Top 無線LANルーター 比較2022’【〜1万円】激安Wi-Fiルーター43機の性能とおすすめ・選び方 (3-1)

2022年06月25日

比較2022’【〜1万円】激安Wi-Fiルーター43機の性能とおすすめ・選び方 (3-1)

【今回レビューする内容】2022年 1万円以下の激安 無線LANルーターの性能とおすすめ・Wi-Fiルーター・親機・無線ブロードバンドルーター:ワンルーム用・1人暮らし向けのルーター

【比較する製品型番】 バッファロー WSR-300HP WCR-1166DS WSR-1166DHPL2 WSR-1166DHPL2/N WSR-1166DHPL2/D WSR-1166DHP4-BK WSR-1166DHP4-WH WSR-1800AX4B-BK WSR-1800AX4B-WH WSR-1800AX4B/NBK WSR-1800AX4B/NWH WSR-1800AX4S/NBK WSR-1500AX2B/NBK WSR-1500AX2B/NWH WSR-1500AX2B-BK WSR-1500AX2B-WH WSR-1500AX2S/NBK NEC Aterm PA-WG1200CR PA-WG1200HP4 PA-WG1200HP3 PA-WG1200HS4 PA-WG1200HS3 PA-WG1800HP4 PA-WG1900HP2 WX1500HP AM-AX1500HP PA-WX1500HP エレコム WRC-1167GHBK2-S WRC-1167GST2 WMC-X1800GST-B WRC-X1800GS-B WRC-X1800GSA-B

今回のお題
1万円以内のWi-FiLルーターのおすすめはどの機種?

 ども、Atlasです。

 今日は、2022年6月現在、最新の無線LANルーターの比較です。

   201802211529.jpg

1・高速な無線LANルーターの比較
 速度:1733~ 2402Mbps
 予算:7000円〜1.5万円
 用途:2LDK・一戸建て
2・超高速なWi-Fi 6ルーターの比較
 速度: 4804Mbps(×2)
 予算:1.5万円-6万円
 用途:大家族・ゲーマー・トレーダー
3・格安な無線LANルーターの比較
 速度:866~1300Mbps
 予算:1万円以下
 用途:1LDK・ワンルーム
4・多人数向けメッシュWi-Fiの比較
 速度:~ 2492Mbps×2
 予算:3万円-7万円
 用途:旅館・自営業・3F建ての家庭
5・おすすめの無線LANルーター 【結論】
 =予算別・目的別のおすすめ機種の提案

 このブログには、無線LANルータ関連の記事が、全部で5本あります。

 今回は、3回目の記事となります。

 「激安だけど高性能」をキーワードにして、3000円~1万円ほどで買える価格帯の製品を紹介しました。

 とくに、ワンルームマンションや、隣接した2部屋程度の1Kで利用する場合に「おすすめ」のグレードです。 

 201802211543.jpg

 なお、2DKクラスのマンションや一軒家でお使いの場合は、1万円以下の機器だと心許ない部分もあります。

 そのため、こうした場合は、1万円以上の機種を比較している1回目記事となる【高速な無線LANルーターの比較記事】をご覧ください。

 202107261111.jpg 

 また、1回目記事の冒頭では「無線ルーターの選び方の基本」を色々書きました。

 そのため、お時間がある方は、 1回目記事こちら)からお読みいただければ、より分かりやすいかと思います。

 よろしくお願いします。

ーーー

対応人数   ワンルーム向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 以下では、各社の製品を一機ずつ紹介していきます。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、価格別・性能別にAtlasのおすすめ機種を提案していきます。

1・激安なWi-Fiルーターの比較

  201508161045.jpg

 というわけで、3000円代から購入できる格安のWi-Fiルーターの比較に入ります。

1・激安な無線ルーターの比較 (1)
 1-1:バッファロー 〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
 1-3:エレコム〈日本〉
2・激安な無線ルーターの比較 (2)
 2-1:アイオーデータ〈日本〉
 2-2:ASUS〈台湾〉
 2-3:TP-LINK〈中国〉
 2-4:LINKSIS〈アメリカ〉ほか
3・無線ルーターの比較 (3) 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 数があるので、今回は、以上のような順番で、メーカー別に製品を紹介します。

1-1・バッファローの無線ルーター

 202107261229.jpg

 はじめに、バッファローのルーターです。

 日本の家庭市場における無線ルーターのシェアはトップで、ラインナップが最も多い名古屋の企業です。

---

 以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


 201810101302.jpg

 【2014年発売】

 【通常型番】

 1・バッファロー WSR-300HP
  ¥3,828 楽天市場 (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi 4(11n)
ネット最高速度:300Mbps
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:
WPA3:

