比較2018’【詳しく解説!】新製品のiMac全機種の性能とおすすめ・選び方(iMac-1):旧モデルとの違いやiMac Proの情報

2018年03月28日

比較2018’【詳しく解説!】新製品のiMac全機種の性能とおすすめ・選び方(iMac-1):旧モデルとの違いやiMac Proの情報

【今回レビューする内容】2018年 iMac最新モデルの性能とおすすめ・選び方:Apple iMac 21.5 27インチ レティナ4K 5Kディスプレイモデル:メモリ増設 必要周辺機器 アップルケア延長保証情報:性能の違いや口コミランキング

【紹介する製品型番】MMQA2J/A [2300] MNE02J/A [3000] MNDY2J/A [3400] MNE92J/A [3400] MNEA2J/A [3500] MNED2J/A [3800] iMac ProRetina 4K 5Kディスプレモデル MQ2Y2J/A

今回のお題
性能や価格の面で最新のiMacのおすすめ機種はどれ?  

 どもAtlasです。

 今回は、2018年現在最新モデルとなる、2017年6月6日発表の新しいiMacを含めたiMac全機種の性能比較と、iMacに利用できる他社製のDVDブルーレイ・DVDドライブなどの周辺機器のおすすめについて書きます。

  

 iMac Retina 5K Display 27インチiMac Retina 4K Display 21インチについては、2015年発売の1世代前のモデルと比較しながら書いています。


    201706061347.jpg

 2017年12月に発売されたiMac Proについても扱います。

1・最新のiMacを選ぶメリット

 今回のiMacの新型は、旧機種に比べて多くの点でパワーアップした部分が見られます。

 各機種の比較に先立って、iMacの技術からAtlasが注目しているポイントを3点書いておきます。

T・液晶品質の向上

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 2017年の現行機で販売されているiMacは、全てのモデルで高品質で視野角が広いIPSパネルが搭載されます。

 数年前までは、一部の機種で視野角の狭いTN液晶パネルだったことを考えると、どのディスプレイもかなり見やすいです。

 また、21.5インチの最下位機種を除く全ての機種は、解像度が高いRetinaグレード(4Kや5K)液晶を採用します。「精細さ」という点でiPhone並に美しい表示であり、このクオリティが広い画面を使えるのは、この上ない快適さです。

 ただ、MacBookと違ってiMacは画面が大きいので、目と画面の距離が必然的に離れます。そのため、スマホやノートPCほどの「精細さ」は基本不要です。そのため、Retinaグレードの液晶を採用しない10万円ほどのiMacでも十分な視認性があります。その点は心配しないでください。

 なお、iMacの液晶は、どのモデルも液晶メーカーが出荷前にキャリブレーション(画質調整)をしっかり行ったパネルを使っており、sRGBをカバーできる発色能力、色再現性を確保しています。

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 技術的には、プラズマ蒸着と呼ばれる方法で表面のガラスがコーティングがされているのも言及に値します。これによって、「以前の75パーセントという驚異的な反射の削減と、鮮やかで正確な色彩」が可能になっています。

 自分の顔や照明の光が反射して、鏡のように写ってしまう点は、以前のiMacの大問題でした。これで見やすさは格段に改善されているでしょう。 なお、こちらは2015年モデルから採用されていた技術です。

 さらに、2017年モデルのRetinaグレード(4Kや5K)液晶は、2015年発売の1世代前の機種に比べると、43%ほど明るくなり、輝度が500cd/m2になりました(Appleでは500ニトという表記)。旧機種も、約350cd/m2で十分明るいのですが、それ以上です。

 発色についても、赤と緑の蛍光体のLEDを新しく採用したP3カラーの採用で、色域が20%以上広がっています。高級なキャリブレーションディスプレイを除けば、ディスプレイ単体としても性能は格段に上昇しています。今回の大きな変更点と言えます。とくに、カメラ写真などの再現性は高いです。

