比較2019'【高速/大容量】USBモバイルバッテリー18機のおすすめ・選び方

2019年07月26日

比較2019'【高速/大容量】USBモバイルバッテリー18機のおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 超大容量で高速なUSBモバイルバッテリーの性能とおすすめ・選び方:20000mAh - ソニー・アンカー RAVPowerのUSBポータブルバッテリー違いとランキング

【比較する製品型番】SONY サイクルエナジー CP-S15S CP-S15B CP-S20S Anker PowerCore 20100 PowerCore Speed 20000 PowerCore II 20000 PowerCore Elite 20000 PowerCore 26800 RAVPower 16750mAh RP-PB010 RP-PB006 RP-PB052

今回のお題
タブレット対応の大容量USBモバイル電源のおすすめはどれ?
 

 どもAtlasです。

 今回は、2019年7月現在、最新の大容量USBモバイルバッテリーについての比較です。

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 スマートフォンタブレットの同時充電もできる大容量USBモバイル電源を紹介します。

 SONY・ANKERなどの製品を網羅しました。

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★★
4・総合評価  ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を比較していきます。

 その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasの「おすすめ機種」を提案していきます。

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1・小型モバイルバッテリー
2・大容量モバイルバッテリー
3・USB-C対応PC向けバッテリー

 ただし、10000mA以下で考えている方は、1番の記事で対応します。一方、PC兼用で考えている方は、3番のリンク記事をご覧ください。

1・大容量バッテリーの選び方の基本!

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 モバイル電源は大容量機だけでもいろいろなモデルが売っています。

 そのため、購入には迷いますが、選ぶにあたって重要になってくるのは次の3つの要素です。

1・蓄電容量の多さ

 蓄電容量とは、要するにバッテリー容量です。こちらは、「何回充電できるか?」に関わってきます。

 例えば、蓄電容量が20000mAhのモバイルバッテリーを買う場合です。

・スマホ(2500mAh)
 =約4回のフル充電
・小型タブレット(5000mA)
 =約2回のフル充電
・中型タブレット(10000mA
 =約1回のフル充電

 単純に計算すると上図のようになるでしょう。

 しかし、実際は放電(=DCコンバーター変換時のロス)があるので、充電できる回数は、上に書いた数値の半分ほどです。

 そのため、今回の記事では、実際に充電できる回数を推定して書きます。

2・充電速度の強さ

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 充電速度は、モバイルバッテリーの場合、「出力」(スマホ・タブレットへの給電速度)と「入力」(コンセントからバッテリーの充電速度)双方の要素を考慮する必要があります。

iOS: 12W(5V 2.4A)
Android(QC3): 18W(9V 2A)
USB-C充電:15W(5V 3A)
USB-C PD充電:最大100W

 「出力」については、iOS系の場合、iPhone6以降の急速充電のスマホ・タブレットの場合、普通のUSB端子(USB-A)経由での最大速度は、12Wのパワーで充電できます(スマホで約5時間)。

 Android系の場合、QC(クイックチャージ)に対応するGalaxyなどの場合、USB端子では最大18Wの充電速度、未対応の機種で、(機種により)4.5W/7.5Wのパワーで充電します。

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 ただし、iOS系Android系双方とも、USB-C端子を搭載するバッテリーならば15W、USB-C PD対応の場合、(規格上j)最大100Wまでの急速充電が可能になります。

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 Apple USB-C - Lightning 2m/MKQ42AM/A
  ¥3,953 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 いずれもスマホ側の対応が必要です。

 現状では、例えば、Android系では、Pixel 3などがUSB-Cに、iOS系では、iPhone8以降のスマホ、最新のiPad Proについては、USB-PDに対応します。

