【今回レビューする内容】2019-2020年 ネスレのコーヒー・エスプレッソマシンの性能・種類とおすすめ:ネスカフェ ネスプレッソ ドルチェグスト ゴールドブレンド バリスタの人気機種の違いや性能別ランキング
【紹介する製品型番】 ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタシンプル SPM9636 HPM9636 バリスタ 50 HPM9634 PM9631 バリスタ デュオ HPM963 ドルチェ グスト ルミオ MD9777-DR MD9777-WH ジェニオ アイ GENIO I MD9747S-CR -WH エクリプス MD9776 エスペルタ MD9779-RM -TI インフィニッシマ MD9780-BL エッセンサ プラス ミニ C30 D30 C45 D45 ラティシマ・プロ シルバー F456PR ラティシマタッチ プラス F521WH エキスパート C80BK D80GR Lattissima One F111WH クレアティスタ・プラス J520-ME-W
今回のお題
ネスレのエスプレッソ対応コーヒーマシンのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2019年12月現在、最新のカプセル式コーヒーメーカーの比較です。
カプセル式では「世界シェアNO1」であるスイスのネスレの発売する製品を、基本的に「全機種」紹介する予定です。
ネスレのコーヒーメーカーは、大まかに区分して、ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソと3シリーズがありますが、全てを網羅しました。
1・エスプレッソ ★★★★★
2・カプチーノ ★★★★★
3・コーヒー ★★★★★
4・準備の手軽さ ★★★★★
5・豆コストの安さ ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種を紹介します。
そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
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1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・全自動ミル付コーヒーメーカー
3・ペーパーレスコーヒーメーカー
4・カプセル式コーヒーメーカー
5・デロンギ・エスプレッソメーカー
6・イリーのエスプレッソマシン
7・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」のコーヒー関連記事の第4回目記事として書きました。
1・ネスレのコーヒーマシンの選び方の基本
先述のように、ネスレからは、ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソと3種類のラインナップが販売されています。
それぞれの製品の違いについて、「良い部分」と「イマイチな部分」を図示すると以上のようになります。
第1に、バリスタです。
本体価格は、5000円前後と安く導入できます。
コーヒー1杯あたりの単価もコーヒー1杯あたりの単価も約15円と安い点で魅力です。
選べる味の選択肢は、一方で5種類ほどと面白みは少ないでしょう。
コーヒーの味は、一方、専用ポットにコーヒー粉を詰め替える方式なので、味は「普通レベル」です。
エスプレッソの味も、本格的な圧がかけられない点で、「劣り」ます。
カプチーノの味も、脱脂ミルクしか利用できない点で「普通レベル」です。
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結論的にいえば、コスパを優先して「ちょっと美味しい」コーヒーを手軽に飲みたい場合に、バリスタはオススメです。
味についても、「アロマ(香)」と「クレマ(泡)」のレベルは、コンビニコーヒーなどに比しても高いです。ランニングコストは「最強」でしょう。
第2に、ドルチェグストです。
本体価格は、7000円前後からです。
コーヒー1杯あたりの単価は、約50円と、平均的です。
選べるカプセルの選択肢も、20種類ほどと十分楽しめます。
コーヒーの味は、鮮度が高いカプセル式であり「高レベル」です。カプセルを選べば、最大200mlのマグサイズのコーヒーも抽出可能です。
エスプレッソの味も、15気圧までかけられるため「本格的」と言えます。
カプチーノの味は、バリスタより上位ですが、生ミルクを利用できない点では「普通」です。
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結論的にいえば、エスプレッソ・コーヒー用としては「及第点以上」と言えます。
本体価格も安めなので、一般的にはドルチェグストシリーズが良いでしょう。ネスレのコーヒーマシンで「専門店の味!」の再現を狙うならば、「ドルチェグスト」は良い選択肢です。
ただし、カプチーノ系については(カプセル式で手軽である一方)、生ミルクに対応できないため、次に紹介するネスプレッソが選択肢です。
第3に、ネスプレッソです。
本体価格は、10000円以上です。
コーヒー1杯あたりの単価も、約60円以上と決して安くはありません。
選べるカプセルの選択肢は、ネスプレッソについては「世界的に売れている」ため、純正以外に互換品も多数あり、かなり楽しめます。
コーヒーの味は、こちらも鮮度が高いカプセル式であり、ドルチェグルストと同様に「高レベル」です。
ただ、ドルチェグスト(200ml)に比べると、1カプセル120mlの水量のコーヒー(ルンゴ)です。単純な量で考えればコスパは悪いでしょう。
