Top 珈琲関連の家電 比較2022' デロンギのエスプレッソマシン31機のおすすめ・選び方 :エスプレッソメーカー (1)

2022年10月08日

比較2022' デロンギのエスプレッソマシン31機のおすすめ・選び方 :エスプレッソメーカー (1)

【今回レビューする内容】2022年 デロンギのエスプレッソマシンの価格・性能とおすすめ・選び方:家庭用と業務用の違い:カプチーノ対応:ネスプレッソ イリーとの違いや性能ランキング De'Longhi

【比較する製品型番】スティローザ EC235J ESAM1000SJ EC152J ECAM23210B EC200N BCO410J-W ECO310B ECO310W ECO310R EC200N-W EC200N-R EC200N-W デディカ EC680M EC680R EC680BK マグニフィカ S ECAM22112B ECAM22112W ECAM23120BN ECAM23120WN ECAM25203 エレッタ カプチーノ ECAM44660BH スペリオレECAM23420SBN カプチーノ スマート ECAM23260SBN アクティブ ECP3220J-R ディナミカ ECAM35055B ECAM35035W ECAM35015 プリマドンナ クラス ECAM55085MS エレッタ カプチーノ イーヴォ ECAM46860W ラ・スペシャリスタ・プレスティージオ EC9355J マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB ECAM29064B

今回のお題
デロンギのエスプレッソマシンのおすすめはどの機種?

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 ども、Atlasです。

 今日は、2022年10現在、最新のイタリアのデロンギエスプレッソメーカーの比較をします。

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 家庭用として人気の機種はもちろん、喫茶店やホテルの備品向けとしても使われる業務用も一部ですが、紹介しました。

エスプレッソ ★★★★★
カプチーノ  ★★★★★
コーヒー   ★★★★★
準備の手軽さ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 以下では、いつものように、各機種を紹介します。

 そして、最後の「結論」では、上表のような観点から、予算別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

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1・紙フィルタ式コーヒーメーカー
2・ミル付きコーヒーメーカー
3・全自動コーヒーメーカー
4・ペーパーレスコーヒーメーカー
5・ネスレのエスプレッソメーカー
6・デロンギのエスプレッソメーカー
7・他社のエスプレッソメーカー
8・おすすめのコーヒーメーカー 【結論】

 なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」では、コーヒーメーカー関連記事の6回目として書きました。

1・エスプレッソメーカーの選び方の基本

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 エスプレッソメーカーは、デロンギのほか、前回紹介したスイスのネスプレッソや、フランスのilly (イリー)など、他社からも販売されています。

 他社にも優れた機種も多くありますが、デロンギは次のような良い部分イマイチな部分があります。

1-1・コーヒー粉で抽出できる!

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 第1に、コーヒー豆(粉)からエスプレッソなどが抽出できる点です。

 デロンギは、細挽きから極細挽きのコーヒー粉ならば、どのメーカーのものでも対応できます。炒りたての豆を手に入れられる環境ならば、良い美味しくはいるでしょう。 

 エスプレッソ1杯のコストも、(豆のグレードにもよりますが)、平均的には15-30円と安いです。1回の抽出に10gほどのコーヒー粉が必要です。

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 ネスレ・イリーの製品は、「専用カプセル」を利用します。この場合、1杯50円強のコストですから、1年間で10000円弱のコストダウンです。

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 Musetti ロッサ カフェポッド 150個
  ¥9,147 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

 デロンギは、一部下位機種について、カフェポッドにも対応します。デロンギが推奨するイタリアのムセッティの場合、1杯60円前後のコストです。

 ただし、カフェポッド(44mm)は業界規格で、他社製品も利用できます。お徳用ならば、1杯30円ほどのコストからあります。

 エスプレッソは、苦みを出す理由からアラビカ種より安いロブスタ種を併用するので、安いポッドでもあまり問題ないです。

1-2・牛乳からフロスミルク作れる!

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 第2に、フロスミルクが牛乳から作れる点です。

 ネスレにも対応する機種はあります。

 しかし、デロンギは、「下位機種」からフロストノズルが付くため、比較的低価格の本体代で、「フロスミルク」を使ったカプチーノも楽しめます。

 また「コーヒー粉」と「ミルク」の組み合わせで、「手作り」できるのもデロンギだけです。 

1-3・抽出に「一手間」かかる!

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  第3に、抽出が完全にオートメーションではない点です。

 「中機機種」までの場合、デロンギは、コーヒー粉でもカフェポッドでも、抽出中にダイヤル操作かボタン操作が必要です。

 オートメーション的な「カプセル式」より一手間かかります。

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上位機種」の場合、デロンギは、以上のようなコーヒー・エスプレッソ系のメニューが充実する全自動機が多いです。

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 加えて、10万円を超えてきますが、ミルクを使うカプチーノ系をワンタッチで抽出する機能を持つ高性能機もあります。

ーーー

 以上、デロンギのエスプレッソマシン良い部分イマイチな部分の紹介でした。 

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 結論的に言えば、エスプレッソ・カプチーノを何杯も飲む人で、味とコストを重視したい方には、コーヒー粉が扱えるデロンギのエスプレッソマシンは向いています。

