比較2017' 見やすさで選ぶAmazon Kindle16製品の性能とおすすめ :Amazon Kindle Paperwhite, voyage,Kindle Oasis,Kindle Paperwhite マンガモデル:自炊PDF用・読書用電子ペーパー端末の選び方

2017年06月26日

比較2017' 見やすさで選ぶAmazon Kindle16製品の性能とおすすめ :Amazon Kindle Paperwhite, voyage,Kindle Oasis,Kindle Paperwhite マンガモデル:自炊PDF用・読書用電子ペーパー端末の選び方

今回レビューする製品:2017年 最新Amazon Kindle Oasis Paperwhite Voyage のおすすめ機種や選び方とおすすめ:第6世代・第7世代白黒電子ペーパー 3Gモデル・見やすさ・視認性の情報とランキング、「キャンペーン情報付き」モデルとは?キンドル・ペーパーホワイト(ニューモデル)とボヤージュの違いや評判。

今回のお題
Kindle本の読書や自炊PDFの読書におすすめなKindle端末はどの機種?

 ども、Atlasです。今日は最新モデルのAmazonのKindle(キンドル)について5モデル総計16製品を比較します。


 最も新しいKindle Oasis を含めて、全16機種あるため、見やすさや価格の点で、どれを選ぶべきか書いてみます。

 また、キンドルで買った本のほか、自分で自炊した本を見る方法の紹介もしたいと思います。

Amazonのタブレットについて

  

 Kindleは、白黒の電子書籍リーダーです。紙で本を読むのと同じ、反射光を利用して読むスタイルです。そのために、長時間本を読んでも、目の疲れないといえる「電子ペーパー」です。

 白黒ですが中間色(グレースケール)も出せるので、小説類だけではなく、漫画なども表示できます。Kindleはインターネットブラウザも搭載しますが、基本的には「読書専用端末」と考えて、買われてください。  

 

 Amazon カラータブレット 【8GB・各色】
  ¥8,980 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 なお、Amazonでは、上記のようなカラー液晶を搭載した読書端末もあります。こちらは、「キンドル」という名前ではありませんが、インターネットやAndroid系のアプリが使える小型のタブレットです。

 こちらの場合、Amazonで購入したKindle版の書籍の視認性や操作の軽快性は、iPadやAndroid端末のKindleアプリよりも優れます。コントラストも、本の表示に最適化されており、見やすいです。

 一方、読書専用と考える場合、白黒のKindleの方が目が疲れにくく、バッテリーが長持ちで、軽量で持ちやすいです。特に長い時間読書される方は、今回紹介するような「目に優しい白黒のKindleがおすすめ」です。

 ただし、Kindleは液晶が白黒です。巻頭にカラー挿絵があるライトノベルやコミックなどは、カラーモデルの方が良いでしょう。 また、夜に読書灯を付けずに読書する場合、バックライトの視認性の点で、カラーモデルが向いています。

Amazon タブレットの比較記事

 なお「カラータブレットなKindle」については、別の記事【こちら】で扱います。こちらもよろしくお願いします。

今回の記事の目的

 というわけで、今日は、最新モデルKindle についての情報を書きます今回のブログの目的は2つです。

 第1に、Kindle本の読書端末としての性能の比較紹介です。

 第2に、自炊PDFリーダーとして使う方法の紹介です。

 とくに、2番については、スキャナで自炊したPDFの取り込み方法について詳しく解説します。日本語(小説や漫画など)の場合と、英語(本や論文など)場合とについて分けて書きたいと思います。

 そして、記事の最後の結論では、自炊せずにKindleで買った本だけ読む予定の人自炊をする人にわけて、それぞれおすすめ機種を選定します。もし、時間の無い方で、オススメ機種だけを知りたい方は、最後の結論だけご覧ください。


 なお、Kindleは、現在のところ大きくわけて、以下の5種類のラインナップになります。

  
 1・Amazon Kindle(ニューモデル)
  ¥8,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 
 2・Amazon Kindle Paperwhite (通常モデル)
  ¥14,280 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
 3・Amazon Kindle Paperwhite  (マンガモデル)
  ¥16,280 Amazon.co.jp (6/26執筆時)   
 4Amazon Kindle voyage
  ¥23,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 
 5 Amazon Kindle Oasis
  ¥41,190 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 価格差がかなりあります。以下、これらのモデルの特長について順番に紹介したいと思います

