比較2019'【清潔で安全】小型電気ケトル33機の性能とおすすめ・選び方 (1)

2019年08月08日

比較2019'【清潔で安全】小型電気ケトル33機の性能とおすすめ・選び方 (1)

【今回レビューする内容】2019年 家庭用の小型電気ケトルの性能とおすすめ・選び方:人気機種の違いや口コミランキング:蒸気レス コーヒー用電気カフェケトル 電気ケトル ティファール タイガー 象印 ドリテック ラッセルホブス デロンギ バルミューダ Panasonic

【比較する製品型番】アプレシア プラス 1.2L エージープラス コントロール 0.8L ヴィテス ネオ 1L パレ メゾン 1L ウォッシャブル 0.8L KO8001JP ウルトラクリーンネオ セーフ・トゥ・タッチ 1L ジャスティン TIGER 蒸気レス わく子 PCH-G060 PCH-G080 PCJ-A081 PCJ-A101 CK-AW08 CK-AW10 ケーミックス アイコナ ZJX650J アクティブ KBLA1200J 7408JP HARIO V60 EVKT-80HSV KBOE1230J KBOE1220J BALMUDA The Pot K02A NC-KT083-P PO-129

今回のお題
安全で清潔な小型電気ケトルのおすすめはどの機種?

 どもAtlasです。

 今日は、2019年8月現在、最新の小型の電気ケトルの比較です。

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 今回は、T-Fal・デロンギ・タイガーの人気機種は、基本的に全製品を網羅しました。

 その上で、象印・バルミューダデザイン・ラッセルホブズ・Panasonicなどの、オシャレで機能性も高い製品も合わせて紹介します。

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1・軽量性   ★★★★★
2・清潔性   ★★★★★
3・安全性   ★★★★★
4・デザイン  
★★★★★
5・温度調整  ★★★★★
6・総合評価  
★★★★★

 以下では、いつものように各機種を詳しく紹介します。

 そして、最後の「結論」部分では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・電気ポットの比較
2・小型電気ケトルの比較

 なお、今回の記事は、このブログの「湯沸かし家電」比較記事の2回目記事として書きました。

1・電気ケトルの選び方の基本

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 「お湯を沸かす」という機能のシンプル性ゆえに、電気ケトルは「どれも同じ」と思われがちです。

 しかし、この家電は、ある程度お金のある層も購入する製品であるため、「品質や機能の差」は意外と多いといえます。

ーーー

 Atlasが分析するに、最新の各社の「トレンド」をふまえると、「選び方の基本」は次の4点だといえます。

1・「清潔性の高さ」
 =抗菌素材を採用するケトルを選ぶ
2・「安全性の高さ」
 =転倒防止など安全に気を使うケトルを選ぶ
3・「蒸気レス構造」
 =「結露」がを発生しないケトルを選ぶ
4・「デザイン性の高さ」
 =毎日使いたくなるデザインのケトルを選ぶ

 今回は、これら4つの尺度を重要視しながら、各製品を比較していきます。

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1・0.6リットルサイズ
 =1-2人用
2・0.8リットルサイズ
 =1-3人用
3・1.0リットルサイズ
 =2-4人用
4・1.2リットルサイズ
 =3-5人用

 なお、最適なケトルのサイズは、T-falなどが推奨するサイズから言えば、上表の通りです。

 余裕をもって考える場合でも、1人暮らしならば.0.8L前後、2人ならば1L前後、3人以上ならば1.2L前後でしょう。

 コーヒーカップ1杯が、0.14Lであることを考えると、必要なサイズのイメージが沸くのではないでしょうか。

2・小型のT-falの電気ケトルの比較

 さて、最初に紹介するのはフランスのメーカーT-fal社の電気ケトルです。

 T-falは「とにかくシリーズ数が多い」ので、サイズ別に分けて紹介します。

 はじめに、「一番売れているサイズ」である、0.8L(1-3人用)のから紹介します。

 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。


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 【0.8リットル】

 1・T-fal アプレシア プラス BF805170
  ¥3,571 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

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 1・T-fal アプレシア プラス BI805D70
  ¥4,480 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:750g/890g(台座含む)

 アプレシアプラスは、T-fal社の人気小型ケトルです。 

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 本体色は、選択肢が多くあります。

 人気なのは、カフェオレ(BF805170)のほか、ピンク(BF8057740)とスカイブルー(BF805471)などの淡い色です。

 一方、モダンなメタリックノワール(BI805D70)・メタリックビーレッド(BI805F71)も選択可能です。

 デザインは、いずれもフランスのものらしく、どこにおいても見映えがします。

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 重さは、750gと軽量です。ただし、メタリックなモデルは、890gです。

 とくに、充電台座を含めない場合、535gなので、片手で無理なく持てます。

 給水量は、0.8Lです。コーヒー3-4杯程度にふさわしいサイズです。

 パワーは、1250Wです。

 満水時の場合、約3分55秒の沸騰時間です。

 ただし、コーヒー一杯(140cc)ならば、47秒で沸きます。その場合の電気代は0.5円ほどです。

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 清潔性は、T-Falの評価が高い部分です。

 間口が広く、また、本体を開けたまま固定できるので、お手入れがしやすいです。

 ただ、上位機種と異なって、お湯を淹れる部分に抗菌素材は不採用です。

 また、ホコリが入りにくくするための、注ぎ口カバーも付きます。

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 利便性の面でも、給水や掃除の際、いちいちフタを取り外さずとも、片手で給水できる点は、日常の使い勝手においては高評価できるでしょう。

