【今回レビューする内容】2023年 最新のApple Macbook Air Pro の性能とおすすめ・選び方:Apple Store BTO CTO対応:M1 Intelの違い:MacBook Air 13インチ 14インチ 16インチ MacBook Pro
【比較する製品型番】MacBook Air 13インチ M2 MLXY3J/A MLY13J/A MLXW3J/A MLY33J/A MLY03J/A MLY23J/A MLY33J/A M1 MGND3J/A MGN63J/A MGN93J/A MGNE3J/A MGNA3J/A MacBook Pro 13インチM2 MNEH3J/A MNEP3J/A MNEJ3J/A MNEQ3J/A MYD82J/A MYDA2J/A MYD92J/A MYDC2J/A MWP72J/A MWP42J/A MWP82J/A MWP52J/A MacBook Pro 14インチ MKGR3JA MKGP3JA MKGT3JA MKGQ3JA MPHH3J/A MPHE3J/A MPHJ3J/A MPHF3J/A MPHK3J/A MPHG3J/A MacBook Pro 16インチ MNWC3J/A MNW83J/A MNWD3J/A MNW93J/A MNWE3J/A MNWA3J/A MK1E3JA MK183JA MK1F3JA MK193JA MK1H3JA MK1A3JA
今回のお題
最新のApple MacBookのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2023年1月現在、最新のAppleのMacBook各シリーズの比較です。
2023年1月18日発表の新しいM2 Maxプロセッサー搭載の製品を含めて、現行製品は全てフォローします。
1・ 最新のMacBookの比較 (1)
1-1:選び方の基本【導入編】
=各シリーズの違いを解説
1-2: MacBook Air 13
価格:13.4万円〜
1-3:MacBook Pro 13 (新)
価格:17.8万円〜
2・ 最新のMacBookの比較 (2)
2-1:MacBook Pro 14
価格:28万円〜
2-2:MacBook Pro 16
価格:34万円〜
2-3:MacBook Pro 13 (旧)
価格:12.5万円〜
3・ 最新のMacBookの比較 (3)
=最終的なおすすめの提案【結論】
個人向けとして人気のあるMacBook Air・MacBook pro 13インチほか、プロ用といえるMacBook Pro 14インチ・16インチも含めて、全機種をフォローします。
15年を越える長年のMacユーザーとして、スペックの違いや使用感について、詳しく説明しました。
処理能力 ★★★★★
画質 ★★★★★
軽さ ★★★★☆
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
その上で、最後の「結論編」(こちら)では、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案する形式で書いていきます。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
−−
1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較
4・Mac Studioの比較
1-1・MacBookの選び方の基本!
1・MacBook Air 13インチ
重さ:1.25kg
2・MacBook Pro 13インチ
重さ:1.4kg
3・MacBook Pro 14インチ
重さ:1.6kg
4・MacBook Pro 16インチ
重さ:2.1kg (2.2kg)
はじめに、記事全体の「導入編」として、MacBookを初めて買う方、ないし、久しぶりに買う方に向けて、各シリーズの特徴や違いを「ざっくりと」説明しておきます。
MacBookは「画面サイズと本体の重さ」から4シリーズに区分できます。ここが「選び方の基本」となるため、詳しいスペック説明にはいる前の「前説」として書いています。
1・MacBook Air(13インチ)
【2022年7月発売】
・MacBook Air 13 M2プロセッサ
¥164,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【2020年11月発売】
・MacBook Air 13 M1プロセッサ
¥134,800〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M1 or M2
メモリ:8GB〜
SSD:256GB〜
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:なし
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.29kg
処理能力 ★★★★★
画質 ★★★★☆
軽さ ★★★★★
価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
=入門用にもおすすめの軽量・低価格機
第1に、13インチ Macbook Airです。
本体の価格は、M1プロセッサモデルだと13.4万円からとなります。
AppleのノートPCでは、値段が最も安いシリーズで、また、もっとも小型で、最軽量なモデルになります。
本体の重さは、シリーズを通して最軽量です。
M1モデルは1.25kg で、本体の薄さは1.56cmです。
M2モデルは、ほぼ同じ重さですが、新設計の筐体で、厚みが1.13cmとより薄くなります。
