【今回レビューする内容】2025年 最新AmazonFireタブレットの性能とおすすめ・選び方:CPU性能やラインナップの違い・基本的な使い方・Android とFire OS の違い・アプリの買い方・自炊PDFの閲覧法など
【比較する製品型番】New Fire HD 8(2024、第12世代)KFRAPWI KFRASWI, Fire HD 10(2023、第13世代)KFTUWI, Fire Max 11 (2023、第13世代)KFSNWI, Amazon Fire 7 キッズモデル, New Amazon Fire HD 8 キッズモデル(2024、第12世代, Amazon Fire HD 10 キッズモデル(2023、第13世代, New Amazon Fire HD 8 キッズプロ (2024、第12世代)など
今回のお題
最新のAmazon Fire HDタブレットのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2025年4月現在、AmazonのFire HDタブレットの性能を比較します。
定番のFire 8 HDはもちろん、新しい Fire HD 10 ・Fire Max 11(第13世代)やキッズモデルを含めて、全機種の仕様(スペック)を比較します。
1・Amazon Fire HD の比較 (1)
1-1:選び方の基本の説明【導入】
=初めて買う方に向けた基本の説明
1-2:Fire HDのマシン性能
=スペックの違いを細かく解説
1-3:Fire HDの活用方法
= 便利な利用法の提案
1-4:Fireアプリの種類と追加方法
= Androidアプリとの違いを説明
1-5:Fire HDでの読書
= 自炊本(PDF)の閲覧法の説明
2・Amazon Fire HD の比較 (2)<
2-1:最終的なおすすめの提案【結論】
なお、この記事は、たくさんの種類があるFireHDタブレットのうち「どれを買えば良いか」という話がメインです。
ただ「どのように使うと便利なのか」も、便利な使い方を交えて紹介するつもりです。
Atlasは、Amazonの発売するFireなどの端末を、(高性能モデルを含めて)ここまで総計で5台以上所有してきました。
以下では、こうした経験をふまえながら各製品を比較します。
軽量性 ★★★★★
視認性 ★★★★★
処理能力 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その後、最後の結論部分では、上表のようなポイントから、予算別、目的別に「Atlasのオススメ機種」について提案していきます。
よろしくお願いします。
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1・Android系タブレットの比較
2・iPad Air iPad Pro miniの比較
3・Amazon Fire HDの比較
4・Amazon Kindle デバイスの比較
なお、今回の記事は、このブログのタブレット端末比較シリーズの3回目記事として書きました。
Amazonの製品でも、読書専用端末である、Amazon社の白黒の「電子ペーパー端末」について知りたい方は、これらとは別の記事が対応します。
お手数ですが、【AmazonのKindle端末の比較記事】をご覧ください。
1-1・FireHDの選び方の基本!
【入門グレード】(キッズ用のみ)
・Amazon Fire 7 キッズモデル
¥10,980〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時
【標準グレード】
Amazon Fire HD 8
¥15,980〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【中級機】
Amazon Fire HD 10
¥19,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【上位機】
Amazon Fire Max 11
¥34,980〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
アマゾンのタブレットは、現在だと4グレードに分けられます。
ただし、入門機(Amazon Fire 7)に相当する製品は、2024年からは「キッズ向け」だけの展開なので、大人向けとしては3グレードです。
1・本体の大きさ・重さ
2・CPUの性能
3・液晶パネルの画質
4・ストレージのサイズ
グレードで、それぞれ性能が異なります。
「買って後悔しない機種」を選ぶ場合、とくに注意するべき点は上表の4点です。
重要な部分ですので、順番に解説しておきます。
第1に、本体の大きさと重さです。
最も注意するべきは、(間違いなく)この部分です。
タブレットPCとして仕事やブラウジングに使う場合と、本などの読書端末として使う場合、Amazonビデオなどの動画閲覧に使う場合など、利用目的によって、最適な「本体の大きさと重さ」が変わってきます。
合わないサイズを選ぶと、本当に使いにくいです。
今回の記事では、そのあたりもふまえて「オススメ」を提案するつもりです。
第2に、CPUの性能です。
CPUは、シリーズごと、クロック速度とコア数が異なります。
Fire 7でも、他社の2万円台前後エントリー機に比する実力のCPUです。
値段に似合わず優秀といえます。
HD8 だと6コア、 HD10以上だと8コアと伸びていきます。
目安としては、6コアだと30%、8コアだと50%ほど、Fire 7に対して性能良化が見込めます。
つまり、値段差分の差はあります。
メモリー量(RAM)は、Fire7を除き、3GBか4GBと増えます。
画面が大きい(解像度が良い)と処理が増えるための処置です。しかし、あとで詳しく書く「上位機特有の機能」を快適に動かすための配慮でもあります。
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結論的にいえば、CPU部分の基本性能は(同じ値段で買うならば)Android系の他社タブレットより、割安の場合が多いです。
Amazonの場合、Prime Videoをはじめとするコンテンツを使って欲しいという思惑があるため、端末は(ある程度まで)「利益度外視」で売っている感じがあります。
