比較2017' 賢さで選ぶ!ロボット掃除機全20機の性能とおすすめ:ルンバ ココロボ ルーロなど

2017年11月27日

比較2017' 賢さで選ぶ!ロボット掃除機全20機の性能とおすすめ:ルンバ ココロボ ルーロなど

今回レビューする製品:2017-2018年 ルンバなどお掃除ロボットの性能・価格とおすすめ:ルンバ シャープ ココロボ 東芝 トルネオロボ パナソニック ルーロ アイロボット ルンバ ダイソン 日立 ミニマル ツカモトエイム iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ960 ルンバ690 ルンバ890 ルンバ870 ルンバ876 ルンバ885 ルンバ622 ルンバ875A ルーロ RULO MC-RS1 MC-RS200 MC-RS20-W RX-V90 RX-V60 RX-V200 VC-RCX1 RX-V50R X-V70A-W RX-V95A-N VC-RV2 VC-RCX1-W VC-RVS2 Dyson 360 Eye RB01NB AnKer eufy RoboVac 20 AIM-RC03 RV-DX1 機種の違いと人気ランキング

今回のお題
ルンバなどのロボット式掃除機のおすすめ機種はどれ?

 ども、Atlasです。

 今日は、2017年現在最新となるロボット式掃除機の比較をします

 

 ロボット掃除機の先駆的メーカーのアメリカのアイロボット社の「ルンバ」は、今回、2017年8月発売モデルを含めて全機種紹介してます。

 そのほか、シャープの「ココロボ」、東芝の「トルネオロボ」、パナソニックの「ルーロ」・ダイソンの「360eye」日立の ミニマルなどデンキヤで見かける機種はほぼ全て網羅しました。また、アンカーEufy RoboVacなど、ネット販売で人気の割と低価格な機種についても紹介します。

 それらとルンバがどのような点で異なるのかについても、詳しく説明します。

ーー

 以下では、いつものように、それぞれの機種とその違いについて説明します。そして、最後にAtlasによる「予算別・目的別おすすめ機種」を選定していきます。

 なお、結構「長い」記事なので、最後の「おすすめ」を見れば、ある程度その理由が分かるように書いたつもりです。

アイロボットのルンバ

 はじめにロボット掃除機の先駆けになった、アイロボット社ルンバを見ていきたいと思います。

 同社は、地雷処理のためのロボット開発会社でしたが、その技術を掃除機に応用した会社です。

 なお、以下の本文では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


 

 【2015年モデル】

 1・アイロボット ルンバ870
  ¥47,365 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×2個

 【2016年モデル】

 2・アイロボット ルンバ876
  ¥61,800
Amazon.co.jp  (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×2個

 3・アイロボット ルンバ885
  ¥83,600 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:お部屋ナビ×2個

 【2017年モデル】

 4・アイロボット ルンバ890
  
¥67,106 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:デュアルバーチャルウォール×2個

 ルンバ800シリーズは、ルンバでは最も人気のある中位機種です。

 複数の機種が同時に売られています。基本的に本体性能は同じです。

 年ごとの機種の違いは、主に付属品です。後ほど説明する【バーチャルウォール】【お部屋ナビ】【デュアルバーチャルウォール1】という付属品の部分です。また、2017年モデルの「ルンバ890」については「スマホをリモコン化できる機能」が搭載されました。こちらも後ほど詳しく説明します。

 以下、とくに言及がなければ、過去モデルをふくめて「全機種共通の話」としてお読みください。

 バッテリーは、ルンバの場合、充電式です。標準的で、連続稼働時間60分を確保します。どの機種も充電時間は3時間で済むため、多少大きな部屋でも問題ないと思います。

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 本体サイズは、直径で約35cmです。他社のロボット掃除機に較べると本体は大きめであり、「小回り」という部分では多少劣ります。一方、背丈は9.2cmで、突起部を勘案して10cm程度の隙間ならば入りこんで掃除をします。段差についても、2cmまでなら乗り越えるため、部屋と部屋の間に敷居があっても問題ありません。

 センサーは、大きく分けて2つのセンサーが搭載されます。

 第1に、赤外線センサーです。赤外線センサー自体は他社のロボット掃除機でも一般的ですが、ルンバの場合、かなり多くの数を搭載し、人工知能(Aware)で毎秒60回の状況判断をしつつ、40以上のパターンから走行方法を選びます。

 第2に、ゴミ検知センサーです。とくに、ルンバの場合は、吸入したゴミを振動で検知するピエゾセンサーと、小さなゴミを検知する光センサーとを併用するダブルセンサー方式です。このセンサーが優秀だと、掃除の仕上がり具合に大きな差が出ます。

 第3に、床面検知センサーです。絨毯などの床面の質を判定できるため、ゴミの取り残しが少ない仕様です。

 一方、壁などへの衝突率は決して低くなく、この点では、超音波センサーを補足的に備える国内他社の機種に及ばない部分もあります。ただ、衝突しやすい場所にはソフトバンパーが付いているため、家具などが傷を付く可能性は低いです。過度に心配する必要はありません。

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 吸引機構は、ルンバ800シリーズの「売り」の部分です。新型ローラーエアロフォース・エクストラクター)の採用で、ゴミを取り込む部分から回転ブラシをなくしています。

