比較2019’ 美味しい特Aブランド米20銘柄の味とおすすめ(1-新ブランド編):新米・産地別・銘柄別・県別ランキング

2019年09月03日

比較2019’ 美味しい特Aブランド米20銘柄の味とおすすめ(1-新ブランド編):新米・産地別・銘柄別・県別ランキング

【今回レビューする内容】2019年7月 令和元年・平成30年産の特A評価の新米・食味試験 食味ランキングからの産地別・品種別・県別おすすめ:Amazonのお米(新米)の食味値特A評価全銘柄の紹介:2018-2019年最新情報

【比較する主なお米】ゆめぴりか つや姫 青天の霹靂 銀河のしずく雪若丸 ササニシキひとめぼれ はつしもさがびより ななつぼし ヒノヒカリ 夢つくし ふっくりんこ あきたこまち はえぬき とちぎの星 森のクマさんミルキークイーン 合組(ごうぐみ)

今回のお題
食味値評価が良い、美味しいブランド米はどの銘柄?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年9月現在、最新のブランド米の比較です。

  

 執筆時現在、2019年産(令和元年産)の早場米ほか、早秋収穫の新米予約もはじまりました。

 今回は、それに対応して書いています。

 ただし、他の地域のお米については、2018年産も(区別が付くようにしつつ)掲載します。

  

 今回は、日本穀物検定協会 が2019年2月27日に発表した、全国の産地別・銘柄別の最新の「食味ランキング試験」の結果をふまえながら、銘柄ごとに比較します。

  

 今年は、最高評価(特A)から陥落していた「魚沼産こしひかり」が復活するなど、新しい動きもありました。

 こうした状況をふまながら、「今買うべき、最も美味しいお米はどの銘柄か?」を考えていきたいと思います。

1・おこめの「食味値」とは何か?

 日本穀物検定協会は、この機関は、農水省や農協とは別の「公正な第三者検定機関」です。

 この組織では、「炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験」を行い、「お米のプロ」が米の味の等級分けを行っています。


特A(55種)>A(67種)> A’(32種)

 上表のように、特に味の良い銘柄を「特A評価」とし、以下、「A評価」「Aダッシュ評価」・「B評価」・「C評価」の順でランキングを付けています。

 なお、「Aダッシュ評価」は、「各地のコシヒカリのブレンド米とおおむね同等の味」との評価です。

 それより美味しいかどうかで、お米の味を判定しています。

 食味値は、平成元年に「特A」という基準が加えられましたが、起源は昭和46年までさかのぼる歴史ある指標です。

 毎年2月下旬にになると「なに県の何という銘柄のお米が特Aを取った!」と報道されます。


  以下の表が、今年度の特A受賞品種です。

平成30年度の特A受賞品種(55銘柄)
コシヒカリ  福島・福井・新潟(魚沼など)14地区
ななつぼし  北海道
ゆめぴりか  北海道
青天の霹靂  青森県
ひとめぼれ  岩手・宮城・福島・大分県
ササニシキ  宮城県
銀河のしずく 岩手県
つや姫    山形・宮城・島根県
雪若丸    山形県
あきたこまち 秋田・愛媛県
ゆめおばこ  秋田県
とちぎの星  栃木県
なすひかり  栃木県
てんこもり  富山県
にこまる   静岡・高知・長崎県
ハツシモ   岐阜県
きぬむすめ  兵庫・鳥取・岡山・山口県
キヌヒカリ  京都府
あきさかり  徳島県
夢つくし   福岡県
ヒノヒカリ  香川・福岡・熊本・大分県
さがびより  佐賀県
夢しずく   佐賀県
あきほなみ  鹿児島県

平成30年度の特A受賞【参考品種】【3銘柄】
里山のつぶ  福島県 (初受賞)
いちほまれ  福井県 (初受賞)
なつほのか  長崎県 (初受賞)

 10年ほど前は、特Aを獲れるお米は、各県の「コシヒカリ」ばかりでした。

 しかし、各地の試験場や農家の方の努力で、地域色溢れる「ブランド米」が多くラインナップされるようになっています。

  

 実際、コシヒカリは14産地だけの受賞と、味の進化が著しい新興勢力に対して劣勢です。

 現状は、「お米の戦国時代」と言えるかもしれません。

  

 先述のように、「こしひかり」の名産地である魚沼は、平成元年から続く連続特A受賞を(惜しくも)2018年に途切れさせたことは、記憶に新しいです。

 しかし、2019年は、産地の巻き返しのための努力により、見事「特A米」に返り咲きました。

 とはいえ、新興ブランド米も相当数増えており、各地で新品種の「特A米」が乱立しています。結果、消費者にはたいへん分かりにくい状況が生まれています。

 そこで、今回の記事では、特A評価の受賞状況をふまえて、以上の品種のプロフィールや味を紹介していきたいと考えています。

2・ブランド米の比較基準と選び方の基本

 こしひかり新しいブランド米は、獲れた時期、お米の作り方、炊き方で、味が変わります。

 それでも、それぞれの品種ごとに「共通の味の属性」があるとAtlasは考えています。

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 そこで、今回は、以下のように基準に分けて、それぞれお米を紹介します。

1・「もっちりと粘りのある」タイプ
 =「ゆめぴりか」など甘みがでやすい米
2・「あっさりと歯ごたえのあるタイプ
 =「つや姫」などハリが出しやすい米
3・バランスの良いオールラウンダータイプ
 
=「ひとめぼれ」など万能選手な米

 以下では この区分にしたがって、それぞれの品種を紹介し、記事の最後で「おすすめ」の品種を提案したいと思います。

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1・特Aブランド米の比較→この記事
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較

 なお、今回の記事は、全3回に記事を分けています。

 今回の「第1回目記事」では、「ゆめぴりか」や「つや姫」など、人気の高いブランド特A米を紹介します。

  

