【今回レビューする内容】2023年 安いが高品質!1万円以内・1万円前後〜2万円台の安いコンデジの性能・価格とおすすめ・選び方:高倍率ズーム対応モデル:ニコン キヤノン カシオ パナソニック ソニー
【比較する製品型番】Canon iNSPiC REC FV-100 IXY 200 210 650 200-RE IIXY 650-BK IXY 650-SL SONY Cyber-shot DSC-W830 Kenko KC-03TYPieniII DSC-PIENI2 DSC-Pieni KT KC-AF05 KC-AF05ST 144237 WINAKETH DC311L DC302 コダック PIXPRO FZ55BK FZ55RD FZ45RD FZ45BK ビジョンキッズ HappiCAMU T3
今回のお題
1万円台から買える激安コンデジのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今回は、2023年1月現在、最新の入門用デジカメを比較します。
低予算で買える入門者向けのコンパクトデジタルカメラ(1万円〜2万円台)を紹介します。
1・激安なコンデジの比較
1-1:コダック〈米国〉
1-2:ソニー〈日本〉
1-3:キヤノン〈日本〉
1-4:Kenko〈日本〉
1-5:他の企業〈各社〉
1-6:最終的なおすすめ機種の提案
今回は、デジカメを初めて買おう!と思っている方などに向けて、あまりカメラの知識のない方にも、できるかぎり性能の違いが分かるように書きました。
以上のメーカー順に製品を比較していくつもりです。
画質の良さ ★★★★★
ズーム倍率 ★★★☆☆
手ぶれ補正 ★★★★★
スマホ連携 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
価格 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように各機種を紹介します。
そして、最後に「まとめ」として、上表の様なポイントから、予算別・目的別に、Atlasのオススメの機種を提案していきます。
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1・1万円台のデジカメの比較
2・3-4万円台のデジカメの比較
3・5万円以上のデジカメの比較
4・高倍率ズームデジカメの比較
5・高耐久・防水デジカメの比較
6・動画撮影向けカメラの比較
7・単焦点カメラの比較
8・ミラーレス一眼の比較
9・一眼レフカメラの比較
10・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】
なお、今回の記事は、このブログ「モノマニア」の全10回のデジカメ関連記事の1回目記事となります。
0・激安デジカメの選び方の基本
具体的な製品比較にはいる前に1万円台のデジカメの「選び方の基本」を書いておきます。
ここで考えたいのは、「スマホ搭載のカメラ」との性能差です。
せっかく「専用機」を買うのですから、はっきりとした「性能差」があって欲しいでしょう。
この点で言えば、1万円台のデジカメでも、スマホに比べてズーム倍率・画素数は、今でも上位です。
光学ズームの倍率は、最新のiPhone12や Xpreria1でも5倍相当なので、確実に優れます。
解像度も、スマホは1200万画素相当で止まるので、やはり優れます。
一方で、5万円以下の格安スマホは例外として、レンズの明るさや撮像素子のサイズの部分で、差はさほどないです。
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結論的にいえば、1万円台のデジカメの場合、スマホでは絶対に敵わない「ズーム倍率」をある程度重視すると、差を感じやすいです。
加えて、それを補完する「手ぶれ補正」や「フォーカス精度」の良い製品を選ぶと、満足度がより高いでしょう。
もちろん、購入目的に合わせ、しっかりした基準で「安くても画質の良いデジカメ」を選ぶことが重要です。
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1・カメラの画質
・室内や夜間などでもキレイに撮れるか?
2・ズーム倍率
・遠くのものが綺麗な画質のままで撮れるか?
3・スマホ対応
・外出先でスマホに画像を転送できるか?
4・重さ
・持ち歩くのに便利な重さか?