とにかく軽量で薄いので、普段、持ち歩くの方に向いています。
本体の性能は、(詳しく本編でみるので)CPUの部分だけ確認します。
CPUは、下位構成がApple M1(3.2GHz 8コア)で、上位だと新しいApple M2(3.5Ghz 8コア)です。
性能差は、ベンチマークでは、M2搭載機が10%前後ほど有利です。
ただ、Apple M1(8コア)でも、ベンチマークスコアが「15000を軽く越える」水準です。
家庭用・仕事用として個人で使う場合、Atlasの経験では「10000以上」のスコアが出せると「快適」です。
それを、大幅に上回る「かなり快適」な水準です。
ちなみに、上表は、Intel系CPUが採用されていた最終世代(2020年)のMacBook Air・ProのCPUスコアです。
一見して分かるように、M1搭載機は「Macが搭載してきたインテル機にいずれの機種も優れる」と言えます。
起動速度は、上位のMacBook Pro 13と差はないです。
ただ、処理の重い仕事や長時間の作業の際、本機は「ファンレス機」なので、CPU温度を下げるます。そのため、処理能力の低下はあります。
しかし、この部分は「静音性」とバーターなので、マイナスとは言えない部分です。
液晶の品質も、MacBook Pro 13インチと同じです。
以前は、質の悪いTN液晶を採用していました。しかし、現行製品は全て、視野角が広いIPS液晶パネルです。
画面密度も上位機と同じ「Retina」であり、表示はiPhone級に美しいです。
キーボードは、フルサイズの19mmのキーピッチです。
普通のキーボードですが、右上に指紋認証機能がある仕様です。
キーの品質は上位機と同じで打ちやすいです。
−
以上、13インチ Macbook Airの概要の説明でした。
13インチ Macbook Proとどちらを選ぶか迷っている方もいると思います。
CPUは「同グレード」なので、ハードに使わないならば、初心者やモバイル中級者を問わず、「第1の選択肢」にして良いかと思います。
十分な性能で安心感があります。
なお、13インチ Macbook Airには、ストレージ量の違いなどからバリエーションがあります。その部分は、つづく「本編」で詳しく説明します。
2・MacBook Pro(13インチ)
【2022年7月発売】
15・MacBook Pro 13インチ
¥178,800〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M2 3.5GHz
メモリ:8GB〜
SSD:128GB〜
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:あり
バッテリー: 最大20時間
重さ: 1.4kg
処理能力 ★★★★★
画質 ★★★★★
軽さ ★★★★☆
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
=メインマシンにもできる小型機!
第2に、13インチ MacBook Proです。
家庭用・仕事用で「ちょっと性能が良い機種」を探している方に、よく選ばれる小型製品です。
本体の重さは、1.4kgで、本体の薄さは、1.56cmです。
MacBook Airほどではないですが、軽量で持ちはこびできるサイズです。
バッグならば、A4ブリーフでも十分に入ると言えます。
本体の性能は、CPUはApple M2(3.5GHz 8コア)を採用します。
先ほどみた、MacBook Airと同じです。
しかし、本機は空冷ファン(アクティブ冷却システム)内蔵なので、重たい処理をする場合の速度低下はより少ないです。
また、発熱しやすいタイプのSSD(M2.PCie-4th)を載せられるメリット性もあります。
液晶の品質は、本機も「RetinaレベルのIPS液晶ディスプレイ」です。
MacBook Airの上位機とほぼ同じ品質となる、500ニトの広色域ディスプレイです。
キーボードは、一方、最上段のFキー部分が、カラー液晶のTouchBar(タッチバー)となります。
この仕様は、ファンクションキー(Fキー)を多用してきた旧来のユーザーには、不評です。実は、Atlasもそうでした。
ただ、アプリケーションごとファンクションキー表示の固定ができるため、慣れればブラインドタッチも支障はないです。
−
以上、13インチ Macbook Proの概要説明でした。
結論的にいえば、メイン機として1台だけ持つ場合、13インチ MacBook Proは、最も良い選択肢です。
普段は自宅で利用して、たまに持ち運ぶという人には最適でしょう。
液晶の品質も良く、最もバランスの取れた、MacBookのスタンダード機です。
3・MacBook Pro(14インチ)
【2023年1月発売】
19・MacBook Pro 14 MPHH3J/A
¥288,800〜 Amazon.co.jp (1/18執筆時)
CPU:M2 Pro or M2 Max
SSD:512GB〜
メモリ:16GB〜
モニター:14.2型(Liquid Retina XDR)
タッチバー:なし
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.6kg
処理能力 ★★★★★★
画質 ★★★★★★
軽さ ★★☆☆☆
価格 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
=「超ハイスペック」な仕事用ノート
第3に、14インチ MacBook Proです。
2021年に登場した新しい画面サイズのMacBook Proの「第2世代」です。
位置づけは、映像系の仕事など処理面で「ハイパフォーマンス」が必要な方にむく、据置・モバイル兼用ノートです。
