1回目記事からの続きです→こちら
今回のお題
高性能なデジタル一眼レフカメラのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今回は、デジタル一眼レフカメラの比較の2回目記事です。
1・デジタル一眼レフの比較 (1)
1-1:キヤノン〈日本〉
1-2:ニコン〈日本〉
2・デジタル一眼レフの比較 (2)
2-1:ペンタックス〈日本〉
2-2:最終的なおすすめ機種の提案た。
2回目記事では、ペンタックスの一眼レフカメラを紹介していこうと思います。
ーーー
画質の良さ ★★★★★
フォーカス性能 ★★★★★
連写速度 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
アングル調整 ★★★★★
軽量性 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各機種を個別に紹介していきます。
その上で、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、「Atlasのおすすめ機種」を選定していきます。
2-1・ペンタックスの一眼レフカメラ
ここからは、ペンタックスの一眼レフの紹介に入ります。
このメーカーもカメラ屋として老舗です。現在はリコーがブランドを持ちます。
一眼レフへの新製品の投入は、現在も続いており、他社より多い印象です。
ーーー
なお、以下では、高評価できるポイントは赤系の文字色で、イマイチなところは青字で表記していきます。
【2022年発売】
【18-135レンズキット】
17・ペンタックス PENTAX KF ブラック
18・ペンタックス PENTAX KF ブルー
19・ペンタックス PENTAX KF ホワイト
¥107,756 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
20・ペンタックス PENTAX KF ブラック
21・ペンタックス PENTAX KF ブルー
22・ペンタックス PENTAX KF ホワイト
¥88,800 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:0.95
画素数:2424万画素
液晶パネル:3インチ 103.7万ドット
画像エンジン:PRIME M II
AF:11点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続6コマ/秒
重さ:628 g(電池込688g)
動画: 1920x1080 (フルHD)
PENTAX KF は、ペンタックスの入門機にあたります。
2016年発売のPENTAX K-70の後継機になります。これとの違いは後ほど書きます。
重さは、ただし、600gを超える重量級です。
ニコンの上位機にもありましたが、雨天などの悪天候に強い防塵・防滴仕様です。
ペンタックスの場合は、ようするに、入門機から堅牢設計です。
さらに、レンズ部分も防塵・防滴性を持つため、野外撮影の多い方に人気があります。
撮像素子は、他社同様に、APS-C型を採用します。
画素数は、2425万画素です。
常用ISO感度は、一方、本機のポイントで、最大ISO102400です。
画素数にしてはかなり高感度です。
暗い場所などに強そうな基本スペックです。
HDR機能も、搭載です。
3枚合成と優秀ですし、ペンタックスはやはり、酷な撮影条件での利用に向きます。
画像エンジンは、PRIME M II です。
発売がやや古い影響もありますが、現状では多少スペックが劣るでしょう。
4K動画が制御できない水準ですから。
画質部分の機能は、いくつか特徴的な部分があります。
第1に、ローパスセレクターです。
なお、キヤノンは伝統的な「ローパス」、ニコンは革新的な「ローパスレス」でした。
ペンタックスはハッキリとシャープな写真、解像感実現できるローパスレス方式と、モアレに強いローパス式双方を選択できます。
第2に、回折補正です。
(コンデジなどで)パナソニックも使う技術ですが、画像エンジンのパワーを使い、回折現象による風景画の輪郭を向上させる技術を搭載します。
第3に、リアル・レゾリューション・システムです。
手ぶれ補正のためのシフト機構を利用し、1画素ずつ動かしながら4枚の写真を撮り、R/G/B情報を個別に取得することで「超高精細画像」を出力する仕組みです。
三脚を利用することが「マスト」ですが、撮れる写真の詳細さは、高画素数機に匹敵します。
---
結論的にいえば、ペンタックスのこれらの技術は、風景写真などの静態的なものを撮影するのに向きます。
防塵・防滴性を強調する「フィールドカメラ」の方向性ですし、この部分は特に強調できます。
なお、他社に見られたHDR機能は本機も搭載します。キャノンと同じで3枚合成です。

