【今回レビューする内容】2024-2025年 ブルーレイレコーダー107機の性能とおすすめ・選び方:テレビ録画用レコーダーの機能の違いや画質ランキング:映画・アニメ・スポーツ番組向け:新4K衛星放送チューナー内蔵ブルーレイ・DVDレコーダー:パナソニック ブルーレイ ディーガ ソニー 東芝 レグザ シャープ AQUOSブルーレイ
今回のお題
最新ブルーレイレコーダーのおすすめはどの製品?
ども、Atlasです。
今日は、2025年1月現在、最新のブルーレイレコーダーの比較です。
画質補正や録画機能の違いなどに注目して、主要5社の製品、全機種を紹介します。
1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝のレグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
5・おすすめブルーレイレコーダー 【まとめ】
5回目記事(今回)は、記事全体の「まとめ」です。
前回までに詳しく見てきた各社の製品を横断的に見渡しながら、最新ブルーレイレコーダーの「賢い選び方」を改めて解説します。
画質 ★★★★★
使いやすさ ★★★★★
4K対応度 ★★★★★
同時録画 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、画質や性能面からおすすめモデルを選んでいきます。
よろしくお願いします。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で色分けしています。
1・レコーダーのグレードと価格
はじめに、各社のブルーレイレコーダー内の「グレード」に関わる部分の解説です。
同じ企業の製品でも、3万円台〜30万円台まで、値幅が広いです。
1-1・記憶容量(録画可能時間)
1-2・チューナーの数
1-3・全自動録画(タイムシフト)
価格差が生じる最も大きな要因は、これら3点のスペックの違いです。
そこで、「一般家庭のリビング用」として、どの程度のスペックが「おすすめ」かについて、考えていきます。
1-1・記憶容量と録画可能時間
【1TB】
1・Panasonic DMR-2W102
¥39,879 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【2TB】
2・Panasonic DMR-2W202
¥42,222 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
第1に、ハードディスクの容量(=録画可能時間)についてです。
人気のあるこれらのパナソニックの最新機を例に説明します。
2機種の違いは、内蔵されるハードディスクの記憶容量だけです。
しかし、価格差があります。
内蔵ハードディスクの容量が多いほど、録画できる時間は長くなります。
500GB:最高画質 60時間 最大700時間
1TB :最高画質 120時間 最大1400時間
2TB :最高画質 240時間 最大2800時間
録画可能時間は、メーカー間で「大きな差」はありません。
ディスク容量から、地デジ番組を録画できる時間の目安を上げると、上表のようになります。
価格は、500GB・1TB・2TBと1ランク上がるごとに、(各社とも)本体価格が約5000〜1万円ほど上がります。
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結論的にいえば、一般的家庭で利用する場合、1TBあれば、十分快適に利用です。
ただ、新4K放送を多く録る予定の場合は、録画時間が半減するので、2TBでもよいでしょう。
一方、各社とも、市販のUSBハードディスクの増設ができる仕様です。
増設できる台数は、各社の最新機の場合、上表の通りです。
少なくとも、4TBまでの容量のHDDを最低1台は「接続」できます。東芝などは、USBハブを介して4台までです。
つなげずに「保存」しておくならば、4-10台まで登録できます。
【2020年発売】【2TB-8TB】
・エレコム ELD-QEN2020UBK
¥11,869〜 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
SeeQVaultという業界標準規格も知っておくと良いかと思います。
通常、外付けHDDに録画した番組は(レコーダーが壊れても)買った新品に録画データを移せません。著作権保護の関係です。
しかし、SeeQVaultに対応のハードディスクは、この制限を受けません。各社とも2017年以降のレコーダーは(基本)対応しています。
ただ、シャープだけは、最近対応しなくなっているため、注意してください。
規格上、他メーカー機への「買換」でも使える「はず」です。しかし、不具合や保証面の可能性から、「自社製品に限る」と註を打つメーカーが多いです。
1-2・TVチューナーの数
第2に、TVチューナー(受信装置)の数についてです。
シャープの最新ブルーレイレコーダー(AQUOS)を例にして説明しましょう。
【1TB・2チューナー】
3・AQUOSブルーレイ 2B-C10EW1
¥45,500 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【1TB・3チューナー】
4・AQUOSブルーレイ 2B-C10ET1
¥51,330 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
これら2機は、チューナー数以外の部分の性能は同じです。
しかし、3波チューナー(地上波・BS・CS共用チューナー)の数の違いから、本体価格に10000円弱の差があります。
他社製品の場合もだいたい同じです。
1チューナー
=裏番組録画ができない
2チューナー
=2番組同時録画可
3チューナー
=3番組同時録画可