今回の記事では、上表のようなポイントを重視しながら、1万円前後でも高品質と言える最新デジカメを選んでいきたいと思います。
1-1・コダックのカメラ
はじめに、アメリカのコダックの防水カメラの紹介です。
フィルム企業の系譜をもつ会社ですが、「激安コンデジ」で、近年プレゼンスを高めています。
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なお、以下では、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。
【2022年発売】FZ53BK・FZ53RF後継品
1・コダック PIXPRO FZ55BK
2・コダック PIXPRO FZ55RD
¥17,500 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.9
望遠側の明るさ:F6.3
画素数:1635万画素
光学ズーム: 5倍
焦点距離 :28mm〜140mm
手ぶれ補正:電子式
AF:コントラスト式(9点)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:91.5×56.5×22.9mm
重さ:約106g(バッテリーなし)
PIXPRO FZ55 は、米国のコダックが販売する低価格なデジカメです。
日本ではマスプロ電工が輸入しています。老舗のカメラブランド名の製品では、現状で「最安クラス」といえる製品の1つです。
去年まで売られていたFZ53BK・FZ53RFの後継品です。
同じ形状なのですが、撮像素子の変更があったほか、フルHD動画まで対応するようになったので、実質的には(旧機種に対しては)画質を含めて上位機です。
重さは、106gです。
ただ、バッテリー(LB-012)なしの重さ表示ですが、込みでも130gはいかない水準です。
撮像素子は、1/2.3型 BSI CMOSです。
撮像素子というのは、光を電子情報に変えるためのパーツです。
大きなほど画質は良くなりますが、この価格帯の製品は基本どれも「1/2.3型」なので、この部分は変わりません
ただ、撮像素子にはいくつか種類があるのですが、本機はBIS CMOSです。いわゆる「裏面照射型」(Back Side Illumination)で、夜間など条件の悪い場所の撮影に「強い」タイプです。
米国のOmniVisionのセンサーかなと思います。このタイプは今回新採用ですが、本機の「ワンポイント」です。
画素数は、1644万画素です。
一般的なスマホの2倍以上です。写真の解像感はスマホより期待できます。
ISO感度は、ISO3200です。
本機の旧機(FZ53)より伸びた部分で、先述のBSI型の撮像素子を活かした形です。
レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)でF3.9 です。
F値はレンズの明るさを示す数値です。「数字が小さなほど」レンズが明るく、夜間や室内でも綺麗に撮影できることを意味します。
この製品の場合、1万円台の製品としては「平均値」ほどの実力です。
値段的に仕方ない部分もありますが、少し暗いレンズです。
光学ズームは、5倍です。
「光学ズーム」は、望遠鏡のように複数のレンズの組み合わせで拡大していくので、画質をほぼ維持したままのズームができます。
本機は、焦点距離が28mmからなので、(広く撮れる)広角側はそこそこで、(遠くが撮れる)望遠側に比重が置かれます。
遠くが撮れる方が、スマホとの差別化が測れますし、これで良いかと思います。
手ぶれ補正は、最大の弱点です。
なぜなら、写真用の光学手ぶれ補整が未搭載だからです。
電子式は搭載しますが、画質に影響するので、あまり意味がないです。
撮影に関わる部分は、夜間撮影や、逆光時の補正をするHDR機能が注目点です。
スマホなどでお馴染みです。ただ、貼り合わせる画像の枚数に言及がないため、実際は簡易的な処理(WDR)かもしれません。
オートフォーカスは、コントラスト式です。
性能が良い方式だと、ピント合わせが高精度・高速となり、動く被写体への強さが増します。
1万円台だと上位の方法は使われないので、これでOKです。
本機の場合、測距点が本機は9点なので、コントラスト式の中では、わずかに精度が良いです。測距点は、多いほどピント合わせが正確で速くなります。
加えて、追尾AF(コンティニュアスAF)も利用できます。
そのため、動く被写体にピントを合わせ続けられます。格安機には必ずしもない機能で、本機のワンポイントです。動く被写体にはそこそこ強いでしょう。

顔検出機能は、測距点の多さを反映して装備します。
フォーカス速度は非開示ですが、この部分は、全体として少し高性能です。
なお、顔検出についても、グレードがあり、精度が良いものだと瞳の検出もできます。
格安機だと(あっても)顔だけですが、基本的に問題ないでしょう。なお、笑顔やまばたきに反応しての動作も可能です。
連写速度は、非公開です。
ただ、連写自体は機能としてあります。
オート撮影モードも、搭載です。
「人物、逆光の人物、風景、マクロ、夜景、夜景と人物」などを把握して、自動で適切なモードを選択してくれます。
これは、格安デジカメだだとあまり見られないので、わりと高度かと思います。
モニターは、小さめの2.7型TFTカラー液晶です。
モニターの解像度は約23万ドットであり、さほど評価できません。
動画撮影機能は、30フレームながら、フルHD画質の撮影ができます。
この価格帯の製品としては優秀です。
ネットワークは、Wi-Fi・Bluetoothなど未装備です。
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以上、コダックのPIXPRO FZ55 の紹介でした。
