比較2019'【高速/大容量】USBモバイルバッテリー19機のおすすめ・選び方

2019年10月26日

比較2019'【高速/大容量】USBモバイルバッテリー19機のおすすめ・選び方

【今回レビューする内容】2019年 超大容量で高速なUSBモバイルバッテリーの性能とおすすめ・選び方:20000mAh - アンカー RAVPower BluedotのUSBポータブルバッテリー違いとランキング

【比較する製品型番】Anker PowerCore 20100 PowerCore 20000 Redux 15000 Redux PowerCore II 20000 PowerCore Lite 20000 Elite Speed 20000 PD RAVPower RP-PB059 BLUEDOT BMB-PD201

今回のお題
タブレット対応の大容量USBモバイル電源のおすすめはどれ?
 

 どもAtlasです。

 今回は、2019年10月現在、最新の大容量USBモバイルバッテリーについての比較です。

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 スマートフォンタブレットの同時充電もできる大容量USBモバイル電源を紹介します。

 SONY・ANKERなどの製品を網羅しました。

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★★
4・総合評価  ★★★★★

 以下では、いつものように、各製品を比較していきます。

 その後、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasの「おすすめ機種」を提案していきます。

---

1・小型モバイルバッテリー
2・大容量モバイルバッテリー
3・USB-C対応PC向けバッテリー

 ただし、10000mA前後で考えている方は、1番の記事で対応します。一方、PC兼用で考えている方は、3番のリンク記事をご覧ください。

1・大容量バッテリーの選び方の基本!

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 モバイル電源は大容量機だけでもいろいろなモデルが売っています。

 そのため、購入には迷いますが、選ぶにあたって重要になってくるのは、「蓄電容量」・「充電速度」・「本体の重さ」という要素です。

 重要な部分ですし、順番に解説しておきます。

1・蓄電容量の多さ

 201910261438.jpg

 第1に、蓄電容量です。

 要するに、バッテリー量のことで、「何回充電できるか?」に関わってきます。

 例えば、蓄電容量が20000mAhのモバイルバッテリーを買う場合です。

・スマホ(2500mAh)
 =約4回のフル充電
・小型タブレット(5000mA)
 =約2回のフル充電
・中型タブレット(10000mA
 =約1回のフル充電

 単純に計算すると上図のようになるでしょう。

 しかし、実際は放電(=DCコンバーター変換時のロス)があるので、充電できる回数は、上に書いた数値の半分ほどです。

 そのため、今回の記事では、実際に充電できる回数を推定して書きます。

2・充電速度の強さ

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 第2に、充電速度です。

 これは、モバイルバッテリーの場合、「出力」(スマホ・タブレットへの給電速度)と「入力」(コンセントからバッテリーの充電速度)双方の要素を考慮する必要があります。


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iOS: 12W(5V 2.4A)
Android(QC3): 18W(9V 2A)
USB-C充電:15W(5V 3A)
USB-C PD充電:
18W (9V 2A)

 はじめに「出力」についてです。

 iOS系の場合、iPhone6以降、普通のUSB端子(USB-A)経由で最大12Wのパワーで充電できます。普通のスマホで約5時間。

 Android系の場合、後ほど詳しく説明するQC(クイックチャージ)に対応機する機種の場合、最大18Wの充電速度が得られます。 

 ただし、古いスマホや格安スマホの場合、(機種により)4.5W/7.5Wのパワーで充電します。

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 さらに、iOS系Android系双方とも、スマホ側がUSB-C PD規格対応の場合、理論上は最大100Wでの出力が可能です。

 もちろん、スマホ側のスペックの限界があるので、最大18W(9V 2A)とはなりますが、従来より、高速な充電が可能です。

 現状では、例えば、Android系では、Pixel 3・Xperia・Galaxy の最新機が、iOS系では、iPhone8以降のスマホと、最近のiPad については、この規格に対応します。 

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 【1メートル】

 Apple Lightning - USB-C 1m MQGJ2FE/A
  ¥1,818 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 ただし、iPhoneの場合、USB-CからLightningに変換するケーブルが必須です。