キンドルの比較

 

 1−1Amazon Kindle【広告あり】
  ¥8,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 
 1−2・Amazon Kindle 【広告なし】
  ¥10,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 Amazon Kindleは、Kindleのなかでも最もお手頃価格のモデルです。黒と白の2モデルが用意されます。なお、執筆時現在「ニューモデル」への更新時期です。以下の情報は、ニューモデルの仕様に基づきます。

 Kindleは、上位機種と同じサイズの6インチ電子ペーパーディスプレイを搭載し、サイズ的には見やすいといえます。またバッテリーも、上位機種と1週間は保つ容量です。

 ただ、「見やすさ」という点では、次の2点でかなり微妙な機種です。

 第1に、液晶の解像度です。こちらのモデルは、167ppiと上位機種よりも画面が粗いパネルです。英語に較べると、日本語は漢字も多く文字も複雑です。そのため、この解像度だと視認性にやや難があります。

 第2に、バックライトです。この機種はLEDバックライトが未搭載のため、夜間や飛行機の中で寝ながら読書するということが不可能です。また昼間でも細かい明るさ調整ができないために、視認性がイマイチです。

 Amazon Kindleには、「キャンペーン情報付き」と「キャンペーン情報無し」の2モデルがあります。キャンペーン情報とは、広告表示機能のことです。

 キャンペーン情報付きモデルは、スクリーンセーバー起動時に本の広告が、ホーム画面表示時に「月替わりセール品」の予告やおすすめスポンサー」の広告がそれぞれ入ります。これらは、本を開いて読書しているとき表示されるものではないため、邪魔にはなりません。

 また、「Myストア」の購買記録から個人向けのオススメ情報がスクリーンセーバー時に、他人にバレる!などといった「事故」もありません。


 

 (通常モデル)

 2−1・Kindle Paperwhite 【広告あり】
  ¥14,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 2−2・Kindle Paperwhite 【広告なし】
  ¥16,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 2ー3・Kindle Paperwhite 3G 【広告あり】
  ¥19,480 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 2ー4・Kindle Paperwhite 3G 【広告なし】
  ¥21,480 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 Kindle Paperwhite(通常モデル)は、Kindleシリーズの中位機種になります。2015年6月に「第7世代」の新モデルになりました。

 4つのモデルがあります。

 2-1と2-3は広告表示があるタイプ、2-2と2-4は、広告表示がないタイプです。広告(キャンペーン情報)については、すぐ上で書きましたように、読書の時に邪魔になりませんし、個人情報の漏洩の心配はありません。

 Kindle Paperwhite 3Gとある、2-3と2-4のモデルは、WI-FIの他に、携帯用の3G回線が永久に無料で利用できるモデルです。日本国内限定ですが、携帯電話の3G回線を無料で利用できるために、読みたくなったとき、どこからでも本をダウンロードできます。

 なお、キンドル本のファイルサイズは小さいので、小説などは3G回線ですぐにダウンロードできます。ただし、一部カラー漫画などの大容量データのダウンロードは時間がかかる場合もあります。

 なお、この回線を使って無制限にWebサイトにアクセスできるわけではありません。3G回線では、Wikipediaと各国アマゾンのサイトにのみアクセス可能です。基本的に「本をどこでもダウンロード」するための回線と考えてください。

 どのモデルもWi-Fiは搭載されており、自宅やWi-Fiスポット高速でダウンロード可能です。また、簡易的なものですがブラウザも装備されており、Wi-Fi使用時は、どのサイトでもアクセス可能で、緊急時には「ブラウザ」としての利用が可能です。

 つづいて「見やすさ」ですが、こちらは、格安のAmazon Kindleよりも次の3点で性能的に上位です。

 第1に、液晶の解像度です。

 解像度は300ppiと、かなり高詳細な解像度を持つ電子ペーパーディスプレイになります。6インチの白黒ディスプレイでは世界最高水準の密度です。Carta電子ペーパー技術という新しい技術が採用され、白と黒のコントラストが強く見やすくなっています。

 

 こちらがKindleです。

  

