比較2019’ 美味しい特Aブランド米20銘柄の味とおすすめ(2-コシヒカリ編):新米・産地別・銘柄別・県別ランキング

2019年02月27日

比較2019’ 美味しい特Aブランド米20銘柄の味とおすすめ(2-コシヒカリ編):新米・産地別・銘柄別・県別ランキング

【今回比較する内容】2019年2月 平成30年産の特A評価のコシヒカリなどの新米・ 食味ランキングからの産地別・県別おすすめ:Amazon販売の送料無料のお米の食味値 :2018-2019 新米食味値ランキング:新潟産・魚沼産の特別栽培米・雪蔵氷温熟成米・無農薬無化学肥料米・流の瞳・いのちの壱など

今回のお題
平成30年産の新米コシヒカリでおすすめの産地はどこ?

 どもAtlasです。

 今回は、最新の国産米の比較をします。

 2019年2月27日に発表された、日本穀物検定協会の平成30年度食味試験(食味ランキング)の結果をふまえた、最新情報でお送りします。

  

 また、執筆時現在、平成30年秋収穫のお米が新米ですので、それに対応して書いています。

 なお、このブログでは、お米の紹介記事が3本あります。

1・特Aブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較

 前回の記事(第1回)では、ゆめぴりかなど、コシヒカリ以外の人気の新しいブランド米を紹介しました。

  

 今回の2回目の記事では、産地別の各地のコシヒカリを紹介します。

 今年の食味検査の大きなトピックは「魚沼産こしひかりが首位(特A)復帰」というニュースでしょう。

 30年以上守ったトップランクから初陥落した昨年は、魚沼地区の生産地の方が、相当努力したそうです。

--

 以下の記事では、こうした最新状況をふまえつつ、どのように「美味しいコシヒカリ」を選ぶのが適切か、Atlasの見解を書きます。

1・今年度の食味検定とこしひかりの評価

平成30年度の特A受賞こしひかり(14地区)
 福島県(会津・浜通)
 栃木県(県北)
 新潟県(
魚沼・上越・中越・佐渡)
 富山県(全県)
 福井県(全県)
 長野県(北信・東信)
 岐阜県(美濃
 三重県(伊賀)
 兵庫県(県北)

 上表は、今年度の食味検査において、最高評価である「特A」を得た県と生産地域を表したものです。

 コシヒカリ以外を含めると、今年は、58銘柄が最高位の特A評価を得ました。コシヒカリは、今年度14地域で、年々「こしひかりの受賞地域が減っている」のが現状です。

  

 また、コシヒカリで「特A」を受賞する地域は、本州中部に固定化してきています。

 上図の8県のみが受賞している状況です。

 気候風土が生育環境が適さない県は、耐熱・耐寒・耐倒性を持つ他の「ブランド米」に集中する傾向です。

ーー

  

 ただ、食味検査の基準は今でも「コシヒカリの味」です。こしひかりの旨さと人気も変わりません。

 そこで、今回の記事では、「特Aコシヒカリ」を中心に、ネット販売で手軽に手に入るコシヒカリを産地別に紹介します。

 その上で、「今年度に食べるべきコシヒカリのオススメ地域」を提案していこうと思います。

2・「こしひかり」の食味値の比較

 と言うわけで、コシヒカリの紹介に入ります。


  

 【白米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥2,980〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥3,980 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴1年ぶり28回目

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「日本最大の米所で、安定の品質」

 はじめに、新潟県産米のなかでも「別格」とされる「魚沼産コシヒカリ」です。

 新米の時期は、収穫後市場にお米が出回るのは、10月半ばほどです。

 早めのものがないわけではないですが、相当割高であり、市場に出るのは他地域より遅めです。

  