エスプレッソの味も、19気圧まで対応でより「本格的」と言えます。
気圧が高いとクレマ(泡)の質が向上するため、ドルチェグルストより質は良いです。
カプチーノの味は、エアロチーノやフロストノズルで生ミルクを利用した、本格的な飲料が自作できます。
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結論的にいえば、主に、カプチーノなどのミルク系にこだわりたい場合、とくにネスプレッソを導入する意味があります。
一方、エスプレッソやブラックコーヒーに限定して考えた場合、19気圧には一定の魅力があるものの、味やランニングコストを含めてドルチェグストとのさほどの差はみられないといえます。
エスプレッソ用としては、選ぶ際の「決定打」には欠けるかもしれません。
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というわけで、ここでは「導入編」として、ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソの基本的な相違点を解説しました。
これをふまえつつ、以下では、それぞれの製品について、個別に詳しく説明していきます。
2・ネスカフェバリスタの比較
はじめに紹介するのは、ネスカフェ・バリスタです。
ネスレで、コーヒーメーカー本体や、消耗品(コーヒー豆)の価格が最も安いのは、このシリーズです。
仕組みは、正確には「カプセル式」ではなく、ネスレが最近開発した廉価タイプの「エコパック式」です。
なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2018年】
1・ネスカフェ バリスタシンプル SPM9636
2・ネスカフェ バリスタシンプル HPM9636
¥3,154 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1リットル
オートストップ機能:あり(140ml)
大きさ:幅15.5x高さ37.6x奥行き29cm
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタシンプルは、ネスレの販売する最も価格の安いコーヒーメーカーです。
後ほど紹介する「PM9631」の改良型として2018年に登場した入門モデルです。
本体色は、ホワイトとレッドの2色展開ですが、性能はいずれも同じです。
水タンクは、1Lの容量です。
この場合、コーヒーだと、約6杯分を一度の給水でまかなうことが可能です。
使用方法は、ネスレの専用の詰め替えパックを本体に開けて、自動的にコーヒーを抽出という仕組みです。
この点で言えば、ネスカフェ バリスタは、「半自動のインスタントコーヒーメーカー」です。
パック本体は押し込むと内側のフィルムが破れて、重力で勝手に落ちていく方式で手軽です。
コーヒータンクの容量は、110グラムです。
そのため、一気に入れてしまうことができます。しかし、豆の鮮度の問題があるため、一ヶ月以内に使い切る必要があります。1袋(110グラム)で約55杯のコーヒーが淹れられます。
かけられる気圧は、この機種の場合圧力機構がないため、「1気圧」です。
それでもクレマ(泡)が見られるのは、独特の抽出構造によります。
【通常】
ゴールドブレンド エコ&システムパック 105g
¥817 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
コーヒーの味は、「詰め替えパック」の種類で異なります。
バリスタは、微粉砕コーヒー粉(レギュラーソリュブルコーヒー)です。
「挽き豆包み製法」により、粉の酸化を防いでいるため、一般的なインスタントコーヒーとは味の面で相当差があり、コーヒーのアロマが感じられます。
濃度の調整は、注意が必要です。
この入門機は、シニア世代にも使いやすいように、レバーを右に引くとコーヒーが140ml、左右に1回ずつ引くと、カフェラテが140ml作れるようなシンプル構造になっています。
一般的な180mlのコーヒーカップには便利です。
濃さについては、淹れた後のボタン操作で、「水量だけ」での調整になるため、増やすと薄く、減らすとコーヒーの抽出量が140mlより少なくなります。
要するに「細かい調整は面倒」なので、ネスレが指定する「量と味」をそのまま簡単に楽しみたいというかた向けの機種です。
ランニングコストは、最も標準的な「ネスカフェゴールド」ならば、1杯あたり15円以下ですみます。
ネスレ ブライト 400g×2袋
¥710 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
カフェラテやカプチーノも、すこし「力業」ながら、対応できます。
その場合、牛乳や、ネスレブライトが別に必要です。
あらかじめカップの中にこれらを入れておき、レバーを押した際に上から吹き出す気圧のかかった熱湯ジェットで泡立てるという仕組みです。
使用後のお手入れは、かなり簡単です。
1日の終わりに、コーヒー抽出部の部品と給水タンクのメンテを行うだけです。
コーヒー豆タンクは、コーヒーを使い切ったところで、簡単な「掃除」をすることが推奨されます。
使用するたびにコーヒーかすを捨てることは不要のため、メンテナンスは手軽です。ネスレバリスタの最大の利点は、こうしたメンテの容易さにあると言えます。
ネットワーク機能は、新機種に名手Bluetoothを搭載しました。
それにともない、同社のネスカフェアプリ(iOS/Android)に対応になりました。
このアプリは、本来的に、水量や泡立ち量などを細かく指定できる便利なアプリなのですが、入門機については、湯量の調整(濃さ調整)のみ対応します。
