比較2019’【超高速!】53機の無線LANルーター性能とおすすめ・選び方 (1):高速で到達距離の長いWi-Fi Router

2019年09月25日

比較2019’【超高速!】53機の無線LANルーター性能とおすすめ・選び方 (1):高速で到達距離の長いWi-Fi Router

【今回レビューする内容】2019年 最新の高性能無線LANルーターの価格・性能とおすすめ・選び方 :Wi-Fiルーター 親機 無線ブロードバンドルーター:Buffalo AirStation NEC Aterm ELECOM ASUS IODATA TP-Link など:スピードと安定性「最強」製品の違いとランキング! Windows Mac対応 IEEE802.11ax Wi-Fi6 ゲーミング対応

【比較する製品型番】WSR-2533DHP2-CBWSR-2533DHPL-C WXR-1900DHP3 WXR-1901DHP3 WXR-2533DHP2 WTR-M2133HP-PR PA-WG1900HP2 WG1800HP4 WG2600HP3 WG2200HP AirMac Extreme ME918J/A WRC-2533GST2 RT-AC85U RT-AC88U RT-AX88U TP-Link Archer C5400 C3150 GT-AX11000 RAX80-100JPS C5400X PA-WG2600HS WXR-5950AX12WXR-5950AX12R WRC-X3000GS

今回のお題
高速で安定性の高い無線LANルーターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今回は、2019年9月現在、最新の無線LANルーター(Wi-Fiルータ)の性能を比較します。

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 なお、このブログ「モノマニア」では、無線LANルータの紹介記事が5つあり、50機以上レビューしています。

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・超高速 Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fi(中継機)の比較
5・おすすめの無線LANルーター  【結論】

 今回は、初回記事にあたる、1番の記事です。

 1万円から2万円代で購入でき、一般的な家庭用として現状で確かな性能が期待できる、売れ筋の高速無線LANルーターを主に紹介します。

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 2DK以上のマンション一戸建てにお住まいの方に向く、アンテナ本数の多い高速モデル多く紹介するつもりです。

 現状で、通信速度の問題を抱えている方に「有用」といえるグレードです。

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 ただし、より正確に言えば「もっと速いグレード」の家庭用ルーターが、2019年に登場しています。

 それは、Wi-Fi 6 対応ルーターです。

 最新の業界規格である「Wi-Fi 6(11ax)」規格に対応し、一般的な光回線より高速な「10Gbps回線」のスペックも引き出せる点で、高速・高性能です。

 ただ、4万円以上しますし、用途としても相当特殊で、上級者向けです。

 例えば、Eスポーツなどのゲーマーや、IOT家電を相当多用する方、8K映像を家庭内で観る方には良いでしょう。それ以外は、「確実に持て余す」性能です。

 こちらに、興味のある方は、記事を分けていますので、3回目記事にあたる【超高速 Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】をご覧ください。

 ただし、繰り返しますが、一般家庭では、今回の初回記事で紹介する製品で「十分以上」です。


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 一方、ワンルームマンションでの一人暮らしなどの方は、このブログの2回目記事にあたる【格安な無線LANルーターの比較記事】に掲載した、より安い1万円以下の入門機でも「十分」です。

 また、2DKなどでも見通しが良い場合は、1万円以下でも「OK」です。

 ただし、ご自宅にPCとスマホなどネット端末が複数使う方や、【NASの比較記事】で取り上げたような家庭内ネットワークを構築している方については、(今回紹介するような)「1万円以上の製品」でも良いでしょう。

 なぜなら、高級機は、通信安定性の面で高いメリット性があるからです。

 いずれにせよ、結果的に安い機種を選ばれる場合も、今回の記事で「現状の技術水準」を知ってから、改めてそちらの記事も見るのが良いでしょう。


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 逆に、旅館業や小規模法人の方などで、(専門業者に依頼せずに)屋内の広域ネットワークを構築したいと考えている場合、今回紹介する「高速な無線LANルーター」でも、十分電波が飛ばない場合があります。

 その場合、最近「メッシュWi-Fiシステム」という、網の目状のWi-Fi網で、自動で最適なネットワークを構築するシステムが、比較的安価で登場しています。

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 この仕組みは、「家庭用」として(むしろ)流行中です。

 しかし、(一軒家を含め)、多くの場合オーバースペックです。設定も複雑化し、効果の割にトラブルの元が増えるだけなので、Atlasはあまりオススメしていません

 とはいえ、企業・旅館など向けに、広範囲・多人数をカバーしたい場合は、相当効果的な選択肢です。

 (多少観点が変わるため)このジャンルの製品については、記事を分けています。このブログの【メッシュWi-Fiシステムと無線LAN中継機の比較記事】を、ご覧ください。  

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 というわけで、比較をはじめます。

1・対応人数   世帯向き
2・速度(ネット)★★★★★
3・速度(宅内) ★★★★★
4・無線の安定性 ★★★★★
5・設定の容易さ ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 以下では、各製品を一機ずつ紹介していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

