【今回レビューする製品】2020年 最新デジカメ60機からのおすすめ機種の選び方:コンデジ ミラーレス 一眼レフ 単焦点カメラ:顔検出・Wi-Fi Bluetooth スマホ転送(iPhone Android)対応機:性能の違いや人気ランキング:ソニー ニコン キヤノン パナソニック オリンパス
【評価する主な製品型番】 IXY 210 IXY 650 EOS Kiss X10 PowerShot G9X MarkII G7X MarkII Cyber-shot DSC-WX350 SX720 SX730 HS α5100 ILCE-5100L-B LUMIX DMC-TZ90 DMC-LX9 DC-LX100M2 DSC-RX100M7 DMC-TX2 COOLPIX W300 D3500 A900 STYLUS TG-5 Tough
今回のお題
最新デジカメはどのように選ぶのがおすすめ?
ども、Atlasです。
今回は、2020年10月現在、最新モデルのデジカメの選び方とオススメ機種について解説します。
デジタルカメラは、コンデジ・一眼レフ・ミラーレス一眼など、現行機種だけでもかなりの機種(100機以上)に及びます。
1・1万円前後の入門デジカメ
2・3万円前後の人気デジカメ
3・5万円以上の高級デジカメ
4・超高倍率ズームのデジカメ
5・水や砂に強い高耐久デジカメ
6・自分撮影ができるデジカメ
7・単焦点レンズのデジカメ
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】
しかし、このブログでは、全10回の記事で、コンデジだけで95機、ミラーレス・一眼レフを含めれば、150機以上を比較してきました。
1・画質の良さ ★★★★★
2・ズーム倍率 ★★★★★
3・フォーカスと連写 ★★★★★
4・手ぶれ補正 ★★★★★
5・動画撮影 ★★★★★
6・軽量性 ★★★★★
7・スマホ連携 ★★★★★
8・総合評価 ★★★★★
また、それぞれの記事では、上表のようなポイントから、「おすすめ」機種も提案してきました。
今回の記事は、「全10回のデジカメ比較記事」の【最後のまとめ】として、「失敗しないデジカメ選びのポイント」を詳しく解説します。
その上で、今年度の最新100機から、予算別・目的別に「最終的なオススメ機種」を改めて提案していこうと思います。
1・デジカメの選び方(画質)
さて、デジカメを選ぶ場合、皆さんが「最初に」かつ「最も」心配するのは「デジカメの画質」でしょう。
1・撮像素子の大きさ
2・レンズの明るさ(F値)
3・画素数の多さ
わかりにくい部分ですが、デジカメは、上の3点のスペックに注目すれば、そのグレードが推測できるように作られています。
デジカメ選びの基本となる部分ですので、以下詳しく説明しましょう。
なお、手っ取り早く「オススメ機種」だけ知りたい方は、流し読みして、最後の「今回の結論」だけみてください。
1・撮像素子の大きさ
第1に、撮像素子(イメージセンサー)についてです。
撮像素子とは、画像を電磁データに変換する部品で、カメラの性能を決定づける最も重要なパーツです。
撮像素子は、そのサイズが大きいほど取り込める情報量が多いので、良い画質が良くなります。
コンデジの場合、1万円から3万円ほどの入門機では、1/2.3型(8.8×6.6mm)の撮像素子が標準的です。
しかし、5万円前後になると、1.0型という4倍程度大きな撮像素子を搭載します。そのため、画質も「4倍以上」良いと言えます。
一眼レフやミラーレスの場合、1.0型よりさらに2倍大きいAPS-C(23×15mm)が標準です。
10万円を超える一部のコンデジも、このグレードを搭載している機種がありますが、例外的です。
ーー
結論的にいえば、入門デジカメでは、1/2.3型以上を、高級デジカメでは1.0型以上を目安として選べばよいでしょう。
なお、同じサイズの撮像素子でも、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSや、格安ながら消費電力の面で不利なCCDセンサーなど、より細かい分類もできます。ただ、とりあえず、サイズ面だけ気にしていただければ、問題ないでしょう。
2・レンズの明るさ(F値)
第2に、レンズの明るさ(F値)です。
F値とは、レンズの明るさを示す単位です。カメラだけではなく、ビデオや望遠鏡などでも使われる明るさの国際規格です。
撮像素子の場合とちがい、値が小さいほど高性能なレンズです。例えば、F1.4のレンズと、F3.0のレンズでは、F1.4の方が高画質で明るいカメラです。
値が小さいほど、光を透過できるレンズで、夜間や逆光下などの撮影に強くなるほか、背景をボカした芸術的な写真が撮影しやすいです。
F値は、各メーカーのカメラの仕様表に必ず記載があります。
上のカメラの場合、F値は3.4です。
なお、カメラはズーム倍率をあげて撮影するほど暗くなります。そのため、このカメラの場合、最大ズーム(35倍)時は、F6.9までレンズが暗くなります。
一部には、ズームしても暗くならない全域F2.8などのコンデジもありますが、かなり例外的です。
ーー
結論的にいえば、1万円から3万円ほどの入門デジカメでは、広角側のF値がF3.4以下のデジカメを、5万円以上の高級デジカメでは、F3.0以下のデジカメを選べばよいでしょう。
なお、20倍以上の高倍率ズーム搭載デジカメで、F値のスペックが良い機種は、大きなレンズを搭載するので、カメラ本体が相当重いです。
