比較2019’ 【パワー重視】中/小型エアコン47機の性能とおすすめ・選び方(6畳 8畳 10畳 12畳用)(2)

2019年04月08日

比較2019’ 【パワー重視】中/小型エアコン47機の性能とおすすめ・選び方(6畳 8畳 10畳 12畳用)(2)

【今回レビューする内容】2019年 高性能エアコンの性能とおすすめ・選び方:10万円台の高性能モデルの比較

【紹介する製品型番】日立 白くまくん RAS-W22J-W RAS-W22J-W RAS-W22J-W パナソニック CS-EX229C-W CS-EX259C-W CS-EX289C-W 富士通ゼネラル AS-Z22J-W AS-Z25J-W AS-Z28J-W

今回のお題
最新の8畳〜12畳対応のエアコンのおすすめ機種はどれ? 

 ども、Atlasです。 

 今日は、エアコンの比較をしています。

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1・エアコンの比較【格安モデル】
2・エアコンの比較
【高性能モデル】
3・おすすめのエアコンまとめ 【結論】

 前回の1回目記事こちら)では、各社の最安のスタンダードモデル(4万円〜10万円)を紹介しました(こちら)。

 今回の2回目記事は、各社の「最安製品より1グレード高い」10万円前後の製品を紹介します。

1・暖房/冷房能力
2・気流制御機能
3・自動お掃除機能
4・空気清浄機能
5・スマホ連携

 なお、前回の1回目記事では、上記5点に関する、エアコンの選び方の基本も紹介しました。

 そのため、検索エンジンからいらした方で、この部分に興味のある方は、1回目記事こちら)から順番にお読み頂ければと思います。

ーーー

 以下では、いつものように、各機種を比較したあと、最後にAtlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。

3・高品質なエアコンの比較

 ここからは、具体的に各メーカーのエアコンを比較していきます。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記します。


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 【6畳向き】

 【2019年】

 33・パナソニック  CS-EX229C-W
  ¥128,000 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:2.5kW (0.4〜4.8)5〜 6畳
冷房能力:2.2kW (0.5〜3.1)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A

 【8畳向き】

 【2019年】

 34・パナソニック  CS-EX259C-W  
  ¥116,499 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:2.5kW (0.4〜4.8)6〜 8畳
冷房能力:2.2kW (0.5〜3.2)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A

 【10-12畳向き】

 【2019年】

 35・パナソニック CS-EX289C-W     
  ¥136,799 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:2.8kW (0.4〜5.0)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.5〜3.2)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A

 こちらは、パナソニックのEXシリーズです。

 いくつかある、同社の中位機のなかでは(下位機種とわかりやすい違いが多いので)「売れている機種」です。

 

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 暖房能力は、6畳用が最大4.8w、8畳用が最大4.0w、12畳用が最大5.0wです。

 冷房能力は、6畳用が最大3.1w、8畳用が最大3.1w、12畳用が最大3.2wです。

 前半で見た10万円以下の同社の機種と比較して、冷房・暖房とも強力化しています。

 ただ、パナソニックのこの価格帯の中級機の場合、どちらかと言えば、暖房能力の高さが注目で、他社より能力が相当上です。

 一方、冷房については、下位機種とさほど変わらないので、どちらかと言えば、暖房中心に考えた場合良い選択肢となります。

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 気流制御も、どちらかと言えば、暖房に力を入れます。

 冷房についても、フルワイドフラップを活かした天井シャワー気流を出せます。

 風力の点では他社機により強い機種はあります。

 暖房については、一方、足もとに約35℃温風を出せる、パワフルな吹き出しが可能です。

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 センサーは、明るさセンサーが搭載されます。

 ここも快適にかかわる部分ですが、どちらかと言えば、節電のために搭載しています。

 センサー部分で言えば、パナソニックは、室温センサーやひとセンサーのデータを含めて、AIが部屋の形状や利用法を「推理」し、効率よく運転する機能が付属します。

 センサー部分は、パナソニックが得意とする分野で、中級グレードのこの機種でも充実します。

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 自動お掃除機能は、搭載になります。

 パナソニックの上位機は、ゴミ捨て不要で、ホース経由で屋外にホコリを自動排出する仕組みです。

 この場合、(忘れがちな)ゴミ捨ての手間もないため、とても便利です。

 一方、1日1回定期的に自動で掃除しますが、掃除中に(うるさいなどの理由で)勝手に止めると、ダクトが詰まっていくので注しましょう。なお、排気ダクトは上図の様な専用品もありますが、「ホースの先にノズル」という簡単な設置も可能です。

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 その上で、清潔面では、熱交換器のコーティングのほか、高温加熱乾燥と、同社のマイナスイオンであるナノイーXによる、トリプルの対策があります。