 初心者の方にも分かるように書きますが、最後の「おすすめ機種」の部分だけ読めば、「どれを買えば良いか」分かるようにしてあります。

1・無線LANルーターの選び方の基本

 このブログでは、各製品を紹介するにあたって、下図のようなスペックデータを各製品に加えています。

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps

 「ごく簡単に」ざっくりと言えば、このデータからは、以下の3点に関する情報が読み取れます。


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 第1に、無線の到達距離です。

 この場合、上表の「2.4GHz帯速度」(800Mps)の値が重要です。

 基本的に、この値が大きいほど、電波が遠くまで到達しやすいルーターです。

 とくに、一戸建てなど「広さ」が問題と感じる場合は、「2.4GHz帯速度」を重視して選ぶべきです。

 速度的に言えば、現状の最高値は、1000Mbps(=125MB/秒)です。

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 第2に、無線の安定性です。

 この場合、上表の「5.0GHz帯速度」(1733Mps)の値が重要です。

 基本的に、この値が大きいほど、電波干渉に強く、接続安定性が高いルーターです。

 とくに、「通信がよく途切れる」ことが問題と感じる場合は、「5.0GHz帯速度」を重視して選ぶべきです。

 速度的に言えば、現状の最高値は、2167Mbps(=271MB/秒)です。

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 第3に、無線の最大速度です。

 この場合、「2.4GHz帯速度」「5.0GHz帯速度」のうち「大きな方の数値」(1733Mbps)がそれにあたります。

 ただ、注意するべきは、これは「家庭内ネットワーク」の最大速度だということです。

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 なぜなら、無線LANルーターとモデムとをつなげるLANケーブル(WAN)に速度的な限界があるからです。どれほどスペック値が高くても、「インターネット速度」は、1000Mbps(=125MB/秒)が最大です。

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 なお、最近は、下り最大2.5GHz(=2500Mpbs)を謳う、So-netの「NURO光」など「高速光ファイバーサービス」が出てきています。

 しかし、プロバイダが提供するモデム機器のLAN端子が、2.5Gbpsポートを装備しないので、この場合も、ルータに届く段階でやはり1000Mbpsの水準まで減衰します。

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 以上、今回の比較にあたり重視する3つの観点を説明しました。

 「ざっくり」と書きましたが、記事の最後に「おすすめ」する製品は、これらの観点を高水準でクリアした製品のみです。

 なお、実際は、これ以外にも、アドバンスドQoS」「ビームフォーミング」「MUーMIMO」など、各社が工夫する回線安定化技術の有無が、実効速度・安定性に影響を与えます。

 しかし、これらについては、各製品を紹介する中で、個別に説明していきます。

 もちろん、WPS機能など、「初心者向けのかんたん設定機能の充実度の」などについても、しっかりフォローします!

2・高速無線LANルーターの比較

 というわけで、具体的な機種の紹介にはいります。

 以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字で、イマイチだと思う部分は青字で書いていきます。

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 なお、Macユーザーに一定の存在感があった「APPLE AirMac Extreme(ME918J/A)」は、2018年にAppleがルーター事業から撤退したので、現在入手できません。

 ただ、今回紹介する他社の高性能機で「十分以上に代替可能」です。


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【2017】 

 1・バッファロー WXR-1900DHP3
  ¥8,717 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 2・バッファロー WXR-1901DHP3
  ¥9,390 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:1300Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :QRsetup AOSS2

 WXR-1900DHP3 は、バッファローの無線LANルーターの中級機です。

 同社ではもうすこし安い機種もあります。しかし、現状で言えば、この機種以上が「高性能な無線LANルーター」であり、2LDKや一戸建てに対応できるグレードです。

 こちらは2機種あります。WXR-1911DHP3は、Amazonなど特定の会社に卸される製品で、型番以外は同じ製品です。

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 無線の最大速度は、帯域ごとで異なります。

 5.0GHz帯の電波は、最大1300Mbps(約162メガバイト/秒)です。

 電波干渉に強い特長のある電波ですが、アンテナが3本搭載されて、充実します。

 2.4GHz帯の電波は 最大600Mbps(約75メガバイト/秒)です。

 電波の到達距離が長い特長のある電波ですが、この帯域用にも3本のアンテナを搭載します。

 1万円を越えるグレードの無線LANルーターの場合、ユーザーは2種類の帯域から、目的に沿ったいずれかに帯域を各機器で選択して利用することになります。

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 ただし、「2.4GHz帯」について言えば、実際はここまでの速度は出せません

 なぜなら、最大600Mbpsという数字は、デジタル変調方式「256QAM」を前提としたものだからです。

 256QAMは、新しいデータ圧縮方式で、同じアンテナ数でも1.3倍のデータ量が転送できます。

 しかし、この技術の利用には機側(PC・スマホ)の対応が必須です。さらに言えば、この技術が採用されたPC・スマホは、現状で「皆無」です。

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 後ほどあらためて紹介しますが、256QAM技術に対応させるには、ゴツいPC内蔵子機を増設する必要があります。

 結論的にいえば、2.4GHZ帯の最大600Mbpsというスペックは、(実際にはほぼ全員使えない)256QAM技術の利用を織り込んで、1.3倍に「水増し」した後のスペックです。

 したがって、実際上の速度は、450Mbpsと考えた方がよいでしょう。

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 また、これは、2.4GHz帯・5GHz帯双方に言えますが、パソコン・スマホなどの接続機器側に内蔵されるWi-Fiのアンテナ数が「3本」ないと、「最大速度」は達成できません。

