比較2018'【賢さ別】ルンバなどロボット掃除機22機のおすすめ:ルンバ ・ココロボ・ルーロ・ミニマル・トルネオロボ・ダイゾン

2018年05月21日

比較2018'【賢さ別】ルンバなどロボット掃除機22機のおすすめ:ルンバ ・ココロボ・ルーロ・ミニマル・トルネオロボ・ダイゾン

【今回レビューする内容】2018年 ルンバなどお掃除ロボットの性能とおすすめ:ルンバ・シャープ ココロボ 東芝 トルネオロボ パナソニック ルーロ アイロボット ダイソン 日立 ミニマル ツカモトエイム:ルンバ各機の違いやマッピング種類別の人気ランキング

【紹介する製品型番】iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ890 891 876 875A 690 691 641 642 980 960 ルーロ RULO MC-RS800 MC-RS300-K MC-RS20-W RX-V90 RX-V60 RX-V200 VC-RCX1 RX-V50R X-V70A-W RX-V95A-N VC-RV2 VC-RCX1-W VC-RVS2 Dyson 360 Eye RB01NB AnKer eufy RoboVac 20 AIM-RC03 RV-DX1

今回のお題
ルンバなどのロボット式掃除機のおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、ロボット式掃除機の比較をします

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 アイロボット「ルンバ」は、10機種ほど紹介しています。

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 また、シャープの「ココロボ」、東芝の「トルネオロボ」、パナソニックの「ルーロ」・ダイソンの「360eye」・日立の ミニマルなど、デンキヤで見かける機種は、網羅しました。

 各製品の「ルンバ」との違いについて、詳しく説明します。

 そのほか、アンカーEufy RoboVacなど、ネット販売で人気の割と低価格な機種について一部紹介します。

ーー

 以下では、それぞれの機種とその違いについて説明します。その上で、最後にAtlasによる「予算別・目的別おすすめ機種」を選定します。

1・ルンバの種類と機能の違いについて

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 はじめに、アメリカのアイロボットルンバを見ていきたいと思います。

 同社は、地雷処理のためのロボット開発会社でしたが、その技術をロボット掃除機に応用した企業です。

1・ルンバ800シリーズ(中級機)
2・ルンバ600シリーズ(入門機)
3・ルンバ900シリーズ(高級機)

 なお、ルンバについては種類が多いので、以下では3つのカテゴリーに分けて、順番に紹介します。

 以下の本文では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。

1・ルンバ800シリーズ(中級機)

 はじめに、最も売れている中級機であるルンバ800シリーズの紹介です。


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 【通常型番】

 1・アイロボット ルンバ890
  
¥67,000 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 【Amazon限定色

 2・アイロボット ルンバ891
  
¥75,470 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 ルンバ890は、ルンバでは最も人気のある機種です。

 なお、ルンバ891は、Amazon限定で、こちらは、【Amazon Echo の比較記事】で説明した、Amazonのスマートスピーカーでの利用が保証されたAmazonモデルです。

 デザイン以外は890と同じですので、同時に紹介します。

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 本体サイズは、直径で約35cmです。

 他社のロボット掃除機に較べると本体は大きめであり、「小回り」という部分では多少劣ります。一方、背丈は9.2cmで、突起部を勘案して10cm程度の隙間ならば入りこんで掃除をします。

 段差についても、2cmまでなら乗り越えるため、部屋と部屋の間に敷居があっても問題ありません。

1・赤外線センサー
2・ゴミ検知センサー
3・床面検知センサー

 センサーは、ロボット掃除機の「動きの精度」を高めるために重要です。

 ルンバの場合3つのセンサーが搭載されます。

ーー

 第1に、赤外線センサーです。

 赤外線センサー自体は他社のロボット掃除機でも一般的ですが、ルンバの場合、かなり多くの数を搭載し、人工知能(Aware)で毎秒60回の状況判断をしつつ、40以上のパターンから走行方法を選びます。

 第2に、ゴミ検知センサーです。

 とくに、ルンバの場合は、吸入したゴミを振動で検知するピエゾセンサーと、小さなゴミを検知する光センサーとを併用するダブルセンサー方式です。このセンサーが優秀だと、掃除の仕上がり具合に大きな差が出ます。

 第3に、床面検知センサーです。

 絨毯などの床面の質を判定できるため、ゴミの取り残しが少ない仕様です。

ーー

 壁などへの衝突可能性は、ルンバのセンサー場合、衝突率は割と高めです

 この点では、超音波センサーを補足的に備える国内他社の機種に及ばない部分もあります。

 ただし、衝突しやすい場所にはソフトバンパーが付いているため、家具などが傷を付く可能性は低いです。過度に心配する必要はありません。

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 吸引機構は、ルンバ800シリーズの「売り」の部分です。

 新型ローラーエアロフォース・エクストラクター)の採用で、ゴミを取り込む部分から回転ブラシをなくしています。

 ロボット掃除機は、人間と違って床に糸やゴムを見つけてもそれを避けません。そのため、下位機種の場合、掃除途中でのブラシの手入れを迫られる場合が多くありました。しかし、この構造の採用でメンテ回数が大幅に減っています。