 なお、新潟県の中央部の魚沼市や長岡市を中心とする「魚沼地区」で作られたコシヒカリを総称して「魚沼産コシヒカリ」と呼んでいます。

 食味試験の評価は、平成元年から27回連続「特A」評価を連続して受賞してきたという「歴史」があります。

 しかし、2018年(去年)は、歴史上初めて、食味検査における「最高の特A評価」を逃しました

 近年は卸売価格でゆめぴりかなどの新興ブランド米に抜かれる場合もあったため、Atlasも「ありえる話」だと思いました。

 とはいえ、今年は先述のように「特A復帰」です。

 食味の秘密は、風土・気候条件(テロワール)のほか、農協の生産指導・流通管理も上げられそうです。

 実際、ネットでパッケージ袋の製品を買っても、精米業者の違いで外れる確率が少ないです。

ーー

  

 【特別栽培米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥3,500〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

  【氷温米】【白米】

  新潟県魚沼産 雪蔵氷温熟成 2kg
   ¥2,125 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

  【氷温米】【無洗米】

  新潟県魚沼産雪蔵氷温熟成3kg
   ¥2,980 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 お米の種類は、Amazonには、こちらは、農薬を低減させた【特別栽培米】のほか、【氷温米】という面白いカテゴリーの米も売られています。

 正確には【雪蔵氷温熟成米】と表記しています。

 これは、あえて氷温に近い温度で保存・熟成させることでグルタミン酸などの「旨み」「甘み」成分を引き出すという保存技術です。

 「ほんのりと甘い」という表現が、パッケージではなされています。

ーー

  

 【特別栽培米】

 新潟県産 白米 新之助 5kg 平成30年産
   ¥3,250 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価
 特A受賞歴

 性質・「大粒」「ほどよく甘い」「粘る」
 一言・「コシヒカリより食味が良い、産地期待の星!」

 なお、魚沼を抱える新潟県の農協では、「こしひかり」に続く新しいブランド米として、「新之助」という新しい「ブランド米」を近年推しています。

 「新之助」は、成城石井などの高級スーパーなどで流通しています。

 こちらも、非常に美味しいご飯で、味のバラツキも少なく、Atlasの個人的評価は高いです。

 味の傾向は、こしひかりよりも大粒で、食味は「こしひかり」と同等クラスです。

 この際、食べ比べてみても、面白いかもしれません。

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 以上、魚沼産こしひかり(と新之介)の紹介でした。

 (なんだかんだ言われつつも)歴史に裏打ちされた「新潟」「魚沼」ブランドの品質は、今年も不変でしょう。

 魚沼産こしひかりでも、「氷温貯蔵米」「特別栽培米」など、産地以外の点で「プラスアルファ」の要素ある銘柄を試したり、この際、新潟県の新しい「イチオシ」である「新之助」を試してみたりするのも、良いかなと思います。


   

 【白米】

  新潟県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,780
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】【低温製法米】

  新潟県産 こしひかり 5kg 平成30年産  
  ¥3,280〜  Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【特別栽培米(低農薬)】

  新潟県こしひかり5kg 平成30年産
  ¥3,110
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A評価ないし特A
 特A受賞歴29回目(県内あわせて)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「全ての地域が特Aではない点に注意!」

 つづいて、「新潟県産こしひかり」です。

 新米の時期は、収穫後市場にお米が出回るのは、割と早く9月上旬から見られます。

 食味試験の評価は、ただし注意が必要です。

 新潟県の場合、岩船上越中越下越佐渡・魚沼と食味試験は別立てで行われます。

 そのため、「全県」で評価する場合が多い他県と異なり、地域によってAと特Aに分かれます

 今年度は、上越・中越・佐渡・魚沼特Aで、それ以外が、2番目のランクのA評価です。

 魚沼地区を除く大抵の新潟県産米は、「新潟県産」との表記だけで売られているのが現状です。お米の食味値は「少なくともA 以上で、特Aかもしれないお米」とみなすべきでしょう。

 味の傾向は、もちろんコシヒカリの味です。

 なお、コシヒカリは、低アミロース含有率の「粘り系」のお米です。

 他のブランド米と比較する場合、粘り毛が強調されたご飯なので、冷めても美味しいごはんと言えるでしょう。

 1回目記事では他の銘柄のブランド米を見ましたが、コシヒカリは、実質的にブランド米の基準であり「こしひかり」より美味しいかどうか?を食味値ランキングでは評価を付ける際の基準の1つにしています。

