Top 炊飯器 比較2026'【美味しい】一升炊きの炊飯器55機のおすすめ・選び方(1)

2026年07月31日

比較2026'【美味しい】一升炊きの炊飯器55機のおすすめ・選び方(1)

【今回レビューする内容】2026年 一升炊きの大型炊飯器の性能とおすすめ:10合用・ IH・圧力IH・スチーム式: 機種の違いやランキング

今回のお題
美味しいご飯が炊ける10合炊き炊飯器のおすすめはどれ?

 どもAtlasです。

 今日は、2026年7月現在、最新の一升炊き炊飯器の比較です。

 「美味しく炊ける!」をキーワードに、加熱方式・内釜の質・食感調整・保温機能などの機能差に注意しながら、各機を分析しました。

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 なお、このブログ「モノマニア」には、炊飯器について次のような記事があります。

1・5合炊きの高級炊飯器の比較
 予算:4万円〜
2・5合炊きの格安炊飯器の比較
 予算:1万円〜
3・一升炊きの高級炊飯器の比較
 予算:4万円〜
4・一升炊きの格安炊飯器の比較
 予算:1万円〜
5・3合炊き小型炊飯器の比較
 予算:5千円〜
6・おすすめ炊飯器の選び方【まとめ】
 =選び方についての補足的な解説

 今回は、4回目の記事です。

 予算としては、4万円以内の予算でも、十分手に入る、8合〜10合炊きの大型炊飯器を比較します。

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 なお、3万円台を超える水準の「高級」な大型炊飯器は、3回目の記事こちら】で別に紹介しています。

 一升炊きサイズは、高級機と呼べる機種は、(5合炊きより)数が限定的ですが、よろしければ、そちらをご覧ください。

もちもち炊飯  ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み   ★★★★★
保温性能    ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 というわけで、以下では、いつものように各製品を紹介します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントからAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

1-1・家庭用炊飯器の選び方の基本!

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1・沸騰温度の持続性
2・加熱方式
3・内釜の素材と厚さ
4・ご飯の炊き分け機能
5・炊飯器のサイズ

 具体的な製品紹介にはいる前に、3万円代までの「炊飯器の選び方の基本」について、紹介しておきます。

 「低価格でも美味しく炊ける」炊飯器を選びたい場合、ポイントとなるのは、以上の4つの要素です。

 順番に解説しておきたいと思います。


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 第1に、炊飯器の沸騰温度の持続性です。

 炊飯機で美味しいご飯を炊くためには、炊飯の中盤行程で沸騰温度を長時間維持できること、そして、水の少なくなる終盤行程でも、釜内の高温状態を維持できることが重要です。

 そのために重要な装備はいくつかありますが、基本となるのはヒーターのパワーです。

 各社とも、パワフルなIHヒーターを全周に回したり(パナソニック)、独特のローテーションヒーターを採用したり(象印)、この部分に工夫を凝らします。

 また、ヒーターの熱を逃しにくく筐体の断熱性を高める工夫(三菱)や、沸騰水をこぼさず貯め戻す仕組みなど、ヒーターの力を逃さないための工夫も多いです。

 いずれにしても 「火力」が味の優劣を生みますので、今回は、こうしたヒーターの本数や種類に注目して比較します。


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 第2に、炊飯器の加熱方式です。

 これは、先ほどみた沸騰温度の持続性にも寄与します。

 しかし、むしろ、炊飯の味の方向性(個性)を決める要素と、Atlasは考えています。

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 覚えておくとよい「加熱方式」と「味の傾向」は、上表の4つです。

 方式別に得意とするの傾向は、(ざっくりですが)上表の通りです。

 マイコン式炊飯器は、格安機に多いです。

 底面に電熱線ヒータがあってそれが鍋を加熱する方式ですが、熱量やその均質性において、この方式で、美味しい炊飯は望めないです。

 選ばない方が良いので、今回は基本除外して比較しています。

 IH式炊飯器は、お米の銘柄の味がダイレクトでる方式です。

 硬めの炊飯が得意であるほか、(お米をいじらないので)お米の品質や銘柄の個性がストレートに出るので、銘柄の違いが楽しめます。

 安めの入門機を考えている場合、有力な候補です。

 ただ、例外はあるものの食感や堅さの炊き分けが苦手で、お米の粘りも出しにくいと言えます。

 圧力IH炊飯器は、ご飯の甘みや粘りをよく引き出せます。

 しかし、銘柄に関わらず同じような味になりがちで、個性を楽しみにくい、とも言えます。

 可変圧力IH式は、複数の圧力段階が表現できるので、食感の炊き分けがしやすいといえます。

 炊飯中盤で沸騰時間が持続しやすく、終盤も庫内を高温にしやすいので、高級機だと可変圧力を採用する企業が多いと言えます。

 他方式については、各製品を紹介する中で、詳しくふれたいと思います。


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 第3に、内釜の素材と厚さです。

 高級炊飯器は、内釜の部品代が本体価格の大部分を占めているものもあるほど、各メーカーは重要視しています。

 内釜の厚さは、中級機までの場合、とくに重要です。

 例外はありますが、厚ければ厚いほど、沸騰温度の維持や温度の均質性において有利であり、味の面でプラス作用があると考えてください。

 とくに、底面に火力が集中する機種は、釜底の厚みが重要になります。

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 内釜の構造や材質も、重要です。

 企業によって、本当の萬古焼の土鍋(タイガー)を採用したり、本当の炭から削り出した本炭釜(三菱)を採用し、かまど炊き、土鍋炊きのリアルな再現を目指す製品もあります。