 安全面では、沸騰時に自動的に電源をオフする機能や、空だき防止機能など、JAS規格にマッチする最低限の機能はあります。

 ただし、この部分は、同社の上位機種や他社モデルでは、より充実した機能が見られます。

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 以上、アプレシアプラスの紹介でした。

 Atlasも米国滞在中に、このモデルを使っていました。コーヒー1杯分の水が1分で湧くので、とても重宝していました。1人用として適切なサイズです。


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 【0.8リットル】

 2・T-fal アプレシア プラス ウルトラクリーンネオ
  ¥5,200 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:789g(台座含む)

 アプレシア プラス ウルトラクリーンネオは、先ほど紹介したT-Falのアプレシアプラス上級機です。

 本体色は、ルビーレッド(KO3905JP)・パールホワイト(KO3901JP)・オニキスブラック (KO3908JP)の三色展開です。

 重さも、789gと軽量です。

 台座を除けば、だいたい570gほどなので、やはり、軽量機と言えます。

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 形状は、アプレシアプラスを踏襲します。

 ただ、一点のみ、給水時にいったんふたを外す仕様である点が異なります。

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 清潔性は、下位機種とのもうひとつの違いです。

 こちらは、本体に、銀イオン配合の抗菌素材のマイクロバンを採用します。こちらは、抗菌まな板にも使用される信頼性の高い素材で、細菌による臭いや着色を防ぎます

 24時間で99.9%の菌の減少が確認されています。

 このほか、水垢が付きにくいウルトラポリッシュ底面を採用しています。

 それ以外の部分は、アプレシアプラスと同じです。

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 以上、アプレシア プラス ウルトラクリーンネオの紹介でした。

 ケトルは、基本的に沸騰して飲むので、除菌についてさほど過敏になることは不要です。ただ、湯冷ましを置いておく場合など、清潔性に配慮したい方は、こちらを選ぶのも良いでしょう。


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 【2019年】【0.8リットル】

 3・T-fal ウォッシャブル KO8001JP
  ¥5,200 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:1110g(台座含む)

 ウォッシャブルは、2019年に登場した製品です。

 T-falのケトル販売20周年の一環で出された製品で、形状は「アプレシア」系ながら「ウォッシャブル」と独自のシリーズ名が付けられました。

 本体色は、ホワイトのみです。

 重さは、充電台座込みで1100gです。

 本体のみでも885gですから、下位機種より重みはあります。

 もちろん、製品的に「中身の水のが重い」ので、過度に気にする必要はないですが、決して軽量とも言えません。

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 形状は、この機種も、ワンタッチ開閉は不採用です。

 給水時にいったんふたを外す仕様となります。

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 清潔性は、こちらも、ステンレスの内層は不採用ながら、銀イオン配合の抗菌素材のマイクロバンを採用します。一方、水垢が付きにくいウルトラポリッシュ底面をは不採用です。

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 しかし、そのかわり、IPX5の耐水性を持たせてあるため、本体が丸洗いできます。洗剤も利用可能です。

 「ウォッシャブル」という名の由来ですが、これは業界で初めてでしょう。

 たしかに、経年変化で内部や外装に汚れが付いてくるので、(沸騰器具とはいえ)完全に丸洗いできる点は「嬉しい」と言えます。

 それ以外の部分は、下位機種のアプレシアプラスと同じです。

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 以上、ウォッシャブルの紹介でした。

 電気ケトルは沸騰する器具なので、極度に清潔性にこだわる必要はないです。

 ただ、経年変化で汚れてくるのは確かなので、その際に、洗剤で「ゴシゴシ洗える」のは相当魅力です。

 その点をふまえれば「(水の)安全性」というより、「手入れの手軽さ」を重視したいきれい好きの方にに向く製品といえます。

 日本は、水洗いに対するニーズが強いですし、確実に需要があるでしょう。ただ、防水性を持たせたぶん、多少重さが増しているのが難点です。


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 【0.8リットル】

 4・T-fal アプレシアエージープラスロック
  ¥4,383 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:給水ロック
定格消費電力:1250W
重さ:944g

 アプレシア・ エージー・プラス ロックは、安全性を重視するタイプのアプレシアの上位機です。

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 本体色は、パールホワイト(KO4301JP)のほか、オニキスブラック(KO4308JP)とルビーレッド(KO4305JP)という選択肢です。

 重さは、944gです。

 後述するように安全装備が充実するため、本体だけで約730gと(ウォッシャブルほどではないですが)重い水準です。ただ、実用性ではあまり問題ないでしょう。

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 給水量は、0.8リットルと標準的なサイズです。1人〜3人ほど向きのサイズです。

 パワーは、他機と同じ1250Wです。

 コーヒー1杯で54秒、満水時の場合も4分7秒と、十分な速度と言えます。

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 安全面は、プッシュ式の給水ロックが付属します。

 この部分が下位機種と異なる部分です。

 万一の転倒の際に安全ですので、小さなお子さんがいる家庭に向いています。

 利便性の面では、一方、給水時にいったんふたを外す仕様である製品です。

 ふたは1秒で簡単に外せますが、やや面倒に感じる部分はあります。

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 清潔性は、こちらは、マイクロバンの「進化形」と言える、銀イオン配合の抗菌素材のマイクロバンRを採用します。また、、水垢が付きにくいウルトラポリッシュ底面も採用しています。

 ただし、ウォッシャブルと異なり、丸洗いはできません

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 以上、アプレシア・ エージー・プラス ロックの紹介でした。