 吸引力の面でも、真空状態を作り出すエアフロー構造新型モーターの採用で、従来よりも50%ほど掃除能力がアップしています。  

 ダストボックスは、掃除機本体内蔵です。

 紙パック不要なダストビン式で、ゴミ捨てがワンタッチで可能です。この部分は他社も同様ですが、ルンバの場合、ダストボックスの容量が大きめである点は、強調できます。

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 走行方式は、人工知能利用型のランダム走行方式です。

 この方式の場合、センサーでゴミ量や床の状態を見張りながら、人工知能の判断で、縦横無尽に不規則に繰り返し動くシステムを採用します。なお、ルンバ800シリーズは、ホームベース(充電器)の位置は分かるものの、完全に部屋をマッピングしているわけではないので、掃除にはある程度の時間がかかります。

 バッテリーは、ルンバの場合、充電式です。

 800シリーズの場合、標準で、連続稼働時間60分を確保します。どの機種も充電時間は3時間で済むため、多少大きな部屋でも問題ないと思います。

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 付属品は、「デュアルバーチャルウォール」が1つです。

 こちらは、ルンバが部屋の外に出るのを防ぐ「縄(バリア)」の役割をします。この端末から発信した「赤外線のロープ」を感知し、ルンバを「撤退させる」ことが可能です。

 そのほか、半径60センチメートルにルンバが入れなくする「ヘイローモード」も搭載します。ペットの餌箱など、ひっくり返されたくないものがある場合に有利です。

 このような端末をうまく利用しながら、掃除を進めるのがルンバの基本的な使い方です。ただ、あくまで「おまけ」なので、本体性能の方をしっかり見て機種を選ぶ方が良いでしょう。

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 ネットワーク機能は、Wi-Fi搭載です。

 こちらは、スマホアプリ(iOS/Android)が用意され、ルンバ操作用のリモコンとして利用できます。

 以上、ルンバ890の紹介でした。 優れたセンサーと、メンテナンスフリーのブラシを採用するロボット掃除機の「標準機」と言えるでしょう。

 その点で、後発の他社は、いかにこのシリーズと差異化をはかるかを努力していると言えます。弱点は、壁にぶつかりやすい点ですが、ソフトバンパーが採用されるため、過度な心配は要りません。実績がある機種ですので、予算が許せば是非オススメしたい製品です。


 

 3・アイロボット ルンバ876
  ¥57,583
Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 ルンバ876は、ルンバ890の下位モデルです。

 ただし、上位機との違いはわずかであり、とくに本体性能は全く同じです。

 上位機機との違いは、主に付属品が異なる点と、スマホに対応しない点です。

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 付属品は、「バーチャルウォール」が2つ付属します。

 これは、赤外線を発信できる乾電池式の端末で、ルンバが部屋の外に出るのを防ぐ「縄(バリア)」の役割をします。一方、新機種が採用する「デュアルバーチャルウォール」が備えるヘイローモードは付属しません

 ただ、掃除に関わる他の部分は変わりませんので、価格面でこれらを選んでも良いでしょう。


 

 【Amazon限定特価モデル】

 4・アイロボット ルンバ875A
  ¥49,000 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 ルンバ875AはいうAmazon限定モデルもあります。

 新機種との違いは、スマホ非対応である点と、付属するバーチャルウォールが1個である点です。

 それ以外は同じなので、価格を重視するならば、こちらでも良いでしょう。

2・ルンバ600シリーズ(入門機)

 つづいて、ルンバ600シリーズの紹介です。

 ルンバ600シリーズは、ルンバの中では最も安い入門用の機種です。


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 【通常モデル】

 5・アイロボット ルンバ690
  ¥47,160 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 【Amazon限定モデル】

 6・アイロボット ルンバ691
  ¥53,870 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 ルンバ690は、600シリーズでは最も上位の商品です。800シリーズと同じく、Amazon限定モデルがありますが、この場合も、色とAmazon Alexaでの起動が保証された認証モデルである点だけが違いです。

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 本体サイズは、直径で約34cmです。

 800シリーズより僅かに小柄です。一方、10cmの隙間・2cmの段差対応など、走行に関するスペックは800シリーズと同じです。

 センサーは、この機種も赤外線センサーを装備します。

 しかし、床面検知センサーが非搭載です。また、ゴミ検知センサーは、吸入したゴミを振動で検知するピエゾセンサーのみの搭載でです。この部分が、上位機種と異なります。掃除能力は優秀ではありますが、綺麗にするには時間がかかると言えます。

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 吸引機構も、上位機とは異なります。

 800シリーズはブラシを採用しない点でメンテナンスフリーでした。しかし、こちらは、従来的な毛の長いブラシでゴミを吸いこむ仕組み(3段階クリーニングシステム)を採用します。そのため、吸引力がやや弱くブラシから髪などを除くメンテが必要です。

 走行方式は、下位機種と同じ人工知能利用型のランダム走行方式です。

 センサーの差があるので完全に「同じ」ではありませんが、人工知能の判断で、ある程度のパターンに従いつつも、縦横無尽に不規則に繰り返し動くシステムは上位機と共通します。もちろん、掃除が終わるとホームベースに帰還します。

 ダストボックスは、こちらも紙フィルターが不要な仕様です。ただ、サイズは800シリーズに較べると小型です。

 ネットワーク機能は、2017年モデルのみWi-Fi搭載で、ルンバ操作用のリモコンとしてスマホを利用できます。

 バッテリーは、連続稼働時間60分ですので800シリーズと同等です。ただ、バッテリー寿命がこちらは3年と、上位機種に比べると約半分になっています。

 以上、ルンバ600シリーズの紹介でした。

 価格が安く導入しやすい入門機ですが、吸引機構とセンサーの点で、上位機に劣るのがネックですね。できれば上位機を選びたいところでしょう。


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 【通常モデル】

 7・アイロボット ルンバ641
  ¥38,300 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 【Amazon限定モデル】

