【今回レビューする内容】2022年 Amazonのタブレット全機種の端末の違いや選び方【第9世代・第10世代・第11世代・第12世代】Amazon Fire 7 HD8 HD8 Plus Fire HD10の利用法:Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット対応:OfficeSuite Professional 7・プライム会員割引激安 Fire タブレット16GB・読書性能・タブレット性能のランキング・Android とFire OS の違い・アプリの買い方・自炊PDFの閲覧法など
今回のお題
最新のAmazon Fire HDタブレットのおすすめはどれ?
どもAtlasです。
今日は、2022年5月現在、Amazonが販売する最新タブレットとなる、Amazon Fire HDを比較します。
今回の記事更新では、2022年6月29日に発売となる、NEW Fire 7 タブレット(第12世代)も(タイムセール祭りを前に)速報的にフォローしました。
1・Amazon Fire HD の比較 (1)
1-1:Fire HDの選び方
=初めて買う方に向けた「基本」の説明
1-2:Fire HDのマシン性能
=スペックの違いを細かく解説
1-3:Fire HDの活用方法
= 便利な利用法の提案
1-4:Fireアプリの種類と追加方法
= Androidアプリとの違いを説明
1-5:Fire HDでの読書
= 自炊本(PDF)の閲覧法の説明
2・Amazon Fire HD の比較 (2)
=最終的なおすすめ機種の提案
今回の記事は、たくさんの種類があるFireHDタブレットのうち「どれを買えば良いか」という話がメインです。
ただ「どのように使うと便利なのか」についても、便利な使い方を交えつつ、紹介するつもりです。
基本的に、最新機は「全機種」紹介しています。
例えば、新登場の専用キーボード+Office365付きエッセンシャルセットや、各サイズの(子ども向け)キッズモデルも扱います。
Atlasは、Amazonの発売するFireなどの端末を、(今はなき高性能モデルを含めて)ここまで総計で5台以上所有してきました。
以下では、こうした経験をふまえながら各製品を比較します。
軽量性 ★★★★★
視認性 ★★★★★
処理能力 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
その後、最後の結論部分では、上表のようなポイントから、予算別、目的別に「Atlasのオススメ機種」について提案していきます。
長い記事ですが、よろしくお願いします。
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1・Android系タブレットの比較
2・iPad Air iPad Pro miniの比較
3・AmazonのFire HDの比較
なお、今回の記事は、このブログのタブレット端末比較シリーズの3回目記事として書きました。
Amazonの製品でも、読書専用端末である、Amazon社の白黒の「電子ペーパー端末」について知りたい方は、これらとは別の記事が対応します。
お手数ですが、【AmazonのKindle Paperwhite voyageの比較記事】をご覧ください。
1・FireHDの選び方の基本!
【16GB〜】
Amazon Fire 7
¥6,980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【32GB〜】
Amazon Fire HD 8
¥9,980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【32GB〜】
Amazon Fire HD 8 Plus
¥11,980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【32GB〜】
Amazon Fire HD 10
¥15,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【32GB〜】
Amazon Fire HD 10 Plus
¥18,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
Fire OSを搭載する現行のアマゾンのタブレットは、(キッズモデルを除き)5種類に分類可能です。
1-1・本体の大きさ・重さ
1-2・CPUの性能
1-3・液晶パネルの画質
1-4・ストレージのサイズ
一方、それぞれ性能が異なりますが、「買って後悔しない機種」を選ぶ場合、とくに注意するべき点は上表の4点です。
重要な部分ですので、順番に解説しておきます。
1-1・本体の大きさと重さ
第1に、「本体の大きさと重さ」です。
3点のうち最も重要視するべきなのは、(間違いなく)この部分です。
タブレットPCとして仕事やブラウジングに使う場合と、本などの読書端末として使う場合、Amazonビデオなどの動画閲覧に使う場合など、利用目的によって、最適な「本体の大きさと重さ」が変わってきます。
合わないサイズを選ぶと、本当に使いにくいです。
そこで、今回の記事では、そのあたりもふまえて「オススメ」を提案するつもりです。
1-2・CPUの性能
第2に、CPUの性能です。
Fire 7とFire HD8は、2GHzのクアッドコア(4コア)CPUを採用します。
クロック数とメモリー量(RAM)は、価格からすると「かなり優秀」といえます。
他社の激安タブレットより、格段の処理能力を期待できます。
FireHD8 Plusも、同じCPUです。
ただ、メモリーを3GBと少し増やしています。
この場合、主に、ゲーム・動画視聴においては快適性はすこし上がります。
実際、このグレードから「ゲームモード」が付属します。
FireHD10とFireHD10 Plusは、Amazon Fireシリーズにおける「高性能機」の位置づけです。
そのため、オクタコア(8コア)という贅沢な仕様であり、快適度は他機より「1ランク上」です。
数値として言えば、性能差としては少なくとも「30%」はあるでしょう。
FireHD10 Plusには、搭載メモリー量が4GBと多く、この部分で「プチ上位機」となります。