 次回の「第2回目記事」(こちら)では、地域別・県別に、特A評価のコシヒカリを紹介します。

 最後の「第3回目記事」(こちら)では、マイナーで珍しい地方初のブランド米を網羅するつもりです。

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 いずれも特A評価受賞米を中心に紹介しますが、比較のため、A評価以下のお米に言及する場合もあります。

 なお、収穫の早い「早場米」については、(新しいブランド米より)暖かい地域のコシヒカリの方が、圧倒的に数が多いです。新米限定で探している方は、2番の記事もご覧ください。

3・「もっちり粘る」系のブランド米

 ここからは、「もっちり感が強く、お米の甘みを感じられるタイプのお米を紹介します。


  

 【白米】

 北海道産 ゆめぴりか 5kg 平成30年産
  ¥2,644〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【新米予約10月】

  北海道産 ゆめぴりか 5kg 令和元年産  
  ¥3,582〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
8年連続8回目(全道)

 性質・「甘みが強い」「ふっくら」「粘りが強い」
 一言・「北海道の誇る人気ブランド米」

 ゆめぴりかは、ここ数年間でかなり有名になり、全国どこでも見られるようになった北海道のお米です。

 従来、寒い地域でも作れる耐冷品種は、「食味に劣る」と評価されてきました。

 しかし、北海道の代表品種であるきらら397に、コシヒカリ・あきたこまち系の本州の「優等生」の系譜を掛け合わせて、素晴らしいお米が誕生しました。それがゆめぴりかです。

 先祖の経歴は、したがって、そうとう「華麗」であり、食味値の良いブランド米を作ろうという意思から、作られたと言えます。

  

 「ふるさと」は、旭川のある上川地方で、名実共に「北海道の米」です。ちなみに「ぴりか」とはアイヌの人々の言葉で「元気な」・「美しい」とかそのような意味の単語です。

 特Aの連続受賞歴が示しているように、出来不出来にかかわらず、食味値の安定性が非常に高いお米です。数年前のブームでは、米価が暴騰していましたが、最近は価格的も落ち着いて、安く手に入ります。

 味の傾向は、「とにかく甘みが先に来る」米です。

 もちろん、アミロース値が低く、粘りがあるお米なのも特長です。

 名前通り「美しい」お米で、透明度も高いですし、大粒で欠け米も少ない傾向があると思います。

 最初食べたときは、「米本来の味が、高レベルで進化した」と感動したことを覚えています。明らかに味の違いが分かるので、ブランド米初心者にもおすすめです。

 堅さは「柔らかめ」「ふっくら」と形容されることも多いです。

 しかし、Atlasの炊飯経験では、水量を少なめにすると、「大粒で・コシのあるお米」にも変身します。

 ご飯の甘みは、相当強く感じます。

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 以上、ゆめぴりかの紹介でした。

 結論的にいえば、最近の新興ブランド米の「ベンチマーク(指標)」となっている銘柄といえます。

 コシヒカリを追い抜く、という方向性から変わりつつある現在の状況を知るために、食べておいて損がないお米です。

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 北海道産 白米 ごうぐみ 平成30年産 5kg
  ¥2,980 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 なお、2018年の天候不順で、北海道産のゆめぴりかの収穫は「不作」でした。

 夏に向けてゆめぴりかが不足する懸念があり、最近は、各地のスーパーへの流通は抑制されはじめたようです。

 そこで、ホクレン(農協)は合組(ごうぐみ)という「ブレンド米」の販売を開始しました。

 合組は「ゆめぴりか9割」に、次に紹介する「ふっくりんこ1割」をブレンドしたものです。試食しましたが、ブレンド割合からして、ゆめぴりかの粘りをもちつつ、やや柔らかめの仕上がりでした。

 英国におけるお茶やウイスキーのような「ブレンド文化」がない日本で、合組が受け入れられるかは微妙です。

 ただ、(恐らく今年のみの販売ですから)、場合によっては試してみても良いでしょう。



 

 【白米】【契約栽培米】

 北海道産 ふっくりんこ 5kg 平成30年産
  ¥2,980 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【新米予約10月】

 北海道産 ふっくりんこ 5kg 令和元年産
  
¥3,580〜 楽天市場 (9/3執筆時

 今年度評価A評価
 特A受賞歴
2回(参考品種を含め3回)

 性質・「炊きあがりがふっくら」「甘みが強い」
 一言・「特A2年目!の珍しい道産米!」

 「ふっくりんこ」も、北海道のブランド米です。

 北海道でも、本州に近い函館(道南)で力を入れて栽培しているお米です。

 先祖の経歴は、この品種も、北海道のきらら397が、母系・父系ともにおり、道産品種を軸に、じっくり改良してきたお米です。

 地域で、生産基準を決めており、低レベルな米を出荷しない体制が取られます。

 味の傾向は、名前からわかるように「炊きあがりがふっくら」しており、味も美味しく、見映えもする品種です。

 ただし、ゆめぴりかと較べると、粘りや甘みはマイルドですね。粘りがほどほどに強いので、お弁当のおにぎりにも向きます。

 以上、ふっくりんこの紹介でした。

 結論的にいえば、ゆめぴりかとは違った「個性」がある、珍しいお米です。こちらは2回の特A受賞歴があり、過去3年でも2回の受賞があります。しかし、今年度は惜しくも2番目のA評価です。

 とはいえ、価格も落ち着いているので、高評価米を安価に食べたい方にもおすすめできます。「粘り気」がありつつ、それを主張しなすぎない点で、色々な料理に合うでしょう。


 

 【白米】【低温製法米】

 秋田県産 あきたこまち 5kg 平成30年産
  ¥3,080 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(県南)
 特A受賞歴
7年連続15回目(秋田県南地域)

