【今回レビューする内容】2026年 肌に優しいフィリップス回転式シェーバーの価格・性能・評判とおすすめ・選び方・機種の違いや口コミランキング: Philips S5000 S7000 S9000 Prestageシリーズなど
【評価する製品型番】フィリップス 3000シリーズ S3882/00 S3881/00 3000Xシリーズ X3001/00 X3051/00 2000シリーズ S2882/00 S2885/00 S2881/00 S2883/00 1000シリーズ S1885/00 S1881/00 S1882/00 S2883/00 フィリップス 5000シリーズ S5889/10 S5880/10 S5898/10 S5882/10 S5587/16 S5889/60 S5880/60 S5882/60 S5882/66 5000Xシリーズ X5007/00 X5006/00 5012/05 X5006/05 S5445/03 7000シリーズ S7886/50 S7885/50 S7887/50 S7882/51 S7886/10 S7885/10 S9000シリーズ S9986/50 S9980/50 S9987/59 S9980/30 S9986/30 9985/30 S9000プレステージ SP9841/32 SP9840/32 i9000シリーズ X9001/05 X9002/05 X9002/10 X9001/20 X9002/20 X9000/30 X9002/30 i9000プレステージ ウルトラ XP9402/21 XP9404/21 XP9404/36 XP9405/49 XP9404/49 XP9205/05 XP9203/32 ほか
今回のお題
フィリップスのシェーバーのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今回は、2026年1月現在、最新のフィリップスのシェーバーを比較します。
同社のシェーバーは肌への優しさにおいて他社の追随を許さない定評があります。
今回は、1万円以下で買える安めのシリーズから、2025年から展開開始で同社の「最上位」シリーズまでひろく見ていくつもりです。

1・フィリップスシェーバーの比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
1-2:1000・2000・3000・3000X シリーズ
=優しく剃れる入門機
1-3:5000・5000X シリーズ
=値ごろ感のある標準機
1-4:7000 シリーズ
=肌に優しい中級機
1-5:S9000・S9000 Prestige
=深剃りできる上位機
2・フィリップスシェーバーの比較 (2)
2-1:i9000・i9000 Prestige・Ultra
=小型ヘッドの高級機
2-2・ 最終的なおすすめの提案【結論】
記事では、はじめに「選び方の基本」を説明します。
その上で、上図のように製品をグレード分けしながら、入門機から順番に解説していきます。
肌の優しさ ★★★★★
シェーブ速度 ★★★★★
深剃り対応 ★★★★★
くせ毛対応 ★★★★★
清潔性 ★★★★★
おふろ剃り ★★★★★
総合評価 ★★★★★
そして、最後の結論編では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・ラムダッシュ5・6枚刃シェーバー
2・ラムダッシュ3枚刃シェーバー
3・ブラウンの高級シェーバー
4・ブラウンの格安シェーバー
5・フィリップスのシェーバー
6・マクセルイズミのシェーバー
7・防水・風呂ぞり対応シェーバー
8・トラベル用・携帯用シェーバー
9・おすすめシェーバーまとめ【結論】
なお、今回の記事は、このブログのシェーバ比較記事全体としては、その5回目記事として書きました。
1-1・Philipsシェーバーの選び方の基本

日本市場でシェアが多いシェーバーはオランダのフィリップスほか、ドイツのブラウンのほか、日本のパナソニックがあります。
フィリップスは、大手3社では唯一回転式を展開する企業です。
・パナソニック(往復式)
深剃りと肌の優しさのバランス
シェービング速度は速め
稼働音の大きめ
・フィリップス(回転式)
肌に最も優しい
深剃りとシェービング速度は課題
稼働音の静かさ
・ブラウン(往復式)
深剃りとクセ髭に強い
シェービング速度は速め
肌へのやさしさが課題
フィリップスの製品は、同価格帯の製品同士で比べる場合、他社より「肌に優しい」な製品を展開している部分が個性です。

実際、同価格帯の製品同士で比べると、最も「肌に優しい」製品は同社の製品である場合が多いと言えます。
同社は、大手3社の中では唯一の回転式です。
この方式だと肌に対して均一に刃があたるので、「肌を優しくなでるような感覚」でカットできます。往復式は、どうしても「押し当てて、引っ張って切る」ことになるので、高級機を除けば、多かれ少なかれ、ここが課題になります。
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静音性もフィリップスの良い部分です。
往復式は、毎秒1万回を超えるレベルで短い往復運動を繰り返すので振動で耳障りな騒音が同視しても生じます。往復式は、一定方向に、一定速度で回るだけなので、振動由来の騒音がほとんど出ないからです。
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刃の耐久面も優秀です。
回転式の場合、回転するたびに内刃が外刃に当たって磨かれます。そのため、耐用年数内においてですが、往復式よりも、当初の切れ味の劣化が少ないと言えます。
加えて、しっかり洗浄液などで潤滑して使う場合、耐久面も伸ばしやすい(傷みにくい)性質があります。