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結論的にいえば、一般的なご家庭の場合、「2チューナー」あれば、恐らく不便に感じることはありません。
「3チューナー」以上は、各社とも「プレミア価格」を付ける場合が多く、利用頻度を考えると割高感があります。
新4K衛星放送を録画したい場合は、対応するチューナーの搭載がマストです。
メーカーによって、4波共用チューナー(地上波・BS・CS・4K共用)の場合と、単独の新4K放送専用専用チューナーの場合があります。
いずれも録画できる点では変わりませんが、専用の場合、新4K放送の録画時でも、他チャンネルの録画可能数が減らないという、(小さな)メリットはあります。
1-3・全自動録画
【全録:タイムシフト対応機】
5・東芝 REGZAサーバー DBR-M3010
¥79,800 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:7
長時間録画:最大7日(6ch)
HDD容量:3TB
第3に、全自動録画です。
レコーダーとしては特殊なジャンルで、多チャンネルの全ての番組を録画するタイプです。全録(タイムシフト)対応とも呼ばれます。
東芝とパナソニックが、(ほぼ)24時間対応の本格的な全録機を出します。
価格は、同じHDD容量の通常製品と比べて、高めです。
チューナー数の部品代というより、処理量が多いので、HDDの耐久性やエンジンを強化する必要があるからと言えます。つまり、理由がある価格設定です。
上記の東芝製品の場合、7つの「地上波・BS・CS用の共用チューナー」を内蔵します。
そのうち最大6チャンネルを「全録」に割り振ることができます。
全録した映像を、土日などに「まとめて見る」場合、「過去番組表」から見たいコンテンツを選ぶだけで、再生されます。
期日が過ぎると自動的に消えていくので、消去の操作も不要です。
録画できる日数は、録画するチャンネル数と、選ぶ画質によります。
詳しくは個別記事で書きましたが、そこそこの画質で、2週間以上録画し続けられるモデルもあります。
注意点は、装置寿命です。
耐久性のあるハードディスクを内蔵するものの、24時間いつも「回りっぱなし」なので、かなりハードディスクを酷使します。
この手の製品は、中古に手を出さないほうが良いでしょう。
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ハードディスク:1TB
チューナー:2チューナー
以上、ディスクとチューナーについてまとめました。
結論的にいえば、一般家庭では、1TBのハードディスクと2つのチューナーを搭載する機種を基本に選ぶのが、最も一般的で、「おすすめ」です。
週末などに「まとめ見」する用途が便利と感じるならば、「全録(タイムシフト)」を選択肢に加えるのも良いと思います。
2・レコーダーの画質
続いて、ブルーレイレコーダーの「画質」について、まとめていきます。
この部分は、メーカーによって力の入れ方が大きく変わるため、しっかり理解すべきポイントです。
2-1・超解像技術
2-2・ノイズリダクション
2-3・階調補正
上表の3点に注目しながら、各社のレコーダーの画質補正面の違いをみていきます。
第1に、超解像技術です。
簡単に言えば、「低画質な映像の補正技術」のことです。
搭載レコーダーは、画質の粗いDVDの映像(720×480)や、地上波デジタル(1440×1080)、BSやCS(1920×1080)の画像を、独自に解析・修正・再計算して、利用するテレビに応じた詳細な画像に補整します。
「長時間録画モード」でとった録画映像にも有効です。
【1TB・2チューナー】
6・Panasonic DMR-4W102
¥59,065 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【1TB・2チューナー】
7・ SONY BDZ-FBW1100
¥75,500 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
4K対応のテレビをお使いの場合、高度な超解像技術(4K超解像)で、「4K画質」まで高められる高級レコーダーもあります。
パナソニック・ソニーは、「割と安め」でも搭載機があります。
東芝・シャープは、上位機ならば、輝度・色信号などを強化する画質向上処理はしますが、自社テレビに見られるほどの処理はしません。
他機も、4K対応の場合、隣接する画像との色の違いを関数的に「なだらかに」表現する「アップコンバート機能(4Kアップコンバート)」は搭載します。
しかし、それのみだと、低解像度動画を無理やりパソコンでで引き延ばした」感じの画質になってしまいます。
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第2に、ノイズリダクションです。
スピードの速いスポーツや、古いセル画のアニメなどの映像で発生するノイズや、長時間録画やDVDなどの映像解像度の低い画像を再生する際に発生するノイズを軽減する技術です。
こちらも、優れた映像を得るために効果的な機能と言えます。
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この技術は、パナソニック・ソニー・シャープは明示的に搭載します。東芝は最上位の4K機は記載がああります。
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第3に、階調補正機能です。
映画などの暗い部分などの階調を補正し、見やすくする機能です。
テレビ側でも処理できますが、画質の向上のために効果的な技術です。
最近は、輝度拡張が可能な4K HDR(ハイダイナミックレンジ)対応テレビが増えたので、それと関連付けて機能強化している場合もあります。
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この技術は、パナソニック・ソニーは搭載し、シャープ・東芝は最上位機のみ搭載です。