日本企業が1万円前後のバッテリー式からのきなみ撤退したので、格安品として稀少性があります。
格安機ながら、しっかり「裏面照射型」の撮像素子を持つので、室内や夜間など暗い場所でもある程度しっかり撮影できます。
加えて顔認識・追尾AFができるなど、フォーカス周りも値段を思わせないほど、性能が良いです。
手ぶれ補正がないのは残念ですが、5倍ズームですし、ぎりぎり許容できます。
あまりズームは利用しないならば、動く被写体にはそこそこ強い製品です。ニーズはあるでしょう。
【2018年発売】FZ43RD・FZ43RD後継品
3・コダック PIXPRO FZ45RD
4・コダック PIXPRO FZ45BK
¥14,800 楽天市場 (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3
望遠側の明るさ:F6.6
画素数:1635万画素
光学ズーム: 4倍
焦点距離 :27mm〜108mm
手ぶれ補正:電子式
AF:1点(コントラスト式)
連写速度:1.2コマ/秒
動画:フルHD/30p
大きさ:93x60.2x26.6mm
重さ:約117g+46g(電池)
PIXPRO FZ45も、米国のコダックが発売するカメラです。
重さは、電池込みで、約163gです。
本機は、他機と違ってアルカリ電池(単3×2)で動きます。
コンパクトなデジカメとしてはやや重めです。
撮影自体は、アルカリ電池利用で120ショット(動画で1時間)ほどの保ちです。
撮像素子のサイズは、本機も、1/2.3型 BSI CMOSです。
画素数は、1600万画素で、ISO感度は、最大3200です。
レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)でF値が3.0です。
光学ズームは、4倍に止まります。
ここまでの部分は価格的に妥当な水準ですが、さほど強調できるわけでもないです。
オートフォーカスは、先ほどの機種と同じく、充実します。
追尾もできますし、顔認識もできます。
モニターは、先ほどの機種と同じく、2.7インチの液晶モニターが装備されます。
手ぶれ補正は、本機も光学式2軸補正ではなく、電子式です。
ネットワークは、Wi-Fi・Bluetoothなど未装備です。
外出先でのスマホとの連携面は、格安機でどれもあまり期待できません。
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以上、コダックのPIXPRO FZ45の紹介でした。
値段的に先ほどのバッテリー内蔵式とさして変わらないので、「電池」であることが必要なかたが選ぶ機種と言えます。
【2020年発売】
5・コダック PIXPRO WP1 WPZ2
¥21,900 Amazon co.jp (3/17執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.0
望遠側の明るさ:F6.6
画素数:1635万画素
光学ズーム: 4倍
焦点距離 :27mm〜108mm
手ぶれ補正:電子式
AF:コントラスト式
連写速度:6コマ/秒
動画:4K未対応
大きさ:95x63x25 mm
重さ:約176g
PIXPRO WPZ2 は、米国のコダックの販売するカメラです。
防水性能:15メートル
防塵性能:IP6X相当
耐衝撃性:高さ2m
本機については、【防水コンデジの比較記事】のほうでも紹介しましたが、タフな仕様です。
格安な「現場カメラ」として一定のシェアがあります。
この手の製品としては、耐寒性こそないものの、一般的に問題ありません。
撮像素子は、1/2.3型の裏面照射型で、やはり他社と同じです。
レンズの明るさは、広角側でF3ですから、同社の他機と同じです。
画素数は、1635万画素です。
ISO感度は、3200までです。
暗いところが大得意とも言えないでしょうが、入門機の水準は達します。
ただし、HDRは機能として保有しますし、最低限はあります。
撮影機能は、水中モードを持ちます。
その上で、風景・スポーツ・花火などシーン調整はわりと充実するので、値段の割にこの部分は弱点ではないです。パノラマ撮影も可能です。
ズーム倍率は、光学ズーム4倍です。
強調はできませんが、防水性のある製品は、他社の場合もこのようなものです。
手ぶれ補正機能は、一方、本機は電子式のみなので、明らかに劣ります。
オートフォーカスは、コントラスト式AFです。
測距点などのデータは非公表です。
顔検出機能も、搭載です。
顔、笑顔、まばたきを検出可能です。
連写速度は、6コマ/秒です。
それなりに良いですが、追尾AFを搭載しない機種なので、ピント固定時の数値です。
画質を落とさずこのスペックなので、パナソニックと同じで、防水カメラでは最高水準です。
動画撮影機能は、4Kは非対応です。
フルHDまでの動画しか撮れません。
液晶モニターは、2.7型の固定式のモニターで、タッチパネルが不採用です。
ネットワーク機能は、本機は、Wi-Fiのみ装備します。
iOSとAndroid双方に無料アプリ(PIXPRO Remote Viewer ) が用意されます。ただ、Bluetooth不採用なので、接続設定は面倒です。
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以上、コダックのPIXPRO WPZ2の紹介でした。
防水製のある格安コンデジは、他社が軒並み撤退なので、その部分で稀少性があります。
もちろん、【防水コンデジの比較記事】のほうでかいた2万円以上の機種より性能は劣りますが、特段画質を求めなくて良いならば、これでも問題ありません。
1-2・ソニーのカメラ
続いては、ソニーの「サイバーショット」を紹介していきます。
【2017年発売】
6・SONY Cyber-shot DSC-W830
¥25,853 楽天市場 (1/11執筆時)
