【今回レビューする製品】2025年 最新のUSB外付けハードディスクの性能とおすすめ・選び方:PC用・テレビ録画用・仕事用の外付けHDD:SeeQVault対応:人気機種の速度の違いや性能ランキング:
今回のお題
最新の外付ハードディスクのおすすめはどの機種?
ども、Atlasです。
今日は、2025年4月現在、最新の外付けUSBハードディスクの比較です。
各製品の「速度」と「耐久性」に注目しながら、各社の最新製品を全3回の記事で詳しく見ていきます。
1・外付けHDDの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:一般モデル
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1:テレビ録画用
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1:ビジネス用
3-2;ゲーム専用
4・外付けHDDの比較 (4)
=最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめにハードディスクの「選び方の基本」を紹介します。
その上で、比較的安く、汎用的につかえる「一般向け」の機種をみたあと、TV録画向け、ビジネス向け、ゲーミング向けなどの目的特化型の製品を順番に見ていくつもりです。
信頼性 ★★★★★
静音性 ★★★★★
スピード ★★★★★
TV利用 ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、以下では、外付けHDDを比較していきます。
そして、最後の「結論」では、上表の様なポイントから、目的別・予算別のAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
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1・外付けハードディスク(電源付)
2・ポータブルHDDドライブ
3・ポータブルSSDドライブ
4・USBフラッシュメモリー
5・NAS(ネットワークディスク)
6・Mac向きのドライブのまとめ
なお、電源不要の小型のポータブルHDDは、このブログでは完全に記事を分けています。
お探しの方は、上記リンクの2番の記事【こちら】をご覧ください。
よろしくお願いします。
1-1・外付けHDDの選び方の基本
というわけで、はじめに、外付けHDDの「選び方の基本」の紹介からです。
1・内蔵HDDユニットの性能
2・内蔵HDDの数
3・エアフロー
ここでは、「速度」・「耐久性」・「静音性」に優れる外付けHDDを選びたい場合、スペック上の「ポイント」となる上表3点について、あらかじめ詳しく説明するつもりです。
1・内蔵HDDユニットの性能
内蔵ハードディスクの性能は、外付けHDDの質を決める重要な要素です。
中身のHDDが生産できる企業は限られます。
現在だと、WD(ウエスタンデジタル)、シーゲート(Seagate)と、東芝系列のみです。
ただ、各社ともグレード別に、かなり数があります。
上表は、最大手のWDの市販品のHDDにのスペックを図にしたものです。
WD製品を例にしながら、以下では、グレードで「速度」・「耐久性」・「静音性」がどのように変わるのか、簡単に解説しておきます。
第1に、WD Blueです。
WDが一般向けに市販する、最も標準的な3.5インチHDDです。
市販の外付けHDDの多くは、このグレードに相当するHDDを詰んでいると言えます。
回転数は、基本的に5400回転です。
3.5型の標準で、そこまで振動がなく、静かなタイプです。
正確には、7200回転の製品もあるのですが展開は例外的です。
速度は、だいたい、150MB/秒あたりと考えれば良いです(理論値)。
HDDは仕組み上容量が大きいほど速く、6TBあたりだとこのクラスでも、185MB/秒あたりでます。
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結論的にいえば、TV録画やデータ保存など、一般的な利用の場合、このクラスのHDDを詰んでいるならば、スタンダードであり、このクラスでも問題ないです。
ただ、外付けHDDの場合、市販されていない(スペックが低めの)HDDを詰んでいる場合はあります。速度が20%ほど遅い水準です。
そのため、実際、WD Blueクラスでも、内蔵されるHDDがこれであると明言がある場合、安心感がある外付けHDDだと言えます。
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第2に、WD REDです。
同社が、サーバー向けに売られるの高耐久タイプのHDDです。
他社だと、シーゲートのSeagate IronWolf、東芝のMNシリーズあたりが、このタイプに相当します。
WDの場合、先ほど表で示したように、「WD RED」「WD RED PLUS」「WD RED PRO」の3グレードがあります。
速度は、だいたい、180MB/秒あたりと考えれば良いでしょう。
なお、HDDあたり容量が8TB以上になると、基本は7200回転です。
多少ですが静音性が悪いです。ただ、外付けHDDの市販品ではそのサイズは滅多に見ません。
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結論的にいえば、、家庭用・仕事用問わず「高耐久」で考えている方は、個人的に、このグレードのHDDの採用が明言された製品を「おすすめ」します。
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第4に、WD GOLDです。
同じく、サーバー用ですが、速度などの部分で「極限」が欲しい方向けです。
「エンタープライズクラス」などと呼ばれる場合もあります。
速度は、だいたい、200MB/秒は見込めると考えれば良いです。
26TBモデルだと、最大291MBまでいきます。
耐久性は、書込耐久性はRED以上に良いです。
その上で、全機とも7200回転/のディスクなので、速度も速いです。