背景がボケた芸術的な写真を撮れる「明るいレンズ」が安く欲しいならば、ズーム倍率の高さは過度にこだわらない方が良いと思います。
3・画素数の多さ
第3に、画素数です。
これは、皆さんが最も良く聞くスペック数値でしょう。
スマホ搭載のカメラの新機種がでた時「画素数が上がった」などと良く報道されます。
画素数が多いほど、解像感が高く、綿密な写真が撮影できるのは、コンデジも同じです。
現状で10万円以下の最新コンデジを選ぶ場合、この部分は重要視しなくて良いです。
というのも、画素数というのはその質を向上させると、ISO感度をあげるのが難しくなり、夜間など高感度撮影をした場合に、カメラにノイズが走りやすくなる性質があるからです。
また、最近のデジカメはほぼ全機種が1600万画素以上ですが、A4サイズに引き延ばして写真印刷する場合も、1600万画素ほどあればそれ以上は画質に差はでません。
ーーー
以上、画質を決定づける3要素を解説しました。
話は簡単で、「撮像素子の大きさ」と「F値の小ささ」に気をつければ、画質の面で間違いない機種が購入できます。
1・入門機(〜3万円)
撮像素子1/2.3型以上 F値3.4以下
2・高級機(5万円〜)
=撮像素子1.0型以上 F値3.0以下
その目安を再度示すると、以上のようになるでしょう。
そのほか、 これ以外にも解像感をソフト的計算で処理する「超解像技術」や、スマホでもお馴染みの「HDR合成技術」なども重要です。
ただ、どちらかというと、「レンズや撮像素子の欠点を補う」という要素が強いので、カメラを選ぶ際の、メインの比較要素にはしなくて良いでしょう。
2・デジカメの選び方(ズーム倍率)
つづいて、ズーム倍率について、解説します。
一概に「ズーム」と言っても「電子ズーム」と「光学ズーム」の2種類がある点には、注意が必要です。
----
第1に、電子ズームです。
撮った写真の中央部を切り取って引き延ばすような仕組みです。
この場合、上図のように、格安スマホのズームと同じで、ズーム時に写真の画質が劣化します。
----
第2に、光学ズームです。
電子ズームと同じ画像でも、上図のように、鮮明度が全く異なります。
これは、望遠鏡のように、レンズを動かしてピントを移動させる仕組みなので、ズームしても画質の劣化はありません。
したがって、デジカメを選ぶ場合に重要なのは、光学ズームのスペックとなります。
なお、キヤノンは「プログレッシブズーム」という名前で、電子ズームと光学ズームを総合した倍率を表示しています。超解像度技術を利用しているものの、画質は劣化します。
光学ズームの倍率は、最近では40倍を越える機種があります。
最も拡大できるニコンの製品は、83倍ズームです。コンデジは、一眼レフと異なりレンズ交換ができないので、その分、倍率を上げやすいようです。
ただし、こうした機種は、本体重量が1kgに近く、軽量コンデジ3−4個分の重さになっています。
高倍率ズーム機は、本体が重いか、撮像素子やレンズの明るさなど画質が悪いかするので、必要以上のズームを搭載した機種は買わないのがポイントです。
以下、だいたいの目安を書いておきましょう。
第1に、運動会・子ども撮り用では、10-15倍ズーム程度で基本的にまかなえます。
第2に、スポーツ観戦用、野外コンサート用でも、30倍-40倍程度が目安です。それ以上は、ややオーバースペックでしょう。
第3に、旅行用やスナップ撮影は、3倍前後もあれば足ります。ズームのない単焦点(1倍ズーム)でも良いくらいです。
ーー
先ほども書きましたが、デジカメのズーム倍率を無理にあげると、カメラの明るさ(F値)が犠牲となるか、カメラが大型化・重量化します。
高倍率ズーム搭載機は魅力的ですが、本当に使うかよく考え、あきらかに不要なズーム倍率を排除したほうが満足度が高いと思います。
3・デジカメの選び方(手ぶれ補正)

3点目に説明するのは、手ぶれ補正についてです。
手ぶれ補正は、「ズーム倍率の高いカメラ」を選ぶ際は、最も重要視するべきポイントです。ズーム倍率を上げるほどブレやすいからです。
また、低倍率のカメラでも夜間や室内など光の少ない場所で撮影する場合、三脚無しにズーム撮影する場合は、手ぶれ補正が弱いと、失敗写真が多くなります。
1・電子式補正
2・光学式補正
手ぶれ補正も、電子式・光学式の2つの補整方式があります。
デジカメの場合は、レンズを動かして前後左右2軸のブレを補整する光学式手ぶれ補正の能力が重要です。
3・ハイブリッド式
加えて、最近は、前後・左右2軸の手ぶれだけでなく、水平・垂直・回転方向を含む5軸全ての補整を行うハイブリッド手ぶれ補正対応カメラも発売されました。
ほかにも、本体のジャイロセンサーだけで、5軸全ての手ぶれ補正ができる新方式や、撮像素子からも手ぶれ補正情報を受け取る方式など、メーカーごと、方式には個性があります。
手ぶれ補正の強さは、一部のメーカーを除けば、一般的に「シャッター速度「何段分」の補整」という書き方でスペック表記されます。
例えば、シャッター速度2段分の補整の場合ブレ幅は1/8程度に、4段分なら1/16程度に軽減されます。
なお、コンデジは、動画も撮影できますが、動画用の手ぶれ補正は、写真用とは異なる別の仕組みですので、動画を多用する方は、その有無には注意をしてください。
ーーー
以上、手ぶれ補正の能力についての説明でした。