6・SONY Cyber-shot DSC-W830
¥23,900 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型 CCD
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.3
画素数:2050万画素
光学ズーム: 8倍
焦点距離 :25mm〜200mm
手ぶれ補正:2軸
AF:コントラスト式(9点)
連写速度:0.8コマ/秒
動画:HD/30p
大きさ:93.1×52.5×22.5mm
重さ:約120g(バッテリー含む)
DSC-W830 は、ソニーのサイバーショットシリーズの入門機です。
重さは、120gです。
他社に比べても「軽量」で、ポケットインできるサイズと重さです。
撮像素子は、1/2.3型CCDです。
コダックと同じ大きさですが、裏面照射型ではないです。
ただ、ソニーは、撮像素子を自社で製造しており、センサー製造では世界的メーカーです。そのため、「Super HAD CCD」と名前を付けています。
画素数は、2050万画素で、ISO感度は、オート時にISO3200です。
ISO感度は高めです。先述のように、撮像素子はCCDですが、画素数の割にISO感度が高いので、(入門機の範疇で言えばですが)夜間は決して苦手ではないでしょう。
万円台のデジカメとしては評価できる水準です。
レンズの明るさも、広角側(1倍ズーム)でF3.3 です。
この部分は、平均点です。
光学ズームは、8倍です。
コダックの10倍ズームには及ばないものの、これくらいあれば問題ないでしょう。
手ぶれ補正も、しっかり、光学式2軸補正が装備されます。
2軸で補整力(段数)は非公開ですが、角度ブレが制御できる光学式の搭載は、この値段では、かなり評価できるでしょう。
電子式とは「雲泥の差」があります。
オートフォーカスは、本機は優秀です。
本機は、コダック同様に動く被写体を追尾する追尾AF搭載です。
顔検出機能も、搭載です。
顔単位で追尾する「顔追尾フォーカス」となるため、動く被写体にかなり強いです。
顔検出機能を活かし、笑顔検知でシャッターを切る「スマイルシャッター」も搭載です。
連写速度は、0.8枚/秒です。
ここは明らかに弱いです。
オート撮影モードも、「おまかせシーン認識」を装備します。
同社の上位機ほど充実はしませんが、人物・赤ちゃん・夜景&人物・夜景・逆光・風景・マクロなどを判定して、自動適切
ソニーは、BionzXという優秀な画像エンジンを搭載するため、こうした機能が利用可能です。
モニターは、小さめの2.7型TFTカラー液晶です。
約23万ドットですので、ここは弱いです。
動画撮影機能は、ハイビジョン画質です。
30フレーム/秒なので、あまり有用ではないです。
ただ、動画撮影時に、光学式と電子式を併用した手ぶれ補正が提供される点は、かなりのポイントと言えます。
ネットワーク機能は、Wi-Fi・Bluetoothなど未装備です。
バッテリーは、こちらも内蔵式です。
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以上、ソニーのDSC-W830の紹介でした。
8倍という十分なズーム力と光学式手ぶれ補正を装備した上で、「軽い」製品です。
その上で、動く被写体には、1万円台では「最も対応してくれる」製品です。連写はできないものの、動く子どもや動物に、ピントを合わせやすいです。
ネットワーク機能が弱く、スマホと連携できない部分を除けば、ファミリー向けに良い製品だと思います。
1-3・キヤノンのデジカメの比較
続いて、キヤノンのデジカメです。
老舗の光学メーカーで、ソニーのライバルです。
【2016年発売】
7・Canon デジタルカメラ IXY 650-BK
8・Canon デジタルカメラ IXY 650-SL
¥31,185 楽天市場 (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.6
望遠側の明るさ:F7.0
画素数:2020万画素
光学ズーム: 12倍
焦点距離 :25mm〜300mm
手ぶれ補正:2軸(2.5段)
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:2.5コマ/秒
動画:フルHD/30p
大きさ:99.7×57.6×22.4mm
重さ:147g(バッテリー含む)
IXY 650も、キヤノンのイクシーシリーズのデジカメです。
なお、このシリーズには、1万円台の下位機種(IXY 200 IXY 250)もあったのですが、後継機がでないまま終売となりました。
そのため、本機が、同社では最も安い機種です。ただ、最近の円安で3万円台にのりました。
重さは、147gです。
十分に軽いと言えます。
撮像素子は、1/2.3型の裏面照射型CMOSです。
コダックでも採用例がありましたが、逆光時や夜の撮影に強くなります。
CMOSセンサーなので、電池の減りも少なめです。
画素数は、2020万画素です。
ISO感度は、ISO3200です。
ソニーの上位機よりこの部分は優秀で、暗い場所により強いことを示します。
光学ズームは、12倍です。
小型軽量で格安なデジカメとしてはかなり優秀です。
遠くの被写体まで難なく撮影することができます。
手ぶれ補正は、光学式2軸の手ぶれ補正が付属します。
キャノンは、しっかり「2.5段」という段数も公開しています。
レンズの明るさは、広角側(1倍ズーム)側でF3.6です。
本機は多少「暗め」です。
ズームが高倍率になるほど暗くなるので、仕方ない部分です。
撮影に関わる部分は、注目に値します。
本機は、逆光時の白飛び・黒つぶれを補正する「広ダイナミックレンジ(WDR)」技術を採用するからです。