オートフォーカスは、本機も、撮影方法で異なります。
第1に、ファインダー利用時は、測距点が11点です。
このうち、9点がクロスタイプのセンサーです。
値段からすると、そこそこ良い性能で、合焦はよさげです。
顔検出機能は未対応ですが、夜間への対応力は、低輝度限界が-3EVなので、割と良いです。
暗いところでもAFは働きやすいでしょう。
第2に、ライブビュー撮影時です。
本機は、コントラストAFと像面位相差AFを併用するハイブリッドAF方式を採用します。
測距点は35点です。
キヤノン採用のデュアルピクセル CMOS AFには及ばないでしょうが、ファインダーを使わない場合も、高性能です。
顔検出機能は対応です。ただ、低輝度限界は、輝度範囲が明示されません。
連写は、6コマ/秒です。
オート撮影モードは、キヤノンよりは、やや簡易的です。
一応が「人物」「風景」「動体」を検知するオートピクチャーモードはあります。
ただ、本機の持つ19シーン全てに対応させるような方式ではないです。
手ぶれ補正は、一方、本体内蔵で行う電子式の手ぶれ補正です。
電子式の手ぶれ補正の場合、結果的に手ぶれが補正されるだけで、光学ファインダーで、リアルタイムに補正ができているのかの確認ができません。
ただし、補正精度を数値的に言えば、シャッター速度4.5段分と数値的には強力です。
レンズシフト式でない中級機のなかでは、最高クラスだと思います。
液晶モニターは、角度自在のバリアングルモニターが付いています。
ファインダーは、ペンタックスの「売り」といえる部分です。
キヤノンやニコンと違い、入門機から、撮影範囲が完全に視認できる視野率100%の高性能の光学ファインダーを搭載します。
100%の視野率のために構図を決めやすく、高性能です。
動画撮影は、しあkし、4K非対応です。
フレームレートは、フルHD時に60コマ/秒で、他社の入門機の水準です。
なお、カタログには、「4Kインターバル動画」という機能がありますが、これは、静止画の連続撮影技術のことで、動画ではありません。
3・18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
レンズキットは、このグレードは1種類で、広角から望遠までこなせる7.5倍ズームのこの機種だけです。
405gと割と軽量なので、本体と合わせて1kg前後ですから、使いやすいと言えます。
とくに、ペンタックスは簡易防滴構造があるため、セットレンズでも、雨天時の利用に安心感があります。
ペンタックス伝統のチューリップ型フードも付属です。
Image Sync
¥0 Apple App Store
Image Sync
¥0 Google Play
ネットワーク機能は、Wi-Fiのみ搭載します。
Bluetoothは未搭載である点が残念です。
自動転送などにも対応できません。
PENTAX GPSユニット O-GPS2 30364
¥19,326 Amazon co.jp (6/22執筆時)
ただ、GPSについては、専用ユニットでフォローできます。
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以上、ペンタックスのKFの紹介でした。
入門機ながら、光学ファインダーの視野率が100%であること、防塵防滴性能とバリアングルモニターを搭載する点などが魅力です。
一方、本体の重さは628gですが、セットレンズを含めた防滴仕様である機種は他社にないです。
また、頑丈な製品としては、最小・最軽量のボディともいえます。
いずれにしても、海や山やスキーで使う人、悪天候下でも使いたい人には最良の入門機といえそうです。
ーーー
【2016年発売】(中古含む)
【18-135レンズキット】
23・PENTAX K-70 【ブラック】
24・PENTAX K-70 【シルバー】
¥49,980 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
25・PENTAX K-70【ブラック】
26・PENTAX K-70 【シルバー】
¥41,382 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:0.95
画素数:2424万画素
液晶パネル:3インチ 92.1万ドット
画像エンジン:PRIME M II
AF:11点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続6コマ/秒
重さ:628 g(電池込688g)
動画: 1920x1080 (フルHD)
なお、先述のように、本機の旧機種となるのは、2016年発売のPENTAX K-70 です。
新品在庫はほぼないので、中古価格を出しました。
