比較2017' 初心者向けデジタル一眼レフ19製品の性能とおすすめ( DSLR Camera -1):キヤノン・ニコン編

2017年02月06日

比較2017' 初心者向けデジタル一眼レフ19製品の性能とおすすめ( DSLR Camera -1):キヤノン・ニコン編

今回レビューする製品:2016-2017年 入門用のデジタル一眼レフカメラ19製品の性能とおすすめ: キヤノン・ニコン・ペンタックス・ソニー EOS Kiss EOS Kiss X8i Kiss X7 EOS Kiss X7i X8i 8000D Nikon D3400 D3300 D5300 D5600 D7000 PENTAX K-3 K-30 K-50 K-5 II K-5 IIs K-S2 Kss-1Canon EOS 70D EOS 7D Mark II ボディ EOS7D EOS 80D MK2 D7200 D7100 SONY α77II PENTAX K-3 10万円以内、10万円台の一眼レフの機種の違いと人気ランキング

今回のお題
初心者向けデジタル一眼レフカメラのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。今回は、2017年最新モデルのデジタル一眼レフカメラの比較です。

 最新機種のほか、性能に比べて価格が安くなっている「型落ち」も一部比較します。

 201403141250.jpg

 いつものように、各機種を紹介した後で、最後に「Atlasのおすすめ機種」を選定していきます。

 なお、本ブログ「モノマニア」では、一眼レフに関して、以下の3つの記事があります。

1・一眼レフカメラの比較この記事!
2・ミラーレス一眼の比較

 今回は、1番の記事となり、一般的なデジタル一眼カメラ(光学ファインダのある一眼レフ)を紹介します。

 なお、「ミラーレス一眼カメラ(=レンズ交換できる小型一眼レフ)は、2番の記事で書いています。小型のモデルをお探しの方は、お手数です、そちらの記事をご覧ください。よろしくお願いします。

デジイチの比較基準

 さて、今回のデジタル一眼レフの比較のポイント(高評価したい点)は次の通りです。
1・画質に関わる性能
   =撮像素子画素数画像エンジン
2・セットレンズの品質
  =レンズの種類レンズのF値(明るさ)
3・撮影に関わる性能
  =手ブレ補正連写フォーカス(ピント合わせ)
4・使い勝手に関わる性能
 =本体重量モニタのチルト(回転)

 この4つのポイントを重要視しながら、メーカーごとに製品を比較していきます。

 なお、今回の記事は、「撮像素子」「画像エンジン」「レンズのF値」などのカメラの「専門用語」が分からない方にも配慮して書いたつもりです。

A・デジカメの全製品からのおすすめ 【まとめ記事】

 ただ、正確な用語の意味が知りたい方は、上の「A」のリンク記事で解説してあります。そちらをご覧になってから、お読みいただいても良いかと思います。

キヤノンのデジタル一眼レフ

 さて、早速キヤノンの一眼レフカメラの紹介をはじめましょう。最初にキヤノンの入門機の紹介です。

 なお、ここから以、高評価できるポイントは「赤字」で、イマイチなところは「青字」で表記していきます。


 51y9S6TSpWL._AA300_.jpg
 1・Canon EOS Kiss X7【18-55 STMレンズキット】
  ¥41,014 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 1・Canon EOS Kiss X7 【ダブルズームキット】
  ¥49,680 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 1・Canon EOS Kiss X7 【ボディのみ】
  ¥42,563 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー:95/95 倍率:0.87
 画素数:1800万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 5
 フォーカス:9点AF
 シャッター: 連続4コマ/秒
 重さ:370グラム(電池込407g)
 動画撮影: 1920x1080(フルHD)

 EOS Kiss X7は、2013年春に発売された現行機種です。

 撮像素子は、一眼レフとしては標準サイズのAPS-C型を採用し、画素数1800万画素です。高画質を得るために重要なこの2つのスペックは、上位機と比べても高水準です。カメラの基本性能は高いと言えます。

 画像エンジンは、パソコンいうCPUにあたる部分で、撮った写真の現像や、画像処理速度に影響する部分です。この機種は、キヤノンの上位機種にも搭載される高性能エンジンのDIGIC 5を搭載します。ノイズ処理に強く、夜間撮影の際にも重宝するでしょう。

 本体の軽量性は、この機種の一番の「売り」です。370グラムと一眼レフではどのメーカーよりも軽く、持ちはこびがしやすいです。大きさも手のひらに収まるサイズです。ミラーレス一眼に比するサイズといえます。

