【今回レビューする内容】2022年 お掃除ロボットの性能とおすすめ:ルンバ編:パナソニック ルーロ MC-RSF1000 ダイソン 日立機との機能の違い・選び方
【紹介する製品型番】アイロボット ルンバ643 R643060 ルンバ671 R671060 ルンバ692 R692060 ルンバ e5 E515060 ルンバ890 R890060 ルンバ i3+ I355060 ルンバ i3 I315060 ルンバ i7+ i7 i15060 ルンバ i7 i715060 ルンバ960 R960060 ルンバ961 R961060 ルンバ980 R980060 ルンバs9+ s955860 ルンバ j7+ j755860 ルンバ j7 j715860
今回のお題
ルンバなどのロボット式掃除機のおすすめ機種はどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2022年6月現在、最新のロボット式掃除機の比較です。
アメリカのアイロボット社が発売する「ルンバ」や、パナソニックの「ルーロ」など、日本で手に入る大手メーカー製の製品は、ほぼ全機種を取り扱います。
1・ロボット掃除機の比較 (1)
1-1:ルンバ 〈米国〉
2・ロボット掃除機の比較(2)
2-1:パナソニック〈日本)
2-2:日立〈日本〉
2-3:ダイソン〈英国〉
2-4:エレクトロラックス〈北欧〉
2-5:アンカー〈中国〉
3・ロボット掃除機の比較 (3)
3-1:エコバックス(中国)
3-2:ロボロック〈中国〉
4・おすすめロボット掃除機 【まとめ】
4-1;ネイト〈米国〉
4-2:その他〈各社〉
4-3:全機種からの「おすすめ」の提案
なお、今回は、全4回構成の連続記事です。
第1回目の今回は、アメリカのアイロボットが発売する「ルンバ」を全機種紹介します。
ロボット掃除機の「代名詞」ともいえる商品なので、(他社機をふくめ)選ぶ際の基準になる商品ですので、最初に全部紹介します。
2回目記事以降では、パナソニックの「ルーロ」・ダイソンの「360eye」・日立の ミニマル、シャークの「エヴォロボット」など、他社のライバル機を紹介していく構成です。
センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★
というわけで、ロボット掃除機の紹介に入ります、。
以下では、いつものように、各社のロボット掃除機について説明し、最終回の「結論編」(こちら)では、上表のようなポイントから、Atlasの「予算別・目的別おすすめ機種」を選定していきます。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
ーーー
1・サイクロン式の掃除機の比較
・タイプ:車輪型(キャニスター)
・紙パック:不要
2・紙パック式の掃除機の比較
・タイプ:車輪型(キャニスター)
・紙パック:必要
3・コードレス掃除機の比較
・タイプ:スティック型(手持ち)
・紙パック:選択可
4・ロボット掃除機の比較
・タイプ:ロボット型
・紙パック:不要
5・おすすめ掃除機の選び方 【まとめ】
・結論的な掃除機の選び方の解説
0・ロボット掃除機の選び方の基本!
具体的なロボット掃除機の比較に入る前に「ロボット掃除機の選び方の基本」を紹介しています。
ロボット掃除機は「ルンバ」のほか、多数の掃除機メーカーが新規参入してきており、ラインナップが複雑化しています。
デンキヤでは、「ビリヤード台」のような場所で、各機の「実演競争」が行われています。
ただ、実機をちょっと見ただけで「性能」が分かることは、絶対にありません。
なぜなら、ロボット掃除機は、掃除機の要素ほかロボットとAIの要素と合わさった、とても複雑なハイブリッド家電だからです。
そのため、(調べるのが嫌いな方でも)スペックをしっかり見ることがとても重要です。
1・位置センサーの精度
2・障害物検知センサーの精度
3・床面・ゴミ検知センサーの精度
「最も賢いロボット」を「パートナー」として選びたい場合、注目するべきスペックは、以下の3点です。
重要な部分なので、各機の詳しい説明に入る前に、少し詳しく解説しておきます。
0-1・位置情報センサーの精度
第1に、位置情報センサーの精度です。
ロボット掃除機も掃除機ですから、デメリットとして(それなりの)騒音があります。それゆえに、掃除が短時間で終わるにこしたことはないでしょう。
この点でいえば、位置情報センサーの精度が良い機種は、人工知能が位置情報を解析するため、短時間で掃除を終えることができます。
走行形式 | 掃除時間と精度 | 本体の価格 |
---|---|---|
マッピング走行 | 最高水準 | 8万円〜 |
AIセンサー走行 | 優秀 | 3万円〜 |
センサーなし | 劣る | 1万円〜 |
位置情報センサーの精度をランキングにする場合、上表のようになります。
概要だけ簡単に解説しておきます。
最高(1位)の性能を持つのは、マッピング走行式を採用するロボット掃除機です。
自動車の自動運転技術でも注目される、SLAM(スラム)技術で、ロボットが自己位置推定と環境地図作成をこなせる製品です。
1・カメラ方式(Visual SLAM)