 お米の種類は、無数にあります。

 例えば、上にある、【特別栽培米】は、基準よりも農薬使用を削減したお米のことです。

 以上、「新潟県産こしひかり」の紹介でした。

 公平を期して言えば、魚沼地区に限らず、美味しいお米の産地はあります。例えば、Atlasも佐渡のお米を美味しく頂いた経験があります。

 ただ、ネットで早場米として出される新潟産コシヒカリに「イマイチ」な味が多いのも事実です。高いお米がよく売れる初秋に出すため、テロワールをやや度外視している部分が、ないこともないとは感じます。


  

 【白米】

  会津産 コシヒカリ 5kg 平成30年産
  ¥2,480  Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴5年連続22回目(会津地区)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「魚沼の西隣。安くてお買得」

 続いて紹介するのは、東北の会津こしひかりです。

 新米の時期は、市場に出回る時期は10月半ばほどと遅いです。

  

 食味試験の評価は、「会津地区」として区分されての評価ですが、今年は、5年連続22回目の特A受賞と、魚沼地区同様に評価は高いです。

 会津は、「秘境鉄道」といわれる只見線新潟県魚沼地区から東に30キロほど、一山越えた場所にあります。

 生産者の努力のほか、魚沼地区と隣接し、気候条件が魚沼に近いことも特Aを受賞の要員でしょう。

 お米の種類は、無数にあります。

 ただ、一般的な「精米」製品が安く、お買得な場合が多いです。

 以上、「会津産こしひかり」の紹介でした。

 特A評価のコシヒカリですが、価格の面で相当安いことが多く、ネットで買うには「狙い目」といえる地域です。なお、Amazonでは「定額お得便」の対象で、定期購入では割と安く手に入ります。


 

 【常温定湿乾燥

  長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 5kg
  ¥3,880 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

  長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 10kg
  ¥6,580 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴5年連続7回目(長野県北信地区)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「魚沼の東隣、常温低温乾燥がお約束」

 長野県飯山産の「幻の米」は、インターネットで割と手軽に手に入るお米の1つです。

 なお、「幻の米」は、コシヒカリの地域ブランド名で、飯山地区でも特定の産地のコシヒカリのみにこの名称が与えられるそうです。

 新米の時期は、多く市場に出回る時期は10月半ばほどで、遅めです。

  

 食味試験の評価は、長野県「北信地区」としての評価で、5年連続特A評価を受けています。

 食味の秘密は、風土・気候条件(テロワール)でしょう。

 名産地の新潟県魚沼から、飯山線で西に30キロほど進むと、長野県飯山地区ですから。

 加えて、地域の生産・出荷管理の徹底です。とくに、乾燥について、一般的な火を使う機械式ではなく、常温定湿乾燥を出荷条件としているそうで、はぜかけ米(天日干し)の美味しさがあります。

 お米の種類は、基本的に1つです。

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 以上、長野県飯山産の「幻の米」の紹介でした。

 地域ブランドとして売られているお米であることもあり、欠米が少なく、たいへん美味しいお米でした。

 農家さんから直で買うパターンを除けば、こういった「小さい地域単位の米」を買うのは、美味しいお米に出会う、割と良い方法です。

 ちなみにAtlasの実家も、飯山のお米を農家から玄米で買っていました。


 

 【白米】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,680 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無農薬】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥4,890 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴7年連続7回目(全県)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「北陸で毎年安定した特A評価」

 こちらは、福井県のコシヒカリです。北陸地方は言わずと知れた米所ですが、福井は特に品質の良いお米を作っています。

 新米の時期は、だいたい9月半ばが多く、下旬ころから店頭に多く並びはじめます。

  

 ただ、流通の関係で関西市場に主に流れるようで、関東ではあまり見られないかもしれません。福井県は、ブランド米では「華越前」という品種を作っていることでも知られます。