 こうした変更の結果、従来よりも、画像編集などのプロユースにも向く仕様となっています。

 以前【4k液晶モニターの比較記事】で紹介したように、最近は、別売モニターの4Kディスプレイも最近発売され、一部機種はMacでも利用可能になってきていました。ただ、4K格安モデルは、視認性の悪いTN液晶だったり、液晶品質に問題があるといえます。その点でいえば、iMacは、一体型ながら、品質面で信頼性が高いです。

U・本体の薄型化

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 本体の薄さもiMacの特長です。

 1世代前の2015年旧モデルと本体デザインは同じです。しかしエッジ部分でも5mmの薄さと薄い本体です。正面から見たときは、とてもデスクトップと見えない薄さを獲得しています。

 注意点は、しかしながらあります。それは、薄さを実現するために、光学ドライブ(DVDスーパードライブ)を削っていることです。

 そのため、DVDドライブやブルーレイを使いたい方は、別にドライブを購入することが必要になります。これについては、MACに対応するドライブを最後に紹介したいと思います。

V・接続端子の拡充


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 2017年モデルは、Thunderbolt3が2ポート、USB3.0が4ポート、SDカードスロット、そして有線LANポート・ヘッドホン端子という構成になりました。

 2015年旧モデルと比較すれば、従来的なThunderbolt2(ミニディスプレイポート)が、Thunderbolt3になった点が目立ちます。

 Thunderbolt3は、Windows系で採用されるUSB-C規格と端子の形が同じ(上位互換)です。そのため、ポータブルの高速HDDやSSDをはじめ対応する機器は、今後格段に増えていくでしょう。

 なお、変換ケーブルが必要ですが、以前採用されていたThunderbolt2にも接続対応できす。

2・iMacの販売価格について

 iMacは、世界中で売られている製品です。

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 販売価格は、簡単に言って、アメリカの直営店での販売価格に連動するといえます。また、値段の見直しは、為替が乱高下する昨今でも、ほとんどありません。そのため、「待てば安くなる」というPCの原則はあまり通用しません。

 実店舗での価格差は、こちらもほとんどありません。直営店では、アップル製品は基本的に「定価販売」です。デンキヤでもアップル製品だけは定価に近い額で売られています。ポイント還元もないか、1%程度が普通です。

 これは、Appleの生産・在庫管理がしっかりしているからでしょう。

 ネットでの販売は、しかしながら、店舗よりも還元率が良いポイント還元率5%程度で買える場合もあります。

 とくに、アマゾンなどに出店しているお店については、通常とは異なる仕入れルートを使うようです。価格も安く、「値下がり」もあります。

 Appleは、商社などに対して法人割引をしています。おそらく、法人割引で購入できる商社を通した仕入なのかと思います。なお、こういった場合も、Appleは国際保証なので、新品である限り保証されます。

3・21.5インチ通常モデルのiMac

 いろいろ前置きが長くなりました。

 ここからは、具体的な機種についてのレビューを始めます。なお、 以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

 最初に、21.5インチ通常モデルについて、紹介したいと思います。


 

 【2017年最新モデル】

 1・Mac 21.5インチ iMac MMQA2J/A
  ¥125,499 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 1・Mac 21.5インチ iMac MMQA2J/A
  ¥126,922 楽天市場 (3/28執筆時)
【CPU】Core i5(2.3GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPS)
【GPU】Intel Iris Plus Graphics 640
【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt3×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.2

 MMQA2J/A は、最新のiMacでは最も価格が安いモデルになります。

 CPUは、インテルの「第7世代(Kaby Lake)」のCore i5です。旧モデルは「第5世代」でしたので、性能がアップデートしたと言えます。

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 CPUのクロック数は、2.3GHzです。ターボブースト機能があるので、CPUを一瞬多く使う処理の場合、自動で最大3.6GHzまでCPU性能を上げます。

 また、第7世代(Kaby Lake)のCore i5からは、新しい動画圧縮規格であるHEVCコーデック(H265)と、H.264のハードウェアエンコード(デコード)に対応します。そのため、動画処理速度は一般的に向上しました。

