Top 生活家電 比較2023'【強力】スチームアイロン22機の性能とおすすめ・選び方:T-Falほかコード式・コードリール式アイロン

2023年09月24日

比較2023'【強力】スチームアイロン22機の性能とおすすめ・選び方:T-Falほかコード式・コードリール式アイロン

【今回レビューする内容】2023年 強力なスチームアイロンの性能とおすすめ:ハイパワーショットスチーム搭載機:有線ケーブル・電源コード付きアイロンドライアイロン対応

【比較する製品型番】T-Fal ティファール スチームグライド 2881 FV2881J0 FV2889J0 ヴァーチュオ20 FV1320J0 ヴァーチュオ20 FV1320J0 ターボプロ 6825 FV6825J0  5604 FV5604J0 アルティメット 6838 FV6828J0 FV9751J0 パナソニック NI-U700 NI-S56-A NI-S55-P NI-S55-A NI-A66-K NI-U701-K I-U300-W 東芝 TA-B75 A-C40 TA-EV6 ツインバード SA-4084 SIR-04CLCD-A DBK ジ・アカデミック J80T The DRY J80TC J80TCA 石崎電機製作所 SI-50 SI-107

今回のお題
スチーム力が強いアイロンのおすすめ機種はどれ?

 どもAtlasです。

 今回は、2023年9月現在、最新のアイロンの比較です。

1・コードレスアイロンの比較
2・コード付きアイロンの比較

3・衣類スチーマーの比較
4・ズボンプレッサーの比較

 前回の1回目記事では、コードレスタイプを全機種みました(こちら)。

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 今回は、コードリール式アイロン・ケーブル式アイロンとも呼ばれる、コンセントからの電源直結型の機種の紹介です。

 スチーム力が自慢のフランスのT-Falの製品は、全機種みるつもりです。

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 そのほか、ドライアイロンハンディアイロンも、代表的は網羅しました。

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 ただし、写真のように、衣類へのスチームショット利用に特化した小型製品は、別記事です。

 3回目の記事となる 【衣類スチーマーの比較記事】をご覧ください。

 よろしくお願いします。

1:T-Fal〈仏国〉 
2:パナソニック〈日本〉
3:東芝〈日本〉
4:その他のメーカー

軽さ    ★★★★★
スチーム力 ★★★★★
滑りやすさ ★★★★★
作業時間  ★★★★★
総合評価  ★★★★★

 というわけで、以下では、各社のコード付きアイロンを順番に比較します。

 そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を提案していきます。 

1・T-Falのコード式アイロンの比較

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 はじめに、ディファールの製品からです。

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 以下では、オススメできるポイントについては赤系の文字色で、イマイチな部分については、青字で書いていきます。


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 【2022年型番】

 【茶系】

 1・T-Fal スチームグライド 2881 FV2881J0
    ¥6,450 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

 【青系】

 2・T-Fal スチームグライド 2889 FV2889J0
    ¥6,207 楽天市場 (9/24執筆時)

かけ面:エアーグライド
コード:電源ケーブル
注水量:270ミリリットル
最大スチーム量:75g/分
重さ :1285g

 ティファールコスチームグライドは、同社のコード付きアイロン入門機です。

 以前の「コンフォートグライド」の後継機で、現行機では最も安い機種です。

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 本体の重さは、1285グラムです。

 一般的には「重め」と言えますが、同社のコード付きのなかでは、軽めです。

 重さを使って強力プレスしていく方向性の製品ですので、重さは必ずしもマイナスではないです。

 かけ面のサイズは、上位機より多少小さめです。

 ただ、他社のコードレス機に較べると相当大きく、アイロン掛けできる「面的な広さ」は十分です。

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 かけ面のグレードは、エアーグライドです。

 同社のアイロンは、機能性でかけ面のグレードわけができます。

 本機は、2位のエアーグライドは、エナメル素材の2重コートで、最上位のオートクリーンと「すべりの良さ」は同等です。

 最上位機は、後ほど説明する別の機能性がプラスされますが、本機も高品質です。

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 スチームのパワーは、75g/分というスペックです。

 昔あった(準備時間のかかる)T-Falのボイラー式(イージープレシング)は60g/分でした。

 ただ、滴下式の本機はすでに、それを抜いています。

 アイロンは、下部に孔が多く開いており、そこからスチームが噴出する仕組みです。

 T-Fal以外の一般的なアイロンは、15g/分前後が平均値ということをふまえると、本機がいかに「ハイパワー」なのか、理解しやすいでしょう。

 通常のアイロン掛けの際は、(温度調整により)0-15g/分まで可変可能です。

 スチーム量は、温度設定による自動調整となりますが、高温時のみ、20g/分のターボスチームへの切替もできます。

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 頑固なシワについて、ジェットスチームトリガーを押した際、75g/分が噴射されます。