 液晶モニターは、小ささを売りにした機種であるために、自由にアングルを変えて「自分撮影」ができる、流行の可動式のバリアングル液晶モニターではありません

 201503310957.jpg

 オートフォーカス性能は、他機種よりやや劣ります。、フォーカスの測距点点の数(9点)になります。なお、測距点とは、カメラのシャッターを押ししたとき、自動にピントが合わせられる(フォーカスできる)場所を意味します。

 ただ、オート撮影モードの性能は良いです。デジカメ入門者向けの機種として、オート撮影モードが充実しています。新機能の「シーンインテリジェントオート」で、自動的に、ホワイトバランスや露出、ピントなどを最適化し、初心者でも「プロ並み」の写真を撮ることを可能にします。

live-onepoint-af.jpg

 また、タッチ式のオートフォーカス機能も見所です。デジカメのように液晶画面を見ながら撮影する場合、こちらの機種の場合は、液晶画面を指で押した部分にピントが合う仕様です。

 連写は、連続4コマ/秒と、あまり速くないです。オートフォーカスとシャッター速度は、動きのある子供を撮影する場合など初心者には重要な部分です。ただ、風景や旅行のスナップなどが中心ならば、この水準でも十分です。

 その他注目するべきは、ゴミ取り機構です。一眼レフカメラは、レンズ交換をする際に、ゴミがセンサーに付いてしまうことがあります。ゴミは撮影の際に、ノイズになってしまい、最悪メーカー修理になります。しかし、この機種はゴミをセンサーから振動で振り落とす機能になります。

 動画性能は、画質はフルHDまでとなります。しかし、被写体の動きを追いかけピントを合わせ続ける、動画サーボAFが搭載されます。 

 201307232123.jpg

 EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥14,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 EF-S55-250mm F4-5.6 IS II
  ¥11,500 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 レンズキットに付属するレンズは、以上のものです。これらは本体に付属するレンズですが、別売りで買うとすればこのような価格がします。 

 キヤノンはカメラ本体には手ぶれ補正が付かず、イメージスタビライザー(手ぶれ補正)がレンズに内蔵されます。手ぶれ補正を利用したければ、手ぶれ補正機能が付レンズを買う必要があります。

 これらのレンズは手ぶれ補正が付いたレンズです。EF-S18-55mmの場合、レンズの重さは200グラムで、シャッター速度3.5段補正です。また、EF-S18-55mmについては、静音機能が付いた新型タイプなので、ズーム時のモーター音が軽減されています。

 201512021524.jpg

 なお、セットレンズのズーム力の目安はこのような感じです。【18-55 STMレンズキット】の場合は、EF-S18-55mmですから、左2つほどの拡大が可能です。【ダブルズームキット】に付属するEF-S55-250mm場合は、右2つ写真まで拡大が可能になります。

 ネットワーク機能は、無線LANが非搭載ですので、基本的に外出先でのスマホ等への転送は不可能です。

 以上、EOS Kiss X7の紹介でした。高性能なDIGIC 5エンジンなど、かなり新技術をいれていることもあり、入門機とはいえ優れた性能を持ちます。また、搭載される標準望遠レンズが優秀なので、18-55 STMレンズキットダブルズームキットは、とくにオススメのモデルと言えます。



 kissx7i.jpg

 2・Canon EOS Kiss X7i  【18-55 STMレンズキット】
  ¥55,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7i  【ダブルズームキット】
  ¥63,900 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7i  【18-135 STMレンズキット】
  ¥70,400 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 2・Canon EOS Kiss X7  【ボディのみ】
  ¥46,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:1800万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 5  
 フォーカス:9点AF(オールクロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:525 g(電池込580g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS kiss X7iは、1つ上で紹介したEOS kiss X7の上位機種です。EOS kiss X7と比べると、撮像素子のサイズや画素数、画像エンジンの性能は同じです。ただし、下位機種に比べると次の点で優秀です。

 201512021457.jpg

 第1に、可動式の液晶モニターが付属する点です。バリアングル液晶モニターと呼ばれるタイプで、アングルを自由に変えられるので撮影の自由度が高い区なっています。とりわけ、流行の「自分自身の撮影」に便利でしょ

 finfdder.jpg

 第2に、オートフォーカス性能です。こちらも9点AFセンサーではありますが、オールクロス9点AFセンサーを搭載しているため、中央部以外の場所でのピント合わせが、より高精度です。もちろん、下位機種でも周辺部のピントは合いますが、こちらの方が精度が高いです。