以上、画質面の技術について簡単にまとめました。
広色域化など、説明しなかったその他の部分を含めて、これらの技術は、メーカーによって搭載・非搭載に差があります。
ざっくりと、「画質面での5社のランキング」をつければ、以下のようになります。
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1位は、パナソニックです。
安価な入門機から高画質化エンジンを搭載し、強力な画像補正機能を備えます。
超解像技術の部分では、W超解像と4K超解像技という2つの技術を採用します。
そのため、地上波・BSなど4K水準に満たない画像を4Kに引き延ばす(アップコンバート)する際、適切に処理する仕組みは、パナソニックが最も高度です。
上位機に採用される4Kダイレクトクロマアップコンバート技術は、その「上位互換」といえ、画像の奥行感・鮮明度を効果的に高めています。
画質面のスペックは最も期待できるでしょう。
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2位は、ソニーです。
ソニーも、入門機から、超解像技術をふくむ画質補正機能を搭載します。
ノイズ処理や階調補正技術も「機能名付き」でしっかり搭載します。
入門機だとパナソニックと差はない印象です。ただ、4K対応の上位機は、特別な工夫に少し欠ける部分を感じます。
「超高級機」の技術が下りる分、パナソニックは上位機だと有利です。
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3位は、シャープです。
実売7万円からの高級機に限りますが、「Medalist BD」というエンジンを採用します。
ノイズ処理や、超解像についての言及はないですが、解像度・色域・フレームレート・ビット深度・輝度の5点について、標準画質(SDR)の画質を高める仕組みを導入しています。
ただ、シャープの場合は、むしろ、地デジ・BSを長時間録画モードで録画する際、HEVC圧縮規格を使う点が強調できます。
他社も、4Kには使いますが、2Kは同社が初めてです。
従来のMPEG4 AVCの2倍のデータ量となるので、画質の劣化が他社機より少ないです。
シャープは、「2.4倍でも1倍とほぼ変わらない」言います。
他社もノイズ処理などのアルゴで対処しますが、データ量が多いのは利点で、長時間録画の画質は、特に良いと言えます。
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4位は、東芝です。
10万円以上の4K対応機に限定されますが、輝度・色信号を向上させるレゾリューションプラスと、ブロックノイズ処理について言及があります。
加えて、自社テレビと連携した場合、テレビ側の処理機能を使って、高度に画像処理できる機能を持ちます。
連携機能は、他社も装備します。しかし、東芝は自社テレビ搭載の画像エンジンが強力なので、連携面は強いです。
例えば、クラウドから番組情報を取得し、映像補整をかけるレグザエンジン Cloudの処理を、レコーダーに録画した録画番組についても使えるようにしています。
この点で言えば、東芝の最新4Kテレビを利用する場合、ここで示した順位は「この限りではない」とも言えます。
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以上、画質面の説明でした。
結論的に言えば、実売5万円前後までの入門機に限っていえば、ソニーとパナソニックの補正力が「抜けて良い」と言えます。
高級機だと、各社の差は縮まるので、各社の「個性」を重んじて、ご利用のテレビに合うモデルを選ぶのが良いでしょう。
画質面での、具体的なおすすめ機種は、記事の最後で、改めて提案します。
一方、画質補正について言えば、レコーダーの場合、ある程度「テレビまかせ」で良い部分があります。こうした機能は、今どきの高性能な大画面テレビならテレビ側に備わっているからです。
補正の弱い32型以下のテレビ、4Kでも古めの大画面テレビ、あるいは、プロジェクターを利用される場合は、補正が強い機種を「優先して」選ぶとよいでしょう。
しかし、しっかりした調整機能をもつ最新テレビに使うならば、画質補正は過度にこだわらなくて良いです。費用に見合う、明確な画質差はあまり生まれないでしょうから。
むしろ、次に説明する「使い勝手」に関連する部分で「気に入ったモデル」があるならば、そちらを優先して選んでください。
4・レコーダーの使い勝手
つづいて、ブルーレイレコーダーの使い勝手や操作性を比較します。
4-1・録画・再生機能の使いやすさ
4-2・スマホ視聴の使いやすさ
この部分を、細かく説明していくと、「説明の収拾が付かない」ほど、各社メーカーの機能は多様です。
しかし、Atlasが重要視するべきと考えている、上表の3つのポイントに絞って、順番に解説していきます。
4-1・録画・再生機能の使いやすさ
はじめに、録画・再生機能の使いやすさです。
メーカーごと、個性がある部分です。そのため、「番組表」・「リモコンの追随性」・「おまかせ録画」・「全録」・「再生機能」にわけて、メーカーごと説明することにします。
第1に、ソニーです。
番組表は、入門機のUIは白系で、高級機は黒系です。
黒系なのは、輝度の高い4K HDRテレビと合わせるためです。
一方、データ量の部分は、全社通しても「最も優秀」です。
全社で唯一、KADOKAWA(角川書店)から提供を受けたデータベースで1ヶ月先の連続ドラマ・アニメ・特番ドラマを先行的に予約できる機能が付属します。
番組関連情報も、Gガイドから購入しています。
他社の電子番組表(EPG)は「放送の8日前」なので、アニメやドラマ好きが、シーズン前に録画計画を立てられる点で、ソニーは優れます。
リモコンの追随性も、高速で、割と良いです。
