Top 文具と文房具 比較2021'【目的別】シュレッダー87機の性能とおすすめ:仕事用/家庭用 (1)

2021年05月26日

比較2021'【目的別】シュレッダー87機の性能とおすすめ:仕事用/家庭用 (1)

【今回レビューする製品】2021年 シュレッダーの性能・おすすめと選び方:オフィス用大型・中型・家庭用小型シュレッダー:マイクロシュレッド 細密裁断対応:人気機種の違いとランキング

【比較する製品型番】 アイリスオーヤマ OF16J KT1600J OF18 OF18J OF23 アコ・ブランズ・ジャパンGBC GSHA27X GCSSM30X GSHM07M GCSSM20M GCSSM30M GCHM15M GCHM15X OF12M フェローズ LX200 LX220 99Ci-2 LX201 LX211 LX221 99MCs-2 JB-315SR サンワサプライ 400-PSD034 400-PSD055 オーロラジャパン AS1236C 明光商会 MSR-20CM MSR-25CM MSR-17MCM MSR-15MCM AFS150C-H AFS150HC-H AFS320C AFS160M AFS160HM KTF160HM AFS100M AFS60M AFS60C AFS100C GCS300AFM-E GCS300AFX-E GSH150AFX-E GSH150AFM-E

今回のお題
高速に裁断でき、ゴミ箱の容量も多いシュレッダーのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2021年5月現在、最新のシュレッダーの比較です。

 サイズや用途別に、80機種以上の製品を紹介しています。

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1・業務用のシュレッダーの比較
 
設置:専用スペース
 ゴミ箱:大きい
 価格:1.5万円〜20万円
2・個人用の小型シュレッダーの比較 
 
設置:デスク上・デスク脇
 ゴミ箱:小さめ
 価格:3000円〜2万円

 ただ、一度に紹介するには数が多いので、全2回の記事に分けています。

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 第1回目の今回は、基本的に「企業」が備えるような、仕事用・業務用の製品です。

 20L以上のゴミ箱サイズを持つ、主に職場に向く中型の業務用シュレッダーの比較です。

 サイズとしては、背の高さが50cm、幅が35cm程度は、少なくともある製品です。

 全自動(オートフィーダ搭載)タイプも今回の取扱です。

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 第2回目記事では、家庭用個人用のシュレッダーを扱います。

 この場合、ゴミ箱は小さいですが、デスク脇やデスク下に置いても邪魔になりにくいですし、卓上用もあります。

 ただ、性能の良いものは、細かいマイクロカットにも対応しますので、個人用ならばこちらが良いです。

 2回目の【家庭用の小型シュレッダーの比較記事】をお読み頂ければと思います。

 よろしくお願いします。

ーー

1・裁断の細かさ ★★★★★
2・処理速度   ★★★★★
3・ゴミ箱容量  ★★★★★
4・安全性    ★★★★★
5・総合評価   ★★★★★

 というわけで、以下では、シュレッダーを機種別に紹介していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、目的別・予算別に、「Atlasのおすすめ機種」を選定していきます。

1・仕事用のシュレッダーの選び方の基本!

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 さて、メーカー横断的に業務用シュレッダーを比較する場合、「何を基準に比較するのか?」が重要です。

 Atlasのシュレッダー利用歴をふまえると、中・大型機の場合、以下の4つの基準がとくに重要だと考えます。

1 切断できる紙の枚数
 =作業効率に影響する要素
2・切断時の安全対策
 =事故を防ぐという要素
3・ゴミ箱の大きさ
 =利便性にかかわる要素
4・切断幅の細密さ(DIN規格)
 =機密漏洩を防ぐ要素

 今回は、こうしたポイントを重要視しながら、各機種を詳しく紹介していくつもりです。

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 特に4番の裁断幅の精密さについては、今回重要視しました。

