比較2019’【詳しく解説】新製品のiMac全機種の性能とおすすめ・選び方(iMac-1)

2019年09月04日

比較2019’【詳しく解説】新製品のiMac全機種の性能とおすすめ・選び方(iMac-1)

【今回レビューする内容】2019年 iMac最新モデルの性能とおすすめ・選び方:Apple iMac 21.5 27インチ レティナ4K 5Kディスプレイモデル:メモリ増設 必要周辺機器:各モデルの性能の違いや口コミランキング

【紹介する製品型番】MRQY2J/A MRR02J/A MRR12J/A MRT32J/A MRT42J/A MMQA2J/A [2300] MNE02J/A [3000] MNDY2J/A [3400] MNE92J/A [3400] MNEA2J/A [3500] MNED2J/A [3800] iMac ProRetina 4K 5Kディスプレイモデル MQ2Y2J/A

今回のお題
性能や価格の面で最新のiMacのおすすめ機種はどれ?  

 どもAtlasです。

 今回は、2019年9月現在、最新のiMacを紹介します。

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 今回は、詳しいスペックを比較するほか、対応する別売DVDドライブや、オフィスソフトなどの情報も解説するつもりです

 iMacは数年に一度のモデルチェンジですが、最高性能を持つiMac Proを含めて、現行機種は全機種紹介しました。

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CPU:Core i5-8500 3.0GHz
メモリ:8GB
ストレージ:1TB Fusion Drive
モニター:21.5インチ(4K)
GPU:Radeon Pro 560(4GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 以下では、最新のiMacのスペックを、シリーズごとに比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、目的別・予算別に、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。

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1・Macbookの比較
2・iMacの比較
3・Mac miniの比較

 なお、今回の記事は、このブログのMac比較シリーズの2回目記事として書きました。

1・最新のiMacを選ぶメリット

 詳しい比較にはいる前に、あらかじめ、iMacに共通する「良い部分」について、解説しておきます。

 久しぶりの買換えの方や、初めて購入する方に向けての「基本のガイダンス」となります。

 とくに、MacBookと比較して選びかねている方は、はじめにお読みください。

1・マシンパワー

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 第1にマシンパワーについてです。

 これは、快適性にかかわる指標で、CPU性能や、ストレージ(HDD)の速度などが関係します。

 今回の記事では、このような各機の基本スペックを比較しています。

 もちろん、基本的には「値段が高いほどiMac高性能」です。しかし、予算に限りがあるでしょう。

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 結論的にいえば、今回の記事で示していく「CPUベンチマーク」で、「5000以上」のスコアがあれば、現状では、問題なく日常の作業が可能です。

 ワープロなどの仕事や、動画視聴などが主の「ライトユーザー」なら、これで十分です。

 ただし、動画編集などハードに使う方は「10000以上」を基準に選んでください。

 このほか、GPU(グラフィックス)の処理能力も重要ですが、(情報過多になるため)おいおい記事のなかで説明するつもりです。

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 なお、MacBookと比較して、どちらを選ぼうか迷っている方は多いと思います。

 なんとなく、iMacのが「パワフル」な感じします。

 しかし、この点について言えば、iMacは「ノートPC用のCPU」を利用していることもあり、「だいたい同じ」値段のマシンならば、さほど処理能力は変わりません

 正確に言えば、廃熱に余裕のあるiMacのほうが、速度は出やすいです。

 ただ、MacBookは、ストレージにHDDではなくSSDを積むので、総合的な「体感速度」はほとんど同じです。

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 結論的にいえば、同じほどの予算ならば、MacBookとiMacは単純に「必要な画面サイズ」で決めて良いです。

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 なお、このブログの【MacBookの比較記事】のほうに、今回のiMacと同じ基準で、CPUベンチマークを掲載しています。

 もっと細かく比較したい方は、この記事と合わせて、後ほどご覧ください。

2・液晶の視認性

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 第2に液晶の視認性についてです。

 液晶パネルは、全てのiMacで高品質で視野角が広いIPSパネルが搭載されます。

 数年前は、視野角の狭いTN液晶パネルが紛れていましたが、現在はありません。

 なお、iMacは出荷前にキャリブレーション(画質調整)をしっかり行ったパネルを使っており、個体差が少ないことでも有名です。

 能力的にも、sRGBをカバーできる発色能力、色再現性を確保しています。

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 解像度も、最下位機種を除き、4K・5Kの高詳細表示に対応となっています。