 こちらが、Paperwhiteです。

 写真ではあまり分からないかもしれませんが、画面の「白さ」が右の端末の方が上位であることは分かると思います。このように、コントラスト・鮮明度が格段に上がって見やすくなっています

 第2に、バックライトです。

 Kindle PaperWhiteには、LEDのバックライトが搭載されています。そのために、明るさが細かく調整できます。昼間・夜間を問わずに快適に読書が可能です。

 第3に、バッテリーです。容量が下位機種の2倍で、1日30分の使用で最長8週間までバッテリーが保ちます。大きなバッテリーを搭載するため重さは40グラムほど重いですが、下位モデルと厚みが同じで、総合的には持ちやすいモデルです。なお、充電はどの機種ともUSB経由でパソコンやコンセントから行います。

 このほか、プロセッサーも高性能ですし、タッチパネルはスマホでも採用される静電容量性タッチスクリーンが採用され反応が良くなっているため、ページめくりなどの操作性も抜群です。  

 このように、基本性能に関する多くの点でパワーアップしているために、Kindle Paperwhiteはお買得度がかなり高いと言えます。


 

 (マンガモデル)

 3−1・Kindle Paperwhite 【広告あり】
  ¥16,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 3−2・Kindle Paperwhite 【広告なし】
  ¥18,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時)  

 Kindle Paperwhite(マンガモデル)は、一つ上で紹介した Kindle Paperwhite(通常モデル)の「日本限定特別モデル」として2016年10月に追加発売されたものです。

 通常モデルとの相違点は2つです。

 第1の相違点は、搭載される記憶用メモリーが32GBに増加している点です。他のKindleの場合、上位機種のKindle VoyageKindle Oasisを含めて記憶用メモリーはどれも4GBの搭載ですので、比較するとこちらは約8倍の容量があります。

 一方、4GBでも小説などの「活字」ならば数千冊は保存できます。しかし、マンガの場合は約90冊までと少ない状況でした。絵があるマンガは、活字本のように高圧縮できないからです。

 日本の場合、圧倒的に「マンガ読者」が多いので、この点が不評で、「マンガモデル」の登場となりました。もちろん、マンガだけでなく、「全ての蔵書を持ち歩きたい」日本の読書家にも受け入れられる良い製品だと思います。

 第2の相違点は、ページめくりの高速化です。データ量が多い「マンガ」という特性に合わせ、ページめくりを33%高速化させる「快速ページターン」を搭載しました。また、ページの読み飛ばしを高速に行う「連続ページターン」も同様に搭載します。

 ただし、2点目の「高速化」については、2016年10月のファームウェアアップデートで、この機種以外の通常モデルにもこの機能が実装されます。その点では「相違点」とは言えませんので注意が必要です。。

 以上、Kindle Paperwhite(マンガモデル)の紹介でした。マンガを読む場合特有の「難点」改善している点が魅力と言える機種です。マンガ中心に読むならば、この機種の導入メリットは高そうです。

 もちろん、Kindleは無料のクラウド上(ネット上)に無制限に自分の本が永久保存できるので、読みたいときにダウンロードするのが面倒でないならば他のモデルで良いでしょう。

 なお、こちらの製品については、容量が多いため、Wi-Fiモデルのみの展開です。 


 

 4−1・Kindle Voyage 【広告あり】
  ¥23,980 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 4−2・Kindle Voyage 【広告なし】
  ¥25,980 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 4ー3・Kindle Voyage 3G   【広告あり】
  ¥29,180 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 4ー4・Kindle Voyage 3G 【広告なし】
  ¥31,180 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 Kindle Voyageは、Kindleシリーズの上級モデルです。

 こちらも4つのモデルがあります。  

 3-1と3-3は広告表示(キャンペーン情報)があるタイプ、3-2と3-4は、広告表示がないタイプです。先ほども書いたように、キャンペーン情報は、読書の邪魔にも、個人情報の漏洩にもつながらずお得です。

 Kindle Voyage 3G とある3-3と3-4のモデルは、WI-FI機能の他に、携帯用の3G回線が永久に無料で利用できるモデルです。日本国内限定ですが、携帯電話の3G回線を無料で利用できるために、読みたくなったとき、どこからでも本をダウンロードできます。