 T-falの定番の「アプレシア」型のフォルムですが、安全性の部分でプラスアルファがある上級機となります。

 ただ、下位機種に較べると、給水時のフタを全部取り外す必要のほか、給湯時には、ロック解除操作も必要となってしまっています。

 いずれも、時間換算で、1秒余計なだけですが、この部分を面倒と感じる人は一定数います。


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 【0.8Lサイズ】

 5・T-fal アプレシア エージー・プラス コントロール
  ¥6,658 Amazon.co.jp
(8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:給水ロック
定格消費電力:1250W
重さ:982g(台座含む)

 アプレシア エージー・プラス コントロールは、アプレシアシリーズのプレミアムモデルです。

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 本体色は、パールホワイト(KO6201JP)と、オニキスブラック(KO6208JP)の2色展開です。

 重さは、982gです。

 ただ、構造的に重いのは台座の部分ですから、本体の部分は、アプレシアプラスと同等に軽量でしょう。

 給水量は、0.8Lサイズです。

 パワーは、1250Wです。

 これらの部分では、下位機種とほぼ変わりません。

 沸騰に要する時間は、ただし、コーヒー1杯が1分44秒と長い一方、満水時の場合は3分49秒と逆に短くなっています。

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 利便性の面では、この機種は、本体底部にコントロールパネルがあり、沸騰温度が60度〜100度の間で7段階設定できます。

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 そのため、例えば、ドリップコーヒーで苦みを強調させたくない場合は70度、強調させたい場合は95度煎茶は80度、紅茶90度など、最適と言われる温度に調整できます。

 味にこだわりたい方は、非常に良い機種です。また、粉ミルクの調乳にも良いと思います。

 また、1時間に限って、設定温度にての保温ボタンも付属しますので、ちょっと「飲み足し」をするかたにも向きます。ただし、給水時は、やはりフタを全部取り外す必要がある構造です。

 安全面では、こちらもプッシュ式の給水ロックが付属している安全性の高いモデルです。

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 清潔性については、こちらも、銀イオン配合の抗菌素材のマイクロバンRを採用します。

 また、水垢が付きにくいウルトラポリッシュ底面も採用しています。

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 以上、アプレシア エージー・プラス コントロールの紹介でした。

 現在T-falがもっとも力を入れて宣伝しているモデルです。

 実際、温度コントロールは、利便性が高く、非常に魅力的です。給水時にふたを外すひつようはあるものの、性能面やデザイン性はで文句を付ける部分はないので、買って後悔することは少ないだろう機種です。

3・大きめのT-falの電気ケトルの比較

 続いて、0.8Lのアプレシアシリーズより大きめで、1L以上の容量を持つティファール製品を紹介します。


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 【1.2リットル】【各色】

 6・T-Fal ジャスティンプラス KO340175
  ¥3,015 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:注ぎ口フィルター
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:970g(台座含む)

 ジャスティンプラスは、簡単に言えば、最も安いアプレシアプラスを、大きくした製品です。

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 本体色は、総計で6色あり、ユーザーの選択肢は多いです。

 給水量は、1.2リットルと大きく、家庭用と言えるサイズです。

 アプレシア系だとやや足りなかった方向けの製品で、3-5人ほどに向くサイズです。

 重さは、970gと、本体サイズが大きな分、増えています。

 ただし、本体のみならば700g台なので、「ずっしり」というわけでもありません。

 パワーは、1250Wです。

 容量は異なりますが、パワーはアプレシア系と同じです。コーヒー1杯ならば59秒で、満水時なら、6分18秒で沸きます。

 清潔性は、通常のアプレシアプラスと同じで、お湯を淹れる部分に抗菌素材は不採用です。

 もちろん、本体の水洗いも不可です。

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 利便性の面でも同じです。

 ジャスティンプラスの場合も、最下位クラスとなるこちらのみ、ふたを外さなくても開けられる構造で、ちいちフタを取り外さずとも、片手で給水できる製品です。

 安全面では、JIS基準に沿った機能はありますが、上位機に及ばないです。

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 以上、ジャスティンプラスの紹介でした。

 アプレシア系の高いデザイン性をキープしたまま、大型化した製品です。パワーは下位機種と同じですが、大容量化に伴い、沸騰にかかる時間は、1杯当たり10秒長めの60秒です。

 アプレシアプラスが1-3人用であるのに対して、こちらは一般的に3-6人向けのサイズなので、あまり量が必要でないならば、小さなサイズのアプレシアプラスで良いでしょう。


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 【1Lサイズ】

 7・T-fal ジャスティン・プラス ロック
  ¥4,257 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:なし
安全性能:給水ロック
定格消費電力:1250W
重さ:944g(台座含む)

 ジャスティン・プラス ロック は、ジャスティン系の上位機となります。

 給水量は、ただし、1Lです。ジャスティンプラスよりは少なめです。

 2−4人に最適な製品です。

 パワーは、1250Wです。

 コーヒー1杯ならば54秒で、満水時なら、4分15秒で沸きます。

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 清潔性は、ジャスティンプラスよりグレードが上で、抗菌素材のマイクロバンが採用されます。

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 利便性の面では、一方で、給水時にフタを全部取り外す必要がある構造です。

 安全面は、JIS規格で定められた安全基準に加えて、プッシュ式の給水ロックが付属します。

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 以上、ジャスティン・プラス ロックの紹介でした。

 ジャスティン系列の本体形状で、抗菌性と安全性を高めた製品となります。一方で、利便性が下位機種よりも悪くなっているため、一長一短がある製品です。

 なお、1Lモデルは、次に紹介するような優秀な競合製品が多くあるので、よくよく比較することが重要です。


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 【1リットル】

 8・T-fal ヴィテス ネオ KO5011JP
   ¥3,648 Amazon.co.jp
(8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:
定格消費電力:1450W
重さ:1020g(台座含む)

