比較2018' 高性能なスチームオーブン15種の性能とおすすめ(1):【日立 ヘルシーシェフ・東芝 石窯ドーム・パナソニック ビストロ シャープ ヘルシオ】加熱水蒸気式ウォーターオーブンのランキング・激安購入法

2018年01月10日

比較2018' 高性能なスチームオーブン15種の性能とおすすめ(1):【日立 ヘルシーシェフ・東芝 石窯ドーム・パナソニック ビストロ シャープ ヘルシオ】加熱水蒸気式ウォーターオーブンのランキング・激安購入法

今回レビューする製品:2017-2018年 過熱水蒸気式スチームオーブンレンジのおすすめ機種:二段調理対応機・シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ Panasonic 3つ星 ビストロ スチームオーブンレンジ 東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム HITACHベーカリーレンジ ヘルシーシェフ

今回のお題
機能が充実した最新の中型のスチームオーブンレンジはどれ?

   ども、Atlasです。

 今日は世帯向けの「中型」「大型」のスチーム(過熱水蒸気式)オーブン・ウォーターオーブンについて、2018年最新モデルを10機種ほど比較していきます。

 

 なお、本ブログは、オーブンなどの「焼く・温める」家電製品について次のような記事があります。

1・1人暮らし向け電子レンジ
2・小型のスチームオーブン

3・高級なスチームオーブン
4・オーブントースター
5・コンベクションオーブン
6・オーブン全体のおすすめ 【まとめ】

 今回は3番の記事です。

 価格は高めながら、庫内が2段で広い高機能スチームオーブンを比較します。

 価格が安いものの、庫内が1段となる小型のスチームオーブンレンジ をは、別に記事があります。

 お手数ですが、2番のリンク先の記事【こちらをご覧ください。

ーー

 なお、1人暮らし〜3人暮らし程度で、1度に大量に調理しないならば、小型モデルでも十分です。

 しかし、各社の最高性能の機種は小型では見られません。比較されたい方は、今回の記事からお読みいただいたほうが分かりやすいと思います。

 以下では、いつものように製品を説明してから、記事の最後に結論として「Atlasのおすすめ機種」をあげていきたいと思います。

スチームオーブンとダイエット効果!

 ところで、Atlasは、健康診断での指摘を受けてダイエットをし、1日1,500キロカロリー程度の食事制限とロードバイクによるトレーニングにより体重を20キロ落としました。

 だいたい78キロまで体重を減らすことに成功!190センチのAtlasの適正体重は71−87キロなので、適正範囲前半に収まりました。

 ウエストは最終的に95センチから85センチくらい細くなり、ズボンなど軒並みブカブカになり、できるものは修理、できないものは買い換えになりました。

 食事療法ダイエット終了後のリバウンドも数年間なく、腰痛もだいぶ緩和しました。

201411070941.jpg

 その際にダイエット後半で役に立ったのが、今日の記事で書くスチームオーブンです。

 体重の減る量が落ちてから、食事量や食事内容を通常に戻す頃に、油が落とせるスチームオーブンが大活躍しました。

 今回は、購入体験をふまえて、「ヘルシオ」・「石窯ドーム」といった、スチーム調理ができるオーブンレンジ(電子レンジ)について、人気機種を比較していこうと思います。


 その前に、どうしてスチームレンジが、ダイエットに結びつくのか?この分野を切り開いた、シャープの「ヘルシオ」を例に説明しましょう。

 キーワードは「脱油」と「減塩」です。スチーム(過熱水蒸気)で調理すると、油と塩分を効率よく落とせるのです。

 201411070938.jpg

 スチームオーブンの場合、100度以上に加熱した蒸気の力で食材内部の油を溶かすことで、無駄な脂肪分を溶かし出すため、カロリーがセーブできるわけです。

 その際、オーブン調理に比べて、大事なビタミンなどの栄養素はキープできるため、必要な栄養素はそのまま取れるという仕組みです。

今回のスチームレンジの比較基準

 さて、昔はシャープの「独占市場」であったスチームレンジですが、昨今の健康ブームから各社から発売されています。

 今回はそれらを次の基準から比較していきます。

第1に、レシピ集やオートメニューの豊富さを比較基準にします。

 今回紹介する中型のスチームレンジの場合、低価格レンジに較べると高機能であり、機種によってはかなり多彩な料理が可能です。

 そこで、スチームやグリル、オーブン機能でどのような料理が、どの程度の数できるのかを比較してみます。具体的には、メーカーのレシピブックに掲載される料理の種類やその数、もしくはカロリー表示の有無などを比較してみます。