2・レーザー方式(Laser SLAM)
3・ジャイロ式(Gyro SLAM)
SLAM(スラム)技術は、以上、3つの方式のいずれかを取ります。
精度に影響する部分なので、少し詳しく説明しておきます。
ーーー
第1に、カメラ方式です。
これは、ルンバやダイソンの上位機などが採用しする方式です。
この場合、掃除機本体に、カメラを内蔵し多くの画像情報を、人工知能が解析することで、現在地を正確に把握します。
人工知能は、地図やその他のセンサーの情報を複合的に解析しながら、最適なルートで掃除を手早く終わらせます。
ただし、カメラを利用する方式なので、暗い場所で運航精度は低いです。そのため、オフィスで夜間に予約利用するなどの場合には不向きです。
第2に、レーザー方式です。
パナソニックやエコバックスが利用する方式です。
レーザー光を壁などに反射させて距離を測り、自らの位置情報を把握する方式です。
この場合、暗い場所に強いですが、ガラスや大理石など、光を透過するものの近くでは弱いという弱点があります。
ただし、最近は、この弱点を緩和した機種もでています。
ジャイロ方式は、各社の下位機種の一部に採用されます。
この方式は、光学式の距離センサーなどで、ロボットは進行方向と移動量の一部を検知できるだけです。
そのため、次に紹介する、(地図を認識しない)AIセンサー走行式と、さほど清掃能力は変わりません。
---
結論的にいえば、カメラ方式か、レーザー方式のSLAMを採用する機種が、真の意味でのマッピング走行式と言えます。
一方、この両方式は、一長一短があるため、どちらが優れるという順位付けはできまません、
ある程度優れた性能(2位)と言えるのは、AIセンサー走行式を採用するロボット掃除機です。
ルンバの800シリーズなど、各社の5万円以下の製品に多く採用されます。
動き方は、左図のようなランダム走行形式と、右図のようなルート走行方式にメーカーごと分かれます。
しかし、複数のセンサーを優秀な人工知能が解析し、走行経路を制御するという発想は、いずれも同じです。
この方式の場合、自分の出発点(ホームベース)の位置は把握できますが、SLAM技術を持たないので、走行中の自分の位置を正確に把握できない機種です。そのため、掃除時間は長めです。
ただし、壁や障害物を感知する掃除機搭載のセンサーの情報を人工知能が統計学的に分析し、ある程度部屋の形状・家具の配置を予測しつつ、効率的に掃除を進めます。
そのため、マッピング走行式に次ぐスピードで掃除を終わらせます。
優れた性能でない(3位)のは、センサー未搭載のロボット掃除機です。
1万円以下の製品はたいていそうで、格安なのが唯一の利点です。
自分の位置や障害物を把握できないため、「ものにガシガシ当たりながら」掃除をしていきます。一応、キレイにはなりますが、ゴミの取り残しなどが多いです。
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以上、3つの方式の違いを説明してきました。
結論的にいえば、第2位のAIセンサー走行式をを採用する製品が、「価格と性能」のバランスを考えると、現状では、最もオススメです。
マッピング走行式は、実際、かなりの精度ですが、価格が高く、費用対効果がすこし悪いです。
0-2・障害物検知センサーの精度
壁や障害物を検知するセンサーの精度も、ロボット掃除機を選場合、重要です。
どの機種も「段差センサー(落下防止センサー)」は装備しており、この点の精度はほぼ変わりません。
しかし、壁・家具・ガラスなどを検知するセンサーは、各機種で搭載・非搭載が分かれます。
1・赤外線センサー
2・超音波センサー
3・レーザーセンサー
この用途に利用する掃除機のセンサーは、上表の3つです。
こちらも順番に解説しておきます。
第1に、赤外線センサーです。
ルンバなどに採用されるもので、壁の検知力・精度は高いです。
その一方で、ガラス面・黒い家具・光の強い場所での検知が苦手であり、ガシガシ当たります。
第2に、超音波センサーです。
日本製のロボット掃除機に多く採用され、ガラスや暗い色あいの家具にも対応します。
一方、壁の検知力はイマイチで、壁際ぎりぎりに走行をさせて隅のゴミを取るのが苦手です。
第3に、レーザーセンサーです。
パナソニックなどが採用する新方式で、細い家具の認識などを高精度にこなします。
ただし、反射したレーザー光を受光して位置検知する方式なので、うまく反射されてこない場合は無力です。
−
結論的にいえば、それぞれのセンサーに「一長一短」あるため、複数のセンサーを複合的に備える機種を選ぶのがポイントとなります。
0-3・床面・ゴミ検知センサーの精度
床面検知センサーとゴミ検知センサーの精度も、機種間で差が付く部分です。
1・床面検知センサー
2・ゴミ検知センサー
こちらの場合も、種類ごとに2つに分けられます。
ーー第1に、床面検知センサーです。
要するに圧力センサーです。
掃除機のブラシと床面との負荷を検知し、絨毯などの床面の質を判定します。
最適なパワー・回数で運行できるため、搭載機は、ゴミの取り残しが少ないです。
---
第2に、ゴミ検知センサーです。
種類としては、光センサーやピエゾセンサー(圧電センサー)です。
