【今回レビューする内容】2022-2023年 安いが高性能!新型エアコンの性能とおすすめ・選び方:小型 6畳 8畳10畳 12畳用:パナソニック エオリア・ダイキン 日立 白くまくん
【比較する製品型番】パナソニック CS-222DFL-W CS-222DFR-W CS-252DFL-W CS-252DFR-W CS-282DFL-W CS-282DFR-W Jシリーズ CS-222DJ-W CS-252DJ-W CS-282DJ-W ダイキン Eシリーズ S22ZTES-W S22YTES-W S25ZTES-W S25YTES-W S28ZTES-W S28YTES-W VXシリーズ S22ZTVXS-W S25ZTVXS-W S28ZTVXS-W 日立 Dシリーズ RAS-D22M RAS-MJ22M RAS-D25M RAS-MJ25M RAS-D28M RAS-MJ28M AJシリーズ RAS-AJ22L RAS-AJ25L RAS-AJ28L RAC-F28RM RAC-F25RM
今回のお題
最新のエアコンで、最もお得でオススメな機種はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2022年12月現在、最新のエアコンを比較します。
1・格安エアコンの比較 (1)
1-1:パナソニック
1-2:ダイキン
1-3:日立
予算:3万円〜10万円
2・格安エアコンの比較 (2)
2-1:富士通
2-2:三菱重工
2-3:三菱電機
2-4:東芝
予算:3万円〜10万円
3・格安エアコンの比較 (3)
3-1:シャープ
3-2:アイリスオーヤマ
3-3:コロナ
予算:3万円〜10万円
4・高性能エアコンの比較 (1)
4-1:パナソニック
4-2:富士通
予算:10万円〜30万円
5・高性能エアコンの比較 (2)
5-1:ダイキン
5-2:シャープ
5-3;日立
予算:10万円〜30万円
6・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=結論としておすすめ機種を提案
なお、今回は、紹介したい機種がかなり多いです。
そのため、メーカーと価格から、以上の全6回の記事に分けて書いています。
ただ、今回の「1回目記事」で、「エアコンの選び方の基本」を書くつもりなので、お時間のある方は、今回の記事からお読みください。
よろしくお願いします。
ーーー
冷房能力 ★★★★★
暖房能力 ★★★★★
気流制御 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
異常気象対応 ★★★★★
カビ臭対策 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種を一機ずつ比較していきます。
その上で、最後に「結論」として、上表の様なポイントから、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。
0-1・エアコンの選び方の基本
0-1:冷暖房力からの選び方
0-2:機能面からの選び方
0-3:電気代からの選び方
0-4:工事費用からの選び方
はじめに、エアコン全体の「選び方の基本」について、以上の4点を中心に説明しておきます。
0-1・冷暖房能力からの選び方
はじめに、冷暖房能力に応じた選び方です。
エアコンを購入する場合「○○畳用」という表記を参考にして買われると思います。
これは、メーカーごとマチマチの表記で、実はさほど「あてにならない」指標です。
結論的にいえば、エアコンを選ぶ場合に最も重要視するべきは、「エアコンの出力」です。
JISによる業界統一基準で、最大冷房能力、最大暖房能力という数値で示されています。
ーー
この記事の機種紹介では、これらの能力を次のような表で示してあります。
冷房能力:2.5W (0.9〜3.1)7〜 10畳
暖房能力:2.8W (0.9〜4.3)6〜 8畳
上の例の場合、最大冷房能力は3.1W、最大暖房能力は4.3Wです。
この値が大きいほど、(同じ適応畳数でも)エアコンがパワフルということになります。
「エアコン」は、部屋サイズに対して能力が低いすぎると常にフルパワー運転するため、装置寿命が短くなったり、電気代が余分にかかるからです。
今回の記事では、この部分を最も重要視して比較しています。
0-2・機能面からの選び方
1:気流制御
2:自動掃除
3:空気清浄
4:環境センサー
5:スマホとの連携
つづいて、エアコンの機能性に応じた選び方です。
上位機になるほど、各社とも快適度や利便性を上げる機能を付属させます。
色々ありますが、上表の機能の有無に注目すると良いでしょう。
第1に、気流制御です。
これは、風向やパワーを工夫して、部屋の天井や床に偏りがちな冷暖房の気流を制御して部屋の温度を均一する機能です。
風をあてたり、避けたり、人間に心地良い気流に制御したりする機能も含みます。
---
結論的にいえば、エアコンの風は直接当たると非常に不快であるため、この機能は、快適性能に関わる最重要項目です。
第2に、自動お掃除機能です。
これは、エアコンフィルターに溜まったゴミを、運転停止時に機械が自動的に屋外に排出するメカになります。
排出方法は、内部のゴミタンクに収納する形式です。ただし、パナソニックについては、上位機はゴミを屋外に自動排出する仕組みがあります。
ただし、お掃除機能付きエアコンは、業者のエアコン掃除の際に、少なからず追加料金が発生します。また、掃除の際に、少し大きめの稼働音が発生します。