 大容量なモデルを、高速に充電したい場合、これらの規格を考慮に入れて購入すると良いでしょう。

ーー

QC3: 18W(9V 2A)
USB-C充電:15W(5V 3A)
USB-C PD充電:最大100W

 「入力」については、あまり注意を払わない方が多いです。

 しかし、上位規格に対応しないバッテリーの場合、5W(5V / 1A)・7.5W(5V・1.5A・10W(5V/2A)など、弱いパワーでの充電となります。

 コンセント経由の充電で、フル充電までに10時間以上かかる製品ですから、重要視して良い部分です。

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 メーカーにより差が付きやすい部分です。

 例えば、アンカーなどからは、QC3.0(クイックチャージ3)やその互換技術を利用することで、従来のようなMicroUSBケーブルを介する充電でも最大18Wの高速充電に対応するバッテリーが発売されています。

 そのほか、USB-PD経由の充電に対応できる場合は、理論値では最大100Wの超高速となります。

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 なお、今回の記事は、あくまでタブレット向けの中・軽量の製品で、高速なUSB-PDに対応する製品はフォローします。

 しかし、上図のように、重さ400g以上の据え置き用バッテリーで、蓄電容量が30000mAhを超えるものは【ノートPC用USB-Cバッテリーの比較記事】に別にまとめてあります。

3・本体の重さ

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 本体の重さは、モバイル前提の周辺機器ということで、最も重要な要素でしょう。

 電池の種類としては、リチウムイオン電池と、リチウムポリマー電池の相違はありますが、基本的に容量が大きいほど、本体の重さは重くなります。

ーー

 以上3つの要素をふまえて、今回は、各社の大容量USBモバイルバッテリーを比較していきます。

2・ソニーのUSBバッテリーの比較

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 はじめに紹介するのは、ソニーのモバイルバッテリーです。

 国内企業では、自社モデルの大容量モデルを唯一生産する企業で、輸入品と比較する基準としたいメーカーです。(リチウムイオン部門は、村田製作所に移管しました)。

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 ソニー製品は、リチウムポリマー電池を使っています。

 独自の技術を使っているため、リチウムイオンに比べると、同じ電池容量でも軽量で薄型にできます。また、耐寒性があり、冬場でも電池が減らない特性があります。

 ただ、

 なお、以下では、高評価できる部分を赤字で、イマイチな部分を青字で書いていきたいと思います。


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 1・SONY サイクルエナジー CP-S20A
  ¥15,080 Amazon.co.jp
  (7/26執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:4
入力 :7.5W (5V 1.5A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約510g   
サイズ:78.0×138.0×30.6mm

 CP-S20Aは、ソニーでは、最も大容量なバッテリーです。

 蓄電容量は、20000mAh です。

 例えば、iPhoneXsなど蓄電容量が2500mAhのスマホの場合、約4回の充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、510グラムです。

 この蓄電容量の機種としては、他社製品より重めです。

 また、薄型にできるリチウムポリマー電池の採用ですが、こちらは、本体の厚みが3cm以上で、携帯性を重視した造りではなさそうです。

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 ポート数は、こちらはUSBポートが4つ付属します。

 4ポート必要な方は限られるでしょうけれども、ニッチなニーズはあるのでしょう。

 出力は、12W (5V 2.4A) です。「急速充電対応」といえるスペックです。

 明言はないですが、上位のiOSの急速充電規格にも対応するチップでしょう。ただし、4ポートのうち3つは、7W(5V 1.5A)のUSB規格に準拠する「遅い」ポートです。

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 入力は、しかしながら、7.5W (5V 1.5A)です。

 要するに特別な技術は用いず、MicroUSBの標準スピードでの給電です。

 フル充電まで、コンセントの場合約16時間です。なお、この製品は(珍しく)、ACアダプターが付属するので、その点は気が利いています。


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 耐久性は、ソニーのもうひとつの魅力で、、1000回充電までの保証です。

 ソニーは中身のバッテリーを自社生産できる会社です。同じ種類のバッテリーならば、他社に比べて頑丈で、安定的です。耐久性の面では、能力が高いです。

 安全性についても、温度管理を含め、多重の防護策があり安心です。

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 パススルー機能は、搭載です。

 パススルー機能とは、バッテリー本体が充電中でも、スマホに電力を送れる機能です。この機能の搭載は、寝ている間に両方同時に充電したい出張時などにかなり有用です。

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 以上、CP-S20Aの紹介でした。

 20000mAhモデルは各社競争の激しいサイズですが、こちらは1000回の耐久性と、自社生産のバッテリーを採用する安全性、そして厚みの面でも携帯性の良さが「売り」でしょう。