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QC3: 18W(9V 2A)
USB-C充電:15W(5V 3A)
USB-C PD充電:最大100W

 続いて「入力」(バッテリーの充電)についてです。

 こちらにつちえは、出力ほど、あまり注意を払わない方が多いです。

 しかし、バッテリーが上表のような規格に対応しない場合、5W(5V / 1A)・7.5W(5V・1.5A・10W(5V/2A)など、弱いパワーでの充電となります。

 大容量バッテリーの場合、対応しないと、フル充電までに10時間以上かかるため、重要視して良い部分です。

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 複数の規格がありますが、例えば、QC3.0(クイックチャージ3)や、その互換技術を利用する製品は、最大18Wの高速充電に対応します。

 さらに、USB-PD経由の充電に対応できる場合は、理論値では最大100Wの超高速充電に対応できます。

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 なお、今回の記事は、あくまでタブレット向けの中・軽量のモバイルバッテリーを紹介ですが、USB-PDに対応する製品もフォローします。

 しかし、高速なUSB-PD規格に対応する製品に「限定」して考えている方は、このブログの次回記事となる、【USB-PD対応バッテリーの比較記事】のほうが分かりやすいかもしれません。

3・本体の重さ

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 本体の重さは、モバイル前提の周辺機器ということで、最も重要な要素でしょう。

 中身の電池の種類(リチウムイオン・リチウムポリマー)の違いはありますが、基本的には容量が大きいほど、本体の重さは重くなります。

 個人的には、毎日持ち運ぶ場合は、少なくとも(スマホ2機分に相当する)400g以下の水準で留めるべきでしょう。

ーー

 以上3つの要素をふまえて、今回は、各社の大容量USBモバイルバッテリーを比較していきます。

1・アンカーの大容量バッテリーの比較

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 はじめに、アンカーのバッテリーを紹介します。

 同社はアメリカの企業ですが、中国工場で、パナソニックや韓国のLGのリチウムイオンバッテリーなどを搭載して格安のバッテリーを販売している会社です。

 お手頃価格の製品が多く、価格を重視する方に特に人気の機種です。


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 1・Anker PowerCore 20100 AK-A1271012
 2・Anker PowerCore 20100 AK-A1271021
 3・Anker PowerCore 20100 AK-A12710932
 4・Anker PowerCore 20100 AK-A1271092  
  ¥4,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量:20100mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約356g    
サイズ:幅166×高さ58×奥行22mm

 PowerCore 20100は、アンカーでも、よく売れている大容量バッテリーです。

 蓄電容量は、20100mAh です。

 スマホならば、約4回分充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、356グラムです。

 大容量バッテリーとして、だいぶ軽いといえます。

 サイズは、幅166×高さ58×奥行22mmです。

 形状的には16cmほどの長さがある、相当横長なバッテリーです。

 ポート数は、こちらは、USBポートが2つ付属するモデルです。

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 出力は、 12W (5V 2.4A)です。

 2ポートモデルは、片側のポートの出力が弱い機種もあるのですが、こちらは、2ポートとも12W)出力(総計4.8A)ですから、優秀です。

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 なお、アンカーは、PowerIQ 1.0という最大12Wを標榜する独自規格を標榜しています。

 これは、要するに、iOSの独自規格や、QCなどの業界の充電規格に合致させた、サードパーティ製のチップのことです。

 それらの規格に装えるので、12W(5V 2.4A)という規格上MAXのスピードで充電できる仕組みと考えてください。

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 一方、アンカーは、VoltageBoostという、USBケーブルの抵抗値を調整する技術が使われます。

 充電速度についての信頼性についても定評があります。

  201811270945.jpg

 Anker PowerPort 2 Elite
  ¥2,099 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 入力は、10W (5V 2A)です。