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結論的にいえば、どれも(同じ値段で買うならば)Android系の他社タブレットより相当割安です。
Amazonの場合、Amazon Prime Videoをはじめとするコンテンツを使って欲しいという思惑があるため、端末は(ある程度)「利益度外視」で売っている感じがします。
逆に、安く欲しいユーザーにとっては嬉しい部分でしょう。
1-3・液晶パネルの画質
第3に、液晶パネルの画質です。
画面サイズは、Fire 7が7インチ、HD8とHD8+が8インチ、HD10 HD10+が10.1インチです。
解像度は、HD8とHD8+がハイビジョン画質、HD10 HD10+がフルハイビジョン画質をクリアします。
そのため、上位機ほど動画コンテンツをクリアに見ることができます。
画面密度も、上位機のが高くなっており、画面サイズの拡大が画像に悪影響を与えていません。
ただ、FireHD10は、重さが465gとやや重くなっていることからも分かるように、上位機ほど軽量性が犠牲になります。
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結論的にいえば、「画質」と「軽量性」のバランスを考えると、FireHD8が優秀です。ただし、画質を考えるとHD10も捨てがたいとも言えます。
この2機は、甲乙つけがたい機種ですので、最終的にどの機種が「おすすめ」かについては、他の機能も詳しく見たあと、今回の記事の最後で改めて考えたいと思います。
1-4・ストレージのサイズ
第4に、ストレージのサイズです。
Amazon Fireの場合、機種を問わなければ、16GBから64GBまで保存容量が選択できます。
Fire7でも16GBあるので、ある程度まで柔軟に使えます。
しかし、OSのインストールに費やす部分をふまえると、動画やマンガを大量に保存したい方は、32GBはあると便利でしょう。
【64GB〜512GB】
Samsung microSDXCカード
¥980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ただ、足りない場合は、Fire 7でも最大で1TBまでのMicroSDカードがあとから増設できます。
そのため、買ったあとで、「しまった!」ということは少ないでしょう。
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というわけで、Amazon Fire HDを選ぶ場合に、ポイントとなる部分を4点紹介しました。
以下の記事では、こうした点に注目しながら、各機種を詳しく紹介していくこととします。
1-2・Fire HD各機のスペック
では、Amazon Fire と Amazon Fire HDのスペックを比較していきます。
なお、以下では、Atlasのおすすめポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【2022年6月発売(予約可)】
【16GB】
Amazon Fire 7
¥6,980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:7インチ
解像度:1024 x 800 (171ppi)
CPU:2GHz 4コア
RAM:2GB
バッテリー: 10時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+2Mリアカメラ
サイズ:181 x 118 x9.7mm
重さ:282g
Amazon Fire 7 は、Fireシリーズの中でも「野心的な価格設定」といえる、お手頃価格のタブレット端末です。
前回は2019年のバージョンアップでしたので、約3年ぶりの新機種です。
FireHD全体としては、「第12世代」の機種です。
新機種になって、CPU性能が上位機と同じになったほか、ネットワークがWi-Fi5対応になりました。わずかに軽量化もしましたし、より「進化」しています。
ディスプレイのサイズは7インチで、重さは282グラムです。
重さは、Fireのなかでは「最軽量」で、歴代モデルを含めて最も軽い本体です。
さらに、本体の厚みも従来よりうすくなっており、持ちはこびや読書に便利なコンパクトサイズの本体と言えます。
他社製品と比較すれば、AppleのiPad mini4とほぼ同サイズ・ほぼ同重量となります。
画面解像度は、1024 x 800 (171ppi)サイズです。
画面クオリティ(詳細さ)については、さほど高くなく「価格並み」といえます。
ただし、視野角が広く目に優しい高品質のIPS液晶を採用している点に、単に安いだけではない「こだわり」を感じます。
CPUは、クアッドコア最大2GHzです。
従来ここが「弱い」機種でしたが、モデルチェンジで30%高速化しました。
相当高解像度なゲームでもしない限り、動画の視聴やブラウジングにストレスを感じることはないでしょう。
記憶容量は、16GBです。
たいていの場合、これで問題ありません。ただ、動画や画像(とくにマンガ)をオフラインで多く保存するような方は、32GB以上のラインナップがある上位機種を選ぶ意味があります。
WI-FIは、Wi-Fi5世代(11ac)です。
たいていのスマホも採用する安定性のある高速転送規格です。
ただし、このブログの【無線LANルーターの比較記事】で書いたように、ルーター側の対応が必要です。
予算的な余裕があるならば、PCなどの速度向上にもつながりますし、導入を検討しても良いでしょう。
カメラも、スマートフォンのように、フロントとリアにカメラも付きます。
フロントとリアはともに2メガピクセルです。
スマホに較べると解像度も粗いため、どちらかといえば、この側面は重要視していない製品です。
バッテリー寿命は、最大10時間と長めです。
この部分も今回進化したところです。
拡張機能は、microSDカードスロットが付属する点が大きな魅力です。
256GBの容量まで対応で、写真や動画など大容量のデータを取り扱うことが可能になります。
AIアシスタント機能は、AmazonのAIであるAlexa(アレクサ)を搭載します。