 「趣味性の強い」製品ですが、通常のコーヒーメーカーと同じほどの価格の製品もあります。

 インテリアとしても、イタリアンデザインで、キッチン映えするでしょう。

2・手動式エスプレッソメーカーの比較

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 ここからは、デロンギのエスプレッソメーカーを機種ごとに、紹介していきます。

 基本的に、値段の安いものから順番に紹介していきます。

 なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【2021年発売】

 1・ デロンギ スティローザ EC235J-BK
  ¥18,000 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅210×奥行265×高さ300mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  EC235Jは、デロンギで最も本体価格が安い、入門者向けのエスプレッソメーカーです。

 エントリークラスとしては「約10年ぶりのモデルチェンジ」で、このクラスでは初めて「スティローザ」とう愛称も付きました。

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 サイズは、幅210×奥行265×高さ300mmです。

 同社の製品としては小型なほうで、一般家庭でも設置は問題ないレベルです。

 本体色は、ブラックのみです。

 一色にすることで、コスト削減をなし、「入門者が買いやすい価格」を実現しています。


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 水タンクの量は、1Lです。

 この機種は、2杯同時抽出にも対応しますが、水の補充の心配は少ないでしょう。

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 使用方法は、マニュアル式です。

 写真のようなホルダーに、コーヒー粉をセットして抽出します。手元ボタンで出し入れができる構造なので、初心者でも迷うことはないでしょう。簡単です。

 かけられる気圧は、15気圧(抽出圧力は9気圧)です。

 15気圧は「上位機でも標準」です。上位機と機構が共通であるため「味の部分でも張り合え」ます。

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 カフェラテやカプチーノは、スチームノズルを搭載するため対応できます。

 ただ、ノズル部分が細身であり、二重ノズル採用の上位機と異なるので、コツは必要です。

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 使用後のお手入れは、構造が単純な機種なのでさほど面倒ではありません。

 使った後、フィルターとトレイ部分の手入れをする程度です。

 あとは、フロッサーを利用した場合はそのノズルの洗浄です。

 そのほか、半年に1回、フィルターの分解手入れと、石灰除去を必要に応じて行う程度です。

 これは、石灰除去剤がなくてもお酢でも可能です。

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 以上、EC152Jの紹介でした。

 下位機種ですが、高圧をかけれる製品で、実力は十分な機種です。

 とくに、ミルク関係は利用せず、あくまで「美味しいエスプレッソを飲みたいだけ」という方は、この製品で十分対応できます。

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 【2010年発売】

 2・ デロンギ EC152J
  ¥22,800 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅195×奥行245×高さ290mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 なお、本機の旧型はまだ販売中です。

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 基本的に、デザイン面以外の性能は同じです。

 ただ、新機種は、ミルクフロッサーの先のノズルがなくなったので、その部分のメンテの手間は、若干新機種が有利です。

 すでに値段も逆転傾向なので、今あえて選ぶ必要はないでしょう。


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 【2018年発売】

 3・デロンギ アクティブ ECP3220J-R
 4・デロンギ アクティブ ECP3220J-W
 5・デロンギ アクティブ ECP3220J-BK
  ¥18,153〜 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅210×奥行265×高さ310mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

 アクティブ エスプレッソ・カプチーノメーカー ECP3220Jは、デロンギの中級モデルです。

 発売時期の関係で、下位機種とほぼ同じ値段です。

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 本機は、「アクティブ」シリーズという、デロンギのトータルコーディネート可能な、家電シリーズの一角として追加されたものです。

 「忙しい朝」をアクティブにはじめたい方に向けたコンセプトです。

 本体色は、3色展開です。

 シリーズで同系統の色があるため、他の家電とコーディネートも可能です。

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 サイズは、幅210×奥行265×高さ310mmです。

 長方形で存在感がある製品ですが、スリムで、設置性は良いです。可動式のうけ棚で、大きめのグラスでの抽出も可能です。

 水タンクの量は、1.1Lです。

 また、こちらも2杯同時抽出に対応します。

 なお、二杯同時の場合は、カフェポッドは利用できません。デロンギは1杯用の44mmのみ対応で、60mmのカフェポッドに対応しないからです。

 使用方法は、マニュアル式で、下位機種と同じです。

 コーヒー粉かカフェポッドをセットして抽出します。

 かけられる気圧は、こちらも15気圧(抽出圧力9気圧)です。

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 カフェラテやカプチーノも、同様に対応できます。

 本機は、抽出口までの高さに余裕がありますし、大きめのカプチーノ用のカップでも挿入可能でしょう。

 その上で、こちらは、きめ細かい泡立てが可能な二重スチームノズルを採用しています。

 下位機種だと慣れるまで泡立てがうまくいかない場合があります。しかし、こちらは上手に泡立てることが可能です。


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 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。