 8・アイロボット ルンバ642
  ¥53,870 Amazon.co.jp (5/21執筆時

 ルンバ641と、そのAmazonモデルの642は、600シリーズの下位機種です。両者は色のみの違いです。

 Amazonモデルと通常モデル双方ともスマホとのリンク機能を持ちません。また、スケジュール予約による掃除ができない仕様です。

 その他の部分は、同じです。格安で、ダイソンが、戦略的に安く売っているモデルと言えますね。その他の点は、付属品を含めて同じですから、値段重視ならば良いでしょう。

3・ルンバ900シリーズ(高級機)

 ここからは、ルンバの最上位シリーズとなるルンバ900の紹介です。


  

 9・アイロボット ルンバ980
  ¥115,000 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 続いて、ルンバの最上位シリーズである900シリーズの紹介です。

 バッテリーは、先ほど書いたように、上位モデルについて最大120分と2倍になりました。バッテリーは経年劣化していくものなので、容量が大きいと安心です。

 本体サイズは、幅が35.3cmと800シリーズとさほど変わらないサイズで、10cmの隙間・2cmの段差対応という点も同じです。

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 センサー吸引機構は、中位機の800シリーズを基本的に踏襲しています。

 ただ、モーターについては、新型のハイパワーモーターユニットG3の採用します。

 800シリーズに比べてモーターが強力なので、吸引力が2倍です。さらに、これを利用した自動的なカーペットブースト機能が付属したため、従来的に不向きとされるカーペットにも、十分対応できるようになっています。

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 走行方式は、900シリーズでパワーアップした点です。

 こちらは、ランダム走行方式ではなく、マッピング走行方式を採用するからです。

 新しい人工知能のiAdapt2.0が、本体に新搭載したカメラと、フロアトラッキングセンサーを使い、部屋をマッピングをしながら掃除します

 従来機種に比べると、家具などの隙間の取り逃がしや無理な入り込み少なくなり、またゴミの少ない同じ場所の繰り返しの掃除の頻度が減り、掃除が手早く済むようになりました。

 付属品は、「デュアルバーチャルウォール」が2つと豪華です。

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 ネットワーク機能も、両機種とも対応です。

 iPhone用とAndroid用のアプリ「iRobot Home」が用意され、リモコンとして使えます。

 さらに、900シリーズについては、ルンバの走行ルート(clean Map)をスマホで確認する機能が付属します。利便性はともかくとして、家電としての「面白さ」は相当ですね。また、ルンバの制御ソフトウェアの自動アップデートも可能になりました。

 以上、ルンバの900シリーズの紹介でした。

 最新のロボット掃除機のトレンドである「カメラによるフロアマッピング」に対応する点が魅力です。ゴミの取り残しや掃除の効率化の点で、非常に有利ですが、高度な技術でもあるため、ルンバの他は、後ほど紹介するダイソンが採用しているのみの機能になります。

 一方、上位モデルと下位モデルの差ですが、搭載されるモータの差とバッテリー量の差は、ロボット掃除機の「本質」に関わる部分で、もはや「違う機種」と言って良いほどです。この2つから選ぶとすると、基本的には【上位モデル】を選ぶべきでしょう。

 性能面では文句の付けようがない完成された「ロボット掃除機」ですが、価格が高いのがやはりネックですね。


  

 10・アイロボット ルンバ960
  ¥82,836 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 付属品:デュアルバーチャルウォール×1個

 ルンバ960は、900シリーズの廉価版となります。

 上位機種との違いは3点です。

 第1に、付属するデュアルバーチャルウォールの個数です。

 こちらは1つ付です。

 第2に、バッテリー量です。

 上位機は120分でしたが、こちらは70分となります。

 第3に、モーターのパワーです。

 600シリーズと比較した場合、600シリーズ比で1.5倍ですが、こちらは、2倍のハイパワーとなります。

 これら以外の部分は同じです。ただ、価格差ほどの実力差はありそうです。

2・アンカーのDufy RoboVacの比較

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 つづいて、アメリカのアンカーが出しているロボット掃除機を比較していきましょう。

 比較的安い機種が多いのが特長ですが、これは、同社が世界的なバッテリー周辺機器メーカーだからでしょう。



 

 11・AnKer eufy RoboVac 11
  ¥22,800 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 こちらは、米国のアンカーが発売している掃除ロボットです。同社の「3世代目」モデルですね。3万円を切る格安価格で売られるある種「戦略的価格」の製品です。

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 本体サイズは、背が7.8cmです。

 ルンバより2cm小柄なため、ルンバでは入らない隙間にも対応できます。段差の乗り越えは2cmと、ルンバに追いついています。また、ダストボックスも十分なサイズです。

 吸引機構は、サイドブラシと回転ブラシを装備する標準的な仕様です。

 サイドブラシが2つ付属するのは、シャープのココロボなどと同じ仕様ですね。ただ、吸引については、特筆するべき工夫はなく、このあたりは、掃除用品の専業メーカーに多少負ける部分でしょう。

 センサーは、それなりに装備されます。

 例えば、ルンバの下位機種と同じく、家具などを検知する超音波センサーや、落下防止センサーが付属します。もちろん、ルンバ同様(「事故」がなければ)充電台まで戻ります。

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 走行方式は、人工知能を用いないパターン型ランダム走行方式です。