【Amazon Echoの比較記事】で書いたような同社の専用端末(スピーカー)を利用するのと同じAIが、タブレットでも呼び出せます。
1・Amazon Musicの再生
2・Prime Videoの再生
3・家電製品のON/OFF
4・ニュースや天気予報を聞く
5 ・アラームやタイマーの設定
6・音声による買い物
タブレットを「ハンズフリーモード」にすれば、AIに、色々お願いすることが可能です。
Alexaの場合、スマホにおける「アプリ」のような「スキル」を覚えさせられるため、できる事は後から増やせます。
詳しくは、【Amazon Echoの比較記事】でも紹介しました。
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以上、Amazon Fire 7 の紹介でした。
タブレット端末を5000円前後で買えるのは、相当な「価格破壊」です。これは、Amazonnユーザーを増やすための宣伝も考慮に入れての価格なのだと思います。
【2020年6月発売】
【32GB】
3・Amazon Fire HD 8 【ブラック】
4・Amazon Fire HD 8 【ホワイト】
5・Amazon Fire HD 8 【ブルー】
¥9,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【64GB】
6・Amazon Fire HD 8 【ブラック】
7・Amazon Fire HD 8 【ホワイト】
8・Amazon Fire HD 8 【ブルー】
¥11,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:8インチ
解像度:1280 x 800 (189ppi)
CPU:2.0GHz 4コア
RAM:2GB
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+2Mリアカメラ
サイズ:202 x 137 x 9.7mm
重さ:355g
2年ぶりにモデルチェンジされ、(単独では)5世代目の機種となりました。
Fire全体としては、「第10世代」です。
本体色は、背面の色の違いで、3色あります。
ディスプレイのサイズは、8インチです。
下位機種よりもディスプレイが1.5cmほど大きく見やすくなっています。
液晶の品質は同じくIPS液晶で綺麗です。
画面解像度は、1280 x 800となります。
ハイビジョン(HD)表示に対応できるので、商品名に「Fire HD」と表記されています。
画面を実際見比べると分かりますが、Fire7と較べると、189ppiと表示精度が向上しています。
その点で、Fire7より画質は良いと言えます。
ハイビジョン画質をそのまま観れるスペックですから当然でしょう。
重さは、355gです。
画面が大きな分やや「重い」です。
それでも、持ち運ぶのにも無理ない重さですが、サイズ的に「寝転がって片手で見る」のは疲れるでしょう。
ただし、ソファや机など普通の格好をしてみる分には画面も大きいですし、軽量で持ちやすい機種です。
また、短時間なら片手でも持てるでしょう。
ちなみに、このブログの【iPadの比較記事】で紹介した、AppleのiPad mini(定価45,800〜)は、7.9インチの画面サイズで、重さは300グラムでした。
比較すれば、Fire HD 8は多少重めですが、同じような使い方ができる、小型タブレットと言えます。
CPUは、クアッドコア(4コア)で、クロック数は、最大2.0GHzです。
下位機種のFire7 と同じ4コアです。しかし、1.3GHzからだいぶ上がってます。
その上で、内蔵RAMも、Fire7 が1GBに対して、本機は、2GBに増強されています。
結論的にいえば、全体の処理速度は、Fire7と比較して、少なくとも20%以上は上昇しています。
記憶容量は、32GBと64GBが選べます。
どちらも重さは変わらないので、必要なサイズを選べば問題ないです。
32GBでも、漫画などを大量に保存するユーザーでも満足できるでしょう。
ただ、音楽や動画も多く保存したいならば64GBを選ぶ意味はあります。
WI-FIは、本機も、Wi-Fi5世代(11ac)です。
カメラは、下位機種同様に、背面カメラの画質は同じく2メガピクセルです。
動画はハイビジョンまでなら撮影できます。
バッテリー寿命は、12時間とだいぶ長く使えるようになっています。
一方、本機からは、接続端子がUSB-Cになるのですが、充電時間は5時間と速くはないです。
【64GB〜512GB】
Samsung microSDXCカード
¥980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
拡張機能は、こちらも、microSDXCカードスロットが付属します。
なお、この機種は、最大で1TBサイズまでフォローします。
音質の部分では、サウンド面の進化が魅力です。
なぜなら、下位機種よりグレードの高いドルビーAtmosに対応するからです。
この技術は、ホームシアターなどでも使われているもので、より立体感・臨場感のある音が再生できるでしょう。
また、このグレードからは、Fire7にも装備されるアクセロメータ(加速度センサ)に加えて、環境光センサーが装備されます。
周囲の明るさに応じた照度が調整可能です。
AIアシスタント機能は、本機も、搭載です。
そのほか、本機については、通知を自動的にOFFとする「ゲームモード」も付属です。
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以上、Fire HD 8の紹介でした。
Fire 7と最も大きな違いは、画面解像度です。
画面サイズも大きくなりますが、それよりも「美麗さ」の部分で、本機を選ぶ価値があります。
ゲームほか、動画をよく見る場合は、Fire HD 8ならば「HD画質」に対応できる水準ですし、追加投資する意義はあります。
1万円以下というのは驚きの低価格です。
Amazon Fireやそのコンテンツの普及のため、利益率をかなり下げて売っている気がします。
寝転がって利用するには、Fire 7も軽量で快適ですが、ソファなどで普通の格好で利用するぶんには、画面が十分大きく、画質も良いこちらが魅力的です。