 大手企業は、個人情報書類は「溶解処理」を含めた厳しい基準で処理しています。

セキュリティ 裁断面積(縦×横) 基準幅
レベル4 160㎟ 6mm
レベル5 30㎟ 2mm
レベル6 10㎟ 1mm

 小規模企業では難しい部分ですが、マイクロカット・マイクロ スパイラルカットができる機種は、国際基準であるドイツのDIN規格の「セキュリティ LV5(裁断幅2mm以下)」をクリアできる製品もあります。

 いずれにしても、「再現不能性」を重視する場合(少なくとも)レベル4以上の機種を選ぶとよいでしょう。

 というわけで、今回の記事では、こうした要素を重視しながら比較していきます。 

ーーー

1・アイリスオーヤマ(日本)
 
=価格が安めで、性能は平均値
2・フェローズ(米国)
 = 安全対策は業界一
3・ アコ・ブランズ(米国)
 =裁断時の静音性を重視
4・明光商会(日本)
 =自社工場製で堅牢・出張修理あり

 なお、今回は、(飽きるほど)多くの製品を紹介します。

 そのため、あらかじめ、主要メーカーの「製品の傾向」を予告しておけば、上表のようになります。

 ただ、例外もあるため、できればじっくりお読みください!

2・クロスカット機(レベル4以下)

 では、具体的なシュレッダーの比較に入りましょう。

 はじめに、細かい裁断に対応しない代わりに、切断枚数が多く、価格も安い機種を紹介します。

 なお、以下ではいつものように、高評価できる点については赤字で、イマイチな点については青字で書いていきます。


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 【2018/5】

 1・アイリスオーヤマ OF16J【青】
 2・アイリスオーヤマ KT1600J【白】
  ¥16,800 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x34mm)
最大投入枚数: 16枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:3.5m/分
ゴミ箱容量:23リットル
サイズ:幅39.0x高さ58.0x奥行27.9cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 OF16Jは、アイリスオーヤマの販売しているシュレッダーです。

 天井面の色の違いで2機種ありますが、いずれも同じ製品です。

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 本体サイズは、幅39.0x高さ58.0x奥行27.9cmです。

 業務用として横幅と高さはそれなりにある製品です。しかし、キャスター付で、動かしやすい製品ですね。

 裁断サイズは、A4までです。

 折りたたまずにA4用紙が挿入できるため、事務仕事全般に使えるでしょう。

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 切断方法は、機密書類などに対応できるクロスカットです。ただ、裁断幅は、4x34mm「まずまず」というレベルです。

 ゴミ箱のサイズは、23リットルです。

 業務用としては、30Lが平均値なので「小ぶり」です。A4用紙230枚程度ほどの裁断だけで満杯です。

 DIN規格では、機密書類の最低処分基準となる、「セキュリティレベル4」はクリアしています。

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 ホチキス針は、この機種は、一般的なホッチキスに使われている、10号のホチキス針まで同時裁断対応します。

 10ページ程度までの綴じた書類をそのまま裁断できます。

 同時切断枚数は、A4までの書類を1度に16枚まで同時に処理できます。

 細断速度は、3.5m/分です。

 クロスカット機としてかなり速いので、処理速度の点で不満に感じることはまずないでしょう。

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 使用時の安全対策も、充実します。

 ダストボックスの開閉を感知するダストボックススイッチのほか、紙詰まりによる事故を防ぐ、オートリバースが付属します。

 また、利便性の部分で面白いのは、刃のオートクリーン機能と紙詰まり時の強制細断機能です。

 刃の部分へのアクセス回数を減らせるので、この部分も安全に関わると言えます。

 訪問修理は、一方、非対応です。

 一般的な、センドパック修理となります。

 静音性は、言及がありません

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 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