メンテ性も、良いです。
フィリップスの場合、回転刃への定期的なオイル滴下は不要です(キワゾリ刃除く)。回転式の利点で、オイルなしで摩擦しない設計にしています。実際、ウェットシェービング後のメンテ時も不要というのは、大手3社だと同社だけでしょう。
もっとも、洗浄機付きモデルは洗浄液が潤滑剤入りです。摩擦、摩耗を防ぐという効果も示されるため、潤滑は無意味というわけでもないようです。
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一方、方式的に課題と言えるのは、深剃りの徹底度と、シェービング時間です。
とくに深剃りは伝統的にフィリップスの弱」と言われてきました。
しかし、近年は、刃とヘッドの改良で、これらの部分を高度に解決した上位機が現れています。このブログで同社の製品の調査をはじめた10年前とはだいぶ「状況が変わった」といえます。

例えば、フィリップスの上位機の場合、深剃りについて肌下マイナス0.08mmとの数字を出します。中級機でも肌下0mmですので、ほぼ剃りきれるという値です。
実際、深剃り自慢のブラウンの最上位機は「肌下マイナス0.01mm」に止まりますので、注目するべき数字です。
もちろん、計測基準が統一されない「宣伝上」の話です。しかし、「宣伝であってもそう言える状況」になったとも言えます。
実際、上位機同士だと、往復式に及ばないにせよ、ほぼ「見劣りしない切れ味」とAtlasも感じる場合が多いです。

同社の場合、一部の例外を除けば「肌の優しさ」を優先しつつ、こうした部分を高めています。
例えば、上位機で「深剃り」を強化した機種は、それに見合う「肌の優しさ」に関する新技術を追加している感じです。
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結論的にいえば、細かく強度を調整できる機種もいくつかありますし、「肌負けしがち」な方、あるいは「肌ケア」を優先したい方で、「できるだけ」深剃りや早剃りをしたいという方向性だと、マッチする場合が多いと言えます。
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以上、フィリップスシェーバーの「選び方の基本」として、同社シェーバーの一般的な特徴についてまとめました。
こうした点をふまえながら、ここからは、入門機から高級機へという順番で、フィリップスのシェーバーについて具体的に説明していきます。
1-2・入門機シリーズの比較

はじめに、フィリップスのシェーバーの中では格安のラインになる3000Xシリーズと3000シリーズ・1000シリーズを紹介します。
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なお、以下の記事では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。

〈2023年モデル〉
(通常型番)
1・ フィリップス 3000シリーズ S3882/00
¥7,122 楽天市場 (1/4執筆時)
(Amazon限定型番)
2・ フィリップス 3000シリーズ S3881/00
¥9,350 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:コンフォートカット刃×3
ヘッド: 6Dフレックスヘッド
音波洗浄機:なし
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
S3882/00などは、フィリップスの3000シリーズの入門機です。
同社を代表するエントリークラスの回転式です。
複数の機種があります。付属品を含めて仕様は同じです。色だけの違いなので、価格と色の好みで決めてOKです。

シェービングに関する技術は、「3つの回転刃を搭載する回転式」を採用します。
合計27枚刃(1つあたり9刃×3ユニット)で毎分5.6万回カットする本機の仕組みを、同社は「パワーカット刃」と呼んでいます。
機能的にも、入門機ながら、上位機同様に自動研磨システム搭載なので、切れ味の持続性は期待できます。また、低ニッケル含有率で(素材的に)低刺激で皮膚に優しい「低アレルギー性サージカルステンレス刃」ですので、安全です。
回転刃は、替刃の呼び方としては「コンフォートカット刃(SH30/51)」です。
刃のスリットが滑らかなのが特徴で、肌あたりの優しさ重視になります。ただし、深剃りやくせ毛カットは、上位機ほどには工夫がない刃とも言えます。

曲線部(あごまわり)は、ヘッドの可動性も仕上がりに影響します。
本機は6Dフレックスヘッドを採用しています
名称上は旧機の「4Dフレックスヘッド」より可動自由度が増えていますが、メーカーは軸のカウント方法を公表していないため、6Dが具体的にどの方向の動きを指すのかは断言できません。
ハンドル側は固定構造で、可動するのはヘッドユニット側です。
構造としては、回転刃ユニットの上下方向のフロート(沈み込み)、回転刃ユニット自体の前後・左右へのわずかなしなり(ローカルフレックス)、さらに回転刃ユニットとハンドルとの接合部に、顔のカーブに合わせてヘッド側がわずかに角度を変えられる程度の遊びを持たせた構造を示すものだと思います。
いずれにしても、次から見ていくような上記と違って、大きく首を振る構造ではありません。
とはいえ、この価格クラスの製品としては、アゴ周りなど曲線部の追随性は、他社同級のリニア式と比べても、十分に質は良いです。
なお、同社の回転式は、いわゆる「ヘッドロック」は全機種とも未搭載です。往復式と違って、肌に密着させて、滑らせながら使う方式なので、ロックが逆効果になる場合が多いからでしょう。

肌の優しさは、方式的にも優しいですが、さらに「センシティブモード」の切り替えもできます。
そのほか、マイクロビーズコーティングの言及も見られます。同社の上位機も採用する工夫です。
ヘッドのリング部に極小の丸みを帯びた凹凸を付けることで、肌の一部だけが刃にあたるのを防ぐとともに滑りやすくすることで、「肌のヒリつき」を軽減するものです。
これによる摩擦低減効果は以外と高いので同社が大事にしている工夫です。