 ただし、こうしたものは部品代が高く、(かなりレアケースですが)割れるので、採用は一部企業の上位機に限られます。

 他の企業は、金属を複合的に利用したり、中空構造を作ったり、外装コートを工夫し蓄熱性や熱伝導性を高めます。やはり、「かまど炊きや土鍋での炊飯」狙ったもので、目指すところは同じです。

 この部分は、とくにメーカー間の力の入れ方に差があるので、今回の記事では、釜の品質にも比重をおいてを置いて調査します。


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 第4に、ご飯の炊き分け機能です。

 炊飯器の多くは、「かためふつうやわらかめ」など、ご飯の堅さを指標にした炊き分けが可能です。

 高級機だと「しゃっきり」「もちもち」など食感系の指標も加わり、上図のように、立体的にご飯の炊き分けが可能な機種もあります。

 自分の好みのお米の「堅さ」「食感」が表現できる方は、炊飯器の炊き分け機能の有無を重要視するべきでしょう.。

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 一方、最近の高級な炊飯器は「どんなお米でも、希望通りの食感で美味しく炊けてしまう」傾向にあります。言い方を変えると、お米の銘柄本来の個性が分かりにくいともいえます。

 その部分で言えば、最近は「お米の銘柄ごとに炊き分ける機能搭載する機種が増えてきました。

 今回は、この部分も比較していきます。

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 以上、炊飯器の「選び方の基本」を紹介しました。

 今回は、これを基準としつつ、長時間保温機能・蒸気レス機能・お手入れの手軽さなど、利便性に関わる部分を含めて比較します。


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 第5に、炊飯器のサイズです。

 この部分は、「選び方の基本」というより、一升炊きを選んで良いか、という話になります。

 基本原則を言えば、一升炊きで5合以下の少量のご飯を炊くのと、5合炊きでそれを炊くのでは、後者の方が味がだいぶ良いです。

 炊飯器は、基本的に、その定格容量水準で美味しく炊けるように構造設計されているからです。

 電気代は大きく変わりませんが、毎日食べるものですし「来客に備えて大きめのものを」という選び方は基本的におすすめしません

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 そういう緊急時には、冷凍庫にご飯を小分けして保存しておくか、【炊飯土鍋の比較記事】で紹介したような、ガスコンロで炊飯できるものを予備に持っておくようなほうが、良いかと思います。

 少し小さなモデルの方が良い場合は【5.5合炊きの格安炊飯器の比較記事】をご覧ください。今回紹介するものと同じ価格帯の製品の紹介です。

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 以上、3万円台までの炊飯器の「選び方の基本」を4点紹介しました。

 今回は、これを基準としつつ、保温機能ほか、利便性に関わる部分などをみながら、各製品を比較していこうと思います。

1・一升炊き格安炊飯器の比較 (1)
 1-1:選び方の基本の説明【導入】
 1-2:パナソニック
 1-3:象印
 1-4:アイリスオーヤマ
2・一升炊き格安炊飯器の比較 (2)
 2-1:三菱電機
 2-2:タイガー
 2-3:東芝
3・一升炊き格安炊飯器の比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 今回は、以上のようなメーカー順で、各社の製品を紹介します。

1-2・パナソニックの炊飯器の比較

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 はじめにパナソニックの炊飯器です。

 同社は、「可変圧力炊飯」にこだわるメーカーです。「おどり炊き」というネーミングは、家電好きならば一度は聞いたことがあるでしょう。

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 なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記しています。



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 【2026年発売】

 1・パナソニック おどり炊き SR-N518E-K
 1・パナソニック おどり炊き SR-N518E-W
  ¥49,500 Amazon.co.jp (4/26執筆時)

 【2025年発売】

 2・パナソニック おどり炊き SR-N518D-K
 2・パナソニック おどり炊き SR-N518D-W
  ¥45,540 Amazon.co.jp (4/26執筆時)

炊飯方法:可変圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.2気圧
内釜素材:ダイヤモンドかまど釜
内釜厚さ:2.6mm
内釜保証:3年保証
保温機能:  
堅さ調整:3段階

 SR-N518Eは、パナソニックの炊飯器です。

 「おどり炊き」の愛称を持つ、同社の人気シリーズです。

 本機の場合、3万円台の水準を多少超えますが、10合対応では最も安い機種となるので、こちらで見ています。

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 旧機種が残ります。 

 2025年モデルは、形状が旧式で、外像上部に「取り外しふた」がありました。

 美観部分ほか、洗浄が必要なパーツが3点から2点に減りました。

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 一方、この「ふたパーツ」は、内部構造的に言うと、パナソニックが従来から「うまみ循環タンク」と呼ぶ構造でした。ケースには(簡易的な栓の役割をする)ボール弁が備えており、貯めた「おねば(デンプン質や甘み)を蒸らし行程でお米に戻す仕組みがあります。

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 2026年モデルは、本体側の凹みに「おねば」をためて還元する仕組みに更新され、機能名も「うまみ循環タンク(ふた内蔵)」と変わりました。