ただし、先述のように、濃くした場合は、抽出量自体が減るので、実用度は、上位機に比べるとイマイチでしょう。
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以上、ネスカフェ バリスタシンプルの紹介でした。
エスプレッソには対応できないものの、十分なクレマ(泡)とアロマ(香り)を感じられるという不思議な機種です。
1杯15円という低価格でクレマ(泡)の立った本格的なコーヒーが楽しめるのは、このシリーズだけです。デンキヤの試飲を経て導入する人が多いのも、「味に比したコスパの良さ」を反映しています。
もちろん、公平を期して言えば、「高級コーヒーメーカー」の味には及びませんし、コーヒー粉を自由に選べないのは、楽しみにかけます。
また、同シリーズの上位機に比べると、味の面で調整しにくいのも欠点です。どちらかと言えば、機械の苦手なシニア世代や、職場の共有スペース用に開発されたシンプルモデルですから。
ただ、クオリティの高いコーヒーを、簡単かつ格安で楽しめるのは、この機種独自の利点です。
【2017年】
3・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-R
4・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-CG
5・ネスカフェ バリスタ 50 HPM9634-WB
¥5,872 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:0.8リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅15.5x高さ32.3x奥行き30.7cm
バリスタ 50 [Fifty] は、ネスカフェゴールドブレンドバリスタシリーズの上位機です。
本体色は、ホワイト・レッド・ブラウンの2色展開です。
サイズは、幅15.5x高さ32.3x奥行き30.7cmです。
下位機種よりも背が低く、設置性が良いです。
また、操作パネル系がスイッチ式から、ボタン式に「進化」しています。
そのため、抽出量が140ml固定だったバリスタシンプルと異なり、210mlのマグサイズブラックコーヒーの自動抽出にも対応できます。
その上で、濃さも細かく調整できるため、約70mlの「エスプレッソタイプコーヒー」の抽出も可能です。
なお、エスプレッソは、気圧はかからないので、「タイプ」という表現が付いています。
ネットワーク機能は、この機種もBluetooth搭載です。
下位機種のバリスタシンプルの場合と異なり、細かい調整が可能です。
スマホアプリ(iOS/Android)で、コーヒー量・水量・泡立ちを細かく制御できます。そのほか、タイマー設定で、「毎朝コーヒーの香りで目覚める」というような使い方も提案されます。
水タンクは、一方で0.8Lです。
専有する体積の割に、約5杯までとなります。
どちらかと言えば、設置面積を優先した家庭向けの上位機です。
使用方法は、下位機種と同じです
ネスレの専用のエコ&システムパックを購入して、それを利用する形式です。使用する豆も同じで、仕上がりにかかる速度も同じです。
かけられる気圧は、下位機種同様に1気圧です。
仕組み上「高圧」ではないですが、抽出量の調整によって、クレマを伴う疑似的な「エスプレッソタイプコーヒー」ができます。
カフェラテやカプチーノなどに対応します。
方式は、下位機種と同じですが、アプリでカプチーノの濃さが調整できるため、味の調整は下位機種より巧みです。
そのほかの部分は、下位機種の「ネスカフェ バリスタシンプル」と同じです。
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以上、バリスタ 50 [Fifty] の紹介でした。
バリスタシンプルと比較すると、水量・泡立ち量・濃さなどが、本体ボタンやアプリで細かく指定できる点が「売り」です。
このシステムは、豆の選択肢が少ないので、こうした部分で調整できるのは、飲み飽きないために良い工夫でしょう。家庭用として選ぶならば、このグレードでしょう。
【2019年】
6・ネスカフェ バリスタ デュオ HPM9637-PB
7・ネスカフェ バリスタ デュオ HPM9637-PW
¥14,730 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:2リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅18x高さ43.4x奥行き30.4cm
バリスタ デュオ [Duo] は、ネスカフェゴールドブレンドバリスタシリーズの最新製品です。
同社の最高級機として、下位機種にはみられない面白い機能を加えています。
本体色は、ブラック・ホワイトの2色展開です。
サイズは、幅18x高さ43.4x奥行き30.4cmです。
下位機種よりタンクが大きいこともあり、大きめの製品ですが、幅は18cmですから、キッチンでも設置性はよさそうです。
コーヒーのメニューは、 下位機種でできるメニューのほか、アイス系の各メニューが加わっています。
下位機にもあった濃いめに出す「エスプレッソタイプ」の応用でしょうが、専用ボタンにより抽出ができる点では、楽です。
ネットワーク機能は、この機種もBluetooth搭載です。
水タンクは、2Lです。
本体サイズを反映して、大きくなっています。
使用方法は、一方、注意が必要です。
基本的には、下位機種同様に、ネスレの専用のエコ&システムパックを購入して、それを利用する形式です。
しかし、この機種は、(粉乳の)ミルクタンクが装備されるため、カフェラテ・カプチーノも自動で作れます。
ネスレ ブライト エクスクリーミー 110g×3