お風呂剃りは、対応です。
同社のシェーバーは、一部の廉価版や旅行用を除けば、最上位機種まで防水性を持ちます。泡フォームを使ってもOKです。
充電時間は、1時間の急速充電が可能です。
5分の急速充電で1回分のパワーを緊急的に充電も可能です。電池残量は、1段階表示ながら、ランプによる充電督促もしてくれます。
ただし、USB充電式です。
本体側は充電端子で、その反対側がUSB(USB-A)端子になります。充電器は未付属ですが、5Wなのでお持ちの(古い)スマホで使っていたものでも問題ないです。
内蔵電池は、ニッケル水素電池です。
上位機採用のリチウムイオン電池と異なり、充電量が少なくなるとパワーが落ちるほか、修理までの電池寿命(繰り返し充電回数)も短いです。
トリマー刃(キワゾリ刃)は、一方、未付属です。
もみあげの処理などをしたい場合は、やや注意でしょう。
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以上、フィリップスのS3882/00などの紹介でした。
1万円以下で買える「肌に優しい」シェーバーとして評価できます。
シェービング速度や深剃り面は同価格帯の他社のリニア式が優秀ですが、肌あたりや、曲線部分のそり味は、入門機として及第点です。
その点で今後見ていく上位機の「エッセンス」はこのグレードでも感じますし、お買得感は感じました。もちろん、上位機は、回転式固有の利点を伸ばしたり、欠点を潰したりような上位の工夫はあるとは言えます。
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なお、本機の下位機にあたる製品がいくつかあります。
違いを順番に確認しておきます。

〈2023年モデル〉
(通常型番)45分稼動
3・ フィリップス 3000X X305 X3051/00
3・ フィリップス 3000X X305 X3052/00
3・ フィリップス 3000X X305 X3053/00
¥6,186 楽天市場 (1/4執筆時)
(Amazon限定型番)40分稼動
4・ フィリップス 3000X X305 X3001/00
¥5,980 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
(特定店向け型番)40分稼動
5・ フィリップス 3000X X305 X3002/00
5・ フィリップス 3000X X305 X3003/00
¥7,128 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:コンフォートカット刃×3
ヘッド: 4Dフレックスヘッド
音波洗浄機:なし
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
第1に、3000Xシリーズです。
「3000シリーズ」弟分的な位置づけです。
複数の型番がありますが、本機も流通ルートと色の違いです。
一部型番は、表記上の稼働時間が5分短い代わりに、多少安めになります。電池容量は非開示なので、(この程度の時間差ならば)実際は同じかもしれません。
どれでも良いでしょう。

形状は、こちらは従来のPhilipsのヘッドに近い構造です。
新機種を「モダン」とするならばやや「クラシック」です。
ただ、キワゾリ刃は付属です。

シェービング技術は、刃の部分は現行機と同じです。
ヘッドは、一方「4Dフレックスヘッド」となり2軸落ちます。
本機も、ヘッドユニット(刃の部分)がフロート(浮き沈み)と上下左右の(少し)動きは確認できます。
追随性も良いですが、先述のように6Dとの違いは明示的ではないですし、曲線部分のそり味に、決定的な差は感じません。
肌の優しさは、マイクロビーズコートと、センシティブモードが不採用です。
この部分ではやや差が見られます。
あとは、大きく違いません。
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結論的にいえば、流通ルートにもよりますが、新機種とそこまで大きな価格差は付いていません。
新機種は、「肌の優しさ」や「曲線部のそり味」という同社の「売り」の部分の改良の言及もありますし、今選ぶならば、先ほどの製品でしょう。
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〈2025年モデル〉
(ブルー・グレー・ネイビー)
6・ フィリップス 2000シリーズ S2882/00
6・ フィリップス 2000シリーズ S2885/00
¥4,980 楽天市場 (1/4執筆時)
6・ フィリップス 2000シリーズ S2881/00
¥7,700 ヨドバシカメラ (1/4執筆時)
(ダークブルー)
7・ フィリップス 2000シリーズ S2883/00
¥4,480 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:コンフォートカット刃×3
ヘッド: 6Dフレックスヘッド
音波洗浄機:なし
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
第2に、2000シリーズです。
冒頭に見た3000シリーズと同時発表された下位機です。
なお、1000シリーズはそのまた下位機です。
こちらは、ヘッドが浮き沈み(3Dフローティング)のみの廉価版です。充電も8時間となです。曲線部分のそり味が悪いので、こちらはおすすめしません。
一方、2000シリーズは、複数ありますが、性能はどれも同じです。
S2883/00だけ他機と若干形状が変わりますが、性能差はないです。
シェービング技術は、25年発売の3000シリーズと同じです。
同じコンフォートカット刃で、ヘッドも6Dフレックスヘッドです。
一方、電源残量表示がない仕様で、充電時期が読めない仕様です。
その上で、バッテリー持続時間が35分と短いです。
肌の優しさは、一方マイクロビーズコートと、センシティブモードが不採用です。
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結論的にいえば、2000シリーズは、稼働時間が短い上で、残量表示がない部分で使い勝手が悪いです。
緊急時の充電は5分ですが、ニッケル水素電池は、残量が少ないとパワーが落ちる点を含めて、おすすめしがたい仕様です。
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〈2025年モデル〉
(グレー・ブルー)
8・フィリップス 1000シリーズ S1885/00
8・フィリップス 1000シリーズ S1881/00
¥4,950 楽天市場 (1/4執筆時)
(グリーン)Amazon限定
9・ フィリップス1000シリーズ S1882/00
¥4,200 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
(ダークブルー)
10・ フィリップス 1000シリーズ S2883/00
¥4,600 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:コンフォートカット刃×3
ヘッド: 6Dフレックスヘッド
音波洗浄機:なし
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
第3に、1000シリーズです。
回転刃が3つのモデルだと、同社最安のシェーバーです。
ただ、本機はヘッドが浮き沈み(3Dフローティング)のみです。充電も8時間です。
曲線部分のそり味が悪いので、こちらはおすすめしません。
1-3・中級機の5000シリーズの比較