 ルンバの場合、最下位機でも人工知能を用いて、一度走行した場所を把握し、各種センサーを使いながらある程度効率よく動きます。しかし、この機種は、学習型の人工知能や、ゴミ量センサーがないため、カーペットなど床面の状態を検知せず、常に一定の掃除を毎回する仕様です。

 ただし、ホームベースに戻る機能は搭載します。

 センサーも、掃除経路の賢さやは「価格なり」で、繰り返し動作による学習能力もありません。このあたりは、「ルンバ」を知っている人には、煩わしく感じる部分です。

 バッテリーの量は、やはりこの機種の魅力で、最大90分まで連続稼働します。この点だけで言えば、ルンバの上位機に匹敵する水準です。

 以上、アンカーのロボット掃除機の紹介でした。

 色々な「弱点」はありますが、ルンバに比較して非常に安く購入できる点でかなり魅力です。長寿命バッテリーを活かして「掃除しまくる」ことができます。時間を使って「ゴミを取り切る」というタイプですが、入門用として「試しに買う」には良い製品だと思います。

3・シャープのココロボの比較

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 ここからは、シャープロボット掃除機「ココロボ」の紹介です。

 日本のメーカーでは、最も早くロボット掃除機を出した会社です。


 

 12・シャープ COCOROBO RX-V95A-N
   ¥41,699 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

  RX-V95A は、シャープのココロボの現行機種では最も安価なモデルです。ロボット掃除機全体で見ても価格が安く、比較的導入しやすい機種です。

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 本体サイズは、ルンバに較べるとこちらも小型です。直径31cm弱で小回りが利く機種といえます。狭い場所にモノが多い、日本の家屋構造において、これはメリットです。

 こちらも背が低い製品なので、隙間は9cmまで対応です。ちなみに、9cmなら入るのに、10cmだと無理という空間が、Atlas宅には幾つかあります。なお、段差については、ルンバ並みに優秀で、2cmまで乗り越えられます。段差が多い日本家屋には嬉しい部分ですね。

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 吸引機構は、ルンバの下位機種に準じる仕組みです。ルンバ600シリーズと同じような「3段階クリーニングシステム」で、ブラシを使ってかきこむ仕組みが取られています。もともと掃除機を作っていた会社の製品ですし、吸引力の点では不安はないと思います。

 センサーは、シャープの魅力の1つです。

 先ほど書いたように、ルンバの下位シリーズは、障害物を感知するために赤外線センサーを採用しています。しかし、基本的に壁や家具ににぶつかりながら掃除をしていきます。

 しかし、この方式は、日本の実情にあっていないという人がいます。なぜなら、日本の場合、漆塗りのふすま・障子・タンスなどの木製品が多いからです

 この点で言えば、ココロボに搭載される超音波センサーは優秀で、モノにぶつからない回避能力についてはルンバより定評があります。家具などにぶつかることはほぼありません。

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 走行方式は、ルンバの800シリーズと同じで、人工知能利用型のランダム走行方式です。

 一方、アンカーには搭載されないゴミセンサーが搭載です。ゴミを感知すると、その部分で8の字に走行し、ゴミの取り残しを防ぎます。センサーの配置や数は違うにせよ、機能面ではルンバに比すると言えるでしょう。

 また、不規則に運転する(900シリーズを除く)ルンバに比べると異なり、図のように規則的に掃除をしていく特長があります(=縦横無尽システム)。

 人工知能も賢いため、この点では、両メーカー甲乙付けがたいでしょう。玄関などでの「墜落」を防ぐ落下防止センサーもルンバ同様に搭載します。

 清潔性の面では、優秀で、ダストボックスやフィルターを水洗いできるため、他機に優れます。このほか、最近の家庭用ロボットブームではありませんが、ココロボがおしゃべりしてくれるのも「売り」の一つですね。

 このように、ルンバに比べた場合優れた点も多いのですが、ルンバに比べた場合に及ばない点もあります。

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 第1に、壁などにぶつからない分、部屋の四隅まで掃除をしてくれない点です。

 ルンバの掃除が終わった後、四隅だけスティック掃除機でケアする必要があります。ただ、この点の対策はシャープも考えており、「エアーすみブラシ」機能で風で壁際のゴミを吹き飛ばしてから吸うという機能が付属します。

 第2に、ゴミセンサーが付属しない点です。

 くまなく掃除はしますが、絨毯などゴミが取りにくい部分の「取り残し」は、ルンバ600シリーズ同様に避けられないでしょう。

 バッテリーの量は、最大120分までと、アンカーと同じく長く掃除ができる機種です。バッテリー寿命も3年となります。

 以上、ココロボのRX-V70の紹介でした。大事な家具の安全性を最大限考えた場合は、この機種を選択するのは良いと思います。


 

 13・シャープ COCOROBO RX-V200
  ¥37,420 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 RX-V200はルンバの最高級機です。

 ただ、ココロボのRX-V95A より発売が早かったため、エアーすみブラシや縦横無尽システムなどのシャープの目玉機能が非搭載です。

 ネットワーク機能は、その一方で強化されています。

 第1に、Wi-Fi経由で外出先から家電のリモコン操作が可能です。

 ココロボに「学習リモコン(多機能リモコン)」としての機能があり、エアコンやテレビなどのリモコン操作ができる仕組みです。シャープ製以外も対応します。

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 第2に、Webカメラが搭載されます。

 外出先からスマホ経由で、自宅の様子が見れる機能や、ネットを使って天気を教えてくれる機能などが付きます。音声エンジンを搭載しているので「天気予報を教えて」などと言うだけで、教えてくれます。