 ただし、重さは510gですから、どちらかと言えば「置いて使う用途」に向くという、モバイルバッテリーとしては「ニッチ」な製品です。

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 2・SONY サイクルエナジー CP-S15AS
 3・
SONY サイクルエナジー CP-S15AB
  ¥9,000 Amazon.co.jp
(7/26執筆時)

蓄電容量 15000mAh
ポート数:2
入力 :7.5W (5V 1.5A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約390g 
サイズ:幅76.0×高さ133.0×奥行23.9mm

 なお、容量が15000mAh で、スマホならば約3回分充電ができるスペックの下位機種があります。

 2ポートですが、1ポートのみ12W (5V 2.4A) という仕様です。

 こちらは電源アダプタが付属しませんが、それ以外の部分は上位機と基本的に同じです。

 一方、重さは390gと常識的な重さなので、持ちはこびに難のない重さで、ある程度の容量を持った機種を選びたい方で、「国産企業のバッテリーという安心感」を重視したい場合は、こちらでしょう。

3・アンカーの大容量バッテリーの比較

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 つづいて、アンカーのバッテリーを紹介します。

 同社はアメリカの企業ですが、中国工場で、パナソニックや韓国のLGのリチウムイオンバッテリーなどを搭載して格安のバッテリーを販売している会社です。

 お手頃価格の製品が多く、価格を重視する方に特に人気の機種です。


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 4・Anker PowerCore 20100
  ¥4,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量:20100mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約356g    
サイズ:幅166×高さ58×奥行22mm

 PowerCore 20100は、アンカーでも、よく売れている大容量バッテリーです。

 蓄電容量は、20100mAh です。

 ソニーの最上位機とほぼ同サイズです。スマホならば約4回分充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、356グラムです。

 ポート数が違うので単純に比較できませんが、ほぼ同容量のソニーが500gを超えていたことをふまえると、だいぶ軽いといえます。

 サイズは、幅166×高さ58×奥行22mmです。

 形状的には16cmほどの長さがある、相当横長なバッテリーです。

 ポート数は、こちらはUSBポートが2つ付属するモデルです。

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 出力は、 12W (5V 2.4A)です。

 この点ではSONYと同じですが、アンカーは、2ポートとも12W出力(総計4.8A)である点で、優位でしょう。

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 なお、アンカーは、PowerIQ 1.0という最大12Wを標榜する独自規格を標榜しています。

 これは、要するに「iOSやQCなどの充電規格に合致した」サードパーティ製のチップです。

 それらの規格に装えるので、12W(5V 2.4A)という規格上MAXのスピードで充電できると考えてください。

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 一方、アンカーは、VoltageBoostという、USBケーブルの抵抗値を調整する技術が使われます。充電速度についての信頼性についても下位機種以上です。


 Anker PowerPort 2
  ¥2,299 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 入力は、10W (5V 2A)です。

 速くも遅くもないですが、コンセント経由で10時間以上の充電時間です。

 USB用のアダプターは別売ですので、ご自宅にない場合は購入する必要があります。10W以上の出力が可能ならば、どの製品でOKです。

 ただ、スマホに初期付属している「サイコロタイプ」の小型アダプタは5Wの場合が多いので、その点は注意しましょう。

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 耐久性は、ソニーに比べての注意点です。

 アンカーは、米国企業ですが、中身のリチウムイオン電池は外部調達です。メーカー非公開ですが、LGなどからの調達のようです。

 そのようなこともあり、「繰り返し充電の可能回数が非公開」です。業界標準をふまえると500回程度と想定できますが、ソニーの半分の期間です。価格面と使用回数を勘案して比較する必要はあるでしょう。