第2に、レシピ集やオートメニューの使いやすさを比較基準にします。

 高性能なレンジは、レシピの数やオートメニューが多彩です。しかし、いくらレシピブックがあっても、読む気にならなければ、そのようなメニューの大半を使いこなすことはできません。

 そこで、今回は、スマートフォンなどと連携するなど、実際にレシピ集が使いやすいか(料理をする気になるか)どうかについても重要視します。

第3に、電子レンジのセンサー性能を比較基準にします。

 過熱水蒸気を使う料理だけに、オーブンレンジを遣う人は少ないでしょう。電子レンジとして、素材や料理がきっちり「あたため」られるかも、日常の使い勝手の面では重要です。

 そこで、今回は、搭載されているセンサー(温度センサー・重量センサー)や、オーブンの性能に注目しながら、電子レンジとしての基本性能についても比較していきます。

第4に、過熱水蒸気によるスチームや、オーブン・グリル機能を使う際の火力を比較基準にします。

 こちらはオーブンとしての機能の比較になります。オーブンが、熱むら無く、十分な高温を達成できる火力を持つかについて注目します。

 メーカによっては、単なるグリルだけではなく、遠赤外線を利用してかりっと」した揚げ物が調理できる機種や、レンジのマイクロ波で加熱させたグリル皿の上にスチームを吹き付けることで、油を使わない擬似的な炒め料理ができる機種があります。

 そういった機能別の特徴についても、詳しく説明したいと思います。

第5に、オーブントースターの機能を持つかを比較基準にします。

 実はオーブンレンジ・電子レンジの買い換えにおいて、この点を意外に見落としている人が多いです。

 最近の中位機はトーストが焼けない機種、焼けるが途中で裏返さないと両面が焼けない機種があります。もしトースターの機能も欲しいならば、この点も十分に気をつける必要があります。

 では、レビュー始めます。

シャープのヘルシオシリーズ

 はじめに、スチームオーブンレンジの火付け役になったシャープのヘルシオから紹介しましょう。

 シャープは、はじめにスチームレンジを出したメーカーなので、この機種は良い意味でも、悪い意味でも、最初に説明する機種として相応しい機種です。後発のメーカーは、「いかに先行するヘルシオより機能が優れるのか?」を打ち出して、差異化していく必要があったわけですから。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記します。


 

【2017年】

 1・シャープ ヘルシオ AX-XW400-R 【赤】
 1・シャープ ヘルシオ AX-XW400-W
【白】
  ¥114,240
Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト:可能
 センサー:
赤外線ムーブ
・蒸気温度センサー
 オーブン最高温度:250度(300度10分)

 AX-XW300-Rは、シャープのヘルシオの最上位機種モデルです。ここまで価格の高い機種を探している人は希でしょうが、上位機種の機能を知っておくと、下位機種を選ぶ際、自分の必要機能を選択しやすいので最初に紹介します。

 庫内容量は、この機種は30リットルです。シャープの機種としては最も大きく、世帯用としても十分な量です。こちらは、ヘルシオらしい赤モデルのほか、白モデルも選べますね。

  201408111601.jpg

 スチームオーブン機能は、シャープは独自の「ウォーターオーブン方式」を使っています。他社のスチームオーブンの場合、図のように、オーブンヒーターを併用してスチーム調理をしています。

 しかし、シャープは、スチームのみで調理できます。庫内の機密性を高めて、低酸素状態を作り出し、それだけを熱源に加熱調理できるからです。

 そのために、スチームオーブンに共通したダイエット効果(減塩・減脂効果)だけではなく、ビタミンC・タウリンなどを保全するという他社にない高い健康効果を得ることが可能です。これが、他社に較べた場合のヘルシオが持つメリットの1つです。