 ロボット掃除機は、人間と違って床に糸やゴムを見つけてもそれを避けません。そのため、下位機種の場合、掃除途中でのブラシの手入れを迫られる場合が多くありました。しかし、この構造の採用でメンテ回数が大幅に減っています。

 吸引力の面でも、真空状態を作り出すエアフロー構造新型モーターの採用で、従来よりも50%ほど掃除能力がアップしています。  

 ダストボックスは、掃除機本体内蔵です。紙パック不要なダストビン式で、ゴミ捨てがワンタッチで可能です。この部分は他社も同様ですが、ルンバの場合、ダストボックスの容量が大きめである点は、強調できます。

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 走行方式は、人工知能利用型のランダム走行方式です。この方式の場合、センサーでゴミ量や床の状態を見張りながら、人工知能の判断で、縦横無尽に不規則に繰り返し動くシステムを採用します。なお、ルンバ800シリーズは、ホームベース(充電器)の位置は分かるものの、完全に部屋をマッピングしているわけではないので、掃除にはある程度の時間がかかります。

 付属品は、ルンバ800シリーズの機種ごとに異なります。つまり、ルンバ870シリーズ【バーチャルウォール2個】が、ルンバ880シリーズ【お部屋ナビ2個】が、ルンバ890シリーズは【デュアルバーチャルウォール】1つがそれぞれ付属します。

 

 第1に、「バーチャルウォール」とは、赤外線を発信できる乾電池式の端末です。こちらは、ルンバが部屋の外に出るのを防ぐ「縄(バリア)」の役割をします。花瓶など、ルンバが近づいて欲しくない場所に置くのが基本です。

   

 第2に、「お部屋ナビとは、バーチャルウォールの上位製品です。単に「バリア」を貼るのではなく、バリアのON/OFFが可能です。そのため、例えば、最初の部屋の掃除が終わるまでは「立ち入り禁止」にして、終わった後に自動で次の部屋に移動させて掃除させることができます

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 第3に、「デュアルバーチャルウォール」とは、「バーチャルウォール」としての機能のほか、その半径60センチメートルにルンバが入れなくする「ヘイローモード」を搭載するものです。ペットの餌箱など、ひっくり返されたくないものがある場合に有利です。

 このような端末をうまく利用しながら、掃除を進めるのがルンバの基本的な使い方です。ただ、あくまで「おまけ」なので、本体性能の方をしっかり見て機種を選ぶ方が良いでしょう。

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 ネットワーク機能は、2017年モデルのみWi-Fi搭載です。こちらは、スマホアプリ(iOS/Android)が用意され、ルンバ操作用のリモコンとして利用できます。

 以上の、ルンバ800シリーズの紹介でした。優れたセンサーと、メンテナンスフリーのブラシを採用するロボット掃除機の「標準機」と言えるでしょう。

 その点で、後発の他社は、いかにこのシリーズと差異化をはかるかを努力していると言えます。弱点は、壁にぶつかりやすい点ですが、ソフトバンパーが採用されるため、過度な心配は要りません。実績がある機種ですので、予算が許せば是非オススメしたい製品です。

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 【2016年モデル】

 【Amazon限定特価モデル】

 5・アイロボット ルンバ875A
  ¥52,000 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×1個

 なお、この機種にはルンバ875AというAmazon限定モデルがあります。付属するバーチャルウォールが1個である点が機能上の相違点です。現在的には、2つ付属のルンバ870で良いと思いますが、価格が逆転した場合は、こちらも検討対象でしょう。


 

 【2016年モデル】

 6アイロボット ルンバ622
  ¥33,000 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×1個

 【2017年モデル】

 7アイロボット ルンバ690
  ¥48,298 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:デュアルバーチャルウォール×1個

 ルンバ600シリーズは、ルンバの中では最も安い入門機になります。

 こちらも過年度の製品が売っていますが、違いは「バーチャルウォール」の種類と、新機種のみスマホ対応という2点のみです。バーチャルウォールについては、上で説明した通りです。

 あとは、色以外は共通なので、以下は、両機種共通の話として、読んでください。

 バッテリーは、こちらも連続稼働時間60分ですので800シリーズと同等です。ただ、バッテリー寿命がこちらは3年と、上位機種に比べると約半分になっています。

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 本体サイズは、直径で約34cmですので、800シリーズより僅かに小柄です。一方、10cmの隙間・2cmの段差対応など、走行に関するスペックは800シリーズと同じです。

 センサーは、この機種も赤外線センサーを装備しますが、床面検知センサーが非搭載です。また、ゴミ検知センサーは、吸入したゴミを振動で検知するピエゾセンサーのみの搭載でです。この部分が、上位機種と異なります。掃除能力は優秀ではありますが、綺麗にするには時間がかかると言えます。

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 吸引機構も、上位機とは異なります。800シリーズはブラシを採用しない点でメンテナンスフリーでした。しかし、こちらは、従来的な毛の長いブラシでゴミを吸いこむ仕組み(3段階クリーニングシステム)を採用します。そのため、吸引力がやや弱くブラシから髪などを除くメンテが必要です。

 走行方式は、下位機種と同じ人工知能利用型のランダム走行方式です。センサーの差があるので完全に「同じ」ではありませんが、人工知能の判断で、ある程度のパターンに従いつつも、縦横無尽に不規則に繰り返し動くシステムは上位機と共通します。もちろん、掃除が終わるとホームベースに帰還します。