 同社の旧方式と違って別置の「タンク」ではなく、ボール弁もないですが、狙う効果は同じ上で、とくに、メンテが楽になりました。

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 結論的にいえば、基本的には旧機を含めて、基本的に、値段で決めてOKです。

 2026年機は確かに見どころのある改良がありましたが、先述のように、味重視ならば、旧機の仕様も悪くないように思います。

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 炊飯方式は、可変圧力IH式です。

 最大圧力は、従来機と同じ1.2気圧(約105℃)とみられます。

 一定の圧力をかけ続けるのではなく、各炊飯工程で、加圧・減圧の強さや速度を制御できるのが特長です。食感調整の幅を持たせやすく、粘りと硬さを調整しやすい上位方式といえます。

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 同社がとくに強調するのが「急減圧バルブ」です。

 炊き上げ前半には、加圧状態から圧力を一気に下げることで爆発的な沸騰を起こし、米を強く「おどらせ」ます。これにより、米粒の間に泡の通り道ができ、一粒一粒にムラなく熱を伝えます。

 「おどり炊き」の名前の由来はここにあります。

 一方、炊き上げ後半にはゆっくり減圧し、米粒同士の摩擦を抑えて、食感を損ねにくくします。

 こうした圧力制御により、ご飯の甘みや粘りを引き出します。「中はふっくら・もちもちで、外にはハリがある」仕上がりは、この部分の工夫にもよります(新制御おどり炊き)。

 また、一定圧力で炊くタイプがやや苦手とする「かため」のご飯も、上手に炊けます。

 圧力制御のほか、ふたに内蔵された「うまみ循環タンク(ふた)」も言及に値します。

 蒸気とともに上がった「おねば」を回収して釜へ戻し、ご飯の甘み成分を逃がしにくくする仕組みです。旧機のように独立した「蒸気ふた」として取り外す構造ではありませんが、狙う効果は同じです。その上で、洗う部品が減り、メンテナンス性が向上しました。

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 ヒーターは、大火力包み加熱(全面IH)という名称です。

 現行モデルでは段数表記はありませんが、メーカー資料の構成と旧機の仕様から、5段全面IHとみられます。

 IHヒーターだけで、釜底から側面まで5段に加熱できるのは、自社でヒーター部品を製造するパナソニックならではの強みです。

 他社は一般的にシーズヒーターを併用するため、同じ「」ではなく「」と表記します。この価格帯では、総合的な火力性能で優位といえるでしょう。

 消費電力は、1400Wとなります。

 1升炊きだとこの程度のモデルが多いです。

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 使われている釜は、厚さ2.2cmのダイヤモンドかまど釜です。

 名前は下位機種と同じですが、機能性は大きく変わります。

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 ステンレスとアルミに、中空セラミックスを組み合わせた多層構造です。ステンレスで発熱性、アルミで熱伝導性、中空セラミックスで蓄熱性と断熱性を高める設計です。

 この価格帯だと高価な銅や、陶器などの特殊な素材を使うのは難しいですし、本機のような中空構造をもつプレス釜は、費用対効果の部分でも良質に思えます。

 形状は、羽釜を模した構造で、釜全体を効率よく加熱する狙いがあります。底面には、沸騰時の泡立ちと対流を促すディンプル加工も加えられています。

 釜のコーティングは、本機も、遠赤ダイヤモンドハードコートです。

 内釜は3年保証が付きます。

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 ご飯の堅さは、かため・ふつう・やわらかめ・もちもちから選べます。

 同社の最高級機のように、硬さと粘り、あるいは「しゃっきり」と「もちもち」の指標を細かく分けて調整する仕様ではありません。

 ただ、値段からすれば十分でしょう。ただし、おこげには非対応です。

 一方、再加熱後もハリとやわらかさを保ちやすいように炊く「冷凍用ごはんコース」も備えます。

 このほか、すしカレー用、おかゆ(食感2種)、炊きこみの各モードがあります。

 2026年機では、ざる上げなしで炊ける「おこわコース」も搭載されました。

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 炊飯上の工夫では、「旨み熟成浸水」が注目点です(旧名」酵素活性浸水技術)

 約45〜55℃の温度帯で前炊きし、、甘味成分、うま味成分を引き出す技術です。ただし、本機では、食感「ふつう」コース時のみ働く機能です。

 炊飯器側で吸水を進めるため、事前に長時間水へ浸しておかなくても、米の甘みとうま味を引き出しやすいのが利点です。水温の低い冬場でも、吸水条件を安定させやすいでしょう。

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 なお、事前浸水を短くする工夫は、東芝の「真空ひたし」や、三菱電機の「超音波吸水」など、各社にもあります。パナソニックは、前炊き工程で加温しながら吸水させる方式で、メーカーは事前浸水不要としています。

 蒸らし工程も炊飯プログラムに含まれるため、実際の炊飯時間が「短くて済む」のが注目点です。

 ただし、事前に浸水した米は、炊飯ボタンを2回押して吸水時間を短縮するよう指示されます。浸水済みの米に通常の吸水工程を重ねると、やわらかくなりやすいためと考えられます。なお、予約炊飯では自動的に調整されます。

