比較2017’ iMac最新モデル5機種の性能とおすすめ(iMac-1)

2017年03月03日

比較2017’ iMac最新モデル5機種の性能とおすすめ(iMac-1)

今回レビューする製品:2016-2017年 iMac最新モデルの性能とおすすめ・選び方::Apple iMac 21.5 27インチ レティナ4K 5Kディスプレイモデルなど:メモリ増設・必要周辺機器・アップルケア延長保証など:性能の違いや口コミランキング

今回のお題
性能や価格の面で最新のiMacのおすすめ機種はどれ?

 
 どもAtlasです。

 今回は、現在最新モデルとなる、「2015年10月発売」のiMac全機種の性能比較と、iMacに利用できる他社製のDVDブルーレイ・DVDドライブなどの周辺機器のおすすめについて書きます。

 なお、2016年秋に価格改定がありましたが、それをふまえて書いてあります。

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 iMac Retina 5K Display 27インチに加えて、新しいiMac Retina 4K Display 21インチも扱います。

最新モデルの特長

 比較に先立って、iMacの技術からAtlasが注目しているポイントを3つ書いておきます。
1・液晶の品質の向上
 現行機で販売されているiMacは、全てのモデルで高品質なIPSパネルが搭載されます。数年前までは、一部の機種で視野角の狭いTN液晶パネルだったことを考えると、どのディスプレイもかなり見やすいです。

 さらに、上位機種については、解像度が高いRetinaグレード(4Kや5K)液晶を採用する機種が、2015年から順次発表・発売になっています。iPhone並に美しい表示であり、それが広い画面を使えるのは、この上ない快適さです。

 ただ、MacBookと違ってiMacは画面が大きいので、目と画面の距離が必然的に離れます。そのため、スマホやノートPCほどの詳細さは基本不要なので、それを採用しない10万円ほどのiMacでも十分な視認性がありますので、その点は心配しないでくだし。

 なお、iMacの液晶は、どのモデルも液晶メーカーが出荷前にキャリブレーションをしっかり行ったパネルを使っており、sRGBをカバーできる発色能力、色再現性を確保しています。


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 さらに、プラズマ蒸着と呼ばれる新しい方法で表面のガラスがコーティングがされています。これによって、「従来の75パーセントという驚異的な反射の削減と、鮮やかで正確な色彩」が可能になっています。自分の顔や照明の光が反射して、鏡のように写ってしまう点は、従来的なiMacの大問題でした。これで見やすさは格段に改善されているでしょう。

2・本体の薄型化
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 Mac本体は、今までも十分薄いものでした。しかし、モデルチェンジを重ねるほどに、より薄くなっています。とくに今回紹介する現行モデルは、正面から見たときは、とてもデスクトップと見えない薄さを獲得しています。

 ただし、薄さを実現するために、光学ドライブ(DVDスーパードライブ)を削ってしまいました。そのため、DVDドライブやブルーレイを使いたい方は、別にドライブを購入することが必要になります。これについては、MACに対応するドライブを最後に紹介したいと思います。

3・接続端子の拡充

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 今回から、Thunderbolt2が2ポートUSB3.0が4ポートヘッドフォンSDカードスロット、そして有線LANポートの構成になりました。よく取り外す端子から端に取り付けてあり、使い勝手が向上しています。

iMacの価格について


 iMacはアメリカの販売価格に連動するので、発売時期から時間が経ってもほとんど値下がりしません。課せ背が乱高下する昨今でもそうです。
 
 購入店舗についてですが、アップル製品は基本的に定額での販売です。デンキヤでもアップル製品だけは定価に近い額で売られています。ポイント還元もないか、通常より減じられた割合です。

 これは、Appleの生産・在庫管理がしっかりしているからでしょう。ただし、ネット上では、店舗よりも還元率が良いポイント還元率5%で買えるところもあります。

 一方、アマゾンなどに出店しているお店については、通常とは異なる仕入れルートを使うようです。価格も安く、値下がりもあります。

 Appleは、商社などに対して法人割引をしているようです。おそらく、法人割引で購入できる商社を通した仕入なのかと思います。

21.5インチ通常モデルのiMac

 いろいろ前置きが長くなりました。早速、具体的な機種についてのレビューを始めます。なお、

 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 1・Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)] MK142J/A
  ¥117,504 (税抜¥108,800ビックカメラ
(3/2執筆時)
 1・Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)]  MK142J/A
  ¥110,158 楽天市場
(3/2執筆時)
 1・Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)]  MK142J/A
  