 ダストボックスは、こちらも紙フィルターが不要な仕様です。ただ、サイズは800シリーズに較べると小型です。

 ネットワーク機能は、2017年モデルのみWi-Fi搭載で、ルンバ操作用のリモコンとしてスマホを利用できます。

 以上、ルンバ600シリーズの紹介でした。価格が安く導入しやすい入門機ですが、吸引機構とセンサーの点で、上位機に劣るのがネックですね。できれば上位機を選びたいところでしょう。


  

 【上位モデル】

 8・アイロボット ルンバ980
  ¥112,400 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 付属品:デュアルバーチャルウォール×2個

 【下位モデル】

 9・アイロボット ルンバ960
  ¥85,000 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 付属品:デュアルバーチャルウォール×1個

 続いて、ルンバの最上位シリーズである900シリーズの紹介です。

 こちらも2機種あります。【上位モデル】ルンバ980【下位モデル】ルンバ960の相違点は3点です。

 第1に、付属するデュアルバーチャルウォールの個数です。上位モデルは2つ付属します。

 第2に、バッテリー量です。【下位モデル】は70分と800シリーズ並ですが、【上位モデル】120分と相当広いマンションでも対応できる寿命です。

 第3に、モーターのパワーです。【下位モデル】は600シリーズ比で1.5倍ですが、【上位モデル】は、2倍のハイパワーとなります。

 これら以外の部分は同じです。そのため、以下は、但し書きのない限り、両機種共通の話としてお読みください。

 バッテリーは、先ほど書いたように、上位モデルについて最大120分と2倍になりました。バッテリーは経年劣化していくものなので、容量が大きいと安心です。

 本体サイズは、幅が35.3cmと800シリーズとさほど変わらないサイズで、10cmの隙間・2cmの段差対応という点も同じです。

 センサーは、こちらも、赤外線センサー、床面検知センサー、Wゴミセンサー搭載ですので、下位機種と同じです。

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 吸引機構も、新型ローラーエアロフォース・エクストラクター)やエアフロー構造など、吸引機構は、ある種ロボット掃除機の「完成型」ともいえる800シリーズを踏襲しています。

 ただ、モーターについては、【上位モデル】のみ新型のハイパワーモーターユニットG3の採用します。800シリーズに比べてモーターが強力なので、吸引力が倍化しています。さらに、これを利用した自動的なカーペットブースト機能が付属したため、従来的に不向きとされるカーペットにも、十分対応できるようになっています。

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 走行方式は、900シリーズでパワーアップした点です。こちらは、ランダム走行方式ではなく、マッピング走行方式を採用するからです。この製品は、新しい人工知能のiAdapt2.0が、本体に新搭載したカメラと、フロアトラッキングセンサーを使い、部屋をマッピングをしながら掃除します

 従来機種に比べると、家具などの隙間の取り逃がしや無理な入り込み少なくなり、またゴミの少ない同じ場所の繰り返しの掃除の頻度が減り、掃除が手早く済むようになりました。

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 ネットワーク機能も、両機種とも対応です。iPhone用とAndroid用のアプリ「iRobot Home」が新しく用意され、リモコンとして使えます。また、900シリーズについては、ルンバの走行ルート(clean Map)をスマホで確認する機能が付属します。利便性はともかくとして、家電としての「面白さ」は相当ですね。また、ルンバの制御ソフトウェアの自動アップデートも可能になりました。

 以上、ルンバの900シリーズの紹介でした。最新のロボット掃除機のトレンドである「カメラによるフロアマッピング」に対応する点が魅力です。ゴミの取り残しや掃除の効率化の点で、非常に有利ですが、高度な技術でもあるため、ルンバの他は、後ほど紹介するダイソンが採用しているのみの機能になります。

 一方、上位モデルと下位モデルの差ですが、搭載されるモータの差とバッテリー量の差は、ロボット掃除機の「本質」に関わる部分で、もはや「違う機種」と言って良いほどです。この2つから選ぶとすると、基本的には【上位モデル】を選ぶべきでしょう。

 性能面では文句の付けようがない完成された「ロボット掃除機」ですが、価格が高いのがやはりネックですね。

アンカーのEufy RoboVac


 

 10・AnKer eufy RoboVac 11
   ¥22,800 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 こちらは、米国のアンカーが発売している掃除ロボットです。同社の「3世代目」モデルですね。3万円を切る格安価格で売られるある種「戦略的価格」の製品です。この価格が実現できた要因の1つは、同社が世界的なバッテリーメーカーだからでしょう。

 バッテリーの量は、やはりこの機種の魅力で、最大90分まで連続稼働します。この点だけで言えば、ルンバの上位機に匹敵する水準です。

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 本体サイズは、ルンバに較べても小型で、背が7.8cmとルンバより2cm小柄なため、ルンバでは入らない隙間にも対応できます。段差の乗り越えは2cmと、ルンバに追いついています。また、ダストボックスも十分なサイズです。

 吸引機構は、サイドブラシと回転ブラシを装備する標準的な仕様です。サイドブラシが2つ付属するのは、シャープのココロボなどと同じ仕様ですね。ただ、吸引については、特筆するべき工夫はなく、このあたりは、掃除用品の専業メーカーに多少負ける部分でしょう。