¥1,729 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
なお、ミルクは、先ほど紹介したネスレブライトも利用できますが、ラテ感をより出すために、エクスクリーミーの利用をメーカーは推奨しています。
なお、それ以外の製品(他社製)の保証はないです。
かけられる気圧は、下位機種同様に1気圧です。
そのほかの部分は、基本的には下位機種に準じます。
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以上、バリスタ デュオ [Duo] の紹介でした。
対象はハッキリした製品で、「ラテやカフェラテも、手軽に安く楽しみたい方」です。
また、水タンクの容量も大きめなので、小規模オフィスの備品などにも向くと思います。
3・ドルチェグストの比較
続いて、ネスカフェ・ドルチェグストシリーズの紹介です。
このシリーズは、ネスレの定番製品の1つです。
最新のドロップ・エクリプス・ルミオシリーズをはじめ、複数の機種があります。
しかし、全機種とも「基本的な仕組みは同じ」です。
そのため、はじめに「ドルチェグストシリーズ」に共通する特長を説明することからはじめます。
ドルチェグスト専用カプセル (16個)
¥980〜 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
使用方法は、こちらの場合、1回ごとに専用のカプセルを使ってコーヒーを淹れる方式です。
コーヒーの味は、カプセルごとに真空パックになっている分、鮮度が保証されるので、かなり美味しいコーヒーが楽しめます。使うことのできるカプセルは、「定番」と言えるものだけで18種類です。
コーヒーの種類は、200mlのカップに入れるレギュラーサイズだけで、3種類のカプセルがあります。
これに、カフェオレ・とカフェインレスのカフェオレを加えて5種類の選択肢です。
かけられる気圧は、15気圧です。
かなり本格的な気圧がかけられるので、50mlの抽出量となるエスプレッソ系のカプセルも用意されます。アイスコーヒー用のカプセルもあります。
一方、中間的な圧をかけて抽出する120ml用のカプセルもあります。
いわゆる「エスプレッソ的なブラックコーヒー」である「ルンゴ」が作れます。
カフェラテやカプチーノは、対応カプセルが多数あります。
この場合、「コーヒーカプセル」と「ミルクカプセル」が2つ付属する形式です。
生ミルクを利用しない点は、注意点でしょう。そのような意味で、本格的な製品を狙う場合、次に紹介する「ネスプレッソ」が必須です。
ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
¥2,280 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
なお、カプセルには、「お試しセット」があります。やや割高ですが、好みのカプセルを探すのには最適でしょう。
カプセルのランニングコストは、ブラック・エスプレッソ系で1杯50円、カプチーノ系で100円です。
先述の「ネスカフェバリスタ」は15円前後でしたので、「割高」ではあります。
ただし、カプセル式のコーヒーの味は「格段に良く」、本格的な喫茶店のコーヒーを除けば、「美味い」といえる水準です。コンビニで100円コーヒーを飲むより、ずいぶん良いでしょう。
使用後のお手入れは、使用毎に手入れする必要があるのはカプセルホルダーだけです。
つまり、カプセルを取り出して、必要があればゆすぐだけで、ほぼメンテナンスの不要な構造です。この手軽さが、カプセル式が普及している大きな理由の1つです。
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以上、ネスカフェ・ドルチェグストシリーズの仕様の紹介でした。
先ほどのネスカフェ・バリスタシリーズと較べると、コーヒー1杯当たりのコストは高いです。ただ、味は格段に美味しいですし、コンビニなどのコーヒーに較べると半額近いです。
食後の「小さな楽しみ」として、導入するのは、決してお金の無駄ではないでしょう。
続いて、ネスカフェ・ドルチェグストシリーズのラインナップを紹介します。
【2019年3月】
8・ジェニオ アイ GENIO I MD9747S-CR
9・ジェニオ アイ GENIO I MD9747S-WH
¥11,036 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:0.6リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅16.4×高さ30×奥行き23.1cm
ジェニオアイは、ペンギンのような形状の「ジェニオ」シリーズの最新機です。
本体色は、レッドとホワイトの2色展開です。
サイズは、カプセル式だけに設置性は良く、幅は16cmです。
水タンクは、0.6L入ります。
設置性が良い分、やや小さめですが、コーヒーだと3杯分です。
ただ、給水自体は手軽なので、家庭用としてはこれで良いでしょう。
使用方法は、オートストップ機能があるため簡単です。
この機能は、抽出量を自動で機械が判断し、制御してくれるというものです。
カプセルには、上表のような「目盛り」が書いてあります。
目盛り表示通りに、タッチパネルの目盛りを合わせれば、自動的に注水量を判断してくれます。
ネットワーク機能は、Bluetoothを搭載します。
バリスタ系と同じ、ネスカフェアプリを使用します。一度決めた湯量・温度・抽出方法の設定を保存できるので、Capsuleごとの設定が、ワンボタンで可能です。
このほかの特徴は、冒頭に書いたように、他機種と同じです。
なお、上部の赤と青のボタンは抽出に温水・常温水のいずれを利用するかを選択するものです。