性能は新機種と比べると、ほぼ違いはないです。
あえて言えば、新機種は、モニター解像度が多少良くなったこと、その部分の電力消費の違いでバッテリーの撮影枚数が多少減っただけです。
今回の記事の冒頭で書いたように、スタンダードクラスのデジイチの進化はほぼ止まってしまったので、これは仕方ないかなと思います。
【2021年発売】
【ボディのみ】(中古価格)
27・PENTAX K-3 Mark III
¥182,4800 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【20-40 Limitedレンズキット】
28・PENTAX K-3 Mark III
¥259,800 楽天市場 (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:1.05
画素数:2573万画素
液晶パネル:3.2インチ 162万ドット
画像エンジン:PRIME V
AF:101点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続最大12コマ/秒
重さ:735 g(電池込820g)
動画: 4K/30p
K-3 Mark III は、ペンタックスの上級機です。
各社とも一眼レフは撤退傾向ですが、ペンタックスはAPS-Cの上位機を2021年に更新しました。
一方、現状で、新品在庫はなさそうですが、あとで見る「特注モデル」的なものは残る感じです。
独特の質感のあるフォルムで、格好良いカメラです。
こちらも、防塵防滴仕様ですから、悪条件下の利用に強い機種です。
撮像素子は、APS-Cサイズ、画素数は2573万画素です。
ニコンの上位クラスより、画素数がやや多いです。
差はさほどないとはいえ、解像感重視の哲学を表しています。
ISO感度は、その上で、ISO160万と他機に見られない感度を実現しています。
実用的には、20.5万あたりまででしょうが、高感度撮影については、かなり得意でしょう。
エンジンパワーの恩恵もありますが、画像空間フィルターを利用しつつ、解像感とノイズ低減という本来的に両立しにくい部分を、高めています。
画像エンジンは、PRIME W (+アクセラレーターユニットII)をを搭載します。
4K動画に対応できるハイスペックで、後述するように、フォーカス・連写をふくめた、全体の性能強化に寄与します。
画質面では、本機も、ローパスセレクター・高詳細画像・回析補整など、下位機種同様の搭載となります。
ペンタックス独自の機能で、とくにフィールドカメラとして利便性が高いです
フォーカスは、撮影形態で異なります。
第1に、ファインダー撮影時は、測距点が101点です。
クロスセンサーはうち25点です。同価格帯の競合機と較べるとこの部分のスペックはやや低いです。
ただ、実用的には十分です。
顔検出機能は非対応で、夜間への対応力は、低輝度限界-4EVです。
第2に、ライブビュー撮影時は、普通のコントラストAFです。
顔検出やタッチAFはできますが、特段重視されません。
連写は、12コマ/秒です。
このあたりは「上級」といって良い仕様です。
ニコン・キヤノンよりドライブは良く、残存した3社のAPS-C機で較べると、本機が最も性能が良いともいえます。
手ぶれ補正は、ボディ内蔵型のSR IIが搭載です。
5軸手ぶれ補正で、5.5段です。
シフトブレ、回転ブレまで補正する豪華な仕様です。
望遠レンズなどの利用時には便利でしょう。
液晶モニターは、3.2型の162万ドットと性能は良いです。
ただ、バリアングルは不採用となります。
1・HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
レンズキットは、Pentax HD DA 20-40mm付属モデルがあります。
実売10万円弱のレンズで、283gと比較的軽量な上で、広角側がF2.8と明るい防滴レンズです。
Image Sync
¥0 Apple App Store
Image Sync
¥0 Google Play
ネットワーク機能は、無線LAN(Wi-Fi)とBluetooth LEに対応です。
Bluetoothは、画像転送に使えるほどの速度はないのですが、ペアリングしておけば、転送時に自動的にWi-Fi通信する仕様なので、この部分は「現代的」です。
また、Bluetooth LEなので、待機させてもスマホのバッテリーは減りにくいです。
スマホのA-GPSを利用した位置情報の転送も可能です。
動画性能は、4K動画(30フレーム)に対応です。
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以上、ペンタックスの K-3 Mark III の紹介でした。
APS-Cサイズの一眼レフ上級機に限定して言えば、発売時期の関係もありますが、本機が性能的に一番「まとまって」います。