逆に、安く欲しいユーザーにとっては嬉しい部分でしょう。
第3に、液晶パネルの画質です。
画面サイズは、名前の末尾の数字がそのサイズを示します。
例えば、Fire7ならば、7インチ、Max11ならば、11インチです。
解像度は、HD8がハイビジョン画質(HD)の水準、HD10 以上ならば、フルハイビジョン画質(フルHD)の水準です。
画面密度も、(原則的に)上位機のほうが高く、画面サイズの拡大が画質に悪影響を与えていません。
重さは、ただし、上位機ほど重くなります。
これは仕方ないでしょう。どこでもそうです。
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結論的にいえば、画質と軽量性のバランスを考えると、HD8が割と優秀です。
ただし、画質を考えるとHD10も捨てがたいとも言えます。
最終的にどの機種が「おすすめ」は、他の機能も詳しく見たあと、今回の記事の最後で改めて考えたいと思います。
第4に、ストレージのサイズです。
Amazon Fireの場合、機種を問わなければ、最大128GBまで保存容量が選択できます。
Fire 7でも16GBはあるので、ある程度まで柔軟に使えます。
しかし、OSのインストールに費やす部分をふまえると、動画やマンガを大量に保存したい方は、32GBあると便利でしょう。
ただ、Fire 7でも最大で1TBまでのMicroSDカードがあとから増設できます。
買ったあとで、「しまった!」ということは少ないでしょう。
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というわけで、Amazon Fire HDを選ぶ場合に、ポイントとなる部分を4点紹介しました。
以下の記事では、こうした点に注目しながら、各機種を詳しく紹介していくこととします。
1-2・Fire HD各機のスペック
では、Amazon Fire と Amazon Fire HDのスペックを比較していきます。
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なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤系の文字色で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2024年10月発売】(第12世代)
【32GB】(執筆時セール割引あり)
1・Amazon Fire HD 8 【ブラック】
¥15,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【64GB】
2・Amazon Fire HD 8 【ブラック】
¥17,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ディスプレイサイズ:8インチ
解像度:1280 x 800 (189ppi)
CPU:2.0GHz 6コア
RAM:3GB/4GB
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+2Mリアカメラ
サイズ:202 x 137 x 9.6mm
重さ:337g
Fire HD 8は、Fireタブレットの標準グレードの製品です。
販売価格は、上では、調査時の標準価格(参考価格)を記しています。
Amazonの年数回の「大セール」期間や、毎月の「月次セール」期間は、上記価格より「安い」場合もあるので、その期間に買われる場合、リンクを確認してみてください。
ただ、過去の例をみると、年数回の「大セール」の際は、やや「注意点」もあります。
この期間は、「定額読み放題」サービスとなるKindle Unlimitedの3ヶ月無料特典(月額980円×3ヶ月)が選べなくなることが多いからです。
ちなみに、すでに契約されている方も、この無料特典は有効です。
定額読み放題サービスの内容やコンテンツについては、【AmazonによるKindle Unlimitedの説明ページ】をご覧ください。
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結論的にいえば、この特典が欲しい場合、通常機や月次セールが「お得」になる場合もあるので、はるか先のセール待ちはせず、(まあ)欲しいときに買うのが良いです。
実際、社会情勢の影響から、Fire HDも数回の値上げはありましたし。
なお、この部分は、Fire 10 HD などほかの製品の場合も同じです。

CPUなどは変更がなかったですが、メモリが1GB増量されています。なお、Fireシリーズに属します。
なお、しばらく前の機種(2020年機)をお持ちの方のために、違いを書いておけば、CPUが4コアから、6コアに増えたほか、軽量・高耐久のガラス素材への変更(強化アルミノシリケートグラス)があり、強度も上がりました。
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結論的にいえば、2022年以前に買われた方は、処理面をふくめて結構な進化があると考えてOKです。
もちろんFire7からの買い換えならば、解像度がそもそも違いますし、より違いを感じられるでしょう。
ディスプレイのサイズは、8インチです。
Fire 7より1.5cmほど広く、値段差以上に「見やすく」なっています。
液晶の品質は同じくIPSパネルで綺麗です。
画面解像度は、1280 x 800です。
Fire7と違って、ハイビジョン(HD)表示に対応できるので、商品名に「HD」と表記が入ります。
画面密度も189ppiと細かいです。
他社の格安タブレットと比べても「スタンダード機」として負けない水準です。
重さは、337gです。
旧機より5%ほど軽くなりました。
300g前後ならば、持ち運ぶのにも、使うのにも無理ない重さです。
なお、このブログの【iPadの比較記事】で紹介した、AppleのiPad mini(定価78,800円)は、8.3インチの画面サイズで、重さは293グラムです。
比較すれば、Fire HD 8は多少重めです。
しかし、同じような使い方ができる、小型タブレットと言えます。
CPUは、6コアで、クロック数は最大2.0GHzです(MT8169A )。