 ヴィテス・ネオも、1リットルサイズの電気ケトルです。

 本体色は、ホワイト( KO5011JP)のほか、カフェオレ(KO501AJP)、ミモザ(KO5012JP)などがあります。

 重さは、1020gです。

 台座を除けば、800g台なので、気にする必要はないとはいえ、1Lサイズの他機よりは少しだけ重いです。

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 給水量は、ジャスティン・プラス ロックの同じ1Lです。

 その点で言えば、重さの点では、先ほどの機種より不利です。

 パワーは、一方、1450Wです。

 このシリーズは、T-falのなかでは「ハイパワーモデル」と位置づけられます。

 ただ、コーヒー1杯に47秒とさほど下位機種と差があるわけではありません。ただ、満水時の場合4分16秒ですから、「超高速」とは言えないにせよ、2分ほどは早いです。

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 利便性は、ふたを取らなくても良い構造を採用するため、シンプルで使いやすいです。とくに、フタについて、ワンプッシュで開く新型機構を採用され、この点は便利です。

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 清潔性は、抗菌素材であるマイクロバンと、水が付きにくいウルトラポリッシュ底面を採用しています。

 安全面では、JIS基準を満たしますが、ジャスティンプラスロックのような、転倒時の水漏れを防ぐための、給水ロックは装備しない機種です。

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 以上、ヴィテス・ネオの紹介でした。

 沸騰の高速性・本体の抗菌性がこの機種の魅力です。価格も割と安いですし、使いやすい水容量ですので、世帯向けとしては良い選択肢でしょう。

 一方、給水ロックを装備しない点は、欠点と言えば欠点です。その部分を気にする方は、次に紹介する機種が良い選択肢となります。


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 【1.0リットル】

 9・T-fal セーフ・トゥ・タッチ KO2611JP
 9・T-fal セーフ・トゥ・タッチ KO2618JP
  ¥5,400 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:二重構造
定格消費電力:1250W
重さ:1130g(台座含む)

 セーフ・トゥ・タッチは、2018年登場のT-falの新製品です。

 重さは、1130gです。

 さすがに、台座の重さを割り引いても、900g前後で、「重さを感じる仕様」です。

 ただ、後述するように、これには「理由」があります。

 給水量は、1リットルです。

 こちらも、「2-4人」に対応するサイズです。

 パワーは、1250Wです。

 ヴィテスネオとは異なり、パワーは同社の他製品と同じです。

 ただ、この機種の場合、満水の沸騰時間は4分52秒なので、同容量のヴィテスネオとそうあまり変わりません。

 ただし、(訳あって)コーヒー1杯(140cc)などの少量の湯沸かしは、1分40秒と時間が必要です。

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 利便性は、こちらもワンボタンで開く形式を採用し、レベルが高いです。

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 安全面では、一方で、この性雛は、外装と内装の間に空間がある2重構造です。

 両手で注ぐ場合などを含めて、手に熱が伝わりにくいという点で、従来機より「安全」です。

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 さらに、中空構造にした効果で、(電気を使わず)30分後でも80度の温度をキープできる点も魅力です。

 なお、少量の沸騰時間が長めで、本体重量が増えているのは、中空構造であるためです。そのかわり、満水時の沸騰時間が短くて済むのも、中空構造の蓄熱性ゆえでしょう。

 清潔性は、内装が完全に「つなぎ目のないステンレス」となっています。

 安全性の高い、抗菌素材でも「プラスチックであることに抵抗感がある方」は多いので、この点が嬉しい方は多いと思います。

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 以上、セーフ・トゥ・タッチの紹介でした。

 T-Falの「新作」ですが、内装にステンレスを採用し保温できる点二重構造を採用する点で、魅力的です。片手で開けられる「プッシュ式」の機種に限定して考えると、T-Falでは最もレベルが高いで製品しょう。

 ステンレス素材ですが、重さはさほど増加していない点も優れていると思います。


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 【1.0リットル】

 10・T-fal メゾン KI271DJP
 10・T-fal メゾン KI271FJP
  ¥5,259 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:二重構造
定格消費電力:1250W
重さ:1000g(台座含む)

 メゾンは、2018年登場のT-falの製品です。

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 先ほどのセーフ・トゥ・タッチが、機能面の「プレミア機」とするならば、こちらは、デザイン面の「プレミア機」です。

 形状は、T-falのロングセラー機のアプレシア系のフォルムを採用しています。

 重さは、1kgです。

 充電台座を除いても800gですので、重厚なデザインの分、やや重さは増しています。

 給水量は、1リットルです。

 パワーは、1250Wです。

 これら3点については、基本的に「標準機」とあまり変わりません

 利便性は、セーフ・トゥ・タッチ同様に、ワンボタンで開く形式を採用しています。

 安全面では、一方で、中空構造は採用されず、保温機能もありません

 清潔性は、内装が完全に「つなぎ目のないステンレス」なので、重視しているとは言えます。

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 以上、T-fal メゾンの紹介でした。

 同社の1L機は多数ありますが、単純に外観の豪華さで言えば、この機種は優秀です。

 使い勝手の部分も、ワンタッチで開くふたなど、レベルが高いです。

 ただ、先述のように、機能面の「プレミア機」として、セーフ・トゥ・タッチがある以上、位置としては、あくまで、外観デザイン面の「プレミア機」に止まると言えます。水量計もありません。


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 【2019年】

 【1.0リットル】

 11・T-fal パレ KO2521JP
 11・T-fal パレ KO2528JP
  ¥5,779 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:マイクロバン抗菌
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:930g(台座含む)

 パレ は、2019年に登場したT-falの製品です。

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 こちらも、デザイン面の「プレミア機」で、磁器をイメージさせる外観を持ちます。