 ただ、機械的な故障の場合18ヶ月の保証があり、安全面でもJIS規格に合致します。

 安全性は、大容量なモデルですが、例外的にサージ保護機能とショート防止機能などの安全機能が未搭載です。

 リチウムイオン電池は、小型化を突き詰めると安定性・耐久性が低まるため、できれば多重のプロテクトシステムがある機種を選びたいところです。アンカーにもそのような上位機種があります。

 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

 バッテリーを充電しながらのスマホの充電は無理です。

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 以上、PowerCore 20100の紹介でした。

 ソニーの20000mAhモデルと比べると、圧倒的に軽量である点、価格が安い点が「強み」です。一方、耐久面・パススルー機能に非対応である点などをふまえると、もう少し上位機が良い気もします

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 5・Anker PowerCore 20000 Redux
  ¥5,299 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 6・Anker PowerCore 15000 Redux
  ¥3,699 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約362g    
サイズ:幅170.0×高62.0×奥行22mm

 なお、蓄電容量・入出力が(ほぼ)同等で、形状が長細いPowerCore 20000 Reduxという製品もあります。

 人気のあった以前の形状の復活モデルとなりますので、好みでこちらを選んでも良いでしょう。蓄電容量がすこし少ない代わりに、269gとより軽量な下位機種もあります。


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 7・Anker PowerCore II 20000
  ¥5,499 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (5V 3A)  
本体重量;約369g    
サイズ:幅170.0×高62.0×奥行22mm

 PowerCore II 20000 も、PowerCore の中位モデルです。

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 蓄電容量は、20000mAh です。

 他機種と同じで、スマホ4回分のフル充電が可能です。

 本体の重さは、369グラムです。

 下位機種より多少重いですが、誤差の範囲でしょう。十分に軽いです。

 ポート数は、こちらも、USBポートが2つ付属するモデルです。

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 出力は、最大で18W (9V 2A)となります。

 Ankerは独自のPowerIQ 2.0と名付けるチップを採用します。これは、事実上、Android系のQuick Charge3.0に互換できるため、Android系は、理論上、この速度で電力供給が可能です。

 iOS系の場合は、スマホ・タブレット側に12Wのボトルネックがありますので、最大でもその速度でしょう。

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 Anker PowerPort ll PD
  ¥3,799 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 入力も、最大で18W (9V 2A)となります。

 そのため、充電時間は、5時間ほどで急速充電が可能です。その場合、PowerIQ 2.0出力に対応する充電器が必要で、価格は上述の水準です。

 耐久性は、下位機種同様に、耐久回数が明示されない点がネックです。もちろん、機械的な故障の場合18ヶ月の保証があります

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 安全性は、この機種については、温度管理などのマルチプロテクトシステムを搭載します。

 ショートなどの事故を未然に防げる点で、ソニーと同等です。アンカーの機種を選ぶ場合は、このような機能の搭載を表明する機種をオススメします。

 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

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 以上、PowerCore 20000IIの紹介でした。

 iOS系・Android系を問わず、(バッテリー自体に)高速に充電できる点が最大の魅力です。容量が大きなバッテリーは、充電に「気が遠くなるほどの」時間がかかります。

 しかし、PowerIQ 2.0の力で5時間を達成したこの機種は、相当な魅力があります。


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 8・Anker PowerCore Elite 20000
  (¥4,999) Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:3
入力 :10W (5V 2A)
出力 :20W (10V 6A)  
本体重量;約383g    
サイズ:幅159.0×高66.0×奥行27mm

 PowerCore Elite 20000 もは、PowerCoreシリーズ の中位モデルです。

 なお、執筆時現在のところ、「メーカー在庫切れ」でした。

 蓄電容量は、20000mAh です。

 最新スマホならば約4回分フル充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、383グラムです。

 ポート数は、3つです。

 複数台の充電には便利ですが、厚みは2.7cmですから形状的に「やや太め」となります。

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 電流出力は、10W (5V 2A)です。

 PowerIQ 2.0に非対応であり、高速充電には対応しません。ただ、3ポート合計で30W(5V 6A)ですから、同時給電時の速度低下がない点では安心感があります。

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 入力は、この機種の面白い部分で、最大で20W (5V 6A)となります。