つづいて、5000シリーズの紹介です。
性能面では、3000シリーズと同様に入門シリーズとも言えますが、そり味に関しては、一部でより上位の技術が搭載されます。

〈2023年モデル〉
【ポーチのみ】
(通常型番)
11・フィリップス 5000 S58 S5889/10【黒/青】
11・フィリップス 5000 S58 S5880/10【青】
¥11,998 楽天市場 (1/4執筆時)
(ビック系型番)
12・フィリップス 5000 S58 S5898/10 【黒】
12・フィリップス 5000 S58 S5882/10 【青】
¥11,800 楽天市場 (1/4執筆時)
(特定量販店向け型番)
13・フィリップス 5000 S58 S5885/10【青】
13・フィリップス 5000 S58 S5881/10【茶】
¥20,680 楽天市場 (1/4執筆時)
(Amazon限定)鼻毛・耳毛トリマー付
14・フィリップス 5000 S58 S5587/16 【グレー】
¥12,390 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:スティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
フィリップスのS5000シリーズは、同社の中級ラインです。

流通ルートでかなり数がありますが、色以外は同じです。
ただ、S5587/16だけは付け替え式の「鼻毛・耳毛トリマー」が付きます(左図)。
専用設計の製品とは若干駆動が違うのですが、オマケとしては「豪華」です。お持ちでない方は良いでしょう。
あとは、同じなので同時に見ていきます。

シェービングに関する技術は、下位機より硬度です。
回転刃は、「スティールプレシジョン刃(SH71/51)」です。
こちらは、合計45枚刃(1つあたり15刃×3ユニット)です。
3000シリーズのコンフォートカット刃(27枚刃)より多いため、主に、カット速度の強化(毎分9万カット)を狙っています。
上位の7000シリーズも採用する「上級」の刃になります。

ヘッドは、360-Dフレックスヘッドです。
3000シリーズと同じで、3つの回転刃それぞれがバネでわずかに沈み込む構造があります。その上で、ハンドル上部のジョイントで、ヘッド全体が360°向きを変えられる構造にしています。
ヘッドの稼動で「大ざっぱ」にあわせたあと、刃の浮き沈みで肌に密着させることで、曲線部分のそり味を高める仕組みです。
操作性が格段に良くなるため、シェービングの時短にも貢献する工夫です。

肌の優しさは、ヒゲ密度感知システムが採用です(SkinIQテクノロジー)。
ヒゲの濃さにあわせて強度を自動調整する仕組みで、各社とも上位機で採用があります。
本機は250回/秒のセンシング回数です。上位機より少ないですが、実際十分です。
一方、マイクロビーズコーティングの記載がないほか、刃の部分には、「肌への優しさ」に関わる上位の工夫はないです。
ここは、後ほど紹介する7000シリーズとの違いです。
シェーバー用の洗浄機は、未付属です。
お風呂剃りは、対応です。

充電時間は、1時間の急速充電対応です。5分での急速充電もできます。
電池は、下位機種とちがいリチウムイオン電池です。
電池残量がなくなるまでパワフルで、壊れるまでの繰り返し充電回数も多いものです。充電督促のためのランプ(3段階)もしっかりあります。
端子はUSB方式になりました。
USB-A形状で5Wなので、スマホの充電器で十分です。完全充電で50分の駆動です。

キワゾリ刃は、一体型のポップアップトリマーが付属です。
同社の場合、上位機はヘッドとの交換式ですが、本機はこの方式です。
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以上、フィリップスの5000シリーズの紹介でした。
下位機種と比べると、深剃り、くせ毛対応とシェーバとしての本質部分で下位機種と差があります。シェービングにかかる時間もそれに応じて短くて済むでしょう。
一方、「肌への優しさ」も工夫は多いですが、ここを重視する場合、7000シリーズもあわせて検討してください。
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〈2023年モデル〉
【ポーチのみ】
(通常型番)
15・フィリップス 5000 S58 S5889/60 【黒/青】
¥14,800 楽天市場 (1/4執筆時)
15・フィリップス 5000 S58 S5880/60 【青】
¥15,169 楽天市場 (1/4執筆時)
15・フィリップス 5000 S58 S5882/60 【青】
¥23,100 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
(鼻毛・耳毛トリマー付)
16・フィリップス 5000 S58 S5882/66 【青】
¥14,800 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:スティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:付属
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
なお、5000シリーズは、洗浄機が付属するモデルも展開されます。
本機も複数の型番がありますが、付属品と本体色以外は同じです。