 毎日する必要のあるのは、給油口の掃除程度です。給水タンクも着脱式でメンテがしやすいです。

 スチームノズルはミルクにあたるので、もちろん、カプチーノの場合は手入れが必要です。

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 以上、 ECP3220Jの紹介でした。

 下位機種との主な違いは、カプチーノ系の対応でしょう。

 本機は、大きめのカプチーノカップに対応できる点と、カプチーノ用に二重スチームノズルの採用される点が魅力です。

 その上で、このグレードの従来機(EC221)と較べて、小型で設置性が良くなっている部分も魅力です。

 特に、幅が210cmなので、その部分を考慮する必要があるキッチンについては、この機種は良いでしょう。


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 【2011年発売】

 6・デロンギ ICONA アズーロブルー ECO310B
 7・デロンギ ICONA レッド ECO310R
 8・デロンギ ICONA ホワイト ECO310W
 9・デロンギ ICONA ブラック ECO310BK
  ¥18,153〜 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅265×奥行290×高さ325mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  ECO310Bは、デロンギの「超ロングセラー」な中級機です。

 性能面も下位機より優れますが、1950年代のイタリアデザインを取り入れたお洒落な外観も人気の秘密です。

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 本体色は、4色展開です。

 代表色といえるレッドアズーリブルーのほか、日本での人気があるホワイトブラックからも選択可能です。

 サイズは、幅265×奥行290×高さ325mmです。

 下位機種よりわずかに大きいですが、デザイン性が良く存在感があるので、「キッチン映え」しそうです。

 水タンクの量は、1Lです。この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、マニュアル式です。 

 下位機種と同じです。コーヒー粉をセットして抽出します。

 かけられる気圧は、本機も、15気圧(抽出圧力9気圧)です。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。

 本機も、きめ細かい泡立てが可能な二重スチームノズルを採用しています。

 二重スチームノズルは、ミルクがノズルに接触する構造ですが、掃除の手間はそれほどないです。

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 一方、下位機種との大きな違いは、カップウォーマーが搭載されることです。

 カップの温度が低いと、エスプレッソの表面のクレマ(泡立ち)が消えてしまい、美味しさが落ちてしまいます。

 しかし、本機は、お湯でカップを温めるなどの動作をせずとも、カップを温められます。

 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。

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 以上、ECO310シリーズの紹介でした。

 下位機種との大きな違いは、カップウォーマーの搭載です。

 あとは、ボタン配置など、構造的な部分だけなので、湯煎をするのが面倒でないならば、値段の部分で、下位機種を選んでも良いしょう。

 サイズ的にも、下位機種のほうが設置性も良いです。

 ただ、本機のクラシックな外観は、キッチン映えするという点では相当な魅力です。


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 【2016年発売】

 10・DeLonghi デディカ レッド EC680R
 11・DeLonghi デディカ ブラック EC680BK
 12・DeLonghi デディカ シルバー EC680M
  ¥31,363 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅150×奥行330×高さ305
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  EC680シリーズは、比較的新しいデザインのエスプレッソ・カプチーノメーカーです。

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  デディカは、【電気ケトルの比較記事】で紹介した製品など、同じデザインで、キッチンがトータルコーディネートできるようになっています。

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 本体色は、3色展開です。

 サイズは、幅150×奥行330×高さ305です。

 デザイン的には、横にスリムな新設計で、キッチンの狭い日本市場に向いた仕様の製品です。

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 また、金属製の本体は、シンプルかつスタイリッシュで、イタリアンデザインの粋を感じました。デザイン的だけで手を出したくなります。 

 水タンクの量は、1Lです。

 小型ながら、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、マニュアル式で、下位機種と同じです。

 コーヒー粉をセットして抽出します。

 また、この機種からは、抽出温度と水硬度の設定が可能です。

 デフォルトは「温度中」・「軟水」設定ですが、苦みなどを調整したい場合に便利な機能です。

 かけられる気圧15気圧(抽出圧力9気圧)です。

 下位機種と同じです。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。

 本機も、二重スチームノズルを採用します。

 一方、スタイリッシュなデザインなので、カップウォーマーは付きません

 その代わり、スリープモードが搭載されます。

 9分・30分・3時間と設定でき、指定時間経過後に、節電モードに移行します。

 使用後のお手入れは、下位機種とほぼ変わりません。

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 以上、EC680シリーズの紹介でした。

 日本向けの「スリムサイズ」である点が魅力として光ります。

 機能面では、「温度設定」ができる一方、カップウォーマーが「未付属」で、ECO310シリーズと比較した場合、一長一短があります。

 エスプレッソの場合、カップが冷たいと「香りが弱く」「クレマ(泡)が薄く」なるからです。

 湯煎をする手間を惜しまないならば、本機が良いでしょう。

 逆に、職場などでカップを温める手段がない場合は、ECO310シリーズが良いでしょう。


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 【2011年発売】

 13・コンビコーヒーメーカー BCO410J-B
 14・コンビコーヒーメーカー BCO410J-W
  ¥25,900 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅370×奥行295×高さ320mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  BCO410Jは「 コンビコーヒーメーカー」と呼ばれる、デロンギの中位機種です。

 ただ、すこし、特殊なエスプレッソメーカーです。

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 なぜなら、こちらは、エスプレッソだけではなく、普通のコーヒーも淹れられる仕様だからです。

