1回目記事からの続きです→こちら
2-1・キヤノンのプリンターの比較

2回目記事のトップバッターは、キヤノンの高画質インクジェットプリンターの紹介からです。
高画質インクジェットプリンターは、エプソンとキヤノン以外他社の展開がないので、実際的にはこれら2社からの比較となります。
1・写真用インクジェットプリンタの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:エプソン〈日本〉
2・写真用インクジェットプリンタの比較 (2)
2-1:キャノン〈日本〉
2-2:最終的なおすすめの提案【結論】
今回も、1回目記事の冒頭(こちら)に書いた「選び方の基本」に基づきながら、今回も紹介します
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以下では、Atlasのおすすめポイントは赤系の文字色で、イマイチと思う部分は青字で記していきます。

Windows 7〜11 MacOS 12〜26
【2025年発売】PIXUSTS8930BK PIXUSTS8930WH
16・Canon PIXUS TS8930 【黒】
16・Canon PIXUS TS8930 【白】
¥31,364 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2024年発売】PIXUSTS8830BK PIXUSTS8830WH
17・Canon PIXUS TS8830 【黒】
17・Canon PIXUS TS8830 【白】
¥27,430 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2023年発売】(各色)
18・Canon PIXUS TS8730
¥25,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2022年発売】(各色)
19・Canon PIXUS TS8630
¥24,600 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 2色
印刷速度:15枚/分(A4普通紙)
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:100枚+100枚
スキャナ:2400dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅373×奥行319×高さ141mm
PIXUS TS8730は、キヤノンの6色インク採用の高画質モデルの入門機です。
新旧機種があります。

旧機種が残ります。
2024年機は、塗装色わずかな変更以外目立つ違いはないです。
あえて言えば、新機種でバーコードモードが追加です。バーコードを詳細に印刷するためのドライバー上のオプションボタンと考えてください。
一方、キヤノンの場合、2025年秋モデルから、新しいサポートサービス(MyPrint With)の1年間無料提供がはじまりました。チャット相談ができるほか、透明PDF(サーチャブルPDF)などの作成などのサービスが得られるほか、保証期間が2年に延長された上で、通常保証期間も有料の引取修理サービスの利用料金(税込3300円)も無料です。
キヤノンやブラザーなど他社は、保証期間内でも同水準の料金を取る点を含めれば、ここも割と「お得」な感じがあります。
なお、別途登録は必要です。また、保証は純正インクの利用が前提です。

2023年機は、新機種と明示的な機能差はないです。
あえて言えば、消費電力がごくわずか違う点と、赤色の展開があった部分が差です。
2022年機は、23年に対して、液晶パネルのUIデザインが旧式です。
その後の世代は、カスタマイズ性が高まりました。
あとは、通例ですが、年度ごと(古い)Mac OSの旧バージョンの対応が対応除外になっているだけの違いとなります。
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結論的にいえば、各年とも、さほど大きな変化ではないので、値段で決めて良いでしょう。ただし、2025年機は、保証部分でプラスαがある点は加味したほうが良いでしょう。

本体サイズは、収納時に幅373×奥行319×高さ140mm です。
エプソンの競合機より小型です。

使い勝手も、良好です。
液晶は4.3型のタッチパネル式です。
大きさも、同クラスのエプソン機を超える4.3型と視認性も良いです。
そのほか、本機は、WI-FI接続の場合、利用時に自動で電源が付く「自動電源オン」に対応です。ただし待機電力はかかりますので、設定でONにする仕様です。

インクの色数は、6色です。
配色は、シアン・イエロー・マゼンダ・ブラックという発色の基本となる色にグレーが網羅されます。
ブラックは、顔料系黒インク・染料系黒インクの2本です。

カラー印刷のクオリティは、良いです。
エプソンの上位機同様にグレーインクが採用されるため、最近重要度が増している色安定性と階調表現は優秀です。
一般的に言えば「満足できる高画質」だと言えます。
とはいえ、染料インクを6系統搭載するEPSONと較べると、5系統となるキヤノンは、カラー写真における発色色再現性については、エプソン(6色)にやや及びません。

モノクロ印刷のクオリティは、逆に、強調するべき部分です。
エプソンは、染料黒インクだけですが、キヤノンは、顔料黒インクも採用しており、6色モデルのなかでは文字印刷に圧倒的に強いからです。
一方、染料黒インクとグレーインクも搭載するので、エプソンの上位機のように、モノクロ写真・カラー写真の階調表現を強化も期待できます。
こうした点で言えば、カラーのグラフや写真、そしてテキストが混在するビジネス文書の印刷に向いていると言えるでしょう。
いずれにしても、テキスト印刷を併用する場合は、キヤノンの方が優れるので、この日本の二大プリンターメーカーはうまく住み分けができていると言えます。