 性質・「粘りがある」「ふっくらしている」
 一言・「炊き方にコツが必要。炊き方で味が変化」

 「あきたこまち」は、1984年から生産されている秋田県を代表する老舗のブランド米です。

 コシヒカリに準じる人気品種として、栽培は他県まで広がっているため、皆さんもご存じでしょう。

 先祖の経歴は、「父親」がコシヒカリという「エリートの子供」です。ただ、あきたこまちの場合、その優秀性から、子孫にブランド米が多いことが特性でしょう。

 味の傾向は、美味しいあきたこまちの場合、食べると「粘りがある」「米の旨みがある」と評価されることが多いです。

 安くて粘り気が適度にあるので、業務用のお弁当やおにぎりによく使われるそうです。なお、米の粒はさほど大きくなく、ハリはほどほどです。

 一方、あきたこまちは、多くの地域で作られ、ふっくりんこのように、統一基準がないため、(品質の悪いものにあたるリスクが結構あるお米です。

 実際、秋田県でも、県南地域は特Aを7年連続受賞ですが、県北などの他地域はA評価以下です。

 ご飯の甘みは、最近のブランド米に比べると、「ほどよい」レベルで、炊き上がりの米の香りも落ち着いています。

 なお、このお米は、吸水性が若干悪いので、米の研ぎ方が悪いとあまり美味しく炊けません。すこし長めに水に浸して炊飯してください。

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 以上、あきたこまちの紹介でした。

 結論的にいえば、美味しい「あきたこまち」にあたれば、新しいブランド米に比べても相当に美味しいです。

 ただ、多くの産地で作られる品種だけに、そういった、出会いは稀です。


 

 【白米】

 山形県産 はえぬき 5kg 平成30年産
   ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価A評価
 特A受賞歴
7回(全県)

 性質・「やや粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「実力があるが、知る人ぞ知るという米」

 「はえぬき」は、山形を代表するお米です。

 歴史は、同県を代表するブランド米である「つや姫」より古く、20年以上前から山形県内陸部では特Aを連続受賞、全県でも、昨年まで7年連続受賞してきた優秀なお米です。

 ただ、平成28年産からは特A評価から「陥落」していましました。ただ、引き続き、A評価をえており、味の安定性は高いです。

 先祖の経歴は、やはり「あきたこまち」の子というのが目立ちます。

 あきたこまちは、栽培が難しいため、病気に強くて、美味しいお米を目指したという成り立ちですね、。

 味の傾向は、あきたこまちに似ています。

 近い祖先にあきたこまちがいる品種だから当然でしょう。やはり「ほどほどに粘りがある」お米で、冷めても美味しく、おにぎりに向いているお米です。

 ただ、味の傾向が「コシヒカリ」や「あきたこまち」と似ているせいか、全国にはあまり流通しないお米です。また、水加減も、あきたこまちに比べて、簡単です。

 以上、はえぬきの紹介でした。

 端的に言えば、たいへん美味しいおこめです。「あきたこまちと区別して語れ」と言われると、多少答えに窮する部分もあります。

 しかし、「はえぬき」は山形県全体でAです。そのため、あきたこまちほど「はずれ」を掴まされるリスクがないのがメリット性でしょう。


 

 【白米】【無洗米】

 栃木県産 とちぎの星 5kg 平成30年産
   ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(県北)
 特A受賞歴
2年連続3回目

 性質・「大粒で甘みが強い」「冷めても美味しい」
 一言・「一発屋で終わらない実力のあるお米」

 「とちぎの星」は、2015年に登場した、栃木県期待の新しいブランド米です。

 同県は、「なすひかり」という特A6回受賞のブランド米も抱えますが、全国的知名度はイマイチでした

 先祖の経歴は、その「なすひかり」を父に持つ産地期待の「2世タレント」です。

 味の傾向は、「あっさり」「もっちり」という指標では、食味が良く、「もっちり系」に分類できます。

 ただし、ゆめぴりかなど強烈な「もっちり系」と比べると、粘りは抑えめです。

 ご飯の甘みは、強めです。大粒のお米を噛むとしっかり感じます。

 また、ご飯はしっかりしたハリがあり、柔らかくはないため、冷めても美味しいし、カレーなどにも合う点で、普段使いにはぴったりのお米です。

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 以上、とちぎの星の紹介でした。

 結論的にいえば、比較的安いブランド米として、選ぶ価値があります。

 これまでは、年度ごとにやや出来不出来のバラツキがあるのが難点でしたが、2019年は「特A2年目で、お米の実力も付いてきた感があります。


  

 【白米】

 熊本県産 森のくまさん5kg 平成30年産
  ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価A評価(県北)
 特A受賞歴
6回

 性質・「ほどよく粘る」「つややか」
 一言・「熊本期待のサラブレッド!」

 森のくまさんは、2000年に登場した熊本県を代表する地方品種です。

 「森のくまさん」は、熊本「城南地区」を含めると、6回の特A受賞歴がある安定感がある品種です。

 近年は「A評価」なことが多いですが、天候不順も影響しているでしょう。

 なお、九州のお米ですが、収穫は10月がピークで、(割と)遅場米です。

 先祖の経歴は、この品種は、興味深いです。

 なぜなら、日本のエリート「こしひかり」と九州のエリート「ヒノヒカリ」を配合したサラブレッド品種だからです。

 味の傾向は、ほどよく粘りつつ、米の甘みがほどほどで、飽きの来ないタイプです。

 食感からすると「もっちり系」なのですが、珍しい「もっちり系」です。

 米粒は、揃っていますが、やや小さめです。大粒のお米に較べると、繊細な食感を味わえるので、コシヒカリに較べて大粒のお米を苦手とする方は、こちらが特に合うでしょう。

 以上、森のくまさんの紹介でした。

 結論的にいえば、最近流行している、「もっちり粘る」品種ですが、他の米とは違う「珍しい」食感です。

 色々試してきた方が、さらに試すのに向くでしょう。


  