ただ、廃熱・振動対策に配慮も必要なので、採用される外付けHDDは大きめで、価格としても高級です。
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結論的にいえば、ビジネス用に信頼性が欲しい場合のみ、このグレードのHDD採用機が選択肢になります。ただ、さほど展開数はないです。
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第5に、WD BLACKです。
こちらは「ゲーム専用機」です。主にゲーミングPC用に売られるものですが、外付けHDDでも採用例があります。
速度は、250MB/秒ほどです。
GOLDと同じです。しかし、記録技術の違いで、大容量データの読み出しの実効速度を上げやすくしています。
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結論的にいえば、市販の外付けHDDでこのクラスが採用されるのは、間違いなく「ゲーム用」です。
このクラスはファン音・振動の部分への配慮はさほどでもないため、一般向けにはおすすめしません。
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以上、中身のHDDについて説明しました。
改めて言えば、外付けHDDで、耐久面での信頼性を期待する場合は、サーバー向けの「WD RED」など、の採用が明言された製品を選ぶのが良いです。
ほかの場合も、採用されるHDDの企業、グレードが公開されている製品は、保証内容(年数)も良い場合がおおく、やはりポイントとなります。
ただ、市販の外付けHDDの場合、とくに格安機は、生産企業や中身のHDDのランクが特定できない場合が多いです。
そのため、このブログの記事では、スペックほか、宣伝面での「匂わせ」も含め、だいたいどの「グレード」に位置するかは、できる限り説明していくつもりです。
2・内蔵HDDユニットの数
続いて、中身のHDDの数について触れておきます。
ここは「速度」と「静音性」に関わる部分です。
一部の仕事用の場合、HDDを2台内蔵する外付けHDDがあります。
この場合、2台に分散してデータを書き込みできる(RAID 0)ので速くできます。
速度は、市販品だと最大で約490MB/秒ほど出せるモデルもあります。
静音性は、そのかわり、悪くなります。
駆動音や振動ノイがもうるさくなり、本体は2倍大きくなります。
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結論的にいえば、仕事用として、速度が欲しい場合は、HDDの数もみると良いでしょう。
ただ、静音性(振動)などの弊害も生じやすいので、(NASと違い)基本的に「PCの近く」に設置するHDDの場合、注意が必要と言えます。
とくに、容量がそこまで要らず、速度だけ欲しいタイプの方は【ポータブルSSDの比較記事】で、紹介したような製品のほうが5倍は速く、10倍は小さいといえますし、あわせて検討するべきでしょう。
3・本体の廃熱構造(エアフロー)
最後に、本体の廃熱構造について書いておきます。
ここは「耐久性」と「静音性」に関わる部分です。
特に、テレビ録画などに考えている場合で、常時可動になるような場合に気をつけたいポイントです。
安めの外付けHDDの場合、PC用とTV用とに分けて考えていない製品が多いです。
とくに、設置性の良さ(コンパクトさ)を前面にだす製品の場合、エアフロー(=空気のの流れ)が悪く、製品寿命が短くなる場合がありえます。
TV用など稼働時間が長くなりやすい使い方で、TVラックなど熱の籠もりやすい場所に設置する場合、とくにそのように言えます。
東芝やパナソニック展開する「全録(タイプシフト)」のように、多チャンネルを「ほぼ24時間」録画するような使い方をする場合は、なおさらです。
エアフローや、HDD自体に明確な配慮がある「専用機」を選ぶのが鉄則です。
今回の記事だと2回目記事となる【TV録画用の外付けHDDの比較記事】でまとめているような製品です。
最近の外付けHDDは、ファンレス設計の場合がほとんどです。
ただ「耐久性」に高い配慮のある製品の一部は、放熱用のファンを搭載する場合もあります。
昔に比べるとHDDの発熱も減ったので、内蔵HDDが1台」の外付けHDDならば、極度に小さくなく、エアフローもしっかりしていれば、ファンレスで良いように思います。
搭載する場合、どうしても「静音性」の水準が落ちますので。
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結論的にいえば、安めの機種は特に「エアフロー」(空気の流れやすさ)にどの程度言及があるのかは、確認するべき部分です。
とくに、「コンパクトさ」を売りにするような製品は、常時可動になるような使い方にはあまり向かないので、注意が必要です。
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以上、外付けHDDの「選び方の基本」を簡単に紹介しました。
1・外付けHDDの比較 (1)
1-2: 一般モデル
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1:テレビ録画用
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1:ビジネス用
3-2;ゲーム専用
4・外付けHDDの比較 (4)
=最終的なおすすめの提案【結論】
というわけで、冒頭書いたように、記事を分けつつ各製品を比較していきます。
1-2・汎用的に使える外付HDDの比較
1:IODATA〈日本〉
2:バッファロー〈日本〉
3:東芝〈日本〉
4:WD〈米国〉
5:エレコム〈日本〉
6:SEAGATE〈米国〉
はじめに、各社の汎用モデルからです。
冒頭で書いたように、なんでも使えて「安い」一方で、専門性にはやや欠けるという製品群です。
このグレードの製品は結構数があるので、メーカーごと小分けしてみていきます。
1・アイオーデータの外付HDD
はじめに、アイオーデータの外付けHDDからです。
表面実装を主とするPC周辺機器メーカーです。日本国内の三指にはいる大企業です。