 一方、高詳細なディスプレイは、老眼の方には、表示が「細かすぎる」懸念があるかもしれません。

 しかし、 むしろ「老眼の方にこそ向く仕様」です。

 なぜなら、iMacの場合、ドットの細かさを活かし、フルハイビジョン(左図)比べて、4倍の高密度で、文字を高解像度表示しているからです。

 これは、iPhoneでいうところの「Retina技術」と同じです。また、Windows PCと異なり、細かい設定なしでもいけるため、より初心者向きです。

 画面の輝度も、500cd/m2(500ニト)です。

 最近のHDR対応の高級モニターと競える性能です。

 その上で、赤と緑の蛍光体のLEDを新しく採用したP3カラーの採用で、色域が20%以上広がっています。

 従来よりも、画像編集などのプロユースにも向く仕様となりました。

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 画面サイズは、現状で21.5インチ27インチが選択できます。

 縦横比は同じなので、基本どちらを選んでも問題ありません。

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 ただし、27インチの場合、モニターから目の位置まで最低80cm離さないと目が疲れます。

 このあたりの話は 【PC用事務机の比較記事】でも書きました。奥行のない机に設置しようとするかたは、気をつけてください。

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 画面の写り込みは、iMacは、ガラスパネルを前面に使う関係で、(Windowsのような)ノングレア(非光沢)のモニターとは、異なります。

 ただ、近年の機種は全て、プラズマ蒸着と呼ばれる方法で表面のガラスがコーティングがなされます。

 これによって、「以前の75パーセントという驚異的な反射の削減と、鮮やかで正確な色彩」が可能になっています。

 自分の顔や照明の光が反射して、鏡のように写ってしまう点は、以前のiMacの大問題でした。これで見やすさは格段に改善されました

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 結論的にいえば、21.5インチの最下位機種を除けば全て、4K・5Kの高詳細表示に対応するので、画面の大きさだけを気にしてiMacを選ぶだけで問題ないでしょう。

 ただし、先述のように、「モニターと目までの距離」は気にしてください。

3・周辺機器と接続端子

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 第3に周辺機器と接続端子についてです。

 本体の薄さは、iMacが欲しい多くの方が評価する部分でしょう。

 新型は、エッジ部分でも5mmの薄さと薄い本体です。

 正面から見たときは、とてもデスクトップと見えない薄さを獲得しています。

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 内蔵ドライブは、一方で、iMacは全機種とも内蔵する機種がないです。

 これは、Appleが、本体を薄くしたかった、というより、音楽・映画・アプリを同社のオンラインストアで直販したいという「大人の事情」からです。 

 ただ、必要な人はいると思いますので、今回の記事でも、外付けドライブの選び方についても解説します。


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 接続端子は、21.5型も27型も、背面に以上の端子を装備しまs。

 要するに、高速なThunderbolt 3(USB-C)が2ポート、一般的なUSB3.0が4ポート、SDカードスロット有線LANポート・ヘッドホン端子という構成です。

 Thunderbolt3は、Windows系で採用されるUSB-C規格と端子の形が同じ(上位互換)です。

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 そのため、高速な、ポータブル高速SSDをつなぐと、本体のHDD以上に高速ともいえる読み書き速度を得られます。

 なお、対応製品は【ポータブルSSDの比較記事】で紹介しています。

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 以上、具体的な機種の説明に入る前に、3つの観点から「iMacの選び方」を解説しました。

 以下では、これらの情報をふまえて、しっかり比較していきます。

2・iMacの販売価格と購入法

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 続いて、「価格面」について、簡単にフォローしておきます。

 iMacは、世界中で売られている製品です。

 販売価格は、簡単に言って、アメリカのApple直営店での販売価格に連動するといえます。

 また、値段の見直しは、為替が乱高下する昨今でも、ほとんどありません。そのため、「待てば安くなる」というPCの原則はあまり通用しません。

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 実店舗での価格差は、こちらもほとんどありません

 直営店では、アップル製品は基本的に「定価販売」です。デンキヤでもアップル製品だけは定価に近い額で売られています。ポイント還元もないか、1%程度が普通です。

 これは、Appleの生産・在庫管理がしっかりしているからでしょう。

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 ネットでの販売は、しかしながら、店舗よりも還元率が良いポイント還元率5%程度で買える場合もあります。