 電子レンジ機能は、自動調理のための赤外線ムーブセンサーが搭載されます。赤外線センサーは、電子レンジ用としては高機能で、食材の表面温度を正確に測定できます。

 ただし、赤外線センサーは、オーブンを利用した後だと(庫内に赤外線が多すぎて)正確に利用できないという欠点があります。また、湿度センサーが搭載されるため、例えば、ご飯を加熱する際にわざわざラップをしなくて良いなどの利点が、この機種にはあります。

 img_vafrious_02.png

 自動料理の多彩さは、ヘルシオの「売り」です。本体にはカラータッチパネル液晶音声機能が搭載されます。

 高解像の液晶なので、レシピ集を電子レンジの液晶画面に表示させることが可能です。また、スマホと連携しており、シャープのサイトから追加のレシピをアップロードすることも可能です。レシピは、材料ベースでも検索できます。

 201709271042.jpg   

 さらに、2017年新モデルからは「まかせて調理」機能が付属しました。これは、焼く・炒める・揚げる・蒸すというの調理方法を選ぶだけで、センサーが自動的に食材の熱などを計測し、調理してくれるモードです。料理の自動化につながる近未来的な「夢の調理モード」と言えそうです。

 201608071232.jpg

 レンジの段数は、2段です。ヘルシオの場合、温度センサーを利用し、上・下の段、ないし、食材の位置で別の料理が同時に可能です。

 冷凍食品と冷蔵食品の下ごしらえが同時にできるなど、便利です。おかずとご飯の同時加熱なども可能です。ただ、これらは赤外線センサーを利用するものであるので、センサーの性質上、連続使用は制限があります。

 201408111543.jpg 

 オーブンは、最大250度です。他社に比べると最高温度が低いです。ただ、10分間限定で300度を出せるので、余熱時間の短縮は可能です。

 なお、この機種は、ヒーターのほかに循環ファンが付属します。これにより、先ほど書いた同時調理、例えば上段では蒸し料理、下段で焼き料理などの同時調理を可能にしています。

  201709271039.jpg

 また、2017年新モデルから「あぶり調理」にも対応しました。これは、過熱水蒸気を食材の表面に集中してあてることで、「食材の表面をあぶる」ことができる機能です。「焼き」調理に対応する機種は他社にも多いのですが、表面の焦げ目に注目したのは、この機種が「初めて」です。鰹のたたきなどは魅力ですね。

 トーストは、自動メニューで対応可能です。裏返さずに両面焼けます。2枚でも4枚でも焼けますが、10分ほどかかります。焦げ目もつきますが、裏面の焦げ目は表面よりも薄い焦げ目になります。 

 このほか、シャープの音声ガイド「ココロボ」の搭載などが魅力でしょう。

 以上、シャープの最上位機種の紹介でした。非常に高価ですが、2段で別の料理ができるのは魅力です。

 レシピ集には、例えば、パンと目玉焼きやソーセージなどを、1つのプレートに乗せるだけで調理できる「朝食用自動メニュー」などもありますし、忙しい世帯には最適な機種ですね。

−−

 

【2016年】

 1・シャープ ヘルシオ AX-XW300-R【赤】
 1・シャープ ヘルシオ AX-W300-W
  【白】
  ¥86,594
Amazon.co.jp (1/10執筆時)

【2015年】

 1・シャープ ヘルシオ AX-XP200-R【赤】
  ¥82,462
Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 なお、「在庫限り」で、2016年モデルが併売中です。機能面では、「あぶり焼き」と「おまかせ自動調理」がない点が新機種との相違点です。ただ、その他は、ココロボエンジンの改良などマイナーチェンジです。

 価格が相当安いため、こちらを選ぶのは「あり」でしょう。

 また、2015年モデルが【在庫限り】で売られています。2016年モデルとの違いは、音声ガイド(ココロエンジン)の改良だけです。基本性能は2016年モデルと同じなので、こちらでも良いでしょう。


  

 【2017年】

 2・シャープ ヘルシオ AX-AW400-W
   ¥104,420 Amazon.co.jp
(1/10執筆時)

 庫内容量:26L
 トースト:可能
 センサー:
赤外線ムーブ・蒸気温度センサー
 オーブン最高温度:250度

 AX-AW400-W は、庫内容量が26リットルと多少小さめの中型機です。

 レンジの段数は1段で、多段調理に未対応な比較的シンプルなヘルシオです。その分背の高さが385mmと、上位機の420mmから狭まっているため、設置性は良いと思います。