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なお、以下の本文では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年発売】
【1TB】
1・IODATA HDD-UT1KB
¥11,583 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【2TB】
2・IODATA HDD-UT2KB
3・IODATA HDD-UT2WB
¥14,500 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
(特定店向け)
4・IODATA HDD-UTL2KB
¥16,526 楽天市場 (4/29執筆時)
【4TB】
5・IODATA HDD-UT4KB
6・IODATA HDD-UT4WB
¥17,622 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
(特定店向け)
7・IODATA HDD-UTL4KB
7・IODATA HDD-UTL4WB
¥15,642 楽天市場 (4/29執筆時)
【6TB】HDD-UTL6KB HDD-UTL6WB
8・IODATA HDD-UT6KB
¥23,600 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB】
10・IODATA HDD-UT8KB
¥33,462 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
HDDメーカー:
SeeQVault:
ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ソフト式)
保証:1年間
サイズ:幅35x高さ115x奥行172 mm
HDD-UTBシリーズは、IODATAのHDDではもっとも安い製品です。
なお、特定店向けにHDD-UTLBシリーズとして型番を替えて売っていますが、性能は同じです。値段で決めてOKです。
廃熱構造は、イマイチです。
廃熱が苦手なファンレス設計で、形状も35x115x172 mmと小型設計だからです。
静音性は、ファンレス設計ですので、静かです。
メーカーは近寄れば音がするレベルとしますが、ファンレス機はどれもそんな感じです。
省エネ性は、PCやTVに連動して電源のON/OFFをする機能が付属します。
この機能は、ハードディスクの寿命UPにも貢献するため、割と重要です。
中身のHDDは、メーカー・型番の情報が非開示です。
そのため、転送速度や堅牢性なども不明です。
速度は、冒頭書いたように、普通のHDDは〜150MB/秒ほどです。
保証期間は、1年間です。
国内他社と横並びであり、「可もなく不可もなし」です。
ただ、同社はユーザーサポート(050電話)が土日もサポートであるほか、動作確認済みのTV・レコーダーの場合、返金保証があるなど、良い部分もあります。
セキュリティは、ソフトウェア方式によるAES256bitに対応です。
強力なデータ暗号化技術で、外付けHDDが盗まれても泥棒による複合が難しい方式です。 同社の場合【IO APPS】というサイトから「I-O Secret Drive」というソフトをダウンロードして使います。
ただし、Windows専用です。また、後ほど紹介するハードウェア式と違って、暗号化処理はPCに依存するので負荷がかかる部分はあります。ドライバのインストールも必要です。
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以上、アイオーデータのHDD-UTBシリーズの紹介でした。
とくに個性的な部分はないですが、あえて言えば「ファンレスで静か」なのが売りです。
反面、廃熱はさほど良くないので、TVラックなどの「密閉空間」に設置するのは不適当です。
録画用でも常時はつなげて利用しない方や、PC用として、「たまのバックアップに利用する」ならば、値段が安いので、主に価格の部分で選んでも良いでしょう。
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【Amazon限定】
【2TB】
11・IODATA EX-HDAZ-UTL2K
¥12,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
12・IODATA EX-HDAZ-UTL4K
¥15,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB】
13・IODATA EX-HDAZ-UTL6K
¥19,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB】
14・IODATA EX-HDAZ-UTL8K
¥29,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
HDDメーカー:
SeeQVault:
ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ソフト式)
保証:1年間
サイズ:幅34x高さ115x奥行172 mm
このほか、Amazon限定型番(EX-AHDZシリーズ)が流通しています。
筐体は旧機種がベースなので、ファンレス機ながら、表面のエンボス加工など廃熱に多少の配慮があります。
一方、TV用としては、先述の返金保証がないのですが、基本的に(大手のテレビならば)使いないシーンはあまり考えられないため、本機で良いと思います。
【2023年発売】
【1TB】
15・IODATA HDJA-UTN1B
¥17,240 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【2TB】
16・IODATA HDJA-UTN2B
¥22,572 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【3TB】