 洗米後すぐに炊く場合には便利で、忙しい世帯にはうれしい工夫です。一方、事前浸水しても特別な操作を必要としない東芝や三菱電機の方式に比べると、注意点は多めです。

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 金芽ロウカット玄米 2kg
  ¥2,500 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 健康米は、玄米・金芽ロウカット玄米の専用モードに加えて、麦ごはん雑穀米にも対応します。

 わりと充実します。

 ご飯の保温は、あまり高度ではありません。

 温度を制御しながら、ご飯の乾燥や変色を抑える「うるおい保温(24時間)」です。

 同社の上位機とは差があります。

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 お手入れは、毎回洗う必要があるのは、内釜とふた加熱板の2点です。

 ふた加熱板は凹凸が少なめで洗いやすく、食洗機にも対応します。


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 以上、パナソニックSR-N518Eの紹介でした。

 この価格帯の製品だけで言えば、甘く、ハリもあり、大粒なご飯が炊けるという部分で優秀と言えます。

 可変圧力式で食感の炊き分けも上手です。型落が十分安い場合はとくに候補に入れてよいでしょう。

 一方、弱めと言えるのは保温部分です。炊きたて以外のご飯の味にもこだわりたい場合は、保存時間に応じて、保存容器などを利用して冷蔵室・冷凍室へ移す必要があるでしょう。

1-3・象印の炊飯器の比較

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 つづいてに、象印の炊飯器を紹介します。

 同社の場合、比較的値ごろ感のある機種で「圧力式」があるのが特徴です。


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 【2025年8月発売】

 3・象印 極め炊き NW-VK18-BA
  ¥17,880 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2024年発売】

 4・象印 極め炊き NW-VJ18-BA
  ¥21,373 楽天市場 (7/30執筆時)

 (ホームセンター型番)

 5・象印 極め炊き NW-VR18-BA
  ¥18,370 楽天市場 (7/30執筆時)

 【2023年発売】

 (エディオン限定型番)23年モデル

 6・象印 極め炊き NW-VP18E3-BA
  ¥21,800 楽天市場 (7/30執筆時)

 7・象印 極め炊き NW-VE18-BA
  ¥20,990 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

炊飯方法:IH炊飯
圧力炊飯:
内釜素材:黒まる厚釜  
内釜厚さ:1.7mm
内釜保証:1年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:3段階

 NW-VK18は、象印の炊飯器「極み炊き」シリーズの入門機です。

 旧機が残ります。

 2024年機は、全製品とも、新機種と本体の性能は同じです。

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 2022-23年機は、パネル部分にバックライトがありました。 

 新機種は省略ですので、旧機の方が多少ですが、この世代の方が装備が良いです。

 その上で、エディオン系型番( NWVP10E3BA NWVP10E3WA)は、装備が少し良いです。オリジナル要素として「センターターボ」を追加搭載されるためです。

 このグレードは通常底面のIHコイルが1段ですが、2段にすることでお米の対流を促します。同社のIH炊飯器の上位品の技術で「本格ツイン対流」という機能名を付けています。

 そのかわり、価格は少し高めになります。

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 結論的にいえば、エディオン限定だけは少し装備がよいので、同じほどの値段ならばそちらが良いでしょう。あとは、どれでも良いですが、バックライトのある旧機の方がすこし豪華とは言えます。

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 炊飯方式は、IH炊飯です。

 象印というと圧力IH式のイメージがありますが、本機は一般的なIH炊飯器です。

 ヒーターの段数は、底面のIHヒーターが1段です。

 これに、胴ヒーターとふたヒーターを組み合わせ、釜全体へ熱を伝える構成です。

 底面以外は、普通のシーズヒーターでしょう。豪熱沸騰IHという名前が付きますが、火力はあまり強調できません。

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 使われている釜は、1.7mmの黒まる厚釜です。

 底面を丸くすることで、釜内の対流を促す形状です。

 ただ、厚さはさほどなく、上位機のような鉄器コートや高蓄熱素材などの工夫もありません。

 この部分は、割り引いて評価する必要があります。

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 ご飯の堅さは、かため・ふつう・やわらかめから選択可能です。

 圧力を使わないIH式なので、もちもちとした食感よりも、米粒のハリを感じやすい炊飯が得意でしょう。

 一方、熟成炊きメニューがあります。

 炊飯前の吸水時間を長く取り、米の芯まで水を浸透させることで、アルファ化を促し、甘みを引き出すコースです。

 健康米は、玄米・雑穀米・麦ごはんの各モードがあります。

 高級機と比べると、この部分にさほどのこだわりはありません。

 また、おこげご飯は、非対応です。

 ご飯の保温は、「うるつや保温」を搭載します。

 底センサーで保温温度を制御し、水分の蒸発を抑えながら、最大30時間まで保温する機能です。

 本機ほどの価格帯の製品として言えば、一定の工夫はあるほうです。

 お手入れは、簡単です。

 洗う必要があるのは、ご飯のお釜内ぶただけです。

 内ぶたは食洗機にも対応します。

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 以上、象印のNW-VK18の紹介でした。

 安めのIH炊飯器は各社から多く発売されていますが、「うるつや保温」によって最大30時間まで保温できる点は、他社機と比べた場合の見どころです。

 ただ、 象印は、どちらかと言えば、あとで見る圧力式に注力する企業なので、それと比べると、やや「平凡」に思えてしまう部分はあります。

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 【2025年9月発売】

 8・象印 極め炊き NW-QB18-BZ
  ¥28,600 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2024年発売】