 これらの機種は、中位機種のKindle Paperwhiteと比較する場合、次の点で優れます

 IMG_5109.JPG  

 第1に、液晶の視認性です。液晶ディスプレイは、解像度の点では300ppiと第7世代のKindle Peparwhiteと同じです。

 しかし、こちらはマイクロエッチング加工がなされた強化ガラス性の表面パネルが採用されるため、表示される文字の自然さは、下位機種よりも一歩上位です。実際Atlasも発売日に購入して試しましたが、本当に反射がないのでびっくりしました。写真で見ても、白色度がより高いことが分かるでしょう。

 第2に、バックライトです。

 Kindle Voyageには、下位機種にはない照度感知センサーが搭載されます。LEDのバックライトが周囲の明るさに応じて自動的に調整されます。そのため、照度が変わりやすい移動中の読書に向いていると言えます。

 第3に、耐久性です。

 Kindle Voyageは、強化ガラスが採用されます。中位機種のKindle Paperwhiteは、画面が強化プラスチック製なので、バッグなどにいれて持ち運ぶと、画面が多少傷が付きやすいです。そのため、持ち運ぶ人は液晶保護フィルムを付けた方が良いのですが、こちらは画面が傷つく心配が少ないです。

 201510211619.jpg

 第4に、ページめくりの改善です。

 左右の両サイドにある丸い点線のような部分は、圧力センサーになっています。これがページめくりに利用するボタンになっています。

 一般的な指で押し込むボタンではなく、カーボンと銀を使用した圧力センサーになっており、ふれると「読書の妨げにならない」程度の指先にかすかな振動を返します。これにより、直感的な操作でページめくりが可能になりました。左右に2つずつセンサーがあるため、いずれの指でも「送り」「戻し」ができる便利な仕様になっています。

 第5に、その薄さと軽さです。

 Paperwhiteの9.1mmに対して、こちらは7.6mmと本体がかなり薄型になっています。重さも、Paperwhiteの215gに対して、180gと軽量です。高詳細のCarta電子ペーパー強化ガラスを採用しているにもかかわらず、さらに軽量化も実現できているのは素晴らしいと思います。

 以上、Kindle Voyageの紹介でした。

 高性能なハードウェアを搭載しており、従来のKindleユーザーで、より快適に使いたい方の買い換えには最適な機種でしょう。

 ただし、値段が高いのがネックです。中位機種のKindle Paperwhiteでも十分日本語の小説や漫画などは快適に読書できるので、さらに「プラスαのクオリティ」を望む、上級ユーザー向けの製品です。


 

 5−1・Kindle Oasis【広告あり】
  ¥35,980 Amazon.co.jp
   (6/26執筆時) 
 5−2・Kindle Oasis 【広告なし】
  ¥37,980 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 5ー3・Kindle Oasis 3G    【広告あり】
  ¥41,190 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 5ー4・Kindle Oasis 3G 【広告なし】
  ¥43,190 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 Kindle Voyageは、Kindleシリーズの中で現在最も高価なモデルです。

 こちらも4つのモデルがあります。  4-1と4-3は広告表示があり、4-2と4-4は、広告表示がないタイプです。

 Kindle Voyage 3G とある4-3と4-4のモデルは、どこでもダウンロードできる携帯用の3G回線が永久に無料で利用できるモデルです。国内でのみ利用できる部分など、構成はvoyageと同じです。

 これらの機種は、Kindle voyageと比較する場合、次の点で優れます

 第1に、液晶のバックライト性能です。夜間読書などに必要なLEDライトの数が、voyageの6個から10個まで増えています。視認性の展で、より明るくなることもメリットですが、それ以上に「明るさのムラ」がなくなることがメリットです。voyageは、夜間の可読性も高いとはいえ、カラー液晶などに比べた場合、明るさのムラが皆無ではありませんでした。この点の改良は、Atlasにとっても大きいものです。

 第2にブラウン(ウォルナット)黒(ブラック)レッド(メルロー)の専用カバーが付属する点です。Kindle初の一体型カバーで、カバーの開閉とスリープのON/OFFが連動しており、便利です。素材も皮で、高級感があります。

 第3に、バッテリー駆動時間の延長です。Oasisは、本体のほか、専用カバー側にも充電池を持つため、充電なしで数ヶ月の寿命があります。(下位モデルの場合、どれも数週間のバッテリー容量です)