いずれの場合も、ゴミの集塵量を把握するためのセンシングに使われます。
ゴミがある場合は掃除を続けるため、やはり、ゴミの取り残しが少なくできます。
−
結論的にいえば、とくに、カーペットなど掃除困難な場所が多い場合は、これらの機能を重視すると良い結果を得られると言えます。
ーーーー
以上、ロボット掃除機の選び方の基本!を3点紹介しました。
これ以外にも、隙間対応のための掃除機のサイズ(高さ)や、バッテリーの保ち、モーターのパワーなども重要ですが、これらについては、各製品を紹介する中で、おいおい説明していくことにします。
では、具体的な製品紹介に入りましょう。
1・iRobot社のルンバの比較
はじめに、アメリカのアイロボットのルンバ(Roomba)です。見ていきたいと思います。
同社は、地雷処理のためのロボット開発会社でしたが、その技術をロボット掃除機に応用した企業です。
1-1:ルンバ 600シリーズ
・形式:AIセンサー
・走行:ランダム走行
・吸引:旧システム
・予算:3万円〜
1-2:ルンバ e5シリーズ
・形式:AIセンサー
・走行:ランダム走行
・吸引:新システム
・予算:5万円〜
1-3:ルンバ i3 i7 シリーズ(900)
・形式:マッピング
・走行:ルート走行
・吸引:新システム
・予算:7万円〜
1-4:ルンバ j7 s9シリーズ
・形式:マッピング
・走行:ルート走行
・吸引:新システム(改良型)
・予算:10万円〜
なお、人気シリーズだけに、商品展開数が多いです。
そのため、シリーズごと、上記のように区分しつつ、順番に紹介します。
1-1・ルンバ 600シリーズの比較
はじめに、アイロボット社のルンバ600シリーズの紹介です。
ルンバ600シリーズは、ルンバの中では最も安い入門用の機種です。
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なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。
【2018/9】【Wi-Fiなし】
1・アイロボット ルンバ643 R643060
¥29,800 楽天市場 (6/30執筆時)
【2020/2】【Wi-Fiあり】
2・アイロボット ルンバ671 R671060
¥26,980 楽天市場 (6/30執筆時)
【2020/6】【Wi-Fiあり】
3・アイロボット ルンバ692 R692060
¥29,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
形式:AIセンサー式
走行:ランダム走行
本体サイズ:34cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:赤外線 ゴミ
バッテリー:60分/3時間
ルンバ600シリーズは、 ルンバの入門グレードで、同社の製品では「最も低価格」なモデルです。
機種構成は、3種類です。
第1に、ルンバ643は、もっとも標準的な構成です。
最もオーソドックスなモデルです。
第2に、ルンバ671は、2020年に追加された新製品です。
相違点は、スマホアプリ操作に対応した点です。違いは、その部分だけです。
第3に、ルンバ692は、【Amazon限定モデル】です。
本機の場合も、Wi-Fi搭載でスマホアプリ操作に対応します。
ただ、通常付属する「デュアルバーチャルウォール(後ほど説明)」が付属しません。
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ほかの機能は各機とも共通なので、以下、同時に紹介していきます。
本体サイズは、直径で、約34cmです。
他社モデルに比べると、ルンバは総じて大柄です。
背も高いため、10cm以下の隙間は入れないです。
小回りの面ではイマイチです。
段差は、一方、2cmまでなら乗り越えます。
部屋と部屋の間に敷居があっても問題ありません。
センサーは、やや注意が必要な部分です。
走行系に使われるのは、一般的な、赤外線センサーです。
しかし、床面検知センサーが非搭載です。また、ゴミ検知センサーも、ピエゾセンサーのみの搭載です。
これらの点で、ゴミの取り残しや、掃除時間など、上位シリーズと比べると差があります。、
走行方式は、AIセンサー走行式です。
ただ、カメラを利用しない方式で、完全に部屋をマッピングしているわけではなです。
そのため、掃除にはある程度の時間がかかります。
600シリーズはセンサーの種類が少ないので、精度や時間の面では定評のある「ルンバグレード」とは、必ずしも言えないでしょう。
走行方法は、ランダム走行です。
ルンバは、中位機のe5シリーズまで、この走行法です。
人工知能の判断で、ある程度のパターンに従いつつ、縦横無尽に不規則に繰り返し動く駆動です。
上位機の採用する、ルート走行式に較べると制度の部分で少し劣るので、ある程度、時間をかけて掃除するようにプログラムされています。
なお、600シリーズでも、掃除が終わると、ホームベースにしっかり帰還します。
吸引機構は、600シリーズのみ、他のルンバと異なります。
上位機種はブラシを採用しない新方式で、メンテが楽です。