 速くも遅くもないですが、コンセント経由では、10時間以上の充電時間です。

 USB用のアダプターは別売ですので、ご自宅にない場合は購入する必要があります。10W以上の出力が可能ならば、どの製品でOKです。

 ただ、スマホに初期付属している「サイコロタイプ」の小型アダプタは5Wの場合が多いので、その点は注意しましょう。

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 耐久性は、他社に比べても十分です。

 同社は、日本でも比較的長期の販売を重ねており、信頼性については十分に増しています。

 パナソニックやソニーなど「中身の電池が作れる」日本企業がUSBバッテリー販売から撤退したこともあり、「大手メーカー製の安心感」を持つのは同社くらいです。

 なお、アンカーは「繰り返し充電の可能回数が非公開」ですが、機械的な故障の場合18ヶ月の保証があり、安全面でもJIS規格に合致します。

 安全性は、ただし、注意が必要です。

 なぜなら、同社の大容量なモデルとしては、例外的にサージ保護機能とショート防止機能などの安全機能が未搭載だからです。

 リチウムイオン電池は、小型化を突き詰めると安定性・耐久性が低まるため、できれば多重のプロテクトシステムがある機種を選びたいところです。

 実際、アンカーにもそのような上位機種があります。

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 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

 対応する製品は、バッテリーを充電しながらのスマホの充電も可能なのですが、こちらは対応できません。

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 以上、PowerCore 20100の紹介でした。

 日本で一定の販売実績があるメーカーの製品で、値段も安い製品です。

 ただ、さほど値段が代わらずに、充電性能・安全性能がより良い上位機が同社から発売されているため、現状では多少選びにくい機種です。

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 5・Anker PowerCore 20000 Redux
  ¥5,299 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 6・Anker PowerCore 15000 Redux
  ¥3,699 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :12W (5V 2.4A) 
本体重量;約362g    
サイズ:幅166.0×高65.0×奥行25mm

 なお、蓄電容量・入出力が(ほぼ)同等で、形状が長細いPowerCore 20000 Reduxという製品もあります。

 人気のあった以前の形状の復活モデルとなりますので、好みでこちらを選んでも良いでしょう。蓄電容量がすこし少ない代わりに、269gとより軽量な下位機種もあります。


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 7・Anker PowerCore II 20000 AK-A1260011
 8・Anker PowerCore II 20000 AK-A1260021
  ¥5,499 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (5V 3A)
本体重量;約369g    
サイズ:幅170.0×高62.0×奥行22mm

 PowerCore II 20000 は、アンカーのPowerCoreシリーズ の中位モデルです。

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 蓄電容量は、20000mAh です。

 他機種と同じで、スマホ4回分のフル充電が可能です。

 本体の重さは、369グラムです。

 下位機種より多少重いですが、誤差の範囲でしょう。十分に軽いです。

 ポート数は、こちらも、USBポートが2つ付属するモデルです。

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 出力は、最大で18W (9V 2A)となります。

 この機種については、Anker独自のPowerIQ 2.0というチップを採用します。

 事実上、Android系スマホに多く使われるQuick Charge3.0に互換するため、Android系は、理論上、この速度で電力供給が可能です。

 iOS系の場合は、スマホ・タブレット側に12Wのボトルネックがあります。

 そのため、この方式の充電の場合、最大でもその速度でしょう。

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 Anker PowerPort ll PD
  ¥3,299 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 入力も、最大で18W (9V 2A)となります。

 そのため、充電時間は、5時間ほどで急速充電が可能です。その場合、PowerIQ 2.0出力に対応する充電器が必要で、価格は上述の水準です。

 耐久性は、下位機種同様に、耐久回数が明示されない点がネックです。もちろん、機械的な故障の場合18ヶ月の保証があります

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 安全性は、こ温度管理などのマルチプロテクトシステムを搭載します。

 ショートなどの事故を未然に防げる点で、ソニーと同等です。アンカーの機種を選ぶ場合は、このような機能の搭載を表明する機種をオススメします。

 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

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 以上、PowerCore 20000IIの紹介でした。

 iOS系・Android系を問わず、(バッテリー自体に)高速に充電できる点が最大の魅力です。容量が大きなバッテリーは、充電に「気が遠くなるほどの」時間がかかります。