【2020年6月発売】
【充電スタンドなし】
9・Amazon Fire HD 8 Plus 【32GB】
¥11,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
10・Amazon Fire HD 8 Plus 【64GB】
¥13,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【充電スタンドあり】
11・Amazon Fire HD 8 Plus 【32GB】
¥14,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
12・Amazon Fire HD 8 Plus【64GB】
¥16,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:8インチ
解像度:1280 x 800 (189ppi)
CPU:2.0GHz 4コア
RAM:3GB
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+2Mリアカメラ
サイズ:202 x 137 x 9.7mm
重さ:355g
Fire HD 8 Plusは、Fire8の「プチ上位機」として発売された新機種です。
重さや本体形状をふくめて、1つ上で紹介し、Fire HD 8と性能はほとんど変わりません。
唯一、Fire HD 8より、RAMが3GBに増量されている点が目立つほどで、2000円の価格差は感じません。
Fire HD 8 Plus用 ワイヤレス充電スタンド
¥4,600 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
しかし、充電スタンド「あり」とあるモデルは、(通常は)別売のワイヤレス充電スタンドとのセット販売です。
このワイヤレス充電スタンドは、Fire HD 8 Plus発売と同時に開発された1充電器兼用スタンドです。
無線充電対応なので、置くだけで充電ができます。
スタンドはFireHD 8での起動保証はないので、欲しい場合は、Fire HD 8 Plusを選ぶ必要があります。
なお、充電方式は、汎用性のあるQi規格ですので、コイルの位置に合わせることで、iPhoneを含む、ワイヤレス充電対応のスマホなども充電可能です。
一方、Qi規格の充電器ですので、他社のQi規格の充電器でも本体の充電はできます。
10Wの給電力がありますが、本機に咲いて聞かれているため、iPhoneなどを充電しようとすると、最大出力は5Wです。
逆に言えば、他社のQi対応の充電器でFire HD 8 Plusは充電できるでしょうが、専用スタンドゆえの便利さは、捨てがたいでしょう。
Amazon PowerFast急速充電器(9W)
¥1,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
一方、本機は同梱されるUSB充電アダプタは、9Wの急速充電器です。
Qiの場合とだいたい同じスペックなので、有線でも4時間で満充電可能です。
使い勝手の部分では、Showモードは言及に値します。
スタンドに置いたとき、自動的に横向き画面の移行する機能です。
スピーカー搭載なので、画面付きのAIスピーカー代わりとしても普段運用したいかたにも向くでしょう。
そのほかの部分は、先ほど見た、Fire HD 8と同じです。
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以上、Fire HD 8 Plusの紹介でした。
ワイヤレス充電スタンドが欲しい方は、本機の「充電スタンドあり」のモデルが良いでしょう。
一方、特に必要でない場合は、画質や処理速度を含め、スペック的にFire HD8とほぼ変わらないので、本機を選ぶ理由はあまりありません。
【2021年5月26日発売】【NEWモデル】
【32GB】【第11世代】
13・Amazon Fire HD 10 【ブラック】
14・Amazon Fire HD 10 【デニム】
15・Amazon Fire HD 10 【オリーブ】
¥15,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【64GB】【第11世代】
16・Amazon Fire HD 10【ブラック】
17・Amazon Fire HD 10 【デニム】
18・Amazon Fire HD 10 【オリーブ】
¥19,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:10.1インチ
解像度:1920 x 1200 (224ppi)
CPU:2.0Ghz×8
RAM:3GB RAM
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+5Mリアカメラ
サイズ:247 x 166 x 9.2mm
重さ:465g
Fire HD 10は、Amazon Fireのなかでは最も大画面なモデルです。
こちらは、2021年5月発売の「第11世代」が本機の最新機です。
本体色は、この世代から「ブラック」のほか、「デニム」・「オリーブ」も選べるようになりました。
ディスプレイのサイズは10.1インチです。
最も小さな画面のFire7と比べると、横に6cm、縦に4cmほど大きなディスプレイです。
解像度は全モデルと同じフルHDですが、輝度が10%高くより明るいです。
重さは、465グラムです。
10インチ前後の他社製タブレットは450g-500g程度の場合が多いのですが、こちらもその枠内に収めています。
もちろん、寝転がって手で持ちながらみるというより、両手で持ったり、立て掛けて利用することが前提の製品です。
Amazon Fire HD 10 (第11世代) 用カバー
¥4,780 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
立て掛けてみる場合、純正カバーが便利で、カバーの一部を折り曲げることで、TVの用に立て掛けておける点で、動画視聴に向く機種です。