---
結論的にいえば、基本的には、「なくても」よい機能です。掃除を忘れがちな人には便利だと思いますが、逆に「ほったらかし」になって、機構が詰まる可能性もありますから。
第3に、空気清浄機能です。
最近は、上位機で空気清浄フィルターを搭載する機種が増えています。
また、下位機種でも、別売オプションで対応できる場合が多いですが、非常に簡易的なもので、花粉対策などにはならないものです。
---
結論的にいえば、この部分も、「重視せずに」よい機能です。
パナソニックのXシリーズなど、相当高額な機種を除き、エアコンでの対策には限界がありますから。
第4に、センサー機能です。
人感センサーや明るさセンサーを利用して、不在時など自動的にエコ運転や停止をするものです。
高性能機の場合、家具の配置など間取りを検知することもでき、節電性はより高いです。
また、センサーは、風よけなど「快適気流の制御」にも使われるため、快適性にもかかわります。
---
結論的にいえば、中級機以上のエアコンを選ぶ場合、センサーの部分を気にしても損はないと言えます。
第5に、ネットワーク機能です。
最近は、スマホをリモコン化できる機能や、Wi-Fiを通して外出先からエアコン制御できる機能が、各社から提供されます。
基本的に通信ユニットは別売であり、追加費用が必要です。しかし、上位機については最初から搭載される機種もあります。
なお、一部機種は、内装になるため、「後から増設」はできない場合があり、注意が必要です(迂回手段はあり)。
----
結論的にいえば、あれば、便利な機能です。
ただし【スマートリモコンの比較記事】で書いたように、外出先からの制御については、赤外線リモコン信号の発信器とWi-Fi使ったを迂回手段もあるので、「後から欲しくなったら対応」できます。
ーーー
以上、機能面からの選び方の基本でした。
各社とも10万円を大きく越える機種は、こうした機能を独自技術で伸ばしたり、(コロナで重要性が増してきた)換気機能を備えたり、大きく機能が変わってきます。
こうした部分については、本編の記事でもう少し詳しく書くつもりです。
0-3・電気代からの選び方
今回の記事では、「年間電気代(期間電気代)」の目安を示します。
業界統一規格で、各機の期間消費電力量(Wh)に、電気代(1kWh)をかけ算することで出せます。
ただ、2022年に、昨今の電気代の高騰で係数が変わりました。現在、メーカー(デンキヤごと)この数字が「混ざってごちゃごちゃ」しています。
今回は2022年までの係数(0.027円)で統一し、Atlasが計算し直した数字で比較します。
一方、エアコンにアー「省エネ達成率」という指標もあります。
経産省が「畳数ごと」に定めた省エネ基準(期間消費電力量)に対して、「どの程度省エネなエアコンか」を示す百分率でしめすもの。デンキヤでは★マークで分かりやすく表示されます。
ただ、こちらも、2022年10月に「基準が代わり」ました。2010年の目標年度のラベルと、2017年の目標年度のラベルが混在していて、とても分かりにくい時期です。
つまり、省エネ達成率は「2種類の表記がある」状況です(上図)。
---
今年のエアコンの記事では、省エネ達成率の数字も出しますが、主に、期間消費電力量(Wh)から期間電気代を算出し、それ自体で「コストの安い」エアコンを評価します。それのが正確だと思うので。
0-4・工事費用面からの選び方
最後に、工事費用面からの選び方です。
とくに、コンセント形状は、エアコンを選ぶ際には、注意してください。
冷房12畳、暖房10畳程度までなら、工事不要で普通のコンセント(100V 15A)を使える機種が多いです。
これならば、賃貸でも問題ありません。今回はそのような機種を最も多く紹介しています。
ーーー
しかし、冷房15畳、暖房12畳を超える場合、あるいは、それ以下でも、10万円以上の省エネな「高級機」は、少し話が異なります。
上記のような、エアコン専用の特別なコンセント・ブレーカーへの取替工事が必要な機種(100V 20A機)が増えます。
この場合、エアコン設置工事の際、コンセントパネルの変更工事が追加で必要となります。
ただ、100V 20Aへの変更は、ブレーカーまでの経路をいじる必要が(基本)ないので、割と楽であり追加費用も安いです。おそらく、部品込みでも5,000円以内でしょう。
ーーー
さらにパワフルな機種だと、さらに事情が変わります。
適応畳数が、冷房17畳、暖房14畳超えてくる場合、あるいは、省エネな「高級機」の場合は、それ以下からですが、コンセントのタイプがさらに変わります。
上のコンセントの下側の形状、つまり、単相200Vのエアコン専用電源が必要です。上記製品は100Vとの兼用コンセントですが、下部が200V用です。
この場合、ブレーカー部分を含めて「総とっかえ」が必要です。
ここまでくると「改築レベル」の電気工事が必要です。そのため、今回は、100V 20A機の紹介に止め、200V機は除いて比較しました。
1・格安エアコンの比較 (1)
1-1:パナソニック
1-2:ダイキン
1-3:日立
予算:3万円〜
2・格安エアコンの比較 (2)
2-1:富士通
2-2:三菱重工
2-3:三菱電機
2-4:東芝
予算:3万円〜
3・格安エアコンの比較 (3)
3-1:シャープ
3-2:アイリスオーヤマ
3-3:コロナ
予算:3万円〜
4・高性能エアコンの比較 (1)
4-1:パナソニック
4-2:富士通
4-3;日立
予算:10万円〜
5・高性能エアコンの比較 (2)
5-1:ダイキン
5-2:シャープ