 9・象印 極め炊き NW-QA18-BA
  ¥25,750 楽天市場 (7/30執筆時)

炊飯方法:IH炊飯  
圧力炊飯:
内釜素材:黒まる厚釜
内釜厚さ:1.7mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:3段階

 一方、2024年からNW-Qシリーズという新機種が出ました。

 炊飯方式は、本機もIH式ですが、一部の仕様は若干優れます。

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 こちらは、先述の大火力ユニットを備え「豪熱大火力」に対応するためです。

 炊飯中に生じる泡をふた側で処理し、吹きこぼれを抑えることで、高い火力を維持しやすくする仕組みです。

 また、同社のプレミアム炊飯メニューとなる「熟成炊き」にも対応します。

 ベビーごはんには非対応ですが、すしめし・おかゆ・玄米・雑穀米・麦ごはんなどの炊飯に対応します。

 おこげは非対応です。

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 結論的にいえば、現状の価格では、少し予算を追加すれば、次に見る象印の圧力IH式も選べます。

 今のところ、こちらも積極的な選択肢にはならないでしょう。


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 【2026年7月発売】

 10・象印 極め炊き NW-YD18-BA
  ¥44,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2025年9月発売】

 11・象印 極め炊き NW-YC18-BZ
  ¥39,570 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2024年発売】

 12・象印 極め炊き NW-YB18-BZ
  ¥39,261 楽天市場 (7/30執筆時)

 (ホームセンター向け型番)性能は同じ

 13・象印 極め炊き NW-YR18-BZ
  ¥34,645 楽天市場 (7/30執筆時)

 (Amazon向け型番)性能は同じ

 14・象印 極め炊き NW-YB18AM-BZ
  ¥37,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2023年発売】

 15・象印 極め炊き NW-YA18-BA
  ¥32,280 楽天市場 (7/30執筆時)

炊飯方法:圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.15気圧
内釜素材:黒まる厚釜
内釜厚さ:1.7mm
内釜保証:3年保証
保温機能:うるつや保温
堅さ調整:2通り

  NW-YD18は、象印の炊飯器「極め炊き」シリーズの中級機です。

 同時に、同社の圧力IH式では、入門クラスにあたる製品です。

 旧機が残ります。

 2025年機は、内ぶたを食洗機で洗えない点が、新機との主な違いです。

 2024年機は、25年機に対して性能差はないです。

 正確には25年から付属しゃもじの素材がバイオマスプラスチックに変わりましたが、その程度です。

 2023年機は、「オレンジくっきり液晶」を採用していました。

 この世代もバックライトはないですが、視認性はやや良かったと言えます。

 あとは、変わらないので以下では、新機種をベースに同時にみていきます。

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 外観は、Stan.シリーズに近い、スクエア型のフォルムです。

 フラットトップで、お手入れのしやすさを重視した形状でもあります。

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 炊飯方式は、圧力IH式です。

 下位機種はIH式炊飯式でしたが、この機種から「象印が得意」とする圧力炊飯になります。

 かけられる圧力は、しかし、最大1.15気圧です(104℃)。

 同社の上位機は最大1.3気圧なので、この部分は入門用です。

 圧力ボールなどの圧力の可変機構はなく、圧力調整装置と安全弁で圧力を制御します。

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 また、先述の「大火力ユニット」も備えます。

 炊飯中に発生する泡をふた部分で処理し、吹きこぼれを抑えることで、高い火力を維持しやすくする構造です。

 ヒーターの段数は、非公表です。

 底面のIHヒーターは多くても2段程度で、胴・ふた側をシーズヒーターで補う構成でしょう。

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 使われている釜は、象印では最もランクの低い「黒まる圧釜」です。

 釜の厚さは1.7mmで、こちらも先ほどと同じです。

 上位機のような、内釜の素材やコーティングに関する工夫もありません。

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 炊き分けは、白米コースに限っていえば、2通りです。

 しゃっきり・ふつうから選べます。

 圧力炊飯器は、基本的に、粘りとやわらかさを出しやすい方式です。本機も、ふつうで「もちもち・粘る」系に仕上がるため、「やわらか」の選択肢がなくても、問題はないでしょう。

 恐らく、本機は同社の上位機より最大圧力が低めなので、製品間の差異化を図る意味もあり、通常の白米は2通りにしていると思われます。

 ただ、すしめしモードは、しゃっきりよりもさらにかために仕上がります。これを含めると、公式上の「炊き分け圧力」は3通りです。

 もっとも、すしめしを含めても、粒感を残したかための炊飯は不得意です。そうした食感が好きな方には、より相性のよい機種がほかにあるでしょう。

 あとは、おかゆや、炊きこみご飯メニューが目立つ程度です。

 おこげご飯は非対応です。

 このほか、時間をかけ蒸気を加減して炊飯するコース(蒸気セーブ)はありますが、味は落ちるでしょう。通常より時間をかけて吸水させ、ご飯の甘みを引きだす「熟成炊き」は本機も対応です。