 従来のiMacでも、H.264とHEVCコーデックを「ソフトウェアエンコード」によってデコードできるので、動画が見れないわけではありません。しかし、ハードウェアエンコード(デコード)に対応することで、動画を処理する場合の速度的な利点が高まります。

 なお、iPhoneは、2017年秋発表の新しいiOSから、画像/動画の圧縮規格がこれらの規格に変更されました。iPhoneでは、ファイルの容量の増加が問題となっていたからです。Apple界隈では、再生を含めてこの規格が標準化する可能性が高いです。そんとあめ、動画を重視したい場合は、将来的を考えると一定のメリット性があるでしょう。

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 GPU(グラフィックス)は、動画再生などに影響するパーツです。

 新モデルは、Intel Iris Plus Graphics 640を採用します。旧機種の2015年モデルは、Intel HD Graphics 6000でしたのでそれより優れます。しかし、新機種も、独立したGPUではなく、CPUとメモリーを共有するタイプです

 そのため、GPUの能力から見て、このiMacは、高度な動画編集やゲームにはあまり向かないでしょう。ただ、WordやExcelの利用や、インターネットや動画の視聴などならば、十分以上の性能です。

 メモリーは、8GBです。現行のMacの場合4GBが最低ラインですが、8GBあれば基本的に十分です。なお、ボードに直付されているため、購入後のメモリー増設には対応できません

 ハードディスクは、5400回転のものが1TB搭載されます。容量的にこちらは十分余裕のあるスペックです。問題はありません。

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 液晶画面の品質は、注意が必要です。

 新型はどの機種も、広視野角のIPSパネルの採用反射率の軽減で性能は良いです。しかし、冒頭で説明した、高詳細なレティナ(4k 5k)表示に非対応であり、1920 x 1080のフルHD解像度になります。

 とはいえ、10万円台前半の最新デスクトップパソコンとしては格段に見やすいです。もちろん、iPhone並の詳細さを求めるならば、より上位モデルを選ぶと満足度が高いでしょう。

 ネットワークは、有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。

 ただし、ac規格の通信を行うためにはWi-Fi(無線LAN)の親機の買い換えも必要です。詳しくは【高速無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

 

 Home and Student 2016 ファミリーパック
 ¥23,361 Amazon.co.jp  (3/28執筆時

 付属ソフトは、Apple社純正のPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が、最初からインストールされています。

 これらは、Office 2016と互換性を持ちますが、エクセルマクロに非対応など、完全には互換しません。

 そのため、Windows版との互換性が保証されるMac用のOffice 2016を別に買う人が多いです。

 Mac用の最新Office 2016については【Mac版Ofice2016のおすすめ購入法】の記事で詳しく書きました。この記事へのリンクは、今回の記事の最後で改めて紹介したいと思います。

 

 【DVDドライブ】

 BUFFALO DVSM-PT58U2V-BKD
    ¥3,780
Amazon.co.jp (3/28執筆時)

  【ブルーレイ】

 BUFFALO BRXL-PT6U2V/N
  ¥7,800
Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 DVDドライブは、未搭載です。iMacは、どの機種も光学ドライブ(DVDドライブ)がつきませんので、別途購入する必要があります。

 マックに公式対応するDVDドライブやブルーレイドライブは、純正品を含めて数種類あります。【こちら】の別記事で詳しく紹介しましたが、今回記事の最後でも、改めてまとめたいと思います。

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 入力デバイスは、ワイヤレスキーボードマウスが標準で付属します。

 Bluetoothで接続するワイヤレスタイプです。マウスは、タッチパネルセンサー搭載で、スクロールやジェスチャーが可能です。

 以上、21.5インチのiMacの紹介でした。

 2機種ありますが、ワープロやインターネットに動画閲覧、たまに写真の編集をする程度ならば、安い方の機種で十分だと思います。

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 【2015年旧モデル】

 2・Mac 21.5インチ MK142J/A
  
¥116,590 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 Mac 21.5インチ MK142J/A
  ¥88,850 楽天市場 (3/28執筆時)
【CPU】Core i5(1.4GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IPSパネル)
【GPU】Intel HD Graphics 6000