 201608071232.jpg

 スチームオーブン機能は、上位機種に準じる「ウォーターオーブン形式」です。この機種も、赤外線ムーブセンサーを採用するため、エリアごと別の調理が可能です。ただ、上下2段ないので、「焼き」・「蒸し」などタイプの違う料理の道理の同時調理は不可能です。また、「あぶり焼き」にも非対応です。

 電子レンジ機能は、上位機種と遜色ありません。上位機と同じで赤外線ムーブセンサー・温度・湿度センサーを採用するため、冷凍品と、常温製品などレンジ内のエリアごと別の調理が可能です。

 オーブン機能は、最高温度は250度です。また、上位機種と異なり、10分間の300度運転はできません。ただ、庫内が狭いので、そこまでの温度は不要なのかもしれません。

  201709271042.jpg   

 自動料理は、219種類と上位機種の半分ほどです。その理由は、2段調理に非対応で、熱風ファンが搭載されないためでしょう。とはいえ、過熱水蒸気を使っての健康効果については、上位機種とほぼ同じ性能です。こちらもカラー液晶が搭載です。

 また、焼く・炒める・揚げる・蒸すを選ぶだけで調理してくれる「まかせて調理」機能はこの機種も付属します。

 以上、ヘルシオのAX-AW400-W の紹介でした。上位機種より価格が安く、エリア加熱ができる赤外線ムーブセンサーを採用する良い機種です。新機軸の「まかせて調理」に対応するため、設置スペースの関係で最上位機を諦めざるを得ない人にも嬉しいでしょう。


 

【2017年】

 3・ シャープ ヘルシオ AX-AS400-R 【赤】
 3・ シャープ ヘルシオ AX-AS400-W
【白】
   ¥72,690 Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 庫内容量:26L
 トースト:可能
 センサー:
赤外線・蒸気温度センサー
 オーブン最高温度:250度

 AX-AS400も、庫内容量が26リットルと多少小さめの中型機です。

 こちらは、写真のようにカラー液晶は未付属です。ただ、簡単な音声ガイド(ココロボ)は付属します。なお、ヘルシオというと赤のイメージですが、こちらはホワイトモデルも選択可能です。

 レンジの段数は、この機種も1段であり、多段調理に未対応な機種です。

 スチームオーブン機能は、こちらもシャープの「ウォーターオーブン方式」です。ただし、こちらは、赤外線ムーブセンサーが非採用であり、エリアごと別の料理を加熱することはできません。また、「焼き」・「蒸し」などタイプの違う料理の道理の同時調理は不可能です。

 電子レンジ機能も、こちらは赤外線ムーブセンサーではなく通常の赤外線センサーです。温度センサーと湿度センサーは上位機と同じものが搭載ですが、全体として言えば、価格ほど充実していないですね。

 オーブン機能は、最高温度は250度で、やはり10分間の300度運転はできません

 自動料理は、液晶画面がカラーでないなどの理由から、140種類と上位機種に比べると物足りないスペックです。ただし、過熱水蒸気を使っての健康効果については、上位機種とほぼ同じ性能です。

 以上、ヘルシオのAX-AS400の紹介でした。上位機種より価格が安く、エリア加熱ができる赤外線ムーブセンサーを採用する良い機種です。カラー液晶の不採用は残念な部分ですが、その分価格は安いので、手軽に健康調理が楽しめます。

東芝の石窯ドームシリーズ

 つづいて、東芝のスチームオーブンレンジ、石窯ドームを紹介していきます。

 こちらも、価格が高い機種から順番に紹介します。


 

【2017年】

 5・東芝 石窯ドーム ER-RD7000-W【白】
 5・東芝 石窯ドーム ER-RD7000-R 【赤】

  ¥96,910 Amazon.co.jp
(1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト
:◎
 センサー:
高精度トリプル赤外線センサー
 オーブン最高温度:300度(350度10分)