洗浄機は、ただし「洗浄専用」です。
乾燥や充電はできない「「クイッククリーンポッド」です。
動力も、シェーバーのモーターを利用する方式ですので、単純に「洗浄剤がはいった容器」と考えてください。
洗浄自体は1分間で洗浄完了です。終わったあとは放置して自然乾燥です。ただ、洗面所の状況によっては「乾ききらない」ことはありますので、冬場は外して日陰で乾かします。

【3個入り】
クリーンポッドカートリッジ CC13/51
¥2,209 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
クリーニング液は、消耗品です。
1週間に一度の利用で3ヶ月、毎日だと1ヶ月で使い切りです。3個入りなので、1個で600円ほどです。週1での利用ならば、他社の洗浄機を「毎日」使うのと同程度です。
洗浄液は、一方、アルコールフリーです。他社は強力なアルコール殺菌を使うため、「肌の優しさ」を重視する重視する同社らしい仕様です。
また、潤滑剤入りです。先述のように、同社の回転刃はの注油不要ですが、こちらで潤滑する場合、刃の滑りがよくなり、刃の寿命もやや延びるといえます。
一方、他社同様「レモンの香り」でマスキングはしますが、防腐剤入りですので雑菌由来のトラブル(ニオイ)の報告はないです。発売から長期間経ちましたが、この部分への不満もユーザーからあがっていません。
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結論的にいえば、中性洗剤での手動洗浄は、一回で済まない場合が多いです。しっかり毎週「洗う」のは実際的に難しいことをふまえると、この仕様の洗浄機でも「導入意義」はあると思います。
また、同社の刃は(肌の油分だけで)注油不要の仕様ですが、潤滑剤は刃の摩耗を抑え寿命を一般的に伸ばす効果も期待できます。乾きにくい冬場などは(まあ)出して日陰で干しておけば良いでしょう。
ただ、この手のものは「毎朝手入れし立ての感覚」で使えるのが良いところです。同社の推奨する「1週間に一度の利用」だとそれは味わえない点で言えば、ランニングコストは課題でしょう。

〈2023年モデル〉
(トリマーなし)
17・フィリップス 5000X X50 X5007/00
¥8,480 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
18・フィリップス 5000X X50 X5006/00
¥8,980 楽天市場 (1/4執筆時)
(トリマーあり)
19・フィリップス 5000X X500 X5012/05
¥9,146 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
20・フィリップス 5000X X500 X5006/05
¥9,563 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:マルチプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
Shaver 5000X シリーズも、フィリップスが展開するシェーバーです。
5000シリーズの「ジュニア」ラインです。形状をふくめて若者向けに訴求した製品と言えます。

2系統ありますが着脱式のトリマーの付属の有無だけの違いです。
本機もポップアップ式のキワゾリ刃はないので、欲しい場合はそちらです。

シェービング技術は、5000シリーズとやや異なります。
回転刃は、「マルチプレシジョン刃(SH50/51)」です。
切れ味は5000シリーズ採用のスチールプレシジョン刃に近いです。くせ毛を持ち上げてカットしていくスーパーリフト&カット方式なので、カット方法も同じです。
しかし、その旧型にあたるので、刃の数が45枚ではなく(入門機の)3000シリーズのパワーカット刃と同じ27枚刃です。
そのため、深剃りとカット速度の部分でやや下位といえます。

肌の優しさは「マイクロビーズコーティング」の工夫があります。
先述のように、丸みを帯びた小さなビーズを刃の外周に配置することで、肌滑りを良くするとともに、肌の一部にだけ刃が強くあたって傷つけないよう、刃と肌の接触を均等にするための工夫です。
3000シリーズでも採用でしたが、こちらは1㎠あたり約10万個と密度も公開されます。また、20%の摩擦低減効果との説明も加えられています。
ヘッドは、360-Dフレックスヘッドです。
5000シリーズと同じです。
ヒゲのセンシング機能(SkinIQ)の言及がないです。
洗浄機は、未付属です。
お風呂剃りは、対応です。
充電時間は、1時間の急速充電対応です。
こちらも、USB充電(5W)です。
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以上、 5000Xシリーズの紹介でした。5000シリーズの下位機種と考えるのが妥当です。
刃の違いでカット効率が劣るほか、SkinIQがない部分で「肌の優しさ」への配慮もイマイチです。「マイクロビーズコーティング」はこちらだけとはいえ、この点で、総合的に5000シリーズを上回る工夫であるとは言えないでしょう。
あまり値段が変わらない状況ならば、基本的に5000シリーズが良いでしょう。一方、「肌の優しさ」を重視する場合は、次に見る7000シリーズが良いと思います。
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〈2022年モデル〉
21・フィリップス S5445/03
¥7,980 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
〈2021年モデル〉
22・フィリップス S5444/03
¥7,580 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:マルチプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:なし
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
そのほか、5000シリーズは、2021年に特定店向けに出たS5444/03というモデルがあります。

ヘッドは、同じ360-Dフレックスヘッドです。
刃は、5000Xシリーズと同じマルチプレシジョン刃(SH50/51)」です。
形状は、一方、5000シリーズに近い「クラシック」形状です。
一方、本機もヒゲの濃さを検知するSkinIQとキワゾリ刃も省略です。
また、電池もニッケル水素電池です。
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結論的にいえば、特売用の廉価版とみるべきシリーズです。
ただ、3000シリーズに比べると、ヘッドの可動性が良く刃も1つ上位です。外観がやや旧式ですが、性能を優先する場合はこちらが良いでしょう。
1-4・肌に優しい7000シリーズの比較