コア積み上げで12GHzです。
各社の最近のAndroidタブレットは、2万円前後の入門機で15GHzあたりです。
それには及びませんが、本機の価格からすれば優秀です。
動画視聴や、ブラウジングを含めて、利用に支障はないでしょう。
物理メモリは、32GBモデルだと3GB、64GBモデルだと4GBです。
記憶容量(ストレージ)は、32GBと64GBが選べます。
重さは変わらないので、必要なサイズを選べば問題ないです。
32GBでも、漫画などを大量に保存するユーザーでも満足できるでしょう。
音楽や動画も多く保存したいならば、64GBを選ぶ意味はあります。
WI-FIは、Wi-Fi5世代(11ac)です。
さほど新しい規格ではないので、少し前に買ったルーターでも、アンテナ2本の「最大速度」でつながります。
定額動画サービスの視聴を含めて、全く問題ないです。
なお、速度規格はこのブログの【無線LANルーターの比較記事】で説明しています。
カメラは、スマートフォンのように、フロントとリアにカメラも付きます。
リアは、500万画素、フロントは200万画素です。
今どきのスマホに較べると解像度も粗いです。
ただ、リアでフルHD動画を撮れる解像度ですし、「ほどほどには良い」とは言えます。
バッテリー寿命は、最大で12時間です。
充電に使う端子はは(丸い)USB-C端子です。
電源アダプタ(5W)とケーブル(USB-C to USB-A)は付属します。
機器側は一般的な(四角い)USB-A端子なので、PCでも充電しやすいでしょう。
ただし、速度的にUSB2.0で、急速充電(PD)に対応しないので、充電時間は5時間です。
【64GB〜1TB】
Samsung microSDXCカード
¥1,599〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
拡張機能は、microSDXCカードスロットが付属します。
最大で1TBサイズまでフォローします。
音質面は、出力ほかは非公開ですが、ステレオスピーカーが内蔵です。
その上で、バーチャルサラウンドの部分でドルビーAtmos対応です。
動画配信(Netflixなど)でも、対応するコンテンツが増えている規格で、立体感・臨場感のある音が仮想再生できます。
センサーは、アクセロメータ(加速度センサー)と環境光センサーが装備されます。
周囲の明るさに応じた照度が調整可能です。
なお、GPSは未搭載で、ジャイロ、コンパスもないです。
この部分では、外回りというより、「自宅内、オフィス内」で使うものです。
AIアシスタント機能は、AmazonのAIであるAlexa(アレクサ)を搭載します。
同社のAIスピーカー(Echo)を利用するのと同じAIがタブレットでも呼び出せます。
1・Amazon Musicの再生
2・Prime Videoの再生
3・家電製品のON/OFF
4・ニュースや天気予報を聞く
5・アラームやタイマーの設定
6・音声による買い物
タブレットを「ハンズフリーモード」にすれば、AIに、色々お願いすることが可能です。
Alexaの場合、スマホにおける「アプリ」のような「スキル」を覚えさせられるため、できる事は後から増やせます。
詳しくは、【Amazon Echoの比較記事】でも紹介しました。
そのほか、本機は、通知を自動的にOFFとする「ゲームモード」も搭載です。
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以上、Fire HD 8の紹介でした。
能力面では、特にCPUや画面解像度で上位モデル(Fire HD 10)とかなりの差はあります。
しかし、現状だと(ノンブランド品の除き)、Androidでここまで「安い」製品はないので、その部分でプレゼンスがあります。
画面はHD画質ですし、CPU部分を含めて、AmazonビデオやKindle本を見たり、簡単なブラウジングをしたり、入門機として、便利に使える水準はクリアします。
値段差に見合う快適さは担保があるため、スマホ以外に、手軽に使える端末が手元に欲しい場合、候補にして良いです。
【2023年10月発売】(第13世代)
【32GB】
3・Amazon Fire HD 10 【ブラック】
4・Amazon Fire HD 10 【ブルー】
5・Amazon Fire HD 10 【パープル】
¥19,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【64GB】
6・Amazon Fire HD 10 【ブラック】
7・Amazon Fire HD 10 【ブルー】
8・Amazon Fire HD 10 【パープル】
¥23,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ディスプレイサイズ:10.1インチ
解像度:1920 x 1200 (224ppi)
CPU:2.05GHz × 2 + 2.0GHz × 6
RAM:3GB RAM
バッテリー: 13時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+5Mリアカメラ
サイズ:246 x 164.8 x 8.6mm
重さ:434g
Fire HD 10は、Amazon Fireの大画面モデルです。
価格は、こちらも、通常販売時の標準価格(参考価格)を出しています。
下位機同様、セール期間は「より安い」時期もありますで、見てください。
世代は、 Fire HD 10の場合、2023年10月登場の「第13世代」が最新です。
Fire HD 10の旧機は、2021年発売の「第11世代」でした。
新機種と較べる場合、CPUは8コアながら旧型(MediaTek Helio P60T)なので、新機種は25%ほどの向上です。消費電力の減ったので、バッテリー持続時間も1時間延びています。
加えて、廃熱やパーツの関係で、旧機はこのサイズのタブレットでは9.2mmと若干厚みがあったので、持ちやすさの観点でも、改善がありました。
結論的にいえば、結構な進化といえます。
既に旧機の在庫はないですが、新機種は性能面ではお買得感が高まりました。
重さは、434gです。
他社の10インチクラスのタブレットは、450g前後の場合が多いので、少しだけ軽めです。