 第3に、連写速度です。下位機種は4枚でしたが、毎秒5枚に改善が見られます。

 その他、バッテリーもやや大きめのものが採用されており、20%程度多くの写真が撮影できます。細かいところでは、マイクがステレオである点や、ファインダー倍率がやや良い点などが改善点です。

 ただ、下位機種のたEOS kiss X7と比べると、大きさと重さが犠牲になっており、本体のが150グラムほど重いです。これは、主にバリアングル液晶モニターを搭載したことによります。

 18-135-stm.jpg

 EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥14,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
  ¥15,800 Amazon co.jp (2/6執筆時)
 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥36,718 Amazon co.jp (2/6執筆時)

 レンズキットは、Kiss X7EF-S18-55mmのみが新型の静音設計でしたが、こちらはEF-S55-250mm ともに静音設計の新型になっています。

 201512021522.jpg

 とくに、やや高価な18-135 STMレンズキットについては、1本で広角から望遠まで広範囲をサポートする高性能レンズが付属します。高倍率ズームが欲しいけれども、レンズを持ち運ぶのは嫌だという方は、このモデルが良いです。

  201506291124.jpg

 Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II
  ¥15,207 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 なお、写真の「ぼけ味」を出したい人には、スナップ写真に向いているこちらの単焦点の50ミリレンズが人気です。1(レンズの明るさを示す)F値が1.8と極めて明るいレンズです。クオリティの高い撮影ができます。これを追加で1本買われると、カメラ本体の「本当の」実力が分かります。

 ネットワーク機能は、こちらも、無線LANが非搭載ですので、基本的に外出先でのスマホ等への転送は不可能です。

 以上、EOS kiss X7iの紹介でした。EOS kiss X7より高額で、ボディも重くなっていますが、多彩な機能が追加で搭載されているモデルといえます。とくに、ファインダーを使って写真を撮る場合の、オールクロス9点AFセンサーは優位性を持つでしょう。ただ、本体の重さが150グラムほど重くなってしまうのは、持ちはこびを考えると考えどころでしょう。 


 91vzadssa500_.jpg

 3・Canon EOS Kiss X8i  【18-55 STMレンズキット】
  ¥71,000 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 3・Canon EOS Kiss X8i  【ダブルズームキット】
  ¥75,883 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 3・Canon EOS Kiss X8i   【ボディのみ】
  ¥65,834 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.82
 画素数:2420万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 6  
 フォーカス:19点AF(オールクロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:510 g(電池込550g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 EOS Kiss X8iは、2015年に新規投入された新しい上位機種です。本体が10万円以内で購入できるキャノンの機種では最も高性能な機種の1つです。EOS kiss X7iと比べると以下の点が優秀です。

第1に、画素数です。このモデルから、画素数が2400万画素となりました。カメラの画素数を上げると、ノイズが発生しやすなどデメリットもあります。しかし、下位機種より高性能な画像エンジンDIGIC 6の力でそれを解決しているので、細部まで鮮明な撮影が可能です。
 201510051331.jpg

 第2に、フォーカス性能です。10万円台の機種であるEOS 70D と同じように、オールクロス19点AFセンサーを搭載します。精度の高いフォーカスが搭載されると、オートモードの際のピント合わせが楽なので、一眼初心者の強い味方です。また、ライブビュー撮影時にピントの合うまでの速度が、下位機種よりも早くなりました。
  201503051848.jpg

 Canon Camera Connect
  ¥0 iTunes Store
 Canon Camera Connect
  ¥0 Google Play   

 第3に、ネットワーク機能です。この機種からは無線LANが搭載されます。例えば、Wi-Fiで経由で直接プリンターからプリントアウトしたり、アプリ(iPhone/Android)経由で、外出先で友人に撮った写真を送ることが可能です。その他、スマホをリモートシャッターにする機能などがあります。


 その他の点は、下位機種とほとんど同じです。こ「自分撮影」ができるバリアングルモニターも搭載です。連写も、下位機種同様に5コマ/秒です。連写速度は、後ほど見ていくように他メーカーにやや劣りますね。

 18-135-stm.jpg

 EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥14,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
  ¥15,800 Amazon co.jp (2/6執筆時)