 【新米販売中】

  千葉県産 ミルキークイーン 令和元年 5kg
   ¥2,996 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価なし
 特A受賞歴
食味値では評価しがたい

 性質・「粘りは最高に強い」「冷えても粘る」
 一言・「珍しさ日本一!」「混ぜて使っても良い」

 ミルキークイーンは、1985年つくばの国立農業研究センターで生まれたお米で、全国の各地で細々と、しかし、確実に栽培されているお米です。

 先祖の経歴は、この製品は、「コシヒカリ」の変異種となります。

 味の傾向は、「粘り」「粘り」「また粘り」です。

 もち米を除けば、これ以上に粘るお米は知りません。多少水を少なめに炊いても、まだ粘るので、最終的には他の米と混ぜて炊いたほど粘ります。

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 以上、ミルキークイーンの紹介でした。

 とにかく、個性が強いのでいつもと違うお米を食べてみたい人には最適です。普段常食しているお米がおありの方で、毎日多少味を変えて食べたいという場合に良いと思います。

 なお、ミルキークイーンが粘るのは、米粘りを出すアミロース含有量が12%と高いからです。一方、特殊なお米なので、食味値的な評価は付かない状況になっています。

4・「あっさり」系のブランド米

 ここからは、比較的あっさりしているお米歯ごたえを出しやすいお米について書きます。

 言いかえれば、ハリのあるお米と言うことになります。

 もちろん、炊き方でも変わる部分ですが、堅めで「しっかりとした」ご飯が好きな人には、相性は特に良いです。


 

 【特別栽培米(減農薬)】

  山形県産 つや姫 5kg 平成30年産
  ¥3,150〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【新米予約10月】【特別栽培米】

  山形県産 つや姫 10kg 令和元年産
  ¥5,637〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 今年度評価特A(村山・最上)
 特A受賞歴9年連続9回目

 性質・「つやがある」「米の旨みがある」
 一言・「あっさりタイプでは貴重な特A連続受賞」

 つや姫は、「全国区」となりつつある、山形のブランド米です。

 2010年度からブランド米として栽培が始まり、瞬く間にその名声を獲得したお米です。  

 山形県では、9年連続で特A受賞です。

 その優秀性から他県でも栽培されるようになり、例えば、宮城県や島根県の「つや姫」も3 年連続で特Aを受賞しています。

 

 ちなみに、栽培は、長崎県・島根県・宮城県・大分県に広がっています。

 ただ、イネの背が低いので、ワラが取りにくく、長崎県の壱岐では畜産農家はやや困っているという話を伺いました。壱岐は有名な牛の産地なので、死活問題なのかもしれません。

 先祖の経歴は、祖先に「ひとめぼれ」は見られますが、割とマイナーな種が多いです。

 味の傾向は、しっかりと米の弾力を感じられるタイプです。

 Atlasは「あっさり系」のお米と考えていますが、炊き方次第で粘りもでるため「もっちり系」という人も多いです。

 ただ、いずれにしても、「堅炊き」に適した米です。また、「つや姫」の名のごとく、つややかで美しいお米が炊ける点です。お米の粒が大きく、目立って粒ぞろいです。

 ご飯の甘みは、噛むとしっかり感じられます。

 また、低アミロース米とは言えませんが、こちらも冷めてもおいしいごはんです。また、粘性の強いお米に向かないお寿司やお茶漬け用にも高レベルです。

 以上、ゆめぴりかの紹介でした。

 「あっさり系」では、外れが少ないお米です。

 ブランド米でも、お米が欠けていたり、不揃いだったりすることがあります。ただ、Atlasが購入した限り、つや姫は、ほとんど欠け米がなく、米粒も非常に大きいです。

 産地で生産管理がなされているほか、米が大きいので欠けにくいのかもしれません。

 しとくに、あっさり系のお米で連続特A受賞は格別に評価されるべきです。

 Atlasも良く買うお米の1つですが、品質のばらつきが少ないので、「あっさり系」のお米で最もオススメしたいお米の1つです。 


  

 【白米】

 岩手県産 銀河のしずく 5kg 平成30年産
   ¥2,280 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
2回

 性質・「かため」「粒ぞろい」
 一言・「あっさり系で、冷めても美味しい」

 銀河のしずくは、2016年に本格的な栽培がはじまった、岩手県の新品種です。

 同県には「金色の風」という新品種もありますが、こちらは1年先行し、2017年の食味試験では、(栽培量が基準より少ない関係で)「参考品種」ながら特Aを受賞しました。

 Atlasもその時に試食しましたが、かなり美味しいお米でした。生産量も増えた今年は、正規の特Aを無事ゲットしています。

 先祖の経歴は、父は「北陸208号」、母は「奥羽400号」です。

 試験場の品種が由来です。

 味の傾向は、中眼的なオールラウンダー系ではありますが、すこし「あっさりより」です。

 粘りやもっちり感が控えめです。しっかりしたハリもあるため、一つ一つのお米をしっかり感じられるタイプです。

 ご飯の甘みは、意外に強く感じ、良く香ります。

 ブランド米だけでみても「相当旨みを含む」といえます。ご飯は、ほどよく硬い感じで、ハリがあります。

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 以上、銀河のしずくの紹介でした。

 「かためで、上品な甘さ」で、食べ飽きない感じですから、普段使いには抜群に向きそうです。


 

 【白米】

  山形県産 雪若丸 5kg 平成30年度
  ¥2,480
Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
2年連続2回目