 本体色は、2色展開です。

 サイズは、幅370×奥行295×高さ320mm です。

 コーヒー用ポッドがある分、幅が37cmと広い点は、 設置の点で注意するべきです。

 水タンクの量は、1.2Lです。この機種も2杯同時抽出に対応します。

 その上でコーヒー用の給水タンクが別に1.35L分あり、約10杯までの抽出ができます。

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 使用方法は、エスプレッソについては、マニュアル式です。

 コーヒー粉とカフェポッド式に対応します。

 かけられる気圧は、15気圧と、この部分は下位機種と同じです。 

 カフェラテやカプチーノ対応します。

 スチームノズルも、二重スチームノズルを採用している「豪華版」です。

 ただし、こちらについては、構造上の理由からカップウォーマーが搭載されません。また、温度・硬度設定にも未対応です。

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 コーヒーの抽出は、紙フィルター式ではなく、固定式の23.8金ゴールドフィルターを使用しています。

 こちらはスイスエルフォ社のゴールドフィルターです。

 デロンギによれば、ゴールドは「ナイロンや金属、ペーパーフィルター等と比べ、フィルター部独特の雑味がほとんど 混ざらない」という利点があるとのことです。

 コーヒーの味は、目が粗いので、コーヒーの油分が良く残るためコクがある感じです。

 その意味では、エスプレッソ用のコーヒー粉とは、相性が良いでしょう。

 使用後のお手入れは、コーヒーメーカー部分があるため、掃除点数は多いです。

 ただ、それぞれの単体機種に比べてより掃除が面倒という部分はありません。

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 以上、デロンギのBCO410Jの紹介でした。

 コーヒーメーカーとエスプレッソメーカーの同時の利用を考えている場合は、大きなメリット性のある機種と言えます。

 両方購入するよりは、設置スペースが狭くて済むというのが良い点でしょう

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 ただし、ステンレスの断熱保温ポッドは付属していません。【コーヒーメーカーのまとめ記事】で詳しく説明したように、デロンギのようなガラスポッドは「煮詰まり」ます。

 そのため、「10杯分」作ったら、作り置きを冷蔵庫にでもいれて、飲みたいときに「チン」する使い方が良いでしょう。


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 【オートマティックカプチーノ】

 15・デロンギ EC860M
  ¥52,980 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅280×奥行320×高さ310mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:カフェポッド・コーヒー粉

  EC860Mは、通称「オートマティックカプチーノ」の名が示すように、カプチーノメーカーとしての機能が優れた上位機種です。

 執筆時、(世界事情から)メーカー在庫切れでしたが、終売ではないです。

 なお、本機は「オートマ(全自動)」の名前を冠しますが、後ほど紹介する上位機のように、「完全な全自動機」ではありません

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 サイズは、幅280×奥行320×高さ310mmです。

 「30cmの正方形」と考えれば、分かりやすいでしょうか。

 キッチンに置いても大きな邪魔になるものではないです。

 水タンクの量は、1Lです。

 この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、エスプレッソ部分については、本機も、マニュアル式です。

 下位機種と同じです。コーヒー粉か、44mmカフェポッドをセットして抽出します。

 かけられる気圧は、15気圧(抽出圧力9気圧)です。

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 また、本機も、抽出温度(3段階)と水硬度(5段階)から選べます。

 とくに、硬度については、付属の水硬度チェッカーで自宅の水道水の硬度を想定し、それに合わせた抽出が可能です。

 一度抽出したベストな設定はプログラムモードで記録できるためその点も便利でしょう。

 味の違いが楽しめる機種ですね。

 オートオフも15分・75分・3時間で設定できます。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。

 スチームノズルは、本機は、二重スチームノズル(フロッサー)の部分を、500mLのミルクコンテナに交換することができます。

 コンテナを使う場合、ミルクを泡立てる必要はなく、ボタン1つでカプチーノができます。

 カプチーノを作るシステムは、ミルクの泡の大きさの調整もできるため、高機能です。

 使用後のお手入れは、特にカプチーノにおいて、抽出が終わった後、クリーンボタンを押すことでノズルの掃除ができるため、そのあたりも手軽です。 

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 そのほか、本機の上部は、カップウウォーマーになっています。

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 以上、 EC860Mの紹介でした。

 下位機種でもフロッサーを使って美味しいカプチーノはできます。

 しかし、こちらは、ミルクコンテナに乾燥すれば、セミオートで作れるのがメリットです。家庭用としても、だいたい30センチ四方の本体なので十分設置可能です。

 牛乳は最大でも一杯150mL程しか使わないとはいえ、家族の分を同時に入れる場合は大きな時短でしょう。

 いくぶん「オーバースペック」かもしれませんが、見映えもしますし、オシャレなキッチン空間にはに最適な一台です。


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 【2022年発売】

 16・ ラ・スペシャリスタ・プレスティージオ EC9355J
  ¥152,727 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅385×奥行370×高さ450mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー豆・コーヒー粉