コンデジを選ぶ際は、格安機種でも、光学式手ぶれ補正を搭載する機種を選ぶことをおすすめします。特に40倍を超える場合については、シャッター速度3段分以上のモデルを選ぶと満足度が高いでしょう。
4・デジカメの選び方(液晶とファインダー)
4点目に説明するのは、液晶モニターとファインダーについてです。
第1に、確認用液晶モニターです。
これは、大きさ、解像度の細かさ、タッチパネルの有無などで、グレード・ランクが分けられます。
とくに、タッチパネル対応機種は、タッチパネルによるピント合わせができるなど、メリット性が高いです。
ただ、現在のデジカメのトレンドで重要な部分は、確認用モニターが前後左右に動かせるかどうかです。
コンデジでも、前後にカメラを動かせるチルト式モニターや、より自由に360度回転できるバリアングル式モニターが人気です。
運動会などの混み合った場所の撮影のほか、「自分撮影(セルフィー)」に対応できるので、最近搭載するデジカメが増えています。ただし、チルト式液晶の一部は、180度反対側には向かない機種も一部あるので注意してください。
第2に、ファインダーです。
一部の高級機のみに搭載されますが、コンデジにもファインダーが搭載される機種があります。
ただし、レンズを通して実際の世界が見える光学式ファインダーではありません。
コンデジ・ミラーレスの場合は、EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダ)と呼ばれる方式です。
ファインダーを覗いたとき見えるのは、液晶モニターで見る画像と同じ、いわば「ビデオの映像」です。ただ、最近のものは高詳細のため、実像に近い画質で見えます。
コンデジのファインダーについては、解像度が100万画素以上のものを選べば、ほぼ間違いないでしょう。ただし、有機ELを採用する場合は、それ以下でも美麗です。
5・デジカメの選び方(AFと連写速度)

5点目に説明するのは、オートフォーカスと連写速度です。
いずれも、子ども撮り・動物撮り・スポーツ観戦など、動く被写体を撮影する方は、重視するべき部分です。
こちらも、順番に説明しましょう。
第1に、オートフォーカスです。
オートフォーカスとは、カメラを半押しした際に「被写体に自動でピントを合わせる機能」です。
スマホでもお馴染みですが、この性能が低いと、子供など動く被写体撮影する場合などに、「ブレブレ」の写真になります。
1・コントラストAF
2・像面位相差AF
3・ファストハイブリッドAF
オートフォーカスは、現在、上記3つの方式があります。
速度的には、コントラスト式AFが最下位で、一眼レフなどでも採用されている像面位相差AF方式・ファストハイブリッドAFの順に性能が高いと言えます。
コンデジは、ほぼ全てコントラストAFの採用です。
ただし、この方式の改良は盛んです。例えば、パナソニックが開発した、コントラスト式を像面位相差AFに近づける空間認識AFを採用します。
また、ソニーは、シャッターを半押しした状態で、AIがピントを予測するファストインテリジェントAFを採用します。
オートフォーカス精度をメーカー横断的に比較のは難しいですが、「30点AF」などオートフォーカスの測距点の数字(ピントを合わせられるマス目)は参考になります。
コンデジの場合、測距点が9点以上あれば、とりあえず問題ないでしょう。
一方、オートフォーカスの速度が自慢のデジカメは、最速の合焦速度をメーカーが掲示する場合があります。
コンデジの場合、0.15秒以下なら優秀だと思います。
顔認識機能も、人物撮影の場合は、重要です。
単に顔を認識することなら格安機でも可能です。
しかし、上級機は、瞳を検出する機能(瞳AF)を持ち、また動く被写体の顔・瞳を追尾することが可能です。
こうした技術は、オートフォーカスの速度や正確性に、好影響を与えます。
最近は、動物の眼を検出できるソニー機のほか、星空AFや、低輝度AFなど、専用のAFを持つ機種が増えており、このブログでも注目して比較しています。
第2に、連写速度です。
こちらについては、ほぼ全てのデジカメが、速度を公開しています。
実数として、5コマ/秒以上あれば優秀で、子どもなどの動く被写体に対して強力な機種、とみなして良いでしょう。
連写速度については、コンデジの場合、画質を劣化させず、かつ、動く被写体に「自動でピント」を移動させ続けることを前提とするならば、10コマ/秒ほどが現状で最高です。
な、「ピント固定時」や、画質の劣化する「電子シャッター利用時」の連写速度を「最高速」として公開しているメーカーもあります。
とくに、5万円以上の高級コンデジを探している場合、比較にあたり、この部分に注意が必要です。
一方、「電子シャッター」方式を高度に改良することで、「30コマ/秒」以上まで撮影できるようにしている、メーカーがあります(ソニー)。
ほかにも、画素数を4K(850万画素)程度に抑えつつ、動画から写真を切り出す「4Kフォトモード」を採用し、「30コマ/秒」程度まで高速化させているメーカーもあります(パナソニック)。
6・デジカメの選び方(おまかせオート)
6点目に説明するのは、おまかせオートについてです。
どんな格安コンデジでも「押すだけで撮れるオート撮影」は、付いてます。
しかし、3万円以上の上位機の多くは、明るさ・被写体・逆光状況・撮影対象などを自動で判定し、20種類以上のパターンから撮影モードを自動選択する「おまかせオート」が付属します。
そのため、家族に「単にシャッターを押すだけの人」がいる場合、この機能が充実する機種が良いです。