予算:10万円〜
6・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=結論としておすすめ機種を提案
というわけで、前提説明は終わりです。
以下、具体的な製品の比較に入ります。
なお、先述のように、今回は記事を4つに分けています。
「決め打ち」のメーカーがある場合、以上のリンクをご利用ください。それ以外の方は、以下、順番にお読みいただければと思います。
1-1・パナソニックの格安エアコン
というわけで、5万円前後の予算までで購入可能な、スタンダードモデルを紹介していきます。
はじめに、パナソニックのエアコン紹介です。
突出した部分は少ないですが、気流・ネットワーク機能・酷暑対策など、利便性に見どころのある機種が多いです。
総合家電メーカーらしく、全体の性能の「バランス」はかなり良いです。
ーーー
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチな部分を青字で記します。
【6畳向き】
【2022年5月発売】
1・パナソニック エオリア CS-222DFL-W
¥39,049 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
1・パナソニック エオリア CS-222DFR-W
¥77,900 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
1・パナソニック エオリア CS-221DFL-W
¥42,472 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
1・パナソニック CS-221DFR-W
¥63,500 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.4〜4.0)5〜6畳
冷房能力:2.2kW (0.5〜2.8)6〜9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】
2・パナソニック エオリア CS-252DFL-W
¥47,015 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
2・パナソニック CS-252DFR-W
¥87,900 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
2・パナソニック エオリア CS-251DFL-W
¥50,000 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
2・パナソニック CS-251DFR-W
¥72,400 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.4〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.5〜2.9)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(815kWh)
年間電気代:22,005円
【10畳向き】
【2022年発売】
3・パナソニック エオリア CS-282DFL-W
¥54,370 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
3・パナソニック CS-282DFR-W
¥96,400 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
3・パナソニック エオリア CS-281DFL-W
¥68,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
3・パナソニック CS-281DFR-W
¥74,800 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.4〜4.8)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.5〜3.2)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(913kWh)
年間電気代:24,651円
CS-221DFなど、以上の製品はパナソニックのエオリア Fシリーズの小型機です。
同社のスタンダードモデルとなります。
型番が多くあって「ややこしい」です。
これは、住設ルート(DFL)の製品と、デンキヤルート(DFR)の型番がそれぞれあるからです。
しかし、基本性能は、いずれも、同じです。
一方、時期的に2021年モデルが一部サイズで残っています。
今年度は、室外機のコンプレッサーの改良があり、外気温50度までの冷房が効くようになりました(従来46度)。
エアコンの場合、交換された熱が室外機から出るのでベランダなどは割と熱くなります。最近の酷暑で、各社ともこの部分にメスを入れることが多くなりました。
このほか、リモコンで(上下だけでなく)左右のスイングと角度調整が、入門機のFシリーズでもできるようになりました。
本体サイズは、本機は、10畳までが100Vです。
12畳モデル以上モデルもありますが、200Vになり、大がかりな工事が必要です。
暖房能力は、6畳用で4.0kw、10常用で4.8kWです。
各畳数ともに、他メーカーの同クラスの機種よりも数値が高くパワフルです。