 秘密は上図の様に2本のMicroUSBケーブルで充電するアイデアです。この場合、コンセント経由で6時間以内で充電が可能です。

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 Anker 24W 2ポート USB急速充電器
  ¥1,699 Amazon.co.jp(7/26執筆時)

 Micro USBケーブル2本は同梱されますから、アンカーの20W以上の出力な急速充電器を購入すると良いでしょう。

 耐久性は、耐久回数が明示されない点がネックです。

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 安全性は、サージ・ショート防止機構が付属し安心です。ただ、温度管理機能がないので、アンカーの最高性能ではなく、同社の最高安全性能であるマルチプロテクトシステムの名は冠していません。

 パススルー機能は、未搭載です。バッテリーを充電しながらのスマホの充電は対応しません。

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 以上、PowerCore Elite 20000 の紹介でした。

 3ポート給電がどうしても必要な方はこちらでしょう。充電時間も独創性のある工夫で短くできていて好印象です。ただ、安全性や出力については、PowerCore 20000IIのが優秀です。

 そのため、2ポートで十分なかたはそちらを選ぶべきでしょう。

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 9・AnkerAnker PowerCore 26800
 10・AnkerAnker PowerCore 26800
  ¥5,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量: 26800mAh  
ポート数:3
入力 :10W (5V 2A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量;約495g    
サイズ:幅168.0×高62.0×奥行22mm

 なお、アンカーからは3ポートモデルで蓄電容量が26800mAh とさらに多いモデルが販売されています。

 これについては、出力が15W(5V 3A)ですが、3ポート合計で30Wなので、複数台の充電において制限はかかるでしょう。

 容量が多い割に急速充電に非対応ですし、あまりオススメできません。


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 11・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:2
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g    
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

 PowerCore Speed 20000 PDは、アンカーの上位機です。

 蓄電容量は、この機種も、20000mAh です。

 最新のスマホならば約4回分充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、369グラムと、下位機種とほぼ同じです。

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 ポート数は、2つです。

 ただし、端子構成はUSB-CとUSB-Aという変則的な構成です。

 ただ、これは、高速充電に寄与します。

 出力は、USB-Cポートについて、最大で24W (9V 2.6A)です。

 スマホ・タブレットでここまで強力な電力に対応できるモデルはないので、最大でも18Wです。

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 Apple USB-C - Lightning 2m/MKQ42AM/A
  ¥3,953 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 いずれもスマホ側の対応が必要です。

 ただ、iOS系については、従来的なUSB-Aでの給電は最大12Wでした。USB-PDならばその制限は取り除かれるため、24Wで給電可能です。ただし、上記のUSB-C対応のライトニングケーブルは必要でしょう。

 なお、この機種は、スペック的にMacBook(12インチ)の充電もできます。

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 入力は、出力端子をかねるUSB-Cからの充電です。そのため、4時間で満充電です。

 USB-Cアダプタは本体に同梱なので、追加コストは最低限ですし、この部分は嬉しいです。

 耐久性は、一方で、やはり耐久回数が明示されない仕様です。

 安全性は、下位機種に比べると、温度管理テクノロジーを搭載した同社最高レベルのマルチプロテクトシステムですから安心です。

 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

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 以上、PowerCore Speed 20000 PDの紹介でした。

 Android系のハイスペック機のユーザーは、PowerCore II 20000で良いでしょう。ただ、iOS系は、USB-PDでないと12W以上の充電ができない点を考えると、この機種は「救世主」かもしれません。

 ケーブルの出費が許容できる方は、この機種が良いでしょう。

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 12・Anker PowerCore+ 26800 PD
   ¥9,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

重さ:580グラム
蓄電容量:26800WAh
最大電力:30W

 なお、このモデルの「大容量なモデル」として、PowerCore+ 26800 PDという機種もあります。

 ただ、容量的・重量的に「どう考えてもPC用」の製品なので、【MacBook対応のUSB-Cバッテリーの比較記事】の方で詳しく書いています。

4・RAVpowerのUSBバッテリーの比較

 つづいて、RAVPowerのモバイル電源の紹介です。

 米国に籍を置く中国系の「サンバレー」の販売するバッテリーです。新興メーカーですが、最近は、大手のデンキヤでも見かけることが多いですね。


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 13・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【黒】
 14・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【赤】
 15・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【青】
 16・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【白】
  ¥4,499 Amazon.co.jp (7/26執筆時)  