 ER-RD7000は、東芝の最上位機です。2017年6月発売の新機種になります。

 201608071407.jpg

 庫内容量は、30リットルサイズで、シャープの最上位機に比するサイズです。

 レンジの段数は、循環ファン付きで上下2段調理に対応するので、庫内を広く使えます。また、角皿2枚のほか、深皿が1枚付属するため、カレーやパスタの麺茹でなど、汁気のある食材の一度での加熱も楽です。

 スチームオーブン機能は、シャープとは方式が異なります。過熱水蒸気とヒーターを併用する方式が取られています。減塩料理や油の少ない健康料理はこの方式でも可能です。しかし、ビタミンなどの栄養素は、熱による加熱が入るために、ヘルシオと較べると残存率は少ないでしょう。

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 オーブン機能は、その分、非常に能力が高いと言えます。最も重要な庫内温度は、シャープを上回る業界最高の300度を達成しています。

 さらに、5分間は350度を出せる仕様なので、予熱時間も200度まで5分と短いです。ガスオーブン並みの高火力ですが、最大消費電力は1400Wあまりと、ヘルシオや他社の上位機と変わりません

 庫内はドーム型の石窯構造を採用します。そして、石窯のように、庫内の遠赤外線が料理全体を包み込むような工夫がなされています。遠赤外線は、浸透するタイプの熱ですから、料理の芯までむら無く加熱できるのが自慢です。もちろん、ピザ釜と同じ構造ですから表面はパリッとして中まで暖かいピザや、カラッとした揚げ物などがかなり得意です。

 201608071418.jpg

 電子レンジ機能も、高度です。高精度トリプル赤外線センサーを搭載します。こちらは、回転しつつ、8つの目で120のポイントを監視する、スイング式8つ目赤外線センサー(1024ポイント赤外線センサー)と、中央部を集中的に監視するセンター赤外線センサー、そして、補助的な温度センサーを搭載します。

 とくにセンター赤外線センサーは、コップの中の低位の水など、端からのセンシングで図りにくい部分の温度も正確に測れ、温めのムラを最小限に抑えます。とくに小容量の解凍は得意な機種です。

 なお、高性能な赤外線センサーを搭載するため、基本的に温度センサーは不要と思われますが、正確な温度設定で、解凍時間の短縮が期待できるようです。

201608071424.jpg

 自動料理は、カラー液晶を採用する機種ですので多彩と言えます。ただ、シャープと異なり、スマホとの連携など後からの追加ができない仕様です。AIを利用した音声ガイドもないため、この部分ではシャープに劣るでしょう。

 トーストは、その一方で、東芝はふっくら仕上がる「スチームトースト」モードを搭載するなど、割と力を入れています。

 以上、東芝の上位機種ER-RD7000の紹介でした。とにかく強力なオーブン機能が魅力という機種です。この点では他社に勝てる機種はないため、オーブンを多用する場合は、この機種や東芝の下位機種がオススメです。



 

【2017年】

 6・東芝 石窯ドーム ER-RD5000-K  
 6・東芝 石窯ドーム ER-RD5000-W   

  ¥97,980 Amazon.co.jp
(1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト
:◎
 センサー:
1024ポイント赤外線センサ 温度
 
オーブン最高温度:300度(350度10分)

 ER-RD5000-R は、東芝の2番目に高級な中型スチームオーブンです。黒と白の2色展開ですね。上位機種との相違点は、2点のみです。

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 第1に、電子レンジのセンサーの部分です。こちらは、センター赤外線センサーが省略された1024ポイント赤外線センサーと温度センサーのみの搭載です。ただ、これでも、赤外線センサーとしての性能は、シャープの赤外線ムーブセンサーと同クラスでしょう。

 

 第2に、カラー液晶の不採用です。ただ、シャープの場合はスマホとリンクできる利点がありましたが、東芝の場合はそれがないので、あえて、カラー液晶は重要視しなくても良いかなと思います。

 相違点は、以上です。最大350度出せるパワーなどは上位機と同じですので、お買得度の高い製品です。


  

【2017年】

 7・東芝 石窯ドーム ER-RD3000-R
 7・東芝 石窯ドーム ER-RD3000-W
  ¥54,019 Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト
:◎
 センサー:
8つ目赤外線センサー 温度
 オーブン最高温度:250度