 これは、Amazon.co.jpがAppleの正規代理店になったからで、時期によって、より高率の割引販売を行っています。

3・21.5インチiMacの比較

 いろいろ前置きが長くなりましたが、ここからは、具体的な機種についてのレビューを始めます。

 なお、 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


  

 【2017年モデル】(継続生産中)

 1・Mac 21.5インチ iMac MMQA2J/A
  ¥130,453 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 1・Mac 21.5インチ iMac MMQA2J/A
  ¥132,919 楽天市場 (9/4執筆時)

CPU:Core i5-7360U 2.3GHz
メモリ:8GB
ストレージ:1TB HDD
モニター:21.5インチ(IPS)
GPU:Intel Iris Plus Graphics 640

1・液晶のみやすさ  ★★★★☆
2・CPUのパワー  ★★★☆☆
3・起動の速さ    ★★★★☆
4・画像・動画の処理 
★★★☆☆
5・総合評価     ★★★★☆

 MMQA2J/A は、最新のiMacでは最も価格が安いモデルになります。

 こちらは、2017年6月6日発表機ですが、2019年3月のモデルチェンジ以後も継続生産中の「現行機」です。

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 CPUは、インテルの「第7世代(Kaby Lake)」のCore i5です。

 現在は「9世代」なので、2年前は最新だったCPUと言えます。

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 CPUのクロック数は、2.3GHzです。

 なお、プロセッサーの製品名をAppleは公表しません。

 しかし、公開されているスペックからすれば、2コア4スレッドCore i5-7360Uを採用していると思われます。

 ベンチマークは、スコア5000を越えます。

 「最速」とは言いませんが、動画視聴・簡単なゲーム・ビジネス利用において、十分に「不満を感じない水準」です。

 なお、 インテルのCPUは、ターボブースト機能があるので、CPUを一瞬多く使う処理の場合、自動で最大3.6GHzまでCPU性能が上がります。

 MacBookは廃熱の関係で、この部分がフルに活きない場合がありますが、iMacなら問題ないでしょう。

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 GPU(グラフィックス)は、「動画再生」などに影響するパーツです。

 この機種は、Intel Iris Plus Graphics 640を採用します。

 これは、MacBookの格安機と同じで、独立したGPUではなく、CPUとメモリーを共有するタイプです

 この点で、高度な動画編集やゲームにはあまり向かないといえますがWordやExcelの利用や、動画の視聴などならば、十分以上の性能です。

 メモリーは、8GBです。

 現行のMacの場合4GBが最低ラインですから、8GBあれば基本的に十分です。

 なお、iMacはメモリーがボードに直付されているため、購入後のメモリー増設には対応できません

 ハードディスクは、1TB搭載されます。

 回転数は5400回転です。

 容量的は、十分余裕があり、問題ありません。

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 液晶画面の品質は、注意が必要です。

 新型はどの機種も、広視野角のIPSパネルの採用反射率の軽減で性能は良いです。

 しかし、このグレードに限っては、レティナ(4K 5K)表示に非対応で、1920 x 1080のフルHD解像度です。

 この値段で、一体型4Kを出すのはWindowsPCの場合も無理なので、値段の面では、十分に健闘しています。

 とはいえ、iPhone並の「詳細さ」を求めるならば、上位モデルを選ぶと良いでしょう。

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 ネットワークは、有線LANと無線LAN(Wi-Fi)が装備されます。

 Wi-Fiは、高速な802.11ac に対応します。

 なお、高速通信を行うためにはWi-Fi(無線LAN)の親機の対応が必要ですが、Appleは純正品の販売を撤退しています。

 そのため、「代替手段」について、詳しくは、このブログの【高速無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

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 付属ソフトは、総合ソフトとして、AppleのPages(ワープロソフト)・Numbers(表計算ソフト)・Keynote(プレゼンソフト)が、最初からインストールされています。

 これらは、MicrosoftのOffice 2019と互換性を持ちます。

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  Microsoft Office Home & Business 2019
  ¥34,160 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 ただ、エクセルマクロに非対応など、完全互換ではありません。

 そのため、Windowsとの互換性を重視して別に、Office 2019を別に買う人が多いです。

 なお、この部分については、【Mac版Ofice2019のおすすめ購入法】の記事で詳しく書きました。

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 【DVDドライブ】【アマゾン限定型番】

 ・BUFFALO DVSM-PLV8U2-BK/N
  ¥1,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