 3Mac 21.5インチ MK442J/A
  ¥128,000 Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 3・Mac 21.5インチ MK442J/A
  ¥125,410 楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5(2.8GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(IP)
【GPU】Intel Iris Pro Graphics 6200

【2機種共通の仕様】

【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g  Bluetooth 4.0

  MK142J/AMK442J/Aは、1世代古い2015年モデルです。現在も割引販売されています。

 新機種と比べた場合の主な相違点は3点です。

 第1に、CPUです。

 こちらは、2世代前の「第5世代」のCorei5で、「第7世代」現行機種と比べると、性能面で10%ほど劣る仕様です。

 また、旧機種は2種類ありますが、CPUのクロック数は、下位機種が1.4GHz、上位機種が2.8GHzです。両者の性能差としては、15%〜20%ほどだと思います。ただ、こちらもターボブースト機能があるので、下位機種でもCPUを一瞬多く使う処理の場合、自動で最大2.7GHzまでCPU性能を上げます。そのため、数字ほどの性能差は感じないでしょう。

 第2に、 GPU(グラフィックス)です。

 こちらは、メモリー共有型のIntel HD Graphics 6000を、上位機種は、単独に128MBの専用メモリーを持つIntel Iris Pro Graphics 6200を採用します。この点で上位機種について言えば、先ほど紹介した2017年の入門モデルよりもパフォーマンスが期待できる部分があります。

 第3に、接続端子がUSB3.0とThunderbolt2の組み合わせである点です。

 以上のように、大きく異なるのはこれらの3点です。その他の部分で新機種が優れるのは、H.264とHEVCコーデックハードウェアのエンコードに非対応な部分くらいですね。

 このように、新機種と能力は変わりません。しかし、新機種も実売価格が下落してきたため、現状で選ぶならば2017年新機種でしょう。

4・21.5インチ4K液晶モデルのiMAC

 つづいて、同じ液晶サイズながら、4K解像度に対応するモデルを紹介します。


 

【2017年最新モデル】

 4・Mac 21.5インチ Retina 4K MNDY2J/A
  ¥144,266
Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 4・Mac 21.5インチ Retina 4K MNDY2J/A
  ¥145,800
楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.0GHz
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(4K IPS)
【GPU】Radeon Pro 555(2GB)

 5・Mac 21.5インチRetina 4K MNE02J/A
  ¥165,000
Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 5・Mac 21.5インチ Retina 4K MNDY2J/A
  ¥167,400
楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.4GHz
【メモリ】8GB
【HDD】1TB Fusion Drive
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(4K IPS)
【GPU】Radeon Pro 560(4GB)

 【2機種共通の仕様】

【接続端子】USB3.0×4、Thunderbolt3×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.2

 MNDY2J/AMNE02J/A は、2017年5月に発売されたApple社の2代目となる4K Retinaディスプレイ搭載のiMacです。

 CPUは、先ほどの機種と同じです。H.264とHEVCコーデックハードウェアのエンコードに対応する「第7世代(Kaby Lake)のCore i5です。旧機種と較べた場合、動画処理の面でパワーアップしています。

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 CPUのクロック数は、下位機種がCore i5(3.0GHz)で、上位機種がCore i5(3.4GHz)です。上位機種のが性能は良いですが、このグレードでの差は、体感として高速と感じられるほどの差ではないでしょう。

 GPU(グラフィックス)は、下位機種の場合は、Radeon Pro 555(2GBRAM)を、上位機種は、Radeon Pro 560(4GB)を搭載します。2017年モデルで言えば、冒頭でみた2017年の21.5インチの最安機種(4K非搭載)よりも、1.5倍弱は性能が良いです。2015年旧モデルと比較した場合は、ゲームなどに置いて最大3倍程度の性能面の向上が見られます。