 ただ、もちろん、プラスチック素材であるため、(エレガントな形状ながら)どことなく、イミテーションぽさを感じる部分も正直あります。

 重さは、930gです。

 わりと重量はあります。

 ただ、この機種の場合台座の部分のレバーなどが重い仕様で、本体のみでは675gと、それなりに納得のいく重さです。

 給水量は、1リットルです。

 パワーは、1250Wです。

 これら2点について言えば、基本的に「標準機」とあまり変わりません。

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 利便性は、フタを取る必要のある形式なのでイマイチです。

 安全面では、中空構造は採用されず、保温機能もありません。 

 また、フタの開け閉め部分にロック構造がない仕様です。

 ただし、はめ込んだ際は「カチッ」と音がする仕様です。

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 清潔性は、内層ステンレスは不採用ですが、内部のプラスチックには、マイクロバン抗菌が施されています。

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 以上、T-fal パレ の紹介でした。

 デザイン性を重視した製品です。ぱっと見「気に入って」買う人は多そうです。

 本体も軽量でわりとよさげですが、水量がみれない構造や、フタの構造など、実用面に影響が及んでいると言えば、否定できない、といえる機種です。

4・タイガーの電気ケトルの比較

さて、続いては、タイガー社の電気ケトル「わく子」について書いていきたいと思います。

 国産製品では、唯一T-fal社に対抗できている(売れている)製品です。


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【0.8Lサイズ】

 12・TIGER わく子 PCJ-A081
   ¥5,295 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

【1Lサイズ】

 12・TIGER わく子 PCJ-A101
  ¥5,216 Amazon.co.jp
(8/8執筆時)
 

蒸気レス:100%軽減
清潔性能:
安全性能:二重構造 給水ロック
定格消費電力:1300W
重さ:900g/933g(台座含む)

 電気ケトル「わく子」PCJシリーズは、タイガーのケトルです。日本では最も電気ケトルに力を入れているメーカーです。

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 デザインは、その一方で、日本の家電デザインの伝統を受け継いだ実用性・汎用性の高いものだと思います。どのような家庭の台所・居間でもマッチするでしょう。

 本体色は、グレー(PCJ-A081-H/ PCJ-A101)とレッド(PCJ-A081-R/ PCJ-A101-R)の2色構成です。

 T-fal同様、かなりハッキリした色目の機種が最近のトレンドのようです。

 重さは、上位機でも933gです。

 タイガーも台座を含む重さなので、除くと、0.8Lで690g、1Lで720gです。

 より軽量な機種はありますが、T-falの同グレードの機と比較しても、負けない重さです。

 給水量は、0.8リットルと1リットルがラインナップされています。

 パワーは、1300Wです。

 T-falの標準機よりも多少ですが強いです。

 コーヒー1杯(140cc)ならば45秒、満水でも4分(1L機は5分)で沸騰します。


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 安全面では、この機種は、次の2点でかなり見所のある機種です。

 第1に、T-falの「プラス ロックシリーズ」と同じで、給湯ロックボタンが付く点です。

 ボタンを押さないと水が出ない構造になっています。また、転倒時に水がこぼれにくい構造になっています。

 201905041842.jpg

 第2に、T-falの「セーフ・トゥ・タッチ 」と同じで、本体が二重構造(中空構造)になっている点です。

 外装が熱くならない構造で、安全です。

---

 結論的にいえば、タイガーの電気ケトルは、これらの安全性能の高さゆえに売れています。

 補足しておけば、電気ケトルについては、以前、消費者庁から注意喚起がありました。

 乳幼児がケトルをひっくり返し、やけどを負う事故が発生しているようです。タイガーの電気ケトルは、これらの事故を未然に防げるため、お子さんがいる家庭には、安全性能の高い電気ケトルがオススメです。

 201806231646.jpg

 利便性の面は、この機種は、完全な蒸気レス構造という点が目をひきます。

 発生した蒸気を冷却し、内容器に戻す構造を採用しているため、蒸気が出ません。

 一度は沸騰させているために、カルキは完全に抜けます。安全面でもレベルが高いですが、結露に悩んでいるご家庭にはこのような点でもオススメです。

 一方、注意点も2つあります。

 201905041843.jpg

 第1に、給水時には、T-falの一部機種のように、上面のフタを取り外さないといけない構造である点です。

 ワンタッチで開きますが、不便と言えば不便です。

 第2に、二重構造を採用しますが、保温性を高める能力については表明がない点です。

 T-Falの「セーフ・トゥ・タッチ 」は、30分後に80度という記載があるため、この部分は負けるでしょう。

 201806231648.jpg

 清潔性は、一方で、内装は底面以外は樹脂製です。抗菌素材も使われません。

 とはいえ、沸騰させるため、過度な心配は不要です。

 お手入れは、逆に底面がフッ素加工される上、ふたが外せるため、洗いやすいと評判です。

---

 以上、電気ケトル「わく子」PCJシリーズの紹介でした。

 「蒸気レス」と「安全性の高さ」を両立している点で、T-Fal優勢の市場の中で存在感があります。

 一方で、抗菌素材の不採用はこの機種の欠点です。


 201308241359.jpg

 【在庫限り】

 【0.6Lサイズ】

 13・TIGER 蒸気レス わく子 PCH-G060-WP
 13・TIGER 蒸気レス わく子 PCH-G060-KP
  ¥5,374 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
 

 【0.8Lサイズ】

 14・TIGER 蒸気レス わく子 PCH-G080-KP
 14・TIGER 蒸気レス わく子 PCH-G080-WP
   ¥4,842 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:100%軽減
清潔性能:内装フッ素/ステンレス
安全性能:二重構造 給水ロック
定格消費電力:1300W
重さ:999g/1030g(台座含む)