  EC9355J は、通称「ラ・スペシャリスタ・プレスティージオ」と呼ばれる、デロンギの高級機です。

 本機も、次から見るような「全自動タイプ」ではないですが、それ並に高級です。主にグラインダーの機能性の部分で光るものがあります。

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 サイズは、幅385×奥行370×高さ450mmです。

 豆ホッパーの部分を除くとだいたい「40cmの正方形」の形です。

 全自動タイプを含めても、同社で大きめですので、設置場所は考える必要があります。

 水タンクの量は、2Lです。

 もちろん、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、基本的には「マニュアル式」です。

 ただ、本機はグラインダーを装備します。また、挽いたコーヒー粉を、レバー操作でタンピング(押し固め)できる工夫があります。

 ホルダに均一に粉を入れる動作は、最もコツが必要なところです。これならば、一番面倒なところがオートメーションなので、「準自動式」といっても良いでしょう。

 ホルダ式のが(一手間かかる分)全自動より仕上がりが良いのは間違いないので、ご家庭で(半分趣味で)淹れている方には、欲しいと思わせる製品でしょう。

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 ミルは、エスプレッソ向けの極細挽きが得意なコーン式です。

 粉量はダイヤルで調整できます。焙煎具合でホルダに入る粉量が変わるためです。

 粒度も、別のダイヤルで8段階で調整できます。

 同じ豆ならば一度設定すれば「全自動化」できるといえます。

 かけられる気圧は、15気圧(抽出圧力9気圧)です。

 コーヒーの味は、エスプレッソほか、アメリカーノ・スペシャリティが選べます。

 味の違いは、次の全自動タイプのところで説明します。

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 また、抽出温度(3段階)と水硬度(3段階)は選べます。

 オートオフも9分・1.5分・3時間で設定できます。

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 カフェラテやカプチーノも、対応します。

 本機は、コンテナは未装備で、基本的、二重スチームノズル(フロッサー)で利用します。

 ある意味、アナログな楽しさを味わうための機種ですから、問題ありません。

 使用後のお手入れは、本機も簡単です。

 上部のカップトレイは、ミルの分狭いですが、2脚はおけるスペースがあります。

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 以上、 EC9355J の紹介でした。

 全自動タイプのように「完全自動」ではないです。

 ただ、アナログなエスプレッソメーカーを淹れる際の「楽しさ」を残しつつ、一度設定すれば、味の再現がしやすい部分に魅力を感じます。

 こだわれば、味をより美味しくできるという部分が、面白みです。

 こうした点で、趣味(あるいは息抜き)でエスプレッソを淹れるのを楽しんでいる上級者にむくでしょう。ただし、タンピングステーションがある分、設置面積は必要な部分が注意点です。

3・全自動式エスプレッソメーカーの比較

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 続いて、「上級の」全自動エスプレッソメーカーの比較をします。

 共通の特長としては「コーヒー豆」に対応すること、「切替なしで全自動で抽出までできること」です。

 サイズ面では、「キッチンに専用のスペースが必要」ではありますが、本格的に楽しみたい方には(それでも)オススメできます。

 なお、、喫茶店やホテルで見かける「業務用」は別ラインです。あくまで「家庭用」にしっかり調整されている製品群です。


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 【2020年発売】

 17・マグニフィカ S ECAM22112B
 17・マグニフィカ S ECAM22112W
   ¥62,000 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 ECAM22112は、デロンギの全自動エスプレッソマシン「マグニフィカSシリーズ」 のエントリーモデルで、最も安い機種です。

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 サイズは、幅238×奥行430×高さ350mmです。

 新しいエントリーモデルになって幅が約24cmとだいぶスリムです。

 「決して小型ではない」サイズとはいえ、家庭での設置が容易にはなりました。

 水タンクの量は、1.8Lです。

 やや大きめであり、「家庭用」とはいえ、小規模ホテルなどでの利用も可能そうな量です。

 とはいえ、180ccで「コーヒー」的な濃度で作れる機種でもあるため便利でしょう。

 この機種も2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品の場合、オートメーション式です。

 つまり、ボタン1つで、豆のミル挽きから、抽出まで全て手間いらずでやってくれる機種になります。

 また、それだけではなく、抽出もまでの過程を全て機械がやってくれます。

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 さらに、ミルは、均一に極細引きができる「コーン式ミル」です。

 「タンピング」を再現する機構もあるため、「全自動だけど、本格的な味」が実現できます。粒度は7段階でダイヤル調整できます。

 「全自動ではない」エスプレッソメーカーは、抽出時に手動での操作が必要です。それも「不要」ですから、素人でもコツが要らずに、美味しいエスプレッソが飲めるマシンです。

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 一方、この機種については、コーヒーポッドは未対応です。

 また、コーヒー粉の場合は、専用の投入口に都度入れることになります。ミルの性能が良いので、基本「豆での利用」前提です。

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 濃度は、利用する豆の量の調整を、ダイヤルで調整できます。

 なお、グラインダーの粉の粒度も5段階で設定できます。

 エスプレッソの場合は基本「極細挽き」でないと駄目なので、豆の質の関係で抽出ができない場合などだけ、目盛を調整します。

 かけられる気圧は、15気圧(抽出圧力9気圧)と、下位機種と同じです。

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 抽出量も、ボタンで、飲みたい量に合わせて調整可能です。