 一方、独自機能は、これに止まります。ネットワーク機能は充実していますが、掃除機としての基本性能がやや弱いため、積極的にはオススメできない機種です。

4・東芝のトルネオロボの比較

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 続いて東芝の新型お掃除ロボットの紹介です。


 

 14・東芝 トルネオ ロボ VC-RV2
  ¥46,063 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 トルネオ ロボ VC-RV2は、東芝のロボット掃除機では最も安い機種です。ルンバやココロボと同じく、掃除が終わると自動で充電台に帰ってくる機能が付く賢い掃除機です。。

 本体サイズは、直径35cmになります。ココロボほど小型ではないですが、入り込める高さは9.5cmとルンバとココロボのほぼ中間のスペックです。また、乗り越えられる段差は2cmまでです。

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 吸引機構は、やはり掃除機メーカーらしく工夫があります。

 ただ、基本的には、シャープと同じようにブラシを使ってかき出す方式を採用しています。ルンバの上位機と較べれば、糸くずや長いペットの毛などが回転ブラシに絡まる可能性は多少あるでしょうが、吸引力は十分です。

 また、ココロボ同様にガツンガツンと壁や家具に本体が当たりにくい超音波センサーを採用している点がメリットです。トルネオロボも、壁際まで近づくと自動で減速します。

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 壁に当たりにくい仕組みにした場合、ココロボのように壁際のゴミの取り残しの心配があります。

 しかし、この機種は、65ミリまで届くWサイドアームブラシを搭載します。さらに、壁の近くになると、アーム部分が収縮し、壁への衝撃をさらに吸収する仕組みです。

 また、壁際で停止して掃除を念入りにする機能を搭載することで、壁際のゴミの取り残しにも備えます。ココロボとは方法が異なりますが、こちらも壁際に弱いという赤外線センサーの弱点を克服できる仕組みだと思います。

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 センサーは、ゴミの感知については、「ゴミ残しまセンサー」を搭載します。シャープと同じ仕組みのダストセンサーで、効率の良い掃除ができます。

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 走行方式は、こちらもルンバ同様に、人工知能利用型のランダム走行方式です。

 ルンバは「バーチャルウォール」が必要でしたが、トルネオロボの場合、部屋を自動で判別して掃除をしていく機能が標準搭載されます。

 バッテリーの量は、稼働時間60分となります。最近の機種に較べると短めですが、日本家屋の大きさから考えれば、十分です。ココロボと同じく長めの3年間の長寿命バッテリーを採用しています

 以上、トルネオ ロボ VC-RV1の紹介でした。性能面や価格面では、家具や壁に当たりにくい仕組みを取る、ココロボのRX-V95A がライバルだと思います。どちらもダストセンサーを装備しており、性能面でどちらを選ぶかは甲乙付けがたいですね。


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 15・東芝 トルネオ ロボ VC-RCX1-W
  ¥60,879 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 トルネオ ロボ VC-RVD1は、トルネオシリーズの中位機種になります。下位機種に搭載される全機能を搭載した上で、「ダストボックス機能」を装備するのが大きな特長です。

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 ダストボックス機能とは、充電機(ホームベース)に自動で帰ってくると、収集したゴミを自動で本体のゴミ箱に移す機構です。

 ロボット掃除機は、本体のダストボックスが小さいのが弱点でしたが、この機能を使えばゴミ捨てが1ヶ月不要ということです。

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 ネットワーク機能も、この機種から搭載されます。

 これは、シャープのココロボの最上位機種にも搭載されるホームセキュリティ機能で、部屋の様子をスマホで確認できます。便利ですが、やはり必ずしも必要な機能ではないでしょう。

 その他の点は、バッテリーが10分延長された程度で、走行方式をふくめ下位機種と同じです。

 ココロボ他の壁に当たりにくい仕組みを採用するロボット掃除機を選ぶ場合、ダストボックス機能を追加で装備するこの機種は良い選択肢でしょう。

 ただ、トルネオは直径35cmで、直径31cmのココロボに比べると小回りが利きにくい難点もあります。部屋の床に障害物(モノ)が多い場合は、ダストボックスを諦めてココロボのRX-V95A にを選ぶのが正解かな?と思います。


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 16・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2【赤】
 16・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2 【白】
  ¥56,786 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 東芝のトルネオロボ VC-RVS は、東芝のトルネオロボの最上位機種です。

 ホームセキュリティ機能を搭載していない分、価格は安いですが、掃除性能は高いという機種です。

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 この機種の魅力は、ダストステーションの性能向上です。

 ダストステーションに、サイクロン式の分離構造を採用し、吸引力の低下を防止できるようになりました。

 いわゆる「圧縮サイクロン」である、デュアルトルネード分離を搭載しているため、ゴミを1/5に圧縮できます。これはゴミ捨ての頻度を短くする(1ヶ月)とともに、わたほこりが固まるためゴミ捨ても楽です。

 清潔性の面でも、ダストボックス部分が完全に水洗い対応になりました。

 以上、東芝、トルネオの最上位機の紹介でした。独自のゴミ捨ての頻度を減らす工夫がやはり魅力です。ロボット掃除を補助的ではなく、「メイン機」のように毎日運用したい場合は、ダストボックス方式のこちらは魅力があると思います。