しかし、日本では「常温水」を利用するカプセル(ミロなど)は(ずっと)未発売です。すすぎに利用する位ですね。
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以上、ジェニオアイの紹介でした。
ジェニオシリーズは、ドルチェグストで最も人気あるシリーズで、家庭向きの小型設計です。
オートストップも対応するので、家庭用として色々迷った場合は、第1の選択肢にすると良いでしょう。
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【2014年発売】
【MD9771-PB】【MD9771-WR 】
10・ドルチェグルスト ジェニオ2 プレミアム
¥7,820 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅16.4×高さ29.9×奥行き23.1
なお、ジェニオシリーズの旧機は、「ジェニオ2 プレミアム」という名前です。
新機種の登場で価格は「投げ売り」状態です。
大きな違いは、Bluetoothが未搭載な部分で、その他の部分は、お湯/水の洗濯がボタン式でない点ほどの差です。
ネットではまだ在庫が多いので、値段的にはこの機種が「おすすめ」ですが、スマホユーザーは、Capsuleごとの設定の保存は割と便利なので、新機種が良いと思います。
【2017年】
11・ドルチェグルスト ルミオ MD9777-WH
12・ドルチェグルスト ルミオ MD9777-DR
¥5,346 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅17.6×高さ36.8×奥行き22.2
ルミオ MD9777-WHは、2017年に発売された「格安製品」です。
水タンクは、1Lと大きめです。
コーヒーだと、6杯分です。
ネットワーク機能は、Bluetoothが未搭載です。
その他の性能面は、ジュニオプレミアム2と同じです。オートストップ機能もあります。
なお「安い」のは、写真で分かるように、剛性の必要な本体部分を「可能な限り」削ったからでしょう。デザイン的には、「格好良さ」が少し欠如しています。
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【2017年】
13・ドルチェグルスト エクリプス MD9776-RM
¥9,350 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
さらに「日食」をイメージしたデザイン重視の「エクリプス」という限定製品もあります。
こちらもタンク容量は1Lであり、抽出されるコーヒーの味も同じです。価格が高いのは「デザイン的な部分」ゆえといえます。高級機ですが、発売時期の関係でBluetoothには非対応です。
【2019年3月】
14・ドルチェ グスト エスペルタ MD9779-RM
15・ドルチェ グスト エスペルタ MD9779-TI
¥13,030 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1.4リットル
オートストップ機能:あり
大きさ:幅21.5×高さ36.5×奥行き26.7cm
エスペルタ(Esperta)は、サイフォン式のような形状を採用した2019年登場の新モデルです。
本体色は、レッドとチタンの2色展開です。
サイズは、幅は21.5cmで、高さもあるため、設置性を優先した設計ではないでしょう。
水タンクは、一方、1.4L入ります。
これは、エスプレッソだけでなく、水量の多いコーヒーにもこだわる機種だからでしょう。
使用方法は、基本的には、オートストップ機能が付いた多機種と同じです。
目盛りに合わせて抽出するのが基本です。
その上で、下位機種にない、エスプレッソブーストとハンドドリップモードが利用できます。
第1に、エスプレッソブーストは、45秒程度かけてゆっくり抽出する方式です。
カプセルの表示メモリが3以下の、エスプレッソ系カプセルに利用できます。
第2に、ハンドドリップモードは、3−5分かけてゆっくり抽出する方式です。
カプセルの表示メモリが4以上の、マグサイズのコーヒーを作るときに利用できます。
一方、独特のフラスコ形状ですが、この部分にコーヒーが戻るわけではないので、デザインについては、あくまで、(味のためではなく)インテリア性に由来します。
ネットワーク機能は、2019年搭乗機なので、Bluetoothを搭載します。
このほかの特徴は、冒頭に書いたように、他機種と同じです。
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以上、エスペルタ(Esperta)の紹介でした。
デザイン面は好みですが、問題は、エスプレッソブーストとハンドドリップモードをどの程度評価するかでしょう。
Atlas自体は、カプセル自体変わらないので、基本的には(価格が安い)下位機種で良い気もします。
ただ、水量は1.4Lと多いので、大人数で利用する場合や、マグ利用が多い場合は、今までになかった意外と良い選択肢に思えます。
【2019年】
16・ピッコロ XS MD9781-DR
17・ピッコロ XS MD9781-WH
¥4,568 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
【2010年】
16'・ピッコロプレミアム MD9744-PR
17'・ピッコロプレミアム MD9744-PB
¥4,092 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量: 0.8リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅13.7×高さ27.6×奥行き26.3cm