17・IODATA HDJA-UTN3B
¥19,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
18・IODATA HDJA-UTN4B
¥32,300 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB】
19・IODATA HDJA-UTN6B
¥54,020 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB】
20・IODATA HDJA-UTN8B
¥63,700 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
12TB:HDJA-UTN12B
16TB:HDJA-UTN16B
20TB:HDJA-UTN20B
24TB:HDJA-UTN24B
HDDメーカー:NAS用(レッド)
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:180MB/s
セキュリティ:AES256bit(ソフト式)
保証:5年間
サイズ:幅196x高さ124x奥行43 mm
HDJA-UTNBシリーズも、アイオーデータの外付けHDDです。
法人向けに売られるBizDASシリーズの仲間ですが、一般向けの上位機としての側面もあるため、こちらでみています。
容量は、24TBまで選べます。
上表では(多いので)8TBまでの記載に止めました。
廃熱は、本機は、廃熱ファンが付属します。
過度に小型化せずエアフローを確保し、内部をヒートシンクにして廃熱を促しています。「熱暴走」「熱故障」のリスクは、今回紹介する中では「とびきり低い」機種です。
静音性は、ただし、課題です。
ファン付きの機種は、ハードディスクの回転音のほか、ファンの回転音があるからです。
とはいえ、静音ファンですので「轟音」ではありません。ただ、少なくとも映像機器向けではないという意味です。
中身のHDDは、本機の最もポイントです。
写真のような赤色レーベルで、NAS用のHDDの採用が明言されるからです。
NAS用は、WD(RED)のほか、東芝とシーゲイトも出しています。
ただ、HDDは生産メーカーがすでに世界的企業限られる状況で、NAS用明記なので、あまりこだわりすぎなくても良いでしょう。
速度は、したがって不明です。
ただ、おそらくサーバー用のRED以上は確定です。
回転数は読めませんが、少なくとも12TB以上の大容量タイプは、7200回転かと思います。製品によりますが、ビジー時の静音性(振動)は多少ですが劣るでしょう。
省エネ部分は、PCに連動して電源のON/OFFをする機能が付属します。
ただし、テレビ・ブルーレイレコーダーとの電源連動機能は未対応です。
TV用の設計ではありません。
付属するソフトは、下位機種と同じです。
このほか、HDDの稼働状況のネット経由の無料管理サービス(NarSuS)が受けられますが、こちらは法人向けの話なので割愛します。
保証期間は、5年です。
今期から伸びました。
延長保証サービスというより、中身のHDDへの信頼度の高さゆえのものです。
セキュリティは、ソフトウェア方式です。
書き込み時にデータ暗号化をしてデータを守るAES256bitに対応です。
書き込み時に自動で、データ暗号化処理をするため、外付けHDDごと盗まれた場合も、データの複合は(ほぼ)不可能となります。
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以上、アイオーデータの HDJA-UTWシリーズの紹介でした。
中身のHDDの圧倒的信頼性という点ではトップレベルと言えます。
信頼の証として、全製品に3年間の長期保証が付きます。
先述のように、TVには使いにくいのと、多少価格が高いのが難点でしょう。
しかし、大事なデータを入れる、放熱性の悪い場所に置くなどの場合は、耐久性の高いこちらが「絶対におすすめ」です。
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【2024年発売】
【1TB】
21・IODATA HDJA-SUTN1B
¥18,980 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【2TB】
22・IODATA HDJA-SUTN2B
¥25,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
23・IODATA HDJA-SUTN4B
¥36,500 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB】
24・IODATA HDJA-SUTN6B
¥58,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB】
25・IODATA HDJA-SUTN8B
¥68,200〜 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
12TB:HDJA-SUTN12B
16TB:HDJA-SUTN16B
20TB:HDJA-SUTN20B
24TB:HDJA-SUTN24B
HDDメーカー:NAS用(レッド)
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:180MB/s
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:5年間
サイズ:幅196x高さ124x奥行43 mm
なお、HDJA-SUTNBシリーズは、BizDASシリーズの上位機にあたります。
こちらは、データ漏洩を防ぎたい方向けのモデルです。
セキュリティは、ハードウェア型のAES256bitに対応です。
ここまでみたソフトウェア型と違い、ディスク側で処理するのでPCに負荷はかからず、速度も速めです。
また、他のPCで利用する場合、ドライバが不要という利点があります。