 ボタンで作る杯数(1-2)を設定できます。

 一方、本機は使う豆量と、抽出量(濃さ)もカスタマイズできます。

 したがって、ストロングなエスプレッソも設定できますが、登録ボタンが1つなので、「薄め・濃いめ」と、2種類同時登録することは不可です。ここが、上位機との差になります。

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 作れるコーヒーの種類は、2種類です。

 上表は(ミルク系を除いて)最上位機の作れるコーヒーの種類をしめしたものです。

 本機は、エスプレッソ(1種)ほか、2杯までの「カフェ・ジャポーネ」が、ボタン操作で自動対応できます。

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 「カフェ・ジャポーネ」は、エスプレッソの苦みとブラックコーヒースッキリ感が両立された「日本人好みの」中間的コーヒーです。

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 抽出温度は、4段階で設定できる仕様です。

 イタリアンローストよりも浅煎りの豆などは少し温度が高い方が美味しくなるので、そういった場合に調整ができるメリット性があります。

 ただし、切替は、「電源を押しながらボタンを押し続ける」操作後のセットアップですので、グラインダーの場合と同じで、調子の悪いときに利用する機能であり、「普段は基本的に固定」するものでしょう。

 水硬度も、調整可能です。

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 カフェラテやカプチーノ対応です。

 また、中位機に装備されていた「二重スチームノズル」よりもきめ細かい泡立てが可能な「 2重構造高性能ミルクフロスター」を採用しています。

 なお、この機種は、カップウォーマーが未搭載です。しかし、スチームノズルから温水を出すことで、カップを温めることは、可能です。

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 使用後のお手入れは、利用後に、トレイ・カップ受け・カス受け・水滴受けのメンテが必要です。

 とはいえ、カス受けからカスを出し、水タンクの水を捨て、抽出口を拭き、内部に粉が飛んでいたら拭く、というごくごく簡単なものです。

 もちろん、フロッサーを利用した場合は、そのノズルも掃除です。

---

 以上、ECAM22112の紹介でした。

 高価な機種ですが、ボタン一つで、ほぼコツ要らずでエスプレッソが抽出できる機種と言えます。そういった点で、値段は高いですが、おすすめしたい機種です。


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 【2016年発売】

 【通常製品】

 18・マグニフィカ S ECAM23120BN
 19・マグニフィカ S ECAM23120WN
   ¥66,800 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 マグニフィカ S ECAM23120は、「マグニフィカS シリーズ」 の上位機です。

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 サイズは、幅238×奥行430×高さ350mmです。

 下位機種と同型ですが、昔の「マグニフィカ」シリーズよりスリムです。

 水タンクの量は、1.8Lです。

 この部分も下位機種と同じで、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、本機も、オートメーション式です。

 基本は、上で紹介したECAM22112と同じなので、詳しい説明は省略します。

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 作れるコーヒーの種類は、3種類です。

 エスプレッソ(2種)とカフェ・ジャポーネ機能です。 

 抽出量は、下位機より細かく設定可能です。

 作る杯数(1-2)だけでなく、エスプレッソの濃さを2段階で設定できるからです。

 ようするに、「多め(ダブル)」・「少なめ(ソロ)」と2つボタン設定が可能なので、2種類を飲み分けたい場合に便利です。

 本機も、使う豆量と、抽出量(濃さ)は好きにカスタマイズできます。

 先述の「カフェ・ジャポーネ」については、ボタンは1箇所ですが抽出量が調整できます。

 下位機種は、カフェジャポーネは120mlの定量しか選択できませんので、その部分も違いです。

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 カフェラテやカプチーノは、下位機種と異なる部分です。

 下位機種と違って、本機はフロス調節つまみが搭載されます。

 そのため、ワンタッチで、カプチーノ向けのフロスミルクが泡立てミルクだけでなく、泡が少なめで、カフェラテ向きのスチームミルクもうまくできます。

 昔は、業務用とも言える上位機種だけに搭載される機能でしたが、この新搭載で「喫茶店グレード」のものができると言えます。

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 使用後のお手入れは、下位機種同様に楽です。

 このほかは、下位機種と基本性能は同じです。

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 以上、マグニフィカ S ECAM23120Bの紹介でした。

 下位機種より良い部分は、フロス調節つまみで、「そこそこの泡量」が好ましい、ラテやカフェオレが作りやすい点です。

 また、エスプレッソについても、シングル・ダブルの作り分けが簡単にできる点が魅力です。

 下位機種の場合、抽出量設定を変える時は、目で抽出量をみてその時点でボタン登録という所作が必要だからです。

 「全自動機」として、色々作り分けたい方は、約2万円余計に出す価値はありそうです。

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 【限定製品】(スペシャリティボタン付)

 20・デロンギ マグニフィカ S ECAM25023SB
   ¥97,999 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅238×奥行440×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 一方、直営店限定で、「マグニフィカS スマート」(ECAM25023)という製品が売られます。

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 作れるコーヒーの種類は、3種類です。

 エスプレッソ(1種類)とカフェジャポーネスペシャルティという組み合わせです。

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 スペシャルティは、カフェジャポーネよりライトなコーヒーで、豆の産地特性(テノワール)を寄り味わえるとされます。