 第4に、軽量性です。180グラム前後の重量だったKindle Voyageと比較して、こちらは131グラム前後と、小型スマホ並の軽量性です。形状もこのモデルでは、持ち手以外の部分で薄型化がなされたため、カバーを取り外した状態ならば、片手で寝ながら読んでも疲れないでしょう。なお、カバーは重さが107gです。カバーはマグネット式で着脱がしやすいため不便はありません。

 これ以外の点では、Kidle voyageと同じです。画面解像度も同じであるので、日中や夜間でも照明がある場所で、かつ、正しい姿勢で使うなら、voyageと実用面でさほどの性能差はありません。下位機種を選べば良いでしょう。

 一方、軽量性とLEDライトの改善は「ベッドでの読書」「夜間飛行機での読書」用には良い進化です。また、バッテリー駆動時間の延長や、専用設計のカバーの付属は、出張移動の多い本好きの方には、おすすめできます。

ーーー

 というわけで、ここまでは、現在のKindleのラインナップを整理してみました。

 続いて、以下の記事では、スキャナで取り込んだ自炊PDFをKindleに取り込む方法を解説します。

 自炊利用を考えていない方は、次の項目は読み飛ばして、記事の最後の「オススメ機種」の選び方の情報だけご覧ください。

自所有のPDFをKindleで読む方法

 ここからは、個人で自炊したPDFファイルをKindleにきれいに取り込む方法について書きます。

 Kindle端末の場合読み込めるデータ形式は、PDF形式と.AZW形式です。AZWは、Kindleに最適化されたアマゾン独自のファイル形式です。  

 Kindle端末を購入すると、購入時に「 000@kindle.com」というユーザー固有の専用メールアドレスが貰えます。振そのアドレスに対して、「変換」ないし「convert」という題で添付メールを送れば、PDFやワード(doc., docx)からAZW形式に自動で変換され、Kindle端末に自炊本が自動で登録できます。

 以下、主に日本語の本や漫画の取り込みについて紹介します。もし、英語について知りたい方は【こちら】の補足記事をご覧ください。

 

 パナソニック 読取革命Ver.15
  ¥9,590 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 さて、日本語の小説などですが、Kindleの仕組みから言えば、専門ソフトで画像からOCR化(スクリーンフォント化)して読むのが最もクリアです。

 しかし、【日本語OCRの比較記事でお話ししたように、日本語のOCRは、専門的なソフトでも精度の問題の他に、画像を適切に配置できるリッチテキストに対応していないなど、いろいろな問題点があります。

 そのため、結論的に言えば、Kindleに取り込んで読む場合、OCR化は(今のところ)控えておいた方が無難です。日本語で小説などを読むときに間違った文字や文字化けが表示されてしまったら、読みにくいでしょう。

 したがって、自炊PDFファイルをそのままKindleで読みたい場合は、そのままのPDFファイルをUSB端子経由でKindleに移すのが良いです。

 上で紹介した、azw形式の転送だとPDFの中に埋め込まれたフォントが優先されて表示されてしまうので、「USB経由」と書きました。

 結論的には、このやり方を取るのが、自炊したPDFをKindlePWで読む場合には最適な方法だと思います。

 201302221156.jpg

 上述の画像は画面をそのまま写真で撮ったものです。このように、十分に読むに足る取り込みができます。Kindleのディスプレイはどれも6インチなので、文庫本や新書程度のサイズに最適です。

 なお、より読みやすく取り込もうと思う場合は、小説は「白黒2値」の設定で、漫画などは「グレースケール」で取り込んでください。

  

 選ぶ機材は、カラー・白黒・グレー自動判別機能のある新型のScanSnapが良いと思います。ドキュメントスキャナのおすすめ機種については、別に詳しい記事を書いてありますので、そちらをごらんください→こちら

 なお、小説などは白黒で対応できない挿絵ページもあります。

 201302221226.jpg

 既にグレースケールやカラーで自炊してあるPDFについては、reFlowerというフリーソフトを使うと、全てのページについてカラーやグレースケールを白黒2値化してくれます。ただし、画像は多少劣化します。

 201302221217.jpg

 reFlowerは、余白を取ってKindle形式の形にファイルをリサイズする機能もあります。しかし、日本語の場合は完璧ではないで、設定値は、Native PDF(そのままで出力)と設定した方が良いです。

  reFlowerを動かすには、ActiveTcl libraries  をあらかじめインストールする必要があります。MAC OS10.8以上の場合は、このソフトは、ダブルクリックではなく「右クリックメニュー」から「開く」という手順でインストールできます。

今回の結論
Kindleで本や自炊PDFを快適に読むにはこの機材がおすすめ!