続いて、フィリップスのシェーバーでは、(ある部分では)最上位機以上に「最も肌に優しい」といえる7000シリーズを紹介していきます。

〈2023年モデル〉
(ケースのみ)
23・フィリップス 7000 S7886/50【黒】
¥17,999 楽天市場 (1/4執筆時)
24・フィリップス 7000 S7885/50【黒/青】
¥18,300 楽天市場 (1/4執筆時)
25・フィリップス 7000 S7887/50【クロム】
¥17,370 楽天市場 (1/4執筆時)
(鼻毛・耳毛トリマー付)
26・ フィリップス 7000 S7882/51 【青】
¥19,800 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:スティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:付属
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
7000シリーズは、フィリップスの上級機です。
5000シリーズに比べて「肌の優しさ」の部分により注目した製品と言えます。

複数の製品がありますが、こちらも色以外は、付属品が異なるだけです。
通常はケースのみですが、耳鼻トリマーが付く製品があります。

シェービング技術は、「肌への優しさ」の部分でより高度です。
ヘッドは、本機も 360-D フレックスヘッドです。
回転刃は、スティールプレシジョン刃です。
これらの部分は、5000シリーズと同じです。
しかし、本機は次の2点において、「肌への優しさ」がより優れます。

第1に、スキンプロテクションテクノロジーです。
マイクロビーズでスキングライドコーティングをすることで、肌と摩擦が起こりにくくなっています。
先述のように、肌の一部だけに刃があたってダメージ(ヒリつき)を生じさせないための工夫になります。備えることで、肌あたりが均一になり、すべりも良くなります。
この工夫は、下位機でも見られました。しかし1㎠あたり約25万個とより高密度です。25%の摩擦低減効果とのことです。

第2に、「ヒゲ密度感知システム」です。
こちらは5000シリーズにはあり、逆に5000Xシリーズにはなかった機能性です。
ヒゲ量センサー(Power Adapt センサー)が250回/秒の検知間隔でパワー調整するものです。

第3に、パーソナルシェービングプランです。
これは、下位機種に類似機能がなかったと言えます。
スマホを利用して肌に合わせたプランを選択できるモードです。
肌の弱いかた用に「ノーマル肌、敏感肌、超敏感肌」の3段階で調整できます。
使ってみて「ヒリついた」場合は、モードを変更すればよいでしょう。
このほか、内蔵のシェービング動作検知センサー(モーションセンサー)を用いて、効率的なシェービングの「アドバイス」を貰える機能もあります。

【3個入り】
クリーンポッドカートリッジ CC13/51
¥2,209 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
シェーバ洗浄機は、全機種とも付属です。
洗浄機はこちらも、充電ができない洗浄だけの「クイッククリーンポッド」です。1分で洗浄が終わり、後は自然乾燥させる方式です。5000シリーズでこの部分の甲乙は詳しく書きました。
消耗品は、1週間に1回のメンテの場合、1ポットで約3ヶ月の寿命です。
アルコールフリーで肌に優しい上で、潤滑剤入で、刃の寿命も延ばせる仕様です。雑菌由来のニオイの部分でも問題は見られないと言えます。
一方、冬場だと自然乾燥しない場合がある点と、毎朝「洗い立て」で使いたい場合、1ポットで1ヶ月の保ちなので、結構なランニングコストになる点が注意点です。
お風呂剃りは、防水設計なので対応です。
充電時間は、こちらも1時間の急速充電対応です。
充電は本体側は充電端子ですが、端末側はUSB-A端子です。
USB充電器は付いていませんが5Wなので、(昔の)スマホ用充電器の流用で十分です。
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以上、フィリップスの7000シリーズの紹介でした。
1万円台で手に入る製品では、各社通して見ても「肌に優しい」製品と言えます。
回転式ですので下位機でも、他社の往復式より優しいですが、周辺装備をより充実させることで、その部分の特性をさらに強化しています。
次に見る9000シリーズは、深剃り、早剃り部分も強化しつつ「肌にも優しい」部分で上位です。ただ、結構な価格差もありますし、「肌の優しさ」優先で考えたい場合、コスパの良いのは本機でしょう。
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〈2023年モデル〉
(ケースのみ)
27・フィリップス 7000 S7886/10【黒】
¥14,680 楽天市場 (1/4執筆時)
27・フィリップス 7000 S7885/10【黒/青】
¥14,785 楽天市場 (1/4執筆時)
27・フィリップス 7000 S7887/10【クロム】
¥15,980 楽天市場 (1/4執筆時)
(鼻毛・耳毛トリマー付)
28・ フィリップス 7000 S7882/16 【青】
¥27,940 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:スティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
なお、7000シリーズは、「洗浄機なし」の製品もあります。洗浄機の有無以外は、先ほどの機種と変わりません。
ただ価格差はそこまでないので、「クイッククリーンポッド」を試したい方は、先ほどの製品でも良い気はします。
1-5・高級なS9000シリーズの比較

続いて、フィリップスの上位シリーズである、S9000シリーズ・S9000プレステージを紹介します。
事実上の後継機のi9000・i9000プレシリーズがすでに発売されていますが、これらの機種の在庫もまだあるため、今回も紹介しています。