ディスプレイのサイズは、10.1インチです。
最も小さいFire7と比べると、横6cm・縦4cmほど大きなディスプレイです。
解像度は、WUXGA(1920x1200)です。
映像コンテンツに多いフルHD(1920×1080)水準を超えています。
10インチを超えるモニターの場合、この程度ないと「物足りない」ので、ここはポイントです。
Android系の格安タブレットもこの水準をクリアできていない機種は多いので、Amazonはこの部分を重視していると言えます。
もちろん、Amazonビデオなどを、高画質で見て貰うためでしょう。
なお、正確に言えば、WUXGAはフルHDと縦横比が少し変わります。
しかし、動画を見る際もやや黒帯が多めかな?と感じる程度であり、歪んで表示されるわけではないです。気にしなくて良いです。
画面密度も、224ppiと、下位機より高詳細です。
この部分で、「動画視聴」を重要な購入理由とされるかたは、画面サイズを含めて特におすすめな一台です。
質のよいディスプレイは部品代が高価なのですが、Amazonの企業規模の力で、この価格を実現できているのでしょう。
バックライト輝度も下位機よりも本機の方が明るいと言えます。
Amazon Fire HD 10 (第13世代) 用カバー
¥5,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
立て掛けてみる場合、純正カバーが便利で、カバーの一部を折り曲げることで、TVのように立て掛けておける点で、動画視聴に向く機種です。
CPUは、最大2.05GHzの2コアと、最大2.0GHzの6コアを組み合わせた8コア(オクタコア)です(Mediatek MT8186A)。
Arm系のCPUだとこうした組み合わせは割と多いです。省電力性(バッテリーの保ち)と、処理力を両立させるための工夫です。
CPUパワーは、積み上げ計算で、総計16.1GHzです。
Android系タブレットの平均値を示した表(上図)で言っても、3万円台の中級機に近いスコアです。
1世代前(第11世代)のFire 10 HDのCPU(MT8183)と比べて、Amazonによると約25%の向上です。メインコアの世代交代(Cortex-A76)に由来するものです。2世代前のFire 10 HD(2019年機)をお持ちの場合、合計で50%以上速いと言えます。
記憶容量は、32GBと64GBが選べます。
WI-FIは、下位機同様に11ac対応(Wi-Fi5)です。
アンテナ本数は2本なので、最大で867Mbps(=109MB/秒)です。
より新しい規格(Wi-Fi6ほか)は非対応です。ただ、先述のように、定額動画サービスを含めて、全く問題ないスペックです。
カメラは、フロント2メガ、リア5メガなので、Fire8 HD プラスと同じです。
バッテリー寿命は、13時間です。
長時間のフライトなどにも対応できるでしょう。
充電は、ケーブルほか、本機は9WのUSB-C急速充電器が同梱されるので、約4時間で満充電になります。
充電時間は、4時間です。
【64GB〜1TB】
Samsung microSDXCカード
¥1,599〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
拡張機能は、microSDXCカードスロットが付属します。
フォーマット形式はFAT32なので、1ファイルは最大で4GBまでですが、総計で最大1TBまでは増設可能です。
全機種とも同じですが、普通の使い方ならば問題ないです。
音質は、Fire HD 8と同じく、音質面でドルビーAtmosに対応します。
センサーは、本機も、アクセロメータ(加速度センサー)と環境光センサー(照度センサー)です。
そのほかは、下位機種と変わりません。
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以上、 Fire HD 10の紹介でした。
Fire HD 8と比べて、単純に「画面が大きい」だけでなく、CPUパワーと画面解像度が、圧倒的に良いと言えます。
実際、他社のAndroidタブレットと3万円台の中級機と同等水準です。快適に使う場合、最も大事な部分において「豪華」といえます。
この仕様ならば、メディア視聴だけでなく、便利なアプリを利用して、仕事に、ゲームに、あるていどまで快適に使えそうです。
バッテリーもタフですし、外出時に持ち出して使うにも便利でしょう。
【2023年6月発売】(第13世代)
【64GB】
9・Amazon Fire Max 11
¥34,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【128GB】
10・Amazon Fire Max 11
¥39,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ディスプレイサイズ:11インチ
解像度:2000 x 1200 (213ppi)
CPU:2.2GHz×2 2.0GHzx6
RAM:4GB RAM
バッテリー:14時間
Wi-Fi:Wi-Fi6(11ax)
カメラ:8Mフロント+8Mリア
サイズ:259.1 x 163.7 x 7.5mm
重さ:490g
Fire Max 11 は、Amazon Fireの最上位機です。
2023年夏登場の機種です。FireHD 10と同じで、仕事や動画に「大画面」が欲しい方に向くグレードです。
価格は、こちらも標準売価を出しています。
セール時などは「安い」場合もあるので、チェックをお願いします。
重さは、490gです。
重さを感じる大台といえる500gをギリギリ切るように調整しています。
他社の11インチ前後のタブレット(Android系)と同じほどです。
その上で、注目するべきは、7.5mmいう薄さです。
薄くするのは「技術」が必要ですが、本機はその部分に工夫があります。
AppleのiPadもそうですが、薄いほど重さに比して「持ちやすくなる」とはっきり言えます。
本体サイズは、259.1 x 163.7 x 7.5mmです。
Fire10 HDに対してわずか1cmほど長くなるだけです。
剛性は薄いと心配ですが、堅牢なアルミニウムボディで、下位機より逆に頑丈です。
ディスプレイのサイズは、11インチです。