 その点で言えば、PowerIQ 2.0の力で5時間を達成したこの機種は、相当な魅力があります。

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 9・Anker PowerCore Lite 20000
  ¥4,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :10W (5V 2A)
出力 :15W (5V 3A) 
本体重量;約387g    
サイズ:幅155.0×高71.0×奥行25mm

 さらに、PowerCore Lite 20000は、これらのモデルの原型になった旧機種にあたります。

 出力が15Wと弱いほか、PowerIQ 2.0出力非対応なので、値段差を考えても、現状では選びにくい機種でしょう。


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 10・Anker PowerCore Elite 20000
  (¥4,999)Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:3
入力 :10W (5V 2A)
出力 :20W (10V 6A)  
本体重量;約383g    
サイズ:幅159.0×高66.0×奥行27mm

 PowerCore Elite 20000 もは、PowerCoreシリーズ の中位モデルです。

 なお、執筆時現在のところ、「メーカー在庫切れ」でした。

 蓄電容量は、20000mAh です。

 最新スマホならば約4回分フル充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、383グラムです。

 ポート数は、3つです。

 複数台の充電には便利ですが、厚みは2.7cmですから形状的に「やや太め」となります。

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 電流出力は、10W (5V 2A)です。

 PowerIQ 2.0に非対応であり、高速充電には対応しません。ただ、3ポート合計で30W(5V 6A)ですから、同時給電時の速度低下がない点では安心感があります。

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 入力は、この機種の面白い部分で、最大で20W (5V 6A)となります。

 秘密は上図の様に2本のMicroUSBケーブルで充電するアイデアです。この場合、コンセント経由で6時間以内で充電が可能です。

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 Anker 24W 2ポート USB急速充電器
  ¥1,699 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 Micro USBケーブル2本は同梱されますから、アンカーの20W以上の出力な急速充電器を購入すると良いでしょう。

 耐久性は、耐久回数が明示されない点がネックです。

 201811281119.jpg

 安全性は、サージ・ショート防止機構が付属し安心です。

 ただ、温度管理機能がないので、アンカーの最高性能ではなく、同社の最高安全性能であるマルチプロテクトシステムの名は冠していません。

 パススルー機能は、未搭載です。バッテリーを充電しながらのスマホの充電は対応しません。

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 以上、PowerCore Elite 20000 の紹介でした。

 3ポート給電がどうしても必要な方はこちらでしょう。充電時間も独創性のある工夫で短くできていて好印象です。ただ、安全性や出力については、PowerCore 20000IIのが優秀です。

 そのため、2ポートで十分なかたはそちらを選ぶべきでしょう。

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 11・AnkerAnker PowerCore 26800
 12・AnkerAnker PowerCore 26800
  ¥5,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量: 26800mAh  
ポート数:3
入力 :10W (5V 2A)
出力 :15W (5V 3A)
本体重量;約495g    
サイズ:幅168.0×高62.0×奥行22mm

 なお、アンカーからは3ポートモデルで蓄電容量が26800mAh とさらに多いモデルが販売されています。

 これについては、出力が15W(5V 3A)ですが、3ポート合計で30Wなので、複数台の充電において制限はかかるでしょう。

 容量が多い割に急速充電に非対応ですし、あまりオススメできません。


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 13・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:2
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g    
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

 PowerCore Speed 20000 PDは、アンカーの上位機です。

 蓄電容量は、この機種も、20000mAh です。

 最新のスマホならば約4回分充電ができるスペックです。

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 本体の重さは、369グラムと、下位機種とほぼ同じです。

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 ポート数は、2つです。

 ただし、端子構成はUSB-CとUSB-Aという変則的な構成です。

 ただ、これは、高速充電に寄与します。

 出力は、ポートごと異なります。

 第1に、USB-Cポートを利用する場合、最大で24W (9V 2.6A)です。

 ただ、スマホ・タブレットで使う場合は、スマホ側の限界があるので、最大で18Wです。

 第2に、USB-A経由で利用する場合、最大で10W(5V 2A)です。

 この機種にPowerIQ対応チップがないためですね。

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 【1メートル】

 Apple Lightning - USB-C 1m MQGJ2FE/A
  ¥1,818 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 【2メートル】