しかし、本機は、毛の長いブラシでゴミを吸いこむ仕組み(3段階クリーニングシステム)です。
比較すると、吸引力がやや弱く、ブラシから髪などを除くメンテが必要です。
ダストボックスは、紙フィルターが不要な仕様で捨てるだけです。
ただ、サイズは上位機に較べると小型です。また、水洗いに対応しません。
iRobot バッテリー4462425
¥11,108 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
バッテリーは、連続稼働時間60分です。
また、リチウムイオン電池を利用するため、充電時間も3時間と短めです。
交換バッテリーは、800シリーズと同じです。約3年で交換です。
エッジクリーニングブラシ08158
¥2,000
メインブラシ 21925
¥2,000
フレキシブルブラシ 21926
¥2,000
消耗品は、以上のものを定期的に交換します。
使い方によりますが、1-2年程度でしょう。
付属品は、冒頭に書いたように「デュアルバーチャルウォール」が付く機種があります。
こちらは、ルンバが部屋の外に出るのを防ぐ「縄(バリア)」の役割をします。この端末から発信した「赤外線のロープ」を感知し、ルンバを「撤退させる」ことが可能です。
そのほか、半径60センチメートルにルンバが入れなくする「ヘイローモード」も搭載します。ペットの餌箱など、ひっくり返されたくないものがある場合に有利です。
このような端末をうまく利用しながら、掃除を進めるのがルンバの基本的な使い方です。
ただ、あくまで「おまけ」なので、本体性能の方をしっかり見て機種を選ぶ方が良いでしょう。
ネットワーク機能は、先述のように、上位機のみ搭載です。
操作設定や、タイマーによるスケジュール運転などの管理が可能です。
他機については、リモコンも付属しないので、遠隔操作はできない部分で「割りきり」があります。
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以上、ルンバ600シリーズの紹介でした。
価格が安く導入しやすい入門機です。安定のルンバブランドを格安で欲しい場合には選択肢です。
もちろん、吸引機構とセンサーの点で、上位機に劣るわけですが、ルンバの実力は十分に感じられるでしょう。
ただ、センサー数の部分で「壁や家具にガシガシ当たりやすい」ため、この部分を気にする場合は、他社機が良いでしょう。
1-2・ルンバ e5シリーズの比較
つづいて、最も売れている「中級機」である、iRobot社のルンバe5シリーズの紹介です。
なお、このシリーズは、以前「ルンバ800シリーズ」と呼ばれていたモデルの後継機となります。
そのため、そちらも合わせて紹介します。
【2018年】
4・アイロボット ルンバ e5 E515060
¥39,660 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
形式:AIセンサー式
走行:ランダム走行
本体サイズ:35cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:赤外線 Wゴミ 床面検知
バッテリー:90分/3時間
ルンバe5(e515060)は、ルンバでは、値段と性能面のバランス面で、ルンバでは最も人気のある製品といえます。
本体サイズは、直径35cmほどです。
他社機に較べると本体は大きめであり、「小回り」という部分ではやや劣ります。
背丈は、9.2cmです。
600シリーズと同じく、10cm程度の隙間までの対応です。
段差は、2cmまでなら乗り越えられます。
1・赤外線センサー
2・Wゴミ検知センサー
3・床面検知センサー
センサーは、一方、下位シリーズよりバージョンアップしています。
上表の3つのセンサーが搭載されます。
赤外線センサーは、走行系に使われるセンサーです。
前方と側面に相当数を装備していて、障害物を検知します。
ただし、黒い家具やガラスが得意な超音波センサーは未付属です。
実際、センサー設定は「大らか」です。「ソフトバンパーが付いているし、多少はぶつかっても良いでしょう」という設計です。
バンパーの性能は良いため、過度に心配は不要です。
ゴミ検知センサーと床面検知センサーは、ゴミの検知に使われるセンサーです。
とくに、ゴミ検知センサーは、吸入したゴミを振動で検知するピエゾセンサーと、小さなゴミを検知する光センサーとを併用するダブルセンサー方式です。
この部分で、下位機種より性能が期待できます。
走行方式は、AIセンサー走行式です。
このシリーズも、カメラを利用しない方式です。
AIが完全に部屋をマッピングしているわけではないので、掃除にはある程度の時間がかかります。
ただし、センサーの種類の多いので、情報をもとにした、人工知能(Aware)運転の精度は高いです。
毎秒60回の状況判断をしつつ、統計学的解析結果を利用して、40以上のパターンから走行方法を選択しています。
走行方法は、部屋を縦横無尽に走り回る、ランダム走行形式を採用します。
吸引機構は、ルンバe5シリーズの「売り」の部分です。
新型ローラー(エアロフォース・エクストラクター)の採用で、ゴミを取り込む部分から回転ブラシをなくしています。