ただ、ハードウェア型はMacで使えるようにしている機種もありますが、本機の場合は、Windows専用です。パスコードロックの部分で同社のSHGateを利用する関係でしょう。
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結論的にいえば、主に企業利用において、中身のデータ漏洩も避けたい場合、利用する価値はあるでしょう。ただ、先ほどの機種でも、ソフトウェアAESなら利用できるので、さほど頻繁にアクセスしないならば、あえてこちらでなくても良いかもしれません。
持ち運ぶようなサイズでないので、ドライバ不要という部分は、利便性あまり関係ないでしょうし。
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【1TB】
(2019年発売)
26・IODATA HDJA-UT1R
¥13,409 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【2TB】
(2025年発売)
26・IODATA HDJA-UT2R/UE
¥18,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時
(2019年発売)
27・IODATA HDJA-UT2R
¥16,208 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【3TB】
(2019年発売)
28・ IODATA HDJA-UT3R
¥20,908 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
(2025年発売)HDJA-UT4R
26・IODATA HDJA-UT4R/UE
¥28,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時
【8TB】
(2025年発売)HDJA-UT4R
26・IODATA HDJA-UT8R/UE
¥44,501 Amazon.co.jp (4/29執筆時
HDDメーカー:
SeeQVault:
空冷ファン: 搭載
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ソフト式)
保証:1年間
サイズ:幅46x高さ155x奥223 mm
このほか、アイオーデータは、HDJA-UTシリーズという廃熱重視モデルを出します。
本機も、ファンをやヒートシンクを装備しますが、中身のHDDは不定です。
保証期間も、したがって1年です。
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結論的にいえば、だいぶ値段差があるので同列には語れないものの、やはり中身のHDDが分からない部分はマイナスに思えます。
2・バッファロー外付けHDD
続いて、バッファローの外付けハードディスクです。
アイオーデータのライバルとなる名古屋の企業で、やはり中身のHDDは外部調達している表面実装の会社です。
【2021年発売】
【1TB】
29・バッファロー HD-LE1U3-BB
29・バッファロー HD-LE1U3-WB
¥11,745 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【2TB】
30・バッファロー HD-LE2U3-BB
30・バッファロー HD-LE2U3-WB
¥13,740 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
30・バッファロー HD-LE4U3-BB
30・バッファロー HD-LE4U3-WB
¥15,124 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
6TB
HD-LE6U3-BB
8TB
HD-LE8U3-BB
HDDメーカー:
SeeQVault:
ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ソフト式)
保証:1年間
サイズ:幅114×高さ33×奥行171mm
HD-LE-Bシリーズは、バッファローの入門機です。
外観は、ヘアライン加工した、スッキリとしたエレガントなデザインです。
縦置き、横置きどちらも対応します。
廃熱構造は、イマイチです。
ファンレスの小型機なので。
内部の空気層を減らして放熱を促す仕組みはありますが、常時稼動だと心配というグレードです。とくにバッファローが駄目というわけでなく、入門機ならば各社ともそうです。
なお、本機は「横置きもできる」という点を「売り」にします。しかし、廃熱を考えるとオススメできません。
静音性は、ファンレスのハードディスクですから問題ないです。
通気孔がない設計で、防振用シリコンゴムを採用しているのでだいぶ静かです。
中身のHDDは、メーカー・型番の情報が非開示です
省エネ性は、しっかり、電源のON/OFF連動機能が付属します。
付属するソフトは、自社製のバックアップ・復元ソフトが付属します。
一方、バッファローは、「みまもり合図」という機能を「売り」としています。
(中身の)ハードディスクはどの製品も故障状況を診断するS.M.A.R.T.情報を持っています。それはPCで確認することもできますが、バッファローは、ランプで異常状況を知らせる点が新しいです。
TV用として利用した場合も「みまもり合図 for AV」として故障予測が可能です。
警告があった場合、バッファローに修理に出すと、自社工房で(中身の)ハードディスクを交換した上で、番組データの復元をして送り返してくれます(バッファロー録画番組引越しサービス)。
・1週間ほど
・固定額:1.3万〜2.3万(税別)
1週間ほどで修理が終わり、HDDの容量に応じた固定額での交換となり親切です。
1TBで、1.3万円ほど、4TBで1.85万円ほどです。
公平を期して言えば、故障警告がでた段階で、ユーザーが自宅で、録画番組を「最低1回」は「ムーブ(ダビング)」して、新HDDに移すことは可能です。