おまかせオートは、各社名称が異なります(おまかせ iAなど)。
また、手動選択が必要な「撮影モード」との違いが分かりにくいので、このブログでは、気をつけて、各機を比較しました。
7・デジカメの選び方(防水耐衝撃)

7点目に説明するのは、デジカメの防水・耐衝撃性についてです。
デジカメのジャンルの1つとして、高い防水性能・防塵性能・耐衝撃性能・耐寒性能を持つモデルが各社から10製品以上出されています。
海水浴・ダイビング・スキーなど、水気のある場所や、野外コンサート、スポーツイベント、トレッキングなどの天候が読めない場所に行く方に人気のモデルです。
堅牢性を高める場合、レンズの口径が小さくなる、本体の重さが増すという弱点がありますが、使い勝手は向上します。
こうしたジャンルのカメラは「特殊」なので、このブログでは、単独記事(こちら)で紹介しています。
8・デジカメの選び方(スマホ連携)

8点目に説明するのは、スマホなどへの転送についてです。
1・Wi-Fi方式
2・BluetoothLE 併用方式
こちらは、Wi-Fi方式と、BluetoothLE併用方式に分かれます。
第1に、Wi-Fi方式です。
スマホアプリ(iPhone/Android)を利用することで、外出先にネット環境が無くても、スマホとカメラを「直接接続」して通信できます。
アプリでは、スマホの写真フォルダを確認し、写真を転送できます。
最近のコンデジは、かなり格安なものでもWi-Fiを搭載しています。LINEなどで友人に送ったり、SNSに外出先から投稿したり、デジカメの楽しみ方は増えていると言えます。
第2に、BluetoothLE併用方式です。
2019年以降発売の各社の製品に多いですが、Wi-FiとBluetooth LE双方を装備します。
Bluetooth LEは、普通のBluetoothより低消費電力なので、スマホ・カメラのバッテリーに影響を与えず常駐できます。
そのため、カメラの電源がオフの状態でも、スマホアプリだけの操作で写真を転送できます。
Bluetooth回線は低速ですが、データ送信にWi-Fiに「橋渡し」させて、意識することなく、高速転送させます。
なかには、撮影したオリジナル画像を、スマホやクラウドに自動転送できる製品もあります。
一方、Bluetooth LE搭載機の多くは、撮影時、スマホのGPS位置情報(ジオタグ)を自動付与できます。
(スマホカメラでのように)アルバムを撮影地で整理したい方には、重要です。
その点で言えば、BluetoothLE併用式は、スマホのGPS情報・時刻情報を自動でカメラに送れるため、こうした整理をしている方に便利です。
今回の結論
最新デジカメのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、ここまで、スペック的な側面からデジカメの選び方を解説しました。
最後に、このブログで紹介してきた新製品のデジカメ全てから、今回紹介した比較基準をもとに、Atlasがおすすめできる機種!を選んでいきます。
第1に、1万円台の予算で、容易に持ち運べる軽量カメラとして、最もおすすめできる機種は、
【2017】
1・CANON IXY 210【シルバー】
1・CANON IXY 210【ブラック】
¥16,100 楽天市場 (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型CCD
広角側の明るさ:F3.2
画素数:2050万画素
光学ズーム: 10倍
焦点距離 :28mm〜224mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
AF:1点(コントラスト式)
連写速度:0.8コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:95.2×54.3×22.1mm
重さ:約128g(バッテリー含む)
キヤノンの IXY 210をオススメします。
1万円前後で買える機種ですが、10倍の光学ズームと128gという本体の軽量性を両立した優れた機種です。
手ぶれ補正も光学式であり、Wi-Fi転送機能も付属するため、使い勝手の部分でもこの価格帯の製品としては「とびきり」お買得だと思います。
一方、撮像素子やレンズの明るさは、上位機種に敵いませんが、この価格帯の製品として十分以上の能力があります。便利に使えると思います。
ーーー
2・Canon デジタルカメラ IXY 650
¥19,600 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.6
画素数:2020万画素
光学ズーム: 12倍
焦点距離 :25mm〜300mm
手ぶれ補正:光学式(2軸 2.5段)
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:2.5コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:99.7×57.6×22.4mm
重さ:147g(バッテリー含む)
ただ、もう少し予算が出せる用ならばキヤノンのIXY650を選ぶのも手です。
こちらは、12倍の光学式の高倍率ズームを搭載するため、遠くの撮影により強い機種です。旅行や運動会などにはより活躍するでしょう。
また、こちらについては、撮像素子として、裏面照射型の撮像素子を採用しており、下位機に比べて性能が良いです。もちろん、Wi-Fiを採用しており、スマホへの転送もバッチリできます。