¥108,399 Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(1.4GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【グラフィックス】Intel HD Graphics 6000

 2・Mac 21.5インチ [Core i5(2.8GHz)] MK442J/A
  ¥126,800 (税抜¥139,104ビックカメラ
(3/2執筆時)
 2・Mac 21.5インチ [Core i5(2.8GHz)] MK442J/A
  ¥128,999 楽天市場
(3/2執筆時)
 2・Mac 21.5インチ [Core i5(2.8GHz)] MK442J/A
  
¥128,800 Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(2.8GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【グラフィックス】Intel Iris Pro Graphics 6200

【2機種共通の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー

 最初に、21.5インチ通常モデルについて、紹介したいと思います。

 MK142J/AMK442J/Aは、最新のiMacでは最も価格が安いモデルになります。2機種ありますが、これら2つの相違点は、CPUのパワーグラフィックスの性能です。

 CPUは、どちらの機種も「第5世代のCore i5になります。以前のiMacは、能力の低い「ノート用CPU」を積んでいた時期もありました。しかし、こちらは、デスクトップ用の2コア4スレッドのCorei5を採用しています。

 CPUのクロック数は、下位機種が1.4GHz、上位機種が2.8GHzです。処理速度の点で差があります。両者の性能差としては、15%〜20%ほどだと思います。ただし、ターボブースト機能があるので、CPUを一瞬多く使う処理の場合、自動で最大2.7GHzまでCPU性能を上げます。そのため、下位機種を買われたとしても、数字ほどの性能差は感じないでしょう。

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 グラフィックス(GPU)は、下位機種は、Intel HD Graphics 6000を、上位機種はIntel Iris Pro Graphics 6200を採用します。この部分の性能差は20%程度はありそうです。というのも、Intel HD Graphics 6000はグラフィック専用メモリが搭載されませんが、Intel Iris Pro Graphics 6200は、128MBの専用メモリーを搭載し、2次キャッシュも2倍あるからです。 
 
 ただ、こちらのiMacは21.5センチのモデルです。そのため、過度のグラフィックス性能は不要だと思います。WordやExcelの利用や、インターネットや動画の視聴などならば、下位機種でも十分の性能です。


 メモリー8GBと、ハードディスク1TBと、上位機種も下位機種も同じです。十分余裕のあるスペックです。とくにメモリー量は余裕があるため、メモリー不足による動作の遅延はほぼないと思います。なお、ハードディスクもメモリーも増設できない仕様です。ただ、十分な量のため、この点は問題ないでしょう。

 液晶画面の品質は、先ほども書きましたが、IPSパネルの使用反射率の軽減で格段に性能が上がっています。上位機種とことなり、高詳細なレティナ(4k 5k)表示にこそ対応しませんが、10万円台前半の最新デスクトップパソコンとしては格段に見やすいです。2013年以前の旧モデルからの買い換えを決意する際も、これは大きな材料になると思います。

 ネットワークは、有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。ただし、ac規格の通信を行うためにはWi-Fi(無線LAN)の親機の買い換えも必要です。詳しくは【こちら】の紹介記事をご覧ください。

 

 Mac Home and Student 2016 ファミリーパック
  ¥23,361 Amazon.co.jp  (3/2執筆時)

 付属ソフトは、いずれもApple社純正のPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が、最初からインストールされています。これらは、Office 2013と互換性を持ちます。

 ただ、完全に互換しないため、Windows版との互換性のある、Mac用のOffice 2016を別に買う人が多いです。Mac用の最新Office 2016については【こちら】で専門の記事を書きました。ただ、今回の記事の最後でも、改めて紹介したいと思います。