先述の「裏面照射型センサー」と合わせて、レンズが暗めという弱点を緩和できています。
オートフォーカス方式は、コントラスト式です。
他社機と同じですが、合焦速度は、0.1秒と、まずまず良い性能です。
顔検出機能は、一方、本機は、非搭載です。
スナップを撮る場合、ピント合わせは「人間(物体)」レベルしか認識できません。
連写は、約2.5枚/秒です。
また、約500万画素に画質を落とせば、最高約7.2枚のハイスピード連写も可能です。
そこそこではありますが、オートフォーカスを含めて、まだまだ、子どもや動物など「動く被写体に強い」とまでは言い切れない水準です。
オート撮影モードは、本機もこだわりオートを搭載です。
モニターは、46.1万ドットの「3.0型TFTカラー液晶」です。
この価格帯のコンデジの中では、すこし高品質です。
なお、タッチパネルはこの価格ではまだ無理で、ボタン操作です。
動画撮影機能は、フルHD(30フレーム/秒)です。
最低限はあります。
動画用の手ぶれ補正があれば「より良い」ですが、残念ながら、非搭載です。
ネットワークは、本機もWi-Fiを装備です。
本機は、スマホへの写真の転送ほか、スマホから、A-GPSの位置情報の取得も可能です。
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以上、CANONのIXY 650の紹介でした。
ソニー機に比べると、1ランク上の価格にはなりますが、10倍を超えるズームを搭載する部分では能力が上です。
逆光時の撮影や、夜など、暗い場所の撮影対応力の部分では、ソニーより性能が期待できそうです。
その部分で言えば、旅行に持ち歩くような「旅カメラ」としては、本機は格安機の中では割と良いかと思います。
【2019年発売】
9・CANON iNSPiC REC FV-100-PK
10・CANON iNSPiC REC FV-100-GY
11・CANON iNSPiC REC FV-100-BL
12・CANON iNSPiC REC FV-100-GN
¥23,265 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/3型CMOS
広角側の明るさ:F3.2
望遠側の明るさ:
画素数:1300万画素
光学ズーム:1倍
焦点距離 :25.4mm
手ぶれ補正:
AF:
連写速度:2コマ/秒
動画:HD/30p
大きさ:110.5×45.2×18.5mm
重さ:約90g(バッテリー含む)
iNSPiC REC FV-100も、「キヤノン」のデジカメです。
少し特殊ですが、面白い製品です。
写真のように、シャッターしかない本体です。
その代わり、小型なので、服に身につけて気軽に持ち運べるというコンセプトです。
防水性能:2メートル(IPX68相当)
防塵性能:IP68相当
耐衝撃性:高さ2m
防水防塵性能があるため、多少は「ハード」にも利用できます。
重さは、90gです。
フェイスジャケットを付けた際の重さです。
画素数は、1300万画素で、撮像素子は、1/3型CMOSです。
「おもちゃのカメラ」にも思えますが、CMOSセンサーであり、それなりに優秀です。
光学ズームは、当然、未付属です。
また、静止画を撮る際の縦横比も4:3か、1:1となります。
手ぶれ補正は、動画のみですが、電子式手ぶれ補正が使えます。
動画撮影機能は、フルHDに対応できます。
それも、60フレーム/秒なので、手ぶれ補正を含めて、この部分はしっかりした製品です。
バッテリーは、内蔵式です。
180分の充電で、静止画ならば1000枚、動画ならば60分保ちます。
【Amazon限定】 [64GB]
Transcend S300 TS64GUSD300S-AE
¥999 Amazon co.jp (1/11執筆時)
記憶メディアは、別売のMicro-SDカードを利用します。
ネットワーク機能は、Wi-FiとBluetoothLEが搭載されます。
高速なWi-Fiと、低速ながら低消費電力Bluetoothは、同じアプリで利用する方式なので、違いを意識する必要はありません。
Wi-Fiは、画像のスマホなどへの送信や画像の確認が、Bluetoothは、カメラの縦横比の変更や、バッテリー量の確認などに使われます。
また、本機も、スマホのGPSの位置情報が自動取得できます。
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以上、キヤノンの小型機種 iNSPiC REC FV-100の紹介でした。
「撮りあそぼう」というコンセプトですが。
デジカメとしては「単純な構造」ですが、工夫して楽しめそうな良いコンセプトのカメラです。
昔の「使い捨てカメラ」のように、どのように撮れているか分からないという意味でのわくわく感も含めて楽しめそうです。
個人で楽しむほか、小さな子どもさんへのプレゼント用にも良いと思います。
1-4・ケンコーのデジカメ
続いて、ケンコーの発売するコンデジ です。
日本のカメラ周辺機器メーカーですが、格安なデジカメも出してます。
【2022年発売】
【通常型番】
13・ケンコー KC-AF05
¥14,256 楽天市場 (1/11執筆時)
【Amazon限定】(バッテリー2個)
14・Kenko KC-AF05ST 144237
¥15,490 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/3.2型 CMOS
広角側の明るさ:F2.2
望遠側の明るさ:
画素数:800万画素
光学ズーム: 1倍
焦点距離 :25.5mm
手ぶれ補正:
AF:コントラスト式(1点)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:98×58×23mm
重さ:約119g(バッテリー含む)