 PCH-Gシリーズは、タイガーの「わく子」の上位機種です。

 ただ、タイガーはこの上位機種を「生産終了」にしており、後継機を出していません。

 手に入るのは、店頭在庫のみですので、購入する場合は、早い方が良いでしょう。

 201810202055.jpg

 本体色は、ホワイト系とブラック系の2色構成ですね。

 重さは、1.0Lモデルで1,030gです。

 下位機種よりも重要が多少ですが増しています。台座を除いた本体の重さは、0.8Lモデルが810g、1.0Lモデルで850gとなります。

 気にする必要はないレベルとはいえ、電気ケトルとしては多少重量感はあります。

 給水量は、0.6リットル0.8リットルの2種類です。

 前者は1-2人用、後者は1-3人用といったところでしょう。

 パワーは、1300Wです。

 下位機種と変わりません。

 コーヒー1杯(140cc)ならば45秒、満水でも3分(1L機は4分)で沸騰します。

 201806231655.jpg

 一方、下位機種との違いは、清潔性と利便性です。

 なぜなら、こちらは、内装にフッ素加工されたステンレス材を採用するからです。樹脂製よりも清潔性が高いほか、掃除もしやすいという利便性も期待できます。

 201905041844.jpg

 さらに、こちらは、鋼板ケース二重構造なので、(電力なしで)1-2時間程度の保温も効きます

 201510251019.jpg

 100%蒸気レスな構造など、その他の部分は同等です。お子さんなどが熱い蒸気での手のやけどをするリスクも軽減してくれます。

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 以上、タイガーの電気ケトルPCH-Gシリーズの紹介でした。

 「安全性」「清潔性」「利便性」において完全無欠な機種です。あえて言えば、保温機能・温度管理ができればより良い製品になるでしょう。発展系にも期待したいところです。

5・デロンギの電気ケトルの比較

 続いて、イタリアのデロンギの電気ケトルの比較です。


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 【2018年】

 【1.0Lサイズ】

 15・デロンギ ケーミックス ZJX650J
  ¥8,990 Amazon.co.jp (8/8執筆時)   

蒸気レス:なし
清潔性能: 内装ステンレス
安全性能:
定格消費電力:1150W
重さ:1200g(台座含む)

 デロンギ ケーミックスは、イタリアのデロンギが発売する製品です。

 外国ブランドのケトルとしては、フランスのT-Falと人気を二分する製品です。

 本体色は、ホワイト(ZJX650J-WH)・レッド(ZJX650J-RD)・ブラック(ZJX650J-BK)です。

 2018年に、従来型からフルモデルチェンジされ、外見が「かわいく」なりました。

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 このシリーズの他のキッチン家電とトータルコーディネートできるため、「揃えていく楽しみ」を味わえます。

 細かい部分までこだわった産業デザインで、たいへんオシャレです。

 ちなみに、Darren Mullenのデザインです。

 重さは、約1.1kgです。

 台座を除いた状態でも900gです。

 デザイン性は良いですが、軽量性の部分はイマイチでしょう。

 給水量は、1Lと多めです。2-4人用と言えます。

 パワーは、1150Wです。

 他社に比べて弱めで、沸騰時間などの細かいデータが非開示です。

 ただ、熱伝導率は高そうなので、過度に遅いことはないでしょう。

 清潔性については、外装・内装ともにステンレスを採用する点で、こちらも衛生的です。

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 利便性の面では、この機種の場合、フタを取り外さずとも片手で給水できる機種です。

 この点で、T-falの下位機種と同じく、使い勝手は良いと言えます。

 安全性は、自動電源OFF・空だき防止などJIS基準で定められた安全基準を網羅します。

 しかし、ネックな部分もあります。それは、ステンレス構造を採用するため、本体外観が熱くなりやすい点です。握りの部分があるので、大人ならば問題なく利用できます。しかし、お子さんがいる場合などは注意しましょう。

 また、ステンレスは、構造上本体が冷めにくいので、ヒューズの関係で連続使用には制限がかかります。

---

 以上、デロンギ ケーミックスの紹介でした。

 間違いないデザインと、清潔性、利便性を併せ持った良機種です。お子さんなどがいないご家庭ならば、この機種はイチオシとできますね。

−−

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 【1Lサイズ】

 16・デロンギ アイコナ KBOV1200J
  ¥7,912〜 Amazon.co.jp (8/8執筆時)   

 なお、デロンギからは、クラシカルなデザインの姉妹機として、アイコナシリーズのケトルも販売があります。

 ステンレススチール製ですから、同様の問題を抱えますが、デザイン的に「格好良い」です。

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 【1Lサイズ】

 17・デロンギ ア ディスティンタ コレクション KBI1200J
  ¥7,387 Amazon.co.jp (8/8執筆時)
   

  さらに、形状は同一ですが、レトロモダンな雰囲気のあるメタリックなディスティンタコレクションもあります。出力や大きさはほぼ同様です。


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 【1.0Lサイズ】

 18・デロンギ アクティブ KBLA1200J
  ¥4,184 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:フィルター
安全性能:
定格消費電力:1200W
重さ:900g

 デロンギ アクティブは、2017年に新登場したデロンギの新しいモデルです。

 本体色は、パッションレッド(KBLA1200J-R)インテンスブラック(KBLA1200J-BK)・トゥルーホワイト(KBLA1200J-W)の3色です。

 201810202110.jpg  

 デザイン面は、外観は、ステンレス製のリングがアクセントとして効いています。また、水量計の部分がとっての下に収まっており、見かけの上でスマートに見えるのもポイントだと思います。