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 以上、アイリスオーヤマのOF16Jの紹介でした。

 オフィス用としてはゴミ箱は小さいです。逆に、オフィスの個人用としては、十分なサイズであり、便利に使えそうな機種といえます。

 とくに、ホチキス針ごと裁断できるパワーは(分別の点はさておき)、便利です。


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 【2018年モデル】

 3・アイリスオーヤマ OF18
  ¥21,664 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

 【2019年モデル】

 4・アイリスオーヤマ OF18J
  ¥19,800 楽天市場 (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x41mm
最大投入枚数: 18枚
連続使用時間: 15分
裁断速度:4.6m/分
ゴミ箱容量:30リットル
サイズ:幅380x高さ604x奥行290mm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 OF18アイリスオーヤマの機種です。

 新旧両機種ありますが、型番のみの変更で、性能差はないです。

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 上で紹介したOF16とより大きな30リットルのモデルです。

 こちらも、オートクリーン・オートリバース・強制裁断などの、同社の安全装備は同等に持ちます。

 ただし、こちらの方が処理速度は高速で最大投入枚数が18枚と多くなっています。

 一方、クロスカットの幅は、4×41mmと割と粗めになるので、一長一短はあります。

 それ以外の点は、定格時間以外は変わらないと言えますが、カットサイズが粗いので、2機から選ぶならば先ほどの機種でしょうか。

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 【2016年】

 5・アイリスオーヤマ OF23
  ¥23,155 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x34mm)
最大投入枚数: 23枚
連続使用時間: 15
裁断速度:3.5m/分
ゴミ箱容量:30リットル
サイズ:幅38.0x高さ60.0x奥行29cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:
静音性:

 また、OF23は、ほぼ同じ大きさで、4x34mmと標準的なクロスカットで、23枚同時処理できる機種もあります。

 ただ、設計の古さもあり、安全性や利便性の点で、同社の「良い部分」といえる、オートクリーン・オートリバース・強制細断機能がいずれも未装備です。

 これらの点で、難があると言えます。


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 【2020年】

 6・アコ・ブランズ・ジャパン GSHA27X
  ¥12,782 Amazon.co.jp(5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x38mm)
最大裁断枚数: 18枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:20リットル
サイズ:幅34.5x 高さ52.3 x 奥行23.9cm
特殊切断:ホッチキス(10号 11号)
安全性能:オートリバース
静音性:

 400-PSD034 は、米国本社のアコ・ブランズ・ジャパンが販売するシュレッダーです。

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 本体サイズは、幅34.5x 高さ52.3 x 奥行23.9cmです。

 小型で設置性は良いです。

 切断方法は、クロスカットです。

 ただ、裁断幅が4x38mmと標準よりやや大きめです。

 ゴミ箱のサイズは、20リットルです。

 業務用としてはかなり小ぶりです。

 ホチキス針は、この機種は、10号のほか、11号のホチキス針まで同時裁断対応します。

 同時切断枚数は、A4までの書類を1度に18枚まで同時に処理できます。

 細断速度は、1.8m/分と遅いため、定格運転時間が16分と長いものの、連続使用には向かないでしょう。

 使用時の安全対策は、本機の場合は、オートリバースに対応です。

 そのほかインターロックスイッチを含め、必要なものは装備します。

 訪問修理も、非対応です。

 カード・メディア切断は、クレジットカード/CD/DVDに対応です。

 22mmのストレート切断となります。もちろんゴミは区分けして保存されます。

 静音性は、同社が最も力を入れる部分です。

 基本的に同社は、騒音値(デシベル)を公開するのですが、小型機となる本機については、スペック未開示です。ただし、同社従来機より静音性は高いとの記述はあります。

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 以上、アコ・ブランズ・ジャパンが販売する400-PSD034の紹介でした。

 アイリスオーヤマ機と比較する場合、ゴミ箱があまり大きくない機種で、切断速度もあまり速くない製品です。

 ただ、デザイン性は割と良いですし、オートリバース対応である点も良いです。

 価格安いので、クロスカット幅の裁断でよいならば、個人用で利用しやすい中型機としては需要があるでしょう。

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 【2019年】

 7・アコ・ブランズ・ジャパン GCSSM30X
  ¥38,601 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x37mm)
最大裁断枚数: 17枚
連続使用時間: 15分
裁断速度:2.5m/分
ゴミ箱容量:30リットル
サイズ:幅38.0x 高さ60.8 x 奥行29.0cm
特殊切断:ホッチキス/CD/クレジット
安全性能:オートリバース
静音性:55dB