 最新機種のMacBook(ノートPC)iMac(デスクトップPC)iPhoneXs(スマホ)などに内蔵されるWi-Fi子機のアンテナ搭載数(=子機側の最高速)は上表の通りです。

 Windows系もほぼ同じです。

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 また、常識的なサイズなUSBWi-Fi端末を増設した場合も2本が普通です。

 結論的にいえば、対応子機の現状を見ると、各帯域に「アンテナ3本」のルーターが高級機といえる最低限のラインです。

 その点で言えば、3本搭載するこの機種はその基準を「クリア」できており、納得できる十分な速度を持つ高性能機とみなせます。

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 インターネット速度は、最大1000Mbps(約125メガバイト/秒)までです。

 先述のように、無線LANルーター本体と光ファイバーの終端装置(モデム)とをつなぐLANケーブルの部分に「ボトルネック」があるからです。

 もちろん、自宅内の無線ネットワークで完結する通信は、この機種は、理論上、最大値の1300Mbpsまでスピードが出せます。

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 無線の安定性は、一方この機種は期待できます。

 なぜなら、こちらは、1GHzのデュアルコアCPUを含めて3つのCPUを搭載するからです。

 このため、幾つかのデバイスで大容量の通信を行う場合、CPUに負荷をかけても実効速度は下位機種より落ちにくくなっています。

 複数のパソコンを同時に使っているご家庭では、より能力を期待できるでしょう。

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 さらに、安定性の部分では、次の3つの機能が注目に値します。

 第1に、ビームフォーミングEXです。

 これは、簡単に言えば、スマホや携帯ゲーム機などの端末の位置を特定するソナーです。(手に持つことで)動き回る小さなスマホ等の端末に安定した電波を送ることができます。

 他社にも「ビームフォーミング」はありますが、EXは、スマホなどの子機側に対応がなくても利用できるBUFFALOの技術です。

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 第2に、バンドステアリングです。

 この機種は、スマホなどを、混雑していない帯域に自動的に誘導する機能です。それなりの処理能力が必要なので、上級機にしか搭載されない機能です。 

 第3に、干渉波自動回避機能です。

 これは、電子レンジなどの電波を感知した場合、自動的にノイズを回避する機能です。とくに、双方向性のデータ通信が必要なゲームなどの断線対策に有効です。

 第4に、アドバンスドQoS4Kモードです。

 アドバンスドQoSとは、複数の端末で、通信速度の優先順位を設定できる機能です。例えば、動画やゲームに通信量を優先設定しておけば、データが切れてしまうような事態を防げるでしょう。

 この場合、4K映像も対応するため、それを検知した場合、その映像を優先的に配信します。4Kはネット配信が始まっているので、今後さらに重要になるでしょう。

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 簡単設定機能は、AOSS2が装備されます。

 そのため、スマホがあれば、PCの動作を含めて全てのネットワーク設定ができます。 パソコンへのソフトのインストールが不要なので、設定はとても簡単です。もちろん、業界規格のWPS機能にも対応です。

 設定については、BUFFALOは「伝統的にユーザーフレンドリー」ですね。

 有線LANポートは、本体に4つ搭載されます。いずれも1000BASE-T 対応なので、最大速度(1000Mbps)でつなげることができます。

 なお、この部分が100BASE-Tという機種もあります。その場合、最大100Mbps=12.5MB/秒と「ADSLレベルの遅さ」ですので、有線LANも併用する方は、注意が必要です。

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 以上、バッファローの無線LANルーターのWXR-1900DHP3の紹介でした。

 専用のCPUを搭載することで、1万円以下の製品ではできないことがたくさんできる高性能機です。単に高速対応しているだけではなく、接続安定性を高める複数の技術を搭載します。

 その割には価格も安く、費用対効果は高いです。


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 【2018】

 3・NEC Aterm PA-WG1900HP2
  ¥7,816 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:1300Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRスタート

 PA-WG1900HPはNECの上位モデルです。

 価格的にも、性能的にも、上で紹介したバッファローのWXR-1750DHP2のライバル機種です。

 無線の最大速度は、速度が速い5.0GHZ帯1300Mbps、遠くまで電波が飛ぶ2.4GHz帯600Mbpsとなります。

 こちらも、2.4GHz帯は、256QAMに対応します。しかし、事実上、ボトルネックが450Mbpsにあるのは、先ほどと同じです。

 アンテナは、一方、いずれの帯域も「3本」です。

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 無線の安定性は、バッファローと同じくハンドステアリング機能が装備されます。

 これは、スマホやタブレットなどについて、空いている周波数帯域に自動で切り替える機能です。同時接続時の回線速度低下に効果があるでしょう。 

 ただ、ビームフォーミングEXを搭載するBUFFALOに比べると、子機側の対応が必要な(無印の)ビームフォーミングです。また、接続の優先性を設定するアドバンスドQoSも不採用です。

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 一方、NECの場合、アンテナノイズを軽減する「μ(マイクロ)EBG」技術と、小型アンテナながら全方位に電波を飛ばす「μ(マイクロ)SRアンテナがとが内蔵され、接続安定性を高めています

 他社は、機器上部に(角のような)指向性アンテナが見えているような機種を販売しています。しかし、NECは、最上位機種まで一貫して、全てのアンテナが内蔵される形式です。