 性質・「白い」「甘みが強い」
 一言・「大生産地の新品種、ハリのある炊き上がり」

 雪若丸は、2017年に栽培がはじまった山形県の新品種です。

 「つや姫」や「はえぬき」など超優秀な連続特A米を抱える同県ですが、地球温暖化の影響で、より耐暑性が高く、美味しい品種をということで栽培がはじまったものです。

 先祖の経歴は、父は「山形80号」、母は「山形90号」です。

 祖父に「はえぬき」がいるものの、耐暑性を高めようという試験結果から生まれた「雑草魂」的な品種です。

 味の傾向は、「あっさり」と「もっちり」という指標では、間違いなく「あっさり系」です。

 つや姫は、(炊き方で)「あっさり」であるかの評価が分かれる部分があります。しかし、こちらは、おそらく誰が食べても、「あっさり系」だと思います。

 その上で、炊き上がりが、かなりしっかりした硬さをもつため、Atlasのような、やわらかめがやや苦手なものには、相当程度「合う」お米でしょう。噛むと粘りも割とあります。

 ご飯の甘みは、つや姫同様に、旨みを強く感じます。

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 以上、雪若丸の紹介でした。

 結論的に言えば、登場後2年連続2回目の特A受賞をしたことが示すように、比較的最近登場した「あっさり」「硬め」系のご飯の中では、相当な実力があります。

 この系統の炊き上がりが好きで、珍しい品種を試したいと考えている方には、かなり良い選択肢だと思います。


  

 【白米】【低温製法米】

  宮城県産 白米 ササニシキ 5kg 平成30年
  ¥3,180 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
23年ぶり2回目(全県)

 性質・「小粒しゃっきり」「べたべたしない」
 一言・「お寿司に向く、あっさり系の老舗代表格」

 こちらは、宮城県のササニシキです。

 1963年に登場した歴史あるブレンド米で、80年代まはコシヒカリに並ぶ全国ブランドでした。

 実際、食味検定で特Aができる平成元年以前は、7回の最高評価受賞歴(宮城県本石地区)もあったほどです。

 ただ、病気と台風に弱い性質があり、現在は生産量は少ないです。

 また、あっさり系なので食味検定との相性も悪く、その後は1回しか特Aは受賞できていませんでした。

 しかし、素晴らしいことに今年は、宮城県産で、23年ぶりに特A評価の栄冠を得ました。今年はひときわ出来が良いと言えるでしょう。

 先祖の経歴は、ほとんど著名米はないです。子孫も、ササニシキの後継といわれるのは、少ないです。

 味の傾向は、ここまで紹介したどの品種より、おそらく「あっさり系」です。

 アミロースが多く、粘度が低いので、お寿司に向くお米です。古い寿司屋では、今もササニシキを使うところも多いようです。一方、粒はさほど大きくなく、粒ぞろいとも言えないので、炊くのにコツが要ります。

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 以上、ササニシキの紹介でした。

 結論的にいえば、特Aを得た今年こそ、試したいお米の1つです。

 なお、上掲の「低温製法米」は、(自社精米所を持つ)アイリスオーヤマ独自の製法です。

 原料米を低音で管理するほか、熱の入りにくい(お米の味が劣化しにくい)「かくはん対流式」精米をする点に特色があります。


  

 【白米/無洗米】【低温製法米】

  宮城県産 ひとめぼれ 5kg 平成30年産
   ¥3,080 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【令和元年早場米】【入手可】

  沖縄県産 ひとめぼれ 5kg 令和元年産
  ¥2,916〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
2年連続24回目

 性質・「甘い」「あっさり系」「炊きやすい」
 一言・「あっさり系代表格のブランド米」

 ひとめぼれは、宮城県の代表的なブランド米です。1992年に登場し、その後、岩手県などでも栽培されていきました。

 先祖の経歴は、「コシヒカリ」が父母双方におり、その良食味の改良を目指した品種と言えます。 

 栽培もしやすいため、先ほど書いたササニシキの代替として栽培が進みました。なお、。この品種が出た当時は、たいへんな人気で、高値安定でした。いまは栽培地もふえ、ポピュラーになっていますが。

 味の傾向は、ここまで「あっさり系」として紹介した品種よりは、あっさりしていません。

 オールラウンダー系に近いお米で、どちらかと言えば「飽きのこない味」です。

 言いかえれば、水加減で炊き分けがしやすいです。

 性質としては「あきたこまち」と逆で、こちらは、吸水性がよいため、あまり水に浸さずとも美味く炊けます。だれでも美味しく炊けるでしょう。

 なお、早場米として、沖縄県の「ひとめぼれ」は、初夏から手に入ります。

 伊平屋・伊是名両島を含めた県北地域が主産地で、特に夏場は「お米が美味しい地域」で知られます。最近は、「ちゅらひかり」など独自品種も育成していますが、メインは、「ひとめぼれ」です。

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 以上、ひとめぼれの紹介でした。

 栽培地が多いので、(あきたこまちほどではないにせよ)、生産地・生産年度による品質のばらつきがあり、低評価のレッテルを受けやすいお米です。

 例えば、宮城県は、一昨年に受賞を逃した結果、同県の農協は改めて細かい生産指導を徹底し、今年は2年連続で特Aを得ています。そうした産地をみて、しっかり選べば、美味しいお米に出会えるでしょう。


  

【特別栽培米】

 岐阜県産 はつしも 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
2年ぶり4回目(美濃)

 性質・「極あっさり」「大粒」「冷めても美味しい」
 一言・「古くて、新しいあっさり系」

 ハツシモは、岐阜県の地域米です。

 1950年に登場した実はコシヒカリより古いお米ですが、全国にはあまり流通しない珍しいお米です。

 こちらは収穫時期が遅いため、新米は11月頃から出はじめる品種です。

 食味検査は、コシヒカリを基準にするので「あっさり系」のお米は、受賞しにくいのですが、それでも、特Aは4回受賞しています。今年も特A評価であり、安定してきました。

 先祖の経歴は、経歴がふるいだけに、有名なお米はありません。

 味の傾向は、典型的なあっさり系です。

 また、米粒は大粒で、炊いたときの仕上がりはとても見映えがします。

 ハリがあり、噛めば粘りを感じられます。

 ご飯の甘みは、割としっかり感じられます。

 今回紹介するあっさり系で、大粒のものだけで言えば、最も「あっさり」しているお米です。

 お寿司やお弁当などにはササニシキ同様に向くでしょう。また、かなり収穫時期の遅いお米なので、季節外れにも、多少、新米に近い味を楽しめます。

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 以上、ハツシモの紹介でした。

 あまり全国に流通しないお米なので、インターネットで珍しいお米を買いたい場合に良い選択肢でしょう。特長があるため、普段のお米との違いも分かりやすいです。


 