蓄電容量:22000mAh
ポート数:3
入力 :12W (5V 2.4A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約413g    
サイズ:幅165.0×高24×奥行70.0mm

 RP-PB052 は、RAVPowerが発売する製品では、最も容量の多い製品です。ソニー同様にリチウムポリマー電池を採用します。

 蓄電容量は、22000mAh です。

 おそらくライバルであるアンカーよりも2000mAh増やして「お得感」を出しています。スマホに4.4回はフル充電できる量です。

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 本体の重さは、約413gです。

 アンカーより重いですが、容量を考えた場合、大健闘です。

 ポート数は、USBポートが3つ付属するモデルです。

 出力は、12W (5V 2.4A)です。

 決して悪くないスペックですが、アンカーの上位機に比べると見劣りします。ただ、合計出力が29Wなので、3ポート利用しても速度が落ちない点は評価できます。

 なお、アンカーのPowerIQに対して、RAVPowerは、iSmart 2.0という技術を採用します。

 ただ、iOS系・Android系双方の高速規格をエミュレーションする他社製チップを搭載する点で、まあ同じです。ただ、ケーブル回線調整するVoltageBoostに相当する技術は、こちらは不採用ですね。

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 入力は、12W (5V 2.4A)です。

 容量が多いにもかかわらずコンセント経由で約10時間というのは、アンカーの(高額な)上位機を除けば優秀でしょう。

 パススルー機能は、未搭載です。

 バッテリーを充電しながらのスマホの充電は無理です。

 耐久性は、一方この機種については1000回と明示があります。リチウムポリマー電池の製造元は「iPhoneと同じ」という遠回しな表現となりますが、信頼性は一定程度担保されます。

 安全性は、パナソニック製スマート充電ICの採用を明言しており、ある程度期待できるでしょう。

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 以上、RP-PB052の紹介でした。

 入出力の点では、より性能面が期待できる機種がアンカーにあると言えます。

 しかし、リチウムポリマー電池を採用し、大容量の3ポート機の割に高さ2.4cmと薄い機種という点で存在感があります。どうしても3ポート欲しい方で、携帯性も重視したい場合は、選択肢となるでしょう。

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 17・RAVPower 20000mAh RP-PB006 【黒】
 18・RAVPower 20000mAh RP-PB006 【白】
  ¥2,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)  

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :10W (5V 2A) 
本体重量;約477g    
サイズ:幅172.0×高3.3×奥行12.4.0mm

 なお、同社からは、RP-PB006 という下位機種が販売されています。
 こちらはリチウムイオン電池ですが、バッテリーの生産メーカーが非開示であるほか、入出力が10Wと弱いです。基本的には上位機で良いと思います。

今回の結論
大容量USBモバイルバッテリーのおすすめ機種はこちら!

 というわけで、今日は、大容量なモバイルバッテリーを紹介しました。

  最後にいつものように、目的別Atlasのおすすめ機種!をあげておきます。


 第1に、Android系スマホ/タブレットユーザーにおすすめなのは

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 7・Anker PowerCore II 20000
  ¥5,499 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (5V 3A)  
本体重量;約369g    
サイズ:幅170.0×高62.0×奥行22mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★☆
4・総合評価  ★★★★★

 アンカーPowerCore II 20000でしょう。

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 スマホ4回分のフル充電できる容量を持ちつつ、369グラムと大容量なモデルの割に軽い点がまず評価できます。

 201811271820.jpg

 その上で、PowerIQ 2.0に対応するので、Quick Chargeなどの高速充電規格に対応できるチップを搭載するため、Android系スマホの場合、最大で18W (9V 2A)でのチャージが可能です。