おまかせ録画は、全社通してもソニーは「最も賢い」です。
この機能は、人工知能(AI)が、ユーザーの入力した好みの指標を合わせた番組を選択的に自動録画してくれる機能です。
「サッカー」・「NHK交響楽団」など自分の好きなキーワード・ジャンルを登録しておけば、AIが勝手に録画します。
各社とも基本装備される機能です。
しかし、ソニーは、独自に「人名・団体名データベース」を備えます。そのため、例えば、芸能人グループを名前指定すれば、個人名での出演でもフォローされ、精度が高いです。
そのほか、同じ番組の再放送の二重取りを防止する機能も持ちます。
全録は、機能として持ちません。
再生機能は、あまり個性的ではないです。
「速見」も、音声付きの1.3倍速ができる程度です。
一方、若干観点は変わりますが、ソニーは「連続再生」に対応できます。
同タイトルのアニメ・ドラマなどならば、ボタン操作なしで再生できます。VODでは当たり前ですが、レコーダーだと珍しいです。
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第2に、パナソニックです。
番組表は、8日間の番組表しか利用できない仕様です。
UIはグレードで変えますが、視認性の工夫はイマイチです。
リモコンの追随性は、問題ないレベルです。
おまかせ録画は、イマイチです。
他社データの購入はないので、電子番組表(EPG)の情報だけに基づいた取得です。
再放送の二重取りを防止してくれる機能は付属します。
全録は、上位の専用機は、完全なものを備えます。
使い勝手も、番組表形式の「過去番組表」表示ほか、24年機からは(Google TVのような)ネット動画サービスのようなUI表示で、視聴傾向からの「AIおすすめ」の提案などをしてくれる機能性があります。
そのほか、好みの「出演者」の志向傾向をAIが分析し、似た番組のおすすめ番組を提案してくれる「出演者おすすめ」などがポイントです。
編集機能やサーチ機能を含めて、パナソニックの全録は、全体的に「推し活向け(好きなタレントの映像収集)」機能が充実します。
一方、全録ではない入門機でも、全録時計機能として「ドラマ・アニメお録りおき」機能を備えます。
これは、最大90日間「予約せずとも」お録りおきしてくれる機能です。
1日に指定できるのが、アニメ・ドラマ合計で2つの時間帯(上図)のみ、という限界もあるので、実用性は道半ばです。
再生機能は、音声付きの1.3倍・1.6倍速での再生に対応します。
スマホだと2倍速です。
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第3に、シャープです。
番組表は、平凡です。データもEPGのみです。
リモコンの追随性は、取得時間をふくめ、近年良くなりました。
おまかせ録画は、搭載です。
番組表(EPG)に引っかけるだけなので、精度はイマイチです。
再放送の除外は可能です。
全録は、対応モデルがないです。
しかし、「ドラ丸&アニ丸」機能が入門機からあります。
23年機までは、ドラマ・アニメのいずれか1つを指定し、初回から4週間分だけ「自動で録ってお取り置き」します。指定した番組は撮り続け、しない場合は自動消去です。
24年機からは、ただ、パナソニックと同じ方式になりました。最大90日間、アニメ・ドラマ合計で2つの時間帯の録画です。
再生機能は、速見ではなく、チャプター検索的なものに力を入れます。
超短時間で全体のダイジェストをみる機能、コマ送りで、素早くシーンを検索しやすくする機能が充実します。
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第4に、東芝です。
番組表は、上位機は、他社と違い4K表示であり情報量が多いです。
その上で、全録機は、撮りだめた番組をみるため「過去番組表」機能もあります。
ただし、未来のデータは8日前からの電子番組表(EPG)のみです。
リモコンの追随性は、同社は良いです。
おまかせ録画は、さほど個性的ではないです。
全録は、上位の専用機のみ対応です。
使い勝手は、パナソニック同様に良いです。
過去番組表表示もできますし、検索時も、ジャンル別の自動分類機能など便利な工夫があります。
一方、ホーム画面は「ネット動画サービス風」のUIになったパナソニックの方が、(適当に面白そうな番組を探す場合)好みの番組に行きつきやすいといえます。
ただ、東芝は、テレビ側も全録(タイプシフト)できる機種がありますので、そちらとの連動させると「さらに優秀」になりますし、次に見る、早見の部分で優秀です。
再生機能は、速見系は、入門機を含めて優秀です。
例えば、録画番組内の「不要チャプター(主にCM)を自動スキップ再生」させるらく見という「時短再生機能」や、音質を維持しつつ1.3倍の高速再生する「らく早見」が選べます。
インターフェイスも使いやすく「時短視聴」は、他社よりだいぶ良いです。
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以上、録画・再生部分の使いやすさについて書きました。
メーカーごと個性がある部分で、難しいです。
しかし、おまかせ録画なら「ソニー」、時短再生なら「東芝」が良いように思えます。
そのほか、パナソニックも総合力は高いですし、シャープはチャプター検索と、個性はあります。
それぞれの部分に「注目」しながら、ご家庭で最も必要な部分を考慮して、選ぶと良いで
4-2・スマホ視聴の使いやすさ
第2に、スマホ視聴の使いやすさです。
各社とも、インターネット回線を経由して、録画の予約や、自宅で録画、ないし放送中の映像をスマホで遠隔視聴する機能が搭載されます。
この部分は、他の部分ほど機能面でメーカー間の差はない印象です。
ただ、細かく言えばそうでもないので、ランキング形式で見ていくことにします。
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1位は、パナソニックです。