 IH式と同じ機能名ですが、粘りと甘みは、それ以上に強く出やすいでしょう。

 雑穀系は、玄米、麦飯・雑穀米の各メニューがあります。

 ただし、この部分にさほど力を入れた構成ではなく、雑穀米などの食感調整もできません。

 ご飯の保温は、こちらも30時間の「うるつや保温」が搭載されます。

 底部の温度センサーで保温温度を調整し、水分の蒸発を抑える機能です。

 このグレードでは、性能は良いと言えます。

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 お手入れは、毎回洗う必要があるのは、内釜と内ぶたセットの2点です。

 内ぶたには圧力ボールがないため、圧力IH式としては凹凸が少なめです。最近は各社ともこのタイプが増えました。

 26年機以降は、内ぶたを食洗機でも洗えます。

 安全性は、通常の使用方法を守る限り、過度に心配する必要はありません。

 お肉などを柔らかくする「圧力鍋」は(だいたい)1.7気圧以上です。

 それと比べると炊飯器は「ごく低圧」です。もっとも、圧力機器には違いないため、圧力調整装置や安全弁に米粒などを詰まらせないよう、内ぶたの手入れは必要です。味の部分でもそう言えます。

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 以上、象印のNW-YD18の紹介でした。

 格安な圧力IH炊飯器ですが、圧力の高さや内釜の仕様など、価格相応の部分も目立ちます。

 できれば、より上位の機種の方がよいでしょう。


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 【2025年9月発売】

 16・ 象印 極め炊き NW-BB18-BZ
  ¥44,000 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2024年発売】

 (通常型番)

 17・ 象印 極め炊き NW-BA18-BA
  ¥42,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 (エディオン型番)

 18・ 象印 極め炊き NW-BH18E4-BA
  ¥37,800 楽天市場 (7/30執筆時)

 【2023年発売】

 19・ 象印 極め炊き NW-CB18-BA
  ¥47,800 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

炊飯方法:圧力IH(圧力炊き分け対応)
圧力炊飯:1.3気圧
内釜素材:鉄器コート黒まる厚釜
内釜厚さ:1.7mm
内釜保証:1年保証
保温機能:極め保温
堅さ調整:49通り

  NW-BB18は、象印の圧力IH炊飯器の中位機です。

 旧機種が残ります。

 25年モデルは、「白米急速」より短時間で炊ける「白米特急」が加わりました。

 0.5合〜4合に対応し、1合なら約16分で炊飯できます。

 24年モデルは、「白米特急」がない以外、炊飯に関する主な機能はほぼ同じです。

 23年モデルは、冷凍後の再加熱に適したご飯に炊く「冷凍ごはん」メニューがない点が違います。

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 結論的にいえば、年度による大きな性能差はありません。値段の安い方で決めてOKでしょう。

 あとは変わりませんので、以下は、新機種をベースに説明を続けます。

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 炊飯方式は、圧力IHです。

 本機は、「7通りの炊き分け圧力」として、メニューに応じて圧力の強さと加圧時間を調整します。

 ただし、象印はこれを「可変圧力式」とは呼んでいません。

 後ほど見る他社方式のように、急減圧による対流を炊飯に利用するものではないため、今回は「圧力IH(圧力炊き分け対応)」と区分しました。

 IHヒーターの段数は、非公表です。

 ただ、旧機の仕様を参考にすれば、IHヒーターは2段で、ふたヒーターを含め、総計「4重」の全面加熱でしょう。問題ないです。

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 使われている釜は、 鉄器コート黒まる厚釜です。

 1.7mmの釜で素材を含めて1つ上でみた下位機と同じです。

 ただし、釜の外面にIH加熱と相性のよい鉄をコーティングすることで、発熱効率を高め、炊きムラを抑える工夫があります。

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 ご飯の堅さは、49通りの選択肢が可能です。

 「かたさ」指標と、「粘り」指標をそれぞれ7段階で調整する仕組みです。

 また、前回炊いたご飯について、「かたすぎた」「粘りが弱かった」などの感想を入力すると、その結果を次回の炊飯に反映する「わが家炊き」にも対応です。

 いずれにしても、米の堅さや粘りにこだわりがある人には、特にオススメできます。

 健康米玄米の通常炊飯と熟成炊き、麦ごはんの2コース、雑穀米の3コースに対応します。

 「茶色系」のご飯に関するメニューは、このクラスになると充実します。

 普通のご飯についても、先述の「熟成炊き」のほか、すしめし・おこわ・おかゆ・炊き込みご飯・蒸気セーブなどに対応します。

 普通のご飯も、先述の「熟成炊き」ほか、すしめし・おこわ・おかゆ・炊き込みご飯や、先述の蒸気セーブなどに対応します。

 一方、おこげご飯は、炊きこみを含めて非対応です。

 ご飯の保温 は、極め保温を搭載します。

 底(温度)センサーで温度を見張り、水分の蒸発を抑えながら、最大40時間まで保温する機能です。

 制御的には、人工知能AIとふた開閉センサー(うるおいセンサー)がご飯の残量を推測して、底部の火加減を調整する仕組みです(保温見張り番)。

 この価格帯の製品としては、割と充実しています。

 お手入れは、毎回洗う必要があるのは、内釜内ぶたの2点です。

 蒸気口セットがないため、圧力IH炊飯器としては掃除しやすい機種といえます。

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 以上、象印の NW-BB18の紹介でした。

 内釜の質は、ライバル機と比べると「そこそこ」です。

 ただし、最大1.3気圧の圧力機構と、ふたヒーターを含む全面加熱の作用で、特に粘りや甘みのあるご飯が好きな場合は、堅実な性能が期待できます。

 内釜の質はライバル機に比べると「そこそこ」です。ただ、1.3気圧の圧力機構と、全面加熱の火力の作用で、特に「粘る系・甘い系」のご飯が好きな場合、堅実な性能は期待できます。