【標準容量+ブラック大容量】
CANON 6色マルチパック BCI-331 +330
¥7,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【ブラック大容量】
CANON ブラック大 BCI-330XLPGBK
¥2,100 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【カラー大容量】(シアン以外も同価)
CANON インクタンク BCI-331XLC シアン
¥1,910 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約22.9円
A4普通紙カラー 約12.7円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約19.8円
フォト年賀状印刷 約29.2円
A4Photoカラー 約109.3円
純正インクの単価は、こちらになります。
インクのコストは、Amazonでの売価をふまえると、全色大容量タンクを購入した場合、上表の通りです。
写真印刷のコストは、専用機の標準よりもわずかに高めです。
ライバルのカラリオ中級機(EP-880シリーズ)よりは少し高い水準です。
キヤノンの場合、全量大容量のセット品が展開されず、セットだとカラーが標準タンクになるからでしょう。
普通紙印刷のコストは、A4普通紙カラー印刷は、メーカー公表値で約10.6円です。
白黒だとその半分以下でしょう。
印刷速度は、モノクロA4印刷で15.0枚/分、カラーA4印刷でも10枚/分となります。
エプソン(6色機)に比べて、明らかに高速なので、ビジネス用と考えられます。
L判光沢紙の場合も、18秒と高速です。
自動両面印刷は、対応します。
給紙容量は、一方、給紙トレイに100枚、背面トレイにも100枚です。
同社の上位仕様と言える合計200枚の2WAY給紙です。
スキャナーは、解像度は2400×4800dpiです。
一体型プリンタとしては質が良いです。

ネットワーク機能は、USB接続のほか、Wi-Fi5(11ac)です。
なお、キャノンは、WI-FI5(11ac)なので、若干ですが速度・安定性の部分の仕様が他社より良いです。
また、QRコードダイレクト接続として、プリンタのQRコードを読み取ることで、スマホとのダイレクト接続(アドホック)がワンタッチでできる機能性があります。
なお、同社のアプリ(Canon PRINT)経由で、普通にご家庭のWI-FIシステムにつなげて印刷も可能です。

また、「PIXUSトークプリント」として、アプリ不要でLINEなどから直でプリントできる機能性もあります。このあたりの接続性は、キャノンは工夫があります。

一方、キャノンは、スマホからのダイレクト印刷ほか、PCを介さずWI-FIで直接他社のクラウドサービスとの送信連携が可能です。そちらのデータの直接的な印刷ほか、スキャンした書類の自動転送ができます。
ビジネスプリンターだと、この仕様は他社も持ちますが、家庭用の入門機だと珍しいです。ただ、必須かといわれると微妙ですが。
そのほか、SDカードからの印刷にも対応できます。
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以上、キヤノンのPIXUS TS8630の紹介でした。
格安な機種と比べると、グレーインクの採用で画質が向上した点が最大の見所です。
モノクロ印刷にも・カラー印刷にも影響するため、見逃せない部分です。また、地味ながら、スキャナ性能の向上は嬉しい部分です。

Windows 7〜11 MacOS 12〜26
【2022年発売】
20・Canon PIXUS XK510
¥52,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
Windows 7〜11 MacOS 10.13〜26
【2022年発売】XK90後継機
21・Canon PIXUS XK500
¥44,539 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 2色
印刷速度:15枚/分(A4普通紙)
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:100枚+100枚
スキャナ:2400dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅372×奥行345×高さ142mm
PIXUS XK500は、キヤノンのインクジェット複合機の上級機です。
こちらも旧機が残ります。
旧機は、WI-FIの世代が古い(WI-FI4)に対応したのが新しい部分です。
あとの機能性はほぼ同じ(バーコード印刷モードくらい)ですが、新しいサポートサービス(MyPrint With)とその登録に伴う、引取料無料を含めた2年保証は、先述のように、2025年発売モデルからになります。
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結論的にいえば、Wi-Fiの世代ほか、保証が手厚い部分は一定の差があります。ただ、価格差はあるので、不要と考える場合は旧機でも良いでしょう。
通信速度部分は、(セキュリティをWPA3で組んでいるなどではなければ)旧仕様でも問題ないかと思います。

本体のサイズは、幅372×奥行345×高さ142mmです。
家庭用として、問題ないサイズです。
液晶パネルは、本機も4.3型と大きく、タッチパネル式です。

インクの色数は、下位機種と同じです。
顔料・染料の黒インク2本と、カラーインク4本の組み合わせで6色です。
ただし、こちらは、色域を向上させた新開発のプレミアム6色ハイブリッドインクです。
下位機種に採用されたグレーインクを廃して、「フォトブルー」インクを加えて6色としています。