本体の重さは、1.6kgで、本体の薄さは、1.55cmです。
最近は、モバイル兼用「軽量化」が進むのが一般的でしたが、やや重く、厚いです。
その点で、今まで以上に「プロに特化した」機種です。
本体の性能は、CPUは、3つから選べます。
M2 Pro(3.5GHz 10コア)・M2 Pro(3.5GHz 12コア)と、ハイスペックのM2 Pro(3.5GHz 12コア)です。
CPUは、本編に改めて書くように、3機でさほどの差はないです。
ただ、Apple M2(8コア)に対しては、どれも相当優れる水準ではあります。
GPU(グラフィックス)の部分は、ただ、かなり差がつきます。
最近だと、GPUが処理面に果たす役割が大きくなってきたので、重い処理をする場合、M2以下とは、一定の処理差はでるでしょう。
液晶の品質は、Liquid Retina XDRディスプレイとなり、下位機種より上位です。
続く本編記事で詳しく書きますが、直下型のミニLEDを採用した液晶式の進化形で、1000ニトの明るさです。
コントラストがでやすく、やはり映像関係の「プロ」向きの仕様です。
キーボードは、一方、新機種になってタッチバーを省略し、物理Fキー列が復活です。
これは、上級者(専門職)になるほど、タッチバーが不評だったからでしょう。
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以上、14インチ Macbook Proの概要説明でした。
結論的にいえば、ある程度、重みに妥協しつつ、ノートPCを持ち運ぶ必要があるが、高スペックが必要な「プロ」向けの製品です。
4・16インチMacBook Pro
【2023年2月発売】
【シルバー】【スペースグレイ】
28・MacBook Pro 16 MNWC3J/A
¥348,800〜 Amazon.co.jp (1/18執筆時
CPU:Apple M2 Pro or MAX
SSD:512GB〜
メモリ:16GB〜
モニター:16.2型(Liquid Retina XDR)
バッテリー: 最大22時間
タッチバー:あり
重さ: 2.1kg
処理能力 ★★★★★★★
画質 ★★★★★★
軽さ ★☆☆☆☆
価格 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★★
=プロ用の据置ノート
第4に、16インチ Macbook Proです。
現行製品ではもっとも画面が大きいモデルです。
本体の重さは、2.1kgあります(上位構成は2.2kg)。
重いのですが、本体の薄さは1.68cmです。
大きめのバッグなら、収納に問題なく持ち運べるでしょう。
本体の性能は、MacBook Pro14と並び、Macでは最も処理力のある統合型CPUを載せています。
CPUは、Apple M2 Pro(3.5GHz 12コア)とApple M1 Max(3.5GHz 12コア)から選びます。
CPU処理だけでいえば、両社はあまり差がないです。
ただ、GPU(グラフィックス)性能は、40%以上の開きがあります。
GPUを含めた性能差については、本編で後ほど詳しく書きます。
液晶の品質は、こちらも、Liquid Retina XDRディスプレイです。
輝度も同じで、画面密度(254ppi)も同じです。
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以上、16インチ Macbook Proの概要説明でした。
結論的にいえば、この機種は、ハードな処理をしたい「プロ中のプロ用」です。
iPhone的に言えば「 Macbook Pro MAX」的な位置づけで、特殊性が若干高めです。
値段もかなりしますので、デスクトップ代わりに使いたい方「専用」と考えれば良いと思います。
5・まとめ
1・MacBook Air 13 〈1.25kg〉
=初心者・モバイル上級者
2・MacBook Pro 13〈1.4kg〉
=一般ユーザー全般
3・MacBook Pro 14〈1.6kg〉
=映像などの専門職向け
4・MacBook Pro 16〈2.1kg〉
=パワーユーザー向け
というわけで、ここまでは、4シリーズのざっくり」とした特徴を紹介してきました。
あらためてまとめれば、上表のようになるでしょう。
「Macが初めて」という方は、予算制限なく考えるならば、MacBook Pro 13が最もバランスが良くおすすめです。
MacBook Air 13も、M1プロセッサを採用してから性能差が縮まったので、値段的な部分をふまえると、費用対効果は、かなり良いです。
予算によっては、こちらでもOKだと思います。
では、本格的な製品の比較に入ります。
画面の小さなモデルから画面の大きなモデルへ、という順番でみていきます。
1-2・MacBook Air 13の比較
はじめに、13インチのMacBook Airです。
MacBookでは、最も小型で値段も安いシリーズです。
しかし、M1プロセッサを載せてから、「パワフル」で侮れない機種なりました。
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以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2020年11月発売】
【ゴールド】【スペースグレイ】【シルバー】
1・MacBook Air 13 Retina MGND3J/A
2・MacBook Air 13 Retina MGN63J/A
3・MacBook Air 13 Retina MGN93J/A
¥134,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M1 3.2MHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:256GB