 食味試験の評価は、福井県全県で、7年連続で「特A」の最高評価を得ています。

 魚沼地区が2018年に陥落したので、新潟以西の北陸では唯一でしょう。

 お米の種類は、後ほど紹介するように「無農薬」を行う地域もありますが、一般的な精米が多く流通しています。

 ブランドの浸透力の差か、新潟などに比べて割と安く購入でき、家計に優しい特A米です。

 以上、「福井産コシヒカリ」 の紹介でした。

 7年連続で「特A」というのが、最大の魅力でしょう。気候風土条件と生産管理の徹底が結びついてこその結果だと思います。

 関西の定番ですが、全国には流通しないので、関東の方には珍しいでしょう。ネット配達で比較的安いコシヒカリを探している方には、オススメできる地域です。


 

 【白米】

  岐阜県県飛騨高山産 こしひかり 5kg 平成29年産
  ¥2,680 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴4年連続4回目(美濃)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「気候条件がコシヒカリに向く」

 こちらは、岐阜県の飛騨高山市のコシヒカリです。

 新米の時期は、やや遅めで、10月初旬頃です。

 食味試験の評価は、岐阜県は、特A評価は全県評価でなく産地に分かれます。

 岐阜県でも美濃地区は今年は特Aでしたが、高山市は、飛騨地区なので、今年度はA評価です。

 食味の秘密は、やはり気候風土条件です。

 高山は、水が綺麗で寒暖の差が強い地域ですが、こうした地域はコシヒカリの生育には良いようです。

 お米の種類は、今回紹介したのは、無農薬などではないものの、お米全般の味は折り紙付きです。

 ただ、この地区については、以下の「コシヒカリ」を補足的に説明しておく必要があります。

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 【白米】

 岐阜 龍の瞳 いのちの壱 平成30年産 1-10kg
  ¥2,480〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価
 特A受賞歴

 性質・「かなりの大粒」「甘くて粘る」
 一言・「コシヒカリを超えたコシヒカリ!」

 それは、「龍の瞳(いのちの壱)」というコシヒカリの変異種の希少米です。

 農業試験場経由ではなく、田んぼで「偶然見つけた」大きいコシヒカリの実をコツコツ増やしていったというエピソードで有名です。

  

 昔はプレミアが付いてなかなか手に入りませんでした。しかし、最近は「そこそこ」の値段で買えるようになりました。

 味の傾向は、大粒で、粘りがあるの感じです。

 コシヒカリの良い部分を残したまま、最近のブランド米のトレンドに近いため、コシヒカリ好きの方には特に合うでしょう。

 なお、「龍の瞳」は商品名で、「いのちの壱」は品種名です。「龍の瞳」ブランドは、当初の生産組合が母体となった企業で、農薬関係の基準があり、品質は安定的です。

  

 庄内町 いのちの壱 平成30年産 5-10kg
  ¥4,860〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 性質・「かなりの大粒」「甘くて粘る」
 一言・「コシヒカリを超えたコシヒカリ!」

 一方、「いのちの壱」という名前だけで売られている製品も、同じ品種のお米です。

 ただ、岐阜県を「越境」して栽培が広がっているもので、格安なものが多いのが特徴です。Atlasも滋賀県(湖北)で栽培を確認し、食べました。

 以上、岐阜県産のコシヒカリと、その変異種である 「いのちの壱」の紹介でした。

 やはり、強調したいのは、「いのちの壱」のほうです。コシヒカリの良さを保ちつつ、「びっくりするほど大きくて美味しいお米」なので、機会があれば是非食べてみてください。


  

 【無農薬】【特別栽培米】

   兵庫県但馬産 5kg 平成30年産 こしひかり
   ¥4,092
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【減農薬】【特別栽培米】

   兵庫県豊岡産 5kg 平成30年産 こしひかり
   ¥3,420
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴6年連続6回目(県北)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「まるごと無農薬という素晴らしい環境!」

 こちらは、兵庫県但馬産の「こしひかり」になります。

 新米の時期は、この地域は、収穫は9月からで、9月中旬から店頭に出はじめます。

 後述するとある理由から、ネットでの人気が高いのですが、新米予約もできます。

  

 食味試験の評価は、6年連続で特A評価を受けています。

 このお米を作る兵庫県の県北地域、但馬地方は日本海側に面しており、風光明媚な土地柄です。

 コウノトリの保護でも有名な豊岡などを抱える同地区は、「コウノトリ育むお米」というキャッチフレーズで、生き物との共生をテーマにしている場所です。

   