録画予約は、 スマホ用のアプリ(どこでもディーガ)を用意し、番組表の閲覧と予約も可能です。
また、インターネット番組表の「ディモーラ」を通してパソコンやタブレットからも予約可能です。
スマホ視聴も、 スマホ用のアプリ(どこでもディーガ)で対応できます。
さらに、ユーザーがブルーレイレコーダーに保存した「動画・写真・音楽・データ」もスマホに飛ばせる「おうちクラウドDIGA 」機能も搭載されます。
そのため、簡易的な「クラウド」として利用することも可能です。
なお、スマホの「ギガ(転送量)を節約」したいので、自宅でスマホに録画番組データを転送しておき、通勤通学中に視聴したい!というニーズはあるかと思います。
これは「スマホ持ち出し機能」として、同社をはじめ主要5社とも備わります。
録画時に、スマホ用のファイルを作るように設定でき、転送Wi-Fiで素早いです。
最大解像度はメーカーごとに違っていますが、この部分でPanasonicは優秀です。
加えて、Panasonic(の上位機)は、持ち出したい番組をあらかじめ予約をしておけば、帰宅時にスマホに自動転送となるため、設定も不要で便利です。
Bluetoothが帰宅を検知し、Wi-Fiで自動転送させる仕組みです。
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2位は、ソニーです。
録画予約は、TV side viewというアプリが用意され、パナソニック同様に利用可能です。
その上で、インターネット番組表である「テレビ王国」を介してPCからの予約にも対応できます。パソコン・タブレットからの予約操作も簡単です。
外出先からの視聴は、TV side viewというアプリで可能です。
とくにソニーは、再生までにかかる時間や、画像の安定性に関する新技術を採用しているため、視聴は最も快適です。
一方、外出先でPCなどスマホ以外から見る手段については、現状では用意がありません。(室内ならば、PC TV PlusというWindowsの有料アプリで対応)
ただ、 ソニーは、再生までにかかる時間や、画像の安定性に関する新技術を採用しているため、スマホでの視聴は最も快適です。
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3位は、東芝です。
東芝も、ソニーとは違った方向性で優秀です。
録画した番組を、スマホ・タブレットでの「時短視聴」する機能が面白いです。タイムシフト(全録)映像の遠隔視聴も便利にできます。
なお、ネット回線経由で早見(時短再生)が可能なのは、現状で東芝とパナソニックだけです。
その上で、東芝だけの独自機能として、録画番組や放送中の番組ほか、録画中の番組の「追っかけ再生」も対応します。終わっていないスポーツ中継などを帰宅中に、最初からチェックしたい場合に良いでしょう。
そのほか、レコーダー同様、スマホでも時短再生(1.3倍早見)ができます。ただ、
一方、PCでの視聴手段がない部分、タブレットでもフルHD出力はできない部分が、イマイチです。
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そのほか、シャープも、アプリが用意され、遠隔視聴も、番組持ち出しも共にできます。
そのため、通常の利用は問題ないですが、この部分で、他社ほどは個性はないです。
5・4Kコンテンツへの対応
5-1・新4K衛星放送
5-2・Ultra HDブルーレイ
5-3・ネットの4K動画
最後に、各社のレコーダーにおける4Kコンテンツの充実度を比較します。
レコーダーで4K映像を楽しみたい場合、現状利用可能な3つの方法について見ていきます。
第1に、新4K衛星放送(BS・CS)についてです。
先ほどチューナーの部分で少し振れましたが、レコーダー側に「新4K放送対応チューナー」がないと、視聴ができません。
【1TB】【4Kチュナー2機】
8・Panasonic DMR-4W102
¥59,065 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【1TB】【4Kチュナー2機】
9・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10EW3
¥56,364 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【1TB】【4Kチュナー2機】
10・ SONY BDZ-FBW1100
¥75,500 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【4TB】【4Kチュナー2機】(全録)
11・東芝 REGZAサーバー DBR-4KZ400
¥83,090 楽天市場 (1/12執筆時)
現状では、上表の4社が、新4K放送対応機を出します。
上表は、メーカーごと手対応する入門機を並べたものです。
以前は10万円以下では難しかったのですが、「値ごろ感」が出てきました。
パナソニック・ソニーは、基本「3波(地上波・BS・CS)と共用チューナー」なので、同時録画数は、それらとの合計です。
シャープは、3波チューナーと4Kチューナーを分けるため、同時録画数の部分で、すこしだけ有利です。
東芝も同じですが、(地上波など3波について)6chの全録できる機種なので、高めの値段になっています。同社は全録機のみ4K仕様です。
一方、このブログの上記記事でも書いたのですが、新4K放送を受信するためには、アンテナ設備などの更新が必要な場合もあります。
だいたい、1万円〜2万円ほどの投資で個人でもできます。
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第2に、ウルトラHDブルーレイについてです。
普通のブルーレイはフルHD画質が限界なので、4K画質を記録するために生まれた新規格です。再生のためには、レコーダー側に「対応ドライブ」がマストです。