 アイロンを立てた状態でもスチームを出せる「バーチカルスチーム」は、同社の製品については、全機種とも対応です。

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 操作部は、ダイヤルとレバーを使う方式です。

 温度は、ドライ・弱・中・高から選択できます。

 スチーム量は自動調節です。スチームスイッチを押した後、温度調整ダイヤルを「中・高温」に合わせるとスチームできます。

 安全性能は、一般的な水漏れ防止機能を、装備します。

 安いアイロンだと、かけ面の温度が低いとき、スチーム化しない液体状態の水が孔からこぼれることがありますが、それを未然に防いでくれます。

 アイロンの自動オフ機能も搭載です。

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 以上、T-Falのスチームグライドの紹介でした。

 同社の入門機ですが、スチーム力は強力で、かけ面のすべりは上位機と同等です。

 重さも同社の製品としては加減がありますので、強力に伸ばせるアイロンが欲しい方で、「T-Falは初めて」という人にも向きそうな機種だと思います。

ーーー

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 【2015年発売】

 3・ティファール ヴァーチュオ20 FV1320J0
   ¥5,500 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

かけ面:ふっ素樹脂加工
コード:電源ケーブル
注水量:200ミリリットル
最大スチーム量:40g/分
重さ :0.95kg

 なお、ティファールは、流通限定でさらに安いヴァーチュオ20という製品も販売します。

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 かけ面は、しかし、単なるフッ素樹脂加工です。

 滑りやすさの部分で、値段以上の差があると言えます。

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 スチーム量も、ジェットスチームトリガーを押した場合に40g(通常は15g)です。

 重さも、1kgを切る水準です。

 先述のように、重さを利用してかけていく機種ですし、ティファールらしい機種とは言えないでしょう。

 上位機をおすすめします。


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 【2022年発売】

 4・ ティファール ターボプロ FV6825J0
    ¥7,890 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

 【2019年発売】

 5・T-Fal ターボプロ 5604 FV5604J0  
    ¥7,227 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

かけ面:オートクリーンかけ面
コード:電源ケーブル
注水量:300ミリリットル
最大スチーム量:120g/分
重さ :1.4kg

 ターボプロは、T-Falのコード付きの「中位機種」です。

 同社の場合、この機種から、「ハイグレード」と言える機能が多く搭載されていきます。

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 なお、ターボプロは、1世代前のFV5604J0が残ります。

 比較する場合、スチームショット時のスチーム量が110gと10g少ないです。

 また、新機種は、強運転(麻・綿)の際、上図のスチーム切替レバーを倒している間、最大5秒感、30g/分と「ちょい強め」のスチームが出るようになりました(ターボスチーム)。

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 T-Falはジェットスチームがパワフル(過ぎる)ので、短時間「少しだけ強め」が出せるのは、使い勝手の部分での進化に思えます。選ぶならば、新機種でしょう。

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1・スマートプロテクト4970 FV4970J0
2・アクアスピード5336 FV5336J3
3・スーパーグライド3910 FV3910J0
4・ウルトラグライド4920 FV4920J0
5・ウルトラグライド4921 FV4921J0

 ちなみに、同社は、以前、このグレードの中位機を5種類出していました。

 しかし、現在は「ターボプロ 」だけに統一したので、構成が分かりやすくなりました。

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 本体の重さは、1.5kgです。

 下位機種より重いですが、

 T-FALの場合は、重さを活かしつつ滑らせながらかける方式なので、弱点ではないです。

 かけ面も広くなっていますし、この機種から1200Wから1400Wにパワーアップされ、基本性能は相当程度上がっています。

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 スチームのパワーは、この機種の自慢です。

 ジェットスチームトリガーを押した際の出力は、110g/分と相当強力です。

 孔の数は96個で、下位機種と較べると2倍近い力が出せます。

 通常のアイロン掛けの時のスチーム量は、(温度調整により)0-25g/分まで、先述の5秒間のターボスチーム時には、30g/分です。

 こちらも、下位機種より幅が広いです。

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 かけ面のグレードは、最高位のオートクリーン(=オートクリーンエアーグライド)です。

 すべりやすさは、2層のエナメルコートで、2位のエアーグライドと同じです。

 しかし、パラジウムコーティング処理がなされるのは、これだけです。

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 「オートクリーン(メンテ不要)」は、かけ面に付着した繊維を、蒸気と二酸化炭素に分解して自動で取り除く機能を意味します。

 パラジウムは、自己体積の935倍の水素を含有できるため、熱を加えると酸化触媒反応が起こり、繊維を無機化合物に変化させます。そのため、チーム孔に繊維ゴミがたまらず、メンテ不要です。