GPU:Apple M1 7コア
【2020年11月発売】(在庫限り)
【ゴールド】【スペースグレイ】【シルバー】
4・MacBook Air 13 Retina MGNE3J/A
5・MacBook Air 13 Retina MGN73J/A
6・MacBook Air 13 Retina MGNA3J/A
¥123,980 楽天市場 (1/15執筆時)
CPU:Apple M1 3.2MHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:512GB
GPU:Apple M1 8コア
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:なし
接続端子: Thunderbolt3 ×2
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.29kg
最初に紹介するのは、MacBook Airの13インチモデル(M1)です。
2022年6月の改変以前から売られていたモデルですが、下位機種のみ継続販売で、上位機種は在庫限りです。
本体色は、ゴールド・スペースグレイ・シルバーの3色展開です。
iPhoneの配色と同じです。
ゴールドについては、実際的には「ピンクゴールド」という表現が適当です。
本体の重さは、1.29kgです。
Air(軽い)という表現通り、13インチのMacBookでは、もっとも軽量・薄型なモデルです。
・30W USB-C電源アダプタ
約100g 5.5×5.5×3cm
・67W USB-C電源アダプタ
約200g 7.5×7.5×3cm
また、67WのMacBook Pro 13と比較する場合、本機は30Wのアダプタです。
アダプターが1回り小さく、100gほど差があります。
見逃しがちな部分ですが、「Air(軽い)」の名前の由来は、アダプタを含めた軽量性にあるとも言えます。
バッテリーは、最大18時間です。
Wi-Fiを利用する場合は15時間ですが、十分に長いです。
CPUは、8コア8スレッドのApple M1です。
クロック数は、 3.2GHzです。
M1チップは、メモリ・GPU・その他の機能と統合されたSOC(System-on-a-chip)です。
CPU部分だけみても、独自の仕組み(機械学習を処理するニューラルエンジンなど)も備える「ハイブリッド」型です。
そのため、IntelCPUと同じコア数・クロック数でも、Mac OSでは「実際の体感速度はさら増す」部分があります。
ベンチマークは、以前のMacBook Airに採用していたインテルCPUに比べて、3倍以上の数値です。
冒頭で説明したように、スコアは10000を超えれば「快適」と言って良いので、本機は入門機としては「相当に贅沢」です。
Appleも、同社の動画編集ソフトFinal Cut Proを利用時、旧世代のMacBook Airより最大3.9倍速いというデータをだしていますが、これは、誇張ではないでしょう。
4つの高性能コアと4つの高効率コアを組み合わせる形式で、省電力CPUでは「世界最速」を謳います。
その上で、本機については、CPUを補助するため機械学習用の16コアNeural Engineも加わります。
こうした結果、Apple M1搭載機は、iPhoneアプリ(iOSアプリ)が動作します。
全てのアプリが起動できるわけでなく、Google・マイクロソフトなど、(特にMac専用の有料アプリがある製品は)非対応アプリもあります。
結論的にいえば、処理能力の部分では、従来のIntel Core i5搭載機以上の性能が期待できます。
グラフィックス(GPU)は、画像処理に関係するパーツです。
最近は、処理の上でCPU並に重要視される向きもあります。
MacBook Airは、M1 CPUとの統合型です。
7コア・1.28GHzの専用グラフィックコアを搭載します(2022年で販売終了の上位機は8コア)。
結論的にいえば、性能の期待値はかなり高いです。
8Kビデオにも対応できる水準であるほか、Final Cut Proでの3D動画のレンダリングが5.3倍高速になったと、Apple自身も公表しています。
実際、Intel時代の単独GPU搭載機(MacBook Pro)より上の数字がでています。
メモリーは、8GBです。
MacOSに最低限必要なのは4GBですので、余裕があると言えます。
CPU・GPUと統合されたユニファイドメモリとなるため、増設には非対応です。
その分、SOC化され「パイプも太い」ので、インテル系CPU時代と比べて、「多くのメモリー量は不要」と言えます。
記憶ストレージは、(読み出しの遅い)ハードディスクは採用されず、SSDドライブを採用します。
MacBookは、全ての機種が高速に読み出し可能なSSDドライブに統一されています。
ハードディスクに比べて、OSの起動速度は2倍以上高速です。
CPUやメモリー以上に、快適性の部分で導入効果が高いといえます。
なお、SSDにも「世代」があり、速度が結構異なります。
その点で言えば、本機はPCIeベースのSSDとなるので、MacBook Pro 13よりは遅いですが、体感速度は、十分に高速です。
Macは、SSDが本体基板に直づけされた上、マザーボードと太い回線でつながっています。パーツと本体を一体設計するApple方式の利点で、同じグレードのWindows系ノートより、一般的に速いです。
SSDのサイズは、256GBと512GBから選択可能です。
容量の節約術を知らない超初心者でも256GBあれば十分な水準なので、下位機種で良いと思います。