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 BUFFALO DVSM-PT58U2V/N 【DVDドライブ】
   ¥2,480
Amazon.co.jp (3/2執筆時)
 BUFFALO BRXL-PT6U2V/N 【ブルーレイ】
  ¥5,980
Amazon.co.jp (3/2執筆時)

 DVDドライブは、未搭載です。iMacは、どの機種も光学ドライブ(DVDドライブ)がつきませんので、別途購入する必要があります。マックに公式対応するDVDドライブやブルーレイドライブは数種類あります。【こちら】の別記事で詳しく紹介しましたが、今回記事でも、最後にまとめたいと思います。

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 入力デバイスは、ワイヤレスキーボードマウスが標準で付属します。Bluetoothで接続するワイヤレスタイプです。マウスは、タッチパネルセンサー搭載で、スクロールやジェスチャーが可能です。

 以上、21.5インチのiMacの紹介でした。2機種ありますが、ワープロやインターネットに動画閲覧、たまに写真の編集をする程度ならば、安い方の機種で十分だと思います。

ーーーー

 なお、執筆時現在、2014年10月発売の旧モデルが【在庫限り】で販売されています。

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 3・Mac 21.5インチ [Core i5(1.4GHz)] MF883JA【在庫限り】
  ¥105,734 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(1.4GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】500GB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【グラフィック】Intel HD Graphics 5000

 4・Mac (21.5インチ:Core i5/2.7GHz) ME086J/A【在庫限り】
  ¥137,500 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(2.7GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【グラフィック】Intel Iris Pro 6000

 5・iMac (21.5インチ:Core i5/2.9GHz) ME087J/A【在庫限り】
  ¥127,684 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(2.9GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【グラフィック】NVIDIA GT 750M(1GBビデオメモリ搭載)

【3機種共通の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー

 新製品と比べた場合ですが、OSXのバージョンが10.10になる他に、CPUのパワーグラフィックボードの性能ハードディスク・メモリ搭載量がそれぞれ異なります。

 第1に、CPUは、MF883JAは1.4GHz、ME086J/A は2.7GHz、ME087J/Aは2.9GHzです。種類は同じCore i5なのですが、こちらは第4世代Core i5となり、第5世代の新機種より1世代古く、性能は20%弱下回ります。

 第2に、グラフィックスは、MF883JAは、Intel HD Graphics 5000を、ME086J/AIntel Iris Pro 6000を採用します。最新機種に比べると、それぞれ1世代古いです。また、第5世代corei5を採用する新モデルは、GPUとの回線のパイプが太いため、GPU性能の面でもやはり新機種が上位です。

 ただし、最上位機種のME087J/Aは、グラフィックスについてはかなり強力です。なぜなら、GPU専用メモリーを1ギガバイト搭載するNVIDIA GT 750Mが採用されるからです。この点で、最新機種の上位機よりも200%(2倍)以上処理能力は高いと言えます。処理速度の大きいこと(動画関係の処理/ゲーム/グラフィック)をする場合は、最新機種よりME087J/Aのほうが良いでしょう。

 第3に、メモリー8GBと最新機種と同じです。ただし、ハードディスクは、最下位モデルのMF883JAについては、500ギガバイトとかなり容量が少ない点は注意が必要です。
 
 これら3点以外の性能は、最新機種と変わりません。付属するキーボードとマウスが新型のMagic Keyboard Magic Mouse 2になった程度です。OSのバージョンも、マックの場合無償で最新バージョンに変えられるため、実際問題にはならないでしょう。

 ただ、最上位機種については、グラフィックス性能が最新機種より高い点、最下位機種については、ハードディスクが500GBと少ない点だけ注意しておきましょう。

21.5インチの4KモデルのiMac


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 6・Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)] MK452J/A
  ¥160,693 (税抜¥148,790ビックカメラ
(3/2執筆時)
 6
Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)] MK452J/A
  ¥147,220
楽天市場 (3/2執筆時)
 6・Mac 21.5インチ [Core i5(1.6GHz)] MK452J/A
  ¥146,043 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.1GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(4K IPSパネル)
【グラフィックス】Intel Iris Pro Graphics 6200