ロボット掃除機は、人間と違って床に糸やゴムを見つけてもそれを避けません。
そのため、下位の600シリーズの場合、掃除途中でのブラシの手入れを迫られる場合が多くありました。
しかし、この構造の採用でメンテの必要回数が大幅に減っています。
吸引力の面では、真空状態を作り出すエアフロー構造と高効率モーターの採用が売りです。
これにより、従来よりも50%ほど掃除能力がアップしています。
面白いのは、コードなどが絡まった場合、自動的にブラシを逆回転させて復帰を目指す機能です。
ルンバの特許ですが、実際使ってみると、これは意外と重要です。
ダストボックスは、掃除機本体に内蔵です。
本機は、紙パック不要なダストビン式で、ゴミ捨てがワンタッチで可能です。
ルンバの場合、他社機よりもダストボックスの容量が大きめである点は、強調できます。また、このグレード以上は、水洗いにも対応です。
iRobot リチウムイオンバッテリー4624864
¥7,000 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
バッテリーは、連続稼働時間60分を確保します。
こちらはリチウムイオン電池なので、充電は3時間と短いです。平均3年利用でき、交換もユーザーで可能です。
デュアルアクションブラシ4651223
¥3,980
エッジクリーニングブラシ 4650964
¥1,980
ダストカットフィルター 2個入 4651374
¥3,980
消耗品は、これらのブラシ部品となります。
多くの部品は長持ちしますが、三角形のエッジクリーニングブラシは、1-2年くらいでヘタります。
そのうち購入する必要はあるでしょう。
付属品は、「デュアルバーチャルウォール」が1つです。
600シリーズで紹介したものと同じです。
ネットワーク機能は、このグレードについては、Wi-Fiが標準搭載です。
こちらは、スマホアプリ(iOS/Android)が用意され、ルンバ操作用のリモコンとして利用できます。スマートスピーカーにも対応です。
なお、600シリーズのWi-Fi搭載機もですが、ルンバのWi-Fi搭載モデルは、このブログの【Amazon Echoの比較記事】で書いたような、AmazonのAIスピーカー(Alexa)に対応します。
そのため、音声での起動操作などが可能です。
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以上、ルンバe5の紹介でした。
優れたセンサーと、メンテナンスフリーのブラシを採用するロボット掃除機の「標準機」と言えるでしょう。
弱点は、壁にぶつかりやすい点です。
しかし、ソフトバンパーが採用されるため、過度な心配は要りません。実績がある機種ですので、予算が許せば是非オススメしたい製品です。
1-3・ルンバ i3 i7 シリーズの比較
続いて、ルンバの上位シリーズとなるルンバ i7シリーズの紹介です。
下位シリーズになるi3シリーズと 旧シリーズ名となる「ルンバ900シリーズ」についても、こちらで同時に見ていきます。
【2021/2】
【自動ゴミ収集対応】
5・iRobot ルンバ i3+ I355060
¥79,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
【自動ゴミ収集なし】
6・iRobot ルンバ i3 I315060
¥49,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:35.3cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:距離 Wゴミ 床面検知
バッテリー:75分/3時間
ルンバi3は、iシリーズの入門機となる機種です。
本体サイズは、幅が34.2cmです。
i3の発売と同時に用意されたスリムな感じの新筐体です。
ただ、幅は、e5シリーズとほぼ同じです。
また、10cmまでの隙間・2cmまでの段差対応というスペックも同じです。
センサーは、走行系については、下位機種にはない独自の方式が使われます。
本機は、底部にフロアトラッキングセンサー(光学式)があり、それで移動距離を把握できます。
それに基づいて、AIがざっくりとした「地図」を描けるので、図のようなルート走行を行います。
この点で、eシリーズのようなランダム走行機より、掃除の時間と精度は上です。
そのほか、段差センサーが付属です。一方、ゴミセンサーは、(カタログの表記法からすると)本機については、光センサーのみの搭載のようです。
走行方式は、マッピング走行方式を採用します。
ただし、iシリーズの上位機と異なって、カメラセンサーを内蔵しない機種です。
そのため、ロボットが自身の位置と、完全に正確な間取りを把握することはできません。
また、複数の「部屋」を認識することもできないため、次に紹介するi5以降と差はあります。
吸引機構は、中位機のeシリーズを基本的に踏襲しています。
ただ、iシリーズは、モーターを新型のハイパワーモーターユニットG3になります。
e5シリーズに比べてモーターが強力なので、吸引力が2倍です。