ただし、ワイヤレス充電については、本機については「未対応」です。
画面解像度は、1920 x 1200 (224ppi)です。
画面の詳細さも、224ppiと高いです。
これらの画質の部分は、この機種を選ぶ場合の、最大のポイントといえます。
「フルハイビジョン画質」を画質劣化なしに出せることを意味するので、「動画視聴」を重要な購入理由とされるかたは、特におすすめな一台です。
質のよいディスプレイは部品代が高価なのですが、Amazonの企業規模の力で、この価格を実現できているのでしょう。
なお、Amazonには「プライムビデオ」という動画サービスがあります。
1年間の送料が無料になるプライム会員に申し込むと、無料でかなりの数の映画やTV番組が視聴できるサービスです。30日の無料体験【こちら】ができますので、FireHDと同時に試されると良いでしょう。
なお、6ヶ月無料で試せるPrime Studentでも、同様のサービスが安価で受けられます。
大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生で、大学ドメインのメアドがあれば、簡単な情報入力だけで登録できます。
年間2,450円の費用で、無料の配送特典・音楽・動画などのプライムサービスを得られるほか、本が10%還元という独自特典が付きます。
なお、Prime Studentについては【こちら】から申し込めます。サービスや特典については【こちら】でご確認ください
CPUは、2.0Ghzのクロック数の8コア(オクタコア)です。
この部分は、2020年5月登場だった10世代と同じです。
ただ、メモリー量が1GB増えて3GBになりました。
一方、その前の第9世代は、1.8GHz×2、1.4GHz×2という変則構成の4コアCPU(クアッドコア)でした。
Amazonによると、それからは、30%の処理速度の改善という数値です。
そのため、2年ぶりの買い替えの場合は、確かな「性能差」を感じられるでしょう。
記憶容量は、32GBと64GBが選べます。
WI-FIは、本機も11acという高速規格にも対応するタイプです。
ただし、先ほども書きましたが、このブログの【無線LANルーターの比較記事】で書いたように、ルーター側の対応も必須です。
カメラは、下位機種同様に背面カメラの画質は同じく2メガピクセルです。
スマホに較べると解像度も粗いため、どちらかといえば、この側面は重要視していない製品です。
バッテリー寿命は、大型ディスプレイの採用ですが、10時間をキープします。長時間のフライトなどにも対応できるでしょう。
充電は、本機は9Wの急速充電器が同梱されるので、約4時間で満充電になります。
【64GB〜512GB】
Samsung microSDXCカード
¥980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
拡張機能としては、こちらも、microSDXCカードスロットが付属します。
なお、最大1TBまでです。
音質の部分では、Fire HD 8と同じく、音質面でドルビーAtmosに対応します。
一方、センサーは、アクセロメータ(加速度センサー)は搭載しますが、環境光センサー(照度センサー)は、今回から省略となったようです。
AIアシスタント機能は、本機も、搭載です。
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以上、 Fire HD 10の紹介でした。
10インチの大画面は、主に、机に座って正しい格好で使う方におすすめのサイズです。
とくに、動画の閲覧では、快適度は高そうです。また、純正のカバーは、自宅で立て掛けての利用に便利ですし、バッテリーもタフなので、外出時に持ち出して使うにも便利でしょう。
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【2021年5月26日発売】【NEWモデル】
【32GB】
19・Fire HD 10 エッセンシャルセット
¥24,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【64GB】
20・Fire HD 10 エッセンシャルセット
¥28,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
一方、Fire HD 10は、「エッセンシャルセット」という特別バージョンの販売があります。
Bluetooth キーボード付きカバー
¥5,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
Microsoft 365 Personal 1年版
¥11,682 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
これは、同時発売になった専用キーボード付きカバーと、「 Microsoft 365 Personal 1年版」が「セット」された製品です。
執筆時、すべて別々に購入するよりも「8000円ほど割引」になっています。
Microsoft Office
¥無料 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
おそらくこれはある種の「キャンペーン価格」です。
2021年から、Amazonアプリストアで、(正式に)マイクロソフトアプリが利用できるようになったことに連動していると思います。
Fire OSの元となる、AndroidOS版と同じく、Word・Excel・PowerPointの統合アプリが利用できるようになっています。正確には、従来も「裏技」では使えましたが、めでたく、正式対応になりました。
なお、このライセンスは、PCライセンスと共通なのでそちらでも「フル機能」が使えます。
PCライセンス部分について詳しくは【Office365の選び方記事】を別に書いていますので、興味のある方はご覧ください。
実際、差額を考えると、1年間「無料」で試せるようなものですし、セットはお得だと感じます。
【2021年5月26日発売】【NEWモデル】
【充電スタンドなし】
21・Amazon Fire HD 10 Plus【32GB】
