
連写:約10コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約290g

 RX100M3は、SONYのサイバーショットRXシリーズの中級機です。

 本体の重さは、290グラムです。

 下位機種より多少重い水準なのは、ポップアップ式の電子ファインダが内蔵される構造だからです。

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 ズーム倍率は、2.9倍と多少弱くなっています。

 しかし、広角側が24mmになったので、画角は下位のRXシリーズよりも広いです。そのため、風景写真からポートレートまでうまく撮れる万能レンズに進化したと言えます。

 コーティングも新しくZEISS T*コーティングを採用し、ゴースト・フレアを軽減しています。

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 撮像素子は、1型と下位シリーズと同じ規格です。

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 レンズの明るさも、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。

 ただ、レンズは新設計のカールツァイスのレンズを採用しました。そのため、F値は望遠側でもF2.8 と高いです。

 手ぶれ補正は、補整段数は非公開です。光学式(2軸)補整を搭載します。

 低倍率ズーム機ですし、実用面で問題はありません。

 オートフォーカスは、下位機種と同じく高速ですが、連写速度とともに、スペック的には下位機種と同じですね。

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 ファインダーは、収納式の小型ファインダーが付属します。この点が、下位機種との最大の違いです。

 視認性の良い有機EL素材を利用した「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」です。

 ミラーレス一眼でも採用される高精細なものです。有機ELを開発していた企業らしく解像度は約144万ドットと、高解像です。

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 液晶モニターは、この機種は、チルト回転式モニターが搭載されます。

 こちらは、90度回るために自分撮影もできます

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 動画性能については、4K非対応です。

 ただし、フルハイビジョン画質で、120フレーム/秒で高詳細に撮影可能です。

 独自のXAVC S圧縮に対応するため可能になりました。手ぶれ補正についても、光学式+電子式のインテリジェントアクティブモードで、キヤノンG7シリーズに採用される5軸手ぶれ補正に準じる性能と言えます。

 ネットワーク機能は、こちらもBluetoothは不採用で、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

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 以上、サイバーショット100M3の紹介でした。

 新型レンズの採用で、画質がアップしている点が魅力の機種です。

 また、チルト式モニター電子ビューファインダーが搭載された機種にもかかわらず、300グラムを切る重さを実現している点も魅力です。こうした点で、予算があれば、オススメしたい機種の1つです。


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 【2015】

 11・SONY Cyber-shot DSC-RX100M4
  ¥73,627 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:25点(ファストインテリジェントAF)
連写:約16コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約298g

 DSC-RX100M4 は、サイバーショットRXシリーズの上位機です。同シリーズでは二番目に高級な機種です。

 なお、最近のソニーは、下位機種を継続販売しつつ、毎年上位機を1台ずつ発売していくやり方をとっています。こちらは2015年発売開始になります。

 本体の重さは、298グラムです。下位機種とほぼ同様の水準をキープしています。

 ズーム倍率は、こちらも2.9倍ですね。

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 撮像素子は、下位機種に比べて、撮像素子が新型になったのが大きな特長です。

 サイズ自体は、1型CMOS(裏面照射型)と従来機と同じです。しかし、撮像素子にメモリーを搭載することで、画像処理エンジンまでの信号伝達速度を高める工夫がされました。

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 これにより速度に関する性能が全般的に向上しました。

 例えばシャッター速度は最高16コマ/秒と1.5倍ほど高速化し、シャッター速度も最高1/32000秒と高速撮影が可能になりました。

 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種と同じです。

 手ぶれ補正は、下位機種同様の水準です。キヤノンに比べると、大きな特徴はない光学式2軸ですね。

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 オートフォーカスは、AIがピントを予測するファストインテリジェントAFを採用します。

 コントラストAFの改良版です。位相差AFを採用するキヤノンの上位機には及ばないでしょうが、性能は期待できます。なお、この部分については、次に紹介するSONYの上位機はキヤノンを上回る優秀さです。

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 動画撮影機能についても、この新しい工夫の効果で、高級コンデジとしては早々に4K動画撮影に対応しました。

 そのため、4K画質で30フレーム/秒の記録が可能です。さらに、最大960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応しました。これは、プロ用の動画機器並みのスペックで、今回のこの機種の最大の「売り」です。