さらに、これを利用した自動的なカーペットブースト機能が付属します。従来的に不向きとされるカーペットにも、十分対応できるようになっています。
ただし、毛の長いじゅうたんは不可との表記は引き続きあります。
ダストボックスは、こちらも紙フィルターが不要な仕様です。サイズはe5シリーズに較べると小型です。
一方、上位機については、ホームベースがクリーンベース(自動ゴミ収集機)となりました。本体の30回分のゴミを貯めるため、掃除の回数が少なくなっています。
なお、これは、東芝がだいぶ前に取り入れた技術なのですが、同社はロボット掃除機から「撤退中」です。
バッテリーは、75分持続します。
デュアルアクションブラシ4734806
¥3,980
エッジクリーニングブラシ 4650964
¥1,980
ダストカットフィルター 2個入 4651374
¥3,980
消耗品は、これらのブラシ部となります。e5シリーズと共通します。
付属品は、本機は、「デュアルバーチャルウォール」などは未付属です。
ネットワーク機能も、両機種とも対応です。
iPhone用とAndroid用のアプリ「iRobot Home」が用意され、リモコンとして使えます。
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以上、ルンバのi3シリーズの紹介でした。
現行機だけで言えばe5シリーズの上位機で、マッピング走行できる部分で優れます。また、クリーンベース付きで10万を切るという価格設定は絶妙です。
ただ、上位機に比べると部屋の間取りが把握できない点で、複数の部屋を効率的に掃除して欲しい場合は、上位機のほうが良いかと思います。
一方、間取りが複雑でない広くない部屋の掃除ならば、(ルンバだけで選ぶとすると)ランダム走行の下位機でも良い気もするので、なんとなしに「中途半端感」なグレードの新機種だと感じました。
【2019/2】
【自動ゴミ収集対応】
7・アイロボット ルンバ i7+ i755060
¥99,800 楽天市場 (6/30執筆時)
【自動ゴミ収集なし】
8・アイロボット ルンバ i7 i715060
¥89,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:35.3cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:カメラ 距離 など
バッテリー:75分/3時間
ルンバi7は、現状で、iシリーズの中級機となる機種です。
本体サイズは、幅が35.1cmです。
本機も、10cmの隙間・2cmの段差対応という点も同じです。
センサーは、走行系については、i3とよりも優れる独自の方式が使われます。
この機種は、iAdapt ローカリゼーションカメラ(ローカリゼーションセンサー)を搭載し、走行位置を完全に把握できる方式を取ります。
これと、i3にもあった、距離を測るフロアトラッキングセンサー(光学式)で、部屋をマッピングしでムラ無く掃除ができます。
このほか、Wゴミセンサー・段差センサーも搭載です。
走行方式は、カメラを利用するマッピング走行方式を採用します。
新しい人工知能のiAdapt3.0が、本体に新搭載したカメラと、フロアトラッキングセンサーを使い、部屋をマッピングをしながら掃除します。
とくに、ルンバi7は、Imprintスマートマッピングに対応します。
このルンバは、「キッチン」「リビング」など総計10個の間取りを個別に覚えますので、部屋ごとにしっかり掃除し、他の部屋に移動する技術が高くなっています。
走行形式、はじめに外周を動き、部屋の状況をマッピングしてから、「端から丁寧に」掃除していく、特別なルート走行方式になっています。
下位機に比べると、家具などの隙間の取り逃がしや無理な入り込み少なくなり、またゴミの少ない同じ場所の繰り返しの掃除の頻度が減り、掃除が手早く済むようになりました。
吸引機構・ダストボックスなど、その他の部分はi3と同じ仕様です。
クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属する上位機もあります。
バッテリーは、75分持続します。
付属品は、本機は、「デュアルバーチャルウォール」が1つ付属です。
ネットワーク機能も、両機種とも対応です。
なお、i7シリーズについては、ルンバの走行ルート(clean Map)をスマホで確認する機能が付属します。
利便性はともかくとして、家電としての「面白さ」は相当ですね。そのほか、外出先から、ルンバの予約や、清掃状況がわかる機能が付属しました。
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以上、ルンバのi7シリーズの紹介でした。
最新のロボット掃除機のトレンドである「カメラによるフロアマッピング」に対応する点が魅力です。
この機能は他社からも出はじめましたが、今回は「部屋ごとの間取りを認識できる」ようにすることで、他社より、さらに一歩先にいった感じがあります。
【上位機種】
9・アイロボット ルンバ980 R980060