 WHR-300HPは、バッファローAirStationシリーズでは最も安い製品です。

 また、最も長い期間販売されているロングセラー機でもあります。

 以前は、【アマゾン限定型番】の製品(WSR-300HP/N)がありましたが、展開は終了しています。

 202107261802.jpg

 本体サイズは、幅140x高さ140x奥行31mmです。

 超小型と言ってもよいサイズで、設置性も良いです。

 202111251411.jpg

 無線の最大速度は、300Mbps(約38メガバイト/秒)です。

 格安機なので仕方ないですが、「快適水準」ではないです。

 特に本機については、2.4GHz帯の電波だけ対応です。

 電波干渉に強い特長のある5.0GHz帯の電波を送受信できません。

 スマホやPCで、2.4GHz帯の電波だけ対応という機種はあまりないので、こうした仕様にしています。

 201906141014.jpg

 インターネット速度は、Wi-Fiを利用する場合、300Mbps(約38メガバイト/秒)です。

 ただ、光ファイバーの終端装置から、この無線LANルーターまで(WAN)は、1000Mbpsで入ってくるので、有線LANならば、(理論上)その速度でPCに向かうでしょう。

 なお、IPv6には未対応です。

 201810101844.jpg

 インターネット速度は、理論値でも100Mbps(12.5メガバイト秒)に止まります。

 ご家庭の光ファイバーの終端装置(モデム)から、このルーターまでの間のLANケーブル(=WAN)は、規格上100Mbps(12.5メガバイト/秒)が最高速度だからです。

 これがボトルネックとなり、実際のインターネット速度はここまで落ちます

 無線の安定性も、特段の技術はないです。

 201810101303.jpg

 有線LANポートは、4つ搭載されます。

 戦術のように、1000BASE-T(最大速度1000Mbps)と高速であり、利用上、問題ありません。

  201505021139.jpg

 Buffalo QRsetup
  ¥0 Apple AppStore

 Buffalo QRsetup
  ¥0 Google Play

 簡単設定機能は、BUFFALO機は定評があります。

 201810101324.jpg

 スマホ(iOS/Android)については、QRコードを撮影するだけで接続が可能なQRセットアップが付属します。

 パソコンについても、バッファロー社の「売り」である「AOSS機能」が付属します。

 業界共通仕様のWPSと同じですが、つなげるだけではなく、WPA2/WPAによる強力なセキュリティが自動設定でき、情報漏洩対策などに効果的です。

 IPv6は、対応です。

 これは、IPoEとも呼ばれ、プロバイダ側の混雑に強くなる技術です。

 ただ、光ファイバー業者に回線業者に追加料金が必要であることもあり、使いたい方だけが知っておけば良い知識です。

 202203181116.jpg

 サポートは、特に初心者の場合、気にしても良い部分です。

 自宅の環境によっては、中級者以上でもすんなりとつながらないことはありますから。

 電話のつながりやすさはAtlasは分かりませんが、対応品質は(サポートセンターが日本で、日本語が通じるという点を含めて)同社を含めた国内各社には安心感があります。

 バッファローの場合、スマホを含めて比較的電話料金が安い、050電話番号が公開されているほか、日曜日も朝からサポートがある点が評価できます。

---

 以上、バッファローのWHR-300HP2の紹介でした。

 ただ「Wi-Fiが使えれば良い」ならば、小型ですし、消費電力も5.8Wと他機の半分ですし、本機で良いでしょう。

 ネットは社会的インフラなので、この程度の価格の機種をしっかりだす社会的意義もあります。

 ただ、5GHz帯の電波を受けられない部分で、相当に「陳腐化」はしているので、性能で選ぶならば、ワンルームでも、上位機でしょう。


 201810101316.jpg

【2016年発売】

 3・バッファロー WCR-1166DS
  ¥3,227 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN: 100BASE-T ×1
メッシュ:
IPv6:
WPA3:

 WSR-600DHP は、バッファローの1グレード上の入門機です。

 201810101317.jpg

 本体サイズは、幅5.0x奥行11.0x高さ10.9cmです。

 同社のルーターでは最も小型な機種です。

 8fafafgu.gif

 無線の最大速度は、2つの帯域ごとで異なります。

 202111251411.jpg

 5.0GHz帯の電波は、最大867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 電子レンジや近所のWi-Fiなどからの電波干渉に強い特長のある電波です。

 アンテナは、2本です。

 2.4GHz帯の電波は 最大300Mbps(約38メガバイト/秒)です。

 電波の到達距離が長い特長のある電波で、こちらも、アンテナ2本です。

 利用目的に沿って、好きな帯域を選んでOKです。

 インターネット速度は、本機もWANがボトルネックです。

 先ほどの機種と同じで、100Mbps(12.5メガバイト/秒)のスピードに止まります。

 マンションなどの低速な光回線でも、そのスペックを出し切れない水準です。

 
202107261825.jpg

 無線の安定性は、ビームフォーミング技術が見どころです。 

 スマホ等の小型端末のある方向を特定し、電波をその方向に発信できる機能です。

 この場合、動画や音声が停止してしまう動画閲覧などが有利になります。スマホ側の対応が必要ですが、iPhoneはどの機種も標準搭載になっています。

 有線LANポートは、100BASE-T(最大速度100Mbps)が1つです。

 202107261831.jpg

 簡単設定機能は、この機種の場合、スマホ向けのQRsetupには対応します。

 また、スマホで、設定を変更できる、StationRaderアプリが用意されます。

---

 以上、バッファローのWCR-1166DS の紹介でした。

 仕様からすると、PCを持たない方が、スマホ・タブレットの利用を目的に買われる機種だと思います。このクラスでは珍しいビームフォーミング機能も実装などもそのためです。