 実際、アイロンからカルキの固まりがでるのは不快ですし、良い機能だと思います。アイロンを多用する人には、オススメの技術です。

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 安全性能は、この機種も、水漏れ防止機能を備えます。

 本機も、オートオフ機能が付属し、安全性も高いです。

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 以上、T-Falターボプロの紹介でした。

 下位機種と値段差はありますが、かけ面のグレード・スチーム量とも増加しており、より「ティファールらしい製品」になっていると評価できます。

 安全性も高まっていますので、1万円前後で考える場合、割と良い選択肢に思えます。


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 【2022年発売】

 6・T-Fa lアルティメット FV9751J0
  ¥11,500 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

 【2018年発売】

 7・T-Fa lアルティメット FV6828J0
  ¥24,730 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

かけ面 :オートクリーン
コード :電源ケーブル
注水量 :320ミリリットル
最大スチーム量:140g/分
重さ :1.7kg

 アルティメット 6828は、ティファールのコード付きの機種では、最上位機種になります。

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 本機も新旧両機種あります。

 違いは、ターボプロと同じで、レバーを倒すことで、5秒間「ちょい強め(30g/分)」のスチームを出せる、ターボスチームの新設です。

 一方、最大スチーム量(140g/分)は、こちらは旧機と変わりませんが、孔の数(96個)と形状が変わったので、その部分は進化です。やはり新機種でしょう。

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 重さは、1.7kgです。

 ターボプロと違い、あまり軽くはないです。

 ただ、同社の製品の場合、重さを(逆に)利用して、プレスをしていくような方式です。形状もそのように設計されています。

 その点で、安定感がさらにましており、T-Falの愛用者の場合、これほどの重さが丁度よいでしょう。

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 かけ面のグレードは、本機も最上位の「オートクリーンエアーグライド」が採用されます。

 「2層エナメルコーティング」もなされるため、「すべりも良い」機種です。

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 スチームのパワーも、かなり高いです。

 ターボショット時は、76個の吹き出し孔から、最大140g/分とさらに強力です。

 厚手の生地のシワでも強力に取り除けます。

 コードレス機も最近はスチーム量が増えています。

 しかし、ここまで圧倒的な量は出せないので、「アルティメット」という名称に、名前負けしていない機種と言えます。

 通常のアイロン時のスチーム量は最大25g/分ですから、ターボプロと同様です。

 利便性においてこの程度がちょうどなのでしょう。

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 ここで、同社のスチーム発生の方式について、ここで少しフォローしておきます。

 同社の製品は、現在はどれも滴下式スチームです。

 タンクからかけ面に水が落ちていく、一般的な仕組みです。

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 一昔前のT-Falのコード付きアイロンは、クリーニング屋さんのような(圧で140度の湯を沸かす)ボイラー式スチームでした。

 滴下式スチームでも、スチーム量や噴射時温度が安定するようになったので、現在では完全にそちらに移行しています。

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 本体の操作性は、堅牢性重視です。

 パネルボタンなどを採用せず、アイロンの温度やスチームの調整はダイヤル(手元)で行います。

 安全性能は、ターボプロと同等水準で、水漏れ防止機能オートオフ機能を備えます。

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 以上、アルティメットの紹介でした。

 ターボプロと較べた場合、(ボタンを押した)ジェットスチーム時のパワーが「同社最大」という部分が魅力です。

 本体の荷重も1.7kgとしっかりしているため、重さを活かして伸ばすという意味では、現状で最も「合理的」な製品だと思います。

2・パナソニックのコード付アイロンの比較

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 続いて、パナソニックコード付きアイロンを紹介します。

 パナソニックは基本、高級機はコードレスにです。

 そのため、原則的にコードレスなスチームアイロンは、「格安機」として売られます。

 ただ、スチーム機能がない「ドライアイロン」では、ロングセラー機を抱えますし、見どころはあると言えます。


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 【2021年発売】

 8・パナソニック スチームアイロン NI-S56-A
   ¥2,827 Amazon.co.jp (9/24執筆時)   

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 【2011年発売】

 9・パナソニック スチームアイロン NI-S55-P
 10・パナソニック スチームアイロン NI-S55-A
   ¥6,980 Amazon.co.jp (9/24執筆時)   