パネルは、サイト記載はないですが、実際は視野角の広いIPS系です。
タブレットは、IPS系でも調達価格は安いので、中級以上で他パネルの場合はないです。
解像度は、Amazonは2K(2000x1200)と表記しています。
しかし、実質的に、Fire10と同じWUXGAと考えて良いでしょう。
最近のタブレットは多いのですが、(主にデザイン性の向上の為)液晶画面の四隅をカーブにするので、数字が合わない場合があります。本機もその類でしょう。
画面密度は、213ppiです。
Fire HD10とだいたい同じです。問題ないです。
CPUは、8コアです。
最大2.2GHzの2コアと、最大2GHzの6コアからなるメディアテックのMTK8188Jです。
積み上げ計算だと、16.4GHzです。
Fire HD 10と大きく変わらない「中級機」です。
ただ、メインコア(2.2GHz×2)は、世代が新しめの Cortex-A78なので、処理は上位です。その上で、メモリ量も25%多いため、性能面でしっかり差が付いています。
Amazonによると、Fire HD 10(13世代)より約25%の処理力が高いとしますが、それも納得です。
バッテリー寿命は、14時間と長いです。
省電力性の部分は、新CPUの恩恵で(はっきりと)優秀です。
充電は、下位機種と同じで9Wの急速充電器が同梱されます。
記憶容量は、64GBと128GBが選べます。
WI-FIは、一方、11ax対応(Wi-Fi6)です。
2021年頃から普及した新しい規格で、対応するルーターをお持ちの場合、下位機より高速につながります。
速度は、上表のアンテナ2本です。
5GHz帯ならば、理論上、1201Mbps(=150MB/秒)でます。
旧来のルーターでもむろん利用可能です。しかし、対応ルーターを導入すると、速度ほか、ご自宅全体の端末の通信安定性もあがります。
個人的には、この際買い替えて、合わせてしまうのは「おすすめ」です。
詳しくは、このブログの【無線LANルーターの比較記事】で説明しました。
カメラは、フロント・リアとも8メガです。
下位機種よりかなり良いです。
フロントも強化しているのは、テレワークのニーズからでしょう。
この水準だと顔認証もできそうです。それは(残念ながら)非対応ですが、本機は指紋センサーがつくので、ログインは楽です。
この部分も下位機種との違いです。
【64GB〜1TB】
Samsung microSDXCカード
¥1,599〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
拡張機能は、microSDXCカードスロットが付属します。
最大1TBまでです(FAT32のみ)。
音質は、音質面でドルビーAtmosです。
センサーは、下位機種同様のアクセロメータ(加速度センサー)と環境光センサーほか、ホール(磁気)センサーです。
GPSは、Fireタブレットの場合、上位でも未搭載です。
ただ、Androidタブレットでも、必ずしも全機とも装備するわけではないです。
Fire Max 11 キーボード付きカバー
¥5,490〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ちなみに、ホール(磁気)センサーは、キーボード付きカバーとの電源連動のために使われるものです。
後ほどアプリの説明でふれますが、2021年から、AmazonのOS(FireOS)は、マイクロソフトオフィスを公式に利用できるようになっています。
それを利用したい場合に、こうしたカバーは特に便利と言えます。
Fire Max 11 スタイラスペン
¥4,980〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
アクセサリーは、このほか、専用のスタイラスペンが用意されます。
電池式(単6)で、6ヶ月のバッテリー寿命です。
細かい筆圧検知ができないので「お絵かき用タブレット」ではないにせよ、仕事ほかに便利なのは変わりません。
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以上、Amazonの Fire Max 11の紹介でした。
性能は3.5〜5万円以下クラスのAndroidタブレットと比べて遜色がない水準です。FireHD 10と比べても、性能面でしっかりと「上位機」と言えます。
このクラスならば、仕事や勉強に「使える」だけでなく、便利に使えると言って良いかと思います。
Amazonは、自社サーバー用にCPUも大量に調達しているでしょうし、Amazonビデオほかのコンテンツを普及させたい目的もあって、この価格が実現できているように思います。
いずれにしても、お買得なので、Amazonサービスを中心に利用している方や、下位機からの乗換えという方は、特に「本機を選ぶ意味はある」でしょう。
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【2023年6月発売】(第13世代・新モデル)
【64GB】
【+スタイラスペン】
11・Amazon Fire Max 11
¥39,960 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【+キーボード】
12・Amazon Fire Max 11
¥45,960 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【+キーボードスタイラスペン】
13・Amazon Fire Max 11
¥50,940 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【128GB】
【+スタイラスペン】
14・Amazon Fire Max 11
¥44,960 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【+キーボード】
15・Amazon Fire Max 11
¥50,960 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【+キーボードスタイラスペン】
16・Amazon Fire Max 11