 レンズキットに付属するレンズは、下位機種と同じ構成です。詳しくは1つ上のEOS kiss X7iの説明をご覧ください。

 以上、EOS Kiss X8iの紹介でした。新型の画像エンジンを搭載し画素数が上がった点と、より精度の良いオートフォーカス(ピント合わせ)が搭載された点などが魅力です。やや高価ですが、予算が許せば買って後悔のない機種だと思います。

 ただ、下位機種のEOS kiss X7iと比べた場合、下位機種になくて残念な機能Wi-Fiとオールクロス19点AFセンサーだけだとも言えます。

 実際、EOS kiss X7i中央クロス9点AFセンサーも十分優秀です。EOS Kiss X8iの発売でかなり割安で買えるため、基本的に入門 者用としては、下位機種のEOS kiss X7iが良いかもしれません。


 201506291132.jpg

 4・Canon EOS 8000D 【18-135 STMレンズキット】
  ¥87,999 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 4・Canon EOS 8000D 【ダブルズームキット】
  ¥82,100 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 4・Canon EOS 8000D 【ボディのみ】
  ¥65,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.82
 画素数:2420万画素
 液晶パネル:3インチ 104万ドット  
 画像エンジン:DIGIC 6  
 フォーカス:19点AF(オールクロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:520g(電池込565g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD) 30P

 EOS 8000は、EOS Kiss X8iと同時に投入された2015年の新機種です。EOS Kiss X8iと性能は似通っていますが「Kiss」という相性がどうも男性ユーザーへの訴求力に乏しかったようです。それで投入された新型のエントリーモデルが、この機機になります。

 したがって、本体の性能面は、撮影素子・視野角・画素数・液晶パネルの大きさ・画像エンジン・連写速度・バリアングルモニターを含めて、EOS Kiss X8iと同じ性能で、同様にかなり優秀です。 相違点は、主に操作性の部分です。

201510051333.jpg

 こちらは、カメラ上部に撮影情報を確認できる液晶画面が付属します。10万円台後半の高級機には必ず付属する中級者向けの装備です。

 その他、上部のモードダイヤル利用時に不意の回転を防ぐためのロックスイッチが搭載された点、メインのダイヤルに加え、背面に2つめのサブダイヤルがあるため、マニュアル補整が容易である点が、EOS Kiss X8iより優れる部分です。

 こうした機能を搭載しますが、重さは10グラムほどしか変化なく、優秀です。 

 18-135-stm.jpg

 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥36,718 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
  ¥14,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
  ¥15,800 Amazon co.jp (2/6執筆時)

 レンズキットは、ダブルズームキットについてはEOS Kiss X8iと同様です。

 201512021522.jpg

 ただ、18-135 STMレンズキットレンズは、135mmまでの望遠が可能なやや高価なレンズが採用されます。1本で広角から望遠までまかなえる優秀なレンズなので、レンズを1本だけ持ち歩きたい人には向いています。

 ネットワーク機能は、こちらも無線LANが搭載ですので、外出先でも便利に使えるでしょう。

 以上、新発売となるEOS Kiss 8000の紹介でした。EOS Kiss X8iとほとんど同じ仕様ですが、中級者向けの装備がなされているため、今後本格的にカメラを覚えていきたい入門者には、Kissシリーズよりも最適な機種です。

−−

 以上、キヤノンの入門機の紹介でした。なお、EOS 80D など、これ以上に上位の機種は、他メーカーの入門機の紹介が終わった後で、紹介しています。

ニコンのデジタル一眼レフカメラ

 さて、ここからは、ニコンの一眼レフを紹介していきます。キヤノンと同様に、ニコンも古くからの光学専業メーカーです。

 世界的に有名ブランドで、ハイアマチュアの方にもファンが多いです。キヤノンと同じく、交換レンズも多く準備されています。Atlasも、現在はニコンの一眼ユーザーです。


 さて、最初に紹介するのはニコンのD3300です。

 201702060849.jpg

 5・Nikon D3400 【レンズキット】
  ¥51,668 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 5・Nikon D3400    【各色・ダブルズームキット】
  ¥65,648 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 5・Nikon D3400     【各色・ボディのみ】
  ¥42,000 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:2416万画素
 液晶パネル:3インチ 92万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:11点AF(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:395g(電池込445g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 D3400は、ニコンの入門機になります。ニコンの現行機種では最も安価なモデルです。ライバル機種は、キヤノンのEOS Kiss X8iでしょう。それに比べると、重さはこちらの方が多少軽いですね。