¥18,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
22・Amazon Fire HD 10 Plus【64GB】
¥22,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【充電スタンドあり】
23・Amazon Fire HD 10 Plus 【32GB】
¥22,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
24・Amazon Fire HD 10 Plus【64GB】
¥26,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:10.1インチ
解像度:1920 x 1200 (224ppi)
CPU:2.0Ghz×8
RAM:4GB RAM
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+5Mリアカメラ
サイズ:247 x 166 x 9.2mm
重さ:465g
Fire HD 10 Plusは、2021年モデルから登場の新モデルです。
本体色は、当面は、スレート(黒)のみです。
Fire HD 10と比較した場合、ハード面の違いは、メモリー(RAM)が4GBとわずかに多いのみです。
Anker ワイヤレス充電スタンド
¥5,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
約4000円の価格差があるのは、主に、ワイヤレスQi充電に対応するためです。
Qi充電は、iPhoneなどの充電にも使われる、業界規格の充電方法なので、他社のQi充電器でも充電可能です。
ただ、Ankerから専用の充電スタンドが用意され、「セット販売」でうられます(執筆時現在、在庫切れ)。
15Wでの充電で、3.5時間となります。充電器からの有線(USB-C)の場合9Wなので、約30分の「時短」にもなります。
一方、本機でiPhoneなど他機をQi充電しようとする場合は、5Wに速度低下するため、基本的にはFire HD 10 Plus専用です。
なお、Fire HD 10を買って、後から買い足してもQi充電はできないので、後日でも対応したい場合は、Fire HD 10 Plusを買っておく必要があります。
それ以外は、Fire HD 10と同じです。
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以上、 Fire HD 10 Plusの紹介でした。
ワイヤレスQi充電ができる部分の価格差です。
小さい差のようにも思えますが、リビングなどの「定位置」において、使いたいときに「さっと」取り出して使えるのは、値段差を吸収しうる利便性があるように思えます。
モバイルする場合も、帰宅後面倒なケーブル接続をせずに充電できるのは、メリット性でしょう。
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【2021年5月26日発売】【NEWモデル】
【充電スタンドなし】
【32GB】
25・Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット
¥27,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【64GB】
26・Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット
¥31,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【充電スタンドあり】
【32GB】
27・Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット
¥31,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
【64GB】
28・Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット
¥35,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
なお、Fire HD 10 Plusについても、「通常別売」となる、キーボード付きカバーと、Office365の1年間ライセンスが付属する「エッセンシャルセット」の販売があります。
Bluetooth キーボード付きカバー
¥5,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
Microsoft 365 Personal 1年版
¥11,682 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
Fire HD 10の場合と同じで、別々に購入するよりも、執筆時、約8000円お得に割り引かれています。
実質無料で、Officeアプリが使え、そのライセンスはPCにも使えるわけで、ビジネスユーザーには、このセットはかなり魅力でしょう。
【2020年6月発売】
【32GB】【キッズモデル】
29・Amazon Fire HD 8 【青】
30・Amazon Fire HD 8 【ピンク】
31・Amazon Fire HD 8 【紫】
¥14,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ディスプレイサイズ:8インチ
解像度:1280 x 800 (189ppi)
CPU:2.0GHz 4コア
RAM:3GB
バッテリー: 12時間
Wi-Fi:Wi-Fi5(11ac)
カメラ:2Mフロント+2Mリアカメラ
サイズ:233 x 184 x 26mm
重さ:550g
Fire HD 8 【キッズモデル】は、2019年に、Fire HD 8タブレットの特別モデルとして追加されたものです。
また、2020年6月に、マシンスペックが上がった「2代目」となりました。
本体の性能は、基本的に(普通の)Fire HD8と同じです。