 センサーは、それなりに装備されます。例えば、ルンバの下位機種と同じく、家具などを検知する超音波センサーや、落下防止センサーが付属します。もちろん、ルンバ同様(「事故」がなければ)充電台まで戻ります。

 走行方式は、人工知能を用いないパターン型ランダム走行方式です。ルンバの場合、最下位機でも人工知能を用いて、一度走行した場所を把握し、各種センサーを使いながらある程度効率よく動きます。しかし、この機種は、学習型の人工知能や、ゴミ量センサーがないため、カーペットなど床面の状態を検知せず、常に一定の掃除を毎回する仕様です。

 各種センサーの搭載数も、ルンバなどには及ばず、掃除経路の賢さやは「価格なり」で、繰り返し動作による学習能力もありません。このあたりは、「ルンバ」を知っている人には、煩わしく感じる部分です。

 以上、アンカーのロボット掃除機の紹介でした。色々な「弱点」はありますが、ルンバに比較して非常に安く購入できる点でかなり魅力です。長寿命バッテリーを活かして「掃除しまくる」ことができます。時間を使って「ゴミを取り切る」というタイプですが、入門用として「試しに買う」には良い製品だと思います。

シャープのココロボ

 つづいて、シャープロボット掃除機「ココロボ」の紹介です。日本のメーカーでは、最も早くロボット掃除機を出した会社です。


 

 11・シャープ COCOROBO RX-V95A-N
   ¥49,157 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

  RX-V95A は、シャープのココロボの現行機種では最も安価なモデルです。ロボット掃除機全体で見ても価格が安く、比較的導入しやすい機種です。

 バッテリーの量は、、最大120分までと、アンカーの最上位機種とおなじほどに長く掃除ができる機種です。バッテリー寿命も3年となります。

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 本体サイズは、ルンバに較べるとこちらも小型です。直径31cm弱で小回りが利く機種といえます。狭い場所にモノが多い、日本の家屋構造において、これはメリットです。

 こちらも背が低い製品なので、隙間は9cmまで対応です。ちなみに、9cmなら入るのに、10cmだと無理という空間が、Atlas宅には幾つかあります。なお、段差については、ルンバ並みに優秀で、2cmまで乗り越えられます。段差が多い日本家屋には嬉しい部分ですね。

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 吸引機構は、ルンバの下位機種に準じる仕組みです。ルンバ600シリーズと同じような「3段階クリーニングシステム」で、ブラシを使ってかきこむ仕組みが取られています。もともと掃除機を作っていた会社の製品ですし、吸引力の点では不安はないと思います。

 センサーは、シャープの魅力の1つです。

 先ほど書いたように、ルンバの下位シリーズは、障害物を感知するために赤外線センサーを採用しています。しかし、基本的に壁や家具ににぶつかりながら掃除をしていきます。しかし、この方式は、日本の実情にあっていないという人がいます。なぜなら、日本の場合、漆塗りのふすま・障子・タンスなどの木製品が多いからです

 この点で言えば、ココロボに搭載される超音波センサーは優秀で、モノにぶつからない回避能力についてはルンバより定評があります。家具などにぶつかることはほぼありません。

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 走行方式は、ルンバ同様に、人工知能利用型のランダム走行方式です。一方、アンカーには搭載されないゴミセンサーが搭載です。ゴミを感知すると、その部分で8の字に走行し、ゴミの取り残しを防ぎます。センサーの配置や数は違うにせよ、機能面ではルンバに比すると言えるでしょう。

 また、不規則に運転する(900シリーズを除く)ルンバに比べると異なり、図のように規則的に掃除をしていく特長があります(=縦横無尽システム)。

 人工知能も賢いため、この点では、両メーカー甲乙付けがたいでしょう。玄関などでの「墜落」を防ぐ落下防止センサーもルンバ同様に搭載します。

 清潔性の面では、優秀で、ダストボックスやフィルターを水洗いできるため、清潔性能野天でも優れます。

 このほか、最近の家庭用ロボットブームではありませんが、ココロボがおしゃべりしてくれるのも「売り」の一つですね。

 このように、ルンバに比べた場合優れた点も多いのですが、ルンバに比べた場合に及ばない点もあります。

 第1に、壁などにぶつからない分、部屋の四隅まで掃除をしてくれない点で点です。ルンバの掃除が終わった後、四隅だけスティック掃除機でケアする必要があります。

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 ただ、この点の対策はシャープも考えており、「エアーすみブラシ」機能で風で壁際のゴミを吹き飛ばしてから吸うという機能が付属します。

 第2に、ゴミセンサーが付属しない点です。くまなく掃除はしますが、絨毯などゴミが取りにくい部分の「取り残し」は、ルンバ600シリーズ同様に避けられないでしょう。

 以上、ココロボのRX-V70の紹介でした。大事な家具の安全性を最大限考えた場合は、この機種を選択するのは良いと思います。


 

 12・シャープ COCOROBO RX-V200
  ¥39,800 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 RX-V200はルンバの最高級機です。ただ、ココロボのRX-V95A より発売が早かったため、エアーすみブラシや縦横無尽システムなどのシャープの目玉機能が非搭載です。

 ネットワーク機能は、その一方で強化されています。

 第1に、Wi-Fi経由で外出先から家電のリモコン操作が可能です。ココロボに「学習リモコン(多機能リモコン)」としての機能があり、エアコンやテレビなどのリモコン操作ができる仕組みです。シャープ製以外も対応します。