ほぼ全てのメーカーが、上位機で対応ドライブ搭載ですが、東芝だけは対応機がみられません。
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第3に、ネット動画の4Kサービスについてです。
テレビ内蔵型では、Netflix・Amazonプライムビデオ・YouTubeなどの4Kコンテンツを再生できるブルーレイレコーダーが最近出ています。
レコーダーでは、一方、パナソニックが唯一、強力に搭載機を増やしています。
ただ、TVやレコーダー内蔵型を利用する場合、CPUパワーの関係で、サクサク動かない場合が多いです。
結論的にいえば、この部分は、【セットトップボックスの比較記事】で紹介した、Apple TVやAmazon Fire TVをはじめとする別売機器を、TVにつなげた方が安定します。
レコーダーにおいても重視しなくて良い部分かと思います。
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以上、4Kコンテンツをみるための、3つの方法を見てきました。
最近は、10万円を大きく割る価格で、UHDブルーレイと新4Kチューナーを搭載する機種が、各社とも手に入るようになりました。
4Kテレビ時代ですし、それにふさわしい「映像美」を録りためたいと思う方は、こうした機能を持つ機種を優先して選ぶのも良いかと思います。
今回の結論
ブルーレイレコーダーのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、主要5社のブルーレイレコーダーの性能を5つの指標から「まとめて」きました。
最後に、記事全体の「結論」として、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種を提案します。第1に、値段と画質のバランスがとれていて最もおすすめできるモデルは、
〈2023年春モデル〉
【1TB】
12・Panasonic DMR-2W102
¥39,879 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【2TB】
13・Panasonic DMR-2W202
¥42,222 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:
長時間録画:最大15倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:ブルーレイ
画質の良さ ★★★★☆
おまかせ録画 ★★★★☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★☆
4K対応度 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
パナソニックの入門機がおすすめです。
チューナー数は、2つです。
録画時間は、1TBのモデルで、実用的な3倍録画で約270時間、最高画質で127時間です。
一般家庭ならば、1TBで良いでしょう。
画質補正は、冒頭書いたように、下位機でも優秀です。
超解像技術を含む多彩な補正をなすため、4Kアップコンバートの品質は他機よりも良いと言えます。
入門機ながら、画質補正は「強力」なので、テレビが「あまり新しくない」場合は、良いかと思います。
使い勝手は、基本中の基本である、リモコンの追随性が良いです。
番組表の視認性には「課題」を感じますが、それ以外は優秀です。
自動録画や早見再生も、入門機としては平均以上の機能性で、総合力が高いです。
外出先からの視聴も、他社よりできることが多いと言えます。
映像はもちろん、音楽・写真・PCデータを含めて、屋内・屋外からアクセスできるため、マルチメディア系のクラウドサーバーとして利用できます。
これは、パナソニックだけです。
音質面も、録画映像を含めてハイレゾ音質にアップコンバートできます。
音質は今回の記事であまり触れませんでしたが、ここも本機のワンポイントです。
第2に、4Kテレビユーザーにおすすめの上位機としておすすめできるのは、
〈2021年秋モデル〉
【1TB】
14・Panasonic DMR-4W102
¥50,065 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【2TB】
15・Panasonic DMR-4W202
¥69,800 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【廉価版】
【1TB】
16・Panasonic DMR-4SE102
¥59,980 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:3
4Kチューナー:2 (共用)
長時間録画:最大15倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画質の良さ ★★★★★
おまかせ録画 ★★★★☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★★
4K対応度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
パナソニックのDMR-4Wシリーズでしょう。
他社にも良い機種はありますが、強力な画像補正の部分で、頭1つ抜けている部分で本機を選びました。
その上で、他の機能を含めた「総合力」でいう場合、バランスが良く(尖っていないので)誰にでも合いやすい機種である点を評価しました。
DMR-4SE102は、新4K放送用チューナーが1つですが、ただ、安いのでこちらでも良いかと思います。
チューナーは、従来放送専用が1つ、新4K放送と共用が2つです。
ドライブも、しっかり、UHDブルーレイで、4K対応です。