KC-AF05 は、カメラ周辺機器メーカーのケンコーが販売するカメラです。
kenko NP-6L
¥2,626 楽天市場 (1/11執筆時)
Amazon限定モデルは、本機の対応バッテリー(NP-6L)が1個余分に付属しますが、性能は同じです。
純正品を別に買うより、セットだと安いです。
撮像素子は、1/3.2型 CMOSです。
コダックを含めた他社機と比べてもサイズが小さいので、取り込める光量が少なめです。
また、画素数についても800万画素レベルです。一昔前の格安スマホと同等であり、良くないです。
重さは、119グラムです。
ここは問題ありません。軽いです。
レンズの明るさは、F2.2です。
格安機としてはかなり明るいですが、これは、光学ズームを未搭載だから実現できる数字です。
ズーム倍率は、したがって光学ズーム1倍(=ズームなし)です。
焦点距離は25.5mmなので、かなり広角に広く撮れますが、寄せるには弱い機種です。
先述のように、そもそも画素数が少ないので、画質がより劣化するデジタルズーム(4倍)は、非実用的でしょう。
ISO感度は、ISO400です。
暗いところで取れる水準ではないです。
オートフォーカスは、普通のコントラスト式です。
追尾AFは装備せず、顔認識もできません。
手ぶれ補正は、電子式です。
写真の場合、あまり期待値は高くないです。
動画撮影機能は、フルHD/30pに対応できます。
入門機では良い水準ですが、ハイビジョンに落としても60p撮影は不可です。
液晶モニターは、2.7型の固定式のモニターです。
ネットワーク機能は、GPSもWi-Fiも非搭載です。価格的には仕方ない部分でしょう。
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以上、ケンコーのC-AF05 の紹介でした。
1万円台の製品ではありますが、同じような価格帯のコダックに比べるとスペックがだいぶ悪いです。
価格面ほか、画質の期待値も高くなく、ズームも付かない部分で、購買ターゲット層もイマイチ不明な製品です。選びにくいでしょう。
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【2021年発売】
15・Kenko デジタルカメラ KC-03TY
¥6,500 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/3.2型 CMOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:
画素数:800万画素
光学ズーム: 1倍
焦点距離 :35mm
手ぶれ補正:
AF:コントラスト式(1点)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:98×58×23mm
重さ:約105g(バッテリー含む)
なお、同社からは、「より安い機種」として、KC-03TYの販売があります。
1万円を大幅に切るカメラは、国内メーカー品としては「久しぶりにみた」と言えます。
仕様は先ほどの機種と似ています。レンズがすこし暗め(F2.8)である部分と、焦点距離が35mmと、さほど広角に特化していない点が相違点と言えます。
主に値段面の話としてですが、個人的にはこうしたカメラは「必要」だと思います。
お子さんに気軽に渡して「カメラ文化」を理解して貰うには、とても良い教材なので。
【家庭用プラネタリウムの比較記事】でも紹介しましたが、同社は、教育事業にも力を入れているので、学校教育向けという方向性の製品かもしれません。
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【2021年発売】F3.2?
16・WINAKETH DC311L
¥6,699 Amazon co.jp (1/11執筆時)
【2021年発売】F2.0?
17・WINAKETH DC302
¥7,499 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:
広角側の明るさ:F3.2?
望遠側の明るさ:
画素数:800万画素
光学ズーム: 1倍
焦点距離 :35mm
手ぶれ補正:
AF:コントラスト式(1点)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:128×85×75mm
重さ:約105g(バッテリー含む)
一方、イマイチスペックが明確ではないのですが、C-03TYと似た筐体のノンブランド品となるのがこちらです。
筐体の外観が似ているので、KENKO機と出所は同じかと思います。このほか、WINAKETHほか、MELCAM・Kenuo・Bofypooなどのブランドが、最近はネットでみられます。
いずれも、カメラとして必要なスペック情報があまり出ていないので、今回の記事の趣旨からすると、やや「比べにくい」です。
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【2022年発売】
18・PieniII DSC-PIENI2 GY
18・PieniII DSC-PIENI2 MT
18・PieniII DSC-PIENI2 OR
18・PieniII DSC-PIENI2 PH
¥3,667 楽天市場 (1/11執筆時)
【コラボモデル】
19・Kenko DSC-Pieni KT
19・Kenko DSC-Pieni CN
19・Kenko DSC-Pieni PC
19・Kenko DSC-Pieni PN
¥5,981 楽天市場 (1/11執筆時)
撮像素子:1/10型 CMOS
広角側の明るさ:F2.8
望遠側の明るさ:
画素数:131万画素
光学ズーム: 1倍
焦点距離 :
手ぶれ補正:
AF:
連写速度:
動画:
大きさ:51×36×18mm
重さ:約18g(バッテリー含む)
そのほか、KENKOからは、以上の格安機もでています。
2022年に、ハローキティほか、サンリオとのコラボモデルもでました。
ただ、180万画素の、いわゆる「トイカメラ」であり、画質面では特殊です。
ようするに、スマホでは撮れない解像感のない写真を「味」として楽しむような玩具です。確認用ディスプレイもない仕様です。
1-5・その他のデジカメ
最後に、ここまでみたカメラ以外で、1万円台で買えるモデルをざっとみておきます。
【2022年発売】
20・ ビジョンキッズ HappiCAMU T3 PK
21・ ビジョンキッズ HappiCAMU T3 BL
¥11,480 Amazon co.jp (1/11執筆時)
22・ ビジョンキッズ HappiCAMU T3 GL
¥11,480 楽天市場 (1/11執筆時)
撮像素子:
広角側の明るさ:
望遠側の明るさ:
画素数:3200万画素
光学ズーム:
焦点距離 :
手ぶれ補正:
AF:(コントラスト式)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:約94×68×54mm
重さ:約110g(バッテリー含む)
一方、知育・玩具系のカメラとしては、他社機ですがVisionkids HappiCAMU T3 というカメラも最近発売されました。
レンズの明るさは、などのスペックは不明です。
完全に子供の知育向けですので、ほとんど分かりません。
ただ、(結構高めの)画素数ですので、完全に「日光下専用」でしょう。
なお、フロント上部に見えるのは、ファインダではなくカメラレンズです。
撮影者側を撮るために付いています。
切替式で、同時撮影のようなことは無理です。30万画素です。
重さは、110グラムです。
子供にも持ちやすい重さです。
オートフォーカスは、普通のコントラスト式です。
一方、顔認証(顔認識)ができるのは、機能面でのポイントです。
手ぶれ補正は、説明がありません。
ズームがない機種ですし、また、子供用ですし、問題ありません。
動画撮影機能は、30コマのフルHDです。
意外にこの価格では性能が良いです。
液晶モニターは、3型の固定式のモニターです。
IPS液晶ですし、質は良いです。
ネットワーク機能は、Wi-Fiを装備します。
ただ、アプリは用意されないので、iOS系については転送できないでしょう。
Androidは対応できると思います。
・Transcend 300S [32GB]
¥999 Amazon.co.jp (5/4執筆時)
そのほか、本機は記憶がマイクロSDカードですが、別売になります。
32GBまでの認識です。SDカードではない点にも注意してください。
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以上、Visionkids HappiCAMU T3 の紹介でした。
子供の知育用は、ニコンが撤退したので、特化型はこれくらいになりました。
画質的に高度化しても意味のないタイプのカメラですし、こういった仕様で良いかと思います。市場にあるべきラインナップの1つでしょう。
今回の結論
激安コンデジのおすすめは結論的にこの機種!
以上、今回は、1万円台からの激安なコンパクトデジタルカメラを比較しました。
最後にいつものように、Atlasのおすすめ機種を選定しておきたいと思います。
第1に、比較的安いカメラで、性能が期待できるモデルは、
【2022年発売】FZ53BK・FZ53RF後継品
1・コダック PIXPRO FZ55BK
2・コダック PIXPRO FZ55RD
¥17,500 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.9
望遠側の明るさ:F6.3
画素数:1635万画素
光学ズーム: 5倍
焦点距離 :28mm〜140mm
手ぶれ補正:電子式
AF:コントラスト式(9点)
連写速度:
動画:フルHD/30p
大きさ:91.5×56.5×22.9mm
重さ:約106g(バッテリーなし)
画質の良さ ★★★☆☆
ズーム倍率 ★★★☆☆
手ぶれ補正 ★★★☆☆
スマホ連携 ★☆☆☆☆
軽量性 ★★★★★
価格 ★★★★星
総合評価 ★★★☆☆
コダックのPIXPRO FZ55でしょう。
現状で1万円台まで買える機種のなかでは最も性能がまとまっていますので。
撮像素子はしっかり、裏面照射型であり、ズーム倍率も、5倍はあります。
欲を言えば、もうすこし明るいレンズで、光学式手ぶれ補正があれば「なお良し」とは思います。
ただ、前ISO感度も、この価格だと標準相当をだせていて、夜間もそれなり対応できそうですし、5倍ズーム程度ならば、手ぶれも(まあ)なくても良いかと思います。
いますので、バランスは良いように思えます。
機能面でも、顔検出など、カジュアルに使うには便利な機能が備わります。
フォーカス周りもしっかりしていますので、あまりズームは利用しないならば、動く被写体にはそこそこ強いです。
予算が限られている場合の入門機として評価できます。
第2に、2万円台前半で、性能面で最もオススメしたいカメラは、
【2017年発売】
6・SONY Cyber-shot DSC-W830
¥25,853 楽天市場 (1/11執筆時)
6・SONY Cyber-shot DSC-W830
¥23,900 Amazon co.jp (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型 CCD
広角側の明るさ:F3.3
望遠側の明るさ:F6.3
画素数:2050万画素
光学ズーム: 8倍
焦点距離 :25mm〜200mm
手ぶれ補正:2軸
AF:コントラスト式(9点)
連写速度:0.8コマ/秒
動画:HD/30p