 なお、アクティブシリーズは、【デロンギのエスプレッソメーカーの比較記事】で書いたデロンギ製品などと、統一的なデザインとなっています。

 給水量は、1Lです。

 作りは余裕があるので、水も溢れにくいでしょう。

 清潔性については、ホコリ対策として、茶こしのようなフィルターが付属する点が目立ちます。そのほかは特段の機能は見られません。

 利便性の面では、フタを取り外さずとも片手で給水できる機種です。

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 安全性は、こちらは、総ステンレスではなく、他社のようにポリプロピレン樹脂が併用されるため、(二重構造を採用している機種を除けば)、熱くなりにくい機種です。

 その上で、JIS基準に合致し、自動電源オフと空だき防止機能が付属します。デロンギの場合は、レバー式で、アナログチックなデザインです。

---

 以上、デロンギ アクティブ紹介でした。

 割と大きめのケトルを探している場合は、デザイン的にも良い選択肢の1つです。とくに外観は、PP素材なので、既存のデロンギ製品に比べて安全性は高いでしょう。

6・コーヒー向けの電気ケトルの比較

 続いて、コーヒーを淹れる際など「細く水を注ぐ」のが得意な機種を紹介していきます。


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 19・Russell Hobbs 0.8L 7408JP
  ¥7,410 Amazon.co.jp
(8/8執筆時)

 20・Russell Hobbs 1.0L 7410JP
  ¥7,805 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 21・Russell Hobbs 1.2L 7412JP
  ¥12,960 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:
定格消費電力:1250W
重さ:680g/730g/780g(本体のみ)

 これらは、イギリスの家電メーカーであるラッセルホブスの販売するコーヒーメーカーです。

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 同社は、1950年代に沸騰したら自動で電源が切れる 電気カフェケトルを始めて発売したメーカーです。日本でもコーヒー用の電気ケトルとして長く愛用者がいるブランドですね。

 重さは、ラッセルホブズの場合、(台座を除いた)「本体のみ」の重さです。

 それぞれ、680g・730g・780gですので、決して軽量ではないです。

 ただ、これは、素材的に仕方ないところはあります。

 この点でもこの機種は人気です。

 給水量は、0.8L・1L・1.2Lとサイズの違いで3種類あります。

 いずれも注ぎ口の形状から細い水が出せるので、ドリップコーヒーには最適なデザインです。

 パワーは、1250Wです。

 沸騰時間は、満水時の場合、それぞれ4分、5分、5分30秒です。

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 清潔性の面では、内部素材はステンレスのため、衛生的だと言えます。

 利便性の面では、蒸気レス構造のようなものはありません。ただ、、明示的なカルキ除去機能(沸騰後30秒追加煮沸)があるため、美味しさの点でもワンランク上かもしれません。

 安全性については、多少注意が必要です。

 こちらも、自動電源オフ空だき防止というJIS基準に基づく最低限の機能が付くので、注意深い大人が利用するならば無問題でしょう。

 ただ、ステンレス製ということで、外装がかなり熱くなる点は、注意点したほうがよいでしょう。軽量性とバーターですから仕方ない部分はあります。

---

 以上、ラッセルホブズの電気ケトルの紹介でした。

 こちらは、とにかく、コーヒードリップに最適な機種なので、ペーパードリップを愛用している人に向く機種です。ただ、最近、この分野には他社からライバルが登場しており、比較することは必要です。

−−


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 22・Russell Hobbs 0.8L 7408JP-88
  ¥10,800 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

 なお、0.8Lについては、ブラック塗装モデルがあります。

 性能は同じですが、塗装の分だけ高いですね。


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 【0.8Lサイズ】

 23・HARIO V60 EVKT-80HSV
  ¥17,200 Amazon.co.jp
(8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:
定格消費電力:900W
重さ:900g(台座含む)

 パワーケトル・ヴォーノ V60は、日本のコーヒー器具専門メーカーHARIOの製品です。

 ケトルのほか、コーヒー用品を多く出していますが、こちらは同社の、ガス用の人気ケトルのヴォーノを電気ケトルとしたおしゃれな新製品です。


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 この「パワーケトル・ヴォーノ」も、ラッセルホブズのように、お湯の出口が細く、コーヒーが淹れやすい構造をした電気ケトルです。

 とくに、ハリオの人気のドリッパーV60は、底に「大穴」が空いている特徴的なドリッパーです。コーヒーに雑味を入れないため、水の細入れが特に重要で、それ専用の設計です。

 重さは、900gです。

 ただ、これは台座込みの重量です。重さの部分で問題に感じる人はいないでしょう。

 給水量は、0.8Lです。

 パワーは、900Wです。

 他社より弱めであり、この部分の期待値は低めですね。

  201703201911.jpg

 利便性の面では、こちらの場合、沸騰温度が60度〜96度の間で設定できます。

 70度程度の低い温度で抽出し、苦みを強調させずドリップしたい方には、多少高級ですが、おすすめできる製品です。

 安全性については、空焚き防止機能など電気ケトルとしてJIS規格が定める安全性能はあります。ただ、こちらも構造的に外装がステンレスで熱くなりやすい点はラッセルホブズと同じです。

---

 以上、HARIOのヴォーノの紹介でした。

 多少高いのは難点ですが、温度管理ができるなど、コーヒー好きを中心に楽しめそうな家電です。

 デザイン面も、このケトルの元となったガス火用ケトルの名作ヴォーノは、家電としてのデザイン性も高く、キッチンやオフィス映えすることでしょう。


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 【0.6Lサイズ】

 24・BALMUDA The Pot K02A
  ¥11,524 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