 以上、今回は、Kindleの全機種を紹介した後、主に自炊PDF端末として利用する場合のノウハウについて書きました。

 電子ペーパーを採用する読書端末は、他社からも幾つか発売されています。しかし、キンドル本の市場が大きいため、最も市場規模が大きいといえるのはやはりKindleです。その点で、撤退により、昔買った本が読めなくなるというトラブルが最も発生しにくいので、安心感があります。

 また、Kindleは一度購入すると、インターネット上のクラウドに無料・無制限に保存されますので、Kindle端末を新しく買い直しても本が消失してしまうことはありません。

 では、最後にいつものように、購入目的別にAtlasが「おすすめ」する機種についてをまとめておきます。


 第1に、Amazonで買った電子書籍の読書だけを考えているで、本の購入は自宅だけと考えている方、

 
 2−1・Kindle Paperwhite 【広告あり】
  ¥14,280 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 
 2−2・Kindle Paperwhite 【広告なし】
  ¥16,280 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 Kindle PaperwhiteのWi-Fiモデルが良いと思います。Paperwhite 3Gとは、外出先で3G回線が使えること以外性能面では変わりませんから。もちろん、自宅でダウンロードしておいた書籍は、ネットへの接続環境のない移動中などでも読むことができます。  

 画面の解像度も300ppiと電子ペーパーでは最強の水準ですし、視認性の点で不満に感じることは少ないでしょう。

 ナカバヤシ 液晶保護フィルム 2枚入り
  ¥1,350 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 先ほど書いたように、あまり傷に強くないガラスなのでフィルムは付けた方が良いです。簡単に付けることができます。

 Amazon レザーカバー(Kindle Paperwhite専用)
  ¥4,680 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 運搬時の保護のため、また読書時の持ちやすさのために、専用ケースを購入するのも良いでしょう。この場合も、防止保護フィルムは貼った方が良いです。

 Amazon Kindle PowerFast急速充電器
  ¥1,980 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 また、パソコンからUSB充電する場合は付属ケーブルで可能です。しかし、コンセントから急速充電する場合は、USBコンセントが必要です。もし、お持ちでなかったら揃えてください。3時間で充電が終わるタイプです。

 Kindle Paperwhite用 事故保証プラン 2年
  ¥1,890 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 保証を延長するには、こちらを購入します。通常版の場合、本体価格はそれ程高くないので、必ずしも入らなくて良いかもしれません。


 第2に、漫画をメインに読書する方や、読書家の方で、大量の蔵書を常に持ち歩きたい方は、

 

 (マンガモデル)

 3−1・Kindle Paperwhite 【広告あり】
  ¥16,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 3−2・Kindle Paperwhite 【広告なし】
  ¥18,280 Amazon.co.jp
(6/26執筆時)  

 Kindle Paperwhiteマンガモデルがおすすめです。

 32GBと他製品の8倍の記憶容量を持つのは、この機種だけですから、便利に使えると思います。マンガのようなデータ量の多い本を読む場合は、たいへん有用だと思います。

 なお、増えたのはメモリーだけでサイズなどは同じですので、アクセサリー類や延長保証は、通常モデルのKindle Paperwhiteと同じです。


 第3に、Kindleで買った本の読書だけを考えている方で、外出先でも購入やダウンロードしたい方は、

 

 2ー3・Kindle Paperwhite 3G 【広告あり】
  ¥19,480 Amazon.co.jp
   (6/26執筆時) 
 2ー4・Kindle Paperwhite 3G  【広告なし】
  ¥21,480 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 3G回線に対応するKindle Paperwhite 3G が良いでしょう。WI-FI機能に依存せずに手軽にどこでもダウンロードできるのは便利ですし、通信料は無料ですから安心です。