¥50,800 楽天市場 (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:35.3cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:カメラ 距離 など
バッテリー:120分/3時間
ルンバ980は、現在的にはルンバのi7シリーズの旧機種です。
ルンバ980は、旧シリーズでは上位機の位置づけでした。
本金場合、新しいi7シリーズと同じ、ハイパワー モーターユニット G3を装備します。
そのため、カーペットブーストで吸引力を上げられます。
一方、i7シリーズとの違いは、部屋の間取りの認識ができない点です。
カメラマッピング機能は搭載しますが、Imprintスマートマッピングに対応しないので、全部屋を「1つ」とみなして、掃除します。
そのため、人工知能の賢さでやや劣ります。
一方、「デュアルバーチャルウォール」が2つ付属で、バッテリーの保ちは120分です。
i7シリーズと比べても、これらの部分の性能は良いです。先述のように「上位機」として売られていたからです。
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以上、ルンバの900シリーズの紹介でした。
i7シリーズより安価ですが、技術水準としては「1世代前」です。
ただ、マッピング式を試したい場合、それなりに安いため、e5シリーズの「ちょい上」を狙う場合は良い選択肢でしょう。
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【下位機種】
10・アイロボット ルンバ960 R960060
¥44,900 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
11・アイロボット ルンバ961 R961060
¥27,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:35.3cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:カメラ 距離 など
バッテリー:75分/3時間
なお、旧ルンバ900シリーズには、以上の下位機の在庫もあります。
ルンバ961は、そのアマゾン専用型番です。色が少し違う程度で、特に仕様・付属品は変わりません。
さらに、格安ですが、この場合、カーペットブースに未対応です。
そのほか、バッテリーの保ちが75分となるほか、デュアルバーチャルウォールとダストカットフィルターなどの交換品が1組付属に止まります。
ただ、本機も、カメラマッピングとルート走行には「対応」です。
結構、安いので、フローリングメインならば選んでも良いかと思います。
1-4・ルンバ J7+ s9+シリーズの比較
ここからは、高級ラインとなるルンバj7+・ルンバ j7と、フラッグシップとなるルンバs9+シリーズの紹介です。
【2022年発売】
【自動ゴミ収集なし】
12・アイロボット ルンバ j7 j715860
¥99,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
【自動ゴミ収集あり】
13・アイロボット ルンバ j7+ j755860
¥129,800 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:33.9cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:カメラ 距離 など
バッテリー:75分/3時間
ルンバj7は、2022年から登場した、ルンバの新しい上級ラインの製品です。
先ほどみたi7シリーズの直接の上位機で、新型です。
本機についても、ごみステーション付属の j7+シリーズが同時展開です。
本体サイズは、両機種とも、幅が33.9cmです。
多少ですが小型化しました。
ルンバは、他社機に比べると大きさが欠点とは言えるので、良い改善です。
隙間については、本機も10cmの隙間です。段差は、対応できる段差の記述がなくなりましたが、ラグは乗り越えるので、従来通りの2cmという理解で問題ありません。
センサーは、走行系については、本機もi7と同じでカメラセンサー・フロアトラッキングセンサーを利用します。ただ、カメラの位置が変わって側面に付きます。
ここは本機の注目点と言え、「PrecisionVisionナビゲーション機能」と名付けられた障害物認識・回避機能を備えるための改造です。
この部分は、後ほどみていくエコバックスなど、中国勢が先行していましたが、iRobotも取り入れた形になります。
1・ペットの排泄物
2・コード類
3・スリッパ・靴下・靴
認識できる障害物は、今のところ上記の物体です。AIが分析し、回避していきます。
他社に遜色ないレベルの把握力とはいえ、まだまだ少ないです。ただ、今後アップデートされていくとのことです。
走行方式は、i7と同じでカメラを利用するマッピング走行方式を採用します。
AIの精度(賢さ)については、特段本機の方が高いという記述はないです。
吸引機構・ダストボックスなど、その他の部分も同じ仕様です。