ピッコロXSは、ドルチェグルストでは、最も安い製品です。
旧機種が残っていますが、やや大ぶりで、水容量も0.6Lです。
設計も古いですし、値段差を考えても、こちらから選ぶならば、新機種でしょう。
水タンクは、0.8Lです。
コーヒー、5杯分のサイズです。
使用方法は、一方、上位モデルと大きな違いがあります。
なぜなら、この機種は、オートストップ機能が付いていないマニュアル式だからです。抽出にあたっては、自分でレバーを動かして制御する必要があります。
そのため、カップの水量を自分で推測して、抽出ボタンを手で止めなければいけません。
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以上、ピッコロXSの紹介でした。
「濃さを自由に決められる」ある意味上級者向けの製品です。
いずれにしても、自動化されていない点では、初心者には向かないでしょう。Bluetoothも未付属です。
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18・インフィニッシマ MD9780-BL
¥2,920 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量: 1.0リットル
オートストップ機能:なし
大きさ:幅15.5×高さ37.3×奥行き28.6cm
なお、INFINISSIMAもオートストップが付属しない機種です。
水タンクは、1.0Lと大きくなっていますが、同様の理由で、あまりおすすめできません。
以上、ネスカフェのドルチェグストシリーズを紹介しました。
ネスカフェ ドルチェグスト セット 15種 × 2杯
¥2,280 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
先ほど見た、ネスカフェバリスタシリーズに比べると、鮮度が保証されるカプセル式で、ブラックコーヒー・エスプレッソの味が格段によい点と、抽出と後片付けが極めて楽という点が「売り」です。
こうした点で言えば、生ミルクを使ったカプチーノ系にあまり興味がないのならば、「ドルチェグルスト指名買い」で良いと思います。
それ以外は、カプチーノ系以外は、ネスプレッソとあまり差異はありませんから。
4・ネスプレッソの比較
最後に、ネスレのなかでは、最も本格的なコーヒーメーカーといえるネスプレッソシリーズを紹介します。
【エアロチーノ付属】
13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30WH-A3B
13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30GR-A3B
13・ネスプレッソ エッセンサ ミニ C30BK-A3B
¥10,442 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
【エアロチーノ付属】
15・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30RE-A3B
15・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30WH-A3B
15・ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30GN-A3B
¥16,540 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:0.6リットル
オートオフ機能:あり
大きさ1:幅8.4×奥行33×高さ20.4cm
大きさ2:幅11×奥行32.5×高さ20.5cm
NESPRESSO Essenza miniは、2017年末に登場したネスプレッソの小型の入門機です。
イニッシアの後継機となる、小型でスタイリッシュなモデルにです。
本体サイズは、2種類あります。
C45シリーズは、設置性が良い長方形、D45シリーズは、ユーロデザインらしい丸角形です。
性能は同じですので、気に入ったモデルを購入する方向性で問題ありません。
水タンクは、この機種は、0.6リットルと小さめです。
コーヒー(ルンゴ)だと、4杯分です。
【互換カプセル】
Cafe Royal ネスプレッソ60カプセル入
¥4,980 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
【並行輸入品】
ネスプレッソ マイルドタイプ 50カプセル
¥4,232 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
使用方法は、ネスプレッソシリーズもカプセル式です。
しかし、利用するカプセルはドルチェグストシリーズとは別です。一方、ネスプレッソは「世界商品」であり、カプセルの流通量が多いため、並行輸入品や互換品を含めて格安のカプセルの種類がかなり多いです。
純正カプセルについても、20種類以上あり、飲み飽きることはないのが最大のメリットです。
カプセルのランニングコストは、ネスレの直販(国内正規品)ならば、1杯90円ほどです。
一方、互換カプセルならば、1杯60円ほどで美味しいコーヒーが楽しめます。
なお、並行輸入品については、送料を考えると直販と同じか、多少安い程度です。
かけられる気圧は、ドルチェグストより優秀です。
こちらは、19気圧がかけられます。
気圧はクレマ(泡)の質に関係しますから、ドルチェグストよりも、質の良いクレマが期待できるでしょう。