カラー印刷のクオリティは、そのため、粒状感はグレーインク採用モデルより軽減され、より写真向きになりました。
一方、グレーインクが廃止されており、暗部の階調表現については、下位機のが良いでしょう。キヤノンもこの機種の説明では、その部分を「省略」しています。
言いかえれば、「画質の方向性は、(グレーインクを採用しない)エプソン機に近づいた」と言えます。

モノクロ印刷のクオリティは、引き続き、黒が顔料インクのためクオリティは高いと言えます。
ただ、グレーインクが不採用のため、モノクロ階調表現の点では下位機種に劣るでしょう。ただ、染料インクを採用する、エプソンのカラリオシリーズよりは引き続き、この面の性能は期待できます。

【6色マルチパック】
CANON XKI-N21+XKI-N20
¥3,527 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【顔料ブラック大】
CANON XKI-N20PGBK
¥755 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約11.1円
A4普通紙カラー 約4.2円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約9.2円
フォト年賀状印刷 約13.6円
A4Photoカラー 約50.8円
インクのコストは、Amazonの実売価格をふまえると、上表の通りです。
写真印刷のコストは、かなり良いです。
エプソンのエコタンクのようなボトル詰め替え式を除けば、高画質機では「最安級」と言えます。
普通紙印刷のコストは、A4普通紙カラーで、公表値で4.2円です。
白黒だとその半分ほどでしょう。
印刷速度は、モノクロA4印刷で15.0枚/分、カラーA4印刷でも10枚/分です。
下位機種と同じです。
搬送系は、部品が下位機と共通仕様だからです。

ネットワーク機能は、USB接続・Wi-Fi5ほか、有線LAN接続にも対応です。
本機も、PCを介さずWI-FIで直接他社のクラウドサービスとの送信連携が可能です。
アプリ不要でLINEなどから直でプリントできる機能性(PIXUSトークプリン)もあります。

給紙容量は、一方、給紙トレイに100枚、背面トレイにも100枚です。
こちらも合計200枚の2WAY給紙です。
スキャナーは、2400×4800dpiと、本機も良い水準です。
ネットワークは、USBとWi-Fiでの接続に対応です。
上位機は先述のように有線LANも備えます。
SDカードからのダイレクト印刷にも対応します。
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以上、キヤノンのPIXUS XK510の紹介でした。
印刷速度と印刷コストを最重要視するならば、今年度については、間違いなく本機が有力な選択肢でしょう。
写真画質も、「フォトブルー」インクの採用で、優位性のあるエプソンに追いついてきています。
ビジネス面では、グレーインクこそ不採用でしたが、顔料黒インクの採用は引き続きエプソンに比して有利です。本体価格は高いですが、性能面では「まとまった」良機種です。

【A3ノビ】
Windows 7〜11 MacOS 11〜26
【2025年発売】
22・CANON imagePROGRAF PRO-G2
¥87,800 楽天市場 (2/3執筆時)
Windows 7〜11 MacOS 10.12〜26
【2020年発売】
23・CANON imagePROGRAF PRO-G1
¥79,244 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:顔料インク
カラーインク数:6色
黒インク数: 3色
印刷速度:
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:10枚
スキャナ:
ADF:
自動両面印刷:
サイズ:幅639×奥行379×高さ200mm
PRO-G2 は、キヤノンのプロ向けの上級PROLINEシリーズに属する製品です。
ライバルはもちろんエプソンのフラッグシップ機にあたる「プロセレクションシリーズ」です。

なお旧機が残ります。
主な変更点はインクです。顔料インクが耐光性があるものに変更されたことで、耐光性評価が伸びた(60年→200年)ほか、後述するワックスの添加で耐擦過性も向上しました。
あとは、マゼンダ色の色域の拡大と、Wi-Fiが、5GHz帯対応のWi-Fi5(11ac)対応になったのが目立つ違いです。
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結論的にいえば、画質傾向は従来と同じまま、扱いやすさを向上した良い改良があったと言えます。そこまで価格差もないため、今選ぶならば新機種でしょう。

本体サイズは、収納時に、幅639×奥行379×高さ200mm です。
エプソンの同級機に比べても、それなりに幅はある製品です。
プロ用ですし、ここは仕方ないです。

利便性の面では、3.0インチと小型ですが液晶モニターが搭載です。
一方、プロ用でもタッチパネル式で、画像も確認できるエプソンと比べると、「ほどほど」です。
印刷サイズは、A3ノビまで印刷可能です。
一方、エプソンと異なりロール紙は対応しませんが、同社のサイトで、対応する他社製の印画紙のICCプロファイルを公開するなど、配慮はあります。