預けた場合は、専門的な機器を使っての移行になるため、規則で定まっているムーブ(ダビング)回数の制限を受けることなく、また、破損部分のデータを飛ばして、「まるごとダビング」して貰えるのが、このサービスの「キモ」となるでしょう。
ハードディスクの開封が必要なレベルの故障は、別途、修理費も必要です。
また、このサービスはあくまで「中身のHDDの交換」です。それ以外のチップなどは交換されないため、「延命的」なものである点も、割り切りが必要でしょう
保証期間は、1年間です。
ただ、保証期間内に限り「軽度の論理障害修理の無償対応」を受けられます。
重度だった場合、あるいは物理障害などだった場合は有料になります。さきほどみたアイオーデータもですが、各社データ復旧サービスがありますが、内容はそれぞれ異なります。
セキュリティは、ソフトウェア方式ながらAES 256bitのデータ暗号化処理に対応です。
SecureLock Mobile2というソフトを利用します。ハードウェア型はアイオーデータと同じで、下位機には搭載しません。
ただ、先述のように、据置ならば、ソフトウェア方式でも良いかと思います。
パスコードロックは、同社の場合、文字列以外にパターン認証も対応です。こちらもWindows専用です。
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以上、バッファローのHD-LE-Bシリーズの紹介でした。
放熱性や静音性は、アイオーデータの入門機と差を感じません。いずれも中身のHDDは公開されませんし、廃熱面も大きな差はないでしょう。
ただ、故障時の修理サービスを便利と感じる場合は、選択肢になるかもしれません。
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【2018年発売】
【Amazon限定型番】
【2TB】
31・バッファロー HD-AD2U3
¥11,980 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
32・バッファロー HD-AD4U3
¥14,980 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB】
33・バッファロー HD-AD6U3
¥19,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB】
34・バッファロー HD-AD8U3
¥28,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【通常型番】
【2TB-8TB】(各サイズ)
35・バッファロー HD-EDS2U3-BE
¥10,800〜 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
2TB:HD-EDS2U3-BE
3TB:HD-EDS3U3-BE
4TB:HD-EDS4U3-BE
6TB:HD-EDS6U3-BE
8TB:HD-EDS8U3-BE
HDDメーカー:
SeeQVault:
ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:
保証:1年間
サイズ:幅114×高さ33×奥行171mm
なお、実質的に下位機種になる「Amazon限定型番」があります。
こちらは、先述のTV録画復旧サービスや、ソフト方式のAESに非対応です。
2019年1月の著作権法改正より前に販売された製品であるためです。
筐体のデザインは、凹凸のある旧型で、静音性は新機種に劣ります。
ただ、PC用の格安機としてたまに使うだけならば安いという部分で、こちらを選んでも良いでしょう。
限定品は「セール」も多いので、買われる際の値段は注目してください。
3・東芝の外付けHDD
続いて、東芝の外付けハードディスクです。
同社は、HDD販売からは撤退しましたが、(ブランド力があるので)東芝の商標ロゴを使って、バッファローが主に特定量販店向けに売っています。
【2020年発売】
【2TB】
36・東芝 HD-TDA2U3-B
¥12,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
37・東芝 HD-TDA4U3-B
¥16,056 楽天市場 (4/29執筆時)
【6TB】
38・東芝 HD-TDA6U3-B
¥19,071 楽天市場 (4/29執筆時)
HDDメーカー:
SeeQVault:
ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:
保証:1年間
サイズ:幅114×高さ33×奥行171mm
HD-TDA2U3は、東芝の外付けHDDです。
CANVIO DESKTOPというシリーズに属します。
東芝ブランドゆえか、デンキヤでは、PC周辺機器コーナーより、TV売り場でみることが多いです。
しかし、本質的には、上で見たバッファロー機(入門機)と「性能面での違いはない」普通のファンレスのHDDです。
明確に異なるのは、利用できるバックアップソフトの違いだけです。
中身のHDDも、メーカー・型番の情報が非開示です。
東芝製と明言があり、保証期間も長くしてくれれば良いのですが、それもないです。
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以上、東芝のHD-TDA2U3の紹介でした。
東芝「ブランド」ですが、サポートも含めて、東芝は関与せずすべてBUFFALOです。正直違いはないので、同社のファンレス機と値段を見比べた上で、安い方を選べば良いという機種です。
4・WDの外付けHDD
続いて、アメリカのウエスタン・デジタルのハードディスクです。
記事の冒頭で書いたように、WDは、世界最大手の、(中身の)ハードディスク製造メーカーです。また、外付けHDDの生産も手がける企業です。
古くから日本市場でシェアがあり、中身を含めて信頼度の高いブランドです。販売代理店は、先ほどみた日本のアイオーデータです。
【2023年発売】
【Amazon限定型番】
【4TB】
39・WD My Book WDBBGB0040HBK-JEEX/E
¥23,727 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB】