 お米の種類は、強調するべき部分です。

 こちらも、先ほどもあった特別栽培米(JAS基準で5割以上農薬を削減した特別なお米)の一種です。

 しかし、さらに、無農薬・無化学肥料が明示されたお米です。

 これは、地域全体の協力がないと難しい方式で、製品も高額になりがちですが、この価格で出せるのは素晴らしいと思います。

 ただし、【在庫切れ】が多いのが玉に瑕です。流通経路によっては、無化学肥料・減農薬(7.5-9割)の場合があります。

 食味の秘密は、やはり「コウノトリ」と言うことあるでしょう。

 兵庫と言えば「山田錦」などのお酒用の米も有名ですが、山と谷が多い地形は、無農薬にしやすいのだと思います。

 味の傾向は、もちろん他県のコシヒカリと同じく、低アミロース含有率の「粘り系」のお米です。

 その上で、無農薬のお米は、甘みが非常に強く出る傾向にあると言えます。

 以上、 兵庫県但馬産コシヒカリの紹介でした。

 「無農薬」でお米を探すと、ネットでは、多く見つかりますが、価格が高い場合が多いです。

 一方、生産者単位ではなく、地域単位でそれに取り組むこの地域のコシヒカリは、流通量も多く、価格も値頃感があります。Atlasも定期的に購入している、おすすめ産地の1つです。


  

 【白米】

  滋賀県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,480
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A評価
 特A受賞歴----

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「関西の定番、お買得コシヒカリ」

 滋賀県のコシヒカリは、関西でよく見られますが、全国的には珍しいといえるコシヒカリです。

 新米の時期は、滋賀県は、早場米品種もある地域ですが、コシヒカリについては9月中旬に市場に多く出はじめます。

 お米の種類は、価格が値頃な割に、品質の高いと関西では評判です。

 なお、琵琶湖に囲まれる穀倉地帯では、こしひかりが主に栽培されてきましたが、最近では「みずかがみ」というブランド米も出はじめています。

 食味試験の評価は、例年通り、安定のA評価です。

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 以上、滋賀県のコシヒカリの紹介でした。

 9月の新米登場時期に、割安で売られることが多い製品です。気候的にも、無理に「早く作っている」わけではないので、実際美味しいです。

 また、年間を通して価格が安値安定傾向にあるため、常食する「こしひかり」としてオススメできます。

2・早場米コシヒカリ(2018年新米)

 

 続いて、収穫時期の早い地域の早場米のコシヒカリを紹介します。

 

 コシヒカリの早場米は、比較的温暖な地域で栽培されており、例年8月頃から購入可能なお米です。

 以前は、温暖な地域のお米は「まずい」というレッテルがありました。

 しかし、栽培技術の向上で、差はなくなり、特A評価をえる産地も現れはじめました。ただ、地元を除けば「早場米」としてだけ流通するため、春先から入手困難になります。


  

 【白米】

  千葉県産 こしひかり 5kg 平成29年産
   ¥2,480 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】

  千葉県産 こしひかり 5kg 平成29年産 
   ¥3,062
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A評価
 特A受賞歴1回(全県)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「早場米のなかでも安定して高レベル」

 こちらは、千葉産のこしひかりです。伝統的な早場米の産地です。

 新米の時期は、関東圏では9月初旬から見かけます。

 千葉は関東では温暖な土地柄なので、その気候を利用して早場米を多く出しています。千葉県は、あまり米どころのイメージがないですが、成田あたりから東に向かっていくと大倉地帯が続いています。

 お米の種類は、普通の精米が多いです。ただ、価格は安い傾向にあり、手軽に購入できるのが魅力です。

 食味試験の評価は、安定のA評価です。

 27年度に初めて特A評価を受けたあと、今年までA評価をキープしています。


   

 【白米】

  三重県産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥2,239 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A'評価
 特A受賞歴5回(伊賀)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「最近評価を上げる早場米の産地」