 Apple Lightning-USB-C MKQ42AM/A
  ¥3,953 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 結論的にいえば、USB-C端子を利用しないとかなり「意味の無い」製品です。

 また、iPhoneの場合、このスピードを得たい場合、上のようなUSB-C端子の付いたケーブルも必要です。

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 入力は、出力端子をかねるUSB-Cからの充電です。そのため、4時間で満充電です。

 USB-Cアダプタは本体に同梱なので、追加コストは最低限ですし、この部分は嬉しいです。

 耐久性は、一方で、やはり耐久回数が明示されない仕様です。

 安全性は、下位機種に比べると、温度管理テクノロジーを搭載した同社最高レベルのマルチプロテクトシステムですから安心です。

 パススルー機能は、この製品は未搭載です。

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 以上、PowerCore Speed 20000 PDの紹介でした。

 Android系のハイスペック機のユーザーは、PowerCore II 20000で良いでしょう。ただ、iOS系は、USB-PDでないと12W以上の充電ができない点を考えると、この機種は「救世主」かもしれません。

 ケーブルの出費が許容できる方は、この機種が良いでしょう。

ーーー

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 14・Anker PowerCore+ 26800 PD
   (¥9,999) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:26800mAh  
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A) 
本体重量:約580g
サイズ:約180 x 80 x 24mm

 なお、このモデルの「大容量なモデル」として、PowerCore+ 26800 PDという機種もあります。

 ただ、在庫切れがながく生産終了の可能性が高いですし、重さ的にもモバイル性がない製品です。

 そのため、こちらについて詳しくは、【PC対応のUSB-C PDバッテリーの比較記事】の方で詳しく書いています。

4・RAVpowerのUSBバッテリーの比較

 つづいて、RAVPowerのモバイル電源の紹介です。

 米国に籍を置く中国系の「サンバレー」の販売するバッテリーです。新興メーカーですが、最近は、大手のデンキヤでも見かけることが多いですね。


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 15・RAVPower 20100mAh RP-PB059
   ¥6,209 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20100WAh
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A) 
本体重量:372グラム
サイズ:約172 x 80 x 20mm

 RAVPowerRP-PB059 は、同社の売れ筋の大容量モバイルバッテリーです。

 バッテリー容量は、20100mAhとなります。

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 本体重量は、372gです。

 400g以下ですし、ある種許容範囲内でしょう。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートと、通常のUSBポートが2つあります。

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 出力は、ポートごと異なります。

 第1に、USB-Cポートを利用する場合、最大で30W (15V 2A)です。

 小型のノートPCも充電できる水準ですが、スマホ・タブレットで使う場合は、スマホ側の限界があるので、最大で18Wです。

 第2に、USB-Aポートを利用する場合、最大で12W(5V 2.4A)です。

 アンカーのPowerIQ 1.0と同様に、同社の互換チップのiSmart 2.0を採用するため、多少能力はあります。

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 RAVPower USB-C 充電器 45W 1ポート
   ¥4,299 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)  

 入力は、30W (15V 2A)です。

 30W出力に対応できる別売の専用充電器が必要ですが、大容量バッテリー特有の充電時間の長さに対策のあるのは美点です。

 保証期間は、アンカーと同じ、18ヶ月で、長期保証が得られます。

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 以上、RAVPowerRP-PB059 の紹介でした。

 30Wの出力は、スマホ・タブレット用としてはオーバースペックです。ただ、入力側の30Wは、充電時間の短縮につながるため、一定の魅力があります。

 専用充電器と合わせると1万円ほどの出費というのは難点ですが、導入する意味はあります。

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 16・RAVPower 26800mAh RP-PB058
   ¥6,999 Amazon.co.jp
(10/25執筆時)  

USB-PD:対応
蓄電容量:26800WAh
ポート数:2+1
入力 :30W (15V 2A)
出力 :30W (15V 2A)
本体重量:470グラム
最大電力:30W