インクの色数は、10色です。
エプソン同様に、こちらの上位機は、全色とも乾きの早い「全量顔料インク」です。
カラーについては、シアン・マゼンダ・イエローの原色のほか、レッド・フォトシアン・フォトマゼンダの6色です。
ブラック系については、マットブラックとフォトブラック・グレーの構成です。

ただ、これら9本のインクに、光沢感・暗部の階調表現・インクの段差を整える、透明インクのクロマオプティマイザーが付属するため、これをあわせると、総計で10色のインクと言えます。
したがって、構成としては、同じく透明インクを利用するエプソンのSC-PX7VIIに近く、光沢紙への印刷にも強いと言えます。

カラー印刷のクオリティも、高いです。
光沢紙との相性についても、このシリーズは20年機以降は樹脂インクです。
2015年登場の同社の旧シリーズ(PRO-10S)と比べて、マットブラックの改良が施され、主に、赤と緑の領域において階調表現がより高度化しました。

モノクロ印刷のクオリティは、エプソンでもありましたが、「冷黒」などモノクロ写真モードの切替に対応します。その点で言えば、エプソンの10色機(SC-PX1V)と比較するべき製品です。

そのほか、先述のように、2025年の顔料インクの改良で、耐光性200年が表明されるようになりました。
またマットブラック色を除く全色に、ワックスを添加するようにになっています。これにより印刷面の耐擦過性も、向上しました。

【10色別売】(新機種用)
CANON インクタンク PFI-G2 MBK
¥1,611 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
CANON インクタンク PFI-G2 C
¥1,611 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約28.5円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約23.2円
フォト年賀状印刷 約34.2円
A4Photoカラー 約128.3円
純正インクの単価は、上表の通りです。
先述のように、旧機とインクは変わりましたが、値上げは(今のところ)見られなかったといえますが、水準として、引き続き、高めではあります。
エプソンのプロセレクションシリーズと異なり、セット割引販売がない関係です。

Canon 光沢プロ A3 ノビ PT-201A3N2020枚
¥5,880 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
カラー印刷のコストは、キヤノン公式で、28.5円の表記です。
一方、A3ノビで、同社の光沢プロ(プラチナグレード)に出力した際は、(高級用紙込みで)、約449.4円です。
印刷速度は、準性能、L判の光沢用紙の場合、1分05秒というスペックです。
ネットワークは、USBとWi-Fi5での接続に対応です。
そのほか、100Base-Tの有線LAN接続にも対応しますが、Wi-Fiとは排他利用です。
自動両面印刷機能は、非対応です。
給紙容量は、上トレイに10枚です。
用途的には問題ないと思います。
スキャナーは、未付属です。
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以上、キヤノンのプロ向けの PRO-G2 の紹介でした。
エプソンの SC-PX1Vがライバルでしょう。
エプソンは、滴下の細かさとグレーインク、キヤノンは透明インク(クロマオプティマイザー)と、方法は変わるものの、光沢紙との相性を高める仕組みがあり、方向性は似ます。
印字見本を見ると、色域と、黒の階調表現は、本機の方が優れるように思います。一方、インク粒子が4ピコリットルで、エプソンは2ピコリットルである点で言えば、精密性はすこし下回るとは言えるでしょう。
色域は、インク構成の違いで青系の発色が抜群に良いエプソンに対して、赤系の深みは、レッドインクがあるキヤノンがやはり良いです。ここは好みでしょう。ただ、いずれも、両社のコーポレートカラーである点は、「面白い」と感じました。
キヤノンの場合、2025年機から耐光性と耐擦過性が加わったのも、エプソンとの違いです。目に見える数字の部分で言えば、エプソンの場合、耐光性が60年評価です。
色無しのクロマオプティマイザーでコートできる同社の利点かなと思います。
ネックは、一方、インク単価です。
インクタンクがバラ売りだけで、単価がやや高い点のが、個人用としては難点です。

【A3ノビ】
【2025年発売】
Windows 7〜11 MacOS 11〜26
24・ CANON PIXUS PRO-S1 Mark II
¥72,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2020年発売】
Windows 7〜11 MacOS 10.12〜26
25・Canon PIXUS PRO-S1
¥63,554 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料インク
カラーインク数:5色
黒インク数: 3色
印刷速度:
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:10枚
スキャナ:
ADF:
自動両面印刷:
サイズ:幅639×高さ200×奥行200mm
PIXUS PRO-S1 Mark II も、キヤノンのプロ向けの上級PROLINEシリーズに属する製品です。
本機も、旧機種が残ります。
ただ、インクの改良などはなく、Wi-Fi規格がWi-Fi5になったほどの違いしかないです。安い間は、旧機でも良いでしょう。