40・WD My Book WDBBGB0060HBK-JEEX/E
¥32,800 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【8TB〜22TB】
41・WD My Book WDBBGB0080HBK-JEEX/E
¥38,038〜 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
12TB: WDBBGB0120HBK-JEEX/E
14TB: WDBBGB0140HBK-JEEX/E
16TB: WDBBGB0160HBK-JEEX/E
18TB: WDBBGB0180HBK-JEEX/E
22TB: WDBBGB0220HBK-JEEX/E
24TB: WDBBGB0240HBK-JESN/UE
【通常型番】
【4TB〜22TB】(各サイズ)
42・WD My Book WDBBGB0040HBK-JEEX
¥23,490-〜 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
6TB: WDBBGB0060HBK-JEEX
8TB: WDBBGB0080HBK-JEEX
12TB: WDBBGB0120HBK-JEEX
14TB: WDBBGB0140HBK-JEEX
16TB: WDBBGB0160HBK-JEEX
18TB: WDBBGB0180HBK-JEEX
22TB: WDBBGB0220HBK-JEEX
HDDメーカー:WD
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:AES256bit(ハードウェア式)
保証:3年間
サイズ:幅49x高さ171x奥行139 mm
My Bookシリーズは、WDが日本向けに販売している外付けHDDです。
本機は、末尾「/E」が付くAmazon専用型番です。普通の流通ルートの場合、「/E」がない型番になりますが、それらとは性能は同じです。
容量は、最大22TBです。
2022年にこの容量が発売されましたが、3.5インチでは、現在的に最高水準です。
一方、ラインナップに、2TBがないのは、価格競争力がないためでしょう。
廃熱構造は、本機は、ファンレス設計です。
WDは伝統的に、この様式です。
しかし、49x171x139 mmと筐体を小型化せずにエアフローを確保しています。
そのため、廃熱面は、あまり問題にならないと言えます。
静音性は、ファンレスですから、問題ないでしょう。
ハードディスクの振動も問題ないです。
中身のHDDは、(系列的に東芝を含むでしょうが)WD系のハードディスクであることが「確定」です。
一方、サーバー用の明言はないですが、市販品だとWD Blueでこのサイズはないので、種類は特定できません。
ただ、少なくとも12TB以上のモデルについて言えば、7200回転ではありそうなので、静音性については、強調できない水準になるように思います。
省エネ性は、PCに連動して電源のON/OFFをする機能が付属します。
ただし、外国製ということで、TV・ブルーレイ用の動作確認や電源連動はないです。
この点で言えば、パソコン向きに「限定」でおすすめできる製品です。
セキュリティは、本機は、ハードウェア型のAES256bitの暗号化に対応です。
ハードウェア型なのでHDD自体が暗号化処理を行うので、ソフトウェア式では動作が軽快です。対応機としては、日本の各社の製品より安めとも言えます。
いずれにしても、職場などで情報の盗難を防止するためには有利です。
保証期間は、3年です。
中身のHDDを自社生産できる部分からくるメリットです。
もちろん、冒頭にも書きましたが、WDの「品質への自信」への裏返しでもあります。
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以上、WDのMy Bookの紹介でした。
先述のように、廃熱面で余裕のある筐体で、自社のHDDを利用する部分で、ファンレス機では、堅牢で静かなモデルと言えます。
中身のハードディスクは信頼性が高く、3年保証もあるため長期的に考えるとお買い得感もあります。
TV録画用での利用も「原理的に」可能ですが、メーカーサポートは得られない点は注意してください。
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【2018年発売】
【4TB】
43・WD WDBBKG0040HBK-JESN
¥20,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB〜22TB】
44・WD WDBBKG0060HBK-JESN
¥25,580〜 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
8TB:WDBBKG0080HBK-JESN
10TB: WDBBKG0100HBK-JESN
12TB: WDBBKG0120HBK-JESN
14TB: WDBBKG0140HBK-JESN
16TB: WDBBKG0160HBK-JESN
18TB:WDBBKG0180HBK-JESN
20TB:WDBBKG0200HBK-JESN
22TB:WDBBKG0220HBK-JESN
22TB:WDBBKG0240HBK-JESN
HDDメーカー:WD系
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:
保証:2年間
サイズ:幅48x高さ165.8x奥行135 mm
一方、WD Elements Desktopというシリーズもあります。
こちらは、下位シリーズあたり、セキュリティ部分で、データ暗号化処理するAESに非対応です。
保証も、2年間です。
ただ、中身はWDのHDDで確定ですし、目的によってはこちらでも良いかと思います。
5・エレコムの外付けHDD
続いて、エレコムのハードディスクです。
同社は、外付けHDDはTV向けが多く、このカテゴリーだと少数です。そちらについては、次回記事(こちら)でみています。