 このほかの点の基本性能は、レンズの明るさを含め、下位機種のサイバーショット100M3と同等性能です。

---

 以上、DSC-RX100M4 の紹介でした。

 撮像素子にメモリーを搭載するという、これまで他社にも見られなかった高性能化が目指されていて、技術的に興味深い機種です。

 ただ、ネックは価格でしょう。先ほど書いたように、RXシリーズは、毎年新機種が出て廃盤にしていくタイプの売り方をしていないため、価格の下落ペースは遅いです。それを考えると、お得なのは、次に紹介する新機種かもしれません。


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 【2018】

 12・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5A
  ¥83,980 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

 【2016】

 13・SONY Cyber-shot DSC-RX100M5
  ¥108,500 Amazon.co.jp (7/1執筆時)

撮像素子:1型CMOS(裏面照射型)
広角側の明るさ:F1.8
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2010万画素
光学ズーム: 2.9倍
焦点距離 :24mm〜70mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約235万)
AF:315点(位相差AF)+25点(コントラスト)
連写:約24コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型Extra Fine液晶(123万)
重さ:約299g

 DSC-RX100M5シリーズ は、2016年10月に新発売されたサイバーショットRXシリーズの高級機です。

 新旧両機種ありますが、新機種は画像エンジンが新世代で、高感度撮影時の画質や連写枚数などが伸びています。すでに価格も逆転傾向のため、新機種をオススメします。

 本体の重さは、298グラムです。

 筐体の形状は踏襲するため、重さも下位機種と大きく変わりません。

 ズーム倍率は、やはり下位モデル同様に、2.9倍です。


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 撮像素子
は、DSC-RX100M4 と較べて、こちらはさらに新型のCMOSセンサーであるExmor RSを採用します。

 こちらは、画像エンジンとの間に高速メモリを介在させることで、画像処理技術と速度を高速化させたものです。

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 レンズの明るさは、広角側のF値はF1.8、望遠側でもF2.8と下位機種同様に明るめです。

 手ぶれ補正は、一方、光学式2軸の補整で、実用的には十分ですが、特徴的ではないですね。

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 オートフォーカスは、この新型センサーの効果の恩恵を最も受けています。

 結果、デジカメに多いコントラスト式(25点)と、一眼レフに見られる像面位相差式(315点)を併用する「ファストハイブリッドAF」になり、合焦速度が高級コンデジでは最高と言える性能になりました。

 速度も0.05秒で、コンデジとしては、例外的な優秀さです。

 連写速度も、最大で24コマ/秒と高速化しました。

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 動画撮影機能については、4K動画撮影時にも位相差AFを利用できる点、スローモーション撮影が、960fpsまで対応するようになった点など、パワーアップが見られます。

 そのほかの部分は、自分撮影に対応するチルト式液晶の搭載や、撮像素子のサイズ、ファインダーなど、下位機種と同じです。ネットワーク機能も、Wi-Fi機能のみ搭載されます。

---

 以上、DSC-RX100M5 の紹介でした。

 このシリーズは、毎年何らかの部分を強化していますが、このモデルの場合、オートフォーカスと高速連写の部分が主なパワーアップポイントです。

 本体価格から言って、ハイアマチュア向けの機種ですが、オートフォーカスの向上は、初心者が綺麗に撮影したい場合にも有効な機能です。予算があれば、選んでも良いでしょう。

次回につづく!
高画質デジタルカメラのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、高画質なデジカメに関するレビューでした。

 記事はまだまだ続きます。

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1・低倍率の高級デジカメ(3-8倍)
2・高倍率の高級デジカメ(10-35倍)
3・単焦点の高級デジカメ(1倍)
4・おすすめの高級デジカメ
【結論】

 続く、【第2回】【第3回】の記事では、それぞれ、10倍を超える倍率のコンデジと、単焦点のコンデジをそれぞれ紹介します。 

1・画質の良さ    ★★★★★★
2・ズーム倍率    ★★★★★★
3・フォーカスと連写 ★★★★★★
4・手ぶれ補正    ★★★★★
5・動画撮影     ★★★★★★
6・軽量性      ★★★★☆
7・スマホ連携    ★★★★☆
8・総合評価     ★★★★★★

 その上で、4回目記事の結論編の記事【こちら】では、紹介した全機種について、上表のようなポイントから、目的別・予算別にオススメの「最強デジカメ」を提案していきたいと思います。

 引き続きよろしくお願いします。

 →2回目記事は、こちら

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posted by Atlas at 19:11 | カメラ

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