冷房能力は、6畳用で2.8kw、10常用で3.2kWです。
この部分は、だいたい「標準的」であり、他メーカーと同等程度の性能です。
気流制御は、センサーを用いた高度なものはありません。
風が当たりにくい「天井シャワー気流」と、「1/f ゆらぎ気流」のみ対応します。
後者は、身体に当たる際の風を「蓼科高原の風」のプログラムに合わせたものです。ただし、エアコンは直接身体に風を当てるものではないため、「おまけ」でしょう。
そのほか、「快速制御(温度シフト)」という機能が加わりました。
これは、夏の冷房の立ち上げ時に、天井・外壁からの輻射熱を考慮し、一定時間強力運転する機能です。こちらは意味がある機能だと思います。
自動お掃除機能は、未付属です。
パナソニックの場合、この機能が付属するのは10万円を超える中堅のGXシリーズからです。
空気清浄フィルター CZ-SAF9
¥935 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
空気清浄機能は、未搭載です。
本機は、別売のフィルターを付ければ、対応可能ですが、花粉症の完全な対策になるレベルの密度のフィルターではなく、「安心料」程度のものです。
清潔性の部分は、平均的です。
熱交換器に親水コーティングをなし、利用時に結露水で洗浄する工夫があります。
なお、パナソニックの場合、中級機のJシリーズ以降は、熱交換器に、はつ油コーティングもなされるため、油分を含んだ汚れにより強くなります。
エオリア アプリ
¥0 Apple App Store
エオリア アプリ
¥0 google Play
ネットワーク機能は、2019年型からエオリアアプリが「標準対応」となりました。
先述のように、外出先エアコン操作・スマホのリモコン化ができるため便利です。
ただし、Fシリーズだけは、別売の無線アダプター(CF-TA9)と親機(CF-TC7B)が必要です。
その上、設置は、先述のように、基本専門業者が行う仕様ですから、注意が必要です。
酷暑対応は、50度までの対応です。
室外機のコンプレッサー制御の改良で、熱暑でも安定した運転が可能になっています。
外気が46度になることは日本ではないです。ただ、エアコンが長時間稼働し(廃熱で)ベランダの温度がこの温度になることは有りえます。
---
以上、パナソニックのエオリア Fシリーズの紹介でした。
単純に冷暖房能力だけで言えば、2010年の省エネ達成率を達成しており、コスト面では優秀です。その上で、暖房能力が若干高いので、暖房重視ならばこの機種は選択肢となるでしょう。
一方「外出先エアコン操作」などを狙う場合は、部品代が1万円と業者の取付工賃が必要になります。
そのため、この機能が欲しい場合は、もともと内蔵する上位機(Jシリーズ)を買う方がスマートでしょう。
-----
【6畳向き】
【2022年発売】
4・パナソニック エオリア CS-222DJ-W
¥53,890 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
4・パナソニック エオリア CS-221DJ-W
¥52,510 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.4〜4.0)5〜6畳
冷房能力:2.2kW (0.5〜2.8)6〜9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】
4・パナソニック エオリア CS-252DJ-W
¥59,390 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
4・パナソニック エオリア CS-251DJ-W
¥49,800 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.4〜4.4)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.5〜2.9)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(815kWh)
年間電気代:22,005円
【10畳向き】
【2022年発売】
4・パナソニック エオリア CS-282DJ-W
¥63,480 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】
4・パナソニック エオリア CS-281DJ-W
¥72,000 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW (0.4〜4.8)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW (0.5〜3.2)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(913kWh)
年間電気代:24,651円
なお、パナソニックの場合、10万円前後の予算でも、1ランク上のJシリーズが選べます。
本機も新旧両機種あります。
違いは、詳しくは後述しますが、マイナスイオン発生機能が、ナノイーX 9.6兆から46兆と、発生量が5倍にアップした点です。
ただ、この部分は、数値が示すほどの差はないため、さほど重視しなくて良いとは思いますが、Fシリーズ同様に50度の酷暑耐性が加わった部分は強調できます。
一方、先ほど紹介したFシリーズと比較する場合、価格差があります。
これは、本機に(工事不要の)無線LANが標準搭載となるからです。