しかし、3才から12才までに対応する、使い報道の子供向けコンテンツセットである、【Amazon FreeTime Unlimited】の1年間の無料利用権が付属します。
ベネッセと提携した英語などの学習アプリのほか、学習マンガ・児童書・ビデオなどの子供向けコンテンツが使い放題なので、知育を兼ねた「一人遊び」に適した製品です。
詳しいコンテンツは【こちら】で確認できます。
遊びすぎを防いだり、利用コンテンツを確認できる「見守り設定」もできます。
ご家庭がプライム会員の場合は480円、それ以外でも980円の月額で利用できるサービスなので、その分の値段が本体にはいっていると言えます。
その上で、落としても壊れにくいケースと、万が一壊れても、2年間の限定保証が付属するので、全体として言えば、お得度は相当高いです。
なお、人工知能Alexaについては、キッズモデルの場合「大人用プロファイル」でのみ利用可能です。
要するに「(教育上)余計なことを聞かないよう」調整されています。
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【2022年6月登場】
【16GB】【キッズモデル】
32・Amazon Fire 7 【青】
33・Amazon Fire 7 【パープル】
¥12,980〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:220 x 161 x 25.8mm
重さ:429g
【2021年5月登場】
【32GB】【キッズモデル】
34・Amazon Fire HD 10 【ブルー】
35・Amazon Fire HD 10 【ピンク】
36・Amazon Fire HD 10 【アクアマリン】
¥19,980 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
サイズ:269 x 208 x 27mm
重さ:7716g
なお、【キッズモデル】は、2019年半ばに、廉価版として「Fire 7」モデルが、上位版として「Fire HD 10」が追加販売されました。
こちらの場合も、カバーが付く部分以外の性能は、「大人版」と基本的に同じです。
したがって、同じように、2年間の限定保証と【Amazon FreeTime Unlimited】の1年間の無料利用権が付属します。
ただ、廉価版の「Fire 7」は、ハイビジョン非対応で、液晶が7インチとなります。
ある程度のサイズ感があった方が、(食い入るように見がちな)子どもの目には良いかと思いますので、あまりおすすめはしません。
一方、上位版の「Fire HD 10」は、液晶は大きいですが、本体が重めです。
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これらの点をふまえると、キッズモデルとして「Fire HD 8」が先行して発売されたは、ある種意味のあることに思えます。
結論的にいえば、「どの子でも無難に使いやすい」のは、「Fire HD 8」でしょう。
1-3・Fire HDにできること
さて、ここからは、Amazon Fire タブレットで「できること」をいくつかの観点から紹介してみます。
第1に、読書端末としての利用です。
元々「読書端末」として専用設計されたものですので、読書端末として非常に優秀です。
文字のコントラスト調整は、他社のタブレット端末に較べて細かく調整でき、目に優しく」見やすく設計されています。
とくに、Amazonの電子書籍を見る場合、字間などの表示などについて、見やすいように最適化されます。
夜の暗がりでの読書で目を痛めないようなBlue Shade機能など、「気が利く」機能も満載です。他社のタブレットで、阿無理経由でKindleを利用するよりも、使い勝手は明らかに良いです。
漫画などについても、Fire HD 8以上の上位機は、カラー表示のコントラストも高いですし、横持ちでは、快適に見開き表示できます。
ラノベなどについても、カラー表示に対応できる点で「白黒のKindle」よりも、挿絵などへの対応度が高そうです。
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第2に、マルチメディア端末としての利用です。
動画については、先述のように、「プライムビデオ」という動画サービスが、音楽についても、「100万曲が聴き放題」な「プライムミュージック」というサービスをAmazonは展開します。
これらについては、他社のタブレットなどでもアプリ経由で視聴できます。ただ、Amazon Fireの場合、Amazonからアカウントに紐付きで届くので、「届いたらすぐに、設定要らずでこれらが利用」できるので、初心者には便利でしょう。
「プライムビデオ」の良い部分は、ダウンロード可能な点で、例えば、飛行機の移動中などでも「借りた」動画を見ることができる点です。
また、こうした付帯サービスを利用する際に、万一「設定でトラブル」が生じた場合も、Fire HDの場合(ユーザーの同意の下)Amazonのカスタマーサービスと「画面を共有」して「遠隔操作」でサポートが受けられるます。
アフターサポートの点でも、Amazonサービスのヘビーユーザーにオススメできます。
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第3に、インターネットブラウザとしての利用です。
AmazonがFireOSように開発しているSilkという高速ブラウザが初期インストールされており、利用可能です。
Eメールについても、専用のメーラーが付いています。
Fire 7を含めて、OSやCPUの性能が高いため、閲覧においてもたつくことはほとんどありません。
また、操作方法についても、初期利用時には画面上で詳しい説明が出るため、初心者にはかなり優しい端末です。
その他、FacebookやTwitterアプリ、またYouTubeビデオにも対応します。
また他社のタブレット同様に、自分で撮った写真やビデオなどを入れることももちろん可能です。
1-4・Fire アプリの利用と追加方法
Amazonが採用するFireOSは、グーグルのAndroid OSをベースに開発されているからです。