 従来は、21.5インチに単独のGPUを採用せず、GPUの仕事には不向きな仕様でした。今回は、この点が改善され「小型でもパワフルに仕事ができる」仕様になったと言えます。 

 メモリー8GBです。十分な量ですが、下位機種と同じで、ユーザー作業によるメモリー増設はできない仕様です。

  201803281053.jpg

 ハードディスク1TBです。ただし、上位機種は、ハードディスクにフラッシュメモリーを搭載することで読み書きをSSDに準じる速度まで高めたFusion Driveが採用されています。

 Fusion Driveは、通常のハードディスクに比べると、書出し速度が8-10倍程度高速です。読み出しは、10-12倍程度の改善が見られます。

 現在的なパソコンは、CPUよりもハードディスクの遅さが、OSの起動時間やソフトの動作の上でボトルネックとなっています。その点をふまえると、多少高くてもFusion Driveが採用される上位機種を選ぶ価値はあるでしょう。

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 液晶画面の品質は、4K対応でRetinaグレードの表示ができる機種です。

 冒頭で書いたように、今年度モデルは500カンデラの輝度を持つ、新型のディスプレイを採用しており、従来機よりも色域が広く美麗です。視認性は、使い勝手の部分で占めるウェイトが高いため、この点は、重視して良いでしょう。

 なお、Windowsのパソコンの場合、高詳細化すると、字が細かくなって見にくいという欠点があります。しかし、Macの場合は「Retina技術」を搭載しており、iPhoneなどと同様に文字が大きいままで、鮮明な表示が可能です。

 iPhoneレベルの美しいディスプレイ望むなら、Retinaグレードの液晶を買うのがが唯一の選択肢です。とくに、目が疲れやすい方や、老眼世代の方にはオススメできます。

 ネットワークは、有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。

 付属ソフトも、同様であり、Apple社純正のPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が、最初からインストールされています。

 DVDドライブは、未搭載です。

 入力デバイスは、こちらも、ワイヤレスキーボードマウスが標準で付属します。

 以上、21.5インチ4KモデルのiMacの紹介でした。

 普通の21.5インチモデルと較べるとやはり、液晶の部分が、大きな相違点です。価格は高くなりますが、液晶の部品代を考えると、必ずしも高額とは言えません。高詳細で、鮮やかで、目に優しい Retinaディスプレイ搭載のiMacが欲しい方は、こちらが良いでしょう。

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  【2015年旧モデル】

 6・Mac 21.5インチ MK452J/A
  ¥151,800 Amazon.co.jp
(3/28執筆時)
 6Mac 21.5インチ MK452J/A
  ¥147,200 楽天市場 (3/28執筆時)
【CPU】Core i5(3.1GHz)
【メモリ】8GB
【HDD】1TB
【ドライブ】無し
【モニター】21.5インチ(4K IPSパネル)
【GPU】Intel Iris Pro Graphics 6200

 【その他の仕様】

【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt2×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.0

 なお、4K対応モデルについても、2017年5月まで「最新機」だった2015年モデルが併売中です。

 液晶画面の品質は、冒頭で書いたように、照度が、500カンデラの明るさの新機種に比べると350カンデラと落ちますが、4K対応で、Retina表示ができます。

 また、照度の高さは、「目の疲れやすさと」表裏一体で、長時間のワープロに使う場合は、結局システム設定で照度を落として使います。そのため、本格的に写真の編集などをするのでないならば、さほどの照度は不要です。

 その他の点では、CPU第5世代のCore i5の3.1GHzと処理速度が多少劣る点と、GPUIntel Iris Pro Graphics 6200と単独メモリーを持つもののややスペック劣る点、動画処理について、H.264とHEVCコーデックハードウェアのエンコードに非対応な部分が、2017年の新しい21.5インチとの相違点です。