本体サイズは、幅639×高さ200×奥行200mmです。
本機も、横幅がある代わりに、奥行がすこし短め、という製品です。
液晶パネルは、3.0型です。やや小さいですし、画像の確認と言うより、設定用でつけている感じです。

インクの色数は、8色インク搭載です。
カラーについては、シアン・マゼンダ・イエローの原色のほか、フォトシアン・フォトマゼンダの4色です。
ブラック系については、ブラック・グレー・ライトグレーの4色構成です。

カラー印刷のクオリティは、他のプロ機とは異なります。
なぜなら、この機種は、エプソン・キャノンの「プロ用機」では唯一、全色が染料インクの機種だからです。
顔料インクと比べて乾きにくく、ある程度、印画紙がにじみます。
また、経年変化による退色もあります。しかし、光沢紙に出した場合の質感は、透明インクや樹脂コーティングを施された顔料インクであっても、染料インクのほうが良いです。
その点で、染料インクの下位機種を使い慣れてきた方には、こちらが「しっくり」来るでしょう。
また、顔料インクは、定着時にムラが出やすく違和感が出やすい点から言って、出力はこちらのほうが楽でしょう。
いずれにしても、写真印刷を気軽に楽しむには、染料インクのほうが気が楽です。

なお、このモデルの旧機種(PRO-100S)と比較する場合、カラーの色域の拡大と、暗部での階調表現の改善が強調されます。

モノクロ印刷のクオリティは、本機も、「冷黒」などモノクロ写真モードの切替に対応します。

【8色別売】
インクタンク BCI-66
¥1,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
純正インクの単価は、以上のような実売価格です。
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約24.5円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約18.0円
フォト年賀状印刷 約26.5円
A4Photoカラー 約99.4円
インクのコストパフォーマンスは、上表のようになります。
メーカー公表値より高くなっているのは、2020年以降、インク価格が上がっているからです。
カラー印刷のコストは、8色の染料インク機はライバルがいないので、単純に比較はできないです。
ただ、あまり安くはないです。
印刷速度は、L判の写真用紙の場合30秒というスペックです。
ネットワークは、USBとWi-Fi5での接続に対応です。
そのほか、100Base-Tの有線LAN接続にも対応します。本機の場合も、Wi-Fiとは排他利用です。
自動両面印刷機能は、非対応です。
給紙容量は、本機も上トレイに10枚です。
スキャナーは、未付属です。
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以上、キャノンの PIXUS PRO-S1 Mark II の紹介でした。
染料インクを「極めたい」場合におすすめできる製品です。
ただ、公平を期して言えば、染料インクは、顔料インクほど搭載タンクの色数で差がでるというわけでもないです。
今回の結論
高画質カラープリンタのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、エプソンとキヤノンの写真印刷対応の6色以上のプリンターを比較してきました。
最後に、いつものように、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種を選定したいと思います。
第1に、「1ランク上」の年賀状や写真のプリントアウトができる写真用プリンタの入門機としておすすめなのは、

Windows 7〜11 MacOS 10.9〜26
【2024年10月発売】
4・EPSON Colorio EP-887AW 【白】
5・EPSON Colorio EP-887AB 【黒】
6・EPSON Colorio EP-887AP 【緑】
¥31,300 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
Windows 7〜11 MacOS 10.9〜26
【2023年10月発売】
7・EPSON Colorio EP-886AW 【白】
8・EPSON Colorio EP-886AB 【黒】
9・EPSON Colorio EP-886AR 【赤】
¥27,000 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料インク
カラーインク数:5色
黒インク数: 1色
印刷速度:5.5枚/分(A4普通紙)
給紙容量:100枚(2段)
スキャナ:1200dpi×2400dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅349×奥行340×高さ142mm
インクコスト ★★★★★
画質(普通紙)★★★☆☆
画質(写真) ★★★★★★
印刷スピード ★★★★☆
総合評価 ★★★★★★
EPSONの中位機となるEP-887A をオススメします。
なお、旧機は本編で書いたようにインクの型番が変わります。
ただ、現状でコスト差はない状況ですし、本体価格の安さを重視すればそちらでも良いと思います。

本体サイズは、幅349×奥行340×高さ142mmです。
設置性が良いです。液晶パネルも4.0型と十分な大きさです。
収納面でも、自動オープン機能と自動電源オン/オフ機能が搭載され、利便性と、ギミック面での高級感もあります。