 そのうえで、49通りの炊き分けと、最大40時間の極め保温に対応するため、この価格帯の製品としては総合性能が高いほうです。

 保温については、東芝にも独自性があるため、比較は必要です。しかし、炊き分けの細かさでは、象印が優れます。

 圧力炊飯器らしい「甘く、粘りのある」ご飯が好きで、さまざまな炊き加減を試したい人には、オススメできる機種です。

1-3・アイリスオーヤマの炊飯器の比較

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 つづいて、アイリスオーヤマの炊飯器を紹介します。

 同社は2016年から炊飯器事業への参入ですが、特徴ある機種を出しています。


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 【2021年発売】

 20アイリス 銘柄炊き RC-IK10-B
  ¥21,220 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

 【2025年発売】

 (廉価版)銘柄炊き・9通りの炊き分け・低糖質など非対応)

 21アイリス 銘柄炊き RC-IKB30-B
  ¥11,800 楽天市場 (7/30執筆時)

内釜素材:極厚火釜

 【2021年発売】(在庫限り)

 22・アイリス 銘柄炊き KRC-IK10-T
  ¥21,780 楽天市場 (7/30執筆時)

 23アイリス 銘柄炊き RC-IKB10AZ-B
  ¥11,452 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

内釜素材:極厚銅釜

炊飯方法:IH式炊飯
圧力炊飯:
内釜厚さ:3mm
内釜保証:なし(本体のみ1年)
保温機能:
堅さ調整:9通り+40銘柄炊き

  RC-IK10などは、アイリスオーヤマのIH式炊飯器です。

 なお、後発のRC-IKB50などは、形状がほぼ同じ廉価版です。

 銘柄炊きと、かたさ・食感を組み合わせる9通りの炊き分けには非対応で、白米の炊き分けもの3段階のみです。麦飯・おこわ・低糖質などのメニューも省略されます。その分安いですが、比較する場合は注意してください。

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 一方、在庫限りで残るKRC-IK10は、極厚銅釜採用のプチ上位機です。

 素材的に熱伝導性が期待できるため、同じほどの価格ならば優先しても良いです。

 あとは同じなので、以下では、RC-IK10をベースに紹介を続けます。

 202010211154.jpg

 炊飯方式は、IH方式です。

 ヒーターは、底面とふた側に1つずつ配置した上下IH方式です。

 上下から釜全体を均一に加熱することで、炊きムラを抑える構成です。

 底面からの加熱だけでなく、ふた側からも加熱することで、釜内の温度差を抑え、炊きムラを少なくする構成です。

 この構造を採用した詳しい理由は公表されていません。

 ただ、アイリスオーヤマは翌2021年、釜全体の温度差を抑えて水の対流を減らし、米を「おどらせない」ことで、米同士の摩擦による損傷を防ぎ、粒立ちをよくするという炊飯思想を明確に打ち出しました。

 パナソニックの「おどり炊き」とは正反対の考え方で、実質的な批判とも受け取れる、当時としては注目された見解です。

 本機に、その設計思想が直接反映されているかは不明です。ただ、上下から釜全体を均一に加熱し、温度差を抑える方向性には、後に同社が示した考え方と共通する要素があります。

  202409222315.jpg  

 使われている釜は、3mm極厚火釜です。

 アルミニウムとステンレスのプレス釜です。

 ステンレス層をIHで発熱させ、熱伝導性のよいアルミニウム層で釜全体に熱を広げる、IH炊飯器では一般的な構成です。

 ただし、一般的な炊飯器より厚みを持たせることで、ある程度の蓄熱性も確保している部分は目を引きます。

 コートは、内面はフッ素加工ですが、遠赤コートなどの付加加工はありません。

 この部分でいえば、底面IHとふたヒーターによる加熱と、内釜の厚みに重点を置き、そのほかの要素をコスト面の理由で削った構成に見えます。

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 ご飯の堅さは、調整可能です。

 3通りの「かたさ系」の指標と、3通りの「食感系」の調整が可能です。

 組み合わせとしては、9通りの炊き分けが可能です。 

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 銘柄炊き分けも、対応です。

 格安な炊飯器では、比較的早い時期からこの機能を搭載していたシリーズです。

 操作パネルでは、「こしひかり・あきたこまち・つや姫・ゆめぴりか・ひとめぼれ・ヒノヒカリ」の6種類から選びます。

 メーカーは40銘柄に対応するとしていますが、そのほかの銘柄は、性質の近い代表6銘柄のいずれかに振り分けて炊く仕組みです。

 説明書には、各銘柄でどのモードを選ぶかが示されていますが、実質的には6系統の炊き分けといえます。炊き分けとの併用もできません。

 そのほか、炊き込みご飯・おかゆ・おこわの各メニューがありますが、おこげご飯は非対応です。

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 健康米は、麦飯・玄米・雑穀米のほか、低糖質というモードがあります。