〈2023年モデル〉
(ケースのみ)
29・フィリップス S9000 S9986/50【黒】
29・フィリップス S9000 S9980/50 【青】
¥29,800 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
(充電スタンド+ヒゲスタイラー)
30・フィリップス S9000 S9987/59【クロム】
¥28,726 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:Dスティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:付属
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
S9000シリーズは、フィリップスの上位機です。

複数の製品がありますが、付属品の違いだけです。
1-5mmと調整できるヒゲスタイラーほか、ライト付き充電台が付属するモデルがあります。

シェーバー用の洗浄機は、クイッククリーンポッド方式です。
下位機同様、充電器としての機能はなく、また「洗浄のみ」の対応で、乾燥は自然乾燥です。1分間で洗浄完了であとは置いておくだけです。
ただ、冬場などはすぐ出して陰干しした方が確実です。

【3個入り】
クリーンポッドカートリッジ CC13/51
¥2,209 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
クリーニング液は、下位機種と同じです。
毎朝洗い立てで使いたい場合、と1ヶ月で1個、1週間に一度の利用で3ヶ月で1個です。
ノンアルコールで肌に優しい仕様ですが、「レモンの香り」のマスキング効果もありつつですが、雑菌由来のニオイの問題は起こりにくい仕様です。潤滑剤入りで、摩耗が防げるので、刃の寿命も若干延びるでしょう。

シェービング技術は、本機も、肌に優しい特長は、7000シリーズ同様です。
その上で早剃りと深剃りの精度を高めています。
ヘッドは、360-Dフレックスヘッドです。
下位機とここは変わりません。

回転刃は、一方、デュアルスティールプレシジョン刃です。
こちらは、同社の従来の難点だった深剃りの徹底度を高めた刃です。
回転式でこの部分を訴求するため「切削力」を強化しています。
刃を二重構造にすることで、3つの回転刃合計で72枚刃(1つあたりだと内側9刃・外側15刃)にしています。
毎分15万カットという値は、同社では最も強力です。

肌の優しさは、深剃りが強めの機種なので心配になる要素です。
しかし対策があります。
第1に、スキンプロテクションテクノロジーです。
先ほどの(肌に優しい)7000シリーズにもみられた技術です。
ヘッドのマイクロビーズ(1㎠あたり最大 25万個)で肌への摩擦を減らす仕組みです。
切削力の高い刃なので、この部分の工夫はより効くでしょう。
第2に、ヒゲ密度感知システムです。
下位機も装備していたヒゲの密度に応じてパワーを調節するシステムです。
ただ、検知間隔を500回/秒と高性能化しています。
ヒゲの濃さにムラがあるアゴ回りなどの部分で、細かいセンシングは効きます。

第3に、過圧防止センサーです(Power Adapt センサー)。
ここは下位機種にない工夫です。
シェーバーの「肌への押しつけすぎ」を検知(30回/秒)し、LED灯で警告してくれる仕組みです。回転式だからこそ採用できた技術でしょう。フィリップス独自です。
同社が理想とする約400gの圧力に対して、弱すぎ(青)、強すぎ(オレンジ)で警告してくれます。
ネットワーク機能は、Bluetoothによる、スマホアプリとの連動に対応します。
本機も、搭載するモーションセンサーで、シェーバーの動きを把握できるため、正しいシェービングの仕方についての的確なアドバイスを得ることができます。
お風呂剃りは、防水仕様です。
シェービングフォームにも対応します。
充電時間は、1時間の急速充電対応です。
充電方法は、USBではなく、従来のコンセント式です。
繰り返しますが、洗浄機に充電機能がない点と、縦置き充電スタンドは標準モデルだとない点に注意してください。
トリマーは、もみあげ用のポップアップトリマーが付属します。
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以上、フィリップスのS9000シリーズの紹介でした。
下位機種に比べて、深剃りしやすく、また、シェービングの時短性も高まった製品です。その上で、「肌への優しさ」も引き続き大事にされている製品です。
優しさを重視しつつ、深剃り(早剃り)の限界を探った機種と言えるでしょう。一方、この部分は、ユーザーの使い方によるところも多い(回転式は往復式とは違うコツが要る)といえます。
その点も、過圧防止・動作検知センサーを使って、シェービング状況をユーザーにリアルタイムでアドバイスしてくれる点は高度です。
「メーカー推奨の剃り方」は、従来、写真や動画の見本などしか分からなかった点で言えば実用的な取り組みでしょう。
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〈2023年モデル〉
31・フィリップス S9000 S9980/30 【青】
¥25,359 楽天市場 (1/4執筆時)
32・フィリップス S9000 S9982/30【青】
¥28,113 楽天市場 (1/4執筆時)
33・フィリップス S9000 S9986/30【黒】
¥18,900 楽天市場 (1/4執筆時)
34・フィリップス S9000 S9985/30【Sクロム】
¥19,770 楽天市場 (1/4執筆時)
35・フィリップス S9000 S9987/30【Dクロム】
¥49,500 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:Dスティールプレシジョン刃
ヘッド:360-Dフレックスヘッド
音波洗浄機:
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
なお、このグレードでも「洗浄機なし」があります。
近年のミニマル志向を反映したものとされますが、「オマケ」がない点をふまえると、物価高(原料高)の部分もありそうです。
自分で(まめに)中性洗剤で、ヒゲクズや皮脂汚れを落とすメンテができるならば、こちらでもOKです。