かけ面:シルバーチタン
コード:コードモデル
注水量:200ミリリットル
スチーム量:不明(弱い)
重さ :1.0kg

 NI-S55は、パナソニックの製品では最も安いものです。

 息の長い製品で、ビジネスホテル(ウィークリー)などの備品で、よく見かけますし、使ったこともあります。

 2021年に約10年降りに新機種がでましたが、色以外の仕様は同じです。

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 かけ面のサイズは、約10cm×22cmです。

 本体の重さは、1.0kgです。

 T-Falよりかけ面積は狭いですが、一方で軽い機種です。

 したがって、本体の重さと言うより、体重を利用してかけるような製品です。

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 かけ面のコーティングは、シルバーチタンコートです。

 フッ素樹脂加工に比べると「まあ優秀」といった程度です。

 コードレス機も含めたグレードで示せば下から2番目です。

 セラミックとは性能差がありますが、値段的に仕方ないと思います。

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 スチームのパワーは、スペックを公表していません

 2段階の設定が可能ですが、強いものではないでしょう。

 霧吹きのように吹き付ける「ジェットスチーム」も非対応です。

 ただ、スチーム自体は、中温と高温が選択できるため、綿や麻だけではなく、毛製品にも対応できます。

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 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能です。

 格安機としては、標準的です。

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 以上、パナソニックのアイロンの紹介でした。

 代表的な「格安アイロン」です。

 ただ、作りは値段相応で、ダイヤル配置についても「使いやすさを徹底したわけでもない」です。

 こうした点では、家庭用とというより、ビジネスホテルなどの「備品」に向くと言えます


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 【2023年11月発売】

 11・パナソニック NI-U701-K
   ¥14,313 Amazon.co.jp (9/24執筆時)   

 【2021年発売】

 11・パナソニック NI-U700
  ¥12,042 楽天市場 (9/24執筆時)

かけ面:セラミック
コード:電源ケーブル
注水量:320ミリリットル
最大スチーム量:25g/分
重さ :1.5kg

  NI-U701は、パナソニックのコード付きの機種では、最上位機種になります。

 旧機種が残りますが、本体色(差し色)が変わった程度で、基本性能は同じです。値段で決めてOKです。

 重さは、1.5kgです。

 値段的にT-Falの最上位機がライバルですが、重さはわずかに本機が有利です。

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 かけ面のグレードは、セラミックです。

 パナソニックのコードレスの最上位はミラーマジ軽(ニッケル)ですので、それより下です。

 セラミックは悪くない素材ではありますが、上位機と考えれば、物足りない部分はあります。 

 スチームのパワーも、平均20g/分、最大でも25g/分です。

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能です。

 スチーム量は2段階で調整可能です。ハイパワースチームは、高温設定で利用します。

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 本体の操作性は、しかし、底面にいくつか工夫があり独自です。

 ボタン周りなどのポイントプレスのためのスリムヘッドはT-Falも備えます。

 しかし、やや傾斜させたラウンド型の形状にして、布の引っかかりを防ぐ構造や、後方にスチーム孔を配置して、スチーム周りの均質化に配慮がある部分は独自と言えます。

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 安全性能は、水漏れ防止機能オートオフ機能を備えます。

 その上で、カルキで目詰まりしかけた際に、「修理行き」を防ぐ、カルキクリーニングボタンがあります。スチーム量が多い機種ですし、わりと気が利いています。

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 以上、パナソニックの NI-U701 の紹介でした。

 スペックを見ると、同点どの値段のT-Fal機よりやや軽いかわりに、スチームがさほど強く出せないという製品です。

 とはいえ、T-Falの通常プレス時のスチーム量は出ているわけなので、その部分パワーが不要ならば、選択肢にできるでしょう。ただ、それ以外のアピールポイントが、やや欠けるとは言えます。

 なお、ポイントプレス部分を重視したい場合、スチーム量は出せないのですが、【コードレスアイロンの比較記事】でみた、同社の同級品のほうが、個人的には良いかと思います。

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 【2023年11月発売】

 12・パナソニック NI-U300-W
   ¥7,707 Amazon.co.jp (9/24執筆時)   

かけ面:セラミック
コード:電源ケーブル
注水量:320ミリリットル
最大スチーム量:22g/分
重さ :1.1kg

 なお、2022年に本機と同型状の下位機としてNI-U300が追加されました。

 比較する場合、最大スチーム量が22g/分(平均18g/分)ですので、僅かにスペックが低いです。その分、立ち上がり時間は約85秒と多少早めで、重さも1.1kgと軽いです。

 ここまでならば、結構本格的な形状の「格安機」として評価できそうな製品です。

 しかし、本機は、カルキクリーニングボタンも省略です。

 目詰まりしにくい対策(目詰まり防止剤)は上位機同様にあるのですが、渋くなったら修理しかないというこの部分で、上位機と比べて物足りないです。

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 結論的にいえば、値段差もありますし、また、他社にこうしたカルキ対策機能が必ずしも備わるわけではないとは言え、性能で選ぶならば、故障しにくい上位機でしょう。

 まあ、水道水にカルキが少ない地域(井戸水や、高度な浄水設備がある地域)ならば(費用面で)こちらで良いかなとは思います。


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 【2007年発売】

 13・パナソニック ドライアイロン NI-A66-K
   ¥4,000 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