蒸気レス:なし
清潔性能:ステンレス
安全性能:
定格消費電力:1200W
重さ:900g(台座含む)

 BALMUDA The Potは、日本のデザイン家電メーカーであるバルミューダデザインの最新作です。

 201810201744.jpg  

 こちらも、ラッセルホブズのように、コーヒーを細く入れやすいような注ぎ口の構造をもった製品です。サイズは0.6Lと多少小型で、どちらかといえば、この用途専用設計です。

 本体色は、ブラック( K02A-BK)とホワイト(K02A-WH)です。

 201810202127.jpg

 重さは、台座込みで900gです。

 ただ、台座部分を除いた本体は、600gです。

 軽量性は、この製品の美点の1つです。ステンレスを採用するモデルとしては「最軽量」でしょう。

 使い勝手は最高に良いです。

 給水量は、0.6Lとケトルとしては小さめで、コンパクトな製品です。

 基本的には1人-2人用の小型製品です。

 清潔性については、外装・内装ともにステンレスを採用する点でデロンギ同様に衛生的です。

 ステンレスに被せた塗装もシックで、納得の高級があります。


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 利便性の面では、しかしながら、給水時にフタをひねり外す必要がある構造です。

 その点では、一手間必要です。

 安全面は、JIS規格に基づく安全基準はクリアします。

 ただ、ステンレス製ゆえに、こちらも本体の外装がやや熱くなる構造です。

---

 以上、BALMUDA The Potの紹介でした。

 使ってみると、さすがにバルミューダデザインのクオリティの高さを感じる製品です。

 201810201740.jpg 

 コーヒー用の細入のできるケトルは他社からもでていますが、本体の軽量性と、片手持ちで水を注入する際のバランス感覚が特に優れます。

 たしかに、利便性と安全性は課題がありますが、大人が利用する分には問題はなく、(温度管理の必要がなければ)コーヒー用としては良いでしょう。とにかく、細出しタイプのケトルとしては、最も持ちやすいです。

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 25・山善 電気ケトル 0.8L YKG-C800-E
  ¥5,493 Amazon.co.jp (8/8執筆時) 

 なお、山善から、外観が非常に似たケトルが2018年登場しています。

 201902011731.jpg

 ジェネリック的製品ですが、1度単位で温度設定ができる点が、本家との違いです。

 ただ、とっての部分を含め、全体のフォルムは「ボーとした感じ」で、デザイン家電としての完成度はイマイチです。


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 【1Lサイズ】【温度設定可】

 26・デロンギ アイコナ 電気カフェケトル KBOE1230J
  ¥11,483 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

 【1Lサイズ】【温度設定不可】

 27・デロンギ アイコナ 電気カフェケトル KBOE1220J
  ¥8,686 Amazon.co.jp (8/8執筆時)

蒸気レス:なし
清潔性能:内装ステンレス
安全性能:
定格消費電力:1200W
重さ:1400g(台座含む)

 アイコナ 電気カフェケトルは、イタリアのデロンギが販売する電気カフェケトルです。

 こちらは、温度調整できるモデルと、できないモデルがそれぞれ販売されていますが、今回は「できる」ほうを紹介します。

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 いずれも細口で、やはり、コーヒー向けのケトルです。

 本体色は、ホワイト(KBOE1220J-W)とプレステージグレー(KBOE1220J-GY)です。

 重さは、1400gです。

  本体がステンレスですので、台座部分を除いても900gあります。

 やはり、多少重量感があります。

 給水量は、1Lです。

 パワーは、1200Wです。

 ハリオよりもパワーがあるため、温度調整できるカフェケトルとしては、早く沸騰するでしょう。

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 利便性の面では、こちらも沸騰温度の設定が可能です。

 ハリオはデジタル式ですが、こちらはクラシックなボタン式で、50・60・80・95・100℃を選べます。

 一方、デロンギは「コーヒーは95度が美味しい」という方針であり、それが推奨されます。ほかの温度は、お茶や紅茶などのために付けている、という感じです。

 細かい調整は、ハリオのようにはできないので、コーヒー向けの本格度はイマイチでしょう。

 なお、デロンギの場合、20分間限定の保温機能があるため、ドリップやミルの準備を並行して行うなど、すぐにコーヒーを淹れない場合でも適温で抽出できます。

 安全性については、空焚き防止機能など電気ケトルとしてJIS規格が定める安全性能はあります。

 ただ、外装がステンレスで熱くなりやすい点は他機と同じです。

---

 以上、デロンギアイコナ 電気カフェケトルの紹介でした。

 デロンギ推奨の「95度」に「保温」して常に淹れられる点がメリットです。

 設定不要で、ボタン1つでその温度になり、しかも20分の保温もできるため、あまり考えずに、「メーカー推奨の温度」で淹れたい場合は、おすすめです。

後編に続く!
小型電気ケトルのおすすめは結論的にこれ!

 以上、今回は、家庭用の小型電気ケトルについて書いてみました。

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 つづく後編記事(こちら)では、今回紹介しきれなかった、象印・Panasonicドリテックの電気ケトルを紹介します。

1・軽量性   ★★★★★
2・清潔性   ★★★★★
3・安全性   ★★★★★
4・デザイン  
★★★★★
5・温度調整  ★★★★★
6・総合評価  
★★★★★

 その上で、今回紹介した全機種から、いつものように、目的別にAtlasのオススメ機種を選定していきます。

 引き続きよろしくお願いします。

 後編記事は→こちら

ーーー

 前半最後になりましたが、今回の記事がもし皆さんのお役に立ったようならば、Twitter Facebook はてなブックマークで話題を共有していただければ嬉しいです。

posted by Atlas at 17:09 | 調理家電

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