 PC用としては正直十分な速度は出ないので、用途限定的な方以外は選ばない方が良いでしょう。


  201912251239.jpg

 【2020年発売】

 【通常型番】

 4・BUFFALO WSR-1166DHPL2
   ¥4,349 楽天市場 (6/25執筆時)

 【Amazon限定型番】

 5・BUFFALO WSR-1166DHPL2/N
   ¥4,179 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【特定店限定型番】

 6・BUFFALO WSR-1166DHPL2/D
   ¥3,980 楽天市場 (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×3
メッシュ:
IPv6:(対応)
WPA3:

 WSR-1166DHP3は、バッファローの入門用ルーターでは「真ん中」のグレードの製品です。

 限定モデルなど多数ありますが、基本仕様はどれも同じです。

 値段で決めて良いでしょう。

 202111251411.jpg

 無線の最大速度は、アンテナ2本で、5GHz帯867Mbpsで、2.4GHz帯300Mbpsです。

 ただ、このクラスは、2DKなどのマンションではそもそも向かないので、一般人のワンルーム用ならば、5GHz帯が「そこそこ強い」なら、とりあえず問題ないです。

 インターネット速度は、867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 下位機種と違いWANがボトルネックにならないギガビット級(1000BASE-T )だからです。

 有線LANでつなげるならば、1000Mbpsまで、理論上出せます。

 202107261853.jpg

 無線の安定性は、本機もビームフォーミングに対応します。

 その上で、本機はアンテナが2本装備される部分を活かしたMU-MIMO機能が採用です。

 複数の端末との同時通信はこれにより強くなります。

  202006222234.jpg

 有線LANポートは、3つ搭載し、いずれも、1000BASE-Tに対応します。

 簡単設定機能は、QRsetupほか、AOSSにも対応です。

 PCでもスマホでも、わりと簡単でしょう。

---

 以上、WSR-1166DHP3 の紹介でした。

 この価格帯については、NECやエレコムもわりと優秀で、性能面であまり差はないです。

 そのため、比較は必要ですが、バッファローは設定が楽なので、初心者に向くモデルであるとは言えます。

 ただ、性能で選ぶならば、もう1グレード上でも良いかとも思います。

ーーー

 202006221059.jpg

 【2019年】

 7・BUFFALO WSR-1166DHP4-BK
 8・BUFFALO WSR-1166DHP4-WH
   ¥6,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:(対応)
WPA3:

 なお、WSR-1166DHP4シリーズは、ルーター本体の形状が少し違うのですが、グレードは、ほとんど同じといってよい機種です。

 あえて言えば、有線LAN端子4つと本機が多く、ペアレンツ機能(キッズタイマーとi-フィルター)付きます。

 あとは変わりません。


  202107261858.jpg

 【2022年発売】

 【通常型番】

 9・バッファロー WSR-1800AX4B-BK
 9・バッファロー WSR-1800AX4B-WH
   ¥8,701 楽天市場 (6/25執筆時)

 【Amazon限定】

 10・バッファロー WSR-1800AX4B/NBK  
 10・バッファロー WSR-1800AX4B/NWH   
   ¥8,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【2021年発売】

 【通常型番】

 11・バッファロー WSR-1800AX4S-BK
 11・バッファロー WSR-1800AX4S-WH
   ¥7,260 楽天市場 (6/25執筆時)

 【特定店用型番】

 12・バッファロー WSR-1800AX4S-DBK
 12・バッファロー WSR-1800AX4S-DWH
   ¥6,980 楽天市場 (6/25執筆時)

 【Amazon限定】

 13・バッファロー WSR-1800AX4S/NBK  
 13・バッファロー WSR-1800AX4S/NWH  
   ¥8,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:573Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:EasyMesh
IPv6:対応
WPA3:対応

  WSR-1800AX4Bシリーズも、バッファローが発売するWi-Fiルーターです。

 入門機の中では「ちょっと良い」製品です。こちらについては、特定店用やAmazon限定型番がありますが、基本性能は同じです。

 202206251207.jpg

 また、新旧両機種ありますが、違いは付帯サービスの部分す。

 新機種は、子供向けのコンテンツ視聴制限のため「iフィルター for BUFFALO(60日無料)」が付属です(年3,300円)。

 旧機種は、ルーター用の総合的なセキュリティサービスの「ネット脅威ブロッカー」の1年間利用権でした(ペアレンタル機能はなし)。

 IOT家電を守れるメリットがありますが、PCだと【ウイルス対策ソフトの比較記事】で紹介したような専用ソフトと機能が重複しますし、基本不要だと思います。

 結論的にいえば、新旧かかわらず、値段で決めてOKでしょう。

 202107261908.jpg

 無線速度は、本機は、注目に値します。

 なぜなら、他機のようなWi-Fi5ではなく、最新のWi-Fi6(11ax)に対応するからです。

 202111251410.jpg

 Wi-Fi6は、ここまでみたWi-Fi5機とは同じアンテナ数でも速度が異なります。

 5GHz帯1201Mbps(約150メガバイト/秒)で、2.4GHz帯573Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 いずれの帯域も2本アンテナですので、iPhone12など、Wi-Fi6規格に対応する端末との間の通信は、この速度が出ます。