インクの色数は、同社の下位機種と同じ構成の6色です。
カラー印刷のクオリティは、ただ、下位機より良いです。
イ新しい世代のインクで発色が良い評からです。
同じ 「エプソンカラー搭載モデル」でも、仕上がりの画質部分で差がある点で、こちらを選びぶ意味があります。
普通紙印刷は、ただ、黒が染料インクなので、文字印刷には向きません。
一般的なビジネス文書の印刷と併用するにはやや向かない点が注意点です。
印刷速度も、さほど速くないです。
ビジネス文書ならば、5.5枚/分程度まで出せるため、そう毎日印刷しないのであれば、十分快適だと思います。ただ、インク構成の部分で、やはりこの用途にはおすすめしません。

【2024年モデル】
EPSON 6色増量パック KNI-6CL-L
¥7,255 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
EPSON 大容量ブラック KNI-BK-L
¥1,173 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約24.8円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約17.1円
フォト年賀状印刷 約25.1円
A4 Photoカラー 約94.2円
インクのコストも、同社の下位機やキヤノンの6色機よりやや良い水準です。

EPSON 写真用紙L判 50枚 KL50PSKR
¥909 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
EPSON 写真用紙A4 50枚 KA450PSKR
¥3,391 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
なお、写真を印刷しようと考えている方、最初は純正の光沢紙を使ってみることをオススメします!
というのも、メーカーはこれを基準にプリンターの印刷品質を設定しているからです。これを最初に使っておけば、自分のプリンターの潜在能力を理解できるでしょう
とにかく、迷ったらこれを買えば、画質的に後悔しないだろう機種です。
第2に、写真印刷を趣味にしている方で、印刷コストが抜群に良く、アート写真印刷の練習用もにおすすめな上位機は、

【2020年12月発売】
Windows XP〜11 MacOS 10.6〜26
10・EPSON エコタンク搭載 EW-M873T
¥55,869 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【5年保証セット】
11・EPSON エコタンク搭載 EW-M973A3T
¥69,427 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 3色
印刷速度:
接続方法:WI-FI 5 USB LAN
給紙容量:100枚+50枚
スキャナ:1200dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅403x奥行369x高さ162mm
インクコスト ★★★★★★★
画質(普通紙)★★★★★
画質(写真) ★★★★★★
印刷スピード ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★★
エプソンのEW-M873Tでしょう。

本体サイズは、幅403x奥行369x高さ162mmです。
収納した状態で机に無理なく置ける水準です。
液晶も4.3型のタッチパネル式で、先述の自動オープン機能もあります。

印刷方式は、、ボトル式(エコタンク)です。
ただ、本編で書いたように、変わるのは補充方法だけで、画質については、はっきりと「上位」です。補充もシンプルかつ単純で、「挿すだけで満タン」です。
インク構成は、カラー系はお馴染みの三原色です。しかし、黒系を、フォトブラック・マットブラック・グレーの3色にして、充実させています。
カラー印刷は、いうまでもなく写真向けに高クオリティです。
最近の写真に要求される「コントラスト」を強化したインク構成で、画が新しいです。
おそらく、EP-10VA・EP-30VAからの「買い換え」の方も多そうですが、傾向は違うものの、十分納得感と新味のある画質だと思います。アート紙でもにじみにくく印刷できる特性です。

EPSON Velvet Fine Art Paper
¥3,473 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
なお、同社のプロ用は、全色「顔料インク」です。
この構成だとやはりランニングコストはここまで良くできません。その点、本機は、染料+顔料インクではありますが、印刷の習熟度をあげるには、本機は「もってこい」です。

【6色必要】
EPSON マットブラック TOB-PB
¥1,845 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
EPSON シアン TOB-C
¥1,735 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約8.7円
A4カラー文書 約1.8円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約2,5円
フォト年賀状印刷 約3.7円
A4 Photoカラー 約13.7円
インクのコストは、フォト向けの機種としては、どの機種よりも安いです。
ここまで安いと(用紙代はあるにせよ)気が済むまで印刷が試せそうです。印刷物の贈答などにも良いでしょう。
普通紙印刷は、一方、全色顔料ではなく、黒系の一色(マットブラック)は顔料インクです。
その点で、ビジネス文書「にも」ある程度使える仕様です。写真が主でも家族と共用したい場合、普通紙でチラシなども作る場合は、兼用も可能そうです。

また、仕事向けには使えそうなスキャナなも搭載されます。
印刷速度は、ただ、大量印刷には不向きなスペックです。
エプソンはヘッドが2系統あります。本機は、MACH方式(1/5,760インチ)で細かく滴下する写真仕様ですから。
やはり、仕事用にかなり使う場合で、兼用を考える場合は、次に推すキヤノンの家庭用が良いかもしれません。
第3に、モノクロ文書やテキストと画像が混在した文章を多く印刷するだろう人は、