さらに、手ぶれ補正は2.5段と12倍ズーム機としては十分なレベルです。
なお、これらの製品を含めた詳しいスペックの比較については、上記のリンクページで解説しています。よろしければ、ご覧ください。
第2に、2〜3万円前後の予算で買えるカメラの中で、最もおすすめできる機種は、
3・ソニー Cyber-shot DSC-WX350【各色】
¥24,491 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F3.5
望遠側の明るさ:F6.5
画素数:2110万画素
光学ズーム: 20倍
焦点距離 :27mm〜540mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K非対応
大きさ:96x54.9x25.7mm
重さ:137g(バッテリー含む164g)
ソニーのサイバーショットシリーズDSC-WX350がおすすめです。
リンク先のAmazonでは「新モデル」として、 DSC-WX500が提案されますが、そちらは上位機で、この機種もまだ生産中です。
カメラの画質は、夜間撮影に強い裏面照射型CMOSを採用し、1/2.3型という十分なサイズの撮像素子、F3.5のレンズを搭載しており、期待できます。
ズーム倍率も20倍とスポーツ観戦にも利用できそうな高倍率ながら、重さは164gと軽く、持ちはこびがしやすいです。
つまり、軽量性、ズーム倍率、レンズの明るさという3点で、3万円前後の製品の中では、とてもバランスが取れている機種です。
手ぶれ補正も、新型の手ぶれ補正機能が搭載されており、うまくカメラを固定できない入門者には心強いでしょう。
そのほか、コントラストを高める4枚合成のHDR機能など、撮影を補助する部分での能力もワンランク上です。
さらに、本機は、格安機では珍しく、カメラが周囲の状況を分析し、最適な撮影モードを選ぶ「おまかせオート」に対応します。
普通のオートモードと違って20パターン以上から選択されるため、「シャッターを押すだけ」で綺麗に撮りたい場合、この部分は重要です。
このカメラは、オートモードにしておけばそれなりの写真を撮らせて貰えるカメラといえます。「スマイルシャッター機能」も付きますし、室内のスナップ撮影にも良いと思います。
-----
なお、この機種の後継機となるDSC-WX500を含めて、この価格帯の製品については、上記リンク先で詳しく解説しました。
第3に、5万円以上の予算で買う高級コンデジの中で、最もおすすめできる機種は、
【2017年】【下位機】
4・CANON PowerShot G9X MarkII
¥50,731 Amazon co.jp (10/24執筆時)
【2017年】【上位機】
5・CANON PowerShot G7 PSG7X Mark III
¥101,750 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1.0型高感度CMOS
広角側の明るさ:F2.0
望遠側の明るさ:F4.9
画素数:2010万画素
光学ズーム: 3倍
焦点距離 :28mm〜84mm
手ぶれ補正:デュアルセンシングIS(2軸 3.5段)
ファインダー:なし
AF:31点(コントラスト)
連写:8.1コマ/秒
動画:4K非対応
液晶モニタ:3. 0型タッチパネル(約104万)
重さ:182g(電池込み206g)
キヤノンのパワーショット G9X MarkIIでしょう。
画質面では、裏面照射型の1型というかなり大きい撮像素子を採用し、広角側のF値も1.8、望遠側もF2.8とかなり明るいレンズを採用します。
オートフォーカスの測距点も31点と、画質に関わる性能は1ランク上です。
手ぶれ補正も、ジャイロセンサーのほか撮像素子からもブレ情報を取得できるデュアルセンシングISに対応するため、3.5段という強い補整力です。
加えて、動画の手ぶれ補正も高度なので、この点でもオススメできます。
また、このグレードとなると、カメラの美しい解像感やボケ味が楽しめます。「芸術的な」という形容詞が付く写真を撮りたい方は、この機種か、これと同じグレードの製品が良いでしょう。
重さは304グラムと、可動式のチルト液晶が付属の割には軽量です。
その分、光学ズームは3倍と多少控えめですが、画質重視の機種ですから実用上問題ないと思います。
ネットワーク面でも、しっかりと、Bluetooth LE併用方式ですから、GPSの位置情報取得などにも便利です。
なお、こちらについては、チルト式液晶を搭載する上位機の G7X MarkIIIもあります。
相当良いレンズを搭載し、連写性能など全般の性能が良いです。
ただ、重さが100g以上重いので、チルト式液晶が不要ならば、基本的にはPSG9X MARKIIを推します。
ーーー
【2018年】
6・パナソニック LUMIX DC-LX100M2
¥101,428 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:3/4型高感度MOS
広角側の明るさ:F1.7
望遠側の明るさ:F2.8
画素数:2166万画素
光学ズーム: 3.1倍
焦点距離 :24mm〜75mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:有機EL(約276万)
AF:49点(空間認識AF)