 本機は、エスプレッソの「濃いめ(ダブル)・薄め(ソロ)」は、ボタンが1つなので作り分けはできません。

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 デロンギ ウォーターフィルター DLSC002
   ¥1,980 楽天市場 (10/8執筆時)

 そのほか、石灰分の手入れ頻度を軽減できる「軟水化フィルター(ウォーターフィルター)」も付きます。

 ただし、2ヶ月ごとで交換なので、水質的に石灰が付きやすい地域以外は不要でしょう。


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 【2019年発売】

 【通常型番・フロッサー仕様】

 21・ディナミカ ECAM35035W
   ¥102,800 楽天市場 (10/8執筆時)

 【業務型番・フロッサー仕様】

 22・ディナミカ ECAM35015
   ¥117,000 楽天市場 (10/8執筆時)

大きさ:幅240×奥行445×高さ360mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 ECAM35035Wは、2019年に登場したディナミカシリーズの製品です。

 グレードとしては、マグニフィカ系列と同じ「スタンダード」とされますが、実際は少し高い製品です。

 以前は、オーテンティカ(ETAM29510B)という中間グレードの製品もありましたが、現在は生産完了です。

 なお、本機には法人用モデルがあります。

 しかし、アフターサービスなどの保証系統が異なります。

 家庭用として選ぶ必要はないでしょう。

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 サイズは、幅240×奥行445×高さ360mmです。 

 したがって、上で紹介したマグニフィカ S ECAM23120Bと設置幅は同じであり、スリムタイプです。

 水タンクの量も、同じで1.8Lです。

 また、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

 相違点は、図のような液晶ディスプレイが搭載された点で、それにより、豆量や給油量などをあらかじめ設定しておく、マイメニューの登録が可能となりました。

 ディスプレイは、英語・イタリア語・日本語表示に対応します。表示があると「自分好みの細かい設定」はしやすいです。

 豆ホッパーも、300gと大容量です。

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 作れるコーヒーの種類は、6種類です。

 ここまで紹介した、エスプレッソ(2種)ほか、カフェ・ジャポーネ・スペシャルティに加えて、ドッピオ+・レギュラー(ロング)に対応します。

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 ここまで紹介していない味で追加されるのは、2種類です。

 レギュラーコーヒー(ロング)は、上表が参考になりますが、要するに完全に中間的な性質の味です。 

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 ドッピオ+は、豆の使用量をかなり多めにして、香りを強めに出す濃いめでリッチなエスプレッソです。

 なお、スペシャリティ・ドッピオ+・カフェジャポーネは、1杯抽出のみ対応です。

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 そのほか、細かい部分は、下位機種のECAM23120Bと同じです。 

 例えば、カフェラテやカプチーノ対応で、フロス調節つまみも搭載です。

 なお、デロンギのラテクレマ搭載機は、牛乳のほか、豆乳・アーモンドミルクについても、対応です。ちなみに、牛乳は、低温殺菌牛乳(パス殺菌)より、殺菌した牛乳のが良い泡ができます。

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 豆の切削や粒度設定は、下位機種と同じ仕様です。

 ただ、濃さ(豆量)は、ディナミカ系の場合、5段階で設定できるため、3段階のマグニフィカ系より上位です。

 使用後のお手入れも、下位機種同様となります。

---

 以上、ディナミカ ECAM35035Wの紹介でした。

 要するに、全自動化もしたいが、さらに「自分好みのエスプレッソ設定」も突き詰めたい方に向く製品です。

 その上で、ドッピオ+スペシャルティの両コースが増えていますし、楽しみの幅は拡がるでしょう。もちろん、予算は必要なので、一般家庭用としては、相当の上級者向きです。

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 【2017年発売】

 23・マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBN
   ¥138,000 楽天市場 (10/8執筆時)

大きさ:幅238×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 なお、このグレードの旧製品として、マグニフィカ S スペリオの在庫がまだあります。

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 サイズ感を含めて、ほとんど同じです。

 しかし、液晶ディスプレイが小さい点、湯温の調整が3段階となる点、ドッピオ+とスペシャルティに対応しない点が主な違いです。

 一方、こちらについては、時計内臓で、指定時刻に抽出を開始する「オートスタート」が付属しました。

 その他は同等で、湯量や豆量などのプログラムはこちらも可能です。

 使いやすさの部分では、新機種と差はあるでしょうが、「好みの抽出設定」を楽しみたいだけならば、値下がりしているこの機種は「お買得」とも言えます。


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 【2022年発売】

 【上位機種】

 24・マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB
   ¥154,130 楽天市場 (10/8執筆時)

 【下位機種】

 25・マグニフィカ イーヴォ ECAM29064B
   ¥148,000 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅240×奥行445×高さ360mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB は、同社の「ラテクレマシステム」搭載の製品の入門機です。