帰宅前など外出先などからエアコンを操作したい場合、スマホさえあれば他の機器は不要で設定できる点で便利です。
なお、【スマート家電リモコンの比較記事】で書いたような周辺機器を買えば、エアコン自体に無線LAN機能がなくても、自宅外からスマホで操作できるようにはできます。
ただ、その場合、実際付いているかなど、稼働状況が完全には確認できないため、エアコンについては、基本機能で無線LANを装備することが結構意義があります。
清潔性の部分では、、油ぼこりにつよい「ホコリレスコーティング」になるほか、ファンの部分についても「防汚・防カビコーティング」となります。
その上で、本機については、ペルチェ素子を利用したマイナスイオン放出機能となる高濃度ナノイーX 46兆発生機能が付属します。
実空間でのカビ対策効果については議論があるでしょうが、本機の場合、内部の熱交換器に向かって放出するので、ある程度カビの抑制効果を期待できると思います。
なお、マイナスイオン放出機能は、シャープのプラズマクラスターはじめ、ご家庭の他の空調系家電も持つ場合があります。
本機は能力が強いので(詳しいデータは非開示ながら)低濃度オゾンの発生量は(JIS基準内において)多めと思われます。
単独で利用する場合は全く問題ないですが、発生機能を持つ他の家電との併用時は、(オゾンは濃度の面を)すこし気にしても良いかと思います。
一方、本機は、ナノイーXを停止中にも放出し、部屋の脱臭に使うための「においケアモード」があります。
そのほか、【加湿空気清浄機の比較記事】で紹介したパナソニック機のうち、Wi-Fiを搭載する機種と連動させ、暖房時自動的に加湿をONにする機能が付きます(うるおい暖房)。
これを利用して、先述の「うるおい暖房」もなされます。
暖房については、午前3時〜10時の間、よく使う時間を学習し、350Wで予熱しておく「すぐでる暖房(おはようチャージ)」が付属です。
ただ、余熱中に電気代はかかりますし、多くの場合、タイマー運転で代用できるでしょう。
そのほかは、Fシリーズとほぼ同じです。ただ、Wi-Fi対応は魅力なので、予算があれば、本機を選択するのはありでしょう。
スマホアプリのできも上々です。
1-2・ダイキンの格安エアコン
つづいて、ダイキンの格安エアコンです。
業界で広く使われる冷媒素材の開発メーカーとしても有名です。
また、自社のエアコンは、「酷暑や極寒地域でも動く」耐久性・安定性に定評があり、「頑丈さならダイキン」とデンキヤの販売員さんはよく言います。
エントリー機でもその傾向はあります。
【6畳向き】
【2022年2月発売】
5・ダイキン Eシリーズ S22ZTES-W
¥42,950 楽天市場 (12/2執筆時)
5・ダイキン Eシリーズ AN22ZEBKS-W
¥109,860 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】(AN22YES-W同級品)
5・ダイキン Eシリーズ S22YTES-W
¥49,500 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.7〜3.9)5〜 6畳
冷房能力:2.2kW (0.6〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】
6・ダイキン Eシリーズ S25ZTES-W
¥53,000 楽天市場 (12/2執筆時)
6・ダイキン Eシリーズ AN25ZEBKS-W
¥123,860 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】(AN25YES-W同級品)
6・ダイキン Eシリーズ S25YTES-W
¥57,500 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.1)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(830kWh)
年間電気代:22,410円
【10畳向き】
【2022年発売】
7・ダイキン Eシリーズ S28ZTES-W
¥61,480 楽天市場 (12/2執筆時)
7・ダイキン Eシリーズ AN28ZEBKS-W
¥133,980 楽天市場 (12/2執筆時)
【2021年発売】(AN28YES-W同級品)
7・ダイキン Eシリーズ S28YTES-W
¥60,000 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW(0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW(0.9〜3.2)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(929kWh)
年間電気代:25,083円
こちらは、ダイキンのEシリーズに属する6畳用のエアコンになります。
型番が多いですが、Sではじまる町の提携店ルートの製品と、ANではじまるデンキヤルート(EBKシリーズ)の型番がそれぞれあります。
価格差はありますが、後者は、(ほぼ)基本工事費込み価格です。加えて、2つのオリジナル運転モードがあります。
外出時の温度を32度とし、帰宅後に通常冷房する「おでかけ運転」と、通常のおやすみ運転よりさらに音を落として運転する「オリジナルおやすみ運転」です。
結論的にいえば、使い用によっては便利な場合は考えられますが、基本的には、(工事費の部分の費用差を考慮しつつ)値段で決めて良いでしょう。