液晶の性能は、13.3インチサイズながら、4K表示ができる、IPS液晶のRetinaディスプレイです。
2,560 x 1,600(400万ピクセル)の高解像度でモニターです。
老眼のお年寄りなど、高解像度すぎるモニターを採用したノートPCで、文字が小さくなる点を心配される方もいるでしょう。
しかし、Macは、全機種とも、文字を4倍の高密度で、文字を高解像度表示(レティナ)できますので、文字は小さくならず、むしろ、「はっきりくっきり」綺麗に見えます。
その点で、目の疲れが大幅に緩和可能な液晶パネルです。
動画や静止画の表示もかなり鮮明です。高解像度でも文字などの表示が細かくならないので、老眼世代の方にもオススメです。
本機は True Tone テクノロジーも採用されています。
これは、ディスプレイにかかわる新技術です。
環境光に合わせてホワイトバランスの自動調整を行えます。色調が自然となり、目の疲れの軽減につながる点で「進化」といえます。
ネットワークは、Wi-Fi 6(11ax)・Bluetooth 5.0に対応します。
注目点は、Wi-Fi6対応 (11ax)になった部分です。
この規格について、【Wi-Fi6 対応ルーターの比較記事】で詳しく書きました。
対応するルーターを買えば、本機はアンテナ2本なので、最大1200Mbps(5.0GHz帯)でつながるほか、ご家庭での複数同時通信時に、安定性が増します。
なお、MacBookはどの製品も有線LANポートがないので、有線で接続したい場合は、USB端子経由で変換アダプタを利用してください。
【DVDドライブ】【アマゾン限定型番】
・BUFFALO DVSM-PLV8U2-BK/N
¥2,980 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
ドライブは、MacBookはどの機種も付属しません。
「オススメの機種」については、【おすすめMac用DVDドライブの比較記事】を別に書いています。この記事の最後で、改めて紹介します。
APPLE USB-C - USBアダプタ
¥2,780〜 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
接続端子は、注意が必要です。
なぜなら、丸いUSB-C端子形状のThunderbolt 3端子が2つと、逆側にヘッドホンジャックが1つのみだからです。
Thunderbolt 3(USB-C)の1つは、ACアダプターからの充電用にも使います。したがって、充電中に自由に使えるのは「1ポート」となります。
なお、昔からの(四角い)USB 3.0端子(=USB-A)端子は1つもありません。
お持ちのUSBメモリーや外付けHDDを使う場合は、上記のような、別売の変換アダプタが必要です。
これは、サードパーティ製の安物でもOKです。
Thunderbolt 3は、転送速度は、従来のUSB3.0よりも相当速いです。
理論値で5GB(ギガバイト)/秒(=40Gbps)の速度ですから。
そのため、このブログの【ポータブルSSDの比較記事】で紹介したような、次世代デバイスの運用には向いています。
キーボードは、打ちやすいフルサイズです。
Windows系のノートPCを選ぶ場合、しっかりチェックして選ぶべき部分です。
しかし、MacBookの場合、キーピッチ(キーの幅)については、19ミリのキー間隔をどの機種も持っており、特殊配列も基本的にないです。
19mmのピッチは、故スティーブ・ジョブズもこだわっていた部分です。デスクトップ用のキーボードと同じく快適に打てます。
キーストローク(キーの押し味)は、この1つ前の世代のモデルより「バタフライ式」から、「改良型シザー式」にと再変更になりました。
これにより1mmのストロークが確保され、耐久性のほか押し味が良くなりました。
なお、右隅に指紋認証でのログインができるTouch Barが採用されています。
Fキーの部分は、タッチパネル液晶ではなく、物理キーです。
トラックパッドは、感圧式のタッチトラックパッドです。
実際にはクリックしない(押し込まない)のですが、押すと内蔵モーターが反動を手に返すので、「押した感覚」があります。
押す圧力の「弱め」「強め」が認識できるため、実際上、2種類のクリック動作を行えることになります。対応するアプリが増えてくると操作性が向上するでしょう。
【USB-C+HDMI+USB-A】
・APPLE Multiportアダプタ MUF82ZA/A
¥7,658 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【USB-C+VGA+USB-A】
・APPLE Multiportアダプタ MJ1K2AM/A
¥9,001 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
プレゼンでの利用は、本体にHDMI端子・VGA探知がないので、変換アダプターを利用します。純正は以上になります。
【USB-C+HDMI】
・ベルキン AVC002btBK
¥4,173 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
サードパーティ製でもOKです。
米国の大手周辺機器メーカーとなるベルキンなら、数タイプ出しています。
MacBook Airは端子が少なく、充電用にUSB-Cを使うと、端子の空きは1つしかないです。
そのため、HDMIだけに変換するタイプより、出力にUSB-C端子が付いているタイプのほうが、モバイル時に心強い場合が多いです。
静音性は、M1搭載のMacBook Airは、現行のMacシリーズで唯一「ファンレス機」です。
省電力性の良さが功を奏した形ですが、ファン音が気になる方には朗報でしょう。