 ナカバヤシ 液晶保護フィルム 2枚入り
  ¥1,350 Amazon.co.jp (6/26執筆時)
 Kindle Paperwhite用 事故保証プラン 2年
  ¥1,890 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 フィルムなどのアクセサリーは1つ上で紹介したKindle PaperwhiteのWi-Fiモデルと同じです。フィルムと延長保証プランは、こちらの場合もできれば加入した方が良いと思います。


 第4に、読書する時間が長い方で、最高性能と言えるディスプレイが欲しい方は、

 

 4−1・Kindle Voyage 【広告あり】
  ¥23,980 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 
 4ー3・Kindle Voyage 3G   【広告あり】
  ¥29,180 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 Kindle voyageでしょう。価格はかなり高いですが、最高機のOasisと同じ最高級のディスプレイを搭載しており、画面の見やすさの点でワンランク上と言える性能です。

 また、使い勝手も考えられており、本体が薄く、軽量のため使いやすいです。  自宅で主に使う方は、3-1の通常のWI-FIモデルを、出張などが多く移動中に本を買う方は3-3の3G回線対応モデルを選ぶと良いでしょう。

 Kindle Voyage用 事故保証プラン (2年)
  ¥4,860 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 2年間の延長保証はやや高額です。ガラスなど、壊れやすいパーツを使っているためでしょう。その分、落下や水濡れまで対応してくれます。

 気泡ができにくい 反射防止フィルム 2枚入り
  ¥1,350 Amazon.co.jp (6/26執筆時) 

 傷つきにくいガラスを採用しているのでフィルムは不要かもしれません。万全を期す場合はこちらが対応します。


 第5に、自宅ベッドや夜間飛行機など、照明のない場所で使える最高級機としておすすめなのは、

 

 5−1・Kindle Oasis【広告あり】
  ¥35,980 Amazon.co.jp
   (6/26執筆時) 
 5ー3・Kindle Oasis 3G    【広告あり】
  ¥41,190 Amazon.co.jp
(6/26執筆時)  

 外出先での利用の有無により、この2つのモデルから選ぶと良いでしょう。抜群の軽量性と、夜間視認性の良さは、こうした用途に最も向いています。持ちやすさも改善されていますので、ヘビーユーザーのvoyageからの買い換えにも向いています。

ーーー

 gy7dfagghkozf.png

 FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500A
  ¥44,601 Amazon.co.jp
(6/26執筆時) 

 なお、スキャナと組み合わせて考えているのならば、 FI-IX500Aが良いでしょう。上で書いたように、スキャナについては、取り込み時カラー・白黒・グレー自動判別 機能がある機種を選ぶことが重要です。その点、最新のScanSnapがおすすめです!

 なお、このブログでは【おすすめドキュメントスキャナーの記事】もあります。より詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

ーーーー

 なお、執筆時現在、Amazonでは「Kindle」と「Kindle Paperwhite」「Kindle Paperwhiteマンガモデル」の 割引キャンペーンを実施中です。対象となるユーザーは、Amazonプライム会員です。

 Amazonプライム会員というのは、年会費3900円で、即日配達(当日お急ぎ便・お急ぎ便)が1年間利用できるというサービスです。優先扱いを受けられるため、Amazonの配達日数が数日間早くなるほか、多くの場合において、宅配便で配送されるようになるため、輸送の安心感も得れます。

 その他、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書から、毎月1冊を無料で購入(入手)できる特典も付属します。

 既にAmazonプライム会員の方は【こちら】に表示されているクーポン番号を、キンドルを「カートにいれる」後の決済画面にある「コードを入力」欄に入れれば、自動的に4000円OFFとなります。

 まだAmazonプライム会員ではない方は、【こちら】でプライム会員の1ヶ月の無料試用の登録をし、後に正規会員になった後でならば、こちらの割引対応が可能です。なお、プライムサービスは、年会費は必要ですが送料無料特典の他、音楽聞き放題、ビデオ見放題なども付帯するためお得です。

 なお、Kindle VoyageとOasisは割引対象外です。


 というわけで、今回は、Kindle Paperwhiteのレビューをお送りしました。

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posted by Atlas at 17:27 | Comment(0) | ノートPC・タブレット

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