 10万円以下の機種では、ハイドロフィリック熱交換器を採用する富士通が「カビ対策」が強いと書きました。ただ、このグレードになると、パナソニックも徹底してきます。

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 空気清浄機能は、搭載です。

 2年の消耗品となるフィルターが付属しますが、捕捉率において80%です。

 東芝のプラズマ空清は、90%ありますので、かなり弱いです。ただし、公平を期して言えば、20万円を超えてくる「最高級機」では、パナソニックも優れています。

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 エオリア アプリ
  ¥0 iTunes Store

 エオリア アプリ
  ¥0 google Play

 ネットワーク機能は、この機種の「強み」です。

 EXシリーズより上位の機種は、2019年モデルからWi-Fiアダプタが内蔵となりました。

 エオリアアプリを利用すれば、スマホをリモコン化できるほか、外出先からのエアコン制御も対応します。ことこの用途に限っては、相当便利です。

---

 以上、パナソニックのEXシリーズの紹介でした。

 魅力は、「暖房の強さ」・「ネットワーク対応」・「清潔性能(カビ対策)」の部分です。

 10万円以上の製品は各社とも差を付けてきますが、とくに「ネットアダプターを内蔵」とした点は、IOTの部分で一歩先を行ったと思います。


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 【6畳向き】

 【2019年】

 36・富士通ゼネラル AS-Z22J-W    
   ¥278,640 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

 【2018年】

 37・富士通ゼネラル AS-Z22H-W   
   ¥132,554 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

暖房能力:2.8kW (0.6〜5.5)6〜 7畳
冷房能力:2.5kW (0.6〜3.4)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A

 【8畳向き】

 【2019年】

 38・富士通ゼネラル AS-Z25J-W   
   ¥289,440 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

 【2018年】

 39・富士通ゼネラル AS-Z25H-W   
   ¥151,646 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

暖房能力:2.8kW (0.6〜5.5)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.6〜3.5)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A

 【10-12畳向き】

 【2019年】

 40・富士通ゼネラル AS-Z28J-W   
   ¥200,744 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

 【2018年】

 41・富士通ゼネラル AS-Z28H-W    
   ¥155,189 Amazon.co.jp(4/8執筆時)

暖房能力:2.8kW (0.6〜7.1)8〜 12畳
冷房能力:2.5kW (0.6〜4.1)8〜 10畳
コンセント形状:100V 20A

 Zシリーズは、富士通ゼネラル「ノクリア」の高級ラインのエアコンです。

 新旧ありますが、以下で説明するような基本機能は同じです。

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 暖房能力冷房能力は、例えば、6畳用でも、最大5.5kw最大3.4kwです。

 今回紹介した機種では、どのサイズについても、「最強」です。

 とくに、冷房能力には、見るべきものがあるため、とにかく「冷房重視」の小型エアコンを探している場合は、「富士通の指名買い」でも良いでしょう。

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 ただし、10-12畳用だけは、コンセントが100V・20Aで、特別なエアコン用のコンセントが必要です。その点は注意してください。


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 なお、同じ適応畳数(能力)で、暖房と冷房が(他機より)強いというのは、それだけ、冷暖房の効率が良く、省エネという意味になります。したがって、この機種は、100%を超える省エネ達成率となります。

 とはいえ、達成率100%の機種と比較して、年間4000円前後の光熱費の差なので、本体価格の差を逆転するには、だいぶ時間がかかります。

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 気流制御は、富士通の場合、カメラセンサーなど利用する方式です。

 後ほど紹介する、日立の「くらしカメラ」と同じで、カメラを利用する人感センサーや、日射センサーで、人の位置を把握した送風が可能です。

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 その上で、下位機種に引き続き、強力ファンと独立ルーパーによって、風の届く範囲も相当広いため、形状が複雑な部屋や、縦長の部屋などへの対応力は、パナソニック以上に良いです。

 この部分は、全く問題ありません。

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 自動お掃除機能は、この機種も搭載になります。

 富士通は、エアコン掃除機の「元祖」ですが、(その分、メンテ性などの弱点も知っているのでしょうし)、数年間、最上位機に搭載をやめていました。

 しかし、ユーザーレベルでこの機能に対する「信者」が多いためか、復活させています。パナソニックのような排出機構も、東芝のような掃除機対応などもなく、進化もイマイチです。

 正直「不要」で、そのぶん安くすればと、思うのですが仕方ないでしょう。

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 清潔性については、熱交換器に防かびコーティングをした上で、他社機のように、霜を利用し水で洗い流す機能を持ちます。そして、その上で、利用後に熱交換器を加熱してカビを防ぐ機能が付属します。