バッテリーは、75分持続します。
デュアルバーチャルウォール 4491744
¥6,850 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
付属品は、一方、本機は、「デュアルバーチャルウォール」が未付属になりました。
カメラマッピングなので「不要」という認識でしょう。
センサーは万能ではないので心配はあるでしょうが、支障があった場合別に買っての設置は可能です。
ネットワーク機能も、本機も対応です。
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以上、ルンバのJ7シリーズの紹介でした。
i7シリーズから(スペックとして分かる部分で)進化したのは、障害物回避機能です。
下位機種でも、壁・椅子の足など検知できるのでたいていは問題ないのですが、偶発的な惨事が想定できるペットを飼っている方にはあってよい機能と思います。
一方、電源・PCケーブル・スリッパなどにも対応しますが、そもそも「ある程度床が片付いている」方がロボット掃除機を選ぶでしょうし、一般的には下位シリーズでも良いかと思います。
【2020/2】
【自動ゴミ収集対応】
14・アイロボット ルンバs9+ s955860
¥186,780 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
型式:マッピング走行式
走行:ルート走行
本体サイズ:31.2cm
段差対応:2cmまで
隙間対応:高さ10cmまで
センサー:カメラ 距離 など
バッテリー:120分/3時間
ルンバs9+は、現状ではルンバの最上位機となる製品です。
本体サイズは、幅が31.2cmです。
丸くない新形状が特徴的な製品で、31.2cmとルンバの問題だった幅の広さが改善しました。
背の高さも、8.9cmとわずかに小型化したので、すき間対応はごくすこしですが、改善しています。
センサーは、i7の方式を基本的に踏襲しています。
新しく壁際センサーを装備しますが、これは、円形からの形状変更で、Uターン走行できない場所を認識させるためで、精度には関わらない部分です。
一方、発売時期の関係もあって、j7に搭載の障害物認識・回避は不可なので、この部分が「マスト」といえるペットを飼っている方などは注意してください。
走行方式は、本機も、マッピング走行方式です。
ただし、OSは進化した世代のものを利用するため、主に発売時期の関係で、i7より性能は上でしょう。
吸引機構は、基本的な仕組みは下位機種と同じです。
ただし、ユニット形状のメリット性を活かし、デュアルアクションブラシが大きくできたことで、同社によれば、「40倍の吸引力」を実現できています。
この部分は割と重要な変化です。
下位機種にもカーペットブースト機能はありますが、全体のパワーを引き上げたことで、他社機をふくめ「最もカーペットへの対応水準が高い」とはいえます。
説明書では「毛の長いもの」は不適とされるものの、魅力的です。
ダストボックスは、下位機と同じ仕組みです。
バッテリーは、120分とさらに長寿命です。
デュアルアクションブラシ4655997
¥5,478
エッジクリーニングブラシ4655991
¥2,728
ダストカットフィルター 3個入 4655993
¥4,928
消耗品は、これらのブラシ部となります。
形状が異なるので独自の型番です。ブラシ幅が拡がったことで、少し値段が高めです。
デュアルバーチャルウォール 4491744
¥6,850 Amazon.co.jp (6/30執筆時)
付属品は、本機についても、「デュアルバーチャルウォール」が別売です。
マッピング式で、スマホで指定ができるため不要だとの判断でしょう
ネットワーク機能は、本機対応です。
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以上、ルンバs9+の紹介でした。
ここまでの値段をロボット掃除機に投資できる方は希でしょうし、費用対効果の部分ではオススメできません。
ただ、(できる限りで)カーペットにも対応ということを考えれば、本機が性能面では最良でしょう。
次回につづく!
ロボット式掃除機のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、各社のロボット掃除機を紹介してきました。
記事はもう少し「続き」ます。
1・ロボット掃除機の比較 (1)
1-1:ルンバ 〈米国〉
2・ロボット掃除機の比較(2)
2-1:パナソニック〈日本)
2-2:日立〈日本〉
2-3:ダイソン〈英国〉
2-4:エレクトロラックス〈北欧〉
2-5:アンカー〈中国〉
3・ロボット掃除機の比較 (3)
3-1:エコバックス(中国)
3-2:ロボロック〈中国〉
4・おすすめロボット掃除機 【まとめ】
4-1;ネイト〈米国〉
4-2:その他〈各社〉
4-3:最終的な「おすすめ」の提案
次回の2回目記事(こちら)では、日・欧・米国企業が出すロボット掃除機を、ルンバと比べていきます。
センサーの性能 ★★★★★
掃除のスピード ★★★★★
すきま対応力 ★★★★★
バッテリー ★★★★★
総合評価 ★★★★★