 なお、同社からは、さらに大容量のRP-PB058という製品もあります。

 ただ、重さが500グラム近く、スマホ・タブレット用とは言えない製品です。

 そのため、詳しくは、【PC対応のUSB-C PDバッテリーの比較記事】の方で詳しく書いています。

4・BLUEDOTのUSB-PD対応機

 続いて、BLUEDOTのモバイルバッテリーの紹介です。

 こちらは、工場を持たない企業で、実際の製造は中国の協力企業となります。ただ、同社は、部品情報まで公開するため、それなりの信頼性が担保されます。


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 17・BLUEDOT BMB-PD201K [黒]
 18・BLUEDOT BMB-PD201W [白]
   ¥2,980 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A)
本体重量;約405g
サイズ:幅147×高さ68×奥行25mm

 BMB-PD201Kは、ブルードットが販売する大容量モバイルバッテリーです。

 容量からすると、かなりの割安価格なので人気です。

 バッテリー容量は、20000mAhとなります。

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 本体重量は、405gです。

 サイズ的には十分持ち運べますが、400gという1つの基準は超えており、重めです。

 接続端子は、USB-C端子が1ポートと、通常のUSBポートが2つあります。

 出力は、同社の製品も、ポートごと異なります。

 第1に、USB-Cポートを利用する場合、最大で18W (9V 2A)です。

 先述のように、USB-Cでつなげる場合、スマホ側の限界でいずれにしても最大で18Wですから、問題ありません。

 第2に、USB-Aポートを利用する場合も、最大で18W(9V 2A)です。

 この機種の場合、1ポートがQuick Charge 3.0互換なので、この速度が得られます。Android系の場合は嬉しいでしょう。

 ただし、iPhoneで利用する場合は、USB-Cポート経由でつなげないと、12Wに制限されるでしょう。

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 Anker PowerPort PD2
  ¥2,199 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 入力も、最大18Wです。

 なお、USB-C端子は出力用と共通です。

 充電器は別売です。純正がないため、他社製品を利用します。 

 保証期間は、一方、長期保証に非対応です。

 なお、安全性の面で多重保護に対応しますが、中身のバッテリー自体は、中国製の安価なものが調達され、このあたりで、コスパの良さを出している面はあります。

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 以上、ブルードットのモバイルバッテリーの紹介でした。

 スマホ・タブレット用として、出力・入力とも問題のないスペックです。重さも重めですが、「まあ我慢できる水準」でしょう。

 ただ、長期保証がないのが難点です。この部分は、安全性・故障可能性についての「メーカーの自信」を表す部分でもありますから。

 多重保護はあるにせよ、ややリスクは高めでしょう。

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 【2019年冬発売予定】

 19・BLUEDOT BMB-PDH202
   (¥4,980) Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+1
入力 :60W (20V 3A) 
出力 :60W (20V 3A) 
本体重量;約535g
USB-PD充電器:未付属
サイズ:幅175×高さ80×奥行23mm

 なお、同社からは、出力の点で、さらに強力なバッテリーも発売が予定されています。

 ただ、明らかにスマホ・タブレット用にはオーバースペックでしょう。

今回の結論
大容量USBモバイルバッテリーのおすすめ機種はこちら!

 というわけで、今日は、大容量なモバイルバッテリーを紹介しました。

  最後にいつものように、目的別Atlasのおすすめ機種!をあげておきます。


 第1に、主に、Android系スマホ/タブレットを使う方におすすめなのは

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 7・Anker PowerCore II 20000 AK-A1260011
 8・Anker PowerCore II 20000 AK-A1260021
  ¥5,499 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量: 20000mAh  
ポート数:2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (5V 3A)
本体重量;約369g    
サイズ:幅170.0×高62.0×奥行22mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★☆
4・総合評価  ★★★★★

 アンカーPowerCore II 20000でしょう。

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 スマホ4回分のフル充電できる容量を持ちつつ、369グラムと大容量なモデルの割に軽い点がまず評価できます。