  【ブルーレイ】【アマゾン限定型番】

 ・BUFFALO BRXL-PT6U2V/N
   ¥7,480 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 DVDドライブは、未搭載です。

 iMacは、どの機種も光学ドライブ(DVDドライブ)がつきませんので、別途購入する必要があります。

 マックに公式対応するDVDドライブやブルーレイドライブは、純正品を含めて数種類あります。【こちら】の別記事で詳しく紹介しました。

 しかし、今回記事の最後でも、改めてまとめたいと思います。

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 入力デバイスは、ワイヤレスキーボードマウスが標準で付属します。

 Bluetoothで接続するワイヤレスタイプです。

 マウスは、タッチパネルセンサー搭載で、スクロールやジェスチャーが可能です。

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 以上、21.5インチのiMacの紹介でした。

 4Kパネルを採用しない点が、欠点ですが、その分「十分な安さ」で「日常利用に支障のない処理能力」をもつ機種を売っているといえ、好感が持てます。

 ただ、液晶パネルは、健康にかかわる部分ですし、日常利用していく上で「こだわった方が良い部分」です。

 個人用として探している方で、もう少し予算がある方は、次に紹介する上位機を選ぶのも「手」でしょう。

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 【上級者向け情報】

メモリー:16GB
 + ¥22,000
Fusion Drive:1TB
 + ¥11,000
SSD:256GB
 + ¥22,000

 なお、路面店を含むAppleストアの特注カスタムメイド(BTO)注文の場合、追加費用で装備をアップグレードできます。

 入門機として考えれば、メモリーの増設は不要でしょう。一方、ハードディスクながら、高速なFusion Driveへの換装は、一定の魅力はあります。

 ただ、こうした改変をするならば、次に紹介する上位機を「追加なし」で購入した方が良いと思います。


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 【2019年モデル】

 2・Mac 21.5インチ Retina 4K MRT32J/A
  ¥154,220
Amazon.co.jp (9/4執筆時)  

CPU:Core i3-8100 3.6GHz
メモリ:8GB
モニター:21.5インチ(4K)
GPU:Radeon Pro 555(2GB)
ストレージ:1TB HDD

1・液晶のみやすさ  ★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★☆
3・起動の速さ    ★★★★☆
4・画像・動画の処理 
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 201903201147.jpg

 3・Mac 21.5インチ Retina 4K MRT42J/A
  ¥177,980 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

CPU:Core i5-8500 3.0GHz
メモリ:8GB
ストレージ:1TB Fusion Drive
モニター:21.5インチ(4K)
GPU:Radeon Pro 560(4GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 MNDY2J/AMNE02J/A は、21.5インチのiMacの上位機種です。

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 CPUのクロックは、下位機種がCore i3-8100(3.0GHz)で、上位機種がCore i5-8500(3.4GHz)です。

 下位機種は、4コア4スレッド、上位機種は6コア6スレッドです。

 先ほど見たモデルは、2コア4スレッドでしたのでより、並行処理はより得意です。

 とくに、6コア6スレッドの上位機種は、ベンチマークスコアが「10000」を越えています。

 相当重い処理でもこなせるでしょう。

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 GPU(グラフィックス)も、かなり性能が期待できます。

 なぜなら、CPUとGPUを共有するタイプではなく、単独搭載だからです。

 下位機種は、Radeon Pro 555X(2GBRAM)、上位機種は、Radeon Pro 560X(4GB)を搭載します。

 GPUベンチマークを見ると、下位機種でも、先ほど見た機種が採用するIntel Iris Plus 640より2倍以上性能が良いです。ゲームなどにおいて2倍以上の性能面の向上が見られるでしょう。

 なお、上表では、下位機種のRadeon Pro 555Xについてはベンチマークがないので、同水準の555を参考に載せておきました。

 メモリー8GBです。

 十分な量ですが、下位機種と同じで、ユーザー作業によるメモリー増設はできない仕様です。

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 ハードディスクは、1TBです。

 ただし、上位機種は、Fusion Drive HDDが採用です。

 これは、回転盤があるHDDなのですが、フラッシュメモリーを搭載することで、体感的な速度をSSDに準じる速度まで高めた製品です。

 通常のハードディスクに比べると、書出速度が8-10倍程度高速です。読出速度は、10-12倍程度の改善が見られます。

 現在的なPCは、CPUよりもハードディスクの遅さが、OSの起動時間やソフトの動作の上でボトルネックとなっています。

 その点をふまえても、Fusion Driveが採用される上位機種を選ぶ価値はあるでしょう。

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 液晶画面の品質は、4K対応でRetinaグレードの表示ができる機種です。