〈2023年モデル〉
(ケースのみ)
36・S9000プレステージ SP9841/32【クロム】
¥33,980 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
37・S9000プレステージ SP9840/32【黒】
¥27,044 楽天市場 (1/4執筆時)
(ワイヤレス充電器+鼻・耳毛トリマー】
38・S9000プレステージ SP9883/36【クロム】
¥78,100 Amazon.co.jp (1/4執筆時)
39・S9000プレステージ SP9885/36【銀】
¥28,487 楽天市場 (1/4執筆時)
40・S9000プレステージ SP9886/36 【青】
¥42,449 楽天市場 (1/4執筆時)
駆動方式:回転式
刃の種類:Dスティールプレシジョン刃
ヘッド:フレックスサスペンションシステム
音波洗浄機:付属(一部除く)
充電時間: 1時間
風呂利用:対応
S9000プレステージは、S9000シリーズの上位モデルという位置づけです。
こちらも流通ルートで複数の型番があります。

大きな違いは、Qi規格のワイヤレス充電パッドの有無です。
ずいぶん価格差がありますが、先述のように、同社の洗浄機には、充電機能がないので、他社機に比べるとわりと意味はありそうです。あとは、下位機と同じで、取付式の鼻・耳毛トリマーの有無となります。

シェーバー用の洗浄機は、付属です。
下位機種と同じ、「クイッククリーンポッド」です。乾燥機能や、シェーバーへの充電機能はない仕様です。甲乙は、先ほど書いた通りです。
定期的なメンテが面倒という場合は付属モデルが良いでしょう。ただ、本機は、ワンタッチで開けて洗える構造ですので、自分でしっかり「洗いたい」タイプの方にも向きます。
マスキングのための柑橘系の香りが苦手な方には、とくにそう言えます。

シェービング技術は、高度です。
回転刃は、本機も、デュアルスティールプレシジョン刃です。
ヘッドは、フレックスサスペンションシステムという名称です。
ただ、同社の比較表では下位機種同様「360-Dフレックスヘッド」としている場合もあります。本機もやはり、技術の詳細は非開示です。
ただ、Atlasが見た限りメカ構造は同じで、仕組みがS9000と変わるのか、マーケティング上の言い換えなのかは、分かりません。
ただ、ヘッドの稼動で「大ざっぱ」にあわせたあと、刃の浮き沈みで肌に密着させる部分は効果があることは間違いなく、しっかり密着します。

肌への優しさは、マイクロビーズとヒゲ量センサーの工夫がみられます。
マイクロビーズは、1㎠あたり最大50万個の密度です。下位機の2倍の密度である上で親水性を持たせる追加の工夫もあります(スキンプロテクションテクノロジーPro)。
主にウェットシェービングの際でしょうが、水膜を保持しすくすることでさらに潤滑性をたかめる工夫です。
肌への圧力を均一化させつつ滑りやすくすことでヒリつき(剃りすぎ)を防ぐという工夫です。
ヒゲ量センサーは、検知間隔(毎秒500回)は下位機と同じです。
ただ、LEDライトによる過圧防止の工夫は非搭載です。高級機ですし「教えて貰わなくてもできる」方向けだからだと思います。
その代わり、本体ボタンで、「センシティブ、ノーマル、ハイスピード」で、スピード調整ができる用にしています(パーソナルコンフォート設定)。
お風呂剃りは、本機も防水仕様です。
シェービングフォームにも対応します。

充電時間は1時間の急速充電対応です。
上位機は、QI規格のワイヤレス充電に対応です。
USB給電もできるので、長期出張でも問題ないです。
一方、下位機は、本体への給電自体がコンセント式になります。
トリマー(キワゾリ刃)は、ポップアップ式です。
ただ、取付式の細部用トリマーも別に付属します。
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以上、S9000プレステージの紹介でした。
回転式の長年の愛用者で、使い慣れている「ベテラン用」という印象です。
メンテ法を含めて、回転式の使い方がマスターできているかたに向くでしょう。過圧防止センサーがないのも、それをふまえてのことに思えます。
エグゼクティブ向けのラグジュアリー展開の製品と考えれば、アクセサリーを含めて納得感があります。逆に言えば、一般向けには、S9000のほうが向きそうです。
次回に続く
フィリップスのシェーバーのおすすめは結論的にこの機種!
ということで、今回は、フィリップスの回転式シェーバーの比較の1回目記事でした。
しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

2・フィリップスシェーバーの比較 (2)
2-1:i9000・i9000 Prestige・Ultra
=小型ヘッドの高級機
2-2・ 最終的なおすすめの提案【結論】
肌の優しさ ★★★★★
シェーブ速度 ★★☆☆☆
深剃り対応 ★★★★☆
くせ毛対応 ★★★☆☆
清潔性 ★★★★★
おふろ剃り ★★★★★
総合評価 ★★★★☆
続く2回目記事(こちら)では、同社の最上位機をみていきます。
その後、今回の結論編としていつものように、目的別・予算別にオススメ機種!を提案していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら!
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