連写:5.5コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3. 0型タッチパネル(約124万)
重さ:350g(電池込392g)
一方、ワンランク上位の機種を狙うならば、パナソニックのDC-LX100M2でしょう。
このグレードになると、1型よりもさらに大きいフォーサーズ(3/4型)を撮像素子として採用できます。
さらに、ズームコンデジでありながら、ドイツのライカの広角側F1.7という相当明るいレンズを採用します。
夜間や逆光に強いほか、F値の高さから、さらに芸術的なボケ味が出しやすい点で、高く評価できる機種です。
4K動画に高度に対応する点も強みですし、値段以上の性能を期待できます。
ーーー
なお、 この価格帯の製品については、他にも相当数の製品があります。
7・SONY Cyber-shot DSC-RX100M7
¥140,440 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
8・SONY DSC-RX10M4
¥173,999 Amazon co.jp (10/24執筆時)
9・パナソニック LUMIX DMC-TX2
¥81,764 Amazon co.jp (10/24執筆時)
例えば、約300gの軽量にもかかわらず、1型の撮像素子・8.9倍ズーム・F2.8の明るいレンズ・業界最高クラスの合焦速度と三拍子が揃うソニーのDSC-RX100M7があります。
そのほか、25倍ズームを持ちながら、F値2.4を誇るDSC-RX10M4、高速AFや連写が自慢のLUMIX DC-TX2-Kなど、20製品ほど別に比較してあります。
よろしければ、上のリンク記事をご覧ください。
第4に、運動会やスポーツ観戦など、高倍率ズーム対応のコンデジを探している方は、
10・パナソニック LUMIX DMC-FZ85
¥34,500 Amazon.co.jp (10/24執筆時)
光学ズーム倍率:60倍
焦点距離 :20mm〜1200mm
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:F5.9
撮像素子: 1/2.3型高感度MOSセンサー
画素数:1810万画素
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:液晶(117万)
連写: 10コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型タッチパネル(104万)
重さ: 616g
パナソニックのLUMIX DMC-FZ85でしょう。
重さは616gとありますが、ズーム倍率が60倍というスペックを考えると、軽量です。
加えて、広角側のF値がF2.8と、ズーム倍率に比して十分に明るいレンズを採用し、この点でも交換が持てる機種です。
加えて、高速なオートフォーカス(空間認識AF)と10コマ/秒という連写性能があるため、運動会などの際の望遠撮影にも対応できる水準です。
倍率的に、スポーツ観戦から、旅行・野鳥撮影まで十分にこなせるでしょう。
ーーー
【2018年】
11・Canon PowerShot SX740 HS BK
12・Canon PowerShot SX740 HS SL
¥43,980 Amazon co.jp (10/24執筆時)
光学ズーム倍率:40倍
焦点距離 :24mm〜960mm
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.9
撮像素子: 1/2.3型 高感度MOS
画素数:2030万画素
手ぶれ補正:光学式(3段)
ファインダー :
AF:9点(コントラスト式)
連写: 7.4コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター:3.0型(92万)
重さ: 299g
ただし、軽量性もある程度重視したい場合は、PowerShot SX740が良いと思います。
重さは、299gと「軽量」な部類に入るコンデジですが、40倍ズーム搭載のコンデジです。
レンズの明るさもF3.3をキープしていますので、望遠力だけでなく、画質面でも評価できます。
力強いオートフォーカス性能に加えて、シャッター段数3段の手ぶれ補整も付きますので、運動会に旅行に十分な活躍が見込めます。
その上で、ネットワークもBluetooth LEを併用する方式で、GPSの位置情報取得にも対応できます。
価格的にも値頃感があるため、選んで後悔することがなさそうな機種です。
なお、この価格帯の製品については、月まで撮影可能な、超高倍率ズーム機COOLPIX P900を含めて、上記リンクで詳しく紹介しました。
第5に、スキーや海水浴・ダイビングなどで利用できる防水対応製品としてはおすすめできるのは、
【2017】
13・ニコン・COOLPIX W300【各色】
¥31,075 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F2.8
画素数:1605万画素
光学ズーム: 5倍
焦点距離 :24mm〜120mm
AF:9点(コントラスト式)
連写速度: 7.5コマ/秒
手ぶれ補正:光学+電子式 (2軸+1, 3段)
動画:4K (30p)
大きさ:幅111.5× 高さ66.0×奥行 29.0mm
重さ:約231g(バッテリー含む)