一方、旧機種が残ります。
2022年新機種は、パナソニックの場合と同じで、外気温50度までの酷暑に対応しました(従来は46度)。
その他は、抗ウイルスフィルター(3年交換)と、高温時自動で冷房をオンにする「高温防止モード」を装備した程度の違いです。
ただ、外気温対応力の強化は、エアコンには重要なので、新機種を選ぶ意義はあるでしょう。
本体サイズは、上記の製品のほか、12畳用(S36ZTES-W)もあります。
ただし、これ以上のサイズは、100V・20Aとなり、コンセントの取替が必要です。
暖房能力は、パナソニックと比較して、10-12畳以外はわずかに及びません。
しかし、ダイキンは、コンプレッサー制御がよく、暖房の立ち上がりの速さについては相当良い水準です。
「ヒートブースト機能」と呼びますが、他社と異なり、電気を使って、予熱をしなくても速いです。
コンプレッサーについてさらに言えば、外気温マイナス15℃まで動作対応するのは、ダイキンだけです。
寒冷地のデンキヤでは「ひときわ強いメーカー」で、よくオススメされます。
冷房能力は、(8畳用は少し優秀ですが)あとはパナソニックとだいたい同じです。
また、ダイキンも新型触媒が採用ですので、夏の外気温50℃でも、安定した運転ができる機種です。
室外機も頑丈なので、「極地に強い」と言えるでしょう。
−
結論的にいえば、過酷な条件でのタフさは、どのデンキヤの販売員さんも強調するところです。
極限状況下では、「他社を一歩上回る基本性能」を発揮します。温度制御も0.5度刻みで、制御可能です。
気流制御は、夏冬において、風が当たりにくいように制御する「風ないス運転」が装備されます。
そのほか、パナソニックのFシリーズと同じく、上下ほか、左右のオートスイング・リモコンでの角度調整に対応します。
結論的にいえば、本機の場合も、値段で選んで良いでしょう。
自動お掃除機能は、未付属です。
空気清浄機能も、未搭載です。
この部分は、パナソニックに劣るものの、必ずしもエアコンに必要な部分ではないので、問題ないでしょう。
清潔性の部分では、熱交換器について「水内部クリーン」機能が搭載です。
他社と異なり、結露水をつかった日常的な洗浄の言及がないですが、定期的に掃除する分にはこれでOKでしょう。
2021年機からは、同社のストリーマ放電技術を利用する方式になりました(ストリーマ内部クリーン)。
ただし、これは時間もかかり、室温が上下するため、「1ヶ月に一度」、外出中などに行うお手入れです。
一方、ファンの部分の清潔性は、取り立てて工夫がない機種です。
無線LAN接続アダプター
¥12,070 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
エアコン遠隔制御P板セット
¥5,480 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
ネットワーク機能は、ダイキンの場合も、対応します。
ただ、パナソニックと同じで親機(BRP061A44)とP板セット(KRP067A41)が別に必要です。個人での設置を前提にはしていません。
---
以上、ダイキンのエアコンの紹介でした。
「夏が40度以上になる」酷暑への対応は、最近他社も増えてきました。しかし、本機は、「冬が零下10度以下になる」厳寒地域にも強い機種です。
夏も含めて、とにかく、条件の悪い場所にダイキンは強いとの定評があるので、その部分を評価してこのメーカーを選ぶのは「あり」です。
一方、ダイキンは、他社に比べると「省エネセンサーに弱い」メーカーですが、この程度の価格の入門機の場合、他社も力を入れておらず、だいたい同じ程度ですから、問題ないでしょう。
ーーー
【6畳向き】
【2022年発売】
8・ダイキン VXシリーズ S22ZTVXS-W
¥91,575 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW (0.7〜3.9)5〜 6畳
冷房能力:2.2kW (0.6〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】
8・ダイキン VXシリーズ S25ZTVXS-W
¥99,156 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.8kW (0.9〜4.1)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW (0.9〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(830kWh)
年間電気代:22,410円
【10畳向き】
【2022年発売】
8・ダイキン VXシリーズ S28ZTVXS-W
¥112,000 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW(0.9〜4.7)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW(0.9〜3.2)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(929kWh)
年間電気代:25,083円
一方、今回の基準(10万円以内)だと少し予算オーバーなのですが、1ランク上のVXシリーズは、すこし「気にする」価値があると思います。