もちろん、発熱に伴う処理能力の低下は、ファン搭載機よりあるでしょうが、低消費電力(低発熱)のM1プロセッサを採用することで、それを感じさせません。
その他の点の注目点は、MacBook Pro同様に、T2チップを採用する点が挙げられます。
これにより、セキュリティ面の底上げができます。また、Appleの人工知能となるSiriに対応できるようになりました。
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以上、MacBook Air 13インチの紹介でした。
同シリーズの看板である「安さ」を維持した上で、持ち運べる「Air(軽さ」上に、CPUパワーも画面サイズも「そこそこ」ある、「上質の入門機」と言えます。
特に、初心者には欠かせない「少し多めの」ストレージのサイズも今回確保されたので、10万円程度で「初めてのMacBook」を探している方には、最適でしょう。
一方、2台目のサブノートを探している方にも、最適です。
Macbook 12インチがなくなった現在、本機は、モバイル用では「最も小型」で持ち運びやすいモデルです。
また、「そこそこのCPU能力」ながら「多めのストレージ」で、しかも、「軽くて安い」という、Macbook 12インチの哲学を継ぐ仕様だと思います。多様なニーズに応えられる展で「名機」と言えます。
そのほか、個人的には(慣れて)すでに違和感はないのですが、どうしてもタッチバーが嫌で、物理的なFキーが欲しい方にも、本機は「救世主」になるでしょう。
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【上級者向け情報】
メモリ:16GB
¥28,000
SSD:512GB
¥28,000
SSD:1TB
¥56,000
SSD:2TB
¥112,000
なお、路面店を含むAppleストアの特注カスタムメイド(BTO)注文の場合、追加費用で装備をアップグレードできます。
AppleのBTOはかなり割高でおすすめできません。
ストレージについては、本機は高速対応のUSB-Cポートがあるので、それを活かしたほうが良いと思います。
興味のある方は、【高速なポータブルSSDの比較記事】をご覧ください。
メモリーは、必要に応じて「あり」と言えます。
とはいえ、動画編集などをしないならば、標準の8GBで足りると思います。
とくにM1プロセッサになって、CPU部分と統合された「8GBユニファイドメモリ」になり、メモリ利用が高効率化されたので、不足に感じることはまずないでしょう。
【2022年7月発売】
【シルバー/スターライト/スペースグレイ/ミッドナイト】
7・MacBook Air 13 MLXY3J/A
8・MacBook Air 13 MLY13J/A
9・MacBook Air 13 MLXW3J/A
10・MacBook Air 13 MLY33J/A
¥164,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M2 3.5GHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:256GB
GPU:Apple M2 8コア
【2022年7月発売】
【シルバー/スターライト/スペースグレイ/ミッドナイト】
11・MacBook Air 13 MLY03J/A
12・MacBook Air 13 MLY23J/A
13・MacBook Air 13 MLXX3J/A
14・MacBook Air 13 MLY33J/A
¥208,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M2 3.5GHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:512GB
GPU:Apple M2 10コア
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
タッチバー:なし
接続端子: Thunderbolt3 ×2
バッテリー: 最大18時間
重さ: 1.24kg
続いて紹介するのは、MacBook Airの13インチモデル(M2)です。
2022年6月からの登場した、この系列の上位機です。
これまでの経緯をふまえれば、上でみた下位機種は遠からず「廃止」になり、本機が入門機になるでしょう。
本体色は、4色展開です。
本体の重さは、1.24kgです。
重さは全モデルと同様ですが、冒頭書いたように、1.13cmとさらに薄くなりました。
持ちやすくなったと言えます。
電源アダプターは、下位機種は従来通りの30W USB-Cが付属です。
上位機は、10コアGPUを搭載する関係もあり、35Wコンパクト電源アダプタ(2ポート仕様)です。
一方、新機種は、USB PD(パワーデリバリ)部分の仕様変更があり、MacBook Pro用の67Wアダプタ(7800円)を別に買い利用する場合、高速給電できます。
もちろん、PD規格対応なら、サードパーティ製のUSB-C充電器でも対応できます。
バッテリーは、最大18時間です。
CPUは、上位機と下位機ともに、アップル「第2世代」の8コアのApple M2です。
クロック数は3.5GHzですので、M1(3.2Ghz)に対して9%ほど高速です。
Appleによると、実際のソフト処理においてM1比で「18%高速」となります。
Intel系CPU採用の旧機(2020年)と比べれば、50%前後は違います。
グラフィックス(GPU)は、下位機種と上位機種で異なります。
上位機(M2 1.4GHz 10コア)は、M1世代に対して33%、下位機(M 21.4GHz 8コア)でも、20%ほど性能が高まりました。