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 Anker PowerPort ll PD
  ¥3,799 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 入力も、上記のPowerIQ 2.0に対応の急速充電器を利用すれば5時間ほどで急速充電が可能です。出張時や残業からの帰宅時など、(充電を忘れて)支給充電する場合なども便利でしょう。

 201811281103.jpg

 安全性は、バッテリーメーカーではないAnkerの場合重視するべき点です。

 その点でいえば、温度管理などのマルチプロテクトシステムを搭載し、同社の最高レベルですから、問題ないでしょう。


 第2に、iOS系スマホ/タブレットユーザーにおすすめなのは

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 11・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:2
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g    
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★★★
4・総合評価  ★★★★★★

 アンカーPowerCore Speed 20000 PDでしょう。

 201808181411.jpg

 本体の重さは、369グラムとこちらも携帯できるサイズです。

 201811280934.jpg

 その上で、USB-C PDによる充電に対応します。

 先述のように、iOS系にUSB-A端子で充電する場合、12Wのラインにボトルネックが生じます。

 しかしかしながら、USB-C PDを利用する場合最大で24W (9V 2.6A)です。iPhone8以降とiPad Proはこの方式に対応できますので、選ぶならばこれでしょう。

  201811271318.jpg

 Apple USB-C - Lightning 2m/MKQ42AM/A
  ¥3,953 Amazon.co.jp (7/26執筆時)

 専用のライトニングケーブルは必要ですが、導入する甲斐はあるでしょう。

 201811281138.jpg

 入力も、出力端子をかねるUSB-Cからの充電で、4時間で満充電です。アダプターも付属してお得感もあります。


 第3に、できるだけ低価格で大容量なモデルを選ぶ場合におすすめなのは、

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 13・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【黒】
 14・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【赤】
 15・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【青】
 16・RAVPower 22000mAh RP-PB052 【白】
  ¥4,499 Amazon.co.jp (7/26執筆時)  

蓄電容量:22000mAh
ポート数:3
入力 :12W (5V 2.4A)
出力 :12W (5V 2.4A)
本体重量:約413g    
サイズ:幅165.0×高24×奥行70.0mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★☆
3・充電の速さ 
★★★☆☆
4・総合評価  ★★★★☆

 米国RAVPowerが発売するRP-PB052 でしょう。

 ライバルのアンカーに比べて、22000mAh とやや容量が多い点、また、入力12W対応で、値段の割に、給電時間が短い点を評価しました。

 201808181603.jpg

 本体の重さは、約413gですが、3ポート機ですし許容範囲でしょう。

 出力も12W対応で、各OSの高速給電規格を装える、iSmart 2.0も対応で、問題ありません。

 201811281255.jpg

 なお、入力についてですが、スマホに付属する「コロコロ」したUSB電源アダプタは、たいてい5Wクラスです。

 201907261744.jpg

 RAVPower USB 充電器 2ポート 24W
  ¥1,499 Amazon.co.jp (7/26執筆時)  

 少なくとも1ポート12W出力可能な電源アダプタが必要ですから注意しましょう。

ーーー

 201811281006.jpg

 1・SONY サイクルエナジー CP-S20A
  ¥15,080 Amazon.co.jp
  (7/26執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:4
入力 :7.5W (5V 1.5A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約510g   
サイズ:78.0×138.0×30.6mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★☆☆
3・充電の速さ 
★★★☆☆
4・総合評価  ★★★★☆

 一方、4ポート必要な場合は、同じくリチウムポリマー電池を採用するソニーが選択肢となります。

 イベントなどの際の、緊急充電ステーションなど、わりと需要がありそうな気もします。この方式は、冬場に強いため、寒冷地にはとくに良いでしょう。

補足:USB充電ケーブルの選び方

 最後におまけです。

201807262223.jpg

 iPhoneユーザー向けの情報ですが、持ち歩く方は、強力なケーブルを別途購入することをオススメします。

 ライトニングケーブルの紹介 については、Atlasも色々実験しています。【こちら】の記事で特集してあります。よろしければご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回は、USBモバイルバッテリーの話でした。

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posted by Atlas at 17:02 | スマホ関連機器

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