 撮像素子は、画質に最も影響を与える部分ですが、こちらはEOS Kissシリーズと同じサイズのAPS-C型を採用します。画素数も、新型のEOS Kiss X8iとほぼ同様で2416万画素になります。

 img_08.jpg  

 画像エンジンは、定評のあるEXPEED 4 を用いており、EOS Kiss X8iと勝るとも劣らない性能です。

 とくに、EXPEED 4 の性能は評判が良く、全体的にノイズレスな写真が撮れます。ISO感度も十分下げられますので、より、夜景や室内撮影に強いカメラと言えます。

 imgfaad02.jpg

 画質については、ローパスフィルターが外されて、ローパスレス(=ローパス無し)になっている点は重要です。ローパスとは、写真のモアレを防ぐために、写真の輪郭を故意にぼかす機構です。従来のカメラにはどれも搭載されてきた機能ですが、写真の鮮明度が下がるためハッキリとシャープな写真、解像感を重視する写真を志向する人には、不評でした。

 そのために、最近の20万円前後の一眼レフカメラではこのローパスが取られた(=ローパスがレスな)ローパスレスモデルが主流になりつつあります。キヤノンはローパスを取る予定はないようですが、ニコンのD3000シリーズはローパスレスになりました。

 201512021559.jpg

 さらに、青い空や窓の外が白っぽくとんでしまう白とびや、暗いところが黒くつぶれてしまう(黒つぶれ)」を防止するアクティブD-ライティングという新機能も搭載になりました。

 これは、逆光撮影に強いことを意味しますので、とても重要な機能です。類似の機能にSONY社のHDR機能がありますが、複数の写真を「貼り合わせる」SONYとは異なるシステムです

 201405281605.jpg

 本体の軽量性も、この機種の特長です。重さは410 gEOS Kiss X7には及びませんが、全体のサイズはコンパクトです。本体の剛性も高く。新設計のモノコック構造を採用しているためボディが頑丈です。もちろん、カメラのダスト対策もキヤノンと同様に力を入れています。

 液晶モニターは、しかしながら、小ささを売りにした機種であるために、自由にアングルを変えて「自分撮影」ができる、流行の可動式のバリアングル液晶モニターではありません。その分軽量コンパクトというわけです。

 img_04.jpg

 オートフォーカスは、キヤノンのEOS Kiss X8iと比べると性能面がやや及ばない状況です。19点のオールクロスAFを採用するキヤノンに比べると、こちらは、中央1点のみクロス対応の11点オートエリアフォーカスです。ただ、11点でのオートフォーカスでも、十分以上に動く被写体に対応できるスペックであり、この点は過度に心配する必要は無いと思います。

 連写は、5コマ/秒の連続撮影とEOS Kiss X8iと同等です。

 オート撮影モードの性能も良いです。ガイドモードを使えば、初心者でも比較的簡単に背景がボケた芸術的な写真を撮ることができます。


 動画性能は、新しい画像エンジンEXPEED 4 の採用で、60p対応のフルHDムービーが撮影可能です。

 201702060915.jpg

 ネットワーク機能は、今回最もパワーアップしたと言える部分です。Bluetoothを搭載したからです。キヤノンは無線LAN(Wi-Fi)でしたが、ニコンはBluetoothを選びました。Bluetoothの利点は、一度設定してしまえば勝手にスマホに自動転送されていくという点です。外出先でのWi-Fiの場合、いちいちアプリを起動して、接続するWi-Fiを選び直さないと利用できませんので、こちらの方がかなり利便性が高いです。SNSへの自動転送も対応するので、即座に「世界」に公開することも可能です。

 412yP_AA300_.jpg
 Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
  ¥14,298 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED
  ¥16,980 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 レンズキットには、以上のセットレンズが搭載されます。モデルチェンジで新型形状である「沈胴機構」を採用したため、大幅に小型化に成功しています。

 201512021524.jpg

 なお、手ぶれ補正は、キヤノン同様にレンズに内蔵される方式をとります。セットレンズは全て手ぶれ補正対応です。補整力もキヤノン同様に高いです。 

 【レンズキット】の場合は、18-55mm のレンズですから、左側2枚の写真ほどの倍率が、【ダブルズームキット】の場合、55-200mmのレンズも加わるので、全体領域がカバーできます。

 以上、D3400の紹介でした。キヤノンのEOS Kiss x8iシリーズと比べると、小型・軽量である点、ローパスレスになっている点、新レンズが採用される点、小型化している点などが魅力です。

 比較した場合、こちらはバリアングルモニターが搭載されないの点だけは、「自分撮影」をする方は、注意するべきでしょう。ただ、その分軽量・コンパクトであり、ローパススレスで画質の解像感が良い点はキヤノンのEOS Kiss X8iにはない特長と言えます。

 ニコンはカメラメーカーとしての「ブランド力」もありますし、こちらのモデルは男女とも違和感なく持てるため、最新機種ではAtlasのおすすめ機種ですね!