Windows 7〜11 MacOS 12〜26
【2022年発売】
20・Canon PIXUS XK510
¥52,200 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
Windows 7〜11 MacOS 10.13〜26
【2022年発売】XK90後継機
21・Canon PIXUS XK500
¥44,539 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 2色
印刷速度:15枚/分(A4普通紙)
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:100枚+100枚
スキャナ:2400dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅372×奥行345×高さ142mm
インクコスト ★★★★★
画質(普通紙)★★★★★★★
画質(写真) ★★★★★
印刷スピード ★★★★★★
総合評価 ★★★★★★
キヤノンのIXUS XK510が最適でしょう。
保証期間が2年ではなく(最大)1年となりますが、本体価格が安いうちは旧機でも良いでしょう。

サイズは、幅372×奥行324×高さ139mmです。
家庭用として邪魔にならないサイズに収まります。
エプソン機を超えるサイズの4.3型タッチパネルと視認性も良い装備です。

インクの色数は、下位機種と同じです。
顔料・染料の黒インク2本と、カラーインク4本の組み合わせで6色です。
カラー印刷のクオリティは、ブルーインクの採用で、5色インクながら、従来弱いとされた、ライト系の発色の豊かさが、同社の旧世代より改善されています。
評判も実際良く、クオリティも高いです。

モノクロ印刷は、キヤノンは良いです。
文字印刷に強く、文字が滲みにくい顔料黒インクを搭載です。
エプソンの場合中級機までは、染料黒インクのみですし、ビジネス文書の印刷はやはり、キヤノンは良いです。
印刷速度は、もうひとつのポイントです。
モノクロA4普通紙で15枚/分、カラーA4普通紙でも10枚/分です。
インクジェットとしては「高速」といってよく、それなりの印刷枚数でも(そこまで)苦ではないと言えます。

【6色マルチパック】
CANON XKI-N21+XKI-N20
¥3,527 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【顔料ブラック大】
CANON XKI-N20PGBK
¥755 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約11.1円
A4普通紙カラー 約4.2円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約9.2円
フォト年賀状印刷 約13.6円
A4Photoカラー 約50.8円
純正インクの単価は、こちらになります。
エプソンの「エコタンク」タイプは例外ですが、カードリッジ型だけだと最安クラスと言えます。

CANON 普通紙 A4 250枚 SW-101A4
¥827 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
用紙は、どれでも良いです。
しかし大事な書類や、ビジネス用のDTP文書などについては、専用紙を使うと良いと思います。白色度が高く、コントラストの高い印字が得られますから。
Atlasも大事な申請書類などは、白色度の高い用紙を使って出しています。
また、光沢紙には及びませんが、買ったばかりのプリンターの品質もわかるでしょう。

キヤノン写真用紙光沢 L判 200枚
¥1,032 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
純正の写真専用用紙はこちらになります。
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Windows 7〜11 MacOS 12〜26
【2025年発売】PIXUSTS8930BK PIXUSTS8930WH
16・Canon PIXUS TS8930 【黒】
16・Canon PIXUS TS8930 【白】
¥31,364 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
【2024年発売】PIXUSTS8830BK PIXUSTS8830WH
17・Canon PIXUS TS8830 【黒】
17・Canon PIXUS TS8830 【白】
¥27,430 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
インク種類:染料+顔料インク
カラーインク数:4色
黒インク数: 2色
印刷速度:15枚/分(A4普通紙)
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:100枚+100枚
スキャナ:2400dpi×4800dpi
ADF:
自動両面印刷:対応
サイズ:幅373×奥行319×高さ141mm
なお、同社の5色機には下位機もあります。
買われる際、1つ上でみた上位機(旧機)とどの程度の値段差なのかにもよりますが、専用紙へのカラー印刷は「年賀状程度」という場合は、安い場合、こちらでも良いでしょう。

カラー印刷のクオリティは、こちらも良いです。
本機も6色ですが「フォトブルー」インクではなく、「グレーインク」です。
上位機より、淡い色の発色は劣ると言えますが、この構成も階調性がよく出るので悪くないです。

【標準容量+ブラック大容量】
CANON 6色マルチパック BCI-331 +330
¥7,400 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約22.9円
A4普通紙カラー 約12.7円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約19.8円
フォト年賀状印刷 約29.2円
A4Photoカラー 約109.3円
インクコストは、ただ、上位機とは差がかなりあると言えます。
この点で、毎年、相当量のカラー写真印刷をなすならば、上位機を買った方がランニングコストは良いとは言えます。
ただ、繰り返しますが、カラーは毎年「年賀状程度」ならば問題ないです。また、普通紙への黒印刷ならば、同社の5色以下のインクジェットと比べても、そう変わらないコスト水準です。
第4に、専用の印画紙などに印刷して楽しむのに向いたハイアマチュア向け製品としては、