 実際のところ、指向性アンテナの有無は、見た目のインパクトほどは、実際の電波の「飛び」にはさほど影響を与えないと言うのが通説ですから、問題ありません。

 簡単設定機能は、業界標準規格のWPSと、スマホのQRコードを使ってネット接続ができるスQRスタートが搭載されます。

 設定も簡単です。説明書も詳しく、迷うことはないでしょう。

 有線LANポートは、こちらも4つ搭載され、1000BASE-T 対応と性能面でも問題ない仕様です。

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 以上、PA-WG1900HP2の紹介でした。

 バッファローに比べると、小型アンテナの採用による、圧倒的なコンパクト性が売りです。

 縦置きも、横置きも可能ですので、できるだけ設置スペースを減らしたい方はこの機種がおすすめです。一方、電波の安定性についても、現行水準では必要十分を満たします。

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 4・NEC Aterm WG1800HP4
  ¥6,852 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 なお、NECからは、同型の WG1800HP3という機種も売られています。

 こちらについては、2.4Ghz帯の最大速度が遅いほか、ハンドステアリング機能に非対応です。基本的に選択肢にする必要はないでしょう。


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 【2018】

 5・BUFFALO WSR-2533DHP2-CB
 6・BUFFALO WSR-2533DHP2-CG
  ¥9,180 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 【Amazon限定】

 7・BUFFALO WSR-A2533DHP2-CB
 8・BUFFALO WSR-A2533DHP2-CG
  ¥11,800 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRsetup

 WSR-2533DHP2 は、2018年に登場したバッファローの新機種です。

 やや高いAmazon限定モデルは、後述するように、バンドステアリングLiteという独自機能を搭載するプチ改良モデルです。ただ、その他の部分は同じ機種なので、同時に紹介します。

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 筐体自体を新しいものにした新機種です。小型ではないですが、見映えは良いです。

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 無線の最大速度は、帯域ごとで異なります。

 5.0GHz帯の電波は、最大1733Mbps(約162メガバイト/秒)です。

 アンテナが4本搭載され、先ほどの機種より速度は速いです。

 2.4GHz帯の電波は 最大800Mbps(約100メガバイト/秒)です。

 この帯域用にも4本のアンテナを搭載します。

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 この機種も、2.4GHz帯は、デジタル変調方式「256QAM」に対応するので、「規格値」で、最大800Mbpsまで対応します。

 ただし、先ほどの機種と同じで、この方式に対応するPC・スマホが事実上ないため、実際の最大値は600Mbpsです。

 インターネット速度は、先述のように、光ファイバーとの接続に有線ケーブルを使う以上、最大1000Mbps(約125メガバイト/秒)までです。

 自宅内の無線で完結する通信は、理論上、最大値の1733Mbpsまでスピードが出せます。

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 無線の安定性は、1.35GHzのデュアルコアCPUを搭載するため、下位機種以上の「基礎」を持ちます。

 その上で、MUーMIMOに対応です。

 非対応機の場合、無線LANと接続する際、無線LAN機器が1台ずつしか処理できないために、実際は時間をミリ秒単位で区切って通信しています。

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 しかし、MUーMIMOに対応する機種は、3台まで同時に伝送が可能であるため、複数台の機器(スマホ・パソコンなど)を同時に使っても速度低下が起こりにくいというメリットがあります。

 一方、ビームフォーミングEXは搭載ですが、下位機には搭載されていた干渉波自動回避・アドバンスドQoS4Kモード・バンドステアリング機能が不採用です。

 なお、Amazon限定モデルには、バンドステアリングLiteが搭載されます。

 これは、下位機のバンドステアリングと異なり、電波強度のみ計測可能で、混雑状況や接続台数が把握できない「簡易版」です。

 したがって、いずれのモデルも「無線の安定性」の部分で、必ずしも、同社の下位機種より上位ではありません

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 簡単設定機能は、この機種も豊富です。

 スマホ(iOS/Android)については、QRコードを撮影するだけで接続が可能なQRセットアップが、パソコンについても、「AOSS機能」が付属します。

 この機能は、ボタンを押すだけで、無線LANとプリンター・ゲーム機の無線対応機器などを接続できる機能です。また、つなげるだけではなく、WPA2/WPAによる強力なセキュリティが自動設定でき、情報漏洩対策などに効果的です。

 下位機とは違う方式ですが、設定については、BUFFALOは「伝統的にユーザーフレンドリー」です。

 有線LANポートは、本体に4つ搭載されます。いずれも1000BASE-T 対応なので、最大速度(1000Mbps)でつなげることができます。

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 以上、バッファローのWXR-2533DHP2の紹介でした。

1万円前後の機種では、無線の最大速度の点で最も高性能な機種です。

 ただ、速度的には「下位機より優れる」ものの、接続安定性の面では「下位機より劣る」、スピード特化型の機種です。かなり中途半端な感じがするので、基本的にはこの機種はオススメできません

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 【2019/5】

 9・BUFFALO WSR-2533DHPL-C
  ¥7,480 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 【2018/8】

 10・BUFFALO WSR-2533DHPL
  ¥7,480 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRsetup

 なお、この機種の「廉価版」としてWSR-2533DHPL-Cという機種があります。

 ネットではこちらの方が人気ですが、型番末尾の「L」は恐らく「LITE」を意味しており、機能が省略されています。

 特に残念な部分は、複数端末の接続に欠かせないMUーMIMOに非対応な部分です。

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 また、CPUが弱く、新機種に比べて、最大スループットが50%強、低い仕様です。

 筐体はコンパクトで、ビームフォーミングEXも搭載する機種ではありますが、性能面の理由から選択肢にしにくい機種です。特売用の「ライト版」だと思います。

 なお、2018年モデルと2019年モデルについては、付属する0.5mのLANケーブルが「爪の折れにくいケーブル」に変わった点のみです。

3・各社の高速ルーターの比較

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 ここからは、各社のより「高速なクラス」のルーターを紹介します。予算的には、2万円前後から購入できます。

 高価ではありますが、家族で同時にインターネット回線に接続しているような状況のご家庭や、1人暮らしでもネット接続機器が多くあるご家庭は、このクラスを選んでも無駄ではないでしょう。

 また、これから紹介する機種は、現存するルーターで最も高性能なものです。

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 もし、これで電波が届かない場合は、別の手段が必要です。

 安定性の面で初心者にはおすすめできませんが、このブログの【無線LAN中継機の比較記事】で書いたような複雑なシステムを構築するか、工事業者に依頼し光ファイバーケーブルの配線を配線してもらうしかないでしょう。


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 【2016】

 11・バッファロー WXR-2533DHP2
  ¥15,871 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN: 1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :QRsetup AOSS2

 WXR-2533DHP2は、バッファローのハイエンドルーターです。

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 無線の最大速度は、帯域ごとで異なります。

 5.0GHz帯の電波は、最大1733Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 複数接続に強く、電子レンジの干渉にも強い特長のある電波ですが、4本のアンテナを搭載し、速度も速いです。

 2.4GHz帯の電波は 最大800Mbps(約100メガバイト/秒)です。

 電波の到達距離が長い特長のある電波ですが、こちらも、4本のアンテナ搭載で、デジタル変調方式「256QAM」を採用します。

 ただ、先述のように、この技術を採用するPC・スマホ側のWi-Fiは皆無に近いです。

 表記はこの技術を利用した場合の「1.3倍まし」の数字なので、2.4GHz帯の実際の速度は、最大600Mbpsとなります。

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 加えて、接続機器側にもボトルネックがあります。

 なぜなら、Wi-Fiアンテナを4本を内蔵したPC・スマホというのは、基本適に「ない」からです。

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 したがって、自宅内で1733Mbpsという最速スピードを出したい場合は、無線LANルーター(親機)を2台購入し、2台目とPCを有線LANとを2本以上のケーブルでつなぐ必要があります。

 不可能ではありませんが、現実的にはかなり「面倒くさい」と思います。 

 インターネット速度は、繰り返しますが、1000Mbpsが最大です。

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 無線の安定性は、複数の点でハイレベルです。

 第1に、CPUの性能の高さです。

 下位機種に比べて、高性能な1.4GHzのデュアルコアCPUが搭載されます。そのうえで、帯域ごとに補助CPUが2つ付属するため、処理面で大幅にパワーアップしています。

 第2に、両帯域でアンテナを4本装備する点です。

 たしかに、PCなど1機あたりの通信速度は、アンテナ2本分の866Mbpsです。

 しかし、複数の機器を同時接続する場合に、(余った)別のアンテナを利用するため、複数接続時の安定性が強化されます。

 それに加えて、この機種も、MUーMIMOに対応ですから、複数台の機器(スマホ・パソコンなど)を同時に使っても速度低下が起こりにくい機種です。

 一方、2016年発売モデルのため、その後にBUFFALOが開発したビームフォーミングEXアドバンスドQoS4Kモードバンドステアリング機能は採用されません。

 ビームフォーミングも、子機側(スマホ)の対応が必要な「無印」のビームフォーミングに止まります。

 とはいえ、高性能CPUやアンテナの本数など、基幹となる技術は「1グレード高い」ので、安定性の面では、同社「最強」といえるルーターの1つです。

 有線LANポートは、1000Base-Tの高速対応で、4ポート搭載されます。

 簡単設定機能は、業界標準規格のWPSに対応した上で、下位機種と同じく、QRsetupAOSS2が装備されます。ハイエンドですが初心者にも優しい機種です。

 そのほか、NAS機能の高さも「売り」でしょう。

 USB3.0規格のハードディスクが2台まで接続でき、ネットワークHDDとして運用できるようになりました。無線の伝送速度に合わせて高速なUSB3.0規格が採用されている点が嬉しいです。

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 以上、バッファローの無線LANルーターWXR-2533DHP2の紹介でした。

 接続の安定性は抜群であり、本体性能だけで選ぶならば、最高の機種です。現状でもうすでに通信速度の弱さで困っている方ならば、この機種は良い選択肢でしょう。

 ただ、あえて難点を上げるとすると大きさです。サイズは、316x161x57 mmであり、とくに幅が30センチを越えるサイズのため、置き場所は選ぶでしょう。

 また、同社の下位機種に搭載されるバンドステアリング機能アドバンスドQoS4Kモードの非搭載は、モバイル端末を複数つなげるようなヘビーユーザーに限っては、多少ですが、「不利」と言えそうです。