最近はCPUの進化は頭打ちですので、GPUを目印にすると、性能差がより分かりやすいといえます。実際の処理でも重要な場合が増えました。
メモリーは、8GBです。
一方、M2になり、メモリ帯域幅が50%速い100GB/sと強化されています。
本機も増設には非対応です
記憶ストレージは、SSDドライブです。
下位機は、256GB、上位機は512GBです。速度については、現状で説明がないです。
ただ、ファンレスなので、引き続き、MacBook Proよりは遅いM.2 PCI-Express 3.0世代のものを採用しているます。ただ、十分でしょう。
液晶は、本機は、13.6インチのLiquid Retinaディスプレイです。
一方、解像度2,560x1,664(224ppi)です。
数字で言えば20:13と変則的な縦横比です。画面の端が丸みを帯びた「Liquid Retina」なので、実質的に一般的な16:10になるのだと思われます(要調査)
明るさは、従来機より20%明るい500ニトです。広色域対応の性能が良いものですが、HDRについては、引き続き非対応です。
ネットワークは、本機もWi-Fi 6(11ax)・Bluetooth 5.0に対応します。
【Wi-Fi6 対応ルーターの比較記事】で書いた対応ルータを使えば、安定性は増します。
ドライブは、本機も未付属です。
「オススメの機種」については、【おすすめMac用DVDドライブの比較記事】を別に書いています。
接続端子は、Thunderbolt 3(USB4)端子が2ポートです。
下位機と同じです。
キーボード・トラックパッドの部分もM1搭載の下位機種と同じです。
静音性も同様で、本機は「ファンレス機」です。
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以上、MacBook Air M2 13インチ の紹介でした。
M1モデルよりCPU・GPUの性能が良いので、ハイスペックなモバイルPCが欲しい方に現状は向くでしょう。
一方、M2プロセッサは低発熱とは上本機はファンレスなので、負荷のかかる作業をする際には速度低下など不利な状況はあるでしょう。
その点で言えば、メインとして自宅・職場とフルに使うならば、MacBook Proが良いと言えます。
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【上級者向け情報】
メモリ:16GB
¥28,000
メモリ:32GB
¥56,000
SSD:1TB
¥28,000
SSD:2TB
¥84,000
なお、本機も、AppleストアなどでCTOが可能です。
ただ、先述のように、基本「ファンレス機」ですから、スペックを上げる意味はやや薄いと言えるかもしれません。
1-3・MacBook Pro 13の比較
つづいて、M2プロセッサ搭載の13インチのMacBook Proの紹介です。
最も「性能がまとまった」製品で、誰にでもおすすめできる一般機です。
【2022年7月発売】
【SSD256GB】【スペースグレイ/シルバー】
15・MacBook Pro 13 MNEH3J/A
16・MacBook Pro 13 MNEP3J/A
¥178,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
【SSD512GB】【スペースグレイ/シルバー】
17・MacBook Pro 13 MNEJ3J/A
18・MacBook Pro 13 MNEQ3J/A
¥206,800 Amazon.co.jp (1/15執筆時)
CPU:Apple M2 3.5GHz(8コア)
メモリ:8GB
SSD:128GB or 256GB
モニター:13.3型 IPS Retina液晶
GPU:Apple M2 10コア
タッチバー:あり
接続端子:Thunderbolt 3×2
バッテリー: 最大20時間
重さ: 1.4kg
こちらは、MacBook Pro 13インチのM2 CPU搭載機です。
MacBook Air 13インチと、CPUは同じですが、「モバイル・自宅兼用」により向く仕様です。
重さは、Airよりは重いですが、1.4kgです。
1.55cmと薄い形状ですし、(一般的に)十分に持ち歩きやすい水準をキープしています。
・30W USB-C電源アダプタ
約100g 5.5×5.5×3cm
・67W USB-C電源アダプタ
約200g 7.5×7.5×3cm
電源アダプターは、67Wモデルが付属です(写真中央)。Airと比べて2倍の重さとなるので、持ち歩く場合は注意です。
「モバイルできるサイズ」とはいえ、MacBook本体との合計重量でMacBook Airに対して、約300gの差にはなります。
そのため、「バッグ内の荷物の重さ」にこだわる方はAirがよいでしょう。
バッテリーは、最大で20時間です。
Wi-Fiを利用する場合は17時間です。
CPUは、8コア8スレッドのApple M2(8コア)です。
機械学習のための16コアNeural Engineも加わります。つまり、M2搭載のMacBook Airと同じです。
静音性は、一方、本機は、廃熱ファンを搭載します。
そのため、ファンレスのMacBook Airと違って、高負荷時にはファンの音がします。
ただ、排熱を促すことで高負荷時のCPU処理の低下を防げる効果はあるので、同じM2プロセッサー搭載ですが、ハードな処理には、本機の方が「強い」です。
グラフィックス(GPU)は、本機は、Airの上位機と同じM2 1.4GHz 10コアです。
M1に対して約33%の性能アップと言えます。もちろん、十分な水準です。
メモリーは、標準で8GBです。
本機も、CPU・GPUと統合されたユニファイドメモリですので、増設はできません。