5・パナソニックのルーロの比較

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 続いて、パナソニックのルーロの紹介です。

 独特の形状で、存在感を出している機種ですね。



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 【2017年】

 17・パナソニック ルーロ MC-RS300-K 【黒】
 17・パナソニック ルーロ MC-RS300-W 【白】
  ¥58,799 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 MC-RS300は、パナソニックの新型機種ルーロの中位機です。名前の由来はこの「おにぎり」形状とのことです。

 本体サイズは、直径33cmです。

 特徴的な三角のフォルムですが、これは部屋の四隅に、本体が寄っていって掃除を可能にするための仕組みです。日本の掃除器具メーカーは、各社ともルンバの苦手にしている点を巧みに改善していますね。

 背の高さは9.2cmですので、ルンバに較べて多少小型です。段差はこの機種も2cmまで対応です。

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 吸引機構は、東芝やシャープと同じようにブラシ方式を採用しています。

 東芝もそうでしたが、パナソニックも掃除機の長い開発履歴があります。マイナスイオンプレートを搭載したV字ブラシにより、静電気を利用しながら細かいゴミまで取っていく仕組みです。

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 センサーは、パナソニックの得意な部分です。

 第1に、走行系のセンサーです。

 こちらは、「超音波センサー」のほか、「赤外線センサー」と「レーザーセンサー」をトリプル搭載します。

 注目点は、精度の良いレーザーセンサーです。この場合、前方2cmまで近づくことが可能です。これが、今年度モデルの「イチオシ」の部分となります。隅のゴミの取り残しは少ないでしょう。

 第2に、ゴミ検知系のセンサーです。

 こちらは、「床面検知センサー」と「ゴミセンサー」の搭載です。

 「床面検知センサー」は、絨毯などが検知でき、AIが判断して、強力なスパイラル走行をします。

 「ゴミセンサー」は、他社より強力で、約20 μmのゴミまで検知します。また、センサーが感知したゴミが多い場所だけ、集中してゆっくり掃除をします。

 走行方式は、ルンバ同様に、人工知能利用型のランダム走行方式です。マッピングは残念ですが不採用です。

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 ダストボックスは、東芝のようなダストボックス機能は付属しません

 ただ、本体内部に、サイクロン掃除機のようにゴミを1/5に圧縮できる機能があるため、ゴミ捨ての回数は少なくて済むと言えます。集塵量も今回のバージョンアップで、従来比1.5倍の容量になりました。

 その他の便利な機能として、掃除したい場所を2カ所あらかじめ指定できる「エリアメモリー機能」が搭載されます。たしかに、ロボット掃除機に集中して掃除して欲しい部分はあるので、よい機能だと思います。

 バッテリーの量は、東芝同様で、最大の稼働時間が60分で、充放電は1500回まで対応です。寿命も3年間で、このあたりは、日本のメーカーは各社横並びです。

 以上、パナソニックのルーロの紹介でした。

 ルンバに対抗した発売された国内他社の製品と較べると、独特の三角形状と「ハウスダスト発見センサー(ゴミセンサー)」を利用して隅までしっかりゴミを取る能力が目立ちます。パナソニックは白物家電においてセンサーをうまく使って差をだすメーカーなので、このような機能は期待できます。

ーーーー

 

 18・パナソニック RULO MC-RS20-W
  ¥44,319 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 なお、ルーロには多少格安な下位機種である、RS20が併売されています。

 上位機種と比較した場合、床面検知センサーが未搭載である点、1週間のタイマー予約ができない点、音声によるお掃除結果レポートがなされない点が、主な違いです。

 絨毯に「集中攻撃」できる床面センサーは、パナソニックの「売り」ですので、パナソニックから選ぶのならば、上位機が良いように思います。


  

 【2017年】

 19・パナソニック ルーロ MC-RS800
  ¥94,800 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 MC-RS800は、パナソニックが2017年に発売したロボット掃除機の最上位機です。

 基本性能は、MC-RS300とほぼ同じです。

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 走行方式は、その一方で、下位機種に較べてパワーアップした点です。

 こちらには、ルンバの900シリーズのようにカメラセンサーが搭載され、ルーロ自体が自分の位置を把握できる仕組みになっています。 そのため、効率の良いマッピング走行(ルート走行)が可能です。そのため、掃除時間が下位機種に較べて大幅に短縮できています。

 また、人工知能「RULO AI 8.0」の制御技術で、トリプルセンサーで感知したゴミの多い部分については、「ラウンド走行」を繰り返すため、ゴミの取り残しも少ないでしょう。

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 ネットワーク機能も、この機種の新しい部分です。

 ルンバ同様に走行ルートが表示できるほか、独自機能として、次から掃除して欲しくないエリアをスマホ上で指示できます。これにより、ルンバのように物理的バーチャルウォールが不要となるため、利便性は高いです。

 逆に、徹底して掃除したいエリアなども指示できる点なども面白いです。

 それ以外の点は、下位機種のMC-RS300に準じます。

 以上、ルーロのMC-RS800の紹介でした。10万円前後で買える「カメラ付きロボット掃除機」としてルンバ900シリーズのライバルと言えるでしょう。

 ルンバと比較する場合、優れたセンサーと独特の形状で、隅のゴミの取り残しはルーロのほうが得意そうです。また、追邪魔になりがちな、バーチャルウォールが不要という点も大きなポイントでしょう。

 ルンバの安定性も捨てがたいですが、特にものが「ごちゃごちゃ」しているような部屋については、ルーロは得意とすると思います。一方、強力な吸引力が必要なフローリング以外の部分が多い場合は、力強いルンバでしょう。

6・日立のミニマルの比較

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 続いて、ロボット掃除機では後発組ながら、掃除機の開発歴の長い日立の「ミニマル」の紹介です。