 ただ、前者についていえばMUーMIMOに対応する分、タブレットやスマホ利用時の快適度は、下位機種よりこちらが上でしょう。

 11ac規格で最高速度を得るためには、同じ筐体を2台購入する必要がありますが、MUーMIMOについてはこうした制限を受けません。

 そのため、複数の機器の同時接続については安定性が最高といえる機種です。やや本体が大きいのが難ですが、性能を重視する場合は、ぜひ選びたい商品の1つです。


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 【2018】

 12・NEC Aterm WG2600HP3
  ¥11,980 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRスタート

 WG2600HP3 は、NECのハイエンドモデルです。

 無線の最大速度は、5GHz帯1733MHzで、2.4GHz帯800MHzです。

 簡潔に言えば、1つ上で紹介したBUFFALOのライバル機と理論知的な速度では「同等」です。

 アンテナの本数も、両帯域共に、こちらも4本ずつです。

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 「実効速度」についても、ライバル機と同水準です。

 NECは129.5x38x170mmと、BUFFALOより小型な端末で、さらに、複数の可動式アンテナがないため、「見た目的」にインパクトが少ないです。

 しかし、高い小型アンテナの技術で、「360度方向への電波の飛び」は、アンテナが目立つモデルとさして変わりません。

 とくに、このモデルは、電波のひずみを反転波でキャンセルする新アンテナシステムを採用し、水平方向への実効速度が下位機より上がっています。

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 無線の安定性は、下位機種の場合、バッファローに水をあけられていた部分がありました。

 しかし、この機種については、、高性能なデュアルコアCPUと2つの補助CPUを搭載した上で、スマホの接続に有利なビームフォーミングとバンドステアリング機能をしっかり搭載します。

 もちろん、両帯域において4本ずつのアンテナを装備し、複数台の機器(スマホ・パソコンなど)を同時に使っても速度低下が起こりにくいMU-MIMOにも対応します。

 これらの点で言えば、BUFFALOのWXR-2533DHP2とほぼ変わらない性能です。

 有線LANポートは、1000Base-Tの高速対応で、4ポート搭載されます。

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 簡単設定機能も、WPSに対応する上で、スマホと一発で接続できる「らくらくQRスタート」や、バッファロー社のAOSSに相当する「らくらく無線スタート」が搭載され、初心者にも安心です。

---

 以上、NECのWG2600HP3の紹介でした。

 魅力は、コンパクト性と相対的に安いと言える価格でしょう。

 性能面でも、伝送スピードはもちろん、ビームフォーミング・ハンドステアリング・MU-MIMOに対応している点で、バッファロー社の WXR-2533DHPと比べても、ほぼ遜色ありません。

 こちらも、11ac規格で最大速度のフル性能を発揮するためは、中継機を含めて2台必要ですが、それでも3万円台前半に収まるのは、費用対効果の面で素晴らしいと思います。

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 【2019/1】

 13・NEC Aterm WG2600HS PA-WG2600HS
  ¥8,711 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 なお、NECにはPA-WG2600HSという型番の似た機種があります。

 この機種は、通信速度の面では同等ですが、ワイドレンジアンテナ装備せずバンドステアリングには非対応です。

 NECは実効スループットを公開しますが、スペック的に3割ほど悪いため、値段差をふまえたとしても、この機種は避けた方が良いでしょう。特売用の廉価版です。


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 【2018】

 14・ELECOM WRC-2533GST2
  ¥9,595 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1733Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRスタート

 WRC-2533GST2 は、ELECOMのハイエンドモデルです。

 無線の最大速度は、5GHz帯1733MHzで、2.4GHz帯800MHzです。

 NEC・バッファローと同じ速度で、この部分でメーカー間の優劣はないです。

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 本体サイズは、NECに比べると141×36.5×160mmですから、わずかに大きめですね。

NECは129.5x38x170mmと、BUFFALOより小型な端末で、さらに、複数の可動式アンテナがないため、「見た目的」にインパクトが少ないです。

 一方、ELECOMは最近、アンテナ専門企業のDXアンテナと手を組み、新型のアンテナを開発しました。

 同社は360度飛ばすことに割と力を入れており、三階建てなど縦方向に長い自宅については、好成績を収めやすい特長があります。

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 無線の安定性は、一方、この機種もデュアルコアCPUは採用します。

 その上で、ハードウェアNAT処理に対応し、実効スループットを高めています。

 この方式は以前からあります。ただ、ネットゲームなどで、通信が間断的になるなどの弊害が過去にはあり、搭載を止めた会社もありました。

 おそらく解決されたのだと思いますが、利用者レビューには(念のため)注意してください。

 そのほか、(上位の)ビームフォーミングZバンドステアリングMU-MIMOには対応しており、この部分では他社機に引けをとりません。

 有線LANポートは、1000Base-Tの高速対応で、4ポート搭載されます。

 簡単設定機能も、WPSに対応します。ただ、NECやバッファローのようなQRコードなどを使った独自の簡単接続機能は持ちません。

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 以上、ELECOMのWRC-2533GST2の紹介でした。

 専門誌の検証記事で高評価だった機種の後継機で、新たにバンドステアリングに対応した最新機です。新アンテナの採用で実測値もまた伸ばしてきそうです。

 ただ、搭載CPUの性能や、接続の容易さで明確にスペックが優っている部分があるかと言えば、そうでもないです。

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 あえて言えば、トレンドマイクロの「スマートホームネットワーク」に対応し、不正アクセス防止機能を付与したセキュリティ面です。