 結論的に言えば、GPUの仕事を本格的にするのでないならば、これで十分という水準です。しかし、新機種と比べてすでに価格差もない状況なので、2017年モデルを選んだ方が良さそうです。

5・27インチ5K液晶モデルのiMac

 続いて、iMac Retina 5K Display 27インチについて紹介します。


 

 【2017年最新モデル】

 7・iMac Retina 5K Display MNE92J/A
  ¥201,530
Amazon.co.jp (3/28執筆時)
 7・iMac Retina 5K Display MNE92J/A
  ¥204,800
楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.4GHz(最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可 )
【HDD】1TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】Radeon Pro 570(4GB)

  8・iMac Retina 5K Display MNEA2J/A
  ¥217,314
Amazon.co.jp (3/28執筆時)
  8・iMac Retina 5K Display MNEA2J/A  
  ¥219,800
楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.5GHz(最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可)
【HDD】1TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】Radeon Pro 575(4GB)

  9・iMac Retina 5K Display MNED2J/A
   ¥249,700  Amazon.co.jp (3/28執筆時)
  9・iMac Retina 5K Display MNED2J/A
   ¥251,680  
楽天市場 (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.7GHz(最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可)
【HDD】2TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】Radeon Pro 580(8GB)

 【3機種共通の仕様】

【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt3×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.2

 これらは、2017年5月発売に発売された、27インチのRetina 5K Display 搭載のiMacの新機種です。

 「ハイスペック」な製品ですが、3パターンの構成が準備されています。

 CPUは、「第7世代(Kaby Lake)のCore i5」になります。21.5インチと同じグレードで、動画変換などで有利なH.264とHEVCコーデックハードウェアのエンコードに対応する製品です。

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 CPUのクロック数は、下位機種がCore i5(3.4GHz)、中位機種がCore i5(3.5Hz)と上位機種がCore i5(3.7GHz)になります。

 21.5インチモデルとクロック数は異なりますが、性能面では21.5インチとさほど変わらないでしょう。また、27インチの3種類を比較しても、体感として速度差を感じられるほどの差はないでしょう。

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 GPU(グラフィックス)は、下位機種は、Radeon Pro 570(4GBRAM)を、中位機種は、Radeon Pro 575(4GBRAM)を、上位機種はRadeon Pro 580(8GB VRAM)を搭載します。

 今モデルは、GPUで処理面でのグレードの差を付ける方向性のようです。下位機種と中位機種の差は10%、中位機種と上位機種も10-15%程度です。GPUは、今後VR環境のゲームなどに関わってくる部分で、27インチユーザーの場合は重視しても良いと思います。

 VRは、CPUというよりもGPのUパワーを必要とします。iMacGPUで対応できるのは、Radeon Pro 580搭載の最上位機種だけです。ただ、どうしてもMacでVRという人は少ないでしょう。価格的にも費用対効果が悪く、多くの場合オーバースペックです。

 

 シリコンパワー PC4-17000(DDR4-2133) 8GB
  ¥10,700  Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 メモリーは、8GBと共通です。こちらは、ユーザによる最大32GBまでの増設に対応します。対応するメモリーは、DDR4-2133です。なお、iMacの場合、物理メモリーはノートPC用を使います。

 増設作業は、背面にあるパネルを開けて、そこに上記のメモリーを差し込むだけです。スロットの開閉は、電源コンセントの刺し口にあるスイッチを押すだけです。メモリースロットは4つあって、すでに2つは専有されています(4GB×2)。

 Macの場合、2枚セットで同じものを差し替える必要があります。例えば追加で16GB増設したい方は、8GBモデルを2枚買って、空いている2つのスロットに差してください。なお、32GBまで増設する場合は、初期メモリを外して、8ギガの同じメモリーを4枚購入する必要があります。

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 ハードディスクは、1TBです。ただし、上位機種は2TBです。また、どの機種もハードディスクにフラッシュメモリーを搭載することで読み書きをSSDに次ぐ速度まで高めたFusion Driveが採用されます。