コーヒーの種類は、ネスプレッソの場合、水量として40mlのエスプレッソのほか、110mlと多めの水量で「ブラックコーヒー(ルンゴ)」も作れます。
ただ、ドルチェグストシリーズが、200mlのマグサイズのブラックコーヒーに対応する点をふまえると、ブラックコーヒーの対応の幅は「狭い」とも言えます。
なお、抽出時の水量については、それぞれにボタンがあるため、押すだけでOKです。
ドルチェグルストと仕組みは違いますが「オートオフ」には対応と言えます。楽ですね。
ネスプレッソ エアロチーノ 3594/JP/BK
¥5,880 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
カフェラテやカプチーノは、【エアロチーノ付属】と書いたモデルについては「対応」です。
エアロチーノとは、ミルク加熱泡立て器です。130mlほどの生乳を電動で泡立てることができる家電であり、エスプレッソに加えることで、カプチーノ系飲料が作れます。
ただ、エアロチーノは別に買うことも可能なので、セット品との価格差には注意しましょう。
使用後のお手入れは、カプセル式のため、ほとんどメンテフリーで利用可能です。
洗うパーツの点数はドルチェグルストよりわずかに多いですが、面倒ではありません。
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以上、「エッセンサ ミニ」の紹介でした。
ドルチェグストと比較した場合、19気圧と高圧でクレマができやすい点で、エスプレッソの品質は高いでしょう。先述のように味の面で「大きな差」ではないですが、「とことんこだわりたい方」はこちらでしょう。
一方、カプチーノ系にこだわりたい場合は、エアロチーノで生ミルク使えるネスプレッソの方が確実に味の面で有利と言えます。
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【2019】
【通常製品】
23・ピクシー II D61-TI
¥16,300 楽天市場 (12/13執筆時)
【エアロチーノ付属】
24・ピクシー II バンドルセット C61RE-A3B
¥23,219 楽天市場 (12/13執筆時)
水容量:0.7リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅11.1×奥行23.5×高さ32.6cm
NESPRESSO PIXIE IIという、 エッセンサ ミニの「姉妹機」もあります。
こちらは、タンク容量が0.7Lとほんのわずか多いだけで、抽出温度などの点でエッセンサ ミニと性能は同様です。
デザインは格好良いですが、発売時期の関係で高いため、基本的には選ばなくて良い機種だと思います。
【2019年】
【通常製品】
25・ネスプレッソ エッセンサ プラス C45WH
26・ネスプレッソ エッセンサ プラス C45BK
¥21,380 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
【エアロチーノ付属】
27・ネスプレッソ エッセンサ プラス C45WH-A3B
28・ネスプレッソ エッセンサ プラス C45BK-A3B
¥28,400 楽天市場 (12/13執筆時)
【通常製品】
29・ネスプレッソ エッセンサ プラス D45-RE
30・ネスプレッソ エッセンサ プラス D45-BK
¥21,380 楽天市場 (12/13執筆時)
【エアロチーノ付属】
31・ネスプレッソ エッセンサ プラス D45RE-A3B
32・ネスプレッソ エッセンサ プラス D45BK-A3B
¥23,380 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1リットル
オートオフ機能:あり
大きさ1:幅11.8×奥行39×高さ24cm
大きさ2:幅134×奥行40×高さ25.6cm
NESPRESSO Essenza Plusは、2019年に発売されたエッセンサ ミニの上位機です。
こちらもエアロチーノが付属するモデルがあります。
基本的な仕様は、1つ上で紹介したエッセンサミニと同じです。
しかし、エッセンサミニに較べて、本体がやや大きい代わりに、水タンクが1Lに増量された製品です。
一方、こちらも、2つの形態がありますが、C45は、幅が11cmで収まっているので、設置性は引き続きよいです。
コーヒーの種類は、一方、エスプレッソとルンゴに加えて、薄めのアメリカーノに対応します。
また、この機種の場合、湯量の設定範囲も定められるため、より高度です。
ネットワーク機能は、この製品から、Wi-FiとBluetoothが搭載です。
Bluetooth経由でメニューの管理などができますが、
ただ、Wi-Fiについては、交換カプセルのワンタッチ注文などの「オンライショップの利用促進」が主な目的と言えます。
その他の部分は、気圧を含めて、エッセンサミニとほぼ同じです。
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以上、「エッセンサ プラス」の紹介でした。
下位機種との相違点はいくつかありますが、湯量のカスタマイズ性が味に直結する見どころでしょう。
一方、Wi-Fiを搭載するなどの部分で値段が上がっており、割高感があるのは確かです。基本的には、下位機種で良いと思います。
33・ネスプレッソ エキスパート C80BK
34・ネスプレッソ エキスパート D80GR
¥13,111 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
【エアロチーノ付属】
35・ネスプレッソ エキスパート C80BK-A3B
36・ネスプレッソ エキスパート D80GR-A3B