かけ面:ふっ素樹脂加工
コード:電源ケーブル
注水量:
スチーム量:
重さ :0.8kg
備考

 NI-A66-K は、パナソニックのコード付きアイロンです。

 こちらは、低価格帯だと人気の機種です。

 ただし、「ドライアイロン」であり、スチーム機能がないモデルです。霧吹きなどの併用が前提です。

 かけ面のサイズは、約11cm × 20cmです。

 パナソニックと

 クラシックなデザインですが、サイズは通常ですね。構造的には、先端が鋭角なので、ポイント掛けはしやすいでしょう。

 本体の重さは、0.8kgです。

 水タンクがない分、軽量です。

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 かけ面のコーティングは、フッ素樹脂加工です。

 スチーム用の孔がない分、かけ面がフラットなので、すべりはそれなりに良いとは言えます。もちろん、値段からすれば、ということです。

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 操作部、高温・中温・低温の切替があるだけで、シンプルな構成です。

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 以上、パナソニックのNI-A66-K の紹介でした。

 10年以上モデルチェンジがないロングセラー製品で、一定の需要があります。

 スチームが不要な場合は、デザイン的にも良い製品ですし、重さも軽いため、選択肢となるでしょう。

3・東芝のコード付きアイロン比較

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 続いて、東芝のコード付きです。

 同社の場合も、コード付きは、基本的に低価格機のみの展開です。


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 【2020年発売】

 14・東芝 スチームアイロン TA-B75(H)
   ¥2,553 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

かけ面:シルバーチタン
コード:コードモデル
注水量:180ミリリットル
スチーム量:7g/分
重さ :1.0kg

 TA-B75-Hは、東芝入門機になります。

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 かけ面のサイズは、11cm×20cmです。

 本体の重さは、1kgです。

 コード付き機種としては、かけ面は狭めです。

 形状も特段工夫はないものです。

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 かけ面のコーティングは、シルバーチタンコートです。

 上表は、東芝のコードレスタイプも合わせたコーティンググレードです。

 パナソニックと同じで、フッ素より良い程度に止まります。

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 スチームのパワーは、7g/分です。

 決して多くはないですが、格安機で公開があるのは珍しいので、この部分は評価できます。

 ただし、(霧吹きのような)ジェットスチームにも対応しません。

 スチームは、中温と高温は選択できるため、綿や麻だけではなく、毛製品にも対応できます。

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 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能です。

 下部のダイヤル式だったパナソニックに較べて、使いやすさには配慮があります。

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 以上、東芝のTA-B75-Hの紹介でした。

 スペック的には格安機の「平均値」といった機種です。

 比較対象としては良いですが、あえてこれを選ぶ理由に乏しい、という機種です。

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 15・東芝 スチームアイロン TA-C40(L)
   ¥3,645 Amazon.co.jp (9/24執筆時)   

かけ面:シルバーチタン
コード:コードモデル
注水量:180ミリリットル
スチーム量:7g/分
重さ :0.95kg

 なお、この機種は、ほぼ同じ大きさの姉妹機 TA-C40-Lがあります。

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 かけ面のグレードは同じで、シルバーチタンコートです。

 しかし、サイズ感は、多少小ぶりとなります。

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 一方、TA-C35については、上部の突起を押すことで「スチーム倍増ショット」が可能です。

 シワ取りには、あったほうが効果的でしょう。

 そのほか、水タンクを取り外しての給水(カセットタンク)となる点が、相違点です。

 こうした点で、利便性はこちらの方が多少上ですが、スチームを基準に考えると、T-Falの入門機に比べても、見劣りするのは確かです。


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 16・東芝 ラクー TA-EV6(H)
   ¥4,243 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