防塵防滴機なので多少重めですが、新エンジン効果で、ドライブやフォーカス回りが高まった上で、高感度撮影力など従来得意とする部分も伸びています。
ファインダの稼働が不要ならば、割と良い選択肢でしょう。
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【2023年発売】
【ボディのみ】
29・PENTAX K-3 Mark III Monochrome
¥301,053 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【Monochrome 20-40 Limitedレンズキット】
29・PENTAX K-3 Mark III Monochrome
¥344,700 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:1.05
画素数:2573万画素
液晶パネル:3.2インチ 162万ドット
画像エンジン:
AF:101点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続最大12コマ/秒
重さ:735 g(電池込820g)
動画: 4K/30p
なお、2023年に、本機の改良型となる K-3 Mark III Monochromeが登場しています。
名前通りの「モノクロ撮影専用機」です。RGBからのモノクロ変換ではないため、輝度情報が正確で、階調表現性がより高くなるという方向性です。
ファンイベントから作られたもので、小ロット生産なので、やや値段が高いです。ほぼ受注生産に近いようで、予約は必要です。
なお、セットレンズモデルは、先ほどの機種と同じものが付属となります。
ーーー
【2018年発売】
【28-105mmレンズキット】
30・PENTAX K-1 Mark II
¥244,480 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
31・PENTAX K-1 Mark II
¥194,673 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:フルサイズ
F視野角:100/100 倍率:0.7
画素数:3640万画素
液晶パネル:3.2インチ 103万ドット
画像エンジン:PRIME IV
AF:33点AFシステム(クロス)
連写速度: 4.4コマ/秒
重さ:925g(電池込1010g)
動画: フルHD(30p)
なお、ペンタックスの場合も、これより上位機種となるPENTAX K-1 Mark IIがあります。
そして、他社同様に、このグレード以上は「フルサイズ一眼」です。
同社の場合もAPS-C専用レンズを利用可能ですが、画角が変わってくるため、使わないのが一般的です。
今回の結論
一眼レフカメラおすすめの機種は結論的にこちら!
というわけで、今回はデジタル一眼レフカメラの比較でした。
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最後に、いつものように、「目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!」を提案したいと思います。
第1に、自分も使うが、家族も使うという方に向く、ファミリー向けの入門機としておすすめできる機種は、
【2019年発売】
【18-55 IS STMレンズキット】
1・Canon EOS Kiss X10
¥108,800 楽天市場 (6/22執筆時)
【ダブルズームキット】
2・Canon EOS Kiss X10
¥120,420 楽天市場 (6/22執筆時)
【ボディのみ】
3・Canon EOS Kiss X10
¥82,863 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:95/95 倍率0.87
画素数:2421万画素
液晶パネル:3インチ 104万ドット
画像エンジン:DIGIC 8
AF:9点AF
連写速度: 連続5コマ/秒
重さ:402 g(電池込449g)
動画: 4K/ 25p
画質の良さ ★★★★★
フォーカス性能 ★★★☆☆
連写速度 ★★★☆☆
動画撮影 ★★★★★
アングル調整 ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
EOS Kiss X10をオススメします。
X10iもありますが、値段的に入門機といえるのか微妙です。
その点、費用対効果では、X10は抜群に上であり、お買得感が高いです。
本機の場合、バリアングル液晶を搭載する点がまず評価できます。