 こちらは、三重県のコシヒカリです。

 新米の時期は、早場米の産地ですから、8月末頃に収穫し、9月の早い時期に市場に出ます。

 三重県もかなりの米所ですが、比較的気候が温暖なのか、「早場米」ほどではありませんが、早い時期に限って広範囲にコシヒカリが出回る地域です。

 食味試験の評価は、三重県の場合、伊賀地区が6年連続特A受賞中です。

 ただ、その他の地域も今年はA’評価ですから、A評価で確定の千葉よりは評価の部分では低いです。

 とはいえ、新米価格が「相当値頃」な地域なので、美味しい新米をできるだけ安く食べたい方には良いでしょう。


 

 特別栽培米】

  熊本県産 こしひかり 5kg 平成30年度産
   ¥3,180 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A評価(県北)
 特A受賞歴:---

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「早場米として高レベル」

 こちらは熊本県産のコシヒカリです。

 新米の時期は、熊本も8月末頃から収穫し、9月初旬にはすでに出荷に入ります。

 熊本は「米どころ」としてかなり名前を上げている県で、ブランド米「森のくまさん」は3年連続で特A評価を取りました。

 食味試験の評価は、A評価を得ており、日本のトップ100入りを果たしています。

 食味の秘密は、コシヒカリの生育環境に適さない九州ですが、産地は意外と寒冷で、水も良いため、ということになると思います。

 なお、早場米として全国に流通しますが、夏頃にはあまり出回ることがなくなります。


  

 【無農薬】【白米】

  高知県産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥3,980〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A'評価
 特A受賞歴:---

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「最も速く食べれるコシヒカリ」

 続いて、高知県産のコシヒカリです。

 新米の時期は、全国的にも収穫が早い地域で、8月中旬には収穫し、8月中には市場に多く出ます。

 食味試験の評価は、昨年度、三重と同じA’(ダッシュ)で、千葉に負けています。

 ただ、最近はA評価の年もでてきていますし、「にこまる」という新品種は、2年連続2回目の特Aを受賞しています。実力がある地域です。

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 なお、全国的な流通で言えば、熊本より早くに市場からなくなる「レア」産地です。


   

 【白米】

  徳島県産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥2,580 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A’評価(南部)
 特A受賞歴:---

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「美味しいお米を夏から食べられる!」

 続いて、徳島県産のコシヒカリです。

 新米の時期は、同県の南部については、阿波踊りが終わる頃、8月中にコシヒカリが出回りはじめます。

 食味試験の評価は、あまり米所のイメージはないですが、徳島県南部は、高知と同じA’評価を受けています。

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 本格的な新米シーズン前の早場米を選ぶ場合、選択肢としては「あり」でしょう。


  


 【特別栽培米】

  鹿児島県産 コシヒカリ 4.5kg 平成30年産
   ¥3,180〜  Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価A '評価
 特A受賞歴:---

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「全国流通は夏のみのレア産地」

 最後に、鹿児島県のコシヒカリの紹介です。

 新米の時期は、鹿児島も8月中には出回り、全国でも早い地域です。

 ちなみに、昨年度、パッケージは西郷隆盛が使われていました。さきほどの高知県のお米には坂本龍馬が使われており、「維新つながり」で面白く感じました。

 食味試験の評価は、他の早場米の産地と同じく、Aダッシュの評価を得ています。

 主に県南地区の栽培であるのは、やはり、気候風土というより、「価格相場的なメリット性」ゆえでしょう。

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 なお、鹿児島県は「あきほなみ」というブランド米が特A評価を受けており、やはり暖かい地域の米の味のレベルアップを感じます。

今回の結論!
新米コシヒカリのおすすめは結論的にこちら!

 というわけで、今日は、産地別にコシヒカリについて比較しました。

 最後にいつものようにおすすめを書いておきます。


 第1に、比較的安い!取れたてのコシヒカリとしてオススメできるのは、

 

 【白米】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,680 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥2,780 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴7年連続7回目(全県)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「北陸で毎年安定した特A評価」

 福井県産のコシヒカリでしょう。

 

 5年連続特A評価受賞で、産地としての安定性が増しています。福井県の場合、評価も全県単位なので、確実に「特A評価を受けたこしひかり」にあたるというメリットもあるでしょう。