 なお、米国のアコ・ブランズからは、少し値段差がありますが、業務用の上位機が出ています。

 白基調でデザイン性は良いのですが、価格からすると、以下で紹介するライバル社の製品と比較して優れる部分があまりないです。

 ただ、本機は、同社の製品らしく、55dBと運転音が静かめなので、その部分については評価できます。


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 【2020年モデル】

 8・サンワサプライ 400-PSD055
  ¥29,800 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:ミニクロスカット
裁断サイズ:A4まで4x12mm
最大裁断枚数: 8枚
連続使用時間: 12分
裁断速度:6m/分
ゴミ箱容量:45リットル
サイズ:幅416x高さ625x奥行306mm
特殊切断:クレジットカード
安全性能
静音性:68dB

 400-PSD055 は、日本のサンワサプライが同社のサンワダイレクトを通して売っているシュレッダーです。

 本体サイズは、幅416x高さ625x奥行306mmです。

 しっかりしたサイズがある業務用です。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

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 切断方法は、一方、優秀です。

 なぜなら、4×12mmミニクロスカットに対応するからです。

 DIN規格では、ただ、他機と同じ「セキュリティレベル4」です。

 しかし、クロスカットとマイクロシュレッドの(見た目の)差は大きく、再現を思いとどまらせるという意味での防犯効果はワンランク高いです。

 ゴミ箱のサイズは、45リットルです。

 裁断が細かいため、A4で600枚ほどはゴミ捨て不要です。

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 同時切断枚数は、A4までの書類を1度に8枚までです。

 ただ、細断速度は、6m/分と相当速いです。

 定格運転時間が12分ということもありますし、ある程度、枚数をこなす場合も有利でしょう。 

 ホチキス針は、一方、注意点です。

 本機は、対応情報がないです。

 速度をだしつつ細かく切る仕様なので、修理保証性を出したくないのだと思います。

 使用時の安全対策は、本機は、オートリバースに対応せず、逆転運転は手動です。

 その他は問題ないです。

 訪問修理は、非対応です。

 カード・メディア切断は、カード類のみ対応可能です。

 静音性は、スペック開示がありますが、稼働時はうるさめです。

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 以上、サンワダイレクトの400-PSD055 の紹介でした。

 ゴミ箱的に完全に「オフィス用」ですが、8枚程度までこまめに切るようなシーンが多いならば、選択肢の1つとなるでしょう。

 家庭用としては、サイズのほか、ホチキス・オートリバース非対応などの安全面では少し不利でしょう。

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 【2019年モデル】

 9・サンワサプライ 400-PSD034
  ¥25,800 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x37mm)
最大裁断枚数: 18枚
連続使用時間: 20分
裁断速度:3.2m/分
ゴミ箱容量:30リットル
サイズ:幅380x高さ598x奥行290mm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能
静音性:60dB

 なお、本機については、下位機として、400-PSD034という製品があります。

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 こちらは、普通のクロスカットです。上位機と比較する場合、一度に処理できる枚数は18枚と多いですが、速度が半分という機種です。

 10号ホチキスがそのままいけるなど、上位機より良い部分もありますが、似たようなスペック・値段のアイリスオーヤマ機と比較すると、安全面(オートリバースに)と、速度とで劣ります。

 同社も、自社工場で内製しているわけでもないですし、やや選択肢にしにくいでしょう。


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 10・オーロラジャパン AS1236C
   ¥15,200 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:ミニクロスカット
裁断サイズ:A4まで4x12mm
最大裁断枚数: 12枚
連続使用時間: 8分
裁断速度:1.8m/分
ゴミ箱容量:25.4リットル
サイズ:幅29.2x 高さ55.0 x 奥行35.5cm
特殊切断:ホッチキス/CD/クレジット
安全性能:
静音性:58db