かけ面:シルバーチタン
コード:コードモデル
注水量:180ミリリットル
スチーム量:9g/分
重さ :1.1kg

 TA-EV6-H は、東芝の「ラクー」シリーズに属するコード付きアイロンです。

 東芝の中級機以上にこの名前が付きます。

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 かけ面のサイズは、約10cm × 20cmです。

 スチーム孔の数が21個と、同社の下位機種よりかなり多いです。

 そのほか、ボタン周りなどのポイント掛けがしやすい「楽がけライン」が前部に付くのが、この機種の特徴です。

 この部分で、パナソニックの NI-W450あたりがラバルでしょう。

 本体の重さは、1.1kgです。

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 かけ面のコーティングは、シルバーチタンコートです。

 格安のアイロンとしては、そこそこの水準です。

 ただ、セラミックとはがあります。

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 スチームのパワーは、9g/分です。

 トリガーを押すことでの「スチーム倍増ショット」と、ハンガーに吊しての強力なショットはにも対応です。

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能です。

 スチームは、高温と中温にて使える仕様です。2段階で量を調整できます。

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 以上、TA-EV6-H の紹介でした。

 パナソニックの NI-W450と同グレードで、機能も似ています。

 重さは本機の方が軽いですが、独特のラウンド形状など、操作性ではパナソニックに負けるかなと思います。

 ただ、コードレスの「ラクー」シリーズは、最近ハンドル形状を変えるなど進化が進みます。

 その点で言えば、パナソニック同様に、【コードレスアイロンの比較記事】でみた東芝製品を選んだ方が良いかと思います。

 コード付きである部分にさほどメリット性はないので。

4・その他のコード付きアイロン比較

 最後に、ここまで見たメーカー以外の、ケーブル付きアイロンをまとめて紹介します。


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 【2023年発売】

 17・石崎電機製作所 シュアー SI-107
   ¥2,174 楽天市場 (9/24執筆時)  

かけ面:セラミック
コード:コードモデル
注水量:160ミリリットル
スチーム量:
重さ :700g

  シュアー SI-107 は、石崎電機製作所の販売するスチームアイロンの入門機になります。

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 かけ面のサイズは、約8cm×18cmです。

 本体の重さは、1kgです。

 かけ面は狭めです。

 かけ面のコーティングは、セラミックコートです。

 かけ面が狭い部分はありますが、普通のフッ素よりは素材的に上位のものを使います。

 スチームのパワーは、一方非開示です。

 11孔でまんべんなくでる仕様ですが、少なくともここが自慢ではないでしょう。

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能です。

 スチームは高温のみ(中温はハーフスチーム)です。

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 以上、石崎電機製作所のシュアー SI-107 の紹介でした。

 格安ですが、基本的には、ホテルなどの備品などに向けて売られる格安機でしょう。

 家庭用としては、かけ面も狭めですし、利便性の部分で若干課題があります。

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 【2023年発売】

 18・石崎電機製作所 SI-50
   ¥2,932 楽天市場 (9/24執筆時)  

かけ面:セラミック
コード:コードモデル
注水量:50ミリリットル
スチーム量:
重さ :720g

 なお、同社の場合、コード付きとして2WAYスチーマー&アイロン SI-50という製品の展開もあります。

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 こちらは、ショットスチーム(ジェットスチーム)もできますが、やはりパワーの情報がないです。

 一方、面白いのはハンドルの向きが変えられる部分で、ハンガーショットをなす場合、少し便利です。

 温度も、低・中・高と切替可能で、普通にアイロンとして利用できます。

 ただ、形状的な限界から、タンクが50mLとかなり小さめで、注水も若干しにくい部分は難点でしょう。


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 19・ツインバード SA-4084BL  
 20・ツインバード SA-4084P
  ¥6,980 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

かけ面:フッ素樹脂
コード:コードつき
注水量:100ミリリットル
スチーム量:
重さ :0.93kg

 SA-4084BL は、ツインバードが「ハンディーアイロン&スチーマー」として販売しているコード付きアイロンです。

 今回紹介する製品では唯一のハンディタイプです。

 ツインバードは、スチーム機能が付いた電気式のハンディアイロンを1987年から製造しており、こちらは、同社の「レジェンド」的な製品です。

 したがって、デンキヤでも売れ筋の人気機種です。

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 かけ面のサイズは、5.6cm × 12.4 cmです。

 面積的には小型アイロンとしても相当狭く、繰り返しかけるのが原則の機種です。

 小回りは利きそうですが、先端が丸みを帯びている点は、普通の角形製品より「ポイント掛け」は難しそうです。

 本体の重さは、0.93kgです。

 見かけはとても軽量に見えますが、割と重さはあります

 ただ、アイロンは、重みで押し掛けする部分もあるので、軽量化が必ずしも適当でとも言えないでしょう。

 180910-0121-6%.png

 かけ面の素材は、フッ素樹脂です。

 アイロンとして一般的な素材で、可もなく不可もないものです。滑りやすさの面では上位機種に及ばないでしょう。

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 スチームのパワーは、非公開です。

 発生量から推測すると、おそらく5g/分以下であり、「時間をかければハンガーショットもできる」というレベルでしょう。スチーム孔は、タテに6カ所です。

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能と標準的です。スチームについては、高温時のみ対応です。底面のスチームボタンで切り替えが可能です。

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 以上、ツインバード工業のハンディアイロンの紹介でした。格安で小型で小回りが利く製品ですが、価格的な側面に由来する「あら」も目立ちます。