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 20・日立 ミニマル RV-DX1【各色】
   ¥45,000 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 こちらは、日立のロボット掃除機ミニマル RV-DX1です。日本の家電メーカーでは最も最近にロボット掃除機に参入しました。

 本体サイズは、この製品の最大の特長で、本体幅が直径25cm、高さが9.2cmとなります。本体幅はルンバより10cm小型で、国内最小のコンパクト機になります。椅子と椅子との間などの狭い部分が最も得意な機種です。

 段差はこの機種も2cmまで対応です。

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 吸引機構は、こちらもブラシ方式を採用しています。

 特徴的なのは回転ブラシのほか「かきとりブラシ」を採用している点ですが、こちらも、静電気を利用しつつカーペットのほこりを取る点では、先行するパナソニックと同じです。

 センサーも、超音波センサー赤外線センサー床面検知センサーを搭載する点では、最近のモデルと同じですね。ただし、ゴミセンサーは未搭載なのは、多少残念です。

 走行方式は、ルンバの下位機種と同様で、人工知能利用型のランダム走行方式です。

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 ダストボックスは、東芝のようなダストボックスは付属しません。

 しかし、ホームに戻った際に、集めたゴミを気流で圧縮する機能があるため、ゴミ捨ては楽です。また、同時に「かきとりブラシ」で回転ブラシ部分をケアするため、回転ブラシ部分のメンテが多少楽な仕様です。

 バッテリーの量は、他社とほぼ同じで、最大の稼働時間が60分です。充放電は1100回まで対応でとす。寿命も3年間です。

 以上、日立ミニマルの紹介でした。

 バランスが取れた優秀な機種ですが、後発メーカーである利点を活かした部分は、本体のコンパクト化に止まると言える点が残念な部分です。ただ、初号機を小型に作った利点を活かせば、将来的な後継機は魅力あるモデルに成長するでしょう。

7・ダイソンのロボット掃除機

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 続いて、イギリスのダイソンの発売したロボット掃除機です。


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 21・Dyson 360 Eye RB01NB
  ¥87,543 Amazon.co.jp
(5/21執筆時)

 こちらは、イギリスのダイソンの掃除機です。ロボット掃除機はこの機種が初参戦ですが、同社のサイクロン技術の優位性を活かして面白い機種を仕上げてきました。

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 本体サイズは、直径23cmです。

 他社に比べると10cmほど小型で、小回りが利く点で利便性が高いです。ただし、背丈は12cmあるため、隙間対応能力は他社に比べると劣ります。

 段差はこの機種も2cmまで対応ですが、この機種は、戦車のようなキャタピラー走行をするため、障害物を乗り越える能力は、他機種よりも高いです。 

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 吸引機構は、ダイソンの掃除機にも使われるデジタルモーター V28気筒のサイクロンを本体に搭載します。サイクロン式は、ゴミの分離力が高いため、吸引の威力は「最高」でしょう。

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 一方、こちらも吸引にブラシを利用するタイプです。ただ、ダイソンは掃除機メーカーとしてブラシの評価が高く静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシを採用します。

 走行方式は、こちらは、ランダム走行方式ではなく、ルンバ900シリーズと同じで、マッピング走行方式を採用しカメラと移動距離の把握によるマッピングに対応します。360度のカメラで撮影した映像から位置を把握すると共に、戦車のキャタピラのような駆動系が「ものさし」の役割を果たし、正確に位置を記録します。ただし、ゴミ量センサーは非搭載ですね。

 センサーは、赤外線センサーを搭載します。

 ネットワーク機能は、外出先などからの予約機能はありませんが、スマホで本体の操作ができる機能が付属します。

 バッテリーの量は、最大40分と他機種よりも劣ります。これは後ほど説明するような多機能性に由来するため、仕方ないと思います。

 以上、ダイソンの360Eyeの紹介でした。

 吸引力とマッピングの点では最も高性能な機種です。カーペット用のメイン機として利用するならば、この機種は適当でしょう。一方、サイクロン搭載なので、背の高さは、仕方ない部分がありますが、隙間対応したい場合は、注意が必要です。

3・ミニネオの比較

 最後に、ツカモトエイムが販売する格安機の「ミニネオ」を紹介します。



 

 22・ツカモトエイム ミニネオ AIM-RC03
  ¥9,353 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 こちらは、ツカモトエイムの格安ロボット掃除機「ミニネオ」です。OEM生産ですが、爆発的に安いロボット掃除機として、入門用に人気を集めています。

 本体サイズは、直径23cmです。日立と同じ程度小型ですので、小回りが利く点では有利でしょう。

 段差は、0.7cmしか乗り越えられない機種です。カーペットでも対応できない場合もあります。

 センサーは、段差を検知する落下防止センサーのみです。壁感知は、接触後にショックセンサーで認識するだけです。

 走行方式は、ランダム走行方式です。ホームポジションに帰還する機能も未搭載です。

 吸引機構は、吸入部分にブラシが付属しないため、単純に吸いこむだけの構造です。値段的に仕方ない部分ですが、基本的には、フローリングなどの専用です。

 バッテリーの量は、一方、最大50分とほどほどあります。センサー走行をしない点を考えても、これだけあれば、十分でしょう。

 以上、ツカモトエイムのミニネオの紹介でした。ロボット掃除機として、この価格を実現した点は、素晴らしいと言えます。入門機としての費用対効果は高いです。

 ただ、機能的には、フローリング専用・1部屋専用と考えた方が良いでしょう。また、センサー系が弱いので「ロボットに全て任せる掃除」ではなく、「ロボットの挙動を見守りながら、自分も一緒に掃除する」ような用途に向いています。

今回の結論
ロボット式掃除機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のロボット掃除機を紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasの「おすすめ機種」を書いておきます!