 Fusion Driveは、先ほど書いたように、通常のハードディスクに比べると、書出速度が8-10倍程度高速で、読出は、10-12倍程度の改善が見られます。その点で、この機種は、実感的にも快適に利用できるでしょう。


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 液晶画面の品質は、5K対応でRetinaグレードの表示ができる機種です。21インチと同じで、今年度モデルは500カンデラの輝度を持つ、新型のディスプレイを採用しており、従来機よりも色域が広く美麗です。

 ネットワークは、21.5インチと同じ構成です。有線LANのほか、高速な802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続に対応しています。こちらの場合も、ac規格の通信を行うためにはWi-Fi(無線LAN)の親機の買い換えも必要です。詳しくは【無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

 付属ソフトは、Apple社のPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンソフト)が付属します。 Mac用の最新Office 2016については未付属です。別途購入したい場合は、【こちら】で専門の記事を書きました。

 

 【DVDドライブ】

 BUFFALO DVSM-PT58U2V-BKD
    ¥3,780 Amazon.co.jp
(3/28執筆時)

  【ブルーレイ】

 BUFFALO BRXL-PT6U2V/N
  ¥7,800
Amazon.co.jp (3/28執筆時)

 DVDドライブブルーレイドライブは、未搭載です。マックで使えるドライブについては、【Mac用のDVDドライブの比較記事】【Mac用のブルーレイドライブの比較記事】で、それぞれ詳しく紹介しました。

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 入力デバイスは、27インチについても、新型のMagic Keyboard Magic Mouse 2にが標準で付属します。いずれも、ワイヤレス仕様です。

 以上、27インチモデルの最新機種3機の紹介でした。

 今年度モデルについては、21.5インチモデルもCPUとGPUの性能が格段に向上したため、性能面での差は縮まりました。ただ、27インチの5Kディスプレイは、高解像度でありつつ、画面にA4書類は2つ以上並べられる幅を持つため、ビジネス用としては「最強」です。この点だけでも選ぶ価値は十分あるでしょう。

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 【2015年旧モデル】

 10・iMac Retina 5K Display MK462J/A
  ¥191,800
Amazon.co.jp (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.2GHz( 最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可)
【HDD】1TB(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】AMD Radeon R9 M380(2GB)

  11・iMac Retina 5K Display MK472J/A
   ¥216,450 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.2GHz(最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可)
【HDD】1TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】AMD Radeon R9 M390(2GB)

  12・iMac Retina 5K Display MK482J/A
   ¥240,800 Amazon.co.jp (3/28執筆時)

【CPU】Core i5 3.3GHz(最大3.9GHz)
【メモリ】8GB(32GBまで増設可)
【HDD】2TB Fusion Drive(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】AMD Radeon R9 M395(2GB)

 【3機種共通の仕様】

【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt2×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.0

 なお、こちらについても2016年5月まで「最新機」だった2015年モデルが併売中です。

 液晶画面の品質は、こちらも、5K対応で、Retina表示ができますが、500カンデラの明るさの新機種に比べると350カンデラと落ちます。

 CPUは、下位機種がCore i5(3.2GHz)、中位機種と上位機種がCore i5(3.3GHz)になります。

 CPUについては、1世代古いだけの第6世代のCore i5であるため、21.5インチ以上に新機種との差はないでしょう。ただし、動画面処理面で、H.264とHEVCコーデックのハードウェアのエンコードには非対応となり、ソフトウェア的処理をすることになります。クリエーターの方は注意して欲しい部分です。

 GPU(グラフィックス)は、2017年新機種で最もパワーアップした部分です。

 ただ27インチの場合、前機種でも、下位機種が、AMD Radeon R9 M380を、中位機種がAMD Radeon R9 M390を、上位機種がAMD Radeon R9 M395を採用しています。GPU専用メモリーは2GBとはなりますが、新機種との差は、同じグレード間で15-20%に止まります。旧機種でも問題ない水準です。