この場合、「自分撮影」「自分と友人撮影」ができるほか、運動会などの混み合った場所でアングルを替えて撮影できるので、この点で[「ファミリー向け」です。
一方、ファインダーを使う場合、オートフォーカスは、9点と「少なめ」です。
ただ、タッチパネルを利用してのライブビュー撮影時は、デュアルピクセル CMOS AFを採用します。
この使い方ならば、AF速度は「業界最速」です。ライブビュー撮影は他社の場合、あまり凝っていませんし、この部分でも、初心者向きと言えます。
自分用に一眼レフが欲しいが、家族も使う場合は、この仕様のほうが良いでしょう。
連写速度も、実用的なスピードをキープしています。子ども撮りも対応できるでしょう。
1・EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
2・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
レンズキットは、基本的にはこちらの場合も18-55mmだけで良いでしょう。
ただ、価格もそれなりにこなれていますので、遠くまで撮れるダブルズームレンズセットを買うと良いと思います。
撮像素子は、ニコンと異なり、ローパスレスではありません。
ただ、風景写真よりも、人物撮影やスナップが多い人は、ローパスレスであることは、それほど意味がありませんし、モアレの心配がないだけ、こちらが良いと思います。
この点は、キヤノンの技術水準が低いのではなく「こだわって」あえてローパスレスにしていない点は強調しておきます。
実際、フルオートで撮る場合、人物撮影はキヤノンの方が上手に撮りやすいです。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM
¥18,980 Amazon co.jp (6/22執筆時)
また、ズームができない代わりに、「ぼけ味」の出せる単焦点レンズが売っています。
人気商品で、結構な中古がありますし、入門機でも単焦点に挑戦したい人にもおすすめです。
転送についても、BluetoothとWi-Fi双方を装備し、アプリの工夫で、そのままの画質での自動転送に対応します。
せっかく高画質で撮ったのだから、高画質のままSNSや友人に送りたいというニーズに叶うでしょう。
液晶プロテクター Canon EOS kiss X10用
¥660 Amazon co.jp (6/22執筆時)
保護フィルムはこちらです。
今すぐ使えるかんたんmini Canon EOS Kiss X10
¥1,628 Amazon co.jp (6/22執筆時)
入門用のガイドはこちらです。
第2に、野外でかなりハードに使う人で、防塵・防滴機能を優先したい方は、
【2022年発売】
【18-135レンズキット】
17・ペンタックス PENTAX KF ブラック
18・ペンタックス PENTAX KF ブルー
19・ペンタックス PENTAX KF ホワイト
¥107,556 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
20・ペンタックス PENTAX KF ブラック
21・ペンタックス PENTAX KF ブルー
22・ペンタックス PENTAX KF ホワイト
¥88,000 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:0.95
画素数:2424万画素
液晶パネル:3インチ 103.7万ドット
画像エンジン:PRIME M II
AF:11点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続6コマ/秒
重さ:625 g(電池込684g)
動画: 1920x1080 (フルHD)
画質の良さ ★★★★★
フォーカス性能 ★★★★☆
連写速度 ★★★★☆
動画撮影 ★★★☆☆
アングル調整 ★★★★★
軽量性 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
ペンタックスのKFでしょう。
防塵防滴性能を持つ機種としては、一眼レフでは、最も安価な水準ですから。
また、ペンタックスの場合、セットレンズも簡易防滴構造をもち、水しぶきの中でも利用できます。
別に買う必要がない点で、段違いに経済的だと思います。
加えて、ローパスフィルタの利用の有無を選べるローパスセレクターを搭載するのも、各メーカーの「いいとこ取り」と言えます。
さらに、バリアングル液晶モニターも搭載する点で、ファミリー向けにも便利でしょう。
基本性能の部分でも、11点オートフォーカスや、5.5コマの連写など、この価格帯の製品として他社に遜色ありません。
難点は、684gという重さです。
しかし、防塵防滴構造をもち、バリアングル液晶モニターを搭載する機種としては「世界最軽量」だというのは言及するべきです。