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 第2に、Webカメラが搭載されます。外出先からスマホ経由で、自宅の様子が見れる機能や、ネットを使って天気を教えてくれる機能などが付きます。音声エンジンを搭載しているので「天気予報を教えて」などと言うだけで、教えてくれます。

 一方、独自機能は、これに止まります。ネットワーク機能は充実していますが、掃除機としての基本性能がやや弱いため、積極的にはオススメできない機種です。

東芝のトルネオ・ロボ

 続いて東芝の新型お掃除ロボットの紹介です。


 

 13・東芝 トルネオ ロボ VC-RV2
  ¥53,784 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 トルネオ ロボ VC-RV2は、東芝のロボット掃除機では最も安い機種です。ルンバやココロボと同じく、掃除が終わると自動で充電台に帰ってくる機能が付く賢い掃除機です。

 バッテリーの量は、稼働時間60分となります。最近の機種に較べると短めですが、日本家屋の大きさから考えれば、十分です。ココロボと同じく長めの3年間の長寿命バッテリーを採用しています。

 本体サイズは、直径35cmになります。ココロボほど小型ではないですが、入り込める高さは9.5cmとルンバとココロボのほぼ中間のスペックです。また、乗り越えられる段差は2cmまでです。

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 吸引機構は、やはり掃除機メーカーらしく工夫があります。ただ、基本的には、シャープと同じようにブラシを使ってかき出す方式を採用しています。ルンバの上位機と較べれば、糸くずや長いペットの毛などが回転ブラシに絡まる可能性は多少あるでしょうが、吸引力は十分です。

 また、ココロボ同様にガツンガツンと壁や家具に本体が当たりにくい超音波センサーを採用している点がメリットです。トルネオロボも、壁際まで近づくと自動で減速します。

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 壁に当たりにくい仕組みにした場合、ココロボのように壁際のゴミの取り残しの心配があります。しかし、この機種は、65ミリまで届くWサイドアームブラシを搭載します。さらに、壁の近くになると、アーム部分が収縮し、壁への衝撃をさらに吸収する仕組みです。

 また、壁際で停止して掃除を念入りにする機能を搭載することで、壁際のゴミの取り残しにも備えます。エアーすみブラシを利用するココロボのとは方法が異なりますが、こちらも壁際に弱いという赤外線センサーの弱点を克服できる仕組みだと思います。

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 センサーは、ゴミの感知については、「ゴミ残しまセンサー」を搭載します。シャープと同じ仕組みのダストセンサーで、効率の良い掃除ができます。

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 走行方式は、こちらもルンバ同様に、人工知能利用型のランダム走行方式です。一方、ルンバは「お部屋ナビ」が必要でしたが、トルネオロボの場合、部屋を自動で判別して掃除をしていく機能が標準搭載されます。

 以上、トルネオ ロボ VC-RV1の紹介でした。性能面や価格面では、家具や壁に当たりにくい仕組みを取る、ココロボのRX-V95A がライバルだと思います。どちらもダストセンサーを装備しており、性能面でどちらを選ぶかは甲乙付けがたいですね。


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 14・東芝 トルネオ ロボ VC-RCX1-W
  
¥49,400 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 トルネオ ロボ VC-RVD1は、トルネオシリーズの中位機種になります。下位機種に搭載される全機能を搭載した上で、「ダストボックス機能」を装備するのが大きな特長です。

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 ダストボックス機能とは、充電機(ホームベース)に自動で帰ってくると、収集したゴミを自動で本体のゴミ箱に移す機構です。ロボット掃除機は、本体のダストボックスが小さいのが弱点でしたが、この機能を使えばゴミ捨てが1ヶ月不要ということです。

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 ネットワーク機能も、この機種から搭載されます。これは、シャープのココロボの最上位機種にも搭載されるホームセキュリティ機能で、部屋の様子をスマホで確認できます。便利ですが、やはり必ずしも必要な機能ではないでしょう。

 その他の点は、バッテリーが10分延長された程度で、走行方式をふくめ下位機種と同じです。ココロボ他の壁に当たりにくい仕組みを採用するロボット掃除機を選ぶ場合、ダストボックス機能を追加で装備するこの機種は良い選択肢でしょう。

 ただ、トルネオは直径35cmで、直径31cmのココロボに比べると小回りが利きにくい難点もあります。部屋の床に障害物(モノ)が多い場合は、ダストボックスを諦めてココロボのRX-V95A にを選ぶのが正解かな?と思います。


  

 

 15・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2【赤】
 15・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2 【白】
  ¥65,000 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 東芝のトルネオロボ VC-RVS は、東芝のトルネオロボの最上位機種です。ホームセキュリティ機能を搭載していない分、価格は安いですが、掃除性能は高いという機種です。

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 この機種の魅力は、ダストステーションの性能向上です。

 ダストステーションに、サイクロン式の分離構造を採用し、吸引力の低下を防止できるようになりました。いわゆる「圧縮サイクロン」である、デュアルトルネード分離を搭載しているため、ゴミを1/5に圧縮できます。これはゴミ捨ての頻度を短くする(1ヶ月)とともに、わたほこりが固まるためゴミ捨ても楽です。