【2020年発売】
Windows 7〜11 MacOS 10.9〜26
【A3ノビ】
14・EPSON プロセレクション SC-PX1V
¥87,526 楽天市場 (2/3執筆時)
インク種類:顔料インク
カラーインク数:6色
黒インク数: 4色
印刷速度:
接続方法:WI-FI 5 USB LAN
給紙容量:120枚(背面)
スキャナ:
ADF:
自動両面印刷:
サイズ:幅515×奥行368×高さ185mm
インクコスト ★★★★★
画質(普通紙)★★☆☆☆
画質(写真) ★★★★★★★★
印刷スピード ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★★
エプソンのSC-PX1Vをオススメします。

「プロ用」ですので高価です。
しかし、10色顔料インク採用で、専用紙への印字品質については、サンプルを見た限りでも、現在的に最も優秀と言えます。
顔料インク機は、「にじまない」などメリット性が多い反面、光沢紙など用紙との相性の面で難しい部分があります。

その点で、エプソン機は、樹脂コーティングインキ・ライトグレー色のオーバーコートという対策もあります。
同社機はノズルの滴下も細かいので、表現力の部分で、本機は優秀です。
旧機種と比較しても、光沢紙に出力した際の質感はかなり向上しています。透明インク(グロスコーティング)はないですが、これらの対策の部分で、本機で問題ないでしょう。

EPSON 10色パック IC10CL97
¥23,227 Amazon.co.jp (2/3執筆時) 。
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙:約22.7円
実際の印刷コスト
L判光沢紙:約15.4円
フォト年賀状印刷:約22.7円
A4 Photoカラー:約84.9円
インク単価も、(用紙によって変わるとは言え)水準としては意外に安いですし、ある程度気軽に印刷できるでしょう。
ハイアマチュア向けには、とても良い仕上がりの製品だと思いました。
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【A3ノビ】
Windows 7〜11 MacOS 11〜26
【2025年発売】
22・CANON imagePROGRAF PRO-G2
¥87,800 楽天市場 (2/3執筆時)
インク種類:顔料インク
カラーインク数:6色
黒インク数: 3色
印刷速度:
接続方法:WI-FI5 USB
給紙容量:10枚
スキャナ:
ADF:
自動両面印刷:
サイズ:幅639×奥行379×高さ200mm
一方、キヤノンの最上位となる imagePROGRAF PRO-G2も、光沢紙向けの画質傾向は、エプソン同様に良いと言えます。

色域は、青系の発色が良いエプソンに対して、赤系の鮮やかさは、キヤノンは目に見えて良く見えます。

階調表現も、透明インクのクロマオプティマイザーの効果で、しまりはエプソンに比べても良くみえます。
その上で、ワックスの効果で印刷面の耐擦過性が良いほか、顔料インクの改良で耐光性200年が表明されている点で、印字した作品の長期保存性や、加工のしやすさの部分にも、独自の魅力があります。
額装するのではなく、張り出す感じの場合は特にこちらが良いでしょう。
細部の詳細感は、若干エプソンに負ける感じがありますが、全体として本機も優れます。

【10色別売】(新機種用)
CANON インクタンク PFI-G2 MBK
¥1,611 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
CANON インクタンク PFI-G2 C
¥1,611 Amazon.co.jp (2/3執筆時)
メーカー公表印刷コスト
L判光沢紙 約28.5円
実際の印刷コスト
L判光沢紙 約23.2円
フォト年賀状印刷 約34.2円
A4Photoカラー 約128.3円
純正インクの単価は、上表の通りです。
一方、プロ用ならば、本機でも良いかと思いますが、趣味用と考える場合、印字コストは、やはり「ためらう」部分があります。
ランニングコストの分に問題ない場合は、本機でも良いかと思います。
補足:他方式のプリンターの紹介など
というわけで、今回は、6色インクジェットプリンター複合機を紹介してきました。

1・A4インクジェット複合機(6色)
2・A4インクジェット複合機(4色)
3・A3インクジェット複合機
4・ビジネス用インクジェット
5・A4モノクロレーザー
6・A4モノクロレーザー 複合機
7・A4カラーレーザープリンタ
8・A3カラーレーザープリンタ
9・プリンターの基本的な選び方
なお、予算的にこの価格帯のプリンターに手が出せないようならば、4色・5色インクのプリンターが選択肢になります。
おすすめ機種については第2回目に書きました。【インク代の安いカラープリンターの比較記事】からその記事を見てください。
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