 価格も値頃ですが、関西圏以外にはあまり流通しないという珍しさもあるため、ネット購入で一度試すのは「あり」だと思います。

 早場米というほど収穫は早くないお米なので、鮮度の面でも有利でしょう。


 第2に、コシヒカリの「新種」で、大粒で粘りが強い新品種の新米としては、

 

 【白米】

 岐阜 龍の瞳 いのちの壱 平成30年産 1-10kg
  ¥2,480〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 庄内町 いのちの壱 平成30年産 5-10kg
  ¥4,860〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価
 特A受賞歴

 性質・「かなりの大粒」「甘くて粘る」
 一言・「コシヒカリを超えたコシヒカリ!」

 「龍の瞳(いのちの壱)」が良いでしょう。

 

 定期的にTVで取りあげられては、プレミアが付いて価格が大きく揺れる品種・商品ですが、予約しておけば安定価格で買えます。

 Atlasも今、米びつに昨年度米が入っていますが、大粒のしっかりしたお米で、食感の違いがしっかり分かります。食味試験を受けるほどの栽培規模はないですが、とても美味しいです。

 炊き上がりも特徴的で面白いですが、あまり市場では見かけません。こういったお米が選べるのは、ネットのメリットなので、是非オススメしたいですね。新米ならば、精米したてが届くでしょう。

  

 特別栽培米・いのちの壱 3kg 【ふるさと納税】
  ¥10,000〜 楽天市場 (2/27執筆時)

 なお、最近は楽天市場でふるさと納税(寄附)できます。「お礼の品」として いのちの壱も出されていますね。岐阜県飛騨市産です。

 ちなみに、【楽天市場ふるさと納税】は、普通の買い物のように楽天ポイントが貯まります。


 第2に、特A評価を得たお米で無農薬・無化学肥料栽培のお米を選びたい方は、

  

 【無農薬】【特別栽培米】

   兵庫県但馬産 5kg 平成30年産 こしひかり
   ¥4,092
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【減農薬】【特別栽培米】

   兵庫県豊岡産 5kg 平成30年産 こしひかり
   ¥3,420
Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴6年連続6回目(県北)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「まるごと無農薬という素晴らしい環境!」

 

 但馬産の「コウノトリの育むお米」が良いでしょう。特別栽培米の基準をより徹底して無農薬・無化学肥料栽培をなしていますので、この部分を重視したい方にはとくにおすすめです。

 無農薬・無化学肥料により、お米の食味がさらに美味しくなるかは分かりません。ただ、通常より栽培が難しいため「人の手」をより介しているのは間違いないので、味の部分でも期待できるでしょう。

ーーー

  

 【無農薬】【新米発売中!】

  福井県産 こしひかり 5kg 平成30年産
  ¥4,890 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 なお、福井のこちらのお米も「無農薬」です。こちらの田んぼにも「コウノトリがやってくる」そうです。日本海ルートで飛来しているのでしょうね。

 やや高めですが、生産者(組合)単位の販売ですから、味のバラツキは少ないでしょう。「渡辺米穀」が販売するものは「返品可」の記述もありました。


 第3に、安定感のある地域の「こしひかり」を比較的安価に購入したい!という方は、

  

 【白米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥2,980〜 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【無洗米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥3,980 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【特別栽培米】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥4,620 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴1年ぶり28回目

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「日本最大の米所で、安定の品質」

 これらの「魚沼産コシヒカリ」が良いでしょう。

 気候面だけでなく、温度や水の生産管理もしっかりしているため、品質のばらつきが比較的少ないです。

 先述のように、前年は特Aを逃しています。

 その結果、かなり力を入れて品質管理をしたようなので、期待値は例年に比べても高いです。

ーーー

  

 【特別栽培米】

 新潟県産 白米 新之助 5kg 平成30年産
   ¥3,250 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価
 特A受賞歴

 性質・「大粒」「ほどよく甘い」「粘る」
 一言・「コシヒカリより食味が良い、産地期待の星!」


 一方、「魚沼米の進化形」として、 新之助を試して見るのも良いでしょう。昨年、Atlasは新米の時期はこのお米でしたが、美味しかったです。

  