 AS1236Cは、オーロラジャパンが販売しているシュレッダーです。

 以前、同じ型番・製品をAmazonベーシックでも売っていましたが、現在はこちらに統合されました。

 また、本機には上位機としてAS1720CMという製品があったのですが、それも終息しています。

 本体サイズは、幅29.2x 高さ55.0 x 奥行35.5cm です。

 デスクサイド用ですが、さほど大柄ではないです。キャスター付で、動かしやすい製品です。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

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 切断方法は、4×12mmミニクロスカットに対応です。

 サンワ機同様に、クロスカット機としては、細かめです。

 同時切断枚数は、12枚となります。

 一方、細断速度は1.8m/分です。

 サンワ機のミニクロスカット機と比べると、1度の裁断枚数は少し多めですが、遅いので、普段使う際に、12枚以上の大量処理には向かないでしょう。

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 ゴミ箱のサイズは、25.4リットルです。

 小ぶりですが、A4用紙500枚弱まで、ゴミを捨てずに処理できます。

 ミニクロスカット機は、通常より細かく切るので、ゴミの堆積を減らせるからです。したがって、ゴミ箱サイズの割に、ゴミの収納量は多めです。

 ホチキス針は、対応です。

 小さなクリップにも対応とのことです。

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 使用時の安全対策は、過熱警告・半ドア警告などは備えます。

 ただ、オートリバースは付属しない仕様ですから、水準としては高くはないです。

 訪問修理は、非対応です。

 一般的な、センドパック修理となります。

 カード・メディア切断は、対応です。家庭用としても便利に使えそうです。

 静音性も、58デシベルとそこそこ優秀です。

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 以上、オーロラジャパンのシュレッダーの紹介でした。

 1.5万円程度の予算の製品では、ダストボックス、裁断速度、裁断枚数とも高水準でバランスが取れた製品です。予算が限られる中で選ぶとすると、悪くない選択肢の1つと言えます。


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 【2020年】

 11・フェローズ LX200
  ¥27,273 Amazon.co.jp (5/26執筆時) 

切断方法:ミニクロスカット
裁断サイズ:A4まで4x12mm
最大裁断枚数: 12枚
連続使用時間: 10分
裁断速度:2.1m/分
ゴミ箱容量:22リットル
サイズ:幅36.0x 高さ53.0 x 奥行25.5cm
特殊切断:ホチキス・カード
安全性能:オートリバース・セーフセンス
静音性:65-70dB

  LX200 は、米国のフェローズシュレッダーです。

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 本体サイズは、幅36.0x 高さ53.0 x 奥行25.5cmです。

 本機は、背の高さと奥行きが狭いので、設置性は良いです。

 裁断サイズは、A4までです。

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 切断方法は、4×12mmミニクロスカットに対応です。

 ゴミ箱のサイズは、22リットルです。

 省スペース性優先なので小さめです。ただ、ミニクロスカット機で圧縮率は良いので、A4・520枚とわりと入ります。

 ホチキス針は、10号のホチキス針は対応し、また、クリップについてもOKの表示です。

 同時切断枚数は、一度に投入できるのは、12枚で、速度は2.1m/分です。

 他社機と比較すると小型ですので、比較はできませんが、いずれも「そこそこ」です。

 定格運転時間は、ただし10分ですので、連続使用には向かないです。

 ただ、オーバーヒート時のリカバリタイムは、約15分です。空冷ファンをうまく活かし、モーターを冷やすからです。

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 使用時の安全対策は、最高級です。

 本機は、安全基準上、絶対に必要な安全機能のほか、オートリバースが搭載されます。

 その上で、フェローズは、セーフセンス機能が付属です。投入口に手が触れると、センサーが検知し、一時停止し、3秒後に完全停止させる安全機能が付属します。

 さらに、紙の投入しすぎを防ぐ紙厚メーター、オーバーヒートを警告するランタイム・インジケーター、ゴミ量を警告するビンフルセンサーを含めて、全て、LEDランプの色の違いで注意を発してくれます。