 ハードディスクは、上位機採用のFusion Driveが2017年モデルと較べた場合、旧式となります。ただ、ハードディスクの7倍程度の速度改善と、それなりのレベルはキープします。

  

 Transcend PC3-12800(DDR3-1600) 8GB
  ¥10,980 Amazon.co.jp (3/28執筆時)  

 なお、新製品とは増設するメモリーの種類が異なる(PC3-12800)点だけは注意してください。

 その他は、Thunderbolt3が不採用で、Thunderbolt2にダウングレードされているほどの差です。

 結論的に言えば、性能面ではこちらを選んでも問題ない水準です。ただ、価格差がすでにないため、Atlasは、2017年モデルをオススメします。

6・iMac Pro 5Kモデル

 続いて、2017年末に追加販売された、「最強のiMac」の紹介です。

 多くのかたには価格面で選択対象外でしょうが、「現行機の最高水準」を知っておくのは悪くないでしょう。


 201706061347.jpg

 13・iMac Pro Retina 5K Display
  ¥558,790 (30.174pt)ビックカメラ (3/28執筆時)

【CPU】Intel Zeon 3.2GHz
【メモリ】32GB
【HDD】1TB SSD(増設不可)
【ドライブ】なし
【液晶モニター】27インチ(Retina5K)
【GPU】Radeon Pro Vega 56(8GB)

  【共通の仕様】

【接続端子】USB3.0×4 Thunderbolt3×2
【カメラ】720p FaceTime HDカメラ
【通信機能】11ac/a/b/g Bluetooth 4.0

 iMac Pro Retina 5K Displayは、2017年12月に発売された新モデルです。

 AppleのMacにおける「スペシャル色」であるブラック(スペースグレイ)を採用し、付属品のマウスとキーボードも同系色を準備するなど、力を入れている製品です。ただ、ディスプレイは、iMacの新機種と同じランクの5KのRetinaディスプレイです。

 CPUは、インテルのデスクトップ用の3.2GHz Intel Xeon Wというオクタコア(8コア)を採用します。Mac用デスクトップPCといえるMacProと比する処理速度です。

  

 GPU(グラフィックス)は、Radeon Pro Vega 56です。8GB HBM2メモリ搭載を搭載するこちらは、市販品だと10万前後はする最新モデルとなります。事後の換装はできない仕様ですが、Mac史上最強のGPUと言えます。

 メモリーは、DDR4-2666というより高速な新規格メモリーを採用しました。しかも、ECCというエラー訂正機能が付与される高品質なものです。ただ、増設については、増設スロットの不採用で非対応です。

 ストレージは、HDDではなく、より高速なSSDを採用するなど見所は多い機種です。サイズも1TBです。

 その他の部分は、基本的に通常モデルと同じですが、仕組み上、本体の厚みは増している点は、設置上注意が必要です。

 駆動音は、専用のエアフローが採用され、性能の割にはかなり軽減されます。付加をかけた場合の駆動音も、GPU・CPUの関係、そして、許容電力が500Wとかなり高いわりに、さほど気になりません。Mac Proで不評だった騒音の部分は、割と力を入れて対策がなされた印象です。

 以上、iMac Proの紹介でした。

 どちらかといえば、デザイン事務所のような企業を対象にした製品です。個人向けで、最も安い構成で60万という価格は、家庭用と考えると「30年前のハイエンド機」並の価格であり、費用対効果の面では選択肢に加えずとも良いでしょう。

後編につづく!
価格や性能面から考えた場合の、iMacのおすすめ機種は結論的にこれ! 

 というわけで、今回は現行のiMacの新機種を全機種紹介しました。

 続く後編記事こちら】では、ここまで紹介してきた全機種の中から、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種!を提案していきたいと思います。

 201501091300.jpg

 また、iMacに付属しない光学ドライブをどのようにするべきか?についても、書いていきます。

 後編記事は→こちら

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posted by Atlas at 11:41 | Mac関連機器

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