 202111251122.jpg

 ただ、この部分は、注意も必要です。

 Wi-Fi6の最大速度を得たい場合は、PC・スマホなど端末側も11Wi-Fi6(11ax)規格への対応が必要だからです。

 一方、現状でWi-Fi6に対応する主な機種について補足しておきます。

 iPhoneは、2019年発売のiPhone11以降の機種は、基本Wi-Fi6に対応します。

 MacBook iMacは、2020年末のApple M1プロセッサ搭載型から対応させてきました。

 Windows系は、Microsoft Surfaceは、2020年以降のノートPCは「対応」です。

 他社PCでも、HP製など、昨年から「ちらほら」搭載機が見られてきました。

 なお、従来のWi-Fi5の場合は、5GHz帯はWi-Fi5(11ac)、2.4GHz帯はWi-Fi4(11n)の通信になります。

 5GHz帯で最大867Mbps2.4GHz帯が、最大300Mbpsでの通信ですので、下位機種と同水準の速度です。

 そのため、即効的な意味がない場合もありますが、将来への投資とは言えるでしょう。

 202107261154.jpg

 メッシュは、業界の標準規格のEasyMesh対応です。

 メッシュは、ご自宅に、複数のWi-Fiルーターを置く場合の「機器間の通信技術」なので、今回の「1ルーム向け」という趣旨ではあまり意味がないです。

 ただ、大きな一軒家の方が、「サテライト(2台目)」ルーターとして買うには、本機は向きます。

 インターネット速度は、繰り返しますが、1000Mbpsが最大です。

 202104071156.jpg

 無線の安定性は、先述のビームフォーミングほか、バンドステアリングLiteに対応です。

 これは、電波強度の強い帯域に自動で移動することで、スマホの断線を未然に防ぐものです。

 同社の上位機と違って、帯域の混雑状況は見れませんが、スマホでの動画視聴などに有利です。

 202107261341.jpg

 また、Wi-Fi6なので、その業界共通仕様として、アンテナごと複数の端末に同時通信できるMU-MIMOと、帯域ごと同時通信するOFDMAも装備します。

 MU-MIMOは、従来のWi-Fi5もでもあった技術ですが、送信時にも対応する点でより高度と言えます。

---

 結論的にいえば、回線安定性の部分だけで言えば「1万円以上の機種と同等」です。

 あえて言えば、処理に使うCPUが(おそらく)下位ですが、そもそも多人数でつかうグレードの製品ではないので、ここは問題ないです。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 仕様も、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能は、WPSほか、自社技術のAOSSに対応です。

 繰り返しますが、バッファローは、設定が初心者向きです。

 202107261355.jpg

 セキュリティは、同社の場合、Wi-Fi6搭載機は最新のWPA3に対応です。

 iPhoneなども対応がはじまっている新しい暗号化で、従来のWPA2の通信暗号化より強固で、実際的に突破は無理と言われる規格です。

 また、Kasperskyと組んで「ネット脅威ブロッカーベーシック」という、セキュリティ機能が組み込まれた点です。

 ただ、1年経過後は1980円の利用料がかかるほか、ウイルス除去機能はないので、セキュリティソフトは実際には別に必要になります。

 IOT家電が増加する中、一定の意義はあるでしょう。

 ただ、PCについては【ウイルス対策ソフトの比較記事】で紹介したような専用ソフトと機能が重複しますし、極限までセキュアにしたい方以外は不要でしょう。

 そのほか、ペアレンタルコントロールができるi-フィルター for BUFFALOの試用版が付きます。ただ、セキュリティソフトと「機能が被り」ますし、年間3,300円は高いです。

---

 以上、バッファローのWSR-1800AX4Bシリーズの紹介でした。

 「1人暮らしの1Kまで」という条件下で縛ると、本機は、バランスがとれて良い機種です。

 無意味に速度だけ速くても、マンションの光回線程度なら速度的に意味はないです。その点で言えば、とくに、スマホに有利な無線の安定化技術が多い本機は、かなり良い構成です。

  Wi-Fi6も、新しいスマホやPCでは「標準装備」となってきた現状をふまえても「1人暮らし向けのちょっと良い機種」として、本機はおすすめです。

ーーーー

  202107262344.jpg

 【2022年5月発売】

 【Amazon型番】

 14・バッファロー WSR-1500AX2B/NBK
 14・バッファロー WSR-1500AX2B/NWH
   ¥6,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【通常型番】

 15・バッファロー WSR-1500AX2B-BK
 15・バッファロー WSR-1500AX2B-WH
   ¥6,842 楽天市場 (6/25執筆時)

 【2021年9月発売】

 【Amazon型番】

 16・バッファロー WSR-1500AX2S/NBK
 16・バッファロー WSR-1500AX2S/NWH
   ¥6,980 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【通常型番】

 17・バッファロー WSR-1500AX2S-BK
 17・バッファロー WSR-1500AX2S-WH
   ¥5,030 楽天市場 (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×3
メッシュ:EasyMesh
IPv6:対応
WPA3:対応  