 第1に、性能と価格から最もおすすめできる機種としては、

 

 【2016年モデル】

 【Amazon限定特価モデル】

 3・アイロボット ルンバ875A
  ¥49,000 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 ルンバ875でしょう。800シリーズでは最も安い機種ですから。

 もちろん、ルンバ900シリーズの方が実力は高いわけですが、マッピングシステムを搭載しているという点を評価しても相当割高だと思います。

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 こちらは、機能面ではどの機種、「エアロフォース・エクストラクター」や新型モーターなど採用で、掃除機として最も重要な要素である吸引力が非常にパワフルになっていますし、ブラシの手入れが不要になっている点は評価が高いです。

 ロボット掃除機の場合、通常のスティック掃除機よりもブラシの手入れが必要な場合が多いです。なぜなら床に落ちている、糸やゴムを吸ってしまうからです。ブラシが詰まって不意にロボット掃除機が止まってしまう回数が減るのはとても良いと思います。

 一方、充電器(ホームベース)にダストボックスがないため、ゴミ捨ての頻度はトルネオの上位機種に較べれば多いと言えます。しかし、ルンバのゴミ捨ては簡単です。本体のダストボックスのサイズも、下位機種と比較すると1.6倍サイズとたっぷりありますし、この点は問題にしなくて良いでしょう。

 充電池の寿命も(毎日の使用で)6年間と他社よりも2倍長持ちですし、消耗品を含めた最終的なコストは、600シリーズよりも有利だと思います。

 なお、基本性能は3台とも同じのため、Atlasとしては、価格が最も安いモデルで問題ないと思います。

 バーチャルウォールなどの付属品が多いとたしかに便利ですが、吸引力やセンサーの方が、より本質的に「掃除機として重要」ですから。


 第2に、家具や壁に最大限配慮した日本家屋に向いたロボット掃除機を探している方は、

 

 8・シャープ COCOROBO RX-V95A-N
   ¥48,900 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 シャープのココロボRX-V95Aが良いと思います。

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 超音波センサーの採用で、壁や家具にぶつからずに低速走行することが可能なため、ぶつかりながら動いていくルンバの起動が不安な方は、こちらがよいでしょう。日立のミニマルがライバルですが、ゴミセンサーの搭載はこちらだけです。

 国産の他機種比べると直径が31cmと小回りが利くため、入れる隙間が多いです。ゴミの取り残しは比較的少ないと思います。

 また、従来弱かった四隅の掃除についても、新搭載のエアーすみブラシでゴミを吹き飛ばしてから掃除するため、弱点を効果的に補強できています。ダストボックスやフィルターを水洗いできるのも、衛生面では嬉しい部分です。


 第3に、家具や壁に最大限配慮しつつ、ゴミ捨ての回数を減らしたい方は、

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 16・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2【赤】
 16・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2 【白】
  ¥56,786 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 トルネオロボVC-RVD1-Rが良いと思います。

 ココロボに比べるとやや本体が大きいものの、ステーションにゴミが捨てられるダストボックス機能は、ゴミ捨ての回数を大幅に減らしてくれるでしょう。

 丸洗いできるダストボックスの清潔性も嬉しい部分です。


 第4に、比較的低価格で導入できる安価な機種としてオススメなのは、

 

 7・AnKer eufy RoboVac 11
  ¥22,800 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 予算があればルンバの600シリーズを選んでも良いでしょう。ただ、それより安価なAnKereufy RoboVac 20でも良いと思います。

 3万円を切る格安機種ですが、超音波センサーを採用するなど、機能面でも見所があります。とにかくバッテリー量が多いため、掃除に時間をかけれます。稼働時間を有効に使うことで、高級ロボット掃除機にせまる掃除力を確保しているとも言えるでしょう。外観もガラス質のコーティングでわりと高級感があります。


 第5に、アレルゲン対策として、みえないゴミまでしっかりと取り除きたい方は、

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 【2017年】

 14・パナソニック ルーロ MC-RS300-K 【黒】
 15・パナソニック ルーロ MC-RS300-W 【白】
  ¥58,799 Amazon.co.jp (5/21執筆時)

 やや光学ですが、パナソニックのおにぎり型のルーロでしょう。同社の高品質なハウスダスト発見センサーは他社よりも精度が優れます。

 その上で、走行時のトリプルセンサーと、四隅の掃除に適した三角形のフォルム採用で、ゴミの取り残しは他モデルよりも少ないでしょう。

 発売時期の関係で価格が高いのが他機種と比べた場合の難点ですが、投資の意味はあると思います。

ーーーー

 というわけで、今回はロボット掃除機についてでした。

 なお、本ブログ「モノマニア」では、最新モデルの掃除機・掃除用品に関して以下のような関連記事があります。

1・サイクロン式掃除機の比較
2・紙パック式掃除機の比較

3・コードレス掃除機の比較
4・ロボット掃除機の比較
5・おすすめ掃除機の選び方
【まとめ】

 こちらもよろしくお願いいたします。

 これらの記事のほか、ぞうきん掛けロボットのブラーバについては、【こちら】でまとめてあります。

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posted by Atlas at 09:35 | 掃除機・掃除用品

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