ネット動画サービスも(マストではないにせよ)利用できます。
あまり詳しくない方でも、コンテンツ面で豊富に4Kが楽しめそうです。
画質面では、同社の上位機は4Kリアルクロマプロセッサを搭載します。
UHDブルーレイほか、放送中の番組でも、超解像技術などを使った再計算で、4Kアップコンバートをなします(4Kダイレクトクロマアップコンバート)。
先ほど、画質補正は「テレビまかせ」でもよいと書きましたが、こちらはテレビにもない機能なので、意味があります。
4Kを長時間録画モード時で利用する場合の補正も、本機は強力です。
そのほか、おまかせ録画、スマホ視聴、速見など、下位機種同様に、よくまとまっているので、この値段をだす価値はあると思います。
第3に、長時間録画モード時の「画質」に注目した場合のおすすめは、
〈2022年10月モデル〉
【1TB】
17・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10EW3
¥56,364 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【2TB】
18・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C20EW3
¥59,800 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【4TB】
19・AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40EW3
¥77,796 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:2
4Kチューナー:2 (専用)
長時間録画:最大12倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画像処理:★★★★☆
画質の良さ ★★★★☆
おまかせ録画 ★★★★☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★☆
4K対応度 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
シャープの新4K放送対応の上位機となる4B-EW3シリーズでしょう。
長時間録画は、各社通して見ても、総合的に本機が最も優秀でしょう。
2倍の圧縮量を誇るHEVCコーデックを2Kでも採用するからです。
2.4倍でも、1倍と画質はほぼ変わらない画質とシャープは言い切りますし、有効な技術です。
ブルーレイに保存する場合も、DR画質(1倍)を圧縮することで、(ほぼ画質劣化なしに)総録画時間が延ばせると言えます。
ただし、外付けHDDについて、本機は、SeeQVault規格に非対応です。
この点で、BDに焼き付けるほど大事でもないコンテンツを超長期的に(楽に)保存したいユーザーには、注意点となります。
映像補正は、シャープ上位機なので、平均以上の補正力です。
スマホの遠隔視聴もこなしますし、長時間録画以外の部分も優秀です。
あえて言えば、おまかせ録画や全録の部分が少し弱いですが、全体として値段に見合う機種です。
第3に、ジャンル別の「おまかせ自動録画」が使いやすいと言えるモデルは、
【2024年発売】
【1TB】
20・SONY BDZ-ZW1900
¥71.200 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
【2021年発売】
【2TB】
21・SONY BDZ-ZW2800
¥72,000 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:2
ドライブ:ブルーレイ
【2TB】(上位機)
22・ SONY BDZ-FBW2200
¥85,060 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
チューナー数:2
ドライブ:UHDブルーレイ
4Kチューナー:
長時間録画:最大16倍
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:ブルーレイ
画質の良さ ★★★★☆
おまかせ録画 ★★★★★
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★☆
4K対応度 ★★☆☆☆ (下位機)
総合評価 ★★★★☆
ソニーの入門機が良いでしょう。
1TBの下位機のみ、24年に新機種に更新されました。
こちらだと、タイトルが1まとめに整理されている場合、1話から連続再生する新機能があります。結構便利に思うので、その部分で選んでも良いように思います。
2TBだと、この機能を搭載するのは、UHDブルーレイ搭載の上位機のみです。
ただ、べんりですしやはり意義はあるかと思います。
おまかせ録画は、ソニーは、図抜けて優秀です。
他社データベースを利用し検索精度を上げているため、他社は追随しずらく、ついてこれない感じがあります。
単発をふくむドラマ・アニメを「自動で録らせる」場合、本機以上の機種はないでしょう。
普通の録画も、1ヶ月先までの、角川書店の「新作ドラマ・アニメガイド」を利用することで、予約できます。
しっかり「視聴計画」を練りたい方にも向くでしょう。
画質面では、ノイズ対策、超解像処理など、入門機でも充実します。
ソニーは、上位機との差がさほどないため、あえて、上位の4Kモデルを選ばなくても、こちらで良い方が多そうです。
ディスク容量は、1TBがお買得です。
これだけあれば、最高画質で129時間、3倍モードで250時間、最大で1400時間録れます。
足りないようならば、HDD増設を考えれば良いでしょう。
チューナー数は、2つで十分だと思います。
おまかせ録画で完璧を期すならば、3つでも良いかと思います。
第4に、他番組を全録できる「タイムシフトマシン」が欲しい人は、