 なお、本機の下位機種となるWSR-1500AX2Bシリーズもあります。

 新旧両機種ありますが、違いは、1つ上でみた上位機と同じで、付属セキュリティサービスの違いだけです。

 202111251411.jpg

 一方、本機は、5GHz帯は同じ速度ですが、2.4GHz帯だけ、Wi-Fi6でなくWi-Fi4(11n)なので、安いという製品です。

 202107261154.jpg

 位置づけとしては、EasyMesh対応の廉価版です。

 おそらく、サテライトとして利用して、5GHzを約600Mbpsで中継するような用途を想定しているように思えます。

 メイン機として考えるならば、選択肢にならないでしょう。

1-2・NECの無線ルーター

 202107261419.jpg

 続いて、NEC(NECプラットフォーム)の、Atermシリーズの紹介です。

 プロバイダ提供の終端装置で、よく見るブランドですが、家庭用もバッファローと並んで強いです。


 201903161051.jpg

 【2018年発売】

 18・NEC Aterm PA-WG1200CR
   ¥4,780 Amazon.co.jp
(6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×1
簡単設定機能 :WPS・QRスタート
IPv6:
WPA3:

 NEC Aterm WG1200 は、NECでは最も安い製品です。

 201903161054.jpg

 端末のサイズは、約41×108.5×110mmです。

 バッファローの超小型を除けば、業界でも最小クラスのWi-Fiルーターです。

 202111251411.jpg

 無線の最大速度は、5GHz帯867Mbpsで、2.4GHz帯300Mbpsです。

 1人暮らしなら、5GHz帯が「そこそこ強い」この仕様で問題ないです。

 インターネット速度は、1000Mbpsが最大です。

 201903161046.jpg

 無線の安定性は、スマホとの通信を最適化するビームフォーミング対応します。

 スマホ側の対応が必要ですが、最近の機種なら対応するでしょう。

 201505021118.jpg

 そのほかの上位技術は、非搭載です。

 ただ、NECの場合、360度方向への放射能力に定評がある同社のμSRアンテナを装備する点は言及に値します。

 小型機だけで比べれば、わりと電波の跳びが良く、途切れにくいです。

 有線LANポートは、1000BASE-T(最大速度1000Mbps)が、1つのみ搭載です。

 基本的に有線をあまり使わない人向けの小型モデルです。

 簡単設定機能は、らくらく無線スタートと、らくらくQRスタートに対応します。

 バッファローと同じく、NECも、初心者向けの配慮は高めと言えます。

 202203181116.jpg

 サポートは、NECについては、無料通話の手段はないです。

 ただ、市外局番は公開されているので、ご契約の通話プランによっては、高額になりがちなナビダイヤル(0570)よりだいぶ安く済みます。

---

 以上、PA-WF1200CRの紹介でした。

 バッファローの小型と同様に、主にスマホ・タブレットで生活している方向けの「超格安」製品です。

 ただ、本機については、有線LANで接続する場合に速度的なボトルネックがないので、PC1台に有線LAN接続をする場合などの汎用性は、すこし優れるといえそうです。


 201810101334.jpg

 【2020年】

 19・NEC Aterm PA-WG1200HP4
  ¥5,513 楽天市場 (6/25執筆時)

 【2018年】

 19・NEC Aterm PA-WG1200HP3
  ¥6,204 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BT ×3
メッシュ:あり(自社方式)
IPv6:対応
WPA3:対応

 WG1200HP4は、NECの1万円以下の価格の製品では、やや価格が高めの中級機です。

 202012311014.jpg

 新旧両機種あります。

 新しいPA-WG1200HP3は、中継機やメッシュ(サテライト)として利用できます。

 加えてWPA3にも新機種だけが対応ですが、1人暮らし用ならどちらでも良いかと思います。

 端末のサイズは、幅33×奥行87×高さ146mmです。

 先ほどの機種よりはやや大きいですが、それでも薄型・小型で設置しやすい部類です。

 無線の最大速度は、5GHz帯867Mbpsで、2.4GHz帯300Mbpsです。

 アンテナは2本で、先ほどの機種と同じです。

 201810101844.jpg

 インターネット速度も、WANについて、1000BASE-Tなので、Wi-Fiでは、理論上、867Mbpsは出せます。

 201810101336.jpg

 無線の安定性は、本機については、バンドステアリング・ビームフォーミング・Mu-Mimoという、スマホに有効な、高性能機の「三本柱」といえる技術を網羅します。

 202107261946.jpg

 その上で、PC接続時に、PCを混雑していないチャンネルに自動的に変更するオートチャネルセレクト機能が装備されます。

 その上、のμSRアンテナを装備するので、格安機では、バッファローの最上位機同様に、通信安定性は高いです。

 有線LANポートは、1000BASE-Tを3つ搭載します。

 簡単設定機能は、下位機種同様に搭載です。

 セキュリティは、バッファロー機にもありましたが、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、PA-WG1200HP4 の紹介でした。

 バッファローの上位機と性能は帆どんど同じで、1万円前後の製品では候補にしやすい機種です。

 本機については、Wi-Fi5(11ac)ながら、ハンドステアリング機能オートチャネルセレクト機能が付く点で、通信安定性はより高いです。

 ただ、Wi-Fi6(11ax)も既に普及しつつあるため、iPhone11以降のiPhoneや、M1搭載Macなど、すでに搭載機を持っているならば、バッファロー機が無難でしょう。