ーーー

 201405281531.jpg

 5・Nikon D3300 【レンズキット】
  ¥47,500 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 5・Nikon D3300   【各色・ダブルズームキット】
  ¥52,007 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 5・Nikon D3300    【各色・ボディのみ】
  ¥38,800 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.85
 画素数:2416万画素
 液晶パネル:3インチ 92万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:11点AF(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒 
 重さ:410 g(電池込460g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 なお、【在庫限り】で、旧機種のD3300 が併売中です。ただ、こちらの方が、本体が多少重く、Bluetoothも未搭載なので、基本的には新機種が良いでしょう。


 つづいて、ニコンの中級機、D5600の紹介です。

 201702060933.jpg

 6・Nikon D5600  【18-55VRレンズキット】
  ¥86,686 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6・Nikon D5600    【ダブルズームキット】
  ¥108,510 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6
Nikon D5600  【18-140レンズキット】
  ¥112,009 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6・
Nikon D5600 【ボディのみ】
  ¥76,974 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.8
 画素数:2478万画素
 液晶パネル:3.2インチ 104万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:39点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒  
 重さ:412g(電池込み465g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 D5600は、ニコンの上位モデルです。こちらは、D3300と同じサイズの撮像素子同じ画像エンジンを搭載します。簡単に言えば、基本性能面では大差ありません

 一方、下位機種D3300との相違点は、3点です。

 201512021625.jpg

 第1に、液晶モニターです。こちらは、「自分撮り」に対応する、可動式のバリアングル液晶モニターが搭載されます。バリアングルを搭載すると本体は通常重くなります。しかし、この機種は480 gと搭載機としてはかなり軽めです。また、バリアングル液晶モニターの採用に伴い、液晶はタッチパネル操作ができるようになりました。タッチシャッターなど、「自分撮影」の際に便利でしょう。

 第2に、オートフォーカスです。下位機種は、11点AFでしたが、こちらは、 39点AFシステムが採用されています。測距点の数では、キヤノンのEOS Kiss X8iを上回る性能です。

 201503051724.jpg

 Wireless Mobile Utility
  ¥0 iTunes Store
 Wireless Mobile Utility
  ¥0 Google Play  

 第3に、ネットワーク機能です。こちらは下位機種と同じく、スマホと常時接続可能なBluetoothを搭載する上、キヤノンと同じように無線LAN(Wi-Fi)も対応します。そのため、直接プリンターに写真を送りプリントアウトできるほか、自宅での画像転送が高速に行えます。

  412yP_AA300_.jpg

 A・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
  ¥13,298 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 B・AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
  ¥51,967 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 C・AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
  ¥26,000 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 付属するレンズキットはこちらです。

 レンズキットはAのレンズ、ダブルズームはAとCのレンズ、18-140レンズキットはBのレンズが付属します。

 201512021522.jpg

 手ぶれ補正機能、静音モーター採用の18-140mmのモデルは、です。1本で中望遠までカバーできるモデルなので特に汎用性が高いレンズです。一方、標準レンズキットに付属するAのレンズも、最新の軽量化タイプのモデルで、高性能です。

 以上、ニコンの新型の中級機D5300の紹介でした。D3400と同様に、新しい画像エンジンが採用されている点、ローパスレスになっている点、新レンズが採用される点、小型化している点などが魅力ですね。

 加えて、D5600は、高性能な39点AFシステムWi-Fi機能が搭載されている点などで、D5300よりも高性能です。ただ、価格差もありますし、「自分撮り」をしたい人と、WI-FI機能を使いたい人以外は、下位機種で良いでしょう。バリアングル液晶モニター採用機種では、全メーカーで「最軽量」というのも利点です。