【2023年発売】
【2TB】
45・エレコム ELD-CED020UBK
¥15,582 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【4TB】
46・エレコム ELD-CED040UBK
¥19,300 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
HDDメーカー:
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:
保証:1年間
サイズ:幅120×奥行183×高さ34mm
ELD-CEDシリーズは、エレコムが販売するハードディスクです。
中身のHDDは、不定です。
廃熱構造は、ファンレスです。
静音性は、ファンレスのハードディスクですから、問題ないです。
省エネ性は、PCに連動して電源のON/OFFをする機能が付属します。
付属するソフトは、特にありません。
保証期間は、1年です。
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以上、エレコムのELD-CEDシリーズの紹介でした。
主には法人用に出されている製品で、特筆するべき機能性はない製品です。個人向けとしては、値段が安い場合、選択肢になるでしょう。
6・Seagateの外付けHDD
続いて、シーゲートのハードディスクです。
WDのライバルであり、中身のHDDを製造できる企業です。
【2024年発売】
【4TB】STKP4000402
47・Seagate Expansion STKP4000400
¥19,480 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
【6TB-18TB】(型番更新中)
48・Seagate Expansion STKP6000400
¥22,480〜 Amazon.co.jp (4/29執筆時)
6TB:STKP6000400
8TB:STKP8000400
8TB:STKP8000400
10TB:STKP1000040
12TB:STKP12000400
14TB:STKP14000400
16TB:STKP16000400
18TB:STKP18000400
20TB:STKP20000400
24TB:STKP24000400
HDDメーカー:Seagate
SeeQVault:
空冷ファン:
速度:〜150MB/秒
セキュリティ:
保証:1年間
サイズ:幅125×奥行179×高さ42mm
Seagate Expansionデスクトップシリーズは、シーゲート本体がAmazonなどで直接する製品です。
中身のHDDは、したがってシーゲート製の明言はあります。
サイズによって変わる可能性はありますが、24TBまである点から見て、同社のサーバー向けの7200回転のサーバー向けIronWol Proかと思います。
WDだとWD GOLD相当のエンタープライズクラスです。そちらと同じで回転数が7200回転なので、多少静音性評価は落ちますが、速く、耐久性もあるグレードです。
ただ、正確には分かりませんし、データセンター向けなどの特注仕様の可能性もあります。
廃熱構造は、ファンレスです。
静音性は、ファンレスですので、その部分は問題ないです。
HDDの振動は、レビューを見る限りですが、大容量だと若干音がある場合がありそうです。ここは、ディスク自体のほか、置き方や筐体の制振構造にもよるので何とも言えません。
ただ、一般的に言えば、静音性の部分は、スタンダード機だとWD(AV)の方が評判は良い印象はあります。
省エネ性は、PCに連動して電源のON/OFFをする機能が付属します。
セキュリティは、AESなどの暗号化処理の対応情報はないです。
保証期間は、3年保証と期間が長くなります。
その上で、軽度の論理障害についてはデータ復旧サービス付属です。故障の場合は、保証交換が同時に進むので、事故の際の処理も楽でしょう。
サポートも、しっかり日本語対応で、電話(フリーダイヤル)でOKです。
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以上、STKP4000400などの紹介でした。中身の製造企業らしく、保証の長さはWDと同等で、データ復旧サービスも付くのが良い部分です。
一方、同社も(サーバー用など)上級のHDDドライブは性能は良いですが、スタンダードクラスは、振動を含めた信頼性はWDに及ばない部分はあり、そのあたりが値段差につながっているとは言えます。とはいえ、保証は長いですし、大きな心配ではないでしょう。
次回につづく!
外付けハードディスクのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、外付けハードディスクの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はまだまだ「続き」ます。
2・外付けHDDの比較 (2)
2-1:テレビ録画用
3・外付けHDDの比較 (3)
3-1:ビジネス用
3-2;ゲーム専用
4・外付けHDDの比較 (4)
=最終的なおすすめの提案【結論】
続く2回目記事【こちら】では、今回紹介できなかった、TV録画向けの外付けHDDをみていきます。
録画番組の引っ越しが「楽」なSeeQVault対応機や、全録レコーダー向きの高耐久HDDを紹介するつもりです。
信頼性 ★★★★★
静音性 ★★★★★
スピード ★★★★★
TV利用 ★★★★★
保証期間 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その上で、最終回となる4回目記事(こちら )で、ここまで紹介してきた機種から、目的別・価格別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。
ひきつづき、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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