¥55,940 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ディスプレイサイズ:11インチ
解像度:2000 x 1200 (213ppi)
CPU:2.2GHz×2 2.0GHzx6
RAM:4GB RAM
バッテリー:14時間
Wi-Fi:Wi-Fi6(11ax)
カメラ:8Mフロント+8Mリア
サイズ:259.1 x 163.7 x 7.5mm
重さ:490g
なお、 Fire Max 11は、本体とキーボードカバー・スタイラスペンのセット品もあります。
価格は、こちらも、調査時の非セール価格なので、セール時は安い場合があります。
その上で、通常機も、セット買いする場合、1点につき約1000円ほど「お買得」になります。
必要に応じてですが、選んでも良いかと思います。
【2023年10月発売】(第13世代 新モデル)
【32GB】
17・Amazon Fire HD 10 キッズモデル 【ブルー】
18・Amazon Fire HD 10 キッズモデル【ピンク】
19・Amazon Fire HD 10 キッズモデル【グリーン】
¥23,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
サイズ:267 x 208 x 27mm
重さ:670g
Fire HD 10 キッズモデルは、名前の通り「子供用」として販売されている製品です。
複数サイズの展開がありますが、こちらが最も大きいモデルです。
価格は、こちらも、セール時以外の標準売価(参考価格)です。
セール時はより安い場合もあるため、リンク先を確認してください。
本体の性能は、(大人向けの)Fire HD 10(第13世代)と同じです。
コンテンツは、一方、こども専用になります。
3才から12才までに対応する、使い報道の子供向けコンテンツセットである、【Amazon FreeTime Unlimited】の1年間の無料利用権が付属します。
ベネッセと提携した英語や、プログラミングなどの学習アプリのほか、学習マンガ・児童書・ビデオ、図鑑などの子供向けコンテンツが使い放題です。
知育を兼ねた「一人遊び」に適した製品です。詳しいコンテンツは【こちら】で確認できます。
他社の類似サービスと比べれば、小学校向けの学習塾(通信教育)的な要素は薄く、「知育優先」なコンテンツ構成です。それらとは目的が「被りにくい」ですし、とくに、中・低学年までの子供の場合は、良いさそうな部分があります。
遊びすぎを防いだり、利用コンテンツを確認できる「見守り設定」もできます。
ご家庭がプライム会員の場合は480円、それ以外でも980円の月額で利用できるサービスなので、その分の値段が本体にはいっていると言えます。
その上で、落としても壊れにくいケースと、万が一壊れても、2年間の限定保証が付属するので、全体として言えば、お得度は相当高いです。
なお、人工知能Alexaについては、キッズモデルの場合「大人用プロファイル」でのみ利用可能です。
要するに「(教育上)余計なことを聞かないよう」調整されています。
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このほか、キッズモデルは、以下のバリエーションがあります。
順番にみておきます。
【2023年10月発売】(第13世代)
【32GB】
20・Amazon Fire HD 10 キッズプロ【ギャラクシー】
21・Amazon Fire HD 10 キッズプロ【スマイル】
¥16,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
サイズ:256 x 190 x 17mm
重さ:659g
第1に、 Fire HD 10 キッズプロ(第13世代)です。
本機も(大人用の)Fire HD 10(第13世代)をベースにした点では同じです。
ただ、写真のようにケースを「スリム」にしています。
さほど軽いわけではないですが、6歳(小学生)以上で、自分で学校などに持ちはこぶ場合に便利な仕様にしています。
中身のOSは、先ほどの機種と同じです。
設定すれば、小学生にカスタマイズされたコンテンツ内容(小学生新聞・プログラミング・図鑑など)にできますが、これは原理的に、スリム型でなくても可能です。
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結論的にいえば、基本的に「カバー」以外は同じですから、子供の年齢と好みで選んで良いでしょう。ただ、キーボードを利用するなどのプログラミング学習は、形状的に、こちらのほうがやりやすそうです。
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【2022年6月発売】
【16GB】
22・Amazon Fire 7 キッズモデル
23・Amazon Fire 7 キッズモデル
¥10,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
サイズ:220 x 161 x 25.8mm
重さ:429g
【2024年10月発売】
【32GB】(グリーン・グレープ)
24・Amazon Fire HD 8 キッズモデル
25・Amazon Fire HD 8 キッズモデル
¥13,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【ディズニープリンセスモデル】
26・Amazon Fire HD 8 キッズモデル
¥14,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
サイズ:222 x 180 x 27mm
重さ:518g
第2に、Fire 7・Fire 8 キッズモデルです。
【2024年10月発売】
【32GB】(グリーン・プラネット)
27・Amazon Fire HD 8 キッズプロ
28・Amazon Fire HD 8 キッズプロ
¥13,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
【マーブルアベンジャーズモデル】
29・Amazon Fire HD 8 キッズプロ
¥14,980 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