 【白米】

  佐賀県産 さがびより 5kg 平成30年度   
  ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
9年連続9回目(全県)

 性質・「つややか」「粒が大きめ」「かためであっさり」
 一言・「どのような料理にも合う、使いやすいお米」

 さがびよりは佐賀県のブランド米です。こちらも、遅い収穫のお米ですので、新米の時期は、収穫年度に注意しましょう。

 地域を越えた人気は見られないのですが、9年連続特A受賞の実力のあるお米です。

 他のローカルブランド米とおなじで、生産管理がしっかりなされ、品質のばらつきも押さえられているようです。

 先祖の経歴は、祖先を辿ると、父は「天使の詩」、母は「あいちのかおり」と、あまり有名ではないお米から生まれたお米です。

 味の傾向は、どちらかといえば「かためであっさり」した傾向のお米です。

 昨年度は、粘りが「ほどほど」あるバランスタイプとして評価していたのですが、改めて新米を食べたところ、「あっさり」系との分類が適当と判断しました。

 ただ、粒が大きくしっかりして弾力があり食べ応えがあり、この系統のお米としては甘みもかなり強いため、炊き方次第では、引き続き「どのような料理にも合う」という評価は変わりません。

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 以上、サガヒヨリの紹介でした。 

 特Aを連続受賞している優秀米ですが、価格が安く値ごろ感が高いです。

 冷めても美味しいのでお弁当にも向いていますし、炊き込みご飯などにも合うでしょう。

5・オールラウンダー系のブランド米

 最後に、米の粘りの点で中間的な性質といえる「オールラウンダー系」のお米を、数品種紹介したいと思います。


 

 【白米】

 北海道産 ななつぼし 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
9年連続9回目(全道)

 性質・「ほどよい粘り」「甘い」「つやがある」
 一言・「北海道2番手。安定した美味しさ」

 ななつぼしは、2004年に北海道の岩見沢で開発されたお米です。

 先祖の経歴は、祖先を辿ると、ブランド米の「ひとめぼれ」がいるのが目立つほどです。。

 同地のゆめぴりかほど「エリート家系」ではなく、知名度も低いです。

 しかし、今年も特Aを受賞し、9年連続で「特A」の最高評価を得ました。

 味の傾向は、尖った部分の少ないバランス系です。

 どのような料理にも合います。ただ、平均値よりは「多少もっちり系」のお米です。

 ご飯の甘みは、しかし、水準よりも相当高めです。冷めても甘みが残るので、お弁当にも向きます。

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 以上、ななつぼしの紹介でした。

 北海道のブランド米であるゆめぴりかに較べると、単位面積あたりの収穫量が多い品種です。そのため、価格も高くなりにくいので、普段使いに最適なブランド米でしょう。


  

 【白米】

  青森県産 青天の霹靂 平成30年 5s
  ¥3,000〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(津軽)
 特A受賞歴
4年連続4回目受賞(参考品種1年)

 性質・「つややか」「堅さが際立つ」「粒ぞろい」
 一言・「バランス感覚に優れる新しいお米」

 青天の霹靂は、2017年に登場した青森県期待のブランド米です。

 隣接する東北各県や北海道では、それぞれ地域ブランド米が確立しています。一方、青森県のブランド米の「つがるロマン」や「まっしぐら」は、最高Aランクで、全国区にはなれない品種でした。

 そのようななか、青天の霹靂は、同県で初めて特Aが取れたブランド米です。一昨年は、生産量の関係で【参考品種】での特Aでした。しかし、生産量が増えた昨年からは、特A評価を4年連続で受賞です

 先祖の経歴は、ほとんど無名の先祖しかおらず、青森の「まっしぐら」が祖父なのが目立つほどです。

 そういった中から超優秀な子孫が出てくるのは、面白く感じます。

 味の傾向は、やや「あっさり系」ですが、最近の傾向から言えば、バランスが良くオールラウンダー系と言えます。

 水加減で調整できる範囲は広いですが、どちらかと言えば、堅めに炊くご飯が好きな方に相性が良さそうです。

 ご飯の甘みは、オールラウンダー系でも最高クラスです。

 炊き上がりの米の香りも強烈です。

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 以上、青天の霹靂の紹介でした。

 どんなご飯・炊飯方式にも合うオールラウンダー系のお米では、普段使いにおすすめしたい品種です。

 去年は相当「レア」でプレミア価格が付いていましたが、生産量の増加で十分買える値段まで値下がりしたので、一度食べてみたいと思っていた方は、チャンスですね。

 かなり厳格に生産管理をしているらしく、一般に流通するお米でもかなりレベルが高いため、ネットで買うのにも適した品種でしょう。


 

 【白米】

  熊本県産 ヒノヒカリ 5kg平成30年産
  ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
3年連続3回目(県北)

 性質・「ほどほどの粘り」「中粒」「つやがある」
 一言・「無個性の個性。バランス良く使いやすい」

 ヒノヒカリは、1990年に登場し、九州全土のほか奈良県などで広く栽培される、西日本を代表する品種の1つです。

 さほど高級な米ではない銘柄です。しかし、栽培の30年ほど前に登場して以来、栽培のしやすさもあり、広域に広がりました。ただ、最近は、より耐暑性の高い新品種に移行する地域も見られます。