 そうでもないならば、本機で良いかと思います。

ーー

 201810101334.jpg

 【下位機種】

 【2020】PA-WG1200HS4-G86

 20・NEC Aterm PA-WG1200HS4
  ¥4,118 楽天市場 (6/25執筆時)

 【2018】(WPA3非対応)

 20・NEC Aterm PA-WG1200HS3
   ¥5,064 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BT ×3
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3:対応

 なお、こちらには下位機種があります。

 さほど価格は変わりませんが、バンドステアリング機能とオートチャネルセレクト機能が未付属になります。

 価格差もさほどありませんし、選ぶ必要はなさそうです。


 201810100915.jpg

 【2018】

 21・NEC Aterm PA-WG1800HP4
  ¥6,880 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:450Mbps
5.0GHz帯速度:1300Mbps

 【2018】

 21・NEC Aterm PA-WG1900HP2
  ¥7,000 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:600Mbps
5.0GHz帯速度:1300Mbps

有線LAN:1000BASE-T ×4
簡単設定機能 :WPS・QRスタート
IPv6:対応
WPA3:

 PA-WG1800HP4は、NECの1万円以下の入門機では、上位機といえる製品です。

 なお、WG1900HP2は、速度的にすこし速いのですが、生産は終息しました。

 202111032141.jpg  

 無線の最大速度は、5GHz帯1301Mbpsで、2.4GHz帯400Mbpsです。

 本機は、アンテナが1本多い、3本なのでWi-Fi5(11ac)ながら、5Ghz帯で速度が出ます。

 202111251120.jpg

 この点で言えば、(インテルCPUの)MacBookなど、3アンテナ搭載PCとの接続は、少し速いでしょう。

 無線の安定性は、ただ、ビームフォーミングのみ対応です。

 WG1800HP4は、MU-MIMOやオートチャンネルセレクトには非対応なので、速度以外は、必ずしも「上位」でもないです。

 その他の部分は、メッシュに対応しない部分、LAN端子が1ポート多い部分以外は、下位機種と同じです。

-----

 結論的にいえば、本機は(安さが売りの)「入門機」ではないものの、上級機とも言えず、現状では少し選びにくいでしょう。


 202203181251.jpg

 【2022年3月発売】

 【Amazon限定型番】

 22・NEC Aterm AM-AX1500HP
   ¥8,998 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【通常型番】(性能は同じ)

 22・NEC Aterm PA-WX1500HP
  ¥7,702 楽天市場 (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BT ×3
メッシュ:あり(自社方式)
IPv6:対応
WPA3:対応

 Aterm WX1500HPは、NECの格安機では、唯一のWi-Fi6対応機です。

 202203181303.jpg

 端末のサイズは、幅46×奥行145×高さ145mmです。

 NECの下位機は伝統的にU字型の省スペース設計でしたが、本機は正方形であり、存在感は従来機以上にあります。

 ただ、設置が難しいというレベルではないです。

 先ほどの機種よりはやや大きいですが、それでも薄型・小型で設置しやすい部類です。

 202111251410.jpg

 速度は、先ほども説明したように、端末側がWi-Fi6に対応する場合、同じアンテナ数でも、Wi-Fi5より速いです。

 無線の最大速度は、本機の場合、5GHz帯1201Mbps(約150メガバイト/秒)です。

 202111032141.jpg  

 2.4GHz帯は、ただし300Mbpsです。

 いずれの帯域もアンテナ2本なのすが、本機については、2.4GHz帯だけ、Wi-Fi5の水準なので、300Mbpsになります。

 なお、スマホやPC側がWi-Fi6に対応しない場合、5GHz帯でも867Mbpsが理論上の最速になります。

 インターネット速度も、WANについて、1000BASE-Tなので、Wi-Fiでは、理論上、1201Mbpsは出せます。

 202203181306.jpg

 無線の安定性は、本機については、バンドステアリング・ビームフォーミング・Mu-Mimo・オートチャネルセレクトと、ここまでみたNEC機の特長は網羅します。

 また、形は変わりますが、定評のあるアンテナシステムはそのまま採用です。

 202203180953.jpg

 一方、本機は「リモートワークWi-Fi」と言う新機能があります。

 ネットワーク名(SSID)を2つ別にして仕事用とプライベート用のアクセスポイントを分けることで、セキュリティレベルを上げる機能です。

 ただ、「ネットワーク分離機能」として、従来のNEC機にもあったもので、それが「工場出荷時の標準」となったという話に止まります。 

 有線LANポートは、1000BASE-Tを3つ搭載します。

 簡単設定機能は、下位機種同様に搭載です。

 セキュリティは、最新のWPA3に対応です。

---

 以上、NECのAterm WX1500HPの紹介でした。

 バッファロー機でもっとも安いものは、2.4GHz帯でもWi-Fi6対応だったので、速度仕様面で少し物足りない感じがします。

 先述のように、5GHz帯の電波は遠くまで飛ばないので、どうせ対応するならば、両バンドとも対応していた方が良いですから。

1-3・エレコムの無線ルーター

 202107261517.jpg

 つづいて、エレコムのルーターです。

 名古屋のBUFFALOのライバルとなる、大阪のPC周辺機器メーカーです。

---

 なお、今回でも以下の本文では、Atlasのおすすめポイントは赤字系で、イマイチだと思う部分は青字系で書いていきます。


 201810101347.jpg

 【2017年】

 23・エレコム WRC-1167GHBK2-S
  ¥6,800 Amazon.co.jp
(6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:
WPA3:

 RC-1167GHBK2は、エレコムから発売されている入門用のWi-Fiルーターです。

 本体サイズは、幅26x奥行130x高さ182mmです。

 設置性は、他社の入門機と同じで良いです。

 202111032141.jpg  

 無線の最大速度は、2つの帯域ごとで異なります。

 5.0GHz帯の電波は、最大867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 電子レンジや近所のWi-Fiなどからの電波干渉に強い特長のある電波です。

 アンテナは、2本です。

 2.4GHz帯の電波は 最大300Mbps(約38メガバイト/秒)です。

 電波の到達距離が長い特長のある電波です。

 アンテナは、2本です。

 他の入門機の多くとほぼ同じ構成で、やはりWi-Fi5(11ac)です。

 インターネット速度は、867Mbps(約217メガバイト/秒)です。

 ただし、有線LANでつなげるならば、1000Mbpsが最大です。

  202107262019.jpg

 無線の安定性は、ビームフォーミングZMU-MIMOに対応します。

 他社でも見ましたが、スマホとの通信、複数端末との同時接続時に通信が安定化する技術です。

 一方、通信安定化の「三本柱」といえる、あと1つの、バンドステアリングには非対応です。ただ、値段からすると優秀でしょう。CPUもデュアルコアです。

 202107261527.jpg

 一方、エレコムは、ハードウェアNAT処理に対応し、実効スループットを高めています。

 この方式は昔からあります。

 ただ、ネットゲームなどで、通信が間断的になるなどの弊害が過去にはあり、搭載を止めた会社もありました。ただ、おそらく、問題は解決されたのだとは思います。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 速度も1000BASE-Tですし、問題ありません。

 簡単設定機能は、NECやバッファローほどは充実しません。

 ただ、WPS機能はありますし、スマホでの設定もわりと楽です。

 202203181116.jpg

 サポートは、エレコムは、ナビダイヤル(0570)のみです。

 他の電話手段よりも割高で、特にスマホしか通話手段がない方は、(実質的な意味で)「数百円の相談料」になるといえます。

 最近は、某社の宅配便もそうですが、コスト削減のために、本当にこの方式が増えました。他社の比較する場合、意外と見えない部分と言えます。

----

 以上、WRC-1167GHBK2-S の紹介でした。

 先述のように、超小型機を除いた5000円以内の製品は、機能面で他社機とさほど大きな差はないです。

 その点では本機も(値段が安ければ)候補となるでしょう。ただ、性能で選ぶならば、1人暮らしでも、もう少し上位でも良いかと思います。

ーーー

 201810101347.jpg

 【2018年】

 24・エレコム WRC-1167GST2
  ¥4,975 Amazon.co.jp
(6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi5(11ac)
2.4GHz帯速度:300Mbps
5.0GHz帯速度:867Mbps
有線LAN:1000BASE-T ×4
メッシュ:
IPv6:対応
WPA3:

 なお、エレコムからは先ほどの機種の「上位版」としてWRC-1167GST2という製品が販売されています

 201903161136.jpg

 主な価格差は、トレンドマイクロ社のスマートホームネットワーク機能が使える点です。

 「ざっくり」と言えば、セキュリティソフトの役割がルーターに内蔵されていると考えてください。IOT家電など、ソフト対策ができない製品の防護には効果はあります。

 ただ、ルーター内蔵型のセキュリティは、通信トラブルの原因ともなるので、Atlasはこういったシステムについては、(トラブルを自分で何とかできる)中級者以上にしかオススメしません。

 その他は、IPv6対応が挙げられますが、初心者は、あまり重視しなくても良い部分です。


  202009301353.jpg

 【2020/10】

 25・エレコム WMC-X1800GST-B
  ¥7,400 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:e-Mesh(自社方式)
IPv6:対応   
WPA3:対応