 清潔性の面でも、ダストボックス部分が完全に水洗い対応になりました。

 以上、東芝、トルネオの最上位機の紹介でした。独自のゴミ捨ての頻度を減らす工夫がやはり魅力です。ロボット掃除を補助的ではなく、「メイン機」のように毎日運用したい場合は、ダストボックス方式のこちらは魅力があると思います。

パナソニックのロボット掃除機


 

 16・パナソニック ルーロ MC-RS200-K 【黒】
 16・パナソニック ルーロ MC-RS200-W
【白】
  ¥53,800 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 こちらは、パナソニックの新型機種ルーロです。名前の由来はこの「おにぎり」形状とのことです。

 バッテリーの量は、東芝同様で、最大の稼働時間が60分で、充放電は1500回まで対応です。寿命も3年間で、このあたりは、日本のメーカーは各社横並びです。

 本体サイズは、直径33cmです。特徴的な三角のフォルムですが、これは部屋の四隅に、本体が寄っていって掃除を可能にするための仕組みです。日本の掃除器具メーカーは、各社ともルンバの苦手にしている点を巧みに改善していますね。背の高さは9.2cmですので、ルンバに較べて多少小型です。段差はこの機種も2cmまで対応です。

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 吸引機構は、東芝やシャープと同じようにブラシ方式を採用しています。東芝もそうでしたが、パナソニックも掃除機の長い開発履歴があります。マイナスイオンプレートを搭載したV字ブラシにより、静電気を利用しながら細かいゴミまで取っていく仕組みです。

 センサーは、超音波センサーのほか、赤外線センサーを利用し、家具や壁にぶつからないようにしながら進む構造です。とくに赤外線センサーは「3つ目」であり、障害物の検知能力は他機種より高いです。

 走行方式は、ルンバ同様に、人工知能利用型のランダム走行方式です。パナソニックの場合、床面検知センサーも搭載しますので、例えば、絨毯を検知した場合、強力なスパイラル走行をしますので、ゴミの取り逃がしは少ないでしょう。

 ゴミセンサーも、搭載です。パナソニックの場合は、「ハウスダスト発見センサー」と呼んでいます。これは、他メーカーのゴミセンサーよりも強力であり、約20 μmのゴミまで検知します。目に見えない小さなダストの除去効果が期待できます。センサーが感知したゴミが多い場所だけ、集中してゆっくり掃除をします。

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 ダストボックスは、東芝のようなダストボックス機能は付属しません。ただ、本体内部に、サイクロン掃除機のようにゴミを1/5に圧縮できる機能があるため、ゴミ捨ての回数は少なくて済むと言えます。集塵量も今回のバージョンアップで、従来比1.5倍の容量になりました。

 その他の便利な機能として、掃除したい場所を2カ所あらかじめ指定できる「エリアメモリー機能」が搭載されます。たしかに、ロボット掃除機に集中して掃除して欲しい部分はあるので、よい機能だと思います。

 以上、パナソニックのルーロの紹介でした。ルンバに対抗した発売された国内他社の製品と較べると、独特の三角形状と「ハウスダスト発見センサー」を利用して隅までしっかりゴミを取る能力が目立ちます。パナソニックは白物家電においてセンサーをうまく使って差をだすメーカーなので、このような機能は期待できます。

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 17・パナソニック RULO MC-RS20-W
  ¥45,408 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 なお、ルーロには多少格安な下位機種である、RS20が併売されています。

 上位機種と比較した場合、床面検知センサーが未搭載である点、1週間のタイマー予約ができない点、音声によるお掃除結果レポートがなされない点が、主な違いです。

 絨毯に「集中攻撃」できる床面センサーは、パナソニックの「売り」ですので、パナソニックから選ぶのならば、上位機が良いように思います。

日立のロボット掃除機

 

 18・日立 ミニマル RV-DX1【各色】
   ¥49,200 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 こちらは、日立のロボット掃除機ミニマル RV-DX1です。日本の家電メーカーでは最も最近にロボット掃除機に参入しました。

 本体サイズは、この製品の最大の特長で、本体幅が直径25cm、高さが9.2cmとなります。注目は本体幅で、25cmというサイズはルンバより10cm小さいと言え、国内最小のコンパクト機になります。椅子と椅子との間などの狭い部分が最も得意な機種ですね。段差はこの機種も2cmまで対応です。

 バッテリーの量は、他社とほぼ同じで、最大の稼働時間が60分です。充放電は1100回まで対応でとす。寿命も3年間で、このあたりは、日本のメーカーは各社横並びです。

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 吸引機構は、こいらもブラシ方式を採用しています。特徴的なのは回転ブラシのほか「かきとりブラシ」を採用している点ですが、こちらも、静電気を利用しつつカーペットのほこりを取る点では、先行するパナソニックと同じです。

 センサーも、超音波センサー赤外線センサー床面検知センサーを搭載する点では、最近のモデルと同じですね。ただ、ゴミセンサーは未搭載なのは、多少残念です。

 走行方式は、ルンバの下位機種と同様で、人工知能利用型のランダム走行方式です。

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 ダストボックスは、東芝のようなダストボックスは付属しませんが、ホームに戻った際に、集めたゴミを気流で圧縮する機能があるため、ゴミ捨ては楽です。また、同時に「かきとりブラシ」で回転ブラシ部分をケアするため、回転ブラシ部分のメンテが多少楽な仕様です。