ストレージは、256GBと512GBから選択できます。
また、より高速なM.2 PCI-Express 4.0を採用します。
この場合、M.2 PCI-Express 3.0のSSDと比べて約3倍まの速度向上が見込めます。
理論値では、読込3.2GB/s・書込2.2GB/sです。
このSSDは発熱があるので、本機にファンがあるため搭載できたと言えます。
ディスプレイは、Retinaグレードの13インチのIPS液晶です。
MacBook Air 13(M2)と同じ500ニトの広色域ディスプレイです。
2,560x1,600(227ppi)ですので、こちらは普通の16:10の縦横比です。。
キーボードは、MacBook Air 13とは、大きく異なる部分です。
なぜなら、(ESCキーを除く)Fキー(ファンクションキー)の部分が、タッチパネル式カラー液晶の「タッチバー」(Touch Bar)だからです。
OSやApple純正ソフトのほか、対応するアプリ(Abobe系など)のショートカットが自動で表示されるほか、ユーザーによるカスタマイズにも対応します。
この部分は、従来の「Fキー使い」の一部には不評です。
ただ、Atlasの個人的経験からは「慣れれば違和感なく使える」とフォローしておきます。
Fキー表示に固定できるので、この部分をだけ気にして選択肢から除外してしまうのは、あまり、おすすめしません。
なお、MacBook Airと較べると、キーボードにバックライトが搭載されるので、夜間作業におけるメリット性もあります。
タッチIDによる指紋認証は、MacBook Air同様に対応します。
ログインや、Apple Payによる支払いなどにも対応します。
キーストローク(1mm)とキーピッチ(19mm)は、MacBook Air 13と同じです。
キー方式も、(バタフライ式の前モデルと異なり)押し味の良い「改良型シザー式」です。
この部分に、問題は感じません。
トラックパッドは、MacBook Air 13と同じ、感圧式のトラックパッドです。
ただし、わずかですが、サイズが大きめです。
スピーカーは、多少ですが、MacBook Airより配慮があり、高性能スピーカーを両端に配置します。
接続端子は、MacBook Air 13と同じです。
つまり、Thunderbolt 3(=USB-C)端子が2つと、逆側にヘッドホンジャックが1つのみです。
ネットワークは、Wi-Fi 6・Bluetooth 5.0に対応します。
Wi-Fi6は新規格で、対応するルーターだと通信安定性にメリットが出ます。
詳しくは、【Wi-Fi6 対応ルーターの比較記事】で取りあげています。
また、こちらも、T2チップを採用しますので、セキュリティ面の底上げができます。Siriにも対応できる機種です。
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以上、MacBook Pro13(M2) の紹介でした。
MacBook Airと同じCPU性能ですが、ファンがあることで、CPUとSSDの部分の速度が「稼げる」製品です。
この点で、持ち運びたいが「ハードな処理も割とする」という方に本機は向きます。
使い勝手も、使い込めば便利な「タッチバー」など、機能性を高めています。
自宅にデスクトップPCがなく「メインマシン」としてノートPCを運用する場合で、予算が十分確保できるならば、この機種が「おすすめ」です。
一方、モバイル用としては、薄いのでモバイルは苦ではないとはいえ、ACアダプタの重量込みで300gほど重い点がネックです。
毎日持ち歩くような方は、MacBook Air 13の方が快適だとは言えるでしょう。
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【上級者向け情報】
メモリ:16GB
¥28,000
メモリ:24GB
¥56,000
SSD:1TB
¥28,000
SSD:2TB
¥84,000
なお、路面店を含むAppleストアの特注カスタムメイド(BTO CTO)注文の場合、追加費用で装備をアップグレードできます。
上位機ながら、メモリで32GB以上がないのは、Appleが「不要」と判断してのことでしょう。
先述のように、M1プロセッサになって、CPU部分と統合された「ユニファイドメモリ」になり、メモリ利用が高効率化されたからです。
次回に続く!
最新MacBookのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、現行のMacBook Pro MacBook Airの比較の1回目記事でした。
記事は、まだまだ「続き」ます。
2・ 最新のMacBookの比較 (2)
2-1:MacBook Pro 14
価格:28万円〜
2-2:MacBook Pro 16
価格:34万円〜
2-3:MacBook Pro 13 (旧)
価格:12.5万円〜
3・ 最新のMacBookの比較 (3)
=最終的なおすすめの提案【結論】
つづく2回目記事【こちら】では、14インチ・16インチのMacBook Proを追加で紹介します。
処理能力 ★★☆☆☆
画質 ★★★★★
軽さ ★★★★★★
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
その上で、結論編となる3回目記事(こちら)で、ここまで紹介してきた全機種から、目的別・予算別にもっともオススメできる機種はどれか?を考えていきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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