3・18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WR
レンズキットは、18-135mmです。
簡易防滴構造もありますし、優秀なレンズなので、セットで買われるべきだと思います。
液晶プロテクター PENTAX KF/K-70/K-S2用
¥615 Amazon co.jp (6/22執筆時)
対応する保護フィルムはこちらです。
第3に、価格と性能のバランスが取れ、どのシーンでもマルチで活躍してくれそうな中級機としてオススメなのは、
【2020年発売】
【ダブルズームキット】
6・Canon EOS Kiss X10i-WKIT
¥172,000 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
7・Canon EOS Kiss X10i
¥130,000 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:95/95 倍率0.82
画素数:2420万画素
液晶パネル:3インチ 104万ドット
画像エンジン:DIGIC 8
AF:45点AF(オールクロス)
連写速度: 連続7コマ/秒
重さ:471 g(電池込515g)
動画:4K/25p
画質の良さ ★★★★★
フォーカス性能 ★★★★★
連写速度 ★★★★☆
動画撮影 ★★★☆☆
アングル調整 ★★★★★
軽量性 ★★★★☆
総合評価 ★★★★★
EOS Kiss X10iをオススメします。
操作系の使いやすさでは、EOS 9000Dという選択肢もあり得ます。
しかし、画像エンジンが古いため、現状では、KISSシリーズの最上位機となる本機のが良いと判断します。
一方、10万円前後の製品は、十分な測距点と、実用的な連写速度をもつ製品は、他社にも良い機種がたくさんあります。
ただ、本機の場合、最新エンジンを搭載することで、ファインダー利用時の顔検知(EOS iTR AF)、ライブビュー撮影時の瞳検知と、手軽なピント合わせの部分で、他社より優れます。
また、同社の下位機種X10と比較した場合、これらの検知機能のほか、測距点も伸びているので、実際的な差があるでしょう。
なお、一眼レフを家族で共有する場合、あまりカメラに詳しくないパートナーは、ファインダー撮影を必ずしも好まない場合があります。
その点を考慮すれば、デュアルピクセル CMOS AFと瞳検知をダブルで採用する本機は、ライブビュー撮影時に「ほっといても綺麗に撮れ」ます。
そうした用途にも、向くでしょう。
また、下位機と同じく、BluetoothとWi-Fi双方を装備し、相互に連動させることで、高画質画像をスマホに自動転送できる点も、使い勝手が良いです。
1・EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
2・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
一方、レンズキットは、現状で、上記のダブルズームキットのみ1種類です。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM
¥18,980 Amazon co.jp (6/22執筆時)
おまけで、単焦点を購入しておいても良いでしょう。
第4に、ミドルグレードの一眼レフとして、現状最もおすすめできるのは、
【2019年発売】
【18-135USMレンズキット】
8・Canon EOS 90D
¥174,000 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【ボディのみ】
9・Canon EOS 90D
¥158,999 Amazon co.jp (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100 倍率:0.95
画素数:3250万画素
液晶パネル:3インチ 104万ドット
画像エンジン:DIGIC 8
AF:45点AF
連写速度: 連続10コマ/秒
重さ:619g(電池込701g)
動画:4K/30p
画質の良さ ★★★★★★
フォーカス性能 ★★★★★
連写速度 ★★★★★
動画撮影 ★★★★★
アングル調整 ★★★★★
軽量性 ★★★☆☆
総合評価 ★★★★★★
Canon EOS 90D でしょう。
ミドルグレードの価格帯のAPS-C機では、他社を含めて久しぶりの新機種でした。
DIGIC8の採用が功を奏して、画素数・フォーカス・ノイズ対策・4K動画撮影・連写など、10万円台前半の各社の製品と、スペック上、はっきり分かる差があります。
防水・防塵性能があることもあり、本体は重いとはいえ、700g前後に押さえ込んでいるので、中級機としては、十分健闘でしょう。