ーーー

 201405281630.jpg

 7・Nikon D5500  【18-55VR2レンズキット】
  ¥62,916 Amazon.co.jp
(2/6執筆時)
 7・Nikon D5500    【各色・ダブルズームキット】
  ¥82,180 Amazon.co.jp
(2/6執筆時)
 7・Nikon D5500  【18-140レンズキット】
  ¥81,800 Amazon.co.jp
(2/6執筆時)
 7・Nikon D5500     【各色・ボディのみ】
  ¥59,100 Amazon.co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.8
 画素数:2478万画素
 液晶パネル:3.2インチ 104万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:39点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒  
 重さ:420 g(電池込470g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 なお、こちらも在庫限りで、旧製品が売られています。こちらの機種については、Bluetoothが未搭載ですが、無線LANは搭載されています。外出先で転送が不要の場合、Bluetoothは不要でしょうからこちらを選ばれても良いと思います。

 カメラの基本性能は同等で、こちらもバリアングル液晶モニターです。違いは、エフェクトや撮影関係でのマイナーチェンジが見られるだけです。セットレンズの構成も同様です。

ーーー 

 201405281630.jpg

 6・Nikon D5300 【18-55VR2レンズキット】
  ¥53,000 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6・Nikon D5300   【各色・ダブルズームキット】
  ¥85,000 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6
Nikon D5300 【18-140レンズキット】
  ¥77,700 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
 6・Nikon D5300    【各色・ボディのみ】
  ¥48,500 Amazon co.jp
(2/6執筆時)

 総合評価:★★★★★
 撮像素子:APS-C  
 ファインダー視野角:95/95 倍率0.8
 画素数:2478万画素
 液晶パネル:3.2インチ 104万ドット 
 画像エンジン:EXPEED 4  
 フォーカス:39点AFシステム(クロス)
 シャッター: 連続5コマ/秒  
 重さ480 g(電池込530g)
 動画性能: 1920x1080(フルHD)

 また、旧機種には、現行機種で「省略」された下位機種も存在します。こちらも、バリアングル液晶モニターを採用し、カメラの基本性能は現行機種のD5300と同じで、無線LANも搭載されます。

 バリアングル液晶モニターがタッチパネル式ではない点が、D5500 の大きな違いです。セットレンズの構成は新機種と同様ですが、バリアングル液晶モニター不要ならば、こちらより、D3400 のほうが軽量で良いかと思います。

ーーー

 以上、ニコンの入門機の紹介でした。なお、D7200 などの10万円以上の機種にについては、各社の入門機の紹介が終わった後、今回の記事の最後のほうで改めて書いています。

第2回目記事の予告!
最新のデジタル一眼レフカメラのおすすめは、結論的にどの機種?

 以上、今回の前編では、キヤノン、ニコンの10万円以下のモデルを紹介しました。

       201503311154.jpg

  PENTAX K-S1 【18-55レンズキット】
   ¥49,181 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
  PENTAX K-S2  【18-135レンズキット】
   ¥76,612 Amazon co.jp
(2/6執筆時)
  PENTAX K-3  【18-135レンズキット】
   ¥98,000 Amazon co.jp   (2/6執筆時)

 続く第2回目記事では、特徴的なモデルを出しているペンタックスのカメラを紹介します。

 その後、「結論」として、全メーカーから、予算別、目的別でオススメできる機種についてのランキングを書いていきたいと思います。

 では、2回目記事でお会いしましょう→2回目記事は【こちら 

ーーーー

 また、このブログには、その他に、以下のようなデジカメの記事があります。こちらもよろしくお願いします。

1・1万円前後の入門コンデジの比較
2・2万円前後の最新コンデジの比較
3・高倍率ズームコンデジの比較
4・
レンズが明るい高級コンデジの比較
5・水や砂に強い高耐久コンデジの比較
6・チルト対応の自分撮影コンデジの比較

7・ミラーレス一眼の比較
 この前編記事がもしお役に立ったようならば、以下のTwitter Facebook はてなブックマークボタンから記事を共有していただければ幸いです!!(↓)

posted by Atlas at 14:15 | Comment(0) | カメラ

<広告>

 この記事がお役に立てたようならば、右のリンクから「家電ブログランキング」にクリック投票お願いします。  201302192014.jpg

コメント(知人の方)



          
商品名から本ブログの記事検索ができます!

カスタム検索

<PR>

約200記事の完全なリンク集は、【トップページ】の下部にあります。

今後の
記事は【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!
monomani31.png