 現行の技術水準において、表示が美しく、目にも優しいディスプレイ望むなら、このグレードは「マスト」です。

 とくに、目が疲れやすい方や、老眼世代の方にはオススメできます。

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 そのほか、ネットワーク付属ソフト・ドライブ入力デバイスなどの部分は、1つ上で紹介した機種と同じです。

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 以上、21.5インチiMacの4K上位モデルの紹介でした。

 価格は高くなりますが、液晶の部品代を考えると、必ずしも高額とは言えません。高詳細で、鮮やかで、目に優しい Retinaディスプレイ搭載のiMacが欲しい方は、こちらが良いでしょう。

 また、多少「贅沢」ではありますが、OSやアプリのの起動速度などを考えると、Fusion Drive HDDを採用する上位機のMRT42J/Aを選んだ方が良いと思います。

 CPUもそれに応じて性能が良いですし、割高とはいえませんので。

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 【上級者向け情報】

CPU:第8世代 Intel Core i7(3.2GHz)
 + ¥22,000
メモリー:16GB
 + ¥22,000
メモリー:32GB
 + ¥66,000
Radeon Pro Vega 20(4GB)
 + ¥38,500
SSD:256GB
 + ¥11,000
SSD:512GB
 + ¥33,000
SSD:1TB  
 + ¥77,000

 なお、この機種も、 路面店などのAppleストアの特注カスタムメイド(BTO)注文に対応し、追加費用で装備をアップグレードできます。

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 CPUは、Intel Core i7-7700にアップグレード可能です。

 6コア12スレッドの製品で、スコアは「15000」を越え、通常モデルより22%程の性能差があります。

 したがって性能はより期待できますが、(本体も割引なしの直販定価で買うことになるので)20万円を越えてきます。確実にCPUパワーが必要な方以外は不要でしょう。

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 GPUも、Radeon Pro Vega 20に換装できます。

 こちらは2倍の性能差があります。本当に「バリバリ」3Dのゲームやデザインをする人以外は、相当のオーバースペックと感じます。

 そのほか、メモリーが増設できるほか、ストレージをFusionドライブから、より高速なSSDに換装することも可能です。こちらについても、一般的に8GBのメモリーとFusionドライブの構成で「サクサク動く」水準です。

 動画編集や仮想化ソフトを使うなど以外の場合は、標準モデルで十分です。

4・27インチ5K液晶モデルのiMac

 続いて、iMac Retina 5K Display 27インチについて紹介します。

 こちらについても、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2019年モデル】

 4・iMac Retina 5K Display MRQY2J/A
  ¥214,693 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

CPU:Core i5-8500 3.0GHz
メモリ:8GB(増設可)
ストレージ:1TB Fusion Drive
液晶パネル:27インチ(5K)
GPU:Radeon Pro 570X(4GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 5・iMac Retina 5K Display MRR02J/A
  ¥238,453 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

CPU:Core i5-8600 3.1GHz
メモリ:8GB(増設可)
ストレージ:1TB Fusion Drive
液晶パネルル:27インチ(5K)
GPU:Radeon Pro 575X(4GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 6・iMac Retina 5K Display MRR12J/A
  ¥274,093 Amazon.co.jp
(9/4執筆時)

CPU:Core i5-9600K 3.7GHz
メモリ:8GB(増設可)
ストレージ:2TB Fusion Drive
液晶パネルル:27インチ(5K)
GPU:Radeon Pro 580X(8GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★

 これらは、27インチのRetina 5K Display 搭載のiMacです。

 2019年3月に発売された製品ですが、Atlasも秋口に購入しました。

 「ハイスペック」な製品ですが、3パターンの構成が準備されています。

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 CPUは、最上位機が「第9世代のCore i5」を採用します。

 それ以外は「第8世代のCore i5」になります。いずれも6コアです。

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 下位機種は、21.5インチ4Kの最上位機のCPUと同じです。

 中位機種・上位機種と、それぞれ約22%ほど性能差がありますが、いずれも「スコア10000」を越えます。

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 GPU(グラフィックス)は、下位機種は、Radeon Pro 570X(4GBRAM)を、中位機種は、Radeon Pro 575X(4GBRAM)を、上位機種はRadeon Pro 580X(8GB VRAM)を搭載します。