 ER-RD3000は、東芝の中型機では2番目に安い機種です。こちらも30Lと同じサイズですが、上位機との違いは次の点です。

 第1に、電子レンジのセンサーです。こちらは、温度センサーは上位機と同じですが、赤外線センサーについては、スイングしない8つ目赤外線センサーが採用です。その点で、上位機のような高度な温度ムラ制御は期待できません。

 第2に、深皿の未搭載です。2段調理には対応しますが、普通の角皿しか付属しません。

 第3に、スチームオーブンの庫内温度です。こちらは基本250度まで、最大300度までと上位機よりも温度が上がりません。ヒータ出力が350Wと弱いためです。その他、自動メニュー数も50ほど少ない108個と少なくなっています。

 以上、ER-PD3000-Rの紹介でした。

 価格は安いですが、東芝の最大の「売り」のスチームオーブンの火力が弱まっているのが最大のネックです。石窯構造は魅力ながら、選ぶならば、上位機種が良いでしょうね。


 

【2017年】

 8・東芝 石窯ドーム ER-RD100-W
  ¥41,514 Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト
:◎
 センサー:
スイング赤外線センサー 温度
 オーブン最高温度:250度

 ER-RD100は、東芝の中型機では最も安い機種です。

 上で紹介したER-RD3000と比較した場合、基本機能面での相違点は、電子レンジのセンサーです。こちらは、スイング式ですが、多眼センサーを採用しない、単なるスイング赤外線センサーが採用です。

 中型機は、「高級機」が多いですが、この点でこちらは明らかに「入門機」です。その他、自動メニューの数などが相違点ですが、上位シリーズと明らかな「格差」がる機種なので、積極的にはおすすめしがたい機種ですね。

日立のヘルシーシェフシリーズ

 さて、続いては日立のヘルシーシェフシリーズの紹介です。日立は、電子レンジとしての基本性能がとても良いメーカーになります。


 

  【2017年】

 9・日立 ヘルシーシェフ レッド MRO-TW1-R
 9・日立 ヘルシーシェフ ホワイト MRO-TW1-W  
  ¥56,584 Amazon.co.jp
  (1/10執筆時)

 庫内容量:30L
 トースト:●(手動:途中で裏返し)
 センサー:トリプル重量・8眼赤外線・ 温度
 オーブン最高温度:
250度(300度10分)

 MRO-TW1 は、日立の最高級機です。日立は、最高級機でも比較的安価なメーカーです。とくに電子レンジの機能が高いメーカーですが、古くから核心的な特許技術を結構持っているからなのだと思います。

 庫内容量は、30Lです。フラットな庫内で、手入れがしやすい仕様ですね。

 レンジの段数は、他社の大型機種よりもさらにワイドサイズです。上下の2段調理にも対応しています。

 スチームオーブン機能は、東芝と同じくヒーターと過熱水蒸気を併用するタイプの方式を採用します。ただ、庫内温度は250度、瞬間的に300度を5分間と、東芝の石窯ドームに較べるとスペック的にイマイチです。構造としては、ファンを使って上下にヒーターを循環させ、熱風を回す方式で、他社と同じです。

02_img_01.jpeg

 オーブン機能は、東芝の最上位機とひかくすれば多少弱めです。庫内温度は250度、瞬間的に300度を5分間と、最上位機としてはイマイチです。

 201709271134.jpg

 電子レンジとしての機能は、し主要4社で最高です。センターの8眼赤外線センサーが、120箇所の温度を細かく測定します。この部分までは他社でも見られます。

 しかし、この機種は、高級機では唯一、重量センサーが付属します。正確には、重量を3点で監視するトリプル重量センサーであり、重量に合わせて適切な加熱をします。赤外線センサーは、あくまで表面温度を測る機能なので、スタート直後の加熱はイマイチ不安定です。

 こちらは、重量に応じて火力を最初から調節できるため、さらに正確です。ハンバーグなど重さ・密度が高い料理や、揚げ物の入った市販のお弁当の温めなどは、重量センサーがあったほうが正確です。