サイズ:222 x 180 x 17mm
重さ:506g
いずれも、通常の(スリムではない)キッズモデルの、画面が小さめの機種です。
同じように、2年間の限定保証と【Amazon FreeTime Unlimited】の1年間の無料利用権が付属します。
カバーが付く部分以外の性能は、「大人版」と基本的に同じです。
ただ、ディズニー・マーブル・アベンジャーズ・プラネットは、カバー後面に絵がはいる「キャラ物」の特別仕様になります。
子供が好きそうな仕様で、プレゼントとしては喜ばれそうです。
Fire 7 キッズモデルは、ハイビジョン非対応の7インチ液晶です。
ある程度のサイズがあった方が、(食い入るように見がちな)子どもの目には良いかと思います。あまりおすすめはしません。
Fire HD 8 キッズモデルは、サイズ的に、2機の中間です。
キッズ用として初めに出されたサイズです。
ハイビジョン対応で、重さと画面サイズのバランスも良いと言えます。
Fire HD 8 キッズプロモデルは、HD10のキッズプロモデルと同じで、スリムケース仕様です。
こちらのみ、対象年齢が6歳以上です。
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結論的にいえば、現状で手に入るモデルのうち最もオススメなのは、一番最初にみた「Fire HD 10 キッズモデル」(右下)です。
カバー付きで少し重め(716g)です。
持ち手兼用のスタンドも付きますし、使っていて重ければ、子供のほうが(その創造力で)工夫して使うでしょう。
軽めで安い「Fire HD 8」も候補です。最初に出た機種ですし、子供でも軽く使えるでしょう。
1-3・Fire HDにできること
さて、ここからは、Amazon Fire タブレットで「できること」をいくつかの観点から紹介してみます。
第1に、読書端末としての利用です。
もよhs「読書端末」として専用設計されたものですので、読書端末として非常に優秀です。
文字のコントラスト調整は、他社のタブレット端末に較べて細かく調整でき、目に優しく」見やすく設計されています。
とくに、Amazonの電子書籍を見る場合、字間などの表示などについて、見やすいように最適化されます。
夜の暗がりでの読書で目を痛めないようなBlue Shade機能など、「気が利く」機能も満載です。他社のタブレットでKindleを利用するよりも、使い勝手は明らかに良いです。
漫画も、Fire HD 8以上の上位機は、カラー表示のコントラストも高いですし、横持ちでは快適に見開き表示できます。
ラノベも、カラー表示に対応できる点で「白黒のKindle」よりも、挿絵などへの対応度が高そうです。
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第2に、マルチメディア端末としての利用です。
CPU性能は、どの機種もこの用途において十分な実力があり問題ないです。
その上で、他社機に比べて、コンテンツ面が充実します。
Amazonは、動画は「プライムビデオ」、音楽は「プライムミュージック」というサービスを展開しています。
1年間の送料が無料になるプライム会員に申し込むと、これらのサービスが自動的に付与され、無料でかなりの数の映画やTV番組が視聴できます。
ご存じのかたも多いでしょう。
このサービスが良いのはダウンロード可能な点です。例えば、飛行機の移動中などでも「借りた」動画をオフラインで見ることができます。
30日の無料体験【こちら】もできますので、同時に試されると良いでしょう。学生ならば、Prime Student【こちら】で、プライムサービスの半額利用も可能です。
こうしたサービスは(Fire端末でない)他社のタブレット・PCでもアプリ経由で視聴できます。
サポートは、しかし、Fire HDで利用するほうがかなり「簡単」です。
例えば、初期設定です。
Fire HDを買われる場合、Amazonからアカウントに紐付きで届くので、「届いたらすぐに、設定要らずで利用」できます。
加えて、万一「設定でトラブル」が生じた場合も、Fire HDの場合(ユーザーの同意のもとで)カスタマーサービスと「画面を共有」して「遠隔操作」でサポートも受けられます。
このように、総合的に(本体価格が安い割に)「初心者に優しい」部分は、Amazon Fireの特性として強調できます。
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Microsoft Office【アプリ】
¥無料 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
Microsoft 365 Personal 1年版
¥17,400 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
第3に、ビジネス端末としての利用です。
2021年からAmazonアプリストアで(正式に)マイクロソフトアプリが利用できるようになりました。
PC用のフル機能ライセンス(Microsoft 365 Personal )と紐付けての利用ができます。
とくに、Max11ならば、キーボード付きカバーが選べるほか、カメラ解像度も強化されたので、テレワーク・ノマドワークにも、結構高度に対応できると言えます。
なお、Officeライセンスは、PC用をお持ちならばタブレットでも利用できます。
ライセンス形態については【Office365の選び方記事】を別に書いています。興味のある方はご覧ください。
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第4に、インターネットブラウザとしての利用です。
Amazonが開発するSilkという高速ブラウザが初期インストールされており、利用可能です。
Eメールも、専用のメーラーが付いています。
操作方法は、初期利用時には画面上で詳しい説明が出るため、初心者にはかなり優しい端末です。処理速度もこの用途なら、Fire7でも十分です。
その他、FacebookやTwitterアプリ、またYouTubeビデオにも対応します。
また他社のタブレット同様に、自分で撮った写真やビデオなどを入れることももちろん可能です。