 【その他の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー

 MK452J/Aは、2015年10月に新発売になった、Apple社初の4K Retinaディスプレイ搭載iMacです。

 液晶画面の品質は、4K対応のため通常のiMacと比べると、約2.2倍のダントツに高詳細です。色の表現性(鮮やかさ)も一般的なsRGB規格を超えるもDCP-P3規格を採用し発色が良くなっています。

 なお、Windowsのパソコンの場合、高詳細化すると、字が細かくなって見にくいという欠点があります。ただ、Macには「Retina技術」を搭載しており、iPhoneなどと同様に文字が大きいままで、鮮明な表示が可能です。iPhoneレベルの美しいディスプレイ望むなら、Retinaグレードの液晶を買うのがが唯一の選択肢です。とくに、目が疲れやすい方や、老眼世代の方にはオススメできます。

 その他の点では、CPU3.1GHzとクロック数が多少高い点を除けば、普通の21.5インチモデルとの相違点はありません。グラフィックス性能も、同じIntel Iris Pro Graphics 6200ですし、ハードディスクは1TB、メモリーは8GBという点も同様です。付属ソフトネットワーク機能も同じです。

 こうした点をふまえれば、高詳細で、鮮やかで、目に優しい Retinaディスプレイ搭載のiMacが欲しい方のみが選ぶべきモデルです。処理速度は通常の21.5インチiMacとさほど変わりません。

 ただし、液晶の品質は、健康に最も直結する部分なので、その点だけでも投資する価値はあります。

27インチのRetina5KモデルのiMac

  続いて、iMac Retina 5K Display 27インチについて紹介します。

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 7・iMac Retina 5K Display MK462J/A
  ¥193,790 (税抜¥178,790ビックカメラ
(3/2執筆時)
 7・iMac Retina 5K Display MK462J/A
  ¥180,110 楽天市場
(3/2執筆時)
 7・iMac Retina 5K Display MK462J/A
  ¥178,240
Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.2GHz)(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【グラフィック】AMD Radeon R9 M380 グラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)
  8・iMac Retina 5K Display MK472J/A
   ¥214,704 (税抜¥198,800ビックカメラ
(3/2執筆時)
  8・iMac Retina 5K Display MK472J/A
   ¥203,299
楽天市場 (3/2執筆時)
  8・iMac Retina 5K Display MK472J/A
   ¥202,674
Amazon.co.jp (3/2執筆時)
【CPU】Core i5(3.2GHz)(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【グラフィック】AMD Radeon R9 M390グラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)

  9・iMac Retina 5K Display MK482J/A
   ¥247,104 (税抜¥228,800ビックカメラ
(3/2執筆時)
  9・iMac Retina 5K Display MK482J/A
   ¥228,000
楽天市場 (3/2執筆時)
  9・iMac Retina 5K Display MK482J/A
   ¥229,800
Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.3GHz)(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】2TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【グラフィック】AMD Radeon R9 M395グラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)

 【3機種共通の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー
 2015年10月発売に発売された、27インチのRetina 5K Display 搭載のiMacの新機種は、以上の3機種です。昨年は、Retinaを搭載しない27インチiMacもありました。しかし、ラインナップが整理され、27インチはすべて5K対応になりました。

 では、この機種のスペックを具体的に比較していきます。

 液晶画面の品質は、この機種の最大の特長と言えます。4K対応の21.5インチよりも画面が広く、高詳細な5KのRetinaディスプレイが搭載されます。Retinaディスプレイは、「この世に存在するあらゆるパソコンディスプレイのなかで一番美しい表示ができるディスプレイ」です。文字にアンチエイリアスをかける必要が無いため、表示される文字がとても鮮明です。目の疲れが「とてつもなく」緩和可能です。

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 Retinaのクオリティで、かつ、27インチの作業領域を確保できるのは値段以上のメリット性があるといえます。以前紹介したように【こちら】、別売モニターの4Kディスプレイも最近発売され、一部機種はMacでも利用可能になってきていました。ただ、4K格安モデルは、視認性の悪いTN液晶だったり、液晶品質に問題があるといえます。

 そういった別売モニターでも10万円程度することを考えると、純正のRetina5Kモデルが20万円で入手できるのは、ユーザーにとって高いメリット性があると言えます。予算が許せばぜひ検討して欲しいモデルです。