フルサイズに手を出す気持ちはないが、「数ランク上の画質」を楽しみたいかたには、現状ではこちらでしょう。
第5に、APC-S機の一眼レフ高級機として、おすすめできるのは、
【2021年発売】
【ボディのみ】(中古価格)
27・PENTAX K-3 Mark III
¥182,4800 Amazon co.jp (6/22執筆時)
【20-40 Limitedレンズキット】
28・PENTAX K-3 Mark III
¥259,800 楽天市場 (6/22執筆時)
撮像素子:APS-C
F視野角:100/100, 倍率:1.05
画素数:2573万画素
液晶パネル:3.2インチ 162万ドット
画像エンジン:PRIME V
AF:101点AFシステム(クロス)
連写速度: 連続最大12コマ/秒
重さ:735 g(電池込820g)
動画: 4K/30p
画質の良さ ★★★★★★
フォーカス性能 ★★★★★★
連写速度 ★★★★★★
動画撮影 ★★★★★
アングル調整 ★★★☆☆
軽量性 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★★★★
PENTAX K-3 Mark IIIでしょう。
値段的にはフルサイズも買える価格とはなりますが、PENTAX K-3 Mark IIIは、間違いなく良い機種です。
ドライブやフォーカス回りは、全機を通してもAPS-C機では現状最高峰でしょう。
ただ、現状で、新品在庫がみられなかったので、あったらという話になります。
基本的に、悪天候に強い代わりに重めのフィールドカメラですが、ドライブやフォーカス回りも値段相応に良く、高感度撮影も強いので、汎用性も高い上級機といえます。
Image Sync
¥0 Apple App Store
Image Sync
¥0 Google Play
一眼レフのAPS-Cでは久しぶりの新型で、エンジンや、ネットワーク面の仕様も新しいですし、予算度外視で、単純に性能だけで選ぶならば本機がやはり良いです。
1・HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
セットレンズモデルも、軽くて高性能で「持って損はない」レンズだと思いますし、セット購入時の割引率を考えても、選択肢にできるでしょう。
補足1・利用するSDカードについて
最後におまけで、SDカードについてです。
【4K動画 高速連写対応】【64GB】
サンディスク SDSDXDM-064G-GHJIN
¥15,110 Amazon.co.jp (6/22執筆時)
【32GB】(64GB-512GBもあり)
キオクシア(旧東芝) SDHCカード 32GB UHS-1
¥780 Amazon.co.jp (6/22執筆時)
なお、カメラには、撮影用のSDカードが付きません。
SDカードは1000円程から売っていますが、格安のモデルは読み込み速度が遅くカメラ本来の性能を活かせません。
おすすめは、アメリカのSanDisk社のカードです。
読み込み/書き込み速度が速く、2000枚程度の写真が保存できますの。ただ、価格的には、同じ位のスピードを出せるトランセンド社のSDカードもお買得で良いです。
これらのSDカードについては、高性能モデルや格安モデルを含めて【おすすめSDカードの比較記事】で別に紹介していますので、よろしければご覧ください。
【UHS-1】〈104MB/秒〉
・ANKER SDカードリーダー
¥1,490 Amazon.co.jp (6/22執筆時)
【UHS-2】〈312MB/秒〉
・ソニー SDカードリーダー MRW-S1
¥3,573 Amazon.co.jp (6/22執筆時)
また、PCなどにSDカードリーダーがない場合は、別売で購入しましょう。
こちらについては、頻度と容量からしても、さほど速度は不要だと思います。
補足2・カメラ用の三脚について
そのほか、三脚もお探しの方、マンフロットなどの高級モデルを含めて、【一眼レフ向きのおすすめ三脚の比較記事】も書いています。
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1・高画質な小型デジカメの比較【3倍-】
2・高倍率な中型デジカメの比較【16倍-】
3・単焦点のデジカメの比較
4・入門用の格安デジカメの比較
5・高耐久の防水デジカメの比較
6・Vlog動画向けデジカメの比較
7・ミラーレス一眼の比較
8・一眼レフカメラの比較
9・デジカメ全体の選び方【解説】
また、カメラ関連の記事として、以上の記事もよろしくお願いします。
というわけで、今回は一眼レフカメラの話でした。
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ではでは。