 一方、特A受賞歴は、熊本の場合 3年連続3回目です。風土に合っているのでしょう。

 先祖の経歴は、品種的には、コシヒカリの子供です。特長が異なる日本晴系のコメと掛けてあります。

 味の傾向は、味としては「あっさり系寄りのバランス系」です。「無個性の個性」と書きましたが、特徴がないため、食事の邪魔になりません

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 以上、ヒノヒカリの紹介でした。

 東日本では流通しないお米なので、珍しい品種を食べてみた方は、トライして良いかもしれませんね。


  

 【白米】

 福岡県産 夢つくし5kg 平成30年産
  ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(全県)
 特A受賞歴
3年連続3回目(全県)

 性質・「ほどよくやわからか」「ふっくら」
 一言・「柔らかめのご飯が好きな方にさ最適」

 夢つくしは、福岡県・佐賀県を中心とする九州北部の地方品種です。1995年に登場したお米です。

 昔は、気温が暑い地域は(お米が割れてしまうなど)美味しい米ができないと言われてきました。

 しかし、最近は耐熱・対高温品種の躍進がすさまじく、5年ほど前に誕生したこの銘柄も、とにかく「美味しい」お米です。

 夢つくしは、作付面積の割にこれまで評価が低かったのですが、ここのところ評価を上げて、めでたく特Aを3年連続受賞しました。

 先祖の経歴は、父が「コシヒカリ」で、母が「キヌヒカリ」です。

 割とエリート街道なお米です。

 味の傾向は、粘り気よりも、柔らかさが強調できます。どのような料理にも合わせやすい感じです。

 以上、夢つくしの紹介でした。

  今回は「やわらかい」という指標は多く取りあげませんでしたが、その傾向が好きな方は、夢つくしは、割と合うと思います。値段も値ごろ感があり、家系に優しいブランド米です。

今回の結論
美味しい!ブランド米のおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今日は、コシヒカリを除く、全国のブランド米について書きました。

 最後にいつものように、Atlasのおすすめを提案します。


 第1に、連続特A評価の米で、粘りが強く、甘みがある米として総合的におすすめなのは、

    

 【近畿大学農学部 金賞健康米】

 北海道産 ゆめぴりか 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【無洗米】

  北海道産 ゆめぴりか 5kg 平成30年産  
  ¥2,880 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【新米予約10月】

  北海道産 ゆめぴりか 5kg 令和元年産  
  ¥3,582〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴8年連続8回目(全道)

 性質・「甘みが強い」「ふっくら」「粘りが強い」
 一言・「北海道の誇る人気ブランド米」

 やはり、北海道のゆめぴりかがおすすめです。

 粘り系のスタンダードとして全国区で、生産量も拡大していますが、安定した美味しさを続けています。お米自体が環境の変化に強く、安定しているのかもしれません。

 お米の甘さを最も感じられ、また粘り気もあるため、「本来的なお米の味」を十分楽しめるでしょう。ANAのファーストクラスでも採用されているお米です。

 粒も大きく、揃っており、精米による「当たり外れ」が少ないお米です。

 とにかく「お米が甘い」というのは、どのような状態なのか、この米を炊いてみれば分かると思います。ただし、やや柔らかめのお米なので、水加減は気持ち少なめにが良いでしょう。

 なお、先述のように、2018年は、北海道はお米が不作(作況指数90)だったため、ゆめぴりかは品薄が予想されます。実際、スーパーでは例年より見られなくなってきています。

 「今年の味」を試すならば、早めが良いでしょう。

  

 【無農薬】

  ゆめぴりか 5kg 平成30年産
  ¥4,880〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 なお、楽天では、無農薬栽培のゆめぴりかが手に入ります。

 こちらは、「玄米」ですが、白米などに精米もして貰えます。

 やや高めですが、全国的には流通せず珍しいので、ネットで「珍しいお米」を購入するにはオススメです。10kg入りもあります。

ーー

  

 【ふるさと納税】【新米予約あり】

 北海道 ゆめぴりか 5kg
   ¥9,000〜
楽天市場 (9/3執筆時

 加えて、最近は、楽天市場で「ふるさと納税」ができます。

 楽天では、北海道の各町村を中心に「ゆめぴりか」の返礼品は多いです。

 普通の買い物のように楽天ポイントも貯まりますのでお得です。

 「お買い物マラソン開催中」などの際は、買い回りでポイントも増えます。今回紹介したようなレア品種もあるので、調べてみると良いかもしれません。

 こちらの【楽天市場ふるさと納税】のサイトから、検索可能です。


 第2に、特A評価の米のうち、「あっさり系」で、米のこしを強く感じられるタイプのお米でおすすめなのは

   

 【特別栽培米(減農薬)】

  山形県産 つや姫 5kg 平成30年産
  ¥3,150〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【新米予約10月】【特別栽培米】

  山形県産 つや姫 10kg 令和元年産
  ¥5,637〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 【無洗米】

  山形県産 つや姫 5kg 平成30年産
  ¥2,580〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A置賜・最上)
 特A受賞歴9年連続9回目

 性質・「つやがある」「米の旨みがある」
 一言・「あっさりタイプでは貴重な特A連続受賞」

 「つや姫」でしょう。

 山形は連続6年の特A受賞の実力派ですし、宮城も栽培年数が少ないうちに特Aを獲得できた優秀な「新興勢力」です。

 名前の通りに、「つややか」で綺麗なお米が炊けます。あっさり系なので粘りは少なめですが、噛んだときに弾力があり、また、粒ぞろいなので食感も良いです。冷めてもおいしいごはんです。

 人気のブランド米として「ゆめぴりか」と双璧です。この両者を食べ比べると、個性の違いがはっきりわかります。そのため、同時に買って食べ比べるも良いでしょう。

−−

   