 もちろん、色の表現性(鮮やかさ)についても、従来モデルのiMac5Kに比べて25%アップしています。今モデルではLEDバックライトの改良がなされ、4Kモデルと同じくDCI-P3規格に対応しました。

 さて、ディスプレイの部分の性能は上位機種・下位機種共に同じです。ただ、ハード部分では性能差が見られます。以下詳しく比較して見ましょう。

 第1に、CPUの性能です。下位機種がCore i5(3.2GHz)、中位機種と上位機種がCore i5(3.3GHz)になります。ただ、いずれのモデルも最新の第6世代のCore i5であるため、この点で3機種の性能差は少ないと思います。

 第2に、グラフィックス性能です。下位機種が、AMD Radeon R9 M380を、中位機種がAMD Radeon R9 M390を、上位機種がAMD Radeon R9 M395を採用しています。21.5インチのモデルと比較すると、どのモデルもグラフィックス専用のメモリーを2GB積んでおり、かなり豪華です。
 
 それぞれの性能差ですが、AMD Radeon R9 M380AMD Radeon R9 M390は、搭載メモリの速さなどの差で10%ほどの性能差が、AMD Radeon R9 M395は、さらに5%程の処理能力の向上が期待できそうです。とはいえ、いずれも2015年6月ごろ登場したモデルで、基本テクノロジーは同じで、価格差ほどの性能差ではありません。下位機種のAMD Radeon R9 M380でも十分以上だと思います。

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 第3に、ハードディスクです。下位機種は通常の1TBのハードディスクですが、中位機種は、1TB Fusion Driveを、上位機種は2TB Fusion Driveを搭載します。 Fusion Driveは、一時的にデータを置くための「高速フラッシュメモリ」をハードディスクに搭載するため、ハードディスクの読み出し速度を1.7倍から3.5倍ほど高速化できます。
 
 現在、CPUやメモリよりも、ハードディスクの読み出し速度がパソコンの処理速度上のボトルネックとなっています。そのため、1TB Fusion Driveを搭載する機種は、OSの起動速度などの快適性が大幅に増加します。iMacはハードディスクが直づけなので、ユーザーでは交換ができません。そのため、予算があれば、中位機種か上位機種が良いでしょう。

 以上、3点の相違点を説明しました。それ以外の点については、3機種の仕様は同じです。
 
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 Transcend PC3-12800(DDR3-1600) 8GB 永久保証
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 メモリー搭載量は、いずれのモデルも8GBという余裕のあるスペックです。また、最大32GBまでの増設に対応します。

 増設作業は簡単で、背面にあるパネルを開けて、そこに上記のメモリーを差し込むだけで簡単です。スロットの開閉は、電源コンセントの刺し口にあるスイッチを押すだけです。メモリースロットは4ポートあって、すでに8GB分専有されています(4ギガバイトのメモリーが2枚刺さっている)。このタイプのメモリーは2枚セットで差し替える必要があるので、上記の8GBモデルを2枚買って、空いている2つのスロットに差してください。32GBまで増設する場合は、最初に付いている4ギガのメモリー2枚を外して、上にある8ギガのメモリーを4枚搭載する必要があります。

 ネットワークは、21.5インチのiMacと同じで、有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。ただし、11ac規格の通信を行うためにはWi-Fi(無線LAN)の親機の買い換えも必要です。新しく買われる方は、【こちら】の紹介記事をご覧ください。

 付属ソフトは、Apple社のPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が付属します。
Mac用の最新Office 2016については【こちら】で専門の記事を書きましたが、今回の記事の最後でも、改めて紹介したいと思います。

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 【Amazon限定】
 2・
BUFFALO ブルーレイ ブラック BRXL-PT6U2V/N
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(8/6執筆時)

 DVDドライブブルーレイドライブは、やはり未搭載です。マックで使えるドライブについては、【こちら】の別記事で詳しく紹介しましたが、今回記事でも、最後にまとめたいと思います。

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 入力デバイスは、27インチについても、新型のMagic Keyboard Magic Mouse 2にが標準で付属します。