 冷房利用時のカビ対策としては「無双」ですが、加熱除菌は運転停止ご50分ほど稼働します。

 Atlasも以前、搭載機を利用していましたが、稼働音がするほか、途中で暑くなるので、夏場の寝室などでの利用には向きません。リビング用ならば、問題なく、便利です。


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 空気清浄機能は、搭載です。

 東芝機と同じで、電気を使って、花粉などを帯電させてフィルターに吸着させる、上位のプラズマ空清を利用します。

 この方式は、エアコンのように大きなフィルタを入れるスペースがない場合に便利で、捕捉率も92%とパナソニックに比べて10%以上高いです。

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 ネットワーク機能は、富士通も搭載します。

 ただし、同社の下位機種と同じで、アダプタ(OP-J03A)が別売です。この部分は、パナソニックに遅れを取っています。

---

 以上、富士通ゼネラルのZシリーズの紹介でした。

 ポイントは、サイズに比して「冷房が強力」「風が強い」点です。6畳・8畳用ではとくに、部屋が最も早く冷える機種だと言えます。

 また、冷やすまでの時間が短いので、密閉性の高い住宅であるほど、省エネ効果が高いです。

 一方、本体価格が高めな点と、ネットワーク対応の部分は残念です。


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 【6畳向き】

 【2018年】

 42・日立 白くまくん RAS-W22J-W
  ¥148,809 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

 【2018年】

 43・日立 白くまくん RAS-W22H-W
  ¥88,000 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:2.2kW (0.24.1)6〜 7畳
冷房能力:2.2kW (0.32.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A

 【8畳向き】

 【2018年】

 44・日立 白くまくん RAS-W22J-W
  ¥174,409 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

 【2018年】

 45・日立 白くまくん RAS-W25H-W
  ¥99,768 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:2.8kW (0.24.6)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.33.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A

 【10-12畳向き】

 【2019年】

 46・日立 白くまくん RAS-W22J-W
  ¥148,809 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

 【2018年】

 47・日立 白くまくん RAS-W28H-W
  ¥105,000 Amazon.co.jp (4/8執筆時)

暖房能力:3.6kW (0.24.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.33.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A

 Wシリーズは、日立の「白くまくん」シリーズの上級機です。

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 暖房能力は、6畳用が最大4.1w、10-12畳用が最大4.7wです。

 冷房能力は、6畳用が最大2.8w、10-12畳用が最大3.3wです。

 同価格帯の他機と比較するとわかりますが、高級機としてはいずれも振るわないスペックです。

 一方で、最小運転時の出力は、0.2wからと他社よりもパワーをセーブした運転ができるため、気密性の高い住宅の場合、光熱費の面ではメリットがありそうです。

 一方、「大風量」という面では、富士通やパナソニックのような特別な能力はないです。

 気流制御も、他社に比べて、目立った機能はないです。

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 省エネ性は、「くらしカメラ」を搭載します。

 これにより、位置や人数に応じて運転強度を自動で制御できます。

 ただし、カメラなので検知範囲がありますし、部屋が暗い際はとくに無力です。

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 自動お掃除機能は、この機種も搭載になります。

 ただし、ダストボックス式で、とくに、工夫はないです。

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 清潔性は、しかし、見所が多いです。

 なぜなら、日立は単に掃除をするだけでなく、熱交換器をいったん凍結させ霜を発生させ、それを急速に溶かすことでの汚れを一気に洗い流すという「凍結洗浄」という技術を採用するからです。

 凍結のデモンストレーションを見たことがありますが、本当に霜が発生していました。

 一方、凍結して洗浄なので、稼働音がしますが、「くらしカメラ」を利用して、人がいないときに、先述の「凍結洗浄」が運転できるのは良い工夫です。

 ただ、窓を開けるなど、利用中に部屋の温度が急激に変化すると、液状化して水滴が落ちる可能性があるなど、注意点も割とあります。

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 一方、カビ対策については、通風路をステンレスにしたステンレス・クリーン システムは評価に値します。

 その上で、2019年モデルからは、熱交換器の残り熱を利用して、利用後に「熱でカビを抑制」するヒートアタックも機能として加わりました。

 日立は「熱の再利用」の上手なメーカーですから、今回もその技術を活かしたと思います。

 一方、仕組みは違うものの、利用により、室温が上がるのは、富士通と同じなので、弱点がないわけでもありませんが、富士通ほど長時間は加熱しないです。

 空気清浄機能は、未搭載です。

 ネットワーク機能は、日立もオプションです。

 自分で取り付ける仕様ではないです。

---

 以上、日立の「白くまくん」Wシリーズの紹介でした。

 富士通とは異なる方向性で、清潔性が高いのが最大の魅力です。凍結洗浄は、問題点もありますが、送風経路がステンレスであることをふまえて、カビ対策を重視する場合、、間違いない選択肢でしょう。

 一方、エアコンとしての基礎能力といえる、出力の部分では、他社機より劣るため、「パワフルさ」だけを考えた場合、有効な選択肢とはならないでしょう。

次回に続く
最もお得で、おすすめのエアコンは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、高性能エアコンについて書いてみました。

 記事はもう少し「続き」ます。

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1・格安エアコンの比較
2・高性能エアコンの比較
3・おすすめのエアコンまとめ 【結論】

 次回の3回目の結論編こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、Atlasのおすすめといえる機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 結論編は→こちら

ーーー

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posted by Atlas at 21:28 | 生活家電

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