 ただ、ルーターにこうした機能を持たせると、PC内のセキュリティソフトと競合し、相性問題が起こりがちです。そのため、初心者向きのようで、必ずしもそうは言えない部分があります。

 また、エレコムは、電話サポートが有料ナビダイヤルです。メール相談も(法人以外)未対応です。(テスト稼働中の)チャットサポートも、平日の日中7時間のみです。

 国内のほかの周辺機器メーカーは、(海外企業と差を出すため)最近この方面のサポートを強化していますし、なんとか続いて欲しいところです。


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 15・ASUS 無線LANルーター RT-AC85U
  ¥11,175 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:800Mbps
5.0GHz帯速度:1734Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS

 RT-AC85Uは、台湾のASUS(エイスース)社の発売するルーターです。

 NECと同じで、(目に見える)アンテナを省略して設置性を高めた機種です。

 無線の最大速度は、5GHz帯1734Mbps2.4GHz帯で、800Mpbsと、この部分でもNECと同じです。

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 一方、ASUSに限っては、デスクトップPC用に最大2167Mbps対応の高速無線アダプタを自社で売っています。

 5.0Ghz帯(11ac)と2.4Ghz帯(1024QAM)に、それぞれ4つのアンテナを持つため、これを設置すれば、この機種の最大速度まで無線でカバー可能です。

 もちろん、バッファローやNECのルーターを購入した上で、このアダプタを使うことはできます。

 ただ、一般的に、同一社製品の親機と子機を利用した方が、速度は上がりやすい傾向があります。そのため、このパーツを新しく購入するならば、ASUSのルータを買うのが「正解」に思えます。

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 無線の安定性も、5GHz帯・2.4GHz帯のアンテナを計16本搭載しており、安定的です。

 CPUは、しかしながら、880MHzのデュアルコアと、他社のハイエンド機に及びません。

 ただし、MU-MIMOはもちろん、バッファロー社のアドバンスドQoS機能と同じく、通信速度の優先順位を設定できる、Adaptive QoSにも対応します。

 加えて、ビームフォーミング機能に相当する、Ai Radar機能も搭載されています。

 有線LANポートは、1000Base-Tの高速対応で、4ポート搭載されます。

 簡単設定機能は、PC用のWPSのみの搭載です。ASUSは設定面では、「中上級者向き」ですね。

---

 以上、ASUSの RT-AC85Uの紹介でした。

 1万円台後半の機種で、アンテナがない機種としては、NECのWG2600HPがライバルです。高速無線アダプタをデスクトップPCに設置する前提ならば、この機種のほうが良いでしょう。

 ただ、初心者向けの設置の容易性や、価格面ではNECが多少上回ると思います。


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 【通常機種】

 16・TP-Link Archer C5400
  ¥23,646 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 【ゲーム用上位機】

 17・TP-Link Archer C5400X
  ¥34,941 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:1000Mbps
5.0GHz帯速度:2167Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×8
簡単設定機能 :WPS

 Archer C5400は、中国のTP-Linkの発売するハイエンドルーターです。

 同社は、ハイエンドルーターでは、最近世界市場でシェアを高めている企業です。

 シェアも高く、信頼性も高いです。「弟分」のArcher C3150と並んで、日本でも注目されつつある製品です。

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 なお、このシリーズは、C5400Xという【ゲーム用上位機】があります。

 通信速度は同じですが、CPUが1.4GHz(2コア)から、1.8GHz(4コア)にグレードアップされるため、CPU処理による、遅延が減少しているのがポイントです。

 パワーを使い「動的最適化エンジン」で、通信を最適化できるためです。一方、通常用途には、さほど意味はないため、選択肢にしなくても良いでしょう。

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 無線の最大速度は、5GHz帯2167MHzで、2.4GHz帯1000MHzです。

 2.4GHz帯については、1024QAMに対応するために、最大1000Mpbsとなります。

 この点で、ASUSのRT-AC88U同水準です。

 5.0GHz帯については、2167Mbps出せるシステムを2セット搭載します。

 そのため、高速な5GHz帯を2台以上で使う場合、ASUSの最上位機よりも速度低下がより抑制されます。

 単独でも複数同時接続でも速度を重視するならば、スペック上「最強の無線LANルーター」でしょう。

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 無線の安定性は、MU-MIMOAdaptive QoSビームフォーミング(レンジブースト)など、他社水準の機能は網羅します。

 ただ、ASUSに比べると、WTFastなどの通信経路の最適化機能は非搭載です。

 簡単設定機能は、国内メーカーほどは重視されず、「中上級者向き」製品です。

 そのほか、有線LANポートが4つ、USB3.0ポートが1つ付属するため、NASとして運用できます。

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 面白い部分は、Wi-Fiのポータル認証の構築機能が標準搭載される点です。

 この点で、こちらは、ホテルやカフェに設置するには良い機種です。

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 以上、TP-LinkArcher C5400の紹介でした。

 速度面を最大限に重視するならば最高の機種です。

 本体が大きいのは、外国製のハイエンドに共通するネックではありますが、多人数が共有する場合はかなり酔いし機種ですので、家庭だけなく、業務用として個人経営者が導入するのに適した機種ですね。