 以上、27.5インチのiMacの紹介でした。3機種ありますが、どれもRetina 5K Display 搭載である点は変わらず、CPUやグラフィックスやメモリーにさほど性能差は無さそうです。

 ただ、ハードディスクにFusion Driveが採用されるかどうかについては、実用上性能差が出ますので、中位機種のMK472J/Aが、価格と性能面で最もバランスがとれており、「おすすめ」できると思います。

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 なお、2016年執筆時現在、旧モデルが【在庫限り】で販売されています。

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 10・iMac Retina 5K Display MF885J/A【在庫限り】
  ¥178,000 Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.3GHz)(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【グラフィック】AMD Radeon R9 M290 グラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)

  11・iMac Retina 5K Display MF886J/A【在庫限り】
   ¥227,900 Amazon.co.jp (3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.5GHz)(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【グラフィック】AMD Radeon R9 M290Xグラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)

 【2機種共通の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー

 20014年モデル(旧モデル)のRetina 5K Display 搭載のiMacは以上2機種になります。

 ただ、これらの旧機種は、CPU第5世代のCore i5と古い点で、クロック数は上でも、基本性能は最新機種に劣ります。グラフィックスについても1世代古いです。パフォーマンス面では、最新機と10〜15%の違いはありそうです。

 それ以外の点では、OSのバージョンと付属するキーボード・マウスが旧世代のものである点を除けば、最新機種と明確な相違点はないです。ただ、価格もさほど安くないですし、旧機種を選ぶメリット性は少なそうです。

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 さらに【在庫限り】ですが、よりお買得な価格のiMacもあります。

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 12・iMac (27インチ:Core i5/2.9GHz) ME088J/A【在庫限り】
  ¥168,360 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.2GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(IPSパネル)
【グラフィック】NVIDIA GT 755M(1GBビデオメモリ搭載)

 13・iMac (27インチ:Core i5/3.2GHz) ME089J/A【在庫限り】
  ¥191,186 Amazon.co.jp
(3/2執筆時)

【CPU】Core i5(3.4GHz)
【メモリ】8GB(最大32GBまで増設可 PC3-12800)
【HDD】1TB(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(IPSパネル)
【グラフィック】NVIDIA GTX 755M(2GBビデオメモリ搭載)

 【2機種共通の仕様】

【インターフェース】USB3ポート×4、Thunderboltポート×2、MagSafe2電源ポート, SDXCカードスロット, 有線LANポート、ヘッドフォン
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/gに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー

 こちらも2014年モデルですが、先ほどの機種と異なり、Retina 5K Display が未搭載のモデルです。IPS液晶を採用しており視認性は高いとはいえ、やはり20万円オーバーのモデルとしては若干残念なスペックです。

 CPU第5世代の古いcorei5で、性能や消費電力は、現行品と比べると「イマイチ」です。

 グラフィックスは、下位機種がNVIDIA GT 755M(1GBビデオメモリ搭載)を、上位機種がNVIDIA GTX 755M(2GBビデオメモリ搭載)を採用しています。NVIDIA GT 755Mと、NVIDIA GTX 755Mの性能差は1.6倍程度となります。とはいえ、ゲームでもしない限り、下位機種でも処理能力は十分です。

 ハードディスクは、1TBと容量は十分です。ただハードディスクにFusion Driveが選べない点は、多少残念な部分ですね。

 その他、DVDドライブが付属しない点や、高速無線LANが付く点などは、新機種と同様です。とはいえ、新機種の5Kディスプレイモデルが+1万円ほどで入手可能であることを考えると、「お得」なモデルとは必ずしも言えなそうです。

後編につづく!
価格や性能面から考えた場合の、iMacのおすすめ機種は結論的にこれ!



 というわけで、今回は現行のiMacの新機種を全機種紹介しました。


 続く後編記事こちら】では、ここまで紹介してきた全機種の中から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種!を提案していきたいと思います。

 201501091300.jpg


 その他、iMacに正式対応する光学ドライブなど、同時に購入が必要だろう周辺機器についても詳しく書いていきたいと思います。


 後編記事は→こちら

posted by Atlas at 01:45 | Comment(0) | Mac関連機器

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