冷暖房能力は、Eシリーズと同級ですが、エントリークラスの機種では珍しく、換気機能が付属するからです。
コロナのなかで割と注目された部分で、「第二の換気口」として、換気ができる機種です。
通常、エアコンは、熱交換だけを室外機と行うもので、換気(空気の入替)はしていません。
したがって、エアコンのファンから出ている空気は、室内の空気です。
本機は、エントリークラスの機種ですが、同社の上位機に比する換気量で、この部分は優れます。
もちろん、後ほどみるダイキンの高級機の場合、(夏場に帰宅直後の熱を追い出す)排気換気や加湿もできるため、差はあります。ただ、エントリークラスで換気ができる機種は他社に見られない点で言えば、価値のあるラインナップと思います。
常時換気の仕組みがなく、窓換気のみのご自宅には、あっても良いかと思います。
その他は、基本的にFシリーズの機能を踏襲します。
1-3・日立の格安エアコン
続いて、日立の格安エアコンです。
他社と比べると、同社のエントリー機では「清潔性」が注目点です。上位機採用の「凍結洗浄」がエントリー機にも使われますので。
その上で、冷暖房の「低出力」が得意なので、高機密性住宅ならば、室温安定時に(快適性を保ちつつ)実際的な光熱費が良くなる可能性が高いと言えます。
【6畳向き】
【2022年3月発売】
9・日立 白くまくん RAS-D22M-W
¥60,343 楽天市場 (12/2執筆時)
9・日立 白くまくん RAS-MJ22M-W
¥75,330 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW(0.2〜3.9)5〜 6畳
冷房能力:2.2kW(0.3〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】
10・日立 白くまくん RAS-D25M-W
¥67,926 楽天市場 (12/2執筆時)
10・日立 白くまくん RAS-MJ25M-W
¥79,907 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.8kW(0.2〜4.1)6〜 8畳
冷房能力:2.5kW(0.3〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(815kWh)
年間電気代:22,005円
【10畳向き】
【2022年発売】RAC-D28M同型
11・日立 白くまくん RAS-D28M-W
¥115,300 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
11・日立 白くまくん RAS-MJ28M-W
¥87,800 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW(0.2〜4.6)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW(0.3〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(929kWh)
年間電気代:25,083円
これらは、日立のDシリーズに属するエントリークラスのエアコンになります。
後述するように、同社のエアコンは、入門機からカビ対策と清潔性にこだわりが強いです。
なお、日立は新機種が春頃(4月)なので、執筆時は、2022年機が最新です。
工務店(住設)ルートではMJシリーズとなりますが、仕様は同じです。
なお、工務店系の流通ではより安いAJシリーズがありますが、デンキヤルートではこのDシリーズが「最安入門機」となります。
日立の特長は、先述のように、カビ対策と清潔性です。
大きく3つの工夫があります。
第1に、凍結洗浄です。
これは、霜(氷)をつかって熱交換器を凍結させ汚れを落とす工夫です。
パナソニックのように結露水を利用するだけでなく、汚れを凍らせてから剥ぎ取るので、汚れ・ニオイ対策の部分が強力です。
加えて、室外機の凍結洗浄にも対応します。
ただ、室温・外気温が17度以上では「運転しない場合がある」との記載です。
室内の本体は、外気1度以上、室内湿度70%以下と動作要求水準が低い点からすると、多少柔軟性がないです。
その点、室外機については、主に「プレシーズンお手入れ」に使うものといえます。実際、工場出荷時にには、これらの機能がOFFですし、室外機についてはある意味「おまけ」でしょう。
第2に、ステンレスクリーンです。
その上で、通風路・フィルター・フラップがステンレス製であり、清潔性が他社より高いです。
第3に、ヒートアタックです。
冷房除湿運転時に、ファンを加熱してカビを抑制する工夫です。
掃除すると分かりますが、ファンの部分は相当カビ汚れが溜まるため、この対策も良いでしょう。
第4に、カビバスター運転です。
2022年機から増えた機能です。
ようするに、冷房使用後の「内部クリーン」運転を、未使用時にも拡大したものです。
約4日冷房を未使用で、内部湿度が結露水準に達していた場合、75分間の加熱送風を自動で行い、カビを予防します。
他社でも「かびみはり」などとして中級機では持ちますが、入門機から搭載するのは、清潔性を重視する日立らしいです。
暖房能力は、10-12畳用について、ややスペックが悪いです。
冷房能力は、他社と比べても、問題のない水準と言えます。
つまり、スペックから言えば、ダイキンと同様の能力です。
ただし、日立は、低出力時の最小出力が0.2wなので、室温安定時において低消費電力での運転が得意と言えます.