 安全対策は、長年色々な機種を見てきましたが、近年は特に、フェローズが最も力を入れています

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 訪問修理は、一方、非対応で、センドパックとなります。

 ただし、修理料金の目安を明示するなど、良心的な部分もあります。

 カード・メディア切断は、カードのみ対応です。

 静音性は、逆に課題です。65-70dBと、あまり静かではないです。

 小型機は、設計上、静音化は難しいですね。

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 以上、フェローズLX200 の紹介でした。

 同価格帯のクロスカット対応他社機と比較すると、安全面が最も充実する点が本機の特色です。小型なので家庭用にも向きますし、ミニクロスカット機で、裁断幅も細かめです。

 一方、静音性については、同社の製品はすこし期待値が低めです。

 必ずしも「レベル5」級の細かさが不要で、一度に100枚以上などの処理を考えていないならば、かなり良い機種でしょう。

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 【2020年】(ミニクロスカット機)

 12・フェローズ LX220 5508901
  ¥43,773 Amazon.co.jp (5/26執筆時) 

 【2015年】(クロスカット機)

 13・フェローズ 99Ci-2
  ¥41,500 Amazon.co.jp (5/26執筆時) 

切断方法:ミニクロスカット
裁断サイズ:A4まで4x12mm
最大裁断枚数: 20枚
連続使用時間: 30分
裁断速度:2.1m/分
ゴミ箱容量:30リットル
サイズ:幅30.0x 高さ59.0 x 奥行42.0cm
特殊切断:ホチキス・カード
安全性能:オートリバース・セーフセンス
静音性:65-70dB

 なお、本機については、LX220という製品もあります。

 一応、旧機種にあたる99Ci-2もありますが、そちらはクロスカット機になります。

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 本体サイズは、幅30.0x 高さ59.0 x 奥行42.0cmでやや大きめです。

 ただ、ゴミ箱が手前にある形状なので、職場などの隙間スペースがへの設置性が良いです。

 ゴミ箱のサイズは、30リットルです。

 同じく、ミニクロスカット機なので、880枚のA4用紙が収納できます。

 定格運転時間は、下位機種の問題点でしたが、本機は30分に伸びています。

 同時投入枚数も20枚です。

 使用時の安全対策は、本機も「最高級」ですので、職場で共有を考えているならば、(少し高いですが)期待値は高いです。


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 【2018年】

 14・明光商会 MSR-20CM
  ¥43,500 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x40mm)
最大裁断枚数: 20枚
連続使用時間: 20分
裁断速度:2,6m/分
ゴミ箱容量:26.5リットル
サイズ:幅30.2 ×高さ43.5 × 奥行64.0cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 MSR-20CMは、明光商会のシュレッダーです。

 業務用としてオフィスでたまに見かけるタイプで、「業務用グレード」の品質です。

 本体サイズは、幅30.2 ×高さ43.5 × 奥行64.0cm です。

 キャスター付きで自在におけますが、ゴミ箱のアクセスからすれば、基本は、縦置きでしょう。

 裁断サイズは、こちらもA4までです。

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 切断方法は、4x40mmクロスカットです。

 DIN規格では「セキュリティレベル4」をギリギリクリアする水準で、情報保護の観点からは、最低源のレベルです。

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 ゴミ箱のサイズは、26.5リットルです。

 約480枚との表記です。ミニクロスカット機ではないので、サイズの割にはゴミ捨ての頻度は高いでしょう。

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 ホチキス針は、刃が強力なので、10号のホチキス針以外に、28mm以下ならクリップも裁断できます。