 【無農薬】

  つや姫 5kg 平成30年産
  ¥4,650〜 楽天市場 (9/3執筆時)

 こちらも、JAS基準の無農薬栽培米のつや姫があります。5-30kgで選べて送料無料です。

 玄米ですが、精米してくれます。

ーー

  

 【白米】【低温製法米】

  宮城県産 白米 ササニシキ 5kg 平成30年
  ¥3,180 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
23年ぶり2回目(全県)

 性質・「小粒しゃっきり」「べたべたしない」
 一言・「お寿司に向く、あっさり系の老舗代表格」

 ただ、今年は、23年ぶりに、ササニシキが特Aに返り咲きました。

 1963年登場の伝統ブランドですから、年配の方は「懐かしい」でしょうし、若い方は「珍しい」でしょう。

 例年評価が高い銘柄ではなく、去年の気候がうまく生育に合致した可能性もあります。試すならば、今年が良いでしょう。

 スーパーにはないですが、ネットなら流通しています。


 第3に、毎日食べても飽きない、味のバランスの取れた万能選手のお米としておすすめなのは、

 

 【白米】

 北海道産 ななつぼし 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【無洗米】

 北海道産 ななつぼし 5kg 平成30年産
  ¥2,909 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
9年連続9回目(全道)

 性質・「ほどよい粘り」「つやがある」
 一言・「北海道2番手。安定した美味しさ」

 山形のはえぬきと悩みました。

 しかし、結論としては、6年連続特A評価の北海道産のななつぼしです。「ゆめぴりか」同様の北海道産のお米ですが、粘り気や甘みがほどよいです。

 バランス系の名にふさわしく、どの料理でもそつなく使え、毎日食べても飽きないお米です。

 中間的な個性なので、水加減などで炊き分けも効きます。また、オールラウンダー系のお米は、水加減が多少いい加減でも美味しく炊けるので、炊飯になれていない人にも向くでしょう。

ーー

  

 【白米】

  青森県産 青天の霹靂 平成30年 5s
   ¥3,000〜 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(津軽)
 特A受賞歴
4年連続4回目受賞(参考品種1年込み)

 性質・「つややか」「堅さが際立つ」「粒ぞろい」
 一言・「バランス感覚に優れる新しいお米」

 同時に青天の霹靂も試して欲しいと思います。

 数年前特Aを初受賞したときは、「想定外のプレミア価格」で、とんでもない値段がついていました。しかし、今年はそうでもありません。

 青森県もこの品種については、かなり生産管理を厳しくしており、生産者や栽培方法が指定されない、一般に流通するお米(精米)でもレベルが高いです。

 適度に粘りもあるため、普段のご飯との相性も良いでしょう。ややかためのご飯が好きな人は、とくに相性が良いです。


 第4に、全国に流通しない点珍しい特A評価のお米としておすすめできるのは、

  

 【白米】

 福岡県産 夢つくし5kg 平成30年産
  ¥2,480 Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 今年度評価特A(全県)
 特A受賞歴
3年連続3回目(全県)

 性質・「ほどよくやわからか」「ふっくら」
 一言・「柔らかめのご飯が好きな方にさ最適」

 福岡県の夢つくしでしょう。

 近年の新勢力で、全国的に珍しいお米であるため、ネットで購入するメリット性は高いでしょう。

 味は、食べ飽きないオールラウンダー系で、炊き分けしやすいです。

 実際、レベルの高い新銘柄ですが、ブランド化していない「知る人ぞ知る」品種です。値段的な値頃感があるのも嬉しいです。

 

【白米】

  山形県産 雪若丸 5kg 平成30年度
  ¥2,480
Amazon.co.jp (9/3執筆時)

 【ふるさと納税】【新米予約あり】

 山形県産 雪若丸 7kg 平成30年度
   ¥10,000〜
楽天市場 (9/3執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴
2年連続2回目

 性質・「白い」「甘みが強い」
 一言・「大生産地の新品種、ハリのある炊き上がり」

 雪若丸も、おすすめです。個人的には今年食べたブランド米では、「イチオシ」です。

 Atlasもですが、「あっさり」「かため」なご飯が好きな方には、相当この傾向が強いお米なので、特におすすめできます。

 それ以外の方でも、(粘るミルキークイーンと全く逆の方向で)明らかに味の異なるお米ですから、「今まで食べたことのない食感を試したい!」方にも、おすすめです。

 もちろん、初登場から「2年連続2回目の受賞」で実力があります。

 受賞により価格が高くならないと良いですが、今のところ流通量も安定していて、価格も納得水準です。

 いずれにしても、試すならば今でしょう。

ーー

 というわけで、今回は、お米の話でした。

 

1・特Aブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較

 なお、このブログ「家電批評モノマニア」には、特A評価を受けた産地別のコシヒカリについての比較の記事があります。

 よろしければ、上記1番のリンク記事をご覧ください。無農薬栽培・天日乾燥のコシヒカリなども含めて紹介します。

 

1・3合炊き小型炊飯器【〜3万円】
2・5合炊きの高級炊飯器【3万円〜】
3・5合炊きの格安炊飯器【〜3万円】
4・一升炊きの高性能炊飯器【3万円〜】
5・一升炊きの格安炊飯器【〜3万円】
6・糖質カット/麦向き炊飯器

7・炊飯器の選び方 【まとめ記事】

 また、これらの記事では、2019年現在の「炊飯器」の性能を巡る現状や選び方について、Atlasの視点からまとめています。

 今回の記事との関連で言えば、穀物検定協会が「特A」を選ぶ際の食味検査に使っている炊飯器(の後継機)も最後の記事で紹介しています。

 興味のある方は、こちらの記事もよろしくお願いします!

ーー

 最後になりましたが、この前半記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。ではでは!

posted by Atlas at 12:02 | 食料品

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