 今モデルも、GPUで処理面でのグレードの差を付ける方向性のようです。

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 特注モデルが多いので、正確な比較はできませんが、下位機種と中位機種の差は10%、中位機種と上位機種も10-15%程度です。

 GPUは、今後VR環境のゲームなどに関わってくる部分です。

 こうした部分にかかわる27インチユーザーの場合は重視しても良いと思います。

 なお、iMacのGPUでVR対応できるのは、Radeon Pro 580X搭載の最上位機種だけです。

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 シリコンパワー DDR4-2666 8GB
  ¥5,030 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 メモリーは、8GBと共通です。

 こちらは、ユーザによる最大32GBまでの増設にも対応します。

 対応するメモリーは、DDR4-2666です。なお、iMacの場合、物理メモリーはノートPC用を使います。

 増設作業は、背面にあるパネルを開けて、そこに上記のメモリーを差し込むだけです。

 スロットの開閉は、電源コンセントの刺し口にあるスイッチを押すだけです。メモリースロットは4つあって、すでに2つは専有されています(4GB×2)。

 Macの場合、2枚セットで同じものを差し替える必要があります。

 例えば追加で16GB増設したい方は、8GBモデルを2枚買って、空いている2つのスロットに差してください。

 なお、32GBまで増設する場合は、初期メモリを外して、8ギガの同じメモリーを4枚購入する必要があります。

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 ハードディスクは、1TBです。

 ただし、上位機種は2TBです。

 どの機種も、先ほど紹介したFusion Drive HDDが採用されますので、高速です。

 通常のハードディスクに比べると、書出速度が8-10倍程度高速で、読出は、10-12倍程度の改善が見られます。

 SSDに比べて費用が安くて済むので、コスパは良いです。


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 液晶画面の品質は、5K対応でRetinaグレードの表示ができる機種です。

 21インチと同じで、今年度モデルは500カンデラの輝度を持つ、新型のディスプレイを採用しており、従来機よりも色域が広く美麗です。

 ネットワークは、21.5インチと同じ構成です。

 有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。

 こちらの場合も、高速通信に対応するためには、対応する親機が必要です。

 詳しくは【無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

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 付属ソフトは、この機種も、Pages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が付属します。

 Mac用の最新Office 2016については未付属です。

 別途購入したい場合は、【Mac用Officeソフトの比較記事】で専門の記事を書きました。

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 【DVDドライブ】

 BUFFALO DVSM-PT58U2V-BKD
 ¥3,720 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

  【ブルーレイ】

 BUFFALO BRXL-PT6U2V/N
  ¥7,480 Amazon.co.jp (9/4執筆時)

 DVDドライブブルーレイドライブは、未搭載です。

 冒頭に書いたように、薄型本体を採用するため、27インチモニターにも付きません。

 なお、iMacで使えるドライブについては、【Mac用のDVDドライブの比較記事】【Mac用のブルーレイドライブの比較記事】で、それぞれ詳しく紹介しました。

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 入力デバイスは、新型のMagic Keyboardと、 Magic Mouse 2が標準で付属します。

 いずれも、ワイヤレス仕様です。

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 以上、27インチモデルの最新機種の紹介でした。

 今年度モデルについては、21.5インチiMacもCPUとGPUの性能が格段に向上したため、性能面での差は縮まりました。

 ただ、27インチの5Kディスプレイは、高解像度でありつつ、画面にA4書類は2つ以上並べられる幅を持つため、ビジネス用としては「最強」です。

 この点だけでも選ぶ価値は十分あるでしょう。

ーー

 【上級者向け情報】

CPU:第9世代 Intel Core i9-9900K
 + ¥55,000
メモリー:16GB
 + ¥22,000
メモリー:32GB
 + ¥66,000
メモリー:64GB
 + ¥111,000
Radeon Pro Vega 48(8GB)
 + ¥49,500
Fusion Drive:3TB
 + ¥22,000
SSD:512GB
 + ¥33,000
SSD:1TB  
 + ¥77,000