 以上、日立ミニマルの紹介でした。バランスが取れた優秀な機種ですが、後発メーカーである利点を活かした部分は、本体のコンパクト化に止まると言える点が残念な部分です。ただ、初号機を小型に作った利点を活かせば、将来的な後継機は魅力あるモデルに成長するでしょう。

ダイソンのロボット掃除機

 

 19・Dyson 360 Eye RB01NB
  ¥94,300 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 こちらは、イギリスのダイソンの掃除機です。ロボット掃除機はこの機種が初参戦ですが、同社のサイクロン技術の優位性を活かして面白い機種を仕上げてきました。

 バッテリーの量は、最大40分と他機種よりも劣ります。これは後ほど説明するような多機能性に由来するため、仕方ないと思います。

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 本体サイズは、直径23cmです。他社に比べると10cmほど小型で、小回りが利く点で利便性が高いです。ただし、背丈は12cmあるため、隙間対応能力は他社に比べると劣ります。段差はこの機種も2cmまで対応ですが、この機種は、戦車のようなキャタピラー走行をするため、障害物を乗り越える能力は、他機種よりも高いです。 

 201611190544.jpg

 吸引機構は、ダイソンの掃除機にも使われるデジタルモーター V28気筒のサイクロンを本体に搭載します。サイクロン式は、ゴミの分離力が高いため、吸引の威力は「最高」でしょう。

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 一方、こちらも吸引にブラシを利用するタイプです。ただ、ダイソンは掃除機メーカーとしてブラシの評価が高く静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシを採用します。

 走行方式は、こちらは、ランダム走行方式ではなく、ルンバの最上位機と同じで、マッピング走行方式を採用しカメラと移動距離の把握によるマッピングに対応します。360度のカメラで撮影した映像から位置を把握すると共に、戦車のキャタピラのような駆動系が「ものさし」の役割を果たし、正確に位置を記録します。ただし、ゴミ量センサーは非搭載ですね。

 センサーは、赤外線センサーを搭載します。

 ネットワーク機能は、外出先などからの予約機能はありませんが、スマホで本体の操作ができる機能が付属します。

 以上、ダイソンの360Eyeの紹介でした。吸引力とマッピングの点では最も高性能な機種です。カーペット用のメイン機として利用するならば、この機種は適当でしょう。一方、サイクロン搭載なので、背の高さは、仕方ない部分がありますが、隙間対応したい場合は、注意が必要です。

ツカモトエイムのミニネオ


 

 20・ツカモトエイム ミニネオ AIM-RC03
  ¥8,490 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 こちらは、ツカモトエイムの格安ロボット掃除機「ミニネオ」です。OEM生産ですが、爆発的に安いロボット掃除機として、入門用に人気を集めています。

 センサーは、しかしながらこの機種を選ぶ際に注意するべきポイントです。段差を検知する落下防止センサーは搭載しますが、より高度な、赤外線センサー・超音波センサーは未搭載ですので、壁の感知は、接触後にショックセンサーで感知するだけです。

 走行方式は、人工知能を用いない単純ランダム走行方式です。もちろん、ホームポジションに帰還する機能なども未搭載です。

 バッテリーの量は、最大50分とほどほどあります。ただ、センサー走行をしない点を考えても、これだけあれば、十分でしょう。

 本体サイズは、直径23cmです。日立と同じ程度小型ですので、小回りが利く点では有利でしょう。ただ、注意するべきは、段差が0.7cmしか乗り越えられない点であり、カーペットでも対応できない場合もあります。

 吸引機構は、他社と異なり、吸入部分にブラシが付属しないため、単純に吸いこむだけの構造です。値段的に仕方ない部分ですが、基本的には、フローリングなどの専用として考えましょう。

 以上、ツカモトエイムのミニネオの紹介でした。ロボット掃除機として、この価格を実現した点は、素晴らしいと言えます。入門機としての費用対効果は高いです。

 ただ、機能的には、フローリング専用・1部屋専用と考えた方が良いでしょう。また、センサー系が弱いので「ロボットに全て任せる掃除」ではなく、「ロボットの挙動を見守りながら、自分も一緒に掃除する」ような用途に向いていると思います。

今回の結論
ロボット式掃除機のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のロボット掃除機を紹介してきました。

 最後に、いつものように、Atlasの「おすすめ機種」を書いておきます!


 第1に、性能と価格から最もおすすめできる機種としては、

 

 【2015年モデル】

 1・アイロボット ルンバ870
  ¥47,365 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×2個

 【Amazon限定特価モデル】

 5・アイロボット ルンバ875A
  ¥52,000 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 付属品:バーチャルウォール×2個

 ルンバ870でしょう。2016年・2017年モデルが発売になっていますが、機能差はなく、価格的にも値頃感がある2015年モデルが良いでしょう。ただし在庫限りですので、売り切れの場合は、Amazonモデルをオススメします。

 もちろん、ルンバ900シリーズの方が実力は高いわけですが、マッピングシステムを搭載しているという点を評価しても相当割高だと思います。

  こちらは、機能面ではどの機種、「エアロフォース・エクストラクター」や新型モーターなど採用で、掃除機として最も重要な要素である吸引力が非常にパワフルになっていますし、ブラシの手入れが不要になっている点は評価が高いです。