  WMC-X1800GSTエレコムが発売する無線LANルーターです。

 まだ、入門機グレードですが「中級機の入口」位の製品です。

 本体サイズは、幅36.5x奥行151x高さ160mmです。

 下位機種より存在感はありますが、まだまだ小型です。

 202111251410.jpg

 無線の最大速度は、注目して良い部分です。

 最新の11ax(Wi-Fi6)に対応するからです。

 無線の最大速度は、5GHz帯1201Mbps(約150メガバイト/秒)で、2.4GHz帯573Mbps(約72メガバイト/秒)です。

 バッファローなど他社機にも同じ構成がありました。

 それと同じで、各帯域にWi-Fi6対応の2本のアンテナを装備します。

 202111251122.jpg

 ただし、少し古いPCやスマホの場合、Wi-Fi6は非対応です。

 その場合は、5GHz帯が最大867Mbps2.4GHz帯が、最大300Mbpsでの通信です。

 とはいえ、将来的な投資としては意義深いため、無意味ではないです。

 インターネット速度は、WAN側のケーブルのボトルネックがあるので、1000Mbpsが最大です。

 202107262057.jpg

 メッシュは、自社のe-Meshに対応します。

 今回は「ワンルーム用」の話なので関係ないでしょうが、専用中継機をを導入すれば、メッシュネットワークが組める製品です。

 無線の安定性は、ビームフォーミング・バンドステアリング・MU-MIMOという、「三本柱」の技術はどれも装備です。

 CPUも、しっかりデュアルコアCPUを搭載し、ハードウェアNATも実装です。

 有線LANポートは、4つ搭載です。

 仕様も、1000BASE-Tであるため問題ありません。

 簡単設定機能は、下位機種同様です。

 201903161136.jpg

 セキュリティは、エレコムの場合も、Wi-Fi6搭載機は最新のWPA3に対応です。

 また、この機種も、トレンドマイクロ社のスマートホームネットワーク機能が使えるため、ルーターでセキュリティ対策ができます。

 ただ、発売後5年間の限定サービスですし、通信断など余計なトラブルを抱えることもあるため、一長一短です。

---

 以上、エレコム WMC-X1800GST-Bの紹介でした。

 バッファローにもあった、最新の11ax(Wi-Fi6)規格に対応する(上級の)入門機です。

 そちらで書いたのと同じで、対応するスマホ・PCをお持ちの場合ほか、将来的な投資の意味で、導入する価値はあるでしょう。

 一方、機能面では、バッファローと特段有意の差はない状況です。ただ、設定の容易さと、サポート面ほか、販売価格で多少不利とは言えます。

ーーー

  202009301353.jpg

 【2021年発売】

 【通常型番】

 26・エレコム WRC-X1800GS-B
  ¥7,619 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

 【Amazon限定型番】(性能は同じ)

 26・エレコム WRC-X1800GSA-B
  ¥8,800 Amazon.co.jp (6/25執筆時)

Wi-Fi規格:Wi-Fi6(11ax)
2.4GHz帯速度:574Mbps
5.0GHz帯速度:1201Mbps
有線LAN:1000BASE-T×4
メッシュ:
IPv6:対応   
WPA3:対応  

 なお、同じ仕様の姉妹機として、WRC-X1800GS-Bが発売されました。

 本機は、先述の「メッシュ機能」がない点が最大の違いです。

 202107270005.jpg

 その代わりに「通信分断機能」を装備します。

 聞き慣れない機能です。

 ようするに、テレワークなどで、自宅に業務用のPCを置いた際、詩的なネットワークと独立したセキュアな環境を構築することを目指すものです。

 一般人が、自宅で役に立つとすると、友人が来客の際、Wi-Fiにつなげた場合、プライベートネットワークのPCにアクセスされない点などでしょうか。

 PC単位でも設定できる部分ですし、スマホOSもこの部分は堅牢ですが、汎用のストレージなら、まあ役に立つ気もします。

 いずれにしても、完全に業務用端末と、プライベート端末とを自宅内で切り離してPCを運用していないと、意味のない機能です。ただ、時代が時代だけに、テレワークなど、マイナーなニーズはあるでしょう。

 後は同じです。一般ユーザーにとっては、「メッシュ機能がない分、安い」という機種かと思います。

次回に続く
格安なWi-Fiルーターのおすすめは結論的にこれ!

 というわけで、今回は実売価格が1万円までの家庭用無線LANルーターを紹介してきました。

 しかし、記事はもう少しだけ「続き」ます。

   201802211529.jpg

1・激安な無線ルーターの比較 (1)
 1-1:バッファロー〈日本〉
 1-2:NEC〈日本〉
 1-3:エレコム〈日本〉
2・激安な無線ルーターの比較 (2)
 2-1:アイオーデータ〈日本〉
 2-2:ASUS〈台湾〉
 2-3:TP-LINK〈中国〉
 2-4:LINKSIS〈アメリカ〉
3・無線ルーターの比較 (3) 【結論】
 =最終的なおすすめ機種の提案

 続く、2回目記事こちら)では、今回紹介できなかった、上記メーカーの1万円以下のWi-Fiルーターを追加で紹介します。

対応人数   世帯向き
速度(ネット)★★★★★
速度(宅内) ★★★★★
無線の安定性 ★★★★★
設定の容易さ ★★★★★
総合評価   ★★★★★

 その上で、最終回となる「結論編」(こちら)では、このブログで紹介した全機種から、価格別・目的別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。

 引き続き、よろしくお願いします!

 2回目記事は→こちら

posted by Atlas at 16:35 | 無線LANルーター

 このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

 よろしければ、下部のリンク集をご覧ください。

 家電批評モノマニアは、「家電ブログランキング」に参戦中です。右のリンクから「クリックで応援」お願いします!  201302192014.jpg

<広告>

          

Googleなどの検索エンジンでは

「家電批評モノマニア」「家電ジャンル」or「型番」

の単語入力で、このブログの個別記事検索ができます!





          




 今後の記事は、【Twitter アカウント】でツイートしています。お題も募集中!

monomani31.png