 路面店などのAppleストアの特注カスタムメイド(BTO)注文の場合、追加費用で装備をアップグレードできます。

 201903201106.jpg

 CPUは、Intel Core i7-9900Kを選択可能です。

 8コアとなるため、性能差は従来機より35%あります。ただ、繰り返しますが、相当重い処理をする場合であっても、ここまでの性能は一般的に不要です。

 201903201109.jpg

 シングルスレッドあたりのレートでは、さほど差がないので、+5万円以上の価値があるかは「微妙」でしょう。

 一方、メモリーの増設については、「ユーザーで可能」なので、割高なメーカー増設を発注する必要性はないでしょう。

 ただ、SSDドライブへの換装は、ハイスペック機をお求めな上級者には、価格面でもオススメできます。

 もちろん、一般向けには、Fusionドライブの構成で十分でしょう。

6・iMac Pro 5Kモデル

 続いて、2017年末に追加販売された、「最強のiMac」の紹介です。

 多くのかたには価格面で選択対象外でしょうが、「現行機の最高水準」を知っておくのは悪くないでしょう。


 201706061347.jpg

 7・iMac Pro Retina 5K Display MQ2Y2J/A
  ¥558,790 (30.174pt)ビックカメラ (9/4執筆時)

 7・iMac Pro Retina 5K Display MQ2Y2J/A
  ¥548,080 楽天市場 (9/4執筆時)

CPU:Intel Zeon W 3.2GHz
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD
液晶パネル:27インチ(5K)
GPU:Radeon Pro Vega 56(8GB)

1・液晶のみやすさ  ★★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★★★
5・総合評価     ★★★★★★★

 iMac Pro Retina 5K Displayは、現行のiMacの最上位機になります。

 Appleの「スペシャル色」であるブラック(スペースグレイ)を採用し、付属品のマウスとキーボードも同系色を準備するなど、力を入れている「高級品」です。

 液晶画面の品質は、ただ、iMac 27インチと同じランクの5KのRetinaディスプレイです。

 201807140944.jpg

 CPUは、一方、値段相応の実力を持ちます。

インテルのデスクトップ用の3.2GHz Intel Xeon Wというオクタコア(8コア)を採用します。

 Mac用デスクトップPCといえるMacProと比する処理速度です。


201811051124.jpg

 ベンチマークで、iMacと比較した場合、200%の性能向上です。値段も別格ですが、能力も別格です。

  

 GPU(グラフィックス)は、Radeon Pro Vega 56です。

 8GB HBM2メモリ搭載を搭載するこちらは、市販品だと10万前後はするモデルとなります。

 事後の換装はできないですが、iMac史上最強のGPUと言えます。

 201807140947.jpg

 メモリーは、34GBです。

 デスクトップ用のDDR4-2666を採用します。

 ECCというエラー訂正機能が付与される高品質なものです。ただ、増設については、増設スロットの不採用で非対応です。

 ストレージは、HDDでより高速なSSDを採用します。

 サイズも1TBです。

 その他の部分は、基本的に通常モデルと同じです。

 しかし、仕組み上、本体の厚みは増している点は、設置上注意が必要です。

 201807140949.jpg

 駆動音は、専用のエアフローが採用され、性能の割にはかなり軽減されます。

 負荷をかけた場合の駆動音も、許容電力が500Wとかなり高いわりに、さほど気になりません。

 MacProで不評だった騒音の部分は、割と力を入れて対策がなされた印象です。

 そのほか、口径の大きいステレオスピーカーと、4つの指向性マイクが搭載される点、T2チップの搭載で、Siriに対応するとともに、セキュリティ強度が上がった点などが見所です。

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 以上、iMac Proの紹介でした。

 どちらかといえば、デザイン事務所のような企業を対象にした製品です。

 個人向けで、最も安い構成で60万という価格は、家庭用と考えると「30年前のハイエンド機」並の価格であり、費用対効果の面では選択肢に加えずとも良いでしょう。

後編につづく!
最新機種のiMacのおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、今回は現行のiMacの新機種を全機種紹介しました。

 しかし、記事は、もう少しだけ「続き」ます。

 201807140919.jpg

1・液晶のみやすさ  ★★★★★
2・CPUのパワー  ★★★★★
3・起動の速さ    ★★★★★
4・画像・動画の処理 
★★★★★
5・総合評価     ★★★★★

 続く後編記事こちら】では、ここまで紹介してきた全機種の中から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種!を提案します。

 

 201501091300.jpg

 また、iMacに付属しない光学ドライブをはじめとする、周辺機器の選び方についても解説します。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

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 なお、この前編記事がお役に立ったようならば、SNSなどで共有して頂ければ幸いです!

posted by Atlas at 20:50 | Mac関連機器

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