部屋の気密性が高い場合は、割とマッチするでしょう。
気流制御は、さほど多機能でもないですが、上下のほか、左右のフラップを独立制御できる点は、強調できます。
また、除湿について、室温16度から対応するソフト除湿機能は、快適性の部分では特徴と言えます。
自動お掃除機能は、未付属です。
空気清浄機能も、未搭載です。
エアコン用交換フィルター SP-VCF11W
¥1,794 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
空気清浄は、別売フィルターで対応します。
ネットワーク機能は、一方、日立の弱い部分です。
上位機を含めてネット対応がなされず、外出先エアコン操作などは【スマートリモコンの比較記事】で紹介したような、別売品の導入に挑戦するしかないです。
ただし、各社のスタンダードモデルは、ここまで見てきたように「アダプタが別売」ですし、明確な欠点とも言えないです。
省エネ性の部分では、本機は、入門機ながら、センサーによるエコ運転に対応します。
温湿度センサーに加えて、日射センサーを持つため、こうした運転が可能です。
酷暑対応は、日立の場合も、使用外気温度として室外機50度対応を表明します。
---
以上、日立の白くまくんDシリーズの紹介でした。
入門機のグレード(最低価格)を上げての新機能搭載は議論があるところとは言え、実売10万円前後の機種では、圧倒的にクリーン性能が高いのが売りです。
基本部分の冷暖房能力は平凡ですが、エアコンの清潔性を重視したい方にはとても良い選択肢です。
---
【6畳向き】
【2022年3月発売】RAS-A22M
12・日立 白くまくん RAS-AJ22M
¥38,200 楽天市場 (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW(0.2〜3.9)5〜 6畳
冷房能力:2.2kW(0.3〜2.8)6〜 9畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(717kWh)
年間電気代:19,359円
【8畳向き】
【2022年発売】RAS-A25M
13・日立 白くまくん RAS-AJ25M
¥45,780 楽天市場 (12/2執筆時)
【Amazon限定】 RAS-F25RM(W)
12・日立 白くまくん RAC-F25RM
¥59,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
暖房能力:2.2kW(0.2〜4.1)6〜 8畳
冷房能力:2.2kW(0.3〜3.1)7〜 10畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(815kWh)
年間電気代:22,005円
【10-12畳向き】
【2022年発売】RAS-A28M
14・日立 白くまくん RAS-AJ28M
¥52,760 楽天市場 (12/2執筆時)
【Amazon限定】 RAS-F28RM(W)
12・日立 白くまくん RAC-F28RM
¥69,800 Amazon.co.jp (12/2執筆時)
暖房能力:3.6kW(0.2〜4.6)8〜 10畳
冷房能力:2.8kW(0.3〜3.3)8〜 12畳
コンセント形状:100V 15A
省エネ達成率:100%/2010年(929kWh)
年間電気代:25,083円
なお、先述のように、日立の住設ルート(工務店ルート)の入門機は、AJシリーズです。
暖房能力は同等ですが、上で書いた、清潔性に関わる5つの能力がざっくり省略です。
そのほか、左右の吹き分けや、日射センサーも省略です。
他社入門機に比べても特段特長がないので、個人で買うには選びにくい機種です。
一方「Amazon限定」と書いたものは、過年度の同じグレード(Fシリーズ)のモデルをベースにしたアウトレット的モデルです。冷暖房能力や機能はAJシリーズと同等で、リモコンなどのデザインが変わるだけとなります。
次回に続く
最もお得で、おすすめのエアコンは結論的にこれ!
というわけで、今回は、エアコンの比較してきました。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
2・格安エアコンの比較 (2)
2-1:富士通
2-2:三菱重工
2-3:三菱電機
2-4:東芝
予算:3万円〜10万円
3・格安エアコンの比較 (3)
3-1:シャープ
3-2:アイリスオーヤマ
3-3:コロナ
予算:3万円〜10万円
4・高性能エアコンの比較 (1)
4-1:パナソニック
4-2:富士通
予算:10万円〜30万円
5・高性能エアコンの比較 (2)
5-1:ダイキン
5-2:シャープ
5-3;日立
予算:10万円〜30万円
6・エアコンのおすすめ 【まとめ】
=結論としておすすめ機種を提案
続く、次回の2回目記事(こちら)では、今回紹介できなかった富士通・三菱・東芝の格安エアコンを引き続き紹介します。
冷房能力 ★★★★★
暖房能力 ★★★★★
気流制御 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
異常気象対応 ★★★★★
カビ臭対策 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、6回目の結論編(こちら)では、ここまで紹介してきた全機種から、Atlasのおすすめといえる機種を提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
---
この1回目記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークなので話題を共有していただければ嬉しいです。