 よく見る、コクヨのゼムクリッ(大)は、従って対応です。

 同時切断枚数は、20枚/分です。

 速度は2,6m/分ですが、普段の大量処理に強い機種と言えます。

 なお、裁断機は、連続稼働時間が決まっており、使いすぎるとサーモスタットが働き、一定時間利用できなくなります。この機種は、20分が定格時間で、やや長めです。

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 使用時の安全対策は、注目に値します。

 まず、ダストボックススイッチ(扉スイッチ)・オートリバース・オートストップ機能と、シュレッダーの安全対策としては、最高レベルのものが付属します。

 その上で、刃にアクセスする部分として、重要な投入口については、くさび形プローブを通常の90Nから、100Nまで高めることで、安全性を相当高めています。

 訪問修理は、明光商会は、全国に拠点網があり、訪問修理サービスが基本対応です。

 この点も、「業務用グレード」ならではです。

 静音性は、しかしながら、言及がありません

 一般的に、業務用の機種はさほど静かではないので、開示しないのでしょう。

 カード・メディア切断については、CD/DVD/クレジットカードの裁断に対応します。

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 以上、明光商会のシュレッダー MSR-20CMの紹介でした。

 同社の製品は、日本では唯一訪問修理があります。その上で、堅牢性にも配慮がある点を含めて、小規模-中規模オフィスに「頑丈なのを1台」と考える場合は、おすすめです。

 業務用グレードだけに価格は高いですが、オフィス用として、質実剛健な作りで、安心感があります。

 その上で、安全性への高い配慮や、連続使用時間の長さは注目点ですので、セキュリティレベル的に「クロスカット」で対応できるならば、これで良いでしょう。

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 【2018年】

 15・明光商会 MSR-25CM
  ¥55,799 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:クロスカット
裁断サイズ:A4まで(4x40mm)
最大裁断枚数: 25枚
連続使用時間: 30分
裁断速度:2.7m/分
ゴミ箱容量:34.1リットル
サイズ:幅43.5 ×高さ30.2 × 奥行64.0cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 なお、この製品には姉妹品のMSR-25CMもあります。

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 MSR-20CMと異なり、フロントオープン式になるため、ゴミ箱の容量は34.1Lと多いです。

 定格時間も30分と延びています。

 ただ、こちらも、セキュリティレベル的には「クロスカット」なので、注意が必要です。この部分を、気にする場合、後ほど紹介する、同社のより上位の機種を選ぶと良いでしょう。

3・マイクロシュレッド対応機(レベル5)

 続いて、機密情報など、レベル5のマイクロシュレッド切断に対応できる機種を紹介します。

1・2mm×10mm幅
2・2mm×12mm幅
3・2mm×14mm幅

 より細かく分類すると、レベル5機は、たて幅の裁断の長さで、さらに4種類に分類できます

 そのため、以下では、上表のような順番で、各機を紹介していきます。

 なお、これより細かいレベル6マイクロスパイラル(2×2mm)は、これらの後に掲載しています。


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 【2020年】

 【マイクロシュレッド】(20枚切断)

 16・アコ・ブランズ・ジャパン GCHM15M
  ¥41,902 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

 【クロスカット】(25枚切断)

 17・アコ・ブランズ・ジャパン GCHM15X
  ¥41,902 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x10mm
最大裁断枚数: 20枚
連続使用時間: 25分
裁断速度:3.3m/分/4.1m分
ゴミ箱容量:32リットル
サイズ:幅44.0x 高さ72.9 x 奥行29.5cm
特殊切断:ホッチキス/CD/クレジット
安全性能:
静音性:約54dB

  GCHM15Mは、アコ・ブランズ・ジャパンの販売する上位機です。

 下位機種にクロスカット機もありますが、今回は、上位機の紹介です。

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 本体サイズは、幅44.0x 高さ72.9 x 奥行29.5cmです。