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 18・TP-Link Archer C3150
  ¥17,816 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 なお、この機種の下位機種として C3150 も併売されています。

 速度は同等ですが、5GHz帯の接続システムが1セットですので、同時接続時の安定性・高速性はイマイチです。


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 【2018年】

 19・Buffalo AirStation WTR-M2133HP-PR
 20・Buffalo AirStation WTR-M2133HP
  ¥14,562 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

2.4GHz帯速度:400Mbps
5.0GHz帯速度:866+866Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×3
簡単設定機能 :AOSS WPS

 WTR-M2133HPは、Buffaloが2018年1月に新発売する新しい無線LANルーターです。

 2機種ありますが、微妙に色が違うだけです。

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 無線の最大速度は、帯域ごとに異なります。

 5GHz帯では、最大速度は866Mbps(約108メガバイト/秒)です。

 価格に比してスペックが悪いです。

 しかし、ASUSRT-AC3200と同じく、こちらも2組のアンテナを装備しますので、複数の機器で同時大量の通信をする場合には「強い」です。

 2.4GHz帯は、最大速度は400Mbps(約50メガバイト/秒)です。

 こちらは、256QAMを利用しない場合の最大値(450Mbps)にも届きません。

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 無線の安定性は、しかし、5GHz帯で、アンテナ1本を指向性、一本を内蔵アンテナとして、ゲーム・TV用、PC用と分ける構造を採用します。

 アドバンスドQoS「4Kモード」で、TV方面への経路を指向性アンテナで優先させるこができるため4Kネット動画のTV視聴には向きます

 有線LANポートは、1000Base-Tの高速対応で、3ポート搭載されます。

 簡単設定機能は、AOSSとWPSに対応するため、かなり初心者に優しい作りです。

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 本体のサイズは、見かけの上では大きそうですが、さほどではありません。どちらかといえば、今までのルーターよりも、インテリア性は上回っています。

---

 以上、WTR-M2133HPの紹介でした。

 速度的には、2.4GHzは最大400Mbps、5Ghzも最大800Mbpsとスペック上、あまりふるいません。

 ただ、現状では、この水準以上の速度を得るためには、PCなどの接続する機器側が256QAMなどの規格に対応する必要があります。

 そして、その普及は(将来はなんともいえませんが)現在はあまり進んでいません

 それをふまえれば、「一般家庭」では、速度的にはこの水準で問題ないでしょう。

 価格はやや割高ですが、新機軸として、アドバンスドQoS「4Kモード」を搭載するため、とくにTVなどの4K動画視聴を重視する方に限っては、選択肢としてかなり良さそうです。

ーーー

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 21・AirStation connect WTR-M2133HP/E2S
  ¥32,213 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 なお、この製品には、中継システムの導入を前提とした「メッシュネットワーク」構築のための特別モデルもあります。

 Atlas的には、中継システムは(扱いが複雑化するので)上級者以外オススメしません。 

 なお、メッシュネットワークを構築するためのルーターは、複数台導入するのが基本です。

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 ・Google GA00157-JP Google Wi-Fi
   ¥9,900 Amazon.co.jp (9/25執筆時)

 そのため、 同様のタイプとなる、GoogleのWi-Fi製品を含めて、こうしたタイプの製品は、このブログの【無線LAN中継機の比較記事】で詳しく説明しています。


 以上、各社の「高速な無線LANルーター」の紹介でした。

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1・バッファロー WXR-5950AX12
2・バッファロー WXR-5950AX12R
3・エレコム WRC-X3000GS
4・ASUS RT-AX88U
5・ASUS ROG Rapture GT-AX11000
6・NETGEAR AX6000 RAX80-100JPS

2.4GHz帯速度:1147Mbps
5.0GHz帯速度:4803Mbps
有線LAN:1000BASE-T×3 2.5BASE-T×1
簡単設定機能 :WPS

 なお、これ以上の速度・安定性を出せる機種も「あるにはある」のですが、冒頭で書いたような、Wi-Fi 6(11ax)対応機になります。

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 興味のある方は、以上、6機種のハイエンド機を比較している、このブログの【超高速 Wi-Fi6対応ルーターの比較記事】を、引き続きご覧ください。

次回に続く
高速な無線LANルーターのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は実売価格が1万円を越える、高性能無線LANルーターを紹介してきました。

 記事はもう少し「続き」ます。

   201810101317.jpg 

1・高速な無線LANルーターの比較
2・格安な無線LANルーターの比較
3・超高速 Wi-Fi 6 対応ルーターの比較
4・メッシュWi-Fi(中継機)の比較
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】

 続く、第2回記事(こちら)では、実売価格1万円以下の「もう少しだけ安い製品」を紹介します。

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1・対応人数   1-4人家族向き
2・速度(ネット)★★★★★
3・速度(宅内) ★★★★★
4・無線の安定性 ★★★★★
5・設定の容易さ ★★★★★
6・総合評価   ★★★★★

 また、最後の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、今回紹介した価格帯を含めて、価格別・目的別に、Atlasのおすすめ機種!を提案しています。

 引き続き、よろしくお願いします。

 結論編は→こちら

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posted by Atlas at 20:41 | 無線LANルーター

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