 自動メニューは、一方で、カラー液晶を採用しないなどの理由から172種類と控えめです。設定方法や、材料などを表示もできず、この部分は簡素です。

 トーストは、日立の場合、途中で裏返す必要があります。

 そのほか、エリア制御のできるシャープほど高機能ではありませんが、温度の違う2品までの同時あたためと、オーブンとレンジの2段同時調理に対応します。

 以上、日立のMRO-TW1 の紹介でした。日常的に最も利用するだろう、電子レンジ機能が充実しているのが「売り」です。週末は凝った料理もするが、平日は冷凍食品の利用頻度が多いご家庭などは、電子レンジ機能が重視された日立のスチームオーブンはオススメですね。

ーーー

  

 9・日立 ベーカリーレンジ MRO-SBK1-W
  ¥97,000 Amazon.co.jp
  (1/10執筆時)

 庫内容量:33L
 トースト:●(手動:途中で裏返し)
 センサー:トリプル重量 8眼赤外線センサー
 オーブン最高温度:
250度(300度10分)

 なお、この機種には、ベーカリーレンジという「兄弟機」があります。基本的なスペックは、庫内容量が33Lと広めの点以外、MRO-TW1 とほぼ変わりません。

201302160449.jpg

 しかし、こちらは、レンジというよりも「スチームレンジ+ホームベーカリー」と言った方が正確です。

 写真のように、パン生地を練り、発酵させ、焼くところまでホームベーカリーだけで可能です。ロールパンの他にも、食パン・米粉パンからうどんや生パスタまで作れる万能調理器具といったところですね。

 パン焼きの場合温度ムラは無いに越したことはありません。その点、熱風を循環させるタイプのダブルヒーターが採用されている日立のレンジの構造は、元からホームベーカリーに向いていたのかもしれません。


 

【2017年】

 10HITACHI ヘルシーシェフ MRO-TS8-R
  ¥37,939 Amazon.co.jp (1/10執筆時)

【2016年】

 10HITACHI ヘルシーシェフ MRO-SS8-R
  ¥35,727 Amazon.co.jp (1/10執筆時)

 庫内容量:31L
 トースト:●(手動:途中で裏返し)
 センサー:トリプル重量 温度センサー
 オーブン最高温度:210度(250度5分)

 MRO-SS8は、日立のヘルシーシェフの格安機です。

 こちらについても2016年旧モデルが併売中です。ただ、この機種については基本性能は変わっていないため、価格重視で旧機種を選んでも良いでしょう。

 庫内容量は、31Lで、上位機種よりも多少ながら大きい仕様です。

 レンジの段数は、ただし1段であり、その点で言えば、実用面でさほど容量の多い機種とも言えないでしょう。

 スチームオーブン機能は、上位機と同じくヒーターと過熱水蒸気を併用するタイプの方式を採用します。

 オーブン機能は、しかしながら、最高210度で、5分間のみ250度が可能です。この温度があれば、ピザを含めた最低限の料理は可能でしょうが、仕上がりは上位機種と差がありそうです。また、送風ファンがない仕様です。ただ、過熱水蒸気を使ったヘルシーな料理は、上位機種同様には作れます。

 電子レンジ機能は、こちらもトリプル重量センサーが採用されます。一方、赤外線センサーは不採用で、温度センサーのみの搭載です。とはいえ、解凍やお弁当のあたためなど、重量センサーのほうが重要なので、価格に比して機能は高めと言えます。

 自動料理は、こちらは111種類と多少少なめです。

 トーストは、1度に4枚まで焼ける物の、途中で裏返す必要があります。

 以上、MRO-TS8の紹介でした。上位機種と較べると機能面で弱い部分も目立ちます。ただ、3万円前後で買える機種としては、電子レンジ性能が高く、庫内も広めです。庫内が比較的大きめの機種が良いが、予算が限られている場合など、結構良い選択肢言えそうです。

後編の予告!
最新の中型のスチームオーブンレンジのおすすめ機種はこれ!


 というわけで、今回は、中型のスチームレンジの紹介をしてきました。

 

 今回は、価格帯は3万円台から12万円台とばらつきがありましたので、どの機種を選ぶのか難しいと思います。
 
 そこで、後編では、パナソニックのビストロシリーズNE-BS804・NE-BS904NE-BS1400を紹介した後で、今回の結論として、目的別・予算別のおすすめ機種を5つほど上げていきたいと思います。

 →後編の記事はこちら から!

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posted by Atlas at 19:52 | Comment(0) | 調理家電

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