そのため、Android系のスマホやタブレットのように、好きなアプリを追加して利用することも可能です。ただし、 Fire OS 6という、android 7.12を改変した独自のOSを使っています。
そのため、Androidアプリでも、FireOSで動くものとそうでないものがあります。
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Fire 7対応アプリ一覧
Fire HD 8対応アプリ一覧
Fire HD 10対応アプリ一覧
¥0〜 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
上記のリンクページから、動作するアプリを検索できます。
アプリのインストールは、端末から上記のページに掲載してあるアプリにアクセスし、アマゾンで購入するのが通常の方法になります。
種類は豊富で、例えば、天気、クロック、電車の乗り換え案内、電卓、辞書、ビデオプレイヤー、ワープロ、カレンダーなど、一通り揃っています。
もちろん、YouTubeやDAZNのアプリもあります。
OfficeSuite Professional 7
¥1,680 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
仕事用としては、先述の純正アプリほか、比較的安めにマイクロソフトのオフィスが編集できるアプリもあります。
PDFビューアも各種揃っています。
Minecraft: Pocket Edition
¥900 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
ゲームでは、マインクラフトほか、パズル&ドラゴンズ(パズドラ)やロードモバイル・FFBE・モンスターストライクなどの人気ゲームが対応します。
ドラゴンクエストは、1から8まで、Android系スマホでプレイできるものなら対応します。テトリスなど、レガシーもあります。
AirReceiver
¥305 Amazon.co.jp(5/27執筆時)
また、こちらのアプリを利用することで、Fire端末内の映像を、ご家庭のTVに投影させることも可能です。DAZN対応のアプリもあります。
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なお、Google Play(=Android専用のアプリストアのこと)を利用することはできません。
ただし、別のAndroid端末を持っている場合は、「裏技的」にGoogle Playを利用する方法が一部ユーザーによって紹介されています。
しかし、一般的ユーザーについては、アマゾンのStoreだけでこと足りるので、リスクを冒すべきではないでしょう。
どうしても、Google Playを使いたい場合は、このブログの【Android系タブレットの比較記事】で紹介した、(純正の)Android搭載機を選択肢に入れても良いでしょう。
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一方、Amazon FireでもWebサイト上で配布されているAndroidアプリケーション(Dropboxなど)はインストールが可能です。
ただし、あらかじめFire OSの本体設定(設定→アプリケーション→「不明ソースからのアプリ」)をONにしておく必要があります。
1-5・Fire端末での読書
Amazon Fireは、USB経由でパソコンからファイルを転送すれば、自炊して自分で作成した書籍を読むことも可能です。
標準読書アプリで読む場合は、Amazon電子ペーパー専用.AZW形式か、.mobi形式という最適化された独自の形式で読むのが基本です。
変換自体は楽です。
購入時に割り振られるユーザー専用のAmazonメールアドレスに対して、「変換」ないし「convert」という標題で添付メールを送るだけで、PDFからAZW形式に変換・端末登録できます。
ただし、外部アプリを使うことで、PDFのままでも快適に読書可能です。
RookieStudio Perfect Viewer
¥299 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
Perfect Viewer PDF Plugin
¥0 Amazon.co.jp (5/27執筆時)
このPerfect Viewerというアプリを使うことで、PDFファイルをそのまま読めます。
高性能なビューアで、見開きページや左/右めくりの指定などをした読書が可能です。自炊した本を FIre HD端末で読む場合にはオススメのアプリです。
なお、Appleのタブレットの場合は、iHD文庫などの、自炊したPDF専用の多機能ビューアがあります。
こちらも、ページの見開き表示や、左めくり/右めくりの指定など日本語の本を読む場合でも快適に読むことができます。
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以上、Amazon Fireのアプリ面の紹介でした。
結論的に言えば、FIRE HDは、アマゾンで買った電子書籍の読書をしつつ、WEBや動画を視聴したいという人に向いています。
自炊PDFについても上に書いたような方法で閲覧が可能です。
本体価格もアマゾンは戦略的に安くしているので、優秀なタブレット読書端末がお手頃価格で手に入る点でもオススメできます。
先ほども書いたように、読書端末用に(おそらく)ディスプレイサイズ表示を最適化しているので、Apple系タブレット端末に較べて、文字は読みやすいと思います。
後編に続く
最新のAmazon Fire のおすすめは結論的にこの機種!
というわけで、今回は、Amazon Fire について、現行機種を全機種レビューしました。
しかし、記事はもうすこしだけ「続き」 ます。
軽量性 ★★★★★
視認性 ★★★★★
処理能力 ★★★★★
総合評価 ★★★★★
続く2回目記事(こちら)では、ここまで紹介した全機種から、予算別・目的別に、Atlasのおすすめ機種を提案していきます。
ひきつづき、よろしくお願いします。
2回目記事は→こちら
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