 【無農薬(JAS基準)】

  魚沼産 こしひかり 5kg 平成30年産
   ¥7,780 楽天市場 (2/27執筆時)

 ちなみに「魚沼の無農薬栽培米」というカテゴリーだと、5キロで1万円ほどが「相場」です。ネットだと多少安く手に入ります。


 第4に、今年度特A評価を得た、魚沼周辺産地のコシヒカリとしておすすめなのは、

 

 【常温定湿乾燥

  長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 5kg
  ¥3,880 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

  長野県飯山産 幻の米コシヒカリ 10kg
  ¥6,580 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴5年連続7回目(長野県北信地区)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「魚沼の東隣、常温低温乾燥がお約束」

  

 新潟県魚沼地区に隣接する長野県飯山地区の、コシヒカリ種の地域ブランドである「幻の米」がオススメです。

 キロあたりの米価は、魚沼地区よりもかなり安めです。また、機械式ではなく、常温定湿乾燥を出荷条件としているため、甘みが強く美味しいコシヒカリです。米価も魚沼産に比べるとお得ですし、一度試されると良いと思います。

ーーー

  

 【白米】

  会津産 コシヒカリ 5kg 平成30年産
  ¥2,480  Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 【白米】

  会津産 コシヒカリ 5kg 平成30年産
  ¥2,480  Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 今年度評価特A
 特A受賞歴5年連続22回目(会津地区)

 性質・「粘りがある」「冷めても美味しい」
 一言・「魚沼の西隣。安くてお買得」

 また、同じく、魚沼市に隣接した会津のお米も良いでしょう。価格として考えれば、飯山産よりも格安ですね。

 なお、会津産は、新米への切替時期がやや遅めなので、秋口は収穫年度に注意しましょう。

補足:美味しいご飯の炊き方

 というわけで、今回は、お米の紹介でした。

 最後におまけ!です。

  

1・3合炊き小型炊飯器【〜3万円】
2・5合炊きの高級炊飯器【3万円〜】
3・5合炊きの格安炊飯器【〜3万円】
4・一升炊きの高性能炊飯器【3万円〜】
5・一升炊きの格安炊飯器【〜3万円】
6・糖質カット/麦向き炊飯器
7・炊飯器の選び方 【まとめ記事】

 美味しいご飯を食べるには、美味しいお米の他、美味しく炊ける炊飯器 が欠かせません。

 このブログでは、1万円前後の入門機から10万円前後の高級機まで炊飯器の比較もしています。よろしければ、上記の記事もご覧ください。

 とくに、7番の記事では、穀物検定協会が特A評価を出す際に利用している炊飯器(の後継機種)についても、少し書きました。

 買い換えを考えている方で、お米を美味しく炊きたい!という方はよろしければ、ご覧ください。

 

 ツインバード MR-E520W
  ¥9,380 Amazon.co.jp (2/27執筆時)

 また、より「味」にこだわるならば、精米器の導入も「あり」でしょう。

 最近の機種は、精米だけでなく、「白米のみがき直し」にも対応するため、使い勝手が良いです。よろしれれば、【精米器の比較記事】もご覧ください。

ーーー

 さらに、このブログ「家電批評モノマニア」には、アマゾンで取扱いがある食べ物や飲料に関する以下のような比較記事があります。

  

1・ミネラルウォーターの比較
2・タンサンのペットボトルの比較
3・大手ビール・輸入ビールの比較
4・日本の地ビールの比較
5・日本のウイスキーの比較  
6・プレミア焼酎と焼酎原酒の比較
7・トクホ飲料の比較
8・野菜ジュースの比較
9・レトルトカレーの比較

 例えば、1番の記事では、「お米が美味しく炊けるミネラルウォーター」を紹介しています。

  

1・特Aブランド米の比較
2・コシヒカリの比較
3・珍しい地方米の比較

 また、上記の記事では、こしひかり以外のブランド米の比較もしています。よろしければ、これらの記事もご覧ください。

 ではでは。

posted by Atlas at 21:18 | 食料品

このブログ家電批評モノマニアには「家電やモノの比較記事」が約350本あります!

よろしければ、下部のリンク集もご覧ください。

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