 ようするに、カプチーノ対応の「全自動式コーヒーメーカー」ということです。

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 なお、下位機種としてECAM29064Bがあります。

 違いは自動メニューの部分です。

 上位機が対応可能な以上のメニューのうち、ラテマキアートとスペシャルティに非対応となります。あとは同じになります。

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 サイズは、幅240×奥行445×高さ360mmです。

 サイズは、下位のディナミカとほぼ同じで、全自動としてはスリムタイプです。

 水タンクの量は、1.9Lです。

 本機も、2杯同時抽出に対応します。

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 使用方法は、この製品も、オートメーション式です。

 豆ホッパーには230gが保存可能です。

 切削方式や粒度の調整などの部分は、下位機種(マグニフィカS)で説明した内容と変わりません。

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 作れるコーヒーの種類は、ボタンとしては、3種類です。

 エスプレッソカフェ・ジャポーネスペシャルティです。

 エスプレッソは2杯抽出に対応し、抽出量(豆量)と温度もカスタマイズできます。

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 ボタンとしては、エスプレッソの濃さ(S・W)を単独で設定するボタンはないものの、豆量はボタン設定で可能なので、家庭用として問題は感じません。

 湯温は、ただ、事前にカスタマイズしておく必要があります。

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 カフェラテやカプチーノは、対応です。

 本機は、カプチーノ専門機として、「ミルクタンク」が付属します。

 また、下位機には付属しなかった「ラテクレマシステム」が搭載です。

 これは、ミルク抽出の際に、60-65度の範囲で抽出するものです。これは「最もミルクが甘くなる温度」であり、「ミルクと泡の最適な比率」を実現するためのものでもあります。

 一方、カフェラテに最適なスチームミルク逆に出せないので、繰り返しますが、再現性の部分では、カプチーノ専門機と言えます。

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 ミルク系の自動メニューは、カプチーノ・ラテマキアート・マイラテです。

 2杯の同時抽出は、ミルクメニューも可能です。

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 「ラテマキアート」は、デロンギの場合「ミルク(泡)多め」のカプチーノになります。

 カプチーノだと1杯85mlのミルクを使いますが、ラテマだと115ml使います。

 「マイラテ」はミルクタンクに入れた全量のミルクを利用して、好きな量で作れるボタンになります。全量出たあとに、コーヒー抽出が始まります。

 最小は45mです。最大はラテマキアート2杯分の225mlまでとなります。

 後ほど見る上位機は、ミルク抽出量を自動で調整できるので、メニュー数も多いのですが、このようにカスタマイズすれば、それなりに応用は利くとは言えます。ただ、フロスミルクだけを作る手段は(途中で止めるほかは)ないです。

 一方、マイラテ以外のメニューの場合も、事前のプログラム設定で、ミルク量・コーヒー量・給油量はカスタマイズ可能なので、こだわりたい方は細かい調整が可能です。

 使用後のお手入れは、ミルクタンク部分が増えますが、基本は、下位機種同様です。

 コンテナの部分は、バラして洗えるので、清潔です。

---

 以上、マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB の紹介でした。カプチーノ系が好きなご家庭、職場で、全自動機を導入したい場合、選択肢になります。

 ただ、先述のように、ミルク温度の関係でカフェラテ系はさほど得意ではないので、その部分だけが注意点になります。

ーーー

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 【2017年発売】ECAM23260SBN

 26・マグニフィカ S カプチーノ スマート
   ¥112,500 Amazon.co.jp (10/8執筆時)

大きさ:幅240×奥行430×高さ350mm
エスプレッソ:対応
カプチーノ:対応
ポンプ圧:15気圧
対応:コーヒー粉・コーヒー豆

 なお、同じコンセプトの旧機種となるのが、カプチーノ スマート ECAM23260SBNです。

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 カフェメニューは、新型と構成が異なります。

 スペシャルティがない代わりに、カフェルンゴ(ジャポーネとエスプレッソの中間の濃さ)が作れます。

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 ミルクメニューも、カプチーノ・フロスミルクという構成です。

 コンテナは、旧機種のが大きめ(600ml)です。新型が小型化したのは、見かけの部分ほか、先述の「マイラテ」対応のためでしょう。)

 その他の部分は、湯温調整・ミルク量・コーヒー量の手段がない以外は、ほぼ変わりません。

 あえて言えば、新型に比べて、ボタン操作部がやや整理されておらず、使いやすさの部分で差があるといえます。

---

 結論的にいえば、とりあえず、カプチーノが自動でできれば「嬉しい」という方の場合、価格差がだいぶあるうちは、本機を選んでもOKだと思います。

後編につづく!
エスプレッソメーカーのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は、デロンギ社のエスプレッソメーカーを紹介しました。

 しかし、記事は、もう少し続きます。

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ディナミカ ECAM35055B
エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B
エレッタ カプチーノ ECAM44660BH
エレッタ カプチーノ イーヴォ ECAM46860W
プリマドンナ クラス ECAM55085MS

 次回の後編記事こちら)では、今回紹介できなかった、以上のエスプレッソマシンを追加でみていきます。

エスプレッソ ★★★★★
カプチーノ  ★★★★★
コーヒー   ★★★★★
準備の手軽さ ★★★★★
コンパクトさ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、いつものように、予算や目的別にAtlasがおすすめできる機種を提案していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

---

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posted by Atlas at 13:31 | 珈琲関連の家電

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