ニコンの「クールピクス」シリーズの上位機種 AW300をおすすめします。
防水性は、プロテクター無しで水深30メートルまで対応と、この手のカメラの中でも業界最高水準です。
耐衝撃性も十分で、落下ならば2.4mまでクリアしています。
その上で、高度な手ぶれ補正、適度なズーム倍率、4Kに対応する動画性能、高速なピント合わせなど、カメラとしての性能が他機種より上回る点が評価できます。
また、内蔵のGPSから撮影位置情報を取得できるほか、電子コンパス・高度・気圧・水深などを計測できる機能が付属するため、撮影した後で、スマホなどで写真を見る場合、より面白いと思います。
特にスマホとの連携面では、接続の手間なく画像が転送できるBluetooth LEに対応する点も魅力です。
いずれにしても、色々なデータと連係できる点で、「単に写真を撮れるだけのデジカメ」ではない、新機軸のデジカメです。
水辺や水中撮影や、トレッキング時の携帯用などの特殊なニーズを求める方以外でも、かなり「楽しめるカメラ」だと言って良いでしょう。
市場が縮小するデジカメ業界ですが、データを付属させてSNSに投稿するなど、新しい楽しみも考えられるため、こうした方向性は、今年のトレンドとなりそうです。
ーーー
【2019年】
14・オリンパス OLYMPUS Tough TG-6
¥42,727 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F2
画素数:1200万画素
光学ズーム: 4 倍
焦点距離 :25mm〜100mm
AF:28点(コントラスト式)
連写 :5コマ/秒
手ぶれ補正:光学式(2軸 2.5段)
動画:4K(30p)
大きさ:幅113 ×高さ 66×奥行31.9mm
重さ:約250g(バッテリー込)
次点は、オリンパスのTG-6 Tough です。
とくに、ダイバーの方で水中で利用したい場合は、この機種が最適だと思います。
なぜなら、ダイバー向けに専用の防水プロテクターも準備され、これを付けると水深45メートルまでOKだからです。
また、水中は暗いので、F値が2.0高性能レンズが採用されている点から言っても、この機種は水中の対応力が上と言えるでしょう。
機能面でもニコンと同様に、GPSや水深・高度・温度センサー・電子コンパスなどを網羅しますので、こちらも「撮影後の楽しみ」が増える類のカメラと言えます。
なお、このような防水対応製品は、上記5番の記事で13製品ほど紹介してあります。よろしくお願いします。
第6に、チルト搭載で「自分撮影」に高度に対応できる機種として、おすすめできるのは、
【2019年】
15・パナソニック LUMIX DMC-TZ95
¥49,000 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:1/2.3型高感度MOS
広角側の明るさ:F3.3
画素数:2030万画素
光学ズーム: 30倍
焦点距離 :24mm〜720mm
手ぶれ補正:光学式(2軸)
ファインダー:なし
AF:49点(空間認識AF)
連写速度:10コマ/秒
動画:4K(30p)
液晶モニター: 3.0型チルト式(104万)
大きさ:約112.0 x 67.3 x 41.2mm
重さ:286g (バッテリー・メモリ含む328g)
パナソニックのDMC-TZ95が、現状では最も良いと思います。
チルト回転に対応する機種はこれ以外にも多くあります。
ただ、この機種は、「自分撮影ができる」だけでなく「セルフポートレートを楽しめる」機能が網羅されているからです。
例えば、パノラマな自分写真や、毎秒30秒の高速撮影で、水まで撮影できる4Kセルフポートレート機能が挙げられます。スマホでは撮れない、「SNS向き」の写真が撮影できるでしょう。
性能面でも30倍ズームを搭載しますし、自分撮影だけでなく、旅行なども無難にこなせます。
さらに、こちらは4K動画に対応しますし、Bluetooth LEも搭載で、自動転送やGPSの位置情報取得が可能です。
また、それだけではなく、ズームイン・アウトなどの操作やスローモーション撮影など動画の編集が相当強い機種なので、写真だけでなく、動画も楽しめる機種ですね。
なお、こうしたタイプのコンデジについては、、上のリンク記事で、多くの機種を比較しています。
こちらもよろしくお願いします。
第7に、レンズの交換できるミラーレス一眼のなかでおすすめできる機種は、
【パワーズームレンズキット】
16・SONY α5100 ILCE-5100L-B
¥55,505 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-C
画素数:2430万画素
手ぶれ補正:2軸(レンズ内補整)
ファインダー:なし
AF:179点位相差+25点コントラスト
連写速度:6コマ/秒
動画: 4K未対応
液晶モニター:3型タッチパネル(46万)
大きさ: 109.6×62.8×35.7mm
重さ:283グラム
ソニーのα5100シリーズでしょう。
撮像素子は、ミラーレスでも小型を採用する機種がありますが、ソニーは、しっかり最大のAPS-Cサイズです。もちろん裏面照射型です。
その他、179点の位相差検出方式と25点のコントラスト検出方式を採用するオートフォーカスを採用し、「子ども撮り」「ペット撮り」にも向く仕様です。
重さも283グラムとミラーレス一眼では軽いことも、良い部分です。