 ロボット掃除機の場合、通常のスティック掃除機よりもブラシの手入れが必要な場合が多いです。なぜなら床に落ちている、糸やゴムを吸ってしまうからです。ブラシが詰まって不意にロボット掃除機が止まってしまう回数が減るのはとても良いと思います。

 一方、充電器(ホームベース)にダストボックスがないため、ゴミ捨ての頻度はトルネオの上位機種に較べれば多いと言えます。しかし、ルンバのゴミ捨ては簡単です。本体のダストボックスのサイズも、下位機種と比較すると1.6倍サイズとたっぷりありますし、この点は問題にしなくて良いでしょう。

 充電池の寿命も(毎日の使用で)6年間と他社よりも2倍長持ちですし、消耗品を含めた最終的なコストは、600シリーズよりも有利だと思います。

 なお、基本性能は3台とも同じのため、Atlasとしては、価格が最も安いモデルで問題ないと思います。バーチャルウォールなどの付属品はたしかに便利ですが、吸引力やセンサーの方が、より本質的に「掃除機として重要」ですから。


 第2に、家具や壁に最大限配慮した日本家屋に向いたロボット掃除機を探している方は、

 

 11・シャープ COCOROBO RX-V95A-N
   ¥49,157 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 シャープのココロボRX-V95Aが良いと思います。

 超音波センサーの採用で、壁や家具にぶつからずに低速走行することが可能なため、ぶつかりながら動いていくルンバの起動が不安な方は、こちらがよいでしょう。国産の他機種比べると直径が31cmと小回りが利くため、入れる隙間が多いです。ゴミの取り残しは比較的少ないと思います。

 また、従来弱かった四隅の掃除についても、新搭載のエアーすみブラシでゴミを吹き飛ばしてから掃除するため、弱点を効果的に補強できています。ダストボックスやフィルターを水洗いできるのも、衛生面では嬉しい部分です。


 第3に、家具や壁に最大限配慮しつつ、ゴミ捨ての回数を減らしたい方は、

 

 15・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2【赤】
 15・東芝・トルネオ ロボ VC-RVS2 【白】
  ¥65,000 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 トルネオロボVC-RVD1-Rが良いと思います。

 ココロボに比べるとやや本体が大きいものの、ステーションにゴミが捨てられるダストボックス機能は、ゴミ捨ての回数を大幅に減らしてくれるでしょう。

 丸洗いできるダストボックスの清潔性も嬉しい部分です。


 第4に、比較的低価格で導入できる安価な機種としてオススメなのは、

 

 10・AnKer eufy RoboVac 11
   ¥22,800 Amazon.co.jp (8/26執筆時)

 予算があればルンバの600シリーズを選んでも良いでしょう。ただ、それより安価なAnKereufy RoboVac 20でも良いと思います。

 3万円を切る格安機種ですが、超音波センサーを採用するなど、機能面でも見所があります。とにかくバッテリー量が多いため、掃除に時間をかけれます。稼働時間を有効に使うことで、高級ロボット掃除機にせまる掃除力を確保しているとも言えるでしょう。外観もガラス質のコーティングでわりと高級感があります。


 第5に、アレルゲン対策として、みえないゴミまでしっかりと取り除きたい方は、

 

 16・パナソニック ルーロ MC-RS200-K 【黒】
 16・パナソニック ルーロ MC-RS200-W
【白】
  ¥53,800 Amazon.co.jp
(8/26執筆時)

 パナソニックのおにぎり型のルーロでしょう。同社の高品質なハウスダスト発見センサーは他社よりも精度が優れます。

 また、走行時のWセンサーと、四隅の掃除に適した三角形のフォルム採用で、ゴミの取り残しは他モデルよりも少ないでしょう。発売時期の関係で価格が高いのが他機種と比べた場合の難点ですが、投資の意味はあると思います。

ーーーー

 以上、ロボット掃除機の紹介でした。最後に1つだけ注意です。

 

 ルンバについてなのですが、ここまで紹介してきた機種は全て「国内正規品」です。しかし、「並行輸入品」もあるため、それについての注意事項を書いておきます。

 既に書いたように、ルンバを販売しているアイロボット社はアメリカのマサチューセッツ州に本社を置くロボットメーカーです。地元アメリカでは安く売っているために、並行輸入業者が、日本総代理店(セールス・オンデマンド社=高級空気清浄機のブルーエアの代理店でもある)を通さずに、アメリカから直接仕入れをしています。

 本ブログ「モノマニア」は、並行輸入・個人輸入は価格的メリットがある場合は並行輸入品を推奨しています。しかし、アイロボット社のルンバについては注意が必要です。というのも、「現状、サポートセンターの人的・物的な対応余力、及びそれら海外仕様製品に係る技術的ノウハウ等の観点から、修理・メンテナンスなどのアフターサービスを行うことができません」と、代理店が有償であってもサポートの取り次ぎを放棄しているからです。この点は注意してください。

ーーーー

 というわけで、今回はロボット掃除機についてでした。

 なお、本ブログ「モノマニア」では、最新モデルの掃除機・掃除用品に関して以下のような関連記事があります。

 こちらもよろしくお願いいたします。

 これらの記事の他、、ぞうきん掛けロボットのブラーバについては、【こちら】でまとめてあります。

 最後になりますが、この記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンなどから話題を共有していただければ幸いです!!(↓)
posted by Atlas at 14:56 | Comment(0) | 掃除機・掃除用品

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