¥18,492 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1.1リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:22.5 x 38.0 x 29 cm
エキスパートは、2017年末に登場した、中型の新型機です。
水タンクは、1.1Lです。コーヒー(ルンゴ)だと、約8杯分です。
使用方法は、エッセンサなど他機種と同じです。
カフェラテやカプチーノは、こちらは、エアロチーノ付属モデルがあり、ミルク加熱泡立て器(エアロチーノ)が付属しないモデルのみ対応となります。
コーヒーの味については、エスプレッソとルンゴのほか、より濃い(苦い)「リストレット」抽出に対応します。
エスプレッソは40ml抽出ですが、リストレットは25ml抽出です。なお、カプセルはエスプレッソと同じものを使い、水量で変化をつけます。
さらに、新登場のアメリカーノでの抽出にも対応します。
リストレットと同じく25mlで抽出した上で、125mlと多めの水量を淹れる新パターンです。エスプレッソ好きには割と微妙でしょうが、胃には優しいでしょう。
湯温については、このグレードから3段階の調整が可能です。
この機種の新機能となりますが、基本的には「すぐ飲めるぬるめの温度でも作れる」という機能です。コーヒー粉の場合、湯温で味が変わってきますが、そういった目的ではないですね。
ネットワーク機能は、ネスプレッソシリーズ以外の機種でもありましたが、Bluetooth対応です。
アプリは、バリスタやグストなどと同じで、iOS/Androidのアプリが用意されています。
この機種の場合、抽出時間・水量・泡立ちなどが遠隔操作可能です。
もちろん、本体にもボタンがあるので、従来的な操作も可能です。
使用後のお手入れは、こちらも、カプセル式のため、この機種も、ほとんどメンテフリーで利用可能です。
湯垢洗浄が必要になった場合の通知機能などもあり、便利です。
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以上、エキスパートの紹介でした。
「IOT家電」の先駆けとしてスマホとリンクして使えるのは、この機種だけです。
その上で、本体の外観は素晴らしく、カフェ的な格好良さがあり、使い勝手も良さそうなので、この部分を評価して選ぶのは「あり」でしょう。
【2018年】
37・ネスプレッソ Lattissima One F111WH
38・ネスプレッソ Lattissima One F111BW
¥22,480 Amazon.co.jp (12/13執筆時)
水容量:1リットル
オートオフ機能:あり
大きさ:幅15.4×奥行32.4×高さ26.5cm
ラティシマ・ワンは、ネスプレッソが2018年に投入した新コンセプト機です。
サイズは、幅15.4×奥行32.4×高さ26.5cmです。
特に幅を狭くすることで、日本のマンションなどでの設置性に配慮した製品と位置づけられます。
水タンクは、1Lです。
コーヒー(ルンゴ)だと、6杯分です。
かけられる気圧は、こちらも19気圧です。
カフェラテやカプチーノは、一方で、本格的です。
写真のように、ミルク加熱泡立て器が本体に付属しています。
また、ネスレは、2018年から泡立て方式を新方式にしています。
従来機は、泡立ち量を選択し、カプチーノ(50ml)・ラテ・マキャート(150ml)などの抽出量を選択するシステムでした。
新型機の場合、ミルクタンクに必要な分だけの牛乳を入れ、ミルクメニューボタンを押すと(停止ボタンを押さない限り)「全量が抽出される」仕組みです。
これは一長一短です。
同時に1杯だけ作るような場合は、新型のラティシマ・ワンの方が効率的でしょう。一方、泡立ち量を操作できなくなった点で、完全なる「進化」とも言えないかもしれません。
コーヒーの味については、ルンゴ・エスプレッソのみ対応で幅が減っています。
温度調整機能もありません。
ネットワーク機能は、Bluetoothを装備しない機種です。
使用後のお手入れは、下位機種と同じ水準です。
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以上、ラティシマ・ワンの紹介でした。
2人程度の家族で、気軽にカプチーノ系飲料を楽しめる省スペース機という位置づけでしょう。
他方、エスプレッソメインである場合や、ミルク系でも連続使用をする場合は、従来機より劣る部分がある機種ではあります。
後編に続く!
ネスレのコーヒーマシンのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、ネスカフェのカプセル式コーヒーマシンを紹介しました。
記事は、もう少し続きます。
・ラティシマタッチ プラス F521SI -W
・ラティシマタッチ プラス F521WH -W
・ラティシマタッチ プラス F521BK -W
・クレアティスタ・プラス J520-ME-W
・ラティシマ・プロ シルバー F456PR
次回の後編記事(こちら)では、今回紹介できなかった最新機を追加で紹介します。
1・エスプレッソ ★★★★★
2・カプチーノ ★★★★★
3・コーヒー ★★★★★
4・準備の手軽さ ★★★★★
5・豆コストの安さ ★★★★★
6・総合評価 ★★★★★
その上で、ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソ全機種から、最終的に、Atlasがオススメしたい機種を、予算別・目的別に提案します。
引き続きよろしくお願いします。
後編記事は→こちら
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