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 その上で、PowerIQ 2.0に対応します。

 Quick Chargeなどの高速充電規格に対応できるチップなので、Android系スマホの場合、最大で18W (9V 2A)でのチャージが可能です。

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 Anker PowerPort ll PD
  ¥3,299 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 入力も、上記のPowerIQ 2.0に対応の急速充電器を利用すれば5時間ほどで急速充電が可能です。

 出張時や残業からの帰宅時など、(充電を忘れて)支給充電する場合なども便利でしょう。

 201811281103.jpg

 安全性は、バッテリーメーカーではないAnkerの場合重視するべき点です。

 その点でいえば、温度管理などのマルチプロテクトシステムを搭載し、同社の最高レベルですから、問題ないでしょう。


 第2に、主に、iOS系スマホ/タブレットユーザーにおすすめなのは

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 13・Anker PowerCore Speed 20000 PD
   ¥7,999 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

蓄電容量:20000mAh  
ポート数:2
入力 :30W (15V 2A)
出力 :24W (9V 2.6A) 
本体重量;約360g    
サイズ:幅166×高さ62×奥行22mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★★★
3・充電の速さ 
★★★★★★
4・総合評価  ★★★★★★

 アンカーPowerCore Speed 20000 PDでしょう。

 201808181411.jpg

 本体の重さは、369グラムとこちらも携帯できるサイズです。

 201811280934.jpg

 その上で、USB-C PDによる充電に対応します。

 先述のように、iOS系にUSB-A端子で充電する場合、12Wのラインにボトルネックが生じます。

 しかしかしながら、USB-C PDを利用する場合最大で24W (9V 2.6A)です。iPhone8以降とiPad Proはこの方式に対応できますので、選ぶならばこれでしょう。

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 【1メートル】

 Apple Lightning - USB-C 1m MQGJ2FE/A
  ¥1,818 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 専用のライトニングケーブルは必要ですが、導入する甲斐はあるでしょう。

 なお、純正は1メートルからですが、サードパーティ製で、10cm 70cmなど短めのUSB-C端子のLightningケーブルも出はじめています。

 詳しくは【Lightningケーブルの比較記事】で紹介しました。

 201811281138.jpg

 入力も、出力端子をかねるUSB-Cからの充電で、4時間で満充電です。

 やや高いように感じますが、高速充電ができる専用アダプターも付属していることをふまえれば、逆に安い気もします。


 第3に、できるだけ低価格で大容量なモデルを選ぶ場合におすすめなのは、

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 17・BLUEDOT BMB-PD201K [黒]
 18・BLUEDOT BMB-PD201W [白]
   ¥2,980 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

USB-PD:対応
蓄電容量:20000mAh  
ポート数:1+2
入力 :18W (9V 2A)
出力 :18W (9V 2A)
本体重量;約405g
サイズ:幅147×高さ68×奥行25mm

1・電池の容量 ★★★★★
2・本体の軽さ ★★★☆☆
3・充電の速さ 
★★★★☆
4・総合評価  ★★★★☆

 ブルードットが発売するBMB-PD201K [でしょう。

 先述のように「安い理由はある製品」ですが、それでも安さが目を引きますので。

 その上で、Android系のユーザーは、USB-A端子のQC3で、iOS系はUSB-C端子で、18Wで充電できる点、スペックも優れます。

 201811271207.jpg

 Anker PowerPort PD2
  ¥2,199 Amazon.co.jp (10/25執筆時)

 その上で、対応充電器を購入すれば、充電も高速化できますので、割と便利に使えると思います。

補足:USB充電ケーブルの選び方

 最後におまけです。

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 iPhoneユーザー向けの情報ですが、持ち歩く方は、強力なケーブルを別途購入することをオススメします。

 ライトニングケーブルの紹介 については、Atlasも色々実験しています。【こちら】の記事で特集してあります。よろしければご覧ください。

ーーー

 というわけで、今回は、USBモバイルバッテリーの話でした。

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posted by Atlas at 16:54 | スマホ関連機器

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