 低糖質メニューは、通常より多くの水分を米に含ませることで、同じ重量のご飯に含まれる糖質を約10%減らす仕組みです。最大2.5合まで炊飯できます。

 もっとも、ご飯の水分比率を高める仕組みなので、通常炊飯よりやわらかく、味も薄く感じやすいでしょう。

 ご飯の保温は、内釜・内ぶた・蒸気口キャップです。

  お手入れ は、3点の掃除は必要ですが、手入れはさほど難しくありません。

 一方、製品保証は1年ですが、内釜のコーティングは消耗品として保証対象外です。

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 以上、アイリスオーヤマのRC-IK10などの紹介でした。

 物価高のなか、IH式としては比較的値ごろ感を保っている機種です。

 保温機能と内釜コーティングの保証には課題がありますが、厚さ3mmの内釜を採用するほか、底面IHとふたヒーターによる加熱など、性能面での個性も見られます。

そのうえで、9通りの食感調整と40銘柄の炊き分けに対応するため、炊き分け機能の充実度でも他社機と勝負できている機種です。

ーーー

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 【2021年発売】

 24・アイリスオーヤマ 炊飯器 RC-ME10-B
  ¥14,177 Amazon.co.jp (7/30執筆時)

炊飯方法:マイコン炊飯
圧力炊飯:
内釜素材:極厚火釜
内釜厚さ:
内釜保証:1年保証
保温機能:
堅さ調整:

 なお、これらの製品も、アイリスオーヤマの一升炊きです。

 しかし、こちらは、 火力が期待できないマイコン式炊飯器です。選ばない方が良いでしょう。


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 【2021年発売】

 25・アイリスオーヤマ RC-PD10-B
  ¥19,402 Amazon.co.jp
(7/30執筆時)

炊飯方法:圧力IH炊飯
圧力炊飯:1.25気圧
内釜素材:極厚火釜
内釜厚さ:3mm
内釜保証:なし(本体のみ1年)
保温機能:
堅さ調整:9通り+銘柄炊き

  KRC-PD50などは、アイリスオーヤマの圧力IH炊飯器です。

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 炊飯方式は、圧力IH方式です。

 かけられる圧力は、最大1.25気圧(約105度)です。

 通常のIH炊飯器に比べて、ふっくらとして粘りのあるご飯を炊くのが得意な方式です。

 この方式を採用する炊飯器としては、かなり安めと得ます。

 ヒーターは、底面のIHヒーターと、ふた側のIHヒーターを組み合わせた構成です。

 先ほど書いたように、近年のアイリスオーヤマ気は、上と下にIHヒーターを配置して挟む形式に、変更しているようです。

 使われている釜は、極厚火釜です。

 ステンレスとアルミニウムを組み合わせた一般的なプレス釜で3mmの厚さです。

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 ご飯の堅さは、かたさ系と食感系を組み合わせて、9通りから選べます。

 銘柄炊きにも、対応します。

 ただし、前にみたIH式と同じく、銘柄ごとに独立した炊飯モードがあるわけではなく、性質の近い代表的なモードに振り分ける簡易的な仕組みです。

 そのほか、おむすび・カレー・丼・すし飯・冷凍ご飯など、用途に合わせた専用メニューも備えます。

 健康米は、玄米・麦飯・雑穀米などに対応します。

 通常のお米の糖質を落とす、低糖質炊飯も対応です。

 本機も、おこげご飯には非対応です。

 ご飯の保温は、引き続き、弱い部分です。

 特別な保温機能はありません。

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  お手入れ は、内釜・内ぶた・蒸気口セットの3点です。

 内ぶたには調圧弁や蒸気口フィルターがあるため、非圧力式に比べると手間が増えます。他社の圧力IH炊飯器は構造が単純化してきていますが、本機は、内ぶたにやや突起が多い構造です。

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 以上、アイリスオーヤマのRC-PD10の紹介でした。

 上で書いたような課題はありますが、この価格帯で圧力IH式を採用し、厚みのある内釜と複数の炊き分けを組み合わせた点は、高く評価できます。

 仕様面でいえば、この価格帯のなかでは「そつがない」製品ともいえるでしょう。

次回の予告
1升炊き炊飯器のおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、中級クラスまでの1升炊きの炊飯器の比較の1回目記事でした。

 しかし、記事はまだまだ「続き」ます。

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2・一升炊き格安炊飯器の比較 (2)
 2-1:三菱電機
 2-2:タイガー
 2-3:東芝
3・一升炊き格安炊飯器の比較 (3)
 3-1:最終的なおすすめの提案【結論】

 続く2回目記事こちら】では、ここまで紹介できなかった各社の機種を追加で紹介します。

もちもち炊飯  ★★★★★
しゃっきり炊飯 ★★★★★
ご飯の甘み   ★★★★★
保温性能    ★★★★★
手入れの手軽さ ★★★★★
総合評価    ★★★★★

 その後、最終回となる3回目記事こちら)では、安めの1升炊きの炊飯器全機種から、目的別・予算別に最もオススメでできる機種を選定していきます!

 引き続きよろしくお願いします。

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 18:09 | 炊飯器



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