〈2022年春モデル〉
【4TB】
23・東芝 REGZAサーバー DBR-4KZ400
¥83,090 楽天市場 (1/12執筆時)
【6TB】
24・東芝 REGZAサーバー DBR-4KZ600
¥129,880 楽天市場 (1/12執筆時)
チューナー数:6
4Kチューナー:2 (共用)
長時間録画:最大5.5日/8.5日(6ch)
ネットワーク:有線LAN・Wi-Fi
ドライブ:UHDブルーレイ
画質の良さ ★★★☆☆
おまかせ録画 ★★★☆☆
スマホ視聴 ★★★★★
同時録画数 ★★★★★★
4K対応度 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
東芝の全録(タイムシフト)となるDBR-M4010でしょう。
先述のように、特定のタレントを追いかけてクリップする「推し活」のような、使い方の場合、パナソニック(24年機)はかなり強力になりました。使い勝手も、ネット動画サービス風ですので、使い慣れている世代はそちらを選ぶ意義はあります。
ただ、割と値段差がある部分と、時短視聴の工夫ほかの部分で、一般向けには東芝が良いように思い、「おすすめ」としました。
チューナーは、6つ搭載で、地上波を最大6ch、うちBS/CSは3chまで録れます。
4Kチューナーも搭載ですが、全録には非対応です。
パナソニックだと「4K放送対応機」もあります。ただ、値段や4K放送の普及度を考えると、全録用には時期尚早に思えました。
機能面では、東芝は、「気が利いている」印象です。
同社の「速見」は全録には相性が良いでしょう。撮りだめた番組を検索しやすい「過去番組表」も含めて、全録を快適に楽しめる工夫が多いです。
映像補正も、東芝は、本機に限っては、しっかりしたエンジンを積みます。
ハードディスク容量は、カタログだと、上記のような表記です。
これは、ゴールデンタイムのみの録画の場合なので、全日24時間運用ならば、6TBで約8.5日、4TBで5.5日です、ほかに、2TBもあるのですが、2.5日です。
チャンネル数か、時間を制限することをふまえて、4TBが個人的におすすめです。
【4TB】【タイムシフト対応】
I-O DATA AVHD-AS4/E 【4TB】
¥20,980 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
その上で、タイムシフト用に4TBの外付けHDD増設すれば、追加で約5日分の録画日数の延長が見込めます。
なお、東芝のタイムシフト録画対応テレビとリンクさせた場合、本機はより便利です。
画質補正についてのデータ解析面を共有するほか、録画も、テレビ側のHDD録画機能と完全リンクさせて、同じ番組表を共有し、どちらの録画か意識せずに利用することもできます。
他機で便利ですが、将来のテレビ買換時は、この部分が活きます。
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1・SONYのブルーレイレコーダー
2・パナソニックのブルーレイディーガ
3・東芝のレグザブルーレイ
4・シャープのアクオスブルーレイ
以上で、今回の記事は、終わりです。
ただ、ここで「おすすめ」した製品をより詳しく知りたい場合は、以上のリンク記事で、他機を含めて、詳細に書いています。パナソニック全録機もみています。
よろしければご覧ください。
補足・周辺機器の選び方ほか
というわけで、今回は、ブルーレイレコーダーの選び方の「まとめ」でした。
最後に、ブルーレイレコーダーの周辺機器やメディアについて簡単に補足しておきます。
三菱ケミカル Virbatim BD-R 25GB 50枚パック
¥2,989 Amazon.co.jp (1/12執筆時)
第1に、ブルーレイディスクについてです。
比較的安めで個人的におすすめしているのはこちらです。
海外生産(台湾)ですが、すでに国産はないです。
格安品は、「ライトストラテジ(書き込みの際にどうすれば書き込みが上手に行くのか、ブルーレイディスク本体に伝える機能)」が付いていないものなどもあるため、注意が必要です。
第2に、外部ストレージについてです。
録画に使うハードディスクについては、PC用とは違った観点で選ぶ必要があります。
今回の記事でも書いたSeeQVaultへの対応部分のほか、例えば、静音製・防振性・耐久性などです。
同時購入を考えているかたがいましたら、【おすすめ外付ハードディスクについての記事】も合わせてご覧ください。その際は、メーカーによって対応上限となる容量がある部分だけ、注意してください。
また、最近だとTV用として小型のポータブルSSDも選べます。
やや価格が高めになるのですが、テレビ裏側のUSB端子に挿すだけでそのまま使える製品もあります。規格的にも、東芝やパナソニックの多チャンネル録画(全録)に対応できる機種もあります。
1・外付けHDDの比較記事
2・ポータブルHDDの比較記事
3・ポータブルSSDの比較記事
詳しくは、以上の記事をご確認ください。
というわけで、今日は、ブルーレイレコーダーの紹介でした。
1・10v-15v型液晶TVの比較
2・19v型液晶TVの比較
3・24v型小型液晶TVの比較
4・32v型中型液晶TVの比較
5・40v型のFHD液晶TVの比較
6・4K液晶テレビの比較
7・有機ELテレビの比較
8・8Kテレビの比較
9・テレビの選び方まとめ 【結論】
もし、テレビも同時に探している方がいましたら、サイズ別の以上の記事もどうぞ。
1・AVアンプの比較
2・シアター用スピーカーの比較
3・サウンドバーの比較
4・プリメインアンプの比較
5・家庭用プロジェクターの比較
また、レコーダーに合わせて、ホームシアターの構築を考えておられる方は、以下のようなものがあります。
これらの記事もよろしくお願いします。
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