 相当の存在感があると言えます。

 裁断サイズは、A4までです。

 切断方法は、本機も、マイクロシュレッドです。

 裁断幅は、2×10mmですので、レベル5水準では最も細かいです。

 ゴミ箱のサイズは、32リットルです。

 本体サイズに応じてかなり大きいです。裁断も細かいので、A4約900枚分という容量です。

 ホチキス針は、10号のホチキス針は対応し、また、クリップについてもOKの表示です。

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 同時切断枚数は、20枚、速度は3.4m/分です。60Hzの電力会社の地域はさらに速く、4.1m分です。

 定格運転時間は、25分です。

 業務用として妥協のないスペックと言えます。

 使用時の安全対策は、問題ない水準ですが、オートリバースがなく、手動です。

 訪問修理は、非対応です。

 カード・メディア切断は、フル対応です。

 静音性は、やはり同社の売りの部分で、約54dBと相当静かです。

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 以上、GBCGCHM15M1 の紹介でした。

 完全に業務用で法人向けに販売されている製品を除けば、マイクロシュレッド対応機では、切断の部分で最も高性能な製品でしょう。

 やはり、安全対策は、フェローズですが、同社の特徴である静音性は引き続き、売りです。

 本体の大きささえ何とかなれば、法人用の上位機として良いと思います。


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 18・明光商会 MSR-17MCM
  ¥65,000 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大裁断枚数: 15枚
連続使用時間: 30分
裁断速度:3.0m/分
ゴミ箱容量:34.1リットル
サイズ:幅43.0×高さ64.0 × 奥行30.2cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 MSR-17CM は、明光商会のシュレッダーの上位機です。

 本体サイズは、幅43.5×高さ64.0 × 奥行30.2cmです。

 ただ、形状的には「オフィスの隙間」を活かす、縦長の製品です。

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 切断方法は、2x10mmのマイクロシュレッドに対応します。

 GBCの上位機と同等です。

 同時切断枚数は、15枚です。速度は、3.2m/ 分です。

 良いスペックですが、同価格帯のライバルであるGBCGCHM15M1 に及ばない水準です。

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 ゴミ箱のサイズは、34.1リットルです。

 メーカーによると、A4用紙として、1160枚の収納力です。

 ホチキス針は、刃が強力なので、10号のホチキス針以外に、11号も裁断できます。

 ただし、クロスカットより精密な刃を利用するため、ホチキスは非対応です。

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 使用時の安全対策は、同社のクロスカットの下位機種同様に、安全性に関する機能は「フル装備」です。

 刃にアクセスする部分ということで、最も危ない投入口の投入孔くさび形プローブも、国基準より高い100Nです。

 訪問修理は、明光商会の良い部分です。

 全国に拠点網があり、訪問修理サービスが基本対応ですから、オフィスに備えるならば良い選択肢です。

 静音性は、言及がありません

 カード・メディア切断には、フル対応します。

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 以上、明光商会のMSR-17MCMの紹介でした。

 サイズ的には、オフィスでの共用と言うことで、GBCGCHM15M1 のライバルでしょう。

 比較する場合、静音対策やゴミ箱のサイズなどでは負けますが、安全対策と修理対応の部分で、本機の方が法人向きでしょう。

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 19・明光商会 MSR-15MCM
  ¥51,742 Amazon.co.jp (5/26執筆時)

切断方法:マイクロシュレッド
裁断サイズ:A4まで(2x10mm)
最大裁断枚数: 15枚
連続使用時間: 15分
裁断速度:2.7m/分
ゴミ箱容量:26.5リットル
サイズ:幅43.5×高さ64.0 × 奥行30.2cm
特殊切断:CD/DVD/クレジットカード
安全性能:オートリバース
静音性:

 なお、この製品には姉妹品のMSR-15MCM もあります。

   201904131217.jpg

 MSR-20CMと同じ本体サイズですが、サイドオープン式で、ゴミ箱の容量は26.5Lとすこし小型です。

 事実上の下位機種なので、定格運転時間が半分で、裁断速度も少しだけ劣ります。

 スペース部分の都合後あるので一概にどちらが上とは言えないものの、性能面ではやはり本機は「下位機」です。


posted by Atlas at 18:24 | 文具と文房具

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