1・16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650
交換レンズは、16-50mmが付属します。
これは、コンデジと同じ表現とすれば3倍ズームのレンズです。つまり、「24-75mm相当」の焦点距離ですから、旅行からスナップまで便利に使えます。
116gとレンズ部分も軽量なので、カメラと合わせても400g以下と「デジカメ並み」という重さが売りですね。
液晶モニターは、チルト可能なタッチパネル仕様になっています。Wi-Fiももちろん対応です。ただし、ファインダーは未付属です。
価格面でも、レンズ付きで6万円台と安いので、交換レンズを使う本格的なカメラを試して見たいと考えている方は、この機種を選ンデも良いと思います。
なお、ミラーレスは、新旧含めると、相当の機種が販売されています。
以上のリンクで、最新モデルは、ほぼ全機種紹介しています。よろしくお願いします。
第8に、デジタル一眼レフカメラで、初心者に向いた入門用としてオススメできるのは、
【2018年登場】
【18-55レンズキット】
17・Nikon D3500LK
¥50,482 Amazon co.jp (10/24執筆時)
【ダブルズームキット】
18・Nikon D3500WZ
¥58,490 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-C
ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
画素数:2416万画素
液晶パネル:3インチ 92万ドット
画像エンジン:EXPEED 4
AF:11点AF(クロス)
連写速度: 連続5コマ/秒
重さ:365g(電池込415g)
動画: 1920x1080 (フルHD)
Nikon D3500 でしょう。
5万円前後でレンズキットが揃う他の入門機に較べると、フォーカスが11点と連写速度も5枚/秒と優れる点を評価しました。
とくに、「初心者向け」とする場合、フォーカス(ピント合わせ)は重視して良い部分だからです。
画質面でも、最近流行のローパスレスの撮像素子を採用するため、一眼レフカメラの「買い換え」のかたも、画質面での違いを良く感じられるでしょう。
サイズも全般的にコンパクトなので、持ち歩くのも苦にならない点も「売り」です。付属するレンズも手ブレ補正対応です。
また、外出先でスマホと連携する際に、Bluetooth接続が使えるのは利便性の面でのメリットです。いちいちつなげる手間がない分、Bluetoothは楽です。
幾つか「オススメ機種」をあげますが、取りあえず迷ったら、D3400の標準レンズキットを勝っておけば良い、と言えます。総合性能が高いので、「買って後悔の少ない」カメラです。
セットレンズは、基本的には標準モデルで良いでしょうが、スポーツや運動会など、遠くの被写体を撮るならば、ダブルズームキットが良いと思います。
ーーーー
【2019年登場】
【18-55 IS STMレンズキット】
20・Canon EOS Kiss X10
¥82,500 Amazon co.jp (10/24執筆時)
【ダブルズームキット】
21・Canon EOS Kiss X10
¥93,749 Amazon co.jp (10/24執筆時)
撮像素子:APS-C
ファインダー視野角:95/95 倍率0.87
画素数:2421万画素
液晶パネル:3インチ 104万ドット
画像エンジン:DIGIC 8
AF:9点AF
連写速度: 連続5コマ/秒
重さ:402 g(電池込449g)
動画: 4K/ 25p
ただし、可動式モニターが欲しいと考えている場合は、 EOS Kiss X10がおすすめです。
こちらの場合は、液晶モニターがバリアングル対応ですので、自分撮影や、運動会などでのアングルを変えた撮影に便利です。
撮像素子はこちらもAPS-C で、Wi-Fi・Bluetooth機能なども搭載されるので、重さの点を除けば、コンデジ並みに便利に使えるでしょう。
なお、一眼レフをお探しの方は、上記のリンクでかなり詳しく紹介してあります。よろしくお願いします。補足:デジカメの周辺機器について
最後に、何点か補足説明をしておきます。
【アマゾン限定】【32GB】
トランセンドTS32GSDC500S-E
¥1,890 Amazon co.jp (10/24執筆時)
第1に、SDカードについてです。
今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。
SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅く、カメラ本来の性能を活かせません。また、一部のカードの場合、高速連写や4K動画に対応できない場合があります。
高性能モデルや格安モデルを含めて【こちらの各社SDカードの比較記事】で別に紹介していますので、よろしければご覧ください!
第2に、三脚や防湿庫についてです。
その他、三脚もお探しの方、マンフロットなどの高級モデルを含めて、【一眼レフ向きの三脚の比較記事】や、一眼レフカメラのカビ対策になる【おすすめ防湿庫の比較記事】も書いています。よろしければご覧ください。
ーーーー
最後になりましたが、この記事がもしお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題をシェアしていただければ嬉しいです。ではでは。