1-4・Fire アプリの利用と追加方法
Amazonが採用するFireOSは、グーグルのAndroid OSをベースに開発・進化させてます。
そのため、Android系のスマホやタブレットのように、好きなアプリを追加して利用することも可能です。ただし、 Fire OS という、android 7.12を改変した独自のOSを使っています。
そのため、Androidアプリでも、FireOSで動くものとそうでないものがあります。
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Fire 7対応アプリ一覧
Fire HD 8対応アプリ一覧
Fire HD 10対応アプリ一覧
Fire Max 11対応アプリ一覧
¥0〜 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
上記のリンクページから、動作するアプリを検索できます。
アプリのインストールは、端末から上記のページに掲載してあるアプリにアクセスし、アマゾンで購入するのが通常の方法になります。
種類は豊富で、例えば、天気、クロック、電車の乗り換え案内、電卓、辞書、ビデオプレイヤー、ワープロ、カレンダーなど、一通り揃っています。
もちろん、YouTubeやDAZNのアプリもあります。
OfficeSuite Professional 7
¥1,680 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
仕事用としては、先述のMicrosoftの純正アプリほか、比較的安めのオフィスアプリもあります。
PDFビューアも各種揃っています。
Minecraft: Pocket Edition
¥1,300 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
ゲームでは、マインクラフトほか、パズル&ドラゴンズ(パズドラ)やロードモバイル・FFBE・モンスターストライクなどの人気ゲームが対応します。
ドラゴンクエストは1から8まで、Android系スマホでプレイできるものなら対応します。テトリスなど、レガシーもあります。
AirReceiver
¥305 Amazon.co.jp(4/21執筆時)
また、こちらのアプリを利用することで、Fire端末内の映像を、ご家庭のTVに投影させることも可能です。DAZN対応のアプリもあります。
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なお、Google Play(=Android専用のアプリストアのこと)を利用することはできません。
別のAndroid端末を持っている場合は、「裏技的」にGoogle Playを利用する方法が一部ユーザーによって紹介されています。
しかし、一般的ユーザーは、アマゾンのStoreだけでこと足りるので、リスクを冒すべきではないでしょう。
どうしても、Google Playを使いたい場合は、このブログの【Android系タブレットの比較記事】で紹介した(純正の)Android搭載機を選択肢に入れても良いでしょう。
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一方、Amazon FireでもWebサイト上で配布されているAndroidアプリケーション(Dropboxなど)はインストールが可能なものがあります。
ただし、あらかじめFire OSの本体設定(設定→アプリケーション→「不明ソースからのアプリ」)をONにしておく必要があります。
1-5・Fire端末での読書
つづいて、いわゆる「自炊本」について、簡単に書いておきます。
Amazon Fireは、USB経由でパソコンからファイルを転送すれば、自炊して自分で作成した書籍を読むことも可能です。
標準読書アプリで読む場合は、Amazon電子ペーパー専用.AZW形式か、.mobi形式という最適化された独自の形式で読むのが基本です。
変換自体は楽です。
購入時に割り振られるユーザー専用のAmazonメールアドレスに対して、「変換」ないし「convert」という標題で添付メールを送るだけで、PDFからAZW形式に変換・端末登録できます。
ただし、外部アプリを使うことで、PDFのままでも快適に読書可能です。
RookieStudio Perfect Viewer
¥299 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
Perfect Viewer PDF Plugin
¥0 Amazon.co.jp (4/21執筆時)
このアプリを使うことで、PDFファイルをそのまま読めます。
高性能なビューアで、見開きページや左/右めくりの指定などをした読書が可能です。自炊した本を FIre HD端末で読む場合にはオススメのアプリです。
なお、Appleのタブレットの場合は、iHD文庫などの、自炊したPDF専用の多機能ビューアがあります。
こちらも、ページの見開き表示や、左めくり/右めくりの指定など日本語の本を読む場合でも快適に読むことができます。
なお、本の自炊自体に興味がある方、このブログには【本の自炊に必要な機材の解説記事】があります。詳しくはそちらをご覧ください。
今回の結論
最新のAmazon Fireのおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Amazon Fire について、現行機種を全機種レビューしました。
しかし、記事はもうすこしだけ「続き」 ます。
2・Amazon Fire HD の比較 (2)<
2-1:最終的なおすすめの提案【結論】
軽量性 ★★★★★
視認性 ★★★★★
処理能力 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く2回目記事(こちら)では、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
ひきつづき、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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