大きさ:93.1×52.5×22.5mm
重さ:約120g(バッテリー含む)
画質の良さ ★★★☆☆
ズーム倍率 ★★★★☆
手ぶれ補正 ★★★★☆
スマホ連携 ★☆☆☆☆
軽量性 ★★★★★
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ソニーのDSC-W830 でしょう。
せっかくデジカメを買うのですから、最近のスマホより性能が高くあってほしいでしょう。
その点で言えば、画像が劣化しない8倍の高倍率ズームと、その際に手ぶれが生じにくい、光学式手ぶれ補正がダブルで備わるこの機種が候補です。
この2つの要素が備わる機種としては、本機が「最安」でしょう。
スナップ写真を撮影する際に、顔検出機能と顔追尾フォーカスも利用できるため、ピント合わせも楽です。
動画は、ハイビジョンまでです。
しかし、ビデオカメラも出すメーカーらしく、光学式と電子式を併用した動画用の手ぶれ補正が提供されるのも良い部分でしょう。
本体の重さも、スマホより軽量な120グラムです。
ちょっとポケットに入れて持ち運ぶのも容易です。
1万円台前半の予算ならば、「どれにしようか迷ったらこれ」で良いと思います。
「サイバーショット」というブランドシリーズに属しますし、信頼性も担保されるでしょう。
DSC-W830専用 AR液晶保護フィルム
¥880 Amazon co.jp (1/11執筆時)
専用の液晶保護フィルムはこちらです。
第3に、多少価格高めながら、性能面で最もオススメしたいカメラは、
【2016年】
7・Canon デジタルカメラ IXY 650-BK
8・Canon デジタルカメラ IXY 650-SL
¥32,450 楽天市場 (1/11執筆時)
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOS
広角側の明るさ:F3.6
望遠側の明るさ:F7.0
画素数:2020万画素
光学ズーム: 12倍
焦点距離 :25mm〜300mm
手ぶれ補正:2軸(2.5段)
AF:9点(コントラスト式)
連写速度:2.5コマ/秒
動画:フルHD/30p
大きさ:99.7×57.6×22.4mm
重さ:147g(バッテリー含む)
画質の良さ ★★★☆☆
ズーム倍率 ★★★★★
手ぶれ補正 ★★★★☆
スマホ連携 ★★★★☆
軽量性 ★★★★★
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
一方、多少予算があるようならば、キヤノンのIXY 650が良いかと思います。
ソニー機(DSC-W830)と比べると、 ズーム倍率が若干高めです。
その上で、夜間撮影や逆光時の撮影についても、若干強めのスペックです。
こうした部分をふまえると、少し遠くのものを撮影したい場合や、夜の撮影も考えられるような、「旅カメラ」としては本機の方が良いかと思います。
一方、顔認識機能や追尾AFがない点で、動く子供や、人物のスナップ撮影は、ソニーのほうが良いかと思います。
そのほか、Wi-Fiを装備する部分で、スマホとの連携面も少し上位と言えます。
液晶保護フィルム IXY650
¥1,040 Amazon co.jp (1/11執筆時)
液晶保護フィルムはこちらで対応します。
第4に、「現場カメラ」としてタフに使える格安カメラとしては、
【2020年発売】
5・コダック PIXPRO WPZ2
¥21,900 Amazon co.jp (3/17執筆時)
撮像素子:1/2.3型CMOS (裏面照射型)
広角側の明るさ:F3.0
望遠側の明るさ:F6.6
画素数:1635万画素
光学ズーム: 4倍
焦点距離 :27mm〜108mm
手ぶれ補正:電子式
AF:コントラスト式
連写速度:6コマ/秒
動画:4K未対応
大きさ:95x63x25 mm
重さ:約176g
画質の良さ ★★★☆☆
ズーム倍率 ★★★☆☆
手ぶれ補正 ★★☆☆☆
スマホ連携 ★★★★☆
軽量性 ★★★★☆
価格 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
コダックの PIXPRO WPZ2 でしょう。
防水性能:15メートル
防塵性能:IP6X相当
耐衝撃性:高さ2m
しっかりした「タフネス」を表明しつつ、必要な画質を備えるコンデジは、これ以上安いモデルはないと言えますので。
利便性の部分でも、ISO感度が高めで、少し暗い場所でも撮影できそうでし、Wi-Fiを持つ部分で、出先での処理にも便利かと思います。
ただ、【防水コンデジの比較記事】のほうで紹介した、もう少し高価な機種との比較はしても良いかと思います。
補足:SDカードについて
というわけで、今回は、1万円台から買えるコンデジについて書きました。
【アマゾン限定】【32GB】
トランセンドTS32GSDC500S-E
¥2,690 Amazon.co.jp (1/11執筆時)
今回紹介したカメラには、撮影用のSDカードが付きません。
高性能モデルや格安モデルを含めて【こちら】で別に紹介しています。よろしければご覧ください。
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1・3-4万円台のデジカメの比較
2・デジカメ全製品からのおすすめ【結論】
なお、予算を3-4万円台とすると、画質や機能面で、もう少し選択肢の幅が広がります。
その場合、1番の記事が参考になると思います。
また、デジカメの詳しい選び方については、2番の「まとめ記事」をお読みください。
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というわけで、今回は、コンパクトデジカメの紹介でした。
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