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衣類スチーマーの比較記事

 なお、このようなコンパクトで、アイロン掛け&ハンガーショットもできる製品は、アイロンとは異なる「別の家電ジャンル」になります。

 「ハンディタイプ限定」で探している方は、上記比較記事もご覧ください。


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 【2022年発売】J80T後継品

 21・ DBK ジ・アカデミック J80TCA
   ¥6,701 Amazon.co.jp (9/24執筆時)  

 22・ DBK ジ・アカデミック J80T J80TC
   ¥5,978 楽天市場 (9/24執筆時)  

かけ面:ふっ素樹脂
コード:電源ケーブル
注水量:不明
スチーム量:
重さ :1.5kg
備考

 ジ・アカデミック J80T  は、ドイツのDBKのアイロンです。

 日本では、代理店(日本ゼネラル・アプラィアンス)が販売しています。

 レトロなデザインですが、日本でも10年以上販売歴がある佳作です。

 おそらく、円安の影響もあり、2022年に10年以上ぶりに型番が変更になりました。しかし、Amazon用型番のものを含めて、性能は同じです。

 変わらないことに意義のある製品です。

 かけ面のサイズは、約10cm × 20cmほどです。

 本体の重さは、1.5kgです。

 クロームメッキの「レトロ」な本体なので、この部分は仕方ないでしょう。

 かけ面のコーティングは、一般的なフッ素加工です。

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 スチームのパワーは、本機は情報がなく不明です。

 ただ、孔の数は25個ですので、(強力ではないにせよ)このクラスの製品として弱いということはないでしょう。

 操作部は、高温・中温・低温の切り替えが可能と標準的です。

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 以上、DBKのJ80Tの紹介でした。

 カップ注水が前提なクラシックなデザインですが、独特の「格好良さ」があります。

 重さの部分を除けば、伝統に裏打ちされた「掛けやすさ」はあると言えるため、「昭和レトロ」的なものが好きな方は選択肢になるでしょう。


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 【2020年発売】

 23・ DBK The DRY J78D
   ¥2,781 楽天市場 (9/24執筆時)  

かけ面:ふっ素樹脂
コード:電源ケーブル
注水量:
スチーム量:
重さ :0.6kg
備考

 The DRY J78D は、ドイツのDBKのアイロンです。

 日本では、代理店(日本ゼネラル・アプラィアンス)が販売しています。

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 かけ面のサイズは、約11cm × 21cmです。

 パナソニックより先端は細めです。

 ポイントプレスに配慮したためでしょうが、日本のアイロンになじみのかたは、やや違和感や感じるでしょう。

 本体の重さは、0.6kgです。

 パナソニックより軽量です。

 かけ面のコーティングは、本機もフッ素樹脂加工です。

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 操作部は、高温・中温・低温の切り替えほか、MAXを選べます。

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 以上、The DRY J78D の紹介でした。

 霧吹き前提ですが、ドライアイロンは一定のファンがいます。

 ライバルはパナソニックのドライアイロンでしょう。

 こちらの方が、100W消費電力が多い分、最高温度まで60秒と立ち上がりが速いのが特長でしょう。パナソニックより15秒ほど優秀です。

 その他の部分は、あまり差はないですが、形状的に、パナソニックは体重をかけてプレスできる形状、本機は、すべりを優先した速度優先の形状とは言えそうです。

今回の結論
コードアイロンのおすすめは結論的にこの機種!

 というわけで、今回は、各社のコードリール式アイロンを紹介してきました。

 最後に、いつものように、目的別・予算別に、最終的な「おすすめ機種」を改めて選定していきます。


 第1に、とにかくハイパワーなスチームアイロンを探している方は、

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 6・T-Fa lアルティメット FV9751J0
  ¥11,500 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

かけ面 :オートクリーン
コード :電源ケーブル
注水量 :320ミリリットル
最大スチーム量:140g/分
重さ :1.7kg

軽さ    ★★★☆☆
スチーム力 ★★★★★★
滑りやすさ ★★★★★★
作業時間  ★★★★★★
総合評価  ★★★★★★

 ティファールのアルティメットスチームパワー良いでしょう。

 ターボプロもありますが、値段差もさほどありませんし、あえて、中級機を選ぶ必要性は現在はないと思います。

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 本体の重さは、1.7kgと決して軽量ではありません。

 ただ、その分、かけ面積が広く、短時間でアイロン掛けが終えられる機種です。

 また、本体の重量を使ってうまくプレスをすれば、その重さは逆に優位点です。

 実際のところ、ティファール社のアイロンの「思想」を最も表現しているのは、こちらのコード付きモデルのアルティメットオートクリーンだと感じます。

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 かけ面のグレードは、最上位のオートクリーンです。

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 孔についてメンテナンスフリーのパラジウムコート(オートクリーン)を採用しており、ハイパワーなこの機種に相応しいです。

 また、厚手の生地向けにジーンズモードを採用していたり、機能面でも気が利きます。

 そのほか、アイロン低温時の水漏れを防ぐ機能は、下位機種には搭載されず、大きな魅力です。

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 スチームのパワーは、140g/分と桁外れです。

 こうした点で、男女問わず、「アイロン掛け好き」が使う場合は、セミプロ仕様とも言えるパワーを持つこの機種がイチオシです。

 値段は高めですが、アイロンは一度買うと、長く買い直すことはない点で言えば、本機を選んで良いかと思います。


 第2に、短時間で効率の良くかけられる5000円前後のアイロンを探しているならば、

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 【2022年型番】

 【茶系】

 1・T-Fal スチームグライド 2881 FV2881J0
    ¥6,450 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

 【青系】

 2・T-Fal スチームグライド 2889 FV2889J0
    ¥6,207 楽天市場 (9/24執筆時)

かけ面:エアーグライド
コード:電源ケーブル
注水量:270ミリリットル
最大スチーム量:75g/分
重さ :1285g

軽さ    ★★★★☆
スチーム力 ★★★★☆
滑りやすさ ★★★★☆
作業時間  ★★★★☆
総合評価  ★★★★☆

 ティファールの入門機となる、スチームグライドでしょう

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 本体の重さは、1.29kgです。

 重さは、ティファールユーザーからすると「物足りない」部分もあります。

 ただ、初めて同社のコード付きを使う入門者用と考えると、この程度の重さから入るほうが、違和感が生じず、むしろスムーズかもしれません。

 その上で、かけ面は十分広いためは、同社のコード付きの「だいご味」は味わえます。

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 かけ面のグレードは、同社2位のエアーグライドです。

 エナメル素材の2重コートですので、最上位のオートクリーンと比べると、パラジウムコートこそないものの、「すべりの良さ」については同等です。

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 スチームのパワーも、75g/分です。

 上位機に及ばないとはいえ、他社よりも3倍以上強力です。

 従来の入門機(60g)から比べても優秀な数字です。

 コード付きという部分に問題がないならば、この機種は入門機として優秀だと思います。

補足・高品質なアイロンに関する記事

 というわけで、今日は、アイロンについて書きました。

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1・コードレスアイロンの比較 (1)
 1-1:パナソニック〈日本〉
 1-2:東芝〈日本〉
 1-3:T-Fal〈仏国〉
2・コードレスアイロンの比較 (2)
 2-1:日立〈日本〉
 2-2:アイリスオーヤマ〈日本〉
 2-3:3R〈日本〉
3・コードレスアイロンの比較 (3)
 =最終的な「おすすめ」の提案

 なお、今回のおすすめは「T-Fal」ばかりになりました。また、軽めの機種も挙げませんでした。

 これは、正直、コード付きである意味は、すでに、スチーム発生量以外にあまりないと感じるからです。

 途中でも書いたように、パナソニック・東芝については、形状的・構造的に、5000円以上出すならば、コード付きにする意味があまりないと感じます。

 むろん、両社とも、コードレス機では良い製品も多いです。興味のある方は、上記の記事もご覧ください。

ーーーー

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 アイリスプラザ アイロン台 IB-K004 SV
  ¥4,295 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

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 舟型 アイロン台 アルミコート
   ¥2,457 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

  202010111031.jpg

 アイロン台 アルミコート
   ¥1,300 Amazon.co.jp (9/24執筆時)

 また、アイロン台もお忘れなく。

 基本的には、普通のアイロン台で良いです。

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 ただ、広めのかけ面がある製品を選ぶ場合は、立ち掛けできるアイロン台を使うと簡単にアイロン掛けできます。

 形状もカーブがある、人体型アイロン台となっているため、Yシャツのプレスがとても楽にできます。

 一方、テーブルなどを利用する場合は、脚がないシンプルタイプで良いでしょう。その場合、熱伝導がよいアルミコートがなされた製品が良いでしょう。

ーーー

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4・1人暮らしに必要な家電の紹介記事

 また、このブログ「モノマニア」では、1人暮らし向けに必要な家電や家具類を20ジャンル以上まとめた記事もあります。

 新生活をはじめる方で、色々お探しのものがありましたら、このリンク記事もよろしくお願いします。

 ではでは。

補足このブログの関連記事の紹介

 というわけで、今回はアイロンの紹介でした。 

 201807251727.jpg

1・コードレスアイロンの比較記事
2・衣類スチーマーの比較記事
3・ズボンプレッサーの比較記事
4・4000円以下のアイロンの比較記事

 このブログには、話題のスチーマーをふくめて、衣類にかかわる家電の関連記事もありますので、こちらもよろしくお願いします。

 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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 ではでは。

posted by Atlas at 17:42 | 生活家電

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